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┗■3.今週(514日)の伊方原子力規制事務所への申し入れ報告

 │ 二度と、どこにも悲惨な原発事故が起こらないよう、

 │ これからも力を合わせて原発を止め続け、廃炉にしましょう!

 └────(堀内美鈴 伊方原発現地から)

 

514日、伊方原子力規制事務所へ申し入れを行いました。参加者は5団体と

個人あわせて14名。-八幡浜・原発から子どもを守る女の会、伊方原発反対八

西連絡協議会、原発さよなら四国ネットワーク、伊方原発50㎞圏内住民有志の

会、再稼働阻止全国ネットワーク「伊方の家」。

 

規制事務所の会議室を訪ね、野中所長と鶴園副所長に対し、5団体からの申し

入れ書等を読みあげ、柏崎刈羽、広島、ほか個人からの申入書とあわせて提出

しました。その後、所長、副所長と質疑応答をした際、参加者から、

 1.提出された申し入れ書を原子力規制委員会の各委員に届けること

 2.伊方原子力規制事務所所長あての申入れに対し文書での回答を求めました。

 

1.については伊方原子力規制事務所に連絡して確認したところ、本庁から

「受け取りました」と連絡を受けたとのことです。2.についてはまだ連絡を

待っているところです。回答がありましたらお知らせいたします。

 

当日、全国各地で申し入れに参加された皆さま、お疲れさまでした。

皆さまのことを思い浮かべながら、伊方でも申し入れました。

 

 ※当日提出された申し入れ書は、行動の呼びかけをした再稼働阻止全国

  ネットのHPをご覧ください。           (メルマガ編集部)

  http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/5387

 

 

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┗■4.福島県に抗議する緊急記者会見を開きます

 │政府の過ちを最終的にただせるのは私たち市民だけです

 │私たちと一緒につながりましょう。みなさまのご参加をお待ちしています

 └────(ふくしま集団疎開裁判の会)

 

【福島県に抗議する緊急記者会見】

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」の「美味しんぼ」の表現に対し、福島県

 が表明した抗議文『週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する

 本県の対応について』に対し、抗議を福島県に申し入れました。

 これに伴い緊急記者会見を開催します。

 

 日時 5月21日 18時開場 1830分開始 (1945分 終了予定)

 場所 参議院議員会館 B103

 (ロビーで受付、通行証を配布します)

 参加者 山本太郎議員、井戸謙一氏(ふくしま集団疎開裁判弁護団)

  ノーム・チョムスキー氏(メッセージ)、キャサリン・ハムネット氏

  (メッセージ)、アナンド・グローバー氏(メッセージ)

 主催 ふくしま集団疎開裁判の会

 

 ★5/15の抗議申入れについて詳細(ふくしま集団疎開裁判 ブログ)

  http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2014/05/blog-post_15.html

 

 

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┗■5.新聞・雑誌より

 └────

 

◆川内原発再稼働 今夏中は困難に  九電書類 追加ずれこむ

 (5月15日 朝日新聞見出しより)

 

◆東海村など11市町村 東海第2の審査申請容認

 原電に伝達 「再稼働直結せず」(5月16日 茨城新聞より抜粋)

 

 東海第二原発(東海村白方)の再稼働へ向けた国への安全審査申請をめぐり、

東海村や水戸市など立地・周辺11市町村長は15日、日本原子力発電(原電)に

対し、申請を容認する意向を伝えた。首長側は「申請は再稼働に直結しない」

ことを強調した上で、東海第二に保管されている使用済み核燃料の安全確保を

図る観点から申請を認めた。原電は近く、原子力規制委員会に審査を申請する

方針。

 申請を認めたのは原子力所在地域首長懇談会(座長・山田修東海村長)と

県央地域首長懇話会(座長・高橋靖水戸市長)を構成する11市町村の首長。

(後略)

