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たんぽぽ舎です。【TMM:No2394】
2015年1月30日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.笑い声が何度もおきた-テント守ろう集会・報告
   「強制撤去の判決を出させない」声と運動をあちこちに広げよう
   私(女性)もテントとともに闘う 強制撤去させるな!
                        柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.デタラメ高浜審査書案は認められない! (下)
   電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
                  渡辺寿子(原発いらない!ちば)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆あきれ果てても、あきらめない 検察に良心はないのか!
   2/15福島原発告訴団 福島県集会
   主催:福島原発告訴団 場所:ビッグパレットふくしま
★4.新聞より4つ
  ◆「原発事故、今後も起きる」 政府調査委 畑村元委員長
                     (1月29日毎日新聞より)
  ◆肺がん発症リスクも 原発作業員 累積100ミリシーベルト超で
                     (1月29日茨城新聞より抜粋)
  ◆原発比率 15~25%が軸 2030年電源構成 経産省検討へ
   新増設の是非 焦点 再生エネは2割超   (1月29日朝日新聞見出しより)
  ◆避難指示解除後 慰謝料は1年間 原賠審会長見解
                     (1月29日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※訂正1つです。
 1月28日発信【TMM:No2392】の■1.みんな、集まろう!
 鹿児島&福島の女たちの共同アクションに! で
 正:橘 優子(たんぽぽ舎 ボランティア)
 誤:橘 優子(たんぽぽ舎)
  おわびして、訂正致します。
━━━━━━━

┏┓
┗■1.笑い声が何度もおきた-テント守ろう集会・報告
 |  「強制撤去の判決を出させない」声と運動をあちこちに広げよう
 |  私(女性)もテントとともに闘う 強制撤去させるな!
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

・1月26日(月)夕方、たんぽぽ舎主催で、「テントが危ない!テントを守ろう支援連帯集会」がスペースたんぽぽ会場で開かれた。これまで延べ4回開催。会場は1枚の大型横断幕=「反原発テントを撤去するな 撤去すべきは原発の危険」と3本のノボリ旗がひるがえる中で40人が参加。3本のノボリ旗は-1.「高浜原発の再稼働反対 福井・京都・滋賀住民の危険高まる ヒナンできない琵琶湖も危ない」、2.「再稼働反対 テントを守ろう」、3.「川内原発の再稼働反対」
・集会の概要
1.DVD映像上映「テント1000日 おテントさまが見ている」
2.主催者(たんぽぽ舎・柳田)のあいさつ-あちらこちらでたくさんテント守ろうの集会を開こう-小さくとも。
3.経産省前テントひろばの2人からのことば-正清太一さん、淵上太郎さん
4.原発現地から、茨城県東海村の相沢一正村会議員「できそうもないことができちゃっているテント」
5.大口昭彦弁護士の話「裁判所が強硬の背景は、原発再稼働をひかえ年度内にやれという国家意思だろう。2・26判決は厳しいと見る。最大限の抵抗で闘う」
6.参加者各人から、「私とテントのおもい」発言-1人5分をメドに15人が発言した。
 それぞれユニークな発言が多く会場が何度も笑いにつつまれた。笑いの中でも、しかし、テントが危ない、テントを守ろう、テントを強制撤去させるな-の参加者の意思がみちみちた集会でした。
 当日の会場費の半額15200円をテントへのカンパとして、経産省前テントひろば代表者へ託しました。
・特長的な発言
Oさん(女性)…テントは私にとって本音で話せる場としてあった。貴重な場だ、ぜひ守りたい。
Aさん(女性)…福島の女たちからのメッセージを紹介(代読)
Nさん(男性)…国から来ている土地代金1200万円+αは、判決ではどうなると見るか、回答厳しい
Iさん(男性)…テントは民主主義の夜間学校だ、守りたい。テントに行ってすこしイヤな思いをしたこともあり
M・Iさん(男性)…福島第一原発事故で、郡山に住んでいる孫2人が心配、再稼働反対のテントの存在は貴重だ。
Tさん(女性)…日本人は騙されやすい、そういう人々へも働きかけよう。
Yさん(女性)…テント守ろうハガキを担当している。ハガキは相手にじかに届くので効果的だ。
Mさん(男性)…国有地の立入禁止看板はハラがたつ。国有地は我々の土地だ。国有地へどしどし入ろう。
O・Aさん(女性)…テントはこわくない(あいそは悪いが…)。私もテントとともに闘ったという2人となりたい(姉と共に)
T・Bさん(女性)…高齢者が多く参加していることは悪いことではない。テントのおかげで私も闘えている。
・当日は、「テントを守れ」ハガキ(官製ハガキ-52円3枚と送付先宛先のチラシで200円)がたくさん普及された。東京地裁へ、経産大臣へ、安倍総理へ、のべ1万枚をこすハガキが発信された。
・2月7日(土)18時より日本教育会館(たんぽぽ舎から10分の距離)での大集会と、2月26日(木)15:30の東京地裁へ大結集しよう。
・なお、たんぽぽ舎も近日、第5回のテントを守ろう、強制撤去を許さない集会を開く予定。ご参加下さい!


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┗■2.デタラメ高浜審査書案は認められない! (下)
 |  電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)

○ 事故が起きても逃げられない

 規制委は避難計画については審査の対象ではないと自治体や国に丸投げしています。自治体は国にいわれて仕方なく、避難計画の策定に取りかかっていますが、もともと大事故が起きたら住民が被曝せずに、安全に避難することは不可能な話で、避難計画を策定したとしても現実に機能しないと思われるものばかりで、避難は不安だらけです。
 高浜原発の場合を考えてみても、原発から逃げる道は一本しかなく、事故時は大渋滞にになることは目に見えています。川内原発は火山灰の心配がありますが、高浜、大飯など日本海(若狭湾)に面している原発と周辺は冬は大雪に見舞われることは日常的です。大雪の時に大事故が起きれば車での避難もままならず、住民は放射能の中で身動きならず、閉じ込められてしまいます。

○ 多重事故、多号機事故考慮せず

 個々の機器の安全性も問題ですが、福島事故で明らかになったように、大地震、大津波に襲われた時は様々な機器が不具合を起こし、多重事故となります。また福井県若狭湾沿いには高浜4基、大飯4基、美浜3基、敦賀2基と13基もの原発と「もんじゅ」があり、14基の原子炉がひしめく原発銀座といわれています。大地震、大津波に見舞われた時、それらがいっせいに大事故を起こす可能性は福島事故でこれも実証されました。
 しかし高浜原発審査書案ではこのような多重事故、多号機事故について関電はまったく触れていません。これらを考慮していない審査書案を規制委が「合格」とするなら、審査書案は無効であり、再稼働などまったく認められません。

○ 保安院の轍を踏む規制委廃止せよ!

 福島原発告訴団は1月13日津波対策をせず、福島事故の原因を作ったとして東電、電事連、保安院などの関係者を被告とする福島事故の第二次告訴・告発を行いました。
 検察は一次告訴の被告東電幹部を再び不起訴としました。添田孝史著『原発と大津波 警告を葬った人々』によると1997年には福島第一を大津波が襲う可能性があることを東電も官庁も承知していたこと、お金がかかることを嫌がり、東電が警告を無視して、保安院を巻き込み津波対策をしてこなかった経緯が当事者と日時を特定して明らかになりました。東電とともに津波対策を葬った保安院を思うと今の規制委のことを考えます。規制委は福島事故の教訓を忘れ、再稼働させるための審査を次々と通しつつあり、次は伊方の再稼働を狙っているようです。保安院で東電に加担していた多くの役人が規制委で働いています。この『原発と大津波 警告を葬った人々』と高浜原発審査書案を読み、検察は被告を起訴すべきと確信するとともに再稼動推進機関規制委は廃止すべきと強く訴えなくてはと思いました。 (了)


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆あきれ果てても、あきらめない 検察に良心はないのか!
  2/15福島原発告訴団 福島県集会

