NUCLEAIRE
ニュークレール情報板
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2413】
2015年2月21日(土)地震と原発事故情報-7つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.電力自由化について・2016年4月から一般家庭のみなさんも
電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタート
「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、
われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」 広瀬 隆
★2.「原発廃炉の負債を電気代に転嫁する会計制度」に反対の意見を!
経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中
小田亜佐子(メルマガ読者・電力改革プロジェクト)
★3.『手をつなごう』、『アベちゃんへ』
作詞:さはしやよい(たんぽぽ舎会員、東京三多摩在住)
★4.2/24(火)第13回「東電は責任をとれ」連続講座にご参加を!
『原発事故と環境汚染』藤原寿和さん 3回連続講座の第3回
「原発事故・放射能汚染防止法の制定を!」
(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎)
★5.今週のたんぽぽ舎
3月1日(日)の第27回総会、26周年に向けての準備に大わらわです
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆江古田映画祭 3・11福島を忘れない 2/28より3/15
「福島を忘れない」をメインテーマに「いのち」に
関わる問題をとりあげた25作品
★7.新聞より1つ
◆容認自治体に交付金 再稼働促す政権 新設隠し、15億円上乗せ
(2月21日東京新聞「チェック2015年度予算案」より抜粋)
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者:原発現地、沖縄、テント応援団、テントひろば、たんぽぽ舎、
弁護士ほか
共 催:テント応援団、たんぽぽ舎
━━━━━━━
┏┓
┗■1.電力自由化について・2016年4月から一般家庭のみなさんも
| 電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタート
| 「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、
| われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」
└──── 広瀬 隆
○ 2016年4月(来年)から、一般家庭のみなさんも電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタートします。
いま電力会社が再稼働に必死になっているのは、この自由化前に原発を動かしてしまいたいからです。しかしそこに「崖っぷちに追い詰められた電力会社」の最大の弱点、アキレス腱があります。苦境に立ってきた彼らの経営は、再稼働のための莫大な安全対策費として、すでに2兆4000億円の巨大な出費を強いられ、それを強引な電気料金値上げでしのいできましたが、それで墓穴を掘ったのです。
九州電力も関西電力も、北海道電力も、みな企業が急激な電力会社離れを起こしたからです。安い電気を売ってくれる新電力に切り替え始めました。というのも、企業分野はすでに電力自由化しているので、好きなように電力会社を選べるからです。そのため電力会社は、得意先を次々に失いつつあります。
とりわけ一般の大企業は、自家発電によって自社の電力をまかなうようになり、すでに日本の電力の4分の1が自家発電になってしまいました。この数字は2013年度ですから、2014年度の今はそれよりはるかに多くなっているはずです。
○ さて、そこで、あと1年後に迫った完全電力自由化が、われわれの大きな勝負どころになります。われわれ(貧乏人の)一般消費者は当然、原発を持たない新電力と契約するのですが、それでは充分ではありません。
電力消費の大きな部分は、企業・産業にあるからです。そこで、まだ九州電力や関西電力と契約している九州地方の企業が、そして関西地方の企業が、電力会社離れを起こすように、呼びかけましょう。
「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」と。
この声を大きくすれば大きくするほど、九州電力や関西電力は震え上がります。顧客を失えば、彼らの経営はますます苦しくなります。苦しくなると、電気料金値上げしか生き延びる方法はありません。値上げをすると、ますます顧客は離れます。
○ その受け皿になる新電力とは、エネットだけではありません。NTT、東京ガス、大阪ガス、JX日鉱日石エネルギー(旧日本石油)、ソフトバンク、KDDI、トヨタ自動車、パナソニックといった、日本を代表する大企業群です。彼らが自由化の日を待ち望んでいます。企業利益のためですから、とてもよく動きます。その彼らが、われわれ貧乏人の原発反対運動の味方になって、いまや自由化後の発電所の準備に余念がないのです。大企業の社員たちも、電気料金値上げや再稼働なんてまっぴらだ、と思っているのです。
○ みなさん、再稼働で追い詰められているのは、われわれ反対運動だと勘違いしていませんか?トーンデモナイ。
崖っぷちに追い詰められているのは、九州電力や関西電力なのです。彼らは断崖絶壁に立っているのです。内心、真っ青になっています。
さあ、全土に、自信を持って、大声で広めましょう。
「川内原発・高浜原発、どこの原発でも、再稼働するなら、日本中が安価な新電力に切り替えるぞ! 再稼働してみろ!」と。
「原発を断念するなら、電力会社と契約を続けてもいいがな」と(小声で)。
┏┓
┗■2.「原発廃炉の負債を電気代に転嫁する会計制度」に反対の意見を!
| 経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中
└──── 小田亜佐子(メルマガ読者・電力改革プロジェクト)
経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中の「原発依存度低減に向けて廃炉を円滑に進めるための会計関連制度について(案)」
<http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620115002&Mode=0> の締切が2月22日(日)に迫っています。情報拡散、意見送付を呼びかけます。
「原発依存度低減」とか「廃炉を円滑に進める」ならばいいかも・・と思ったら大間違いで、原発廃炉によって生じる電力会社の負債を、電気料金に転嫁して回収する会計制度をつくろうというものです。
これが通ると、原発後始末や核燃処理費用をすべての消費者が電気代から支払わされ、原発電力会社は債務超過を免れて、会社存続が保証されるという信じられないことが行われます。まるで「官製粉飾」。
しかも福島第一原発の廃炉費用や賠償金はこれとは別。いったい電気料金をどれだけ上げるつもりでしょうか?
パブコメ例としては、資料10頁の3に対して「託送料金のしくみを利用して廃炉に伴う費用回収を行わないでください」「原発の廃炉費用を託送料金を利用して回収する会計制度をつくらないでください」など。上のサイトから意見送付できます。
┏┓
┗■3.『手をつなごう』、『アベちゃんへ』
└──── 作詞:さはしやよい(たんぽぽ舎会員、東京三多摩在住)
1.『手をつなごう』
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
原発(貧困、差別を)なくそう 未来のために
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
戦争(ヘイトスピーチ、9条改憲)とめよう 未来のために
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
平和をつくろう 未来のために
2.『アベちゃんへ』
アベちゃん 4兆9801億円で
おむすび 何個買えるか 知ってる?
運動靴 何足買えるか 知ってる?
あったかい家 何軒買えるか 知ってる?
ぼく いっつも お腹ぺっこぺこ
足も痛いし 寒くて眠れないんだ
アベちゃん 4兆9801億円
ぼくに ちょうだい
※2015年1月 防衛予算案決定日
自然を守り、命を守り、平和な世界になるよう望んでいる人たちが、手をつなぎ 心をあわせ声をだしていけば、その思いは実現すると思います。
『手をつなごう』の歌が広がり、自然破壊がストップし、誰もが楽に生きられる世の中になるよう願っています。
編曲。替え歌、コピーなど、どうぞご自由にお使い下さい。
┏┓
┗■4.2/24(火)第13回「東電は責任をとれ」連続講座にご参加を!
| 『原発事故と環境汚染』藤原寿和さん 3回連続講座の第3回
| 「原発事故・放射能汚染防止法の制定を!」
└──── (経産省前テントひろば、たんぽぽ舎)
今回の原発事故によってもたらされた環境の放射能汚染に対して、これまでの原子力法制や公害・環境法制がいかに無力であるか、また、国及び自治体の環境政策がいかに無策であるかが露呈しました。本来であれば、今回の事故を起こした東京電力は「公害犯罪処罰法」によって罰せられなければなりません。
また、今後、将来にわたって2度とこのような事故と放射能汚染の発生をさせないため、「原発事故・放射能汚染防止法」といった新たな立法措置が必要とされています。ぜひとも市民パワーを結集して取り組みをしたいと思います。
今回が最終回ですの、全体を通しての質疑応答を行います。前半講演の後、後半通常の20分から30分よりも多い45分から60分を自由討論の時間にしたいと思います。原発事故と環境汚染全般について活発なご発言をお願いいたします。
日 時:2月24日(火)19時より21時
お 話:藤原寿和さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
よびかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎 賛同108団体
参加費:800円
┏┓
┗■5.今週のたんぽぽ舎
| 3月1日(日)の第27回総会、26周年に向けての準備に大わらわです
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
あと1週間後に迫った第27回総会、26周年。総会の議案書づくり、第2部記念講演の準備、第3部懇親会の計画等々それぞれ担当は大忙しです。
総会準備の忙しさは例年の事ですが、今年はそれに加え「川内原発・高浜原発再稼働反対」の運動。経産省前テントが危機のため(26日地裁判決)、応援の活動。これらの行動が連日のように入っていて、いつもよりてんてこ舞いの毎日です。
忙しい中ですが、『活動方針』を検討し、経過報告をはじめ各報告も書き上げ、議案書作りは着々と進んでいます。
当日はぜひ多くの方に出席していただき、今後の活動について話し合っていきたいと思います。
『たんぽぽ舎第27回総会・26周年』
日 時:3月1日(日)
会 場:「スペースたんぽぽ」(総会と講演) 開場13:00 13:30開会
第1部:第27回総会
第2部:記念講演 講師:木幡ますみさん『福島の現状』
「今は福島のこと、明日はあなたの町のことかも」
講師:山崎久隆さん 『原発再稼働!何が問題か』
第3部:懇親会(会場:5F)
参加費:第1部無料 第2部800円 第3部2500円 2・3部通し3000円
※総会も含め、どなたでもご参加いただけます。
┏┓
┗■6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆江古田映画祭 3・11福島を忘れない 25作品を上映
日時:2月28日(土)から3月15日(日)
場所:武蔵大学1号館地下1002シアター教室(2月28日のみ)
ギャラリー古藤〔3月1日(日)から15日(日)〕
主催:江古田映画祭実行委員会
後援:練馬まちづくりセンター
連絡先:ギャラリー古藤<http://furuto.art.coocan.jp>
TEL 03(3948)5328 fwge7555@mb.infoweb.ne.jp
「福島を忘れない」をメインテーマに「いのち」に関わる問題をとりあげた25作品を上映。
各上映作品の日時、料金等の詳細はギャラリー古藤のホームページをご覧ください。
┏┓
┗■7.新聞より1つ
└────
◆容認自治体に交付金 再稼働促す政権 新設隠し、15億円上乗せ
(前略)
資料によると、14年度から続く「原発施設立地地域基盤整備支援事業」の予算額が、前年度の8億円から23億円に膨らんでいた。これは原発停止の影響を受けている自治体の経済を活性化するため、特産品の販路開拓などを支援する政策だ。なぜ3倍近くにも膨らんだのかという本紙などの質問に対し、経産省は新しい交付金15億円分を上乗せしたことを認めた。
放射線モニタリング事業の民間委託など経済活性化に使ってもらう想定で、同事業の一環に位置付けたという。しかし「厳密に使途を限定しているわけではない」と担当者。実態は原発の再稼働を認めた自治体に配る新しい原発マネーだ。
(中略)
新しい原発マネーを忍ばせた一五年度の原発関連予算案には、原発への依存度を下げるための本気度は感じられず、原発を抱える自治体の自立も阻む恐れがある。 (2月21日東京新聞「チェック2015年度予算案」より抜粋)
2015年2月21日(土)地震と原発事故情報-7つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.電力自由化について・2016年4月から一般家庭のみなさんも
電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタート
「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、
われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」 広瀬 隆
★2.「原発廃炉の負債を電気代に転嫁する会計制度」に反対の意見を!
経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中
小田亜佐子(メルマガ読者・電力改革プロジェクト)
★3.『手をつなごう』、『アベちゃんへ』
作詞:さはしやよい(たんぽぽ舎会員、東京三多摩在住)
★4.2/24(火)第13回「東電は責任をとれ」連続講座にご参加を!
『原発事故と環境汚染』藤原寿和さん 3回連続講座の第3回
「原発事故・放射能汚染防止法の制定を!」
(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎)
★5.今週のたんぽぽ舎
3月1日(日)の第27回総会、26周年に向けての準備に大わらわです
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆江古田映画祭 3・11福島を忘れない 2/28より3/15
「福島を忘れない」をメインテーマに「いのち」に
関わる問題をとりあげた25作品
★7.新聞より1つ
◆容認自治体に交付金 再稼働促す政権 新設隠し、15億円上乗せ
(2月21日東京新聞「チェック2015年度予算案」より抜粋)
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者:原発現地、沖縄、テント応援団、テントひろば、たんぽぽ舎、
弁護士ほか
共 催:テント応援団、たんぽぽ舎
━━━━━━━
┏┓
┗■1.電力自由化について・2016年4月から一般家庭のみなさんも
| 電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタート
| 「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、
| われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」
└──── 広瀬 隆
○ 2016年4月(来年)から、一般家庭のみなさんも電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタートします。
いま電力会社が再稼働に必死になっているのは、この自由化前に原発を動かしてしまいたいからです。しかしそこに「崖っぷちに追い詰められた電力会社」の最大の弱点、アキレス腱があります。苦境に立ってきた彼らの経営は、再稼働のための莫大な安全対策費として、すでに2兆4000億円の巨大な出費を強いられ、それを強引な電気料金値上げでしのいできましたが、それで墓穴を掘ったのです。
九州電力も関西電力も、北海道電力も、みな企業が急激な電力会社離れを起こしたからです。安い電気を売ってくれる新電力に切り替え始めました。というのも、企業分野はすでに電力自由化しているので、好きなように電力会社を選べるからです。そのため電力会社は、得意先を次々に失いつつあります。
とりわけ一般の大企業は、自家発電によって自社の電力をまかなうようになり、すでに日本の電力の4分の1が自家発電になってしまいました。この数字は2013年度ですから、2014年度の今はそれよりはるかに多くなっているはずです。
○ さて、そこで、あと1年後に迫った完全電力自由化が、われわれの大きな勝負どころになります。われわれ(貧乏人の)一般消費者は当然、原発を持たない新電力と契約するのですが、それでは充分ではありません。
電力消費の大きな部分は、企業・産業にあるからです。そこで、まだ九州電力や関西電力と契約している九州地方の企業が、そして関西地方の企業が、電力会社離れを起こすように、呼びかけましょう。
「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」と。
この声を大きくすれば大きくするほど、九州電力や関西電力は震え上がります。顧客を失えば、彼らの経営はますます苦しくなります。苦しくなると、電気料金値上げしか生き延びる方法はありません。値上げをすると、ますます顧客は離れます。
○ その受け皿になる新電力とは、エネットだけではありません。NTT、東京ガス、大阪ガス、JX日鉱日石エネルギー(旧日本石油)、ソフトバンク、KDDI、トヨタ自動車、パナソニックといった、日本を代表する大企業群です。彼らが自由化の日を待ち望んでいます。企業利益のためですから、とてもよく動きます。その彼らが、われわれ貧乏人の原発反対運動の味方になって、いまや自由化後の発電所の準備に余念がないのです。大企業の社員たちも、電気料金値上げや再稼働なんてまっぴらだ、と思っているのです。
○ みなさん、再稼働で追い詰められているのは、われわれ反対運動だと勘違いしていませんか?トーンデモナイ。
崖っぷちに追い詰められているのは、九州電力や関西電力なのです。彼らは断崖絶壁に立っているのです。内心、真っ青になっています。
さあ、全土に、自信を持って、大声で広めましょう。
「川内原発・高浜原発、どこの原発でも、再稼働するなら、日本中が安価な新電力に切り替えるぞ! 再稼働してみろ!」と。
「原発を断念するなら、電力会社と契約を続けてもいいがな」と(小声で)。
┏┓
┗■2.「原発廃炉の負債を電気代に転嫁する会計制度」に反対の意見を!
