NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1973】
2013年9月26日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.NHKが伝える福島第一の深刻な実態、排気塔の極めて高い放射線量
新聞紙面では危機感が全く見られないが、収束作業に重大な障害
(山崎久隆)
★2.原子力空母(核空母)配備撤回を求める集会
東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険 たんぽぽ舎も参加 (柳田真)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇「ショック・ドクトリン」上映会+トークライブ
10月5日(土)14:00~、東京ウィメンズプラザ・ホール(表参道)
★4.新聞・雑誌より
◇誰のための政府か 「本音のコラム」鎌田慧
(9月24日 東京新聞より)
◇関電も首都圏参入 電力販売、来年4月にも
(9月21日 東京新聞より)
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※9月29日(日)14時から学習会【新規制基準から削られた「立地評価」原子力
規制委員会は再稼働のために住民の安全を切り捨てた!】講師 滝谷紘一さん
(元原子力技術者、元原子力安全委員会事務局技術参与)
参加費:800円、会場:スペースたんぽぽ(事前予約不要)
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┗■1.NHKが伝える福島第一の深刻な実態、排気塔の極めて高い放射線量
│ 新聞紙面では危機感が全く見られないが、収束作業に重大な障害
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
●9月19日のNHKニュース「東電に排気筒耐震評価求める」は、おそろしい
実態を「さらっと」伝えてくれる。これを聞いても命に関わる重大事案である
とは伝わってこない。「おいおい」だ。
まず、排気筒の極めて高い放射線量は以前から重大問題として知られていた。
ガンマカメラで10シーベルト(ミリでもマイクロでもない)もの放射線を出し
続け、何人たりとも近寄れない。見える位置に居ると飛んでくる放射線で被曝
もする。そう。現場作業の極めて危険な「地雷原」である。原発収束労働者
ハッピーさんのTwitterにも実態が書かれていた。その情報も踏まえて、どん
な危機が迫っているかを書いてみる。
排気筒は高さ約120m、き裂が見つかったのは地上から66m付近で、排気筒
を支えている鋼材のやぐらに、見える限り8箇所のき裂やさびなどの損傷があ
る。排気筒本体には今のところ異常は見つかっていないようだが、周囲の鋼材
が崩壊すれば排気筒も無事では済まない。そこで規制庁が東電に対して耐震評
価を求めたという。今さらである。
排気筒周辺には瓦礫も散乱し、放射線量の高い場所もたくさんある。例えば
観測井戸を堀りに行くことも困難であったり、収束作業員も近寄れない場所だ。
瓦礫撤去作業もままならず、雨が降ればそこからの汚染が敷地を汚す。
つい先日(9/20)も地震があった。震度5強と聞いて飛び上がったが、これは
いわき市の震度。原発では40ガルくらいだったそうで、これならば震度4。
震度5強だと200ガルにもなるので極めて危険だ。
もっとも、こういう高い塔は震度よりも振動周波数と振動継続時間が問題に
なるので、直下地震である今回のような場合では、あまり危険ではないが、私
がずっと心配し続けている「マグニチュード8級アウターライズ型地震」では
間違いなく倒壊してしまうだろう。振動継続時間は5分以上、振動周波数は
3~5秒の揺れが大きく、加速度は400ガルか、速度も120cm/秒か、それ以上
のものが襲ってくると思う。東電がどういう調査をするか不明だが「Ss」
(いわゆる「基準地震」だがマグニチュード7.9の尻屋崎沖という中規模地
震)を使って評価しただけでは意味がない。共振する周波数を特定し、鉄骨や
排気筒を破損させないかを計算する必要がある。
大きな地震が襲ってきたら崩落しかねない猛烈な放射線を出している排気筒。
このこともまた、再稼働議論の中では全く論じられていない。
●この排気筒がとてつもなく汚染されている原因は、もちろんベントをしたか
ら。排気筒から放射能を拡散させたのだから、その経路上も猛烈に汚染された。
当然の結果と言える。今でも排気筒につながる配管は毎時10シーベルトを超え
ている。撤去したくても近寄ることさえ出来ない。調査方法さえ検討中という
有り様だ。
柏崎刈羽原発を含めて、格納容器ベント装置を追加で設置する動きがあるが、
ベントを行えば表面線量が10シーベルトを超える汚染に見舞われる。柏崎刈羽
原発の場合、地上に放射能を吸着するタンクを置き、その前後に配管を繋ぐ。
排気は建屋屋上に出すことになっているが、この状態では建屋からタンクへの
配管はとてつもない高線量になり、周辺を含めて接近不能となる。放出する排
気管とその周りも高い放射線を出し、近づけなくなるだろう。これが収束活動
に重大な障害となるのは明らかだが、対策はない。
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┗■2.原子力空母(核空母)配備撤回を求める集会
│ 東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険 たんぽぽ舎も参加
└────(柳田真 たんぽぽ舎)
昨日25(水)、神奈川県横須賀ヴェルニー公園で原子力空母(=核空母)
の横須賀配備の撤回を求める集会が1700人で開かれました。たんぽぽ舎も参加。
主催は神奈川県平和運動センター、三浦半島地区労、共催はフォーラム平和、
人権、環境他
○集会シュプレヒコール
・原子力艦船の横須賀配備反対!
