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たんぽぽ舎です。【TMM:No2404】
2015年2月10日(火)その2 地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします 転送歓迎
━━━━━━━
◇読書特集◇
★1.広瀬隆氏の「第ニのフクシマ、日本滅亡」朝日新書の紹介
このまま日本が原発を続ければ「第二のフクシマ事故」
清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.『原発と大津波 警告を葬った人々』添田孝史著
天野惠一(あまの・やすかず/「市民の意見」編集委員)
★3.パンフレット紹介
シンポジウム講演録No.4
「原子力規制委員会」の原発再稼働への《暴走》を許すな!
海棠ひろ(福島原発事故緊急会議)
★4.全国原発立地自治体で繰り広げられる「再稼働との闘い」
月刊『紙の爆弾』3月号掲載文 鹿砦社(ロクサイシャ)
再稼働をめぐって、電力会社・政府対全国市民の活動
斉藤二郎(たんぽぽ舎ボランティア)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.広瀬隆氏の「第ニのフクシマ、日本滅亡」朝日新書の紹介
| このまま日本が原発を続ければ「第二のフクシマ事故」
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
○著書は、このまま日本が原発を続ければ「第2のフクシマ事故」により「日本滅亡」の可能性を明らかにし、それを避けるために「全土の原発をただちに廃炉にする政策を断行しなければならない」ことをわかりやすく述べている。
まず、著者は『これから数10年続く地震の活動期に入った日本では、列島の土台の岩盤であるプレートが激しく揺れ動いているばかりか、列島そのものがひん曲がり、自然界の調整のために大規模余震が続いてきたので、すべての原子炉が、地雷原のど真ん中を歩いている状態にある。』ことを明らかにし、全土の原発をただちに廃炉にする政策を断行しなければならない』と述べている。
○次に『原発を運転停止して廃炉が実現しても、「使用済み核燃料」が原子炉内やプールに保管されている限り、・・電源が喪失すればわずか3日半ほどで大爆発を起こす。・・これまでとレベルの違う高度な方法で厳重保管しなければならない。それには、どれほど高価な費用を要しても、ただちにその作業にとりかかる必要がある』と、廃炉にするからと言って高度な保管なしには安全でないと述べている。
○また、原発を稼働した場合の第2の福島原発事故の起きた場合の恐ろしさについて、特に六ヶ所村と福井県の"もんじゅ"を取り上げて説明している。
「全国から集められた使用済み燃料が3000トン、プールに満杯のまま保管(福島第一原発4号機にある使用済み燃料の10倍の量)されている六ヶ所村が爆発すると、日本が消えるばかりかアジア全土が滅亡する危機にある。」「福井県敦賀市にある高速増殖炉"もんじゅ"炉心に1.4トンという猛毒物質プルトニウム(核兵器になる)を内蔵しており、爆発した場合、日本半島の中心部の半分が死の町に変える」と、第2の福島原発事故が起きた場合には日本が滅亡することを示唆している。
○その上で著者は、原発について『こうした状況を冷静に観察すれば、日本人は、ノンビリしすぎている。・・われわれが目的としているのは、原発反対運動のために起こす行動ではない。・・日本列島に住むすべての人間が、共に生き延びるための行動である。ほかの議論は生き延びてからやればよい。』と述べ、原発反対の行動が「日本人が生き延びるため」であり、緊急かつ最優先にしなければならないことを明らかにしている。
┏┓
┗■2.『原発と大津波 警告を葬った人々』添田孝史著 岩波新書・740円
└──── 天野惠一(あまの・やすかず/「市民の意見」編集委員)
○〈3・11原発震災〉直後からマスメディアに、「想定外」の大地震による大津波という言い方で、「想定外」という言葉が、広く、かつ長く飛び交い続けた。
一瞬にして街を呑み込んでしまう津波被害、放射能の空へ地上へ海への終りなき垂れ流しの進展という、本当に恐るべき事態の現出。テレビ報道を媒介に、全国の日本列島住民が、その状況を共有した。その状況下、「国策」として原発推進政策を加速した、歴代の自民党政権(その政策の延長線上に成立している民主党政権)と、東京電力を中心とした民間電力資本、その資本の金に目がくらみ原発は〈絶対安全〉の神話を再生産し続けたマスコミと、それに加担した原発御用知識人たち。彼等はこぞって、自分たちの責任を回避するために、この「想定外」という言葉を乱用した。
それは、原発安全神話(デマゴギー)に責任ある団体・個人が、自分たちには責任の取りようのない、人間の予想を超えた自然災害であると強弁し、責任を取らなくて当然と、信じられない「無責任」を自己正当化するために、乱用された言葉であった。
すなわちそれは、人々にとんでもない〈無責任〉を実感させなくさせるための、決定的なマジック・ワードだったのだ。
私たちは、原理的に考えて、「想定」すべき事態を「想定」の「外」に勝手に放り出し、「想定」は不可能であったとする論理を、おかしいと考えざるを得なかった。
その「想定」の線引き自体に妥当性がなかったことを、何故問題にしないのか、その無責任さに、怒りを持たざるを得なかったのだ。
○ところが、このジャーナリスト添田孝史のレポートを読んでみると、そうした怒りの持ち方は、原発を推進してきた人々に対する、私たちの過大評価の産物に過ぎないという、より悲しい事実に直面することになる。
そこには、こうある。
「福島第一原発に大きな津波が来る可能性が高いと専門家が指摘していることや、想定を超えた津波は、すぐ炉心損傷を引き起こすことを2002年までに東電は把握していた。それにもかかわらず対策には動かなかった」。
「津波については、新たな規制に動かなければならないタイミングが、遅くとも2000年から2002年にかけてあったように思われる。そのころ以下に挙げる2つの課題があったが、規制当局はその責任を果たしていない。
第1は、エネ庁は電気事業連合会に対し1997年ごろ、想定を超える津波への対策を検討するよう要請していたが、それを安全対策に結びつけないまま放置していたことだ。エネ庁は、津波の数値予測に誤差があることを見込んで、想定の2倍の津波で原発がどんな被害を受けるか、対策として何が考えられるか示すように要請し、電事連は2000年初め、その報告書をまとめた。それによると、福島第一原発は、原発中もっとも津波に対する安全余裕が少ないことが明らかになっていた。
第2は、2002年2月にされた土木学会手法を基準として用いても良いかどうかを精査しなかったことだ。土木学会手法には大きな問題が四つあり、原発の安全を担保するものではなかった。
規制側(国・保安院)の「想定内」で、実は福島事故は起きているのだ。電力会社・国・規制組織の「不作為」こそが、本当はあの事故をもたらしたのである。この事実に即した具体的なレポートは、明快に、それを示している。
今、政府・自治体・原子力規制委員会が組んだ、川内原発再稼働プロセスにも、巨額の原発マネーに目がくらんだ人々の福島事故に至る「不作為」がそのまま再現している。懲りない〈原子力ムラ〉の論理に正面から対決するために、必読の一冊である。
出典:「市民の意見」148号(2015年2月1日発行)
┏┓
┗■3.パンフレット紹介
| シンポジウム講演録No.4
| 「原子力規制委員会」の原発再稼働への《暴走》を許すな!
└──── 海棠ひろ(福島原発事故緊急会議)
読んでみて感心してしまった。これはちょっと他では読めない(聞けない)、絶妙な組み合わせの、ひじょうにおもしろい脱原発シンポ発言録だ。
一橋大学教員でフランス現代思想が専門の鵜飼哲さんは、「どのように脱原発論は推進論に組み込まれたか」というタイトルで、フランスの歴史的、政治的背景と運動の変遷のなかで、原発推進が国民的合意を得ていった流れを語っている。 フランスでは、日本と異なって、原子力の「安全神話」なるものは形成されずに、「核兵器の保有」から始まって原発開発がコンセンサスを得ていったという。 興味深いのは、「フランスの核開発には最初から政治的な左右の対立というはっきした境目が無かった」から推進派も反原発派にたいしてある種の敬意もあり、必要があれば、反対派の資料の「カンニング」もする。これが事実上の核の「共同管理体制」につながっているのだそうだ。
一方で日本の場合は、広島・長崎を出発点として「安全神話」からスタートする。それが3・11を経た今、「安心神話」を経て核武装という、フランスとは逆の方向で道を進もうとしている。この「安心神話」が、核武装に向けたどのようなステップなのかを、見ておかなければいけない、と鵜飼さんは話す。
天野恵一さんの話は、日本の「原子力規制委員会」に対する具体的・詳細な批判が中心だが、後半で、「原子力規制委員会、がんばれ」という論調がマスコミに出始めていること、そういった声が運動の内部からも上がってきていることを取り上げて、この論理では再稼働を止める運動にはならないと指摘し、私たちがそのことをきちんと押さえておく重要性を主張している。
「運動」というものはおそらく、そのただ中にいる時には気が付かない思想の潮流のようなもの内包しているのだと思う。その方向性を誤らせないために、私たちは時には長いスパンで日々の運動を体系的に捉えかえしてみる必要があることを、このお二人の発言から教えられた。
ぜひ読んでみてください。申し込みはoffice@2011shinsai.infoまで。
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┗■4.全国原発立地自治体で繰り広げられる「再稼働との闘い」
| 月刊『紙の爆弾』3月号掲載文 鹿砦社(ロクサイシャ)
| 再稼働をめぐって、電力会社・政府対全国市民の活動
└──── 斉藤二郎(たんぽぽ舎ボランティア)
原発事故から間もなく4年。事故を風化させ、再稼働を進めたい安倍政権に対して、政治や電力会社、全国の市民にどんな動きがあるのか、現状をまとめた。
1.分断された住民をつなぎ直す―福島県
吉田邦吉氏(福島県大熊町から会津若松市に避難中の編集者)は地元にまつわる書籍の刊行準備を進めている。
福島では、避難を促すグループと他の人々が分断され、問題を語り合う事すら許されない雰囲気がある。両方の立場の人たちの原稿を一つの本にまとめる試みをする。
事故によって故郷を失う人々を、これ以上増やしてはならない。
2.川内原発差し止め訴訟 原告に巨額の賠償請求
再稼働差し止め訴訟(原告23人)に対し、九電側は仮処分が執行されその後原告が敗訴した場合1日当たり5億5千万円請求するというあからさまなスラップ訴訟を起こし、原告団を脅迫している。
3.復活した原発ムラ
原発村ではスラップ訴訟が日常茶飯事。(諸外国では規制法案がある)
田中稔氏(ジャーナリスト)は「3・11後、一時は原発利権で結び付いていた原発ムラの活動は息をひそめていました。しかし、特定秘密保護法が施行され、都合の悪いことが表に出にくくなってきたいま、再び彼らは息を吹き返しています」と語る。
4.佐賀県知事選と玄海原発再稼働問題
九電は玄海原発3・4号機の再稼働を目論んでいる。
2014年、佐賀新聞が実施した世論調査では、再稼働反対は昨年も賛成を上回っているが、佐賀県知事選でも原発再稼働は選挙の争点にならなかった。再稼働反対の候補は敗れたが、自民党推薦候補も敗れた。自民党崩壊の序奏か。
5.福岡・脱原発サウンドデモ訴訟で勝訴
原発と闘う市民が勝利した(その1)原発反対の表現方法をめぐる「福島原発サウンドデモ裁判」で、市民が警察を相手に勝利を勝ち取ったことだ。
6.韓国で甲状腺被害の因果関係を認めさせた
原発と闘う市民が勝利した(その2)隣国の韓国で甲状腺がんを発症した市民が、発病の原因が原発にあることを司法の場で、認めさせたことだ。
過去20年間、古里(コリ)原発の半径5キロ圏に住んできたイさんで、ソウル大学の健康調査が勝利の元となった。いま、第二陣の集団訴訟の準備も進められている。
2015年2月10日(火)その2 地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします 転送歓迎
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◇読書特集◇
★1.広瀬隆氏の「第ニのフクシマ、日本滅亡」朝日新書の紹介
このまま日本が原発を続ければ「第二のフクシマ事故」
清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.『原発と大津波 警告を葬った人々』添田孝史著
天野惠一(あまの・やすかず/「市民の意見」編集委員)
★3.パンフレット紹介
シンポジウム講演録No.4
「原子力規制委員会」の原発再稼働への《暴走》を許すな!
