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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1410】
2012年4月4日(水) 地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.サクラ調査(東京) 満開手前七分咲きのサクラを観察
★2.前のめり、世論許さず 脱原発、強まる包囲網
大飯原発再稼働 判断保留 しかし政府は「夏」に照準
(4月4日 東京新聞より)
★3.脱原発を確かなものにするために
メガバンクに変わる預け先を教えて!
(玉中恭子 たんぽぽ舎ボランティア)
★4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
◇4月6日(金)『福島原発多重人災 東電の責任を問う』
出版記念 槌田敦さん講演
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇(再掲)4月8日(日)、いわき市(福島)
いわきデモ NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
◇(再掲)4・8いわきデモへ!東京からの日帰りバス・ツアー参加者募集中
★6.<テント日誌 3/31(土)―経産省前テントひろば203日目―>
━━━━━━━
┏┓
┗■1.サクラ調査(東京) 満開手前七分咲きのサクラを観察
└────(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
サクラ調査の実地講習を次の日時で行います。
日時 1)4月6日(金)13時~15時半
2)4月7日(土)10時~12時半
場所 東大・小石川植物園(入園料330円)
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/ko-tu/yukikata.html
(正門前、たんぽぽ舎の黄色い旗を目印にしておいでください)
当日の連絡先:たんぽぽ舎 03-3238-9035、 柳田 090-6029-5511
┏┓
┗■2.前のめり、世論許さず 脱原発、強まる包囲網
│ 大飯原発再稼働 判断保留 しかし政府は「夏」に照準
└────(4月4日 東京新聞より)
関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働をめぐり三日夜行われた野田
佳彦首相と関係三閣僚の協議は、判断を先送りして、約一時間で終わった。
三月中にも四者協議で安全性を判断し、地元との調整に入る方針だったがスケ
ジュールは大幅にずれ込むことになった。国会、地元自治体、世論など「オー
ル日本」で再稼働に慎重論が高まる中、「再稼働先にありきの姿勢の転換を図
らざるをえなくなった形だ。
(中略)
5月5日──政府は、大飯原発を再稼働するタイムリミットを「五月五日」
としてきた。現在唯一稼働している北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が
定期検査入りする日だ。それまでに大飯原発で再稼働しなければ日本は「原発
ゼロ」になる。いったん「ゼロ」となれば、再稼働は難しくなる、というのが
政府・民主党の理屈だ。(後略)
経済界も──しかし世論は、このような「再稼働先にありき」の方針を容認
する空気ではない。
大飯原発が立地している福井県だけでなく、隣接する京都府や滋賀県も「地
元」に含めるよう政府への圧力を強めている。(中略)次期衆院選に向けて注
目される橋下徹大阪市長は「今しかチャンスがない。このまま再稼働では何も
変わらない」と発言のトーンを高めている。
国民視点──ただ政府は再稼働をあきらめたわけではない。先送りしただけ
だ。(中略)三日の四者協議で、首相は「国民の視点」で安全性を判断する考
えを強調した。だが、首相から枝野氏に作成を指示した暫定的な安全基準が国
民から見て十分でなく、「再稼働先にありき」と映るようなら、政府に対する
包囲網は変わらない。
┏┓
┗■3.脱原発を確かなものにするために
│ メガバンクに替わる預け先を教えて!
└────(玉中恭子 たんぽぽ舎ボランティア)
今年になってメガバンク(三井住友・三菱東京UFG・みずほ)が東京電力
に対して「原発再稼動と値上げを条件に融資する」という報道がありました。
これに驚き、呆れると同時に私達のお金がその様に使われる事に怒りを覚えま
した。
そして以前、脱原発宣言を発表したJ信用金庫に預け替えしたいしたいと思
い続けていたので、J信用金庫に口座開設の問い合わせをしました。たんぽぽ
舎のボランティアに来ている少なくない人達がJ信用金庫に預け替えしたいと
言っているので、口座開設の便宜を取り計らって頂けないかと要請と電話の手
紙も出しました。
残念な事に、いずれもNOの返事でした。
20日に脱原発を目指す中小企業経営者エネルギー会議が設立されました。
当然、資金需要があるでしょう。それに役立ちたいのです。
皆さん、NPOなど脱原発の方向の団体でどこか資金を必要としているところ
をご存じでしたら教えて下さい。
┏┓
┗■4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
│ 『福島原発多重人災 東電の責任を問う』出版記念 槌田敦さん講演
└────
とき 4月6日(金) 午後6時45分より
ところ スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
参加費 1000円
本について『福島原発多重人災 東電の責任を問う-被害者の救済は汚染者
負担の原則で-』175ページ、本体1600円+税、日本評論社
もくじ
1 原発震災の歴史的意味 --- 山崎久隆
2 これは事故を超えて犯罪だ --- 槌田敦
第7章 考え得る原発過酷事故の勢揃い
第8章 福島原発事故による人体被害
第9章 汚染日本で暮らすための汚染者負担の原則
第10章 未必の故意による事故と業務上過失で拡大した被害
3 [討論]福島原発事故の疑問を解く --- 槌田敦・山崎久隆・原田裕史
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1010
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇(再掲)いわきデモ NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
放射能汚染のない未来と子どもたちの命を考えるパレード
http://nonukesmorehearts.org/?page_id=935
4月8日(日) ☆集会14:00 ☆デモ出発15:00
集合:平中央公園 *いわき市平字三崎1 / いわき芸術文化交流館アリオス前
・共催:いわきアクション!ママの会 / NO NUKES MORE HEARTS(東京)
・協力:脱原発福島ネットワーク / 何とかしよういわきの医療・市民の会
・集会スピーチ:佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワー
ク)、武藤類子、大賀あや子(ハイロアクション福島原発40年実行委員
会)、佐藤和良(いわき市議会議員)ほか
お問い合わせ:info@nonukesmorehearts.org
◇(再掲)いわきデモ・バスツアー
4・8いわきデモへ!東京からの日帰りバス・ツアー参加者募集中
NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
http://nonukesmorehearts.sblo.jp/article/54658538.html
※要事前申し込み 先着60名
料金:往復 3000~4000円 (参加人数により変動/当日払い)
集合・帰着場所:立川駅近辺・新宿駅近辺の2ヶ所
立川駅北口 「三井住友銀行立川支店」前
新宿駅西口スバルビル前(新宿中央道路側)
(往路)4月8日 8:00立川駅出発 8:30新宿駅出発
(復路)4月8日 18:00いわき出発 21:30新宿駅 22:00立川駅
※交通状況により到着時間はずれる場合があります
お問い合わせ:info@nonukesmorehearts.org
操(Misao Redwolf)/NO NUKES MORE HEARTS・首都圏反原発連合
┏┓
┗■6.<テント日誌 3/31(土)―経産省前テントひろば203日目―>
│ テントで、テントを支えた蔵屋敷さんを偲ぶ
│ 「福島の女たちの本気が更に示される日!」
└────( F記 )
4時少し遅れて目が覚める。今日のお散歩はQさんとは別に行きました。昨
日見つけた樹の根元に咲く「ど根性桜」 http://img.ly/fXqI はどうなってい
るか探してみるとちゃんと咲いていました(笑)
この「ど根性桜」がどこに咲いてるかと言いますと……気の根元をご覧下さ
い! http://img.ly/fXqV 僕がどうして「ど根性桜」と名付けたかがお分か
り頂けると良いのですが・・・(爆)
日比谷公園・カモメ広場の桜は一輪も咲いていないのに、この花だけが咲い
ているのです。しかもこんなに根元の蘖(ひこばえ)の部分に・・・。
午前中に蔵屋敷有紀さんを偲ぶ会が行われるので、その準備のためのお弁当
をタッチーと買いに行きました。物凄い嵐のような風の中でしたが、まるで蔵
ちゃんがいつまで経っても原発が止まらない、福島の支援が進んでいないこと
に怒っているかのように思えたです。
彼女は昨年末、急逝された女性です。テントでは早い段階から献身的に動い
ていた女性で、当時僕がテントで会う女性では一番若い方だったのではないか
と記憶しています。
それ以前にもデモでお顔だけは見知っていた方でした。テントには無くては
ならない女性であり、その後の女性主体のイベントと運営を形作った方だった
と言っても過言ではないと思っています。
10月末に行われた「原発いらない!福島の女たちの座り込み」「福島の女
たちに続け!原発いらない全国の女たち」の時にボランティア・スタッフをし
た僕と一緒に撮影した事を思い出します。
少々ぶっきら棒で冷たい印象を与えるような印象でしたが、細かな心配りの
出来る優しい方だった。言葉の最後に僕を温かくフォローしてくれる。それぞ
れが思い思いの想い出を語り合う中、外では風が更に強くなり彼女を偲ぶ気持
ちが高まる頃には雨が降り始めました。そして段々と強くなっていきました。
それは正に皆さんの代わりに流す涙であるかのように・・・。
今、彼女にかける適切な言葉は見つかりませんが、やはり早過ぎるというこ
と、体調の悪い中頑張って下さったこと、それをおくびにも出さずに動き回っ
ていたこと。蔵ちゃん!頑張り過ぎだったんだよね!もっと泣き言を言って良
かったんだ!今は感謝の言葉しか浮かびません。
『蔵ちゃん!本当にありがとう(合掌)』
午後になり第二テントで数人の女性たちと話をしていると外から大きな声が
するので、何かと耳を澄ませば「消費税増税反対ぁ?い!」と叫んでいるでは
ありませんか。
これは応援せねばと外に出てみると大勢の人の列が!凄い!勢い込んで「皆
さんどのような団体ですか?何人位の参加でしょうか?」と聞いてみると
「ざっと一万人かな」との応えが。うん?一万人?本当か?組織はと見てみる
と「幸福実現党」の幟!あああっ!幸福の科学の組織動員でした。確かに隊列
はいつ迄も続くかのようでした。
夕方になり福島から「原発いらない!福島の女たち」の黒田節子さんがテン
トに到着されました。
3月25日から大飯原発の地元、福井県小浜市明通寺の中島哲演住職さんが
再稼働に反対するため福井県庁前で断食に入ったことに連帯して行動しようと
黒田さんの呼び掛けで全国的連帯が行われることになったからです。黒田さん
ご自身は既に断食に入っており明日の記者会見に合わせての来訪でした。
黒田さんは静かに優しい語り口で想いを語られ、同席していた皆さんの胸を
熱くさせるのでした。僕はそのお気持ちに今まで以上に福島に寄り添っていき
たいと改めて強く誓うのでした。
この日から椎名千恵子さんを含め僕もリレーハンストに入りました。全国か
ら黒田さんに連絡が入り、次々と賛同者の輪が広がっていくのを僕も興奮しな
がら聞き入ってしまいます。夜になって風は益々強くなり、椎名さん、黒田さ
んをホテルに送り出してから家路につきました。
無事に今回の行動が遂行されるのを祈りながら、空腹のお腹を抱えて眠りに
つきました。
せっかく咲いた「桜」が風で散らされなければ良いな!
リレーハンストの詳しい情報はこちらから
「未来を孕むとつきとおかのテントひろば行動ブログ」
http://totukitouka.info/blog/
===================================
テント日誌 番外編 「福島にて(最終回)」
『その日の空は鎮魂の色。白い涙が降っていた』part-4 はテントひろば
ホームページをご覧ください
http://tentohiroba.tumblr.com/post/20344311401/3-31-203
2012年4月4日(水) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.サクラ調査(東京) 満開手前七分咲きのサクラを観察
★2.前のめり、世論許さず 脱原発、強まる包囲網
大飯原発再稼働 判断保留 しかし政府は「夏」に照準
(4月4日 東京新聞より)
★3.脱原発を確かなものにするために
メガバンクに変わる預け先を教えて!