| 経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中
└──── 小田亜佐子(メルマガ読者・電力改革プロジェクト)
経産省資源エネルギー庁で現在パブコメ募集中の「原発依存度低減に向けて廃炉を円滑に進めるための会計関連制度について(案)」
<http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620115002&Mode=0> の締切が2月22日(日)に迫っています。情報拡散、意見送付を呼びかけます。
「原発依存度低減」とか「廃炉を円滑に進める」ならばいいかも・・と思ったら大間違いで、原発廃炉によって生じる電力会社の負債を、電気料金に転嫁して回収する会計制度をつくろうというものです。
これが通ると、原発後始末や核燃処理費用をすべての消費者が電気代から支払わされ、原発電力会社は債務超過を免れて、会社存続が保証されるという信じられないことが行われます。まるで「官製粉飾」。
しかも福島第一原発の廃炉費用や賠償金はこれとは別。いったい電気料金をどれだけ上げるつもりでしょうか?
パブコメ例としては、資料10頁の3に対して「託送料金のしくみを利用して廃炉に伴う費用回収を行わないでください」「原発の廃炉費用を託送料金を利用して回収する会計制度をつくらないでください」など。上のサイトから意見送付できます。
┏┓
┗■3.『手をつなごう』、『アベちゃんへ』
└──── 作詞:さはしやよい(たんぽぽ舎会員、東京三多摩在住)
1.『手をつなごう』
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
原発(貧困、差別を)なくそう 未来のために
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
戦争(ヘイトスピーチ、9条改憲)とめよう 未来のために
手をつなごう 心をあわせ 声をだし
平和をつくろう 未来のために
2.『アベちゃんへ』
アベちゃん 4兆9801億円で
おむすび 何個買えるか 知ってる?
運動靴 何足買えるか 知ってる?
あったかい家 何軒買えるか 知ってる?
ぼく いっつも お腹ぺっこぺこ
足も痛いし 寒くて眠れないんだ
アベちゃん 4兆9801億円
ぼくに ちょうだい
※2015年1月 防衛予算案決定日
自然を守り、命を守り、平和な世界になるよう望んでいる人たちが、手をつなぎ 心をあわせ声をだしていけば、その思いは実現すると思います。
『手をつなごう』の歌が広がり、自然破壊がストップし、誰もが楽に生きられる世の中になるよう願っています。
編曲。替え歌、コピーなど、どうぞご自由にお使い下さい。
┏┓
┗■4.2/24(火)第13回「東電は責任をとれ」連続講座にご参加を!
| 『原発事故と環境汚染』藤原寿和さん 3回連続講座の第3回
| 「原発事故・放射能汚染防止法の制定を!」
└──── (経産省前テントひろば、たんぽぽ舎)
今回の原発事故によってもたらされた環境の放射能汚染に対して、これまでの原子力法制や公害・環境法制がいかに無力であるか、また、国及び自治体の環境政策がいかに無策であるかが露呈しました。本来であれば、今回の事故を起こした東京電力は「公害犯罪処罰法」によって罰せられなければなりません。
また、今後、将来にわたって2度とこのような事故と放射能汚染の発生をさせないため、「原発事故・放射能汚染防止法」といった新たな立法措置が必要とされています。ぜひとも市民パワーを結集して取り組みをしたいと思います。
今回が最終回ですの、全体を通しての質疑応答を行います。前半講演の後、後半通常の20分から30分よりも多い45分から60分を自由討論の時間にしたいと思います。原発事故と環境汚染全般について活発なご発言をお願いいたします。
日 時:2月24日(火)19時より21時
お 話:藤原寿和さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
よびかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎 賛同108団体
参加費:800円
┏┓
┗■5.今週のたんぽぽ舎
| 3月1日(日)の第27回総会、26周年に向けての準備に大わらわです
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
あと1週間後に迫った第27回総会、26周年。総会の議案書づくり、第2部記念講演の準備、第3部懇親会の計画等々それぞれ担当は大忙しです。
総会準備の忙しさは例年の事ですが、今年はそれに加え「川内原発・高浜原発再稼働反対」の運動。経産省前テントが危機のため(26日地裁判決)、応援の活動。これらの行動が連日のように入っていて、いつもよりてんてこ舞いの毎日です。
忙しい中ですが、『活動方針』を検討し、経過報告をはじめ各報告も書き上げ、議案書作りは着々と進んでいます。
当日はぜひ多くの方に出席していただき、今後の活動について話し合っていきたいと思います。
『たんぽぽ舎第27回総会・26周年』
日 時:3月1日(日)
会 場:「スペースたんぽぽ」(総会と講演) 開場13:00 13:30開会
第1部:第27回総会
第2部:記念講演 講師:木幡ますみさん『福島の現状』
「今は福島のこと、明日はあなたの町のことかも」
講師:山崎久隆さん 『原発再稼働!何が問題か』
第3部:懇親会(会場:5F)
参加費:第1部無料 第2部800円 第3部2500円 2・3部通し3000円
※総会も含め、どなたでもご参加いただけます。
┏┓
┗■6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆江古田映画祭 3・11福島を忘れない 25作品を上映
日時:2月28日(土)から3月15日(日)
場所:武蔵大学1号館地下1002シアター教室(2月28日のみ)
ギャラリー古藤〔3月1日(日)から15日(日)〕
主催:江古田映画祭実行委員会
後援:練馬まちづくりセンター
連絡先:ギャラリー古藤<http://furuto.art.coocan.jp>
TEL 03(3948)5328 fwge7555@mb.infoweb.ne.jp
「福島を忘れない」をメインテーマに「いのち」に関わる問題をとりあげた25作品を上映。
各上映作品の日時、料金等の詳細はギャラリー古藤のホームページをご覧ください。
┏┓
┗■7.新聞より1つ
└────
◆容認自治体に交付金 再稼働促す政権 新設隠し、15億円上乗せ
(前略)
資料によると、14年度から続く「原発施設立地地域基盤整備支援事業」の予算額が、前年度の8億円から23億円に膨らんでいた。これは原発停止の影響を受けている自治体の経済を活性化するため、特産品の販路開拓などを支援する政策だ。なぜ3倍近くにも膨らんだのかという本紙などの質問に対し、経産省は新しい交付金15億円分を上乗せしたことを認めた。
放射線モニタリング事業の民間委託など経済活性化に使ってもらう想定で、同事業の一環に位置付けたという。しかし「厳密に使途を限定しているわけではない」と担当者。実態は原発の再稼働を認めた自治体に配る新しい原発マネーだ。
(中略)
新しい原発マネーを忍ばせた一五年度の原発関連予算案には、原発への依存度を下げるための本気度は感じられず、原発を抱える自治体の自立も阻む恐れがある。 (2月21日東京新聞「チェック2015年度予算案」より抜粋)
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No2412】
2015年2月20日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.「規制委の工事計画審査を問う」院内ヒアリングで考えたこと
重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした
状態に対し12項目の質問状
「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為である
石鍋 誠(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文 柳田 真(たんぽぽ舎)
★4.南海トラフの「先祖」 明応地震の破壊力
1498年三重県の港町-安濃津、数千軒の家が波にさらわれた
この明応の大津波から学んでその後500年間もの間被害を
ほとんど出していない町・志摩半島の国崎町(いまの三重県鳥羽市)
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその89
島村英紀(地震学者)
★5.新聞より2つ
◆手賀沼など底土 高濃度 福島事故放出セシウム 本紙調査
千葉・茨城の湖沼 蓄積続く懸念 (2月20日東京新聞1面より抜粋)
◆15歳に除染させた疑い 建設会社社員を逮捕 「日当3000円」
(2月18日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※2/21(土)学習会にご参加を!
「原発と核武装」その1「戦後日本の核政策」
大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
「もんじゅ」・「はやぶさ」
日 時:2月21日(土)18時より20時
講 師:原田裕史さん(核開発に反対する会)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者:原発現地、沖縄、テント応援団、テントひろば、たんぽぽ舎、
弁護士ほか
共 催:テント応援団、たんぽぽ舎
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
| なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
| 「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○川内原発の再稼働 早くて4月以降に
九州電力は再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所について、再稼働に必要な書類を今月中に原子力規制委員会に提出できない見通しになりました。
このため、川内原発の再稼働は早くてことし4月以降になる見通しです。
【後略】
○ この種のニュースは他にもいくつか流れているのですが、なぜ稼働できないかの説明が、単に書類提出が遅れているだけのごとくに伝えられています。そんなはずがないのであって、実際に起きているのは、構造上の問題、耐震等の評価の間違い、根拠のない、または薄弱な評価結果などが、いっぱい書かれているのではないかと思われます。
特に「白抜き黒枠公開」によりデータや解析結果が見えなくされた「工事計画認可申請書」でさえ、書かれている内容には驚かされる。
九電が書いているのだから、基準値には余裕があるとの内容だと思っていたら、「一次冷却系配管」「加圧器逃がし弁管台」「ECCS配管」「蓄圧注入系統」「余熱除去系配管」そして「蒸気発生器細管」が、軒並み基準値を超えていて、一言で言えば「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっています。
事業者の解析でさえ、ぎりぎりの強度しか無いことになり、これで安全などと言えるはずもない状態です。
○ 基準地震動の、ほぼ2倍の「1260ガル」程度に襲われれば、地震と同時にこれら重要配管の多くは亀裂を生じ、破断し、機能を失い、数分で炉心崩壊になると思われます。このくらいの地震は南九州の地震地体構造を考えると、いくらでも起こりえるわけで、これでは合格など出来ないわけです。
○ 特に、蒸気発生器については、川内原発1号機は新しいものに交換していますが、2号機は建設当時に取り付けた「F51」がそのまま付いています。構造上の欠陥と材料の性能不足とで、蒸気発生器細管に減肉やひび割れが多発し、施栓をしてしのいだ代物を、まだ使おうというですから「論外」といわなければなりません。
実際に、2号機の審査書をみると、蒸気発生器が最も厳しい応力値になっています。これを「合格」させる「度胸」が、規制委に無いことを真に祈るのみです。
○ 規制委ヒアリング「規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~」が19日に参議院議員会館で行われました。後日その報告をまとめます。
┏┓
┗■2.「規制委の工事計画審査を問う」院内ヒアリングで考えたこと
| 重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした
| 状態に対し12項目の質問状
| 「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為である
└──── 石鍋 誠(再稼働阻止全国ネットワーク)
○ 2月19日、参議院議員会館講堂で規制委の川内原発再稼働審査に対する数々の疑惑や問題点を担当官からヒアリングする院内集会が開かれた。司会の木村雅英さんとは昨年の夏からテントひろばの日曜夜の泊まり込みで知り合い、以来、多くの人から様々を学んだ。テントは学校。いわば遅れ脱原発運動の新参者だが、やはり3.11以降、原発こそ最大の環境破壊装置であることを再認識し、集会や学習会に参加。昨年6月の川内原発前、11月の鹿児島県議会抗議行動にも同行し、街宣などで現地情勢の一端を知るに至った。
○ 1番手の山崎久隆さんは、昨年12月11日の院内交渉に続き、九電が提出した工事計画・保安規定の補正書の重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした状態に対し12項目の質問状を事前通知したうえで、問題個所をパワーポイントで次々と映して追及。規制委は中桐裕子担当官がひとりで対応。白抜き部分は、「現在審査中なので今は答えられない」を20回以上も反復した。
また白抜きは「1.営業秘密に触れる、2.個人情報保護、3.テロ対策の観点から九電と同意した部分のみ」としたが肝心の点を隠すのは安倍政権下の危険な兆候とまるで合わせ鏡のような手法だ。
阻止ネットの山田純一さんは九電による「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為であると糾弾した。規制委は「3.11後、事業者が施行着手しているものは認可の事前申請は不要」とした。山田純一さんは「クイ1本を先に打ち先例をつけるやり方」は許せない手法と迫り、マスキング内容含め今後、新たな規制委交渉で追及することになる。
○ 福島原発事故緊急会議の天野恵一さんは原子力規制の行政について、小林祐紀担当官に1.反省すべきこと、2.保安院から規制庁になって何が改善されたか、3.どこが悪くなったかを質問。
会場内から広瀬隆さんが中桐・小林担当官が保安院から規制委に転出したことを突く。
院内ヒアリングの模様はIWJやユープランで確認できる。
今からでも遅くない!再稼働させない!テントの撤収危機、再稼働阻止に向けた「オール脱原発」の結集はこれからが本番と実感した。
┏┓
┗■3.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
| みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
週刊金曜日2月13日号で、フォトジャーナリストの豊田直巳氏が4頁にわたって、8枚の写真と文で『脱原発テントひろばを誰が潰すのか』を報告している。
みごたえのある写真と文である。皆さん、ぜひごらん下さい。
本文の一部を紹介します。
「…東京・経済産業省前の「テントひろば」は4年目を迎えている。さまざまな人たちの交流の場となっているが、東京地裁の判決次第では強制撤去の恐れがある。泊を動かすな!東通を動かすな!浜岡動かすな!大飯動かすな!川内動かすな!-みぞれ混じりの冷たい雨のなか、声が響く。川内原発のある鹿児島や福島の女たちが2月5日、全国に50基以上ある原発の名を挙げながら霞が関の官庁街をデモ行進した。
と、そのシュプレヒコールのトーンが突然、温かみと優しさのこもった声音に変わった。「ありがとう。テントありがとう」と。戦闘服姿で罵声を張り上げる「右翼」の褒め殺しででもない限り、「ありがとう」などと感謝の声が聞かれない界隈である。まして、10メートル先は原発事故の〔主犯〕でもある経済産業省だ。…」
┏┓
┗■4.南海トラフの「先祖」 明応地震の破壊力
| 1498年三重県の港町-安濃津、数千軒の家が波にさらわれた
| この明応の大津波から学んでその後500年間もの間被害を
| ほとんど出していない町・志摩半島の国崎町(いまの三重県鳥羽市)
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその89
└──── 島村英紀(地震学者)
○ 恐れられている南海トラフ地震。その「先祖」の大津波に襲われて、以後200年間も人が住めなかった港がある。
南海トラフ地震には13回の分かっている「先祖」がある。その先祖は大きさもいろいろあって、いちばん最近の東南海地震(1944年)と南海地震(1946年)は先祖としては小さめのものだった。