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たんぽぽ舎です。【TMM:No2171

2014516日(金)地震と原発事故情報 -5つの情報をお知らせします

                              転送歓迎

━━━━━━━

★1.マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」について

 自民党国会議員3人の発言紹介 -180国会会議録から-(渡辺秀之)

★2.6月13日(金)

 川内原発再稼働阻止・鹿児島応援ツアー 参加者募集 定員100

       (川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局)

★3.今週(514日)の伊方原子力規制事務所への申し入れ報告

 二度と、どこにも悲惨な原発事故が起こらないよう、

 これからも力を合わせて原発を止め続け、廃炉にしましょう!(堀内美鈴)

★4.福島県に抗議する緊急記者会見を開きます

 政府の過ちを最終的にただせるのは私たち市民だけです

 私たちと一緒につながりましょう。みなさまのご参加をお待ちしています

                     (ふくしま集団疎開裁判の会)

★5.新聞・雑誌より

 ◇川内原発再稼働 今夏中は困難に  九電書類 追加ずれこむ

 (5月15日 朝日新聞見出しより)

 ◇東海村など11市町村 東海第2の審査申請容認

  原電に伝達 「再稼働直結せず」(5月16日 茨城新聞より抜粋)

━━━━━━━

※あす17() 17:30開場 18:00~20:00

 東電解体講座[6] 川内原発再稼働の危険─火災流が原発を襲う時

 講師 山崎久隆さん 参加費800円 於・スペースたんぽぽ

━━━━━━━

 

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┗■1.マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」について

 │ 自民党国会議員の発言:3人の紹介

 └────(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)

 

マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」。3人の自民党議員が国会で発言した

「鼻血」に関する記録を紹介します。

 

[]180回国会 予算委員会 第8号:H24314()

自民党:熊谷大議員の細野豪志国務大臣への質問:

 大きな不安はないというふうにおっしゃっていますが、ほかの県南の地区も、

 これ、保健便り、ちょっと持ってきました。ある小学校の、(宮城)県南の小

 学校の保健便りです。

 四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数

 四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血、これ鼻血ですね、順

 に多くということ、これ結果で出ているんですね。これ、県南でもやっぱり

 こういう症状が出ると心配になるんですよ。それにどういうふうに、本当に

 不安はないと言えますか。

 

[]180回国会 文教科学委員会 第3号:H24322()

自民党:熊谷大議員の平野博文文部科学大臣への質問:

 そういった状況で、官房長官は、人体に影響がないということを繰り返し発

 表をしておりました。

 この前、予算委員会でも紹介させていただきました保健便り、ある県南の、

 宮城県の南部の学校、小学校が出した保健便りの一節ですね。(中略)

  四月から七月二十日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数

 四百六十九名が利用しました。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血の順に

 多く、鼻出血というのはこれ鼻血のことですね、外科症状では擦り傷、打撲、

 虫刺されが順に多かったということで書いてありますが、平野大臣、この

 事実もう一度、どのようにお考えになりますでしょうか。

 

[]180回国会 憲法審査会 第4号:H24425()

自民党:山谷えり子議員の発言

 井戸川町長が雑誌のインタビューでこんなことを言っていらっしゃいます。

 (中略)それから、国、東電は、止める、冷やす、閉じ込めると言い張って絶

 対に安全だと言ってきた結果がこれで、我々は住むところも追われてしまっ

 た。放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊しているのです。

 私は脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に

 被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べ

 られないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策も

 ないし、明確な検査もないという。本当に重い発言だと思います。

 

[]180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号:H24614()

  東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を

  守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律案

  の草案の審議

自民党:森まさこ議員の発言

 先ほど言ったように、様々な声がありまして、これから子どもが結婚適齢期

 になったときに、二十代、三十代のときに、もし病気になったらどうするん

 ですかというような心配する親御さんの声があります。これに関しては、今

 までのこの国会での政府答弁ですと、残念ながら、大臣は東京電力に裁判し

 てくださいということでした。それですと、被害者の方が、子どもたちの方

 が、この病気は原発事故によるものなんですよということを立証しなければ

 いけない。これはほとんど無理でございます。そういったことがないように、

 この法律で守っていくものというふうに私は理解しています。

 