・原子力空母の横須賀母港化撤回!
・オスプレイの沖縄配備撤回! オスプレイの国内配備反対!
・原発はいらない!
・再稼働は許さない!
・「特定秘密保護法」反対!
○集会アピール
・原子力空母ジョージ・ワシントンの母港撤回と脱原発社会の実現を一体的
にすすめよう
・オスプレイの配備撤回を求め沖縄への基地負担の押しつけをやめさせよう
・米国の世界戦略・戦争政策への加担を拒否し、集団的自衛権の行使反対、
「特定秘密保護法」など民主主義破壊を許さず、憲法改悪を阻止しよう。
★たんぽぽ舎は、東京湾に浮かぶ2つの原子炉(東京電力福島第一原発と同じ
規模)の超危険性を考え、「もし地震が空母を襲えば大惨事になる」ことを
重視して、前日までにいくつかの取り組み=金曜官邸行動のビラ配布2000枚
×2回、学習会(9月15日開催)を行い、当日参加しました。私たちの金曜
ビラでこの集会を知って参加した人が3人を超えました。
当日は30数名の隊列で、横須賀市議の山城さんの大型マイクで手製の横断
幕を先頭にコールし、元気よく行進。短い総括集会の後、地元横須賀の方々
と川崎の仲間を含めて交流会を楽しみました。
当日昼に、規制委員会まえ抗議行動「再稼働ではなく、放射能汚染水に全力
を注げ!」をやり抜いて参加した10名も合流しました。ご苦労様でした。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1972】
2013年9月25日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働反対の前進に役立つ・闘いの武器
5種類のハガキを扱い中-好評です
新潟県-泉田知事激励、伊方-川内再稼働、テント他
たんぽぽ舎 ハガキチーム
★2.東京エリアに"3つの不安"「富士山噴火」「地震」は大丈夫か?
1つは伊豆諸島沖の地震と津波、2つめは青森・岩手県沖、
3つめは富士山の噴火
天災は人間の予測を超えるもの!
木村政昭氏(琉球大学名誉教授)に聞く
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆10/20さよなら原発!三鷹アクションパレードその6
「三鷹のまちを歩きましょう、ゼロノミクマも来るよ!」
集合:13時 井の頭公園西園トラック内
★4.新聞・雑誌より2つ
◆浪江町議会、首相に抗議 汚染水制御「事実に反する」
(9月21日毎日新聞より)
◆福島第一原発と地下水 日量800トン 大半が汚染
(9月23日東京新聞より抜粋)
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※9/26学習会にご参加を
「反核運動と女性-ビキニ・チェルノブイリ・フクシマ」
日 時:9月26日(木)19時より
お 話:加納実紀代さん(女性史研究者・著書多数)
プロフィール:1940年ソウル生まれ、1945年広島で被爆。
女性史・ジェンダー史研究。
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.再稼働反対の前進に役立つ・闘いの武器
| 5種類のハガキを扱い中-好評です
| 新潟県-泉田知事激励、伊方-川内再稼働、テント他
└──── たんぽぽ舎 ハガキチーム
たんぽぽ舎は、再稼働阻止全国ネットワーク(5団体で構成)と共に、今5つのハガキを扱っています。ぜひご協力下さい。好評ですでに合計3万枚を超えています。
ハガキは、相手にじかに届くので効果的です。
家庭にいてもできる活動です。
5つのハガキ
1.新潟県-泉田知事激励…ハガキ2枚と宛名リスト…120円
2.四国電力伊方原発の再稼働反対…ハガキ3枚と宛名リスト…200円
3.九州電力川内原発の再稼働反対…ハガキ3枚と宛名リスト…200円
4.原発再稼働反対ハガキ-安倍首相らへ
…ハガキ3枚と宛名リスト…200円
5.経産省前テントひろばを守ろう-経産大臣や東京地裁あて
…ハガキ3枚と宛名リスト…200円
発送をご希望の方は、必要なハガキの種類、枚数に応じた代金と
送料を先に郵便局でお振り込み願います。
住所、氏名、電話番号を明記下さい。
送料は、
1.の泉田知事激励…ハガキ2枚と宛名リストを1セットとして、
16セットまで100円。
2.から5.までは、ハガキ3枚と宛名リストを1セットとして、
10セットまで100円。
多数のハガキを必要とする場合には、お問い合わせ下さい。
お振り込み後、たんぽぽ舎あてに、電話かメールでお振り込みの内容を
お知らせ下さい。お知らせいただいたら、発送の手配になります。
(郵便局からの振込通知がたんぽぽ舎に届くのに4日から5日ほど
かかるので必ずご連絡ください)
★郵便振り込み先 00180-1-403856 加入者名 たんぽぽ舎
お問い合わせ・ハガキのご注文は以下へお願い致します。
電話・03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net
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┗■2.東京エリアに"3つの不安"「富士山噴火」「地震」は大丈夫か?
