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たんぽぽ舎です。【TMM:No2374】
2015年1月9日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                     転送歓迎 重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.南海トラフより警戒すべきは首都直下型
  いまある不安材料のひとつは2011年の東日本大震災
  首都圏直下地震は、以前より起きやすくなっている    (島村英紀)
★2.再稼働の責任は誰がとるのか!
  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会 その33
  安全だとも言わない 安全でないとも言わない田中委員長 (木村雅英)
★3.放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす情報発信 No.34号
 「安倍自公政権支持は過半数以下 議席3分の2以上はトリック」(清水寛)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
【パワーシフト・シンポジウム:電力システム改革~小売自由化に向けて】
 1月10日(土)13:45から  豊島区勤労福祉会館(東京・池袋)
【「東電テレビ会議 49時間の記録」上映会のご案内】
 1月17日(土)開場12:00  柏市立中央公民館(千葉・柏市)
【健康対策パブコメ学習会】
 1月17日(土)開場18:00  アカデミー茗台学習室A(東京・茗荷谷)
━━━━━━━
◆24日(土)全国金曜行動・交流会議
 14時から鹿児島・薩摩川内市にて 講演会(須藤靖明さん)と交流会
 主催 かごしま反原連  協力 再稼働阻止全国ネットワーク
 ※参加希望の方は、再稼働阻止ネットまでお問い合わせください。
  電話 070-6650-5549(沼倉)
◆25日(日)同・川内原発ゲートまえ抗議行動(あさ9時~11時)
 薩摩川内駅から川内原発ゲート前まで貸切りバス運行予定
 ※参加希望の方は、再稼働阻止ネットまでお問い合わせください。
  電話 070-6650-5549(沼倉)
◆25日(日)13時~16時「ストップ川内原発再稼働!1.25全国集会」
 場所 天文館公園(鹿児島市) 集会とデモ
 主催 ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会
 問合せ TEL 099-248-5455 info@nanpou.com
━━━━━━━


┏┓
┗■1.南海トラフより警戒すべきは首都直下型
 │ いまある不安材料のひとつは2011年の東日本大震災
 │ 首都圏直下地震は、以前より起きやすくなっている
 └──── 島村英紀(地震学者)

 地震学者を困らせる質問に「次に日本を襲う大地震はどこでしょうか」とい
うのがある。
 日本でいちばん恐れられている「南海トラフ地震」が起きないまま、1年が
すぎた。
 もし、この地震が起きれば地震の規模は東日本大震災(2011年)なみのマグ
ニチュード(M)9。大津波が西南日本を広く襲う可能性がある。大津波だけで
はない。「先代」の宝永地震(1707年)の49日後に大噴火した富士山も、今回、
地震と連動して噴火するかも、といわれている。
 しかし「次に日本を襲う」大地震がこの南海トラフ地震とは限らない。
 かつて1976年に東海地震の恐れが突然クローズアップされて日本中が騒ぎに
なったことがあった。
 そのとき政府は大震法(大規模地震対策特別措置法)という世界初の地震立
法を立ち上げ、気象庁に判定会(地震防災対策観測強化地域判定会)という組
織を作った。この法律で地震予知は出来る、出来たときには新幹線や東名高速
道路は止める、デパートやスーパーは閉店するといったことが決められている。
 だが東海地震が起きないまま、1995年には阪神淡路大震災が起き、死者は
6400名を越えるなど、甚大な被害を生むことになった。不意打ちを食らった京
阪神の人々には「次に来る大地震は東海地震にちがいない」「大地震の前には
政府から警報が出るはずだ」といった刷り込みがされてしまっていたのだ。
 地震予知が出来ることを前提にした大震法はまだ生きている。しかし、その
後の地震学の進歩で地震予知は現在の科学のレベルでは不可能なことが分かっ
てしまっているのである。
 いまある不安材料のひとつが2011年の東日本大震災だ。これによって日本列
島の地下全体がリセットされてしまった。それゆえ、首都圏直下地震も、以前
よりは起きやすくなっている。
 首都圏の地震は、大正関東地震(1923年)以来、不思議に少ない状態が続い
ている。この90年間に東京・千代田区で震度5を記録したのは東日本大震災
(2011年)と2014年5月の伊豆大島近海の地震を入れても4回しかないのだ。
 江戸時代から大正時代には、地震ははるかに多かった。江戸時代中期の18世
紀から24回ものM6クラス以上の地震が襲ってきていたのだ。平均すれば、
なんと6年に一度にもなる。
 地震学者から見れば首都圏がいままで静かだったのは異例だ。むしろ、もっ
と地震が多いのが普通なのである。
 (1月1日『夕刊フジ』「2015年新春特別号」”2015年 55テーマ大予測”より)

★1月10日(土)学習会のお誘い【14時~16時、於・スペースたんぽぽ】
 「東日本大震災の大地震は今後の日本の地震や噴火に影響するのか」
 お話:島村英紀(地震学者)さん  資料代:800円


┏┓
┗■2.再稼働の責任は誰がとるのか!
 │ 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会 その33
 │ 安全だとも言わない 安全でないとも言わない 田中委員長
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 自民党の総裁安倍晋三首相は12月15日の衆院選結果を受けた会見で、原子力
政策について「徹底的な省エネ、再エネの導入によって原発依存度を限りなく
低減させる方針に変わりはないが、原子力規制委員会が安全性を確認した原発
は、地元の理解を得つつ再稼働を進めていく」(福島民友、12月16日)と述べ、
原発再稼働を進める考えをあらためて示した。
 一方、田中委員長は従来どおり、絶対に安全とは言わない。
12月17日の定例会見の内容を紹介する。
 -----
 ○記者 ロイターのハマダです。簡潔な質問です。高浜3・4号機の審査書
  案で両号機は安全と確認されたのでしょうか、そうでないのでしょうか、
  どちらでしょうか。
 ○田中委員長 我々の新しい安全要求というか、規制基準に適合していると
  いうことを認めたということです。
 ○記者 それは安全なのでしょうか、安全ではないのでしょうか。
 ○田中委員長 そういう表現の仕方は私は基本的にとらないと言っています。
 ○記者 では、安全だということではないということでよろしいですか。
 ○田中委員長  安全ではないとも言っていません。安全だとも言っていま
  せん。
 ○記者 ○か×かであれば、どちらでしょうか。
 ○田中委員長 ○か×かという言い方はしません。
 -----(原子力規制委HP定例会見速記録より)

 人と全ての生き物の命にも、地球上の環境にも破滅的影響を及ぼす原発再稼
動について、こんなにいい加減な禅問答で逃げる田中委員長は無責任だ。既存
原発再稼働の為の「新規制基準」で、甘い甘い審査を続けているのだから、避
難計画もまともにできていないのだから、「安全だと言えない」のは良く分か
る。無責任に合格証を発行するのでなく、すべての原発の審査不合格を確定す
るべきだ。
 いい加減な基準、いい加減な審査、そしてこんないい加減な禅問答で、
再稼働を進めることは許せない。


┏┓
┗■3.放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす情報発信 No.34号
 │ 「安倍自公政権支持は過半数以下 議席3分の2以上はトリック」
 └──── 清水 寛(たんぽぽ舎会員)

 昨年の総選挙では、得票率で過半数の支持が得られていない安倍自公政権が
3分の2以上の議席数を獲得するという残念な結果になった。ただ、脱原発の
議員数は増加しており、脱原発運動の成果と言える。

