NUCLEAIRE
ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1398】
2012年3月24日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.「素人の政治家に安全確認は無理」再稼働判断「尚早」
民主党の原発PT座長インタビュー
★2.「原子力基本法 廃止を」日弁連、首相に意見書提出
★3.<テント日誌 3/21(水) ― 経産省前テントひろば193日目>
風は強いが、平穏な一日 NHK福島放送局の取材
★4.「電気料金の支払い留保を呼びかけます」
メールマガジン読者よりのお便り 茨城県T/G
★5.新刊書籍の紹介
『直下型地震 どう備えるか』巨大地震が東京を襲うとき
著者:島村英紀氏
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「素人の政治家に安全確認は無理」 再稼働判断「尚早」
│ 民主党の原発PT座長インタビュー
└────
民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム(原発PT)は、野田佳彦首相や
関係閣僚が定期検査中の原発の再稼働を判断するのは「時期尚早」とする提言を
まとめた。提言の狙いや関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について、原発P
T座長の荒井聡元国家戦略担当相(65)に聞いた。
-なぜ、再稼働判断が時期尚早なのか。
「東京電力福島第一原発事故の原因については、政府や国会の事故調査委員会
がまだ結論を出していない。その解明を待たずに再稼働すれば、同様の事故を繰
り返しかねない」(中略)
-それでも、首相ら政治家が再稼働の是非を判断する方針だ。
「原発技術の安全性はものすごく専門的だし、確立された安全対策はない。忙
しく、その分野の素人である政治家が原発の安全性を確認することには無理がある」(後略)
(3/24東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.「原子力基本法 廃止を」
│ 日弁連、首相に意見書提出
└────
日弁連は、二十二日、原子力規制庁の設置に向けた政府の関連法案について、
原発推進政策を支えてきた原子力基本法や原子力委員会の廃止などを求める意見
書を野田佳彦首相らに提出した。(中略)
また、原発推進の立場にある経済産業省資源エネルギー庁などとの間での人事
異動を一般職員に至るまで禁止する必要があるとし、(中略)
地球温暖化対策とみなしてきた原発政策を撤回すべきだとした。
(3/22東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/21(水) ― 経産省前テントひろば193日目>
│ 風は強いが、平穏な一日 NHK福島放送局の取材
└────
朝からひさしぶりに晴天だったが、テントに吹き付ける北風が強く、テントの
幕に風の力が押してきて椅子が倒される程だった。昼過ぎから急に南風となりテ
ントの屋根があおられる等、外の椅子による座り込みがほとんどできない状態だ
った。春一番のかわりか、遅れてきたのかというところだろうか。
午前中にNHKの福島放送局の仲沢記者が来訪した。彼の話ではNHKの記者
は未だ誰もテントに来ていないので私が行くと申し出たとのことだった。約二時
間位テントの半年の出来事を話すと時々メモをとるほど熱心な取材だった。日中
は訪問者も時々訪れ署名とカンパをして頂くがありがたい限りである。
午後4時から「ふなしん出資金還元訴訟団」の垣内さんが訪れ、矢次ぎ早に訴
訟の経緯と財務省が関わっている金融政策の不当の説明をうける。が、資料を預
かるのが精一杯だった。この日は一日を通して良き来訪者であった。特筆すべき
事件はなかった。こんな日が続くことを望む。 (M/T)
★『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
(郵便は〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1経産省前テントひろば
メールは tentohiroba@gmail.com へお送り下さい
[このひろばは討論の場でもあります。意見・考えをお寄せ下さい。誠実で真剣
な討論は、より深い共感へと達するものと確信しています。ただし、長文は掲載
できなくなってしまいますのでお控え下さい。]
◎はじめまして いつもたんぽぽ通信を拝見しています。
伊達政保さんのレポートは主張があり、業務連絡だけでなく、こういう文もあ
ると良い。パクホーさんはずいぶん前から反原発を歌っているらしいですね。
それにけちを付けるとは、「にわか反原発」もむべなるかな…
また『原発いらない!地球(いのち)の集い』で、椎名さんという福島の方が
「イムジン河」の福島バージョンを歌われたとのこと、私もイムジン河の替え歌
を考えていたので、さすがだなぁと思いました。原発であれ、戦争であれ、「故
郷を追われた〈ディアスポラ〉である点は同じ。
これからは、そんな視点も必要になってくるのかもしれない。
「原発のことしか考えれない」東京のデモは、今後の被災地とつながれるのか?
