忍者ブログ

NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
[490]  [489]  [488]  [487]  [486]  [485]  [484]  [483]  [482]  [481]  [480
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たんぽぽ舎です。【TMM:No1508】
2012年7月6日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.7月9日 第3回 たんぽぽ舎福島勉強会(槌田ゼミ)のお知らせ
   「隠ぺいされた福島原発事故 - 2号機についてくわしく」
★2.原子力ムラの犯罪を振り返る≪上≫
   規制の指針もない-組織もない-人材もない・・・これでどうして
    原子力を使い続けられるのか?(山崎久隆)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇原発再稼働を許さないぞ!大宮からも 枝野はエダNO!!
  7月8日(日) 14:00集合、JR大宮駅東口(南)交番近く
 ◇鎌仲監督の『内部被ばくを生き抜く』の上映会
  7月13日☆宮古上映会、7月14日☆岩泉上映会
★4.国会事故調報告書、地震で損傷の可能性
   -「人災」と断定 -規制側の保安院、東電と立場逆転
                      (7月6日 東京新聞より)
★5.<テント日誌7/2(月)――経産省前テントひろば 296日目>
   歴史的な大飯原発前でのバリケード・座り込み闘争を共有化しよう!
   7/6(金)官邸前行動を空前の規模で、29日を上回るオキュパイを!
   ( Y・T )
━━━━━━━
◆7/7(土)七夕の経産省前テントひろば夕涼みアクション
「原発再稼働への怒り  天の川 キャンドルナイト」
 17時~18時 経産省前テントひろば 夕涼みアクション・アピールと歌
         カンショ踊り・団扇プラカードコンテスト
 18時~19時 カンショ踊り流しで首相官邸前へ
         ・短冊アピール…笹竹を受け取ってもらおう!
         ・ノダグダ…野田首相にこれだけは言っておきたい。
 19時半~21時 第2テントでドキュメント映画上映会
 お問い合わせは経産省前テントひろばまで(tentohiroba@gmail.com
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.第3回 たんぽぽ舎福島勉強会(槌田ゼミ)のお知らせ
 │  「隠ぺいされた福島原発事故 - 2号機についてくわしく」
 └────
 
 日時 7月9日(月)開場18:30、開会19:00~21:00
 講師 槌田敦さん
 会場 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
 参加費 800円
 
 人々の味方のふりをしたマスコミ報道に惑わされ、支配者階級の願望を既成
 事実として容認してしまう日本社会の現状に、槌田敦さんは「とんでもない
 世の中になっている」と強い警告を発しています。私たちは、世論誘導のた
 めのウソ情報を見破り、本質を突いた反原発運動を構築する力量をつけなけ
 ればなりません。
 
 たんぽぽ舎では、真実を見抜く力が抜群の槌田敦さんを中心に毎月1~2回、
 継続的に勉強会を開催します。
 今回(7月9日)は、福島第一・2号機で何が起こったのか、何が隠されてい
 るのか、詳しく検証します。環境に放出された放射能のほとんどは2号機か
 らのものです。住民を被曝させ、全国に放射能をまき散らした2号機問題を
 学習し、運動に生かしましょう。ふるってご参加ください。
 
 
┏┓
┗■2.原子力ムラの犯罪を振り返る≪上≫
 │  規制の指針もない-組織もない-人材もない・・・これでどうして
 │   原子力を使い続けられるのか?
 └────(山崎久隆)
 
 懲りない面々 -- 総合エネルギー調査会のおかしなおかしな数字
 
 総合エネルギー調査会は「エネルギーミックスの選択肢の原案」を何度かに
分けて公表した。2030年の発電設備割合として原発を0%、15%、
20~25%、35%が提示されている。(35%は「選択肢」から外され
「参考」とされた)いまさら「35%」とは一体何事かと思うのだが、もはや
自民党さえも不可能としている「新規増設」が含まれた数字だ。
 20~25%というのも、新規立地こそしないものの、既に着工している原
発などは稼働させ、現存する原発を機械的に40年間稼働させる前提で計算さ
れたものであり、現実的にはあり得ない想定だ。
 15%になるとようやく「脱原発依存」めいた割合になるが、その下がはす
ぐ0%になるので、全体で、あたかも0%が極端な例の印象を持たせる効果が
ある。なお15%とは、全50基の原発のうち、運転年数が30年に達しない
原発を動かし続け徐々に減らすことを想定している。
 原発を使い続ける前提であるとしても、本来ならばこの15%が最大で、0、
5、10、15とした割合が妥当な並びだろう。実際には国民世論の動向や現
在の安全性確保能力を考えても、0%以外の選択肢はあり得ない。2030年とは
今から20年近くも先の未来だ。そんな時代でさえ原発が基幹電源であることな
ど不可能だ。
 
