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【TMM:No1546】
2012年8月10日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.「テレビ会議録画に対する取材・報道制限の撤回を求める
   弁護士有志声明」を紹介します。
★2.野田総理、広島原爆の日に「原発継続宣言」!!??  (天辰哲也)
★3.イベントのおさそい
◇8月12日(日)18:30から、スペースたんぽぽ、参加費500円
 「反原発なにかしたい人会議<8回目> 初めての方も参加歓迎
★4.新聞・雑誌から
◇「原発ゼロ、経済にプラス」経産相、経済界に反論 (8月7日東京新聞より)
◇『原爆の国が再稼働か』  (8月8日 東京新聞「本音のコラム」より)
★5.ふくしま集団疎開裁判の最新とこれまでで最大の出来事のお知らせです。
 (疎開裁判 柳原弁護士より)
━━━━━━━
※8/9発行TMM:No1544は【TMM:No1545】の誤りでした。訂正します。
───────
◆大飯監視テントから緊急発刊!
 20名が執筆した大飯原発再稼働阻止の闘いの記録
 ☆『オキュパイ大飯の乱 ドキュメント 2012.6.30~7.2』☆
 頒価500円(送料別)FAXでお申込み下さい 03-3238-0797 (たんぽぽ舎)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「テレビ会議録画に対する取材・報道制限の撤回を求める
 │   弁護士有志声明」を紹介します。
 └────
(この声明は16人の弁護士らによって8月3日に発表されました)
(声明の全文はこちらから→ http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=559
 
1 はじめに
  私たちは、東京電力の福島原発事故の真相を隠そうとする動きを憂慮し、
 事故の情報を公開させ、真相を明らかにすることが、市民に主権を取り戻す
 上で必須のものとなっていると考える弁護士有志である。
  福島第一原子力発電所の事故後のテレビ会議の状況を録画した映像につい
 て、東京電力が報道機関に公開するとしているが、我々は最悪の原発事故の
 真実について市民の知る権利を擁護し、知る権利に奉仕する報道機関の報道
 の自由と取材の自由を尊重する立場から東京電力の公開方法に異議を述べ、
 以下の通り声明する。
 
2 経緯
  この映像は事故当日の3月11日から5日間の計150時間分で、東電本
 店と発電所の間のやり取りが録画されている。東電は来月6日から5日間、
 1社一人、約30時間だけ、社員のプライバシーに配慮するとして、一部を
 画像処理して公開する方針を示していた。(中略)
 
3 報道は民主主義社会において市民の知る権利に奉仕するものである
(中略)
 
4 社員のプライバシーは制限の根拠とならない
 
 東京電力はこのような制限の根拠として、従業員のプライバシーを根拠とし
ている。しかし、東京電力はその役員らの事故以前と事故後の誤った判断の積
み重ねによって、福島第1原発事故という人災を引きおこした当事者であり、
その職員は等しくその責任を厳しく追及されるべき立場にある。(中略)
 
5 映像と音声そのものが国民の知る権利の対象である   (中略)
 
6 結論
 以上のとおりであって、私たちは
 1) 東京電力に対し、福島第一原発事故後のテレビ会議録画に対する
   取材・報道制限の全面的な撤回を求め
 2) 政府に対し、このような不当な取材・報道制限の撤回を指導する
   ことを求め、
 3) 報道機関に対し、このような不当な取材・報道制限を受け容れない
   よう求めるものである。
 
(本声明に関する問い合わせ先)
(東京共同法律事務所 03-3341-3133)
 弁護士海渡雄一
 
┌─────
│メルマガ編集部・注)
│重大事故を起こした張本人である東電が記録開示を拒むなど、許されていい
│はずがない。経産大臣が指示している内容さえ「事故解明」や「知る権利」
│とはほど遠く、隠ぺいに加担かと思わない人がいるだろうか、というほどの
│異常さだ。
 
 
┏┓
┗■2.野田総理、広島原爆の日に「原発継続宣言」!!??
 │ 30年~50年の中長期という野田首相に反対する、即時原発廃止にせよ!
 └────(たんぽぽ舎会員 天辰哲也)
 
 2012年8月6日(月)、広島市中区の平和記念公園で午前8時から開催
された67回目の平和祈念式典のあいさつで野田首相は「・・・脱原発依存の
基本方針の下、中長期的に国民が安心できるエネルギーの構成の確立を目指し
ます・・・」と述べた。
 「安心できるエネルギーの構成」とは、「停電や節電をしなくても安定的に
電気委が供給できる組み合わせ」の意味にとれ、その前振りの「脱原発依存の
下」という制限句は、「国民の声明(いのち)と健康に不安をいだかせない、
つまり、放射能を出す原発は含まないで」の意味にもとれる。
 しかし、問題はその後に「中長期的に」という、時間条件句を挿入したこと
によって、「即時ないしは短期的には、原発エネルギーを含む」こととなる。
 「中長期的」は、この場合は、30年から50年と解されるので、30年から50年
は「原発を稼働させる」意味となる。
 さらに「基本方針」なので、基本からはなれる変化も応用もあることになり、
基本は原則と同義であるので、例外もあって、50年を超えても原発エネルギー
の存続もありえるとの意味となる。
 したがって野田総理は広島で、「脱」原発ではなく、原発「継続」を宣言し
たと私には思えます。
 
 皆様! いかが思われますか?
 野田総理の原発継続宣言の下、安心して生活できますか???
 
 
┏┓
┗■3.イベントのおさそい
 └────
 
◆12日(日)18:30から、スペースたんぽぽ、参加費500円
 「反原発なにかしたい人会議<8回目> 初めての方も参加歓迎
 
 8/12(日)18時開場、18:30~21:00
 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
 地図 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
 内容
 ・なにかしたいけど、なにをしたらいいか分からない
 ・したいと思っていることがあるけどきっかけがない
 ・一緒に活動する仲間を集めたい
 こんなふうに思っているかた、ぜひ集まって話し合いませんか?
 反原発に関心のあるさまざまな人と話し合うことで、新たな「気づき」
 「つながり」「活動」のきっかけをつくれる場を目指しています!
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
 └────
 
◆「原発ゼロ、経済にプラス」経産相、経済界に反論
 (8月7日 東京新聞より)
 
 枝野幸男経済産業相は七日の記者会見で、将来の原発依存度をゼロにしたい
場合の経済への影響について、「再生可能エネルギーや省エネの技術開発の普
及を急ぐほど、強制的な内需拡大につながる。原発ゼロが経済全体につながる。
原発ゼロが経済全体にマイナスとは思わない。やり方を間違えなければ、むし
ろ経済にプラスだ」と強調した。経済界から「原発ゼロは現実的ではない」と
批判が高まっていたが、これに正面から反論した格好だ。
 政府が国民から意見を聴く会などで原発ゼロ支持が圧倒的多数を占めたこと
を受け、野田佳彦首相が原発ゼロの実現にむけた課題をまとめるよう関係閣僚
に指示したことには、「原発ゼロの選択でも現実性がないと(経済界などか
ら)批判されないよう整理しておけという趣旨と理解している」と話した(後略)
 