(民意を反映しない選挙制度)
 比例代表(総務省自治体行政局選挙部)で見ると、自民党に対する得票率は
 33.1%、公明党に対する得票率は13.71%で合わせて44.48%である。有権者
 総数の得票率では17%程度である。
 にもかかわらず、議席総数では自公で326議席を占め、全議席数475の68.6%
 を占めていた。得票率では50%未満にもかかわらず、議席が3分の2以上に
 なってしまうトリックである。得票率が議席に反映されなかったのは小選挙
 区制度に問題がある。
(暴挙に出た安倍晋三)
 安倍晋三は反アベノミクスで野党が一本化できないタイミングを読んでの悪
 質な暴挙と言える。そのような中で、沖縄を除く全小選挙区に候補者を立て、
 自民の議席を減らし安倍の暴走ストップを願う声に応えられなかった政党の
 対応も残念に思われる。
(沖縄に学ぼう)
 昨年の選挙において、政治団体「脱原発政治連盟(綠茶会)」は脱原発候補
 の共倒れを防ぐため、小選挙区で重点的に投票を呼びかける候補者リスト
 「脱原発ヒーロー&ヒロイン22」を発表していたとのことであるが、急な
 衆院解散で間に合わなかったようである。
 安倍自公政権の暴走をストップさせるためには、沖縄小選挙区での辺野古基
 地移転反対で統一候補者全員が当選した闘いから学び、これから先の地方選、
 参院選に活かされなければならない。

総選挙の結果
比例代表での議席数(180)
・自公(44.8%、94)   自民68、公明26
・自公以外(55.2%、86) 民主35 維新30 共産20 社民1
小選挙区での議席数(295)
・自公(232)       自民223、公明9
・自公以外(63) 民主38 維新13 共産1 社民1 生活2 次世代2 無所属8


┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────

【パワーシフト・シンポジウム:電力システム改革~小売自由化に向けて】
 日時 1月10日(土)13:45~16:30(13:15開場)
 場所 豊島区勤労福祉会館 大会議室(JR池袋駅下車10分)
 資料代:500円
 講師 大野輝之氏(自然エネ財団常務理事)、辰巳菊子氏(NACS常任顧問)
    竹村英明氏(エナジーグリーン代表)

 パワーシフトとは市民が電力(パワー)を変えること。「家庭で自然エネル
 ギーや市民・自治体の電力を選びたい」という市民・消費者の声を大きく広
 げ、原発再稼働とFIT見直しの圧力を跳ね返して、パワーシフトのうねり
 を共につくっていきましょう。

 主催・問合せ eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
  電話 03-6909-5983 info@e-shift.org  http://e-shift.org/?p=3154
 共催 電力改革プロジェクト、コンシューマネット・ジャパン


【「東電テレビ会議 49時間の記録」上映会のご案内】
 日時 1月17日(土)開場12:00
    前編 12:30~14:20  後編 14:30~16:10
 場所 柏市立中央公民館 集会室1
 (柏市柏5-8-12 JR柏駅より徒歩10分 Tel 04-7164-1811)
 主催 郷土教育全国協議会東葛支部(栗田 090-3695-2652)
        原発止めよう!東葛の会(日下部 04-7143-2583)
 資料代:700円


【健康対策パブコメ学習会 】http://goo.gl/dezPpx
 日時 1月17日(土)開場18:00、18:15~21:15
 会場 アカデミー茗台学習室A
    地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車、春日通りを右へ徒歩8分、
    茗台中学校と同じビルで隣りの入口。エレベーターで7階へ
 資料代等 500円
 <内容>
 ・福島県民健康調査に表れた深刻な甲状腺がん発症実態
 ・「長瀧会議」答申と環境省施策案の問題点
 ・パブコメ・ガイダンス

 福島の85人の子どもたちがすでに甲状腺がん摘出手術を受けています。
 一巡目検査で異常のなかった子ども4名に、2巡目で甲状腺がんの疑いが
 明らかになりました。放射能の健康影響が心配される重大事態です。
 ところが環境省は、福島県外では甲状腺検査を行わず、福島県内でも「疫学
 調査」に変えていくという「当面の施策の方向性(案)」を決定し、
 1月21日までパブコメを募集しています。

 主催 放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
 申込 anti-hibaku@ab.auone-net.jp
 (※環境省が募集しているパブコメについての学習会です)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2373】
2014年1月8日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.あけましておめでとうございます
   福島を忘れずに、福島によりそう
   原発再稼働・原発輸出を阻止しよう  たんぽぽ舎
★2.勝利できる佐賀県知事選への支援のお願い
   「島谷ゆきひろ」への支持
   争点は「玄海原発再稼働と佐賀空港へのオスプレイ配備」
                          広瀬 隆
★3.社会を変えてきたのは、常に、あらゆる国でどの時代でも
   ほんの数パーセントの良識である-広瀬 隆
   12/23衆議院選挙分析と今後の原発反対運動(方向)第2回
                 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.謹賀新年:「安心は 原発ゼロの 初日の出」
   東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
   1/7第16回東電解体!東電本店合同抗議の報告
                 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.高浜原発の一本の道
   12月26日(金)第131回首相官邸前・国会議事堂前抗議
                    ぐみ坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)
━━━━━━━

┏┓
┗■1.あけましておめでとうございます
 |  福島を忘れずに、福島によりそう
 |  原発再稼働・原発輸出を阻止しよう
 └──── たんぽぽ舎

  2014年は原発再稼働に反対する活動を中心に多彩な活動をしてきました。
 たんぽぽ舎の25周年の集い(8月31日)は多くの参加者で内容ゆたか・盛況に出来ました。
 2015年は、「ほぼ4年弱、原発の電気なし」の安心の時代から、再び「日本が原発の大国」へ戻るか否か、の別れ道に差しかかっています。
 地震・津波・火山の大地動乱の時代に向かっている時、原発再稼働は日本を破滅にみちびきます。原発反対の多くの人々の声を集めて、原発推進の道をやめさせるため、今年も全力を尽くします。
 会員の皆様のご協力、お知恵をお願い致します。

    新年の日程(一部のみ) ご案内

 1月9日(金)川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
        首相官邸前抗議行動 18:30より20:00
  1月10日(土)「東日本大震災の大地震は今後の日本の地震や噴火に
         影響するのか」お話:島村英紀(地震学者)さん
         14時より16時 会場:「スペースたんぽぽ」資料代800円
 3月1日(日)たんぽぽ舎26周年(27回総会)
        13:00~総会・記念講演・懇親会

NO NUKES PLAZA たんぽぽ舎 共同代表 鈴木千津子・柳田 真


┏┓
┗■2.勝利できる佐賀県知事選への支援のお願い
 |  「島谷ゆきひろ」への支持
 |  争点は「玄海原発再稼働と佐賀空港へのオスプレイ配備」
 └──── 広瀬 隆

全国のみなさま  広瀬隆です
 玄海原発再稼働計画が目前に迫っています。しかし勝利できる佐賀県知事選が
今月11日です。島谷ゆきひろ候補への選挙援のお願いです。
 北九州からの熱烈な呼びかけを転送させていただきます。

○佐賀知事選を戦っています。完全無所属・市民候補の「島谷ゆきひろ」さんを応援しています。
ご存知のように、自民候補が分裂、共産党も候補を立てず、島谷候補に勝機はあります。
争点は「玄海原発再稼働と佐賀空港へのオスプレイ配備」で、島谷候補はそれに反対している唯一の候補者です。
今日まで、嘉田由紀子・元滋賀県知事が応援に入っています。
昨日は、井原・元岩国市長も応援に来て下さいました。
自民候補が勝てば、必ず再稼働され、オスプレイも入ってきます。
ぜひ、MLで全国へ「島谷ゆきひろ」への支持お願いをしていただけませんでしょうか。何卒よろしくお願いいたします。
 争点は「玄海原発再稼働と佐賀空港へのオスプレイ配備」嘉田由紀子・元滋賀県知事「私が最も悔しかったのは、原発の立地自治体の知事ではなかったこと。自分の発言や姿勢では、原発を止めるための決定的な効果がなかった。
 しかし、島谷ゆきひろさんが知事になれば、再稼働阻止の決定的な意味を持つ!
原発を止める全国の運動を、佐賀から始めることができる!」
 嘉田由紀子「さがの友達さがそう!」プロジェクト提案。
2015年1月10日、佐賀県知事選挙にむけて全国から島谷幸宏さんを、次のようなみっつの方法で応援してください!

1.年賀状の挨拶に「さがの友達をさがそう!」メッセージを。
2.お正月休みを利用して、佐賀県知事選挙に応援に行こう!
3.お金や組織応援のない手づくりの知事選挙応援に、金銭的カンパを!