 現実を直視しよう
 
 「原発が必要」と国がいくら主張しても、原発が危険であれば使えない。当
たり前なのだが、国も地元も本当には分かっていない。あげくに原発の安全性
は誰が責任を持って決定するのかさえ決まっていない。安全性は誰が検証でき
るのか。政治家ではないことは確かだ。信じる人はいない。まして責任を取る
ことができると思う人もいない。野田首相であろうと誰であろうと、首相を辞
任したり議員を辞職したりしても追いつくわけがない。
 では、原子力安全委員会だろうか。
 この組織は、今年3月末で消滅したはずであり、その後を引き継ぐのは原子
力規制委員会とされているが、それがまだ発足さえしていない現在では「死に
体」だ。原子力安全・保安院も同様に規制庁に吸収されることになっており、
本当は存在しない。その保安院などがストレステストにお墨付きを与えても、
実際には何の保証にもならないことはみんな気づいている。
 では、原子力規制庁ならば原発の安全性を保証できるというのか。
 斑目春樹安全委委員長は「安全性を確認する指針に瑕疵があった」と国会事
故調査委員会の場で認めている。原子力発電所が安全であるかを調査審議する
ためにある指針が間違っているのだから、新しくできる規制庁は、まず指針類
の無効宣告をし、何をよりどころに審査するかを構築し直さねばならない。
 現状では、組織もない、規制の指針もない、そして人材もない状態だ。これ
で原子力を使い続けるあてなど見いだせるはずがない。これまで「原発の開発
以前の能力」しか有しない現状だったことを正直に認めることからしか始まら
ない。
(次号以降、≪中≫につづく)
 
 
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇原発再稼働を許さないぞ!大宮からも 枝野はエダNO!!
 
 とき :7月8日(日) 14:00集合 (14:30出発)
 ところ:JR大宮駅東口(南) 交番近く
 「ただちに影響はないが、念のために避難していただく」、スピーディに
 よる放射能拡散予測を隠し、国民を無用に被曝させたばかりか、地球規模の
 放射能汚染をさせた、この責任は万死に値します。
 私たちは未来を守るために、エダNOを突きつけましょう!
 
・原発と関係のない特定の団体や、デモの主旨と異なるテーマに関するのぼり
 や旗プラカード・チラシ・宗教団体の機関紙配布等はご遠慮下さい。
・7月22日に、船橋の野田はNOだ!と、同日デモを予定しています。
 主催: 「原発さよならエダNOデモ実行委員会」
 詳細:http://datugenpatusaitama.blog.fc2.com/
 
 
◇福島・二本松の佐々木さん一家が登場する鎌仲監督の『内部被ばくを生き
 抜く』の上映会を開催します。宮古で活動しているママさんグループ
 (子育てを楽しむ会)に便乗して、岩泉の上映会もする事にしました。
 
 ☆宮古上映会 7月13日(金) 10時から13時 場所:山口公民館 和室
  参加料:300円(お茶・お菓子付) 上映終了後、茶話会あります。
  主催:子育てを楽しむ会 問い合わせ:古館090-7067-8489
 ☆岩泉上映会 7月14日(土)1回目14時から15時半 2回目18時から19時半
  場所:岩泉・うれいら商店街内「あっけら館」
  資料代・場所代として300円、上映終了後、懇親会あります。
  主催:岩泉上映実行委員会
  問い合わせ:穴田0194-22-4858(モーとんふぁみりー)
 
 
┏┓
┗■4.国会事故調報告書、地震で損傷の可能性
 │  -「人災」と断定 -規制側の保安院、東電と立場逆転
 └────(7月6日 東京新聞より)
 
 東京電力福島第一原発事故の原因や背景を調べている国会の事故調査委員会
 は5日、調査報告書を発表した。最悪レベルの事故が起きた直接の原因につ
 いて、地震で重要な機器が壊れた可能性を指摘。原因は「想定外」の大津波
 だとする東電や政府と異なる見解を示した。
 
官邸過剰介入で混乱
--黒川清委員長は同日、横路孝弘衆議院長、平田健二参議院長に報告書を提
出。全文はインターネット上にも公表された。
 報告書は最初の揺れで原子炉が緊急停止後に最大の揺れがあったことなどを
根拠に、「安全上重要な機器の地震による損害がないとは確定的には言えない
」と指摘。特に1号機では、原子炉内の高圧蒸気を格納容器内に逃す装置が動
かなかった可能性があるとして、配管に開いた小さな穴から時間をかけ冷却水
が漏れた可能性を否定できないと結論付けた。(後略)
 