(玉中恭子 たんぽぽ舎ボランティア)
★4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
◇4月6日(金)『福島原発多重人災 東電の責任を問う』
出版記念 槌田敦さん講演
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇(再掲)4月8日(日)、いわき市(福島)
いわきデモ NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
◇(再掲)4・8いわきデモへ!東京からの日帰りバス・ツアー参加者募集中
★6.<テント日誌 3/31(土)―経産省前テントひろば203日目―>
━━━━━━━
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┗■1.サクラ調査(東京) 満開手前七分咲きのサクラを観察
└────(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
サクラ調査の実地講習を次の日時で行います。
日時 1)4月6日(金)13時~15時半
2)4月7日(土)10時~12時半
場所 東大・小石川植物園(入園料330円)
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/ko-tu/yukikata.html
(正門前、たんぽぽ舎の黄色い旗を目印にしておいでください)
当日の連絡先:たんぽぽ舎 03-3238-9035、 柳田 090-6029-5511
┏┓
┗■2.前のめり、世論許さず 脱原発、強まる包囲網
│ 大飯原発再稼働 判断保留 しかし政府は「夏」に照準
└────(4月4日 東京新聞より)
関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働をめぐり三日夜行われた野田
佳彦首相と関係三閣僚の協議は、判断を先送りして、約一時間で終わった。
三月中にも四者協議で安全性を判断し、地元との調整に入る方針だったがスケ
ジュールは大幅にずれ込むことになった。国会、地元自治体、世論など「オー
ル日本」で再稼働に慎重論が高まる中、「再稼働先にありきの姿勢の転換を図
らざるをえなくなった形だ。
(中略)
5月5日──政府は、大飯原発を再稼働するタイムリミットを「五月五日」
としてきた。現在唯一稼働している北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が
定期検査入りする日だ。それまでに大飯原発で再稼働しなければ日本は「原発
ゼロ」になる。いったん「ゼロ」となれば、再稼働は難しくなる、というのが
政府・民主党の理屈だ。(後略)
経済界も──しかし世論は、このような「再稼働先にありき」の方針を容認
する空気ではない。
大飯原発が立地している福井県だけでなく、隣接する京都府や滋賀県も「地
元」に含めるよう政府への圧力を強めている。(中略)次期衆院選に向けて注
目される橋下徹大阪市長は「今しかチャンスがない。このまま再稼働では何も
変わらない」と発言のトーンを高めている。
国民視点──ただ政府は再稼働をあきらめたわけではない。先送りしただけ
だ。(中略)三日の四者協議で、首相は「国民の視点」で安全性を判断する考
えを強調した。だが、首相から枝野氏に作成を指示した暫定的な安全基準が国
民から見て十分でなく、「再稼働先にありき」と映るようなら、政府に対する
包囲網は変わらない。
┏┓
┗■3.脱原発を確かなものにするために
│ メガバンクに替わる預け先を教えて!
└────(玉中恭子 たんぽぽ舎ボランティア)
今年になってメガバンク(三井住友・三菱東京UFG・みずほ)が東京電力
に対して「原発再稼動と値上げを条件に融資する」という報道がありました。
これに驚き、呆れると同時に私達のお金がその様に使われる事に怒りを覚えま
した。
そして以前、脱原発宣言を発表したJ信用金庫に預け替えしたいしたいと思
い続けていたので、J信用金庫に口座開設の問い合わせをしました。たんぽぽ
舎のボランティアに来ている少なくない人達がJ信用金庫に預け替えしたいと
言っているので、口座開設の便宜を取り計らって頂けないかと要請と電話の手
紙も出しました。
残念な事に、いずれもNOの返事でした。
20日に脱原発を目指す中小企業経営者エネルギー会議が設立されました。
当然、資金需要があるでしょう。それに役立ちたいのです。
皆さん、NPOなど脱原発の方向の団体でどこか資金を必要としているところ
をご存じでしたら教えて下さい。
┏┓
┗■4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
│ 『福島原発多重人災 東電の責任を問う』出版記念 槌田敦さん講演
└────
とき 4月6日(金) 午後6時45分より
ところ スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
参加費 1000円
本について『福島原発多重人災 東電の責任を問う-被害者の救済は汚染者
負担の原則で-』175ページ、本体1600円+税、日本評論社
もくじ
1 原発震災の歴史的意味 --- 山崎久隆
2 これは事故を超えて犯罪だ --- 槌田敦
第7章 考え得る原発過酷事故の勢揃い
第8章 福島原発事故による人体被害
第9章 汚染日本で暮らすための汚染者負担の原則
第10章 未必の故意による事故と業務上過失で拡大した被害
3 [討論]福島原発事故の疑問を解く --- 槌田敦・山崎久隆・原田裕史
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1010
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇(再掲)いわきデモ NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
放射能汚染のない未来と子どもたちの命を考えるパレード
http://nonukesmorehearts.org/?page_id=935
4月8日(日) ☆集会14:00 ☆デモ出発15:00
集合:平中央公園 *いわき市平字三崎1 / いわき芸術文化交流館アリオス前
・共催:いわきアクション!ママの会 / NO NUKES MORE HEARTS(東京)
・協力:脱原発福島ネットワーク / 何とかしよういわきの医療・市民の会
・集会スピーチ:佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワー
ク)、武藤類子、大賀あや子(ハイロアクション福島原発40年実行委員
会)、佐藤和良(いわき市議会議員)ほか
お問い合わせ:info@nonukesmorehearts.org
◇(再掲)いわきデモ・バスツアー
4・8いわきデモへ!東京からの日帰りバス・ツアー参加者募集中
NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA 3
http://nonukesmorehearts.sblo.jp/article/54658538.html
※要事前申し込み 先着60名
料金:往復 3000~4000円 (参加人数により変動/当日払い)
集合・帰着場所:立川駅近辺・新宿駅近辺の2ヶ所
立川駅北口 「三井住友銀行立川支店」前
新宿駅西口スバルビル前(新宿中央道路側)
(往路)4月8日 8:00立川駅出発 8:30新宿駅出発
(復路)4月8日 18:00いわき出発 21:30新宿駅 22:00立川駅
※交通状況により到着時間はずれる場合があります
お問い合わせ:info@nonukesmorehearts.org
操(Misao Redwolf)/NO NUKES MORE HEARTS・首都圏反原発連合
┏┓
┗■6.<テント日誌 3/31(土)―経産省前テントひろば203日目―>
│ テントで、テントを支えた蔵屋敷さんを偲ぶ
│ 「福島の女たちの本気が更に示される日!」
└────( F記 )
4時少し遅れて目が覚める。今日のお散歩はQさんとは別に行きました。昨
日見つけた樹の根元に咲く「ど根性桜」 http://img.ly/fXqI はどうなってい
るか探してみるとちゃんと咲いていました(笑)
この「ど根性桜」がどこに咲いてるかと言いますと……気の根元をご覧下さ
い! http://img.ly/fXqV 僕がどうして「ど根性桜」と名付けたかがお分か
り頂けると良いのですが・・・(爆)
日比谷公園・カモメ広場の桜は一輪も咲いていないのに、この花だけが咲い
ているのです。しかもこんなに根元の蘖(ひこばえ)の部分に・・・。
午前中に蔵屋敷有紀さんを偲ぶ会が行われるので、その準備のためのお弁当
をタッチーと買いに行きました。物凄い嵐のような風の中でしたが、まるで蔵
ちゃんがいつまで経っても原発が止まらない、福島の支援が進んでいないこと
に怒っているかのように思えたです。
彼女は昨年末、急逝された女性です。テントでは早い段階から献身的に動い
ていた女性で、当時僕がテントで会う女性では一番若い方だったのではないか
と記憶しています。
それ以前にもデモでお顔だけは見知っていた方でした。テントには無くては
ならない女性であり、その後の女性主体のイベントと運営を形作った方だった
と言っても過言ではないと思っています。
10月末に行われた「原発いらない!福島の女たちの座り込み」「福島の女
たちに続け!原発いらない全国の女たち」の時にボランティア・スタッフをし
た僕と一緒に撮影した事を思い出します。
少々ぶっきら棒で冷たい印象を与えるような印象でしたが、細かな心配りの
出来る優しい方だった。言葉の最後に僕を温かくフォローしてくれる。それぞ
れが思い思いの想い出を語り合う中、外では風が更に強くなり彼女を偲ぶ気持
ちが高まる頃には雨が降り始めました。そして段々と強くなっていきました。
それは正に皆さんの代わりに流す涙であるかのように・・・。
今、彼女にかける適切な言葉は見つかりませんが、やはり早過ぎるというこ
と、体調の悪い中頑張って下さったこと、それをおくびにも出さずに動き回っ
ていたこと。蔵ちゃん!頑張り過ぎだったんだよね!もっと泣き言を言って良
かったんだ!今は感謝の言葉しか浮かびません。
『蔵ちゃん!本当にありがとう(合掌)』
午後になり第二テントで数人の女性たちと話をしていると外から大きな声が
するので、何かと耳を澄ませば「消費税増税反対ぁ?い!」と叫んでいるでは
ありませんか。
これは応援せねばと外に出てみると大勢の人の列が!凄い!勢い込んで「皆
さんどのような団体ですか?何人位の参加でしょうか?」と聞いてみると
「ざっと一万人かな」との応えが。うん?一万人?本当か?組織はと見てみる
と「幸福実現党」の幟!あああっ!幸福の科学の組織動員でした。確かに隊列
はいつ迄も続くかのようでした。
夕方になり福島から「原発いらない!福島の女たち」の黒田節子さんがテン
トに到着されました。
3月25日から大飯原発の地元、福井県小浜市明通寺の中島哲演住職さんが
再稼働に反対するため福井県庁前で断食に入ったことに連帯して行動しようと
黒田さんの呼び掛けで全国的連帯が行われることになったからです。黒田さん
ご自身は既に断食に入っており明日の記者会見に合わせての来訪でした。
黒田さんは静かに優しい語り口で想いを語られ、同席していた皆さんの胸を
熱くさせるのでした。僕はそのお気持ちに今まで以上に福島に寄り添っていき
たいと改めて強く誓うのでした。
この日から椎名千恵子さんを含め僕もリレーハンストに入りました。全国か
ら黒田さんに連絡が入り、次々と賛同者の輪が広がっていくのを僕も興奮しな
がら聞き入ってしまいます。夜になって風は益々強くなり、椎名さん、黒田さ
んをホテルに送り出してから家路につきました。
無事に今回の行動が遂行されるのを祈りながら、空腹のお腹を抱えて眠りに
つきました。
せっかく咲いた「桜」が風で散らされなければ良いな!
リレーハンストの詳しい情報はこちらから
「未来を孕むとつきとおかのテントひろば行動ブログ」
http://totukitouka.info/blog/
===================================
テント日誌 番外編 「福島にて(最終回)」
『その日の空は鎮魂の色。白い涙が降っていた』part-4 はテントひろば
ホームページをご覧ください
http://tentohiroba.tumblr.com/post/20344311401/3-31-203
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1409】
2012年4月3日(火) 地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
★2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
(4月3日 朝日新聞)
★3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
防波壁を3メートル上回る (4月1日 読売新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇4月8日午後1時半から、目黒ふれあい館
公開「時事問題を考える会」へのお誘い
◇4月11日19時から、文京シビックセンター『ポスト311時代のメディア
とは ~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
★5.本の紹介
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
★6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
━━━━━━━
┏┓
┗■1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
│ 7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
│ 14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
└────
たんぽぽ舎は反原発自治体議員・市民連盟と共同して、当面の最大重点とし
て原発の再稼働阻止を盛り上げる諸行動に取り組んできました。政府と各自
治体へのハガキ運動も8000通を超えました。
4月は次の行動に取り組みます。多くの方の参加を期待します。(柳田真)
・4月4日(水)18:45~ 再稼働阻止にむけて討論会、4人の報告と討論
・4月11日(水)18:00~ 原発ゼロへ!止めよう再稼働(日比谷からデモ)
・4月初旬 サクラ調査、サクラを調べて環境悪化・放射能を知る、小石川
植物園(文京区)で実地調査。日程は7日・8日・10日・11日の何れか
を予定しています(9日は休園日)。詳細はたんぽぽ舎サクラ調査担当
へ問い合わせ下さい(sakura@tanpoposya.net)。七分咲きの時期が
調査に好適です。
・4月14日(土)は、浜岡原発止めよう静岡ネットワーク総会と広瀬隆さん
講演会です。例年どおり東京から応援参加します。1泊して、浜岡原発
の18メートルの「壁」建設周辺の話しも聞きたい
・4月15日(日)・16日(月)は、伊方原発が危ない─再稼働に反対する4.15松
山集会、現地からの要請に応えて愛媛県伊方原発阻止の応援団を派遣し
ます。現在7名の申し込み(拡大中)
再稼働阻止のために、やれることをすべてやろう!