○今、日本の未来を占う大事な知事選挙が九州、佐賀県でくりひろげられています。12月25日公示、1月11日投票の、まさにお正月知事選挙です。
 佐賀県には九州に2か所ある原発のうち、「玄海原発」が立地しています。「立地自治体」の知事の権限は「原発再稼働」判断の重要な砦です。鹿児島県の川内原発再稼働も、地元伊藤鹿児島県知事の判断が大きく効いています。
 あわせて、日本中を軍事基地化しようとする安倍政権による「オスプレイ配備」も、利用が少ない佐賀空港がねらいうちされて進もうとしています。
 12月の電撃衆議院解散で、古川康佐賀県知事が、3期目途中で知事職を投げ出し、自民党推薦の衆議院選挙に打って出たところからはじまった知事選挙です。 古川知事は、私自身、知事時代からよく知っていますが、原発再稼働やオスプレイ誘致など、県民の命と暮らしにかかわる重大事を、安倍政権の国の言いなりになって国任せにして、自分は天下りのように国会議員になる、という姿勢が全く理解できませんでした。
 知事職は県民の命を愛するところからはじまります。古川さんは過去12年近く、本当に県民を愛する県政をすすめてきたのか?佐賀県民が判断する機会が今回の知事選挙です。
 古川さんは、自分の後継として、総務省の後輩官僚の、元武雄市長の樋渡さんを推薦しています。
 一方、古川知事退任による知事選挙候補者には、九州大学大学院教授の島谷幸宏さんが立候補しています。
 教授というと硬い感覚でしょうが、島谷さんはまったくちがいます。島谷さんは、今回の出馬理由にあるように「おもやい佐賀」という、「もやい=人と人のつながり」を重視した参加型県政を進めようとしています。
 島谷さんとは、私自身も20年以上前から、人と自然が近い関係で、いきいきとした川との共生、川づくりの運動でいっしょに活動してきました。一緒に出版した本も数冊あります。
 さて、12月23日、学校校務のない祝日を活用して島谷幸宏さんの応援に伺いました。
 2006年7月、「泡沫候補」と言われながら、県民の皆さんの「鉛筆一本の勇気」で「自公民200団体推薦」の現職「軍艦選挙」に体当たりした私自身の「手こぎ舟選挙」を思いおこしました。
 まさに今回の島谷さんの選挙は「軍艦に体当たりする手こぎ舟選挙」です。
是非とも全国の皆さんからの、人的、組織的、経済的支援をお願いしたいと思います。

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皆様へ心よりのお願い
【この佐賀選挙は全国選挙!「佐賀の玄海原発とオスプレイを止めることが日本全国の命と環境を守る!】
12月25日スタート・1月11日投開票 衆院解散総選挙の影響で、前代未聞の年またぎ選挙

 島谷ゆきひろは、原発と佐賀空港へのオスプレイ配備に反対するただひとりの候補者です。他候補者が知事になれば、必ず原発再稼働、佐賀空港の軍事基地化に繋がり、全国へ影響を及ぼします。
 FB、ツイッターなど「いいね」やシェア、フォロー、リツイートして、皆様のお力で「島谷ゆきひろ」をどうか全国へ広めて下さい。
佐賀のご友人・ご親族に投票依頼をしてください。
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・島谷ゆきひろFB
    https://www.facebook.com/shimataniyukihiro?fref=ts
・ツイッター  島谷ゆきひろ事務所  @Yshima_jimusyo
・島谷ゆきひろHP(政策詳細) http://shimatani-yukihiro.com/
・島谷ひろゆきツイキャス  http://twitcasting.tv/moyamontv/
 完全無所属・市民選挙の島谷ひろゆきは、お金がかからない手作り選挙を目指していますが、それでも最低限の資金が必要です。供託金以外は、皆さんからのカンパでまかなっています。全国の原発再稼働、オスプレイ配備うぃ止めるためにも、ぜひ、全国よりあたたかいご支援をお願いいたします。
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
●振替先● ゆうちょ銀行 振替口座
      口座記号番号 01700-9-165767
      口座名義 島谷ゆきひろ後援会
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
※お一人が寄附できる金額は1円~150万円です。
※企業や団体からの寄附は受け取れません。外国の方からの寄附も禁止されています。
※法律により、ご寄附いただいた方のお名前・ご住所・ご職業が必要です。
 通信欄にご記入の上、お振込みをお願いします。
※寄附控除をお受けになりたい方は、お申し出ください。


┏┓
┗■3.社会を変えてきたのは、常に、あらゆる国でどの時代でも
 |  ほんの数パーセントの良識である-広瀬 隆
 |  12/23衆議院選挙分析と今後の原発反対運動(方向)第2回
 └──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

○ 12月23日(火)討論会がスペースたんぽぽで行われ、91名の参加者があった。最初に柳田真さん(たんぽぽ舎)から第1回討論会(12月18日)の総括と今後の方針が語られた。ドイツ共産党が社会民主党を攻撃してナチスに政権を譲り渡した失敗(杉並区民ニュースより)を繰り返してはならないと言われた。ただし反自民で衆院選を勝利した沖縄は、大衆運動が根底にあった、と大衆運動の大切さを強調された。
 続く鎌田慧さん(ルポライター)は、再稼働阻止や脱原発の個々の運動とそれらをまとめる統一会議の必要性を説かれた。その際、各運動は互いに批判しないことも大切だと言われた。
○ 広瀬隆さん(作家)が用意されたレジュメのテーマは刺激的だ。たとえば「誰が、反自民党議員を落選させたか?」「われわれは、民主主義が現在の国政選挙によって成就していることを認めるのか?」「日本人全体には、論理性と倫理観が、まったく欠如しているが、歴史上そうした社会を変えてきたのは、常に、あらゆる国で、どの時代でも、ほんの数パーセントの良識である。」
○ 沖縄から水沢さんという女性が、沖縄の新聞を携えて、沖縄での全小選挙区選での勝利とメディアの対応について報告された。勝因は、長い地道な大衆的運動のほか、どの選挙区も反自民ということでまとまったこととメディアがそれを後押ししたことなどがあげられた。
○ その後、質疑応答があった。本土でも山梨では地方紙が頑張り、反自民が当選したと広瀬さんが指摘。報道メディアのひどさは広瀬さんが終始一貫して述べてこられたが、途中マイクの音声が出なくなったときには「わざとじゃないですよね。テレビ朝日では小泉進次郎が答えようとしたら突然切り替わってしまった」と話し会場を沸かせていた。参加者が「微力ながら活動をしている」と述べたときに、広瀬さんが「微力ではありません」と即座に否定されたのが印象的で、タイトルに引用したテーマに呼応していると感じた。


┏┓
┗■4.謹賀新年:「安心は 原発ゼロの 初日の出」
 |  東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |  1/7第16回東電解体!東電本店合同抗議の報告
 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

○元旦の東京新聞に、平和の俳句と題し、「平和とは 一杯の飯 初日の出」が掲載された。作者は18歳の高校生で、平和を願う気持ちが詠まれている。
これにあやかり、私も年頭にあたり、脱原発・反原発を願う気持ちを、「安心は 原発ゼロの 初日の出」と詠みました。
○冷たい風が吹く中、1月7日(水)、午後5時半から6時半まで、再稼働阻止全国ネットワーク主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は、約110人。
○引き続き、午後7時から、東京電力本店前で「東電は「福島」に責任を取れ!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。
 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、106の賛同団体と共に、第16回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約110人。
 (九電東京支社前と比べて30から40人がいれかわり)
○抗議ののぼり旗10本が林立する中、オープニングコールの後、東電福島原発事故のため福島県から東京都への避難を余儀なくされた方から、避難生活、補償・賠償、故郷への帰還等の問題が山積している中、政府や東京電力の不誠実な対応への怒りの報告がなされた。その他3名の抗議アピールがあった。
 続いて、日本音楽協議会、及びジョニー・Hさんによる「音楽での抗議」が行われた。
その後、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎等、関連イベント告知があった。
 最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、午後8時に終了。
 また、カンパが35,771円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
終了後、25名の有志による新年交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。
○東電柏崎刈羽原発反対地元三団体(文責:共同代表・矢部忠夫)から、連帯のメッセージが届きました。内容は、当日配布のチラシに掲載しました。

☆次回の東電本店合同抗議は
 日時:2015年2月4日(水)午後7時~8時15分
 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!