| 1つは伊豆諸島沖の地震と津波、2つめは青森・岩手県沖、3つめは富士山の噴火
| 天災は人間の予測を超えるもの!
└──── 木村政昭氏(琉球大学名誉教授)に聞く
○2020年東京五輪の開催が決定し、日本中がお祭りムードだ。それはそれで大いに結構だが、誰もが感じていながら口に出せないのが「大地震や富士山の噴火は大丈夫?」という一抹の不安。政府、地震研は首都直下地震や南海トラフ地震が30年以内に70%の確率での発生を予測していたのだから、当然だろう。
そこで「富士山の噴火は始まっている!」の著者でもある琉球大学の木村政昭名誉教授に、五輪までの7年間、東京を天災が見舞う可能性を詳しく聞いてみた。
「国は首都直下や南海トラフ地震を予測していますが、私にはその方面で大地震が起きる"地震の目"は見当たらない」
阪神・淡路大震災や東日本大震災を事前に予測していたことで地震予測の権威として知られる木村氏はこう話す。国の予測が外れれば一安心だ。だが、木村氏は、東京エリアには"3つの不安"があるとも指摘している。
○1つ目が伊豆諸島沖で13年からプラスマイナス3~5年の範囲で発生が予測されるM8.5規模の地震だ。
「東京から200キロ離れ、フィリピン海プレート上ですので(北米プレート上の)東京に直接の揺れは少ないでしょう。むしろ心配なのは津波。この場所のプレートは低く、10メートル引っ張られれば10メートルの高さの津波が起きる。関東沿岸部や東京湾には、かなり大きな津波が来る可能性は否定できない」。選手村やいくつもの競技場ができるベイエリアに、巨大津波が襲い掛かっては大惨事になってしまいそうだが…。
○2つ目は青森・岩手県沖だ。こちらはM9の東日本大震災の震源地から北へ100キロほどの位置で、19年プラスマイナス3~5年で同じくM8.5規模の地震が予測されている。
「ここはM6.5以上が起きていない。東日本大震災も東北沖は中規模の地震がたくさん起きていて、ストレスが抜けていると国はみていたが、私は正反対。規模は小さいが密集して起きているところが危険」
福島原発は廃炉作業が進められ、汚染水問題で四苦八苦している最中に大地震や津波に見舞われれば、原子炉建屋や汚染水タンクの倒壊を引き起こし、最悪の事態を招きかねない。
○そして3つ目が富士山の噴火。木村氏は13年プラスマイナス3年で、富士山噴火を予測する。
「富士山真下のマグマが上昇し、既に11年から水噴火といわれる地下水が噴き上げる現象が起きている。噴煙が上がったり、溶岩が流れるような現象はまだ見られませんが、富士山はもう活動期に入ったとみています。本格的な大噴火は先になる可能性はありますが、注意深く見守る必要があります」
噴火の規模にもよるが、内閣府は300年前の宝永噴火と同規模なら東京には2センチの火山灰が降り積もり、交通インフラは完全にストップする大災害と試算している。
不安材料ではあるが、「13年プラスマイナス3年」なら、とりあえずあと7年は大噴火は起きなさそう。
○そうはいっても、天災は人間の予測を超えるものだ。"3つの不安"の1つでも降りかかれば、20年東京五輪の開催そのものに直結する事態となりかねない。もっとも、開催地がどこであろうがいつどんな災害が降りかかるかは、神のみぞ知るという話だ。必要以上に不安になることもないだろう。国や木村氏の予測が外れることもあるだろうし、最小規模での発生で済む可能性もある。2度目の東京五輪を世界に誇れる素晴らしい祭典にするため、今後造られる施設、道路などの安全性をより高め、万が一に備えて避難所を造るなど、できることをキッチリとすればいいだけだ。(9月11日東スポWebより)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆10/20さよなら原発!三鷹アクションパレードその6
「三鷹のまちを歩きましょう、ゼロノミクマも来るよ!」
日 程:10月20日(日)
集 合:13時 井の頭公園西園トラック内(最寄り・吉祥寺駅から15分)
出 発:13時半
問合せ:080-5046-1893
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆浪江町議会、首相に抗議 汚染水制御「事実に反する」
東京電力福島第1原発の汚染水問題を巡り、安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」などと発言したことについて、原発事故で全域が避難区域に指定されている福島県浪江町の町議会は20日、「事実に反する重大な問題がある」とする抗議の意見書を全会一致で可決した。