・「原発ゼロへ 再稼働やめて!」の鯉のぼりバッヂの作成を検討中
5月5日鯉のぼりの日、日本の原発ゼロに!(最後の原発泊3号-北海
道電力-が止まる日)
┏┓
┗■2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
└────(4月3日 朝日新聞)
野田政権は2日、定期点検で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井
県おおい町)を再稼働させる政治判断を先送りする方針を固めた。福井県に
隣接する京都府や滋賀県などの反発が強く、慎重に見極める。政権がめざす
4月中の再稼働も厳しい情勢になった。
(中略)
藤村修官房長官は2日の会見で「大阪市は関西電力の大株主であり、ご意
見をきちんと聞く必要がある」と語った。
原子力安全委員会が安全審査を認めたことを受け、野田政権は4月に経産
相が福井県を訪ね再稼働へ説得に入る日程を描いていた。
┏┓
┗■3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
│ 防波壁を3メートル上回る
└────(4月1日 読売新聞)
内閣府の検討会が31日に公表した南海トラフの巨大地震による津波想定
は、中部電力浜岡原子力発電所付近(静岡県御前崎市)を最大高さ21メート
ルの巨大津波が襲うと予測し、約10メートル(遡上高)を前提に計画してい
た同原発の津波対策の抜本的な修正を迫ることになりそうだ。
(中略)
「ここまでは津波は来ないだろう」。そんな思い込みをなくすことが、迅
速な避難につながる。科学的にみて起こり得る最大規模の地震・津波の想定
を内閣府の検討会が公表した背景には、災害への過小評価が犠牲を拡大させ
てしまったという東日本大震災で浮き彫りになったつらい現実がある。
今回の見直しで、南海トラフの巨大地震による津波の高さは、太平洋沿岸
でこれまでの想定の2~3倍に達するが、東日本大震災がそうだったように、
これほどの巨大津波は、防潮堤などハード対策だけではとても防ぎきれない。
(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇公開「時事問題を考える会」へのお誘い
脱原発社会の実現を目指して 私たち一人ひとりの「宿題」を考える
当日は、最初に問題点について発言する人を用意し、その後で参加者の
意見交換もします。
〔最初の発言の予定内容〕
1.なぜ原発だったのか?(戦後社会の経過、核の「平和利用」と「安全神
話」、日本人の反核意識、原発の問題性、福島原発事故の影響、など)
2.「脱原発社会」への途(今すぐなすべきこと、長期的取組が必要な理由、
「安全神話」の克服、「民主主義」の問題点、「脱原発」運動の意義、など)
・日時 2012年4月8日(日)午後1時半~4時半
・場所 目黒ふれあい館内 田道住区センター3階 第2・3会議室
・参加費 300円(高校生以下無料)
・申込み 前日までに電話またはメールで(定員80名)
・主催 (社会教育・市民運動) 労学舎
・連絡先 目黒区下目黒3-7-5 石濃ビル3F TEL 03-3490-8572
rogakusya@tokyo.email.ne.jp http://www.ne.jp/asahi/rogakusya/hp/
◇『ポスト311時代のメディアとは
~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1332
OurPlanetTVの代表、白石草がインターネットメディアとして初の
「放送ウーマン賞」 を受賞したことを記念しシンポジウムを開催します。
ポスト311の日本社会を見据え、メディアの仕組みを作り変えていくため
に異色の顔ぶれが集結!
・登壇者
アイリーン・美緒子・スミス(環境NGOグリーン・アクション代表)
上野 千鶴子(NPO法人WAN理事長/東京大学名誉教授)
鎌仲 ひとみ(映画監督)
野呂 法夫(東京新聞特報部デスク)
隈元 信一(朝日新聞編集委員/「原発とメディア」執筆中)
野中 ともよ (NPO法人ガイア・イニシアティブ)
白石 草(OurPlanetTV代表)
・日時 2012年4月11日(水)18:30開場 19:00開演 21:00終了
・会場 文京シビックセンター小ホール
・お申し込み・お問い合わせ OurPlanetTV(03-3296-2720/
info@ourplanet-tv.org)
┏┓
┗■5.本の紹介
└────
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
放射線被曝から子どもたちを守るために
黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
家庭で、地域で、親は何をなすべきか? 政府、行政に何を求めたらよいの
か? 福島現地で事故直後から繰り返し健康相談に取組んでいる、小児科医
黒部信一先生がわかりやすく解説する決定版。
◎目次:
第1章 放射能と向き合う親たち「子ども健康相談の現場から」
第2章 放射性物質の恐ろしさ「親たちが知っておくべき基礎知識」
第3章 できることは何でもしよう「親たちの日常的な自衛策」
第4章 もう原発には頼らない「子どもたちの未来のために」
◎著者紹介:
(黒部信一氏)慶応大学医学部卒。医療でのX線撮影のずさんな管理を問題
とし、医療被曝低減運動を起こし、小中学校での胸部X線検診廃止運動の成
果をあげてきた。その後「チェルノブイリこども基金」に参加し現在は顧問。
3・11原発事故以来、「未来の福島こども基金」代表に就任して現地での
健康相談に取組んできた。
┏┓
┗■6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
│ 霞ヶ関官庁職員からのピザ差し入れに舌づつみ
│ テント全体会議「再稼動政治決断」に、集団的ハンスト闘争を決定
└────( Q記 )
3月30日(金) 晴 春嵐 昨日の『右翼』襲撃時、警官と軋轢があり、
一人もっていかれそうになったという言葉を朝方思い出し、喧嘩の強いFさん
の安否を確認。「今、日比谷公園で、梅の満開みながら食器洗いだよ・・・い
や、昨日は、たちあっていない」。警官は、テント防衛で恩を売っているとい
うことなのか、右翼警戒のついでに、無礼な高圧的弾圧姿勢を隠さなくなって
いる。
今日は、遅刻できないぞ、とテントへ。Fさんと反戦フォーク「研究」、
『イムジン河福島版』を福島市のS女史ぬきでやっていたが、隣の座り込みの
人々から拍手が来た。 第一テントから、お呼びがかかる。「ピザの差し入れ
カンパがあったから、食べなさい!」 とのこと。LLサイズの最後の二切れ
を、連日通いつめてくれるHさんと3人で分け合う。受付のSさんが添え書き
を見せてくれる。
「テント広場の皆様。先週土曜日(24日)、福島県有機農業ネットワーク
主催の会合の懇親会で、「子ども福島」の佐藤幸子さんから色々とお話を伺わ
せて頂いた者です。某省の職員でもあり、表立っては皆様のご支援はできませ
んが、いつも気にかけております。皆様、どうぞお体にはお気をつけ下さい。
N 」
ドミノピザ宅配ケースの蓋に貼り込まれた値札は、3000円を超えていた。ま
だ、霞が関も脈がありそうと、官僚的人格てのは、どんなかな? とおもいを
馳せていると、人格の疑われるような二人連れが携帯マイクで「半日左翼分子
はでていけ~!」とか「ぼくも脱原発だけどね、この敷石は出っ張りすぎだろ
う? すぐひっこめろよ!」とか、がなりたてながら、徘徊する。なにをさが
しているのか、テントの周りをすきあらばのようにうろつき、近づいてくる。
強いKさんが、マンツーマンで貼りつく。警察が、「中へ這入れよ! いうこ
ときけよ!」と脅迫する。人格の疑われる二人が、警察と語り合いながら、立
ち去るまでちょうど、一時間。「やっぱり、パートタイマーかね。金の出所
は?」と塩をまく気持ち。
ちょうど、たんぽぽ舎での全体会議へでかける時間になる。福島のS女史も
現れ、ハンスト決行の情報を伝えてくれる。福井県小浜市住職、中嶋哲演さん
が福井県庁ロビーでの、福島の受難を蔑ろに無視する大飯再稼働の暴挙に抗議
の断食を決行し、それに連帯して、福島の女性たちも断食に入る。リレーハン
ストということで、3月31日から、福島のKさんから開始し、4月1日には
テントの前で記者会見を行うという。
このメッセージは、F代表のなみなみならぬ闘争戦術論とともに、会場を沸
騰させた。全体会議は、開始されたハンストを「4月全国ハンスト月間」の開
始と受けとめ、4閣僚会議による「再稼動政治決断」が下されるならば、即座
に集団的ハンスト闘争に入り、5/5全原発停止を脱原発運動の祝日として実
現すべく長期ハンストへと継続すること、この闘いに全国の人々が参加・連帯
されるよう呼びかけることを決定した。
2012年4月3日(火) 地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
★2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
(4月3日 朝日新聞)
★3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
防波壁を3メートル上回る (4月1日 読売新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇4月8日午後1時半から、目黒ふれあい館
公開「時事問題を考える会」へのお誘い
◇4月11日19時から、文京シビックセンター『ポスト311時代のメディア
とは ~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
★5.本の紹介
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
★6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
━━━━━━━
┏┓
┗■1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
│ 7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
│ 14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
└────
たんぽぽ舎は反原発自治体議員・市民連盟と共同して、当面の最大重点とし
て原発の再稼働阻止を盛り上げる諸行動に取り組んできました。政府と各自
治体へのハガキ運動も8000通を超えました。
4月は次の行動に取り組みます。多くの方の参加を期待します。(柳田真)
・4月4日(水)18:45~ 再稼働阻止にむけて討論会、4人の報告と討論
・4月11日(水)18:00~ 原発ゼロへ!止めよう再稼働(日比谷からデモ)
・4月初旬 サクラ調査、サクラを調べて環境悪化・放射能を知る、小石川
植物園(文京区)で実地調査。日程は7日・8日・10日・11日の何れか
を予定しています(9日は休園日)。詳細はたんぽぽ舎サクラ調査担当
へ問い合わせ下さい(sakura@tanpoposya.net)。七分咲きの時期が
調査に好適です。
・4月14日(土)は、浜岡原発止めよう静岡ネットワーク総会と広瀬隆さん
講演会です。例年どおり東京から応援参加します。1泊して、浜岡原発
の18メートルの「壁」建設周辺の話しも聞きたい
・4月15日(日)・16日(月)は、伊方原発が危ない─再稼働に反対する4.15松
山集会、現地からの要請に応えて愛媛県伊方原発阻止の応援団を派遣し
ます。現在7名の申し込み(拡大中)
再稼働阻止のために、やれることをすべてやろう!
・「原発ゼロへ 再稼働やめて!」の鯉のぼりバッヂの作成を検討中
5月5日鯉のぼりの日、日本の原発ゼロに!(最後の原発泊3号-北海
道電力-が止まる日)
┏┓
┗■2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
└────(4月3日 朝日新聞)
野田政権は2日、定期点検で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井
県おおい町)を再稼働させる政治判断を先送りする方針を固めた。福井県に
隣接する京都府や滋賀県などの反発が強く、慎重に見極める。政権がめざす
4月中の再稼働も厳しい情勢になった。
(中略)
藤村修官房長官は2日の会見で「大阪市は関西電力の大株主であり、ご意
見をきちんと聞く必要がある」と語った。
原子力安全委員会が安全審査を認めたことを受け、野田政権は4月に経産
相が福井県を訪ね再稼働へ説得に入る日程を描いていた。
┏┓
┗■3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
│ 防波壁を3メートル上回る
└────(4月1日 読売新聞)
内閣府の検討会が31日に公表した南海トラフの巨大地震による津波想定
は、中部電力浜岡原子力発電所付近(静岡県御前崎市)を最大高さ21メート
ルの巨大津波が襲うと予測し、約10メートル(遡上高)を前提に計画してい
た同原発の津波対策の抜本的な修正を迫ることになりそうだ。
(中略)
「ここまでは津波は来ないだろう」。そんな思い込みをなくすことが、迅
速な避難につながる。科学的にみて起こり得る最大規模の地震・津波の想定
を内閣府の検討会が公表した背景には、災害への過小評価が犠牲を拡大させ
てしまったという東日本大震災で浮き彫りになったつらい現実がある。
今回の見直しで、南海トラフの巨大地震による津波の高さは、太平洋沿岸
でこれまでの想定の2~3倍に達するが、東日本大震災がそうだったように、
これほどの巨大津波は、防潮堤などハード対策だけではとても防ぎきれない。
(後略)
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇公開「時事問題を考える会」へのお誘い
脱原発社会の実現を目指して 私たち一人ひとりの「宿題」を考える
当日は、最初に問題点について発言する人を用意し、その後で参加者の
意見交換もします。
〔最初の発言の予定内容〕
1.なぜ原発だったのか?(戦後社会の経過、核の「平和利用」と「安全神
話」、日本人の反核意識、原発の問題性、福島原発事故の影響、など)
2.「脱原発社会」への途(今すぐなすべきこと、長期的取組が必要な理由、
「安全神話」の克服、「民主主義」の問題点、「脱原発」運動の意義、など)
・日時 2012年4月8日(日)午後1時半~4時半
・場所 目黒ふれあい館内 田道住区センター3階 第2・3会議室
・参加費 300円(高校生以下無料)
・申込み 前日までに電話またはメールで(定員80名)
・主催 (社会教育・市民運動) 労学舎
・連絡先 目黒区下目黒3-7-5 石濃ビル3F TEL 03-3490-8572
rogakusya@tokyo.email.ne.jp http://www.ne.jp/asahi/rogakusya/hp/
◇『ポスト311時代のメディアとは
~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1332
OurPlanetTVの代表、白石草がインターネットメディアとして初の
「放送ウーマン賞」 を受賞したことを記念しシンポジウムを開催します。
ポスト311の日本社会を見据え、メディアの仕組みを作り変えていくため
に異色の顔ぶれが集結!
