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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1635】
2012年11月1日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                                                                       転送歓迎
━━━━━━━
★1.11月2日(金)第30回官邸前抗議に参加しよう
   再稼働阻止こそ原発ゼロ実現への近道
   経産省前テントひろばを通る道順をお薦めします (柳田 真)
★2.新聞・雑誌から
  ◆脱原発は国民のため 小沢代表、独で手応え
  ◆拡散予測の誤り 規制委員長謝罪
  ◆原発頼み 赤字拡大 利用者に負担転嫁 電力会社、経営転換及び腰
  ◆建屋地下 東電チームは撤退「高線量下の作業違法」
★3.<テント日誌10/27(土)―経産省前テントひろば413日目>
     「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会へ 白熱する討論
     監視テント大阪 10月27,28日 (土),(日)   (S・S)、(Q記)
━━━━━━━
11/10(土)「再稼働阻止全国ネットワーク結成集会」にご参加を! 
       13時から「分散会」 18時から「全体会」
       主催:再稼働阻止全国ネットワーク準備会
             ※12時半から受付開始(たんぽぽ舎-ダイナミックビル5階)
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.11月2日(金)第30回官邸前抗議に参加しよう
 |  再稼働阻止こそ原発ゼロ実現への近道
 |  経産省前テントひろばを通る道順をお薦めします (柳田 真)
 └──── 
 
○11月2日(金)は3月から始まった首相官邸前行動
(首都圏反原発連合有志主催 今は有志の2字なし)が30回目を迎える日です。
たんぽぽ舎は反原連13団体の一つとして、1回目からずっと参加してきました。
そして毎回、たんぽぽ舎のビラ(反原発デモや学習会の日程案内ほかを掲載)を
5000枚~25000枚配布しつづけてきました。受け取りも非常によく、ご
苦労様の言葉もいただきます。明日の第30回行動にも参加します。多くの皆さ
ん、いっしょに参加しましょう。
○なお、道順としては経産省前テントひろばを通って、財務省横の坂道(または
外務省横の坂道)を上がっていくコースをお薦めします。このコースですと少し
歩きますが、地下鉄付近での警官のイヤガラセにもあわないし、又、テントひろ
ばでは多くの情報と出会えて楽しいコースです。
○たんぽぽ舎は午後1:00~4:00たんぽぽ舎でビラ折りやプラカードづくりの作業
をし、4:00出発~5:00テント到着、みんなと合流し、5:30に1班~5班にわかれ
て官邸前、国会議事堂へ出発。8:00終了時にビラを配布し8:30にテントひろばに
戻って来て、約10分の終了集会(1班~5班からの報告、当日の行動の全体像
がわかる)をして解散です。そのあと有志でおいしい飲食交流会へも毎回行って
います。
 
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
 |  ◆脱原発は国民のため 小沢代表、独で手応え
 |  ◆拡散予測の誤り 規制委員長謝罪
 |  ◆原発頼み 赤字拡大 利用者に負担転嫁 電力会社、経営転換及び腰
 |  ◆建屋地下 東電チームは撤退「高線量下の作業違法」
 └──── 
 
◆脱原発は国民のため 小沢代表、独で手応え
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表はこのほど、二〇二二年までの脱原発を決
めているドイツを視察した。「生活」は次期衆院選の公約の柱に「十年後の原発
ゼロ」を揚げる方針で現在、工程表を作成中。視察の成果を行程表に反映させる
考えだ。
(十年後の脱原発という)われわれの主張は間違っていなかった。これが国民の
ためだと確信するに至った」。小沢代表は二十五日夜、都内のホテルで開いた結
党記念パーティで、ドイツ視察の成果をアピールした。十年後の原発ゼロ方針は
「二〇三〇年代に原発稼働ゼロを目指す」野田政権の方針よりも積極的だが、財
界などからは非現実的との批判が強い。訪独は、そういった批判に対して理論武
装をし、衆院選で行われるエネルギー政策の論争で主導権を握る狙いがあった。
 ―中略―  (10/27 東京新聞)
 
◆拡散予測の誤り 規制委員長謝罪
 原子力規制委員会が公表した全国16原発の事故時の放射能拡散予測図に誤りが
あった問題で、規制委の田中俊一委員長は31日の定例会で「国民のみなさんに陳
謝したい」と謝罪した。田中委員長は「国民のみなさんにかかわる情報の正確さ
は(規制委の)信頼に関わる」と述べ、根本原因を究明して再発防止策をまとめ
る。
 田中委員長は定例後の会見で予測について、地形などが考慮されていないこと
から「うんと役立つとは思っていない。あくまで(緊急対策をとる際の)判断の
尺度」と述べた。(朝日新聞11月1日より転載)
 
 
◆原発頼み 赤字拡大 利用者に負担転嫁
 電力会社、経営転換及び腰
 
 「原発頼み」の経営を続けてきた電力会社があえいでいる。今のところ再稼働
のめどは立たず、かといって「脱原発」経営へと舵をきることに各社とも及び腰
だ。電気料金値上げの動きは、原発事故を起こした東京電力から全国に波及し、
利用者の負担は増す一方だ。 ―中略― (朝日新聞11月1日より抜粋)
 