 例えば、具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血

 を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それ

 を診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかとい

 うことです。

 

 -----これらの議事録はインターネットで検索できます。

 「国会会議録検索システム」→(選択閲覧)「参議院」→「180回」を

  選んで、各委員会の名称をクリックしてください。-----

 

 

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┗■2.来月13日(金)

 │ 川内原発再稼働阻止・鹿児島応援ツアー 参加者募集(100名)

 └────(川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局)

 

6月13日の鹿児島県議会包囲行動を中心とする、川内原発再稼働反対の現地

行動は次のような行程です。出発は12日(木)、帰着は14日(日)です。

 

・往路 6月12()12時、成田空港集合

 (1430分発、ジェットスター鹿児島空港行きに搭乗)

・6月13()朝、県議会(県庁)包囲行動、その他様々な活動を企画し、

 多くのかたが参加できるようにする予定(川内原発現地視察も検討中)。

・復路 6月14()13時、鹿児島空港集合

 (1445分発、ジェットスター成田空港行きに搭乗、1635 成田着 解散)

 

◇参加費用:1万円(往復航空券と23日(12日・13日)の宿泊費)

 次の申し込み方法で参加されるかたの特別料金です。事前に、参加者本人の

 氏名・年齢・連絡先が必要です。キャンセル、変更は極めて限られたものに

 なりますので、あらかじめご了解下さい。

◇食事、空港までの移動費用、現地での移動費用等は自己負担でお願いします。

◇申込期限 5月23日(金)まで。人気ツアーのため、早めに申込みを!

 申し込み詳細

 http://saikadousosi.tumblr.com/post/85658190348/2014-6-13

◇問合せ 川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局

 saikadososi@gmail.com 電話 070-6472-1947090-3919-0604

 

※実行委員会の構成団体の担当者は、申込書と参加料金を実行委員会会計に

 渡してください。 領収書は紛失しませんよう。出発当日、成田空港で確認

 出来るようにしておいてください。

 

*参考:鹿児島空港→鹿児島市内1250円(リムジン、片道)、東京駅→成田

 空港900円(格安リムジン、片道。要予約)

 

 

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┗■4.新聞より3つ

 └──── 

 

 ◆地震保険値上げ 平均17%-損保各社が企業向けに値上げ

  巨大地震の被害想定見直し

 

 大手損害保険各社は企業向け地震保険の保険料を値上げする。南海トラフ地震など巨大地震による想定被害額を見直したため。東京海上日動火災保険は7月に平均17%引き上げ、被害程度が大きくなると予想される地域ほど上げ幅を大きくする。三井住友海上火災保険も同月値上げする方針で、上げ幅を調整中だ。

 9月に合併する損保ジャパンと日本興亜損害保険も、2015年度以降の値上げを検討している。

 地震保険は火災保険の特約で付ける形が一般的だが、企業向けの加入率は1割未満にとどまっているという。東日本大震災後、関心が高まっているが、保険料の値上げはコスト増となり、普及に水を差す可能性がある。

 東京海上日動は、物件の建設時期が耐震基準の厳格化された1981年より前か後かに加え、都道府県ごとに巨大地震の発生リスクや現行の保険料水準を勘案して値上げ幅を算定した。

 主な値上げ幅は、大阪や和歌山、高知など7府県の80年以前の物件が6643%、81年以降の物件が3428%。東京、静岡、愛知など9都県の80年以前の物件が5432%、81年以降の物件が2318%。他の道府県の値上げ幅はこれらより小さく、条件によって値下げになる地域もあるという。(5月8日中日新聞WEBより)

 

 

 ◆節電目標見送りへ 政府方針 今夏、自主対策促す

               (5月14日朝日新聞より見出しのみ)