日時:2月15日(日)14:00~16:00
場所:ビッグパレットふくしま コンベンションホールB
 http://www.big-palette.jp/07access/index-g.html

 サイエンスライターの添田孝史さんをお招きし、東電の幹部や津波対策担当者、規制当局の官僚、電事連などがいかにして津波想定を葬ってきたかを解説して頂きます。
 1月22日には東京地検が元東電幹部らを再度不起訴としました。
この決定への抗議の集会とし、そして新たに東電の津波対策担当者、規制当局の官僚らを告訴する「2015年告訴」の告訴・告発人の参加を受け付けます。(印鑑をご持参ください)福島原発告訴団の地脇です。お世話になります。
「あきれ果てても あきらめない」
私たちは、まだやれることをやり続け、真実を追い求め、この原発事故の責任を追及します!
主催・連絡先:福島原発告訴団
       ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/


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┗■4.新聞より4つ
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 ◆「原発事故、今後も起きる」 政府調査委 畑村元委員長

  国の原子力委員会(岡芳明委員長)は28日、原子力利用の課題を示す「基本的考え方」策定に向け、東京電力福島第一原発事故で政府の事故調査委員会の委員長を務めた畑村洋太郎東京大名誉教授と意見交換した。畑村氏は「原子力を扱う限り、事故は今後も必ず起きると認識すべきだ」と訴えた。
 畑村氏は「努力しても人が考えつかない領域や、原発事故が起きる可能性は残ると宣言すべきだ」と強調。事故を起こさないための「防災」と、事故時の被害を最小限に抑える「減災」の両方が重要だと指摘した。
 また事故当事国の課題として、自己検証の継続、知見の国内での共有と海外への発信を挙げた。
 原発再稼働の在り方にも触れ、「規制当局が安全性を確認し、OKならば安全だとする国の論理は破綻している。世の中が求める絶対的な安全はあり得ない」と批判。避難計画だけでなく、被害拡大防止策や除染計画も事故に備えて整備すべきだと訴えた。
 原子力委は「基本的考え方」を約1年かけて策定し、関係省庁に具体的な施策を促す。(1月29日毎日新聞より)


 ◆肺がん発症リスクも 原発作業員 累積100ミリシーベルト超で

  厚生労働省は28日、原発作業員など放射線を扱う仕事に携わる労働者について、累積の被ばく線量が100ミリシーベルト以上になると、ぼうこうがん、咽頭がん、肺がんを発症するリスクが高まるとの検討結果を公表した。
 厚労省は3種類のがんに発症したと労災申請があった場合に1.被ばく線量が累積100ミリシーベルト以上 2.被ばくから発症までの期間が少なくとも5年以上-などを認定の判断の目安にすることを決めた。(後略)
   (1月29日茨城新聞より抜粋)


 ◆原発比率 15~25%が軸 2030年電源構成 経産省検討へ
  新増設の是非 焦点 再生エネは2割超
           (1月29日朝日新聞見出しより)


 ◆避難指示解除後 慰謝料は1年間 原賠審会長見解

  東京電力福島第一原発事故の賠償指針を定める原子力損害賠償紛争審査会の能見善久会長は28日、現在の指針通り、一人当たり月10万円の慰謝料支払いを避難指示解除後1年で打ち切るのが妥当との見解を示した。(後略)
  (1月29日東京新聞より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2393】
2015年1月29日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.デタラメ高浜審査書案は認められない! (上)
   電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
                    渡辺寿子(原発いらない!ちば)
★2.たんぽぽ舎発行新刊パンフレット・No94のご案内
   『福島を忘れない報告集(2)』(頒価500円)
   東京電力福島第一原発事故 現地被害自治体・現場の声を聞く
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆1/30アースデイ東京オフィシャル勉強会
     「双子の核とヒバクの歴史」のご案内
   お話:豊﨑博光さん、満田夏花さん
★4.テント日誌1月29日(木)
   経産省前テントひろば1237日  商業用原発停止501日
   再稼働阻止全国ネットワークの鹿児島報告と高浜原発再稼働阻止行動
★5.新聞より4つ
  ◆米 大雪で原発停止 外部電源一部失う マサチューセッツ
                 (1月28日東京新聞夕刊より抜粋)
  ◆日本の原発事故 韓国9割「憂慮」  (1月28日東京新聞より)
  ◆原電、東西分社化検討 廃炉の支援強化 組織再編 (1月28日茨城新聞より抜粋)
  ◆電力会社の賠償に上限 原賠法改正を検討 原子力委 (1月28日茨城新聞より抜粋)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 1/30(金)首相官邸前抗議-第135回
    ★この日は、首相官邸前だけの抗議となります。
     詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を
  主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
━━━━━━━

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┗■1.デタラメ高浜審査書案は認められない! (上)
 |  電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)
 
○次々再稼働を後押しする規制委
 昨年12月17日規制委は関西電力高浜原発3,4号機が原発の新しい規制基準に適合しているとして、審査書案を了承しました。九州電力川内原発は昨年9月10日に審査書が正式決定され、続いて高浜原発と再稼働へ向けての手続きが規制委によってどんどん進められています。川内原発も非常に杜撰(ずさん)な審査で「合格」とされてしまいましたが、高浜原発についても川内と同じくデタラメな審査で審査書案を了承しました。
 審査書案は問題点が多すぎる上、一般の人が理解するのが難しい専門的、技術的な点が多々ありました。
 私は再稼働反対の立場から規制委に対して審査書案に反対の意見を一件でも多くぶつけることが重要と考え、以下の様に自分が重要と考えるポイントに絞って簡潔にまとめて意見提出しました。

○低すぎる基準地震動
 基準地震動については、敷地ごとに震源を特定して策定する地震動は最大加速度が700ガル、震源を特定せずに策定する地震動は最大加速度620ガルとしています。しかし2008年岩手・宮城内陸地震では最大加速度4022ガルを記録しています。関電はこの地震の震源域は高浜原発周辺地域とは地質学的背景が異なるとして、観測記録収集対象外としています。しかしこの理由を読んでもなぜこの地震を対象外として考慮しなかったのか、納得できません。基準地震動の値を低く抑えるための恣意的判断に思えます。

○なぜコアキャッチャーつけない?
 審査書案によると、欧米の原発では標準装備となっている溶融核燃料を格納容器の底で受け止めるコアキャッチャーを高浜原発では装備しないことになっています。安倍首相の口癖になっている「世界最高水準の安全規準」はどこへいったのでしょう。日本が輸出しようとしている日立、東芝、三菱の日本製のどの原発にもコアキャッチャーはつけることになっています。新基準に通っても事故は起きると委員長自身がいっているのに、(コアキャッチャーがあれば万全で再稼働してもよいというというわけではありませんが)過酷事故に備えて、少しでも被害を減らすため、装備可能なコアキャッチャーをつけない原発の稼働をなぜ認めるのか。こんな審査は容認できません。

○老朽原発内に緊急時対策所とは
 高浜3,4号機の緊急時対策所(免震重要棟)はまだ建設中です。そのため「代替緊急時対策所」を隣接の高浜1,2号機の原子炉補助建屋内に設置するとしています。
 この提案は1,2号機は運転しない前提となっています。原子炉等規制法では原発の運転期間を40年と規定しており、約40年が経過する高浜1,2号機は本来は廃炉となるはずです。しかし関電は「規制委の認可を受ければ最大20年延長できる」という例外規定を適用して運転期間を延長することを目指し、そのための特別点検を12月1日から始めています。実際に1,2号機を運転しようとすれば、上記の提案の前提が崩れ、3,4号機も審査し直す必要が生じます。
 福島第一原発事故では免震重要棟がなかったら、もっと深刻な事態になっていたといわれています。これは何重にもひどい関電のデタラメな提案です。緊急時対策所についての関電のこんな提案をよしとする規制委の審査書案審査はまったく認められません。