・登壇者
アイリーン・美緒子・スミス(環境NGOグリーン・アクション代表)
上野 千鶴子(NPO法人WAN理事長/東京大学名誉教授)
鎌仲 ひとみ(映画監督)
野呂 法夫(東京新聞特報部デスク)
隈元 信一(朝日新聞編集委員/「原発とメディア」執筆中)
野中 ともよ (NPO法人ガイア・イニシアティブ)
白石 草(OurPlanetTV代表)
・日時 2012年4月11日(水)18:30開場 19:00開演 21:00終了
・会場 文京シビックセンター小ホール
・お申し込み・お問い合わせ OurPlanetTV(03-3296-2720/
info@ourplanet-tv.org)
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┗■5.本の紹介
└────
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
放射線被曝から子どもたちを守るために
黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
家庭で、地域で、親は何をなすべきか? 政府、行政に何を求めたらよいの
か? 福島現地で事故直後から繰り返し健康相談に取組んでいる、小児科医
黒部信一先生がわかりやすく解説する決定版。
◎目次:
第1章 放射能と向き合う親たち「子ども健康相談の現場から」
第2章 放射性物質の恐ろしさ「親たちが知っておくべき基礎知識」
第3章 できることは何でもしよう「親たちの日常的な自衛策」
第4章 もう原発には頼らない「子どもたちの未来のために」
◎著者紹介:
(黒部信一氏)慶応大学医学部卒。医療でのX線撮影のずさんな管理を問題
とし、医療被曝低減運動を起こし、小中学校での胸部X線検診廃止運動の成
果をあげてきた。その後「チェルノブイリこども基金」に参加し現在は顧問。
3・11原発事故以来、「未来の福島こども基金」代表に就任して現地での
健康相談に取組んできた。
┏┓
┗■6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
│ 霞ヶ関官庁職員からのピザ差し入れに舌づつみ
│ テント全体会議「再稼動政治決断」に、集団的ハンスト闘争を決定
└────( Q記 )
3月30日(金) 晴 春嵐 昨日の『右翼』襲撃時、警官と軋轢があり、
一人もっていかれそうになったという言葉を朝方思い出し、喧嘩の強いFさん
の安否を確認。「今、日比谷公園で、梅の満開みながら食器洗いだよ・・・い
や、昨日は、たちあっていない」。警官は、テント防衛で恩を売っているとい
うことなのか、右翼警戒のついでに、無礼な高圧的弾圧姿勢を隠さなくなって
いる。
今日は、遅刻できないぞ、とテントへ。Fさんと反戦フォーク「研究」、
『イムジン河福島版』を福島市のS女史ぬきでやっていたが、隣の座り込みの
人々から拍手が来た。 第一テントから、お呼びがかかる。「ピザの差し入れ
カンパがあったから、食べなさい!」 とのこと。LLサイズの最後の二切れ
を、連日通いつめてくれるHさんと3人で分け合う。受付のSさんが添え書き
を見せてくれる。
「テント広場の皆様。先週土曜日(24日)、福島県有機農業ネットワーク
主催の会合の懇親会で、「子ども福島」の佐藤幸子さんから色々とお話を伺わ
せて頂いた者です。某省の職員でもあり、表立っては皆様のご支援はできませ
んが、いつも気にかけております。皆様、どうぞお体にはお気をつけ下さい。
N 」
ドミノピザ宅配ケースの蓋に貼り込まれた値札は、3000円を超えていた。ま
だ、霞が関も脈がありそうと、官僚的人格てのは、どんなかな? とおもいを
馳せていると、人格の疑われるような二人連れが携帯マイクで「半日左翼分子
はでていけ~!」とか「ぼくも脱原発だけどね、この敷石は出っ張りすぎだろ
う? すぐひっこめろよ!」とか、がなりたてながら、徘徊する。なにをさが
しているのか、テントの周りをすきあらばのようにうろつき、近づいてくる。
強いKさんが、マンツーマンで貼りつく。警察が、「中へ這入れよ! いうこ
ときけよ!」と脅迫する。人格の疑われる二人が、警察と語り合いながら、立
ち去るまでちょうど、一時間。「やっぱり、パートタイマーかね。金の出所
は?」と塩をまく気持ち。
ちょうど、たんぽぽ舎での全体会議へでかける時間になる。福島のS女史も
現れ、ハンスト決行の情報を伝えてくれる。福井県小浜市住職、中嶋哲演さん
が福井県庁ロビーでの、福島の受難を蔑ろに無視する大飯再稼働の暴挙に抗議
の断食を決行し、それに連帯して、福島の女性たちも断食に入る。リレーハン
ストということで、3月31日から、福島のKさんから開始し、4月1日には
テントの前で記者会見を行うという。
このメッセージは、F代表のなみなみならぬ闘争戦術論とともに、会場を沸
騰させた。全体会議は、開始されたハンストを「4月全国ハンスト月間」の開
始と受けとめ、4閣僚会議による「再稼動政治決断」が下されるならば、即座
に集団的ハンスト闘争に入り、5/5全原発停止を脱原発運動の祝日として実
現すべく長期ハンストへと継続すること、この闘いに全国の人々が参加・連帯
されるよう呼びかけることを決定した。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1408】
2012年4月2日(月) 地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
4月15日、松山で緊急集会
★2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー (葛飾区 青山)
★3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
(全労協ニュース226号より)
★4.新聞・雑誌から
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
★5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
━━━━━━━
┏┓
┗■1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
│ 東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
└────
伊方原発の再稼働に反対する
中国・四国・九州緊急合同集会及び愛媛県へ申し入れ
5月5日には北海道電力泊原発3号機が定期検査に入るため、5月6日以後
全ての原発が停止状態になります。政府は「このまま全ての原発が停止すれば
夏の電力需要をカバーできない」という理由でしゃにむに大飯原発3、4号機
か伊方原発3号機の再稼働を目論んでいます。しかし、大飯3、4号機の再稼
働に対して京都府知事と滋賀県知事は難色を示していて、「両知事の理解がな
ければ再稼働は無理」と枝野経産大臣も30日の記者会見で認めています。そう
なれば最初の再稼働は周辺自治体で誰も反対していない伊方3号機しかありま
せん。しかし、伊方は日本で唯一の内海に面した原発で、これから起こると言
われている東海・東南海・南海地震により震度6以上の巨大地震に見舞われる
可能性が大きいのです。それに日本で一番大きな活断層の中央構造線のすぐそ
ばに建っています。その上伊方原発は日本で一番耐震設計のお粗末な原発です。
日本で一番危険な原発をコンピューターシュミレーションの1次ストレステス
トだけで再稼働させるなど私たち周辺住民は決して許すことは出来ません。原
子力安全委員会の班目委員長も「1次ストレステストだけでは安全性は不十
分」と指摘しています。それに何よりも福島原発事故の原因も解明されていな
いのに再稼働などあり得ない話です。
そんな私たちのような新たな周辺住民の不安の声を愛媛県知事に直接届けて、
近隣の県民や知事や市長の再稼働に反対する声をいかにして出すかなどの議論
を行う初めての中国・四国・九州の市民による合同集会を開催するものです。
ぜひご参加願います。伊方原発再稼働は決して他人事ではありません(文責小坂)
日時 :4月15日(日) 13時30分~17時
ゲスト:藤田祐幸氏
場所 :愛媛県美術館講堂 松山市堀之内 電話 089-932-0010
交流会:松山ユースホステル(要事前申し込み)
交流会の申し込みは大野まで(080-5662-6207)
宿泊 :松山ユースホステル他(3200円朝食付きで20人可能)
松山市道後姫塚乙22-3 電話 089-933-6366
申し入れ:翌日16日の10時から県庁へ申し入れの予定
連絡先:080-5662-6207(大野)090-1348-0373(小坂)
※内容の変更などもあり得ますが、4月15日(日)松山に集まりましょう
★☆★呼びかけ★
☆ たんぽぽ舎ボランティアグループでは4月15日(日)~16日(月)と、
☆ 4月23日(月)~24日(火)の2回にわたって、伊方原発反対への応援行動を
☆ 組もうとしています。
☆ 参加できる方、協力できる方、ご連絡ください。(柳田、玉中)
★☆★☆★☆★☆
┏┓
┗■2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
│ ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー
└────(葛飾区 青山)
強風、霰雪、ふいの青空、また氷雪。北陸の冬空の下、「全国の目が大飯に
集まっています。再稼動をしてしまうのか不安に見ています。」主催者のこの
言葉で集会は始まった。デモは吹き飛ばされそうな傘を押さえながらの行進。
大通りの線量計は0.15~0.18μシーベルト。東京の友人から「雪の福
井集会ご苦労様。こちらも経産省前抗議行動やってます。」と励ましの連帯
メール。これは嬉しかったし、力になった。「15年前は、4人で行進でした。
今日はすごい人です。」と主催の方。深夜、舞い降りる雪の白さに圧倒される。
翌26日、大飯原発PR館は何故か急に3日間臨時休業ということで、予定変更、
県庁と県議会へ抗議分を届けた後、福井駅前でビラ配り。福井県の人口80万人。
駅前広場も人通りが少ない。
しかし、受け取ってくれる。横断幕の前でYさんが「福井大地震から60年余
り。今度地震が来たら危ないです。原発を止めましょう。」とマイクで呼びか
けている。「東京から来ました。一緒に安心な暮らしを目指しましょう!」と
声掛けしながらビラを差し出すと、<大飯原発3・4号機再稼動反対>の文字に
目をやり、受け取ってくれる。「遠くからご苦労様。」と言ってくれる人も。
東京新宿の人込みではほとんど無視されるが、ここでは3人で400枚を30分ほ
ど(マイクと横断幕をもつ人2人、計5人)で配布。地元の人の内心の関心の
高さを感じた。再稼動を止めたい。
┏┓
┗■3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
└────(全労協ニュース226号より)
国労新橋支部は職場から春闘を闘おうと「自らの要求は自らの戦いで勝ち取
る」「自ら出来る事はやりきる」組合員一人ひとりが決起する場として今年の
二月から三月にかけて、二〇一二年支部春闘統一行動を取り組んできました。
今春闘の行動の取り組みは三月七、十四日JAL不当解雇撤回東京地裁前の要
請行動。三月九日「2012年春闘勝利総決起集会」明治公園(国労本部主
催)への参加、三月十二日~十三日には各地区協主催での学習会、職場交流会
等創意工夫な取り組みを行ってきました。あわせて、原発いらない3・11福
島県民大集会と、春闘行動の一連の取り組みとし参加をしてきました。
国労新橋支部春闘統一行動集約集会を三月十六日に、新橋・交通ビル地下
ホールにおいて、上部機関から情勢報告、南部全国労協から連帯の挨拶、JAL
不当解雇撤回の裁判原告団からの闘う決意表明、貨物職場とJR職場から報告を
受け、行動の集約、当面する行動の集約、当面する行動の意思統一を行い、新
橋・交通ビルから~東電~鍛冶橋までを約三五〇人の組合員でデモ行進を行っ
てきました。
昨年は震災の関係もあり春闘行動を中止させざるえませんでしたが、あらた
めて春闘の意義と任務を再確認をしてきたところです。
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
水力発電所を運営する東京、神奈川、群馬、栃木、山梨の一都四県が、東京
電力に随意契約で安く売電していたことが分かった。経済産業省などの試算で
は、仮に特定規模電気事業者(PPS)も交えた競争入札を実施し、直近の市場
取引価格で売っていれば、最大で年間百十七億円も増収になっていた。東電に
格安の電気を提供し、もうけさせていたとも言え、住民から批判が出そうだ。
(後略)
┏┓
┗■5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
│ 高まるハンスト闘争への気運
│ 首相官邸前で若い世代中心に300名が訴え
└────( Y・T )
3月29日(木) 晴れ。日射しは暖かく、向かい側外務省の桜並木のうち、
早咲きの桜は満開である。
今朝、第2テントに福島の黒田さんから電話があったそうだ。福井・小名浜
市の明通寺のご住職、中嶌哲演さんの断食に連帯して、原発いらない!福島の
女たちもリレー断食に入るということであり、4月1日には経産省前テントで
記者会見をするということらしい。
昨日、関西の友人からのメールで、中嶌哲演さんが25日から福井県庁ロ
ビーで1週間の断食に入られたと聞いていた。「私の断食がささやかな触媒と
なり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国
の多くの人たちに伝えたい」と話されている。
この「哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたい」と、福
島の女たちはリレーハンストに踏み切ることを表明し、全国からそれに連なる
ことを呼びかけるメールが回ってきた。テント内でこの間議論されてきた集団
ハンスト闘争は、もう火ぶたがきられ、全国に広がろうとしている。みんなの
思いは同じなのだと痛感させられる。
午後3時過ぎに街宣右翼がテントにやってくる。1時間ほど経産省に乗り込
んでテント撤去で談判してきたそうだ。例の、先日車をテント間際まで突っ込
ませたり、テントを揺さぶったりした団体である。テントの前に並んで座って
いるメンバー達に口汚くののしり、喚きながら、テントを揺さぶったりする。
警察の態度は「思う存分やりなさい」と見ているかのようだ。それを撮影して
者を制止するという有様であった。
途中から石橋上人のうちわ太鼓が鳴り出して、右翼も面食らったようだっ
たが、予定の時間がきたのか、4寺頃に引き上げる。
その後すぐ、地裁でのS君の勾留理由開示裁判に駆けつける。エレベーター
を降りると30名程の人だかり。小さな法廷で行われているため、傍聴人が
20名と制限され、残りの者は廊下に作られたバリーケードで行く手を遮られ、
押し問答しているのだという。シュプレヒコールが湧き起こる。
法廷外に出てきた人から傍聴券をもらって交代で傍聴席へ。S君と会釈を交
わす。元気そうである。最後のS君の意見陳述は圧巻であった。検事と裁判官
を見据え、名指し、指さしながら、その社会的不正義と理不尽、不当性を弾劾
していく迫力は、S君ならでは、であった。
6時から、首相官邸前でツイッターで呼びかけられた再稼動反対アクション
があり出かける。実は今日にも4閣僚会議が開かれ、大飯原発再稼動の政治決
断がなされるかも・・・ということで、急遽呼びかけられたものであったが、
続々と人が集まってくる。結局4閣僚会議は来週に開かれる模様ということで
あったが、怒りの熱気に包まれている。