意見書によると、原発から1日推計300トンの汚染水が流出している「深刻な事態」であり、「『コントロール』『(港湾内で)完全にブロック』などされていない」と指摘。安倍首相が「健康への問題は全くない」と発言したことに対しては、浪江町だけで震災関連死が290人を超えるとし、「福島を軽視する政府、東電に憤りを禁じ得ない」と訴えている。(9月21日毎日新聞より)
◆福島第一原発と地下水 日量800トン 大半が汚染
東京電力福島第一原発事故から2年半。大量の汚染水に足を取られ収束作業はなかなか進まない。実は、汚染水を増やしている地下水に、福島第一は建設当初から悩まされていた。安倍晋三首相は汚染水はコントロールできていると国際社会に明言したが、今後も地下水との宿命的な闘いは続く。
☆現状は
福島第一の敷地は、もともと地下水の豊富な海抜35メートルの台地だった。いくつもの沢が海に注ぎ、地面を少し掘れば水がしみ出すほどだった。
46年前、東電は地盤の弱い上の層を削って造り始めた。当時の東電幹部の工事報告には「わき水でトラックや大型重機の走行に支障を来した」など地下水と格闘した様子がある。
工事車両が走る道の両脇に、約300本も地下水をくみ上げる井戸を掘り、水を抜いて海に流した。水が減らないときは、地面に鉄板などを敷き車が通れるようにしたという。原発完成後も地下水は減らない。水は流れやすいところへ行くため、建屋の地下周辺に押し寄せる。地下階には隣接の建屋から配管やケーブルを引き込む貫通部があり、どうしても水が入ってくる。周りが地下水だらけになると巨大な建屋が船のように浮き上がる恐れもある。
このため東電は、建屋の周囲にサブドレンピットと呼ばれる地下水を抜くための立て坑を60本近くも掘り、1日800トンを超える地下水をくみ上げ、水位を下げていた。人工的に水をコントロールしていたが、原発事故後、これらの立て坑は、放射性物質が付着したがれきで埋まり、現在も復旧していない。
福島第一に押し寄せる1日約800トンの地下水は、行き場を探すことになる。半分の400トンは建屋地下に流入し、溶け落ちた核燃料を冷やした後の高濃度汚染水と混じり、汚染水の量を増やしている。残りの400トンは護岸周辺から海へ抜けている。海に達する前、海側敷地に埋設されている配管やケーブルを収めるトレンチ(トンネル)にたまる高濃度汚染水と混じり専用港に漏出しているとみられる。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/26東電株主代表訴訟第8回口頭弁論を傍聴してください
日 時:9月26日(木)9時30分から 地裁前アピール行動
抽選があるかもしれませんので、9時50分までにはお越し下さい。
10時30分から約1時間 口頭弁論
会 場:東京地方裁判所103号法廷
報告会:12時30分~13時30分(河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士)
学習会:13時30分~14時30分
東電の今までの主張の問題点(原告・山崎久隆)
会 場:ハロー貸会議室虎ノ門(地裁より、徒歩10分)
http://www.hello-mr.net/detail/?obj=39
東京都港区虎ノ門1-2-12 第二興業ビル
問い合わせ:木村結(090-6183-3061)
◆神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ。
9月27日(金) 神奈川・東電デモ第24弾行います。
ただいま原発ゼロ!このまま廃炉に!と、ぜひ強く訴えたい。
今!今が大切な局面です。あなたの声が必要です。
一緒に横浜の人達にアピールしましょう。
コースはいつもと同じ、
桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。
9月27日(金)19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレートーク、原発ゼロアピール、汚染水どうする!、フクシマの賠償を速やかにしろ!等々。
スタイルは自由、コスプレ歓迎、鳴り物、楽器大歓迎\(^o^)/
デモの後、有志にて交流会もあります。食欲の秋、餃子が美味しいですよぉ!