○MOX、プルサーマルは審査なし
 高浜3,4号機は昨年の7月に審査を申請しましたが、プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料をふつうの原発で使うプルサーマル発電をすることを前提としています。しかしこの審査書案ではMOX燃料とプルサーマル発電に関する記述はわずか1ヶ所です。MOXについては、ホウ酸水の濃度を上げて中性子の吸収度を上昇させ、核分裂連鎖反応が進む速度を抑える方針としていますが、これが過酷事故の時本当に有効なのかは証明できていません。
 そもそも規制委にはMOXに関する審査基準が存在せず、MOXの危険性をどんな基準でどのように評価したのかわかりません。これではウラン燃料を使った発電に比べ、より危険といわれるプルサーマル発電が前提の高浜3,4号機をまともに審査したとはいえず、審査は無効です。(下)につづく


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┗■2.たんぽぽ舎発行新刊パンフレット・No94のご案内
 |  『福島を忘れない報告集(2)』(頒価500円)
 |  東京電力福島第一原発事故 現地被害自治体・現場の声を聞く
 └──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)

 昨年の7月、福島市で開催されたシンポジウムの報告集が刊行されました。
 福島原発事故から4年近くが経過したにも関わらず、いまだに収束の道筋が見えません。むしろ、汚染水問題や、廃棄物問題が深刻になり、住民の健康被害が大きな問題になっています。
 ふるさとを奪われた人々の怒りと苦しみを私たちはしっかり受け止め、事故の責任追及と二度と原発事故を起こさせない取り組みを皆さんと共に進めていくために、このパンフレットをご活用願います。

〈目次〉
□井戸川克隆(前 双葉町長)…「放射線被害と埼玉に避難した訳」
・世界最大の事故 ・正しい情報は隠される ・食物連鎖の危険を隠している
・なぜ体内蓄積の危険を語らないのか ・食品安全の問題
・被ばく患者を受け入れる病院を作るよりも被ばく患者を発生させるな
□早川篤雄(楢葉町 宝鏡寺住職)…「避難者の現状と原告団長として」
  ◇避難者訴訟 意見陳述集より資料提供―金井直子(楢葉町)
□鈴木堯博(弁護士 福島原発被害弁護団共同代表)
  …「原発関連訴訟の現状と課題について(要旨)」
□真木實彦(福島大学名誉教授)
  …「原発事故から3年─新しい局面を迎えた現地福島から(要旨)」
□鈴木 薫(いわき市民放射能測定室「たらちね」)
  …「東京電力福島第一原発」20キロ圏内を訪れて―放射能に汚された大地の今」
  ◇シンポジウム2日目 フィールドワーク バス車中でのお話
・私たちの活動は「生きるための測定」
・遺伝子を傷つけるトリチウム、ストロンチウムを汚染水として流し続ける東電
・なぜ、汚染地帯に住み続けるのか 
・大量の放射性物質が山積みのところに帰れるのか
         ―国の帰還政策で切り裂かれる住民
・子どもたちの未来が心配 
□ 写真・資料提供 菅野清一(川俣町議会議員)

【お求め方法はたんぽぽ舎にご連絡を】 TEL 03-3238-9035


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆1/30アースデイ東京オフィシャル勉強会
    「双子の核とヒバクの歴史」のご案内

 日 時:1月30日(金)18時00分~20時30分
 会 場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
 内 容:「核兵器から原発へ 双子の核とヒバク」
    お話 豊﨑博光(フォトジャーナリスト)
      「切り捨てられる原発事故被害と再稼動政策」
       お話 満田夏花
        (国際環境NGO FoE Japan理事、原子力市民委員会座長代理)
 資料代:500円
 参加対象:実行委員のほか、「エネルギー」に関心をお持ちの方なら
      どなたでも
 参加申込:申込はコチラから(定員60名程度、先着順)
        https://ssl.form-mailer.jp/fms/e1d7e654341480
 アースデイ東京2015実行委員会 http://www.earthday-tokyo.org/

※このほかにも、順次いくつかの勉強会が開催されます。
 詳細は下記をご覧ください。
  http://www.earthday-tokyo.org/category/information


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┗■4.テント日誌1月29日(木)
 |  経産省前テントひろば1237日  商業用原発停止501日
 |  再稼働阻止全国ネットワークの鹿児島報告と高浜原発再稼働阻止行動
 └──── (再稼働阻止全国ネット・N)

○1月24日の薩摩川内市開催「金曜行動交流会議」は参加110名で大成功でした。川内、鹿児島の地元の皆さんが大勢駆けつけてくださり、机も足りなく、受付用紙の裏面に氏名を控えさせて頂き、申し訳ありませんでしたが、分かりやすい火山問題のお話は大変良かったと思います。
  25日の全国集会には、ゲート前に結集した100名の仲間と一緒に参加しました。柳田さんと宮城の西さんが演壇上から発言。発言中に70名ほどで全国の「のぼり旗」をかざし、演壇に上がり、発言者と一緒にアピールしました。
(会場からは歓声と大きな拍手を頂き、この日一番の盛り上がりだったと思います)
○1月31日、2月1日の高浜行動も関西の皆さんの準備も進んでいるようですが、首都圏からも20名で参加します。東京から車で行く若者もビラを積みこみ、出発しますのでよろしくお願いします。
○川内・高浜原発再稼働阻止全国一斉行動の最終日(2月4日から5日)に行われる「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」からの幾つかの報告とお願いがあります。
・四国から阿部悦子さん(県議)が参加。stop原子力関電包囲行動の古井さん、新潟の小木曽さん、仙台からはささきさんが参加予定です。
・鹿児島からは17名、福島からは12名。1日参加の方も含めてですが、近郊に避難をしている方にも当日参加を呼びかけています。
・国会開会中なのであくまで予定ですが、やまもとたろう議員、菅直人議員、鹿児島の田村議員から出席の連絡あり。
・全労協は屋内集会を短縮し、東電抗議行動に最大結集を行います。
 全労協は収束作業員の相次ぐ死亡事故に東電との交渉を求めています。


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┗■5.新聞より4つ
 └──── 

 ◆米 大雪で原発停止 外部電源一部失う マサチューセッツ

 米東部に大雪をもたらした悪天候に伴って停電が起き、マサチューセッツ州プリマスにあるピルグリム原発(出力68万キロワット)が27日朝、外部電源の一部を失って緊急停止した。原発を運転する米電力大手エンタジーは「非常用電源が作動して安全に停止した状態だ」と説明している。
  (後略) (1月28日東京新聞夕刊より抜粋)


 ◆日本の原発事故 韓国9割「憂慮」

 韓国公正取引委員会傘下の韓国消費者院は27日、2011年3月の東京電力福島第一原発事故による放射能汚染について、韓国人の9割以上が「韓国に影響がある」と憂慮しているとの調査結果を発表した。
 消費者院が昨年9月、ソウル首都圏に住む成人600人を面接調査したところ、回答者の38.8%が「とても影響がある」、同53.8%が「影響がある」と答え、計92.6%を占めた。
 放射能汚染が最も憂慮される対象は「魚介類などの水産物汚染」(回答者の52.9%)、「汚染された農水産物・食品の輸入」(同18.5%)、「放射能を含む雨、大気」(同17.5%)の順だった。
 放射能汚染の情報提供に関し、76.1%が「不足している」とし、韓国政府の措置や対応では68.9%が「知らない」と答え、情報不足が韓国の消費者の不安をいっそう高めていることをうかがわせた。(1月28日東京新聞より)


 ◆原電、東西分社化検討 廃炉の支援強化 組織再編

 原発専業の日本原子力発電が持ち株会社を設立した上で、原発事業を東西2社に分社化して傘下に置く組織再編を検討していることが27日分かった。沸騰水型軽水炉(BWR)と加圧水型軽水炉(PWR)という二つの原子炉の種類ごとに人材を集め、技術力を強化するのが狙いだ。大手電力の廃炉支援に適した組織にし、経営再建につなげたい考えだ。
 分社化案は筆頭株主の東京電力が提案した。 (後略)
 (1月28日茨城新聞より抜粋)


