NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1966】
2013年9月18日(水)その2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.経産省が嫌がったこと-あるエピソードから
抗議集会の想定外の効果について
9・30行動の想い出 柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.日伯原子力協定締結反対運動
ブラジル国内6ヵ所で署名提出
盆子原國彦(ブラジル被爆者平和協会)
★3.「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識-18」
首都圏のごく浅いところに「地震の巣」
~安政江戸地震の新事実~ 島村英紀(地震学者)
★4.新聞・雑誌より1つ
◆原発ゼロ 猛暑の今夏電力余裕 (9月16日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌9月15日(日)経産省前テントひろば736日目
台風接近の中で-名古屋からの人、アフリカの迷い人、
小学生を連れた方、3年目に入ったテント (I.K)
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※9/26学習会にご参加を
「反核運動と女性-ビキニ・チェルノブイリ・フクシマ」
日 時:9月26日(木)19時より
お 話:加納実紀代さん(女性史研究者・著書多数)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.経産省が嫌がったこと-あるエピソードから
| 抗議集会の想定外の効果について
| 9・30行動の想い出
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○ 「スペースたんぽぽ」の講座で時折り出る質問がある。それはデモや集会の効果についてどう考えていますか(思っていますか)というもの。
それについて、9・30JCO臨界ヒバク事故(茨城県東海村で1999年9月30日に起きた日本最大の原子力事故―3・11後はこちらが最大になったが―)が近づくにつれて想いだす一つのエピソードがある。
○ 8~10年前、故・望月彰さんと共に私は国会議員の部屋で、経産省の役人1人と打ち合わせをしていた。その打ち合わせが終わり、ホッとした雑談的時間帯に、その役人が言った。「毎年の経産省別館前での9・30集会、あれをやめてもらえませんか。臨界ヒバク事故の担当役所は内閣府なので(当時の役所の分担)、やるとしたら、内閣府の前でやるほうが合っているんではないですか」と真面目な顔でそう言われて、正直びっくりした想い出である。
○ 経産省役人と別れた後、望月さんと2人で話した会話。
・あの発言は当時の経産省の空気を代弁してるね。
・ウン、そうだね。彼一人の思いつき発言ではなさそうだね、あんなに効果があったんだね。
○ それにしても私たちの抗議集会(最盛時400人、以後毎年減少しつつも毎年9月30日実施)が「天下の経産省に対して、こういう風に響いているんだと、改めて抗議集会の「想定外の効果」について感じさせられた、小さな出来事(エピソード)でした。
○ 今年の9・30行動(14周年)のお知らせ(参加歓迎)
日 時:9月30日(月)
第1部 10:00~11:00 経済産業省別館前で追悼と抗議行動
参加者の経産省への申し入れ、歓迎します。(地下鉄霞が関C2出口)
第2部 19:00~21:00 講演と集会
講 演:『核の事故、負の連鎖、そして将来への危機』
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表) 参加費:800円
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:9・30臨界被曝事故14周年東京圏行動実行委員会
連絡先:たんぽぽ舎内 TEL 03-3238-9035
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┗■2.日伯原子力協定締結反対運動
| ブラジル国内6ヵ所で署名提出
└──── 盆子原國彦(ブラジル被爆者平和協会)
日本とブラジルの原子力協定締結への反対運動の一環として9月13日、ブラジリアにある日本国大使館、それにブラジル各地にある日本国総領事館、また東京都のブラジル大使館に反対署名文を届ける運動が、「原発のないブラジル連合と」日本の市民団体が連携し、1987年にブラジル、ゴヤス州ゴイアニア市で発生したセシューム137汚染事故の日に合わせて行われた。
署名は日本115団体、ブラジル107団体、世界20か国のノーベル受賞者など30人の合計252に上がっている。
サンパウロでは、12:30分からパウリスタ通の、ガゼッタ新聞社の前で、署名文を配り、一般の方々の署名を集め、その後2時頃サンパウロ日本国総領事館に3人の代表が署名を届けた。
署名文は次の通り
「日本とブラジルの原子力締結に反対します。日本政府はブラジル政府と共にブラジルでの原子炉新設などの為の、原子力協定を結ぼうとしていると報道されています。
しかし、未だに福島、東電原発事故の事故原因すら満足な究明が行われておらず、これまでの原発事故の総体を問い返さなければならない段階にあります。日本の世論は原発の新設は勿論、既存の原発再稼働に反対しています。
日本は福島、東電原発事故による放射能汚染により、世界の環境に深刻な被害を与えました。今なお、福島原発からは大量の放射能が世界に放たれており、日本政府は放射能汚染を制御できていません。
このような中でなぜ日本の原発技術で国外に原発を作ろうとすることができるのでしょうか?
