NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2227】
2014年7月17日(木)地震と原発事故情報-4の情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.特集・川内原発再稼働-規制委員会
日本、再び原発時代に… はねかえす力をためされる我ら
再稼働は日本を滅ぼす 連載17(後半)
柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.特集・川内原発再稼働-新聞各紙の報道から
毎日新聞、茨城新聞、東京新聞、朝日新聞
★3.7/16原子力規制委員会へ申し入れ たんぽぽ舎
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆原爆の図・丸木美術館からのお知らせです
7/19~9/6の日程で『はだしのゲン絵本原画展』を開催します
◆「小出裕章ジャーナル」ラジオフォーラムイベント第6弾@大阪
場所:ロフトプラスワンウエスト(大阪)
主催:ラジオフォーラム http://www.rafjp.org ━━━━━━━
※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
7/18(金)第110回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!
日時:7月18日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!
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┗■1.特集・川内原発再稼働-規制委員会
| 日本、再び原発時代に… はねかえす力をためされる我ら
| 再稼働は日本を滅ぼす 連載17(後半)
└──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
イ.原子力規制委員会が、7月16日、川内原発1.2号機の「審査書案」(合格証)を了承し、九州電力は秋に再稼働したいとしている。16日の夕刊と17日の朝刊各紙はめずらしく大量にこの問題を報道している。それだけ大きなできごと-悪い決定だ。又、海外メディアは、高い関心を示し、「日本が再び原発時代に」と報じている。「再び原発時代…?」イヤだ。断固としてはね返したい。
ロ.私たちも16日(水)規制委-規制庁の前で叫んだ。川内原発再稼働は原発時代を復活させる悪い決定だ。再稼働は事故を起こす。規制委糾弾。
私たちは今、原発時代の始まりをひっくり返す力をためされている。16日の規制委抗議行動は第11回目で、かつ、盛り上がった。全国規模で闘われた。東京は165名が抗議行動に参加した。今後も大衆行動で規制委-電力会社を追及していくことを皆で誓った。
たんぽぽ舎は、再稼働阻止全国ネットワークと共に、持てる全力で闘おうと決意している。
全国の皆さん、なんとしても日本を再び原発時代にしないために、力を合わせよう。
ハ.参考までに7月9日から16日の全国の抗議文(1から12)の目次のみ紹介します。
1.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
かごしま反原発連合有志
2.川内原発再稼働「合格」通知の暴挙を許さない!
原発いらない福島の女たち
3.川内原発再稼働「合格」ふざけるな
原子力規制委員会の歴史的暴挙を糾弾する!
福島原発事故緊急会議
4.「原子力マフィア」による再稼働推進を糾弾する!
再稼働阻止全国ネットワーク
5.新規制基準による審査に関する申し入れ
岩内原発問題研究会
6.川内原発の「審査書案」提出に突き進む原子力規制委員会に抗議する
脱原発とうかい塾代表 相沢一正
7.川内原発再稼働反対の再度の申し入れ
大間原発反対現地集会実行委員会
8.原発の再稼働を電力会社・政府財界はなぜ急ぐのか!
住民、国民無視を許さない!