 ◆電力会社の賠償に上限 原賠法改正を検討 原子力委

 国の原子力委員会(岡芳明委員長)は27日、原発事故時の被害者への賠償について定めた「原子力損害賠償法(原賠法)」の改正に向け、有識者による作業部会をつくり検討を始めることを決めた。政府は事故時の電力会社の責任範囲や賠償額に上限を設け、電力会社が将来にわたり原発事業を継続できる環境を整備する考え。
 しかし、電力会社の免責範囲を拡大して国の関与を強めれば国民負担の拡大につながるだけに、議論は難航が予想される。(後略)
 (1月28日茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2392】
2015年1月28日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                              転送歓迎
━━━━━━━
★1.みんな、集まろう!鹿児島&福島の女たちの共同アクションに!
   川内原発再稼働阻止の声を大きくあげていこう
   2/4(水)14時-規制委員会・経産省・内閣府への抗議申入れ
    官邸前抗議・九電前抗議(有楽町)・東電合同抗議(内幸町)
   2/5(木)10時-テントひろば集会  11時半-霞が関ランチデモ
       12時半-院内集会      橘 優子(たんぽぽ舎)
★2.福島原発 2日連続で死亡事故発生   「安全総決起大会」直後の労働災害!!
   「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は破たんしている
                 中田潤(フリージャーナリスト)
★3.テント日誌1月25日(日)
   経産省前テントひろば1233日商業用原発停止485日
   鹿児島行動の速報、1月25日全国から110名が参加
   川内原発再稼働反対-脱原発テント激励と3000人集会と全国相談会 
                   (K.M)
★4.新聞より3つ
 ◆  福島第1原発:ALPS処理水、安易に流すな 全漁連要望
                     (1月28日毎日新聞より)
 ◆「原発再稼働許さない」「金曜行動」全国交流会開く
     鹿児島・薩摩川内
                      (1月25日赤旗より)
 ◆「推進に偏りすぎ」     川内原発を考える
  再稼働審査異議申立人  規制委に意見陳述
                       (1月22日南日本新聞より)
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※1/29学習会にご参加を!
 槌田ゼミ・福島第一原発事故基本講座『福島第一原発事故と原発再稼働』
        原子力は科学技術ではなかった
お 話:槌田敦さん
日 時:1月29日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)  参加費:800円
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┗■1.みんな、集まろう!鹿児島&福島の女たちの共同アクションに!
 |  川内原発再稼働阻止の声を大きくあげていこう
 |  2/4(水)14時-規制委員会・経産省・内閣府への抗議申入れ
 |   官邸前抗議・九電前抗議(有楽町)・東電合同抗議(内幸町)
 |  2/5(木)10時-テントひろば集会   11時半-霞が関ランチデモ
 |     12時半-院内集会
 └──── 橘 優子(たんぽぽ舎)

○1/25早朝、仲間から「2/4は鹿児島で、なのか?」との問い合わせ電話で起こされた。前日湯川さんが殺害されたとのニュースに、深夜まで寝つけず、仰天して飛び起きて、ねぼけながら、「そうだよね、どう見ても、いつ、どこへ行けばいいのか、男の参加は駄目なのか?とかわかりにくいよね」とため息。どうして、もっと、運動を広げていこう、伝えていこうということを仲間うち目線でないおもいやりを持って工夫してくれないのだろう、先日も黒田さんに「こんな会議のレジュメみたいビラでは、ビラ置きさせてくれるカフェやギャラリーなどのスポットにも頼めないよ」と突っ込みいれたのですが…。
○気を取り直して「沖縄に駆けつけられない自分でも国会前なら行ける!」という思いを抱えて国会包囲行動へ。昼下がりの丸ノ内線は、徐々にブルーのものを身に着けた人が増え、見知らぬ同士、「良いお天気で良かったね」、「昨日は眠れなかったね」言葉を交わし、微笑みを交わし和みます。国会議事堂前で降りる際は、車内で「私たちはこれから沖縄に基地を押し付けないでという国会包囲に参ります、行ける方はご一緒しましょう!」と声掛け。さながら、地下鉄は人民列車、駅はもう、水色の人々であふれかえっています。ある人は、不自由な足を引きずって、ある人は白状を頼りに、そして、幼い子どもさんの手をひく若いカップルも。皆意気揚々と国会包囲に向かう姿を見ていると心が弾みます。7000人もの人で人間の鎖は成功し、先週の女の平和赤いヒューマンチェーン共々、どれだけの勇気と希望を仲間に与えてくれたことか。
○太田昌国さんが東京新聞の田原牧さんの「ジャスミンの残り香―アラブの春が変えたもの」の書評の中で「3万人を超えていたこの国の自殺者の数が金曜デモで一時的にではあれ減った」という記述に触れて推奨していて、そうだよ、福島でもこういう展開ができれば、せめて自殺する人を思いとどまらせることとか、福一の労働者にも心の病の人が多くなっているそうですが、仮設でひきこもっている人や、放射能のことなんか考えたくもないというお母さんたちの心にも届くような運動を創っていこう!

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┗■2.福島原発 2日連続で死亡事故発生   「安全総決起大会」直後の労働災害!!
 |  「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は破たんしている
 └──── 中田潤(フリージャーナリスト)
 
○東京電力は福島第一原発の高濃度汚染水の年度内処理を断念した。
「処理設備は経験のないシステムで、稼働効率向上がなかなか進まなかった」(広瀬直己社長)
 白状せよ!
「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は完全に破たんしている、と。
 東電福島第一原発の作業災害は、2014年11月時点で昨年度の3倍を超える40件にのぼっていた。
 それを受け、東電が頭を下げた。
<これらの災害により、発注者が担うべき問題が当社にもあると認識>(東電HP)
 なんと傲慢なもの言いだろう。東電はこれまでの労災をすべて「下請けの責任」で片づけてきたのだ。
<現場が安全な状態であることの作業前確認が十分に出来ていない>
<現場エリア調整・管理が十分に出来ていない>
 つまり……何もできていない。
○現場で踏ん張っている下請けの怒りの声を受け、東京電力は「儀式」を行った。
 1月15日。「安全総決起大会」。東電約170名、元請け企業42社約170名、計約340名が参加。各企業は最前列に社旗を掲げ作業の安全を誓った。
 そのわずか4日後の1月19日。
 福島第一原発で協力企業社員の釣幸雄さん(55)が、高さ11メートルの雨水受けタンクの底に転落。翌日に死亡した。
 さらにその翌日の20日。東電福島第二原発の廃棄物処理場で協力企業社員の新妻勇さん(48)が重さ700キロの鋼鉄製容器と台座に頭を挟まれ死亡した。
 事故は起こるべくして起きた。
 現場に東電社員がおりてくることはほとんどなく、おりてきても「急げ」「年度末までに仕上げろ」などと言うだけ。ゼネコン社員など現場のリーダーは被曝線量限度をすぐに超えてしまうため、最長3カ月でコロコロと変わる。「汚染水処理の現場はヤクザと素人だけになった」『週刊現代』2013年10月22日号)と報じられた頃、東電はなんと「少なくとも1万2000人を動員する」と作業員倍増計画を発表した。
 混乱の極みの中で連続死亡事故が起きたが、これも「表の事実」にすぎない。
<世界一危険な“竹やり作戦” 福島第1原発3号機 作業員が語る>
<同じ第1原発でも1、2号機と比べて作業員の被ばく線量はダントツに高い。世界一危険といわれながら、やっていることは(戦時中の)竹やり作戦と同じだ>(『しんぶん赤旗』2013年5月20日)
 この記事の中で「作業関係者」はこう語っている。
<連日、100人近い人間が3号機に張り付いている。東電のホームページには登場しない、『陰の作業チーム』だ。ほとんどが偽装請負だ>
 東電福島第一原発3号機での作業は公表すらされていないのだ。
○「安全総決起集会」の4日後に死亡事故が起き、東電が汚染水の年度内処理を断念した今、以下の事柄はすべて急務だ。
「廃炉に向けた中長期ロードマップ」を見直せ!
 福島第一原発を東京電力から切り離せ!
 原子力災害に対し国家プロジェクトを組み、世界各国に支援を要請せよ!
 被曝労働者支援法を制定せよ!