お問い合わせ 金子 09065403771 まで
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆「五輪ありきの工程が心配」 現場無視の押しつけ再三
福島第一原発の作業員
安倍晋三首相は2020年の東京五輪に向け、東京電力福島第一原発の汚染水対策を政府が責任をもって進めると国際社会に約束した。事故収束を担う作業員からは「東京五輪ありきで、現場の状況を無視した工程表が組まれるのではないか」と懸念する声が出ている。
「一番恐れているのは、事故発生当初のように工程表が机上で作られ、現場に押しつけられること」とベテラン作業員は言う。
事故発生から1カ月後の11年4月、現場は作業員も重機も、道具や材料を運ぶトラックも足りない状態だったのに、政府と東電が年内の工程表を発表した。
工程表は毎月改定され、男性は「現場の状況を考えずに発表された工程表に悩まされた。絶対無理だとみんな悲鳴を上げていた」と振り返る。「政府がやるって発表しちゃったから」と夜中に駆り出されたこともある。
今年6月にも、炉内の状況さえ分からないのに、溶けた核燃料の取り出しを前倒しする工程表が発表された。「無理な工程でも、発表されれば、それに沿って現場は動かされる」と男性はため息をつく。(中略)
ある作業員は、事故直後、高濃度の放射性物質が建屋内から検出されたが、混乱を招くとして発表されなかったと明かす。この作業員は国際機関などの目が必要だとし、「第三者を入れて事実を公表し、きちんとした対策を進めてほしい」と話す。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1971】
2013年9月24日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力つぶせば、原発汚染水(毒水)は止められる
東京電力抗議共同行動の緊急性、重要性
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.<特別報告>9/20(金)川内原発への規制委の現地調査に対する
緊急抗議行動を決行!その後シール投票、
夕方は定例の九電川内支社金曜行動(3つの行動報告)
岩井 哲(かごしま反原発連合有志)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/26東電株主代表訴訟第8回口頭弁論を傍聴してください
会場:東京地方裁判所103号法廷 10時30分から
◆神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ。
9/27(金)神奈川・東電デモ第24弾行います
集合:19時 JR桜木町駅前広場より
★4.新聞・雑誌より1つ
◆「五輪ありきの工程が心配」 現場無視の押しつけ再三
福島第一原発の作業員 (9月22日東京新聞より抜粋)
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※9/29(日)学習会にご参加を!
新規制基準からけずられた「立地評価」-原子力規制委員会は
再稼働のために住民の安全を切り捨てた!
お 話:滝谷紘一さん(元原子力安全委員会事務局技術参与)
日 時:9月29日(日)14時より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.東京電力つぶせば、原発汚染水(毒水)は止められる
| 東京電力抗議共同行動の緊急性、重要性
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
1.東京電力福島第一原発の汚染水(放射能猛毒水)が、日本でも世界中でも(オリンピック開催国を決める時にも)注目と心配を集めている。この問題に「どう対応するか」が反原発運動にも問われている。
2.汚染水は単純な家庭の汚染水とは全く違う。原発放射能を高濃度に含んだ水であり、猛毒水である。人が近づけば死に至る水である。この汚染水問題は、2011年3月11日の福島第一原発事故発生の時から続いて今に至っている問題でもある。きのう、今日始まったのではない。その上、対策方針が2011年6月に出ながら、それを1000億円支出は「東京電力がつぶれるから…」としておこたったり、サボタージュプラス諸々の策謀をめぐらしてきたのが東京電力である(それを支える原子力ムラ=原子力帝国の集団)。
その証拠文は、2011年6月に東京電力が作成した資料にある。その資料は次のように述べている。
《「地下バウンダリ(発電所の周りに壁を構築し遮水するもの)」は現在、最も有力な対策と位置づけ。ただし、対策費用は現状不確定であるものの、今後の設計次第では1000億円レベルとなる可能性もある。》
《仮に1000億円レベルのさらなる債務計上を余儀なくされることになれば、市場から債務超過に一歩近づいた、あるいはその方向に進んでいる、との厳しい評価を受ける可能性が大きい。これは是非回避したい》
3月の事故直後の6月に遮水壁が最も有力(その際、凍土壁案は退けられた-馬淵証言)と認識しながら、東京電力をつぶさないために、不採用=建設しなかった。この点はいくつもの証言・証人がいる。このことから「東京電力をつぶせば=東京電力を破綻処理すれば、汚染水は止まる」ということがわかる。
これを私たちの方針にしよう。東京電力をつぶせば、汚染水は止まるのだ。
3.東京電力抗議合同行動が、いくつかの団体の共同で始まる。
◆第1波は、10月2日(水)18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!