 
◆『原爆の国が再稼働か』
 (8月8日 東京新聞「本音のコラム」より)
 
  八月六日広島と長崎に原爆が投下されて六十七年目の夏。被爆者は高齢化し、
今も放射線障害で苦しんでいる。
 国は、原爆投下から十五年たって、やっと重い腰を上げ、救済に乗り出した。
ただし、それは爆心地から二キロの範囲。
 被爆者たちは、原因不明の病や貧しさ、差別、偏見にさいなまれながら市や
県、国に訴え、被爆地域を広げ、被爆者健康手帳を交付させた。だが、体調に
異変があれば放射能の影響ではと不安におびえ、結婚の障害にになるからと被
爆者認定を受けず、手帳をもらわぬまま、救済をうけなかった被爆者も大勢い
た。(中略)
 野田総理は原発事故の原因も見極めず「国民の生活を守るため」と大飯原発
再稼働に踏み切った。が、本気で守りたいというなら、原発の被害に遭った住
民の救済と復興が先だろう。被爆国の私たちは何者にも、二度と命を脅かされ
ない。粘り強く国を動かし、責任を果たせよう。(作家・井形慶子)
 
 
┏┓
┗■5.ふくしま集団疎開裁判の最新と、
 │  これまでで最大の出来事のお知らせです。
 └────(疎開裁判 柳原弁護士より)
 
8月3日、仙台高裁から原告に対し,当事者双方を裁判所に呼び出す審尋期日
の指定の連絡が入りました。仮処分事件の二審では、書面審理だけで結論を出
すのが普通で、もし一審の判断通り原告を負かすのであれば審尋期日を設ける
必要はありません。ということは、審尋期日を開く目的は・・・
(※つづきはこちらから http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=513 )
(誌面の都合で申し訳ありません)
 
 
-------
◆緊急発刊!★『オキュパイ大飯の乱 ドキュメント 2012.6.30~7.2』★
 20名が執筆した大飯原発再稼働阻止の闘いの記録
 発刊:原発再稼働反対監視テント
-------
頒価500円(送料別) FAXでお申込み下さい 03-3238-0797 (たんぽぽ舎)
序文として、冒頭のところをほんの少し紹介します。
 
 2012.6.30 00:00
  原発稼働ゼロ時代  ゼロは、無か空か
 
  ウラン燃料の最終処理が、全生態系を危機に落とし込むという
  終わりなき終わり--爆発が爆発を呼ぶ
 
  ゼロから、マイナス1へと向かわねば・・・しかし!
 
  今にも泣きだしそうな、曇天。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1544】
2012年8月9日(木) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.関西電力は電気が16%も余ってる 火力8基384万Kwも休止しているのに
  「関電の電力不足演出」を批判(広瀬隆)
★2.広島通信(その2)
 原爆ドーム前から中国電力まで、子連れでデモ行進しました
 これ以上の被爆・曝者を作ってはならないという動きが広がってほしい
                          (広島・岡しま子)
★3.新聞・雑誌から
 ◇原子力ムラ発・規制委人事の系譜==「放射線被害楽観」論者ずらり
 (8月9日付け 東京新聞「こちら特報部」より)
 ◇原子力ムラ復活は論外だ
 (8月8日付け 東京新聞「私設・論説室から」より)
━━━━━━━
◆8月10日(金)18時~20時、首相官邸まえ行動に参加しよう!
なお、20:30~21:15まで、「原子力ムラ人事にNO!細野大臣は白紙撤回を!
8・10環境省ヒューマンチェーン」が行われます。合わせて参加しよう。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.関西電力は電気が16%も余ってる 火力8基384万Kwも休止しているのに
 │  「関電の電力不足演出」を批判
 └────(広瀬隆)
 
 今夏は8月8日現在まで、関電管内で最大電力需要を更新したのは、7月17~
18日7月26~27日8月3日の三回の猛暑日でした。前回は7月18日の最大ピー
ク電力更新日について報道ステーションの数字を用いましたが、今後は、「関
電が公表している数字」から、これらのピーク時における火力、水力、揚水、
他社受電の「最大値」を使って関電の最大供給力を「正しく報道」します。
これはヘリ空撮をしなくても計算できます。
 関電は7月6~9日にかけて火力発電所を8基384万キロワットも休止して、
供給力を故意に落とした。ここに、関電の必死の作為「電力不足演出」があっ
た。この火力休止分をカウントして、「火力運転継続。大飯原発稼働せず」と
いう「国民が求めている条件」で正確に電力需給を計算すると、次のようにな
る。
 
最大電力を更新した8月3日における関電の公表データを用いて計算すると、
(関電の供給力は、水力、揚水についてこの日に過小評価しており、7月27日
のほうが多いのでそれを用いる)。
○関電の最大供給力(火力1433+水力265+揚水407+地熱・太陽1+
 他社受電559)+休止火力384=3049万kW
○これに当日、中国電力77、中部電力76、北陸電力7の融通電力160万kWを
 加えると、3209万kWとなる。
 
[グラフ※]関西電力の最大消費電力(2012年6月30日~9月20日)
     7~8月最大電力需要2689万kW(8月3日、気温36.7℃)
 
このように昨日までは、8月3日の最大電力需要(ピーク)時に16.2%もの
トテツモナイ余裕がある。去年のピーク電力を記録した日(次頁※)より、
今年のピーク電力を記録した日のほうが気温が1.1℃も高かったのに、ピーク
電力は今年のほうが小さかったのだ!!
 関西地方における産業界の省エネ効果は絶大だ(この業界の実情は、執筆中
の新著で詳細に報告します)。【今夏は、まず、電力不足は起こらない!!】
 
※グラフを含む広瀬さんからのお知らせ全文は「日々雑感Blog」を
 ご参照ください。http://hibi-zakkan.net/archives/13823688.html
 
 
┏┓
┗■2.広島通信(その2)
 │ 原爆ドーム前から中国電力まで、子連れでデモ行進しました
 │ これ以上の被爆・曝者を作ってはならないという動きが広がってほしい
 └────(広島・岡しま子)
 
こちらに来て初めての8月6日でした。
朝7時に家を出たのですが原爆ドーム前到着前に原爆投下時間になり、市電
(ちんちん電車)の中で黙祷の声がかかり、目を閉じました。
ドーム前で市電を降りると大勢の人です。デモでドーム前には来たことがあっ
たのですが、混雑も警官の数も今までで一番でした。が、黄色い幟が目立った
おかげでたんぽぽ舎とNO DUの懐かしい面々に会うことができました。
 
中電前までのピースウォークでは子連れだったのでNONUKESと書かれた布の四
方を棒広げてできた日陰を歩かせて貰いました。側道には報道関係がいっぱい
で、私は毎日新聞、脱原発関係のネット番組、朝日新聞、RCC(中国放送)の
インタビューを受けました(書いた順番につかまりました)。みなさん女性も
しくは子連れのお母さんを中心に話しを聞きたがっているように見受けられま
した。私はデモの始めの方を歩いていたのですが、後ろのほうに若い人が多い
ツイッターデモや、いろんな団体が続いていました。
 
