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たんぽぽ舎です。【TMM:No1228】
                          転送歓迎
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その213 ◆
         6つの情報をお知らせします(10月28日)
 
     ◇ 日本の脱原発度は82%。(2011年10月現在)
      日本の原発・全54基のうち、現在44基が地震故障や
      定期検査で(82%)が停止、稼働しているのは10基(18%)
      のみ。今後、再稼働を防げれば、2012年春頃には全原発
      停止が実現する。電気はだいじょうぶ。
 
 
  ★1.「怒・恕(じょ)福島隊」ののぼり旗が何本もひるがえる
     2日目、経産省周辺は福島の女性と支援者で一杯、
     警察多数+右翼カー6台の妨害行動も
  ★2.ついに… 女たちは立ち上がりそして座り込む!-
     経産省前テントでの行動・感想
  ★3.「原発を廃炉に」届け!女性の声
     福島在住者ら 経産省前で座り込み
     「経済より命」、子どもたちを守りたい
  ★4.脱原発ネットワーク茨城 第4回定例会に参加して
     東海第二原発廃炉を求める署名を県知事へ届けたい-
     「まず茨城から脱原発!」の精神でがんばる
  ★5.永平寺「脱原発」への期待と不満・中村徹氏の記事について
                     在ドイツ 林真利子
  ★6.「想定外多すぎる」 元原発技術者ら 東電報告書を批判
     地震で配管が破損した可能性大きい-津波だけが原因でない
 
 
★1.「怒・恕(じょ)福島隊」ののぼり旗が何本もひるがえる
   2日目、経産省周辺は福島の女性と支援者で一杯、
   警察多数+右翼カー6台の妨害行動も
 
1.2日目の経産省周辺(3つのテント周辺)は福島原発事故に怒る福島の女性
たちと支援の女性・男性で一杯でした(朝10:00-15:00)。
怒福島隊(いかり)と恕福島隊(恕=読み方はじょ、意味はゆるす)の文字の大き
な白い旗が何本もひるがえり、その周辺にたくさんのノボリ旗・横断まくが林立
していました。たんぽぽ舎もヨコまく数本と、のぼり旗をもって参加しました。
 
2.2日目は福島の皆さんのスピーチと記者会見、女性議員訪問(参議院)と渡
利地区院内集会傍聴がありました(そろぞれの今後の報告が期待されます)。
参加者の多数は昼休み前、経産省別館前へ移動し行動しました。福島の佐々木さ
んの司会で、経産省職員や原子力保安委員へ届けとばかりに、昼休みの出入りの
職員を狙って、
「ふるさとを返せ!」「ふくしまを返せ!」「こどもを守れ!」
「大人の責任だ!」「原発いらない!」「原発やめて!」
とのシュプレヒコールが経産省前をこだましました。
さらに何人かのアピールの後、みんなで「ふるさと(うさぎおいしかの山♪…)
も合唱しました(島田さんたちのよびかけで)。更にたんぽぽ舎(柳田)も発言
しました。
 
3.1時すぎ~3時まではテント(3つ)の前で多彩な人々のアピールがありま
した(メモをしていないので正確に報告できません)。
又、警察官の姿が昨日に比べて非常に多くなり(警察カーも多数)ました。
2時すぎには右翼カーが6台、列をつらねて来て、座り込み中の人々を口汚く車
のマイクでののしっていきました。『原発は憲法違反-憲法25条生存権違反』
とかかれたプラカードをすぐに掲げて機敏に右翼カーにさし示した人もいました。
この報告文は2日目の全体像の一部分の感想です。今後、多くの人の報告記事を
望みます。柳田 真
 
 
★2.ついに… 女たちは立ち上がりそして座り込む!-
   経産省前テントでの行動・感想
                 さよなら原発・みなと 宮口高枝
 
◯ 原発いらない福島の女たちが今日(10月27日)10時から霞が関の経産
省正面玄関前に座り込みを始めた。東京近隣の多くの女性たちが脇を固めその数
約700名。
私もシンボルカラーの黄色を身につけ黄色の横断幕の端を持つ。それには「今日
の原発より明日の子どもの命が大切!」と書いてある。入れ替わり立ち替わりカ
メラやビデオをまわしながら映像を撮る人が行きかい、歩道はちょっとしたパフ
ォーマンス広場。私たち「さよなら原発みなと」の旗とゼッケンをつけて座った
場所の横にはテントが2つ並ぶ。手前のテントは9月19日から原発再稼動阻止
を求めて24時間座り込みを続けているのは「9条改憲阻止」の会。もう46日
目になる。
◯ その横にもうひとつ、今日「女たちのテント」が加わった。女たちがハンド
マイクを次々に持ち訴えた。美しい声で歌で静かに訴える人、替え歌で原発いら
ないを訴える人、さまざま。そんな中、11月11日の経産省を人間の鎖で取り
囲む行動などに使うマフラーを毛糸の指あみで作る講習会をやっているので参加
してほしいとのアナウンスが流れた。それからは毛糸を指に巻いて作るマフラー
作りに精を出す女たちが行きつ戻りつする。私も座り込みの間、2本の長い長い
マフラーを編んでしまった。左隣は(福島の女たち)が陣取り、お昼時には編み
かごからなべを取り出し味噌汁まで作って体の中から暖まっている。実に頼もし
い。私たちの前には、初老で足にはレッグウォーマーをして帽子をかぶった小柄
なおばちゃんが首にかけた看板を道行く人に示しながら、笑顔で音楽に合わせて
小気味よく体を動かし脱原発を訴える。その姿のチャーミングなこと。そんな様
々な姿を見ながら、私もあのように年を重ねて信じる行動を続けたいと思った。
◯ 今後の2週間は経産省前の座り込み現場から目が離せない。少しの時間でも
座り込みの現場に足を運ぼうではないか!!
 