30分ほどで一旦テントに戻る。7時からは今日も経産省正門前に5~6人
が並び立ってマイクアピール。そろそろ帰ろうと地下鉄に乗ったが、やはり議
事堂前で降りて首相官邸前へ。
官邸の向かい側、記者会館脇の歩道はビッシリと人で埋まっている。みんな
が首相官邸に向かっての4~5列縦隊で、デモの挺団のように、300名程が
密集している。集会が終わるまで、増え続けた。
圧倒的に20代~40前後の若い世代である。テントで顔をみる若い人達も
いて会釈を交わすと嬉しくなってくる。そしてたくさんの人がアピールし、ア
ピールはコールへと変わっていく。若い世代の切実さとひたむきさが伝わって
くる。非正規労働や「辺境」化と犠牲の強制等、巨大な格差と抑圧の中で、生
きづらさを強い、生存をも脅かすパワーの象徴として原発・原子力ムラがあり、
このパワーと対抗して命を守り、人間的生活と未来を創り出すべく人々とつな
がっていくということが、脱原発への希望なんだろうか・・・という想いが頭
を駆けめぐる。
帰路につきながら、かって「希望は戦争」という言葉が“若者の言説”とし
て一部でもてはやされたが、「希望は脱原発」という言葉が浮かんでくる。
2012年4月2日(月) 地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
4月15日、松山で緊急集会
★2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー (葛飾区 青山)
★3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
(全労協ニュース226号より)
★4.新聞・雑誌から
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
★5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
━━━━━━━
┏┓
┗■1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
│ 東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
└────
伊方原発の再稼働に反対する
中国・四国・九州緊急合同集会及び愛媛県へ申し入れ
5月5日には北海道電力泊原発3号機が定期検査に入るため、5月6日以後
全ての原発が停止状態になります。政府は「このまま全ての原発が停止すれば
夏の電力需要をカバーできない」という理由でしゃにむに大飯原発3、4号機
か伊方原発3号機の再稼働を目論んでいます。しかし、大飯3、4号機の再稼
働に対して京都府知事と滋賀県知事は難色を示していて、「両知事の理解がな
ければ再稼働は無理」と枝野経産大臣も30日の記者会見で認めています。そう
なれば最初の再稼働は周辺自治体で誰も反対していない伊方3号機しかありま
せん。しかし、伊方は日本で唯一の内海に面した原発で、これから起こると言
われている東海・東南海・南海地震により震度6以上の巨大地震に見舞われる
可能性が大きいのです。それに日本で一番大きな活断層の中央構造線のすぐそ
ばに建っています。その上伊方原発は日本で一番耐震設計のお粗末な原発です。
日本で一番危険な原発をコンピューターシュミレーションの1次ストレステス
トだけで再稼働させるなど私たち周辺住民は決して許すことは出来ません。原
子力安全委員会の班目委員長も「1次ストレステストだけでは安全性は不十
分」と指摘しています。それに何よりも福島原発事故の原因も解明されていな
いのに再稼働などあり得ない話です。
そんな私たちのような新たな周辺住民の不安の声を愛媛県知事に直接届けて、
近隣の県民や知事や市長の再稼働に反対する声をいかにして出すかなどの議論
を行う初めての中国・四国・九州の市民による合同集会を開催するものです。
ぜひご参加願います。伊方原発再稼働は決して他人事ではありません(文責小坂)
日時 :4月15日(日) 13時30分~17時
ゲスト:藤田祐幸氏
場所 :愛媛県美術館講堂 松山市堀之内 電話 089-932-0010
交流会:松山ユースホステル(要事前申し込み)
交流会の申し込みは大野まで(080-5662-6207)
宿泊 :松山ユースホステル他(3200円朝食付きで20人可能)
松山市道後姫塚乙22-3 電話 089-933-6366
申し入れ:翌日16日の10時から県庁へ申し入れの予定
連絡先:080-5662-6207(大野)090-1348-0373(小坂)
※内容の変更などもあり得ますが、4月15日(日)松山に集まりましょう
★☆★呼びかけ★
☆ たんぽぽ舎ボランティアグループでは4月15日(日)~16日(月)と、
☆ 4月23日(月)~24日(火)の2回にわたって、伊方原発反対への応援行動を
☆ 組もうとしています。
☆ 参加できる方、協力できる方、ご連絡ください。(柳田、玉中)
★☆★☆★☆★☆
┏┓
┗■2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
│ ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー
└────(葛飾区 青山)
強風、霰雪、ふいの青空、また氷雪。北陸の冬空の下、「全国の目が大飯に
集まっています。再稼動をしてしまうのか不安に見ています。」主催者のこの
言葉で集会は始まった。デモは吹き飛ばされそうな傘を押さえながらの行進。
大通りの線量計は0.15~0.18μシーベルト。東京の友人から「雪の福
井集会ご苦労様。こちらも経産省前抗議行動やってます。」と励ましの連帯
メール。これは嬉しかったし、力になった。「15年前は、4人で行進でした。
今日はすごい人です。」と主催の方。深夜、舞い降りる雪の白さに圧倒される。
翌26日、大飯原発PR館は何故か急に3日間臨時休業ということで、予定変更、
県庁と県議会へ抗議分を届けた後、福井駅前でビラ配り。福井県の人口80万人。
駅前広場も人通りが少ない。
しかし、受け取ってくれる。横断幕の前でYさんが「福井大地震から60年余
り。今度地震が来たら危ないです。原発を止めましょう。」とマイクで呼びか
けている。「東京から来ました。一緒に安心な暮らしを目指しましょう!」と
声掛けしながらビラを差し出すと、<大飯原発3・4号機再稼動反対>の文字に
目をやり、受け取ってくれる。「遠くからご苦労様。」と言ってくれる人も。
東京新宿の人込みではほとんど無視されるが、ここでは3人で400枚を30分ほ
ど(マイクと横断幕をもつ人2人、計5人)で配布。地元の人の内心の関心の
高さを感じた。再稼動を止めたい。
┏┓
┗■3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
└────(全労協ニュース226号より)
国労新橋支部は職場から春闘を闘おうと「自らの要求は自らの戦いで勝ち取
る」「自ら出来る事はやりきる」組合員一人ひとりが決起する場として今年の
二月から三月にかけて、二〇一二年支部春闘統一行動を取り組んできました。
今春闘の行動の取り組みは三月七、十四日JAL不当解雇撤回東京地裁前の要
請行動。三月九日「2012年春闘勝利総決起集会」明治公園(国労本部主
催)への参加、三月十二日~十三日には各地区協主催での学習会、職場交流会
等創意工夫な取り組みを行ってきました。あわせて、原発いらない3・11福
島県民大集会と、春闘行動の一連の取り組みとし参加をしてきました。
国労新橋支部春闘統一行動集約集会を三月十六日に、新橋・交通ビル地下
ホールにおいて、上部機関から情勢報告、南部全国労協から連帯の挨拶、JAL
不当解雇撤回の裁判原告団からの闘う決意表明、貨物職場とJR職場から報告を
受け、行動の集約、当面する行動の集約、当面する行動の意思統一を行い、新
橋・交通ビルから~東電~鍛冶橋までを約三五〇人の組合員でデモ行進を行っ
てきました。
昨年は震災の関係もあり春闘行動を中止させざるえませんでしたが、あらた
めて春闘の意義と任務を再確認をしてきたところです。
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
水力発電所を運営する東京、神奈川、群馬、栃木、山梨の一都四県が、東京
電力に随意契約で安く売電していたことが分かった。経済産業省などの試算で
は、仮に特定規模電気事業者(PPS)も交えた競争入札を実施し、直近の市場
取引価格で売っていれば、最大で年間百十七億円も増収になっていた。東電に
格安の電気を提供し、もうけさせていたとも言え、住民から批判が出そうだ。
(後略)
┏┓
┗■5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
│ 高まるハンスト闘争への気運
│ 首相官邸前で若い世代中心に300名が訴え
└────( Y・T )
3月29日(木) 晴れ。日射しは暖かく、向かい側外務省の桜並木のうち、
早咲きの桜は満開である。
今朝、第2テントに福島の黒田さんから電話があったそうだ。福井・小名浜
市の明通寺のご住職、中嶌哲演さんの断食に連帯して、原発いらない!福島の
女たちもリレー断食に入るということであり、4月1日には経産省前テントで
記者会見をするということらしい。
昨日、関西の友人からのメールで、中嶌哲演さんが25日から福井県庁ロ
ビーで1週間の断食に入られたと聞いていた。「私の断食がささやかな触媒と
なり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国
の多くの人たちに伝えたい」と話されている。
この「哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたい」と、福
島の女たちはリレーハンストに踏み切ることを表明し、全国からそれに連なる
ことを呼びかけるメールが回ってきた。テント内でこの間議論されてきた集団
ハンスト闘争は、もう火ぶたがきられ、全国に広がろうとしている。みんなの
思いは同じなのだと痛感させられる。
午後3時過ぎに街宣右翼がテントにやってくる。1時間ほど経産省に乗り込
んでテント撤去で談判してきたそうだ。例の、先日車をテント間際まで突っ込
ませたり、テントを揺さぶったりした団体である。テントの前に並んで座って
いるメンバー達に口汚くののしり、喚きながら、テントを揺さぶったりする。
警察の態度は「思う存分やりなさい」と見ているかのようだ。それを撮影して
者を制止するという有様であった。
途中から石橋上人のうちわ太鼓が鳴り出して、右翼も面食らったようだっ
たが、予定の時間がきたのか、4寺頃に引き上げる。
その後すぐ、地裁でのS君の勾留理由開示裁判に駆けつける。エレベーター
を降りると30名程の人だかり。小さな法廷で行われているため、傍聴人が
20名と制限され、残りの者は廊下に作られたバリーケードで行く手を遮られ、
押し問答しているのだという。シュプレヒコールが湧き起こる。
法廷外に出てきた人から傍聴券をもらって交代で傍聴席へ。S君と会釈を交
わす。元気そうである。最後のS君の意見陳述は圧巻であった。検事と裁判官
を見据え、名指し、指さしながら、その社会的不正義と理不尽、不当性を弾劾
していく迫力は、S君ならでは、であった。
6時から、首相官邸前でツイッターで呼びかけられた再稼動反対アクション
があり出かける。実は今日にも4閣僚会議が開かれ、大飯原発再稼動の政治決
断がなされるかも・・・ということで、急遽呼びかけられたものであったが、
続々と人が集まってくる。結局4閣僚会議は来週に開かれる模様ということで
あったが、怒りの熱気に包まれている。
30分ほどで一旦テントに戻る。7時からは今日も経産省正門前に5~6人
が並び立ってマイクアピール。そろそろ帰ろうと地下鉄に乗ったが、やはり議
事堂前で降りて首相官邸前へ。
官邸の向かい側、記者会館脇の歩道はビッシリと人で埋まっている。みんな
が首相官邸に向かっての4~5列縦隊で、デモの挺団のように、300名程が
密集している。集会が終わるまで、増え続けた。
圧倒的に20代~40前後の若い世代である。テントで顔をみる若い人達も
いて会釈を交わすと嬉しくなってくる。そしてたくさんの人がアピールし、ア
ピールはコールへと変わっていく。若い世代の切実さとひたむきさが伝わって
くる。非正規労働や「辺境」化と犠牲の強制等、巨大な格差と抑圧の中で、生
きづらさを強い、生存をも脅かすパワーの象徴として原発・原子力ムラがあり、
このパワーと対抗して命を守り、人間的生活と未来を創り出すべく人々とつな
がっていくということが、脱原発への希望なんだろうか・・・という想いが頭
を駆けめぐる。
帰路につきながら、かって「希望は戦争」という言葉が“若者の言説”とし
て一部でもてはやされたが、「希望は脱原発」という言葉が浮かんでくる。
たんぽぽ舎です。【TMM:1407】
2012年3月31日(土)地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
<東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
★2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて
(3月21日スペースたんぽぽ講座)
★3.<テント日誌 3/28(水)―経産省前テントひろば200日目>
200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
今日も続く経産省正門前マイクアピール
★4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール
3月26日東電前アクションの報告です。
★5.新聞・雑誌から
◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
━━━━━━━
┏┓
┗■1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
| <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
└────
【4月11日(水)】 <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>
午後6時 集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m
都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m
出発前集会
午後7時 デモ出発
関西電力東京支社、経産省を通り、国会議事堂方面へ
国会請願デモの後、街頭へ(予定)
※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎。
54基もある日本の原発のうち、動いているのはついにあと1基。原発ゼロの達
成(5月5日に泊が止まる!)は目前です。
日々「原発なしでも大丈夫」なことが証明されているにも関わらず、利権を失
うことを恐れる「原子力ムラ」は、「今夏の電力不足」をあおり、大飯原発3、
4号機の再稼働に前のめりになっています。
福島事故の原因究明もまだであり、安全委員会が「ストレステストの1次評価
のみでは安全性評価は不十分」と公言し、滋賀県、京都府など多くの「地元」自
治体、住民が再稼働反対を表明する中、強引な再稼働は絶対に許されません。
原発ゼロを実現し、原発全廃に舵を切るための、最大の正念場です。「3・11」
1年に取り組まれた1万人以上の国会包囲「人間の鎖」の成功をはずみに、力を
合わせて、政府に再稼働の断念を迫りましょう。
「4・11」は再び日比谷から国会へ!