山本さんによると中電前で警察に解散を促されるのは初めてのことだそうなの
ですが、そんな中、それぞれのスピーチが始まります。下関原発のこと、副読
本の(ひどい)内容報告、福島から疎開されてきたお母さんの思い、三次市で
の給食に基準値超えの300ベクレル/kgを超えるセシウムで汚染されたきのこが
使用された報告をする女性、NODUの山本さんもお話をされました。
 
私の周囲の人たちは午後は勉強会などに参加した方が多かったのですが、帰り
がけに街中でデモをまた見ました。まだ歩いている人たちがいたようです。
出産後初のデモ(ウォーク?)参加でした。5ヶ月の娘の熱中症を心配しまし
たが、曇り空と日陰を作って貰ったこと、ペットボトルを凍らせて持ち歩いた
ことなどが功を奏し、特に調子を崩すことなく、むしろいろんな方にだっこし
て貰い元気いっぱいのご機嫌で帰路に着きました。
 
当初私は被爆地広島がもっと被爆・曝に反対の声を上げてくれればいいのにと
期待していました。今日ようやく広島の動きに納得できました。これ以上の被
爆・曝者を作ってはならないという動きが今日だけでなくもっと持ち上がれば
いいと思います。
 
 追伸:さっそく載ったのが友達に見つかりました(笑)
 http://mainichi.jp/select/news/20120806k0000e050194000c.html
 にこやかに話したはず!憤ってはいないはず!なのですが、私の短気が
 もれ出ていたのでしょうか。
 話の内容も端折られています、娘以外の人の健康も心配しています!
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇原子力ムラ発・規制委人事の系譜==「放射線被害楽観」論者ずらり
 旧科技庁人脈 見え隠れ「放射能安全」集落
 (8月9日付け 東京新聞「こちら特報部」より)
 
 永田町は政局たけなわだが、争う民主、自民両党とも、国会同意の必要な原
子力規制委員会の人事案には、もろ手を挙げて賛成だ。「こちら特報部」は委
員候補者5人のうち、原子力関係の3人が「原子力ムラ」の住人と指摘したが、
さらに調べると、福島県を舞台に展開している「放射線被害楽観」論者たちと
深く結び付くことが分かった。言い換えれば、旧科学技術庁人脈が色濃い集団
だ。
---
 「100ミリシーベルトというのは健康に大きな影響がないということだと、
いわゆる健康影響との関係でこのあたりをどう今後住民にご理解いただくかと
いうこと、折り合いをつけていただくことが大変大事になってくると思いま
す」
 日本原子力学会会長も務めた委員長候補の田中俊一氏は昨年8月23日、原
子力委員会の定例会議でこう発言した。田中氏は「政府に批判的」との評もあ
るが、政府の原子力損害賠償紛争審査会では、自主避難者への賠償に異論を唱
えた。(中略)
 田中氏が所属するNPO法人・放射線安全フォーラムの役員、顧問には日本ア
イソトープ協会と並んで、独立行政法人・放射線医学総合研究所(放医研)の
理事らも名を連ねる。放医研は核実験でマグロ漁船乗組員らが被曝した「ビキ
ニ事件」を契機に旧科学技術庁の所管で設立された。
 しかし、第五福竜丸の元乗組員大石又七氏(78)は、93年から放医研で年1回
の定期検診を受けるのをやめた。被曝後に大量出血してC型肝炎ウイルスに観
戦したいたのに放医研は大石氏本人に情報提供せず、別の病院で肝がんが見つ
かるなどしたためだった。
 これでは、モルモット扱いだ-。大石氏は不信感を募らせ、乗組員仲間も
「放医研ではすべて分かっていながら手当もされず死んでいったのでは」と著
書に記した。(中略)
 内部被曝に詳しい琉球大の矢ヶ崎克馬名誉教授は、日本の原子力行政につい
て「(原子力基本法にうたわれた)民主・自主・公開の原子力三原則を自ら踏
みにじってきた」と断じた上で、原子力ムラの中心にいる「放射線被害楽観」
論者らが規制委を牛耳ることに危機感をあらわにする。
 「田中氏らは原発を推進する陣営に身を置き、政府の言い分を押しつけよう
としている。こうした人たちが放射能の影響を科学的、客観的に判断できると
は思えない」
 
 
◇原子力ムラ復活は論外だ
 (8月8日付け 東京新聞「私設・論説室から」より)
 
 これで原子力規制の独立性が図れるだろうか。懸念は強まる一方だ。
政府が新たに発足させる原子力規制委員会の委員長候補になった田中俊一氏は
前原子力委員会委員長代理で、元日本原子力研究機構の特別顧問である。(中
略) 委員候補の更田戸豊志氏は同じ機構の副部門長、もう一人の中村佳代子
は日本アイソトープ協会主査。二人とも現役バリバリの原子力ムラ住人である。
 原子力規制委員会設置法によれば、そもそも原子力の精錬、加工、貯蔵、再
処理に係る個人や法人の従業者は委員になれない。現役の両氏が不適切なのは
明々白々ではないか。
 社民党の福島瑞穂党首によれば、政府は「委員就任前に辞任していれば問題
ない、との理屈で人事を強行するつもり」なのだそうだ。それなら福島事故を
起こした東京電力の前会長だって委員長になれてしまう。デタラメが過ぎる。
 少なくとも三人の人事案は白紙に戻す。そのうえで国会の事故調査委員会が
提言したように、透明な第三者機関が委員候補を選んで、国会が最終的に承認
する。そんな手続きが不可欠である。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1544】
2012年8月8日(水)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.志賀原発の活断層は24年前(1989年)に指摘されていた
   国が意図的に「消した」活断層-生越忠氏(地質学者)の指摘
                        山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.低線量被曝にどう対応するか-有効な食品を紹介します(食物療法)
   食物繊維と発酵食品が有効
   セシウム排出促進と免疫力強化を      吉沢弘志(埼玉大学講師)
★3.<テント日誌8/7(火)―経産省前テントひろば 332日目>
   テント大掃除とリニューアル
   これからへの態勢も新たに     (Y・T)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.志賀原発の活断層は24年前(1989年)に指摘されていた
 |  国が意図的に「消した」活断層-生越忠氏(地質学者)の指摘
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
 志賀原発は2基の原子炉がありますが、そのうちの1号機については、原発が
建てられる前に、志賀原発差し止め1号機訴訟の過程で現場検証が行われていま
した。
 1989年5月30日、原告団と裁判所と補佐人が、現地調査を行っていたのですが、
今回問題となった断層のみならず、地盤の不安定さも含めて指摘されていました。
 このいきさつは、宝島社(当時はJICC出版局)から出されたブックレット
に詳しく書かれています。
 