石原ジュニアに「反原発デモはヒステリー」と言われて悔しいけど、たしかに
そういう所もあった。
もちろん「正しいヒステリー」だったわけだけど、ヒステリーでは原発利権屋
には勝てない。
先日、原水禁運動の分裂について少し学習したけど、あのトラウマがいろんな形
を通じて、現在まで引き継がれているのかもしれない。
しかし共産党が米軍基地の話とか持ち出したのは、分裂工作を正当化するため
であって、「基地の話が入ってきたから分裂した」わけではないように見えるけ
ど。原因と結果を取り違えてはいけないと思う。「組織エゴイズム」が悪いので
あって、「原爆以外のテーマ」はその口実にすぎなかったのでは?
もしも原水禁が「私たちは原爆を問題にしてるのだ、原発のことを持ち込むな!」
と言ったら、こいつらアホかと思われるだろう。
しかし反原発の方には、しばしばそんな人がいるわけだ。
なぜなら、現在の日本の脱原発活動は、「自分と家族が被曝したくない」という
エゴイズムを原動力としているからそれは「正しいエゴイズム」であるし、私も
そのエゴイズムを持っている。
しかしエゴイズムだけでは他者とつながることができない。
放射能パニックと群集心理だけに頼っていては、長続きしないし、広がりもな
い。対照的に、原発利権集団は、ビジネスや軍事、学問政治、外交らがベストミ
ックスされている。
「東洋経済」の記事はその点で興味深かったのだが…
長文失礼しました にわか反原発一言居士より
┏┓
┗■4.「電気料金の支払い留保を呼びかけます」
│ メールマガジン読者よりのお便り 茨城県T/G
└────
私は、30数年前、東電が電気料金値上げをしたときに、値上げ分を原発建設
費と捉え、その値上げ分を差し引いた、つまり旧料金で支払う運動を確か1年ほ
ど続けました。まず自動引き落としを止め、請求カードが郵送されると、そこに
表示されている金額を2本線で消し、訂正印を押し、郵便局で支払いました。郵
便局はそのまま受付るのですが、東電は受け取った旧料金をプールし、不払いと
の解釈で3ヶ月後に電気を止めます。その間には2人の職員がわが家に説得にき
ますが、円満に話し合って引き取ってもらいます。1週間ほどローソクでの生活
を公団住宅アパートでするのですが、その後「差額」を支払うと、電気が点りま
す。そこで再度旧料金で支払うのです。この繰り返しを1年間したわけです。
さて、今回の福島第一原発事故ですが、私たち一市民,とりわけ直接被害を蒙
っている農民が東電と1対1で闘う手段としてなにがあるかと考えたとき、電気
料金の銀行口座からの自動引き落としを止め、現在ないし将来の原発事故による
損害賠償金の担保として「支払いの留保」をすることしかないように思います。
現在の状況としては、東電はかつてのような「電気を止める」ことはしないはず
です(これは筆者の友人が東電との対応の中で得た証言ですが、ネットを覗くと、
止めに来たケースもあるらしい)。
私はすでに東電支社に出向き、金融機関からの自動引き落としを止め、「コン
ビニ支払い」に切り替えました。電気のメーター検針と一緒に前月の料金が書か
れてある請求カードが配達されるとのこと。東電窓口でのこの手続きは住所・氏
名・電話番号と本人であることの確認だけで、印鑑も通帳も必要ありません。
不払いを続けると、おそらく東電の職員が来るでしょうが、それぞれ自分とし
ての支払い留保の意見(具体的な損害額でも、原発廃炉でも、電気料金の値上げ
反対でも、日頃抱いている東電批判を・・・)を述べればよいでしょう。かつて
の「旧料金・・・」は運動がそう広範に広がったようでもないので、結果として
は東電を困らせることにしかならなかったかも知れませんが、今回の場合は放射
能被害が市民生活に明確に及んでいるのですから、1対1の本当の闘いになると
思います。