【呼びかけ】再稼働反対!全国アクション
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所 (FAX)03-6424-5749
(E-mail)contact@2011shinsai.info
(TEL)090-6185-4407[杉原] http://2011shinsai.info/
┏┓
┗■2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
| 原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて
| (3月21日スペースたんぽぽ講座)
└──── たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
第3回のテーマは原発裁判の歴史でした。
講師曰く「原発訴訟は時間がかかる。原告の人々の中には裁判の途中でなくなる
方もいます。成果が見えない。莫大な費用がかかる。弁護士は手弁当で、交通費
も負担になる。一見徒労のように見える」
最初の原発裁判は伊方原発訴訟でした。1973年1号機設置許可取り消し請求か
ら1992年に最高裁判所で原告敗訴確定するまで19年かかりました。後の裁判の判
例となった裁判です。
次の東海第二原発訴訟は1973年から2004年まで31年かかりました。
多くの証人(科学者)が証言をしました。高木仁三郎さん、槌田敦さんも証言台
に立ちました。その間にスリーマイル島原発事故(1979年)、チェルノブイリ原
発事故(1986年)もありました。原告側証人には井野博満さんもいました。圧力
容器などの鋼材の脆性破壊や遷移温度による脆化の証言で国側を論破しました。
柏崎刈羽原発1号機設置許可取り消し訴訟は1979年から2009年までかかりました。
その間2007年には中越沖地震があり、裁判に大きな影響を与えました。国の安
全審査が認め、控訴審も妥当とした「最大地震の想定」が全く不十分だったこと
が明らかになりました。
1985年増殖炉設置許可処分無効確認、建設・運転差し止め請求した「もんじゅ」
裁判は、2005年最高裁で原告敗訴でしたが、2003年には名古屋高裁で史上初めて
原告が勝訴しました。1995年のナトリウム漏れ事故に関し、原告側の小林圭二さ
ん(京大原子炉実験所)は「高温ラプチャ」の可能性を言及し、裁判官も「もん
じゅ」の欠陥を認めていました。しかし最高裁は安全審査をする国の観点から常
に判断し「不合理はない」として原告を退けてきました。
原告側科学者が正しい証言を展開しても、国は専門家(御用学者)を多く登場
させ、判事は専門家の判断を妥当と認めました。
浜岡、福島、大間原発訴訟を担当した河合弘之弁護士は昨年、管首相が停止要
請をして、浜岡原発が止まった時、「何度裁判しても止められなかった原発を止
めた」と管首相を評価しました。裁判に負け続けた河合弁護士の無念が表れてい
る発言でした。
原発の歴史・反原発の歴史 第4回(最終回)は4月25日(水)です。テーマは
「原発事故の歴史、推進派のウソの歴史」です。ご参加をお待ちしています。
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/28(水)――経産省前テントひろば200日目>
| 200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
| 今日も続く経産省正門前マイクアピール
└────
3月28日(水) 今日でテントは200日を迎える。
今日は早朝から暖かな晴天を迎え、歩道を行き交う通行人も寒い頃に比べると格
段に多い。年度末のせいでもあるのか、なんとなくせわしない感じも。昼食の頃
になると歩道いっぱいに人が溢れ、信号待ちの交差点では集会のときのような状
態になるほどだった。
テントへの訪問者も大幅に増え、テントの前の座り込みの椅子も満席状態となった。
午後3時頃から曇り始めると間もなく、空いっぱい薄暗い雲に覆われ、ぽつぽつ
雨が降り始める。急いで椅子、展示の飾り華やベニヤ板を片付ける。予報では雷
が鳴ると言われていたが、雨はけっこう降り続け、その後夕方からは曇天となった。
テントではとくに変わった事件もなく、面前外務省の桜が一輪咲いていた。
テント200日目ということであったが、その感慨に浸るよりは、目前の大飯
原発再稼動をめぐる動きと闘いにみんなの意識は集中している。4閣僚会議はい
つ頃だとか、世論調査でも再稼動反対は6割近いのに、それを敵にまわすのかと
か、滋賀・京都の自治体へと広がる大飯原発再稼動反対の動きとか、さらには先
日来テントで囁かれているハンスト闘争をどうするかとか、話題はぐるぐる回っ
ていく。
ともかく、大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現する、というこ
れからの1ヶ月あまりの課題に、テントの全精力を傾注するという気運は高まっ
ている。(M・T)
┏┓
┗■4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール
| 3月26日東電前アクションの報告です。
└──── M.T
3月26日、柏崎刈羽原発6号機が停止して、東電の原発が全停止しました。
その日に東電本店前で「東電の原発ゼロDAYアクション 福島、新潟、もう絶対
動かさせない」を行い、今まで以上に創意工夫を凝らした表現で「原発ゼロ実現」
を訴えました。
この日のアクションは、東電前アクション!の他に経産省前テントひろば、原
発いらない福島の女たち、再稼働反対!全国アクション、たんぽぽ舎、福島原発
事故緊急会議の6グループの呼びかけで開催、当日は130人が結集しました。
発言は、呼びかけ6グループの他に4人の福島の方からの発言があり、また、
会津民衆の抵抗の歌と踊りであった古式「会津磐梯山」かんしょ踊りの再現もあ
り、さながら「福島の怒り」が色濃く表現されるアクションとなりました。
そして、「この福島の苦しみを新潟で繰り返させてはならない!」と、今度こ
そ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせる取り
組みになったように思えます。
発言の合間には映像を流しました。
前日25日に福井で行われた大飯原発の再稼働に反対する集会の様子などの映像
を東電前に集合した皆でを見ていると、現地で頑張っている人たちとも思いを共
有できるような気持ちになりました。
また、「東電解体」「東電、原発ゼロ 電気は足りている」など、東電本店の
壁に「東電解体」の文字を投影しました。
シンプルな文字だけの表示ですが、炎の中や火花から字が浮き上がり怒りを表
す印象的なテロップで評判が良かったです。
我々の前を通り過ぎた普通の通行人も壁を指差し言葉を交わしていて、その様
は否定的な印象は無いように感じられ、今まで興味のなかった層の方々への働き
かけには有効な手段だろうと思いました。
東電本社ビルの白い壁は、格好のスクリーンです。自社壁にこのような抗議文
を映写され、東電としては屈辱的出来事でしょう。
今度こそ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせ
る取り組みの日となりました。
これからも抗議を続けていきます。皆さまもぜひ参加してください。
次回行動:4月27日
『チェルノブイリ-福島・キャンドルナイト~もう原発はやめよう~』
チェルノブイル事故から26年、福島とつながるアクションです。
19:00に経産省本館前に集合です。(脱原発テント広場がある側です)
<3/25 大飯原発再稼動反対集会>
http://youtu.be/lIEV3m67zr4(動画)
http://www.flickr.com/photos/toudenmaeaction/sets/72157629322529292/(写真)
<3/11 国会前ヒューマンチェーン 参議院会館壁面へのプロジェクターアク
ション>
http://www.youtube.com/watch?v=7G9KsN596Do&feature=youtu.be
☆東電前アクション☆
ブログ:http://toudenmaeaction.blogspot.jp/
Twitter :@toudenmaeacition
facebook :http://www.facebook.com/toudenmaeaction
┏┓
┗■5.新聞・雑誌から
◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)がインターネット上の原発報道を監視し
ていた問題をめぐり、枝野幸男経産相は三十日の閣議後会見で、「国民の皆さん
にネットを監視するような印象を与えたことは、誠に遺憾で反省している」と陳
謝した。エネ庁は同日、放射能の安全性などをQアンドA方式で説明するコーナ
ーを経産省ホームページに設けた。国民から意見を募り,必要に応じて見直すと
いう。
エネ庁が新聞などの情報を監視してきた問題は、二〇一一年度からは、監視の
対象をメディアからツイッター、ブログに変えていた。
エネ庁の監視事業には、有識者らから「国が情報を監視することは不適切だ」
などと批判が出ており、枝野経産相は「国民の意見について真摯に耳を傾け、必
要に応じて見直しを行いたい」と話した。
(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
2012年3月31日(土)地震と原発事故情報
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
<東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
★2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて
(3月21日スペースたんぽぽ講座)
★3.<テント日誌 3/28(水)―経産省前テントひろば200日目>
200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
今日も続く経産省正門前マイクアピール
★4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール
3月26日東電前アクションの報告です。
★5.新聞・雑誌から
◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
━━━━━━━
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┗■1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
| <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
└────
【4月11日(水)】 <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>
午後6時 集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m
都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m
出発前集会
午後7時 デモ出発
関西電力東京支社、経産省を通り、国会議事堂方面へ
国会請願デモの後、街頭へ(予定)
※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎。
54基もある日本の原発のうち、動いているのはついにあと1基。原発ゼロの達
成(5月5日に泊が止まる!)は目前です。
日々「原発なしでも大丈夫」なことが証明されているにも関わらず、利権を失
うことを恐れる「原子力ムラ」は、「今夏の電力不足」をあおり、大飯原発3、
4号機の再稼働に前のめりになっています。
福島事故の原因究明もまだであり、安全委員会が「ストレステストの1次評価
のみでは安全性評価は不十分」と公言し、滋賀県、京都府など多くの「地元」自
治体、住民が再稼働反対を表明する中、強引な再稼働は絶対に許されません。
原発ゼロを実現し、原発全廃に舵を切るための、最大の正念場です。「3・11」
1年に取り組まれた1万人以上の国会包囲「人間の鎖」の成功をはずみに、力を
合わせて、政府に再稼働の断念を迫りましょう。
「4・11」は再び日比谷から国会へ!