世界はこの原発輸出を国内で原発を作れなくなった原発メーカーのための、日本政府による救済策としてみることでしょう。
ブラジルでは最大の人口集中州であるサンパウロ州とリオデジャネイロ州の真ん中に位置する、アングラドスヘイスにおける原発での事故にたいする懸念が高まっています。そのような中で、人々は原発ではなく、より危険の少ないエネルギーの発展を求める声が高まっています。
日本がブラジルや世界に貢献できる技術は再生可能エネルギーの協力など他にあるはずです。この運動に賛同した日本とブラジルの市民組織は日本政府とブラジル政府による原子力協定の締結に反対します」(原文のまま)
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┗■3.「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識-18」
| 首都圏のごく浅いところに「地震の巣」~安政江戸地震の新事実~
└──── 島村英紀(地震学者)
○関東大震災を起こした大正関東地震(1923年)とその「先代」について話してきた。これらは日本を襲う二種類の地震のうちのひとつ、「海溝型地震」である。
しかし、首都圏を襲う地震はこれだけではない。もうひとつの種類「直下型地震」も、甚大な被害をたびたび生んできた。
たとえば直下型地震としては日本最大の死者数、約1万人を生んだのは1855年(安政2年)の安政江戸地震だった。直下型ゆえ、被害は直径20キロあまりの狭い範囲に集中していたが、そこにちょうど江戸の下町があったのが不幸だった。
なかでも被害が大きかったのが江戸城の外濠に囲まれた区域で、老中や大名の屋敷が立ち並んでいたところだった。小川町、小石川、下谷、浅草や日比谷の入江埋立地、本所、深川といった埋立地でも被害が目立った。
しかしこれでも死者数は過小だという説がある。町の住民についてだけは町役人の公式報告がある。だが諸国からの出稼ぎ者、流入窮民などの実態は分かっておらず、それゆえ公式報告から漏れた可能性が大きいからである。
そもそも江戸にあった各藩の屋敷にいた武家人口そのものが秘密であったうえ、各藩にとって、いわば弱みをさらけ出すことになる死傷者数は極秘事項だったこともある。
水戸藩では小石川、駒込、本所の三ヶ所にあった藩邸がすべて壊滅的な被害をこうむって、藤田東湖と戸田蓬軒という藩主・水戸斉昭の両腕の名士が圧死した。西郷隆盛は師と仰いだ藤田東湖の死を知って興奮のあまり自ら髷(まげ)を切ろうとしたが、同僚に止められたという話が残っている。
○ところで、当時は地震計はもちろんなかったから、正確な震源の位置や深さは分からない。
だが被害の分布から見れば震源は明らかに荒川の河口近くにあった。
一方、震源の深さは比較的深いのではないかという学説が強かった。震源が深いほど、遠くまで強い震度が伝わる。震度4相当の揺れだった地域が500キロ以上も離れた宮城県石巻、新潟県、岐阜県、愛知県豊川といった広い範囲に広がっていたことが根拠だった。
ところが最近の研究で、この地震は浅い地震だったことが明らかになった。震源が浅くても遠くまで伝わる「地殻内トラップS波」の存在が証明されて、遠くまで強い揺れが伝わったナゾが解けたからだ。この地震が北米プレートの浅い地殻内で起きたのが分かったことになる。
つまり首都圏には、ごく浅いところにも「地震の巣」があって、安政江戸地震を引きおこしたのだ。(2013年9月6日『夕刊フジ』より)
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┗■4.新聞・雑誌より1つ
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◆原発ゼロ 猛暑の今夏電力余裕 東電 使用95%超す日なし
国内で唯一稼働中だった関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町、118万kW)が15日、発電停止に向けた作業に入った。その後、定期検査入りし、2012年7月以来1年2カ月ぶりに国内の商業用原発50基すべてが止まった。
本紙が原発のない沖縄を除く電力9社の電力需給を調べたところ、東日本はかなり余力があり、西日本では一部で厳しい日もあったが、大半は問題なかった。この間、動いていたのは関西電力大飯原発3,4号機(福井県)の2基のみ。ほかの電力会社は原発なしで猛暑を乗り切った。(中略)
西日本各地で気温が上がった8月22日には関電の火力発電所がトラブルで停止。余力のあった中部電力と北陸電力から計50万キロワットを送ってもらい、乗り切った。関電の担当者は「大飯原発3,4号機が動いていなければ電力は足りなかった」と、原発の必要性を強調する。
だが、この日、日本全体でみれば、東日本の3社で少なくとも計440万キロワット近い余力があった。東西では電気の周波数が違い、変換して融通できる電力には限りがあるものの、それでも80万キロワットを関電に送ることが可能だった。(中略)
広域で支えあう仕組みが整えば、原発に依存しなくても電力不足の心配は減る。
電力需給に詳しい植田和弘京大大学院教授は「需給だけをみれば、原発は必要ないことがはっきりした。広域の融通体制の強化や、節電で利用者が得をする料金体系の拡充など、対策の余地はまだある」と指摘した。
(9月16日東京新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌9月15日(日)経産省前テントひろば736日目