┏┓
┗■5.高浜原発の一本の道
 |  12月26日(金)第131回首相官邸前・国会議事堂前抗議
 └──── ぐみ坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)

 今年最後の官邸前抗議集会は安倍総理への抗議が多かった。コールの合間に参加者は口々に安倍総理を批判、あるいは罵倒していた。皆、物凄く怒っていた。少し意外だったのは高浜原発再稼働反対のコールが少なかったこと。だから高浜原発について書くことにした。
○関西電力HP
 「高浜発電所は福井県の最西端にある内浦半島に位置し、美しい自然環境の中にあることから、その保全と調和に十分な配慮がなされています。」そのHPはブラックジョークの宝庫だった。
○写真が伝える原発立地(Googleストリートビュー・goo航空写真より)
 高浜原発に通じる道は国道149号線の一本だけだ。原発の北には漁港と集落がある。内浦港から国道を南下するとトンネルが見えてくる。その手前右手に原発の入口。長いトンネルを抜けると大きな取水路を跨いで内浦大橋が架かっている。橋を渡り正門を通り過ぎるとやっと内陸に向かうことができる。半島の付け根を高浜原発が東西に分断しているのがよくわかる。
〇十分な配慮
 そこには人が暮らしている。愛する家族がいて、それぞれに他の誰もが背負うことの出来ない人生がある筈だ。他の土地で暮らすことを決して望まない人だっているだろう。
 だが「倫理なき商業」、「理念なき政治」、「人間性なき科学」いや非科学か、そして「献身なき行政」、そこで利益を得る者たちに、原発周辺に暮らす人々に対する十分な配慮はない。それならば倫理、理念、人間性、献身を持たぬ者たちは、いる資格のない場所にいるということだ。
 福島第一原発事故の教訓とは守るべきは何かということだ。たとえ少数であっても一人一人の人生こそが守るに値するならば、高浜原発の道は一つしかない。それは廃炉への道だけだ。それこそが人の生きる道でもある。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2372】
2014年12月27日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                                       転送歓迎

◆2014年の1年間も、たんぽぽ舎「地震と原発事故情報」をご活用いただきありがとうございました。
 今年のメールマガジンは、本日の発信で終了致します。たんぽぽ舎は、2015年1月7日(水)まで冬休みです。
 来年は1月8日(木)より「地震と原発事故情報」を送らせていただきます。
 東電福島第一原発事故から間もなく3年10ヵ月ですが、今だに収束のメドも全く立たず、仮設住宅も4度目の冬です。放射能や汚染水の流出も止まらない状態が続いています。その中で再稼働など論外です。
 来年は再稼働阻止の闘いが正念場を迎えます。新年早々いろいろな行動が計画されています。正月休みにしっかり充電して来年を迎えましょう。
   皆さまの健康を祈念して。  (メールマガジン編集部)
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★1.死亡事故多数、最も危険な火山学者
   私が知っているだけでも何人もの火山学者が火山で命を落としている
    「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその83         島村英紀(地震学者)
★2.東電福島第一原発の最新情報         春橋哲史
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
   ◆映画「日本と原発 私たちは原発で幸せですか」(2時間15分)が
    1月も上映されます。(1/16-1/30)
★4.新聞より3つ
   ◆住民ら抗議「線量高い」 南相馬の避難勧奨 解除反対    (12月27日東京新聞より抜粋) 
  ◆避難区域外も賠償認定 原発ADRが和解案              (12月27日東京新聞より)
  ◆再稼働反対 風化許さず 【金曜日の声 官邸前】         (12月27日東京新聞より)
★5.テント日誌12月26日(金)
      経産省前テントひろば1204日商業用原発停止467日
  東京地検の対応はやはり疑問である 前日のことから  (I・K)
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※2015年1/7(水)抗議行動 17:30~18:30
 九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社への抗議行動
      場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車、目の前)
      主催:再稼働阻止全国ネットワーク
     ※終了後、徒歩10分ほどの東京電力本店前に移動して抗議行動をおこないます。
 1/7(水)抗議行動 19:00~20:00
 第16回東電本店合同抗議   場所:東京電力本店前
     呼びかけ団体:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
     賛同団体:東電株主代表訴訟、他105団体
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┗■1.死亡事故多数、最も危険な火山学者
 |  私が知っているだけでも何人もの火山学者が火山で命を落としている
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその83
 └──── 島村英紀(地震学者)

 ○ いちばん危険な研究に従事している科学者は火山学者に違いない。私が知っているだけでも何人もの火山学者が火山で命を落としている。
 たとえばフランス人のクラフト夫妻は1991年に雲仙普賢岳で火砕流に巻き込まれて亡くなった。夫妻は火山の写真や映画を撮影するパイオニアで、危険な溶岩流の目の前まで行って火山の映像を記録するので有名な科学者だった。
 米国西岸にあるセントヘレンズ山の1980年の噴火でも、定点観測をしていた米国のジョンストン博士が噴火で死亡した。
 またパプアニューギニアのラバウルにある火山は1997年の私の滞在中に噴火したが、その数日前には私の知人であるスペインの火山学者が噴気ガスを採取するために山頂に登っていた。危ないところだった。このほか火山学者が噴火の被害を間一髪でまぬがれた例は多い。
 
 ○ 研究の相手が火山であり、そのなかでも噴火は最大の研究テーマでもあるわけだから、どうしても噴火口の近くに行かなければならない。予知できない大噴火が目の前で起きたら犠牲になってしまうことが多いのである。
 火山学者が噴火口に近づかなければいけない理由はいくつもある。噴火から出てきた火山灰や火山ガスを採取して、その成分を調べることは火山を研究するイロハのイだ。これによって9月の御嶽噴火が水蒸気爆発だったことも、11月の阿蘇山の噴火がもっと段階が上がったマグマ噴火だったことも分かった。
 火山灰はこのようにたくさんのことを物語ってくれる。火山とその噴火の段階ごとに特徴があり、グリーンランドで氷河のボーリングをしたときに、1783年の浅間山の天明噴火の火山灰が見つかった。地球を半周してここまで達していたのだ。
 
 ○ 火山学者の危険はそれだけではない。知人のオーストラリア人の火山学者は長年の研究生活で火山灰を吸い込んでじん肺になってしまった。じん肺は火山学者の職業病のようなものなのである。
 学者が近づかなければいけない理由はそのほか、火山性地震を調べるための地震計やマグマの動きにともなう山体膨張を測る傾斜計の設置もある。写真やビデオの記録ももちろんである。
 ところで、このような危険を冒さなくてもデータが取れる装置が最近では試みられている。
 12月にはドローン(無人超小型ヘリコプター)を使った「災害対応ロボット」の実験が鹿児島・桜島で行われた。
 このロボットは火口周辺を撮影するほか、ワイヤーで吊ったカゴから地表に積もった火山灰も採取する。つまり火山学者がいままで危険を冒していた観測を無人ロボットで代行しようという試みだ。
 
 ○ だが観測器の設置が出来るわけではない。積載カメラによる観察も専門家の眼から見れば限界がある。噴火する火口を自分の目で見てみたい、そしてサンプルを自分で見つけて取りたい、と火山学者の血が騒ぐのは、この程度のロボットでは抑えきれない衝動なのである。  (12月26日『夕刊フジ』より)

☆2015年1月10日(土)島村英紀さん学習会にご参加を!
 「東日本大震災の大地震は今後の日本の地震や噴火に影響するのか」
 日 時:2015年1月10日(土)14時より16時
 講 師:島村英紀(地震学者)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)     資料代:800円


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┗■2.東電福島第一原発の最新情報
 └──── 春橋哲史
  