 

 ◆電力、値上げで大口顧客流出進む 13年度1万4400

 

 原発を保有する電力会社9社と契約を打ち切った企業や自治体が2013年度1万4400件に上ることが13日、分かった。12年度より約7割増加しており、電気料金の値上げで顧客の流出が加速している。

 大部分が特定規模電気事業者(新電力)に契約を切り替えたもようだ。国が進める電力改革で、16年には家庭向け市場も全面自由化される計画。顧客流出がさらに進めば、電力会社の経営に大きな打撃となる。

 各社によると、13年度に契約解除が最も多かったのは東京電力で約8450件。12年度から約2割増えた。自由化対象の3・8%に当たる数だ。14年度に入っても4月1日だけで約1300件の打ち切りがあった。最大市場の首都圏での競争激化に加え、原発事故による東電離れもある。

 東京都は新電力との契約を昨年10月時点で半年前の10倍の約300施設まで増やした。都立高校が中心で、都の担当者は「東電から供給を受けるより年間2億円近くコストが削減できる」と話す。

 東電以外では、関西電力が12年度比49倍の2987件、九州電力も約7倍の1095件と流出件数が大幅に増えた。両社とも13年4月に抜本値上げをしたことが影響したとみられる。

 13年度中に値上げしなかった中部電力は流出件数が半減し、約500件だった。ただ企業向けを値上げしたことし4月1日は当日だけで約300件の契約解除があり、今後も増える可能性がある。

 原子力規制委員会は九電川内原発を優先審査中で、夏にも終了が見込まれるが、再稼働の見通しは立っていない。その他の原発は審査自体になお相当時間がかかることが想定される。各社とも値下げは当面難しく、顧客流出を食い止める手だてが見当たらない状況だ。(5月15日デーリー東北新聞より)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2170

2014年5月15日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.5/14全国一斉、原子力規制委、各原子力規制事務所申し入れ行動の報告

   泊、青森、福島、横須賀、浜岡、柏崎刈羽、東海大洗、志賀、敦賀、

   島根、伊方、玄海、川内の13箇所の規制事務所に同時に抗議、申し入れ行動     山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.大きな誤りに基づいた『汚染地帯』への「帰還施策」をやめ、

   最新の科学的知見に基づいた対策を実行して

   住民の健康を守るべきである    生井兵治(元筑波大学教授)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆5/27アーサー・ビナードさん(詩人・絵本作家)講演会

   ~だまされない日本人になろう!~

          会場:大田区民ホール アプリコ展示室

  ◆6/4東京検察審査会へ要請行動と講演会

   場所:東京検察審査会(東京地裁)前&日比谷コンベンションホール

        連絡先:福島原発告訴団

★4.新聞より3つ

  ◆地震保険値上げ 平均17%-損保各社が企業向けに値上げ

   巨大地震の被害想定見直し  (5月8日中日新聞WEBより)

  ◆節電目標見送りへ 政府方針 今夏、自主対策促す

                (5月14日朝日新聞より見出しのみ)

  ◆電力、値上げで大口顧客流出進む 13年度1万4400

                (5月15日デーリー東北新聞より)

━━━━━━━

※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!

 5/16()102回首相官邸前・国会議事堂前抗議にご参加を!

 

 日時:5月16()18:00から20:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの

  作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)

 前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)

 参加歓迎!

