NUCLEAIRE
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1998】
2013年10月23日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.四国・伊方原発の危険性 (中)
マグニチュード8を超える巨大地震を起こす世界最大級の活断層-
伊方原発の目の前に日本最大の活断層・中央構造線がある
広瀬 隆
★2.【新潟発】
報道とは裏腹、泉田新潟県知事の真意
「再稼働に向けてGOとはとれない」
10月16日『田中龍作ジャーナル』より
★3.新聞・雑誌より2つ
◆「原子力規制委」も役立たず 当事者能力なき「烏合の衆」
(月刊「選択」2013年10月号より抜粋)
◆だまされたがる人々 本音のコラム 山口二郎
(10月13日東京新聞より)
★4.たんぽぽ舎・あれこれ
DVDが4点寄贈されました-大阪のH・Iさんから
━━━━━━━
※10/25(金)第77回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:10月25日(金)18:00から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:20官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テント
ヨコでまとめの集会(短時間)。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.四国・伊方原発の危険性 (中)
| マグニチュード8を超える巨大地震を起こす世界最大級の活断層-
| 伊方原発の目の前に日本最大の活断層・中央構造線がある
└──── 広瀬 隆
第四に、江戸時代の1707年の宝永南海地震では、大阪湾と、瀬戸内海沿岸、大分県佐伯市(さいきし)の米水津(よのうづ)、間越(はざこ)龍神池に大津波の記録がある。瀬戸内海を襲った大津波は、九州~四国沿岸~大阪湾まで達し、東日本大震災と同規模の死者2万人を超えていたことが明らかになった。現在の人口は、当時の5倍なので、10万人規模の大災害であった。これは、東日本大震災後に報道された記録である……
この時、大坂市中35万人のうち、圧死5351人、津波の溺死1万6371人、合計2万1722人だったというから、瀬戸内海を中心とする西日本全体では東日本大震災の10倍規模のトテツモナイ被害だったはずだ!!
瀬戸内海は潮の干満の差が大きいので、江戸時代には満潮時に海水を塩田に導く入浜式製塩をおこなって急速に発展したが、この瀬戸内海で、津波と満潮が重なればどうなるか……南海トラフの激動によって動く太平洋の巨大な海水が逃げ道のない瀬戸内海に侵入して、沿岸全域にあふれるだろう。
第五に、伊方原発の目の前に日本最大の活断層・中央構造線がある。中央構造線は、マグニチュード8を超える巨大地震を起こす世界最大級の活断層である。岡村教授によれば、四国が乗っている岩板はフィリピン海プレートの沈み込みによって、四国を乗せたまま、絶えず九州側に動いている。東海地震に連動して起こる南海地震が10回起きると1回ぐらい中央構造線が西へ8mぐらい、ずどーんと動く。一瞬で原発を直撃するので、制御棒を挿入する暇もなく、これが原発にとっては致命的な地震となる。
岡村教授が心配しているのは、この伊方原発の目の前にあって、何度も動いた跡がある中央構造線である。「こんな巨大な活断層は見たことがない」と岡村教授は言う。
第六に、岡村教授の地質調査によれば、宝永巨大地震津波は波高13.5mだったが、2000年前の津波はハルマゲドンと呼ばれるトテツモナイ巨大な津波で、間違いなく東海・東南海・南海の三連動超巨大地震であった。宝永巨大地震と比較にならないほど大きかったことが地質測量によって実証されたのである。
さらに理学博士である都司嘉宣(つじよしのぶ)元東大地震研究所准教授の講演会が、2012年7月29日に松山市で開かれた。都司氏は、昨年来、日本全土各地の津波記録の発掘で最も注目されてきた一人である。都司嘉宣氏によると 日本で一番危ないのが浜岡で、二番目が伊方、その次が若狭湾だという。1596年9月1日の慶長地震で、少なくとも大分県の湯布院から愛媛県の西条市までおよそ170kmにわたって中央構造線が巨大地震を起こし、大きな被害をもたらした。そのあいだに伊方原発がある。当時、伊方原発周辺を10~15メートルの巨大津波が襲い、震度も6強~7の最大震度に達していた可能性が濃厚である。「四国電力が伊方原発周辺の津波を4.25mと想定していることは、まったく根拠がない」と都司氏は批判した。従来、慶長地震は、5日間に4つの地震が各地で起こったとされてきたが、実はマグニチュード7.6~8.0の一つの巨大地震であった。また、その際には、大分市佐賀関で10.6m 、大分で5.5m、大分県杵築で8.4m、山口県上関で6mの津波が発生している。これは、最近w)ヲ賊・ぢ年くらいで分った新しい知見である。基本的に1000年に1回程度の活動だが、決して1000年経たないと活動しないというわけではない。中央構造線の地震は数百年単位で再発するおそれが高く、現在の伊方原発の立地はきわめて危険であるという。(下)につづく
┏┓
┗■2.【新潟発】
| 報道とは裏腹、泉田新潟県知事の真意
| 「再稼働に向けてGOとはとれない」
└──── 10月16日『田中龍作ジャーナル』より
○ 柏崎刈羽原発再稼働の前提となる新安全基準を満たすため東電の廣瀬直己社長は先月25日、新潟県を訪れ泉田裕彦知事にベントフィルター設置の事前了解(※)を求めた。泉田知事は、翌日、条件付きで設置を了解した。
社長訪問の後のぶら下がり会見で泉田知事は、「預かる」を繰り返したため、記者団も、まさかその翌日に了承するとは予想できなかった。その衝撃は大きかった。原発推進派のメディアを中心に、あたかも泉田知事が再稼働を容認したかのような印象を与える報道をした。だが知事の真意はそうではなかった。
世界最大級の発電能力を持つ柏崎刈羽原発の再稼働は、赤字に苦しむ東電の財務状況を改善させることが見込まれる。
東電の大株主であるメガバンクの思惑もあり、まるで柏崎刈羽再稼働が決まったかのような動きがある。銀行団が東電の800億円の借り換えに応じることを明らかにしたことだ。借り換えは再稼働が前提と見られているからである。
○ きょう開かれたメディア懇談会で筆者は次のように質問した。「財務省つまり政府が再稼働に向けてGOサインを出したともとれるが、知事はどう思うか?」
泉田知事は以下のように答えた―
「私はとれないと思う。なぜならば今回条件が付いているんです。それが何かと言うと、これから技術委員会の中のフィルターベントの調査チームを動かすという説明をしましたが、これは健康に影響がある被曝をしうるという時には当然差し替え有りですよ」。
「(ベント)工事を今進めていますけれどあくまで東京電力のリスクでやってるわけで、さらに避難が不可能ということになれば、いわゆる仮了承については無効という条件が入ってるわけです。これは住民に累(被害)が及ぶということになればそもそもフィルターベントは使用できない設備ということです」。
○ メディア懇談会の後、筆者は事務方の説明を受けた。推進派のメディアが再稼働に向けて動き出したかのように報道したことについて、事務方も困惑している様子だった。
事務方は「ベントに条件をつけたことで再稼働に向けてはむしろハードルが高くなった」と話した。
マスコミは東電が原子力規制委員会に安全審査申請を出しただけで再稼働が決まったような報道ぶりだ。だが、規制委員会が設備上ゴーサインを出したところで、住民の安全が十分に担保できなければ新潟県は簡単に再稼働を認めないスタンスに変わりはない。
○ 泉田知事は今日の記者会見で新潟県の「安全管理に関する技術委員会」の中に「フィルターベント調査チーム」を設置することを明らかにした。チームは新潟県、柏崎市、刈羽村に東電も入る。
泉田知事は住民の避難計画とベントの整合性が取れなければ再稼働は認めない姿勢だ。
(※)東電は新潟県と「原子力安全協定」を結んでおり、設備の変更などがある場合は新潟県の了解を得なければならない(協定第3条)。新安全基準を満たすためのベントフィルターの設置がこれにあたる。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
└────
◆「原子力規制委」も役立たず 当事者能力なき「烏合の衆」
(前略)そもそも汚染水漏れが発覚したのは今年4月であり半年以上も収束せずに悪化の一途を辿っている。東京電力関係者はこう語る。
「我々が弥縫策に終始しているのは事実だが、規制委と連携できなかったことが大きな原因だ」
4月に汚染水を貯蔵している地上タンクからの流出が明らかになった際に、規制委はこの問題への関与に及び腰だった。田中俊一委員長は「自分が計画を立て、自分で規制をするのは自己矛盾」と語り、東電や資源エネルギー庁と共に対処することを事実上拒んだ。「田中委員長の潔癖ぶりはある意味で立派だが、結局汚染水の拡大を招いた」
原子力の安全性研究が専門の国立大学教授は、皮肉交じりにこう指摘する。規制計画を立てるには、汚染水に代表される危険物をどう取り扱うべきかについて科学的に検証しなくてはならない。
それを実施することができる規制委は、汚染水問題の監督者でなく当事者なのだとこの教授は批判する。規制委は東電とエネ庁が汚染水を放置して地下水のバイパス構築の計画を進めていたことを黙認して、問題が起きてから文句をつけただけなのだ。(後略) (月刊「選択」2013年10月号より抜粋)
◆だまされたがる人々 本音のコラム 山口二郎
以前この欄で、伊丹万作の文章を引用して、為政者にだまされる人民の側の罪について論じたことがある。最近の各紙の世論調査を見ると、人々はむしろ積極的に、あるいは諦めからか、為政者にだまされたがっているようである。
多数派の人々は、福島第一原発の汚染水が制御不能の状態にあることも、消費増税と経済対策のセットが普通人の雇用や生活の改善につながらないことも、分かっている。つまり、首相が嘘をついていることを知っているのである。しかし、内閣支持率は依然として高止まりしている。
民主政治では、為政者が嘘をついたり、国民に害を及ぼす失敗を隠蔽したりすれば、国民の側が為政者をとがめるはずだという前提が存在する。このコラムでも、識者がリレー形式で政治や行政の虚偽を批判している。特報面全体も、批判精神全開で頑張っている。しかし、肝心の国民が、世の中こんなものだと現状を受け入れていては、言論は無意味となる。ひょっとすると、東京オリンピックまでこんな状態が続くのかもしれない。
そうなると、本紙も寄稿する我々も、長期戦を強いられる。歴史を振り返れば、人間は為政者の虚偽に必ず反旗を翻す時が来る。ぬかにクギを打ち続ける苦痛に耐えることが、社会に対して言論を伝える者の義務となる。
(10月13日東京新聞より)
┏┓
┗■4.たんぽぽ舎・あれこれ
| DVDが4点寄贈されました-大阪のH・Iさんから
└────
DVD4点のタイトル紹介
1、もう動かすな原発!福井集会(9.15)
2、市民・地域共同発電所全国フォーラム(9.21~22)→1と2の2枚組
3、大飯原発3,4号機運転停止を求める(9.25)
4、再稼働審査を中止させよう!(9.28集会)
いつも時宜に合ったDVDを大阪のH・Iさんからいただきました。
感謝します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1997】
2013年10月22日(火)その2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.四国・伊方原発の危険性 (上)
「瀬戸内海に津波は来ない」として四国電力は津波対策を
一切、とってこなかった
伊方原発の敷地内には原子炉直下に断層があると明記されている
広瀬 隆
★2.秘密保護法案を廃案に! 原田 茂(神奈川県)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆「三鷹いのちと平和映画祭」~緑の町三鷹から平和の環を広げよう~
11月30日と12月1日 会場:癒しと創造のスペース 沙羅舎
★4.新聞・雑誌より1つ
◆原発作業員の安全守れ (10月14日東京新聞・ミラーより)
★5.テント日誌10月20日(日)経産省前テントひろば771日目
日曜の雨夜と月曜の朝 (K.M)
━━━━━━━
※10/24(木)上映会&トークにご参加を!
『福島おんなカレンダー完成記念の集い』
日 時:10月24日(木)18時30分開会
内 容:上映会&トーク
1.上映会:
ドキュメンタリー映画「Women of Fukushima」
福島の女たちの原発反対運動の記録 27分
監督/ジェフリー・ジョーサン 他、資料映像など
2.お話&みんなで語ろう会
司会進行/青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア)
お 話:ジェフリー(監督)・近藤和子(批評家)
・黒田節子(原発いらない福島の女たち)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
主 催:福島おんなカレンダーチーム
参加費:800円
━━━━━━━
※「地震と原発事故情報」編集部より、お知らせ
『メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿』の
送付先アドレスは、今後、たんぽぽ舎の通常アドレス
「 nonukes@tanpoposya.net 」となります。
・お知らせ受付専用アドレス「magazine @ tanpoposya.net」は、
10月末で終了となります。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.四国・伊方原発の危険性 (上)
| 「瀬戸内海に津波は来ない」として四国電力は津波対策を
| 一切、とってこなかった
| 伊方原発の敷地内には原子炉直下に断層があると明記されている
└──── 広瀬 隆
今年7月8日に、原子力規制委員会の「原発の新規制基準」なるものが施行され、四国電力はただちに伊方原発3号機の再稼働を申請した。その後の報道を見ると、どの新聞も、伊方原発には活断層がないので、最も早く再稼働のゴーサインが出されそうだ、といった調子で報じている。「伊方原発に活断層がない」などと、一体何を根拠に報道界がデタラメを記事にするのだろうか。まったく信じがたい報道界の知識水準である。
2012年9月4日に愛媛県伊方原発環境安全管理委員会・技術専門部会で、四国電力が公表した「伊方発電所の安全対策の実施状況などについて」には、伊方原発の敷地内には、原子炉直下に断層があると明記されているのだ。四国電力は、これを勝手に「活断層ではない」と断定している。原子力規制委員会も、これをまったく調査していないのである。なぜ大飯原発のように掘って調査しないのか。
事実は、以下の通りである。
「瀬戸内海に津波は来ない」として、これまで四国電力は一切、津波対策をとってこなかった。
ところが過去には、山のように瀬戸内海での津波記録がある。
第一に、2011年12月25日に、NHK・Eテレでようやく、高知大学の地質学者・岡村眞教授がおこなった重大な調査結果が放映された。それによれば、東海・東南海・南海の三連動超巨大地震が目前に迫っている。岡村教授が2004年に大分県佐伯市(さいきし)米水津(よのうづ)の龍神池の調査に入った。津波の周期的な襲来の痕跡を示す砂層が8つ発見され、周期は最短で300年だった。1707年の宝永南海地震から300年後は2007年、すなわち現在になる。岡村教授の音波探査による調査では、6200年前、4000年前、2000年前に地震が起こって、ほぼ2000年周期で地震が起きていたことが明らかになり、前回の地震からすでに2000年経っているため、最大1000ガルの揺れが予測される巨大地震が目の前に迫っている。「伊予灘の活断層は、過去1万年間に活動しておらず、大地震発生の危険度は低い」としてきた四国電力の調査は、一体何だったのか!
第二に、887年の仁和南海地震では、大阪湾に大津波の記録がある。
第三に、1596年9月4日(文禄5年)、大分県別府湾でM7級の海底地震が発生し、津波が押し寄せ、瓜生島が一夜で水没した。同日、伊予地震のため伊予郡保免村(愛媛県松山市保免)の薬師寺の本堂や仁王門が崩壊し、周布郡北条村(愛媛県西条市北条)の鶴岡八幡宮が転倒し、翌9月5日に伏見でマグニチュード8近い大地震が起こり、豊臣秀吉の伏見城天守閣が崩落し、城内で数百人が死亡した。これは阪神大震災と同じ断層系の有馬・高槻断層系の活動によると推定される。西条市の幸の木遺跡では、これを裏付けるように、12世紀以降の液状化跡が発見されている。これらの事実を付き合わせると、1596年9月には、慶長別府湾地震(豊後地震)で動いた別府湾と、慶長伊予地震で動いた四国の中央構造線と、慶長伏見地震で有馬高槻構造線が動いた伏見の断層が、400キロメートルという長大な範囲にわたってほぼ同時に動いた巨大地震だった可能性が高い。
〔(中)へ続く、3回に分けて連載します〕
┏┓
┗■2.秘密保護法案を廃案に!
└──── 原田 茂(神奈川県)
いま開会中の国会に上程されようとしている特定秘密保護法案は、国民の知る権利と表現の自由という基本的人権を侵害する憲法違反の立法ではないでしょうか?
平成の治安維持法とも言うべきこんな悪法が罷り通ったら、原発も沖縄も憲法改悪も、あらゆる市民運動が封殺されて、悪夢のような戦前の軍国主義が復活することでしょう。
私は日本国憲法が施行された1947年5月に生まれ、憲法と共に生きて来た世代ですが、生きている間にこのような反動化を推し進める時代が到来するとは夢にも思いませんでした。
「右翼で軍国主義者」をうそぶく安部政権のもと、憲法は今息の根を止められようとしています。
最も影響を受けるのは、取材・報道の自由を制約されるジャーナリズムと、国政調査権を脅かされる政治家自身ではないでしょうか。
また毎週金曜の官邸前行動を始め、全国各地に拡がった脱原発運動も圧殺されかねません。
この法案に反対する全ての勢力は結集し、何としても成立を阻止しなければなりません。 「 言論の 力を試す 秘密法 」
┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆「三鷹いのちと平和映画祭」~緑の町三鷹から平和の環を広げよう~
Documentary Films 、Talk Events
日時:11月30日と12月1日
30日12:15開場 13:00開演 12月1日10:15開場 11:00開演
会場:癒しと創造のスペース 沙羅舎
内容:「大地といのちの祈り~福島からのメッセージ」
デニス・バンクス氏の福島訪問
「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに」他7作品
パネルディスカッション等あり
料金:1日券 前売り 2,000円 当日 2,500円
2日間通し券 3,000円
主催:三鷹いのちと平和カツドウ
問い合わせ:やさい村 11時~18時 Tel 0422 -47-6639
Fax 0422-48-5072 Mail info@mitakaffa.com
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より1つ
└────
◆原発作業員の安全守れ
汚染水漏れが続く福島第一原発で、今度は汚染水の処理作業中に作業員が汚染水を浴び、被ばくしたとの記事を読み。あぜんとした。
私の仕事が労働災害防止なので立場上、今後も現場の安全管理はおろそかにされ、労働災害が加速するのではないかとの危惧を感じたからだ。
通常の建設現場では、所長が統括安全衛生責任者を兼ね所轄の労働基準監督署に届けなければならない。その職務は作業場所の巡視、安全衛生(災害防止)協議会の設置と運営、作業間の連絡調整などで、不履行は罰則を伴うのである。
各作業者も毎朝のラジオ体操・朝礼後に、リスクアセスメントを取り入れた現地危険予知活動のほか、作業開始前の点検などを実施してから作業に取りかからなければならない。福島原発の現場においても、多分実施はされていることと思うが、現場の実情とマッチせずに形骸化しているものと推察される。
もし、労働基準監督官の立ち入りがあれば、是正勧告書から使用停止命令、そして送検へと発展するに違いないと思われるのだ。「政府と東電の押しつけ工程表」を建設業法から検証してみると「建設工事の適正な施行を確保する」条文と乖離しており、粗雑な作業を促しているように映る。
政府・東電の工程作成者は、現場巡視を実行して、そのうえで、作業者の生の声を真摯に受け止め「コントロールされた工程表」を計画し、実行させる。そして、それを評価し改善させるサイクルの実施を願ってやまない。
(10月14日東京新聞・ミラーより)
┏┓
┗■5.テント日誌10月20日(日)経産省前テントひろば771日目
| 日曜の雨夜と月曜の朝
└──── (K.M)
○ 10月20日の日曜日、伊豆大島で土砂崩れへの警戒から避難とのニュースを聞いて家を出て、大雨の中をテントに到着、以外にも中はにぎやか。
連れだってK温泉で保養してきたテント仲間4人が立ち寄ってぺちゃくちゃしゃべっている。いつも原子炉論議をしかけるOさん、記録ノートとパソコンに立ちむかうHさんに私も加わって、テント運営に関して喧々諤々の議論。お手製の料理を届てくれたTさんも参加して、宵が深まるに連れてだんだん理解が深まった。テントを守り脱原発を実現する為にやるべきことを共有化できた。テント裁判は、来年2月の口頭弁論予定も決まった。越年に向けて心と身体とともに衣類やカイロの準備が必要だ。
皆が宵闇に消えた後、泊り当番が交代で仮眠。雨も止みそれほど冷えず毛布2枚で熟睡できた。夜が明けて明るい月曜の朝、沢山のダークスーツ通勤者がテント前を歩く中で、初めて泊まるFさんにご近所のトイレ事情を伝えたら喜ばれた。日本でいち早く東電フクイチ3号炉の核爆発を主張したFさんは原子炉の設計基準を見直すべきことを強調した。
○ 9時頃になっていつもの経産省担当者が見回りに来る。テントへの警告はともかく、東電フクイチの未汚染対策はどうなっているの?毎週のように新たな問題が出ているではないか?経産省も資源エネルギー庁も何やっているの、と責めた。資源エネルギー庁は今必死だと言う、確かに今朝3時頃も別館の一部の電気が点いていたが、どんな悪たくみを考えているのか(?)
○ 10時頃、「脱原発 五輪どころではない?汚染水対策を」と訴えるゼッケンを前後に着けた年配の方が来訪。生きているうちに脱原発を是非とも訴えておこうと大阪から来た老科学者さん、首相官邸付近を歩いていたら警官に遮られたそう。強圧的な警官はけしからんですねと私が言うと、でも表現の自由を制限したその警官が、科学者さんに経産省前テントひろばを紹介・案内してくれたそうだ。
┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆10/26講演会(西東京市公民館市民企画事業)のお知らせです
【日 時】10月26日(土)14:00~16:00
【場 所】田無公民館視聴覚室(西武新宿線田無駅南口徒歩3分)
【テーマ】「終りなき福島原発事故-除染事業から考える」
【講 師】 なすび氏(被曝労働を考えるネットワーク会員)
【資料代】 100円
【主 催】原発はいらない西東京集会実行委員会
http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/
連絡先 メール tanigawa1012@yahoo.co.jp
電 話 090-7832-2524(17:00~22:00)(谷川)
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より5つ
└────
◆堰の水12カ所あふれる 汚染水、外洋流出濃厚 福島第一
東京電力は20日、降雨の影響で、福島第一原発の地上タンク群に設けた漏水防止用の堰から雨水があふれ出したと発表した。放射性物質を含んだ汚染水が外洋につながる付近の排水溝に流れ込み、外洋に流れ出た可能性が否定できないという。(中略)
あふれ出たのは全部で23カ所ある地上タンク群のうち、H2南、H2北、G3東、G6南、G6北、H4、H4東、H1東、E、H8北、H8南、H3と呼ばれるタンク群12カ所の堰。
「H2南」では、6日に採取された堰内の水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2万9000ベクレルと高濃度で検出されていた。(中略)
原子力規制員会は台風などで堰に水がたまった場合、セシウム134は1リットル当たり15ベクレル、セシウム137は25ベクレル、ストロンチウム90は10ベクレルをそれぞれ下回り、ガンマ線を出すほかの放射性物質が未検出などの場合のみ排出を認めている。(後略)(10月21日東京新聞より抜粋)
◆金曜デモに生きる希望