| 台風接近の中で-名古屋からの人、アフリカの迷い人、
| 小学生を連れた方、3年目に入ったテント
└──── (I.K)
○台風の影響で午前中は激しい雨、テントをしっかり閉めて中で雑談をしていました。10時半ごろタンポポ舎「大飯原発停止、原発ゼロの日を祝う集会」に参加するため名古屋からいらした方が寄って下さった。テントには何度も来て下さっているそうですが、テントの設立の由来をご存じないとのこと、はじめからテントに関わっているSさんTさんが詳しく説明して、設立以来のテントの様子をおさめたDVDを差し上げて、「福島の怒りと脱原発テント」の本を買って頂いた。
○12時半ごろに雨は小ぶりになり青空がのぞいたので椅子を出して座り込みを始めました。暫くして珍客,大きな迷子さんが現れた。アフリカのボツアナから来た方だという。何も持たずにホテルを飛び出して、自分の帰るホテルが判らなり数時間歩き回っていたらしい。ホテルの名前を聞くと、“ホテルイン”とのこと、でも誰も知っている人がいない。東急インとか東横インなら判るけど、住所を聞いたら…町というがみんな聞き取れない。何しろ聞きづらいアフリカ英語でほんのわずかな単語が聞き取れるのみ。宮崎から来てくださっていたUさんがノートパソコンを使っているのを見て、グーグルで検索してくれと言うが「ホテルイン」では出てこない。交番に行くようにすすめたが、ポリスは役に立たないと言う。外務省につれて行こうという人もいたが、大使館は嫌だと言う。何しろ手がかりになるようなものは何も持って無く、お手上げだ。所持金わずか197円、ホテルに行けばお金はあると言っていたけれど… 最後の手段でTさんが警察に通報し状況を説明して英語の話せる警官をお願いした。数分でパトカーがやって来て彼を連れて行ってくれたのでみんなw)「曚辰箸垢襦7抓韻呂舛磴鵑犯爐鬟曠謄襪墨△譴胴圓韻燭・福・・w)w)○夕方になってEさん、Fさんが台風対策に来てくださった。幟をすべて降ろして、バナーの縛りを緩めて風の通りを良くするなどの作業を手際よくしてくださった。
その後いわきから小学生くらいの息子さん連れて来てくださった方、テントは日比谷公園の中にあると思っていたとか、カンパをして下さり写真を撮って帰られた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1965】
2013年9月18日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働より汚染水対策!規制委は汚染水問題に責任を負え!
9・25規制委前抗議行動(昼)に参加を
再稼働阻止全国ネットワーク
★2.東電は過度現象記録装置のデータを出すべきだ
(航空機のボイスレコーダーの役割を果たすもの)
都合の悪いことを隠す常習犯の東電体質
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.テント裁判第3回口頭弁論(9月12日14時から東京地裁103号法廷)を傍聴して
一時間ほどの開廷中、原告が発言した時間は1分足らずだった
全くお粗末な原告側(経産省側)だった
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌より1つ
◆タンクせき排水1130トン 福島第一放射性物質885万ベクレル
(9月18日茨城新聞より抜粋)
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※9/25「東京湾に浮かぶ原子炉の危険」米原子力艦船に反対・集会とデモ
日時:9月25日(水)18時集会 18:50デモ出発
会場:「横須賀ヴェルニー公園」(京急線「汐入」駅下車)
※たんぽぽ舎も、のぼり旗を持って、今年も参加します。
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┗■1.再稼働より汚染水対策!規制委は汚染水問題に責任を負え!
| 9・25規制委前抗議行動(昼)に参加を
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
安倍首相の嘘と田中原子力規制委員長の罪!
9月8日、安倍首相は国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京電力福島第一原発の汚染水問題について、「状況はコントロールされている」「福島第一原発の港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」と明言した。しかし、放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であり、コントロール不能な恐るべき危機的状況に陥っていることは、明明白白の事実である。安倍首相に情報提供し安倍「発言」を容認する田中委員長も同罪である。
東電フクイチ事故は拡大している!
東電・福島第一原発の大量の汚染水流出問題は、規制委自らレベル3の重大な異常事象と確認する非常事態となっている。フクイチ事故は収束どころか、「レベル7+3」へと拡大している。
海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、福島をはじめとする東日本の漁民を恐怖と絶望へ陥れているのみならず、今では全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない、今現在日本の最大問題なのだ。
規制委は汚染水問題に責任を負え!