【呼びかけ】再稼働反対!全国アクション
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所 (FAX)03-6424-5749
(E-mail)contact@2011shinsai.info
(TEL)090-6185-4407[杉原] http://2011shinsai.info/
┏┓
┗■2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
| 原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて
| (3月21日スペースたんぽぽ講座)
└──── たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
第3回のテーマは原発裁判の歴史でした。
講師曰く「原発訴訟は時間がかかる。原告の人々の中には裁判の途中でなくなる
方もいます。成果が見えない。莫大な費用がかかる。弁護士は手弁当で、交通費
も負担になる。一見徒労のように見える」
最初の原発裁判は伊方原発訴訟でした。1973年1号機設置許可取り消し請求か
ら1992年に最高裁判所で原告敗訴確定するまで19年かかりました。後の裁判の判
例となった裁判です。
次の東海第二原発訴訟は1973年から2004年まで31年かかりました。
多くの証人(科学者)が証言をしました。高木仁三郎さん、槌田敦さんも証言台
に立ちました。その間にスリーマイル島原発事故(1979年)、チェルノブイリ原
発事故(1986年)もありました。原告側証人には井野博満さんもいました。圧力
容器などの鋼材の脆性破壊や遷移温度による脆化の証言で国側を論破しました。
柏崎刈羽原発1号機設置許可取り消し訴訟は1979年から2009年までかかりました。
その間2007年には中越沖地震があり、裁判に大きな影響を与えました。国の安
全審査が認め、控訴審も妥当とした「最大地震の想定」が全く不十分だったこと
が明らかになりました。
1985年増殖炉設置許可処分無効確認、建設・運転差し止め請求した「もんじゅ」
裁判は、2005年最高裁で原告敗訴でしたが、2003年には名古屋高裁で史上初めて
原告が勝訴しました。1995年のナトリウム漏れ事故に関し、原告側の小林圭二さ
ん(京大原子炉実験所)は「高温ラプチャ」の可能性を言及し、裁判官も「もん
じゅ」の欠陥を認めていました。しかし最高裁は安全審査をする国の観点から常
に判断し「不合理はない」として原告を退けてきました。
原告側科学者が正しい証言を展開しても、国は専門家(御用学者)を多く登場
させ、判事は専門家の判断を妥当と認めました。
浜岡、福島、大間原発訴訟を担当した河合弘之弁護士は昨年、管首相が停止要
請をして、浜岡原発が止まった時、「何度裁判しても止められなかった原発を止
めた」と管首相を評価しました。裁判に負け続けた河合弁護士の無念が表れてい
る発言でした。
原発の歴史・反原発の歴史 第4回(最終回)は4月25日(水)です。テーマは
「原発事故の歴史、推進派のウソの歴史」です。ご参加をお待ちしています。
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/28(水)――経産省前テントひろば200日目>
| 200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
| 今日も続く経産省正門前マイクアピール
└────
3月28日(水) 今日でテントは200日を迎える。
今日は早朝から暖かな晴天を迎え、歩道を行き交う通行人も寒い頃に比べると格
段に多い。年度末のせいでもあるのか、なんとなくせわしない感じも。昼食の頃
になると歩道いっぱいに人が溢れ、信号待ちの交差点では集会のときのような状
態になるほどだった。
テントへの訪問者も大幅に増え、テントの前の座り込みの椅子も満席状態となった。
午後3時頃から曇り始めると間もなく、空いっぱい薄暗い雲に覆われ、ぽつぽつ
雨が降り始める。急いで椅子、展示の飾り華やベニヤ板を片付ける。予報では雷
が鳴ると言われていたが、雨はけっこう降り続け、その後夕方からは曇天となった。
テントではとくに変わった事件もなく、面前外務省の桜が一輪咲いていた。
テント200日目ということであったが、その感慨に浸るよりは、目前の大飯
原発再稼動をめぐる動きと闘いにみんなの意識は集中している。4閣僚会議はい
つ頃だとか、世論調査でも再稼動反対は6割近いのに、それを敵にまわすのかと
か、滋賀・京都の自治体へと広がる大飯原発再稼動反対の動きとか、さらには先
日来テントで囁かれているハンスト闘争をどうするかとか、話題はぐるぐる回っ
ていく。
ともかく、大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現する、というこ
れからの1ヶ月あまりの課題に、テントの全精力を傾注するという気運は高まっ
ている。(M・T)
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┗■4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール
| 3月26日東電前アクションの報告です。
└──── M.T
3月26日、柏崎刈羽原発6号機が停止して、東電の原発が全停止しました。
その日に東電本店前で「東電の原発ゼロDAYアクション 福島、新潟、もう絶対
動かさせない」を行い、今まで以上に創意工夫を凝らした表現で「原発ゼロ実現」
を訴えました。
この日のアクションは、東電前アクション!の他に経産省前テントひろば、原
発いらない福島の女たち、再稼働反対!全国アクション、たんぽぽ舎、福島原発
事故緊急会議の6グループの呼びかけで開催、当日は130人が結集しました。
発言は、呼びかけ6グループの他に4人の福島の方からの発言があり、また、
会津民衆の抵抗の歌と踊りであった古式「会津磐梯山」かんしょ踊りの再現もあ
り、さながら「福島の怒り」が色濃く表現されるアクションとなりました。
そして、「この福島の苦しみを新潟で繰り返させてはならない!」と、今度こ
そ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせる取り
組みになったように思えます。
発言の合間には映像を流しました。
前日25日に福井で行われた大飯原発の再稼働に反対する集会の様子などの映像
を東電前に集合した皆でを見ていると、現地で頑張っている人たちとも思いを共
有できるような気持ちになりました。
また、「東電解体」「東電、原発ゼロ 電気は足りている」など、東電本店の
壁に「東電解体」の文字を投影しました。
シンプルな文字だけの表示ですが、炎の中や火花から字が浮き上がり怒りを表
す印象的なテロップで評判が良かったです。
我々の前を通り過ぎた普通の通行人も壁を指差し言葉を交わしていて、その様
は否定的な印象は無いように感じられ、今まで興味のなかった層の方々への働き
かけには有効な手段だろうと思いました。
東電本社ビルの白い壁は、格好のスクリーンです。自社壁にこのような抗議文
を映写され、東電としては屈辱的出来事でしょう。
今度こそ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせ
る取り組みの日となりました。
これからも抗議を続けていきます。皆さまもぜひ参加してください。
次回行動:4月27日
『チェルノブイリ-福島・キャンドルナイト~もう原発はやめよう~』
チェルノブイル事故から26年、福島とつながるアクションです。
19:00に経産省本館前に集合です。(脱原発テント広場がある側です)
<3/25 大飯原発再稼動反対集会>
http://youtu.be/lIEV3m67zr4(動画)
http://www.flickr.com/photos/toudenmaeaction/sets/72157629322529292/(写真)
<3/11 国会前ヒューマンチェーン 参議院会館壁面へのプロジェクターアク
ション>
http://www.youtube.com/watch?v=7G9KsN596Do&feature=youtu.be
☆東電前アクション☆
ブログ:http://toudenmaeaction.blogspot.jp/
Twitter :@toudenmaeacition
facebook :http://www.facebook.com/toudenmaeaction
┏┓
┗■5.新聞・雑誌から
◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)がインターネット上の原発報道を監視し
ていた問題をめぐり、枝野幸男経産相は三十日の閣議後会見で、「国民の皆さん
にネットを監視するような印象を与えたことは、誠に遺憾で反省している」と陳
謝した。エネ庁は同日、放射能の安全性などをQアンドA方式で説明するコーナ
ーを経産省ホームページに設けた。国民から意見を募り,必要に応じて見直すと
いう。
エネ庁が新聞などの情報を監視してきた問題は、二〇一一年度からは、監視の
対象をメディアからツイッター、ブログに変えていた。
エネ庁の監視事業には、有識者らから「国が情報を監視することは不適切だ」
などと批判が出ており、枝野経産相は「国民の意見について真摯に耳を傾け、必
要に応じて見直しを行いたい」と話した。
(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1406】
2012年3月30日(金) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-環境悪化・原発放射能か?)
が広がり進む
東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
★2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
四国電力伊方原発-大断層を無視
裁判でも大甘基準覆せず (近藤誠・元南海日日新聞記者)
★3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
★4.新聞・雑誌から3つ
★5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
※編集部より、お詫びと訂正
昨日発信の【TMM:No1405】★1.再稼働阻止のハガキで、
「…ハガキは6枚1組600円で…」と記載しましたが、
正しくは、「ハガキは6枚1組400円」です。訂正致します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-
環境悪化・原発放射能か?)が広がり進む
│ 東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
│ 調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
└────
東京のサクラは今の天気がつづけば4月7日(土)が満開の予定です。
たんぽぽ舎のサクラ調査チームは5日(木)又は6日(金)午後1時~4時を文京区
内の東大小石川植物園での調査日として予定します。(天気しだいで変更もあり)
直前にたんぽぽ舎へTELでお問い合わせ下さい。(担当:柳田 真)
☆サクラ調査要綱、調査表はサクラ調査チームあてTELでお問い合わせ下さい。
☆サクラ調査に役立つ小冊子あります(カラー4頁含む48頁、頒価500円)
┏┓
┗■2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
│ 四国電力伊方原発-大断層を無視
│ 裁判でも大甘基準覆せず (近藤誠・元南海日日新聞記者)
└────
26日、四国電力伊方原発3号機の安全評価(ストレステスト)に、経済産業省
原子力安全・保安院が「妥当」と判断を出した。想定の1.5倍の地震の揺れで
も大丈夫との“お墨付き”に、安心できる住民は多くない。原発の目の前には、
日本最大の活断層が走る。南海日日新聞が最も危惧した問題だった。
伊方原発の立つ佐田岬半島の北岸海域を走る中央構造線は、長野県の諏訪湖か
ら九州まで延びる約八百キロの大断層だ。
建設前から知られていたが、伊方1、2号機の耐震設計では顧みれなかった。
この問題は、一九七三年から始まる原子炉設置許可取り消し裁判でも追及され、
さすがに3号機では伊方沖断層は地盤の最大の揺れとみなす基準地震動に採用さ
れた。ただ、この断層は一万年前から活動していないと判断され、「亀裂が入っ
ても、放射能が外に出ない機能を保てればよい」との大甘基準の耐震設計が採用
された。中略
ところが、九六年に高知大学の岡村真教授らの海底音波調査で、伊方沖断層は
過去六千年間に三回活動していたことが判明。いつ地震が起きても不思議ではな
いことも分かった。
この調査を受け、2号機裁判で筆者らの指摘を否定し続けてきた元通産省地質
調査所長の垣見俊弘氏は「四国電力のデータは実際の地質を表していない音波の
反射で、その場所に断層がないと判断したのは推定だった」として、それまでの
二十五年間にわたる法廷証言の誤りを認めた。後略(2012年3月29日東京新聞より抜粋)
☆たんぽぽ舎では伊方原発再稼働阻止のため、4月下旬、伊方現地応援団の話が
進んでいます。(詳細後日)
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
│ 今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
└────
昨夜の寒さがウソのように、日射しが暖かく心地よい。テントの向かい側の
外務省の桜も蕾が膨らんできている。今週は年度末の週のためか、各地方から上
京して各省庁に出向かれる方が多いようだ。多くの方がテントの前で立ち止まり、
写真を撮ったり、話しかけてこられたり、資料を何部かまとめて持っていかれる。
なかにはテントの前に立って記念写真を撮っておられる2人連れも。そのように
して「脱原発テント」が各地方に伝えられていくというのもいいことだ。霞ヶ関
ならでは、というところである。テント前は26日まで続けられてきた経産省前行
動も終わり静かだ。朝方に富士から出掛けてきた友人が訪問をしてくれた。が会
えなくて残念。多くの友人がテントを訪ねてくれるが会えない時はごめんなさい。
今日は夕方から首相官邸前でも再稼働に対する抗議集会や申し入れ行動があっ
た。日暮れると高台にある首相官邸前は寒い。この場所に立つのももう何度目だ
ろうか。70人程の参加者が怒りの声を上げる。どちらに顔が向いているのか疑念
の消えぬ野田首相だが、韓国まで出向いても外国の要人に相手にされないありさ
まが報道されている。野田首相は福島第一原発事故の収束宣言を昨年にやってい
るが今の状況をどのように説明したのであろうか(?)「すべての首脳が原発は
必要と意見で一致した」と報じられているがこれは李韓国大統領の発言に過ぎな
い。野田首相は本来ならこうした場で福島第一原発事故の状態を正確に伝え原発
廃止の先頭に立つことを宣言しなければなかったはずである。蛙の面に…という
ことなのだろうか。
現在、稼働している原発は北海道の泊原発3号機のみになった。原発ゼロの
状態の実現に近づいている。政府はこれを怖れ泊原発稼働停止の前に大飯原発3
・4号機の再稼働を目論んでいる。泊原発3号機が稼働停止までの約1カ月余が
重要な期間となった。一つの山場が訪れたということだろうか。面の皮の厚い面
々たちの暴走を食い止めるいい知恵も浮かばない。それが率直なところだが、で
も細いみちから開けてくることもあるはずだ。テントでは時間ごとに、人ごとに
いろいろの議論が展開されている。首相官邸前の行動から帰った人を含めテント
内では消灯前までの議論が続いた。僕らは40代以下の人たちとの考えの食い違い
を意識してはいる。が、実際のところは彼らの考えが分からないということが多
いのだと思う。若い人たちと自由に討議したり、意見交換したりする場がないこ
とに起因することも大きい。ここは現在社会の難しさということでもあるが、言
葉の違いから出発するほかないことに気が付くことも多々ある。 でも、こうい
う議論できることが貴重なのだと思う。消灯時間の過ぎ、不寝番で起きている間、
話のことが余韻として残っていた。続きはまたということになったが次の機会が
楽しみだ。 (M/O)
★テント全体会議 3月30日(金) 午後7時~ スペースたんぽぽ
・大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現するために1ヶ月間のテ
ントの方針
・テントの組織体制の整備(運営委員、運営委員会と全体会議等)
★『ひろばー全国・全世界から~思い・交流・討論・共感~』メール →
tentohiroba@gmail.com へお送り下さい。
◎テントひろばの皆様: テレビ、ラジオのニュースで東北の高齢者の皆さん
が 福島の子供達を守る為に一生懸命に経産省前のテントで頑張っていられるこ
とに感動を覚えます。友人の小國喜代子さんが時々陣中見舞いにテント広場を訪
れています。彼女から皆さんの話を聞き、私も微意ながら、何か陣中お見舞いを
しようと思ったわけです。カップヌードル等召し上がらないかもしれませんが、
小腹が空いた時お湯さえあれば食べられますので、僅かですが今日クロネコで送
りました。原発が1日も早く廃炉になることを願っています。皆さんの健康が心
配です。お大事になさって下さいませ。(北村雅子)
◎こんにちわ 23・24日と経産省前テントひろばを訪れることができました。
カンショ踊りも楽しかったです。是非広めたいですね。椎名さんにはお世話にな
ったのにご挨拶もできず帰ってきてしまったのでよろしくお伝えください。(S
・K)
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から3つ
│
└───
◇福島2号機 格納容器内7万2900ミリシ-ベルト 6分で人死ぬ量
廃炉 ロボット作業も困難
東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時7万
2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場
所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)し
た核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。
これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は30~4
0年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。(後略)
(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
◇来月値上げ同意5% 東電「拒否企業 電気停止も」
説明不足期間の契約分1年据え置き
東京電力は27日、4月1日から実施する企業向け電気料金の値上げ対象の約
23万7千件のうち、同日付けの値上げに同意した件数が約5%にあたる1万千
50件だったと発表した。同日以降の契約満了時点での同意でも約13%の3万
百50件にとどまっている。(後略)(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
◇ストレステスト 2次評価提出いまだゼロ
国の方針不明確 様子見も
東京電力福島第一原発事故を受け、新たな安全対策として導入された安全評価
(ストレステスト)。簡易版の1次評価は17基の評価結果が国に提出されてい
るものの、昨年末にはそろうはずの2次評価はいまだに1件も出ていない。その
背景には、2次評価では何を検証すべきなのか、国がはっきりさせていないこと
がある。(後略)(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
│
└────
絵と文、早川 聡子(美術家)
NPO法人 食品と暮らしの安全基金刊(旧称:日本子孫基金)
目次の抜粋(全16項、A4版カラー)
・すばらしい命のメカニズム
・お母さんと地球に守られていたのに
・遺伝子はどのように傷つく?