原発反対柏崎刈羽地元住民有志
9.要請書 命のネットワーク代表 多名賀哲也
10.適合性審査を中止して下さい
サヨナラ原発福井ネットワーク・他
11.巨大火山噴火リスクや耐震安全性を曖昧にした拙速な審査合格に対する抗議
島根原発増設反対運動
12.原子力規制委員会の川内原発1.2号機「審査書案」決定は許されない
再稼働促進姿勢に抗議し、科学的、客観的審査を要求する
伊方原発反対八西連絡協議会
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┗■2.特集・川内原発再稼働-新聞各紙の報道から
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◆「新たな安全神話」川内原発再稼働「合格」
福島避難者、怒り 「教訓生きてない」
「役目果たしていない」市民ら規制委前で抗議
再稼働を目指す九州電力川内原発(鹿児島県)に原子力規制委員会は16日、安全対策のお墨付きを与える「審査書案」を了承した。東京電力福島第1原発事故前に比べ、格段に厳しいとされる安全基準だが、事故は本当に起きないのか。福島第1原発が立地する福島県大熊、双葉両町の町民は「新たな安全神話」が生まれることへの不安を口にし、原発立地自治体の住民からは「福島の事故が教訓になっていない」と怒りの声も上がった。
福島第1原発事故から3年4カ月。東京都内の借り上げ住宅で避難生活を送る大熊町の会社員、田辺武志さん(42)は、日本が原発再稼働に突き進んでいく現実に、自分の目と耳を疑う日々だ。(後略)(7月16日毎日新聞より抜粋)
◆避難計画おろそか 川内原発「合格」
責任不在のまま 行政、再稼働に前のめり
政権、世論の動向警戒 歓迎も年内は難題続く
安倍政権は16日、九州電力川内原発1.2号機が原子力規制委員会の審査に事実上合格したことを歓迎した。だが、先の滋賀県知事選では与党の推薦候補が「卒原発」を公約した元民主党議員に敗れ、痛打を浴びたばかり。年内に控える消費税再増税の判断や特定秘密保護法施行など、政権にダメージとなりかねない課題を他にも抱え、世論の動向を警戒する。(中略)
しかし、再稼働に対する世論の懸念は依然として根強い。今年2月の東京都知事選では、小泉純一郎元首相が脱原発を訴えて細川もりてる元首相を支援。大差で敗れたものの、自民党は発信力のある「身内」の反乱に一時、肝を冷やした。
10月には、東日本大震災復興やエネルギー政策が問われる福島県知事選が予定されている。公明党幹部は「川内原発の再稼働問題は国民の関心が高い。結論ありきで再稼働を判断すれば、批判は全国に広がる」と危ぶむ。(中略)
政府が集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更の閣議決定に踏み切った後、世論調査で内閣支持率は下落した。原発問題と併せ、滋賀県知事選敗北の一因となったとされる。11月の沖縄県知事選では、難航する米軍普天間飛行場移設問題が争点となる見通しで、政権にとって気の抜けない展開が続く。(後略)
(7月17日茨城新聞より抜粋)
◆疑問抱え再稼働「適合」 川内原発 規制委が審査結果案
被ばく対策徹底されず 火山噴火の対応不備
「大丈夫…」楽観論が復活
【解説】 前略
新たな規制は「原発では重大事故は起きない」という安全神話から決別し、重大事故を前提にしたはず。それなのに、今回の審査結果案を見る限り、いくつもの「大丈夫だろう」という楽観的な見方が前提になっている。この内容を手本とし、ほかの原発も審査が進んでいくと、安全神話の復活につながる恐れもある。
(7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆「厳格審査」に穴 作業員拠点 ベント 第2制御室未完成
川内原発再稼働「適合」 規制委
再稼働 規制委に丸投げ 急ぐ政権自ら判断せず
地元説得も「事業者で」 責任どこに 「規制委関与せず」
原子力規制委員会は十六日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、原発の新規制基準を満たしているとする審査結果案を了承した。安倍政権は再稼働への動きを加速させるが、事故対策の一部は未完成で、火山想定などの甘さも指摘されている。事故時に周辺住民が安全に避難できることは最重要の対策だが、審査対象になっていない。世界最高水準どころか「欠落」の多い審査といえる。(後略)(7月17日東京新聞朝刊より抜粋)
◆政権 再稼働加速へ 川内原発 新基準に初の「適合」 責任あいまいなまま
避難計画審査の対象外 教訓置き去り 再稼働消せぬ不安
揺れる地元「複雑です」「基準に合うか否かだけ。納得しない」
叫ぶ 大事なふるさとのために 議員会館前で抗議
(7月17日朝日新聞朝刊より見出し)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2226】
2014年7月16日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.川内原発「適合」はおかしい 規制委前で抗議集会
住民の不安と疑問に答えていない 反対だ
規制委の審査書案(合格証)はおかしい 撤回せよ
再稼働は日本を滅ぼす 連載17(前半)
柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.本日の規制委前抗議活動関連の新聞記事から2つ
◆「卒原発が世の流れ」
川内「合格」規制委前で抗議活動 (7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆再稼働「あまりに拙速」 川内原発「適合」不安や異議
7年前の事故脳裏に 中越沖地震 追悼の新潟
被災者らも抗議 規制委前 「避難計画まだ不備」地元
(7月16日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
★3.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
2014年7月16日 かごしま反原発連合有志
★4.地震は東電柏崎刈羽原発7基に大打撃を与えた
7年前の7月16日中越沖地震と原発の強い関係・苦い教訓
柳田真(たんぽぽ舎)
★5.新聞より1つ
◆50キロ先住宅地にも粉じん 原発がれき撤去 セシウム6倍
昨夏 京大調査 (7月16日朝日新聞朝刊より見出しのみ)
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※7/17【学習会】にご参加を!