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┗■3.テント日誌1月25日(日)
 |  経産省前テントひろば1233日商業用原発停止485日
 |  鹿児島行動の速報、1月25日全国から110名が参加
 |  川内原発再稼働反対-脱原発テント激励と3000人集会と全国相談会 
 └────   (K.M)
 
○川内原発ゲート前行動と久美崎脱原発テント
 日曜の朝9時前、薩摩川内市から観光バスで川内原発ゲート前に集まり、「川内原発、再稼働反対」と訴えた。「泊、東通、女川、東海、浜岡、柏崎刈羽、大飯、高浜、島根、伊方、玄海、を動かすな」とも訴えたあと、全国の人びとが口々に、川内原発を止めよう、九電けしからん、規制委けしからん、安倍政権打倒などと訴え続けた。参加は100人。この模様はNHKニュースで昼と夕の2回報道された。
 この日九電は我々にPR館前のトイレも使わせなかった、多数の警備とともに情けない九電の対応。工事計画補正書提出を2月に延ばした九電、申請をあきらめればいいのに。
 続いて、久見崎海岸に移動し、川内テントを見学。浜茶屋まわりで、自由に贅沢に小魚を食す子猫たちが私たちを歓迎してくれた。
 日が差して暖かいが、各テントの回りには枯れ枝で防風柵をつくり囲っている。9月には無かったもので、風の強さ、寒さの厳しさを想像させる。浜に出て海水に浸かったがそれ程冷たくはない。
 川内原発の稼働が止まって周辺海岸に海草が戻ってきているそうだ。打ち寄せる波を見ながら、人類はこの大自然に謙虚でなくてはと強く感じる。テントで満天の星を観る人たちの想いも同じか。

○「ストップ川内原発再稼働!1.25全国集会」
バスで鹿児島市天文館公園まで移動して集会に参加。
 主催者、1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会、広瀬隆さん、九州各地からの報告等に交じって、再稼働阻止全国ネットワークの柳田さんのアピール時には全参加者が横断幕などを持ってステージに上がった。
 福島からの木幡ますみさんの訴えが、集会参加者に原発事故の恐ろしさを実感させ再稼動阻止の決意を新たにさせた。
「再稼働のスイッチは押させない!」1.25鹿児島アピールを採択した後、鹿児島中央駅に向かってデモ。日差しが強く、厚着で歩いていると汗だくになる。
川内再稼動は4月以降と報道され、再稼働阻止の運動が勝利してきている。
次は3.2九電への署名提出行動に結集する。

○ミニ全国相談会
 デモ終了後、鹿児島中央駅近くで阻止ネットのミニ相談会を開催、約50名が今後の再稼動阻止の戦略を論じた。

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┗■4.新聞より3つ
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◆  福島第1原発:ALPS処理水、安易に流すな 全漁連要望

 東京電力福島第1原発構内のタンクに保管されている汚染水について、全国漁業協同組合連合会(全漁連)の岸宏会長は27日、宮沢洋一経済産業相と経産省で会談し、浄化処理後でも安易に海に放出しないよう要望した。
 原発で出た汚染水は多核種除去設備(ALPS)でほとんどの放射性物質が除去される。しかし、放射性物質のトリチウムは残り、処理後の水の扱いは決まっていない。タンク増設が廃炉作業の妨げになることを懸念し、原子力規制委員会は今月、ALPS処理水を2017年以降に海洋放出することを国や東電に求めていく方針を示していた。
 岸会長はこの日、「漁業者は一日も早く操業再開したいが、こうした(海洋放出の)方針が出ると、風評被害の懸念を上乗せすることになる」と訴えた。宮沢経産相は「関係者の理解なしには放出を行わない方針を堅持している」と答えた。
            (1月28日毎日新聞より)

◆「原発再稼働許さない」「金曜行動」全国交流会開く
     鹿児島・薩摩川内

 今春にも再稼働が狙われる九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で24日、「原発ゼロ」を求め毎週金曜日に行われている「金曜行動」の全国交流会が開かれました。かごしま反原発連合(岩井哲代表)が主催し、「全国の力を結集し、金曜行動の底力を見せよう」と決意を固め合いました。
 火山物理学者の須藤靖明さんが講演し、原発の「火山リスク」について解説。噴火の動画や火砕流、火山灰の到達範囲を地図で示し、川内原発が過酷事故に至る危険性を説明しました。
 活動報告では、参加者が「九電関連の業者など表だって声を上げられない人も多く、困難はあるが、行動を貫くことが大事」(薩摩川内市)、「知事の再稼働同意に『いても立ってもいられなかった』と(参加した)若いお母さんもいる」(同県霧島市)などと発言。県庁や電力会社本店、原発ゲートの前での集会、横断幕を掲げた行進「再稼働反対ウオーク」などの取り組みが紹介されました。
 「再稼働阻止全国ネットワーク」の柳田真共同代表は「川内も、次に続く(関西電力)高浜(原発)も、再稼働は許さない。最大のヤマ場に来ており、一緒に盛り上げましょう」と呼びかけました。
 東京から駆け付けた羽田ゆみ子さん(67)=出版社社長=は「お互いの行動を知り、横につなげて、大きな再稼働阻止のエネルギーにしたい」と語りました。
                            (1月25日赤旗より)

◆「推進に偏りすぎ」      川内原発を考える
  再稼働審査異議申立人  規制委に意見陳述

  原子力規制委員会が新規制基準に適合していると判断し、九州電力川内原発1、2号機(薩摩川内市)に対して出した原子炉設置変更許可について、行政不服審査法に基づき許可の取り消しを求めて異議を申し立てた市民らが21日、意見陳述をした。
 東京都内の規制委で非公開で行われた。記者会見した申立人によると、陳述したのは申立人約1500人のうち、薩摩川内市から上京した3人を含む15人3時間あまりにわたり、規制委に対して意見を述べた。
 川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「審査の過程が原子力推進に傾きすぎており、規制委の組織理念にかなっていない」と主張した。
 神戸大学の石橋克彦名誉教授(地震学)は「基準地震動の審査では、九電は過去の地震だけを考慮しており問題」と指摘。敷地近くで発生する可能性がある最大規模のプレート間地震などを検討していない敏「審査結果は不当」と批判した。
 異議申立書は昨年11月、提出された。規制委は非公開での審理を決めている。
                        (1月22日南日本新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2391】
2015年1月27日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.ロナルド・レーガン空母乗組員4800人中2000人被曝
   東電福島第一原発爆発-トモダチ作戦の米国空母乗員が大量被曝
                 蔵田計成(原発事故を考える町田市民の会)
★2.東電柏崎刈羽の再稼働審査を非公開で開催!非公開はおかしい!
   「黒枠白塗り」同様に事業者癒着の規制委員会
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その36
                 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.地震発生から5年 世界から忘れ去られたハイチの悲劇
   2010年1月ハイチを襲ったマグニチュード(M)7.0の直下型地震
   犠牲者20万人以上という被害
   東日本大震災も復興が遅れている。オリンピックの狂想曲にまぎれて
   被災地が忘れられてしまうのを地震学者としては心配
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその86
                      島村英紀(地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆土曜の夜はサタデーナイト テントシアターへ
   毎週土曜の夜7時~9時頃まで 場所:経産省前テントひろば
★5.新聞より3つ
  ◆東電社長呼び注意 原発で作業事故続き 厚労省
                 (1月24日毎日新聞夕刊より抜粋)
  ◆津波対策取らず「社会的な責任」 東電常務言及
                 (1月24日毎日新聞夕刊より抜粋)
  ◆形だけの復興 懸念 町民は生活再建 望む 町は自治体残したい
   「進む復興」国は印象づけたい
   39ヘクタール整地 東電給食センターから建設
   福島・大熊町の帰還拠点構想  (1月26日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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※1/29学習会にご参加を!
 槌田ゼミ・福島第一原発事故基本講座『福島第一原発事故と原発再稼働』
お 話:槌田敦さん
日 時:1月29日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.ロナルド・レーガン空母乗組員4800人中2000人被曝
 |  東電福島第一原発爆発-トモダチ作戦の米国空母乗員が大量被曝
 └──── 蔵田計成(原発事故を考える町田市民の会)