 今回、建設当時から知られていたこの断層、S-1断層といわれていますが、
これが活断層の可能性があるとして大問題になっています。
 読売新聞はこれを「国が見落としの疑い」と書きました。しかし、それは全く
のウソ、不見識きわまりないことです。
 志賀原発の直下にある断層は、「見落とされた」ものではありません。意図的
に「消された」断層です。
 「北陸が日本から消える日」という衝撃的なブックレットが、当時発行されて
いましたが、その中にも記述があるとおり、大きな争点の一つだったのです。
 
 当時から問題となり、これを原告側補佐人として鑑定したのが元和光大学教授
の生越忠氏(地質学者)でした。敷地内を南東から北西に走る断層は、1号機原子
炉建屋の下を通っています。もちろん活断層認定をされれば今でも当時でも原発
など建てられません。しかし北陸電力は1987年、1号機の設置許可申請で断層部
分について「波などによる浸食作用で生じた」と活動性を否定し、さらに当時の
通産省は翌1988年、現地で地層などを調査し、この見方を追認したのです。見落
としどころか、共謀です。
 
 ただし若干、電力側にも言い分というのはあります。これが活断層であり、過
去に動いていたとしても、当時の安全審査においては「過去5万年以降に動いた
形跡がなければ活断層として扱わない」という「基準」がありました。今では誰
も口にしません。なぜならば、耐震設計審査指針の改定に向けた議論で「5万年
基準」が問題になったとき、その根拠が全くわからなかったからです。
 
 地質学上は200万年以降に動いた形跡があれば活断層と言いますから、この
5万年という基準には合理性がないと、当時からも批判がありました。その後の
耐震設計審査指針改定において、この基準が「12~13万年以降に動いた形跡
のあるもの」とされました。
 
 さて、問題の「S-1」断層は、12~13万年前の地層を切っていますから、
新しい基準では間違いなく原発直下にあってはならない活断層と言えるのですが、
2006年以前の基準では「はっきりしない」ことになってしまうのです。だから断
層ではないなどと主張をした可能性があります。
 しかし、このような言い逃れも旧耐震設計審査指針の上でのみ主張ができるこ
とです。新指針では、この断層は極めて重要な「活断層」であることは論を待ち
ません。
 
 1997年の2号機増設申請時と、2006年の耐震設計審査指針改定に伴う2009年の
耐震性再評価いわゆる「バックチェック」の中間報告。この断層が問題になり得
る機会は少なくても二度あったわけですが、最初に「活断層ではない」という結
論を出してしまった以上、蒸し返しては原発を廃炉にしなければならなくなると、
保安院は電力と共謀して活断層隠しをしていたと思われます。
 
 今になって保安院が「発見」した理由は、志賀原発の差し止め訴訟が改めて提
起され、裁判の中で持ち出されることを恐れたためと思われます。
 こんな明白な断層が真下にあるとわかれば、以前ならばまだしも、福島第一原
発震災を経た今、裁判所も運転差し止めをしないわけには行かないだろうと思わ
れます。
 
 法廷で争われる事態となれば、極めて不利な立場になることから、今のうちに
原発直下の断層は「問題ない」とのお墨付きを専門家から得ようとしたのだろう
と思われます。ところがそんな保安院の企みは、同様に福島第一原発震災に専門
家として警鐘を鳴らせなかった別の負い目のある地震学者は、意見聴取会で現地
調査を要求していました。
 
 
┏┓
┗■2.低線量被曝にどう対応するか-有効な食品を紹介します(食物療法)
 |  食物繊維と発酵食品が有効
 |  セシウム排出促進と免疫力強化を
  └──── 吉沢弘志(埼玉大学講師)
 
 昨年の福島第一原発の事故により日本の国土、大気、海洋は放射能により大き
く汚染された。この災厄を拡大にしないための脱原発運動の強化はもちろんだが、
人類と共存し得ない放射能は将来にわたって大きな不安を人類にもたらし、低線
量被曝を余儀なくされる時代を生きるには何が重要か埼玉大学講師の吉沢弘志さ
んに明らかにしてもらった。
 
 チェルノブイリとの違い
 操作不能は今も続いている
 
 2011年東日本大震災とそれにともなう東京電力福島第一原子力発電所の大
事故は、東電や政府、そして御用学者たちによる「チェルノブイリの~分の一」
という過小評価とは裏腹に、チェルノブイリ事故を上回る人類の核開発史上最悪
のものとなりつつある。
 
 まず何よりもチェルノブイリ事故とは格段に違う人口密集地への放射能拡散・
汚染が起こってしまったことだ。そして、昨年末の「終息宣言」が茶番でしかな
かったことをほとんどの国民が知っているように、福島第一の1~4号機のコン
トロール不能状態は今も続いている。海洋の汚染もいつ終わるか見通しもつかず、
魚介類を大量に食べる日本人にとっては、農産物と海産物を通じた長期にわたる
内部被曝の脅威に立ち向かっていかなければならない。
 
 被曝の健康への影響は無視できない
 
 被曝による健康への影響は幼い世代ほど深刻になる。しかし、免疫力が確実に
低下していく中高年層にとっても影響は決して無視できない。日本人誰もが内部
被曝に対して十分な対処を心がけるべきだと考える。
 放射線の生物への悪影響は、数eVの原子・電子の結合エネルギーを遙かに上回
る放射線のエネルギー(電離エネルギー)が、その原子・ 電子レベルの結合を
破壊してしまうことによる。放射線が細胞膜や細胞核の中にあるDNAを破壊す
るとともに、細胞内に豊富にある水分子を破壊して連鎖反応的にフリーラジカル
(活性酸素)を発生させ、そのフリーラジカルが細胞膜やDNAを破壊してしま
うというメカニズムが連続して進行していく。長期低線量被曝という現状では、
後者の影響の方が遙かに大きいとされている。
 
 自然放射能とは比較できない
 
 もともと地球上には宇宙由来、地球を構成している物質由来の放射線がある。
体内にはカリウム40が成人で常時平均4000ベクレル程度存在している。こう
した「自然放射線」による被曝から逃れることはできないが、人類も含めたすべ
ての地球上の生物は、生命誕生の時点から自然放射線による被曝に対応できるよ
うに修復・復元のメカニズムを備えるように進化して現在に至っているのである。
 
 そこに核実験による放射能、チェルノブイリ事故による放射能、そして今回の
福島事故に由来する放射能による被曝が上積みされた、と考えなければならない。
食品中のセシウムの量を、前述のカリウム40と比べて「大したことはない」とす
るのは、御用学者によるごまかしに過ぎない。
 
 ただでさえ現代の日本に暮らしている私たちは、電磁波という電離エネルギー
に常時さらされているし、食品添加物をはじめとして大量の化学物質にもさらさ
れている。ストレスの多い現代の生活は、細胞レベルでは常にフリーラジカルの
過剰発生を引き起こしていると考えてよい。このような複合的な悪影響に一人一
人それぞれ固有の反応が生じる。一概に「~ミリシーベルトまでは大丈夫」など
とするのは科学でも何でもない。
 