もっとも、ここで障害になるのは、延滞利子についてです。年10%、1日当
たり0、03%のようです。脱原発で活動している人々は自前のビラを配ったり、
交通費をかけてデモに出たり、被災地に支援にいったり・・・。それらと同じ自
己の活動経費の一部と納得し覚悟するか、その利子をも不払いで貫徹するか、そ
れぞれお考えいただくとして、ここはぜひとも多くの市民がこの手段での闘いに
立ち上がってほしいと願うものです。
┏┓
┗■5.新刊書籍の紹介
│ 『直下型地震 どう備えるか』
└───巨大地震が東京を襲うとき(花伝社刊)
直下型地震についていま分かっていることを全部話そう
海溝型地震と直下型地震
直下型地震は予知など全くお手上げ
地震は自然現象、震災は社会現象
大きな震災を防ぐ知恵、地震国・日本を生きる基礎知識
著者:島村英紀(地震学者、武蔵野学院大学特任教授)
目次紹介
第1章 東北巨大地震とはどんな地震だったのだろう
第2章 直下型地震の怖さとは
第3章 首都圏を襲う直下型地震
第4章 日本で起きた内陸直下型地震
第5章 直下型地震の被害が増えている
第6章 地震予知はお手上げ
第7章 活断層はどのくらい警戒すべきだろうか
第8章 震災を押さえ込むのは人類の知恵
B6判 223頁 本体1500円+税 2012年3月20日刊 発行:花伝社
☆たんぽぽ舎でも扱っています。
ご希望の方は、メールでご氏名、電話番号、ご住所、必要冊数をご連絡下さい。
返信で書籍代金と送料、郵便振込先をお伝え致します。振込確認後の発送となり
ます。お手数をおかけ致しますがよろしくお願い致します。
2012年3月24日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
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★1.「素人の政治家に安全確認は無理」再稼働判断「尚早」
民主党の原発PT座長インタビュー
★2.「原子力基本法 廃止を」日弁連、首相に意見書提出
★3.<テント日誌 3/21(水) ― 経産省前テントひろば193日目>
風は強いが、平穏な一日 NHK福島放送局の取材
★4.「電気料金の支払い留保を呼びかけます」
メールマガジン読者よりのお便り 茨城県T/G
★5.新刊書籍の紹介
『直下型地震 どう備えるか』巨大地震が東京を襲うとき
著者:島村英紀氏
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┗■1.「素人の政治家に安全確認は無理」 再稼働判断「尚早」
│ 民主党の原発PT座長インタビュー
└────
民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム(原発PT)は、野田佳彦首相や
関係閣僚が定期検査中の原発の再稼働を判断するのは「時期尚早」とする提言を
まとめた。提言の狙いや関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について、原発P
T座長の荒井聡元国家戦略担当相(65)に聞いた。
-なぜ、再稼働判断が時期尚早なのか。
「東京電力福島第一原発事故の原因については、政府や国会の事故調査委員会
がまだ結論を出していない。その解明を待たずに再稼働すれば、同様の事故を繰
り返しかねない」(中略)
-それでも、首相ら政治家が再稼働の是非を判断する方針だ。
「原発技術の安全性はものすごく専門的だし、確立された安全対策はない。忙
しく、その分野の素人である政治家が原発の安全性を確認することには無理がある」(後略)
(3/24東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.「原子力基本法 廃止を」