規制委は発足以来、この問題を見て見ぬ振りをしてきた。だから規制基準の中に汚染水対策は一言も盛られていない。そしてこの問題が重大問題として明るみに出たとき、田中委員長の発言は、他人ごとのような海洋投棄を容認するものだった。(私たちは海洋投棄に反対)
原発の安全と事故に責任を負うと自負する規制委は、今この汚染水問題に全面的に責任を負って、全力で取り組むべきだ。
再稼働適合審査を中止して、全人員を汚染水対策に注ぎ込め!
汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を急いでいる。人員配置も適合審査には約100名を配置し、さらに増員を予定しているが、東京電力フクイチにはたったの50人(現地には10人)しか配置していない。
事故が拡大している事態の中で何が再稼働審査だ!今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策、そして事故収束に向けるときだ!一丸となって新チームを作って、現場にはりつくべきだ!
これらの声を規制委に届けよう!
9・25規制委前抗議行動に多数の参加を! 怒りの声を叩きつけよう!
「再稼働より汚染水対策!」9・25規制委員会前抗議行動
日時:9月25日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前 (http://www.nsr.go.jp/nra/map.html )
港区六本木1丁目9番9号 TEL:03-3581-3352(規制庁)
東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、
日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付)
協力:原子力規制を監視する市民の会
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/ @kanshi_chu
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┗■2.東電は過度現象記録装置のデータを出すべきだ
| (航空機のボイスレコーダーの役割を果たすもの)
| 都合の悪いことを隠す常習犯の東電体質
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○ 9月15日の「プロメテウスの罠=追いかける男(5)すべてをさらけ出せ」(朝日新聞)は注目すべき記事を載せている。過度現象記録装置のデータを東電は隠さないで出すべきだというもの。反原発の運動をしている人はぜひ読んでほしい文だ。
○ その要点を記す(半分ほど省略) 最後の文にも注目
7月10日午後、東京・千代田区。木村俊雄(49)の記者会見。
「何があったのか、東京電力は包み隠さずに出すべきです。なぜこれほど分かりづらくデータを出すのかが理解できない。いったい何があったのか、データで説明してくださいといっているだけです」
まず出すべきだと考えるのが過度現象記録装置のデータだ。会見で木村は何度もその名を出した。
プラントの主要データのすべてを100分の1秒周期で記録、保存している装置だと説明し、「航空機のボイスレコーダーの役割を果たすものです」
さらにこう強調した。
プラントの挙動を把握するにはこの装置が記録した原子炉の出力、圧力、水位、温度、炉心流量・再循環系データ、給水系データ、主蒸気系データ、格納容器圧力を同一の時間軸上に並べる必要がある。
福島第一原発で「炉心屋」をしていたとき、木村は毎日のように過度現象記録装置の部屋に行き、生データを見ていた。プラント挙動の把握にはそれが最適だった。
ところが原発事故のあと、そのデータが断片的にしか出ない。木村は疑問を感じた。原子力規制委員会に過度現象記録装置を知っていますか、そのデータが役に立ちますよ、とメールしたこともある。(中略)
外国通信社が「なぜこのタイミングで会見を?」と聞いた。木村の言葉に力が入った。「いま原発の再稼働に関する安全審査が始まろうとしています。原因究明が終わっていない段階で再稼働するなんて愚かな行為です」。それを知ってほしいために会見を開いたのだ、と。
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┗■3.テント裁判第3回口頭弁論(9月12日14時から東京地裁103号法廷)を傍聴して
| 一時間ほどの開廷中、原告が発言した時間は1分足らずだった
| 全くお粗末な原告側(経産省側)だった
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
被告側最初の発言(意見陳述)者、渕上さん(被告の一人)の発言内容:
安倍首相は「福島第一原発事故の汚染水は完全にコントロールされていて、太平洋には流れていない」と、世界に向けて真っ赤なウソをついた。原告(経産省)は首相のウソに責任がある、世界に向けてウソの撤回をすべきだ。この訴訟は国策の誤りを正そうとする国民の正当な行為にたいする弾圧ゆえ、訴状を取り下げるべきである。(却下請求)
被告側2番目の発言者、青木弁護士。上記の首相発言がウソであることを詳細に説明した。
毎日400トンの冷却水が事故を起こした原子炉を冷やし、汚染されて漏れているゆえ、同量程度の汚染水が海に流れ出ていると見るべきである。
被告側3番目の発言、河合弁護士、原告側が出してきた分厚い証拠書類(多くの写真つき)には正清さんがあちこちに移っているが、これで正清さんがテント広場の中心人物だという証拠にはならない。なぜなら、間違えて写真をだされたAさんもあちこちに写っており、しかも集会の中心的位置にいる、一方正清さんは集会の周辺をうろうろしている写真がおおく、この証拠は逆にAさんが中心人物であることを示している。これは証拠にならない。
被告側4番目の発言。一之瀬弁護士;この訴訟はスラップ訴訟であり、全く不当である。裁判所は却下すべきであると発言しました。
原告側浅野弁護士発言;裁判の進行を早めてほしい。
被告側河合弁護士反論;裁判が進まないのは原告側が被告人を特定できないというでたらめさのためである。