槌田ゼミ新シリーズ 原発基本講座第4回
「米国スリーマイル島原発事故と川内原発について」
日 時:7月17日(木)19時より21時
お 話:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.川内原発「適合」はおかしい 規制委前で抗議集会
| 住民の不安と疑問に答えていない 反対だ
| 規制委の審査書案(合格証)はおかしい 撤回せよ
| 再稼働は日本を滅ぼす 連載17(前半)
└──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
1.7月16日(水)お昼前、東京六本木の規制委員会(六本木ファーストビル)前は、規制委に抗議する人々が道路一杯に集まった。主催は、再稼働阻止全国ネットワーク。コールがひびく-川内原発再稼働やめろ、適合審査反対、規制委は合格証やめろ、規制委は福島の汚染水対策に全力をそそげ、再稼働推進の規制委なんていらない-規制委は解散せよ、の声が飛ぶ。
2.集会は、杉並区議のけしばさんの司会で始まる。主催社を代表して柳田が今日の抗議集会の目的を話す 第11回目の抗議であり全国各地の原発現地でもおこなわれている。次に、九州・川内原発からかごしま反原発連合有志の岩井哲さん、北海道泊原発から佐藤英行さん、作家の広瀬隆さんから、首都圏反原発連合の代表からの発言、再稼働阻止全国ネットワークから木村雅英さん、その他多くの人が発言した。
この後、いくつかの団体から、規制委・田中委員長あて抗議文が読み上げられ手交した。(次回、後半に続く)
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┗■2.本日の規制委前抗議活動関連の新聞記事から2つ
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◆「卒原発が世の流れ」
川内「合格」規制委前で抗議活動
九州電力川内原発の1,2号機(鹿児島県)について、原子力規制委員会が新たな規制基準に適合しているとの審査結果案を了承したことに対し、反原発を訴える市民団体のメンバーらは16日、規制委が入る東京都港区のビルの前で「再稼働のための規制委はいらない」「命を守れ」などとシュプレヒコールを繰り返して強く抗議した。
一帯には午前中から約200人(主催者発表)が集まった。「原発いらない」「住民の不安と疑問に答えていない」と書かれたのぼりを手に、拡声器を使って「福島の事故の収束もできていない。川内原発の再稼働は許さない」と声を張り上げた。(中略)
作家の広瀬隆さんは「規制委は最初から川内原発の審査に適合させるスケジュールを立て、原発をストップさせるつもりがなかった。ずっと日本人をだましてきた規制委は偽物だ」と主張した。抗議活動を主催し、審査書案の廃棄を規制委に申し入れた市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」のメンバー木村雅英さん(66)は「新基準は既存の原発を動かすためのまやかしの基準だ」と訴え、安全性を置き去りにするかのような動きにくぎを刺した。(後略)
(7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆再稼働「あまりに拙速」 川内原発「適合」不安や異議
7年前の事故脳裏に 中越沖地震 追悼の新潟
被災者らも抗議 規制委前 「避難計画まだ不備」地元
(7月16日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
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┗■3.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
| 原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
└──── 2014年7月16日 かごしま反原発連合有志
原子力規制委員会が本日16日、川内原発1,2号機の適合性審査について「審査書案」を出してきました。今後、パブリック・コメント、地元同意を経て、9月にも川内原発が再稼働される可能性が高まっています。
これに対し私達は、以下の諸点の疑義により、川内原発「審査書案」の破棄を申し入れます。
1.福島原発の3.11事故に関連し、しばらく前に明らかにされた『吉田調書』では、3.11直後に、第一原発の職員の9割以上が、吉田所長の命令に反して、現場を放棄していなくなったこと。また、第一原発の現場で、原発自体が「制御不能」に陥ることが現実に深刻に懸念されたことが、赤裸々に述べられています。では、川内原発で、いざ過酷事故発生という時に、システムが「制御不能」に陥ることなく、また同様の「職場放棄」が起こらないと、貴職は「保証」できますか?とうてい無理でしょう。