◆第2波は、11月6日(水)18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!
◆第3波は、12月4日(水)18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!
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┗■2.<特別報告>9/20(金)川内原発への規制委の現地調査に対する緊急抗議行動を決行!
| その後シール投票、夕方は定例の九電川内支社金曜行動
| (3つの行動報告)
└──── 岩井 哲(かごしま反原発連合有志)
1.まず、全体の行動の流れを、9/20(金)午前6時半~9/20(金)午後7時までの約12時間半にわたる連続行動とし、
・前段:9/19(木)午後5時~5時50分の間、鹿銀裏・タイヨー裏にて、翌日の抗議行動に関するチラシ配布を鹿児島から3名、地元から2名くらいの計5人位で行いました。
2.全体行動を3ブロックに分け、全部は無理でも、それぞれ可能なブロックへの参加をお願いしました。
(1)午前6時30分~午前9時のゲート前抗議行動:
規制委は「裏門からの入構」
http://www.youtube.com/watch?v=zUeqWSCpXrQ
・午前6時30分、原発側の警備員数名がうろうろする中、か反原連の大宣伝カーがゲート前に到着し、横断幕数枚、大旗数本、小旗20本近く、思い思いのプラカード10個くらいがはためき、県内各地、宮崎・熊本(水俣)から参集した50数名が、見守る中、7:00から集会を開始。まず、反対連共代表・鳥原さんが口火を切り、「福島の問題・汚染水の問題の解決抜きに、川内を始めとする原発再稼働なんて論外だ。規制委が来るべきは川内現地ではなく、なによりも総力上げて福島現地に行き、汚染水問題の解決に当たるべきだ。」と訴え、続いて原発さよならいのちの会の井上勝博市議がマイクを握り、次いでかごしま反原発連合有志・副代表の松元成一さん、反原発かごしまネットの向原祥隆さんらが怒りの発言を連ねる。
・そうこうしているウチに、7:30くらいから、出勤のためと覚しき大型バス・マイクロバス・乗用車等が続々と入構を図り、その中の怪しき大型バス2台の動きに対し、警備員達の制止行動をはねのけ反対陣営の何人かが阻止行動を試みるも、警備員達の必死の動きに阻まれ、なかなか車体に近付くことが出来ない。結局、その怪しい車2台の通過を許し、少々気落ちしながらも、繰り返し、「原発反対・再稼働阻止・・こどもを守れ・命を守れ・自然を守れ」などのコールが響き渡る中、8:00前くらいに、今度は、報道陣から「規制委はどうやら北門(裏門)から入ったらしい」という情報が入り、われわれの「阻止行動」はあっさりかわされ、彼らは姑息にも「裏門からの入構」の挙に出たことが判明した。この挙に対し、参加者全員から、「なぜ正門から堂々と入構しない!国策なら裏門からでなく、正門から入るべきだ、許さない」などの強い弾劾の声が上がった。
・この結果、この日のわれわれの行動の一つの目的であった規制委への「抗議文の直接手渡し」が叶わなかったため、原発職員を通して渡して貰うべく、報道陣が群がる中、反対連共代表・鳥原さんが別紙・添付の「抗議文」を朗々と読み上げたのち、手渡した。
・その後、参集した人々の怒りは容易には収まらず、それから1時間余、現地の様々な立場の方々、県内各地の皆さま、近県の皆さまなど20名近くの人々の発言が相次ぎ、集会は、当初の9時終了の予定を大幅に超えて、9時35分に終了し、散会した。
(2)午前10時~午後5時のシール投票行動:
http://www.youtube.com/watch?v=OumcL1BTmdI
・この間、9/23(月)に予定していた、原発立地周辺(高江地区など)でのシール投票行動を、急遽、この昼間=第2ブロックの時間帯で行いました。10時前に、原発展示館の駐車場に集結、2~3名の班を4つつくり、まず久見先、次いで寄田地区に午前中行き、1時から3時まで約2時間の休憩ののち、午後からは、高江地区に足を伸ばした。その結果集計は、再稼働に<賛成・30票,分からない・49票、反対・40票>というものであった。原発に一番近い久見崎は、かなり手強く、あらかたが賛成票であったが、原発から離れるほど、反対票が顕著に増えて行った。久見崎集落に対する、九電側の仕事・金をめぐる締め付けの強さが、しかし、やや離れると、もう及ばなくなる現状が垣間見えたと言えよう。
(3)午後6時~7時の定例金曜行動(於・九電川内支社前):
http://www.youtube.com/watch?v=lnmorucWIcA
・この定例行動(川内・県庁前:ともに第63回)には、川内のメンバー10名余に加え、今回は、県庁前のメンバーも4名合流し、日頃はない大旗を2本掲げ、当日早朝の原発正門ゲート前抗議集会の様子や、昼間のシールアンケート行動の結果報告など、活気ある金曜行動を行うことが出来ました。
申し訳ありませんでした。
こちらが本日の地震と原発事故情報です。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1970】
2013年9月23日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9月21日「原発事故被害者の救済を求める全国集会 IN福島」に参加して
子ども・被災者支援法の幅広い適用と早期実施を! 賠償の時効問題の抜
本的な解決を!(たんぽぽ舎ボランティアー冨塚元夫)
★2.いちき串木野市議会常任委・川内原発反対決議採択!