4時からの報告集会では、多数の発言がありましたが、中国電力スラップ訴訟止めよう会の岡田さんからも発言ありました。「中国電力が上関原発反対闘争の参加者4人に対し、工事を不法に妨害したと訴訟を起こしていますが、テント裁判と同様にスラップ訴訟であり、絶対に負けるわけにはいかない」と訴えました。
(スラップ訴訟とは、権力を持つ大企業や政府が反対する住民の声を押さえつけるための訴訟戦術です)
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┗■4.新聞・雑誌より1つ
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◆タンクせき排水1130トン 福島第一放射性物質885万ベクレル
東京電力は17日、台風18号による大雨の影響で、福島第一原発の地上タンク群に設けた漏水防止用のせきから16日に排出した水の総量は約1130トンだったと発表した。排出した水に含まれていた、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の量は推定で約885万ベクレルに上がる。(中略)
福島県の担当者は「一方的に説明はあったが、県として了承した事実はない」としている。
福島県いわき市の漁業の男性(59)は「濃度が基準値以下という発表を信用したいが、東電には裏切られてきたので半信半疑だ」と話した。(後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1964】
2013年9月17日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9/15(日)「原発ゼロの日」を祈念する集い、4人のお話
原発停止で海の自然が戻った-うれしいニュース
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.オリンピックどころではない、反原発の抗議スピーチ
安倍首相は、東電福島事故収束の国際公約を守れ
9/13第72回金曜官邸前抗議行動に参加して
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/29映画と講演
見つめよう チェルノブイリの悲劇
見つめよう フクシマとこの国の現実を!
会場:東京都目黒区・中央町社会教育館
★4.新聞・雑誌より2つ
◆原発ゼロ「永遠に」 きょう大飯停止 原発再稼働反対、9000人集会
大江さん「首相のうそ」批判 鎌田さん 15日は「決意の日」
(9月15日東京新聞より抜粋)
◆「ゼロ」続けよう 原発反対集会 福井で結束
被災者「すべて奪われた」 (9月16日東京新聞より抜粋)
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※9/20(金) 第73回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:9月20日(金)18:00から20:00 第73回首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:20官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テント
ヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.9/15(日)「原発ゼロの日」を祈念する集い、4人のお話
| 原発停止で海の自然が戻った-うれしいニュース
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○9月15日(日)「スペースたんぽぽ」で、台風18号接近という悪天候下で集会が開かれた。
原発なしで電気は大丈夫-「原発ゼロの日」を祝う、再稼働阻止でゼロの日を長く……しかし東京湾には原子力艦船の原子炉が居る-という長い名前の集会です。
お話は次の4人。
槌田 敦(物理学者)…福島第一原発事故の分析
山崎久隆(たんぽぽ舎)…福島第一原発汚染水の現状と今後のヒント
原田裕史(たんぽぽ舎)…反原連の金曜官邸前行動について
かけいりえ子(原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会・共同代表)…
東京湾に浮かぶ2つの原子炉についてその危険性を鋭くバクロ。
会場の参加者から10人近くの質問と意見があり、今後のヒントもいくつか出されました。
○「週刊朝日」9月27日号に、『原発ゼロのすばらしい点について魅力ある』記事〔「原発停止」で復活した日本の自然〕という文章が載っていましたので、その要旨を紹介します。(当日の集会の冒頭に短時間、柳田から参加者に紹介しました)
◇京大舞鶴水産実験所・益田氏-関西電力高浜原発の温排水について「原発が停止し、温排水が排出されなくなって海は劇的に改善された。自然が戻って来た」
◇北海道泊原発-岩内町の佐藤英行町議語る、「運転が停止されて以降、漁獲が増えたと聞いています。岩内の港では、スケトウダラの漁獲が前年比で1.5倍になった」
◇九州川内原発の原告団の一人・向原祥隆さんの発言、「温排水は、海水の温度上昇につながるだけではない。パイプなどの機器に生物が付着するのを防ぐため次亜塩素酸ソーダという化学物質を使い、それも海へ放出しています。川内原発の稼働が止まってから、海岸に打ち上げられる死骸はほとんどなくなった。大量の死骸は、温排水や化学物質が影響していたのではないでしょうか」
◇「魚は人間と違い体温調節ができない。水温が1度上下するだけで生態系は大きく変わります。地球温暖化で水温は高くなる傾向にありますが、1度、2度と急に変わることはない。南方系の魚が減った、昔いた魚がとれたということであれば、温排水がなくなって元の海に戻ったと考えられる」(益田氏)
◇原発近くで会った漁師はこう話していた。「やっぱり、温排水ってすごく影響があったな。自然のままの海で漁をするのがいちばん幸せだ」
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┗■2.オリンピックどころではない、反原発の抗議スピーチ