2.この間、国や自治体主導の「避難計画」について、鹿児島県の伊藤知事でさえお手上げとなり、県議会で「10km~30km圏の避難計画など絵空事」という発言をしています。加えて、私たちは、「避難」ということ自体が、帰還の見通しなど立たない「片道切符」の「絶望的事態」であり、真の意味での「避難」などありえないと考えています。また、「避難誘導」に当たるべき自治体職員が、「職務放棄」をしないという保証もどこにもなく、仮にそうなれば、「避難計画」はまさに「絵に描いた餅」となります。突き詰めれば、われわれ住民に「避難」を求めるのではなく、川内原発自体の「避難」=「廃炉」が先決問題となる他はありません。
3.この間、「基準地震動」が、安全基準の中心になってきましたが、こんなものは、電力会社主導の所詮「架空」の数値です。「基準値」の枠を超えた事例が近年少なからずあることは、先の「福井地裁判決」が指摘するとおりです。「中央構造線」が縦断する「九州島」全体が「巨大な火山島」であり、至る所「活断層」だらけの「地震の巣」であり、「基準値」などなんの助けにもならない「絵空事」に過ぎません。
4.川内原発の周囲には、阿蘇カルデラ・小林・加久藤カルデラ・姶良カルデラ・阿多カルデラ・喜界カルデラなど、ひしめいています。この内の3つが海底に潜んでおり、「海底火山」噴火の危険を常に秘めています。われわれは、これらの火山噴火に多寡をくくって臨むことは許されません。このような人知を越えた脅威をはらむ「大自然」に対する「畏敬の念」が私たち人類には不可欠です。このような「災害対策」の基本原理として、まずは「人為的な重大な危険要因」たる「原発の再稼働」中止が喫緊の課題であることは自明の理です。
以上により、貴職が、川内原発再稼働中止の大英断をされんことを切に望みます。
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┗■4.地震は東電柏崎刈羽原発7基に大打撃を与えた
| 7年前の7月16日中越沖地震と原発の強い関係・苦い教訓
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
7年前の7月16日、震度6強の地震が新潟県柏崎市や刈羽村をおそった。東京電力柏崎刈羽原発7基は大きな打撃を受けた。多くの人が(世界中が)火災で黒煙を上げる原発を見た。東電はこの時の苦い教訓から東電福島第一原発(6基)に免震重要棟をつくった。この時、東電がキチっとした深い反省をしていれば、2011年3月11日の福島第一原発事故は防げた可能性があった。今後随時、7年前の「地震と原発の教訓」を掲載します。
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┗■5.新聞より1つ
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◆50キロ先住宅地にも粉じん 原発がれき撤去 セシウム6倍
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┗■3.(川内原発の隣の市)いちき串木野の市民グループ 再稼働反対を知事に申し入れ
└──── 南日本放送より[7月14日]
いちき串木野市の市民グループは14日、伊藤知事に対して川内原発再稼働に同意しないよう求める申し入れを行いました。申し入れを行ったのは「避難計画を考える緊急署名の会」です。会では今年5月から川内原発再稼働反対の署名活動を行い、いちき串木野市民の半数を超える1万5000人余りの署名を田畑誠一市長に提出しています。申し入れでは川内原発の半径10キロから30キロのエリアで要援護者の避難計画を作らなければ県民の生命は守れないとして、伊藤知事に再稼働に同意しないよう求めています。会では今後も署活動を続けるほか、来月8日にいちき串木野市で避難計画に関する講演会を開くことにしています。
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┗■4.テントひろば七夕祭は8月2日(土)=旧暦7月7日、夕方から夜です。
└──── お知らせ
☆☆経産省前テントひろば七夕祭 8月2日(土)午後7時から約2時間☆☆
○7月7日がやってきました。やはり今年も雨ですね。去年も一昨年も雨が降ましたし、やはり梅雨のただ中に星祭をしようというのが無理なのでしょう近年、国立天文台が提唱して「七夕を旧暦でやる」みたいな流れが起こっているようです。(ただしお国の役所が旧暦を推進することはできないので、「伝統的七夕」という言葉を使っています。
旧暦でやる利点は、梅雨明け後であることと、上弦の月(細かくいえば半月の1日前くらいですが)で、夜半には月が西の空に沈んでしまい、空が暗いので星を見るのに有利であること、であるそうです。欠点は年によって日にちが違うので分かりにくいことです。(月遅れとは違います。月遅れだと毎年8月7日なのでわかりやすいです)。今年の旧暦7月7日は新暦では8月2日(土)だそうです。
○内容(予定):
1) 講談「望郷桜」15ー20分
福島県双葉郡富岡町は昔から東北有数の桜の名所。しかし放射能に町を奪われ、人々は散り散りに避難していました。ところが埼玉県幸手市の権現堂公園には一本の富岡桜が育っていたのです。埼玉県内に避難している富岡町の人々が…
☆アマチュア講談師 甲斐織淳さん
3.11以来、田中正造の取材を始める。神田香織「チェルノブイリ」を聞いて入門、「田中正造伝」シリーズを自作自演で語る。
2) 音楽 浦邉力さん他の方々 約1時間半?