○11月の平日平均作業人数:6600人。10月に比べて380人増加。13年11月は3480人でした。
凍土方式遮水壁造成の為のボーリング:12月24日現在、2034本予定中1030本。全体の約50.6%終了。
12月25日現在の汚染水貯留量:約59万t。内、ALPS処理待ち水 約31.5万t/ALPS処理済み水 約24.1万t
設置済みタンクの貯留容量: 約71.7万t

○8月末に、3号機使用済み燃料プールへ落下させた操作卓は、12月19日午前中に回収が完了しました。
3号機使用済み燃料プールからの瓦礫撤去作業は、3ヶ月半の中断を経て、漸く再開されました。操作卓が養生板に落下した為、燃料棒に損傷は無いと思われますが、養生板が設置されていたのは偶然でした。養生板の重要性が分かったので、今後は養生板で燃料棒を蔽ってから、瓦礫撤去作業を進めるとのことです。
 尚、同号機の燃料プールは高線量で人が立ち入れない為、遠隔操作での作業です。カメラで撮影した画像を3D・CADに起こして、その立体画像を見ながら操作しています。操作卓を落下させたのは、立体画像と実際の動作が異なっていたのが原因で、今後は、立体画像とカメラ画像の照らし合わせを厳しく行うとのことです。
 4号機使用済み燃料プールからの燃料棒の取り出し:12月22日15時2分、最後の4本を6号機使用済み燃料プールへ移送。
 13年11月18日から71回のキャスク輸送を行い、試験取出しした2本を含めて、1535本全ての取り出し・移送が完了しました。
 尚、12月26日に原子力規制委員会で開催された「第30回 特定原子力施設監視・評価検討会合」に東電が提出した資料によると、燃料交換機の操作に当たった作業員の累積被曝線量は約4.3ミリ?、燃料格納容器(キャスク)を取り扱った作業員の累積被曝線量は約13ミリ?とのこと。
 取り出し作業に従事なさった方々全員に、国民の一人として、又、3.11を止められなかった有権者の一人として、お礼申し上げます。
 ※尚、この文章は、12月26日の金曜行動での私のスピーチに加筆・訂正したものです。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆映画「日本と原発 私たちは原発で幸せですか」(2時間15分)が
  1月も上映されます。
 
  上映日程:1月16日(金)13:00、16:00      17日(土)-20日(火)15:30、19:00
             22日(木)-28日(水)19:00  30日(金)13:00
  会  場:シネマート六本木 3F
  チケット:当日券:1500円、シニア・大学生1000円、高校生以下500円
  問い合わせ:Kプロジェクト 井手、廣中 03-5511-4427(平日9:30~17:30)


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┗■4.新聞より3つ
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 ◆住民ら抗議「線量高い」 南相馬の避難勧奨 解除反対

  東京電力福島第一原発事故に伴う福島県南相馬市の「特定避難勧奨地点」の指定が28日に解除されることに、反対する住民約20人が26日、参院議員会館で緊急会見し「放射線量が高い場所はまだ多い」と、解除の撤回を訴えた。
 会館前で抗議活動もした。勧奨地点は避難指示区域外で、局所的に年間被ばく線量が20ミリシーベルト(毎時換算3.8マイクロシーベルト)を超えると推定される場所。市内では142地点(152世帯)が指定され、地元の対策協議会によると全世帯が指定解除に反対している。 (中略)
 住民は会見場で、政府の原子力対策本部担当者に要請書を渡した。担当者は「年間線量が20ミリシーベルトを下回るので健康影響は考えられない」と強調。28日の解除方針に変更はないとした。(後略) (12月27日東京新聞より抜粋)


◆  避難区域外も賠償認定 原発ADRが和解案

  特定避難勧奨地点に指定された南相馬市の住民らが、土地や建物の賠償を東電に求めていた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターは和解案を提示した。
 住民側弁護団によると、不動産の賠償や精神的慰謝料を認定し賠償総額は約4億3千万円。特定避難勧奨地点の不動産賠償は、原子力損害賠償紛争審査会が定めた賠償指針に含まれておらず、弁護団は記者会見で「避難区域外で認められたのは画期的だ」と評価した。
 和解案は19日付。住民は受諾の意向を示し、東電は来年1月9日までに受諾の可否を回答する。
 ADRを申し立てたのは特定避難勧奨地点の10世帯52人と、近くに住む1世帯9人。約13億9千万円を請求していた。   (12月27日東京新聞より)


◆再稼働反対 風化許さず 【金曜日の声 官邸前】

  米国ニューヨーク市の大学院生ビビアン・ジーさん(31) 日本の反原発運動を研究しており、来日するたびにデモに参加している。福島第一の事故から3年以上が過ぎても盛り下がることなく平和的に続いていることに強く引きつけられた。
 千葉市の無職山口幸夫さん(67)「原発という負の遺産を次世代に残したくない」との思いからデモに参加、100回近くになる。事故が起きれば情報を隠そうとする電力会社は信用できないし、地震のリスクも消えず、核のごみの行き場もない。     (12月27日東京新聞より)


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┗■5.テント日誌12月26日(金)
   |      経産省前テントひろば1204日商業用原発停止467日
 |    東京地検の対応はやはり疑問である 前日のことから
 └──── (I・K)
 
○今日は色々な事があった。
 まず福島原発告訴団「不起訴は許さないぞ! 東京地検前 緊急行動」があり、12時過ぎ留守番を残して地検前に行く。突然の事だったのに200人ぐらいの人が集まって、福島からの熱い訴えを聞いた。その後、記者会見に臨んだ告訴団代表や弁護団からの説明があり、告訴団代表と弁護団が地検に「真実を明らかにして下さい。不起訴の判断を勇気を持って見直し、今度こそ起訴の決断を下し、歴史的刑事法廷の検察官 席に、正義の味方として立つ事を決断して下さい」と申し入れを行った。
 テントに戻ると「731部隊関連資料の情報公開裁判」を傍聴した方などが寄って下さり、原発や今の世の中のことなどOさんと意気投合して話して行った。
 3時からは函館市の大間原発差し止め裁判があったので傍聴券の抽選にだけ参加してテントに戻る。抽選に外れた方などがテントに集まって賑やかだった。
 福島の汚染水問題、最近新聞記事になった再稼働する自治体への交付金や廃炉にした後再建する話などで、みんなの怒りが沸騰する。
 裁判報告会も気になったが、テントが手薄になってしまうので残って座っていた。
 4時少し前Kさんが来てくれたので家路に着いた。