それに比べて宝永地震(1707年)は東日本大震災なみの巨大地震だった。「先祖」は約200年ごとに大きなものが起きるのではないかという学説もある。
1498年に起きた先祖である明応(めいおう)地震は、とてつもない津波を生んだ。
この津波でいまの三重県にあった日本三大港のひとつだった港町では、数千軒の家など町全体が跡形もなくさらわれた。そのうえ地形も変わってしまった。
この港は安濃津(あんのつ)。この港町の復興は200年後の宝永地震以降にようやく始まったと考えられている。
○ 大津波で壊滅して、歴史からも忘れられてしまったこの安濃津を発掘して調べようという試みが1990年代から始まっている。
発掘では大量の常滑(とこなめ)焼の陶器が見つかった。ここが愛知県・常滑や知多半島で作られた陶器の積出港だったことが分かったのだ。
また積み出し先だった北関東の北武蔵や上野(こうずけ)国などで、15-17世紀にかけて遺跡から常滑焼がほとんど出土しないことがナゾだったが、この安濃津の壊滅のせいだったことも分かった。影響は関東など各地にも及んだのである。
この地震ではそのほか、内陸にあった浜名湖の南岸が切れて、海とつながった今の姿になった。
ところで明応地震での四国や紀伊半島での津波の高さや被害は知られていない。
この時期は応仁の乱以来、ずっと戦乱が続いた時代だった。地震についての詳細な記録を残すどころではなかったのだ。このため震源の拡がりは分かっていない。
○ この明応の大津波から学んで、その後500年間もの間、被害をほとんど出していない町がある。
それは津から60キロメートルほど南東にある志摩半島の国崎町だ。いまの三重県鳥羽市にある。ここでは津波は15メートルもの高さで襲ってきて大被害を生んだ。
この大津波のあと、国崎の住民は高台に集団で移転した。その後現在に至るまで500年の間、低地には戻っていない。
もちろん高台から浜に通わけなければならない漁師は大変だ。しかしこのために、その後の宝永地震や安政東海地震(1854年)の津波では溺死者はほとんど出なかった。
○ 安濃津はいまの三重県津市だ。東日本大震災のあと津波の怖さを思い出したのだろう、海際の土地の値段が下がり、高台の価格が上がったという。いまでも市街地を少し掘ると水が出てくるようなところもある。
かつて地震で壊滅したところにある県庁所在地は、日本でもここだけだろう。
(2月13日『夕刊フジ』より)
┏┓
┗■5.新聞より2つ
└────
◆手賀沼など底土 高濃度 福島事故放出セシウム 本紙調査
千葉・茨城の湖沼 蓄積続く懸念
東京電力福島第一原発事故による首都圏の放射能汚染問題で、本紙は新たに千葉、茨城両県にまたがる水郷地帯の湖沼を調べた。これまで調べた東京湾や主要河川と比べ、大幅に高い濃度の放射性セシウムが検出された。水の入れ替わりが少なく、流入したセシウムが抜けにくい地理的な特徴が影響していそうだ。
(後略) (2月20日東京新聞1面より抜粋)
◆15歳に除染させた疑い 建設会社社員を逮捕「日当3000円」
東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業で、就労が禁じられている15歳の少年を働かせたとして、愛知県警西枇杷島署などは18日、労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)の疑いで、名古屋市守山区の建設会社社員、千葉祐士容疑者(49)=福島市山下町=を逮捕した。
署によると、千葉容疑者は「アルバイトとして働かせていた」と供述している。少年には「18歳未満は働くことができない。ばれると仕事ができないので、何が何でも18歳で通せ」と指示していた。(後略)
(2月18日東京新聞より抜粋)
2015年2月20日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.「規制委の工事計画審査を問う」院内ヒアリングで考えたこと
重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした
状態に対し12項目の質問状
「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為である
石鍋 誠(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文 柳田 真(たんぽぽ舎)
★4.南海トラフの「先祖」 明応地震の破壊力
1498年三重県の港町-安濃津、数千軒の家が波にさらわれた
この明応の大津波から学んでその後500年間もの間被害を
ほとんど出していない町・志摩半島の国崎町(いまの三重県鳥羽市)
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその89
島村英紀(地震学者)
★5.新聞より2つ
◆手賀沼など底土 高濃度 福島事故放出セシウム 本紙調査
千葉・茨城の湖沼 蓄積続く懸念 (2月20日東京新聞1面より抜粋)
◆15歳に除染させた疑い 建設会社社員を逮捕 「日当3000円」
(2月18日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※2/21(土)学習会にご参加を!
「原発と核武装」その1「戦後日本の核政策」
大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
「もんじゅ」・「はやぶさ」
日 時:2月21日(土)18時より20時
講 師:原田裕史さん(核開発に反対する会)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者:原発現地、沖縄、テント応援団、テントひろば、たんぽぽ舎、
弁護士ほか
共 催:テント応援団、たんぽぽ舎
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
| なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
| 「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○川内原発の再稼働 早くて4月以降に
九州電力は再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所について、再稼働に必要な書類を今月中に原子力規制委員会に提出できない見通しになりました。
このため、川内原発の再稼働は早くてことし4月以降になる見通しです。
【後略】
○ この種のニュースは他にもいくつか流れているのですが、なぜ稼働できないかの説明が、単に書類提出が遅れているだけのごとくに伝えられています。そんなはずがないのであって、実際に起きているのは、構造上の問題、耐震等の評価の間違い、根拠のない、または薄弱な評価結果などが、いっぱい書かれているのではないかと思われます。
特に「白抜き黒枠公開」によりデータや解析結果が見えなくされた「工事計画認可申請書」でさえ、書かれている内容には驚かされる。
九電が書いているのだから、基準値には余裕があるとの内容だと思っていたら、「一次冷却系配管」「加圧器逃がし弁管台」「ECCS配管」「蓄圧注入系統」「余熱除去系配管」そして「蒸気発生器細管」が、軒並み基準値を超えていて、一言で言えば「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっています。
事業者の解析でさえ、ぎりぎりの強度しか無いことになり、これで安全などと言えるはずもない状態です。
○ 基準地震動の、ほぼ2倍の「1260ガル」程度に襲われれば、地震と同時にこれら重要配管の多くは亀裂を生じ、破断し、機能を失い、数分で炉心崩壊になると思われます。このくらいの地震は南九州の地震地体構造を考えると、いくらでも起こりえるわけで、これでは合格など出来ないわけです。
○ 特に、蒸気発生器については、川内原発1号機は新しいものに交換していますが、2号機は建設当時に取り付けた「F51」がそのまま付いています。構造上の欠陥と材料の性能不足とで、蒸気発生器細管に減肉やひび割れが多発し、施栓をしてしのいだ代物を、まだ使おうというですから「論外」といわなければなりません。
実際に、2号機の審査書をみると、蒸気発生器が最も厳しい応力値になっています。これを「合格」させる「度胸」が、規制委に無いことを真に祈るのみです。
○ 規制委ヒアリング「規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~」が19日に参議院議員会館で行われました。後日その報告をまとめます。
┏┓
┗■2.「規制委の工事計画審査を問う」院内ヒアリングで考えたこと
| 重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした
| 状態に対し12項目の質問状
| 「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為である
└──── 石鍋 誠(再稼働阻止全国ネットワーク)
○ 2月19日、参議院議員会館講堂で規制委の川内原発再稼働審査に対する数々の疑惑や問題点を担当官からヒアリングする院内集会が開かれた。司会の木村雅英さんとは昨年の夏からテントひろばの日曜夜の泊まり込みで知り合い、以来、多くの人から様々を学んだ。テントは学校。いわば遅れ脱原発運動の新参者だが、やはり3.11以降、原発こそ最大の環境破壊装置であることを再認識し、集会や学習会に参加。昨年6月の川内原発前、11月の鹿児島県議会抗議行動にも同行し、街宣などで現地情勢の一端を知るに至った。
○ 1番手の山崎久隆さんは、昨年12月11日の院内交渉に続き、九電が提出した工事計画・保安規定の補正書の重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした状態に対し12項目の質問状を事前通知したうえで、問題個所をパワーポイントで次々と映して追及。規制委は中桐裕子担当官がひとりで対応。白抜き部分は、「現在審査中なので今は答えられない」を20回以上も反復した。
また白抜きは「1.営業秘密に触れる、2.個人情報保護、3.テロ対策の観点から九電と同意した部分のみ」としたが肝心の点を隠すのは安倍政権下の危険な兆候とまるで合わせ鏡のような手法だ。
阻止ネットの山田純一さんは九電による「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為であると糾弾した。規制委は「3.11後、事業者が施行着手しているものは認可の事前申請は不要」とした。山田純一さんは「クイ1本を先に打ち先例をつけるやり方」は許せない手法と迫り、マスキング内容含め今後、新たな規制委交渉で追及することになる。
○ 福島原発事故緊急会議の天野恵一さんは原子力規制の行政について、小林祐紀担当官に1.反省すべきこと、2.保安院から規制庁になって何が改善されたか、3.どこが悪くなったかを質問。
会場内から広瀬隆さんが中桐・小林担当官が保安院から規制委に転出したことを突く。
院内ヒアリングの模様はIWJやユープランで確認できる。
今からでも遅くない!再稼働させない!テントの撤収危機、再稼働阻止に向けた「オール脱原発」の結集はこれからが本番と実感した。
┏┓
┗■3.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
| みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
週刊金曜日2月13日号で、フォトジャーナリストの豊田直巳氏が4頁にわたって、8枚の写真と文で『脱原発テントひろばを誰が潰すのか』を報告している。
みごたえのある写真と文である。皆さん、ぜひごらん下さい。
本文の一部を紹介します。
「…東京・経済産業省前の「テントひろば」は4年目を迎えている。さまざまな人たちの交流の場となっているが、東京地裁の判決次第では強制撤去の恐れがある。泊を動かすな!東通を動かすな!浜岡動かすな!大飯動かすな!川内動かすな!-みぞれ混じりの冷たい雨のなか、声が響く。川内原発のある鹿児島や福島の女たちが2月5日、全国に50基以上ある原発の名を挙げながら霞が関の官庁街をデモ行進した。
と、そのシュプレヒコールのトーンが突然、温かみと優しさのこもった声音に変わった。「ありがとう。テントありがとう」と。戦闘服姿で罵声を張り上げる「右翼」の褒め殺しででもない限り、「ありがとう」などと感謝の声が聞かれない界隈である。まして、10メートル先は原発事故の〔主犯〕でもある経済産業省だ。…」
┏┓
┗■4.南海トラフの「先祖」 明応地震の破壊力
| 1498年三重県の港町-安濃津、数千軒の家が波にさらわれた
| この明応の大津波から学んでその後500年間もの間被害を
| ほとんど出していない町・志摩半島の国崎町(いまの三重県鳥羽市)
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその89
└──── 島村英紀(地震学者)
○ 恐れられている南海トラフ地震。その「先祖」の大津波に襲われて、以後200年間も人が住めなかった港がある。
南海トラフ地震には13回の分かっている「先祖」がある。その先祖は大きさもいろいろあって、いちばん最近の東南海地震(1944年)と南海地震(1946年)は先祖としては小さめのものだった。
それに比べて宝永地震(1707年)は東日本大震災なみの巨大地震だった。「先祖」は約200年ごとに大きなものが起きるのではないかという学説もある。
1498年に起きた先祖である明応(めいおう)地震は、とてつもない津波を生んだ。
この津波でいまの三重県にあった日本三大港のひとつだった港町では、数千軒の家など町全体が跡形もなくさらわれた。そのうえ地形も変わってしまった。
この港は安濃津(あんのつ)。この港町の復興は200年後の宝永地震以降にようやく始まったと考えられている。
○ 大津波で壊滅して、歴史からも忘れられてしまったこの安濃津を発掘して調べようという試みが1990年代から始まっている。
発掘では大量の常滑(とこなめ)焼の陶器が見つかった。ここが愛知県・常滑や知多半島で作られた陶器の積出港だったことが分かったのだ。
また積み出し先だった北関東の北武蔵や上野(こうずけ)国などで、15-17世紀にかけて遺跡から常滑焼がほとんど出土しないことがナゾだったが、この安濃津の壊滅のせいだったことも分かった。影響は関東など各地にも及んだのである。
この地震ではそのほか、内陸にあった浜名湖の南岸が切れて、海とつながった今の姿になった。
ところで明応地震での四国や紀伊半島での津波の高さや被害は知られていない。
この時期は応仁の乱以来、ずっと戦乱が続いた時代だった。地震についての詳細な記録を残すどころではなかったのだ。このため震源の拡がりは分かっていない。
○ この明応の大津波から学んで、その後500年間もの間、被害をほとんど出していない町がある。
それは津から60キロメートルほど南東にある志摩半島の国崎町だ。いまの三重県鳥羽市にある。ここでは津波は15メートルもの高さで襲ってきて大被害を生んだ。
この大津波のあと、国崎の住民は高台に集団で移転した。その後現在に至るまで500年の間、低地には戻っていない。
もちろん高台から浜に通わけなければならない漁師は大変だ。しかしこのために、その後の宝永地震や安政東海地震(1854年)の津波では溺死者はほとんど出なかった。
○ 安濃津はいまの三重県津市だ。東日本大震災のあと津波の怖さを思い出したのだろう、海際の土地の値段が下がり、高台の価格が上がったという。いまでも市街地を少し掘ると水が出てくるようなところもある。
かつて地震で壊滅したところにある県庁所在地は、日本でもここだけだろう。
(2月13日『夕刊フジ』より)
┏┓
┗■5.新聞より2つ
└────
◆手賀沼など底土 高濃度 福島事故放出セシウム 本紙調査
千葉・茨城の湖沼 蓄積続く懸念
東京電力福島第一原発事故による首都圏の放射能汚染問題で、本紙は新たに千葉、茨城両県にまたがる水郷地帯の湖沼を調べた。これまで調べた東京湾や主要河川と比べ、大幅に高い濃度の放射性セシウムが検出された。水の入れ替わりが少なく、流入したセシウムが抜けにくい地理的な特徴が影響していそうだ。
(後略) (2月20日東京新聞1面より抜粋)
◆15歳に除染させた疑い 建設会社社員を逮捕「日当3000円」
東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業で、就労が禁じられている15歳の少年を働かせたとして、愛知県警西枇杷島署などは18日、労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)の疑いで、名古屋市守山区の建設会社社員、千葉祐士容疑者(49)=福島市山下町=を逮捕した。
署によると、千葉容疑者は「アルバイトとして働かせていた」と供述している。少年には「18歳未満は働くことができない。ばれると仕事ができないので、何が何でも18歳で通せ」と指示していた。(後略)
(2月18日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2411】
2015年2月19日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
