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たんぽぽ舎です。【TMM:No1371】
2012年3月5日(月) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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★1.たんぽぽ舎から皆様へ ≪3.11首都圏行動≫のご案内
 
★2.スペースたんぽぽ 3月のイベント情報 参加歓迎
 
★3.<テント日誌 3/2(金)>
    3・11へと向き合う海外ジャーナリストの矜持
     ―― 経産省前テントひろば 174日目 ――
★4.読者から(イベントのお問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇(原発なにかしたい人会議に参加して)
   わたしに似も何かできることはあるはずとの思いでがんばっています
 ◇3月24日(土)午後1時から、
  再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション 3.24集会
 
 
 
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★1.たんぽぽ舎から皆様へ ≪3.11首都圏行動≫のご案内
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 「3.11再稼働反対!全国アクション」の呼びかけによる「国会囲もう
 ヒューマンチェーン」が3月11日(日)17時から行われます。
  たんぽぽ舎は、10日、11日の福島行動とともに首都圏の皆さまと
 「再稼働を許さず、原発をなくす」熱い思いを込めて首都圏のアクション
 を全力で取り組んでいきたいと思っております。
  当日は日比谷公園中幸門から出発する「首都圏反原発連合」のデモが
 15時から行われます。たんぽぽ舎は皆さま方と東電前、銀座、新橋を通る
 デモで楽しく、賑やかに「原発なくそう」をアピールし、国会に向かいたい
 と思います。友人、知人をお誘いの上ご参加をお願いしたくご案内申し上げ
 ます。
 
 ◎たんぽぽ舎集合場所】
  3月11日(日) 14時:日比谷公会堂正面入り口階段付近
                  (目印:たんぽぽ舎の黄色いのぼり旗)
 ◎3月11日行動の詳細
 『3.11東京大行進』-主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も構成団体)
   14時 日比谷公園中幸門集会開始
   15時 デモ出発予定
       デモコース3.4キロ(1時間30分予定)
       日比谷公園で解散し、歩いて国会に移動
 『国会囲もうヒューマンチェーン』
   17時 1回目「人間の鎖」開始予定、国会正門前アピール行動
   17時45分 2回目「人間の鎖」行動
   18時 「首相官邸前アクション」、全国からの要請書提出
 
 *デモに参加できない方は16時に社会文化会館(社民党本部)に集合し、
  国会に向かいます。
 *また当日11時から12時30分まで『東電前アクション』の行動が
  東電前で行われます。たんぽぽ舎も参加しますのでご参加ください
 
 
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★2.スペースたんぽぽ 3月のイベント情報 参加歓迎
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3月8日(木)19:00(開場18:30)~21:00 参加費:500円
 ☆原発についてみんなで観ようワンコイン上映会☆
 『見えない雲』(ドイツの脱原発に一躍買った話題映画)105分
 『最新デモ映像』15分
 
3月15日(木)19:00(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 東京に放射能が降った日 【講師】原田裕史さん
 東京へ放射能が降った3月15日、あなたはどこで何をしていましたか?
 今後の教訓と課題
 
3月17日(土)18:30(開場18:15)~21:00 参加費:800円  (学生400円)
 ☆経産省前テントひろば応援の集いPart2☆
 【講師】椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち/子ども福島/世話人)
 『未来を孕む女たちのとつきとうかの座り込みについて』
 
3月21日(水)18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 原発の歴史・反原発の歴史(3)【講師】山崎久隆さん
 ☆1980年後半~2000年まで
 原発拡大路線と利権の発生・拡大、原発訴訟 ☆第4回は4月25日です
 
3月22日(木)19:00(開場18:45)~21:00 参加費:500円
 ☆原発についてみんなで観ようワンコイン上映会☆
 第五福竜丸、ビキニ環礁水爆実験関連映像、3・11デモ映像
  ※お知らせ 映画『脱原発いのちの闘争』は4月12日(木)に延期
 
3月23日(金)18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 サクラは放射能を感知する、異変を人間に知らせる。
 映像と小冊子を使ってやさしく説明。お花見もかねてやろう
 サクラ調査・説明講習会(9年次)【講師】柳田真、奥田智子、他
 
3月27日(火)18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 各地の原発差止裁判勝利のためにもんじゅ裁判を学ぼう!
 裁判所は専門訴訟をどう扱ってきたか? 【講師】福武公子さん
 (もんじゅ訴訟弁護団事務局長・千葉医療問題研究会代表)
 