海棠ひろ(福島原発事故緊急会議)
★4.全国原発立地自治体で繰り広げられる「再稼働との闘い」
月刊『紙の爆弾』3月号掲載文 鹿砦社(ロクサイシャ)
再稼働をめぐって、電力会社・政府対全国市民の活動
斉藤二郎(たんぽぽ舎ボランティア)
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┗■1.広瀬隆氏の「第ニのフクシマ、日本滅亡」朝日新書の紹介
| このまま日本が原発を続ければ「第二のフクシマ事故」
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
○著書は、このまま日本が原発を続ければ「第2のフクシマ事故」により「日本滅亡」の可能性を明らかにし、それを避けるために「全土の原発をただちに廃炉にする政策を断行しなければならない」ことをわかりやすく述べている。
まず、著者は『これから数10年続く地震の活動期に入った日本では、列島の土台の岩盤であるプレートが激しく揺れ動いているばかりか、列島そのものがひん曲がり、自然界の調整のために大規模余震が続いてきたので、すべての原子炉が、地雷原のど真ん中を歩いている状態にある。』ことを明らかにし、全土の原発をただちに廃炉にする政策を断行しなければならない』と述べている。
○次に『原発を運転停止して廃炉が実現しても、「使用済み核燃料」が原子炉内やプールに保管されている限り、・・電源が喪失すればわずか3日半ほどで大爆発を起こす。・・これまでとレベルの違う高度な方法で厳重保管しなければならない。それには、どれほど高価な費用を要しても、ただちにその作業にとりかかる必要がある』と、廃炉にするからと言って高度な保管なしには安全でないと述べている。
○また、原発を稼働した場合の第2の福島原発事故の起きた場合の恐ろしさについて、特に六ヶ所村と福井県の"もんじゅ"を取り上げて説明している。
「全国から集められた使用済み燃料が3000トン、プールに満杯のまま保管(福島第一原発4号機にある使用済み燃料の10倍の量)されている六ヶ所村が爆発すると、日本が消えるばかりかアジア全土が滅亡する危機にある。」「福井県敦賀市にある高速増殖炉"もんじゅ"炉心に1.4トンという猛毒物質プルトニウム(核兵器になる)を内蔵しており、爆発した場合、日本半島の中心部の半分が死の町に変える」と、第2の福島原発事故が起きた場合には日本が滅亡することを示唆している。
○その上で著者は、原発について『こうした状況を冷静に観察すれば、日本人は、ノンビリしすぎている。・・われわれが目的としているのは、原発反対運動のために起こす行動ではない。・・日本列島に住むすべての人間が、共に生き延びるための行動である。ほかの議論は生き延びてからやればよい。』と述べ、原発反対の行動が「日本人が生き延びるため」であり、緊急かつ最優先にしなければならないことを明らかにしている。
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┗■2.『原発と大津波 警告を葬った人々』添田孝史著 岩波新書・740円
└──── 天野惠一(あまの・やすかず/「市民の意見」編集委員)
○〈3・11原発震災〉直後からマスメディアに、「想定外」の大地震による大津波という言い方で、「想定外」という言葉が、広く、かつ長く飛び交い続けた。
一瞬にして街を呑み込んでしまう津波被害、放射能の空へ地上へ海への終りなき垂れ流しの進展という、本当に恐るべき事態の現出。テレビ報道を媒介に、全国の日本列島住民が、その状況を共有した。その状況下、「国策」として原発推進政策を加速した、歴代の自民党政権(その政策の延長線上に成立している民主党政権)と、東京電力を中心とした民間電力資本、その資本の金に目がくらみ原発は〈絶対安全〉の神話を再生産し続けたマスコミと、それに加担した原発御用知識人たち。彼等はこぞって、自分たちの責任を回避するために、この「想定外」という言葉を乱用した。
それは、原発安全神話(デマゴギー)に責任ある団体・個人が、自分たちには責任の取りようのない、人間の予想を超えた自然災害であると強弁し、責任を取らなくて当然と、信じられない「無責任」を自己正当化するために、乱用された言葉であった。
すなわちそれは、人々にとんでもない〈無責任〉を実感させなくさせるための、決定的なマジック・ワードだったのだ。
私たちは、原理的に考えて、「想定」すべき事態を「想定」の「外」に勝手に放り出し、「想定」は不可能であったとする論理を、おかしいと考えざるを得なかった。
その「想定」の線引き自体に妥当性がなかったことを、何故問題にしないのか、その無責任さに、怒りを持たざるを得なかったのだ。
○ところが、このジャーナリスト添田孝史のレポートを読んでみると、そうした怒りの持ち方は、原発を推進してきた人々に対する、私たちの過大評価の産物に過ぎないという、より悲しい事実に直面することになる。
そこには、こうある。
「福島第一原発に大きな津波が来る可能性が高いと専門家が指摘していることや、想定を超えた津波は、すぐ炉心損傷を引き起こすことを2002年までに東電は把握していた。それにもかかわらず対策には動かなかった」。
「津波については、新たな規制に動かなければならないタイミングが、遅くとも2000年から2002年にかけてあったように思われる。そのころ以下に挙げる2つの課題があったが、規制当局はその責任を果たしていない。
第1は、エネ庁は電気事業連合会に対し1997年ごろ、想定を超える津波への対策を検討するよう要請していたが、それを安全対策に結びつけないまま放置していたことだ。エネ庁は、津波の数値予測に誤差があることを見込んで、想定の2倍の津波で原発がどんな被害を受けるか、対策として何が考えられるか示すように要請し、電事連は2000年初め、その報告書をまとめた。それによると、福島第一原発は、原発中もっとも津波に対する安全余裕が少ないことが明らかになっていた。
第2は、2002年2月にされた土木学会手法を基準として用いても良いかどうかを精査しなかったことだ。土木学会手法には大きな問題が四つあり、原発の安全を担保するものではなかった。
規制側(国・保安院)の「想定内」で、実は福島事故は起きているのだ。電力会社・国・規制組織の「不作為」こそが、本当はあの事故をもたらしたのである。この事実に即した具体的なレポートは、明快に、それを示している。
今、政府・自治体・原子力規制委員会が組んだ、川内原発再稼働プロセスにも、巨額の原発マネーに目がくらんだ人々の福島事故に至る「不作為」がそのまま再現している。懲りない〈原子力ムラ〉の論理に正面から対決するために、必読の一冊である。
出典:「市民の意見」148号(2015年2月1日発行)
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┗■3.パンフレット紹介
| シンポジウム講演録No.4
| 「原子力規制委員会」の原発再稼働への《暴走》を許すな!
└──── 海棠ひろ(福島原発事故緊急会議)
読んでみて感心してしまった。これはちょっと他では読めない(聞けない)、絶妙な組み合わせの、ひじょうにおもしろい脱原発シンポ発言録だ。
一橋大学教員でフランス現代思想が専門の鵜飼哲さんは、「どのように脱原発論は推進論に組み込まれたか」というタイトルで、フランスの歴史的、政治的背景と運動の変遷のなかで、原発推進が国民的合意を得ていった流れを語っている。 フランスでは、日本と異なって、原子力の「安全神話」なるものは形成されずに、「核兵器の保有」から始まって原発開発がコンセンサスを得ていったという。 興味深いのは、「フランスの核開発には最初から政治的な左右の対立というはっきした境目が無かった」から推進派も反原発派にたいしてある種の敬意もあり、必要があれば、反対派の資料の「カンニング」もする。これが事実上の核の「共同管理体制」につながっているのだそうだ。
一方で日本の場合は、広島・長崎を出発点として「安全神話」からスタートする。それが3・11を経た今、「安心神話」を経て核武装という、フランスとは逆の方向で道を進もうとしている。この「安心神話」が、核武装に向けたどのようなステップなのかを、見ておかなければいけない、と鵜飼さんは話す。
天野恵一さんの話は、日本の「原子力規制委員会」に対する具体的・詳細な批判が中心だが、後半で、「原子力規制委員会、がんばれ」という論調がマスコミに出始めていること、そういった声が運動の内部からも上がってきていることを取り上げて、この論理では再稼働を止める運動にはならないと指摘し、私たちがそのことをきちんと押さえておく重要性を主張している。
「運動」というものはおそらく、そのただ中にいる時には気が付かない思想の潮流のようなもの内包しているのだと思う。その方向性を誤らせないために、私たちは時には長いスパンで日々の運動を体系的に捉えかえしてみる必要があることを、このお二人の発言から教えられた。
ぜひ読んでみてください。申し込みはoffice@2011shinsai.infoまで。
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┗■4.全国原発立地自治体で繰り広げられる「再稼働との闘い」
| 月刊『紙の爆弾』3月号掲載文 鹿砦社(ロクサイシャ)
| 再稼働をめぐって、電力会社・政府対全国市民の活動
└──── 斉藤二郎(たんぽぽ舎ボランティア)
原発事故から間もなく4年。事故を風化させ、再稼働を進めたい安倍政権に対して、政治や電力会社、全国の市民にどんな動きがあるのか、現状をまとめた。
1.分断された住民をつなぎ直す―福島県
吉田邦吉氏(福島県大熊町から会津若松市に避難中の編集者)は地元にまつわる書籍の刊行準備を進めている。
福島では、避難を促すグループと他の人々が分断され、問題を語り合う事すら許されない雰囲気がある。両方の立場の人たちの原稿を一つの本にまとめる試みをする。
事故によって故郷を失う人々を、これ以上増やしてはならない。
2.川内原発差し止め訴訟 原告に巨額の賠償請求
再稼働差し止め訴訟(原告23人)に対し、九電側は仮処分が執行されその後原告が敗訴した場合1日当たり5億5千万円請求するというあからさまなスラップ訴訟を起こし、原告団を脅迫している。
3.復活した原発ムラ
原発村ではスラップ訴訟が日常茶飯事。(諸外国では規制法案がある)
田中稔氏(ジャーナリスト)は「3・11後、一時は原発利権で結び付いていた原発ムラの活動は息をひそめていました。しかし、特定秘密保護法が施行され、都合の悪いことが表に出にくくなってきたいま、再び彼らは息を吹き返しています」と語る。
4.佐賀県知事選と玄海原発再稼働問題
九電は玄海原発3・4号機の再稼働を目論んでいる。
2014年、佐賀新聞が実施した世論調査では、再稼働反対は昨年も賛成を上回っているが、佐賀県知事選でも原発再稼働は選挙の争点にならなかった。再稼働反対の候補は敗れたが、自民党推薦候補も敗れた。自民党崩壊の序奏か。
5.福岡・脱原発サウンドデモ訴訟で勝訴
原発と闘う市民が勝利した(その1)原発反対の表現方法をめぐる「福島原発サウンドデモ裁判」で、市民が警察を相手に勝利を勝ち取ったことだ。
6.韓国で甲状腺被害の因果関係を認めさせた
原発と闘う市民が勝利した(その2)隣国の韓国で甲状腺がんを発症した市民が、発病の原因が原発にあることを司法の場で、認めさせたことだ。
過去20年間、古里(コリ)原発の半径5キロ圏に住んできたイさんで、ソウル大学の健康調査が勝利の元となった。いま、第二陣の集団訴訟の準備も進められている。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2403】
2015年2月10日(火)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「サクラ調査」のおすすめ-原発や地球環境汚染との関わり-
科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営み
山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
★2.始めから結論ありきの20% 「現状追認」から「再稼働圧力」へ
総合資源エネルギー調査会への疑問・不信・できレース
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう
「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」
宮口高枝(福島集団疎開・脱被ばく子ども裁判の会)
★4.「強風の中、風船が飛んだ」
川内テント通信-2月10日-
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/21原発再稼働を考える・住民の住民による住民のための説明会
講演 1.安全な原発はない…木原壯林さん
2.福島事故と原発再稼働…槌田 敦さん
3.原発避難民…木幡ますみさん
◆3/15樋口健二&広瀬隆with仲間たちトークディスカッション
原発も核も被爆も私たちはいらない!実現したい未来がある!
主催:ママデモwithハンナ
★6.新聞より4つ
◆高浜原発 12日「許可」へ 規制委 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆福島第一凍土壁 「海側不要」論も 規制委検討会 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆火力新会社 4月設立 東電・中部電が提携合意 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆電源構成比 6月に結論 現実的な視点で議論
額賀福志郎氏(自民・原子力政策需給問題調査会長) (2月10日茨城新聞より抜粋)
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※2/12緊急行動!高浜原発再稼働12日「許可」に反対の抗議行動
日時:2月12日(木)11:30から12:00
場所:原子力規制委員会(六本木ファーストビル)前
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
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┗■1.「サクラ調査」のおすすめ-原発や地球環境汚染との関わり-
| 科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営み
└──── 山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
○今年もあと一月余りで桜の便りが聞かれる季節がやってきます。たんぽぽ舎の「サクラ調査」は,桜の花びらやガクの,数や形状と,原発や地球環境汚染との関わりを探ることを目指して2004年に始まり,今年で12回目を迎えます。
南は鹿児島から,北は北海道まで,各地の有志の皆さんが地道に継続されている調査結果をお寄せくださり,それらを合わせたものを報告集としてたんぽぽ舎ホームページで公開しております。
○「科学」の話題として,テレビや新聞では宇宙ロケットや生命科学など巨額の研究費を投じたプロジェクトがさかんに喧伝されています。しかし科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営みです。これからの時代にリニアや遺伝子組換えなどで原発の過ちを繰り返させないためにも,サクラ調査のような「市民の科学」の力で環境汚染を監視することが肝要ではないでしょうか。
また,ある年のある地点でのサクラの花の状態に関する情報が得られるのは開花期の短い期間だけであり,散ってしまったら二度と調べようがありません。この意味で,たった一本の木の,それも一部分の枝の花の調査結果であっても,かけがえのない貴重な情報であると言えます。
○サクラ調査へのご参加を希望される方は,たんぽぽ舎ホームページにある昨年度の報告集(第11集)をご覧下さい。
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=2058
調査方法・調査項目は昨年度と同じです。調査結果はたんぽぽ舎宛て郵送かFAXかメールでお寄せ下さい。
写真や感想文を添付していただけると,なおありがたいです。
┏┓
┗■2.始めから結論ありきの20%
| 「現状追認」から「再稼働圧力」へ
| 総合資源エネルギー調査会への疑問・不信・できレース
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
2030年の電源構成案に原発20%とする案が、総合資源エネルギー調査会の「長期エネルギー需給見通し小委員会」の初会合がはじまる前から「決まって」いるようだ。
よくもこれだけ見え見えの会合を真面目に開く気になるものだと、怒りよりも、むしろ呆れる。会議費用だってただではない。税金を使ってどれだけ無駄な会合を開いているのだろう。
○ 20%の種明かしはあまりに簡単だ。
まず、既に廃炉が決まった原発を除けば48基が残るが、そのうち建設中の大間を含めて21基が再起動のための新規制基準適合性審査を受けている。
それら原発は、北から泊1~3(北海道電)、女川2・東通(東北電)、東海第二(日本原電)、柏崎刈羽6・7(東電)、浜岡4(中部電)、志賀2(北陸)、大飯3・4・高浜3・4(関電)、島根2(中国電)、伊方3(四国電)、玄海3・4、川内1・2(九州電)である。
この原発の設備容量を全部足すと、2,010万kwになる。しかしこれらの原発のうち、2030年には40年を超える原発がいくつもある。泊1、高浜3・4、島根2、川内1・2、東海第二だ。従って、これらのうちから40年以上運転する原発もかなりあることが前提となっていると見られる。
日本の電力消費量は年間合計7,436億kwh(電気事業連合会による電力会社10社の2013年度発電電力量内訳。他社からの受電分を除いた発電電力量の合計2014年5月)
2,010万kwの設備で稼働率75%としたら、1,320億kwh、17.8%、同じく85%ならば1,486億kwh、ほぼ20%である。
何のことはない。20%とは、規制基準適合性審査を終えて再稼働している見込みの原発を足し算して、現在の電力消費量で割っただけのことだ。
すなわち、エネルギー基本計画などではなく、単なる現状追認である。
○ 最初は「追認」だが、その後は「圧力」になるのは容易に想像がつこう。既に経産省が電源3法交付金について原発再稼働した自治体に重点配分することを検討している。つまり金と圧力が立地自治体に掛かってくる。「計画を達成するために20基の再稼働は必須」などと言い出す連中がいるということだ。
こんな「結論ありき」の議論など要らない。必要なのは、人口減少と省エネルギー技術の進展に伴う、電力消費量の低下により、より低密度で変動の多い消費動向を、どのようなエネルギー源を持って安定的に賄うかを考えることだ。
┏┓
┗■3.この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
| もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう
| 「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」
└──── 宮口高枝(福島集団疎開・脱被ばく子ども裁判の会)
○2月4日から5日、東京での「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」は女たちの粘り強い行動と意識を持続させてきたその思いが発露した行動だったと思う。
今回この行動の成功に向けて原発再稼働阻止の並々ならぬ思いを、阻止ネットにつながるひと人と一緒に、共同アクションに賛同団体として参加し、集会の準備に関わった者としては、打合せの時間も不充分で内容の細部の詰めも甘いなどの綱渡り状態の中、大きなアクシデントもなく終了できほっとしたのが正直な思いであった。