| 安倍首相は、東電福島事故収束の国際公約を守れ
| 9/13第72回金曜官邸前抗議行動に参加して
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
蒸し暑い中、9月13日(金)、恒例の金曜首相官邸前抗議行動が行われました。
(1)首相官邸前スピーチエリアで行われたスピーチの一部を紹介します。
1)IOC総会において、安倍首相は東電福島原発事故に関して、でたらめな発言をしている。こんな首相であることが、日本国民として情けない。
2)オリンピックを開催する暇と金があったら、福島事故の被害者のために使え。
3)福島の子どもたちを見殺しにして、何がオリンピックだ。
4) 安倍首相が東電福島原発事故に関して、「事故は、コントロールされている」と発言したが、コントロールしているのは、「国民への情報隠蔽、情報操作」だ。
5)日本政府は、オリンピック招致と引き換えに、「東電原発事故を速やかに収束させる」と国際公約したのだから、約束は必ず守れ。
(2)国会通り・六本木通り交差点から国会前に通じる路上での、ユニークな抗議活動の紹介です。立ち寄ってみませんか。
1)財務省上:たんぽぽ舎を中心とするリズミカルな「シュプレヒコール空間」
2)原発現地との連帯をめざす、たんぽぽ舎「寄せ書きコーナー」
3)忌野清志郎の「音楽エリア」
4)国際色豊かな「キャンドルエリア」
5)飲み物、軽食などを提供する「ゲリラカフェ」
◎東京電力福島原発事故を風化させないためにも、私たちは抗議の声、知恵、力を出して行きましょう。
私たちは、“福島”を忘れない。
次回は、9月20日(金)18時より20時、第73回金曜官邸前抗議行動
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/29映画と講演
見つめよう チェルノブイリの悲劇
見つめよう フクシマとこの国の現実を!
ご存知ですか?
福島第一原発は、今もなお「原子力緊急事態宣言」が解除されていません!
映 画:『チェルノブイリ・ハート』
2004年アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞受賞
講 演:「危険な東京電力福島第一原発の現状」
山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
日 時:9月29日(日)13時30分開演(13時15分開場)
会 場:目黒・中央町社会教育館 地下1階第3・4研修室
目黒区中央町2-4-18(TEL:03-3713-4127)
*東急東横線:祐天寺または学芸大学下車徒歩12分
*東急バス:「水道局目黒営業所前」下車徒歩1分(渋谷駅東口より「71洗足行き」またはJR目黒駅西口より「06 三軒茶屋行き」)
参加費:700円
主 催:さよなら原発@めぐろ 代表 山崎朋子(作家)
予約先:TEL・FAX 03-3715-9603(宮本) TEL 090-6104-6965(大賀)
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆原発ゼロ「永遠に」 きょう大飯停止 原発再稼働反対、9000人集会
大江さん「首相のうそ」批判 鎌田さん 15日は「決意の日」
全国で唯一稼働中の大飯原発4号機(福井県おおい町)が15日に定期検査に入るのを前に、脱原発を望む市民や団体が14日、「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」を東京都江東区の亀戸中央公園で開いた。
作家の大江健三郎さんら知識人でつくる「『さようなら原発』1000万人署名市民の会」が呼びかけ、9000人(主催者発表)が集まった。
大江さんは安倍晋三首相が東京五輪の招致演説で福島第一原発の汚染水の問題を「コントロールされている」と述べ、その後、東電側がコントロールされていない」と言ったことに触れた。「首相のうそが日本の評価にどう跳ね返るか、それを引き受けていくのも次の世代に生きる人間。それを考え続けないといけない」と述べた。
ルポライターの鎌田慧さんは「15日は原発がゼロになる記念すべき日。絶対にこれ以上、再稼働を認めないという決意の日だ」と呼びかけた。(後略)
(9月15日東京新聞より抜粋)
◆「ゼロ」続けよう 原発反対集会 福井で結束 被災者「すべて奪われた」
1年2カ月ぶりに国内の原発がすべて止まる。発電停止する関西電力大飯原発の地元・福井では、全国から原発稼働に反対する人々が集まり、シュプレヒコールを繰り返した。福島第一原発の事故対策に多くの人が不振や不安を抱く中、原発の存在そのものに疑問符が突き突けられている。
「もう動かすな原発!」福井市中央公園では、国内外の原発に反対する人たちによる集会が繰り広げられた。(中略)
県内有志でつくる実行委員会が実施。福井や石川、滋賀、愛知など国内各地のほか韓国から約800人(実行委発表)が参加した。
集会の冒頭、福島県南相馬市出身で大津市に避難している青田恵子さん(63)が自作の詩を朗読。「原発はいちどに何もかもを奪っちまった」と故郷に戻れない怒りと悲しみを訴えた。(中略)
宇宙飛行士の秋山豊寛さん(71)や作家の広瀬隆さん(70)もスピーチし、再稼働反対の輪を広げる大切さを強調。希望する参加者37人が1分間ずつマイクを握って「危険な原発はいらない」などと話した。(中略)
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┗■3.書籍の紹介
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◆ 新刊案内
書名:『増補新版 隠して核武装する日本』(影書房刊)
205頁 定価 1500円+税
著者:槌田敦・藤田祐幸・井上澄夫・山崎久隆・中嶌哲演・小若順一・望月彰・
渡辺寿子・原田裕史・柳田真/絵=橋本勝★小出裕章さん推薦★核武装推進・容
認の国会議員リスト収録
詳細⇒http://www.kageshobo.co.jp/main/books/kakushitekakubusousurunihon.html
●原発再稼動は、核兵器開発へとつながっている!