3月28日(水)18:45(開場18:30)~21:00 参加費:1000円(学生500円)
 米国・スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故
 米国では巨大たんぽぽが出現。教訓を忘れてはいけない。
 【講師】菅井益郎(たんぽぽ舎アドバイザー)
 
 
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★3.<テント日誌 3/2(金)>
    3・11へと向き合う海外ジャーナリストの矜持
     ―― 経産省前テントひろば 174日目 ――
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3月2日(金)水ぬるむも冷たい雨
 予定通り、フランス国営ラジオのジャーナリストを迎え、椎名さんにインタ
ビューを受けてもらう。初めてテントを訪れたのは、通訳さんだけではなかっ
た。新参の女性が、しっかり椎名さんのお隣に座り込み、鋭敏に聞き耳をたて
ている。すでにFさんのパートナーYさんからフランス発のメールが仲間に配信
されているようだ。それでこの女性が駆けつけたのかもしれないし、偶然かも
しれない。
 フランスとUSAが、福島原発第一の事故現場に直接乗り込んだ。玄葉外相の
フランスの「事故収束」協力への感謝という、いかにもの外交辞令に対して、
福島原発第一事故の「一周忌」へのフランス・メディアの関心のただならない
ことは、テントにいれば分かる。 ラジオ取材班のあとで、想定外、フランス
人ネット映像作家が単身、現れた。これで、のべ十人を超える海外取材陣こと
にEU勢が圧倒的だ。避難民が彼のテーマであり、仙台に非難した南相馬の家族
を二週間以上取材したという。その前は、コロンビアの内戦で避難する人々を
追っていた、という。
 結局、この二人は、ジャーナリストとして独立自存していて、事故現場を実
際に知ったかどうかの違いが浮きたっただけのように思われる。ラジオ局の方
は、椎名さんの「勉強不足」というご指摘に蒼ざめ、「チェルノブイリには2
度いっているのよ。被ばくの犠牲者には、たくさんあっているのよ」と悲しげ
に小生に訴えた。彼女は、良くも悪しくも、フランスの「NHK」を背負ってい
るように感じられた。しかし、「アントナン・アルトーはよかった!」という
と、えもいわれぬおくゆかしい微笑を返してくる。
 椎名さんのみならず、現地・福島へ行くことを、強く、お勧めした。推進派
の権力、勢力に、用心深くなることを悪いということはできない。日本のマス
メディアに比べれば、きわめてすぐれたセンスの持ち主のように思われる。結
局、砂川闘争を目撃した「インディアン」さん、デニス・バンクスが、お国に
帰って、国家権力と対峙するように、個の魂に、核開発派の野蛮さをきざみこ
んでくれれば・・と願う。アメリカの戦場からの帰還兵士たちの戦争後遺症は
きわめて深刻なようだ。
 
 一方、ネット・ヴィジュアル・クリエーターは、熱心に、第一テントの防衛
隊をひとりひとり取材した。彼は、自分のアドレスを堂々伝えてくれた。
www.trabouloscope.org 心細げなはじめの印象は、インタヴューの進むのに
連れて、輝く硬質なおもざしとなってゆく。彼は、「中立的」なジャーナリス
トではなく、脱原発派だった。仕事によって、本来の彼自身が発現する。防衛
隊の言葉に、親指を挙げて、協賛する。集団で行動し、無責任な群集心理に酔
う「民族」とは程遠い。たったひとりで真実を探しているかのごとく。「冒険
家だね」と言うと、うれしそうにうなづいた。
 そのあと、韓国の一流新聞社特派員が、同朋の環境活動家を伴い、椎名さん
に、インタヴュー。小生は、第一テントで、へたくそな通訳をして、汗顔。
ああ、また勉強だ! 試練だ!
 
 夕刻「ハイテク・ホロコースト」という英国人ジャーナリストの本をテント
の夕闇のなかで探していると、女性がひとりトラメガで、脱原発テントの人々
の国有地使用と経済産業省の無策をなじっている。昨日のZTKの女性差別発言
を中和すべく単身乗り込んできたのにちがいない。警官の予報に半日遅れてい
るから、いろいろ、ためらいがあったのだろう。
 はじめはやくざなケンカ口調だったが、誠実なテントの人間の応対に、とげ
のない語尾述語を使うまでは、落ち着いた。おろかななかまの男の罪を背負っ
て現れる女性の声には、まったくあわれを催される。言葉ではない、響きだと
いうことが、よく分かる。
「巷に雨の降るごとく、私の心に雨が降る」「悪い仲間」から切れることは、
実に冒険かもしれない。明日は、福島へ、取材協力の旅へ出る。  (Q記)
 