2月はテント防衛強化月間として、勝手にテントを守る当番しています
奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
2・26判決強行を許すな! 「経産省前テントひろば」より(2月18日)
★3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
その2(昨日発信の【TMM:No2410】★1の続き)
2010年6月に書いた文章 原田裕史(核開発に反対する会)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
3月7日(土)から13日(金)の1週間
★5.新聞より1つ
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ (2月8日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
2/20首相官邸前・国会議事堂前抗議-第137回
日 時:2月20日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:50出発、17:30頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:45「経産省前テントひろば」集合。
18:00官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者
・原発現地から 鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から 毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団 冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば 正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎 沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から 一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ 内海洋子
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共 催:たんぽぽ舎 03-3238-9035
:テント応援団 03-3812-4900
━━━━━━━
※訂正1つあります
昨日発信の【TMM:No2410】★2
正:テントを守ろう100人集会 2月22日(日)のお誘い
誤:テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
| 2月はテント防衛強化月間として勝手にテントを守る当番しています
└──── 奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
寒い日が続いています。でもテントは頑張って立っています。テントの皆さんはそれぞれ時間を遣り繰りして座り込みを続けています。私も今まで時々テントを訪れていましたが、今月は特別です。
2月を「テントを守ろう」強化月間と勝手に決めて、出来る限り訪問しています。テント裁判は2月26日(木)の第10回公判を前に重要な局面にきています。
皆さん、集まりましょう。雨の日、風の日、台風や大雪にも負けず、3年半も立ち続けている経産省前テントでお会いしましょう。
そしてお話しましょう。これからの日本のこと、私たちに何が出来るのか。
そんなお話がしたいです。
「座り込むのは苦手」という方、立ち話でも構いません。
どうぞお立ち寄りください。
私は以下の日時でテント前に座ります。
2月21日(土)、2月22日(日)、2月25日(水)、2月26日(木)、
2月28日(土) 毎回11:30から14:00の時間帯
お会いできれば嬉しいです。
┏┓
┗■2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
| 2・26判決強行を許すな!
└──── 経産省前テントひろば(2015年2月18日)
東京地裁は、裁判官忌避(特別抗告)を無視し、2月26日(木)テント裁判の“判決”を告知してきた。福島の声を聞くことなく、証拠調べもせず、国側の意向のみにつき従う判決強行を許してはならない。
川内原発、高浜原発の再稼働が遅れ、全原発停止から既に521日が過ぎた。反原発の運動と世論が広がっているからだ。
福島第一原発は収束せず、放射能は漏れ続け、小児甲状腺がんが異常多発(118例発見)する福島では、“もう我慢出来ない”“我慢しない!”の声が強まっている。
テント裁判強行は、福島原発事故を無きものとし、再稼働へ突破口を切り開こうとする安倍政権に追すものだ。
東京地裁37部村上裁判長は福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!被告本人尋問を行え!43人当事者の声を聞け!
2月26日(木)東京地裁に集まろう。
テントは1257日建ち続けている。原発に反対し、非暴力・不服従を貫くテントに多くの市民の支持があるからだ。
東京地裁は弁論再開せよ!判決強行するな!福島の皆さん!全国の皆さん、全世界の皆さん、東京地裁に対し、裁判強行するな!弁論再開せよ!福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!の声を挙げて下さい。
26日(木)東京地裁前にお集まり下さい。
<2・26の行動予定>
12時30分 テント前集会
13時30分 地裁前抗議集会→傍聴券抽選に並びます。
14時30分 裁判予定
15時30分 地裁前抗議行動
16時00分から18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
今後の予定・お願い
1.抗議決議(東京地裁・経産省宛)、支援決議(テント宛)を挙げて下さい。 2・26集会に参加下さい。
2.英語版だけでなく、独・仏・伊・韓国語でチラシとメールを作成し、
国際発信します。協力願います。
3.全ての民主主義運動の中へ出向き、テント撤去許すな!の声を広げます。
協力願います。
4.2月26日(木)前後も、テントでの多彩な企画を継続します。協力願います。
5.弾圧に留意し、テント内私物を撤去し、パソコン管理を徹底します。
協力願います。
6.2月23日(月)14時より記者会見を行います。(テント前)
7.強制撤去に対しても非暴力・不服従で闘い抜きます。
(詳細は2月26日報告集会)
┏┓
┗■3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
| その2(昨日発信の【TMM:No2410】■1の続き)
| 2010年6月に書いた文章
└──── 原田裕史(核開発に反対する会)
小惑星探査機「はやぶさ」が俄かに話題になっています。
「核兵器」は常に運搬手段と共に語られます。兵器級プルトニウムが原子炉級プルトニウムよりも核兵器製造に適している点も、ロケットに積みこみ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)となるか、否か、という点にあります。
そのロケットで、今年日本にとって画期的な出来事が起こります。予定では6月13日ですから、これを読んでいる皆さんには結果が出ていることになります。
世界最大の固形燃料ロケット
日本のロケットには2系統の技術系譜があります。気象衛星「ひまわり」などを打ち上げるロケットは液体燃料ロケットですが、学術衛星を打ち上げるロケットは固体燃料ロケットが使用されてきました。
日本で戦後最初のロケットは東京大学の糸川博士(「はやぶさ」が調査してきた小惑星の名前の由来です)が開発したペンシルロケットまでさかのぼります。研究者の系譜からして当然のように「固体燃料ロケット」が開発され続けました。
核武装を夢見る人にはまことに都合の良い状況です。現在この系譜はM-Vロケット(Mは「ミュー」、Vを「5」と読みます)まで発展しました。
このM-Vロケットは金星や火星に探査機を届ける能力を持っているのです。米露のICBMをしのぐ巨大ロケットです。
再突入技術の確立
日本のロケット技術は世界有数のものになっていますが、ICBMにするためには一つ欠けている技術がありました。それは「再突入」と呼ばれる技術です。
一度大気圏を飛び出したロケットが再び地球に戻り、地面まで届くこと。これがICBMの実現に必須の技術です。なにしろICBMの弾体は非常に高速で飛翔するため、大気との摩擦熱で非常に高温になり、燃え尽きてしまいます。スペースシャトルでは耐熱の「タイル」が使用されます。アポロ宇宙船などでは、機体表面に樹脂を塗り、燃焼により、機体を保護しました。
日本は冷戦中はロケット開発を行ってもこの「再突入」技術の開発はおこなってきませんでしたが、冷戦後に「再突入」実験を開始しました。
その技術の系譜の集大成が「はやぶさ」ということになります。小惑星「イトカワ」は地球の引力圏の外側ですから、「イトカワ」からの帰還が出来るのであれば、ICBMの開発は随分容易なはずです。
平和という名の隠れ蓑
「はやぶさ」の目的はもちろん、軍事利用ではありません。小惑星の組成を調べることで、宇宙の歴史を詳しく研究する科学研究が目的に謳われています。
世界がもう少し平和であれば、「はやぶさ」を応援しても良いかもしれませんが、現在は核時代の終わりが始まるかどうかという瀬戸際です。「はやぶさ」の成功は日本の核武装能力を一段あげることになります。
「核なき世界」世界が核廃絶への道の第一歩を踏み出そうとしている時期に、日本は「もんじゅ」を動かすことで兵器級プルトニウムの生産を開始し、固体燃料ロケットによる高度な再突入技術の開発を終えようとしています。
※「もんじゅ」と「はやぶさ」2/21日(土)学習会にご参加を!
日時:2月21日(土)18:00から20:00
お話:原田裕史(核開発に反対する会)
会場:スペースたんぽぽ 参加費800円
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
2013年/225分/HD/16:9/カラー/日本/ドキュメンタリー
【共同監督】豊田直巳・野田雅也【編集】安岡卓治
【製作】映画『遺言』プロジェクト
[上映情報]
2015年3月7日(土)から13日(金)の1週間ポレポレ東中野にて
アンコール上映開催!! 連日14:20から(途中休憩あり)
3月7日(土)と3月8日(日)は監督トークあり。
当日料金:一般2000円 大学生専門学生シニア1500円 高校生以下1000円
会場:ポレポレ東中野 http://www.mmjp.or.jp/pole2
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 電話:03-3371-0088
┏┓
┗■5.新聞より1つ
└────
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ
韓国・釜山の裁判所で昨年10月、関係者が「画期的」と評価する判決が出た。甲状腺がんになったのは、原発からの放射線が原因とする原告の主張を認め、事業者に慰謝料を支払うよう命じたのだ。原発問題に関心が薄いといわれる韓国でも世論が変わり始めているという。
「ほかの住民も声を上げるようになってきた。それが何よりもうれしい」。市民団体の招きで来日した李真燮(イ・ジンソプ)さん(50)は、先月31日、東京都千代田区で開かれた集会で語りかけた。(中略)
李さんは「訴訟をきっかけに、皆が闘う姿勢を見せるようになった。原発は安い電力といわれているが、健康の方がはるかに重要」と話し、再稼働の動きが進む日本に向けてこんなメッセージを送る。「さまざまな分野の人が訴訟を起こすなどしてアピールしていけば、政府や電力会社には大きなプレッシャーになる。大切なのは、一人でも多くの人が関心を持ち続けることだ」
(2月8日東京新聞より抜粋)
2015年2月19日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
2月はテント防衛強化月間として、勝手にテントを守る当番しています
奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
2・26判決強行を許すな! 「経産省前テントひろば」より(2月18日)
★3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
その2(昨日発信の【TMM:No2410】★1の続き)
2010年6月に書いた文章 原田裕史(核開発に反対する会)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
3月7日(土)から13日(金)の1週間
★5.新聞より1つ
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ (2月8日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
2/20首相官邸前・国会議事堂前抗議-第137回
日 時:2月20日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:50出発、17:30頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:45「経産省前テントひろば」集合。
18:00官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者
・原発現地から 鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から 毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団 冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば 正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎 沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から 一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ 内海洋子
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共 催:たんぽぽ舎 03-3238-9035
:テント応援団 03-3812-4900
━━━━━━━
※訂正1つあります
昨日発信の【TMM:No2410】★2
正:テントを守ろう100人集会 2月22日(日)のお誘い
誤:テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
| 2月はテント防衛強化月間として勝手にテントを守る当番しています
└──── 奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
寒い日が続いています。でもテントは頑張って立っています。テントの皆さんはそれぞれ時間を遣り繰りして座り込みを続けています。私も今まで時々テントを訪れていましたが、今月は特別です。
2月を「テントを守ろう」強化月間と勝手に決めて、出来る限り訪問しています。テント裁判は2月26日(木)の第10回公判を前に重要な局面にきています。
皆さん、集まりましょう。雨の日、風の日、台風や大雪にも負けず、3年半も立ち続けている経産省前テントでお会いしましょう。
そしてお話しましょう。これからの日本のこと、私たちに何が出来るのか。
そんなお話がしたいです。
「座り込むのは苦手」という方、立ち話でも構いません。
どうぞお立ち寄りください。
私は以下の日時でテント前に座ります。
2月21日(土)、2月22日(日)、2月25日(水)、2月26日(木)、
2月28日(土) 毎回11:30から14:00の時間帯
お会いできれば嬉しいです。
┏┓
┗■2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
| 2・26判決強行を許すな!
└──── 経産省前テントひろば(2015年2月18日)
東京地裁は、裁判官忌避(特別抗告)を無視し、2月26日(木)テント裁判の“判決”を告知してきた。福島の声を聞くことなく、証拠調べもせず、国側の意向のみにつき従う判決強行を許してはならない。
川内原発、高浜原発の再稼働が遅れ、全原発停止から既に521日が過ぎた。反原発の運動と世論が広がっているからだ。
福島第一原発は収束せず、放射能は漏れ続け、小児甲状腺がんが異常多発(118例発見)する福島では、“もう我慢出来ない”“我慢しない!”の声が強まっている。
テント裁判強行は、福島原発事故を無きものとし、再稼働へ突破口を切り開こうとする安倍政権に追すものだ。
東京地裁37部村上裁判長は福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!被告本人尋問を行え!43人当事者の声を聞け!