「もんじゅ」が生み出す「超兵器級」プルトニウムの存在、戦後の原発導入時の
舞台裏や「核密約」も絡む核開発裏面史、核弾頭を運ぶミサイル技術の実際等々、
資史料に基づき検証。「エネルギー問題」からは見えてこない軍事利用の闇を追
及し「日本核武装論」の愚かしさを明示する。原子力基本法改悪等、初版(2007
年)発行後から今日までの情勢をふまえた増補新版。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆緊急告知! 堀切さとみ監督作品 /ドキュメンタリー映画
「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」
本編、続編の上映会をテントひろばで開催します。
○ 日時:2013年9月28日(土) 16:00-
○ 場所:経産省前テントひろば・第二テント
(メトロ「霞が関」A12出口すぐ)
○ 参加費:無料
▼ 上映後、堀切監督のトークを予定しています。
▼ 主催:原発いらない女たちのテントひろば~ふくしまとともに
http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/
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┗■5.新聞・雑誌より2つ
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◆ 最悪事態 汚染水 トリチウム濃度15倍に急上昇
どこが「完全にコントロール」なのか
安倍首相がIOC総会で「完全にコントロールされている」と豪語した汚染水が、
最悪の事態になっている。トリチウムの濃度が急上昇しているのだ。(中略)
「トリチウムは厄介です。“三重水素”とも呼ばれ、水と構造がよく似ている
ため、除去装置を使っても汚染水から分離することができない。水から水は分け
られない。そのトリチウムの濃度が上昇しているのは深刻です」
海に流れたトリチウムは、雨として陸地に戻り、水道水にまじる恐れもあると
いう。しかも、ベータ線なので簡易型のガイガーカウンターでは計測できず、汚
染に気づかずに飲んでしまう可能性がある。「汚染水は完全にコントロールされ
ている」という安倍首相のウソが早くもばれてきた。
(9月13日 日刊ゲンダイより抜粋)
◆ 15メートル防潮堤建設 東電に設置要求 規制委
津波で汚染水流出恐れ
(前略) 東京電力福島第一原発が再び大津波に襲われた場合、建屋地下などに
たまる高濃度汚染水が大量流出する恐れがあることから、原子力規制委員会は12
日の会合で、東電に対し海側に高さ約15メートルの防潮堤を建設するなどの対策
が必要と指摘した。東電も対策を検討中だと明かした。(中略)
規制委は1~4号機の海側敷地に防潮堤を設置するほか、タービン建屋の防水
を強化し、津波の流入と汚染水の流出を防ぐ対策が必要と指摘した。さらに、海
水が建屋に流れ込んで汚染水が急速に増え、流出する危険が高くなった場合に備
え、移送先のタンクを確保することも対策に挙げた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1963】
2013年9月14日(土)その2地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原子力規制委員会の伊方原発調査に反対して抗議行動 (9/13報告)
ゲート前で太鼓を打ちならし、海のボートからと陸からコラボで
プラカードや横断幕を持ち抗議の声をあげました。
原発さよなら四国ネットワーク 門田
★2.原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
9・13原子力規制委員会の伊方現地調査に反対します
再稼働強行のための儀式としか思えない調査には反対
伊方原発再稼働反対!ゲート前座込み一同
★3.書籍の紹介
◆ 新刊案内
書名:『増補新版 隠して核武装する日本』(影書房刊)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆緊急告知! 堀切さとみ監督作品 /ドキュメンタリー映画
「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」 9月28日
★5.新聞・雑誌より2つ
◆ 最悪事態 汚染水 トリチウム濃度15倍に急上昇
どこが「完全にコントロール」なのか
(9月13日 日刊ゲンダイより抜粋)
◆ 15メートル防潮堤建設 東電に設置要求 規制委
津波で汚染水流出恐れ (9月13日 東京新聞より抜粋)
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※9/17学習会にご参加を!