以下は先日の冬至祭りの様子。三輪さんが撮って下さったものです。是非ご覧下さい。
   https://www.youtube.com/watch…

○これも師走の一風景

 今日は3時少し前テントに着いた。テント前はほとんど人がいなく寂しい限り!
郵政に行き、特別の払い込み用紙に「柏崎刈羽は再稼働絶対反対!」などを書き込んで電気代を払った後、テントに座りこんだ。
 4時近くに遠く鴨川から福島バッジプロジェクトの人がやって来てチラシを配り始めた。なかなか受け取ってくれないチラシを根気良く笑顔で配る彼女は素晴らしい。
 4時半になってテーブルを出し、お茶の用意などして来訪者に備えた。官邸前に行く前によってカンパをして下さる方達が沢山いて感謝です。
 テントを大事に思ってくださる方達のためにも頑張らなくてはと寒さに耐えた。5時過ぎるとたんぽぽ舎の人たちも集まってだんだん賑やかになった。
 Fさんが大間原発の特集映像を流し始めると立ち止まって見て行く人も現れる。官庁の人たちは御用納め、忘年会に向かうと思われる人たちも通って行った。
今、日本が危機的な状態なのを思わないのだろうか?
7時近く交代してくれる人がやってきたので私はテントを離れた。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2371】
2014年12月26日(金)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.うれしくないクリスマスプレゼント
   原子力規制委員会(田中委員長)が「福島汚染水を海へ」
   トリチウムの海洋放出に大反対
             柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.海洋民族が助かったワケ スマトラ島沖地震から10年
   先祖からの言い伝え通り津波が襲ってくる。そう直感し、
   ただちに245戸約1200人の集落全員が村の高台に避難した
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその82
                       島村英紀(地震学者)
★3.DELIさん「脱被ばく」のシングルイッシューで松戸市議に当選
   昨日発信の12/20おしどりマコ&ケンさんの講演会報告に追加
                  横関彩子(たんぽぽ舎・いろりばた会議)
★4.経産省前テントひろばに年賀状を!
   郵便配達はもちろん、宅配便も届きます
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆3/7映画「日本と原発」上映とトーク
   場所:千葉市生涯学習センターメディアエッグ(定員80名)
   主催:「原発さよなら 千葉」
★6.新聞より5つ
  ◆津波対策「関わるとクビ」 10年 保安院内部で圧力
   政府事故調の調書公開  福島第一 東電、検討先送り   (12月26日東京新聞1面より抜粋)
  ◆東電元幹部 再び不起訴へ 東京地検 年明けに最終判断  (12月26日東京新聞より抜粋)
  ◆原発交付金 再稼働で増額 強まる自治体への圧力
   使途自由の「麻薬」 元は電気料金    (12月26日東京新聞より抜粋)
  ◆関電、再値上げ申請 経産省に 家庭向け10.23%    (12月24日東京新聞より抜粋)
  ◆点検漏れ さらに6500個 もんじゅ機器、不備指摘受け (12月23日毎日新聞より抜粋)
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※2015年1/7(水)抗議行動 17:30~18:30
 九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社への抗議行動
      場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車、目の前)
      主催:再稼働阻止全国ネットワーク
      ※終了後、徒歩10分ほどの東京電力本店前に移動して抗議行動をおこないます。
 1/7(水)抗議行動 19:00~20:00
 第16回東電本店合同抗議   場所:東京電力本店前
     呼びかけ団体:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
     賛同団体:東電株主代表訴訟、他105団体
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┗■1.うれしくないクリスマスプレゼント
 |  原子力規制委員会(田中委員長)が「福島汚染水を海へ」
 |  トリチウムの海洋放出に大反対
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○『原子力規制委員会は24日、東京電力福島第一原発のリスクを減らすため、処理済みの汚染水については「海へ放出する対策が必要」との見解を示した。タンクが増え続ける現状を問題視した。これまで田中俊一委員長が同様の考えを示してきたが、委員会で問題意識を共有したという。』

○ これは全くうれしくない「クリスマスプレゼント」だ。「放射能汚染水を海へ捨てる」ということは、福島と周辺の漁民も猛反対だが(我々も反対だが)、同時に世界中から猛反発をくらう。世界の海を汚すわけだから。
 トリチウム(3重水素)も大問題である。東電の処理後もトリチウムは残る(処理できない)。それは有害である(物理学者 槌田敦さん論文-後日紹介の予定)。
 田中委員長の発言「トリチウムの分離はかなり難しく、海洋放出も一つの方法」は許せない暴言だ。

○ 私たちは、福島の人々とともに放射能汚染水も、トリチウムも海への放出に反対する。人類の未来のために。
 こんなクリスマスプレゼントはいらない。


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┗■2.海洋民族が助かったワケ スマトラ島沖地震から10年
 |  先祖からの言い伝え通り津波が襲ってくる。そう直感し、
 |  ただちに245戸約1200人の集落全員が村の高台に避難した
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその82
 └──── 島村英紀(地震学者)

○ 大津波で23万人以上が犠牲になったスマトラ沖地震から10年がたとうとしている。
 地震が起きたのは2004年12月26日、マグニチュード(M)は東日本大震災を超える9.3だった。
 地震はインドネシアのスマトラ島沖で起きたのだが、津波の犠牲者はインドやスリランカ、またアフリカ東部にまで及んだ。4000キロも離れた南極の昭和基地でも75センチの津波を観測したほどの大津波だった。
 タイの観光地プーケット島では外国からの多くの観光客も犠牲となった。だが、島の南端で生活する先住民族モーケン族は一人の死者も出さなかった。

○ 地震が起きたのは現地時間の午前8時前。海岸に住むモーケンの人たちは、大津波が襲ってくる20分ほど前に海の異変を知った。
 モーケンは「海の遊牧民」と呼ばれる(註)、海洋民族で海岸に住んだり船上生活をしていて、おもに漁業を営んでいる。
 海洋民族にとって潮の満ち干は頭に精密に入っているが、それ以上に潮が引いたのだ。
 先祖からの言い伝え通り津波が襲ってくる。そう直感し、ただちに245戸、約1200人の集落全員が村の高台に避難した。
 地震学の知識では津波の初動は引き波とは限らない。第1波がいきなり満ち波として襲ってくる津波もあるし、この場合のように最初が引き波のこともある。第2波以降の方が大きいことも多い。
 日本もそうだが、海洋プレートと大陸プレートが衝突している海溝沿いに起きる巨大地震は多くの場合、同じような震源メカニズムで起きる。

○ インドネシア付近では過去にもM9クラスの大地震と津波が起きていたことが大地震後の最近の研究から分かってきている。津波で運ばれた海底の砂などの堆積物を陸上で掘削したら2004年の堆積物だけでなく、その下にもいくつもの堆積物が見つかった。2004年と同規模の津波が500-700年前など、過去約2500年間に3回あったことが分かったのだ。
 それゆえ同じ海岸で何百年以上も見ていたモーケンの人々は同じような津波に幾度も出くわしていたに違いない。モーケンの人たちは、この経験を伝承していたのである。

○ 私が見たモーケンの暮らしは貧しかった。貧弱な漁業と、貝細工など観光客のための土産、沖合の島に観光客を乗せていく通船の運賃などが収入源だ。
 じつは、彼らが住んでいる土地はモーケン族のものではない。近年までタイではモーケン族が土地を所有することも義務教育を受けることもできなかったからだ。
 いまでも土地は不法占拠している形になっている。このため電気や水道も引いてもらえない。電気は集落の外のタイ人の個人宅から電線を引いてそれを各戸に分配し、電力会社ではなく、その家に電気代を支払っている。水は天水(雨水)と井戸水を使っているが、井戸水は煮沸しないと飲み水には使えない。
 世界のどこでもそうだが、先住民族の暮らしは大変なのである。 (12月19日『夕刊フジ』より)
  註)原文では「「海のジプシー」とか「海の遊牧民」と呼ばれる」でしたが、「ジプシー」は差別用語とされ新聞では使用しないということなので、紙面では削除しました。

☆2015年1月10日(土)島村英紀さん学習会にご参加を!
 「東日本大震災の大地震は今後の日本の地震や噴火に影響するのか」
 日 時:2015年1月10日(土)14時より16時
 講 師:島村英紀(地震学者)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 資料代:800円


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┗■3.DELIさん「脱被ばく」のシングルイッシューで松戸市議に当選
 |  昨日発信の12/20おしどりマコ&ケンさんの講演会報告に追加
 └──── 横関彩子(たんぽぽ舎・いろりばた会議)

 DELIさんは南相馬と松戸を比べ、松戸のほうが線量が高い箇所があることを調べ、「脱被ばく」のシングルイッシューで松戸市議選に出馬しました。
 DELIさんは、たんぽぽ舎共同代表の鈴木千津子さんが、3・11以降に松戸の土壌の放射能を測定していたことを知り、松戸市議選告示の2日前にたんぽぽ舎を訪問。鈴木さんより当時の話を聞いてから、選挙戦に臨み、見事当選しました。


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┗■4.経産省前テントひろばに年賀状を!
 |  郵便配達はもちろん、宅配便も届きます
 └──── 経産省前テントひろば

 住所:100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1
        経産省前テントひろば  TEL 070-6473-1947


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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆3/7映画「日本と原発」上映とトーク
  トークは、映画を作成したKプロジェクトの一人、木村結さんです。
  トークは午後(第2回)の部のみです。

 日 時:2015年3月7日(土)第1回目 10:00(開場09:30)
                        第2回目 13:45(開場13:15)
 場 所:千葉市生涯学習センターメディアエッグ(定員80名)
 主 催:「原発さよなら 千葉」
 上映協力費:1000円(高校生以下無料)
 予約者優先:メール、FAX、電話で予約して下さい
 メール:<mailto:i_nagano@dreamcar.co.jp>
 FAX:0436-98-5858 TEL:0436-74-6042 携 帯:090-2553-2587