5日の参議院院内集会では、デモ終了後すぐに、院内集会に直行で、昼食を取る時間も殆どなかったであろう。
そんな中、鹿児島の女たちと、福島の女たちの思いが述べられた。
原発廃絶への経験と熱い思いがそのひと言一言に歴史が感じられ胸が熱くなった。
○そして、落合恵子さんの女たちへの激励と行動への愛情溢れる言葉にいつもながら感動した。彼女は自分自身への戒めの思いもこめて話しかけた。
もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう。
自分の持っているものを総動員して、言葉で、音楽でペンで、絵で、やさしさで原子力の、原発再稼働の危険性を、一人ひとりに訴えようと呼びかけた。
この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
┏┓
┗■4.「強風の中、風船が飛んだ」
└──── 川内テント通信-2月10日-
○ 日本列島寒波真っ只中の日曜日(8日)久見崎海岸では、「風船飛ばそう」プロジェクト(4回目)が行われた。
朝から小雨混じりの強風で開催は無理かと危ぶまれたが、それでも70人ほどの人が集まり決行。放たれた450個の風船は北西風に乗り矢のような早さで森を乗り越え東の空へ飛び去った。薩摩川内市から宮崎方向へ向かうコースだ。
○ 明日のことから
明日(2月11日)は紀元節の祝日ですが、経産省前テントひろばでは14時から最首さんをお招きしての「話と座談」の会をやります。是非参加を。それに字準備などお手伝いをしてくださることが可能な人は13時30分ころまでにおいでください。
現在、経産省前テントひろばでは「お話と座談」、全体としてトークと名付けられた会をやっています。これはゲストを招いての話と座談をやっているものです。テントが原発問題を考え論議し、そのことでつながっていく場であること展開していることです。それを目指してのことだといえます。現在まで、上原公子さんと渡辺一枝さんをお招きしてやりました、それぞれゲストの話もよかったのですが、そのあとの座談もよかったという声をいただいています。これからの予定です。
2月11日(祝)午後2時から最首悟さん、2月13日(金)19時30分
小熊英二さん、2月16日(月)宮崎学さんと青木理さんを招いてのお話(対談を含む)と座談をやります。これは第一弾ということで、2月26日の動きをにらみながら、第二弾を準備しています。 三上拝
┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆2/21原発再稼働を考える・住民の住民による住民のための説明会
日時:2月21日(土)午後1時15分-4時45分
場所:城山荘(若狭高浜駅より徒歩15分;高浜町事代6-1-1;電話:0770-72-0357)
内容:講演と質疑応答・討論
講演
1.安全な原発はない
木原壯林さん[元日本原子力研究所副主任研究員、
京都工芸繊維大学名誉教授、元熊本大学教授(化学)]
2.福島事故と原発再稼働
槌田 敦さん[元理化学研究所研究員(物理学)、
元名城大学教授(環境経済学)]
3.原発避難民
木幡ますみさん[福島原発被害者・避難者]
入場無料、参加予約不要(当日会場にお出で下さい)
共催;若狭の原発を考える会・原子力発電に反対する福井県民会議
問い合わせ先:高瀬元通(090-3034-7391)、新開純也(090-3267-4278)、
木原壯林(090-1965-7102)
◆3/15樋口健二&広瀬隆with仲間たちトークディスカッション
~原発も核も被爆も私たちはいらない!実現したい未来がある!~
日 時:2015年3月15日(日)18:20開始21:40終了
場 所:武蔵野スイングホール 南棟11Fレインボーサロン(JR武蔵境駅)
出 演:樋口健二&広瀬隆with仲間たち(仲間たち=川根眞也ほか)
主 催:ママデモwithハンナ
連 絡:魚ずみ chie-suareangelsofthegod@ezweb.ne.jp
ヒロオカ 080-1948-5097
『ママデモ』HP http://happymamademo.jimdo.com/
参加費:1,000円
┏┓
┗■6.新聞より4つ
└────
◆高浜原発 12日「許可」へ 規制委 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆福島第一凍土壁 「海側不要」論も 規制委検討会 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆火力新会社 4月設立 東電・中部電が提携合意 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆電源構成比 6月に結論 現実的な視点で議論
額賀福志郎氏(自民・原子力政策需給問題調査会長)
自民党の原子力政策・需給問題等調査会長を務める額賀福志郎元財務相が9日、共同通信のインタビューに応じ、エネルギー政策の焦点となっている2030年の電源構成比率に関し、今年6月のドイツ・サミットまでに具体的な数字を出す必要があるとの考えを明らかにした。(中略)
原発を含めた比率の数値については「さまざまな意見を踏まえて決めていきたい」と明言を避けた。再生可能エネルギーの比率に関しては「どこまで安定的に供給できるかが議論のポイントとなる」とした。(後略)
(2月10日茨城新聞より抜粋)
2015年2月10日(火)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「サクラ調査」のおすすめ-原発や地球環境汚染との関わり-
科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営み
山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
★2.始めから結論ありきの20% 「現状追認」から「再稼働圧力」へ
総合資源エネルギー調査会への疑問・不信・できレース
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう
「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」
宮口高枝(福島集団疎開・脱被ばく子ども裁判の会)
★4.「強風の中、風船が飛んだ」
川内テント通信-2月10日-
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/21原発再稼働を考える・住民の住民による住民のための説明会
講演 1.安全な原発はない…木原壯林さん
2.福島事故と原発再稼働…槌田 敦さん
3.原発避難民…木幡ますみさん
◆3/15樋口健二&広瀬隆with仲間たちトークディスカッション
原発も核も被爆も私たちはいらない!実現したい未来がある!
主催:ママデモwithハンナ
★6.新聞より4つ
◆高浜原発 12日「許可」へ 規制委 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆福島第一凍土壁 「海側不要」論も 規制委検討会 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆火力新会社 4月設立 東電・中部電が提携合意 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆電源構成比 6月に結論 現実的な視点で議論
額賀福志郎氏(自民・原子力政策需給問題調査会長) (2月10日茨城新聞より抜粋)
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※2/12緊急行動!高浜原発再稼働12日「許可」に反対の抗議行動
日時:2月12日(木)11:30から12:00
場所:原子力規制委員会(六本木ファーストビル)前
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「サクラ調査」のおすすめ-原発や地球環境汚染との関わり-
| 科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営み
└──── 山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
○今年もあと一月余りで桜の便りが聞かれる季節がやってきます。たんぽぽ舎の「サクラ調査」は,桜の花びらやガクの,数や形状と,原発や地球環境汚染との関わりを探ることを目指して2004年に始まり,今年で12回目を迎えます。
南は鹿児島から,北は北海道まで,各地の有志の皆さんが地道に継続されている調査結果をお寄せくださり,それらを合わせたものを報告集としてたんぽぽ舎ホームページで公開しております。
○「科学」の話題として,テレビや新聞では宇宙ロケットや生命科学など巨額の研究費を投じたプロジェクトがさかんに喧伝されています。しかし科学は本来,身近な自然からの情報をこつこつと蓄積していく営みです。これからの時代にリニアや遺伝子組換えなどで原発の過ちを繰り返させないためにも,サクラ調査のような「市民の科学」の力で環境汚染を監視することが肝要ではないでしょうか。
また,ある年のある地点でのサクラの花の状態に関する情報が得られるのは開花期の短い期間だけであり,散ってしまったら二度と調べようがありません。この意味で,たった一本の木の,それも一部分の枝の花の調査結果であっても,かけがえのない貴重な情報であると言えます。
○サクラ調査へのご参加を希望される方は,たんぽぽ舎ホームページにある昨年度の報告集(第11集)をご覧下さい。
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=2058
調査方法・調査項目は昨年度と同じです。調査結果はたんぽぽ舎宛て郵送かFAXかメールでお寄せ下さい。
写真や感想文を添付していただけると,なおありがたいです。
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┗■2.始めから結論ありきの20%
| 「現状追認」から「再稼働圧力」へ
| 総合資源エネルギー調査会への疑問・不信・できレース
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
2030年の電源構成案に原発20%とする案が、総合資源エネルギー調査会の「長期エネルギー需給見通し小委員会」の初会合がはじまる前から「決まって」いるようだ。
よくもこれだけ見え見えの会合を真面目に開く気になるものだと、怒りよりも、むしろ呆れる。会議費用だってただではない。税金を使ってどれだけ無駄な会合を開いているのだろう。
○ 20%の種明かしはあまりに簡単だ。
まず、既に廃炉が決まった原発を除けば48基が残るが、そのうち建設中の大間を含めて21基が再起動のための新規制基準適合性審査を受けている。
それら原発は、北から泊1~3(北海道電)、女川2・東通(東北電)、東海第二(日本原電)、柏崎刈羽6・7(東電)、浜岡4(中部電)、志賀2(北陸)、大飯3・4・高浜3・4(関電)、島根2(中国電)、伊方3(四国電)、玄海3・4、川内1・2(九州電)である。
この原発の設備容量を全部足すと、2,010万kwになる。しかしこれらの原発のうち、2030年には40年を超える原発がいくつもある。泊1、高浜3・4、島根2、川内1・2、東海第二だ。従って、これらのうちから40年以上運転する原発もかなりあることが前提となっていると見られる。
日本の電力消費量は年間合計7,436億kwh(電気事業連合会による電力会社10社の2013年度発電電力量内訳。他社からの受電分を除いた発電電力量の合計2014年5月)
2,010万kwの設備で稼働率75%としたら、1,320億kwh、17.8%、同じく85%ならば1,486億kwh、ほぼ20%である。
何のことはない。20%とは、規制基準適合性審査を終えて再稼働している見込みの原発を足し算して、現在の電力消費量で割っただけのことだ。
すなわち、エネルギー基本計画などではなく、単なる現状追認である。
○ 最初は「追認」だが、その後は「圧力」になるのは容易に想像がつこう。既に経産省が電源3法交付金について原発再稼働した自治体に重点配分することを検討している。つまり金と圧力が立地自治体に掛かってくる。「計画を達成するために20基の再稼働は必須」などと言い出す連中がいるということだ。
こんな「結論ありき」の議論など要らない。必要なのは、人口減少と省エネルギー技術の進展に伴う、電力消費量の低下により、より低密度で変動の多い消費動向を、どのようなエネルギー源を持って安定的に賄うかを考えることだ。
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┗■3.この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
| もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう
| 「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」
└──── 宮口高枝(福島集団疎開・脱被ばく子ども裁判の会)
○2月4日から5日、東京での「原発いらない鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」は女たちの粘り強い行動と意識を持続させてきたその思いが発露した行動だったと思う。
今回この行動の成功に向けて原発再稼働阻止の並々ならぬ思いを、阻止ネットにつながるひと人と一緒に、共同アクションに賛同団体として参加し、集会の準備に関わった者としては、打合せの時間も不充分で内容の細部の詰めも甘いなどの綱渡り状態の中、大きなアクシデントもなく終了できほっとしたのが正直な思いであった。
5日の参議院院内集会では、デモ終了後すぐに、院内集会に直行で、昼食を取る時間も殆どなかったであろう。
そんな中、鹿児島の女たちと、福島の女たちの思いが述べられた。
原発廃絶への経験と熱い思いがそのひと言一言に歴史が感じられ胸が熱くなった。
○そして、落合恵子さんの女たちへの激励と行動への愛情溢れる言葉にいつもながら感動した。彼女は自分自身への戒めの思いもこめて話しかけた。
もう一度回りの人々の心のボタンを押して呼びかけよう。
自分の持っているものを総動員して、言葉で、音楽でペンで、絵で、やさしさで原子力の、原発再稼働の危険性を、一人ひとりに訴えようと呼びかけた。
この2日間の女たちの行動は再稼働阻止へのばねになる!
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┗■4.「強風の中、風船が飛んだ」
└──── 川内テント通信-2月10日-
○ 日本列島寒波真っ只中の日曜日(8日)久見崎海岸では、「風船飛ばそう」プロジェクト(4回目)が行われた。
朝から小雨混じりの強風で開催は無理かと危ぶまれたが、それでも70人ほどの人が集まり決行。放たれた450個の風船は北西風に乗り矢のような早さで森を乗り越え東の空へ飛び去った。薩摩川内市から宮崎方向へ向かうコースだ。
○ 明日のことから
明日(2月11日)は紀元節の祝日ですが、経産省前テントひろばでは14時から最首さんをお招きしての「話と座談」の会をやります。是非参加を。それに字準備などお手伝いをしてくださることが可能な人は13時30分ころまでにおいでください。
現在、経産省前テントひろばでは「お話と座談」、全体としてトークと名付けられた会をやっています。これはゲストを招いての話と座談をやっているものです。テントが原発問題を考え論議し、そのことでつながっていく場であること展開していることです。それを目指してのことだといえます。現在まで、上原公子さんと渡辺一枝さんをお招きしてやりました、それぞれゲストの話もよかったのですが、そのあとの座談もよかったという声をいただいています。これからの予定です。
2月11日(祝)午後2時から最首悟さん、2月13日(金)19時30分
小熊英二さん、2月16日(月)宮崎学さんと青木理さんを招いてのお話(対談を含む)と座談をやります。これは第一弾ということで、2月26日の動きをにらみながら、第二弾を準備しています。 三上拝
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆2/21原発再稼働を考える・住民の住民による住民のための説明会
日時:2月21日(土)午後1時15分-4時45分
場所:城山荘(若狭高浜駅より徒歩15分;高浜町事代6-1-1;電話:0770-72-0357)
内容:講演と質疑応答・討論
講演
1.安全な原発はない
木原壯林さん[元日本原子力研究所副主任研究員、
京都工芸繊維大学名誉教授、元熊本大学教授(化学)]
2.福島事故と原発再稼働
槌田 敦さん[元理化学研究所研究員(物理学)、
元名城大学教授(環境経済学)]
3.原発避難民
木幡ますみさん[福島原発被害者・避難者]
入場無料、参加予約不要(当日会場にお出で下さい)
共催;若狭の原発を考える会・原子力発電に反対する福井県民会議
問い合わせ先:高瀬元通(090-3034-7391)、新開純也(090-3267-4278)、
木原壯林(090-1965-7102)
◆3/15樋口健二&広瀬隆with仲間たちトークディスカッション
~原発も核も被爆も私たちはいらない!実現したい未来がある!~
日 時:2015年3月15日(日)18:20開始21:40終了
場 所:武蔵野スイングホール 南棟11Fレインボーサロン(JR武蔵境駅)
出 演:樋口健二&広瀬隆with仲間たち(仲間たち=川根眞也ほか)
主 催:ママデモwithハンナ
連 絡:魚ずみ chie-suareangelsofthegod@ezweb.ne.jp
ヒロオカ 080-1948-5097
『ママデモ』HP http://happymamademo.jimdo.com/
参加費:1,000円
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┗■6.新聞より4つ
└────
◆高浜原発 12日「許可」へ 規制委 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆福島第一凍土壁 「海側不要」論も 規制委検討会 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆火力新会社 4月設立 東電・中部電が提携合意 (2月10日朝日新聞見出しより)
◆電源構成比 6月に結論 現実的な視点で議論
額賀福志郎氏(自民・原子力政策需給問題調査会長)
自民党の原子力政策・需給問題等調査会長を務める額賀福志郎元財務相が9日、共同通信のインタビューに応じ、エネルギー政策の焦点となっている2030年の電源構成比率に関し、今年6月のドイツ・サミットまでに具体的な数字を出す必要があるとの考えを明らかにした。(中略)
原発を含めた比率の数値については「さまざまな意見を踏まえて決めていきたい」と明言を避けた。再生可能エネルギーの比率に関しては「どこまで安定的に供給できるかが議論のポイントとなる」とした。(後略)
(2月10日茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2402】
2015年2月9日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.トルコに人質対策本部を置かなかったのはトルコへの原発輸出に
悪影響が出ることを嫌がったから [原子力安全:235]
藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)
★2.2/7(土)テント撤去・原発再稼働を許すな!集会
日本教育会館に300人 でもその日、テントには何人?