━━━━━━━

 

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┗■1.5/14全国一斉、原子力規制委、各原子力規制事務所申し入れ行動の報告

 |  泊、青森、福島、横須賀、浜岡、柏崎刈羽、東海大洗、志賀、敦賀、

 |  島根、伊方、玄海、川内の13箇所の規制事務所に同時に抗議、申し入れ行動

 └──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○ 5月14()、六本木の原子力規制委員会に対し12時より、再稼働阻止ネットワークを中心にして、市民62人が規制委員会申し入れ行動を行いました。

 安倍政権は原発を、「主要なベースロード電源」と位置付け、全国の原発再稼働をもくろみ「エネルギー基本計画」を策定しました。

 安倍政権は規制委員会の規制基準を「世界一厳しい規制基準」「安全な規制基準」と繰り返し発言し、多くのマスコミもその言動を繰り返し報道しています。 しかし規制委員会の山下俊一は政府の規制委員会への責任押し付けに対して、「安全の為の基準ではない」と「規制基準」と「安全性」との関係を否定しました。

 福島原発過酷事故の原因さえ明らかにされないまま、誰の責任に於いて原発の再稼働がされるのでしょうか。福島原発事故の責任はどこに行ったのでしょうか!

 今、規制委員会は、薩摩川内原発の再稼働を八月、九月の第一の再稼働目標にしています。しかし川内原発は細部の施設審査以前に桜島等の火山活動、多くの活断層の中の原発であり、「原発立地」としても不適格原発なのです。

○ 14日、規制委員会抗議行動と共に全国22箇所の原子力規制事務所の内、泊、青森、福島、横須賀、浜岡、柏崎刈羽、東海大洗、志賀、敦賀、島根、伊方、玄海、川内の13箇所の規制事務所に同時に抗議、申し入れ行動をしました。

 このような行動は初めての試みであり、「再稼働阻止全国ネットワーク」の大きな成果と言えるでしょう。

○ 東京では規制委員会に対して、川内現地の、かごしま反原発連合有志、福島原発事故緊急会議、再稼働阻止全国ネットワーク、青森の大間原発に反対するグループ、敦賀原発等の福井県原発に反対するグループの各申し入れ書を読み上げ、担当広報官に手渡しました。その後、台湾現地で原発に反対する運動の報告を水戸喜世子さんから受け、6.13鹿児島県庁包囲行動を次の目標として、抗議のシュプレヒコールと共に抗議行動を終了しました。

 

 

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┗■2.大きな誤りに基づいた『汚染地帯』への「帰還施策」をやめ、

 |  最新の科学的知見に基づいた対策を実行して

 |  住民の健康を守るべきである

 └──── 生井兵治(元筑波大学教授)

 

 何時も貴重な情報を読ませて頂き、有り難く感謝しております。

 5月12日午後に日本記者クラブで開催された市民と科学者の内部被曝問題研究会(ACSIR)の理事長声明記者会見について一筆させていただきます(司会は、私が務めました)。

 これは、「大きな誤りに基づいた『汚染地帯』への「帰還施策」をやめ、最新の科学的知見に基づいた対策を実行して住民の健康を守るべきである」という声明で、政府の4つの誤りを科学的に指摘して、基本的人権に基づいて政府に対し4項目の要請をしたものです。

この記者会見は、IWJが実況配信しましたが、現在も見られます。

URLhttp://www.ustream.tv/recorded/47462719

また、ユープランの動画も配信されています。

URLhttp://www.youtube.com/watch?v=1XuUmdLh5Fs

記者会見についてはACSIRのHPのインフォメーションに掲載してあります。

http://www.acsir.org/info.php?2014-5-12-42

理事長声明は以下のACSIRのHPからダウンロードできます。

2014.5.12理事長声明(声明本文)(pdf,p1-p12,12ぺージ,673KB)

http://acsir.org/data/20140512_acsir_statement_1.pdf

以下のURLには科学的根拠を示す参考資料が豊富です。

2014.5.12理事長声明(参考資料)(pdf,p13-p35,23ぺージ,1669KB)

http://acsir.org/data/20140512_acsir_statement_2.pdf

 

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆5/27アーサー・ビナードさん(詩人・絵本作家)講演会

  ~だまされない日本人になろう!~

 

開催日:2014年5月27() 開場18:15 開演18:45

  第1部 アーサー・ビナードさん講演

  第2部 アーサー・ビナードさんに聞いてみよう!