 被曝から身を守るために
 被曝は可能な限り避けるべき
 
 まず何よりも、被曝を可能な限り避ける、少なくする努力が必要だ。とりわけ
幼い、若い世代、妊娠中の女性には最大限の配慮を払うべきだ。しかし、東日本
に暮らす私たちは日々何らかのレベルでの被爆は避けられないのが現状だろう。
一番影響の大きいセシウムに関しては、毎日数ベクレル単位での摂取でも、体内
さらに臓器ごとへの集中した蓄積が確認されている。蓄積したセシウムはその臓
器の細胞をβ線とγ線で集中的に被曝させるのである。
 
 避けられない被曝に対してはさまざまな専門機関によって効果が確認されてい
るアップルペクチンによるセシウムの排出の促進が一定の効果を生むはずだ。そ
れとともに細胞レベルでの修復と復元の力と免疫力の強化で対応していかなけれ
ばならない。
 
 食物療法で対処を
 
 傷ついたDNAの修復・復元は酵素の働きによるが、酵素の働きの強化には特
定のミネラルが不可欠である。特に「亜鉛」の働きが有効であることは動物実験
で証明されている。亜鉛が豊富な食品としては豆類と海藻類が挙げられる。豆類
にはフェトケミカルで重要なイソフラボンが豊富であり、その効果も期待できる。
 
 一方被曝に対する効果という意味で注目される「バナデート(バナジウム)」は
海藻類に豊富に含まれる。免疫力強化に不可欠な腸内環境の健全化には、食物繊
維と発酵食品の常食が有効となる。そう考えれば、穀物に野菜、海藻類と大豆発
酵食品(味噌、醤油、納豆)にぬか漬けといった日本の旧来からの食生活が、長
期低線量被曝にきわめて有効であることがわかる。
 
 もちろん日々の生活における被曝への対抗も大事だが、これ以上被曝を増やさ
ない、将来の世代に負の遺産を残さない社会の実現もともに進めていかなければ
ならない。
 核エネルギーに依存しない社会を目指す私たちの運動は、6月16日の17万人集
会と毎週金曜日の官邸前行動で大きな歩みを踏み出そうとしている。
 
※よしざわ・ひろし:埼玉大学講師、市民ネットワーク千葉県政策調査室。10代
半ばより反戦・平和、人権、環境の問題に関わり続ける。1990年チェルノブ
イリ事故による被災児童の救援のためのNGOを設立。チェルノブイリ汚染地域
への訪問も繰り返し行い、現地やヨーロッパの専門家と市民運動との意見交換を
重ね、医療援助、非汚染食糧の供給、被災児童の保養プログラム等様々な救援プ
ロジェクトを行ってきた。     (週刊新社会 2012年8月7日)
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌8/7(火)―経産省前テントひろば 332日目>
 |  テント大掃除とリニューアル
 |  これからへの態勢も新たに
 └──── (Y・T)
 
8月7日(火)晴れ
 
 今日は朝からテントの大掃除&リニューアルの日である。昨日は雨模様であっ
たが今日はすっかり晴れ上がっている。暑い中での作業の1日。
 淵上代表がもう8時前からやってきて、テント内をいろいろ片付け始めている。
確か9時集合ということであったはずだが・・・。泊り組からの参加は4人であ
るが、9時前後から次々と人が集まってくる。
 
 第1テントと第2テントの中のものを全て運び出し、床を上げ、1年近くに積
もったゴミを掃き出し、石灰をまき、新たに床を作り直す。床の上には、第1テ
ントはフローリング仕様でその上に上敷きが敷かれ、第2テントは青々とした畳
敷きである。そして前半分には簀の子が敷き詰められ、テントはすっかり雰囲気
を変えることになった。
 
 それはまさにこれからもずっとここに存在し続けるという自己主張であるかの
ごとくに。いわば気持ちを新たに固め直して腰を落ち着けてやっていくという態
勢とでも言えようか。最後にテントの上に断熱シート敷いて、全作業は完了した。
時に、午後4時頃であったろうか。
 今日のこの作業への参加者は全部で40人近くもいたであろう。日頃あまり見
かけない方も何人かおられた。そしてテントには初めて、という30代前半の若
い男性も参加し、黙々とコマメに様々な作業をおこなっていた。
 
 この間、経産省の官僚達が2回、4人程でビデオカメラ片手に2回なにやかや
とイチャモンをつけにやってきた。テントがリニューアルされて態勢が新たに整
うことに手の施しようはないが、心穏やかならず何か言っておかねば、という内
心の思いが見え隠れしている。
 
 この日の枝野経産相の定例記者会見で、時事通信の記者がテントをいつまで放
置しておくのか、といった質問をしたそうである。(時事通信の記者は先日も同
様の質問をしたそうで、余程テントを目障りに思っているのだろうか。)
 枝野経産相の回答は「撤去するには法律的にもいろいろ難しいところがある」
というようなことだったそうだ。それはきっと、人々の「脱原発・再稼働反対・
福島を救え・原子力ムラ解体」という圧倒的な意志が、この空間を共同意志空間
として強固な占有権を築いているということに違いない。
 
 ともかく、夏仕様にリニューアルされたテントに是非一度足を運んでいただき
たい。
 また、椎名さんのアメリカ滞在報告会が、12日(日)午後6時から第2テン
トで開かれるので、是非こちらの方にもご参加いただきたい。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1543】
2012年8月8日(水) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.毎週金曜、首相官邸前行動に参加する人々の表情、晴れやかで誇らしげ。
   一人で来て一人で帰る人にエールを贈りたい(東京・小川治)
★2.福井市民が県に、原発事故に際して安全対策(避難方法)は
   どうなっているか、公開質問状を出し、その回答を一緒に聞きに
   行った時の、長~い一幕。8月1日の報告と私の思いです。
                 (福島県から水戸市に避難、木田節子)
★3.新聞・雑誌から
 ◇原発報道で高評価なのに番組を打ち切り?
  関西ラジオ「たね蒔ジャーナル」---「経費かかる」vs「存続して」
                     (8月4日東京新聞より抜粋)
 ◇「汚染直視した教育を」福島県教祖が放射能を考える指導本 発刊
  文科省・副読本は原発事故にふれず。
             (8月5日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
━━━━━━━
◆続)ツイッター中級編(8月25日(土)14:00開催)・・・まだ始めてない人も
ツイッターがどのようなサービスか知ることができるチャンスです。登録の
仕方を解説したDVDもご用意しますので、これから始める人も安心です。
この機会にぜひ参加してみてください。
━━━━━━━
 
 
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┗■1.毎週金曜、首相官邸前行動に参加する人々の表情、
 │  晴れやかで誇らしげ。
 │  一人で来て一人で帰る人にエールを贈りたい
 └────(東京・小川治)
 