奥内知子、奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.テント日誌2月8日(日)経産省前テントひろば1257日商業用原発停止510日
テント守る強い決意にうたれて…O子さん (I・K)
★4.まるで、福島第一原発事故などなかったかのような
経産省原子力政策担当者の回答に怒りの声が噴出
2月4-5日共同アクションに参加して 城 眞理(鹿児島在住)
★5.「2/15」川内原発・高浜原発再稼働を許すな!
現地闘争報告・討論集会「再稼働阻止全国ネットワーク」主催
天野惠一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/14バレンタインスペシャル企画 大田区民ホール
アーサー・ビナード×鎌仲ひとみ×怒れる女子会と奈須りえ対談
「あなたが議員になったら何をしたいですか?」
━━━━━━━
※2/10学習会にご参加を! 第3回「ちょぼゼミ」
「被ばくを理解するための基礎知識:(放射線被曝の評価単位)シーベルトへの疑問」
お 話:田中一郎さん
日 時:2月10日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※2/13抗議行動にご参加を! 高浜原発再稼働阻止!
関西電力東京支社抗議行動 富国生命ビル前集合
日 時:2月13日(金)17:30より18:00(金曜官邸前行動の前段で実施)
2月27日(金)も同時刻で実施(毎月第2、第4金曜日の予定)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━
┏┓
┗■1.トルコに人質対策本部を置かなかったのはトルコへの原発輸出に
| 悪影響が出ることを嫌がったから [原子力安全:235]
└──── 藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)
頭書の件、フェイスブック投稿で人気の記事です。メーリングリストでも配信します。
【トルコに人質対策本部を置かなかったのは、トルコへの原発輸出に悪影響が出ることを嫌がったから】VICE News英文2015年2月6日 10:50、
By Jake Adelstein and Nathalie-Kyoko Stucky⇒
"https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state
○星川淳さんのコメント:これはなかなか凄い英文記事だ。外務省が安倍のカイロ演説の尻拭いさせられている実情に加え、「トルコに人質対策本部を置かなかったのは官邸と業界が同国への原発輸出に悪影響が出ることを嫌がったから」(警察庁関係者)とスクープ!
この部分です。安倍政権は人命より、トルコへの原発輸出を優先したんだ。
"We wanted to set up the emergency hostage crisis headquarters in Turkey," a source close to Japan's National Police Agency who has had previous experience with international hostage situations told VICE News. "Turkey has successfully negotiated with ISIL to free hostages. They were the logical choice and the best choice… not Jordan. The Ministry of Economy, Trade, and Industry; MOFA; and the Cabinet office opposed our advice on the grounds it could negatively affect Japan's $22 billion deal with Turkey to build a nuclear power plant along the Black Sea. If things went wrong with Japan during the negotiations, Turkey might be reluctant to have new Japanese-built nuclear facilities on their soil for ISIL terrorists to attack."?
○和訳(by 藤原節男):日本の警察庁に近い筋の、国際的なさまざまな人質事件状況について経験を持っている人物は「我々は、トルコに人質対策本部を設置したかった」とVICEニュースに語った。
また「トルコは、これまで、人質を解放するために、ISIL(イスラム国)と成功裏に交渉してきた。トルコは、ヨルダンと違って、論理的な選択、最良の選択をしてきた。
経済産業省、外務省、内閣府は、トルコに人質対策本部を置くことが、黒海沿岸に原子力発電所を建設するというトルコとの220億ドルの契約にマイナスの影響を与える可能性があることを理由に、我々のアドバイスに反対した。
人質交渉で物事がうまくいかなかった場合は、ISILのテロリストが、原発を攻撃するから、トルコは、あたらしい日本製原子力施設を建設することに消極的になるかもしれない」とVICEニュースに語った。
┏┓
┗■2.2/7(土)テント撤去・原発再稼働を許すな!集会
| 日本教育会館に300人
| でもその日、テントには何人?
└──── 奥内知子、奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 少し早めに会場に着きました。たんぽぽ舎の皆さんはすでにフルパワーで忙しく準備をしていました。私も早速お手伝い。廊下で参加者の皆さんに資料を手渡しました。
18時30分、時間通りに開演、次々にゲストが登壇、その発言に大いに納得しながら聞きました。力強い言葉もあり、日々これでいいのかしら、大丈夫なのかしらとテントを心配していた私は少し安堵しました。(奥内知子)
○ 集会が終わり帰路につきましたが、気になることが心に残りました。
実はその日、私が昼過ぎにテントに行った時は、テント前は4人だけでした。夜の集会には会場に入りきれないほどの人(300人)が集まって、「テントを守ろう」と言っているわけですが、昼があの状態でいいのでしょうか。
2月26日の非常に大事な「テント裁判・第10回公判」を控えている今、皆さん、「テントを守ろう!」を会議場で言うのと同様に、テントへ出かけて行って、そこで「テントを守っているんだ!」と感じましょう。
テント周辺は土・日、休日は通行人や車の往来が少ないので、襲撃されやすい環境なのです。実際その日は右翼の攻撃があり、完全装備の機動隊も大勢出ていました。ですからテント前で守っている人が少ないと非常にまずいです。
是非、来てください。
それからもう一つ、「テントを守ろう」の集会はテントで開催するのがふさわしい。そこにテントが立っているのだから。(奥内幸子)
┏┓
┗■3.テント日誌2月8日(日)
| 経産省前テントひろば1257日商業用原発停止510日
| テント守る強い決意にうたれて…O子さん
└──── (I・K)
朝から曇り空、昨日の集会の事・東京新聞のピケティ教授インタビュー記事などを話しながら座り込んだ。昼近く美味しいおにぎりをたくさん持ってMさんが来てくれた。いつも一緒のルイちゃんは寒いので友達に預けて来たと言う。
ちょっぴり寂しかったけど…
暫らくして予報通り雨が落ちてきた。Mさん、Sさんと3人傘をさしてじっと座る。その後、第2テントのHさんもお弁当を作ってきてくれた。
そして関西から来て寄ってくれた男性をまじえて昼食会が始まった。
みんなそれぞれ午後の用事のため去って行き雨が激しくなってきたので当番だけ残って中に籠った。すると外で何やら物音がしたのでのぞいて見るとたんぽぽ舎のO子さんが椅子を出して一人座っていたのでびっくり!昨日も来て下さった。
しっかり雨対策をして1時間ほど座るから気にしないで中にいてと言う。
彼女のテントを守るという強い思いに打たれ、私もまた少しだけ付き合った。
少しして、近くに来たので寄ってくれたという女性が現れて交代しますと言ってくれ感謝。
O子さんが帰って間もなく雨はやみ4時頃応援の女性も帰ったので、泊まりの人が来るまで居て下さるというSさんと正清さんにお願いしてテントを去った。
┏┓
┗■4.まるで、福島第一原発事故などなかったかのような
| 経産省原子力政策担当者の回答に怒りの声が噴出
| 2月4-5日共同アクションに参加して
└──── 城 眞理(鹿児島在住)
○ 今回の共同アクションに鹿児島の女の1人として参加しました。一昨年、茨城から夫の故郷の鹿児島へ転居しましたが、それまでは東京での福島の女たちの行動に時々参加しておりましたので、懐かしい人たちに逢えたことは、何よりの喜びでした。とはいえ、彼女たちの身を削るような必死の活動にも関わらず、福島の事態に好転は見出せていません。
○ 昨年来、川内原発再稼働を巡っては、アリバイ作りと批判された形ばかりの住民説明会や市・県議会の再稼働容認、それを受けての伊藤知事の同意発表、最近では望月原子力防災担当大臣の現地視察など、住民無視での再稼働準備が進行中です。しかし、アンケート調査からも大多数の県民が、再稼働に疑問を持っていることが分かります。
福島からも東京からも遠く離れた九州です。頭では理解していても、実際に福島で起きていることが、伝わりにくい面もあり、それ故、川内が最初のターゲットになった点もあるのではないでしょうか。
○ 2月4日、議員会館で行われた経産省・規制委・内閣府との要請・交渉・質疑に於いて、経産省原子力政策担当者の発言は、3・11以前に、いわゆる安全神話として言われ続けてきた「原発はCO2を出さない。コストが低減。」等々、耳を疑う内容でした。まるで、あの事故がなかったかのようです。
私たち、特に福島の女たちからは怒りの声が噴出。胸が張り裂けんばかりの抗議の言葉は、鹿児島の私たちの心にも突き刺さります。鹿児島の若いママは、この交渉の最後に発言を求め、内閣府の担当者に「この福島の叫びを世に知らせるのが、あなたたちの務めではないですか。」と問いました。
福島の生の声を鹿児島の女たちは、しっかりと受け止めました。又、九電東京支社前・東電前での抗議活動にも参加しましたが、川内原発再稼働阻止を願う皆さんの熱意がヒシヒシと伝わってきました。
福島第一原発のような事故を再度起こさせてはならない。再稼働のスイッチを押させない。現地の私たちに託されたことは大変重いものです。2日間行動を共にした福島の女たちの思いを共有し、この大事な時期にできる限りのことをやらなくてはと思いました。
降雪のため帰路の飛行機の欠航が決まり、13名の鹿児島組は、予定を繰り上げて出発。5日午後の院内集会で会場の皆さんにご紹介できなかったことが、返すがえすも残念です。
福島と鹿児島の女たちの繋がりの場を創って下さった方々・支援して下さった方々・女たちを支えてくださった心優しき男たちへ、心から感謝申し上げます。
┏┓
┗■5.「2/15」川内原発・高浜原発再稼働を許すな!
| 現地闘争報告・討論集会「再稼働阻止全国ネットワーク」主催
└──── 天野惠一(再稼働阻止全国ネットワーク)
高浜原発3・4号炉(福井県)が、原子力規制委員会の基準適合通知を受けた(去年12月17日)。川内原発に次いで、高浜原発の再稼働の動きが 具体的な日程にのぼりだしてきたのだ。
今年は、私たちが予測した通り、再稼働ラッシュ攻撃の年になることはまちがいない。これを一つ一つストップ させ、原発ゼロに押し戻していく闘いに向け、私たちは、原発立地相互の闘いと、東京をはじめとする電力消費地の反原発のうねりをネットワークする運動を全力で担い続けてきた(東京では九州電力東京支社と規制庁への連続的な抗議行動を中心に)。
1月24日には鹿児島県薩摩川内市で「金曜行動」の再稼働反対へ向けた全国交流会が開催され、私たちも、まずこれに協力・参加し、翌1月15日 の「ストップ川内原発再稼働晏国集会」(主催3・11鹿児島集会実行委員会)にも大勢で参加し、檀上で力強く連帯のアッピールしデモストレーショ ンも共に展開した。 1月31日と2月1日の高浜原発再稼働阻止現地行動にも、20名で参加し、雪の降る中、現地の反対署名集め、ビラまき、車デモ。福井・京都・大阪・滋賀・神戸の友人たちと共に実行してきた。
さらには2月4日・5日の「原発いらない鹿児島の女たちと『福島の女たち』の呼びかけによる、東電本社・九電支社・規制委・経産省抗議行動への全面協力と参加……。
こうした、おびただしい数の行動をつみあげ続けている私たちの行動(主に現地合流行動)の多くの参加者の具体的な体験を相互に交流し、まだ参加していない人にもリアルにレポートするための集まり。
「川内・高浜原発再稼働を許すな!現地闘争報告討論集会」を2月15日に開催します。
正念場の運動をどう広く力強くしていくために、「具体的にどうする」、この実践的テーマに向けて、原発問題以外のテーマで、安倍政権の信じかたい悪政と闘っている人々にもできるだけ開いた討論会を準備しています。
多数の報告(者)あり、積極的参加を呼びかけます!
川内原発・高浜原発再稼働を許すな!現地闘争報告・討論集会
日時:2月15日(日)13時より17時 資料代:500円
場所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-0797
┏┓
┗■6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆2/14バレンタインスペシャル企画
アーサー・ビナード×鎌仲ひとみ×怒れる女子会と奈須りえ対談
「あなたが議員になったら何をしたいですか?」
対談型トークイベント「わたしが大田区議会議員になったら」
https://www.facebook.com/events/1543963222529726/?fref=ts
奈須りえ×アーサー・ビナード対談
奈須りえ×「特別ゲスト」を交えての対談 脱原発・再稼働反対!
鎌仲ひとみ 新作「小さき声のカノン」の予告編上映と対談
怒れる女子会:太田啓子 武井由起子(弁護士)が加わり、盛大にトーク
「アナタが区議会議員になったら…」※当日、多くの意見をお聞かせください。
日 時:2月14日(土)14時~16時半 *手話通訳あり
場 所:大田区民ホールアプリコB1展示室 定員400人
http://ticket-search.pia.jp/pia/venue/venue_access_map.do?venueCd=OTKA
JR蒲田駅東口徒歩5分 京急蒲田駅西口徒歩7分
参加費:1,000円 カップル割引2人で1,500円 フェアトレードチョコ付き!
(カップルは性別年齢不問 2名1組 お誘いの上いらした方)
主 催:市民シンクタンクまちづくり エンパワーメント
連絡先:向達(こうだつ)090-7256-3412
2015年2月9日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.トルコに人質対策本部を置かなかったのはトルコへの原発輸出に
悪影響が出ることを嫌がったから [原子力安全:235]
藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)
★2.2/7(土)テント撤去・原発再稼働を許すな!集会
日本教育会館に300人 でもその日、テントには何人?
奥内知子、奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.テント日誌2月8日(日)経産省前テントひろば1257日商業用原発停止510日
テント守る強い決意にうたれて…O子さん (I・K)
★4.まるで、福島第一原発事故などなかったかのような
経産省原子力政策担当者の回答に怒りの声が噴出
2月4-5日共同アクションに参加して 城 眞理(鹿児島在住)
★5.「2/15」川内原発・高浜原発再稼働を許すな!
現地闘争報告・討論集会「再稼働阻止全国ネットワーク」主催
天野惠一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/14バレンタインスペシャル企画 大田区民ホール
アーサー・ビナード×鎌仲ひとみ×怒れる女子会と奈須りえ対談
「あなたが議員になったら何をしたいですか?」
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※2/10学習会にご参加を! 第3回「ちょぼゼミ」
「被ばくを理解するための基礎知識:(放射線被曝の評価単位)シーベルトへの疑問」
お 話:田中一郎さん
日 時:2月10日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※2/13抗議行動にご参加を! 高浜原発再稼働阻止!