2月26日(木)東京地裁に集まろう。
テントは1257日建ち続けている。原発に反対し、非暴力・不服従を貫くテントに多くの市民の支持があるからだ。
東京地裁は弁論再開せよ!判決強行するな!福島の皆さん!全国の皆さん、全世界の皆さん、東京地裁に対し、裁判強行するな!弁論再開せよ!福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!の声を挙げて下さい。
26日(木)東京地裁前にお集まり下さい。
<2・26の行動予定>
12時30分 テント前集会
13時30分 地裁前抗議集会→傍聴券抽選に並びます。
14時30分 裁判予定
15時30分 地裁前抗議行動
16時00分から18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
今後の予定・お願い
1.抗議決議(東京地裁・経産省宛)、支援決議(テント宛)を挙げて下さい。 2・26集会に参加下さい。
2.英語版だけでなく、独・仏・伊・韓国語でチラシとメールを作成し、
国際発信します。協力願います。
3.全ての民主主義運動の中へ出向き、テント撤去許すな!の声を広げます。
協力願います。
4.2月26日(木)前後も、テントでの多彩な企画を継続します。協力願います。
5.弾圧に留意し、テント内私物を撤去し、パソコン管理を徹底します。
協力願います。
6.2月23日(月)14時より記者会見を行います。(テント前)
7.強制撤去に対しても非暴力・不服従で闘い抜きます。
(詳細は2月26日報告集会)
┏┓
┗■3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
| その2(昨日発信の【TMM:No2410】■1の続き)
| 2010年6月に書いた文章
└──── 原田裕史(核開発に反対する会)
小惑星探査機「はやぶさ」が俄かに話題になっています。
「核兵器」は常に運搬手段と共に語られます。兵器級プルトニウムが原子炉級プルトニウムよりも核兵器製造に適している点も、ロケットに積みこみ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)となるか、否か、という点にあります。
そのロケットで、今年日本にとって画期的な出来事が起こります。予定では6月13日ですから、これを読んでいる皆さんには結果が出ていることになります。
世界最大の固形燃料ロケット
日本のロケットには2系統の技術系譜があります。気象衛星「ひまわり」などを打ち上げるロケットは液体燃料ロケットですが、学術衛星を打ち上げるロケットは固体燃料ロケットが使用されてきました。
日本で戦後最初のロケットは東京大学の糸川博士(「はやぶさ」が調査してきた小惑星の名前の由来です)が開発したペンシルロケットまでさかのぼります。研究者の系譜からして当然のように「固体燃料ロケット」が開発され続けました。
核武装を夢見る人にはまことに都合の良い状況です。現在この系譜はM-Vロケット(Mは「ミュー」、Vを「5」と読みます)まで発展しました。
このM-Vロケットは金星や火星に探査機を届ける能力を持っているのです。米露のICBMをしのぐ巨大ロケットです。
再突入技術の確立
日本のロケット技術は世界有数のものになっていますが、ICBMにするためには一つ欠けている技術がありました。それは「再突入」と呼ばれる技術です。
一度大気圏を飛び出したロケットが再び地球に戻り、地面まで届くこと。これがICBMの実現に必須の技術です。なにしろICBMの弾体は非常に高速で飛翔するため、大気との摩擦熱で非常に高温になり、燃え尽きてしまいます。スペースシャトルでは耐熱の「タイル」が使用されます。アポロ宇宙船などでは、機体表面に樹脂を塗り、燃焼により、機体を保護しました。
日本は冷戦中はロケット開発を行ってもこの「再突入」技術の開発はおこなってきませんでしたが、冷戦後に「再突入」実験を開始しました。
その技術の系譜の集大成が「はやぶさ」ということになります。小惑星「イトカワ」は地球の引力圏の外側ですから、「イトカワ」からの帰還が出来るのであれば、ICBMの開発は随分容易なはずです。
平和という名の隠れ蓑
「はやぶさ」の目的はもちろん、軍事利用ではありません。小惑星の組成を調べることで、宇宙の歴史を詳しく研究する科学研究が目的に謳われています。
世界がもう少し平和であれば、「はやぶさ」を応援しても良いかもしれませんが、現在は核時代の終わりが始まるかどうかという瀬戸際です。「はやぶさ」の成功は日本の核武装能力を一段あげることになります。
「核なき世界」世界が核廃絶への道の第一歩を踏み出そうとしている時期に、日本は「もんじゅ」を動かすことで兵器級プルトニウムの生産を開始し、固体燃料ロケットによる高度な再突入技術の開発を終えようとしています。
※「もんじゅ」と「はやぶさ」2/21日(土)学習会にご参加を!
日時:2月21日(土)18:00から20:00
お話:原田裕史(核開発に反対する会)
会場:スペースたんぽぽ 参加費800円
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
2013年/225分/HD/16:9/カラー/日本/ドキュメンタリー
【共同監督】豊田直巳・野田雅也【編集】安岡卓治
【製作】映画『遺言』プロジェクト
[上映情報]
2015年3月7日(土)から13日(金)の1週間ポレポレ東中野にて
アンコール上映開催!! 連日14:20から(途中休憩あり)
3月7日(土)と3月8日(日)は監督トークあり。
当日料金:一般2000円 大学生専門学生シニア1500円 高校生以下1000円
会場:ポレポレ東中野 http://www.mmjp.or.jp/pole2
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 電話:03-3371-0088
┏┓
┗■5.新聞より1つ
└────
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ
韓国・釜山の裁判所で昨年10月、関係者が「画期的」と評価する判決が出た。甲状腺がんになったのは、原発からの放射線が原因とする原告の主張を認め、事業者に慰謝料を支払うよう命じたのだ。原発問題に関心が薄いといわれる韓国でも世論が変わり始めているという。
「ほかの住民も声を上げるようになってきた。それが何よりもうれしい」。市民団体の招きで来日した李真燮(イ・ジンソプ)さん(50)は、先月31日、東京都千代田区で開かれた集会で語りかけた。(中略)
李さんは「訴訟をきっかけに、皆が闘う姿勢を見せるようになった。原発は安い電力といわれているが、健康の方がはるかに重要」と話し、再稼働の動きが進む日本に向けてこんなメッセージを送る。「さまざまな分野の人が訴訟を起こすなどしてアピールしていけば、政府や電力会社には大きなプレッシャーになる。大切なのは、一人でも多くの人が関心を持ち続けることだ」
(2月8日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2410】
2015年2月18日(水)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「もんじゅ」と「はやぶさ」 2月21日(土)学習会のお誘い
大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
講師:原田裕史(たんぽぽ舎運営委員)
★2.経産省前テントが危ない! テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
2・26裁判で(東京地裁)、テント撤去判決を出させない!テント強制撤去反対!
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.手続きがデタラメな適合性審査は無効!
工事計画が認可されないのになぜ工事ができるのか?
中村泰子(たんぽぽ舎 応援する人)
★4.DBA(Design Basis Accidents、設計基準事故)を無視した再稼働NO!
原子力は科学技術でなかった!
槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第10回」報告と2月26日(木)のご案内
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★5.高浜原発・若狭湾原発銀座・再稼働のリスク
琵琶湖と若狭湾は若狭街道・丹後街道で繋がり地形的に放射性物質の通路となる
高浜原発と京都府県境は最短5km・それでも原発地元自治体の同意対象になれない
吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
★6.新聞より1つ
◆「原発は時限爆弾 絶対安全ではない」 小泉元首相講演
(2月17日東京新聞より)
━━━━━━━
※2/19原子力規制委員会と交渉 ご参加下さい!
九州電力川内原発再稼働審査についての院内交渉
川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
日時:2月19日(木)13時より17時 会場:参議院議員会館講堂
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「もんじゅ」と「はやぶさ」 2月21日(土)学習会のお誘い
| 大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
└──── 講師:原田裕史(たんぽぽ舎運営委員)
2010年6月に「はやぶさ」と「もんじゅ」に関する文章を書きました。
原子力と宇宙開発は科学技術庁の設立目的であり、第二次大戦後の軍事面での重要技術でもあります。
あのころ「核の時代の終わりの始まり」であったはずの世界は俄に戦争の時代の様相を呈してきました。2010年から今までの間に「宇宙基本法」と「原子力基本法」には修正が加えられ「安全保障」が目的に加えられました。しかも核兵器の使用も憲法違反に当たらないという主張をしたことのある安倍晋三氏が内閣総理大臣ですから気が気ではありません。
2010年に再稼働した「もんじゅ」はすぐにまた壊れました。点検漏れのゴマカシもみつかり泥沼にはまっています。
昨年末には「はやぶさ2」が打ち上げられました。(今回は固体燃料ロケットではなく液体燃料ロケットを使っています。)
「はやぶさ2」は予定では2020年頃に地球に戻ってきます。その時までに少しでも平和な世界にしておかなければなりません。
日 時:2月21日(土)18:00-20:00
会 場:スペースたんぽぽ 参加費800円
※ 明日のメールマガジンに本文を載せます。
┏┓
┗■2.経産省前テントが危ない! テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
| 2・26裁判で(東京地裁)、テント撤去判決を出させない!テント強制撤去反対!
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
☆日 時:2月22日(日)午後1:30-5:00
☆会 場:スペースたんぽぽ (ダイナミックビル4F )
☆参加費:800円(半分をテントへカンパ)
☆発言者
・原発現地から 鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から 毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団 冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば 正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎 沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から 一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ 内海洋子、
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共催:たんぽぽ舎 03-3238-9035
:テント応援団 03-3812-4900
┏┓
┗■3.手続きがデタラメな適合性審査は無効!
| 工事計画が認可されないのになぜ工事ができるのか?
└──── 中村泰子(たんぽぽ舎 応援する人)
○2/6のメルマガ【TMM:No2400】で山田純一さんが、2/4「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」省庁交渉での規制委員会とのやり取りを報告されていて、審査手続きの根拠法がわかり、規制委員会の手口が見えてきた。
○『実用発電用原子炉に係る新規制基準について ―概要―(平成25年7月)』22頁には、「通常の審査においては、設置許可、工事計画認可、保安規定認可に係る審査を段階的に実施。今回の審査では、設備の設計や運転管理体制等、ハード・ソフトの両面の実効性を一体的に審査することとし、設置許可、工事計画認可、保安規定認可について、事業者から同時期に申請を受け付け、同時並行的に審査を実施」となっている(現在規制委HPでは『実用発電用原子炉及び核燃料施設等に係る新規制基準について -概要-』に変更、この頁は削除)。設置許可→工事計画認可→保安規定認可と段階的に審査すると5年くらいかかってしまうので、申請書の一括受理、一括審査にして1年以内で済ませようとしたが、実際は目論みどおり進まなかったというところなのだろう(川内原発は1年7カ月経過)。スピード審査とは安全軽視の表れだ。この手続き変更は「当該工事に着手する前に、その工事の計画について原子力規制委員会の認可を受けなければならない。」(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第43条
3の9)に違反しているというのが、山田さんの指摘で、大変重要だと思う。
また、上記『概要』20頁に「今回、福島第一原発事故の教訓を踏まえて必要な機能(設備・手順)は全て、(2013年)7月の新規制の施行段階で備えていることを求めている。」とも書いてある。 申請前に「備えていること」とは意味不明と思っていたが、2/4規制庁回答「3.11以後各原発に緊急補強工事を指示した。その連続の中で工事を進めている」がその意味だったと解釈した。規制庁は、上記法律第43条3の9のただし書で「発電用原子炉施設の一部が滅失し、若しくは損壊した場合又は災害その他非常の場合において、やむを得ない一時的な工事としてするとき」は工事計画認可の必要はなく、工事開始後に遅滞なく届け出ればよいとなっていることを根拠に言い訳しているのだろう。
○しかし、山田さんの「緊急工事と、認可工事はどこで区別しているのだ。」という追及からは逃れられない。申請書類と実際の工事が分離している。工事は電気事業者任せで勝手に進められている。手続きのデタラメは審査が茶番であることを表している。
規制委は途中に設置変更申請の審査についてのみパブコメを入れ、審査書を合格証とマスコミに報道させることで、ちゃんと手続きを踏んでいるように見せかけている。
上記法律では設置変更許可の要件に「平和の目的以外に利用されるおそれがないこと」を挙げていることから、軍事目的への改造の余地を与えるこのようなデタラメは絶対許されないはずだ。手続きがデタラメな適合性審査は無効だ。
┏┓
┗■4. DBA(Design Basis Accidents、設計基準事故)を無視した再稼働NO!
| 原子力は科学技術でなかった!
| 槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第10回」報告と2月26日(木)のご案内
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
「福島事故基本講座第10回」『福島事故と原発再稼働』
1月29日(木)の「槌田ゼミ」は福島事故の「おさらい」を中心に、物理学会用(2015年春の大会)に書かれた論文をレジュメに、全体を通してのお話でした。
1・2・3号機の「事故」に至る経過やその後の対応のまずさ、住民に対する対応のひどさなどが浮き彫りになりました。
槌田さんが「事故」と言うのは、放射能が外に出てしまう『大事故:過酷事故』を指すので、講座に初めて来た人の中には戸惑う人もいます。
だからこそ、よほどの設備やノウハウが確立しなければ安全は確保できないのだという事を浮かび上がらせました。
内容は:
○お粗末な福島原発事故での東電の対応
○東電による放射能の放出
○放射能による被害と学者たちの無理解
○事故直後の呼吸被曝は強烈
○食品のセシウム汚染
○トリチウムによる遺伝子被曝
○原子力は科学技術ではなかった
○事故を教訓とせずに原発再稼働は犯罪
※次回の「福島事故基本講座第11回」 ぜひご参加を!