3) 飲食物: 素麺(新橋事務所で茹でて、冷やして持ってくるつもりです)、胡瓜、ほか。
リクエスト受け付け中。
4) 笹飾り 前日(8月1日)昼間に出します。金曜行動のみなさんにも見ていただき、短冊を書いていただくために。願い事を書くための短冊用紙は今日(13日)から第1テント受付にお願いしておきます。
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┗■5.新聞より2つ
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◆川内原発 あす審査書公表 (7月15日朝日新聞見出しのみ)
◆がれき撤去で飛散 東電陳謝
南相馬市長「抗議する」
基準超えた米 菅氏「流通せず」
たんぽぽ舎です。【TMM:No2225】
2014年7月15日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.川内原発再稼働審査で怪しいデータ・発覚
気象庁発表の地震データの「半分以下のデータ」・・の九電と規制委
元衆院科学技術委員長の川内博史・前衆院議員(民主党)が告発・九電のインチキ
これだから原発推進派は信用できない
日刊ゲンダイ 7月11日号より
★2.【たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(4)・7月17日7時】
TMI原発事故と加圧水型原発の危険
━加えて、美浜原発事故、福島原発事故を忘れて川内原発(加圧水型)の再稼働はない━
槌田 敦
★3.(川内原発の隣の市)いちき串木野の市民グループ 再稼働反対を知事に申し入れ
南日本放送より[7月14日]
★4.テントひろば七夕祭は8月2日(金)=旧暦7月7日、夕方から夜です。
(H・Y)
★5.新聞より2つ
◆川内原発 あす審査書公表 (7月15日朝日新聞見出しのみ)
◆がれき撤去で飛散 東電陳謝 南相馬市長「抗議する」
基準超えた米 菅氏「流通せず」 (7月15日朝日新聞見出しのみ)
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※川内原発再稼働をやめろ!規制委抗議行動第3波(全国行動)
日 時:7月16日(水)11時~12時半
場 所:原子力規制委員会前(東京・六本木ファーストビル)
呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549 たんぽぽ舎気付 TEL 03-3238-9035
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※経産省前テントひろば裁判「第7回口頭弁論」
7月16日(水)14時から 東京地裁103号法廷
開始前アピール 13時 東京地裁前集合
終了後、報告会 16時 衆議院第一議員会館B1大会議室
問合せ 経産省前テントひろば TEL 070-6473-1947
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┗■1.川内原発再稼働審査で怪しいデータ・発覚
| 気象庁発表の地震データの「半分以下のデータ」・・の九電と規制委
| 元衆院科学技術委員長の川内博史・前衆院議員(民主党)が告発・九電のインチキ
| これだから原発推進派は信用できない
└──── 日刊ゲンダイ 7月11日号より
(前略)
そんな中、怪しい原発再稼働審査の一端が明らかになった。再稼働第1号候補で、今月16日にも原子力規制委員会が「新基準合格証」(審査書案)を出すとみられている川内原発(九州電力)の地震関連データに疑義が生じているのだ。
問題になっているのは再稼働の根拠となる基準地震動の算出方法に使われた基礎データ。元衆院科学技術委員長の川内博史・民主党前衆院議員(鹿児島1区)が、「再稼働の根拠が覆りかねない」と告発した。
「私は約3カ月前から原子力規制庁からのヒアリングを重ねています。その結果、地震発生時の最大級の揺れを想定する『基準地震動』を算出する基礎データとなった『1997年5月13日の鹿児島県北西部地震』について、九電が最も過小な『菊地・山中(1997)』の地震モーメント(エネルギー)のデータを用いていることが分かったのです」
川内原発が規制委の優先審査を受けることとなり、「再稼働第1号の可能性が高い」と注目されるようになったのは、九州電力が他の電力会社よりも先んじて、基準地震動を540 ガルから620 ガルに引き上げたためだ。“優等生的対応”が規制庁に評価されたのだが、この値自体が怪しいのだ。
川内氏がこう続ける。
「日本で地震について発表するのは気象庁ですから、そのデータが最も信頼できる公式な数値と考えられます。地震モーメントは条件設定によって数値に開きが出てくるので、別のデータが信用できないと言っているわけではありませんが、菊地・山中の地震モーメントは気象庁のデータの半分以下なのです。安全性を最優先すべき再稼働の審査には、気象庁のデータから算出した基準地震動を用いるべきです」
実は、4月23日の「原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」でも、原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理が「菊地・山中の地震モーメントは断層の長さから想定すべき値としては小さいのではないか」と指摘、九電採用の数値に疑問を投げかけた。ところが、島崎氏は自民党からクレームがついて9月に交代することが決まった。
こんな怪しい審査を見過ごして、原発再稼働なんて、冗談じゃない。(後略)
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┗■2.【たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(4)・7月17日7時】
| TMI原発事故と加圧水型原発の危険
| ━加えて、美浜原発事故、福島原発事故を忘れて川内原発(加圧水型)の再稼働はない━
└──── 槌田 敦
○【スリーマイル島(TMI)原発事故】
1979年3月28日、TMI原発2号機、蒸気発生機の2次給水でトラブル、原子炉停止。原子炉圧力上昇、加圧器逃し弁開く。圧力降下しても弁閉じず。原子炉水流出。ECCS作動、しかし、原子炉圧力上がらず、水は沸騰。給水ポンプ振動して停止。逃し弁「閉」との誤信号に運転員だまされる。
加圧器水位が満水なので、原子炉も満水と誤解し、運転員はECCSを止める。原子炉には充填ポンプのみで給水。だが1時間後には、水不足で原子炉空焚きへ。
2時間後、逃し弁「開」に気づく。弁を閉。給水ポンプ起動で事故は収まる筈。だが、原子炉圧力急上昇(90気圧→150気圧)。原因は赤熱炉心と水の接触。原子炉破裂の危険。給水ポンプが振動(原因は発生した水素の混入)。そこで、充填ポンプで給水続ける。
逃し弁で圧力調整。結果として水素逃しに成功。16時間後には、事故は収まる。
○【TMI事故でのふたつの教訓】
(1)ECCSを切ってはならない。この教訓は、福島原発事故で無視された。
福島1号機の事故は、事故の初期に非常用復水器の運転を止めたことで起こった。
(2)PWR(加圧水型)も炉心空焚きの危険。BWR同様の原子炉水位計が必要。
○【事故数年後に、原子炉の深刻な状態判明】
(1)事故直後発表では炉心熔融なし、しかし、ボーリング調査で炉心熔融は52%も。
(2)20トンの燃料が原子炉底に落下していた。
(3)原子炉底に2本の亀裂発見、原子炉底抜け直前だった。
(4)格納容器で水素爆発3回、天井の熱損傷発見。
格納容器は飛行機墜落にも耐えるよう特別設計。TMI原発では破壊は免れる。
(5)ヨウ素15キューリー放出と発表。しかし、実測では3000万キューリーも行方不明。
サスケハナ川への放出か。
○【DBA思想は、TMIではぎりぎりで維持】
DBA(Design Basis Accidents)思想では、事故時の原子炉はECCSで注水。燃料から漏れ出した放射能は格納容器で確保。このECCSを使用せず事故にした。だが、日本の福島でもまたECCS使用せず事故にした。
水素爆発した格納容器はぎりぎりで放射能を閉じ込めた。しかし、その強度はTMI特有。その他の原発での事故なら、格納容器の破裂で大量の放射能漏れに。
○【深刻な事故、美浜原発2号機事故】
1991年2月、美浜原発2号機で事故。蒸気発生機配管の破断で、1次冷却水が2次系に流れだした。ECCS作動。しかし、能力不足、そこで充填ポンプも使用。しかし、充填ポンプの圧力に負けてECCSポンプ注水できす。原子炉空焚き寸前に。一方、原子炉の水が流入して2次系配管の圧力上昇、2次系の逃し弁から汚染蒸気3度放出。