関西電力東京支社抗議行動 富国生命ビル前集合
日 時:2月13日(金)17:30より18:00(金曜官邸前行動の前段で実施)
2月27日(金)も同時刻で実施(毎月第2、第4金曜日の予定)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━
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┗■1.トルコに人質対策本部を置かなかったのはトルコへの原発輸出に
| 悪影響が出ることを嫌がったから [原子力安全:235]
└──── 藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)
頭書の件、フェイスブック投稿で人気の記事です。メーリングリストでも配信します。
【トルコに人質対策本部を置かなかったのは、トルコへの原発輸出に悪影響が出ることを嫌がったから】VICE News英文2015年2月6日 10:50、
By Jake Adelstein and Nathalie-Kyoko Stucky⇒
"https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state
○星川淳さんのコメント:これはなかなか凄い英文記事だ。外務省が安倍のカイロ演説の尻拭いさせられている実情に加え、「トルコに人質対策本部を置かなかったのは官邸と業界が同国への原発輸出に悪影響が出ることを嫌がったから」(警察庁関係者)とスクープ!
この部分です。安倍政権は人命より、トルコへの原発輸出を優先したんだ。
"We wanted to set up the emergency hostage crisis headquarters in Turkey," a source close to Japan's National Police Agency who has had previous experience with international hostage situations told VICE News. "Turkey has successfully negotiated with ISIL to free hostages. They were the logical choice and the best choice… not Jordan. The Ministry of Economy, Trade, and Industry; MOFA; and the Cabinet office opposed our advice on the grounds it could negatively affect Japan's $22 billion deal with Turkey to build a nuclear power plant along the Black Sea. If things went wrong with Japan during the negotiations, Turkey might be reluctant to have new Japanese-built nuclear facilities on their soil for ISIL terrorists to attack."?
○和訳(by 藤原節男):日本の警察庁に近い筋の、国際的なさまざまな人質事件状況について経験を持っている人物は「我々は、トルコに人質対策本部を設置したかった」とVICEニュースに語った。
また「トルコは、これまで、人質を解放するために、ISIL(イスラム国)と成功裏に交渉してきた。トルコは、ヨルダンと違って、論理的な選択、最良の選択をしてきた。
経済産業省、外務省、内閣府は、トルコに人質対策本部を置くことが、黒海沿岸に原子力発電所を建設するというトルコとの220億ドルの契約にマイナスの影響を与える可能性があることを理由に、我々のアドバイスに反対した。
人質交渉で物事がうまくいかなかった場合は、ISILのテロリストが、原発を攻撃するから、トルコは、あたらしい日本製原子力施設を建設することに消極的になるかもしれない」とVICEニュースに語った。
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┗■2.2/7(土)テント撤去・原発再稼働を許すな!集会
| 日本教育会館に300人
| でもその日、テントには何人?
└──── 奥内知子、奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 少し早めに会場に着きました。たんぽぽ舎の皆さんはすでにフルパワーで忙しく準備をしていました。私も早速お手伝い。廊下で参加者の皆さんに資料を手渡しました。
18時30分、時間通りに開演、次々にゲストが登壇、その発言に大いに納得しながら聞きました。力強い言葉もあり、日々これでいいのかしら、大丈夫なのかしらとテントを心配していた私は少し安堵しました。(奥内知子)
○ 集会が終わり帰路につきましたが、気になることが心に残りました。
実はその日、私が昼過ぎにテントに行った時は、テント前は4人だけでした。夜の集会には会場に入りきれないほどの人(300人)が集まって、「テントを守ろう」と言っているわけですが、昼があの状態でいいのでしょうか。
2月26日の非常に大事な「テント裁判・第10回公判」を控えている今、皆さん、「テントを守ろう!」を会議場で言うのと同様に、テントへ出かけて行って、そこで「テントを守っているんだ!」と感じましょう。
テント周辺は土・日、休日は通行人や車の往来が少ないので、襲撃されやすい環境なのです。実際その日は右翼の攻撃があり、完全装備の機動隊も大勢出ていました。ですからテント前で守っている人が少ないと非常にまずいです。
是非、来てください。
それからもう一つ、「テントを守ろう」の集会はテントで開催するのがふさわしい。そこにテントが立っているのだから。(奥内幸子)
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┗■3.テント日誌2月8日(日)
| 経産省前テントひろば1257日商業用原発停止510日
| テント守る強い決意にうたれて…O子さん
└──── (I・K)
朝から曇り空、昨日の集会の事・東京新聞のピケティ教授インタビュー記事などを話しながら座り込んだ。昼近く美味しいおにぎりをたくさん持ってMさんが来てくれた。いつも一緒のルイちゃんは寒いので友達に預けて来たと言う。
ちょっぴり寂しかったけど…
暫らくして予報通り雨が落ちてきた。Mさん、Sさんと3人傘をさしてじっと座る。その後、第2テントのHさんもお弁当を作ってきてくれた。
そして関西から来て寄ってくれた男性をまじえて昼食会が始まった。
みんなそれぞれ午後の用事のため去って行き雨が激しくなってきたので当番だけ残って中に籠った。すると外で何やら物音がしたのでのぞいて見るとたんぽぽ舎のO子さんが椅子を出して一人座っていたのでびっくり!昨日も来て下さった。
しっかり雨対策をして1時間ほど座るから気にしないで中にいてと言う。
彼女のテントを守るという強い思いに打たれ、私もまた少しだけ付き合った。
少しして、近くに来たので寄ってくれたという女性が現れて交代しますと言ってくれ感謝。
O子さんが帰って間もなく雨はやみ4時頃応援の女性も帰ったので、泊まりの人が来るまで居て下さるというSさんと正清さんにお願いしてテントを去った。
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┗■4.まるで、福島第一原発事故などなかったかのような
| 経産省原子力政策担当者の回答に怒りの声が噴出
| 2月4-5日共同アクションに参加して
└──── 城 眞理(鹿児島在住)
○ 今回の共同アクションに鹿児島の女の1人として参加しました。一昨年、茨城から夫の故郷の鹿児島へ転居しましたが、それまでは東京での福島の女たちの行動に時々参加しておりましたので、懐かしい人たちに逢えたことは、何よりの喜びでした。とはいえ、彼女たちの身を削るような必死の活動にも関わらず、福島の事態に好転は見出せていません。
○ 昨年来、川内原発再稼働を巡っては、アリバイ作りと批判された形ばかりの住民説明会や市・県議会の再稼働容認、それを受けての伊藤知事の同意発表、最近では望月原子力防災担当大臣の現地視察など、住民無視での再稼働準備が進行中です。しかし、アンケート調査からも大多数の県民が、再稼働に疑問を持っていることが分かります。
福島からも東京からも遠く離れた九州です。頭では理解していても、実際に福島で起きていることが、伝わりにくい面もあり、それ故、川内が最初のターゲットになった点もあるのではないでしょうか。
○ 2月4日、議員会館で行われた経産省・規制委・内閣府との要請・交渉・質疑に於いて、経産省原子力政策担当者の発言は、3・11以前に、いわゆる安全神話として言われ続けてきた「原発はCO2を出さない。コストが低減。」等々、耳を疑う内容でした。まるで、あの事故がなかったかのようです。
私たち、特に福島の女たちからは怒りの声が噴出。胸が張り裂けんばかりの抗議の言葉は、鹿児島の私たちの心にも突き刺さります。鹿児島の若いママは、この交渉の最後に発言を求め、内閣府の担当者に「この福島の叫びを世に知らせるのが、あなたたちの務めではないですか。」と問いました。
福島の生の声を鹿児島の女たちは、しっかりと受け止めました。又、九電東京支社前・東電前での抗議活動にも参加しましたが、川内原発再稼働阻止を願う皆さんの熱意がヒシヒシと伝わってきました。
福島第一原発のような事故を再度起こさせてはならない。再稼働のスイッチを押させない。現地の私たちに託されたことは大変重いものです。2日間行動を共にした福島の女たちの思いを共有し、この大事な時期にできる限りのことをやらなくてはと思いました。
降雪のため帰路の飛行機の欠航が決まり、13名の鹿児島組は、予定を繰り上げて出発。5日午後の院内集会で会場の皆さんにご紹介できなかったことが、返すがえすも残念です。
福島と鹿児島の女たちの繋がりの場を創って下さった方々・支援して下さった方々・女たちを支えてくださった心優しき男たちへ、心から感謝申し上げます。
┏┓
┗■5.「2/15」川内原発・高浜原発再稼働を許すな!
| 現地闘争報告・討論集会「再稼働阻止全国ネットワーク」主催
└──── 天野惠一(再稼働阻止全国ネットワーク)
高浜原発3・4号炉(福井県)が、原子力規制委員会の基準適合通知を受けた(去年12月17日)。川内原発に次いで、高浜原発の再稼働の動きが 具体的な日程にのぼりだしてきたのだ。
今年は、私たちが予測した通り、再稼働ラッシュ攻撃の年になることはまちがいない。これを一つ一つストップ させ、原発ゼロに押し戻していく闘いに向け、私たちは、原発立地相互の闘いと、東京をはじめとする電力消費地の反原発のうねりをネットワークする運動を全力で担い続けてきた(東京では九州電力東京支社と規制庁への連続的な抗議行動を中心に)。
1月24日には鹿児島県薩摩川内市で「金曜行動」の再稼働反対へ向けた全国交流会が開催され、私たちも、まずこれに協力・参加し、翌1月15日 の「ストップ川内原発再稼働晏国集会」(主催3・11鹿児島集会実行委員会)にも大勢で参加し、檀上で力強く連帯のアッピールしデモストレーショ ンも共に展開した。 1月31日と2月1日の高浜原発再稼働阻止現地行動にも、20名で参加し、雪の降る中、現地の反対署名集め、ビラまき、車デモ。福井・京都・大阪・滋賀・神戸の友人たちと共に実行してきた。
さらには2月4日・5日の「原発いらない鹿児島の女たちと『福島の女たち』の呼びかけによる、東電本社・九電支社・規制委・経産省抗議行動への全面協力と参加……。
こうした、おびただしい数の行動をつみあげ続けている私たちの行動(主に現地合流行動)の多くの参加者の具体的な体験を相互に交流し、まだ参加していない人にもリアルにレポートするための集まり。
「川内・高浜原発再稼働を許すな!現地闘争報告討論集会」を2月15日に開催します。
正念場の運動をどう広く力強くしていくために、「具体的にどうする」、この実践的テーマに向けて、原発問題以外のテーマで、安倍政権の信じかたい悪政と闘っている人々にもできるだけ開いた討論会を準備しています。
多数の報告(者)あり、積極的参加を呼びかけます!
川内原発・高浜原発再稼働を許すな!現地闘争報告・討論集会
日時:2月15日(日)13時より17時 資料代:500円
場所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-0797
┏┓
┗■6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆2/14バレンタインスペシャル企画
アーサー・ビナード×鎌仲ひとみ×怒れる女子会と奈須りえ対談
「あなたが議員になったら何をしたいですか?」
対談型トークイベント「わたしが大田区議会議員になったら」
https://www.facebook.com/events/1543963222529726/?fref=ts
奈須りえ×アーサー・ビナード対談
奈須りえ×「特別ゲスト」を交えての対談 脱原発・再稼働反対!
鎌仲ひとみ 新作「小さき声のカノン」の予告編上映と対談
怒れる女子会:太田啓子 武井由起子(弁護士)が加わり、盛大にトーク
「アナタが区議会議員になったら…」※当日、多くの意見をお聞かせください。
日 時:2月14日(土)14時~16時半 *手話通訳あり
場 所:大田区民ホールアプリコB1展示室 定員400人
http://ticket-search.pia.jp/pia/venue/venue_access_map.do?venueCd=OTKA
JR蒲田駅東口徒歩5分 京急蒲田駅西口徒歩7分
参加費:1,000円 カップル割引2人で1,500円 フェアトレードチョコ付き!
(カップルは性別年齢不問 2名1組 お誘いの上いらした方)
主 催:市民シンクタンクまちづくり エンパワーメント
連絡先:向達(こうだつ)090-7256-3412
たんぽぽ舎です。【TMM:No2401】
2015年2月7日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働阻止の熱い思いで雪も溶けた?!
鹿児島&福島の女たち霞が関共同アクション
青山晴江(再稼働阻止ネット・たんぽぽ舎ボランティア).
◆雨の中のデモ 院内集会は満員
2月5日行動に参加して 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★2.今は福島のこと、明日はあなたのまちのことかも…
原発再稼働を阻止しよう (今後の方針)
柳田 真(再稼働阻止ネットワーク・たんぽぽ舎)
★3. 関西電力の高浜原発再稼働を許すな!
2月13日(金)東京支店前で怒りの抗議を!
山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.2月10日(火曜日)田中一郎さん学習会ちょぼゼミ3回目
放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)シーベルトへの疑問
冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★5.テント日誌2月4日(水)経産省前テントひろば1243日商業用原発停止506日
「鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」から
女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
★6.新聞より1つ
◆ 反・再稼働 意思示す 【金曜日の声 官邸前】
(2月7日東京新聞より)
━━━━━━━
※訂正をお願いします
2月6日付け【TMM:No2400】★4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
○の3番目の中位のところです
正:署名集めは私には向いていないと
誤:署名集めは私には無ていないと
━━━━━━━
┏┓
┗■1.再稼働阻止の熱い思いで雪も溶けた?!
| 鹿児島&福島の女たち霞が関共同アクション
└──── 青山晴江(再稼働阻止ネット・たんぽぽ舎ボランティア)
今回の行動で特筆すべきは、やはり鹿児島の女たち17名が初めて霞が関まで脱原発の行動を起こしに来たことではないでしょうか。きっかけは12月の再稼働阻止全国ネットワークの鹿児島での全国相談会で提案された、原発いらない福島の女たち・黒田さんの「2011年秋のように女たちが立ち上がる姿でインパクトを!」という発案でした。実現まで、そして当日、阻止ネット・鹿児島311実行委員会・全労協・たんぽぽ舎はじめ多くの団体、グループ、友人たちの支援・協力がありました。
鹿児島・福島で40人近く、その他各地よりのたくさんの女たちがのぼりや横断幕を持って、経産省・規制庁・内閣府・2度の院内集会・九電と東電抗議・労働者集会・デモと次々と動きました。5日は大雪予報でしたが、再稼働阻止の熱い思いが天に通じたのか雨ですみました。天に通じるのだから、政府をも動かす日もあるにちがいない、そんなことを思って傘をさしデモをしていました。
鹿児島の方が、福島の悲惨な状況と経験を、「初めて聞きました。」といい、福島の女たちが鹿児島の女たちの再稼働への不安を真摯に耳傾けて受け止めていました。このつながりが、さらに深まり広がり再稼働阻止への大きな力になることを信じています。
◆雨の中のデモ 院内集会は満員 2月5日行動に参加して
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
○ 2月4日(水)は寒いなりに天気には恵まれましたが、5日(木)は一転大雪になると脅かされていました
。しかし、とりあえず冷たいみぞれと雨でした。鹿児島から来られた方達は「飛行機が飛ばないかも」の心配から帰りを早めた方もいました。
デモは雨の中、11時半に日比谷公園霞門を出発。行動予定が詰まっていたため、デモコースはあまり長く取りませんでしたが、新橋のオフィス街のサラリーマンへのアピール。そして12時前後に通過した経済産業省別館(資源エネルギー庁が入っている)では昼食に庁舎から出てきた職員に「再稼働ハンターイ」と声を上げました。
○ 解散地点では12時10分くらいになったので、皆さん参議院会館に駆けつけました。
12時30分からは参議院会館講堂で院内集会。参加者はいっぱいで資料が足りなくなりました。
各地からの報告、議員要請。落合恵子さんは「言葉を失うようなことが多いが、しっかり訴えていこう」と語りかけ、しっかり元気をもらいました。
┏┓
┗■2.今は福島のこと、明日はあなたのまちのことかも…
| 原発再稼働を阻止しよう (今後の方針)
└──── 柳田 真(再稼働阻止ネットワーク・たんぽぽ舎)
方針
●目的 原発再稼働を阻止する
(原発再稼働したら、事故は必ずおきる:政府事故調査委 畑村元委員長)(毎日新聞1月29日記事)
第1は川内原発、第2は高浜原発・大飯原発、
第3は、伊方原発・玄海原発など…阻止!