2月26日(木)19:00-21:00 800円
「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について九州電力の1月に予定された回答を検討する。」
○ところで、九州電力は回答の延期を通知してきた。
これは「回答はする」ということを意味するが、もしも、2月下旬になっても回答できないのであれば、どの項目に回答できないのかを考える。
この項目は、九州電力として対策が不能であって、安全性を約束できない項目ということになる。
┏┓
┗■5.高浜原発・若狭湾原発銀座・再稼働のリスク
| 琵琶湖と若狭湾は若狭街道・丹後街道で繋がり地形的に放射性物質の通路となる
| 高浜原発と京都府県境は最短5km・それでも原発地元自治体の同意対象になれない
└──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
○京都から琵琶湖西岸のJR湖西線は、のんびりとした田畑と静かな琵琶湖のほとりを進む鉄道である。琵琶湖の北西部近江今津駅から路線バスで若狭湾小浜市に抜けられる。
古くから若狭街道、丹後街道は日本海側から京都への物資交流の重要な街道である。街道を挟んで北の武奈ケ嶽、南には駒ケ岳、多田ケ岳の山々が聳え、その山間を琵琶湖に流れる石田川、若狭湾に流れていく北川がある、若狭湾原発銀座から琵琶湖への起伏の少ない通路である。琵琶湖と若狭湾は最短で約20km足らずである。
この若狭湾には、高浜、大飯、美浜、敦賀の3原発と高速増殖炉「もんじゅ」を合わせ、計14基が並んでいる。
○2011.3.11福島第一原子力発電所爆発事故当時、住民へ指示は、発電所を中心に同心円を2つ描き、内側の円は半径20km圏で避難指示、その外側半径30kmの住民には屋内退避指示を出した。原子力発電所から噴出する高濃度放射性物質は周辺地域に同心円状に等しく汚染するのではない。原発からの汚染物質は、原発からの距離の遠近だけではなく、山間の谷に沿って風の通り道となり、高濃度放射性物質のホットスポットとなった。
現在でも谷の道、山・林・田畑は、高濃度汚染地帯になっているのが福島の現実である。
若狭湾原発銀座で原発事故が起こると、高濃度の放射性物質が若狭湾から、若狭街道、丹後街道の山間に沿って一挙に琵琶湖に流れ込み、伊吹山地、鈴鹿山脈、に囲まれた滋賀県大津市、比良山地南部の京都盆地に澱みとなって留まる。
琵琶湖から流れ出る水は、瀬田川、宇治川、淀川と名前をかえて大阪湾に流れる。京都市は琵琶湖疏水から取水している。南禅寺境内を通過する水路閣、銀閣寺から哲学の道側旧運河は鴨川に至る。琵琶湖の放射性物質の汚染は、水の都大阪・古都京都・神社仏閣・社会生活の影響は計り知れない、西日本の経済・社会生活は壊滅的なダメージを受けることになる。
○2月12日高浜原発3・4号機について原子力規制委員会は「新規性基準を満たしていると」正式に審査決定、今後の焦点は地元の同意である。関西電力と福井県知事は地元自治体の同意対象を、川内原発と同様に少数町民(高浜町民10,842人、2015.1)の立地自治体だけで合意することを既成事実化しようとしている。高浜原発から京都府県境最短5kmであってもカヤの外である。福井県内の少数の意思によって再稼働が認められようとしている。
福井県は電源三法交付金によって恩恵を受け、原発立地自治体の公共施設に莫大な原発マネーが費やされている。高浜町・おおい町の体育施設、公共施設、道の駅、JR駅舎,等々どの建物も並外れた凝った建築物である。これが゛ハコモノ゛原発マネーの威力かと現地に行って驚かされる。原発事故が起きれば若狭湾の漁業は、ヤリイカ、アマダイ、越前カニ等豊富な魚種に影響を及ぼす。
○福島原発事故後、漁業の放射性物質汚染調査で、福島県久ノ浜沖アイナメからセシウム合計4,400Bq/kgの検査結果が報告されている(水産庁水産物汚染調査2012.7)。
福島の漁業被害の現実を原発立地の漁業関係者は知ってほしい。若狭湾原発周辺で原発被災者になれば、関西方面の自治体に避難することになる。原発立地自治体は、それほどのリスクを背負い原発の再稼働にYESと答えることが必要なのだろうか。
┏┓
┗■6.新聞より1つ
└────
◆ 「原発は時限爆弾 絶対安全ではない」 小泉元首相講演
小泉純一郎元首相は17日、東京都内で講演し、「原発ゼロ」の実現を目指すべきだとの考えを重ねて示した。日本は地震や活火山が多く、原発事故につながる可能性は否定できないとの認識を示しながら「原発は時限爆弾のようなものだ。絶対安全ではない」と訴えた。
政府は、原子力規制委員会の新規制基準に適合する原発は再稼働させる方針。小泉氏は「政府は、日本の原発の安全基準は世界一厳しいと言うが、米国と比べてどこが厳しいか説明しない。どうかしている」と批判した。
(2月17日東京新聞より)
2015年2月18日(水)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「もんじゅ」と「はやぶさ」 2月21日(土)学習会のお誘い
大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
講師:原田裕史(たんぽぽ舎運営委員)
★2.経産省前テントが危ない! テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
2・26裁判で(東京地裁)、テント撤去判決を出させない!テント強制撤去反対!
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.手続きがデタラメな適合性審査は無効!
工事計画が認可されないのになぜ工事ができるのか?
中村泰子(たんぽぽ舎 応援する人)
★4.DBA(Design Basis Accidents、設計基準事故)を無視した再稼働NO!
原子力は科学技術でなかった!
槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第10回」報告と2月26日(木)のご案内
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★5.高浜原発・若狭湾原発銀座・再稼働のリスク
琵琶湖と若狭湾は若狭街道・丹後街道で繋がり地形的に放射性物質の通路となる
高浜原発と京都府県境は最短5km・それでも原発地元自治体の同意対象になれない
吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
★6.新聞より1つ
◆「原発は時限爆弾 絶対安全ではない」 小泉元首相講演
(2月17日東京新聞より)
━━━━━━━
※2/19原子力規制委員会と交渉 ご参加下さい!
九州電力川内原発再稼働審査についての院内交渉
川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
日時:2月19日(木)13時より17時 会場:参議院議員会館講堂
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「もんじゅ」と「はやぶさ」 2月21日(土)学習会のお誘い
| 大陸間弾道弾のための要素技術の完成と法改正。しかも戦争のできる国?
└──── 講師:原田裕史(たんぽぽ舎運営委員)
2010年6月に「はやぶさ」と「もんじゅ」に関する文章を書きました。
原子力と宇宙開発は科学技術庁の設立目的であり、第二次大戦後の軍事面での重要技術でもあります。
あのころ「核の時代の終わりの始まり」であったはずの世界は俄に戦争の時代の様相を呈してきました。2010年から今までの間に「宇宙基本法」と「原子力基本法」には修正が加えられ「安全保障」が目的に加えられました。しかも核兵器の使用も憲法違反に当たらないという主張をしたことのある安倍晋三氏が内閣総理大臣ですから気が気ではありません。
2010年に再稼働した「もんじゅ」はすぐにまた壊れました。点検漏れのゴマカシもみつかり泥沼にはまっています。
昨年末には「はやぶさ2」が打ち上げられました。(今回は固体燃料ロケットではなく液体燃料ロケットを使っています。)
「はやぶさ2」は予定では2020年頃に地球に戻ってきます。その時までに少しでも平和な世界にしておかなければなりません。
日 時:2月21日(土)18:00-20:00
会 場:スペースたんぽぽ 参加費800円
※ 明日のメールマガジンに本文を載せます。
┏┓
┗■2.経産省前テントが危ない! テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
| 2・26裁判で(東京地裁)、テント撤去判決を出させない!テント強制撤去反対!
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
☆日 時:2月22日(日)午後1:30-5:00
☆会 場:スペースたんぽぽ (ダイナミックビル4F )
☆参加費:800円(半分をテントへカンパ)
☆発言者
・原発現地から 鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から 毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団 冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば 正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎 沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から 一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ 内海洋子、
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共催:たんぽぽ舎 03-3238-9035
:テント応援団 03-3812-4900
┏┓
┗■3.手続きがデタラメな適合性審査は無効!
| 工事計画が認可されないのになぜ工事ができるのか?
└──── 中村泰子(たんぽぽ舎 応援する人)
○2/6のメルマガ【TMM:No2400】で山田純一さんが、2/4「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」省庁交渉での規制委員会とのやり取りを報告されていて、審査手続きの根拠法がわかり、規制委員会の手口が見えてきた。
○『実用発電用原子炉に係る新規制基準について ―概要―(平成25年7月)』22頁には、「通常の審査においては、設置許可、工事計画認可、保安規定認可に係る審査を段階的に実施。今回の審査では、設備の設計や運転管理体制等、ハード・ソフトの両面の実効性を一体的に審査することとし、設置許可、工事計画認可、保安規定認可について、事業者から同時期に申請を受け付け、同時並行的に審査を実施」となっている(現在規制委HPでは『実用発電用原子炉及び核燃料施設等に係る新規制基準について -概要-』に変更、この頁は削除)。設置許可→工事計画認可→保安規定認可と段階的に審査すると5年くらいかかってしまうので、申請書の一括受理、一括審査にして1年以内で済ませようとしたが、実際は目論みどおり進まなかったというところなのだろう(川内原発は1年7カ月経過)。スピード審査とは安全軽視の表れだ。この手続き変更は「当該工事に着手する前に、その工事の計画について原子力規制委員会の認可を受けなければならない。」(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第43条
3の9)に違反しているというのが、山田さんの指摘で、大変重要だと思う。
また、上記『概要』20頁に「今回、福島第一原発事故の教訓を踏まえて必要な機能(設備・手順)は全て、(2013年)7月の新規制の施行段階で備えていることを求めている。」とも書いてある。 申請前に「備えていること」とは意味不明と思っていたが、2/4規制庁回答「3.11以後各原発に緊急補強工事を指示した。その連続の中で工事を進めている」がその意味だったと解釈した。規制庁は、上記法律第43条3の9のただし書で「発電用原子炉施設の一部が滅失し、若しくは損壊した場合又は災害その他非常の場合において、やむを得ない一時的な工事としてするとき」は工事計画認可の必要はなく、工事開始後に遅滞なく届け出ればよいとなっていることを根拠に言い訳しているのだろう。
○しかし、山田さんの「緊急工事と、認可工事はどこで区別しているのだ。」という追及からは逃れられない。申請書類と実際の工事が分離している。工事は電気事業者任せで勝手に進められている。手続きのデタラメは審査が茶番であることを表している。
規制委は途中に設置変更申請の審査についてのみパブコメを入れ、審査書を合格証とマスコミに報道させることで、ちゃんと手続きを踏んでいるように見せかけている。
上記法律では設置変更許可の要件に「平和の目的以外に利用されるおそれがないこと」を挙げていることから、軍事目的への改造の余地を与えるこのようなデタラメは絶対許されないはずだ。手続きがデタラメな適合性審査は無効だ。
┏┓
┗■4. DBA(Design Basis Accidents、設計基準事故)を無視した再稼働NO!
| 原子力は科学技術でなかった!
| 槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第10回」報告と2月26日(木)のご案内
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
「福島事故基本講座第10回」『福島事故と原発再稼働』
1月29日(木)の「槌田ゼミ」は福島事故の「おさらい」を中心に、物理学会用(2015年春の大会)に書かれた論文をレジュメに、全体を通してのお話でした。
1・2・3号機の「事故」に至る経過やその後の対応のまずさ、住民に対する対応のひどさなどが浮き彫りになりました。
槌田さんが「事故」と言うのは、放射能が外に出てしまう『大事故:過酷事故』を指すので、講座に初めて来た人の中には戸惑う人もいます。
だからこそ、よほどの設備やノウハウが確立しなければ安全は確保できないのだという事を浮かび上がらせました。
内容は:
○お粗末な福島原発事故での東電の対応
○東電による放射能の放出
○放射能による被害と学者たちの無理解
○事故直後の呼吸被曝は強烈
○食品のセシウム汚染
○トリチウムによる遺伝子被曝
○原子力は科学技術ではなかった
○事故を教訓とせずに原発再稼働は犯罪
※次回の「福島事故基本講座第11回」 ぜひご参加を!