川内市議・井上勝博さんからの緊急報告&行動要請
(かごしま反原発連合有志 岩井哲)
★3.各地の運動のご案内
★今後の原発問題を考える 9月28日(土)午後2時半~ 柏崎産業文化会館
主催:きんようの会 講師 「私が愛した東京電力」の著者 蓮池透さん
★「テントを守れ 川柳句会」
9月29日(日)14:00~経産省前テントひろば
★4.新聞・雑誌から2つ
「汚染水制御できていない」 猪瀬知事が認識
「原発に依存しない街づくり考える時」
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9月25日-2つの行動
※9/25規制委・規制庁抗議行動にご参加を!
日時:9月25日(水)12:00~13:00
場所:六本木ファーストビル前
主催:再稼働阻止ネットワーク
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※9/25「東京湾に浮かぶ原子炉の危険」米原子力艦船に反対・集会とデモ
日時:9月25日(水)18時集会 18:50デモ出発
会場:「横須賀ヴェルニー公園」(京急線「汐入」駅下車)
※たんぽぽ舎も、のぼり旗を持って、今年も参加します。
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┗■1.9月21日「原発事故被害者の救済を求める全国集会 IN福島」に
| 参加してー
└──── たんぽぽ舎ボランティアー冨塚元夫
子ども・被災者支援法の幅広い適用と早期実施を! 賠償の時効問題の抜本的な解決を!
福島市でのこの集会は、8月26日に発足した「原発事故被害者の救済を求める全国運動」が開いた初めての全国集会です。前日にはいわき市で同じ趣旨の集会が開かれました。いわきの集会は100人定員で原発事故子ども・被災者支援法市民会議主催の「原発事故子ども・被災者支援法 いわきフォーラム」でした。福島市の集会には全国から約500人が参加しました。福島市からの参加者、福島市以外の福島県からの参加者、福島県以外からの参加者がそれぞれ約三分の一でした。
この全国運動の構成団体は原発事故子ども・被災者支援法市民会議など18団体、賛同団体は原発事故子ども・被災者支援法推進自治体議員連盟など12団体です。9月21日の全国集会のあと全国各地で集会・学習会を行う予定です。
集会実行委員会代表挨拶は佐藤和良さん(いわき市議)、呼びかけ人からの挨拶は小池達哉弁護士(福島県弁護士会会長)と野々山理恵子さん(パルシステム東京理事長)でした。
そのあと問題提起が3人からなされました。
1.「支援法の現状」福田健治弁護士;復興庁は支援法を1年2か月放置し、批判が増してくると拙速に基本方針案をつくり短期間のパブリックコメントにかけている。しかし、対象地域が狭く被災者の実態を反映していない。被災者の自己決定(居住、避難、期間)を尊重し、等しく支援するという法の精神を守らず、避難者を支援しない方針。被災者の意見を聞いていない(公聴会を開いていない、現地インタビューをしていない)
2.「時効問題の現状」的場美友紀弁護士:被災者の健康診断体制、医療支援が先送りされている。消滅時効問題の対応が不十分だ。特別立法による解決が必要だ。
3.「求められる健康管理体制の確立」木田光一さん(福島県医師会副会長);
福島県ではなく、国が責任を持って、健康管理体制を構築すべきだ。
そのあと被災当事者10人からスピーチがありました。福島の地にとどまった人、県外に避難した人、避難後帰還した人、宮城県の線量の高い町の人、千葉県の線量の高い市の人などがそれぞれの事情と対策・行動について発言しました。被害
者のさまざまな事情を多くの人に聞いてほしいので10人の発言者入れました。復興庁の担当者にも聞いてほしいと参加要請しましたが、誰も出席しなかったよう
です。福島から福岡、さらに京都に避難している宇野さえこさんも発言しました(彼女はこの全国運動の共同代表の一人です)
来賓挨拶・決意表明は、心強いものでした。一人は川田龍平参議院議員、薬害エイズ訴訟の経験から、役人の手(保障の先延ばし、保障範囲を狭くする)を知りぬいた人です。他の国会議員、自治体議員からもあいさつありました。一方時間
の関係で、呼びかけ人の挨拶は少な目でした。
例えば武藤類子さんは出席していましたが発言はなしでした。
海渡弁護士が論点整理を行い(1MSV/年以上を支援対象にすべし、被害者の自己決定の尊重、多面的健康管理)、最後に中手聖一さんら5人から500万人署名などの行動提起がされました。
以上
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┗■2. いちき串木野市議会常任委・川内原発反対決議採択!