        ~原発・集団的自衛権・国家戦略特区・秘密保護法・etc

        対談:アーサー・ビナードx奈須りえ

会 場:大田区民ホール アプリコ展示室(地下1階)

            JR蒲田駅東口徒歩5分

              (東南へ住友銀行裏手の大きなビルの右側のホール)

定 員:200名 対象者 どなたでも

申込方法(事前登録制 締め切り26日)

https://docs.google.com/forms/d/13k115M8HDifNCuhZv2FSoxmyEmRe8Rs8h7u30LE3ltY/viewform

参加費:800円 学生500円 手話通訳付き講演会

主 催:アーサー・ビナード講演会実行委員会

  画:まちづくりエンパワメント(縁パワ)

問い合わせ先:メール enpawament@gmail.com

               関連URL https://www.facebook.com/events/279462362229166/

 

 

 ◆6/4東京検察審査会へ要請行動と講演会

 

 東京電力福島第一原発事故から3年。事故の責任がきちんと問われることが、問題の解決には不可欠です。私たちの告訴が「全員不起訴」となり、検察審査会に申し立てて半年。検察審査会が厳正なる審査のもとに「起訴相当」の結論を出すよう要請行動を行います。

 

日 程:2014年6月4日()

場 所:東京検察審査会(東京地裁)前&日比谷コンベンションホール

    タイムテーブル 12:00 検審前(東京地裁)集合

    スピーチ 「人間の鎖」 12:45 上申書申し入れ

<移動・昼食>

  13:30 日比谷コンベンションホール開場

  14:00 集会開会

講 演:【海の汚染について】 湯浅一郎さん(ピースデポ代表)

  16:00 閉会   参加費は無料

連絡先:福島原発告訴団 電話080-5739-7279

 ※当日福島からはバスが出ます。

 

 

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┗■3.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その2

 |  「原子力規制委員会設置法」と衆参両院付帯決議を守れ

 |  推進側の論理に影響されずに

 |  「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全」をせよ!

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○ 2012年夏、毎週のように十万以上の人が首相官邸前に集まり、大飯原発ゲート前阻止行動が行われ、一方、パブコメや全国の公聴会を受けて、野田政権が2030年原発ゼロの「革新的エネルギー・環境戦略」を決定した、この年の6月に成立した「原子力規制委員会設置法」には、脱原発世論を受けて衆議院12、参議院28の決議文が付加された。 http://www.nsr.go.jp/nra/gaiyou/about.html

 設置法の目的は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全…に資する」ことである。今の東電福島第一原発(以下イチエフ)の状況を考えれば、この目的に照らしても、今規制委がなすべきことはイチエフの放射能汚染水対策と廃炉化に専念することである。

 更に、衆議院付帯決議1にあるように「原子力規制行政に当たっては、推進側の論理に影響されることなく、国民の安全の確保を第一として行う」べきである」。参議院付帯決議5「独立性、中立性の確保」をするべきである。

○ にもかかわらず、規制委は電力会社と癒着し推進側の論理に強く影響されている。

 例えば、規制委発足後半年も経たないのに規制庁トップ名雪審議官が日本原電と秘密会合をして報告書案を事前に手渡し、おまけに訓告処分としながらノーリターンルールに反して文科省に戻し山形大教授に天下りさせた。

 例えば、田中委員長は広瀬東電社長や自民党議員とは何度も面談しながら、住民の安全を重んじる新潟県泉田知事とは全く会わない。

 また、大胆な仮定を置きながらモデル検証もしない拡散シミュレーションによりUPZ30kmを押し付けた。これは、イチエフ事故では40km近くも離れた飯館村にまでプルーム(放射能雲のかたまり)が到達したことに反し、米国が80km圏外に出るように指示したことと矛盾する。