人災断定、当然だ。福島県民「東電誠意ない」
--今も約16万人が避難したままの福島県。自宅を追われた県民や自治体の
首長は5日、「明らかに人災」と指摘した国会事故調査委員会の結論に「当
然」と口をそろえ、東電の対応を「誠意がない」と批判した。(中略)
 避難所の自治会長を務める堀川光男さん(56)は報告書について「被災者の感
情を踏まえている印象を持った」と話す一方、政府や東電に「地元に帰れない
悩みを抱えていることを本当に理解しているのか。もっと寄り添った対応をし
てほしい」と求めた。(中略)
 双葉町の家のローンを抱えたまま。「東電も人災であることを認め、被害者
に対し、個々の事情に合わせて早く賠償してほしい」と訴えた。
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌7/2(月)――経産省前テントひろば 296日目>
 │  歴史的な大飯原発前でのバリケード・座り込み闘争を共有化しよう!
 │  7/6(金)官邸前行動を空前の規模で、29日を上回るオキュパイを!
 └────( Y・T )
 
7月2日(月) 曇り 後 晴れ
 大飯行きの疲れも取れないまま、午前中に溜まっていた日誌を書いて発信し
た後、昼過ぎにテントに出かける。テントはいつもの面々が集いながらゆった
りとした時間が漂っていた。
 話題は大飯原発前での闘い、大飯原発を封鎖した若い人達のバリケード闘争
で持ちきりだった。私たちの想像をも超えた若者達のエネルギーと創意は、先
日の15万人の官邸前行動の興奮をも後景に追いやっていく程の衝撃であった。
それはきっと反原発闘争の新しいページを開く、画歴史的な闘いであったに違
いない。
 それにしても、先日の巨大な官邸前行動の中で感じていた若いスタッフたち
の秩序感覚と、大飯現地でのバリケードとそこでの直接行動にある若者達との
落差に、困惑を感じていたことも事実であった。官邸前を埋め尽くしていた
人々にとって、とりわけ若いスタッフたちにとって、大飯現地でのあの闘いは
どのように映り、どのような響きを生んでいたのだろうか。
 その落差を埋め、答えを見出していくには、ともかく再稼働後のはじめての
行動となる今週の金曜日にさらなる数の力を創り出すこと、その数の力でもっ
て官邸前から国会周辺、さらに霞ヶ関へと埋め尽くし、あの国会通りを解放区
=広場のようにした人々の意志表現を、「大飯原発再稼働反対・3号機即時停
止!野田ヤメロ!」のより自覚的で強固なオキュパイにしていくことの中でし
かありえない。巨大性の中で、私たちが「イベントの客」としてではなく協同
の主体として、共感を生んでいく創意ある行動・磁場を創り出していくことが
求められているのだろうか・・・。
 
 ともかく、7/6(金)は空前の規模の官邸前行動を実現しよう。そして終
了後には経産省、保安院に対する行動や、テント前での大交流会をおこなおう。
(大飯原発の破砕帯の即刻調査を求める対保安院行動は重要だ。)
 
 午後6時頃、バスツアーで居残って大飯原発前の行動に最後まで参加してい
たEさんが戻ってきた。当時の様子を再度詳しく聞く。とくに昨日の日誌にも
ある、漁師のFさんの話に感銘を覚え、勇気づけられる。おおいに確実に新
たな主体と闘いが芽生え始めていることを実感する。
 尚、昨日書かれていなかったことで重要な点を一つ付け加えておきたい。そ
れは再起動のスイッチオンに立ち会う牧野経産副大臣が、関電社長ともども船
で海からの入構、いわば裏口入構を余儀なくされたことである。午後4時頃、
最初に入った情報は、牧野はオフサイトセンターに入り、そこからスイッチオ
ンするということであった。30分ほど後には、野田官邸はあくまで正規ルー
トの入構=正面突破を方針としたという情報が伝えられる。そして最後には、
結局のところ船で海から入構ということが伝えられたのであった。
 大飯原発前でのバリケードと座り込みは官邸の方針を阻み、変更を余儀なく
させた。さらに強力な闘いは、再稼働という方針を阻み、変更を余儀なくさせ
るだろう。それに向けて前進しよう。( Y・T )
PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
takeshijo
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp