忍者ブログ

NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
[28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たんぽぽ舎です。【TMM:No2408】
2015年2月16日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原発を動かしたら電気を買わないぞ」と訴えよう
   広瀬隆さんの発言-電力会社の弱みを突こう  (K・M)
★2.テントの撤去を許すな!
   2月26日(木)テント前にお集まり下さい  経産省前テントひろば
★3.―友人からの寒中見舞いをご紹介します―   奥内知子(たんぽぽ舎ボランティア)
   先人のおかげで平和に生きてこられたことに感謝し、
   少しでも良い日本を次の世代に残すべく、
   私にとっての3K(健康・経済・気力)が続く限り、
   今年も頭数活動を頑張って参ります。  福嶋宗静
★4.金曜官邸前抗議行動でお会いする鳥居さんに日刊メルマガ用原稿を
   依頼したところ快諾して戴いた。その寄稿文を以下に紹介します。
              渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
   私たちは「気が合わない」という見解が一致する夫婦である。
   ところが、3・11東電福島第一原発事故後「仲良し夫婦ですね」へ
   変身-その理由は…?
   2/13第136回金曜官邸前抗議行動に参加して
       たんぽぽ舎で学ばせてもらっている 鳥居光代(東京在住)
★5.川内原発(炉心溶融)は最短19分、20分で溶ける
   その後事故から1時間半で圧力容器(原子炉容器)は溶け落ちる
   鹿児島県知事の発言は大まちがい。非科学的で独善的
   後藤政志講演@宮崎    青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)
★6.テント日誌2月13日(金)
   経産省前テントひろば1252日商業用原発停止516日
   週刊金曜日にテントのことが掲載-豊田直己さん取材  (I・K)
━━━━━━━
※2/19原子力規制委員会と交渉 ご参加下さい!
 九州電力川内原発再稼働審査についての院内交渉
 川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
 日時:2月19日(木)13時より17時
 会場:参議院議員会館講堂
 主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━

┏┓
┗■1.「原発を動かしたら電気を買わないぞ」と訴えよう
 |  広瀬隆さんの発言-電力会社の弱みを突こう
 └──── (K・M)

 冷たい強い風がテントを揺らせている夜、昼の討論集会で広瀬隆さんが提案された発言を思い出した。
 「原発を動かしたら電気を買わないぞ」
 原発を動かそうとしている電力会社の弱みの1つは来年4月からの電力自由化だ。既に大手企業は電力会社に頼らないで電力を得ている。
 既に510日以上、日本国内で商業用原発は1基も動いていない。
川内原発を動かそうとしている九電に対して、九州の人たちは電気を買わないぞと訴えて欲しい。
 高浜原発を動かそうとしている関電に対して、近畿の人たちが電気を買わなければ良い。新宿西口でチラシまきをしている時にも通行人に自分の問題として考えてもらうために、
 「あなたは原発の電気を使いたいですか?東電はイチエフ(注)事故の責任もとらず、イチエフ(注)事故の収束も出来ないのに柏崎刈羽原発を動かそうとしているのですよ!」と声をかけている。
みんなで「原発を動かしたら電気を買わないぞ」と電力会社に訴えよう、
「原発を動かしたら電気を買わないぞ」の声を全国に広めよう!
 ☆「テント日誌・2月15日号より」 (注):東京電力福島第一原発の略称


┏┓
┗■2.テントの撤去を許すな!
 |  2月26日(木)テント前にお集まり下さい
 └──── 経産省前テントひろば

1、反原発の運動が川内原発、高浜原発の再稼働を送らせています。他方、福島第一原発は収束せず、放射能は漏れ続け、小児甲状腺がんが異常多発(118例発見)し、福島では“もう我慢出来ない”“我慢しない!”の声が強まっています。
 テント撤去は福島の声を抑え込み、再稼働へ突破口を切り開こうとする攻撃に他なりません。
 テント裁判の“だまし討ち結審”に対し、弁護団は今、特別抗告(裁判官忌避)を申し立てていますが、いつ、判決期日の通知が来てもおかしくない状況下にあり、2月26日“判決”の可能性が高まっています。

2、私達は、非暴力、不服従を貫き、皆テントを守り抜きます
テントは皆のものです。私達は、非暴力、不服従を貫き、皆テントを守り抜きます。もし、拘束された場合は全員で守ります。福島の皆さん、全国の皆さん、全世界の皆さん、支援決議(テント宛)、抗議決議(経産省及び東京地裁宛)を挙げて下さい。2月26日テント前にお集まり下さい。

3、当面の焦点は2月26日(木)集会です。全国から集まって下さい。
   2・26(木)の行動予定
  12時30分 テント前集会
  13時30分 地裁前抗議集会
  14時30分 裁判予定(判決が出される可能性あり)皆で傍聴に入ります。
  15時30分 地裁前抗議行動
  16時より18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
   (方針・予定)
 イ.全国へアピール文を発信します。
 ロ.テントに心を寄せる全て皆さん。2・26集会参加して下さい。
   支援決議(テント宛)、抗議決議(経産省・地裁宛)を挙げて下さい。
 ハ.英語版だけでなく、独・仏・伊・韓国語でチラシとメールを作成し、
   国際発信します。協力願います。
 ニ.福島、原発立地、全国的の反原発運動、戦争法案反対、沖縄の名護
   新基地建設反対など、全ての民主主義運動の中へ出向き、
   テント撤去許すな!の声を広げます。
 ホ.2月23日(月)テント前記者会見を行います。(14時より)
 ヘ.2月26日(木)前後、テントで多彩な企画を行います。ご協力願います。
 ト.弾圧に留意し、テント内私物を撤去し、パソコンを管理徹底します。
   ご協力願います。

4、判決以降の闘い。
 イ.判決が下されると、判決通知が代理人に郵送されます。
   代理人が受領を拒否した場合、改めて決定が送達され、この段階から
   強制撤去が可能な状況になります。
 ロ.強制撤去に対しても基本的な立場を貫き闘い抜きます。(詳細は別途)


┏┓
┗■3.―友人からの寒中見舞いをご紹介します―
 |                          奥内知子(たんぽぽ舎ボランティア)
 |  先人のおかげで平和に生きてこられたことに感謝し、
 |  少しでも良い日本を次の世代に残すべく、
 |  私にとっての3K(健康・経済・気力)が続く限り、
 |  今年も頭数活動を頑張って参ります。
 └──── 福嶋宗静

寒中御見舞い申し上げます。
 寒い日が続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 おかげさまで当方、どうやら元気に暮らしております。相変わらず毎週金曜夕方には官邸前に出かけ、財務省上・議事堂前・希望のエリアを一巡。しつこく「原発反対」の声を上げ続けております。
 (皆様も是非お出かけくださいませ。大きな声はストレス解消になります)
 「フクシマ」の人達を切り捨てたまま、今春には川内・高浜原発が再稼働されそうな気配―。原発も沖縄の辺野古(新)基地建設もオスプレイも憲法改悪もリニアも戦争への道も、何もかも全て根っ子はひとつです。
 政治経済、知れば知る程腹の立つことばかりではありますが、先人のおかげで平和に生きてこられたことに感謝し、少しでも良い日本を次の世代に残すべく、私にとっての3K(健康・経済・気力)が続く限り、今年も頭数活動を頑張って参ります。
 一日もはやく平安な日が訪れますように。そして
 皆様の御健康と御多幸とを心よりお祈りしております。平成27年 睦月


┏┓
┗■4.金曜官邸前抗議行動でお会いする鳥居さんに日刊メルマガ用原稿を
 |  依頼したところ快諾して戴いた。その寄稿文を以下に紹介します。
 |             渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
 |  私たちは「気が合わない」という見解が一致する夫婦である。
 |  ところが、3・11東電福島第一原発事故後「仲良し夫婦ですね」へ
 |  変身-その理由は…?
 |  2/13第136回金曜官邸前抗議行動に参加して
 └──── たんぽぽ舎で学ばせてもらっている 鳥居光代(東京在住)

○「仲良きことは美しきかな・・・同じ方向を一緒に見据える」
 私たちは、「気が合わない」という見解が一致する夫婦である。夫が右と言えば、私は左と言い、私が右と言えば、夫は左と言う。夫はクッキーとコーヒー派、私はせんべいと緑茶派。何事もそんな感じ。
 ところが、3・11東電福島原発事故後、「仲良し夫婦ですね」、「羨ましい」とか言われることが多くなった。
○その理由1:
 東北復興ツアーに夫婦で参加していること。新幹線利用の南三陸、陸前高田、気仙沼、気仙大島、釜石、いわき等、何回も行くとボランティア仲間ができ、いつも夫婦同伴は目立つらしい。中には、「何回も夫に声を掛けているけど、必要性は分かるがと言いながら、行くとは言わない。羨ましい。」、「お二人を見て、次回は妻を誘うことにしました。」とか言ってくる。
 初めの年は40人を超えるツアーが多かったが、最近は最少催行人員の20人ぎりぎりが多く、最少催行人員が集まらず中止になるツアーが目立つ。夜行バス利用のツアーは、費用が安いことと日数が少ないので今後も続行されるだろう。が、60歳代の我々には体力的に無理。今後、どのような復興支援ができるか、考え直す時期が来ているようだ。
○その理由2:
 金曜抗議集会に通っていること。しかし、行きも帰りも抗議場所も別々である。夫は先に家を出て、本屋、喫茶店を回り、京浜東北線で新橋へ。私はどこにも寄らず、山手線で新橋へ。偶然、新橋あたりで出会い、一緒に歩くこともあるが、国会前に着いたら、「じゃあね」と別行動。私は知人を探し、会話を楽しみ、歩き回る。夫は、定位置で声を上げる。
○たんぽぽ舎の学習会もチラシを見て興味あるものに別々で参加しているが、時々、興味が一致し、同じ学習会に同席することもある。国会前でも、たんぽぽ舎でも、「夫婦だったの、仲良しねえ。」となる。
 今まで、伊方、福島、川内、そして今回、高浜原発にも二人で行った。チャンスがあれば、多くの原発現地に足を運び、原発をより身近に感じ、そこの住民と同じ空気を吸い、自分の中の原発廃止の機運を深めたいと思っている。家にいて、現政権を批判する時は、気が合う二人である。


┏┓
┗■5.川内原発(炉心溶融)は最短19分、20分で溶ける
 |  その後事故から1時間半で圧力容器(原子炉容器)は溶け落ちる
 |  鹿児島県知事の発言は大まちがい。非科学的で独善的
 |  後藤政志講演@宮崎
 └──── 青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)

○1月28日の宮崎市での講演を皮切りに、鹿児島市、霧島市、薩摩川内市、いちき串木野市、水俣市、熊本市と7日連続で行なわれた後藤政志氏(元・格納容器設計者)の講演は、実に内容の濃いものだった。
 鹿児島県知事の再稼働「同意」後の記者会見(2014.11.7)に対する氏の見解から始まった講演は、最後の格納容器の破壊実験(動画)まで、聞き落とす事も見逃す事もできない講演となった。参加出来なかった方は是非。必見です。
 民意を無視して再稼働を強行しようとする九電は、住民の前に出てしっかり説明して欲しいですね。加圧水型再稼働申請の関電、四電、北電も同じです。

  後藤政志氏講演会/2015年1月28日(水)
  宮崎市民文化ホール(イベントホール)
  演題:川内原発が溶け落ちるとき
  後藤政志講演@宮崎   https://www.youtube.com/watch?v=GRglaJ1Y7lk

○鹿児島県知事:「何よりも、実は避難するのに相当の時間的な余裕があります。これは今回の規制委員会の審査を受けた、合格した原発が、どういう形でそのあと炉心等々が変化するかという時間軸で追っていくと、実はけっこう時間があるので、そういう意味でゆっくり動けばいい。」
 後藤政志氏:「信じられないことをおっしゃっている。福島の原発沸騰水型の方が圧力温度が低い。川内原発加圧水型の方が、はるかに早く炉心溶融します。大体最短19分、20分で溶ける。その後事故から1時間半で圧力容器(原子炉容器)は溶け落ちてしまう。」
 避難するのに時間的余裕があるなどという発言は、何重にも間違った非科学的で独善的な見方!
(1)特定の事故だけを取り上げて、事故の多様性を無視
(2)事故対策がうまくいかない場合を考えていない。
(3)皆が避難できるというのは幻想!


┏┓
┗■6.テント日誌2月13日(金)
 |  経産省前テントひろば1252日商業用原発停止516日
 |  週刊金曜日にテントのことが掲載-豊田直己さん取材
 └──── (I・K)

○週刊金曜日にテントのことが掲載された。テントに着いたらすぐその話題。
私も先日定期購読を申し込んだばかり、まだ最新号は届いてなかったが…
テントに届いていたものを読んだ。
 2月5日鹿児島と福島の女たちのアクション雨の中のデモの後豊田直己さんがテントに寄って取材をして行った。
そのときの写真や古い写真まで掲載されていてびっくり!
彼がこれまでテントの写真をたくさん撮っていたのを知らなかった。
○今日の空は曇って今にも雪か雨になりそうで風は冷たくすごく寒かった。
でも金曜行動に行く人たちが寄って、カンパを入れて下さるのに感謝です。
 5時半からたんぽぽ舎やテントの人たちで関電前行動があった。
終了後たんぽぽ舎の柳田さんがテント前でスピーチをし、官邸前に向かって行った。脱原発の思いが伝わってきます。
○夜は小熊英二さん講師の話と座談があった。今回は第一テントでの開催だが、
盛況でした。私は昼間から座っていたので失礼して帰らせて頂いた。
 そのときの様子は今夜も三輪さんが撮影して下さったので以下で見られます。
たくさんの参加者だった様で良かった。
  https://www.youtube.com/watch?v=aLkPmAtbXxQ
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No2407】
2015年2月14日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                                転送歓迎
━━━━━━━
★1.関西電力東京支社へ初の大衆的抗議行動
   高浜原発の再稼働認めないの声ひびく
          柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.高浜で原発反対署名を取る!?
     福士敬子(反原発自治体議員・市民連盟共同代表・前東京都議会議員)
★3. 規制委員会 御中    川内原発再稼働を何故急ぐ?
           浅田正文(仮住い:石川県、避難前:福島県田村市都路町)
★4.余寒お伺い申し上げます-川柳
    (たんぽぽ舎に来たはがきより)  詠み人・怒れる森のB女
★5.テント日誌2月11日(休)・12日(木)             (I・K)
   経産前テントひろば1260日 商業用原発停止513日
     「話と座談」は盛況のようだ
  ◇宮崎のUさんからの贈り物が届いていた 2月12日から
    葉書作戦「東京地裁民事第37部」村上裁判長らに当てて毎日葉書を出す。
★6.新聞より5つ
   ◆  高浜、安全とは言えない
                  (2月14日東京新聞【金曜日の声 官邸前】より)
  ◆ 原電、持ち株会社化検討  参加に廃炉支援会社
                 (2月13日朝日新聞見だし)
   ◆東電と中部電:火力発電で提携 正式合意 
    4月に新会社  LNG共同調達   (2月10日毎日新聞より抜粋)
  ◆「原発事故で地域崩壊」福島都路339人 
   東電、国を賠償提訴提訴  地裁郡山支部 (2月10日毎日新聞より)
  ◆ビキニデー行脚始まる 核の悲劇を繰り返すな(2月13日東京新聞より)
━━━━━━━
  ※2/15(日)再稼働阻止全国ネットワーク討論集会にご参加を
  「原発再稼働 これまでの取り組みと今後の方針-現地行動を踏まえて」
  日 時:2月15日(日)13:30開会
  場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
  参加費:500円
  主 催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━

┏┓
┗■1.関西電力東京支社へ初の大衆的抗議行動
 |  高浜原発の再稼働認めないの声ひびく
 └────柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

○2月12日(金)夕方、関西電力東京支社(千代田区の富国生命ビル9F)前は、再稼働阻止ネットなどいくつものノボリ旗と新調の横断幕《関西電力は高浜原発・大飯原発の再稼働をやめろ》でにぎやか。
 あいにくの寒風の中でも100人弱が集まって、寒さを吹っ飛ばそうとばかり“高浜原発再稼働反対”をビル前でコールしました。
○集会は30分の短時間。金曜官邸前行動136回の前段の時間を活用しておこなわれました。
 山田さんの司会で、髙瀨さん、柳田、金子さん、倉田さん、木村さん等々が発言。高浜原発がプルサーマルで一般原発よりもっと危険なこと、ベント設備の完成は3年半後。事故対策要員を守る緊急時対策所も未完成、住民避難道も全く不十分、30キロ圏ないの京都や滋賀の自治体の声も聞いていない等々の指摘が続きました。
 近い将来、人間の鎖でこの関電東京の入っているビルを取り囲もうとの提案も出されました。 
○木村さんが今後の行動日程をアピール
 次回(第2回)の抗議は2月27日(金)5:30-6:00関西電力東京支社前、3月(第3回)からは、第3金曜日の5:00-5:30に開催。
○なお、前日は港区の規制委員会(規制庁)前で、原子力規制を監視する市民の会の行動のあと、阻止ネットが抗議集会と抗議文の提出をおこないました。中嶌哲演氏も参加し、抗議の発言をされました。
(抗議文提出3団体=再稼働阻止全国ネットワーク・中嶌哲演さん・若狭の原発を考える会)

┏┓
┗■2.高浜で原発反対署名を取る!?
 └────   福士敬子(反原発自治体議員・市民連盟共同代表・前東京都議会議員)
                             
○原発現地で再稼働反対署名が取れるのか?と思いながら高浜に着く。途端にいきなり署名用紙とチラシを現地の方から渡される。知らぬ土地で迷子になったらとおもいつつ、4人のチームを、家並毎に勝手に分けて玄関のベルを押す。数十件歩いて二人の署名を頂いた。どちらも「若い人は分からないけど」といいつつ自分の名前を書く、留守番のおばあちゃま。
○翌日は原発のある大島での署名集め。ノッケに若い女性から「この島でこんなことして!電気を使うのは都会の人でしょ!」と怒られる。更に福島の話を持ち出したら「福島で私たちは『迷惑』してるのよ。あれは人災でしょ! 関電は何回も検査するから(大丈夫)! 電気代は高くなるし! 早く動かしてもらわないと、皆働いてるンだから」「でも、今の内に別の働き方考えないと、事故が起きたら」と言いかけると「その時は、その時よ」と。でも「チラシだけでも」と言うと受け取ってくれた。心配と隣り合わせのビミョウな心?
○次のお父さんは「この道をつくってもらったんだから」と。どうも島への橋と道路のために、住民が原発誘致をしたようだ。「へぇ~?」と驚くと、「そんな事も知らないで!」とまた怒られた。行政の無策と電力会社の策略で、住民は「関電様々」と思い、助けられたと信じている。ここでは皆に「この島で署名なんて!」と怒られた。「あんたならする?」「息子はそこで働いているンだよ」と。

┏┓
┗■3. 規制委員会 御中    川内原発再稼働を何故急ぐ?
 └────  浅田正文(仮住い:石川県  避難前:福島県田村市都路町)

  川内原発再稼働を何故急ぐのか全く理解できない。フクシマで私たちは多くを学んだのではないのか。
川内原発に関して、規制委の田中委員長は、安全審査ではなく、基準の適合性を審査した。安全だということ私は申し上げていません、とことあるごとに述べている。対して総理は、規制委は安全と判断した、と言い替えている。一体誰が責任を持って安全宣言を出しているのか。
百歩譲って川内原発が技術的に安全で、且つ操作ミスが起こらないとしよう。だが「想定外」は起こり得るし絶対安全はありえない。万が一の時の避難計画はどうなっているのか。仮に火山の大噴火で灰が積もり、雨が降り、道路が泥沼化し、車の通行が不可能になった場合にどのようにして避難するのか。しかも背後にはブルーム(放射能雲)が迫っている! 混乱が起こらないといえるのか。さらには使用済み核燃料を次の世代に押し付ける問題もある。
 このように(1)技術的危険性ばかりか (2)避難などの社会システム環境 (3)核廃棄物の世代間責任から、考えると再稼働は論外である。
フクシマを再び起こしてはならない。原発難民の切なる願いである。
                                                                       以上

┏┓
┗■4.余寒お伺い申し上げます-川柳
 |   (たんぽぽ舎に来たはがきより) 
 └──── 詠み人・怒れる森のB女
    
さて本年も懲りずB級川柳にてアベ族へ一矢(いっし)報わんとゴマメの歯ぎしり(^0^)
    
☆ 邦人の 命護らず テロ招き!
☆ こぞ(去年)の秋 拉致知りつつも 悪言動!
☆ 至愚(しぐ)の人 羊皮かぶりて 改憲を言い!
   ※極めて愚か
☆ 基地要らぬ ジュゴンの海に 武器要らぬ!
☆ 沖縄と 全国の意思 へ頬かぶり!

┏┓
┗■5.テント日誌2月11日(休)・12日(木)
 |  経産前テントひろば1260日 商業用原発停止513日
 |    「話と座談」は盛況のようだ
 └────  (I・K)
  
 今日は最首悟さんをお招きして「話と座談の会」があったので1時過ぎテントに行った。
着くともうMさんが第2テントの邪魔なものを外に出したりして準備をしていた。会とは別に今日は建国の日なので右翼がやってくるのではと心配して来てくれたYさんに手伝って頂いて会場作りをする。
 その後続々と参加者が集まってテントの中はすぐ満員になってしまった。
仕方なくたんぽぽ舎ボランティア姉妹、休日なのでと寄って下さったUさんなどと座り込む。
幸い右翼の街宣も通らず好天の中で楽しいひとときを過ごした。
3時半過ぎ休憩の後座談に入ったようですが、私は後片付けを託してテントを後にしました。
今日も三輪さんが撮影して下さいましたので以下で様子が見られます。
   https://www.youtube.com/watch?v=18eU7zqx9_4

◆宮崎のUさんからの贈り物が届いていた 2月12日から
   葉書作戦「東京地裁民事第37部」村上裁判長らに当てて毎日葉書を出す。

 テントに着いたら宮崎のUさんから素敵な便りとカンパが届いていた。手紙には遠くからテントを心配して色々行動している事が書かれている。
1)葉書作戦「東京地裁民事第37部」村上裁判長らに当てて毎日葉書を出す。
 2月26日までに64枚になるそうです。すごい!裁判長、ちゃんと読んで呉れているかな?
2)困ったときの神頼みで「仮執行」にならないように神社にお参りもしているとのこと、
そして地元でも脱原発のため努力している様子、彼のテントへの思いは永年の脱原発への強い願いに他ならないのです。見習わなければと思います。
 今日は暖かくて太陽を背にして座るとぽかぽかして気持ちよかった。
でも話題は暗い事ばかり、憲法を破壊して戦争への道に進もうとし、お金のために原発再稼働に邁進する政治に私たちはどう立ち向かえば良いのか悲しくなる。
一寸落込んでいるとき、女性が来て名前も告げず、みかんや、お菓子をたくさん差し入れてくれその上カンパまで置いて行った。
テントを思ってくれる人が沢山いることで気を取り直す。
3時ごろ自転車で寄って下さった男性、東京の放射能汚染を心配して測定しているとか、テントのことも建った当時から関心を持ってくださった様で、M子さんと意気投合して長時間話して帰られた。
 夕方Kさんがニュース43号を増刷してきてチラシの組み合わせ作業を熱心に続ける中私は失礼した。


┏┓
┗■6.新聞より5つ
 └────
   
  ◆  高浜、安全とは言えない

 川崎市宮前区の無職渋谷富美子さん(67)
 私たちの世代は、原発の安全性に疑問を持たずにエネルギーを使ってきた責任がある。これからも声を上げていきたい。福島の事故も収束していないのに再稼働なんて、怒りというより「どうして」と疑問に思う。
 横浜市旭区の福祉施設職員浜田浩之さん(44)
 高浜原発が審査に通ったというが、基準に合ったというだけで安全とは言えない。事故が起きれば避難どころではなく、動かさないのが一番安全だ。市民の声より企業の利益を優先しているようにしか思えない。
  (2月14日東京新聞【金曜日の声 官邸前】より)

◆ 原電、持ち株会社化検討  参加に廃炉支援会社
           (2月13日朝日新聞見だし)

◆ 東電と中部電:火力発電で提携 正式合意 
  4月に新会社  LNG共同調達

 東京電力と中部電力は9日、東電が経営再建の柱と位置付ける燃料調達と火力発電部門の包括提携で最終合意した。4月に燃料調達から火力発電までを一体的に手掛ける共同事業会社を設立し、両社の老朽火力発電所の建て替えや、液化天然ガス(LNG)の共同調達を始める。来年4月の電力小売りの全面自由化を控え、燃料調達と火力発電で国内1、2位の提携により、エネルギー業界の合従連衡が加速しそうだ。(後略)
                        (2月10日毎日新聞より抜粋)

 ◆「原発事故で地域崩壊」福島都路339人 
  東電、国を賠償提訴提訴  地裁郡山支部

 東京電力福島第1原発事故で地域のつながりなどを失ったとして、福島県田村市都路(みやこじ)地区の旧緊急時避難準備区域(同原発から20-30キロ)の105世帯339人が9日、東電と国に慰謝料など計約37億円を求めて福島地裁郡山支部に集団提訴した。
 訴状によると、地区の8割を占める山林の除染が手つかずで住民が山菜採りなどに立ち入りできなくなったほか、子どもや若者らが避難を続けていることなどで地域共同体が崩壊したとしている。
 20キロ圏外の原告に対する精神的賠償が2012年8月で打ち切られたことへの不満も訴訟の背景にある。原告代理人の弁護団によると、約40世帯百数十人が追加提訴する予定。
 東電福島広報部は「訴状が届いていないので詳細は分からないが、内容や主張を聞いて真摯(しんし)に対応する」とコメントした。
                        (2月10日毎日新聞より)

 ◆ビキニデー行脚始まる 核の悲劇を繰り返すな

 静岡県焼津港から漁に出たマグロ漁船「第五福竜丸」が1954年、西大平洋ビキニ環礁での米国の水爆実験で被災した費を祈念する3月1日の「ビキニデー」を前に、僧侶らが13日、核廃絶などを訴えながら東京から焼津まで歩く平和祈念行脚に出発した。
 日蓮宗系の日本山妙法寺が毎年続けており、今回が31回目。約30人の参加者は江東区夢の島の都立第五福竜丸展示館を見学した後、「南無妙法蓮華経」と唱え、太鼓を打ち鳴らしながら焼津に向けて歩き始めた。
 道中では自治体や米軍、自衛隊施設などを訪ね、要請文を提出。来月1日には焼津で、無線長で被災してから約半年後に亡くなった久保山愛吉さんの墓に参る予定。僧侶の武田隆雄さん(62)は「日本人人質事件で戦争やテロを明らかに感じられるようになった。安倍政権はそれを利用し戦争をする国にしようとしており、核廃絶や脱原発とあわせて、危機感を持って臨む」と話した。
            (2月13日東京新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2406】
2015年2月13日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
*一部配信もれがありました。重複ご容赦願います*      転送歓迎
━━━━━━━
★1.新聞より ~高浜原発特集~
 ◇意見公募 答えず「適合」 高浜3・4号機、規制委 変わらぬ姿勢
 (2月13日 東京新聞より)
 ◇規制委、同時原発事故 検証せず 川内に続き2例目の審査書
 (2月12日 東京新聞夕刊より抜粋)
 ◇原発の「地元」困惑 高浜原発 規制委が許可
 (2月13日 朝日新聞 見出し)
 ◇高浜原発 新基準「適合」 「安全 保証できるのか」
  隣接 京都・滋賀の住民ら憤り(2月13日 東京新聞より抜粋)
 ◇高浜 新基準「適合」 原発は自然に背く
  事故あれば京都の文化壊れる 経済優先の思想 間違ってる 
 (2月13日 東京新聞「核心」より)
★2.2月後半~3月の日程(学習会・デモ・ほかアクション)
★3.「韓国水力原子力」に癌裁判で勝訴した
  イ・ジンソプさん500日の戦い            (西村俊弘)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇講演 【いまは福島のこと、いつかはあなたの町のことに
      ―ふるさと福島を奪われて】
 2月21日(土)13:00~16:30 HOWS本郷文化フォーラム(本郷三丁目)
━━━━━━━

┏┓
┗■1.新聞より ~高浜原発特集~
 └────

◆意見公募 答えず「適合」 高浜3・4号機、規制委 変わらぬ姿勢
 集中立地・避難 懸念残る
(2月13日東京新聞より抜粋)

 原子力規制委員会は12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が原発の
新しい規制基準を満たしているとの審査書を正式に決めた。パブリックコメン
ト(意見公募)には、原発が集中立地する危険性や避難計画の実効性が審査さ
れないことなどに多くの意見や疑問が寄せられた。だが、規制委は、事故が起
きても一定レベルに収まると想定して判断する姿勢を変えず、すれ違いが目立
った。(中略)
 東京電力福島第一原発事故では、放射線量が上がったり、水素爆発の危険が
増したりして作業員が待避する事態が何度も起きた。「新基準を満たせば、作
業に影響がある事故にならないと決めつけているのはなぜか」との問いもあっ
たが、規制委は新基準が求める対策により「作業に支障がないことを確認した
」と回答するにとどまった。(後略)

◆規制委、同時原発事故 検証せず 川内に続き2例目の審査書
(2月12日東京新聞夕刊より抜粋)

・・・規制委は複数の原発で同時に事故が起きる可能性や、近隣住民が安全に
避難できるかどうかは検討していない。(中略)
 ベント設備の完成は18年7月までかかる。事故収束要員を守る緊急時対策所
は、同原発1、2号機が停止したままで両号機の施設が使えることを前提に審
査が進んだが、関電は1、2号機の再稼働も目指す方針を打ち出した。1、2
号機も動かすとなれば、対策所を新たに確保しないと基準を満たせない。
 審査書の決定で、今後は事故対応の詳しい内容などの審査に進む。再稼働に
は地元の了解が必要だが、住民避難など防災計画の策定が求められる30キロ圏
内には京都府や滋賀県の自治体が含まれ、地元同意の範囲や進め方も焦点にな
る。

──14基集中 収束支障の恐れ、基準満たせば「防げる」前提──原子力規制
委員会による関西電力高浜原発の審査では、原発が集中立地していることの危
険性について検証もされず、審査書でも記載されていない。新規制基準を満た
せば、各原発で放射能が大量放出されるような事故は防げるという大前提にな
っているからだ。
 高浜原発が立地する福井県沿岸の若狭湾は「原発銀座」とも呼ばれ、高浜の
ほか、大飯、美浜、敦賀の3原発と高速増殖炉「もんじゅ」を合わせ、計14基
が立ち並ぶ。(中略)
 政府事故調の調書で、福島第一の故吉田昌郎(まさお)所長(当時)は「放射
能が2F(福島第二)まで行ってしまう。2Fも、注水などの作業ができなく
なってしまう」と危ぶんでいたと証言した。(後略)

◆原発の「地元」困惑 高浜原発 規制委が許可
 (2月13日 朝日新聞 見出し)

◆高浜原発 新基準「適合」 「安全 保証できるのか」
 隣接 京都・滋賀の住民ら憤り
(2月13日 東京新聞より抜粋)

 原子力規制委員会が12日、福井県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機の
新基準適合を決めた。再稼働に向け着々と進む手続きに、福井県に隣接する京
都府や滋賀県の住民からは「(適合)基準が分からない」「安全を保証できる
のか」といった憤りや反発の声が上がった。
 全国で唯一、立地県以外で5キロ圏内に入る京都府舞鶴市。杉山地区に住む
農業 松岡良啓さん(68)は、「規制委が判定した基準が分からないし、議論の
流れも理解できていない」と話す。
 事故で琵琶湖が汚染される可能性に触れ「大阪など都市部に住む人たちはど
うするのか。関西全体で問題意識を持ってもらいたい」と訴えた。(中略)
 3、4号機の再稼働の差し止めを求め、大津地裁に仮処分を申し立てている
滋賀県長浜市の願浄寺住職 対月慈照さん(61)は「規制委が決定した「審査書
」が安全を保証してくれるわけではない。再稼働に進んでいくことに焦りや
いら立ちを感じる」と怒りをあらわにした。(中略)

──高浜町民「避難道路の整備を」──(中略)高浜町に近い同県小浜市の明
通寺住職、中嶌哲演さん(72)=原発反対県民会議代表委員=は「誰ひとり安全
だと断言できない中、規制委は見切り発車のゴーサインを出した。巨大な利益
を生み出す電力事業者側に歩み寄った」と批判。「裁判闘争や署名活動を通じ
て世論を盛り上げていく」と決意を語った。

◆高浜 新基準「適合」 原発は自然に背く
 事故あれば京都の文化壊れる 経済優先の思想 間違ってる 
(2月13日 東京新聞「核心」より)

 再稼働に向け、原子力規制委員会から新しい規制基準を満たすと判断された
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)。京都府に隣接し、原発から半
径60キロ圏内には金閣寺や北野天満宮など世界に誇る歴史的な寺院や神社がひ
しめく。原発再稼働を宗教界はどう受け止めているのか。金閣寺などの住職を
務める京都仏教会理事長の有馬頼底さん(82)に聞いた。(中略)
 「国は「原発は安全」と言ってきたが、うそだった。福島の事故では、被災
者はいまだに古里へ帰れず、田んぼも使えない。いったん事故が起きれば、大
変なことになる。金閣寺を万一の原発事故で失うわけにはいかない。「想定外
」と言われても、取り返しがつかない。原発自体があってはいけないと思う」
(後略)
<記事全文は「東京新聞電子版」で。>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2015021302000157.html

東京新聞 社説 2015年2月13日
「高浜・審査適合 「地元」とはどこなのか」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021302000160.html


┏┓
┗■2.2月~3月の日程(学習会・デモ・ほかアクション)
 └────
(学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(たんぽぽ舎のビル4階)です)

2/15(日) 13:30~17:00 参加費:500円
【再稼働阻止全国ネットワーク 討論集会】
「原発再稼働 これまでの取り組みと今後の方針-現地行動を踏まえて」

2/19(木) 13:00~17:00 原子力規制委員会・規制庁交渉
 場所 参議院議員会館 講堂(規制庁との質疑・応答は14時~16時)
 主催・問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

2/20(金)・27(金) 18:30~20:00 場所 首相官邸まえ
「川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 再稼働反対!首相官邸前抗議」 主催 首都圏反原発連合

2/21(土) 18:00~20:00 参加費:800円
学習会【原発と核武装 その1<戦後日本の核政策>】 講師:原田裕史さん

2/22(日) 13:30~17:00 参加費:800円
テントを守ろう100人集会「テント撤去判決を出させない!」
共催:テント応援団、たんぽぽ舎 問合せ:たんぽぽ舎まで TEL 03-3238-9035

2/24(火) 19:00~21:00 参加費:800円
学習会【「東電は責任をとれ」連続講座 第13回】
 「原発事故・放射能汚染防止法の制定を」 講師:藤原寿和さん

2/26(木) 傍聴と集会【第10回 経産省前テント裁判】
 14:30開廷 東京地裁103号法廷(抽選になる場合があります)
 法廷終了後、報告集会  詳細後日

2/26(木) 19:00~21:00 参加費:800円
槌田ゼミ 新シリーズ【福島原発事故基本講座 第11回】
 「九州電力の1月に予定された回答について検討する」 講師:槌田敦さん

2/27(金) 17:00~17:30 関西電力抗議行動
 場所 関電 東京支社(内幸町駅すぐ 富国生命ビルまえ集合)
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット(金曜官邸まえ行動の前段で実施)

*****3月の予定*****

3/1(日) 13:30開会【たんぽぽ舎 第27回総会・26周年】
 会場:スペースたんぽぽ
 ☆第1部 総会
 ☆第2部 記念講演 講師:木幡ますみさん 山崎久隆さん
 ☆第3部 懇親会
 参加費 第1部:無料、第2部:800円、第3部:2500円、2部・3部通し3000円
 問合せ たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

3/2(月) 13:00から【九州電力 本店交渉、署名提出】
 主催:3・11鹿児島実行委員会 ほか (福岡市内での開催です)

3/4(水) 17:30~18:45 九州電力 東京支社まえ抗議行動
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット 場所:東京・JR有楽町駅前
3/4(水) 19:00~20:00 九州電力 東京支社まえ抗議行動
 呼びかけ:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば
 賛同団体:東電株主代表訴訟団ほか106団体

3/8(日) 13:00~ 反原発★統一行動「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」
 第1部 13:00~ 大集会(会場:日比谷野音)、終了後デモ・国会大包囲
 第2部 15:30~ 国会まえ大集会  (主催:首都圏反原発連合)
 詳細 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=5791

3/11(水) 【第4回 3・11原発いらない地球(いのち)の集い】
 場所:福島市音楽堂
 共催:原発いらない福島の女たち、スリー・ノンの女たち  詳細後日

3/14(土)【原発のない福島を!県民大集会】
 会場:福島市・あずま総合体育館
 主催:原発のない福島を!県民大集会実行委員会  詳細後日

3/20(金) 17:00~17:30 関西電力抗議行動
 場所 関電 東京支社(内幸町駅すぐ 富国生命ビルまえ集合)
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット(金曜官邸まえ行動の前段で実施)

3/24(火) 19:00~21:00 参加費:800円
学習会【放射能から子どもたちを守る講座:福島の子どもたちに懸念される
 由々しき事態】 講師:崎山比早子さん

3/28(土) 18:30開場 19:00開会
集会【福島を忘れない!さようなら原発大講演会】
 会場:新宿文化センター (集会終了後、デモ予定)
 主催:さようなら原発1千万人署名市民の会  詳細後日


┏┓
┗■3.「韓国水力原子力」に癌裁判で勝訴した
 │ イ・ジンソプさん500日の戦い
 │ (1/31に開催された講演会についてのリポート)
 └──── 西村俊弘(スペースたんぽぽ 講座運営委員)

 1月31日、奥様が古里原発からでた放射能により甲状腺癌になったと、韓国
水力原子力を訴え勝利したイ・ジンソプさんと息子のギュンド君が、韓国から
来日し「スペースたんぽぽ」で講演を行った。
 イさんは、奥様が甲状腺癌に罹ったばかりではなく、本人も大腸癌に、ギュ
ンド君も生まれながら、発達障害を抱えている。
 韓国で原発の被爆被害が認識されたのは、1989年だった。1987年3月から
1988年5月までにヨングァン原発の従業員の妻が「脳のない胎児」を2回も流
産した事が報道されたからだ。韓国電力公社は健康実態調査の結果、安全であ
ると公表したが住民の不安は解消されなかった。
 政府はソウル大医学に依頼して、疫学調査に乗り出した。その結果、政府は
原発の影響はないと公表した。
 2012年5月、ハンリム大学医学部が政府が出した結論と相反する内容を発表
した。

イさんの妻バクさんが甲状腺癌になり手術を受けたのは、2012年2月の事だっ
た。妻の看護をしにいったイさんは、その病院の癌患者に知り合いが多い事に
衝撃を受けた。
 その頃、コリ原発3号機に偽の部品が使われている事が発覚、韓水原は安全
には問題ないと発表。
 イさんは私たちが罹った癌は原発に関係していないか疑念を抱いた。その年
の7月イさんの家族3人は韓水原を相手に訴訟を提起した。2年間の戦いの幕
開けであった。
 イさんの弁護士の調べでは、原発周辺地域のキジャンでは、首都圏の3倍の
癌検出率で甲状腺癌が最も多かった。
 2014年10月17日、釜山地裁は原告一部勝訴の判決を下した。裁判所は最低限
の基準と安全基準は違うとの判断を示した。イさんは、判決文を忘れる事がで
きない。
 「韓水原」は今回の判決にすぐに控訴した。
 この判決によって、原発の安全を信じる地域にも違う声が出始めた。
 「韓水原」は、私たちは原発をちゃんと管理している、福島の事故のせいで
海が汚された、韓国の原発は安全に運転されていると言った。
 しかし、12月10日までに古里原発周辺住民180人が韓水原を相手に訴訟を起
こした。そして現在、韓水原を提訴した原告は400人、その家族を含めると
1500人になった。

 イさんは最後に、反核、反原発のために戦いたい、私は韓国人として東京電
力を訴えたいと結んだ。

 ※イ.ジンソプさん プロフィール:
  古里原発甲状腺癌訴訟・勝訴原告者、社会福祉士


┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────

◆いまは福島のこと、いつかはあなたの町のことに
 ―ふるさと福島を奪われて
 講師 若松こはるさん(介護士)

 日時 2月21日(土) 13:00~16:30
 会場 HOWS 本郷文化フォーラムワーカーズスクール
    東京都文京区本郷3-38-10 さかえビル2階 小川町企画内
 交通 丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩5分 http://www.hows.jpn.org/
 参加費 1,500円(学生1,000円)
 問合せ HOWS事務局 TEL:03-5804-1656 FAX:03-5804-1609
 メール hows@dream.ocn.ne.jp

 若松こはるさんのふるさとは、福島県双葉郡富岡町。原発事故で帰る家を
 奪われました。突然ふりかかった不条理は今も続いています。身近な人の
 多くが原発や除染関連企業で働き、帰還政策が地域を分断しています。
 こはるさんが生身で受け止めている福島の現状を聞き、討論します。
 (こはるさんの母、木田節子さんも参加されます)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2406】
2015年2月13日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                     転送歓迎 重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.新聞から ~高浜原発特集~
 ◇意見公募 答えず「適合」 高浜3・4号機、規制委 変わらぬ姿勢
 (2月13日 東京新聞より)
 ◇規制委、同時原発事故 検証せず 川内に続き2例目の審査書
 (2月12日 東京新聞夕刊より抜粋)
 ◇原発の「地元」困惑 高浜原発 規制委が許可
 (2月13日 朝日新聞 見出し)
 ◇高浜原発 新基準「適合」 「安全 保証できるのか」
  隣接 京都・滋賀の住民ら憤り(2月13日 東京新聞より抜粋)
 ◇高浜 新基準「適合」 原発は自然に背く
  事故あれば京都の文化壊れる 経済優先の思想 間違ってる 
 (2月13日 東京新聞「核心」より)
★2.2月後半~3月の日程(学習会・デモ・ほかアクション)
★3.「韓国水力原子力」に癌裁判で勝訴した
  イ・ジンソプさん500日の戦い            (西村俊弘)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇講演 【いまは福島のこと、いつかはあなたの町のことに
      ―ふるさと福島を奪われて】
 2月21日(土)13:00~16:30 HOWS本郷文化フォーラム(本郷三丁目)
━━━━━━━

┏┓
┗■1.新聞から ~高浜原発特集~
 └────

◆意見公募 答えず「適合」 高浜3・4号機、規制委 変わらぬ姿勢
 集中立地・避難 懸念残る     (2月13日 東京新聞より抜粋)

 原子力規制委員会は12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が原発の
新しい規制基準を満たしているとの審査書を正式に決めた。パブリックコメン
ト(意見公募)には、原発が集中立地する危険性や避難計画の実効性が審査さ
れないことなどに多くの意見や疑問が寄せられた。だが、規制委は、事故が起
きても一定レベルに収まると想定して判断する姿勢を変えず、すれ違いが目立
った。(中略)
 東京電力福島第一原発事故では、放射線量が上がったり、水素爆発の危険が
増したりして作業員が待避する事態が何度も起きた。「新基準を満たせば、作
業に影響がある事故にならないと決めつけているのはなぜか」との問いもあっ
たが、規制委は新基準が求める対策により「作業に支障がないことを確認した
」と回答するにとどまった。(後略)

◆規制委、同時原発事故 検証せず 川内に続き2例目の審査書
(2月12日 東京新聞夕刊より抜粋)

・・・規制委は複数の原発で同時に事故が起きる可能性や、近隣住民が安全に
避難できるかどうかは検討していない。(中略)
 ベント設備の完成は18年7月までかかる。事故収束要員を守る緊急時対策所
は、同原発1、2号機が停止したままで両号機の施設が使えることを前提に審
査が進んだが、関電は1、2号機の再稼働も目指す方針を打ち出した。1、2
号機も動かすとなれば、対策所を新たに確保しないと基準を満たせない。
 審査書の決定で、今後は事故対応の詳しい内容などの審査に進む。再稼働に
は地元の了解が必要だが、住民避難など防災計画の策定が求められる30キロ圏
内には京都府や滋賀県の自治体が含まれ、地元同意の範囲や進め方も焦点にな
る。

──14基集中 収束支障の恐れ、基準満たせば「防げる」前提──原子力規制
委員会による関西電力高浜原発の審査では、原発が集中立地していることの危
険性について検証もされず、審査書でも記載されていない。新規制基準を満た
せば、各原発で放射能が大量放出されるような事故は防げるという大前提にな
っているからだ。
 高浜原発が立地する福井県沿岸の若狭湾は「原発銀座」とも呼ばれ、高浜の
ほか、大飯、美浜、敦賀の3原発と高速増殖炉「もんじゅ」を合わせ、計14基
が立ち並ぶ。(中略)
 政府事故調の調書で、福島第一の故吉田昌郎(まさお)所長(当時)は「放射
能が2F(福島第二)まで行ってしまう。2Fも、注水などの作業ができなく
なってしまう」と危ぶんでいたと証言した。(後略)

◆原発の「地元」困惑 高浜原発 規制委が許可
 (2月13日 朝日新聞 見出し)

◆高浜原発 新基準「適合」 「安全 保証できるのか」
 隣接 京都・滋賀の住民ら憤り
(2月13日 東京新聞より抜粋)

 原子力規制委員会が12日、福井県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機の
新基準適合を決めた。再稼働に向け着々と進む手続きに、福井県に隣接する京
都府や滋賀県の住民からは「(適合)基準が分からない」「安全を保証できる
のか」といった憤りや反発の声が上がった。
 全国で唯一、立地県以外で5キロ圏内に入る京都府舞鶴市。杉山地区に住む
農業 松岡良啓さん(68)は、「規制委が判定した基準が分からないし、議論の
流れも理解できていない」と話す。
 事故で琵琶湖が汚染される可能性に触れ「大阪など都市部に住む人たちはど
うするのか。関西全体で問題意識を持ってもらいたい」と訴えた。(中略)
 3、4号機の再稼働の差し止めを求め、大津地裁に仮処分を申し立てている
滋賀県長浜市の願浄寺住職 対月慈照さん(61)は「規制委が決定した「審査書
」が安全を保証してくれるわけではない。再稼働に進んでいくことに焦りや
いら立ちを感じる」と怒りをあらわにした。(中略)

──高浜町民「避難道路の整備を」──(中略)高浜町に近い同県小浜市の明
通寺住職、中嶌哲演さん(72)=原発反対県民会議代表委員=は「誰ひとり安全
だと断言できない中、規制委は見切り発車のゴーサインを出した。巨大な利益
を生み出す電力事業者側に歩み寄った」と批判。「裁判闘争や署名活動を通じ
て世論を盛り上げていく」と決意を語った。

◆高浜 新基準「適合」 原発は自然に背く
 事故あれば京都の文化壊れる 経済優先の思想 間違ってる 
(2月13日 東京新聞「核心」より)

 再稼働に向け、原子力規制委員会から新しい規制基準を満たすと判断された
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)。京都府に隣接し、原発から半
径60キロ圏内には金閣寺や北野天満宮など世界に誇る歴史的な寺院や神社がひ
しめく。原発再稼働を宗教界はどう受け止めているのか。金閣寺などの住職を
務める京都仏教会理事長の有馬頼底さん(82)に聞いた。(中略)
 「国は「原発は安全」と言ってきたが、うそだった。福島の事故では、被災
者はいまだに古里へ帰れず、田んぼも使えない。いったん事故が起きれば、大
変なことになる。金閣寺を万一の原発事故で失うわけにはいかない。「想定外
」と言われても、取り返しがつかない。原発自体があってはいけないと思う」
(後略)
<記事全文は「東京新聞電子版」で。>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2015021302000157.html

東京新聞 社説 2015年2月13日
「高浜・審査適合 「地元」とはどこなのか」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021302000160.html

┏┓
┗■2.2月~3月の日程(学習会・デモ・ほかアクション)
 └────
(学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(たんぽぽ舎のビル4階)です)

2/15(日) 13:30~17:00 参加費:500円
【再稼働阻止全国ネットワーク 討論集会】
「原発再稼働 これまでの取り組みと今後の方針-現地行動を踏まえて」

2/19(木) 13:00~17:00 原子力規制委員会・規制庁交渉
 場所 参議院議員会館 講堂(規制庁との質疑・応答は14時~16時)
 主催・問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

2/20(金)・27(金) 18:30~20:00 場所 首相官邸まえ
「川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 再稼働反対!首相官邸前抗議」 主催 首都圏反原発連合

2/21(土) 18:00~20:00 参加費:800円
学習会【原発と核武装 その1<戦後日本の核政策>】 講師:原田裕史さん

2/22(日) 13:30~17:00 参加費:800円
テントを守ろう100人集会「テント撤去判決を出させない!」
共催:テント応援団、たんぽぽ舎 問合せ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

2/24(火) 19:00~21:00 参加費:800円
学習会【「東電は責任をとれ」連続講座 第13回】
 「原発事故・放射能汚染防止法の制定を」 講師:藤原寿和さん

2/26(木) 傍聴と集会【第10回 経産省前テント裁判】
 14:30開廷 東京地裁103号法廷(抽選になる場合があります)
 法廷終了後、報告集会  詳細後日

2/26(木) 19:00~21:00 参加費:800円
槌田ゼミ 新シリーズ【福島原発事故基本講座 第11回】
 「九州電力の1月に予定された回答について検討する」 講師:槌田敦さん

2/27(金) 17:00~17:30 関西電力抗議行動
 場所 関電 東京支社(内幸町駅すぐ 富国生命ビルまえ集合)
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット(金曜官邸まえ行動の前段で実施)

*****3月の予定*****

3/1(日) 13:30開会【たんぽぽ舎 第27回総会・26周年】
 会場:スペースたんぽぽ
 ☆第1部 総会
 ☆第2部 記念講演 講師:木幡ますみさん 山崎久隆さん
 ☆第3部 懇親会
 参加費 第1部:無料、第2部:800円、第3部:2500円、2部・3部通し3000円
 問合せ たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

3/2(月) 13:00から【九州電力 本店交渉、署名提出】
 主催:3・11鹿児島実行委員会 ほか (福岡市内での開催です)

3/4(水) 17:30~18:45 九州電力 東京支社まえ抗議行動
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット 場所:東京・JR有楽町駅前
3/4(水) 19:00~20:00 九州電力 東京支社まえ抗議行動
 呼びかけ:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば
 賛同団体:東電株主代表訴訟団ほか106団体

3/8(日) 反原発★統一行動「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」
 第1部 13:00~ 大集会(会場:日比谷野音)、終了後デモ・国会大包囲
 第2部 15:30~ 国会まえ大集会  (主催:首都圏反原発連合)
 詳細 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=5791

3/11(水) 【第4回 3・11原発いらない地球(いのち)の集い】
 場所:福島市音楽堂
 共催:原発いらない福島の女たち、スリー・ノンの女たち  詳細後日

3/14(土)【原発のない福島を!県民大集会】
 会場:福島市・あずま総合体育館
 主催:原発のない福島を!県民大集会実行委員会  詳細後日

3/20(金) 17:00~17:30 関西電力抗議行動
 場所 関電 東京支社(内幸町駅すぐ 富国生命ビルまえ集合)
 呼びかけ:再稼働阻止全国ネット(金曜官邸まえ行動の前段で実施)

3/24(火) 19:00~21:00 参加費:800円
学習会【放射能から子どもたちを守る講座:福島の子どもたちに懸念される
 由々しき事態】 講師:崎山比早子さん

3/28(土) 18:30開場 19:00開会
集会【福島を忘れない!さようなら原発大講演会】
 会場:新宿文化センター (集会終了後、デモ予定)
 主催:さようなら原発1千万人署名市民の会  詳細後日


┏┓
┗■3.「韓国水力原子力」に癌裁判で勝訴した
 │ イ・ジンソプさん500日の戦い
 │ (1/31に開催された講演会についてのリポート)
 └──── 西村俊弘(スペースたんぽぽ 講座運営委員)

 1月31日、奥様が古里原発からでた放射能により甲状腺癌になったと、韓国
水力原子力を訴え勝利したイ・ジンソプさんと息子のギュンド君が、韓国から
来日し「スペースたんぽぽ」で講演を行った。
 イさんは、奥様が甲状腺癌に罹ったばかりではなく、本人も大腸癌に、ギュ
ンド君も生まれながら、発達障害を抱えている。
 韓国で原発の被爆被害が認識されたのは、1989年だった。1987年3月から
1988年5月までにヨングァン原発の従業員の妻が「脳のない胎児」を2回も流
産した事が報道されたからだ。韓国電力公社は健康実態調査の結果、安全であ
ると公表したが住民の不安は解消されなかった。
 政府はソウル大医学に依頼して、疫学調査に乗り出した。その結果、政府は
原発の影響はないと公表した。
 2012年5月、ハンリム大学医学部が政府が出した結論と相反する内容を発表
した。

イさんの妻バクさんが甲状腺癌になり手術を受けたのは、2012年2月の事だっ
た。妻の看護をしにいったイさんは、その病院の癌患者に知り合いが多い事に
衝撃を受けた。
 その頃、コリ原発3号機に偽の部品が使われている事が発覚、韓水原は安全
には問題ないと発表。
 イさんは私たちが罹った癌は原発に関係していないか疑念を抱いた。その年
の7月イさんの家族3人は韓水原を相手に訴訟を提起した。2年間の戦いの幕
開けであった。
 イさんの弁護士の調べでは、原発周辺地域のキジャンでは、首都圏の3倍の
癌検出率で甲状腺癌が最も多かった。
 2014年10月17日、釜山地裁は原告一部勝訴の判決を下した。裁判所は最低限
の基準と安全基準は違うとの判断を示した。イさんは、判決文を忘れる事がで
きない。
 「韓水原」は今回の判決にすぐに控訴した。
 この判決によって、原発の安全を信じる地域にも違う声が出始めた。
 「韓水原」は、私たちは原発をちゃんと管理している、福島の事故のせいで
海が汚された、韓国の原発は安全に運転されていると言った。
 しかし、12月10日までに古里原発周辺住民180人が韓水原を相手に訴訟を起
こした。そして現在、韓水原を提訴した原告は400人、その家族を含めると
1500人になった。

 イさんは最後に、反核、反原発のために戦いたい、私は韓国人として東京電
力を訴えたいと結んだ。

 ※イ.ジンソプさん プロフィール:
  古里[コリ]原発 甲状腺癌訴訟・勝訴原告、社会福祉士


┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────

◆いまは福島のこと、いつかはあなたの町のことに
 ―ふるさと福島を奪われて
 講師 若松こはるさん(介護士)

 日時 2月21日(土) 13:00~16:30
 会場 HOWS 本郷文化フォーラムワーカーズスクール
    東京都文京区本郷3-38-10 さかえビル2階 小川町企画内
 交通 丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩5分 http://www.hows.jpn.org/
 参加費 1,500円(学生1,000円)
 問合せ HOWS事務局 TEL:03-5804-1656 FAX:03-5804-1609
 メール hows@dream.ocn.ne.jp

 若松こはるさんのふるさとは、福島県双葉郡富岡町。原発事故で帰る家を
 奪われました。突然ふりかかった不条理は今も続いています。身近な人の
 多くが原発や除染関連企業で働き、帰還政策が地域を分断しています。
 こはるさんが生身で受け止めている福島の現状を聞き、討論します。
 (こはるさんの母、木田節子さんも参加されます)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2405】
2015年2月12日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力規制委員会・田中俊一様
   高浜原発安全審査結果の速やかな撤回を!
   再稼働ありきの安全審査やめて
                      中嶌哲演(若狭・小浜市)2015年2月12日
★2.住民説明会のかわりにビデオ提供? 住民の疑問・意見を無視するつもりか
   高浜町長との内緒話で決定
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その38
                                 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.「噴火の前兆」空振りのナゾ
   噴火予知は一筋縄ではいかない
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその88
                                                 島村英紀(地震学者)
★4.「日本を見習って廃炉にしなさい!」と台湾の原発反対派が言える様
   がんばらなくては
   2/6第135回首相官邸・国会議事堂前抗議行動にて
                                にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆今年6月に青森県知事選挙があります
   2/22「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」設立
   「原発・核燃に頼らない」-青森県知事選に立候補
★6.新聞より2つ
  ◆旧避難準備区域の340人が東電を提訴 「原発事故で地域崩壊」 (2月9日東京新聞より抜粋)
  ◆原発問題考える親子向けに絵本 「是非は問わず」、竜に例え表現
   フリーライター、ネットで資金・賛同者集め出版  (2月10日朝日新聞見出しより)
━━━━━━━
※2/13関西電力東京支社抗議行動にご参加を!
 2月13日(金)17:30~18:00(金曜官邸前行動の前段で実施)
 富国生命ビル前集合
  主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 2/13首相官邸前・国会議事堂前抗議-第136回
 日 時:2月13日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
     当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:50出発、17:30頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:45「経産省前テントひろば」集合。
18:00官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
━━━━━━━

┏┓
┗■1.原子力規制委員会・田中俊一様
 |  高浜原発安全審査結果の速やかな撤回を!
 |  再稼働ありきの安全審査やめて
 └──── 中嶌哲演(若狭・小浜市)2015年2月12日

 高浜原発3・4号機の安全審査結果は、新基準に適合しているに過ぎず、原発が安全であることを断定したわけではない-という従来の貴方の見解は、3600件のパブリックコメントを受けて、どのように具体的に変化しましたか。
 別紙添付のとおり、関西電力の「技術的能力」の根本的な欠陥などについて、私は3件のパブリックコメントを提出しましたが、いまだ明確な回答を得ていません。
 大飯原発から16キロメートル、高浜原発から30キロメートル圏内(UPZ)に居住し、原発等を阻止し続けてきた若狭・小浜市民の一人として、「再稼働ありき」の安全審査を速やかに撤回されることを求めます。

☆注:2月12日(木)、原子力規制委員会の前で「再稼働阻止全国ネットワーク」主催で抗議集会を開催。申し入れは3つ、中嶌哲演、阻止ネット、若狭の原発を考える会(木原壯林)。朝日新聞、共同通信などの取材があった。


┏┓
┗■2.住民説明会のかわりにビデオ提供?
 |  住民の疑問・意見を無視するつもりか 高浜町長との内緒話で決定
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その38
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 原子力規制委員会は住民説明会を回避するために動画説明ビデオを作成するそうだ。
「金曜日(1月30日)に高浜町長がいらっしゃいました。そして、高浜町長の方から、説明会の要望ではなくて、動画による説明ビデオを作成してほしいと。それで、町内のほとんどの世帯が視聴できるケーブルテレビを活用したいというお話がございました。」だと(2月3日の規制庁記者ブリーフィング)。
 事前の発表も無く非公開で高浜町長と規制委とが会ったのが不自然だ。町長が本当に要望を出したのか、それとも規制委側がそそのかしたのか、真実は分からないが、はっきりしているのは規制委がこれで住民説明会から逃げようとしていることだ。
 記者の「直接町民といいますか、一般の人たちの意見を聞くという場は、そうすると、なくなると考えてよろしいでしょうか?」に対して、田中委員長は「いや、そんなことはないんだろうけれどね。」、佐藤規制企画課長は「説明を受けた後に質問をいただければ、我々としてもまたその質問に対してお答えするということも1つのやり方としてある」と答えた。(以上、2月4日田中委員長記者会見)
 川内では、公聴会を避け、5回の住民説明会でも地元紙には批判意見多が報道され、さらに説明会を要請されている。高浜では、5km圏に舞鶴市もあり福井県のみへの対応で逃げられない。それゆえ、説明ビデオを逃げの切り札にしようとしているのだ。
悪先例にしてはいけない。我々も地元も断固抗議し、公聴会開催を要請しないといけない。


┏┓
┗■3.「噴火の前兆」空振りのナゾ
 |  噴火予知は一筋縄ではいかない
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその88
 └──── 島村英紀(地震学者)

 ちょうど17年前のいまごろだ。日本中の火山学者や気象庁がピリピリしていた。
 岩手県盛岡市の北西20キロメートルほどにある岩手山が、いまにも噴火しそうだったからだった。
 それは火山性の地震活動から始まった。1997年12月末から岩手山の西側山腹の浅いところで群発地震が始まって増加してきたのだ。
 そして翌1998年2月になると低周波地震も観測されるようになった。低周波地震は火山の地下でマグマや熱水が動くことで発生するものだと考えられている。噴火に近づいたに違いない
 げんに富士山の下で起き続けている低周波地震の増加が次の富士山噴火のカギを握っていると考えられている。
 ついで、東北大学や国土地理院が測っていた地殻変動観測データにも変化が現れた。噴火予知のカギになる山体膨張である。
 そして4月の末になると火山性地震がさらに頻発するようになり、傾斜計にも大きな変化が出た。
 これだけの「噴火の前兆」が揃った。いつ噴火しても不思議ではない状態になっていたのである。
 しかし、固唾を呑んで見守っていた火山学者たちや気象庁を尻目に、岩手山は噴火しなかったのである。
 これらの「前兆」だったはずのいろいろな活動は6~7月をピークに、8月以降はしだいに下がっていってしまった。
 じつはこの間、9月3日に岩手山の南西約10キロメートルのところでマグニチュード6.2の直下型地震が起きた。この直後には岩手山の地震活動も一時活発化したのだったが、それも10月には元に戻ってしまった。
 翌1999年になると火山の山体の浅いところで起きていた地震活動はもっと低下した。
 一方で火山のやや深部で起きる低周波地震や火山性微動の活動は続いた。つまり、まだ何かが起きる可能性が残っていたので気を緩められなかったのである。
 他方、これも火山活動のバロメータである噴気活動は遅れて1999年6月ごろから活発化していた。噴気とは水蒸気を吹き出す現象で、あちこちの火山で見られる。だがこれも2002年から2003年をピークにして、しだいに少なくなった。
 緊張の数年が過ぎた。結局、岩手山は噴火しないまま静かになってしまったのである。
 2014年9月に戦後最大の火山災害になってしまった御嶽山噴火のときには、火山性地震が「前兆」だったので、来るべき噴火を警告すべきではなかったかという議論がある。
 だがこの御嶽山の「前兆」は小規模な群発地震が約2週間前にあったが、その後おさまってしまっていたものだ。
 それに比べると、はるかに多くのもっともらしい「前兆」があっても、岩手山のように噴火しないことがよくある。噴火予知は一筋縄ではいかないのである。(2月6日『夕刊フジ』より)


┏┓
┗■4.「日本を見習って廃炉にしなさい!」と台湾の原発反対派が言える様
 |  がんばらなくては
 |  2/6第135回首相官邸・国会議事堂前抗議行動にて
 └──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)

○ 台湾では、「あの事故(福島第一原発事故)を起こした日本も再稼働するのだから、日本をお手本に原発進めていこう」って、推進派が言ってるって!
日本は原発廃炉にして、台湾のよき見本となろう!!
 雨まじりの雪が、小雨となり、たんぽぽ舎を出るときはビルの間から青空も見え、寒くはあるけど、降らないだけありがたく思える今日のお天気。
 先週は雪の予報で、官邸前はお休み、代りに後藤さんの解放を訴えるグループが官邸に向かい訴えていたけど、その中に結構、原発反対のプラカードを持っている人がいた。やはり来る人は来るんだなと思いつつ、希望のエリアに行ってみると、いつもの場所ではなく国会前の交差点のところまで出ていたっけ。あの場所は抗議にうってつけ、ステージ組まなくても、石垣がステージになるし、今日、希望のエリアでいつもコールしている、あすかさんが言ってたけど先週やった国会前の場所で、毎週できる様に申請しているところだって、申請通りにできれば、反原連の抗議と合わせて国会にステレオ状態で抗議できるけど、今度はそこで、ガス工事が始まったりして、そのうち国会前は塀だらけになって、国会議事堂も見えなくなるかもね。
 反原連は、今日も狭苦しいところでの国会前抗議ですが、この風景も見慣れたしまったことが悲しい。
○ さて今日は、久し振りに裏官邸に行ってみる、今日の裏官邸は、いつものマイク持参の人はいないが、たんぽぽの人が一人スタンディングをすると言っていたので、久し振りに行ってみる。高台に見える官邸は暗く人の気配が無い、抗議を聞いているのは、官邸の幽霊だけかな。幽霊さん、もし貴方がこの国の事を思うなら、安倍首相に言って下さい。原発はこの国を滅ぼすと。なんて、オカルトチックな事考えながら周りを見回すけど、誰もいない、時刻を確認する、と、もう19時半。どうやらスタンディング切り上げて希望のエリアに移動したよう。私も、急いで持ち場の国会議事堂前に戻らなければ。警官の規制をかわしながらたどり着くと、もう最後のミサオさんのスピーチが始まっていた。いわく、台湾では推進派が「あんな事故を起こした日本が再稼働するのだから、大丈夫なんだ、日本を見習って原発、進めなきゃいけないんだ」って言ってるって。悔しいよね。
絶対、日本を見習って廃炉にしなさい!と反対派が言える様、来週も頑張るぞ~!(^^)!


┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆今年6月に青森県知事選挙があります
  2/22「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」設立
    「原発・核燃に頼らない」-青森県知事選に立候補

 今年6月に青森県知事選挙があります。昨年11月26日に青森県知事選に立候補を表明した前青森県保険医協会会長の大竹進氏は、「原発・核燃に頼らない地域づくり。憲法を遵守して住民の命と暮らしを守る」と明言し、「自分の使命と思い、命がけでやり抜く決意である」と表明しました。
 大竹進氏は40年間医師として障害のある方たちの人生と真剣に向き合い、震災後は被災地に通い被災者支援に尽力してきました。
 私たちは、「大竹進氏が青森県知事になることによって必ず日本が変わる」と信じ、「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」を設立し、全国の皆さんの注目と応援のもとで投票率を上げ、必ず勝利したいと考えています。
 日時:2月22日14時より
 会場:ハートフルローフク(青森市本町)
 内容:設立総会と「ドクター大竹を囲む会」を開催
             (会費1.000円、「囲む会」3.000円)
主催:「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」
   (略称「進め!ドクター大竹の会」)事務局 青森市浪岡福田2-13-8
                          TEL 050-3444-8460 FAX 017-774-1326


┏┓
┗■6.新聞より2つ
 └──── 

 ◆旧避難準備区域の340人が東電を提訴 「原発事故で地域崩壊」

  東京電力福島第一原発事故で自然豊かな地域での生活を奪われたとして、福島県田村市都路地区の旧緊急時避難準備区域の住民105世帯339人が9日、国と東電に対し、1人当たり1100万円の慰謝料など総額約37億3000万円の損害賠償を求め、福島地裁郡山支部に提訴した。
 訴状によると、原発事故前の自然豊かな生活や家族だんらん、地域コミュニティーが崩壊し、これまでの東電の賠償では不十分としている。
 会見した原告団会長の今泉信行さん(67)は「山菜も採れないし、子どもも帰ってこない。きれいな都路がなぜこんなことになるのか。元に戻してほしい」と訴えた。
 緊急時避難準備区域は2011年4月、原発から20~30キロ圏を中心に福島県の5市町村で指定。同年9月に解除され、同区域の住民に対する慰謝料は12年8月末で打ち切られている。(後略)(2月9日東京新聞より抜粋)


 ◆原発問題考える親子向けに絵本 「是非は問わず」、竜に例え表現
  フリーライター、ネットで資金・賛同者集め出版
                (2月10日朝日新聞見出しより)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
takeshijo
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp