NUCLEAIRE
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┗■3.4/12第2回被ばく労働問題連続講座
| 除染作業現場からの報告と「被ばく労働者春闘」統一要求
└──── 「スペースたんぽぽ」
日 時:2014年4月12日(土)開場13:30 開始14:00~16:30
お 話:◇除染労働者からの報告
◇被ばく労働者春闘統一要求と今後の闘い:なすびさん
(被ばく労働を考えるネットワーク・山谷労働者福祉会館活動委員会)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
問い合わせ:「スペースたんぽぽ」TEL 03-3238-9035
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┗■4.新聞より8つ
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◆エネ計画閣議決定、来月以降に
自民、公明両党は18日、政府のエネルギー基本計画案を巡るワーキングチーム(WT)の会合で、再生可能エネルギーの数値目標を盛り込むかどうかを議論したが、賛否が分かれ結論を先送りした。次回の24日は公明党が廃止を公約している高速増殖原型炉もんじゅの扱いを検討するが、WT幹部は次回で全体を決着させるのは困難だ」と明言。基本計画の閣議決定は4月以降にずれ込む見通しとなった。 (3月19日毎日新聞より)
◆アルプス全停止 福島第一
東京電力は18日、福島第一原発で汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去装置「ALPS(アルプス)」の3系統全ての処理を停止したと発表した。アルプス3系統のうち、1系統で水処理後も放射性物質濃度が十分に下がっていないことが判明。東電は残る2系統も止めて原因を調べることにした。
東電によると、問題が発覚したのは18日午後から洗浄するため停止した「B系等」。通常は、処理後の水に含まれるストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の濃度は検出限界未満まで下がる。しかし、B系統で17日に処理した水を調べたところ、処理前に1リットル当たり1億ベクレル程度だった濃度が、処理後も同1000万ベクレルと高濃度のままだった。(3月19日毎日新聞より)
◆原発の火山灰対策「交通面も」 火山噴火予知連絡会
(2月26日朝日新聞見出しより)
◆川内への降灰量 数値の検証必要 田中規制委員長
(3月15日朝日新聞見出しより)
◆中国電、町道造って寄付? 原発計画中断の山口・上関
町が依頼、費用2億円 (3月16日朝日新聞見出しより)
◆濃縮ウラン供給 米の企業が破綻 日本の原発停止響く
原発の燃料となる濃縮ウランを供給している米企業ユーゼック(メリーランド州)が5日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻した。2011年の東京電力福島第一原発事故後に日本の原発が相次いで稼働を停止したことが一因となり、資金繰りが行き詰まったもようだ。事業は継続するという。
日本の電力会社への販売が落ち込んだほか、需要急減による濃縮ウランの価格下落も足を引っ張った。ユーゼックはウラン濃縮の世界大手で、東芝は優先株を保有している。(後略)(3月6日東京新聞より抜粋)
◆解体核 MOX工場凍結 米政権、建設費増大受け
オバマ政権は5日までに、解体した核兵器から出たプルトニウムを、商業用原発で使うプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に加工する工場の建設を、コスト増と計画遅れのため凍結すると発表した。
取り出したプルトニウムは核兵器に転用される恐れがあるため、核安全保障局(NNSA)が長期保管など別の処分方法を検討する。米国で唯一の燃料工場建設が行き詰まったことで、核兵器からのMOX燃料を使ったプルサーマル発電の実施は難しくなった。(後略) (3月6日東京新聞より抜粋)
◆ビキニ水爆実験 被害追う 被ばく60年福島と重ね
前双葉町長や避難者も参加 横浜で上映会
1954年、米国が太平洋・ビキニ環礁で行った水爆実験でマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくして1日で60年。福竜丸以外の漁船の被害を追った映画「放射線を浴びたX年後」の上映会が28日、横浜市中区であった。福島県双葉町の前町長、井戸川克隆氏ら東京電力福島第一原発事故の避難者も参加した。
「-X年後」は南海放送(松山市)が2012年1月に制作したドキュメンタリー番組を83分に拡大。核実験による船員の健康被害を調べた高知県の高校生と教師の活動を軸に、日本列島にも及んだ放射能汚染を米国の機密文書で明らかにした。上映後、伊東英朗監督が「被災60年とか、3.1ビキニデーという言い方は、1946年から62年まで行われた核実験を矮小化する。記念日をつくることは事件を過去にしてしまうことで、福島ではつくってはならない」と訴えた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2120】
2014年3月19日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.米国で始まった脱原発の動き (上)
プルサーマル、ウラン濃縮、新型炉開発
急激に縮小する原子力開発計画 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.川内原発優先審査・再稼働方針に抗議する
「立地審査指針」を新安全基準から意図的に外した理由は、福島並みの
事故時には「立地審査指針」を満たすことはできず、すべての原発設置
許可は無効となる 井上 啓
★3.4/12第2回被ばく労働問題連続講座
除染作業現場からの報告と「被ばく労働者春闘」統一要求
「スペースたんぽぽ」
★4.新聞より8つ
◆エネ計画閣議決定、来月以降に (3月19日毎日新聞より)
◆アルプス全停止 福島第一 (3月19日毎日新聞より)
◆原発の火山灰対策「交通面も」 火山噴火予知連絡会
(2月26日朝日新聞見出しより)
◆川内への降灰量 数値の検証必要 田中規制委員長
(3月15日朝日新聞見出しより)
◆中国電、町道造って寄付? 原発計画中断の山口・上関
町が依頼、費用2億円 (3月16日朝日新聞見出しより)
◆濃縮ウラン供給 米の企業が破綻 日本の原発停止響く
(3月6日東京新聞より抜粋)
◆解体核 MOX工場凍結 米政権、建設費増大受け
(3月6日東京新聞より抜粋)
◆ビキニ水爆実験 被害追う 被ばく60年福島と重ね
前双葉町長や避難者も参加 横浜で上映会
(3月1日東京新聞より抜粋)
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※3/24原発立地自治体住民連合による安倍内閣あて公開質問状の提出
日時:3月24日(月)12:30より17:00
場所:参議院議員会館1階講堂(340人) 市民の参加歓迎!
主催:原発立地自治体住民連合、
協力:再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎気付)
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┗■1.米国で始まった脱原発の動き (上)
| プルサーマル、ウラン濃縮、新型炉開発
| 急激に縮小する原子力開発計画
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○ 米エネルギー省は、解体核兵器から取り出されたプルトニウムを燃やす「プルサーマル計画」を事実上断念した。世界で進行していた、プルトニウムを軽水炉で燃やすという計画は、これでフランス以外は商業規模では全部消滅した。
もちろん、日本も現在、止まっている。
福島第一原発震災が世界に与えた衝撃が巨大だが、米国においても大きな方針転換につながっている。
○米国プルサーマル終焉か
共同通信などが伝えているところでは、オバマ大統領は3月5日、核兵器級プルトニウムを混合酸化物燃料(MOX燃料)に加工する施設への予算を凍結し、事実上の計画断念を2015年度予算教書で発表した。
この施設は「混合酸化物燃料製造施設(MFFF)」と呼ばれ、サウスカロライナ州エイケンのサバンナ・リバーサイトに「ショー・アレバ・MOX燃料サービス社」が建設中だ。名前の通り、フランスのアレバ社との合弁企業で、施設はフランスのメロックス社製MOX燃料施設をベースに作られている。
米国では商業再処理は行われていないので、プルサーマル計画は唯一、解体核兵器の処分方法として2002年に計画された。
米ロのSTART(戦略兵器削減交渉)などにより保有できる核弾頭の数が大幅に削減され、それに伴って解体核兵器から取り出される、高濃縮ウランと核兵器級プルトニウムの処理方法について議論になった。
高濃縮ウランは天然ウランや劣化ウランと混ぜて希釈すれば、そのまま核燃料になるが、プルトニウムは、そのままでは燃やせる原子炉は存在しない。そこで米国では解体核プルトニウムの半分を天然ウランと混合してMOX燃料を作り、原発で燃やすことを計画した。
およそ34トン(その後25トンに減らされている)の核兵器級プルトニウムから年間3.5トン程度のMOX燃料を作る予定で2007年に施設の建設は始まっていた。当初の完成予定は2016年、それが大幅に遅れ現時点までの進捗は60%で操業開始も2019年と先送りにされていた。(下につづく)
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┗■2.川内原発優先審査・再稼働方針に抗議する
| 「立地審査指針」を新安全基準から意図的に外した理由は、福島並みの
| 事故時には「立地審査指針」を満たすことはできず、すべての原発設置
| 許可は無効となる
└──── 井上 啓
ようするに原子力規制委員会は、福島事故並みの大事故は地震によってしか起こらないとの前提に立って、安全再審査を行うと言うことなのですね。
かつて原子炉等規制法に基づく原子炉設置許可申請に伴う「安全審査」の基本原則を放棄したと言うことです。全電源喪失や、配管破断にともなって起き得る炉心溶融事故などは「起こることはない」との想定で、どのような事故時でも周辺の住民の被曝災害をもたらすことはない、そういう立地条件を満たすので設置の許可を出す、ということで安全審査をクリアしたはずです。
「立地審査指針」を新安全基準から意図的に外した理由は、福島並みの事故時には「立地審査指針」を満たすことはできず、すべての原発設置許可は無効となるからです。
耐震性能、つまり巨大地震時でも電源喪失にはならない条件がそろえば、大事故は起こらないとの前提に立った「変更審査」を進め、再稼働を強引に許可しようという魂胆は見え見えです。
どのようなシビアアクシデントが起きようとも、周辺住民の被曝は十分小さいということを規制委員会はどう保証するのでしょうか?その保証もなく設置認可できないはずなのですが、そういった事故想定はしなくても良いと言うことなのですね。620ガル程度の地震に耐えれば炉心溶融などという事態にはならないと判断しているわけですね。福島の事故は津波によってのみ起きたとの想定にたっているわけですが、福島事故は未だに事故進行中という事態で、事故原因は未だ究明中というのが真相です。
一方で、周辺自治体に対しては、福島並みの事故時の避難計画を求めているのですから、やることがめちゃくちゃです。
公開討論会を要求したらいかがでしょうか?
たんぽぽ舎です。【TMM:No2119】
2014年3月18日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.3・16さよなら原発鹿児島パレード参加報告
パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にも
たくさんの反原発を思う人がいる
上村信一(経産省前テントひろば)
★2.3月16日(日)午後9時「NHKスペシャル メルトダウン最新報告
放射能“大量放出”事故最大の謎の真相は
あの日の原発全映像化」を見て 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3/20「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」
12時過ぎに「南柏」駅東口からビラまきに出発
★4.新聞より
◆福島の痛み 思い起こせ 都内で脱原発集会
(3月16日東京新聞より)
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※3/19原発立地自治体住民連合による
日本政府あて「公開質問状」の提出行動(3/24)に向けて講演と討論
日 時:3月19日(水)19時より21時
お 話:広瀬 隆さん・山崎久隆さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円 資料を用意
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┗■1.3・16さよなら原発鹿児島パレード参加報告
| パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にも
| たくさんの反原発を思う人がいる
└──── 上村信一(経産省前テントひろば)
○ 会場である鹿児島中央公園にAM9時50分に到着、太陽の広場(震災支援チャリティーマーケット、NO NUKESステージ)は10時からということではあったが既に始まっていた。公園のある天文館の街を「脱原発集会に来てください」と街宣車が走り回り、県警機動隊の警備車両や数人の警察官等、脱原発集会の見慣れた光景である。
会場には、伊方反原発運動の井出さんや、地元川内の松元さん、東京から柳田さんと10人程のたんぽぽ舎のメンバー等顔馴染みとでも言うべき面々と挨拶、遠く鹿児島の地で再会することは、一際(ひときわ)嬉しいものである。
ステージでは、脱原発のシンガーやバンドが脱原発の思いを表現する素敵な演奏が行われていた。
地元鹿児島県内金曜行動の人達や隣の宮崎熊本から来られた方々と交流しながら、ステージを楽しんでいると、10時になって自然農有機栽培野菜の無料配布のアナウンス、思わず手をのばしたくなった、が、見栄を張って、隣の一品100円という甘夏とヨモギ饅頭を買っちゃいました。
昼の12時になる頃には再稼働阻止全国ネットのメンバーが次々に到着、富山、泊、玄海、個々には存知あげないが、見覚えのある顔が散見された。
さよなら原発集会の始まる13時には、テントからの参加メンバーである渕上、正清と私(上村)の3名と宮崎転勤中の内田さんも加わって闘志旺盛な面々が顔を揃えた。
○ 集会では、「鹿児島反原発連合有志」岩井哲代表の現鹿児島県伊藤知事と薩摩川内市長岩切の原発マネーの呼び込み(即ち原発再稼働推進容認)が川内原発の再稼働候補一番手になった原因ではないかという訴えがあった。
また、伊藤知事は、今任期後は、鹿児島に住まないで東京に住むと言っている。鹿児島に今後住まない人が再稼働を推進する無責任さを追及、自分達のように生涯何代にも亘って鹿児島に居続ける人達にとっては遣りきれない思いだという訴えに、何とも言い難い不条理さを感じざるを得なかった。
主催者から参加者6000名の発表後、各地の原発再稼働と反原発運動の状況、福島の木幡さんの福島原発事故からの悲惨な状況と国・東電の無責任対応等の話がされた。
最後にストップ再稼働!さよなら原発!3.16鹿児島アピールを高校生が読み上げて、集会を終えた。
○ パレードは2Kmと4Kmの2コースに分かれて行われ、再稼働阻止全国ネットとテント、たんぽぽのメンバーは一緒に元気にアピールした。
パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にもたくさんの反原発を思う人がいる、そのほかにも声を上げられない多くの人がいる。
原発のない安心な日本に住みたい。この当たり前の目標に向かって、今日の集会が鹿児島の人々や各地の原発立地の人々に訴えることが出来たことを収穫として帰路についた。
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┗■2.3月16日(日)午後9時「NHKスペシャル メルトダウン最新報告
| 放射能“大量放出”事故最大の謎の真相は
| あの日の原発全映像化」を見て
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ この事故で放射能を最大に放出した2号機のドライべントのことを言ってない?!
番組の趣旨はこれまで考えられていたよりも大量の高濃度放射能が出ていた、ということです。いくつか新発見の事実を報告しています。
一、2号機格納容器が破壊されていた!
メルトダウンしたデブリが格納容器の壁の近くまで押し寄せ、600度Cまで温度が上昇したと考えられます。壁の物質は熱膨張し、継ぎ目に想定以上の力が加わり、破壊されたと考えられます。2011年3月14日、2号機はベントの弁の不具合でベントができず、格納容器の圧力が上昇した。建屋の放射線量が数十ミリシーベルトに上昇し、建屋に水蒸気が充満した。この番組でいうベントはウェットベントのことです。圧力容器から水蒸気をサプレッションチェンバーに送って水をくぐらせて濾過したのちに排気する仕組みです。格納容器がまだ健全なのに、建屋に高放射能の水蒸気が充満したのは、RCIC(非常用冷却装置)をつなぐパイプのパッキンに隙間が空いたからだとわかりました。四重のパッキンの間の蒸気を吸い取るには電気が必要だったのです。
二、3月12日1号機が爆発しますが、実はそれ以前に大量の放射能が1号機から放出さていたことが、最近わかりました。事故から2年以上たってから、双葉町上羽鳥のモニタリングポストの放射線量記録が読めるようになり、爆発(14時40分)前の14時01分に4.6mSv/hが記録されていました。これは1号機のウェットベントのためです。ベントのフィルター(水)は放射線量を千分の一に減らすはずですが、サプチャンの水が実は水でなく熱湯で、表面が蒸気化しており、フィルター効果が半減していた可能性があるということです。フィルター付きベントがついていても、実際機能するかどうか疑わしいのです。
三、しかし番組ではこの事故で一番放射能を放出した2号機のベントがどうなったか報告していません。3月15日10時に2号機から白い蒸気がでているのが外から見えたと言っています。高濃度の放射能が出ていたわけですが、これで福島県中通のみならず、関東を広く汚染した2号機の放射能大量放出の説明にはなりません。東電テレビ会議49時間の記録で明らかになったのは、ウェットベントができなくなって、やみくもにドライベントをして想定の1000倍の放射能を人為的に放出したことです。これを言わないでは、放射能“大量放出”の謎は依然謎です。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆3/20「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」
私たち「原発止めよう!東葛の会」の「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」は予定通り今度の木曜日の3月20日に行います。
今回は、午後2時30分からのアクションは予定通りです。
これまで、12時から南柏東口駅前で30分ほどのビラまきと街宣をやりましたが、今回は、12時過ぎに「南柏」駅東口からすぐにミニデモ行進のような形でビラまきに出発します。東電・東葛支社のある新柏まで歩きます。昨年11月に南柏からデモ行進しましたが、同じコースです。
距離は、ほぼ2.5キロ、約40分くらいの予定です。
スケジュールを整理します。
12時「南柏」東口バス停などのあるところに集合。準備が整い次第、ちらしまきスタート。
午後1時過ぎ、「新柏」到着、昼食。
午後2時頃、東葛支社前のデコレーション。
2時30分からアピールなど。3時30分終了。
連絡先:日下部信雄 kusakabe-nobuo@nifty.com
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┗■4.新聞より
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◆福島の痛み 思い起こせ 都内で脱原発集会
東日本大震災から三年を経過後、東京都内で初の大規模な脱原発集会が十五日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、約五千五百人(主催者発表)が参加した。作家の大江健三郎さんが原発への反対姿勢をあらためて明確にしたほか、集会後は参加者が東京電力本店(千代田区)付近をデモ行進し、原発再稼働に向けた動きに「ノー」を突きつけた。
集会は「『さようなら原発』一千万署名 市民の会」が主催。大江さんは、再稼働に向けて川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の審査を進める意向の原子力規制委員会を批判。その上で、脱原発を「自分の責任を取る願い」と位置付け、「今現在その運動を続け、あきらめない形で残りの人生を全うしたい」とし、脱原発を貫く姿勢を示した。宇宙飛行士の秋山豊寛さんも「川内原発を再稼働させてはいけない」と訴えた。
福島県の市民団体「ハイロアクション福島」の武藤類子さんも「3・11は決して記念日ではなく、今も続いている。『忘れたい』と『忘れるものか』のせめぎ合いの中で、(県民が)理不尽な被害に遭った被害者だと思い起こさなければならない」と語りかけた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2118】
2014年3月17日(月)その2 地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.3月24日(月)原発立地自治体住民連合が旗揚げ 広瀬隆(作家)
★2.東京新聞記事 (3月17日)
再稼働反対で立地議員団結 13道県136人連合結成
★3.今日の伊方・地震と原発 「伊方の家」の八木です
半島へ車での街宣に3名で出かけた。
家から道路に出てきてじっと聞き入って下さる方が何人もおられた。
★4. 3.14(金)大阪から第94回首相官邸前抗議行動に参加して(報告) 平野(大阪)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者にお願いします)
◆ 第9回被ばく学習会(3月18日)
◆ママデモ 3月23日(日) 渋谷
◆講演+DVD上映「子どもを被ばくから守るために-ベラルーシ・ウクライナの試み」(3月25日)
★6.新聞より1つ
◆<福島原発事故>避難234人が東電提訴…社員1人も原告 (3月10日 毎日新聞 より抜粋)
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※3/19原発立地自治体住民連合による日本政府あて「公開質問状」の提出行動(3/24)に向けて講演と討論
日 時:3月19日(水)19時より21時
お 話:広瀬 隆さん・山崎久隆さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:800円 資料を用意
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┗■1.3月24日(月)原発立地自治体住民連合が旗揚げ
└──── 広瀬隆(作家)
全国のみなさま 広瀬隆です
○みなさまのご尽力で、原発立地自治体住民連合の旗揚げが記事になりました。心からの感謝を申し上げます。 ※2を参照
一週間後、3月24日(月)午後1時からの参議院議員会館記者会見では、9人の原発現地議員さんから、具体的な危険性を告発す る怒りの発言が聞かれます。
その最後に、鹿児島市議会議員・小川美沙子さんから、川内原発至近距離に活断層発見の爆弾発表がおこ なわれます。これで川内原発再稼働計画をぶっ飛ばします。
ど素人が集まった原子力規制委員会の総辞職を求める!
○また『リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」』 橋山禮治郎著、集英社新書が発刊されました。必読書です。リニアを推進し てきたJR東海会長の葛西敬之は、安倍晋三の小使いで、この三年間、原発を再稼働せよと叫びまわり、集団的自衛権の行使、秘密保護法の成立、憲法改悪にと 活動を展開し、NHK籾井会長と共に、最悪の人間です。
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┗■2.東京新聞記事 (3月17日)
| 再稼働反対で立地議員団結 13道県136人連合結成
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全国の原発立地自治体で原発の再稼働に反対する百人超の地方議員が「原発立地自治体住民連合」を組織した。今月下旬には、政府に再稼働を目指す原発の安全性を問いただす公開質問状を提出する方針。二十四日に都内で記者会見し、メンバーや活動方針を発表する。
これまでに十三道県の百三十六人が参加を表明。質問状では「原発の大事故で被害者となるのは、立地自治体の住民」と強調。「事故は百パーセント起こらないと保証するのか。保証できないまま再稼働するのか」と政府を追及する。
使用済み核燃料や、再処理で発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場が決まっていないのに再稼働を認める理由なども盛り込む方針。政府が回答しない場合には、活動に賛同する国会議員に質問主意書を提出してもらう。政府は閣議決定した答弁書を出さなければならなくなる。
メンバーの内訳は県議十六人、市町村議百二十人。福島県いわき市議や福井県敦賀市議ら六人が共同代表に就いた。新規制基準に基づく再稼働第一号となる可能性がある九州電力川内(せんだい)原発のある鹿児島県からは計二十九人が加わった。
「東京に原発を!」など原発を批判する著書で知られる作家の広瀬隆氏が、質問状を取りまとめた。広瀬氏は「(マスコミでは)川内原発の再稼働に地元では反対がないなどと書かれているが、とんでもない。黙らされている地元民の怒りの声を広める」と話す。
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┗■3.今日の伊方・地震と原発 「伊方の家」の八木です
| 半島へ車での街宣に3名で出かけた。
| 家から道路に出てきてじっと聞き入って下さる方が何人もおられた。
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今日(3・14)の午前2時過ぎに突然、大きな地震があり、激しい揺れに目を覚ました。震源地は伊方と上関の間、伊予灘の中央部ということであり、中央構造線のすぐ脇であったとのこと、それ故、広い範囲にわたって激しく揺れたようだ。西予市で5強、八幡浜や伊方は5弱であった。揺れが収まると、すぐに伊方原発はどうだったか、何も生じてはいないだろうかということが頭をよぎった。
首都圏にいたときはしょっちゅ揺れを経験してきたが、こちらにきてからは全くそういうことのない中で、いきなりであっただけに本当に驚かされた。近くに中央構造線が走り、また南海トラフによる大地震の切迫性が指摘されている中で、伊方原発再稼働の危険性を訴えてきたが、今日はそのことを身をもって実感させられた。
昼から半島へ車での街宣に3名で出かけた。朝のうちに車の屋根にスピーカーをセットし、本格的に街宣車の気分である。半島の中央部の3地域をまわり、あるいはゆっくりと車で流しながら、あるいはところどころ車を止めて、訴えてまわった。今日の深夜の地震のこと、これから起こりうる地震のこと、地震と原発事故のこと、3・11のこと、福島のこと、放射能と被曝のこと、そして19日の伊方町での井戸川さんの講演会のことを、自身の実感をこめながら穏やかに訴えてまわった。
街宣していると、家から道路に出てきてじっと聞き入って下さる方が何人もおられた。多くの人が深夜の激しい揺れに目を覚まし、伊方原発のことを考え、3・11を思い起こしたに違いない。あるところでは、私たちがひとしきり終えて帰ろうとすると、年配の男性が手を振りながらやってきて「あんたたちのいっていることにワシは大賛成じゃ。もっと言ってくれ、どんどん中の方に入って行ってガンガン言ってくれ。」とおっしゃって、感激の握手をした。
私たちは感激しながら、アピール活動をさらに、さらに続けていった。今日も空は青く晴れ渡り、海はエメラルド
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┗■4. 3.14(金)大阪から第94回首相官邸前抗議行動に参加して (報告)
└──── 平野(大阪)
大阪から参加しました。若者たちとステッカー配布の活動をしています。当日は、たんぽぽ舎に早く着いたのでチラシの折り込み手伝いました。我が家ネコの話で盛り上がり、手作りのおはぎ食べそこなってしまいました。慌ただしく進む準備作業だけど、共通の思い(ネコでなく原発)だけでつながれることがたのしい。なんだかんだとお話ししながら、まずは日比谷公園近くの富国生命ビル内の関西電力東京支店前へ、抗議コールをする。金子さんの抗議コールがよかった。気持ちがあふれてた。東京の抗議行動への参加は2回目だが、関西とは切実感が違うと感じる。そのあと官邸前へ。たんぽぽ舎のチラシは関心を持って受け取ってくれるひとがたくさんいた。その情報量に感服する。官邸前は次の日に脱原発集会があるからか、それほど多人数ではなかった。それだけにいろんな人とお話しすることができた。3.15の集会を含め、東京の皆さんとたくさん出会いました。これからもこのつながりを大切にしたい。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者にお願いします)
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◆第9回被ばく学習会
日時:3月18日(火)午後6時開場、6時15分~9時20分
場所:アカデミー茗台(みょうだい)7階学習室A 文京区春日2-9?5
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅改札を出て右折、大通りを右へ徒歩8分、茗台中学校の隣り
内容
1.3月11日のテレビ朝日ニュースステーションで放映された甲状腺特集について
2.「臨床医が見たチェルノブイリ、福島の現状」 牛山元美医師(さがみ生協病院)
昨年ベラルーシで甲状腺研修を受け、地元神奈川で日々きめ細かな診察にあたるとともに、福島県郡山の病院で月1回の当直勤務もしている。市民とともに「放射能から子どもを守る」活動を続けている。
主催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
参加費(資料代込み)700円。
参加される方は anti-hibaku@ab.auone-net.jp へご連絡ください。
詳細はhttp://www57.atwiki.jp/20030810/pages/90.html
◆ ママデモ 3月23日(日)
集 合 渋谷区宮下公園 15時 スタート 15時半
「安部総理、私たちの話を聞いて」『ママたち、女たち、こどもたちのみらいのためにひとつになろう』
反原発、反TPP、反秘密保護法を思い思いのプラカードで、訴えましょう!
世代を超えてのママのデモです。
10代から100歳代まで、母親、未来の母親(女性)なら誰でも。グループでも、一人でも、どんな団体でも、参加OKです。
みんなひとつになりましょう!!(男性は、女装やリボンつけて参加しましょう。)
☆ママデモ実行委員会
ツイッター happymamademo
http://happymamademo.jimdo.com /
090-9148-2667(魚ずみ)
◆講演+DVD上映「子どもを被ばくから守るために-ベラルーシ・ウクライナの試み」
『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』など、核や被ばくの問題を入口に、人の命や暮らしについて見つめるドキュメンタリー映画を世に送り出し続けている鎌仲ひとみ監督が今秋公開予定の新作『小さき声のカノン ?選択する人々』を現在製作中です。
その製作レポートを抜粋したDVD「カノンだより」(Vol.1とVol.2に収録されている“26年後のベラルーシ”と“チェルノブイリツアー”前編+後編)を鑑賞して、原発事故後3年経ったの福島と26年後のベラルーシ、ウクライナを重ね合わせながら、放射能に汚染された現実と向き合い、母親と子どもを守るためにチェルノブイリの経験から私たちがすべきことは何か、鎌仲ひとみさんと一緒に考えたいと思います。
日 時: 3月25日(火) 18:45-21:00
会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
講 演: 鎌仲ひとみさん(映像作家)
参加費: 一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
定 員: 30名(定員を超える場合は予約を優先します)
主 催: (財)大竹財団 Tel.03-3272-3900
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┗■6.新聞より1つ
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◆<福島原発事故>避難234人が東電提訴…社員1人も原告
東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされ精神的苦痛を受けたなどとして、福島、栃木両県で被災した計234人が10日、東電と国に総額約46億6300万円の賠償を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。原告には東電社員1人が参加。原告弁護団によると、事故を巡って現役社員が東電を訴えたのは初めてとみられる。また同日、新潟、山形、群馬などの各県でも避難者が集団提訴した。
訴えた社員は、事故当時、福島県大熊町の社員寮に住んでいた20代の男性で請求額は1800万円。
弁護団によると、社員は原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)に仲介を申し立て、ADRが示した和解案を基に東電から賠償金を受け取っていた。
だが、昨夏、東電が運営する県内の独身寮に転居した後、ADRが示した和解案を東電が拒否したため、提訴に踏み切ったという。 (後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2117】
2014年3月17日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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◇ 川内原発再稼働反対特集
★1.「さよなら原発!かごしまパレード」に6千人集結、川内原発の再稼働拒否
にぎやかなデモ、好感を表明する沿道の人たち、気持ちよいデモ
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.火山噴火の火砕流が川内原発をおそったら・・・
規制委員会は、火砕流が川内原発を「絶対に」襲わないという保証を
しない限り、審査を通すことは出来ないはず
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3. 川内集会スピーチ
川内原発は日本最西端の原発で、もし事故が起きれば、偏西風が
日本列島を舐めるように放射能を撒き散らす
井出久司(原発さよなら四国ネットワーク)
★4.新聞より1つ
◆ 6000人が「川内原発再稼働許すな」 (3月17日東京新聞より)
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※3/19原発立地自治体住民連合による日本政府あて「公開質問状」の提出行動(3/24)に向けて講演と討論
日 時:3月19日(水)19時より21時
お 話:広瀬 隆さん・山崎久隆さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:800円 資料を用意
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┗■1.「さよなら原発!かごしまパレード」に6千人集結、川内原発の再稼働拒否
| にぎやかなデモ、好感を表明する沿道の人たち、気持ちよいデモ
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
16日(日)は、「さよなら原発!かごしまパレード」に参加した。テントからは渕上、正清ふたりのテント裁判被告など数人が参加、「再稼働反対 テントひろば」ののぼり旗を掲げて歩いた。
昨年12月15日に薩摩川内市で開催された「集まろう ストップ再稼働! 12.15in川内」で3月16日の一万人集会が予告された。3.11後3年の催しが全国各地で開催される中で、まだどの原発の再稼働が有力か見えない中で、どれだけの人が鹿児島に集まれるかと心配した。が、ちゃんと原子力規制委員会が「かごしまパレード」を後押ししてくれた。パレードの3日前3月13日(木)に規制委が定例会議で、審査書案作成の第一号を川内原発に決めたのだ。
集会は午前10時開始の「太陽の広場」から熱気を帯び、NO NUKES STAGEで種々の音楽が奏でられる中で、鹿児島県内金曜行動や再稼働阻止全国ネットワークが紹介され、川内博史前衆議院議員や福島瑞穂議員や県議会議員が再稼働阻止を強く訴えた。
午後1時の集会開始時には、鹿児島中央公園は芝に座る人々で一杯になった。山本太郎参議院議員が大阪弁で力強い挨拶をして衆議院鹿児島2区の補欠選挙への独自候補の擁立を訴えて開会、集会実行委員会の共同代表約10人が演壇に並び、向原祥隆さんが怒りの基調の挨拶をした。次に、全国から集結した13人が演壇に並び順にスピーチ。木幡ますみさんが福島特に大熊町の現状を切々と訴え、続けて再稼働阻止全国ネットワークでなじみの泊、志賀、伊方の方々のアピールが続いた。また、柳田さんが阻止ネットの説明をし、岩下さん(阻止ネット、テントひろば)が4月から薩摩川内市に滞在して現地と連携して闘う決意を表明した。最後に「ストップ再稼働!さよなら原発!3.16鹿児島アピール」を高校生二人が読み上げて集会を盛り上がった。
柔らかな日差しを受けながら、参加者は2つの隊列に分かれて鹿児島市内を練り歩いた。にぎやかな天文館周辺のデモは、警察の規制もなく、好感を表明する沿道の人たちも多く、気持ちよくデモができた。その後、現地の方々と特にテントからの参加者達との交流の場も持った。
いよいよ正念場。川内原発の再稼働を阻止し、国内原発稼働ゼロを続けて、世界の原子力マフィアの目論みを砕くべき時だ。原子力規制委員会が再稼働促進委員会であることを多くの人が見抜いて認めるようになった今、東京で、九州で、鹿児島で、薩摩川内市で、全国の人たちの力を結集していかに再稼働を阻止するか。一人一人の力が試されている。
(テント日誌3月16日より)
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┗■2.火山噴火の火砕流が川内原発をおそったら・・・
| 規制委員会は、火砕流が川内原発を「絶対に」襲わないという保証を
| しない限り、審査を通すことは出来ないはず
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○フジサンケイグループの経済誌「sankeibiz」がネットで川内原発の優先審査について取り上げています。既に新基準「合格」前提のような書きぶりですが、それでも火山について何の対策も無いことなどは記述しています。あまり具体的には報道されていなかった川内原発の危険性は、今後もっと知られなければなりません。
-------------------------引用開始
【川内原発】火山対策ほぼ白紙 過去に火砕流到達も
2014.3.13 19:04
昨年7月施行の原発規制基準に基づく審査で、初の合格の見通しとなった九州電力川内原発(鹿児島県)は、付近に火山が集中し、過去の巨大噴火では敷地に火砕流が及んだ可能性が高いと指摘されている。だが、規制基準で定める対策は火山の「監視」止まり。原発の火山対策はこれまで手つかずのまま放置されてきたこともあり、具体的対策はほとんど白紙の状態だ。
数百度の高温ガスが時速100キロで流れ出すような火砕流が原発を襲った場合、防御はほぼ不可能と言える。九電が監視するのは「阿蘇カルデラ」「姶良カルデラ」など。十数万年前以内に巨大噴火を起こし、火砕流が発生した火山だ。
特に姶良カルデラは約3万年前の超巨大噴火で、広範囲に火砕流が及んだ。この時の痕跡である堆積物は川内原発から3キロ弱で5メートル以上の厚さで確認されており、審査で火山対策を担当した島崎邦彦委員長代理も敷地に及んだ可能性が高いとの見方を示している。
-------------------------引用ここまで
○火砕流の警戒をしている「相手」とは、姶良カルデラと阿蘇カルデラの火砕流ですが、これらは敷地に大量の火山灰をもたらしたと思われます。その証拠は隠れもなく多数存在します。
川内原発を上空から見ると、電源設備は敷地内にむき出しです。これでは火山灰に覆われれば一瞬で使用不能になるでしょう。
緊急対策として規制庁は、外部電源と代替注水の機能を要求しています。しかしそれは火砕流には無力です。
海水ポンプを駆動するための外部電源も、非常用ディーゼル発電機も、火砕流に耐えられません。空冷でも水冷でも同じです。摂氏数百度から千度に達する火砕流で、全て燃えてしまいます。屋内であっても同じですが、さらに屋外せっちならさらに脆弱です。
冷却水を注水する代替注水は建屋の外から消防車のポンプで行いますから、これも火砕流に耐えられる訳がありません。
最大の問題は、人が生き残れないことです。
制御室に立てこもったとしても火砕流の直撃に耐えられるとは考えられません。何人かが生き残ったとしても、フクイチ以上に何も出来ません。
核燃料は建屋が破壊されなくても30分でメルトダウンするでしょう。
規制委員会は、火砕流が川内原発を「絶対に」襲わないという保証をしない限り、審査を通すことは出来ないはずです。
規制委員会は、供用期間中に大規模火砕流に襲われる危険性は「ほとんどない」などと言うべきではありません。それでは一体何のために14-15万年前の断層を調べ、40万年前の地震をも調べる対象にするのでしょうか。
九州のカルデラ火山の噴火は「わずか」7000年(鬼界カルデラ)から30000年前(姶良カルデラ)の出来事です。150,000年どころではないのです。
噴火は予測できるという見方もあるかもしれませんが、必ず出来る保証などありません。また、仮に1日前に予測できたとしても炉心燃料やプールの燃料を「逃がす」余裕などありません。
火山噴火が確実に「起こりえない」とする知見でも出すならばともかく、このようなところで原発を稼働させてはならなかったのです。
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┗■3.川内集会スピーチ
| 川内原発は日本最西端の原発で、もし事故が起きれば、偏西風が
| 日本列島を舐めるように放射能を撒き散らす
└──── 井出久司(原発さよなら四国ネットワーク)
○伊方原発のある愛媛県から来ました、原発さよなら四国ネットワークの井出です。去年に引き続き三度目の鹿児島です。今回は、3百人で来ました、と言いたいが、三人で来ました。しかし、愛媛の、伊方原発に反対するたくさんの仲間の想いを背負ってやって来ました。
○去る13日、ついに再稼働の嵐の狼煙が上げられました。その次の日に伊方原発と上関原発予定地の間を震源とする地震が起きました。これはまさに原発は危険であり、決して再稼働すべきではない!という天の声である、と考えられます。これは明らかに中央構造線由来の地震であり、その中央構造線はここ川内原発に向かって伸びています。さて再稼働の一番手は鹿児島の川内原発とのことです。が、川内原発は日本最西端の原発で、もし事故が起きれば、偏西風が日本列島を舐めるように放射能を撒き散らす危険性は語らずとも明らかです。川内原発は、伊方原発同様に南海トラフ並びに中央構造線由来の巨大地震の影響が予想され、非常に危険な原発です。しかし、規制委員会は、重大な問題がない、という理由で川内原発を再稼働の一番手に決定しました。これはまさに寝言は寝てから言え!としか言いようがない。もっとも、日本列島に安全な原発などどこにも存在してはいないのではありますが。政府は、規制委員会は、原発の安全性を審査してなどはいません。これは、数回の規制委員会交渉に参加して実感しました。真剣に審査しているふりをして、どうやったら多くの国民ku樣・C擦襪・・鯱正弔靴討い襪砲垢・泙擦鵝・簔・蓮△海了・造鯒鯑釮里發箸貿・掘⊃靴靴さ・・儖・颪・該困靴討い襪・藺臂翩廚世費戮気譴討い訛燭・旅駝韻謀舛─・Δ飽豼愃堂堝・紳个寮爾魑鵑欧討い・覆韻譴个覆蠅泙擦鵝・・w)○ついに、決戦の狼煙は上げられました。私達は、故郷のかけがえのない自然環境と、全ての生命を守らなければなりません。原発再稼働を許して、あの時もっと 真剣に反対運動しておけば良かった、という後悔や、放射能汚染された故郷や、死の灰を残してはなりません。後世に残すべきは、美しい故郷の自然環境と、そこに生きる全ての生命の繋がりです。再稼働の嵐の、今この時、この運命の分かれ道の今、悔いの残らない全力の闘いをしましょう!Xデーに際しては、薩摩川内の現地に応援に来れる者は再稼働反対の旗をかざして応援に来、応援に来れない者は、三國志の諸葛孔明の有名な十面埋伏の陣の如く、それぞれの住む土地で立ち上がり、四方八方で再稼働反対の声を轟かせましょう!闘いは、ここ川内から始まったばかりです。次には伊方、玄海、泊、大飯、高浜と再稼働の嵐は波状攻撃のように続きます。川内での闘いが、引き続き起こる再稼働反対の闘いの情勢に非常に大きな影響を及ぼします。川内原発現地と、全国が一致団結して立ち上がり、放射能汚染や後悔を残さず、私達のかけがえのない故郷と、未来へ続く全ての生命の繋がりをこそ後世に守り、残そうw)「任呂△蠅泙擦鵑・寇タw)w)┏┓
┗■4.新聞より1つ
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◆ 6000人が「川内原発再稼働許すな」
鹿児島県の反原発団体は十六日、原子力規制委員会による審査が優先的に進められる九州電力川内(せんだい)原 発(同県薩摩川内市)の再稼働に反対する集会を鹿児島市で開き、「原発はいらない」と抗議の声を上げた。主催者によると、全国から約六千人が集まり、集会 後には市内を練り歩いた。
集会で、主催者側は「東京電力福島第一原発事故の原因がはっきりしないのに『安全な原発』を語ることなどできない。再稼働は到底許されない」とのアピールを読み上げた。
福島第一原発が立地する福島県大熊町から避難し、会津若松市の仮設住宅で暮らす木幡(こわた)ますみさん(58)は「住民は何も知らされず、三十分で行ける距離を半日かけて避難した。町にはもう帰れません。原発を再稼働させないでください」と呼びかけた。
北海道電力泊原発(北海道泊村)が見える距離にある岩内町の佐藤英行町議は「ここが全国の再稼働を阻止する一歩だ」と声を張り上げた。
原子力規制委は十三日、川内原発1、2号機の審査を優先することを決定。新規制基準に基づく再稼働が全国で最も早くなる可能性が高まった。 (3月17日東京新聞より)