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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1080】
                      転送歓迎
     
       ◆ 地震と原発事故情報 その65 ◆
 
        5つの情報をお知らせします(5月11日)
 
     1.『朗報! 原発・夏に最大42基停止
       「原発なくても大丈夫」の社会にさらに一歩近づこう』
     2.『九州電力の供給能力は、原発がとまっても
       まったく心配いりません』
     3.『夏の東京電力管内は、本当に電力不足??』
     4.『読売、朝日、日経、毎日の大物OBが
         「原発マネー」を喰らう』
     5.『5月14日は中部電力と話し合いをします。大集合を!』
 
 
★1.朗報! 原発・夏に最大42基停止
   「原発なくても大丈夫」の社会にさらに一歩近づこう 
                           柳田 真
 
 ・東電福島第一原発の事故を受けて、原発が立地する地域では、住民の原発へ
のキビシイまなざしが、当然にも続いている。このため、定期検査が終了しても、
運転再開を延期している原発が増えている。朗報である。このままとめておいて
もらいたい。M7級(阪神淡路級)の余震が心配され(気象庁発表)、地震、余震で、
「原発が危ない、不安」に毎日おびえてくらすよりは、よほどましである。原発
なくても大丈夫という社会に近づけたいものです。
 ・一方、原発推進派は、この事態を悪宣伝して、電気が足りなくなる、と脅し
て、早めに「原発再開」へもっていこうとたくらんで宣伝・広報をしている。私
たちは、この、電気が不足キャンペーン(実は、原発再開キャンペーン)のギマン
をあばいていく。(5月15日(日)のシンポジウムは、その一助になる内容です。)
真夏のピークに、電気が不足するというが、わずか2~3日、しかも数時間のこ
とだ。それでも電気不足というのなら、真夏は、労働者は年休を捨てないでもっ
と年休を取ろう、それで、被災地の応援、復興にいくのもよいではないか。工場
も夏場はなるべく休んだ方がよい。日本の労働者の年休は、少なすぎる。
 ・原発に頼るから、停電が起きる。広瀬隆さんがいわれるように、天然ガス火
力(ガスコンバインド・サイクル)は、最もクリーンで、最もエネルギー効率が高
い発電だ。しかも短期間で施設が用意できる。(そこが原発と違う。)これで電気
不足は十分解決できる。
 ・全国の商業用原発54基で夏までに定検検査で停止する予定の原発一覧
  北海道電力 泊 1基
  東京電力 柏崎刈羽 2基
  関西電力 美浜、大飯、高浜、各1基
 
 
★2.九州電力の供給能力は、原発がとまってもまったく心配いりません
 
                   「あんくる トム 工房」より転載 )
 
九州電力の供給能力は 十分余裕があります。
過去の電力使用量を見てみますと平成20年度の8月が過去最高の使用量です。 
88億KWhです。昨年はちょっと減って84億48百万KWhです。
供給可能量は、水力発電    267.7万KW
       火力発電  1118.0万KW
         地熱   21.0万KW
         これだけで 1406.7万KW
        そのほか 内燃機関発電所があります。
       (すべて信頼できる九電の資料です)
 
 フル稼働すれば 1日で  3億3760万KWh
         30日で 101億2824万KWhで
    88億KWhを十分カバーできます。
 
 そのほか佐賀県には電源開発の松浦火力があります。
 ここは200万KWの能力をもっています。
    (14億4000万KWh/1ヶ月換算)
 また、北九州には企業の持つ火力発電所も利用できます。
 需要が殺到したときでも十分対応できる供給能力を持っています。
 実際、今、玄海原発も川内も検査で止まっています。(約30億KWhが休止)
 でも、足りない状況ではないですよね。
 いつもは火力発電のパワーを抑えているのですよ。
   (この時期の使用料は12月で68億43百万KWhです。)
 心配しないでください。
 電力会社は原発を温存しておきたいために『足りない、足りない』と
 言っているに過ぎないのです。
 東電もそうですよ。火力が復旧したら足りるのです。
 ご安心ください。
 
 
★3.夏の東京電力管内は、本当に電力不足??
   5/15(日)講演会のご案内
 
   福島第一原発事故で起きたこと、わかったこと、これからのこと
   ∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠∠
 福島第一原発事故が発生してから2ヵ月、収束の見通しがまったく立たない状
態が続いています。
 国の原子力政策の基本方針を決める原子力委員会は事故の検証結果を待たずに
今後の重要課題の整理しはじめました。
 しかし本当にそれでよいのでしょうか?
 福島第一原発でいったい何が起こったのか、どういうことがわかったのか、
 この原発事故をふまえ、ひとつひとつ検証していくことが大事です。
 
日 時:2011年5月15日(日)13:30~16:30(開場13:00)
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー地下1階1001教室
     東京都千代田区千代田区神田駿河台1-1
交 通:JR中央・総武線、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分
講 演:◎「地震、津波、そして原発事故災害の現地を歩いて」
       豊田直巳さん(フォトジャーナリスト・JVJA)
    ◎「福島第一原発事故で起きたこと、わかったこと」
       小泉好延さん(市民エネルギー研究所)
    ◎「東京電力は電力会社の資格があるのか」
       安藤多恵子さん(市民エネルギー研究所)
    ◎「原発現地からの報告」
       矢部忠夫さん(柏崎原発現地)
       相沢一正さん(東海第二原発現地)
参加費:一般=500円/主催団体会員・学生=無料
定 員:250名(予約不要)
主 催:たんぽぽ舎、(財)大竹財団、市民エネルギー研究所、現代史研究会
 
 
★4.読売、朝日、日経、毎日の大物OBが「原発マネー」を
   喰らう―放射能汚染、本当の危機
 
 「経産省の役員が東電などの電力会社や原子力関係の団体に天下りして批判を
受けていますが、大手新聞社も反省すべきです。経済部や科学部出身のOB記者
たちが、退職後も"原発マネー"の恩恵に与っているのですから」(全国紙記者)
東日本大震災発生1週間前の3月4日にも、都内でOB記者と東電の新旧幹部の
懇親立食パーティーが開かれた。
「費用は、もちろん東電持ちです。今年は東電から清水正孝社長、勝俣恒久会長
の現役幹部だけでなく、南直哉元社長、荒木浩元会長など、錚々たる面々が出席
していました」(出席者)(週刊文春5月19日号より抜粋)
 原発マネーで、各新聞社の大物OBを(現役も)買収して、原発推進の記事を書
かせているのだ。
 
 
★5.「5月14日は中部電力と話し合いをします。大集合を!」
 
  5月14日の「東電前アクション」は、13時半JR新橋駅SL広場集合、14時から
東電へ抗議行動ですが、その後、中部電力東京支社との話し合いの場が実現しま
した! 15時に中電前へ行き、15時半から16時位。またとない機会です、申し入
れ文も渡すので、ぜひご持参ください。そして、みんなで中電に要求しましょう!
 「浜岡原発は一時停止ではなく、今すぐ廃炉に!」
   マスコミ取材もぜひお願いします。
 詳細は、http://toudenmaeaction.blogspot.com/
 (東電前アクション・園 良太)
 連絡先は、toudenmae.action@gmail.com
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