| 川内市議・井上勝博さんからの緊急報告&行動要請
└──── 「かごしま反原発連合有志」岩井哲
※昨日の新聞報道にあったように、20日、いちき串木野市議会の常任委員会は、川内原発再稼働に反対する陳情を賛成多数で採択しました。薩摩川内市の隣町の市議会に大きな変化がでています。選挙前という特別な時期であり、市民の人気
をとるためには再稼働反対と言っていた方がいいだろうという思惑もあると思われますが、市民の気分を反映したものとして重要です。九州電力は、規制委員会の現地調査に気をとられていたときであり、議会対策に失敗したと思われます。
九電は、おそらく本会議での採択を阻止するために市議会議員の説得工作をはじめることでしょう。そこで原発に反対する全県の仲間に訴えたい。
1,本会議は9月30日(月)です。全県から傍聴に行きましょう。
2,いちき串木野市での原発再稼働反対の宣伝行動やシール投票などで再稼働反対の機運を盛りあげましょう。
3,ネットを使って全国に情報を発信しましょう。
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┗■3.各地の運動のご案内
★今後の原発問題を考える 講師 「私が愛した東京電力」の著者 蓮池透さん
| (元東京電力社員、拉致被害者蓮池透さんの兄)
└────9月28日(土)午後2時半~ 柏崎産業文化会館 入場無料
福島原発の事故が収束しないまま、東京電力は、経営存続のためか、柏崎刈羽原発の再稼働を進めようとしています。福島に柏崎を重ね、柏崎を帰還困難な故郷
にしたくありません。
柏崎市長、刈羽村長は再稼働について住民の声は少ないと考えているようです。しかし賛成、反対の垣根を越えて、蓮池透さんの経験から真実のお話を聞き、今
後の原発問題をみんなで考え、柏崎刈羽から、全国に市民の本当の声を発信したいと願っています。
主催 きんようの会 事務局 柏崎市幸町5-32 電話番号 0257-23-5185(桑山)
★「テントを守れ 川柳句会」
9月29日(日)14:00~経産省前テントひろば(第2テント)
席題2題(各2句吐)⇒乱鬼龍選
参加費:無料 入選句に呈賞⇒交流会
どなたも、ふるってご参加下さい!
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┗■4.新聞・雑誌から2つ
◆「汚染水制御できていない」 猪瀬知事が認識
東京都の猪瀬直樹知事は20日の記者会見で、東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて「今、必ずしもアンダーコントロールではない」と述べ、制御できていないとの認識を示した。(後略) (9月21日 東京新聞より抜粋)
◆「原発に依存しない街づくり考える時」
東海村 退任の村上村長が「遺言」
「原発に依存しない街づくりを考えていく時が、既にきている」。原発立地自治体の首長として脱原発を訴え続け、20日に職を退いた茨城県東海村の村上達也村長(70)。退任式では「遺言」として、原発のない街への思いを、時折声を詰まらせながらとつとつと語った。
村職員150人を前にした村上村長は、原発問題について「村の財源、利害関係者のことを考えると悩みは深い」と本音を吐露。
「東京電力福島第一原発事故が起こった以上、早晩、村の方向を決める時が確実にやってくる。広く知識を求め、そのときのために準備しておかねばならない」と語り掛けた。
「金のために魂を売ってはならない」。日ごろから職員に言ってきたという言葉をあらためて紹介した。その上で「原発の安全神話が崩れ、原発事故によって住民にもたらされた被害の過酷さを知った今、地域住民の命と健康、そして将来にわたる生活を守ることが何にも増して優先されるべきだ」と述べた。