「再稼働と汚染水問題の全て」 汚染水対策「できず」での再稼働はありえな
い!
日 時:9月17日(火) 18:30開場 開会:19:00
講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
主 催:スペースたんぽぽ講座会議、 参加費:800円
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┗■1.原子力規制委員会の伊方原発調査に反対して抗議行動
| ゲート前で太鼓を打ちならし、海のボートからと陸からコラボで
| プラカードや横断幕を持ち抗議の声をあげました。
└──── 原発さよなら四国ネットワーク 門田 (9月13日報告)
さて今日の原子力規制委員会の調査に対して抗議行動をしました。
原子力規制委員会が伊方原発の調査に入りました。10時にゲート前に行った
ら。もう入っていました。
今回の調査には担当の委員が不参加で事務方が参加しました。
無責任です。住民のことをどう考えているのでしょう!写真で小さくバスが2
台見えるでしょうか?
私達はゲート前で太鼓を打ちならし、海のボートからと陸からコラボでプラカ
ードや横断幕を持ち抗議の声をあげました。
そして四国電力と規制庁あてに「原子力規制委員会の調査に反対し、すべての
伊方原発を廃炉にすることを要望」文書の提出をいたしました。添付にて送りま
す。
ゲート前に集まった人30名以上です。
広島・呉ピースリンクの人達、ボートを数隻出して海と陸からからコラボで抗議
行動!
徳島からの5名もボートに乗りました。
地方新聞エネルギー研究会の団体もゲート前に来られて、斉間さん・近藤さんが
取材を受けました。
本当に暑い中大変でしたが、とてもいい雰囲気の抗議行動でした。
それでは本土行きの飛行機に乗り遅れないように行ってまいります。
亀戸集会頑張ります。
9月13日
※ 毎日新聞デジタル
先日の首相の発言に対して
福島第1原発:汚染水問題 東電幹部が民主会合で「制御下にない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130913-00000051-mai-soci
先ほど夕方のTVにも放映されました。
民主党言うだけでなく本当にしっかりやってね!
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┗■2.原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
| 9・13原子力規制委員会の伊方現地調査に反対します
| 再稼働強行のための儀式としか思えない調査には反対
└──── 伊方原発再稼働反対!ゲート前座込み一同
原子力規制委員会は9月5日、13日に伊方原発3号機の新規制基準に基づく再
稼働適合審査に伴う現地調査を実施すると発表しました。
調査は複数回行うというが、調査内容を含めて詳細は不明です。報道によれば、
委員らや規制庁職員らが1回につき10人~20人が赴き、機器の配置や敷地内の距
離などを確認するとしている(6日付朝日新聞)。今回調査には委員は参加せず、
職員だけの調査としている。
いずれにしろ、今回の調査実施を元に、再稼働の審査適合の結論を打ち出して、
全国に先駆けての原発再稼働を強行しようという規制庁と安倍政権の腹が透けて
見えます。
しかし、地域住民は、こうした目論見を見抜いています。9日に開かれた伊方
町議会の原子力対策特別委員会では、四国電力と規制庁の審査の報告に対して、
委員からは福島事故の放射能汚染水流出を挙げて、伊方原発での対策の必要性を
指摘する声や「福島事故の原因が分かっていない中で次の段階(審査)に進むの
はどうか」など福島事故の総括が無い中での審査に疑問を呈する声が出されまし
た。中村敏彦委員長は「福島事故の原因がはっきりしていない時点での再稼働は
無理だろう」と見解を示しています(10日付愛媛新聞)。
地元議会のこうした表明は、住民の不安や疑問の声を無視して進めようとして
きた国の姿勢に対する不信が頂点に達したからです。これが地元住民の率直な声
です。私たち住民は、重要な対策整備に猶予期間を設けるなどとする適合審査は
不十分であり、規制庁、規制委員会の姿勢にも強い不信を抱いています。まして
や福島第一原発からの大量の放射能汚染水流出になすすべも無く、ただ「コント
ロールできている」とのオリンピック招致のための空文句で切り抜けようとする
だけの安倍政権の元で、こうした再稼働強行のための儀式としか思えない調査に
は反対せざるを得ません。
規制庁、規制委員会は再稼働審査を中止し、福島第一原発の放射能汚染水流出
や事故の収束に向けた体制に組織を挙げて取組み、全力を傾注することを求めま
す。