│ 日弁連、首相に意見書提出
└────
日弁連は、二十二日、原子力規制庁の設置に向けた政府の関連法案について、
原発推進政策を支えてきた原子力基本法や原子力委員会の廃止などを求める意見
書を野田佳彦首相らに提出した。(中略)
また、原発推進の立場にある経済産業省資源エネルギー庁などとの間での人事
異動を一般職員に至るまで禁止する必要があるとし、(中略)
地球温暖化対策とみなしてきた原発政策を撤回すべきだとした。
(3/22東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/21(水) ― 経産省前テントひろば193日目>
│ 風は強いが、平穏な一日 NHK福島放送局の取材
└────
朝からひさしぶりに晴天だったが、テントに吹き付ける北風が強く、テントの
幕に風の力が押してきて椅子が倒される程だった。昼過ぎから急に南風となりテ
ントの屋根があおられる等、外の椅子による座り込みがほとんどできない状態だ
った。春一番のかわりか、遅れてきたのかというところだろうか。
午前中にNHKの福島放送局の仲沢記者が来訪した。彼の話ではNHKの記者
は未だ誰もテントに来ていないので私が行くと申し出たとのことだった。約二時
間位テントの半年の出来事を話すと時々メモをとるほど熱心な取材だった。日中
は訪問者も時々訪れ署名とカンパをして頂くがありがたい限りである。
午後4時から「ふなしん出資金還元訴訟団」の垣内さんが訪れ、矢次ぎ早に訴
訟の経緯と財務省が関わっている金融政策の不当の説明をうける。が、資料を預
かるのが精一杯だった。この日は一日を通して良き来訪者であった。特筆すべき
事件はなかった。こんな日が続くことを望む。 (M/T)
★『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
(郵便は〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1経産省前テントひろば
メールは tentohiroba@gmail.com へお送り下さい
[このひろばは討論の場でもあります。意見・考えをお寄せ下さい。誠実で真剣
な討論は、より深い共感へと達するものと確信しています。ただし、長文は掲載
できなくなってしまいますのでお控え下さい。]
◎はじめまして いつもたんぽぽ通信を拝見しています。
伊達政保さんのレポートは主張があり、業務連絡だけでなく、こういう文もあ
ると良い。パクホーさんはずいぶん前から反原発を歌っているらしいですね。
それにけちを付けるとは、「にわか反原発」もむべなるかな…
また『原発いらない!地球(いのち)の集い』で、椎名さんという福島の方が
「イムジン河」の福島バージョンを歌われたとのこと、私もイムジン河の替え歌
を考えていたので、さすがだなぁと思いました。原発であれ、戦争であれ、「故
郷を追われた〈ディアスポラ〉である点は同じ。
これからは、そんな視点も必要になってくるのかもしれない。
「原発のことしか考えれない」東京のデモは、今後の被災地とつながれるのか?
石原ジュニアに「反原発デモはヒステリー」と言われて悔しいけど、たしかに
そういう所もあった。
もちろん「正しいヒステリー」だったわけだけど、ヒステリーでは原発利権屋
には勝てない。
先日、原水禁運動の分裂について少し学習したけど、あのトラウマがいろんな形
を通じて、現在まで引き継がれているのかもしれない。
しかし共産党が米軍基地の話とか持ち出したのは、分裂工作を正当化するため
であって、「基地の話が入ってきたから分裂した」わけではないように見えるけ
ど。原因と結果を取り違えてはいけないと思う。「組織エゴイズム」が悪いので
あって、「原爆以外のテーマ」はその口実にすぎなかったのでは?