 毎週金曜日、首相官邸前と国会議事堂周辺には大勢の人達が集まってきます。
雨や猛暑を物ともせず。集まってくる人々はあらゆる世代の男女、子供を
ベビーカーに乗せた若いお母さんもいます。皆、怒っています。とりわけ女性
の怒りは凄まじくそのシュプレヒコールは気迫に満ちています。
 それでいて表情は晴れやかで、誇らしげです。中には一人で来ている人も多
数いると思います。そして一人で帰っていくのでしょう。
 以前、私もその一人でした。 帰り道の街はまるで福島原発事故など無かっ
たかのように3.11以前の日常のままで、耐えがたい孤立感に襲われます。
そのときに心の中で繰り返したのが次の言葉です。
 「相手は強大で力の差は圧倒的だけど、自分は決して無力ではないぞ。」
集まってくれた人達、とくに一人で来て一人で帰る人達に、さりげなく伝えたい
のです。
 「あなたは決して無力じゃない。何故なら自分で考え、自分で決めてここに
来たのだから。もう騙されないと決意したのだから」
 
◎抗議行動以外にもっといろいろなことしたい皆さんにお知らせです。
 
 ◇いろいろな人と交流したい。
 『経産省前テント広場』抗議行動のいき帰りにお立ち寄りください。
 あるいは365日いつでも。 http://tentohiroba.tumblr.com/
 
 ◇もっと知りたい、学びたい。
 『たんぽぽ舎』抗議行動以外に講演会、学習会、上映会、食品放射能測定を
 おこなってます。
 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F
 TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797、http://www.tanpoposya.net/
 
 ◇TVの報道ではものたりない、いっそのこと自分で報道したい。
 『特定非営利活動法人OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)』
 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-3 NSビル202
 TEL 03-3296-2720 FAX 03-3296-2730、http://www.ourplanet-tv.org/
 
 
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┗■2.福井市民が県に、原発事故に際して安全対策(避難方法)は
 │  どうなっているか、公開質問状を出し、その回答を一緒に
 │  聞きに行った時の、長~い一幕。8月1日の報告と私の思いです。
 └────(福島県から水戸市に避難、木田節子)
 
 6月に、大飯や福井集会で知り合った人たちと「このまま指をくわえて、再
稼働を待つしかないのか」と考え、福井県、おおい町、関電、野田総理に、
《フクシマのような事象が起きたときの為に、ふだんからどんな安全対策をし
ていますか?
 また、避難の際にはどこへ、何で(車か徒歩か船か…)逃げるのか、介護施
設や学校、幼稚園などの対応は…》と、公開質問状を出したのですが、2週間
前にやっと返事が来て、昨日(8/1)その回答を聞いてきました。
 参加したのは、福井県で中心になっている石森さんや、あの中嶌哲演さん、
「仏に仕える者は人さまの幸せを祈る立場として、人間を不幸にする原発は認
めない」と立ち上がったお寺の住職さんと奥さまなど、おおい町や小浜市、福
井市のみなさんと、さいたま市の石垣さんに、IWJのカメラマン、中日新聞記
者、それに県側が5~6人ほど。
 当日の二日前から報道にも取材の要請をしてあったのですが、読売が動くく
らいなら、この国はもう少しましな道を歩いてきた訳で期待もしていませんで
したが、朝日新聞の福井総局や大阪朝日放送は感触よかったのにな~と残念で
す。でも、やっぱり中日新聞(東京新聞)は来てくれました。
以下は、8/1の報告と私の思いです。
 
★このつづきはメルマガ専用HPからお読みください(長文です)★
http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=471
 
 
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┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇原発報道で高評価なのに番組を打ち切り?
 関西ラジオ「たね蒔ジャーナル」---「経費かかる」vs「存続して」
 
 脱原発を求める市民らの間で、関西地方で流れるあるラジオニュース番組の
行方が注目を集めている。毎日放送(大阪市)の「たね蒔ジャーナル」。積極
的に原発問題を取り上げ、鋭い切り口で本質に迫ってきたが、打ち切り話が浮
上。存続を求めるリスナーの声が強まっている。
 「小さな出来事、ニュースの種を見逃しません」。こんな決まり文句で2009
年10月に同番組はスタート。(中略)
 番組が一躍有名になったのは昨年三月の福島第一原発事故後。京都大原子炉
実験所の小出裕章助教に出演を依頼し、原発事故を細かに伝えるようになって
からだ。正確かつ簡潔な小出氏の解説が評判を呼び、放送を聞けない関西圏以
外の人たちにも情報が拡大。動画投稿サイトに音声がアップされ、全国に番組
の存在が知られるようになった。
 テレビの視聴率に当たる聴取率も悪くなく、今年三月には原発事故に関する
報道姿勢が評価され、関西を拠点にした優れた報道活動に贈られる「坂田記念
ジャーナリズム特別賞」を受賞した。(中略)
 事故発生からしばらくは毎日、今も週に二日出演している小出氏は「国がで
たらめな情報しか流さず、事実を知らせなければいけないと思っていた時に声
をかけてもらった。私の考えを伝えられ大変ありがたかった。打ち切りが本当
だとしたら残念です」と語る。(後略)(8月4日東京新聞より抜粋)
 
 
◇「汚染直視した教育を」福島県教祖が放射能を考える指導本 発刊
 文科省・副読本は原発事故にふれず。
 
 放射能教育をめぐり、福島県で独自の指導案作りが進んでいる。文部科学省
が昨秋に作成した副読本は福島原発事故に触れておらず、参考にならないから
だ。福島県教職員組合でも、独自に模索してきた成果の第一弾として先月、放
射能のリスクを学ぶ本を出版した。教え方に悩む全国の教祖から問い合わせが
相次いでいる。
 
 「福島県の東半分は放射線管理区域並みに汚染されている。子どもも教員も
被ばくを強いられている現状を直視した教育でなければならない」(中略)
福島県教祖放射線教育対策委員会の国分俊樹事務局長はこう強調した。
 同委員会では先月、脱原発の研究者らでつくる「科学技術問題研究会」との
共著で、「子どもたちのいのちと未来のために学ぼう 放射能の危険と人権」
(明石書店)を出版した。「放射能は安全」という新手の“安全神話”に惑わ
されないための理論的な手引きとしてまとめた。(中略)
 全国の学校に配布されたこの(文科省の)副読本は、電力会社幹部も役員を
務める財団法人・日本原子力文化振興財団がまとめた。内容では原発事故の被
害に触れていない。にもかかわらず、福島県教委もこれをもとに指導案を作っ
たため、保護者から「福島の実情に合わない」と批判が殺到した。(中略)
 
 県教祖も「子どもたちに『(放射能汚染は)大丈夫だ』と思い込ませること
だけは避けたい。子どもたちを戦場に送った戦時下の教師の後悔を繰り返した
くない」(国分氏)との思いは強い。(後略)
(8月5日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
 
 
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★☆8月30日(木)原発についてみんなで観ようワンコイン上映会☆★
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日時 :8月30日(木)19:00(開場18:30から ☆お楽しみ特典上映あり)
参加費:500円(上映用DVD手配のためのカンパ歓迎)
 