○ ロナルド・レーガン空母乗組員4800人中2000人が被曝、239人が東京電力に賠償訴訟。すでに骨肉腫と白血病で、2人が死亡しています。
 239人が東電を相手に損害賠償請求裁判を起こし、米国裁判所は審理を開始しました。
 被ばく調査では、乗務兵士4,843人中、呼吸器系疾患が931名、消化器系疾患722名、泌尿器系疾患247名、女性の妊娠出産関係疾患191名、その他。

○詳細は、下記を参考にしてください。
「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」 HP: http://cvn.jpn.org/#houkoku
の「プレスリリース」にリンク http://cvn.jpn.org/pdf/141113_reagan.pdf に掲載されています。

○その他、この大量被曝に関する約200ページにわたるアメリカ版報告書(Technical  Report)もあります。
  発表:「DTRA」Defense Threat Reduction Agency
 本報告は、米国艦隊兵員が福島原発事故の放射性降下物能によって被曝した線量の評価や、活動経過などを明らかにしています。
 このトモダチ作戦における最終的な被曝線量は2013年末までにOTR(トモダチ作戦記録保管所)に収録され、一般に公開されました。
 高濃度汚染地域は福島県内に限定されないようで、東日本全域の汚染の実態は未解明であることがわかります。
上記「DTRA」検索キーワード:トモダチ作戦(Operetion Tomodachi)、
放射線量(Radiation Dose)、国防省(DOD)、日本(Japan)、福島(Fukushima)


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┗■2.東電柏崎刈羽の再稼働審査を非公開で開催!非公開はおかしい!
 |  「黒枠白塗り」同様に事業者癒着の規制委員会
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その36
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

○ 1月23日の規制庁ブリーフィングで米谷総務課長が、27日に「第186回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」を非公開で実施すると発表した。「本会合は、機密情報を取り扱うため非公開になりますので、傍聴できません。」とご丁寧で「国民」無視のコメントが案内に書いてある。
 議題は「東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6・7号機の重大事故等対策について」で、東電柏崎刈羽原発の再稼働審査でフィルタベントを検討するという。当然記者から非公開の先例と理由を問われ、初めてだが「黒枠白塗り」で隠すのと同様と答える。どちらも絶対に許せないのに。
○ 東電福島第一原発の事故責任をとらず、放射能汚染水の処理が今年度中にできず、廃炉への道見えず、東電告訴されず、被害者の補償は値切りながら社員は給料も賞与もアップ、それでいて柏崎刈羽原発の再稼働を申請、などなど被害者や「国民」の怒りが集中する東電。その東電に対して、再稼働審査をすること自体が許されないことであるのに、非公開で審査をする原子力規制委員会は、やはり「国民」の敵、事業者の味方である。
 もちろん、フィルタベント使用の議論が、周辺住民の被ばくと関係し、新潟県の泉田知事からも問題視されているゆえに、議論を隠したいのであろう。
ともかく原子力規制委員会は「原子力マフィア」の代弁者だ。


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┗■3.地震発生から5年 世界から忘れ去られたハイチの悲劇
 |  2010年1月ハイチを襲ったマグニチュード(M)7.0の直下型地震
 |  犠牲者20万人以上という被害
 |  東日本大震災も復興が遅れている。オリンピックの狂想曲にまぎれて
 |  被災地が忘れられてしまうのを地震学者としては心配
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその86
 └──── 島村英紀(地震学者)

○ 日本でも、そして世界からも忘れられてしまった地震がある。5年前に起きたその地震は2010年1月12日、カリブ海の島国ハイチを襲ったマグニチュード(M)7.0の直下型地震。2004年に起きたスマトラ沖地震と肩を並べる犠牲者20万人以上という被害を生んだ。
 地震は首都ポルトープランスの西南西25キロで起きた。ここでは北アメリカプレートとカリブプレートが衝突している。日本で起きるような直下型地震が起きても不思議はないところだ。ハイチが載るイスパニョーラ島の東半分を占める隣国ドミニカでも1946年にM8.1の地震で2000人が死亡したし、西隣の島国ジャマイカでも1907年にM6.5の地震で1000人が犠牲になった。カリブ海諸国は地震国なのである。
○ ハイチの地震では大統領府や国会議事堂も倒壊し、地震直後は大統領や閣僚さえ屋内に寝る場所がなくなった。そのほか国税庁、財務省など中央官庁の建物は軒並み全壊するなど多数の建物が崩壊して150万人以上が住む家を失った。
 ハイチは世界初の黒人国家だが、南北アメリカで最も貧しい国だ。6割もの人々が1日2ドル未満で生活している。政情不安も続いてきた。
 この未曽有の災害は、当時は世界各国で大きく報道された。このため各国から援助の手がさしのべられ、支援金も各国から集まった・・はずだった。
 震災直後に約束された国際支援金は120億ドル(約1兆4000億円)にものぼったが、実際にハイチが受け取ったのはわずか40億ドルだった。米国は予定支援額の5%も拠出していない。つまりハイチは世界から忘れられてしまったのである。
 地震前と同じく、ハイチでは経済の低迷や政治の混乱が絶えない。そのうえ地震の年にはコレラが流行して1万人もの死者を生むなど、踏んだり蹴ったりの状態が続いた。
 いまもテント村など120ヶ所以上で85000人以上が避難生活を続けている。被災者の苦しみはなお続いているのだ。
○ だがハイチのことを他人事だと言ってはいられない。
 日本でも、200人以上の津波犠牲者を生んだ1993年の北海道南西沖地震は、その後1995年に起きた阪神淡路大震災以後ほすっかり忘れ去られてしまった。
 そして2011年の東日本大震災で、阪神淡路大震災のことがまた忘れられかけている。
 阪神淡路大震災の被災地での「借り上げ復興公営住宅」の期限は20年。まもなく退去させられる期限が来てしまう。被災者に国や自治体が貸し付けた「災害援護資金」も兵庫県内だけで1万人以上、計約170億円もが回収できていない。生活の再建が出来ていない人がまだ多く取り残されているのだ。
 東日本大震災も復興が遅れている。オリンピックの狂想曲にまぎれて被災地が忘れられてしまうのを地震学者としては心配しているのである。
 (1月23日『夕刊フジ』より)


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆土曜の夜はサタデーナイト テントシアターへ

  「経産省前テントひろば」への、人集めと学習、交流の意味をこめて、(原則として)毎週土曜の夜7時~9時頃まで、「原発」に関連する、いろいろなDVDを、(屋外で)上映しています。
 福島現地からの映像や、「テント」の映像、いろいろな講演集会の映像など、たくさんあるDVDの中から、各回選んで観ています。
 それらは、みな、それぞれに貴重な映像で、道行く人も、時々、足をとめて観ていきます。
 「テント」を守り、活動を持続、発展させるため、また、私たちの学びを深めるためにも、プラスだと思ってやっています。
 土曜の夜、お時間のある方は、ぜひ「テント」へお出かけください。(乱)
 問い合わせ先:経産省前テントひろば(TEL 070-6473-1947)


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┗■5.新聞より3つ
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 ◆東電社長呼び注意 原発で作業事故続き 厚労省

  東京電力の福島第1原発などで作業員が死亡するなどの労災事故が相次いでいることを受け、厚生労働省は23日、東電の広瀬直己社長を呼び出し、原発の労災防止対策の徹底を求めた。労災問題で企業の責任者を呼び出し、防止対策を直接要請するのは極めて異例。
 山本香苗副厚労相が「廃炉作業はもとより、原発での作業は労働者の安全と健康を確保することが必要不可欠」などと強い調子で話し、総合的な安全対策の策定を求める塩崎恭久厚労相名の要請書を手渡した。(後略)
   (1月24日毎日新聞夕刊より抜粋)