 
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★4.読者から(イベントのお問い合わせは主催者へお願いします)
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◇(原発なにかしたい人会議に参加して)
 わたしに似も何かできることはあるはずとの思いでがんばっています
                   (岩手県花巻市  教員 玉山巧)
 
 ご活躍をメルマガでいつも見させて頂いております。見るたびに、沢山の人
 たちが、脱原発のために学んだり、デモや集会をしたりと、本当にがんばっ
 ているなあと感心させられます。わたしも原発には断固反対です。岩手から
 なかなかそちらの学習会や集会やデモに参加できないのが実情です。でも、
 わたしも何かできることはないかと考えました。
 
 そして考えついたのが、1,000万人署名を1筆でも多く集めることです。
 1月の下旬から土日毎にJR花巻駅の外で、署名集めを始めました。わたし
 は、教職員組合員ですので、機関会議で署名活動の提起をすることもできた
 のですが、わたしが署名の存在に気づいたのが遅かったこともあり、署名の
 最終締め切りまで時間がなかったので、組織的でないなと思いながらも、今
 すぐ行動をしなくてはとの思いから、独りで署名活動をすることにしました。
 集められた署名は、全部で307筆でした。最後は組織的に締めくくろうと
 思い、その307筆の署名用紙を教職員組合の支部の書記長に今日手渡して
 きました。
 
 これからも自分のできる脱原発の行動を考えて、根気よく取り組んでいきた
 いと思います。共に、がんばっていきましょう。
 
 
◇太陽と風、大地、自然の恵みをネルギーに!
 再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション 3.24集会
 《1000万人が動けばかえられる》
 ~脱原発・持続可能で平和な社会をめざして~
 日時:3月24日(土)
   13:00 オープニングコンサート 山本コウタロー
   13:30 開会 司会:古今亭菊千代
    発言:呼びかけ人から:鎌田慧さん/賛同人から:辛淑玉さん、他
 場所:日比谷野外音楽堂(地下鉄霞ケ関駅・内幸町駅下車徒歩5分)
    パレード出発:14:45~
    パレードコース(予定):日比谷公園(中幸門)~東電本社前~銀座~
    東京駅~常盤橋公園、
 パレード出発ライブ:サヨコ
 ※プラカードなどアピールグッズをお持ち寄りください。
 主催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
    http://sayonara-nukes.org/
 問い合わせ先:原水禁(TEL 03-5289-8224)
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1370】
2012年3月3日(土) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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 ★1.廃炉・永久停止は10市町、安全対策徹底は11市町、
        「脱原発依存」が3市町など、反対表明続々。
     浜岡原発再稼働に対する周辺自治体の動向
                       山崎久隆(たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会)
 ★2.フクシマ事故から一年、「もう原発はいらない!」
    3.11 東電前【大】アクション!
 ★3.その(5)─都会は地震に弱い
     「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
     +直下型地震の恐れ」         (島村英紀[地震学者])
 ★4.<テント日誌 3/1(木)>
    3月を迎えて 3・11一周年行動へ
    ― 経産省前テントひろば 173日目 ―
 ★5.新聞・雑誌から
        全機停止中の伊方原発が危ない
      再稼働の突破口「NO」の声 住民ら、座り込み、拡散調査警戒
                           (東京新聞3月2日より抜粋)
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★1.廃炉・永久停止は10市町、安全対策徹底は11市町、
      「脱原発依存」が3市町など、反対表明続々。
   浜岡原発再稼働に対する周辺自治体の動向
 
                       山崎久隆(たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会)
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 静岡県の小林佐登志危機管理監は2月14日の総務常任委員会での答弁で、
浜岡原発の運転再開について、「地元4市だけではなく、県民全体の意見を聞
いた上で判断せざるを得ない」と、御前崎市など4市だけではなく、広く県内
の意見を聞く必要があるとの考えを明らかにした。
 また、「県民全体の意見を聞くのは、運転再開を決める最大のポイントにな
る。知事もそうせざるを得ない」と、知事の意向であることも合わせて明らか
にした。
 浜岡原発については中電と安全協定を結んでいる御前崎、牧之原、菊川、掛
川の4市が意向を表明した後に県が地元の意向を尊重して判断を下すというこ
とが恒例化していた。しかし今回は牧之原市議会が浜岡原発の永久停止を求め
る決議を可決、これに御前崎市議会が反発するなど、安全協定を結ぶ自治体内
でも意見が大きく分かれ、さらに富士市議会が浜岡原発の廃炉を求める意見書
を全会一致で可決するなど、4市以外にも浜岡原発に厳しい意見を出す自治体
が次々に出てきたことを受けてのこと。
 この背景にある自治体の意見書の動向は次の通り。
 