・子どもを守りたい!
・チェルノブイリで小児ガンが増加
・福島で起こる子どもの被害は?
・放射能汚染による都道府県の格付け
・ミネラル不足大国は放射能の被害が大きい
たんぽぽ舎でも扱っています。240円+送料80円(1冊)
2012年3月30日(金) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-環境悪化・原発放射能か?)
が広がり進む
東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
★2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
四国電力伊方原発-大断層を無視
裁判でも大甘基準覆せず (近藤誠・元南海日日新聞記者)
★3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
★4.新聞・雑誌から3つ
★5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
※編集部より、お詫びと訂正
昨日発信の【TMM:No1405】★1.再稼働阻止のハガキで、
「…ハガキは6枚1組600円で…」と記載しましたが、
正しくは、「ハガキは6枚1組400円」です。訂正致します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-
環境悪化・原発放射能か?)が広がり進む
│ 東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
│ 調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
└────
東京のサクラは今の天気がつづけば4月7日(土)が満開の予定です。
たんぽぽ舎のサクラ調査チームは5日(木)又は6日(金)午後1時~4時を文京区
内の東大小石川植物園での調査日として予定します。(天気しだいで変更もあり)
直前にたんぽぽ舎へTELでお問い合わせ下さい。(担当:柳田 真)
☆サクラ調査要綱、調査表はサクラ調査チームあてTELでお問い合わせ下さい。
☆サクラ調査に役立つ小冊子あります(カラー4頁含む48頁、頒価500円)
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┗■2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
│ 四国電力伊方原発-大断層を無視
│ 裁判でも大甘基準覆せず (近藤誠・元南海日日新聞記者)
└────
26日、四国電力伊方原発3号機の安全評価(ストレステスト)に、経済産業省
原子力安全・保安院が「妥当」と判断を出した。想定の1.5倍の地震の揺れで
も大丈夫との“お墨付き”に、安心できる住民は多くない。原発の目の前には、
日本最大の活断層が走る。南海日日新聞が最も危惧した問題だった。
伊方原発の立つ佐田岬半島の北岸海域を走る中央構造線は、長野県の諏訪湖か
ら九州まで延びる約八百キロの大断層だ。
建設前から知られていたが、伊方1、2号機の耐震設計では顧みれなかった。
この問題は、一九七三年から始まる原子炉設置許可取り消し裁判でも追及され、
さすがに3号機では伊方沖断層は地盤の最大の揺れとみなす基準地震動に採用さ
れた。ただ、この断層は一万年前から活動していないと判断され、「亀裂が入っ
ても、放射能が外に出ない機能を保てればよい」との大甘基準の耐震設計が採用
された。中略
ところが、九六年に高知大学の岡村真教授らの海底音波調査で、伊方沖断層は
過去六千年間に三回活動していたことが判明。いつ地震が起きても不思議ではな
いことも分かった。
この調査を受け、2号機裁判で筆者らの指摘を否定し続けてきた元通産省地質
調査所長の垣見俊弘氏は「四国電力のデータは実際の地質を表していない音波の
反射で、その場所に断層がないと判断したのは推定だった」として、それまでの
二十五年間にわたる法廷証言の誤りを認めた。後略(2012年3月29日東京新聞より抜粋)
☆たんぽぽ舎では伊方原発再稼働阻止のため、4月下旬、伊方現地応援団の話が
進んでいます。(詳細後日)
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
│ 今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
└────
昨夜の寒さがウソのように、日射しが暖かく心地よい。テントの向かい側の
外務省の桜も蕾が膨らんできている。今週は年度末の週のためか、各地方から上
京して各省庁に出向かれる方が多いようだ。多くの方がテントの前で立ち止まり、
写真を撮ったり、話しかけてこられたり、資料を何部かまとめて持っていかれる。
なかにはテントの前に立って記念写真を撮っておられる2人連れも。そのように
して「脱原発テント」が各地方に伝えられていくというのもいいことだ。霞ヶ関
ならでは、というところである。テント前は26日まで続けられてきた経産省前行
動も終わり静かだ。朝方に富士から出掛けてきた友人が訪問をしてくれた。が会
えなくて残念。多くの友人がテントを訪ねてくれるが会えない時はごめんなさい。
今日は夕方から首相官邸前でも再稼働に対する抗議集会や申し入れ行動があっ
た。日暮れると高台にある首相官邸前は寒い。この場所に立つのももう何度目だ
ろうか。70人程の参加者が怒りの声を上げる。どちらに顔が向いているのか疑念
の消えぬ野田首相だが、韓国まで出向いても外国の要人に相手にされないありさ
まが報道されている。野田首相は福島第一原発事故の収束宣言を昨年にやってい
るが今の状況をどのように説明したのであろうか(?)「すべての首脳が原発は
必要と意見で一致した」と報じられているがこれは李韓国大統領の発言に過ぎな
い。野田首相は本来ならこうした場で福島第一原発事故の状態を正確に伝え原発
廃止の先頭に立つことを宣言しなければなかったはずである。蛙の面に…という
ことなのだろうか。
現在、稼働している原発は北海道の泊原発3号機のみになった。原発ゼロの
状態の実現に近づいている。政府はこれを怖れ泊原発稼働停止の前に大飯原発3
・4号機の再稼働を目論んでいる。泊原発3号機が稼働停止までの約1カ月余が
重要な期間となった。一つの山場が訪れたということだろうか。面の皮の厚い面
々たちの暴走を食い止めるいい知恵も浮かばない。それが率直なところだが、で
も細いみちから開けてくることもあるはずだ。テントでは時間ごとに、人ごとに
いろいろの議論が展開されている。首相官邸前の行動から帰った人を含めテント
内では消灯前までの議論が続いた。僕らは40代以下の人たちとの考えの食い違い
を意識してはいる。が、実際のところは彼らの考えが分からないということが多
いのだと思う。若い人たちと自由に討議したり、意見交換したりする場がないこ
とに起因することも大きい。ここは現在社会の難しさということでもあるが、言
葉の違いから出発するほかないことに気が付くことも多々ある。 でも、こうい
う議論できることが貴重なのだと思う。消灯時間の過ぎ、不寝番で起きている間、
話のことが余韻として残っていた。続きはまたということになったが次の機会が
楽しみだ。 (M/O)
★テント全体会議 3月30日(金) 午後7時~ スペースたんぽぽ
・大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現するために1ヶ月間のテ
ントの方針
・テントの組織体制の整備(運営委員、運営委員会と全体会議等)
★『ひろばー全国・全世界から~思い・交流・討論・共感~』メール →
tentohiroba@gmail.com へお送り下さい。
◎テントひろばの皆様: テレビ、ラジオのニュースで東北の高齢者の皆さん
が 福島の子供達を守る為に一生懸命に経産省前のテントで頑張っていられるこ
とに感動を覚えます。友人の小國喜代子さんが時々陣中見舞いにテント広場を訪
れています。彼女から皆さんの話を聞き、私も微意ながら、何か陣中お見舞いを
しようと思ったわけです。カップヌードル等召し上がらないかもしれませんが、
小腹が空いた時お湯さえあれば食べられますので、僅かですが今日クロネコで送
りました。原発が1日も早く廃炉になることを願っています。皆さんの健康が心
配です。お大事になさって下さいませ。(北村雅子)
◎こんにちわ 23・24日と経産省前テントひろばを訪れることができました。
カンショ踊りも楽しかったです。是非広めたいですね。椎名さんにはお世話にな
ったのにご挨拶もできず帰ってきてしまったのでよろしくお伝えください。(S
・K)
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┗■4.新聞・雑誌から3つ
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◇福島2号機 格納容器内7万2900ミリシ-ベルト 6分で人死ぬ量
廃炉 ロボット作業も困難
東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時7万
2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場
所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)し
た核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。
これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は30~4
0年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。(後略)
(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
◇来月値上げ同意5% 東電「拒否企業 電気停止も」
説明不足期間の契約分1年据え置き
東京電力は27日、4月1日から実施する企業向け電気料金の値上げ対象の約
23万7千件のうち、同日付けの値上げに同意した件数が約5%にあたる1万千
50件だったと発表した。同日以降の契約満了時点での同意でも約13%の3万
百50件にとどまっている。(後略)(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
◇ストレステスト 2次評価提出いまだゼロ
国の方針不明確 様子見も
東京電力福島第一原発事故を受け、新たな安全対策として導入された安全評価
(ストレステスト)。簡易版の1次評価は17基の評価結果が国に提出されてい
るものの、昨年末にはそろうはずの2次評価はいまだに1件も出ていない。その
背景には、2次評価では何を検証すべきなのか、国がはっきりさせていないこと
がある。(後略)(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
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┗■5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
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絵と文、早川 聡子(美術家)
NPO法人 食品と暮らしの安全基金刊(旧称:日本子孫基金)
目次の抜粋(全16項、A4版カラー)
・すばらしい命のメカニズム
・お母さんと地球に守られていたのに
・遺伝子はどのように傷つく?
・子どもを守りたい!
・チェルノブイリで小児ガンが増加
・福島で起こる子どもの被害は?
・放射能汚染による都道府県の格付け
・ミネラル不足大国は放射能の被害が大きい
たんぽぽ舎でも扱っています。240円+送料80円(1冊)