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┗■5.新聞より5つ
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 ◆津波対策「関わるとクビ」 10年 保安院内部で圧力
  政府事故調の調書公開  福島第一 東電、検討先送り

 政府は25日、東京電力福島第一原発事故で政府事故調査・検証委員会が政治家や東電関係者らに聴取した記録(調書)のうち、新たに127人分を公開した。当時の規制機関だった経済産業省原子力安全・保安院は、大津波が襲う可能性を認識しながら、組織内の原発推進圧力の影響で、電力会社にきちんと指導しなかった実態が浮かんだ。
 保安院の小林勝・耐震安全審査室長の調書によると、2009年ごろから、東日本大震災と同じクラスの貞観(じょうがん)地震(869年)の危険性が保安院内でも問題になっていた。独立行政法人「産業技術総合研究所」の岡村行信活断層・地震研究センター長は、貞観地震が福島第一周辺を襲った痕跡を指摘。自らの調書では「400~800年周期で反復していると考えている」と述べた。
 岡村氏らの指摘を受け、小林室長らは貞観津波の再来リスクを検討するよう保安院幹部に提案したが、複数の幹部から10年に「あまり関わるとクビになるよ」「その件は原子力安全委員会と手を握っているから、余計なことを言うな」とくぎを刺されたという。(後略)(12月26日東京新聞1面より抜粋)


 ◆東電元幹部 再び不起訴へ 東京地検 年明けに最終判断

 東京電力福島第一原発事故をめぐり、検察審査会の「起訴すべき(起訴相当)」との議決を受けて、東電の勝俣恒久元会長(74)ら旧経営陣3人を業務上過失致死傷容疑で再捜査している東京地検が、3人を再び不起訴とする方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。大規模津波の試算を把握していた旧経営陣が津波対策を取らなかったことについて、刑事責任を問うのは困難と判断したもようだ。東京高検など上級庁と協議の上、年明けに最終判断する。(中略)
 福島県民らでつくる福島原発告訴団は25日、最高検と東京地検に申し入れ書を提出。記者会見した武藤類子団長(61)は「原発事故の被害がどれだけひどかったかを理解し、起訴してほしい」と訴えた。(後略)(12月26日東京新聞より抜粋)


 ◆原発交付金 再稼働で増額 強まる自治体への圧力 使途自由の「麻薬」 元は電気料金

 経済産業省が、原発を再稼働させた自治体に「電源立地地域対策交付金」を重点的に配分する方式に戻す。原発を抱える自治体にとっては貴重な財源で、いったん受け取ると抜け出せないため「麻薬」に例えられる。問題点を、あらためて整理した。
 Q 電源立地地域対策交付金って何。
 A 1974年に田中角栄内閣がつくったんだ。当時の中曽根康弘通商産業相は「原発をつくるところの住民に迷惑をかけているので還元しなければならない」と説明した。火力などすべての発電所のある自治体に配られるけど、制度の趣旨は原発という「迷惑施設」の受け入れを促すためだ。原資は電気料金に1世帯あたり月平均で約100円ずつ上乗せされる「電源開発促進税」の一部だ。
 Q 私たちも負担しているわけね。国は自治体にどのぐらい渡しているの。
 A 2014年度当初予算では総額987億円だった。自治体が原発受け入れを決めると翌年度から支払いが始まり、運転開始後は発電実績に応じて額が決まる。経産省の11年の最新パンフレットで、出力135万キロワットの最新型原発を設置すれば50年間で計約1360億円もらえると紹介している。
    (後略) (12月26日東京新聞より抜粋)


 ◆関電、再値上げ申請 経産省に 家庭向け10.23%

 関西電力は24日、家庭向け電気料金の再値上げを経済産業省へ認可申請することを午前の取締役会で決定、午後に申請した。値上げ幅は平均で10・23%。認可が不要の企業など大口向け料金も13・93%値上げする。(中略)
 八木誠社長は「原発の再稼働が大きく遅れ、収支悪化に歯止めがかからない」と申請理由を説明した。高浜原発3、4号機が来年11月に再稼働すると想定して原価を再計算。大飯原発3、4号機など他の原発は来年度中には動かないと見込んだ。  (12月24日東京新聞より抜粋)


 ◆点検漏れ さらに6500個 もんじゅ機器、不備指摘受け

 大量の機器点検漏れで事実上の運転禁止命令を受けている高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、日本原子力研究開発機構は22日、新たに未点検や点検期限を過ぎた機器約6500個が見つかったと発表した。原子力機構はこの日、新たな点検漏れの報告と共に、命令解除に必要な機器の保全計画の見直しを盛り込んだ報告書と、保安規定の変更認可申請を原子力規制委員会に提出した。
      (後略)  (12月23日毎日新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2370】
2014年12月25日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.汚染水を漏らしたままのこの状況を放置・容認し
   原発の再稼働を許してしまっては、今度は私たちが
   未来世代や世界の人々に対しての加害者になってしまう
   12/20おしどりマコ&ケンさんの講演会
                 横関彩子(たんぽぽ舎・いろりばた会議)
★2.「山谷支援年末助け合い運動」にご協力ありがとうございました
   物資190箱、カンパ金116万円超のご支援が寄せられました
                 たんぽぽ舎担当 沼倉潤
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆1月2日(金)経産省前テントひろば「新春講談会」のご案内
   出演:香織倶楽部・一門会  南京玉すだれで開幕
  ◆第15回原発はいらない西東京集会&デモ
   日時:1月12日(月・休日)10時45分~
   会場:西東京市立文理台公園
   主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
  ◆1/18映画『「遺言」原発さえなければ』上映会と監督トーク
   《福島の3年間 消せない記憶のものがたり》
   場所:入間市産業文化センター
   主催:生活クラブ生協狭山ブロック
★4.新聞より3つ
  ◆川内原発再稼働に反対 有楽町 デモ200人
                 (12月25日東京新聞より抜粋)
  ◆東電に賠償増要求 福島・浪江町民 和解前に死亡238人
                 (12月25日東京新聞より抜粋)
  ◆再生エネ見直し 「原発回帰」は許されない
                 (12月21日琉球新報<社説>より抜粋)
━━━━━━━
※川内(せんだい)・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 12/26(金)第131回首相官邸前抗議にご参加を!
 日時:12月26日(金)18:00~20:00
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
       当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
 1-5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。
 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。 参加歓迎!
━━━━━━━
※2015年1/7(水)抗議行動 17:30~18:30
 九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社への抗議行動
        場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
        主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 1/7(水)抗議行動 19:00~20:00
 第16回東電本店合同抗議   場所:東京電力本店前
       呼びかけ団体:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
       賛同団体:東電株主代表訴訟、他105団体
━━━━━━━

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┗■1.汚染水を漏らしたままのこの状況を放置・容認し
 |  原発の再稼働を許してしまっては、今度は私たちが
 |  未来世代や世界の人々に対しての加害者になってしまう
 |  12/20おしどりマコ&ケンさんの講演会
 └──── 横関彩子(たんぽぽ舎・いろりばた会議)

○ 「未来&世界への責任」と題して、おしどりマコ&ケンさんに12月20日(土)「スペースたんぽぽ」で講演をしていただきました。
 私たちは原発事故以降、放射能の不安に怯える日々ですが、汚染水を漏らしたままのこの状況を放置・容認し、原発の再稼働を許してしまっては、今度は私たちが未来世代や世界の人々に対しての加害者になってしまいます。そうならないためにどうすればよいか、マコ&ケンさんに多くのヒントをいただきました。