●具体化
1.九電東京支社へ申入・抗議(プラス東電へ)
3月4日(水)17時30分から18時30分(毎月第1水曜)
2.スイッチを押させない!署名10万筆と九電本店(福岡)へ3月2日(月)
ハガキを出そう(3枚200円)
3.関電東京支社へ申入れ抗議 2月13日(金)17時30分から18時
2月27日(金)17時30分から18時
4.再稼働を止めるための討論会
2月15日(日)13時30分から17時 たんぽぽ舎
再稼働止めるための院内交渉・集会
2月19日(木)13時から17時 参議院講堂
5.5月全国相談会(金曜行動全国交流会も)予定
6.8月全国風船行動―夏風と放射能の流れ方・調べ
7.再稼働反対!ハガキを出そう
―川内原発ハガキ 3枚200円
―高浜原発ハガキ 3枚200円
―伊方原発ハガキ 3枚200円
8.テントを守ろう(撤去させるな)行動予定、
集会:2月7日(土)18時 日本教育会館、
集会:2月22日(日)13時30分から17時 スペースたんぽぽにて
裁判:2月26日(木)12時30分テント前にて集会 14時30分公判
★毎週水曜午後に会議(14時から17時)―再稼働NO! 福島に連帯
※この原稿は2月5日の「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」の院内行動の後半に、今後の再稼働反対方針として柳田が話した草稿です。
┏┓
┗■3.関西電力の高浜原発再稼働を許すな!
| 2月13日(金)東京支店前で怒りの抗議を!
└──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
昨年12月17日、関西電力の高浜原発3,4号炉は原子力規制委員会の新規制基準適合通知を受け、パブリックコメントを経て、規制委員会の正式認可を受けようとしています。規制庁は川内原発の17000通のパブコメさえ無視したやり方を、今回も繰り返すつもりです。そして規制庁は川内原発再稼働に向けた手続きとしておこなった、地元住民説明会さえやらずに済まそうとしています。若狭、近畿の人々の命は、それほど軽いのでしょうか!
今後地元では高浜町議会、福井県議会での再稼働容認決議をめぐり、議会内外での闘いが焦点となり、近畿、北陸地方を中心とした闘いが繰り広げられようとしています。
しかし皆さん! 福島原発事故の原因も解明されず、処理も終わらずに川内、高浜と経産省、規制庁の連続した再稼働策動をゆるせるでしょうか。
30年経過のポンコツ高浜原発3,4号機を再稼働させることはできません。
首都圏市民の皆さん!
私たちは、関電に再稼働ボタンを押させるわけにいきません。その為に今後関西電力東京支店への抗議行動を連続的に行います。
金曜行動の前に、高浜原発再稼働反対の抗議の声を関電東京支店(富国生命ビル9階)にぶつけよう!
高浜原発再稼働反対! 関電に再稼働ボタンは押させない!
関電東京支店抗議行動日
☆2月13日(金)時間17時半~18時
☆2月27日(金)時間17時半~18時
再稼働阻止全国ネットワーク(千代田区三崎町2-6 ダイナミックビル5階
たんぽぽ舎気付 070-6650-5549)
┏┓
┗■4.2月10日(火曜日)田中一郎さん学習会ちょぼゼミ3回目
| 放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)シーベルトへの疑問
└──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
2/10(火)開場18:30開会19時 講師 田中一郎さん
「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼちょぼゼミナール(ちょぼゼミ)その3」
「放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)「シーベルト」への疑問」
よくわからないが今更聞けないこと。その一つがシーベルトです。「生体の被ばくによる生物学的影響の大きさ(線量当量)を表す単位」と定義されています。「線量当量とは吸収線量(放射線から受けるエネルギー)に線質係数をかけたもの」と定義されています。しかし放射線を受けても熱を感じません。ガンマ線は電磁波なので人体を通過します。人体に与えるエネルギーをどうやって測るのでしょうか?ベータ線は
電子です。ベータ線は2-3cm位しか飛びません。線量計では測れないようです。槌田敦さんによると、ガンマ線による外部被ばくとベータ線による内部被ばくは、本質的に異なる。「ベータ線は生体組織内の電子との衝突を繰り返し、多数の電子を弾き飛ばしてエネルギーを失って止まる。そのため生体組織は各所で電子を失い、たとえば活性酸素化して、生体を破壊する。ガンマ線被ばくはシーベルトで、ベータ線被ばくはベクレルで表現しなければならない。ベータ線被ばくをシーベルトで表現するのは間違いである。」
田中一郎さんの説明はどうでしょうか? ―
┏┓
┗■5.テント日誌2月4日(水)経産省前テントひろば1243日商業用原発停止506日
| 「鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」から
| 女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
└────
○今日は川内原発再稼働阻止・原発いらない!「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」があったので昼過ぎテントに行った。
着いたらもうKさんがテーブルを出して受付の用意をしてくれていた。
1時ごろから続々と人が集まり、打ち合わせを終わった主催者も結集し、福島・鹿児島からの方の簡単なアピールの後、原子力規制委員会・内閣府・経産省前とそれぞれの持ち場に向かう。
私は経産省前抗議行動に参加して原発再稼働反対を叫んだ。司会者から経産省が女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
○抗議集会の後、官邸前にみんなが集まり抗議と報告があった。
福島の武藤さんからの要請に対する回答 各省庁は責任を擦り付け合うようだった。
何故再稼働をするのかについては
1)日本のエネルギー自給率は6%である。
2)温暖化問題に原発は有効
3)経済性の問題、原発はコストが低い。バランスの良いエネルギー供給のために必要などなどの答えだったそうです。
武藤さんは安全性を確保するためには原発を動かさない事、責任を取るためには辞める事しかないと仰っています。全くその通りだと思います。
私は夜他の勉強会に参加するので官邸前行動で去りました。
テントにはたくさんの方が来て下さり、カンパまでして頂いて感謝です。
○以下のURLで様子をご覧下さい。
テント前で http://twitcasting.tv/showering00/movie/139075295
14:00~16:15院内交渉集会-参議院議員会館B109(14:00~経産省。14:45~規制委員会。15:30~16:15内閣府。提出)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/139079471
◆15:30~17:00首相官邸前抗議・申し入れ行動
http://twitcasting.tv/showering00/movie/139107330
経産省前行動・官邸前行動
https://www.youtube.com/watch?v=0f9iy7eOnAE
○テントでの「お話と座談」(トーク)
2月11日(水・休日)午後2時から 最首悟さんのお話と座談(日程変更)
2月13日(金)午後7時30分~小熊英二さんのお話と座談
2月16日(月)午後6時30分~宮崎学・青木理さんの対談と座談
連絡 テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ
┏┓
┗■6.新聞より1つ
└────
◆ 反・再稼働 意思示す 【金曜日の声 官邸前】
神奈川県鎌倉市の地方公務員 中沢正人さん(52) 初めて参加した。震災後、途切れずにデモが続いているのはすごいこと。ずっと来たかった。邦人救出のため自衛隊を海外に派遣するのは、われわれが教わった憲法9条と違う。やめてほしい。
東京都大田区の無職 中西和子さん(67) 原発の再稼働について、世論調査では反対意見が多いのに、国会議員は賛成が多く、国民との意識に隔たりがある。反対の意思表示をできるのはここしかないと思い、できる限り参加している。
(2月7日東京新聞より)
2015年2月7日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働阻止の熱い思いで雪も溶けた?!
鹿児島&福島の女たち霞が関共同アクション
青山晴江(再稼働阻止ネット・たんぽぽ舎ボランティア).
◆雨の中のデモ 院内集会は満員
2月5日行動に参加して 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★2.今は福島のこと、明日はあなたのまちのことかも…
原発再稼働を阻止しよう (今後の方針)
柳田 真(再稼働阻止ネットワーク・たんぽぽ舎)
★3. 関西電力の高浜原発再稼働を許すな!
2月13日(金)東京支店前で怒りの抗議を!
山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.2月10日(火曜日)田中一郎さん学習会ちょぼゼミ3回目
放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)シーベルトへの疑問
冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★5.テント日誌2月4日(水)経産省前テントひろば1243日商業用原発停止506日
「鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」から
女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
★6.新聞より1つ
◆ 反・再稼働 意思示す 【金曜日の声 官邸前】
(2月7日東京新聞より)
━━━━━━━
※訂正をお願いします
2月6日付け【TMM:No2400】★4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
○の3番目の中位のところです
正:署名集めは私には向いていないと
誤:署名集めは私には無ていないと
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┗■1.再稼働阻止の熱い思いで雪も溶けた?!
| 鹿児島&福島の女たち霞が関共同アクション
└──── 青山晴江(再稼働阻止ネット・たんぽぽ舎ボランティア)
今回の行動で特筆すべきは、やはり鹿児島の女たち17名が初めて霞が関まで脱原発の行動を起こしに来たことではないでしょうか。きっかけは12月の再稼働阻止全国ネットワークの鹿児島での全国相談会で提案された、原発いらない福島の女たち・黒田さんの「2011年秋のように女たちが立ち上がる姿でインパクトを!」という発案でした。実現まで、そして当日、阻止ネット・鹿児島311実行委員会・全労協・たんぽぽ舎はじめ多くの団体、グループ、友人たちの支援・協力がありました。
鹿児島・福島で40人近く、その他各地よりのたくさんの女たちがのぼりや横断幕を持って、経産省・規制庁・内閣府・2度の院内集会・九電と東電抗議・労働者集会・デモと次々と動きました。5日は大雪予報でしたが、再稼働阻止の熱い思いが天に通じたのか雨ですみました。天に通じるのだから、政府をも動かす日もあるにちがいない、そんなことを思って傘をさしデモをしていました。
鹿児島の方が、福島の悲惨な状況と経験を、「初めて聞きました。」といい、福島の女たちが鹿児島の女たちの再稼働への不安を真摯に耳傾けて受け止めていました。このつながりが、さらに深まり広がり再稼働阻止への大きな力になることを信じています。
◆雨の中のデモ 院内集会は満員 2月5日行動に参加して
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
○ 2月4日(水)は寒いなりに天気には恵まれましたが、5日(木)は一転大雪になると脅かされていました
。しかし、とりあえず冷たいみぞれと雨でした。鹿児島から来られた方達は「飛行機が飛ばないかも」の心配から帰りを早めた方もいました。
デモは雨の中、11時半に日比谷公園霞門を出発。行動予定が詰まっていたため、デモコースはあまり長く取りませんでしたが、新橋のオフィス街のサラリーマンへのアピール。そして12時前後に通過した経済産業省別館(資源エネルギー庁が入っている)では昼食に庁舎から出てきた職員に「再稼働ハンターイ」と声を上げました。
○ 解散地点では12時10分くらいになったので、皆さん参議院会館に駆けつけました。
12時30分からは参議院会館講堂で院内集会。参加者はいっぱいで資料が足りなくなりました。
各地からの報告、議員要請。落合恵子さんは「言葉を失うようなことが多いが、しっかり訴えていこう」と語りかけ、しっかり元気をもらいました。
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┗■2.今は福島のこと、明日はあなたのまちのことかも…
| 原発再稼働を阻止しよう (今後の方針)
└──── 柳田 真(再稼働阻止ネットワーク・たんぽぽ舎)
方針
●目的 原発再稼働を阻止する
(原発再稼働したら、事故は必ずおきる:政府事故調査委 畑村元委員長)(毎日新聞1月29日記事)
第1は川内原発、第2は高浜原発・大飯原発、
第3は、伊方原発・玄海原発など…阻止!
●具体化
1.九電東京支社へ申入・抗議(プラス東電へ)
3月4日(水)17時30分から18時30分(毎月第1水曜)
2.スイッチを押させない!署名10万筆と九電本店(福岡)へ3月2日(月)
ハガキを出そう(3枚200円)
3.関電東京支社へ申入れ抗議 2月13日(金)17時30分から18時
2月27日(金)17時30分から18時
4.再稼働を止めるための討論会
2月15日(日)13時30分から17時 たんぽぽ舎
再稼働止めるための院内交渉・集会
2月19日(木)13時から17時 参議院講堂
5.5月全国相談会(金曜行動全国交流会も)予定
6.8月全国風船行動―夏風と放射能の流れ方・調べ
7.再稼働反対!ハガキを出そう
―川内原発ハガキ 3枚200円
―高浜原発ハガキ 3枚200円
―伊方原発ハガキ 3枚200円
8.テントを守ろう(撤去させるな)行動予定、
集会:2月7日(土)18時 日本教育会館、
集会:2月22日(日)13時30分から17時 スペースたんぽぽにて
裁判:2月26日(木)12時30分テント前にて集会 14時30分公判
★毎週水曜午後に会議(14時から17時)―再稼働NO! 福島に連帯
※この原稿は2月5日の「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」の院内行動の後半に、今後の再稼働反対方針として柳田が話した草稿です。
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┗■3.関西電力の高浜原発再稼働を許すな!
| 2月13日(金)東京支店前で怒りの抗議を!
└──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
昨年12月17日、関西電力の高浜原発3,4号炉は原子力規制委員会の新規制基準適合通知を受け、パブリックコメントを経て、規制委員会の正式認可を受けようとしています。規制庁は川内原発の17000通のパブコメさえ無視したやり方を、今回も繰り返すつもりです。そして規制庁は川内原発再稼働に向けた手続きとしておこなった、地元住民説明会さえやらずに済まそうとしています。若狭、近畿の人々の命は、それほど軽いのでしょうか!
今後地元では高浜町議会、福井県議会での再稼働容認決議をめぐり、議会内外での闘いが焦点となり、近畿、北陸地方を中心とした闘いが繰り広げられようとしています。
しかし皆さん! 福島原発事故の原因も解明されず、処理も終わらずに川内、高浜と経産省、規制庁の連続した再稼働策動をゆるせるでしょうか。
30年経過のポンコツ高浜原発3,4号機を再稼働させることはできません。
首都圏市民の皆さん!
私たちは、関電に再稼働ボタンを押させるわけにいきません。その為に今後関西電力東京支店への抗議行動を連続的に行います。
金曜行動の前に、高浜原発再稼働反対の抗議の声を関電東京支店(富国生命ビル9階)にぶつけよう!
高浜原発再稼働反対! 関電に再稼働ボタンは押させない!
関電東京支店抗議行動日
☆2月13日(金)時間17時半~18時
☆2月27日(金)時間17時半~18時
再稼働阻止全国ネットワーク(千代田区三崎町2-6 ダイナミックビル5階
たんぽぽ舎気付 070-6650-5549)
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┗■4.2月10日(火曜日)田中一郎さん学習会ちょぼゼミ3回目
| 放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)シーベルトへの疑問
└──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
2/10(火)開場18:30開会19時 講師 田中一郎さん
「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼちょぼゼミナール(ちょぼゼミ)その3」
「放射線被曝を理解するための基礎知識と(被ばくの評価単位)「シーベルト」への疑問」
よくわからないが今更聞けないこと。その一つがシーベルトです。「生体の被ばくによる生物学的影響の大きさ(線量当量)を表す単位」と定義されています。「線量当量とは吸収線量(放射線から受けるエネルギー)に線質係数をかけたもの」と定義されています。しかし放射線を受けても熱を感じません。ガンマ線は電磁波なので人体を通過します。人体に与えるエネルギーをどうやって測るのでしょうか?ベータ線は
電子です。ベータ線は2-3cm位しか飛びません。線量計では測れないようです。槌田敦さんによると、ガンマ線による外部被ばくとベータ線による内部被ばくは、本質的に異なる。「ベータ線は生体組織内の電子との衝突を繰り返し、多数の電子を弾き飛ばしてエネルギーを失って止まる。そのため生体組織は各所で電子を失い、たとえば活性酸素化して、生体を破壊する。ガンマ線被ばくはシーベルトで、ベータ線被ばくはベクレルで表現しなければならない。ベータ線被ばくをシーベルトで表現するのは間違いである。」
田中一郎さんの説明はどうでしょうか? ―
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┗■5.テント日誌2月4日(水)経産省前テントひろば1243日商業用原発停止506日
| 「鹿児島の女たち&福島の女たち共同アクション」から
| 女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
└────
○今日は川内原発再稼働阻止・原発いらない!「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」があったので昼過ぎテントに行った。
着いたらもうKさんがテーブルを出して受付の用意をしてくれていた。
1時ごろから続々と人が集まり、打ち合わせを終わった主催者も結集し、福島・鹿児島からの方の簡単なアピールの後、原子力規制委員会・内閣府・経産省前とそれぞれの持ち場に向かう。
私は経産省前抗議行動に参加して原発再稼働反対を叫んだ。司会者から経産省が女たちの要請書を受け取らなかったということを聞き新たな怒りを覚える。
○抗議集会の後、官邸前にみんなが集まり抗議と報告があった。
福島の武藤さんからの要請に対する回答 各省庁は責任を擦り付け合うようだった。
何故再稼働をするのかについては
1)日本のエネルギー自給率は6%である。
2)温暖化問題に原発は有効
3)経済性の問題、原発はコストが低い。バランスの良いエネルギー供給のために必要などなどの答えだったそうです。
武藤さんは安全性を確保するためには原発を動かさない事、責任を取るためには辞める事しかないと仰っています。全くその通りだと思います。
私は夜他の勉強会に参加するので官邸前行動で去りました。
テントにはたくさんの方が来て下さり、カンパまでして頂いて感謝です。
○以下のURLで様子をご覧下さい。
テント前で http://twitcasting.tv/showering00/movie/139075295
14:00~16:15院内交渉集会-参議院議員会館B109(14:00~経産省。14:45~規制委員会。15:30~16:15内閣府。提出)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/139079471
◆15:30~17:00首相官邸前抗議・申し入れ行動
http://twitcasting.tv/showering00/movie/139107330
経産省前行動・官邸前行動
https://www.youtube.com/watch?v=0f9iy7eOnAE
○テントでの「お話と座談」(トーク)
2月11日(水・休日)午後2時から 最首悟さんのお話と座談(日程変更)
2月13日(金)午後7時30分~小熊英二さんのお話と座談
2月16日(月)午後6時30分~宮崎学・青木理さんの対談と座談
連絡 テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ
┏┓
┗■6.新聞より1つ
└────
◆ 反・再稼働 意思示す 【金曜日の声 官邸前】
神奈川県鎌倉市の地方公務員 中沢正人さん(52) 初めて参加した。震災後、途切れずにデモが続いているのはすごいこと。ずっと来たかった。邦人救出のため自衛隊を海外に派遣するのは、われわれが教わった憲法9条と違う。やめてほしい。
東京都大田区の無職 中西和子さん(67) 原発の再稼働について、世論調査では反対意見が多いのに、国会議員は賛成が多く、国民との意識に隔たりがある。反対の意思表示をできるのはここしかないと思い、できる限り参加している。
(2月7日東京新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2400】
2015年2月6日(金)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「省庁申し入れ交渉」報告
「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
当該工事を着手することは出来ない
山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.2/4経済産業省前行動に参加して
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
鈴木千津子(たんぽぽ舎)
★3.2月4日の
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
@keitarou1212
★4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
主催:どうする!会議 会場:会津若松市文化センター(福島県)
★6.新聞より4つ
◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ
(2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機
3年間 存在ない計器も「実施」 (2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
(2月5日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※2/7『テント撤去・原発再稼働を許さない大集会』にご参加を!
講演:「福島小児甲状腺ガンは異常多発」 講師:高松医師
日時:2月7日(土)18:30開会
会場:日本教育会館
主催:経産省前テントひろば/テント応援団
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「省庁申し入れ交渉」報告
| 「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
| 「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
| 当該工事を着手することは出来ない
└──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
2月4日、「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて、議員会館に於いて、「省庁申し入れ交渉」が行われた。経産省、規制庁、内閣府の各原発関連担当官に各45分ずつの、質疑応答交渉である。各担当官の回答は、あまりにも紋切り型の回答であり、特に経産省の小役人の回答はひどかった。
○ 資源エネ庁、原子力政策課村上は、今後も原発政策を進める理由として、「規制庁の厳しい審査がある、CО2問題、経済的な効率性が良い、国民生活の安定、エネルギ―の安定性、等」と福島第一原発事故等なかったかのような回答をした。これに対して、福島の黒田節子さんは、涙ながらに抗議した。「そんな回答は許せない。あまりに情けなくて涙が出る。事故が起きた時の経済性はどう考える!」彼らの回答はほぼ能面人間の回答であり、事故の反省など何もなく、「信頼回復に努める」「新しい規制基準を作った」との発言であり、福島の被害者を目の前にして何の謝罪も、責任を感じている痛みもない。
○ 次の規制庁との質疑の中で、「原子炉等規制法」43条3の9にある「工事計画認可」について驚くべき回答が返ってきた。法律では、「工事計画認可」が取得され、着手届けである「工事計画届」(43条3の10)が提出されてから、30日を経過しなければ、当該工事を着手することは出来ない。のに…
ところが現実は川内原発では連日、数千人の作業員が「工事計画認可申請」が認可されないのに、当該工事を施工しているのである。この違法工事について規制庁担当官に質問したところ、驚くべき回答であった。「3.11以後各原発に緊急補強工事を指示した。その連続の中で工事を進めている」というのだ。
私の「緊急工事と、認可工事は何処で区別しているのだ。」「認可工事は、工事計画認可が取得されなくては工事が出来ないであろう」「法律違反ではないか」という追及に対して「連続して工事している」を繰り返すばかりであった。
まさにデタラメであり、「官民原子力共同体」そのものである。全てが電気事業者任せであり、規制庁の仕事は、書類上のつじつま合わせに過ぎない。これだから「工事計画認可」=「再稼動」なのである。
○ 本来の「原子炉等規制法」に基づけば、認可後工事は後2~3年はかかるはずである。 再稼働などまだまだである。「原子力ムラ」、まさにそのとおりであり、彼らの世界には「法を守る」などという考えはない。
多分「法を守る」のは庶民に強制された事でしかない。
┏┓
┗■2.2/4経済産業省前行動に参加して
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
└──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)
川内原発再稼働阻止・原発いらない!
「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」
〈呼びかけ〉原発いらない鹿児島の女たち/原発いらない福島の女たち
〇2月4日(水)は12時から20時30分まで
日比谷図書館会議室→経産省前行動・規制委前行動・省庁申し入れ交渉→官邸前抗議→労働者集会→九電東京支社抗議→東電本店前抗議と盛りだくさんの行動スケジュールが組み込まれました。
経産省行動に参加して、80名強で抗議行動をしました。経産省は門を閉ざし守衛さんのみが4人門前に立ちはだかり、省庁に出入りする人をさばいていた。
〇抗議に参加の人々は、「福島の悲痛な現状と原発事故による補償もなく、家族はばらばら!」「福島第一原発事故の終息もなし」で、九州電力・国・規制委員会は川内(鹿児島)原発再稼働へ進もうとしている。「こんな矛盾だらけの再稼働は断固反対」と全員で訴えました。
テント撤去は、国や東京電力が被害にあった人達に手厚く補償し全ての原発―再稼働を断念した時に考えるべきで、今はまだそんな段階ではない。
「経産省前テントひろば」のテントは、皆の声を世界に届けるシンボルとなっている。テント撤去は断固反対と訴えました。
┏┓
┗■3.2月4日の
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
└──── @keitarou1212(ツイッター)
2月4日の行動のネット中継(ツイキャス)アーカイブのアドレスを
お知らせします。
原子力規制庁
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079185
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079758
官邸前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139097393
九電東京支社前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139120547
┏┓
┗■4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
| 新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
| 高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
└──── 鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
○昨年12月に高浜行き情報を目にしたとき「チャンス!」と申し込んだ。現地での活動内容は「車デモと戸別ポスティング」。詳しく書かれていない。ところが行ってみて1日目、署名集めの難しさと空しさと、大げさに言えば、再稼働阻止と住民の反応の差の大きさに落胆した。
原発賛成を言う地元の人に対し、原発反対を訴える勇気・気力・自信がない私に署名活動など無理、と落ち込んでしまった。高浜に来たくて来たけれど、活動内容を吟味すべきだったのか・・・。
○2013年12月、伊方での城山公園での大集会と雨にぬれながらの町中デモ、2014年7月の「福島を忘れないシンポ」と翌日の富岡町等へのバス視察。同9月鹿児島、川内原発ゲート前での抗議と、天文館公園での真夏の太陽のもと大勢の熱い暑い大集会等に参加してきた。これらの集会で、自分の周りには反原発の人が居て、原発反対の話のみが渦巻いていた。自分もその中にどっぷり浸り、反対しない人なんていないと錯覚する雰囲気だった。こんな集会が原発現地で開かれ、あれだけの人が集まるなら日本の原発は近いうちに廃炉にできる、と期待できるような集会であった。
ところが、高浜は違った。企画と活動内容がまったく違うので比べること自体がおかしいとは思うが、家から6時間かけて行った小浜。私が接した住民は原発反対の人がひとりもいなかったのだ。霰(あられ)混じりの雪の中、一軒一軒戸別訪問し、高浜原発反対の署名集めを約1時間行った。土曜日なのに、寒いためか歩いている人は1人もいない。
○まずチャイムをさがして押す。誰も出てこない。ポストを見ると一杯で空家だった。次の家でチャイムを押すとまた誰も出てこない。ポストにチラシを入れて次の家へ。留守や空家が多いのも印象に残った。やっと家人が出てきたお宅で原発反対署名の話を出すと、相手の笑顔が消えドアを閉められた。足取りも重く次の家へ。若いお母さんが出てきたので主旨を説明すると「忙しいので」とのこと。次の家でチャイムを押すと留守らしく誰も出てこない。家の玄関に公明党のポスターが貼ってある家はパス。ある家で、東京から来たことを知り「ごくろう様です」と言われ、署名はもらえなかったがこの一言で少し顔が上を向いた。時計を見ると、始めてからまだ20分しか経っていない。署名集めは私には無ていないと思い始め、足が止まってしまった。しかし、ここまで来て何もせず帰るなんてあまりに情けない、せめて、1人の署名をもらうまでやろうと思い直し、歩き出す。チャイムを押した時、誰か出てきてほしいと思う反面、留守であってほしいと思う自分もいて、複雑な心境とはこのことか、とひとり苦笑した。40分経っても署名用紙は白紙。商店があったので入っku椏「澆拭M菲・亮膸櫃鯏舛┐襪函◆峺業・鬚箸瓩討眛鐱椶藁匹・覆蕕鵝F・鮖箸辰得・A澗里鯤僂┐覆い肇瀬瓩澄廚髪筺垢範辰鬚気譴拭・呂犬瓩里Δ舛六・屬・弔屬譴椴匹・辰燭隼廚辰燭・△世鵑世鷸・屬・い砲覆蠅世靴拭O辰鮗廚螻阿惱个燭蕋柑・舛腓Δ鼻0賁召僚靆召發箸譴紺鼎させ・舛砲覆辰討い襪箸海蹐膨匹ぢ任舛鬚・韻襪茲Δ塀侏荵・・圓辰討い拭1悗泙覗・蠅冒・蠅笋辰箸了廚い任燭匹蠱紊・函∪磴涼罅・廚・箸衫・辰討い拭・笋鮹気靴討い燭里・隼廚い④筺岾Г匹海砲い襪里・・・發い覆い鵑世茵廚函I廚癸柑・瓩・鳳悗僕茲拭・弦臂貊蠅鯤垢い審个┐・覆ぁ・柑・弦腓了・屬鮗蕕蕕覆・辰身鵑呂△襪・⊇靆廠萋阿馬辰傾・犹・蝋佑┐蕕譴襪世蹐Α1悗烹桶・・△襪里鮓・弔院・・覆鬚里椶襪班・阿涼罎・蘋爾・・笋辰塙舂・任④拭・曚辰箸垢襦・・w)○2日目、「大飯原発と高浜原発を見たあと署名集め」の予定が変更され、いきなり署名集めとなる。昨日は1人でまわったが、この日は2人一組でまわった。訪問軒数は減るが、初心者にはこれがいい。この日も収穫はなかったが、「私はずっとここに住み、関電のおかげで豊かさが増した。原発のこわさはあるが、点検・修理を徹底し、再稼働を望む。新たに作るのは反対するけど、今ある原発は動かすべきた。東京の人にはこの気持ちは伝わらない」と言われ、話してくれたことに礼を述べ、退去した。
○午後は高浜原発ゲート前を通り、対岸から原発をながめ、本郷駅で解散となる。原発についての知識をもっと増やし、精神的にも強くならないと次の一歩は出ない。しかし、新しい同士と話をすることができ、知人も増え、高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になると確信している。
高浜行きのチャンスをくれたたんぽぽ舎に感謝しています。
┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
日 時:2015年2月20日(金)10:00から22日(日)16:00の3日間
会 場:会津若松市文化センター(福島県)
主 催:どうする!会議
連絡先:〒965-0103会津若松市真宮新町南四丁目61番地
TEL 090-4555-5225 fax 0242-58-3507
e-mail:masui3507@agate.plala.or.jp
原発事故の教訓を生かせるかどうか?