1、「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」(日本語字幕)4号機が爆発した
  本当の原因と東電がそれを隠す理由/
  フランス・ドイツ共同の国営放送局 ARTE 約53分
 <説明>
 20万人を超す人が見たという「フクシマの嘘」に続き、あの事故を分かりや
 すくまとめたARTE(フランスとドイツ合同で作っているテレビ放送局)の
 1時間弱のドキュメンタリーです。原発事故の前後関係と経過がよくわかり
 ます。事故の過小評価や隠蔽が行われたのが、日本だけではない、アメリカ
 やフランスにも原子力ムラにつながるものがあり、やはりマスコミを巻き込
 んで圧力をかけている、ということがはっきり伝えられています。知らされ
 てない衝撃的な分析もあります。ガンダーセン氏、バスビー教授、上杉隆氏、
 佐藤栄佐久氏、鈴木智彦氏などがインタビューされています。
 
2、映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」
  2008年ドイツ製作 上映時間;60分
 <説明>
 『住民が電力供給会社を作ってしまった!』というドイツのドキュメンタ
 リー映画です。チェルノブイリの原発事故をきっかけにしておこった、ドイ
 ツ南西部の小さなまち シェーナウ(人口2500人)の住民運動。始まりは「子
 どもたちを放射能汚染から守りたい」という一心からでした。その後色々な
 問題を乗り越えて住民グループは電力会社を作ってしまいます。10年もの歳
 月を共通の目的を持った仲間と共に一歩一歩前進し、環境にそして次世代に
 やさしい電力を供給していく、という感動のストーリーです。自主上映のみ
 でしか見ることの出来ない作品です。
 
3、最新デモ映像あり
【TMM:No1542】
2012年8月7日(火) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.東電のとんでもない認識に唖然とする、西と東をつなぐ重要な変電所が
    失火で停止。呆れ、そして怒り!          (山崎久隆)
★2.8/1講演会「プロメテウスの罠」に参加して
  『東電は原発放棄を決めた』→当時の事実からの結論はこれだ!
  「10人残して撤退」を決めた意味とは? 原発放棄だ。  (渡辺マリ)
★3.新聞・雑誌から
 ◇67%が「ゼロ」選択、全11都市で意見聴取会終了、脱原発の民意明確に
 (8月5日 東京新聞より)
 ◇平和式典に出席した浪江町長、「首相の言葉はごまかし」
 (8月7日 東京新聞より)
★4.<テント日誌 8/5(日)―経産前省テントひろば330日目>
   原発労働者の指摘を受けて・・・死の灰=使用済み核燃料問題を考える
   (I.K)
━━━━━━━
◆あす8日(水)18:45から、講師:山崎久隆さん、参加費800円
【危険な原発・大解剖 第3回:狙われる志賀原発、柏崎刈羽原発】
━━━━━━━
◆初級編が好評だったツイッター講座の中級編は8月25日(土)14:00開催です
 会場:スペースたんぽぽ、参加費1000円
 何かと話題のツイッター。勧められて始めてはみたけど、よくわからない、
 楽しくないからほったらかし。そんな悩みを解消する講座です。参加歓迎。
━━━━━━━
 
 
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┗■1.東電のとんでもない認識に唖然とする
 │  西と東をつなぐ重要な変電所が失火で停止。呆れ、そして怒り!
 └────(山崎久隆)
 
 
 「新信濃変電所が火災」との一報を聞いて、飛び上がるほど驚いた。電力の
安定供給にとって本来ならば最重要設備が、失火焼失かと、呆れ、そして怒り
がこみ上げてきた。
 実際に流れた東電の発表文を以下に貼り付ける。
  --------------------------------------------------------------------
(お知らせ)新信濃変電所構内の火災による周波数変換設備の停止について
 
平成24年8月4日
東京電力株式会社
 
 平成24年8月3日17時37分頃、当社新信濃変電所(所在地:長野県東筑摩郡
朝日村古見2896-1)1号変圧器に接続される電力用コンデンサ付近で火災が発
生し、その影響により同変電所構内にある周波数変換設備(1号:30万kW、2
号:30万kW)を停止いたしました。
 火災については、17時40分、消防に連絡し、21時47分頃に消防から鎮火を確
認いただきました。
 現在、火災の原因について調査中であり、周波数変換設備の復旧見通しも現
時点では不明であります。
 なお、当社の供給力については、当社ホームページでもお知らせさせていた
だいておりますが、本日時点で、8月6日~10日、13日の週においては、それ
ぞれ予備率10%以上を確保しており、安定供給に直ちに影響はないものと考え
ております。
以 上
  --------------------------------------------------------------------
 
 既に設備は復旧し、今現在変換所は稼働可能だそうだ。何事もなかったと言
えばそうなるが、杜撰さは目に余る。
 原発が止まっている現在、東電が設備不足になり広域連係で103万キロ
ワットの供給を受ける可能性があると、多くの人は思っているのだろうが、実
際は全くの逆である。
 東電管内はもはや設備が余っている。上記プレスリリースの通り、10%の
供給予備を常に有しているというわけだ。さらに東電、東北電に北海道電を加
えた東日本は、連携をすれば80%台を維持している。西日本が広域連係をし
て90%を超えていることを考えれば、東日本のほうがずっと余力がある。
 7月27日程度の気温だと、もし50万キロワットほどを東電から関電に送
れば、どちらもちょうど90%ほどになった。さらに大飯原発を止めると仮定
すると西日本は連携をしても93%を超えるだろう。103万キロワットの最
大量を東電から西に送れれば、おおむね1%強に相当する融通が可能だ。つま
り西日本の使用率を1%引き下げる効果がある。だから、今年の夏は東京電力
が西日本に電気を融通する役割が期待されていたのだ。
 ところが、新信濃変電所が火災で機能停止したために、その能力は半分以下
の43万キロワットに下がってしまった。全く大事なときに肝心の装置が使え
ないということになりかねない状態だった。
 まるで福島第一そのものではないか。
 東電にとっては、ECCSが使えない、ベント装置が使えない、そして冷却
材を押し込むポンプが使えないと、次々に安全装置が死んでいき、原子炉が破
壊されていったあの恐怖の経験は、もう遙かに昔のことなのだろう。
 こんな会社だから、解体すべきなのだ。
 日本の国家リスクがあるとしたら、このような会社がとてつもない危険物で
ある原発を未だに保有し続けていて、ほとんど不可能な事故収束を「している
つもり」になっていることだろう。
 日本の電力システムを根底から変えない限り、今後も「東電リスク」は続き、
本当に広域停電を引き起こすだろう。
「安定供給に直ちに影響はないものと考えております。」もちろんこの安定供
給は東電管内を指す。このプレスリリースの末尾の文章だ。ここには東電から
西に融通して、バランスを取ろうという発想さえ最初からないことが分かる。
まさしく「自分だけが大事」だ。西に電気が送れなくなったら大変だと考えた
人間が、東電内部には居たのだろうか。
 