2月26日(木)19:00-21:00 800円
「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について九州電力の1月に予定された回答を検討する。」
○ところで、九州電力は回答の延期を通知してきた。
これは「回答はする」ということを意味するが、もしも、2月下旬になっても回答できないのであれば、どの項目に回答できないのかを考える。
この項目は、九州電力として対策が不能であって、安全性を約束できない項目ということになる。
┏┓
┗■5.高浜原発・若狭湾原発銀座・再稼働のリスク
| 琵琶湖と若狭湾は若狭街道・丹後街道で繋がり地形的に放射性物質の通路となる
| 高浜原発と京都府県境は最短5km・それでも原発地元自治体の同意対象になれない
└──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
○京都から琵琶湖西岸のJR湖西線は、のんびりとした田畑と静かな琵琶湖のほとりを進む鉄道である。琵琶湖の北西部近江今津駅から路線バスで若狭湾小浜市に抜けられる。
古くから若狭街道、丹後街道は日本海側から京都への物資交流の重要な街道である。街道を挟んで北の武奈ケ嶽、南には駒ケ岳、多田ケ岳の山々が聳え、その山間を琵琶湖に流れる石田川、若狭湾に流れていく北川がある、若狭湾原発銀座から琵琶湖への起伏の少ない通路である。琵琶湖と若狭湾は最短で約20km足らずである。
この若狭湾には、高浜、大飯、美浜、敦賀の3原発と高速増殖炉「もんじゅ」を合わせ、計14基が並んでいる。
○2011.3.11福島第一原子力発電所爆発事故当時、住民へ指示は、発電所を中心に同心円を2つ描き、内側の円は半径20km圏で避難指示、その外側半径30kmの住民には屋内退避指示を出した。原子力発電所から噴出する高濃度放射性物質は周辺地域に同心円状に等しく汚染するのではない。原発からの汚染物質は、原発からの距離の遠近だけではなく、山間の谷に沿って風の通り道となり、高濃度放射性物質のホットスポットとなった。
現在でも谷の道、山・林・田畑は、高濃度汚染地帯になっているのが福島の現実である。
若狭湾原発銀座で原発事故が起こると、高濃度の放射性物質が若狭湾から、若狭街道、丹後街道の山間に沿って一挙に琵琶湖に流れ込み、伊吹山地、鈴鹿山脈、に囲まれた滋賀県大津市、比良山地南部の京都盆地に澱みとなって留まる。
琵琶湖から流れ出る水は、瀬田川、宇治川、淀川と名前をかえて大阪湾に流れる。京都市は琵琶湖疏水から取水している。南禅寺境内を通過する水路閣、銀閣寺から哲学の道側旧運河は鴨川に至る。琵琶湖の放射性物質の汚染は、水の都大阪・古都京都・神社仏閣・社会生活の影響は計り知れない、西日本の経済・社会生活は壊滅的なダメージを受けることになる。
○2月12日高浜原発3・4号機について原子力規制委員会は「新規性基準を満たしていると」正式に審査決定、今後の焦点は地元の同意である。関西電力と福井県知事は地元自治体の同意対象を、川内原発と同様に少数町民(高浜町民10,842人、2015.1)の立地自治体だけで合意することを既成事実化しようとしている。高浜原発から京都府県境最短5kmであってもカヤの外である。福井県内の少数の意思によって再稼働が認められようとしている。
福井県は電源三法交付金によって恩恵を受け、原発立地自治体の公共施設に莫大な原発マネーが費やされている。高浜町・おおい町の体育施設、公共施設、道の駅、JR駅舎,等々どの建物も並外れた凝った建築物である。これが゛ハコモノ゛原発マネーの威力かと現地に行って驚かされる。原発事故が起きれば若狭湾の漁業は、ヤリイカ、アマダイ、越前カニ等豊富な魚種に影響を及ぼす。
○福島原発事故後、漁業の放射性物質汚染調査で、福島県久ノ浜沖アイナメからセシウム合計4,400Bq/kgの検査結果が報告されている(水産庁水産物汚染調査2012.7)。
福島の漁業被害の現実を原発立地の漁業関係者は知ってほしい。若狭湾原発周辺で原発被災者になれば、関西方面の自治体に避難することになる。原発立地自治体は、それほどのリスクを背負い原発の再稼働にYESと答えることが必要なのだろうか。
┏┓
┗■6.新聞より1つ
└────
◆ 「原発は時限爆弾 絶対安全ではない」 小泉元首相講演
小泉純一郎元首相は17日、東京都内で講演し、「原発ゼロ」の実現を目指すべきだとの考えを重ねて示した。日本は地震や活火山が多く、原発事故につながる可能性は否定できないとの認識を示しながら「原発は時限爆弾のようなものだ。絶対安全ではない」と訴えた。
政府は、原子力規制委員会の新規制基準に適合する原発は再稼働させる方針。小泉氏は「政府は、日本の原発の安全基準は世界一厳しいと言うが、米国と比べてどこが厳しいか説明しない。どうかしている」と批判した。
(2月17日東京新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2409】
2015年2月17日(火)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.全国の皆さまへ-川内原発の再稼働を阻止しよう!
「3.2福岡九電本店総行動」に全国から結集しよう!
―参加者募集 (「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局)からの呼びかけ
★2.隠された被ばく トモダチ作戦
汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用した
という書類にサインさせられたそうだ (ぐみ坂キッド)
★3.3/1たんぽぽ舎第27回総会への返信はがき文面紹介
T.Mさん(宮崎県在住)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3/1「大阪高槻deパレード-3.11福島を忘れない 原発ゼロ-」のお知らせ
3月1日(日)関電八木社長の住む上牧の大阪府高槻市
◆3/16「東電は責任をとれ」連続講座第14回
講師:堀江鉄雄さん 「東電株主代表訴訟の意義、背景、経過、今後の展望」
★5.新聞より4つ
◆米で原発廃炉相次ぐ 13年移行 4発電所5基
安いシェール 火力拡大 (2月15日毎日新聞1面より抜粋)
◆2巡目検査で初 甲状腺がん確定 福島の子1巡目「異常なし」
放射線影響 見極めへ (2月12日東京新聞より抜粋)
◆再稼働反対 20万人署名 福井知事現れず 提出を中止
(2月14日東京新聞より抜粋)
◆「地元同意」難航か 高浜原発「合格」
30キロ圏内 京都、滋賀、 関与求め 住民「住み続けたいが…」
(2月13日毎日新聞朝刊より抜粋)
★6.テント日誌2月15日(日)
経産省前テントひろば1254日商業用原発停止518日
若い人が辺野古のことを心配しているのはうれしい (I・K)
━━━━━━━
※2/19原子力規制委員会と交渉 ご参加下さい!
九州電力川内原発再稼働審査についての院内交渉
川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
日時:2月19日(木)13時より17時
会場:参議院議員会館講堂
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
┏┓
┗■1.全国の皆さまへ-川内原発の再稼働を阻止しよう!
| 「3.2福岡九電本店総行動」に全国から結集しよう!
| ―参加者募集
└──── (「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局)からの呼びかけ
○九電福岡行動の参加申し込み方法
「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局宛に
氏名、連絡先(電話番号、メールアドレス)をファックスで送信して下さい
(FAX 03-3238-0797)
折り返し、行動の詳細などをお伝えします。
担当―沼倉([たんぽぽ舎] 080-1012-4661)
○<鹿児島からの呼びかけ>
川内原発の再稼働は、5月以降ないしは夏以降に伸びたと報道されています。
しかし、今の段階で、九電にくさびを打ち込むことができないなら、行動が遅くなればなるほど止めることは難しくなります。
いまや、主要な敵は九電です。
「3.2九電本店行動」に向けて、鹿児島から、各県の平和フォーラム、各県の県労連への呼びかけも進んでいます。これまでも、緊急全国署名のお願いを行っておりますが、何千人という人の波で九電を包囲しようではありませんか。
下記の要求を、九電に認めさせることから、具体的に止める動きを作ろうと、鹿児島では考えています
1、川内原発の再稼働の前に、最低限30km圏内9自治体で住民説明会を開催すること。
2、川内原発の再稼働について最低限30km圏内9自治体全ての正式な議会の議決を得ること。
3、説明を求める住民に対しては、30km圏内外にかかわらず説明会を開催すること。
「 再稼働阻止全国ネットワーク」は鹿児島からの要請に呼応し、なおかつ全国各地から、九電に対する抗議、申し入れ書を携え、説明を求めるべく追及したいと思います。
○集合-3月2日(月)13時 九電本店前
行動予定-全体集会~九電包囲デモ~本店前総括集会
*「要請団」は九電本店内に入って社長(またはそれに準じる役員)に要請書へ
の回答、確約を求めます。
なお、宿泊される方は、ご自分で宿の確保をお願いします。
募集締め切り日―2月27日(金)
☆なお、全国の心ある有志から、再稼働反対行動の交通費カンパが
「再稼働阻止全国ネットワーク」へ寄せられています。
その資金で、全国の参加者へ、1人1万円の交通費援助を致します。
「再稼働阻止全国ネットワーク」
┏┓
┗■2.隠された被ばく トモダチ作戦
| 汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用した
| という書類にサインさせられたそうだ
└──── ぐみ坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)
○ トモダチ作戦に参加した空母ロナルド・レーガンは今年、横須賀基地に配備される。福島第一原発事故により随伴艦とともに被ばくした同艦は完全除染が不可能な為、廃艦にするべきところだが、原子力空母ゆえに実戦配備から外せない。原子力空母ロナルド・レーガンCVN-76の過去・現在・未来は、原子力空母日本CVN-JAPAN、この国のそれと同じだ。
既に1号機はメルトダウンし、放射能が流出していることも知らされず、生暖かい風が吹き金属臭のする雪の中、飛行甲板で作業する乗組員達。彼らは汚染された水を飲み、シャワーを浴びた。
汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用したという書類にサインさせられたそうだ。そして健康被害が起きても政府を訴えないという誓約書にも。その上、飛行甲板の除染をデッキブラシでやらされた。防護服なしで。
死と破壊の担い手でもある彼らではあるが、命令とはいえ人道支援に来た。その胸に命を救ったという誇りを刻むことができた筈だった。だがこの国は2名の死者と大勢が深刻な健康被害に苦しむ程の被ばくをもって報いた。
結局、「危険だから逃げろ。近づくな」と東京電力・日本政府は決して言わなかった。
原子力の平和利用とかベースロード電源とかを称する東京電力の資産は、どの国も手を出せなかった世界最強の空母打撃群を撃破してしまった。だから原発はやめられない?
○ 米国海軍は水兵たちを守ろうとはしなかった。
今もそうだし、これからもそうだろう。
日本政府は人々を守ろうとしなかった。
今もそうだし、これからもそうだろう。
東京電力は情報を隠し、避けられた筈の被ばくを強要した。こっそりと。
今もそうだし、これからもそうだろう。
だが、一部の人達は沈黙する被害者・加害者であることを拒否した。
今もそうだし、これからもそうだ。
「手強い」と思わないか?
※以下の3点は、ご参考までにご覧いただければ。
1.週刊金曜日 2015.1.16 (1023号)
2.放射線被ばくを学習する会1.31第19回学習会のご報告
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/198.html
3.NHKスペシャル『メルトダウン Vol.5 知られざる大量放出』
http://goo.gl/76V5aC
┏┓
┗■3.3/1たんぽぽ舎第27回総会への返信はがき文面紹介
└──── T.Mさん(宮崎県在住)
○私は、身体が17個欲しい。17か所の原発サイトに1人ずつを配置できる。
○私は、身体が400個欲しい。400か所の世界中の原発に1人ずつを配置できる。
○私は、身体が1万個欲しい。1万件のパブコメを書ける。
○私は、身体が100万個欲しい。100万人のデモができる。
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆3/1「大阪高槻deパレード-3.11福島を忘れない 原発ゼロ-」のお知らせ
3月1日(日)関電八木社長の住む上牧の大阪府高槻市で、
今年も市民パレードを行います。
1.集合14:00、高槻市役所(JR高槻、阪急高槻市駅下車7分)
コースは、市役所前-関電高槻営業所-城跡公園解散予定
2.メッセージボード、太鼓、カスタネット、タンバリンなどの鳴り物を
持ってきて下さい。
てぶらで気軽に参加も歓迎。
子どもから大人まで楽しく参加できるパレードです。
主催:パレード実行委員会 連絡先: 岡川 072-669-1602
◆3/16「東電は責任をとれ」連続講座第14回
日 時:3月16日(月)19時より21時
講 師:堀江鉄雄さん
東電株主代表訴訟の意義、背景、経過、今後の展望(仮題)
(3月19日に行われる予定の東電株主代表訴訟第16回口頭弁論へ
向けてのアピールを含む)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
よびかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、賛同108団体
参加費:800円
┏┓
┗■5.新聞より4つ
└────
◆米で原発廃炉相次ぐ 13年移行 4発電所5基
安いシェール 火力拡大
【ワシントン清水憲司】世界で最も多く原発を保有する米国で、原発の廃炉が続いている。電力自由化に伴う価格競争が激しくなる中、シェール革命で火力発電のコストが安くなり、原発の優位性が低下。風力発電にも押されているためだ。電力規制が残って比較的安定した料金収入を得られる地域では新設の動きもあるが、米国の電力需要の約2割をまかなう原発の存在感は低下するとの見方が根強い。(後略)(2月15日毎日新聞1面より抜粋)
◆2巡目検査で初 甲状腺がん確定 福島の子1巡目「異常なし」
放射線影響 見極めへ
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第一原発事故の放射線の影響を調べる県の甲状腺検査で、事故直後から3年目までの1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども1人が、昨年4月から始まった2巡目検査で甲状腺がんと診断が確定したことが11日、関係者への取材で分かった。また、がんの疑いは7人になった。(後略)(2月12日東京新聞より抜粋)
◆再稼働反対 20万人署名 福井知事現れず 提出を中止
原発の再稼働反対を訴える市民グループ約80人が13日、福井県庁を訪れ、再稼働を認めないよう求める約20万人分の署名を西川一誠知事に提出しようとしたところ、約束がないとして知事は出席しなかった。県側と押し問答の末、提出は取りやめになった。(後略)(2月14日東京新聞より抜粋)
◆「地元同意」難航か 高浜原発「合格」
30キロ圏内 京都、滋賀、 関与求め 住民「住み続けたいが…」
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の安全対策が正式に「合格」となり、再稼働に向けて最大の焦点は「地元同意」に移る。福井県は、工事計画などの認可や高浜町の意向確認といった環境が整った後に手続きに入る。事故対策が必要な30キロ圏にかかる京都、滋賀両府県も関与を求めており、円滑に進むとは限らない。(後略)(2月13日毎日新聞朝刊より抜粋)
┏┓
┗■6.テント日誌2月15日(日)
| 経産省前テントひろば1254日商業用原発停止518日
| 若い人が辺野古のことを心配しているのはうれしい
└──── (I・K)
○朝テントに着いたらもう群馬からTさんが来ていた。
時々寄って座ってくださる。そしてカンパも、感謝です。
今日も昨日と同じ冷たい風が吹き寒かったけれど、気温は昨日より高く予報通り後には12度になる。
12時過ぎMさん差し入れの蕗の薹の入ったまぜご飯のおにぎりやおかずをみんなで美味しく頂いた。
○丁度その頃官邸前方向から右翼のがなり声が響いてきていた。こっちに来なければ良いがと思っていたが、矢張りやって来てテント前の交差点に車を止めて罵声をあびせて行った。
お決まりの「国有地を占拠するのをやめろ!」とか「汚いテント早く撤去しろ!」「そんなところで本なんか読んでいるんじゃねえ」などなど警官が来て信号が変わったから行くように促していたが、それより「テントを撤去するのが先だろう!」など警官に毒づいていたが、案外あっさり去っていたのでホッとする。
○暫らくしてポールを持った一団が信号待ちしていたので何かあるのですか?と尋ねたら官邸前で辺野古基地反対行動をすると言う。彼らは産経新聞に抗議してきた帰りだそうだ。
曽野綾子がとんでもないコラムを載せたことはネットでも問題になっている。
一団の一人、彼女はカソリックなのですよね。ぼくもそうだったけれど、もうやめるとまで言っていた。カソリックの人がみんな彼女と同じ考えとは思えないので一寸行き過ぎとは思うけれど…
若い人たちが辺野古のこと心配しているのは嬉しい。どう考えても安倍政権の強引な基地建設は許せないと私も思う。
○午後にはたんぽぽ舎のOさん、Y子さんも来てくれて一寸賑わった。
埼玉のKさんが庭で採れたみかんをたくさん持ってきてくれてマーマレードを作ったらなどの話をしていたら、マーマレード作りを研究しているヨーカンさんが現れてその話で盛り上がった。ヨーカンさんは「原発依存度低減に向けて廃炉を円滑に進めるための会計関連制度について(案)」に対するパブコメ募集の案内を持ってきた。電気事業の自由化の後も廃炉費用を消費者に押し付けようとしているらしいので皆で送りましょうと言う。パブコメは案件「620115002」
昨日は八千代から水を運んで下さった方がいた。
そして今日もわざわざカンパをしに来てくださる方達がいて本当に感謝です。
12時から2時半までは太陽がテント前を照らしてくれるので少し暖かいけれど、2時半過ぎると途端に寒くなる。
3時になって第2テントのHさんも来てくれたので私はテントを後にした。
2015年2月17日(火)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.全国の皆さまへ-川内原発の再稼働を阻止しよう!