 これらは、規制委が「推進側の論理」に影響されている証拠だ。とても、「国民の安全の確保を第一として」規制行政しているとは言えない。

○ 付帯決議にも拘わらず委員長を含め3人は「原子力ムラ」から。国会承認が5カ月も遅れた現原子力規制委員会は、設置法の目的と衆参両院の付帯決議を無視して、川内原発をはじめとする既存原発の再稼働にまい進している。

 

☆《事故情報編集部より》

 5月14日の全国統一行動は、原発現地と東京の全国14カ所でおこなわれた。

 伊方…14名、東京…62名、青森6名、他は続報。

 

 

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┗■4.新聞より4つ

 └──── 

 

 ◆川内原発再稼働反対! エネ計画抜本見直しを 脱原発首長会議要請

 

 全国の市区町村長ら約90人でつくる「脱原発をめざす首長会議」は9日、原発を「重要なベースロード電源」と位置付けて再稼働の推進方針を示したエネルギー基本計画を抜本的に見直すよう政府に申し入れた。

 事務局長の上原公子元東京都国立市長や、井戸川克隆前福島県双葉町長らが都内で、経済産業省資源エネルギー庁と原子力規制庁の担当者に文書を手渡した。井戸川氏は「再稼働よりも、東京電力福島第1原発事故の事後処理をどうするのか示すべきだ」と訴えた。

 申し入れ書は、政府が4月に閣議決定したエネルギー基本計画を「原発の新増設も視野に入れた計画だ」と批判。脱原発の方針を明確にした計画に改め、実現に向けた法整備を急ぐべきだとした。

 また、原子力規制委員会が優先的に審査を進める九州電力川内原発(鹿児島県)は周辺で火山噴火の危険性があり、再稼働に断固反対すると強調した。

 同首長会議に県内から唯一参加している江里口秀次小城市長は佐賀新聞の取材に、「原発は核のゴミや事故時の避難などさまざまな課題があり、国が再稼働の方向へかじを切ったのは残念に思っている。国には原発再開を見直すとともに、新エネルギー技術を確立し、その技術を将来的に世界に発信できるよう目指してほしい」と話した。(5月10日佐賀新聞より)

 

 

 ◆東電料金、全国最高に 6月原発ない沖縄電超す 事故後の値上げ響く

                (5月11日朝日新聞見出しのみ)

 

 

 ◆再稼働への対応 政府に強い怒り 反対地方議員が声明

 

 原発の再稼働に反対する地方議員有志でつくる原発立地自治体住民連合は12日、再稼働問題への政府の対応について「住民の生きる権利を一顧だにしない態度に強い怒りを感じる」と、抗議声明を発表した。

 住民連合は4月に政府に対し、2度にわたり「原発事故は百%起こらないと住民に保証できるのか」と、山本太郎参院議員(無所属)を通じて質問主意書を提出していた。しかし、事実上のゼロ回答が続いたことに抗議した。

 政府は1度目は「安全性の追求に終わりはなく、継続的な安全性の向上が重要」との答弁書を閣議で決定。2度目は「前回答弁書でお答えした通り」とだけ答えた。声明では「故意に質問をはぐらかし、あきらめさせるやり方は断じて許せない」と批判した。(5月13日東京新聞より)

 

 

 ◆小泉氏が原発ゼロで財界と一線

 

 小泉純一郎元首相が、財界主導による民間シンクタンク「国際公共政策研究センター」の顧問を4月末に辞任していたことが12日、分かった。小泉氏は細川護熙元首相と脱原発を目指す一般社団法人を設立したばかり。原発推進の財界と一線を画す狙いがありそうだ。センターによると、辞任は4月に入ってから小泉氏が申し出た。センターは2007年3月、東京電力やトヨタ、キヤノンのトップらが発起人となって正式に設立。主に外交、エネルギー分野などで政策提言をしてきた。小泉氏は政界引退後、センターを活動の拠点とし、昨年8月にはフィンランドの高レベル放射性廃棄物の最終処分場を視察。

(5月12日共同通信より)
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