 ◆津波対策取らず「社会的な責任」 東電常務言及

  東京電力福島第1原発事故を巡り業務上過失致死傷容疑で告訴された東電の旧経営陣3人を東京地検が不起訴処分としたことに関し、東電の姉川尚史常務(原子力・立地本部長)は23日夜、「(津波対策を取らなかったことは)道義上、社会的責任上、許容できない」と述べ、東電に一定の責任があることを改めて認めた。新潟県刈羽村での原発住民説明会後、報道陣に答えた。
 東電は2013年3月の報告書で、対策を検討する機会が02~08年に4回あったと認め「予備電源の準備などが実施されていれば大量の放射性物質の放出を防げた可能性がある」と記しており、これに沿った発言だ。(後略)
     (1月24日毎日新聞夕刊より抜粋)


 ◆形だけの復興 懸念 町民は生活再建 望む 町は自治体残したい
  「進む復興」国は印象づけたい
  39ヘクタール整地 東電給食センターから建設
  福島・大熊町の帰還拠点構想

  東京電力福島第一原発の立地町、福島県大熊町で、ある構想が進んでいる。住民帰還の受け皿になる「復興拠点」の設置だ。全町民が避難する同町は、事故現場や中間貯蔵施設建設問題を抱えるが、新年度に国が設ける交付金を使い、4年後に人が住める環境にするという。除染で、一見空間線量は下がったように思える。しかし、帰還を望む町民はごく一部。「形だけの復興」にならないのか。
 (後略)
-デスクメモ-
  「イスラム国」による人質事件では案の定、自己責任論が吹き荒れている。福島の事故でも立地自治体の住民は似た非難を浴びた。いわく「望んで誘致し、迷惑料をもらっていただろ」。自己責任の有無にかかわらず、政府には邦人保護義務があり、事故には過失責任が伴う。印象操作もちらつく。要注意だ。(牧)
    (1月26日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2390】
2015年1月26日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.鹿児島と東京で、たんぽぽ舎・阻止ネット活躍
   鹿児島―川内原発再稼働止めよ―集会・デモ・ビラ
   東京―沖縄辺野古基地いらない―集会・ビラ
★2.2月4日(水)と5日(木)
   川内原発の再稼働を許さない女たちが立ち上がる!
   鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション〈省庁交渉、議員要請〉
★3.3000人を結集した鹿児島1・25全国集会
   再稼働のボタンを押させない
   九電への3・2申入れ行動に向け10万筆の緊急署名
                      「川内の家」岩下雅裕
★4.新聞より2つ
  ◆「民意は再稼働反対」 川内原発 鹿児島でデモ行進
                   (1月26日茨城新聞より抜粋)
  ◆福島第1の汚染水処理完了 5月にずれ込み 東電見通し
                   (1月24日、日経新聞より抜粋)
★5.テント日誌1月24日(土)
   経産省前テントひろば1232日商業用原発停止495日
   雀たちも冬場でエサ探しに必死の様子だ     (I・K)
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※1/29学習会にご参加を!
 槌田ゼミ・『福島第一原発事故と原発再稼働』
お 話:槌田敦さん
日 時:1月29日(木)19時より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※原子力規制委員会への川内原発許可の取り消しを求める
 1/21「異議申立て」意見陳述会
 陳述者15名の意見陳述要旨が見られます http://tinyurl.com/k9a99b2
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┗■1.鹿児島と東京で、たんぽぽ舎・阻止ネット活躍
 |  鹿児島―川内原発再稼働止めよ―集会・デモ・ビラ
 |  東京―沖縄辺野古基地いらない―集会・ビラ
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
       坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

・1月25日(日)九州鹿児島県と東京・国会周辺で、たんぽぽ舎のメンバーは頑張った。「もう原発やめようたんぽぽ舎」の黄色のノボリ旗を掲げ、週刊金曜ビラ(第135号)を配布しながら全体集会とデモを盛り上げた。
・九州鹿児島では金曜行動全国交流会と再稼働阻止全国ネットのメンバー100人強が鹿児島天文館公園集会とデモに参加(全体で3000人)。
 九州電力に対し「川内原発の再稼働止めよ―再稼働のスイッチを押させない」ことを誓った。
・たんぽぽ舎は昨年も延べ数回、再稼働阻止ネットワークの一員として、20-40名が鹿児島へ参加。今年1月はスタッフ・会員を中心に20人強で参加し、今後4月末―5月に予想される川内原発の再稼働を止めるため、東京でもガンバローと誓い合った。
 九電の川内原発を止めることが全国の原発を止めることにつながる。柳田も天文館の集会アピールで訴えた。
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 東京国会周辺前では「沖縄の民意を無視するな!辺野古に基地はつくらせない!」の集会とヒューマンチェーンが開催された。
 「青」をシンボルカラーに掲げたため、皆いろいろ工夫して、上着や持ち物に『青』を入れて持ち寄った。
 たんぽぽ舎の旗も「-やめよう-が青だね…」と好評。たんぽぽ舎関係の人も10人以上参加。
 安倍政権の理不尽な対応に怒りを込め、シュプレヒコールやアピールが続いた。沖縄の小選挙区全部で勝った衆議院議員4人も全員集まり挨拶。15:15と15:30にヒューマンチェーンを2回、しっかり繋がった。主催者発表7000人。
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川内原発前で再稼働の反対集会

 再稼働に向けた手続きが進められている薩摩川内市の川内原子力発電所では、ゲート前で市民団体が集会を開き、福島第一原発の事故で避難生活を余儀なくされている人などが再稼働の反対を訴えました。
 この集会は、原発の再稼働の反対を訴えている鹿児島市の市民団体が開き、川内原子力発電所のゲート前には主催者の発表でおよそ100人が集まりました。
 集会では、はじめに、地元の薩摩川内市で原発の反対運動を行っている鳥原良子さんが「この薩摩川内市から再稼働反対を強く訴えていき、原発の無い社会をつくっていきたい」と話していました。
 このあと福島県会津若松市の仮設住宅に住んでいる木幡ますみさんがマイクを持ち「福島第一原子力発電所の事故の影響で、わたしたち住民たちは今も避難生活を続けています。廃棄物などの課題も残されたままの状態となっている中で原発の再稼働をしてはならない」と話していました。
 川内原発は全国の原発の中で再稼働に向けた手続きが最も早く進められていますが九州電力が再稼働に必要な書類を原子力規制委員会に提出する作業が遅れていることから再稼働は早くて4月以降になる見通しです。
市民団体は今後も各地で再稼働反対を訴える集会を開くことにしています。
(1月25日NHK鹿児島のニュースより)


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┗■2.2月4日(水)と5日(木)
 |  川内原発の再稼働を許さない女たちが立ち上がる!
 |  鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション〈省庁交渉、議員要請〉
 └──── 

 皆さん、一緒にご参加ください。
2月4日17時30分からの九電、東電抗議行動には関西、新潟からも参加。
労働組合も東電追及に立ち上がりました。これまでにない多くの皆さんの結集を呼びかけます。

第1日目:2月4日(水)
集合:13時30分 経産省テントひろば前/14時:規制委員会前(地下鉄六本木一丁目駅下車)
 ●14:00~15:00 経済産業省に対し申し入れ・抗議行動(霞が関)
 ●14:00~15:00 原子力規制委員会に対し抗議・申し入れ行動(六本木)
 ●15:30~16:30 内閣府へ申し入れ行動
    〈省庁交渉の時間は予定時間です〉
 ◆16時より17時まで首相官邸前抗議