もしも原水禁が「私たちは原爆を問題にしてるのだ、原発のことを持ち込むな!」
と言ったら、こいつらアホかと思われるだろう。
しかし反原発の方には、しばしばそんな人がいるわけだ。
なぜなら、現在の日本の脱原発活動は、「自分と家族が被曝したくない」という
エゴイズムを原動力としているからそれは「正しいエゴイズム」であるし、私も
そのエゴイズムを持っている。
しかしエゴイズムだけでは他者とつながることができない。
放射能パニックと群集心理だけに頼っていては、長続きしないし、広がりもな
い。対照的に、原発利権集団は、ビジネスや軍事、学問政治、外交らがベストミ
ックスされている。
「東洋経済」の記事はその点で興味深かったのだが…
長文失礼しました にわか反原発一言居士より
┏┓
┗■4.「電気料金の支払い留保を呼びかけます」
│ メールマガジン読者よりのお便り 茨城県T/G
└────
私は、30数年前、東電が電気料金値上げをしたときに、値上げ分を原発建設
費と捉え、その値上げ分を差し引いた、つまり旧料金で支払う運動を確か1年ほ
ど続けました。まず自動引き落としを止め、請求カードが郵送されると、そこに
表示されている金額を2本線で消し、訂正印を押し、郵便局で支払いました。郵
便局はそのまま受付るのですが、東電は受け取った旧料金をプールし、不払いと
の解釈で3ヶ月後に電気を止めます。その間には2人の職員がわが家に説得にき
ますが、円満に話し合って引き取ってもらいます。1週間ほどローソクでの生活
を公団住宅アパートでするのですが、その後「差額」を支払うと、電気が点りま
す。そこで再度旧料金で支払うのです。この繰り返しを1年間したわけです。
さて、今回の福島第一原発事故ですが、私たち一市民,とりわけ直接被害を蒙
っている農民が東電と1対1で闘う手段としてなにがあるかと考えたとき、電気
料金の銀行口座からの自動引き落としを止め、現在ないし将来の原発事故による
損害賠償金の担保として「支払いの留保」をすることしかないように思います。
現在の状況としては、東電はかつてのような「電気を止める」ことはしないはず
です(これは筆者の友人が東電との対応の中で得た証言ですが、ネットを覗くと、
止めに来たケースもあるらしい)。
私はすでに東電支社に出向き、金融機関からの自動引き落としを止め、「コン
ビニ支払い」に切り替えました。電気のメーター検針と一緒に前月の料金が書か
れてある請求カードが配達されるとのこと。東電窓口でのこの手続きは住所・氏
名・電話番号と本人であることの確認だけで、印鑑も通帳も必要ありません。
不払いを続けると、おそらく東電の職員が来るでしょうが、それぞれ自分とし
ての支払い留保の意見(具体的な損害額でも、原発廃炉でも、電気料金の値上げ
反対でも、日頃抱いている東電批判を・・・)を述べればよいでしょう。かつて
の「旧料金・・・」は運動がそう広範に広がったようでもないので、結果として
は東電を困らせることにしかならなかったかも知れませんが、今回の場合は放射
能被害が市民生活に明確に及んでいるのですから、1対1の本当の闘いになると
思います。
もっとも、ここで障害になるのは、延滞利子についてです。年10%、1日当
たり0、03%のようです。脱原発で活動している人々は自前のビラを配ったり、
交通費をかけてデモに出たり、被災地に支援にいったり・・・。それらと同じ自
己の活動経費の一部と納得し覚悟するか、その利子をも不払いで貫徹するか、そ
れぞれお考えいただくとして、ここはぜひとも多くの市民がこの手段での闘いに
立ち上がってほしいと願うものです。
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└───巨大地震が東京を襲うとき(花伝社刊)
直下型地震についていま分かっていることを全部話そう
海溝型地震と直下型地震
直下型地震は予知など全くお手上げ
地震は自然現象、震災は社会現象
大きな震災を防ぐ知恵、地震国・日本を生きる基礎知識
著者:島村英紀(地震学者、武蔵野学院大学特任教授)
目次紹介
第1章 東北巨大地震とはどんな地震だったのだろう
第2章 直下型地震の怖さとは
第3章 首都圏を襲う直下型地震
第4章 日本で起きた内陸直下型地震
第5章 直下型地震の被害が増えている
第6章 地震予知はお手上げ
第7章 活断層はどのくらい警戒すべきだろうか
第8章 震災を押さえ込むのは人類の知恵
B6判 223頁 本体1500円+税 2012年3月20日刊 発行:花伝社
☆たんぽぽ舎でも扱っています。
ご希望の方は、メールでご氏名、電話番号、ご住所、必要冊数をご連絡下さい。
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