「3.2福岡九電本店総行動」に全国から結集しよう!
―参加者募集 (「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局)からの呼びかけ
★2.隠された被ばく トモダチ作戦
汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用した
という書類にサインさせられたそうだ (ぐみ坂キッド)
★3.3/1たんぽぽ舎第27回総会への返信はがき文面紹介
T.Mさん(宮崎県在住)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3/1「大阪高槻deパレード-3.11福島を忘れない 原発ゼロ-」のお知らせ
3月1日(日)関電八木社長の住む上牧の大阪府高槻市
◆3/16「東電は責任をとれ」連続講座第14回
講師:堀江鉄雄さん 「東電株主代表訴訟の意義、背景、経過、今後の展望」
★5.新聞より4つ
◆米で原発廃炉相次ぐ 13年移行 4発電所5基
安いシェール 火力拡大 (2月15日毎日新聞1面より抜粋)
◆2巡目検査で初 甲状腺がん確定 福島の子1巡目「異常なし」
放射線影響 見極めへ (2月12日東京新聞より抜粋)
◆再稼働反対 20万人署名 福井知事現れず 提出を中止
(2月14日東京新聞より抜粋)
◆「地元同意」難航か 高浜原発「合格」
30キロ圏内 京都、滋賀、 関与求め 住民「住み続けたいが…」
(2月13日毎日新聞朝刊より抜粋)
★6.テント日誌2月15日(日)
経産省前テントひろば1254日商業用原発停止518日
若い人が辺野古のことを心配しているのはうれしい (I・K)
━━━━━━━
※2/19原子力規制委員会と交渉 ご参加下さい!
九州電力川内原発再稼働審査についての院内交渉
川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
日時:2月19日(木)13時より17時
会場:参議院議員会館講堂
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
┏┓
┗■1.全国の皆さまへ-川内原発の再稼働を阻止しよう!
| 「3.2福岡九電本店総行動」に全国から結集しよう!
| ―参加者募集
└──── (「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局)からの呼びかけ
○九電福岡行動の参加申し込み方法
「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局宛に
氏名、連絡先(電話番号、メールアドレス)をファックスで送信して下さい
(FAX 03-3238-0797)
折り返し、行動の詳細などをお伝えします。
担当―沼倉([たんぽぽ舎] 080-1012-4661)
○<鹿児島からの呼びかけ>
川内原発の再稼働は、5月以降ないしは夏以降に伸びたと報道されています。
しかし、今の段階で、九電にくさびを打ち込むことができないなら、行動が遅くなればなるほど止めることは難しくなります。
いまや、主要な敵は九電です。
「3.2九電本店行動」に向けて、鹿児島から、各県の平和フォーラム、各県の県労連への呼びかけも進んでいます。これまでも、緊急全国署名のお願いを行っておりますが、何千人という人の波で九電を包囲しようではありませんか。
下記の要求を、九電に認めさせることから、具体的に止める動きを作ろうと、鹿児島では考えています
1、川内原発の再稼働の前に、最低限30km圏内9自治体で住民説明会を開催すること。
2、川内原発の再稼働について最低限30km圏内9自治体全ての正式な議会の議決を得ること。
3、説明を求める住民に対しては、30km圏内外にかかわらず説明会を開催すること。
「 再稼働阻止全国ネットワーク」は鹿児島からの要請に呼応し、なおかつ全国各地から、九電に対する抗議、申し入れ書を携え、説明を求めるべく追及したいと思います。
○集合-3月2日(月)13時 九電本店前
行動予定-全体集会~九電包囲デモ~本店前総括集会
*「要請団」は九電本店内に入って社長(またはそれに準じる役員)に要請書へ
の回答、確約を求めます。
なお、宿泊される方は、ご自分で宿の確保をお願いします。
募集締め切り日―2月27日(金)
☆なお、全国の心ある有志から、再稼働反対行動の交通費カンパが
「再稼働阻止全国ネットワーク」へ寄せられています。
その資金で、全国の参加者へ、1人1万円の交通費援助を致します。
「再稼働阻止全国ネットワーク」
┏┓
┗■2.隠された被ばく トモダチ作戦
| 汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用した
| という書類にサインさせられたそうだ
└──── ぐみ坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)
○ トモダチ作戦に参加した空母ロナルド・レーガンは今年、横須賀基地に配備される。福島第一原発事故により随伴艦とともに被ばくした同艦は完全除染が不可能な為、廃艦にするべきところだが、原子力空母ゆえに実戦配備から外せない。原子力空母ロナルド・レーガンCVN-76の過去・現在・未来は、原子力空母日本CVN-JAPAN、この国のそれと同じだ。
既に1号機はメルトダウンし、放射能が流出していることも知らされず、生暖かい風が吹き金属臭のする雪の中、飛行甲板で作業する乗組員達。彼らは汚染された水を飲み、シャワーを浴びた。
汚染に気づいた後も水兵達はヨー素剤を飲んでいないのに服用したという書類にサインさせられたそうだ。そして健康被害が起きても政府を訴えないという誓約書にも。その上、飛行甲板の除染をデッキブラシでやらされた。防護服なしで。
死と破壊の担い手でもある彼らではあるが、命令とはいえ人道支援に来た。その胸に命を救ったという誇りを刻むことができた筈だった。だがこの国は2名の死者と大勢が深刻な健康被害に苦しむ程の被ばくをもって報いた。
結局、「危険だから逃げろ。近づくな」と東京電力・日本政府は決して言わなかった。
原子力の平和利用とかベースロード電源とかを称する東京電力の資産は、どの国も手を出せなかった世界最強の空母打撃群を撃破してしまった。だから原発はやめられない?
○ 米国海軍は水兵たちを守ろうとはしなかった。
今もそうだし、これからもそうだろう。
日本政府は人々を守ろうとしなかった。
今もそうだし、これからもそうだろう。
東京電力は情報を隠し、避けられた筈の被ばくを強要した。こっそりと。
今もそうだし、これからもそうだろう。
だが、一部の人達は沈黙する被害者・加害者であることを拒否した。
今もそうだし、これからもそうだ。
「手強い」と思わないか?
※以下の3点は、ご参考までにご覧いただければ。
1.週刊金曜日 2015.1.16 (1023号)
2.放射線被ばくを学習する会1.31第19回学習会のご報告
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/198.html
3.NHKスペシャル『メルトダウン Vol.5 知られざる大量放出』
http://goo.gl/76V5aC
┏┓
┗■3.3/1たんぽぽ舎第27回総会への返信はがき文面紹介
└──── T.Mさん(宮崎県在住)
○私は、身体が17個欲しい。17か所の原発サイトに1人ずつを配置できる。
○私は、身体が400個欲しい。400か所の世界中の原発に1人ずつを配置できる。
○私は、身体が1万個欲しい。1万件のパブコメを書ける。
○私は、身体が100万個欲しい。100万人のデモができる。
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆3/1「大阪高槻deパレード-3.11福島を忘れない 原発ゼロ-」のお知らせ
3月1日(日)関電八木社長の住む上牧の大阪府高槻市で、
今年も市民パレードを行います。
1.集合14:00、高槻市役所(JR高槻、阪急高槻市駅下車7分)
コースは、市役所前-関電高槻営業所-城跡公園解散予定
2.メッセージボード、太鼓、カスタネット、タンバリンなどの鳴り物を
持ってきて下さい。
てぶらで気軽に参加も歓迎。
子どもから大人まで楽しく参加できるパレードです。
主催:パレード実行委員会 連絡先: 岡川 072-669-1602
◆3/16「東電は責任をとれ」連続講座第14回
日 時:3月16日(月)19時より21時
講 師:堀江鉄雄さん
東電株主代表訴訟の意義、背景、経過、今後の展望(仮題)
(3月19日に行われる予定の東電株主代表訴訟第16回口頭弁論へ
向けてのアピールを含む)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
よびかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、賛同108団体
参加費:800円
┏┓
┗■5.新聞より4つ
└────
◆米で原発廃炉相次ぐ 13年移行 4発電所5基
安いシェール 火力拡大
【ワシントン清水憲司】世界で最も多く原発を保有する米国で、原発の廃炉が続いている。電力自由化に伴う価格競争が激しくなる中、シェール革命で火力発電のコストが安くなり、原発の優位性が低下。風力発電にも押されているためだ。電力規制が残って比較的安定した料金収入を得られる地域では新設の動きもあるが、米国の電力需要の約2割をまかなう原発の存在感は低下するとの見方が根強い。(後略)(2月15日毎日新聞1面より抜粋)
◆2巡目検査で初 甲状腺がん確定 福島の子1巡目「異常なし」
放射線影響 見極めへ
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第一原発事故の放射線の影響を調べる県の甲状腺検査で、事故直後から3年目までの1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども1人が、昨年4月から始まった2巡目検査で甲状腺がんと診断が確定したことが11日、関係者への取材で分かった。また、がんの疑いは7人になった。(後略)(2月12日東京新聞より抜粋)
◆再稼働反対 20万人署名 福井知事現れず 提出を中止
原発の再稼働反対を訴える市民グループ約80人が13日、福井県庁を訪れ、再稼働を認めないよう求める約20万人分の署名を西川一誠知事に提出しようとしたところ、約束がないとして知事は出席しなかった。県側と押し問答の末、提出は取りやめになった。(後略)(2月14日東京新聞より抜粋)
◆「地元同意」難航か 高浜原発「合格」
30キロ圏内 京都、滋賀、 関与求め 住民「住み続けたいが…」
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の安全対策が正式に「合格」となり、再稼働に向けて最大の焦点は「地元同意」に移る。福井県は、工事計画などの認可や高浜町の意向確認といった環境が整った後に手続きに入る。事故対策が必要な30キロ圏にかかる京都、滋賀両府県も関与を求めており、円滑に進むとは限らない。(後略)(2月13日毎日新聞朝刊より抜粋)
┏┓
┗■6.テント日誌2月15日(日)
| 経産省前テントひろば1254日商業用原発停止518日
| 若い人が辺野古のことを心配しているのはうれしい
└──── (I・K)
○朝テントに着いたらもう群馬からTさんが来ていた。
時々寄って座ってくださる。そしてカンパも、感謝です。
今日も昨日と同じ冷たい風が吹き寒かったけれど、気温は昨日より高く予報通り後には12度になる。
12時過ぎMさん差し入れの蕗の薹の入ったまぜご飯のおにぎりやおかずをみんなで美味しく頂いた。
○丁度その頃官邸前方向から右翼のがなり声が響いてきていた。こっちに来なければ良いがと思っていたが、矢張りやって来てテント前の交差点に車を止めて罵声をあびせて行った。
お決まりの「国有地を占拠するのをやめろ!」とか「汚いテント早く撤去しろ!」「そんなところで本なんか読んでいるんじゃねえ」などなど警官が来て信号が変わったから行くように促していたが、それより「テントを撤去するのが先だろう!」など警官に毒づいていたが、案外あっさり去っていたのでホッとする。
○暫らくしてポールを持った一団が信号待ちしていたので何かあるのですか?と尋ねたら官邸前で辺野古基地反対行動をすると言う。彼らは産経新聞に抗議してきた帰りだそうだ。
曽野綾子がとんでもないコラムを載せたことはネットでも問題になっている。
一団の一人、彼女はカソリックなのですよね。ぼくもそうだったけれど、もうやめるとまで言っていた。カソリックの人がみんな彼女と同じ考えとは思えないので一寸行き過ぎとは思うけれど…
若い人たちが辺野古のこと心配しているのは嬉しい。どう考えても安倍政権の強引な基地建設は許せないと私も思う。
○午後にはたんぽぽ舎のOさん、Y子さんも来てくれて一寸賑わった。
埼玉のKさんが庭で採れたみかんをたくさん持ってきてくれてマーマレードを作ったらなどの話をしていたら、マーマレード作りを研究しているヨーカンさんが現れてその話で盛り上がった。ヨーカンさんは「原発依存度低減に向けて廃炉を円滑に進めるための会計関連制度について(案)」に対するパブコメ募集の案内を持ってきた。電気事業の自由化の後も廃炉費用を消費者に押し付けようとしているらしいので皆で送りましょうと言う。パブコメは案件「620115002」
昨日は八千代から水を運んで下さった方がいた。
そして今日もわざわざカンパをしに来てくださる方達がいて本当に感謝です。
12時から2時半までは太陽がテント前を照らしてくれるので少し暖かいけれど、2時半過ぎると途端に寒くなる。
3時になって第2テントのHさんも来てくれたので私はテントを後にした。