☆10月27日夕方に寄せられた原稿ですが、事故情報を編集し終わった後なので、
1日遅れの発信になりました。
☆東京新聞10月28日(金)は朝刊の「こちら特報部」欄で、経産省前座り込みのも
ようが前日の夕刊よりも詳しく報道されています。ご参照ください。(事故情報編集部)
 
 
★3.「原発を廃炉に」届け!女性の声
   福島在住者ら 経産省前で座り込み
   「経済より命」、子どもたちを守りたい
 
○福島県の女性たちが立ち上がった。東京電力福島第一原発事故に抗議するため
27日、東京・霞が関の経済産業省前で座り込みを始め、「原発を止めてください」
「子どもたちを守ろう」と声を上げた。今も放射線の被害に苦しむ女性たちの声
は、官僚や政治家に届くのか。
 
○女性たちは同県在住、出身の女性有志でつくる団体「原発いらない福島の女た
ち」のメンバー。(略)座り込みが始まった直後、連絡世話人の大賀あや子さん
らが経産省を訪れ、原発の廃炉や子どもたちの避難と補償、電源三法の廃止など
の要請書を担当者に手渡した。(略)主催者によると、この日座り込みに参加し
ようと集まったのは県内から約六十五人、県外から約七百三十五人にも上った。
経産省前にはテントが設置され、受付を終えた女性たちはプラカードや手作りの
横断幕を掲げ、それぞれに「原発反対」を訴えた。福島市から朝駆けつけた佐藤
早苗さん(五一)は「学校の除染は進んだが、それ以外の場所や住宅はまだまだ
これから。しかも校庭の除染をした時には、土が舞い上がったためか周囲の放射
線量は増えた。まずは妊婦や子どもを安全な場所に避難させるほうが先だと思う」
と、政府や自治体の対応に不満を訴えた。(略)座り込みは二十九日までの三日
間。この間、女性たちは毛糸を使った「指編み」で一本のロープを作り、最終日
に経産省を取り囲む予定という。(2011.10.28東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
 
 
★4.東海第二原発廃炉を求める署名を県知事へ届けたい-
   「まず茨城から脱原発!」の精神でがんばる
   脱原発ネットワーク茨城 第4回定例会に参加して
 
                     千葉・珠巳(茨城県出身)
 
 10月23日(日) 19:00より、つくば市市民活動センターにおいて行われました
脱原発ネットワーク茨城の定例会に参加して来ました。
 内容は主にイベントなどへの参加報告、県や自治体へのアプローチ、常総生協
が主導となって行う東海第二原発差し止め訴訟の件、東海第二原発廃炉を求める
 署名の件などでした。
中でも今、大きく動いているのは東海第二原発廃炉署名です。
 たんぽぽ舎の皆様にも力強いご支援を頂きまして、本当に有難う御座います。
皆様の温かい御支援・御協力を受け、地元茨城でも本気を出して取り組み、茨城
県知事へ提出の第一弾を11月8日(火)に予定しています。
当初は代表者のみで粛々と手渡す予定でしたが、
仲間の『県庁の中に入れずともいいから、とにかく参加したい!!見届けたい!』
との熱い想いに脱原発ネットワーク茨城は地元からバスツアーを組んで希望者全
員が水戸にある県庁へ直参致します。
 茨城の仲間も怒りや悲しみを抱えながらも、とにかく子供や未来を守りたいと
必死で取り組んでいます。
 今後も『まず茨城から脱原発!』精神で脱原発を願う全ての方々と連帯し、活
動を広げていきたいと思っています。
今後は12月11日に、つくばでデモも予定しています。
詳細が決まり次第、お知らせ致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
 
 
★5.永平寺「脱原発」への期待と不満 中村徹氏の記事について
 
                     在ドイツ 林真利子
 
 たんぽぽ舎の皆様 いつもメルマガをありがとうございます。
中村徹氏 永平寺「脱原発」への期待と不満 をよませていただきました。
全く同感です。私はドイツに住んでおりますが、今回5万人デモに会わせて、日
本に帰国し、デモに参加しました。
 その際、不思議だったのが、仏教界からの参加を見かけなかった事です。原発
の状況がここまできた以上、原発反対を表現しない、ということは賛成を意味し
ます。
 国や市から受ける援助金への手前でしょうか、あるいはたんに社会的な言論を
つつしんでいるつもりなのでしょうか。しかしこのような態度こそが、日本の仏
教の空洞化、葬式仏教化に拍車をかけていると思います。
 仏教界の積極的な原発問題への意思表示を望みます。それがしいては日本の仏
教界への信頼が取り返せ、また若い人々の共感を得る事につながると思います。
 ドイツでデモに参加すると必ずといっていいほどあらゆる教会のグループを目
にします。ここでは彼らは社会的な発言をすることに躊躇しません。
仏教に親近感を持つ者として、日本の仏教界の自由な発言と意思表示を望みます。
 
 
★6.「想定外多すぎる」 元原発技術者ら 東電報告書を批判
   地震で配管が破損した可能性大きい-津波だけが原因でない
 
○東電福島原発事故で、元原発技術者らが二十六日、衆院第二議員会館での勉強
会で原発事故の原因について発言した。地震による配管破損の可能性を指摘し、
津波被害を強調する国や東電の報告書を批判した。
 国や東電による公開資料を分析し、事故原因を検証したのは、いずれも元原発
エンジニアで、福島第一原発の設計にも携わったサイエンスライターの田中三彦、
高専特任教授の渡辺敦雄、後藤政志の三氏。国も東電もこれまで公表した報告書
などでは、事故原因を想定外の津波とし、地震については「安全上重要な設備は
機能を保持できる状態だったと考えられる」としている。
 
○しかし、田中氏は非常時に原子炉を冷やす非常用復水器系が格納容器内の配管
のどこかで破損した可能性を指摘。「格納容器の中がどうなってるかは今後も長
く分からないまま。津波説も地震説も物証のなさでは等しいが、なぜか地震によ
る配管破断の可能性が排除され、津波対策をすれば原発を運転できるかのように
進もうとしている」と批判した。
 
○渡辺氏は「地震を想定していない米国製の原子炉だけに、配管破断と地震が同
時に起こることを試算していない」と強調。配管が壊れた状況で余振が続くケー
スは「想定外」で、さらに圧力制御室内で水が揺れる力も加算されていないと指
摘。福島第一原発の1~5号機で使われている「マークⅠ」型の格納容器は配管
が破損すると被害が拡大しやすく、国内には同タイプのものが他に十基ある点を
懸念した。(略)(2011.10.27東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1227】
                          転送歓迎
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その212 ◆
         6つの情報をお知らせします(10月27日)
 
     ◇ 日本の脱原発度は82%。(2011年10月現在)
      日本の原発・全54基のうち、現在44基が地震故障や
      定期検査で(82%)が停止、稼働しているのは10基(18%)
      のみ。今後、再稼働を防げれば、2012年春頃には全原発
      停止が実現する。電気はだいじょうぶ。
 
 
  ★1.経産省前テント中心に座り込み
     原発いらない福島の女たちと支援702人
  ★2.27日原発いらない福島の女たち 経産省前座り込み初日に参加して
     元気と勇気を分かち合える場所に出会った
                         千葉県 珠巳
  ★3.女たちの座り込みが基地の軍事的機能を消滅させた、
     「グリーナムの女たち」上映会に参加して
                      たんぽぽ舎会員 大和田
  ★4.繁栄は一炊の夢だった―「東海第二」廃炉を(オピニオン-
     原発と自治体とカネ)
     原発「廃止」実現後も放射能ゴミの処理ほか、
     やること・研究することがたくさんある
                   村上達也さん(茨城県東海村長)
  ★5.脱原発うねり日本に届け-映画監督、研究者が上映会や講演へ
  ★6.10月31日(月)の2つの催し・案内
    イ.お母さんお父さんのための保育つき講座
      「分かりやすい放射能連続講座」(講師:原田裕史)
      (放射能?、食品は?、洗濯物は外に干しても大丈夫?などなど)
    ロ.「人間の鎖」・第2波11月11日の意義・再稼働阻止・
      11/11の成功をめざして!みんなで交流・討論会
                   助言者:山崎久隆さん
 
★1.経産省前テントを中心に座り込み
   原発いらない福島の女たちと支援702人
 
◯10月27日(木)朝10時より午後3時まで経産省前は、テントを中心に700人を超える多彩な
人々で大にぎわいでした。テントが「9条改憲阻止の人々」(男性多数)を中心に、9月11日
以来、今日まで47日苦労の中で維持されてきて、そこを拠点にして福島の女性たちが“原発や
めよ”諸行動を起こし、それを東京圏のみんな(男女)が支援した行動の第1日目でした。
 
◯朝10時からの集会は、佐藤幸子さんのあいさつ、武藤類子さんのメッセージ読み上げと今日
の日程紹介(経産省申し入れ30人)、(女性議員訪問10から15人)、佐々木けい子さん、服部良一
議員のあいさつの4人。そのあと約5時間の座り込み中は、音楽あり、いくつものアピールあ
り…にぎやかでした。
 
◯参加者は、途中発表500人余、最終発表は702人(うち福島65人以上)
 (女性テントの掲示発表)(実数はこれ以上かも)
 
◯なお、3つめのテントの設営も始まりました。
 
◯明日28日(金)、29日(土)の2日間朝10時よりの経産省前座り込み行動。
 あなたも参加を!
 武藤さんたちが、あいさつの前後に、持っていた横断幕(今治パブテスト教会女有志)の文は「た
だちにすべての原発を廃炉に」という簡潔明瞭な文でした。
 ( や )
 
◯なお、東京新聞10月27日夕刊の記事を紹介します
 
 『福島の女性ら「原発いらぬ」
  東京電力福島第一原発事故に抗議する福島県在住・出身の女性でつくる「原発いらない福島の
女たち」の座り込みが二十七日、東京・霞が関の経済産業省前でスタートした。二十九日まで計百
十一人が座り込んで抗議する。初日は約四十人が同省正門前に集合。「福島の空、海、大地を返せ」
などのプラカードを掲げ、「子どもを守るために今私たちが立ち上がらなければ」と声を上げた。
川俣町出身で、山形県米沢市で避難生活中のNPO法人役員佐藤幸子さん(五三)は「原発を止めな
くては。世の中を変えるために声を出せるのは女です。この声を聞いた人には、私たちの思いを次
の人に伝えてほしい」と訴えた。』
 
 
★2.27日原発いらない福島の女たち 経産省前座り込み初日に参加して
   元気と勇気を分かち合える場所に出会った
                         千葉県 珠巳
 
 平日の10時からスタートとの事で人数が少ないかも…そうすると警察や警備員からの妨害に遭う
かもしれないと少し不安に思って地下鉄に乗りましたが、出口を出て完全に取り越し苦労だったと
思いました。
 朝から沢山の人が集まって、シンボルカラーの黄色が次々に目に飛び込んで来て眩いほどです。
 私は10時から13時半まで座り込みをしましたが、概ね600~700人は居たと思います。
 お昼前になって、お弁当を忘れた事に気が付き、どうしようと思った瞬間、おにぎりを配ってく
れる人、お菓子をくれる人…沢山の思い遣りを受けている自分が居ました。
 思いやりをお腹に詰めて、ふと頭に浮かんできた言葉は『此処に居る全ての人達は100人の不便を
満たす事よりも、たった1人の空腹を満たす事を尊いと思ってくれる人達なんだ』と、言うものでした。
 科学技術や文明がどんなに発達しても、最後、たった一人の空腹も満たせないのなら意味がありま
せん。
 口に入るものは愛情の原点です。子供に安全な食事を与え、安心して温かい寝床に寝かせ、明日を
夢見る。
 欲に塗れた社会の中でも、そんなささやかな日常を最も尊いとしてくれる人が、こんなに沢山居る
事を誇りに思います。
 温かい仲間と繋がっていけば、望む社会を実現出来ると強く思いました。
元気と勇気と希望を分かち合える場所です。皆さんも是非参加して下さい!
 
 
★3.女たちの座り込みが基地の軍事的機能を消滅させた、
   「グリーナムの女たち」上映会に参加して
                      たんぽぽ舎会員 大和田
 
 10月20日「グリーナムの女たち」の上映会に参加しました。‘80年代の映画ですが、現時点で観て
も新鮮で、元気づけられる映画でした。
 これまで社会的に弱者と見なされ、保護されるべき存在であった女性達が立ち上がり、自然発生的
に座り込みをし、18年という長い歳月をかけてとうとう基地の軍事的機能を消滅させます。何度も警
官によってひきづられ、逮捕され、裁判、あるいは強制退去させられます。それでも彼女たちは諦めず、
微笑み、歌を口ずさんで応戦します。どんな圧力に対しても屈せず、歌やダンスによって応戦、ルール
を決めたり、リーダーが統率するのではなく、お互いに協力し助け合う、それこそが支配する側の脅威
になったことでしょう。
 この運動がもたらした効果とそのやり方は歴史的な意義があり、今もなお、あらゆる運動のあり方に
ヒントを与えてくれると思います。この映画を女性と男性という単純な対立と見なすのではなく、原発
労働者と電力会社、あるいは市民と権力を有する側など、差別問題や、貧困の問題として捉えることも
できると思います。是非男性にも観ていただきたいです。
 
 ◎編集部のつぶやき:経産省前テントの闘い-男たちから始まり福島の女・
           全国の女へつづく-の近未来を暗示しているのかも…
 
 
★4.繁栄は一炊の夢だった―「東海第二」廃炉を(オピニオン-
   原発と自治体とカネ)
   原発「廃止」実現後も放射能ゴミの処理ほか、
   やること・研究することがたくさんある
 
                村上達也さん(茨城県東海村長)
 
 実は東海村の日本原子力発電東海第二原発も、東京電力福島第一原発で起きた「全電源喪失」の寸前
でした。地震の影響で外部電源がすべてダウン。非常用発電機でポンプを動かして原子炉を冷却しまし
たが、1時間後に押し寄せた津波があと70センチ高ければ、海水は防波堤を乗り越えて、すべての冷却
機能が失われていたかもしれません。
 2週間後にその事実を知り、背筋が凍る思いをしました。東海第二の場合、20キロ圏内に75万人、
30キロ圏内には100万人の人が住んでおり、県庁所在地の水戸市も含まれます。細野豪志原発相に「選
択肢として東海第二の廃炉ということも考えるべきではないか」と問題提起したのは、こうした事情が
あったからです。(中略)しかし、今後の世界は「脱原発依存」が主流となるでしょう。いつまでも原
発マネーに頼ってはいられない。日本最初の「原子の火」がともった東海村は原子力と55年の歴史を共
有し、原子力が文化として定着しています。これをどう地域づくりに生かすかが重要です。現在、村で
は原子力に関する科学・技術や人材を総合的に集積する「原子力センター構想」を策定中です。
 「脱原発」の場合も、廃炉や放射性廃棄物の処理、原発事故後の環境修復など様々な技術や人材が必
要になります。そのための基盤研究、人材育成を担う構想です。世界屈指の大強度陽子加速器施設もあ
り、海外からも多くの研究者や学生が訪れ、欧米の科学研究都市に匹敵する条件がある。持続性の高い
発展が期待できます。福島のような事故が起こればなにもかも失ってしまう。原発による繁栄は一炊の
夢にすぎません。目を覚まして、持続可能な地域経済をつくるべきです。
(聞き手・山口栄二 朝日新聞2011.10.26「原発と自治体とカネ-オピニオン」より抜粋)
 
 
★5.脱原発うねり日本に届け-映画監督、研究者が上映会や講演へ
 
◯(前略)ドキュメント映画「チェルノブイリ・ハート」米国のマリアン・デレオ監督が今月28日に
来日。「長崎国際平和映画フォーラム2011」に参加した後、11月1日午後5時、都内で開かれる特別
上映会でトークイベントを行う。(中略)03年にアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門を受賞した。
特別上映会は、ヒューマントラストシネマ渋谷で午後六時十分から。料金千三百円。全席指定。
入場券は、当該館窓口で、29日午前九時十五分より販売。
◯また、ドイツが脱原発に踏み切る上で大きな役割を果たしたゲルト・ヴィンター氏(ブレーメン大
学ヨーロッパ環境法学研究所所長)も来日。十一月二十八日午後六時から、明治大学リバティーホール
で講演。テーマは「ドイツの脱原発に果たした憲法の役割」。第二部のパネルディスカッションには
広渡清吾(専修大教授、日本学術会議前会長)、海渡雄一(弁護士、浜岡原発訴訟弁護団)も参加。
講演会は無料で予約不要。問い合わせは第二東京弁護士会=(電03(3581)2257)
(10.26東京新聞より抜粋)
 
 
★6.10月31日(月)の2つの催し・案内
 
イ.お母さんお父さんのための保育つき講座
  「分かりやすい放射能連続講座」(講師:原田裕史)
  (放射能?、食品は?、洗濯物は外に干しても大丈夫?などなど)
 
日 時:10月31日(月)10時開場10時半~12時
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:1000円(会場代、資料代、講師謝礼等)保育の有無は関係なく一律です
保育予約方法:保育つき講座のブログ(http://tanpopokouza.blog.fc2.com/ )
             から案内フォームを使ってご予約ください。
 
ロ.「人間の鎖」・第2波11月11日の意義・再稼働阻止・11/11の成功をめざして!みんなで
      交流・討論会  助言者:山崎久隆さん
 
日 時:10月31日(月)18時30分より21時
会 場:スペースたんぽぽ  会場費:500円
たんぽぽ舎です。【TMM:No1226】
                          転送歓迎
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その211 ◆
         4つの情報をお知らせします(10月26日)
 
     ◇ 日本の脱原発度は82%。(2011年10月現在)
      日本の原発・全54基のうち、現在44基が地震故障や
      定期検査で(82%)が停止、稼働しているのは10基(18%)
      のみ。今後、再稼働を防げれば、2012年春頃には全原発
      停止が実現する。電気はだいじょうぶ。
 
 
  ★1.経産省テントの大きな意義・みんな参加しよう。10月27日から10日間、福島と
     全国の女性たちに連帯。ここが山場だ。原発再稼働を阻止しよう。(柳田真)
  ★2.10月29日「原発いらない福島の女たち」のデモ訂正
  ★3.10月29日第1回内部被ばくを考える市民研究会総会のお知らせ
  ★4.11月5日東電前アクションの第4回ワークショップのお知らせ
   
 
★1.経産省テントの大きな意義・みんな参加しよう。10月27日から10日間、福島と
     全国の女性たちに連帯。ここが山場だ。原発再稼働を阻止しよう。(柳田真)
 
 その1:経産省テントが47日目を迎えた。10月25日には女性用テントも設置されて、
2つのテントが並ぶ様は迫力がある。経産省前テントはこの間大きく発展してきた。
当初は10日間のハンスト若者4人を支援し抜いた。その後、さらにたたかい続け、東京圏の
運動の1つの軸になってきた。10月27日から10日間は福島と全国の女性を迎える大拠点に
なりつつある。そのため、10月20日(木)と25日(火)の2回テント会議が大勢の参加で
開かれて、"テントを共同で運営していく”体制がみんなの総意で決まった。テント参加の
層と厚みが飛躍的に増大した。
 その2:10月27日(木)ー29日(土)の3日間(福島の女性たち中心)と、
10月30日(日)ー11月5日(土)の7日間(全国の女性たち+男性)の計10日間は山場です。
東京圏の私たちは全力で福島と全国の女性たちの諸活動に連帯して支えてガンバロー!
原発推進行政の中枢・経産省と政府・東電を攻めよう。
 その3:電力会社と経産省は原発再稼働の時を着々と狙い、準備してきています。11月11日
(金)夕方には「たそがれの経産省を人間の鎖で包囲しよう、第2波行動」が準備されています。
10月27日(木)から11月11日(金)までの2週間強を原発廃止ー再稼働阻止をめざす山場として、
創意工夫でガンバロー!(10月26日22時記)
 
 
★2.10月29日「原発いらない福島の女たち」のデモ訂正
 たんぽぽ舎さま 
 
 すみませんが29日の福島の女たちのデモの集合場所などの訂正をお願いします。
私が23日の集会で発表したのが悪かったのです。
たんぽぽ舎のお知らせは読んでいる方が多いと思いますので、
よろしくお願いします。
eppでもお知らせしましたが下記の通りです。
 
正:集合11:30  出発12:00 日比谷公園中幸門 →東電前→銀座→東京駅前
→常盤公園 13時過ぎに到着予定
 
お手数かけます。
 
山口泰子
 
 
★3.10月29日第1回内部被ばくを考える市民研究会総会のお知らせ
 
イ.第1回 内部被ばくを考える市民研究会総会(メルマガ読者より)
日時:10月29日(土)18:45~20:45
会場:浦和コミュニティーセンター第15集会室(さいたま市浦和区東高砂町11-1 
パルコ9階)
・報告「福島第一原発事故ー広がる食品の放射能汚染
    イラク、アフガニスタンの劣化ウラン弾の被害と来るべき未来」川根眞也
   「国民保護条例に見る、福島から住民を逃がさないやり方」堀本純生
・参加者からの討論
「これくらいの放射能は安全です」「健康に影響ありません」という放射線の
専門家のうそは入りません。内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの
方々に広めていくための会、「内部被ばくを考える市民研究会」の第1回総会を
開きます。参加費は500円。
 
             内部被ばくを考える市民研究会 事務局 川根眞也
             http://www.radiationexposuresociety.com
                                     e-mail  kawane@radiationexposuresociety.com
 
 
★4.11月5日東電前アクションの第4回ワークショップのお知らせ
 
「さーあ、みんなで考えよう!脱原発への道」 ~みんなで作ろうデモグッズ!編~
突然ですが、みなさんは脱原発のデモに参加したことがありますか?
今回はそれぞれの脱原発の想いを表現するために、
デモで使えるグッズを作りたいと思います。
自分たちで作ったプラカードや楽器を持ってデモに参加すると
よりいっそう熱い思いを込めて声をあげることができそうですね!!
今回もいくつかのチームに分かれて制作してもらおうかと思っています。
4つのチームを用意するので、作りたいものを選んで参加してください。
1.プラカードを作ろう
キャッチ―な言葉やデザインを自分たちで考えてプラカードを作ります。
シュプレヒコールにも役立つ短いメッセージやキャラクターができるといいですね。
2.手作り楽器を作ろう
身の回りにあるものを使って楽器を作ります。
デモでみんなを盛り上げる替え歌なども一緒に作れたらいいですね。
3.パペットを作ろう
4.横断幕を作ろう
みんなで巨大横断幕を作ります。デモの中でも目立つこと請け合いです。
なお、参加者全員でハンドペイントの横断幕を作る予定ですので、お楽しみに☆☆☆
 
日時:11月5日(土)13:30~(16:30終了予定)終了後、希望者での交流会も予定しています。
場所:レンタルスペースPAF/SPACE ※今回はスペースたんぽぽではありません!
地下鉄東西線早稲田駅馬場下口2か3bから徒歩2分
地図:
【参加申し込み方法】
下記のメールアドレスまで参加申し込みのメールをお願いします。
件名:「第4回ワークショップ参加希望」
本文:お名前、1~3の中で作りたいもの、脱原発への意気込みや最近の脱原発アクションの動きに関して思うところなどを記載の上、送信してください。
東電前アクション:toudenmae.action@gmail.com
詳細:http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/10/blog-post_26.html
 
★できあがったものは、
翌11月6日の「~もうアッタマにきた!~ふざけんな東電!11.6デモ
今すぐ止めよう!柏崎刈羽原発 再稼働・賠償逃れ・労働者使い捨て・料金値上げを許さない!」
で使いましょう、東電前を通って何と経産省正門前でゴールします!
詳細:http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/10/116.html
たんぽぽ舎です。【TMM:No1225】
                          転送歓迎
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その210 ◆
         4つの情報をお知らせします(10月25日)
 
     ◇ 日本の脱原発度は82%。(2011年10月現在)
      日本の原発・全54基のうち、現在44基が地震故障や
      定期検査で(82%)が停止、稼働しているのは10基(18%)
      のみ。今後、再稼働を防げれば、2012年春頃には全原発
      停止が実現する。電気はだいじょうぶ。
 
 
  ★1.10月27、28、29日午前10時より来れる方は、どなたでも
     経産省本館前に来てください!! 橘 優子
  ★2.経産省を原発いらない福島の女達100人と一緒に『ふるさと』の歌で
           囲ってみませんか!
  ★3.永平寺「脱原発」への期待と不満
  ★4.メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ2つ
   イ.10/27原発のない世界をめざして・ピアノと朗読の夕べ
   ロ.10/29「原発さよならデモ@浦和」
 
 
★1.10月27、28、29日午前10時より来れる方は、どなたでも
   経産省本館前に来てください!!
                          橘 優子
 
   10月27(木)~29日(土)「福島の女たち」
   10月30日(日)~11月5日(土)「全国の女たち」
   経産省前女子会は、なんと10日間ぶっ通しです!
 
       応援は、どなたでも、大歓迎です!!
 
 10月23日、上野での集会・デモの後で、経産省前共同テントで原発いらない福
島の女たちのメンバー2名を迎えて、15人ほどで話し合いを持ちました。福島か
らのエントリーは、車椅子使用者2名を含め、100名を突破しているとのこと、
宿泊先は、いまのところ確保できているが、9.11から10日間行われた若者たちの
ハンストへの経産省の嫌がらせなどを思うと、応援の人は多いほど良いというこ
とです。
 行動の予定は、3日間共に午前10時から午後3時(15時)まで座り込みです。交
渉や院内集会で途中に抜けるメンバーもいて、とりわけ、初日の始まりの時間帯
はたくさんの人に来ていただきたいということ。
 首都圏からの支援の相談の集まりを25日(火)夜7時からたんぽぽ舎の4階
「スペースたんぽぽ」で盛況に行いました。
 経産省の本館は、地下鉄霞が関駅のA11出口の前です。地下鉄からのエレベー
ターで上がってきてたら、目の前は共同テント、にぎやかなのぼり旗の並ぶテン
トを24時間、10月24日で43日間、残暑の晩夏を超え、台風の日も、冷え込む日も
守ってきた仲間たちに感謝!!
 
 
★2.経産省を原発いらない福島の女達100人と一緒に『ふるさと』の歌で
         囲ってみませんか!
 
      うさぎ追いしかの山
 この歌の詩に、メロディーに、込められている思いは、脱原発の志と重なって
います。これを経産省前で皆で大合唱しませんか!
女性大歓迎! 男性も、もちろん大歓迎! 
27日、28日、29日10:00から17:00まで多数が歌いたくなったときに歌っておりま
すが、特にここ一番は、
*27日、28日15:00以降、日暮れまでです、夕暮れ時の経産省職員と霞ヶ関の歩
行者に聞かせましょう!
*29日13:00から銀座水谷公園から日比谷公園デモも!
 
全員でバンダナ、スカーフ、はちまき、手ぬぐい等、(何色でもOK)をしたいの
で、ぜひ何か持ってきて下さるとありがたいです。
夕方いらっしゃる方はペンライトも!
furusatowoutaudemo@gmail.com
『ふるさと』を歌うデモ   呼びかけ人 島田  070-6514-5991
 
 
★3.永平寺「脱原発」への期待と不満
   「もんじゅ」命名責任を反省するなら、今後具体的に
   何の行動をするのか、示してほしい
                     中村徹(保育士)
 
 曹洞宗大本山永平寺が、11月2日、原発の是非を問うシンポジウム、「いのち
を慈しむ~原発を選ばないという生き方」を開催するというニュースがありまし
た。放射性廃棄物やDNAを破壊する放射線は、子孫への負の遺産となるので、
原発は命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反するとし、「今の生活を見直
すきっかけにしてほしい」と呼び掛けられています。国内に約15,000のお寺と約
800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山である永平寺が、「原発は仏教の教えと
相反する」と宣言したことは、大きな影響力があると思います。これはもちろん
歓迎すべきことで、喜ばしいことではあるのですが、私はちょっと物足りなくも
思っています。
 まず、第一に、遅すぎるということです。「原発は仏教の教えと相反する」と
いうことは、もっと早くわかっていたと思います。原発推進派の言う「安心・安
全・必要」に騙されていたのでしょうか。日々厳しい修行を積み、悟りの道を歩
んでいる永平寺が、そんなバレバレのウソに騙されていたとは到底思えません。
仏教の根幹をなす考え方は、「諸行無常」です。森羅万象は生々流転し、留まる
ことはない。永遠の存在などないということです。ところが人間は、永遠の存在
があると錯覚し、それに執着します。例えば「夢のエネルギー」を騙っている原
子力発電がそうです。仏教は、その執着を戒める側であるはずなのです。百歩譲
って、バレバレのウソに騙されていたとしても、福島第一原発事故で、それがウ
ソであったことはわかったはずです。あれから半年以上も経っています。中学生
アイドルの藤波心が声を上げ、制服向上委員会も後に続いているのに、本来であ
れば真っ先に声を上げるべき永平寺が、今頃になって「脱原発」を語り始めると
いうのは、あまりにも遅いのではないでしょうか。
 第二に、永平寺と原発の、これまでのかかわりを明らかにして欲しいというこ
とです。永平寺のある福井県は、原発銀座とも呼ばれる原発密集地をかかえてい
ます。当然のことながら、永平寺も原発とは深いかかわりがあったのでしょう。
新型転換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゅ」の名前は、いずれも菩薩の
名前に由来していて、これらの命名には永平寺がかかわっていたそうです。ニュ
ースによると永平寺の布教部長のコメントとして、「原発に対する認識が足りな
かった私たちの責任は重く、間違いだった」と反省し、「懺悔することから始め
たい」と戒められています。どのような懺悔がされるのか、今の段階ではわかり
ませんが、永平寺が原発推進にかかわっていたという事実には、巨大な責任があ
ります。曹洞宗800万人信徒だけでなく、日本の仏教界全体に大きな影響力があ
ったと思います。私の宗派は浄土真宗(本願寺派)ですが、曹洞宗に対しては尊
敬の念を持っています。だからこそ許せない気持ちです。永平寺は、「ふげん」、
「もんじゅ」の命名料としていくら受け取ったのか、金額を明らかにする必要が
あると思います。宗教法人の場合、お金の流れが不明瞭になりがちなのですが、
本当に反省しているならば、そして本気で原発に反対するのであれば、受け取っ
た金額を明らかにし、全額返済すべきではないでしょうか。それが困難だとした
ら、簡単には返せないほどの巨額な金額だったのだろうと思います。 そして、
これまでの対応の遅れも、原発が御得意様だったからなのではないかと穿った見
方をしてしまいます。
 11月2日、私は福井県まで行ってシンポジウムに参加することはできませんが、
そういう部分がきちんと説明されることを望んでいます。そして、大切なのは、
1回だけのシンポジウムで問題をうやむやにするのではなく、今後、日本の仏教
界のリーダーとして「脱原発」への具体的な行動を続けて欲しいと思っています。
 
 
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ2つ
 
イ.原発のない世界をめざして  ピアノと朗読の夕べ
 
     「ことばおと平和」の会
    ピアノ:谷百合子さん(札幌市)
    朗 読:駒井秀子さん(石狩市)
 
日 時:10月27日(木)18:00~20:30
場 所:東京YWCA2階
       (JR,地下鉄とも、御茶ノ水駅下車。南へ下り、大通りを挟んで
         山の上ホテルと反対側の道に曲がり、2軒目。)
参加費:500円
 
 10月27日~29日、福島の女性たちがやってきて経済産業省前で座り込みます
 (10:00~15:00)。
そこに各地から支援の人々がやってきます。北海道から谷さんと駒井さんという
ピアノと朗読で脱原発・平和の活動をしてきた2人も参加します。
 せっかくですからみなさんご一緒に交流ができたらいいと、急きょ企画しまし
た。素敵な夕べをお楽しみください。
 
◆谷百合子さんのプロフィール:ミュージックセラピスト。反原発と六ケ所の核
燃反対と基地問題にかかわってきている。北海道電力の株主総会で16年間、反原
発提案を続けた。意志強固でしなやかな闘う女性。
◆駒井秀子さんのプロフィール:石狩市民講座『萌木』共同代表。女性史研究者。
元高校教師、現在は札幌の短大の非常勤講師(国語と『源氏物語』)。市民講座
でも『源氏物語』の講師。現在、『北海道子ども史年表』に取り組んでいる。
 
 2人は「ことばおと平和」という会を作って、ピアノと朗読の会を続けています。
呼びかけ:基地はいらない!女たちの実行委員会、
     ピース・ニュース ほか有志
連絡先:090-9318-2059(加藤)、kk-kame8@hotmail.co.jp
 
 
ロ.「原発さよならデモ@浦和」
 
  日時:10月29日(土)15時半集合 16時デモ出発
  集合:JR浦和駅東口ロータリー
 
デモコース概略:浦和駅東口・ロータリー→パルコを一週→西口に抜けて中山道
を右折し直進→ヨーカドー通りを右折し直進→駅西口・ロータリー(伊勢丹前)
→県庁通りを直進→各政党県本部・県庁を通過→県庁駐車場付近で流れ解散。
約1時間のなだらかなコースです。
デモ後は300円程度のカンパで野外懇親会も予定しています。
 
「原発さよなら」「食品の安全基準値の強化」「福島の支援」を訴えていきます。
地元の方がお子さん連れで・ご家族で参加できる地域密着型デモを目指しています。
プラカード・のぼり(上記趣旨に合ったものをお願いします)、鳴り物大歓迎。
海なし県・埼玉からも「原発いらない」の声を上げましょう!
 
連絡先:白田(しろた)090-1702-8944 sirotama@kbf.biglobe.ne.jp
たんぽぽ舎です。【TMM:No1224】
                          転送歓迎
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その209 ◆
         4つの情報をお知らせします(10月24日)
 
     ◇ 日本の脱原発度は82%。(2011年10月現在)
      日本の原発・全54基のうち、現在44基が地震故障や
      定期検査で(82%)が停止、稼働しているのは10基(18%)
      のみ。今後、再稼働を防げれば、2012年春頃には全原発
      停止が実現する。電気はだいじょうぶ。
 
 
  ★1.原発止めよう!東電・東葛支社前デモ(10.11あれから7カ月)成功
  ★2.10/31お母さんお父さんのための保育つき講座
       第4回(連続講座の1回目)
       「分かりやすい放射能連続講座」(講師;原田裕史)
  ★3.主食のコメ 大丈夫!?
       安全宣言も消えぬ不安…「不検出指定の業者も」
       サンプル抽出調査基準に根強い批判 国は全袋検査の導入を
       超党派で議員立法へ 汚染米の流通を防ぐ
  ★4.11/5夜「みんなでやり返そう!9.23弾圧と
       相次ぐデモ規制・不当逮捕を許さない」のお知らせ
  ★5.メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ4つ
 
 
★1.原発止めよう!東電・東葛支社前デモ(10.11あれから7カ月)成功
 
 あの3月11日からちょうど7カ月目の10月11日(火)の午後2時、新興
住宅街にある小さい駅東武野田線「新柏」駅前に、およそ60名が集まった。
30名を越えたら大成功だと、予測していたのだが、東京電力・東葛支社前デモ
の集会に集まってきたのは、集会だけで帰った人、デモのときに間に合った人、
デモ終了後の「(マイクを使っての)立ち話」を見て参加した人などがあったの
で、60名ほどの参加者で、予想を越えた。
 この集会・デモの企画は、「たんぽぽ舎」の柳田真さんから、東電本店前の集
会にならって、支社前デモをやってみてはどうか、という提案から始まった。
 東電本店前で行動している若者たちとも意見交換をしながら、私は「さて、ど
のように仲間に呼びかけようか」と考えていた。
 ご承知の通り、私が住む千葉県流山市をはじめ、松戸市・柏市・我孫子市・野
田市・鎌ヶ谷市など(東葛地域といわれている)は、200キロも離れた福島原
発から放出された放射性物質による汚染のホットスポットである。週刊誌が毎週
のように報道する。
「有名になりたい」願望の強い市長もいて、柏市や松戸市・野田市など以上に有
名になってしまった市もあった。喜んでいる場合ではないのだが。
 小さい子どもを持つ親など事態を心配する市民がさまざまな行動を始めていた。
どこの自治体も反応は鈍かった。しかし、ごみ焼却灰に2万ベクレルとか7万ベ
クレルとかという高い数値がでて、最終処分場(埋立地)から受け入れを拒否さ
れるなど、自治体行政そのものにも具体的な被害が出てきた。市内の放射性物質
の線量測定や除染などにも経費がかかってきた。
 そこで、東葛地域の6市は、東電に対して、事故のために発生した経費と、焼
却灰などの置き場などを求めた「緊急要求」を提出した。しかし、他人の住居地
域に「核のゴミ」をまき散らしたのにもかかわらず、東電からは実質的な回答は
いまだにない。自らの責任を取ろうとしない東電の不誠実な態度に私たちは憤り
をより強くしている。
 東葛支社へのデモには大義がある。
 私たちは東電への強い怒りの気持ちを、東葛支社を通じてぶつけたい。そのた
めに「抗議文」を突き付けなければならない。
 東武野田線「新柏」駅前という場所、平日の午後2時という時間帯は、勤め人
は参加できない、小さい子どもを持つ母親も参加しにくい、という悪条件が重な
っているのだが、東電東葛支社が開いていなければならない。
 それでも、人々は集まった。デモの声は住宅街に響いて行った。
 各地で、このような身近でできるデモを東電にぶつけていくことも必要なので
はないだろうか。       「原発止めよう! 東葛の会」日下部信雄
 
 
★2.午前中開催!お母さんお父さんのための保育つき講座
   第4回(連続講座の1回目)
   「分かりやすい放射能連続講座」(講師:原田裕史)
 
日 時:10月31日(月)10時開場10時半~12時
場 所:スペースたんぽぽ
    (http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=725
参加費:1000円(会場代、資料代、講師謝礼等)保育の有無は関係なく一律です
保育予約方法:保育つき講座のブログ(http://tanpopokouza.blog.fc2.com/ )
             から案内フォームを使ってご予約ください。
 