 
◆建屋地下 東電チームは撤退「高線量下の作業違法」
 
福島第一元作業員 労基署に申し立て 東電と元請けを訴え
東京電力福島第一原発事故の収束作業で、東電と作業を請け負った関電工(東京
都港区)が、高い放射線量の中で被ばくを最小限に抑えるよう必要な措置をせず、
作業を続けさせたのは労働安全衛生法違反に当たるとして、福島県いわき市の元
作業員男性(四六)が、両社を同県富岡労働基準監督署に申し立てた。    
      ―中略―        (東京新聞11月1日より抜粋)
 
┏┓
┗■3.<テント日誌10/27(土)―経産省前テントひろば413日目>
 |  「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会へ 白熱する討論
 |  監視テント大阪 10月27,28日 (土),(日)
 └──── (S・S)、(Q記)
 
○10月27日(土)今日は一日薄曇りの天気
 夕方近くにテントに到着。9月19日から1ヶ月間のハンガーストライキを貫徹し
た福崎裕夫さんからの伝言が届いていた。テントへの差し入れとしてハローイン
用に眼・鼻・口をくりぬいたカボチャを送ったとのこと。日曜日に到着するとい
うことで楽しみが一つ増えた。
 今日は夕方各地で、イベントが多くテントからも大勢かけつけている模様。そ
のうちの一つ「再稼働阻止全国ネットワーク」結成へ向けて~東京から何ができ
るか~の集いがたんぽぽ舎で開かれた。40名程の参加であったが、テーマと問
題提起は◇規制委の動向と今後の課題:小川正治(プラント技術者の会)◇再稼
働をめぐる情勢―30キロ圏自治体の動向:布施哲也(反原発自治体議員・市民連
盟)◇11月10日(土)全国ネット結成集会の意義・目的:八木健彦(経産省前テン
トひろば)であり、運動をめぐって、どういう活動をするかをめぐって、遅くま
で議論が白熱した。  (S・S)
 
 
○監視テント大阪 10月27,28日 (土),(日)
 
  26日に、在特会内部相互のネットに、極めて険悪な、監視テント大阪への襲撃
の挑発が行われたが、監視テント常駐組は動ずる事はなかった。26日の恒例の関
電前抗議行動、天満署「コロビ公妨」弾劾、橋下の恐怖政治糾弾などの強固な集
団の意思の熱い風の余熱は翌日にも残り、27日は、午前、午後とも、「在特」へ
の警戒体制の話題などなく、平穏そのものだった。 夕刻過ぎ、婦人が二人、テ
ントの中で親しく話をしていらしたが、お一人が、我々の眼前で、府警に電話を
し、市民の安全を守らねばならないと優しく、10分以上、関西弁で訴え、お帰り
になる。それは如何なものかといういとまもなかった。残った方は、貧困層の救
対事業の甘さを訴えられ、市政への批判が多方面に及んでとどまる所を知らない。
 28日は、反戦・反貧困・反核運動の大阪集会があり、御堂筋通りの朝、右翼の
街宣車が、目につく。そのうちの一台二名が、話があると訪ねて来る。慇懃温厚
な口ぶりだが、やんわり撤去を勧告される。その後、アベックが、トラメガでが
なりたてながらくる。「在特会」である。韓国との国交断絶請願デモのついでに、
11時頃、20人近くの集団、団体、「在特会が現れるも、警官隊とこちらの対
峙で淀屋橋の上から入れ替わり、立ち替わり、なにやら罵声を飛ばしている。な
んと長い一時間半であったことか。 「はちようび」のNさんともう二人、ジャ
ンベなどで、ナンセンスなヘイト・スピーチに対抗する。緊急発信に呼応してく
れた人々も、30人をこえようとしていた。彼らのデモを待ち受けるうち、
反戦集会の人々も通りかかり、また、防衛にきてくれたが、警官隊のものものし
い隊列に出てしまった人々もいなくはない。ジャンベ隊は、10人近くなり(ジャ
ンベだけではないが)夕刻近くになって、しっかりした盛り上がりになった。そ
して、どうも空に、閃光が走るな~と空を見上げること度々だったが、ついに、
雷雲が至近距離になり、雷鳴が頻発し、そして、豪雨が襲ってきた。そそくさと
撤退する警察隊。雨が上がる頃には、こちら勢力も、30人程になり、警官隊が
消えたあとで、「在特会」から出されたという男が、小型のトラメガでがなりな
がら、テント前に来ようとする。何度も4-5人の圧力で排除されてもなお、軽自
動車で、クラクションを鳴らしながら、巡回する。4回ほど巡回して消えた。昼
間にも同じことをしていた。一息ついたと思った頃、また別の男が3人現われ、
挙動不審な男に近づいたこちらの仲間の携帯を奪い、また別の救援にかけつけた
ひとの上着をもぎとる。双方奪回した頃、警官が10人ほど現れる。何を狂ったの
か、110番をしたのは、暴行を働いた方だった。警官が冷静になるように、天満
署方向に連れてゆき、また戻ってくる。我々は愛想を尽かして、テントに戻った。
怪我は、なかった。
 こうして、瓦礫焼却反対運動は、矮小化され、なりゆきまかせの平穏無事が良
いかのような反動化に拍車がかかろうとする。大阪市のみならず、関西一円から
放射能が、拡散漏洩されようとしているのに。ちなみに、高浜の瓦礫焼却は11月
4日にされるという。福島の原発事故をここまで忘れることができるとは! 夜更
け過ぎまで、若者たちはテントに残っていた。    (Q記)
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