 ※同日(4日)開催される
 1.「九電東京支社抗議行動」
        (主催:阻止ネット。有楽町電気ビル前17時30分~)
 2.「東電本店合同抗議」19時~(呼びかけ団体:テントひろば/たんぽぽ舎)
 3.「労働者集会」
    (主催:全労協18時30分~19時30分日比谷図書館ホール)との連携を図り、
        共同でのアピール行動を行う。

第2日目:2月5日(木)
 ◇10:00~テント前フリー集会
 ◇11:30~12:20 霞が関ランチデモ(集合出発:日比谷公園霞門)
 ◆12:30~15:00 院内集会(参議院議員会館講堂)
  各地からのアピール/要請団の報告/議員への要請/参加者の交流

呼びかけ:原発いらない鹿児島の女たち/原発いらない福島の女たち
問合せ先:【再稼働阻止全国ネットワーク】
      メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
        TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797
◎【1月27日(火)16:30より18:30 たんぽぽ舎にて
    「4日・5日行動」の運営スタッフ会議を開催します】
    (応援して頂ける方ならどなたでもご参加下さい)


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┗■3.3000人を結集した鹿児島1・25全国集会
 |  再稼働のボタンを押させない
 |  九電への3・2申入れ行動に向け10万筆の緊急署名
 └──── 「川内の家」岩下雅裕(再稼働阻止全国ネットワーク)

 鹿児島市・天文館公園で1月25日、約3000人が参加する全国集会が行われた。昨秋9・28の、再稼働「同意」に反対する集会以来の大衆行動だ。このかん闘いの局面はガラリと変わっている。1.主敵は九電。2.30キロ圏内の自治体住民の運動の再構築。3.再稼働のボタンを押させない現地・現場での闘い―これが本集会を主催した「3・11集会実行委員会」の基本認識となった。いま九電への3・2申入れ行動に向け、10万筆の緊急署名が取り組まれている。

○4か月ぶりの全国集会―のびのびとしたデモを貫徹
 この日の集会では、福井から原発をなくす裁判の会の東山さんから現地報告があった。また再稼働2番手と目される高浜原発の地から、アピールが届いた。高浜・大飯原発再稼働阻止ネットワーク、「若狭の家」運営委員会、若狭の原発を考える会の連名だ。もし川内の地で再稼働を許してしまうなら、「再稼働の嵐」が全国に吹き荒れるだろう。また、「福島の女たち」の木幡ますみさんは、「合津に避難したが、故郷に帰ることはできなくなった」と発言。原発事故は生活も財産もコミュニティのつながりも葬り去る。それらの発言をきくと、改めて身がひきしまる。
 デモは鹿児島中央駅まで2.5キロのコース。デモには和服を着た若い女性たちのグループも登場、「和服は鹿児島の女たちの心意気よ」、とのこと。今回、右翼の街宣車は登場できず、街ゆく人々にのびのびと訴えるデモとなった。

○各地の結びつきで「再稼働の嵐」を阻止しよう
 鹿児島の全国集会では、前日の交流会と当日朝の原発ゲート前行動がつきものだ。今回の交流会は、鹿児島反原連が主催、「全国金曜行動総結集・大交流会」となった。冒頭の須藤靖明さん(火山学者)の講演を聞きにきた人を含め、参加者は約101名。最後に首都圏反原連のメンバーたちも駆けつけた。地元で長期にわたり、少数でも粘り強い行動を続けて来られた方々には頭が下がる。出会いのなかった仲間たちと合流し、溜まっているモノを全部吐き出すような報告が続いた。川内―鹿児島の運動にとっても、「新しい仲間」の登場である。
 ただその分、デモ後の阻止ネット主催の「全国交流会」は時間が限られ、少し残念だった。仮に「再稼働の嵐」になるとしよう。そのとき鹿児島のこの間の運動の成功も、そしてとりわけ失敗も伝達・共有することが急務であった。川内原発再稼働の「Xデー」は5月中旬かもしれない。全国で歩調をそろえ、初戦で勝利したい。(『テント村通信』から転載)


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┗■4.新聞より2つ
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 ◆「民意は再稼働反対」 川内原発 鹿児島でデモ行進

 鹿児島県の反原発団体は25日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働に反対する全国集会を鹿児島市で開いた。参加者は「民意は再稼働に反対だ。相手を九電に絞り、訴えよう」と拳を突き上げた。実行委員会によると、約3千人が参加し、集会後に市内をデモ行進した。川内原発については、地元の薩摩川内市と県が昨年11月までに再稼働に同意し、残りの手続きが済めば4月以降に再稼働する見通し。
 再稼働に反対する大規模な集会は地元同意後初めてとなり、反原発・かごしまネットの向原祥隆代表は「避難計画は体をなしておらず、再稼働は絶対に許せない」と強調。九電に対し原発から半径30キロ圏の9市町で住民説明会の開催を求めた。(後略)(1月26日茨城新聞より抜粋)


 ◆福島第1の汚染水処理完了 5月にずれ込み 東電見通し

 東京電力は23日、福島第1原子力発電所の高濃度汚染水の浄化処理の完了が5月にずれ込む見通しを明らかにした。浄化装置が性能を発揮していないためで、2014年度末までに全量浄化する目算が狂った。装置にトラブルが起きれば、さらにずれ込む恐れもある。
 東電は13年に浄化装置のALPSを導入。昨秋に2基を増設したが、東電の広瀬直己社長は記者団に「稼働率が想定したほど上がってこない」と語った。
 3基がフル稼働すれば1日約2千トンを浄化できるが、現状で見込めるのは同1260トンにとどまる。福島第1原発のタンクには22日時点で27万2千トンの汚染水が残り、他の装置を合わせても処理完了は5月になる。ただALPSのトラブルはこれまで度々起きており、順調に処理が進まない可能性もある。
 14年度中に浄化を終える目標は、13年9月に広瀬社長が安倍晋三首相に対して表明した。政府内にも「本当に可能なのか」との声があり、達成が疑問視されてきた。仮に浄化が終わってもその後に浄化された水をどう処分するかは未定で、15年度以降も汚染水を巡る問題はくすぶり続ける。(後略)
 (1月24日、日経新聞より抜粋)


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┗■5.テント日誌1月24日(土)
 |  経産省前テントひろば1232日商業用原発停止495日
 |  雀たちも冬場でエサ探しに必死の様子だ
 └──── (I・K)

 今日は寒かったが風がなくて良かった。午前中は通行人も少なく静か。
テントの中でKさんYさんが今夜の集会と明日のためにチラシ折りをしていた。
昼近く暫らくお休みしていたTさんが美味しいお菓子を持ってきてくれた。
彼女のお陰でテント前は少し明るい気分になり話に花が咲いた。
 嬉しい事も幾つかあった。通り過ぎるバスの中から思いっきり手を降ってくれる人たちが居たり、寒いから大変だねといって通る人もいる。
 団体で通り過ぎた中の1人がテントの写真を撮っていたのでチラシを渡した。
私たちに頑張ってという彼は経産省のOBだそうだ。そういう人も中にはいるのですね。
 やはり寒くてもテント前に座っていることは大事だなと思う。
人とのふれあいも出来るし…
 秋にはほとんど来なかったすずめたちが座り込みの上の木の枝にとまり落し物をしてくれるので困っています。彼らが来るたびにOさんがパンくずを植え込みのそばに撒いて頭上から追い払っていた。最近ではヒヨドリらしきつがいもやってくる。自然のえさがなくなったのでしょうね。
 3時前埼玉のKさんが自宅で取れたみかんをたくさん持ってやってきた。
少しだけ座り込んでくださるという男の方も来たのでTさんと私はテントを後にした。

○2・7集会 テント撤去原発再稼働を許すな!
 18時30分~20時30分 日本教育会館3F第一会議室
 主催:経産省前テントひろば、テントひろば応援団
○テントでの「お話と座談」(トーク)
 1月29日(木)午後6時30分から渡辺一技さんのお話と座談
 2月11日(水)午後2時から最首悟さんのお話と座談
 2月13日(金)午後7時30分から小熊英二さんのお話と座談
  連絡:テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ
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