 ご好評頂いている「保育つき講座」が、被曝が懸念される現在の生活から生じ
る疑問(洗濯物は外に干しても大丈夫?などなど)を講師の原田さんに伺う連続講
座を開きます。今回は午前中の開催です(10/31・11/14)、ご参加は連続でなく
ても大丈夫です。
 小さなお子さんがいて最も被曝を心配しているのに、仲間に出会う機会の無い
方ぜひぜひご参加ください、勿論子育てされている方に限らずご参加大歓迎です!
(会場の後ろで保育をする関係上、少々騒がしいことがありますが、ご理解いた
だけるようお願いします。)
 今回も講演後に希望される参加者の皆さんとスタッフでお話しする時間を設け
ます、会場近くのカフェランチなどになります。当日募りますのでご都合つく方
は是非お顔を出して見てください。
 
 
★3.主食のコメ 大丈夫!?
   安全宣言も消えぬ不安…「不検出指定の業者も」
   サンプル抽出調査基準に根強い批判 国は全袋検査の導入を
   超党派で議員立法へ 汚染米の流通を防ぐ
 
 東電福島原発事故による放射能汚染が懸念される主食のコメ。福島県二本松市
では先月下旬、国の暫定規制値と同じ一キログラム当たり五百ベクレルの放射性
セシウムが検出された。だが、それ以外に高濃度地点はなく、佐藤雄平同県知事
は今月、「安全宣言」を出した。しかし、消費者の不安が拭い切れたとは言えな
い。地元では、不安の一因であるサンプル検査に代わる「全袋検査」を求める動
きも出ている。
 【デスクメモ】原発事故の報道で、なぜもっと危険を伝えなかったのかという
批判があった。パニックを避けるためという回答が多かった。だが、この答えは
間違い。深刻な情報でもパニックは起きず、むしろ情報不足こそ騒ぎを招くとい
うのが、専門家らの常識だそうだ。食べ物では、同じ過ちを犯してはならない。
(2011.10.24東京新聞『こちら特報部』より抜粋、くわしくは記事をご覧ください)
 
 
★4.11/5夜「みんなでやり返そう!9.23弾圧と
   相次ぐデモ規制・不当逮捕を許さない」のお知らせ
 
日時:11月5日(土)17時30分開場 17時45分開始 21時終了予定
                 (その後は交流会です)
会場:「スペースたんぽぽ」(JR水道橋駅西口から徒歩5分。
       東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
地図:http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
主催:「差別・排外主義にNO! 9・23行動」救援会
      http://923solidarity.tumblr.com/   923solidarity@gmail.com
 
第1部:今何が起きているのか、何が問題か
・「差別・排外主義にNO! 9・23行動」救援会と主催者の報告
・「不当逮捕と獄中体験」―「9.23行動」と、
  反原発デモの弾圧当事者によるトーク
・「制度とのせめぎあいの中で」―大口昭彦弁護士、救援連絡センター
第2部:みんなではねかえそう! 会場全体で討論
・「デモと広場の自由」のための共同声明:平井玄さん、ほか。
 
 
★5.メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ4つ
 
イ.「福島第一原発事故を考える国民集会」
 
 主催;食と農の再生会議
 日時;平成23年10月31日(月)13時~17時30分
 会場;憲政記念会館
      (東京都千代田区永田町1-1-1、東京メトロ永田町駅から徒歩5分)
 
  内容;基調講演1「福島原発事故の真相」前福島県知事佐藤栄佐久氏
    基調講演2「内部被曝を避けなければならないワケ」
                             健康情報研究センター代表里見宏氏
     ※講演終了後質疑応答・意見交換
 参加費;1,000円
  問合せ先;食と農の再生会議   電話 0475-89-0590、
                               Fax 0247-89-3055 事務局長 下山久信
 
ロ.(1)ガレキ処理のニュースをご存知かと思いますが、自治体から環境省への
回答期限が明日にせまり、 海外でガレキ拡散の反対署名が緊急に行われていま
す。どうぞご協力と拡散をお願いいたします。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?hl=en_GB&formkey=dEdnTWt1eHRIM0lCOGpNT0FhRzRSZWc6MQ
 
 (2)記憶に強烈なJCO事故から12年、当時の住民600人余りが被曝とニュー
スに残っています。その後例えば原爆ぶらぶら病のような低線量被曝の症状は、
訴えても、どの医者も尿検査もホール・ボデイーカウンター(体内被曝はこれだ
けが手段)も、緊急高線量被曝なら放医研などが診て処置なりするけれど、ちょ
うど原爆症認定の訴訟の例のように、多分に政治的に、厚生省がなかなか認めよ
うとしない病気なんです。気の病だとして相手にしてもらえず、孤立しています。
 人間の被曝について、今年3.11以後の事態の中でも地域では、福島の都市部以
外ではとても声高に語られなくて、病苦と生活苦に社会の締め出しと困苦を二重
三重に抱えるとは、あまりに非人道的な状況ではありませんか?
 できれば出来るだけ早く、関東一円の低線量被曝をこれから皆にふりかかって
来る問題として、救済の方法を始め、手当てを広げて行けるよう政策転換できな
いものでしょうか?
まず相談を受け入れる自治体の積極的窓口対応を進めて欲しいです。
                                               退職組67歳より
 
ハ.「汚染がれき処理特措法」についてパブリックコメント募集中
 
環境省が「汚染がれき処理特措法」について国民の意見(パブリックコメント)
を募集しています。10/26(水)〆切です。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14327
 
パブコメは「数」が勝負!
 
 houshasen-tokusohou@env.go.jp 宛にメールするだけなので、
ご協力お願いします。
 
ニ.優しく心と体を強くするヨーガ教室
お知らせ!『優しく心と体を強くするヨーガ教室』 水曜日はキャンセルとなり
ました!
 水曜・土曜の講座ですが、水曜日は事情により当面延期とさせていただきます。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
土曜日はお知らせどおり開講しておりますので、お気軽に起こし下さい。
 
〇日 時:毎週土曜日10:00~12:00
〇場 所:スペースたんぽぽ
〇参加費:1500円(温かい飲み物付)
〇講 師:河野秀海先生
〇動きやすい服装でお越し下さい。
 
詳細・予約はこちら http://spacetanpopoyoga.blogspot.com/
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