自分のために勉学に励み、現在あるのは自分の力と思っている政治家には、ギリギリで生きている国民の苦しみなど何も伝わらないのだろう。
少しでも痛みの分かる人なら、身内のない人や仕事のない人、希望が持てない人たちに「おにぎり1個の消費税も上げます」と言えるわけがない。
怒るまい。何も期待せずに無関心でいようと思っても、自分が働いて税金を納める時には、じっと手を見るのだ。かといって滞納する勇気もない。
そんな暗い時代の一条の光が「金曜デモ」だ。いつも新聞の写真に見る参加者の真剣な顔に見とれてしまう。大声で「再稼働反対」と叫んでいる。彼らは周囲の人にも温かい手を差し伸べるだろう。派手なパフォーマンスもせず、もちろん暴動も起こさず、地に足のついた活動だ。この人たちを手本に生きたい。「一揆でも起きないかな。そうしたら参加するのに」と、やけになっていた自分を反省している。(10月21日東京新聞=発言=より)
◆告訴団、検審申し立て 原発事故 東電幹部ら不起訴受け
東京電力福島第一原発事故の刑事責任を問うため東電幹部や政府関係者ら33人を業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発していた福島原発告訴団は16日、東京地検が不起訴とした処分を不服として、対象を勝俣恒久・東電前会長ら事故当時の東電幹部ら6人に絞り、検察審査会に審査を申し立てた。
申立人は、福島県民ら約1万4000人の告訴団のうち、武藤類子団長など3人。申立書では「検察庁の不起訴判断を覆し、未曾有の大事故で誰も刑事責任を問われることがないという異常事態をただすべきだ」としている。
(10月16日東京新聞より抜粋)
◆責任明らかにする場を 原発事故 告訴団、検審に期待
(前略)申し立て後、東京都内で会見した武藤類子団長は「真実を追求して賢明な判断をしてほしい」と話した。代理人の海渡雄一弁護士は「東電がやるべきことをやっていれば事故が防げたことを庶民の意識でわかってほしい」と訴えた。
申立書によると、東電が2008年に15メートルを超える津波を試算しながら対策しなかった点について、「数値通りの津波の襲来を具体的に予測するのは困難だった」とした9月の東京地検の判断を批判。「一番厳しい過酷な条件の津波に耐えなければならないのは、安全設計の定説」と主張している。
今後、検審が2度にわたり「起訴相当」の議決を出せば、検察官役の指定弁護士が強制起訴する。
告訴団は今後も申立人を増やし、11月に2次申し立てをする予定。
(10月17日東京新聞より抜粋)
◆「東京五輪より復興が先」 青山通りで開催返上デモ
2020年五輪開催地決定返上を訴えるデモが20日、青山通りであり、市民有志100人近くが「五輪はお断り」とシュプレヒコールを上げた。
市民有志でつくる「反五輪の会」が呼びかけた。渋谷区勤労福祉会館から、五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場(新宿区)の建設予定地まで、青山通りなど約3キロを歩いた。「税金を使うな」「(東日本大震災からの)復興が先だ」「(新国立競技場の建設で都営)団地をつぶすな」と声を上げた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1996】
2013年10月22日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.四国、伊方原発ここが危ない 連載1
事故時の避難ができない佐田岬半島の孤立可能性集落
小倉 正(原発さよなら四国ネット)
★2.再稼働は日本を滅ぼす (連載4)
汚染水止めろ行動と12月1日(日)伊方集会へ全力参加
原発ゼロ運動の当面の重点はこれだ
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆10/26講演会(西東京市公民館市民企画事業)のお知らせ
場所:田無公民館視聴覚室
★4.新聞・雑誌より5つ
◆堰の水12カ所あふれる 汚染水、外洋流出濃厚 福島第一
(10月21日東京新聞より抜粋)
◆金曜デモに生きる希望 (10月21日東京新聞=発言=より)
◆告訴団、検審申し立て 原発事故 東電幹部ら不起訴受け
(10月16日東京新聞より抜粋)
◆責任明らかにする場を 原発事故 告訴団、検審に期待
(10月17日東京新聞より抜粋)
◆「東京五輪より復興が先」 青山通りで開催返上デモ
(10月21日東京新聞より)
━━━━━━━
※10/23規制庁抗議行動へご参加を!
規制庁は汚染水対策に全力をあげよ、再稼働審査中止せよ!
日 時:10月23日(水)12:00から13:00
場 所:原子力規制庁前(六本木一丁目駅2番出口)下車4分
主 催:再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎も参加しています)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.四国、伊方原発ここが危ない 連載1
| 事故時の避難ができない佐田岬半島の孤立可能性集落
└──── 小倉 正(原発さよなら四国ネット)
※事故情報編集部より、四国電力、伊方原発3号機が規制委の適合審査で再稼働の一番手といわれています。伊方原発の大問題点について、読みごたえある文=9つの問題点として論点整理されています。それを著者の了解を得て9回で連載します。
「下を見たら、くらくらするような、手すりもない急な石段を登りつめた所や狭い背戸にくっつくように家が建ち、よその庭を通ってしか行けない家々に住む人々がいます。事故が起きた時、細長い半島、伊方や佐田岬半島から脱出するのに弱い岩盤のいくつものトンネルがあります。海がしけたら船は出せない。津波が来たら船も岸壁に着けない。ここに住むおばあちゃんは「私らはよう逃げん、どないして逃げるの。あきらめとらい」と言います。」
・100ヶ所の急傾斜地、193ヶ所の土砂災害指定区域など、各戸単位で孤立するおそれがあるが、避難計画は町の計画待ち。
・全面緊急事態時には半島西側住民は原発の傍を通れなくなるが、未だに大分県との避難支援に関する協定も結ばれていない。
・自衛隊等が全力を尽くすことになっていても、地震・津波の広域化などの状況に左右される。
フクシマの例:5km圏内の大熊町双葉病院からの患者避難には5陣にわたり延べ5日間掛かりました。全員避難の難しさを物語る例です。
注:10月19日の茨城新聞に伊方原発ルポ=「避難住民孤立のおそれ」という記事
が載っている。『地元で反原発を訴えてきた元記者、近藤誠さん(66)は「事
故があったとき住民はどこに逃げればいいのか。まさか、原発内を通るわけ
にもいかない。昨年の防災訓練では、天候が悪くて船やヘリも近づけなかっ
た」と懸念を口にした。』
┏┓
┗■2.再稼働は日本を滅ぼす (連載4)
| 汚染水止めろ行動と12月1日(日)伊方集会へ全力参加
| 原発ゼロ運動の当面の重点はこれだ
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
・『原発再稼働は日本を滅ぼす・連載4』は、反原発の当面の重点を述べます。
(私の考えていること)
原発ゼロをめざす運動は、実に多くの課題があります。その課題に取り組む人にとってはそれが重要ですが、同時に、原発推進勢力が何を中心=重点を考えているか、という側面からもみる必要があります。
今、原発推進勢力と安倍政権の重点は、原発再稼働です。1年半あまり、日本の原発は50基中、わずか2基(大飯原発)のみでした。それも9月に定期検査入りし、いまは原発ゼロです。
原発ゼロでも電気は大丈夫です。この事実が広まり、長引くことを彼らはおそれています。
・推進側は、原発再稼働へもっていくために全力であの手、この手をうっています。原発ゼロだと電気代が高くなる(ウソだ!)とか、供給力不安におちいるとか(ウソ)、規制委員会が保証するから再稼働は安全だとか(これもウソ)。いくつも『新しい神話』をつくろうとしています。東電福島第一原発事故の汚染水(放射能猛毒水)はたいしたことない、コントロールされている(安倍首相)とかの大ウソもつづいています。
・これに対し我々は、再稼働に反対し闘う原発現地支援・連帯行動が第一重点だと思います。再稼働一番手といわれる伊方原発(四国電力)再稼働反対への応援連帯行動です。12月1日(日)伊方1万人集会へ全国からかけつけよう。広瀬隆さんの熱いアピール(10月9日発信【TMM:No1985】)をごらん下さい。
・合わせて、汚染水問題をいい加減にしたまま、再稼働に進む3つの場所へ大きな抗議活動を連続して起こそう。
1つは、首相官邸へ-毎週の金曜抗議行動(18:00-20:00)へ参加、
2つは、汚染水の責任企業=東京電力本店へ抗議(毎月第1水曜、11月は6日(水)18:30-20:00)、
3つは、汚染水を止められないのに(汚染水問題はすべての原発で起きる)再稼働審査に全力の規制委員会への抗議-10月23日(水)12:00-13:00の1時間。
当面の中心課題へ多くの人の参加を訴えます。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1995】
2013年10月21日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10月後半のたんぽぽ舎と関連の日程案内
どなたも参加歓迎!