○ 最新の福島第一原発についての情報として、12月17日のJタンクエリアでのALPS汚染水漏れの問題について説明していただきました。驚くべきことに、先がつながっていない配管に流してしまったことが事故の原因だそうです。その結果6トンもの汚染水が漏れ、トリチウム濃度は88万Bq/Lでした。しかしながら、福島中央テレビの報道ではトリチウムを無視し、セシウムが0.4Bq/Lであると、「大した事故ではない」という印象操作が行われました。ヒューマンエラーが続き、ALPS(核種のうちトリチウムを除去することはできない)の性能も劣化している状況は非常に問題です。東京電力を市民がしっかり監視し続け、改善を求めていく必要があると感じました。そのためにはマコ&ケンさんの情報収集・分析・発信がありがたく、これからも応援していかなければと感じました。

○ その他、今年ドイツで複数の学校で講演をした際、多くの質問をうけ、中学生から「原発以外のことなんですけど、NHKの会長はあれで大丈夫なんですか?」ときかれてびっくりしたというお話や秘密保護法に反対する学生有志の会SASPLの、団体参加ではなくあくまでも個人にこだわったデモのあり方についてなど興味深い話が盛りだくさんでした。芸人ならではの元気のいい語り口に会場は沸きました。芸能界に身をおきながらの胆のすわった活動ぶりには頭がさがります。
 私たちは未来と世界への責任を果たすために、今後も東京電力福島第一原発の事故を決して忘れないこと、再稼働を絶対に許さないことを運動の中心に据えていきたいと思います。
  ※12/20の動画です
  「福島原発事故を忘れない!未来&世界への責任~加害者とならないために、
   今、私たちがすべきこと」
    https://www.youtube.com/watch?v=X-9vjj6xVj0&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA

─────────    ──     ─────────
☆心がいたむこと-マコ&ケンさんが話の途中で、ひとこと言ったことにとても心がいたむ。「私たちが原発反対の話をしはじめたら、仕事が減った」(収入減に)と。
 「原子力ムラ」の人々はこうしたやり方で、圧力を加えているのだ。でも圧力に負けず、明るくがんばるマコ&ケンさんに拍手。
 少しでも応援したい。 (柳田 真)


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┗■2.「山谷支援年末助け合い運動」にご協力ありがとうございました
 |  物資190箱、カンパ金116万円超のご支援が寄せられました
 └──── たんぽぽ舎担当 沼倉潤

○33回目の「山谷越冬支援・年末助け合い運動」も全国の皆様の心温まるご協力により、毛布やお米などの支援物資と多額のカンパ金がたんぽぽ舎に寄せられ、明日、「山谷労働福祉会館」にトラックで山積みの荷物を搬送する作業を行います。
 支援物資を送って頂いた皆様、ボランティアで作業に携わっていただいた方々、並びにチラシやメールを拡散し、助け合い運動を呼びかけて下さった皆さんにお礼申し上げます。
○今回は何人もの方より、大きな荷物が複数口で届きました。お礼の電話をおかけしたところ、近所の人たちに呼びかけ、集めて下さったそうです。普段から身近な生活の場で、原発や福祉など、テレビや新聞で話題になっていることを話し合う近所の人たちがみんなで持ち寄ったものだそうです。
 集会やデモへの参加だけでなく、地域で話し合い、社会のことを考える人たちが増えています。こうした人々の協力があって今年も助け合いの輪が大きくつながったと思います。
○多くの方々より荷物と一緒に丁寧なお手紙も頂いております。北海道の方のお手紙を紹介させて頂き、皆様へのご返事に代えさせて頂きます。
 『いつかわが家が危機に陥った時、使うことがあるかも知れないとの考えで、20年以上も使わずに納戸にしまってあったテント一式と寝袋、タオルです。この先取っておくよりは、今必要な方に使って頂いた方が良いと考え送らさせて頂きました。せめてものお役に立てることを祈って。寒中支援に当たられる皆様、どうぞよろしくお願いします。』
○カンパ金を送って頂いた皆様には「山谷労働福祉会館運営委員会」より、領収書を送付する予定になっております。事務作業上時間がかかりますが、ご不明な点がありましたら、「たんぽぽ舎」までお問い合わせ願います。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆1月2日「新春講談会」のご案内

 アマチュア講談師の甲斐織淳です。
 1月2日の経産省前テントひろば「新春講談会」のご案内です。
日 時:2015年1月2日(金)14時開演
場 所:経産省前テントひろば
出 演:香織倶楽部・一門会  南京玉すだれで開幕
講 談・4席(順不同)
   本間織峯:「義士伝」(豆腐屋ほか)
   高橋織丸:「母里太兵衛」(黒田節の由来)
   森 久織:「名人伝」(中島敦)
   甲斐織淳:「田中正造伝」より

たくさんの方々のご来場をお待ちしております。


 ◆第15回原発はいらない西東京集会&デモ

  日時:1月12日(月・休日)10時45分~
  会場:西東京市立文理台公園
  内容:●集会 10時45分~11時15分 ●デモ 11時15分~12時
      ●交流 12時~12時30分 *都立東伏見公園にて。
             地図等詳細はブログをご覧ください。
  主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
     http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/


 ◆1/18映画『「遺言」原発さえなければ』上映会と監督トーク
  《福島の3年間 消せない記憶のものがたり》

 埼玉県入間市で、映画《「遺言」原発さえなければ》の上映会と監督トークを開催します。
 3.11の原発事故後、福島に入り3年間にわたり村の様子や人々を撮ったドキュメンタリーです。原発の再稼働が予定されている今、一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。 記録映画「遺言」原発さえなければ 上映実行委員会

 日 時:2015年1月18日(日) 開場11:30 上映:12:00~16:05(休憩20分)
                豊田監督トーク 16:05~16:20
 場 所:入間市産業文化センター(入間市向陽台1-1-7)(西部池袋線入間市駅徒歩 約12分)
 主 催:生活クラブ生協狭山ブロック
 申込み:生活クラブ狭山センター
            TEL 04-2969-4141 FAX 04-2955-8777
 問合せ:メール c.sayama@s-club.coop
   入場料:1000円


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┗■4.新聞より3つ
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 ◆川内原発再稼働に反対 有楽町 デモ200人

  九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)などの再稼働に反対するデモが24日夜、東京・有楽町であった。勤め帰りの会社員やクリスマスイブを楽しむカップルが行き交う街角で、約200人(主催者発表)が「再稼働反対」「原発いらない」の声を響かせた。
 毎週金曜日に首相官邸前で脱原発を訴えている「首都圏反原発連合」が主催。九電東京支社の入るビルの前で参加者が「目先の利益だけでいいの?」「再生可能エネルギーを止めるな」などと書かれたプラカードを手にシュプレヒコールを上げた。(後略) (12月25日東京新聞より抜粋)


 ◆東電に賠償増要求 福島・浪江町民 和解前に死亡238人

  東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の約1万5千人が賠償増額を求めて原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、申立人のうち238人が東電との和解前に亡くなったことが関係者への取材で分かった。
 紛争解決センターは今年3月に慰謝料の増額を認める和解案を提示。東電は「原子力損害賠償紛争審査会の中間指針に基づき賠償を受ける他の避難者との間で公平性を欠き、影響が大きい」などとしてこれまで2回、和解案を拒否し、現在も協議が続いている。
 申立人のうち、東電が最初に和解案を拒否した今年6月時点で179人が亡くなっており、11月28日時点で計238人亡くなった。(後略)
  (12月25日東京新聞より抜粋)


 ◆再生エネ見直し 「原発回帰」は許されない

  政府は太陽光の発電抑制を柱とする再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の抜本見直し策を決めた。
 東京電力福島第一原発事故から3年9カ月。再生エネは脱原発の切り札として期待された。わずか2年で政策転換する理由は何か。再生エネを普及させる道はいくらでもあるはずだ。
 衆院選で原発・エネルギー政策は踏み込んだ議論にならなかった。自公で3分の2以上の議席を獲得した途端、安倍晋三首相は原発再稼働を急ぎ「この道しかない」とばかりに原発回帰を鮮明にしている。
  脱原発を求める多くの国民の声に耳を傾けない姿勢は数のおごりだ。
  時計の針を逆戻りさせてはならない。 【以下略】
       (12月21日琉球新報<社説>より抜粋)   http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-236249-storytopic-11.html
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