今、私たち一人一人が問われる中、新しい価値観による社会づくりを目指して誰もが本音で語り合える場作り、学習の場を創造します。
教育委員会を、そして行政を巻き込んでの3日間に渡る市民ムーブメントが会津から始まりました。詳細はコチラです
→http://eki-fueki.sakura.ne.jp/do-kaigi/saloon/pdf/150112194308.pdf
┏┓
┗■6.新聞より4つ
└────
◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
九州電力は5日、川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働に必要な工事計画の修正文書(補正書)を原子力規制委員会に提出する時期について、1号機は2月末ごろ、2号機は3月末ごろと明らかにした。九電は当初、昨年中に提出する予定だった。運転方法を定める保安規定の補正書の提出も3月末となり、1号機の再稼働は今夏以降になる公算が大きくなった。2号機の再稼働はさらに遅れる見通し。
これまで川内原発の再稼働は今春以降とされていたが、工事計画の認可後に受ける使用前検査に数カ月かかるため、今夏以降にずれ込む見込みとなった。
九電は昨年10月、1、2号機の工事計画認可の申請を提出したものの、不備や記載漏れがあり、規制委から補正書の提出を求められていた。九電の中村明上席執行役員は「設備の強度や耐震の検討に時間がかかった」と説明した。
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ (2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機 3年間 存在ない計器も「実施」
東北電力は4日、東日本大震災で被災した女川原発2号機(宮城県)の3年間の設備点検結果に、記録の不備が4188件見つかったと発表した。点検箇所に存在しないはずの計器や部品を「点検した」としていた例が207件あったほか、測定時刻などの記載漏れも多かった。(後略)(2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
九州電力は4日、太陽光発電の買い取り再開に関する事業者向けの説明会を九州7県で開いた。従来に比べて買い取り条件が厳しくなり、九電の要請があれば発電を抑制しなければならず、参加者からは「事業からの撤退を仕向けているのではないか」などと不満の声が相次いだ。(後略)(2月5日東京新聞より抜粋)
2015年2月6日(金)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「省庁申し入れ交渉」報告
「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
当該工事を着手することは出来ない
山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.2/4経済産業省前行動に参加して
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
鈴木千津子(たんぽぽ舎)
★3.2月4日の
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
@keitarou1212
★4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
主催:どうする!会議 会場:会津若松市文化センター(福島県)
★6.新聞より4つ
◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ
(2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機
3年間 存在ない計器も「実施」 (2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
(2月5日東京新聞より抜粋)
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※2/7『テント撤去・原発再稼働を許さない大集会』にご参加を!
講演:「福島小児甲状腺ガンは異常多発」 講師:高松医師
日時:2月7日(土)18:30開会
会場:日本教育会館
主催:経産省前テントひろば/テント応援団
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┗■1.「省庁申し入れ交渉」報告
| 「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
| 「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
| 当該工事を着手することは出来ない
└──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
2月4日、「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて、議員会館に於いて、「省庁申し入れ交渉」が行われた。経産省、規制庁、内閣府の各原発関連担当官に各45分ずつの、質疑応答交渉である。各担当官の回答は、あまりにも紋切り型の回答であり、特に経産省の小役人の回答はひどかった。
○ 資源エネ庁、原子力政策課村上は、今後も原発政策を進める理由として、「規制庁の厳しい審査がある、CО2問題、経済的な効率性が良い、国民生活の安定、エネルギ―の安定性、等」と福島第一原発事故等なかったかのような回答をした。これに対して、福島の黒田節子さんは、涙ながらに抗議した。「そんな回答は許せない。あまりに情けなくて涙が出る。事故が起きた時の経済性はどう考える!」彼らの回答はほぼ能面人間の回答であり、事故の反省など何もなく、「信頼回復に努める」「新しい規制基準を作った」との発言であり、福島の被害者を目の前にして何の謝罪も、責任を感じている痛みもない。
○ 次の規制庁との質疑の中で、「原子炉等規制法」43条3の9にある「工事計画認可」について驚くべき回答が返ってきた。法律では、「工事計画認可」が取得され、着手届けである「工事計画届」(43条3の10)が提出されてから、30日を経過しなければ、当該工事を着手することは出来ない。のに…
ところが現実は川内原発では連日、数千人の作業員が「工事計画認可申請」が認可されないのに、当該工事を施工しているのである。この違法工事について規制庁担当官に質問したところ、驚くべき回答であった。「3.11以後各原発に緊急補強工事を指示した。その連続の中で工事を進めている」というのだ。
私の「緊急工事と、認可工事は何処で区別しているのだ。」「認可工事は、工事計画認可が取得されなくては工事が出来ないであろう」「法律違反ではないか」という追及に対して「連続して工事している」を繰り返すばかりであった。
まさにデタラメであり、「官民原子力共同体」そのものである。全てが電気事業者任せであり、規制庁の仕事は、書類上のつじつま合わせに過ぎない。これだから「工事計画認可」=「再稼動」なのである。
○ 本来の「原子炉等規制法」に基づけば、認可後工事は後2~3年はかかるはずである。 再稼働などまだまだである。「原子力ムラ」、まさにそのとおりであり、彼らの世界には「法を守る」などという考えはない。
多分「法を守る」のは庶民に強制された事でしかない。
┏┓
┗■2.2/4経済産業省前行動に参加して
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
└──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)
川内原発再稼働阻止・原発いらない!
「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」
〈呼びかけ〉原発いらない鹿児島の女たち/原発いらない福島の女たち
〇2月4日(水)は12時から20時30分まで
日比谷図書館会議室→経産省前行動・規制委前行動・省庁申し入れ交渉→官邸前抗議→労働者集会→九電東京支社抗議→東電本店前抗議と盛りだくさんの行動スケジュールが組み込まれました。
経産省行動に参加して、80名強で抗議行動をしました。経産省は門を閉ざし守衛さんのみが4人門前に立ちはだかり、省庁に出入りする人をさばいていた。
〇抗議に参加の人々は、「福島の悲痛な現状と原発事故による補償もなく、家族はばらばら!」「福島第一原発事故の終息もなし」で、九州電力・国・規制委員会は川内(鹿児島)原発再稼働へ進もうとしている。「こんな矛盾だらけの再稼働は断固反対」と全員で訴えました。
テント撤去は、国や東京電力が被害にあった人達に手厚く補償し全ての原発―再稼働を断念した時に考えるべきで、今はまだそんな段階ではない。
「経産省前テントひろば」のテントは、皆の声を世界に届けるシンボルとなっている。テント撤去は断固反対と訴えました。
┏┓
┗■3.2月4日の
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
└──── @keitarou1212(ツイッター)
2月4日の行動のネット中継(ツイキャス)アーカイブのアドレスを
お知らせします。
原子力規制庁
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079185
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079758
官邸前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139097393
九電東京支社前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139120547
┏┓
┗■4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
| 新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
| 高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
└──── 鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
○昨年12月に高浜行き情報を目にしたとき「チャンス!」と申し込んだ。現地での活動内容は「車デモと戸別ポスティング」。詳しく書かれていない。ところが行ってみて1日目、署名集めの難しさと空しさと、大げさに言えば、再稼働阻止と住民の反応の差の大きさに落胆した。
原発賛成を言う地元の人に対し、原発反対を訴える勇気・気力・自信がない私に署名活動など無理、と落ち込んでしまった。高浜に来たくて来たけれど、活動内容を吟味すべきだったのか・・・。
○2013年12月、伊方での城山公園での大集会と雨にぬれながらの町中デモ、2014年7月の「福島を忘れないシンポ」と翌日の富岡町等へのバス視察。同9月鹿児島、川内原発ゲート前での抗議と、天文館公園での真夏の太陽のもと大勢の熱い暑い大集会等に参加してきた。これらの集会で、自分の周りには反原発の人が居て、原発反対の話のみが渦巻いていた。自分もその中にどっぷり浸り、反対しない人なんていないと錯覚する雰囲気だった。こんな集会が原発現地で開かれ、あれだけの人が集まるなら日本の原発は近いうちに廃炉にできる、と期待できるような集会であった。
ところが、高浜は違った。企画と活動内容がまったく違うので比べること自体がおかしいとは思うが、家から6時間かけて行った小浜。私が接した住民は原発反対の人がひとりもいなかったのだ。霰(あられ)混じりの雪の中、一軒一軒戸別訪問し、高浜原発反対の署名集めを約1時間行った。土曜日なのに、寒いためか歩いている人は1人もいない。
○まずチャイムをさがして押す。誰も出てこない。ポストを見ると一杯で空家だった。次の家でチャイムを押すとまた誰も出てこない。ポストにチラシを入れて次の家へ。留守や空家が多いのも印象に残った。やっと家人が出てきたお宅で原発反対署名の話を出すと、相手の笑顔が消えドアを閉められた。足取りも重く次の家へ。若いお母さんが出てきたので主旨を説明すると「忙しいので」とのこと。次の家でチャイムを押すと留守らしく誰も出てこない。家の玄関に公明党のポスターが貼ってある家はパス。ある家で、東京から来たことを知り「ごくろう様です」と言われ、署名はもらえなかったがこの一言で少し顔が上を向いた。時計を見ると、始めてからまだ20分しか経っていない。署名集めは私には無ていないと思い始め、足が止まってしまった。しかし、ここまで来て何もせず帰るなんてあまりに情けない、せめて、1人の署名をもらうまでやろうと思い直し、歩き出す。チャイムを押した時、誰か出てきてほしいと思う反面、留守であってほしいと思う自分もいて、複雑な心境とはこのことか、とひとり苦笑した。40分経っても署名用紙は白紙。商店があったので入っku椏「澆拭M菲・亮膸櫃鯏舛┐襪函◆峺業・鬚箸瓩討眛鐱椶藁匹・覆蕕鵝F・鮖箸辰得・A澗里鯤僂┐覆い肇瀬瓩澄廚髪筺垢範辰鬚気譴拭・呂犬瓩里Δ舛六・屬・弔屬譴椴匹・辰燭隼廚辰燭・△世鵑世鷸・屬・い砲覆蠅世靴拭O辰鮗廚螻阿惱个燭蕋柑・舛腓Δ鼻0賁召僚靆召發箸譴紺鼎させ・舛砲覆辰討い襪箸海蹐膨匹ぢ任舛鬚・韻襪茲Δ塀侏荵・・圓辰討い拭1悗泙覗・蠅冒・蠅笋辰箸了廚い任燭匹蠱紊・函∪磴涼罅・廚・箸衫・辰討い拭・笋鮹気靴討い燭里・隼廚い④筺岾Г匹海砲い襪里・・・發い覆い鵑世茵廚函I廚癸柑・瓩・鳳悗僕茲拭・弦臂貊蠅鯤垢い審个┐・覆ぁ・柑・弦腓了・屬鮗蕕蕕覆・辰身鵑呂△襪・⊇靆廠萋阿馬辰傾・犹・蝋佑┐蕕譴襪世蹐Α1悗烹桶・・△襪里鮓・弔院・・覆鬚里椶襪班・阿涼罎・蘋爾・・笋辰塙舂・任④拭・曚辰箸垢襦・・w)○2日目、「大飯原発と高浜原発を見たあと署名集め」の予定が変更され、いきなり署名集めとなる。昨日は1人でまわったが、この日は2人一組でまわった。訪問軒数は減るが、初心者にはこれがいい。この日も収穫はなかったが、「私はずっとここに住み、関電のおかげで豊かさが増した。原発のこわさはあるが、点検・修理を徹底し、再稼働を望む。新たに作るのは反対するけど、今ある原発は動かすべきた。東京の人にはこの気持ちは伝わらない」と言われ、話してくれたことに礼を述べ、退去した。
○午後は高浜原発ゲート前を通り、対岸から原発をながめ、本郷駅で解散となる。原発についての知識をもっと増やし、精神的にも強くならないと次の一歩は出ない。しかし、新しい同士と話をすることができ、知人も増え、高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になると確信している。
高浜行きのチャンスをくれたたんぽぽ舎に感謝しています。
┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
日 時:2015年2月20日(金)10:00から22日(日)16:00の3日間
会 場:会津若松市文化センター(福島県)
主 催:どうする!会議
連絡先:〒965-0103会津若松市真宮新町南四丁目61番地
TEL 090-4555-5225 fax 0242-58-3507
e-mail:masui3507@agate.plala.or.jp
原発事故の教訓を生かせるかどうか?
今、私たち一人一人が問われる中、新しい価値観による社会づくりを目指して誰もが本音で語り合える場作り、学習の場を創造します。
教育委員会を、そして行政を巻き込んでの3日間に渡る市民ムーブメントが会津から始まりました。詳細はコチラです
→http://eki-fueki.sakura.ne.jp/do-kaigi/saloon/pdf/150112194308.pdf
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┗■6.新聞より4つ
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◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
九州電力は5日、川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働に必要な工事計画の修正文書(補正書)を原子力規制委員会に提出する時期について、1号機は2月末ごろ、2号機は3月末ごろと明らかにした。九電は当初、昨年中に提出する予定だった。運転方法を定める保安規定の補正書の提出も3月末となり、1号機の再稼働は今夏以降になる公算が大きくなった。2号機の再稼働はさらに遅れる見通し。
これまで川内原発の再稼働は今春以降とされていたが、工事計画の認可後に受ける使用前検査に数カ月かかるため、今夏以降にずれ込む見込みとなった。
九電は昨年10月、1、2号機の工事計画認可の申請を提出したものの、不備や記載漏れがあり、規制委から補正書の提出を求められていた。九電の中村明上席執行役員は「設備の強度や耐震の検討に時間がかかった」と説明した。
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ (2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機 3年間 存在ない計器も「実施」
東北電力は4日、東日本大震災で被災した女川原発2号機(宮城県)の3年間の設備点検結果に、記録の不備が4188件見つかったと発表した。点検箇所に存在しないはずの計器や部品を「点検した」としていた例が207件あったほか、測定時刻などの記載漏れも多かった。(後略)(2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
九州電力は4日、太陽光発電の買い取り再開に関する事業者向けの説明会を九州7県で開いた。従来に比べて買い取り条件が厳しくなり、九電の要請があれば発電を抑制しなければならず、参加者からは「事業からの撤退を仕向けているのではないか」などと不満の声が相次いだ。(後略)(2月5日東京新聞より抜粋)