★2.10月18日第76回首相官邸前抗議行動報告と言うよりは
妄想と独り言。でも、マジです
ファミリーエリアの女神様より、ご神託!「小泉純一郎、
汝この地に立ち、汝の真なるところを語れ、それ真なれば、
我ら汝をこの列に迎えん」
金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆10/27【シンポジウム】
拡大する汚染水漏れと被曝労働~再稼働なんてありえない~
会場:日本キリスト教会館4F
◆「原発と戦争」展 3冊同時出版記念・志葉玲×増山麗奈
11月1日(金)~3日(日) 場所:キッド・アイラック・アートホール
◆≪上映会&トーク≫
東電/国/福島県は3・11事故後、何をしなかったのか
双葉町の人々の2年7か月を知る11.2集会
場所:東京しごとセンター
★4.新聞・雑誌より
◆小泉氏発言 首相答えて (10月12日東京新聞―発言―より)
━━━━━━━
※10/22【学習会】にご参加を!
原発再稼働、何が問題か!?伊方・大飯原発を中心に
解決不能な汚染水問題
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
日 時:10月22日(火)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
※10/23規制庁抗議行動へご参加を!
規制庁は汚染水対策に全力をあげよ、再稼働審査中止せよ!
日 時:10月23日(水)12:00から13:00
場 所:原子力規制庁前(六本木一丁目)2番出口下車4分
主 催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10月後半のたんぽぽ舎と関連の日程案内
どなたも参加歓迎!
・10/24(木)上映会&トーク 18:30開会
特典映像上映と福島おんなカレンダー紹介
お 話:近藤和子さん 黒田節子さん
参加費:800円 主催:福島おんなカレンダーチーム
・10/25(金)第77回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:10月25日(金)18:00から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
・10/26(土)学習会 14:00開会
福島から東京に母子避難している人の困難な生活。気持ちを分かち合い、
今後の話をしよう
お話:二瓶和子さん(Snow Drop代表) 参加費:800円
・10/26(土)学習会 18:00開会
槌田ゼミ 徹底解析福島原発事故 第17回
福島原発事故の研究 これでも科学技術と言えるか欠陥原子炉 槌田敦さん 参加費800円
・10/27(日)13:30より集会 デモ出発16:15
すべての原発を廃炉に!-再稼働なんかトンデモナイ-
会場:千駄ヶ谷区民館 主催:原発とめよう!東京ネットワーク
・10/30(水)学習会 19:00開会
「憲法の視点から読み解く原発~自民党改憲草案で、脱原発運動はどうなる」 お 話:伊藤 真さん(法学館憲法研究所所長)
参加費:800円
※学習会の会場は、「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
┏┓
┗■2.10月18日第76回首相官邸前抗議行動報告と言うよりは
| 妄想と独り言。でも、マジです
| ファミリーエリアの女神様より、ご神託!「小泉純一郎、
| 汝この地に立ち、汝の真なるところを語れ、それ真なれば、
| 我ら汝をこの列に迎えん」
└──── 金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
記録破りの台風が甚大な被害を残し去り、一気に、寒風ふく官庁街。官邸に向かう口々に「寒いね」「風が冷たいね」の声、つい昨日までは、坂を上がると汗ばむ気温だったのに、今日は上着の下にセーターを着ている人までいる。日本の四季は、どこへやら、季節のうつろいを愛でるヒマもない、とついつい愚痴っぽくなるのは、年のせいかはたまた、儘ならぬ浮世のせいか、主のいない官邸に向かい、声をからして10ヶ月。向こうさまは、オリンピックじゃ、TPPじゃ、消費増税じゃ、秘密保護法じゃと浮かれて見せるその裏で、原発輸出に再稼働、事故収束・除染に名を借りたゼネコンへの血税だだ流し、愚痴の一つもでまさぁな。
ふた昔も前ならば、こんな時はヒーロー登場となるのだが、と思っていると、ライオン丸ならぬ、“小泉元総理 脱原発を語る”、しかし悲しい事に、かの人は、不自由民主党オット違った、自民党のお方、信じて良いやらいかぬやら、もやもや、もやもやしております。
そんな時、かのファミリーエリアの女神様より、ご神託!
「小泉純一郎、汝この地に立ち、汝の真なるところを語れ、それ真なれば、我ら汝をこの列に迎えん」いかが?小泉純一郎さ、ま。
小泉さん発言には、みんな言いたい事あるよねぇ、官邸前に来たらみんな言いたい事言おうよ、隣にいる人だって、沢山言いたい事あると思うよ、意見が違ったら、さらに話そうよ、いっぱい話したらきっとそれをまた誰かに、話したくなる。
官邸前がそんな場になればいいよね。