 
┏┓
┗■2.8/1講演会「プロメテウスの罠」に参加して
 │  『東電は原発放棄を決めた』→当時の事実からの結論はこれだ!
 │  「10人残して撤退」を決めた意味とは? 原発放棄だ。
 └────(たんぽぽ舎ボランティア 渡辺マリ)
 
 この講演会を企画した者として、どのくらいの人が来てくれるのか、不安
だった。しかし、いざ蓋を開けてみれば満員の盛況。しかもリピーター以外の
人が多かったことにも驚いた。では、何を求めて?何が真実なのか知りたいと
いう渇きのようなもの?
 講師の木村さんは言う「報道は主語を曖昧にしてはいけない、ファクト(事
実)の積み重ねだ」と。「撤退はあり得ない」と怒鳴り散らした菅首相、そし
て「撤退など言っていない」と主張する東電。国会事故調は「菅首相の誤解に
基づくもの」と認定した。(委員である、野村修也氏は「誤解ということでよ
ろしいでしょうか」と誘導したそうで!)。
 東電が相当数の人員を引き上げると申し出たことは事実。では引き上げた後、
誰が、あの原発をコントロールするのだ? それゆえ木村記者は言う。「あれ
は撤退ではない、放棄だ」と。
 「撤退」せざるを得ない状況に陥る可能性のある原発とは何か?「放棄」し
ようとした東電の企業体質、そのような東電にこれからも任せていっていいの
か?という本質に触れることなく、いつの間にか「何人残すか」という「数」
の問題に矮小化されていったことに対する問題提起。
 その他、情報、報告が殆ど挙がらなかったため、対応が遅れたことなどを事
例ごとに説明してくれたのだが、その全てが現場にいた記者のみが語り得る生
きた言葉であり「そうだったのか!」ということばかりだった(「ゴニョ、ゴ
ニョ」、「モゴ」「ムッツイー」などの内輪での呼び名の披露があり、会場爆
笑)。
 今、真実を知りたいと思う人が大勢いるということ、そして真実を伝えたい
という木村記者のような人がいるということに大きな感銘を受けました。
 当日参加して下さった方の期待に応えて、何とその日のうちに次回の講演が
決まりました。今度は「ベント、海水注入、その他、その他」です。
木村記者は何を語ってくれる?ご期待を!
 
 日時:9月10日(月)18:30開場、19:00~21:00
 会場:スペースたんぽぽ
 
(もう少し時間を長くして質疑の時間が欲しいという参加者のご希望により)
(終了時間を少し延ばす(30分ぐらい)ことも木村記者に相談してみます)
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇67%が「ゼロ」選択、全11都市で意見聴取会終了、脱原発の民意明確に
 (8月5日 東京新聞より)
 
 将来の原発比率をどうするか、政府が国民から意見を聴く会が4日、高松市
と福岡市で開かれ、すべての日程が終わった。全国11会場で参加者が突きつ
けた声は、70%近くまでが原発ゼロだった。細野豪志原発事故担当相が「も
っとも重要な聴取会」と述べた福島市の会場には「すべての原発の即廃炉」が
圧倒的だった。東京電力福島第1原発の事故を受けて明確に示された「脱原発
依存」の民意。政府はその声をしっかり受け止め、政策に反映させていくこと
が求められる。(後略)
 
--(編集部:注)--
 政府が示す「三択」には大きな前提があることを忘れてはいけない、政府や
 電力会社はあくまで「2030年のエネルギー政策」だ。福島の事故から、
 私たちは「すぐに停止が必要だ」ということを学んだはず。原発が一旦暴走
 を始めたら止め手立てはほとんどなく、甚大な被害が起きる。大地震発生の
 危険もせまってことを考えれば、今から20年も待つ余裕はないはずだ。
 
 福島事故の根本的な原因がまだ究明されなていないことに加え、老朽原発の
 即時停止や、福島第一と同型の原発の稼働停止、もっと根本的なこととして
 使用済み核燃料の保管体制が危険的など、ちょっと考えただけで、「今すぐ
 原発を止める理由」はこんなにある。意見聴取会を終えたからといって、
 政府任せにはできない!
 
 
◇平和式典に出席した浪江町長、「首相の言葉はごまかし」
 (8月7日 東京新聞より)
 
 東京電力福島第一原発事故後、福島県の自治体の長としては初めて、広島市
の六日の平和記念式典に出席した浪江町の馬場有町長は「震災や原発事故後の
町の様子と六十七年前の広島の姿が重なり感慨深い」と語った。
 松井一実広島市長は平和宣言で脱原発に言及しなかったが、「明確に答えら
れなかっただけで、気持ちは同じだと思う」と感想を述べた。
 一方、エネルギー政策に触れた野田佳彦首相のあいさつを「中長期という言
葉はごまかしだ」と強い口調で批判。式典終了後、原爆ドームを見学し「爆発
した原発の建屋のようだ」と話した。
 午後には、広島県被害者団体協議会の坪井直理事長と市内で面会、原爆の被
爆者健康手帳を参考に町独自で作成した「放射能健康管理手帳」について、医
療費無料化などを含む法整備への協力を求めた。
 坪井理事長はいつ、どこで何を食べたかと言った当時の記録がないため、手
帳をもらえない人もいた。われわれがすぐできなかったことを実行してくれて
ありがたい」とエールを送り「放射能の影響は長期に渡るので、油断しない
で」と助言した。
 馬場町長は面会後、「放射能についての話を聞き、慎重に対応していかなけ
ればいけないと感じた」と話した。
 
 
┏┓
┗■4.<テント日誌 8/5(日)―経産前省テントひろば330日目>
 │   原発労働者の指摘を受けて・・・
 │   死の灰=使用済み核燃料問題を考える
 └────(I.K)
 
8月5日(日) 晴
 福島の原発作業員のSさんから厳しい言葉をいただいた。
「あなたたちは何を反対しているのか? 再稼動反対だけ言っていても仕方が
ない。原子炉が動いてなくても中には燃料棒が水につけて存在しているのだか
ら危険だと言うことを多くの人たちは知らない。そういうことを広めるべきで
はないか。」と。私たちの最終目的は全部の原発の廃炉であるとお伝えして納
得していただきました。
 午後80近いという女性が訪れ、今の状況で自分も何かしなくては居られない
気持ちで、29日の集会に参加し、日曜日にまた官邸前で何かあるのではと思っ
て来たそうです。定期的な行動は金曜日の夜であることを説明し、時々テント
に来て下さるようお願いしました。
 前にも来て下さったフリーの牧師さんが寄ってくださり、板橋の教会でテン
トの様子などお話して行動することの大切さを伝えてきたそうです。
通りがかりの人のがんばってくださいという声にも励まされました。(I.K)
 
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8月5日のテント日誌は後半があります。
つづきはテント日誌ホームページでご覧ください。
http://tentohiroba.tumblr.com/post/28834459071/8-5-330
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