原子炉の圧力を下げるため、運転員はECCSポンプを止める。加圧器の水は回復。しかし、原子炉の沸騰で水が加圧器に流れこんだだけのこと。
教訓は(1)能力不足のECCS、DBA思想の失敗。(2)加圧水型(PWR)が沸騰水型(BWR)原子炉となり、BWRでの事故対応(非常用復水器、BWR用高圧注水系など)も必要。ところが、関電の事故隠しで、DBAの再検討は議論されず、放置。
○【川内原発など、PWRの運転再開に待った!】
TMI事故(1979)、美浜原発事故(1991)、そして福島原発事故(2011)を新しくDBAとする議論が放置。DBAによる科学技術を欠いた加圧水型原発の運転再開は、「原子炉の安全は科学技術で守る」としてきたこれまでの約束の放棄を意味する。
科学技術のない欠陥原子炉を運転して、原子炉災害を引き起こし、庶民を放射能で苦しめても平気なのは「人間の顔をした悪魔」だ。今後、政府、規制委、電力首脳、彼らの心から「悪魔」を追い出すことができるまで、反原子力の戦いは続くことになる。
※たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(4)のおさそい
日時:7月17日(木)18:30開場 19:00開会
講師:槌田敦さん
会場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F) 参加費800円
☆参考になる良いパンフがあります。
《たんぽぽ舎パンフNo.93 2014年5月第2刷り(増補版) 頒価400円32頁》
福島原発事故3年・『科学技術は大失敗だった』―増補版
槌田敦(元理化学研究所研究員・元名城大学経済学部教授)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆東電株主代表訴訟 7月31日(木)のご案内
第12回口頭弁論期日のご案内…傍聴に来てください
○ 7月31日(木)13:30~
東京地方裁判所103号法廷(今回は午後一時半からですのでご注意ください)
当日は抽選になるかも知れません。12:50頃までに裁判所前にいらっしゃるこ
とをオススメします。
・裁判終了後、報告会(14:30~
・学習会……講師:舩橋晴俊さん(法政大学社会学部教授)
50年前の三島コンビナート全面勝利の経験から学ぶ
・場所:いずれも参議院議員会館B109会議室
○次 回:第13回口頭弁論期日 9月25日11時~
○次々回:第14回口頭弁論期日 12月4日10時半~
東京地方裁判所へは…地下鉄東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線
「霞が関」駅A1出口徒歩1分、有楽町線「桜田門」駅5番出口徒歩3分
連絡先:東電株主代表訴訟 090-6183-3061 (木村結) 2014.7.2版
ブログ:http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/
e-mail: nonukes0311@yahoo.co.jp
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┗■5.新聞より
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◆卒原発派、滋賀知事に 三日月氏 再稼働 根強い批判
自公 選挙協力揺らぐ 敗北 政権に誤算
滋賀知事に卒原発派 再稼働路線に冷や水 「総力戦」実結ばず
(7月14日朝日新聞見出しのみ)
◆20キロ飛散の恐れ説明せず 福島第一がれき撤去 地元農家「情報ほしい」
東電 抜本対策なく再開方針 (7月14日朝日新聞見出し)
◆避難4回、移動273キロ 福島原発事故後1カ月 1万人平均
東大・名大調査 実態と計画のずれ浮き彫り
(7月13日朝日新聞見出しのみ)
◆川内 再稼働審査大詰め 噴火予知「できない」
九電「GPSで予兆察知」 専門家「科学データない」
再稼働へ向けた九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)の審査が大詰めを迎えている。周辺には火山が集中し、原発が制御不能になるほどの巨大噴火も心配されている。原子力規制委員会と九電は「巨大噴火は起きない」「万一のときは予知して対策を取る」として、直接的な被害は想定していない。しかし、火山の専門家からは、肝心の予知が「不可能だ」と批判の声が上がっている。