【浜岡原発について静岡県内35市町議会の動向】
 
 政府の「緊急防護措置区域」(UPZ)の半径30キロ圏内に入る11市町
については、永久停止(牧之原市)、廃炉(吉田町)を含め6市町が再稼働に
厳しい姿勢を示した。
 廃炉・永久停止は10市町、安全対策徹底は見通しを含め11市町。さらに、
自然エネルギーへの転換に軸足を置く「脱原発依存」の内容が3市町。
 廃炉・永久停止のうち4市町は無条件で求める内容。吉田町は「町民の生命
財産を守る」と表明し、富士市が「堤防築造などの対策をしても万全とは言い
難い」。牧之原市、清水町は「安全・安心の担保」、三島市は「県民の合意形
成」。
 安全対策では、菊川市、島田市、藤枝市など6市町が、住民の理解や安全の
担保がなければ「再稼働を認めない」。22日可決の掛川市も再稼働の条件を
盛り込み森町は21日に安全対策強化で可決。立地自治体の御前崎市は再稼働
に触れず、国が安全確認などの見通しを住民に説明するよう強く求める内容。
 脱原発依存では、函南町が浜岡原発の地震リスクを挙げた上、安全性を確認
できない原発施設の永久停止・廃炉を求めた。静岡市と御殿場市は浜岡原発に
言及していない。
 
 
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★2.フクシマ事故から一年、「もう原発はいらない!」
   3.11 東電前【大】アクション!
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日 時:2012年3月11日(日)11時~12時30分頃まで(途中参加歓迎)
場 所:東京電力本店前  東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
         JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
         都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分
 
■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
■このアクションはフライングダッチマンの「ヒューマンエラーパレード」に
参加します。詳細⇒ http://fryingdutchman.jp/parade/
■東電前アクション!は、このアクションの後の「3・11原発ゼロへ!
国会囲もうヒューマンチェーン」への参加も呼びかけます。
詳細⇒ http://2011shinsai.info/node/1625
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。
 ★3.11にあらためて叫ぼう!「もう原発はいらない!」
 ☆さあ文句をつけに行こう!「東電解体!」
 
 「収束」どころか、次に地震が来たら東日本全域にまで人が住めなくなる可能性
さえ指摘されています。
 それでも原発に固執する東電は、柏崎刈羽の再稼働のためにすでに昨年11月に
新たに核燃料棒を搬入しています。
 「ストレステスト」なんて茶番だから気にしない、と言わんばかりに着々と
再稼働の準備を進めているのです。それどころか、フクシマ事故の風化を待ち、
福島第二原発の再稼働さえ目論んでいるということが伝えられています。
 想像以上の安い日給でロクに線量検査もしないままに収束作業員を使い捨てる東電。
一方では相変わらずの高報酬の役員に社長には億単位の退職金の東電。
 そして、避難所暮らしの被害者や自主避難者への賠償からいかに逃げ切るかしか
考えていない東電
 こんなブラック企業が存続して、いままた原発を動かすなんて許されるわけがないっ!
 少なくとも三つの活断層の上にある柏崎刈羽原発は、2007年の地震で三つの
原子炉がダウンしたまま。
「フクシマ」はとっくに新潟で起きていたのかもしれない。
 これ以上原発を動かして、新潟の子どもたち・農業・漁業・未来を見殺しにする
わけにはいかない。
 柏崎では住民投票でプルサーマル計画を断念させるなど、人々は「もう原発はいら
ない!」と意思表示してきました。
 東電の原発を止めるのは、東電の電気を使ってきた東京・首都圏の人間の責任です。
 さあ、3月11日の東電前【大】アクション!で文句をつけ、要求しよう!
 
 3.11のフクシマ事故によって、誰もが未来の描けない世の中にされてしまいました。
こんなことを、もう日本のどこでも、世界のどこでも繰り返させてはなりません。
 私たちは、私たち自身の責任とケジメによって、原発の再稼働を絶対に阻止して
「原発ゼロ」を実現させましょう。
 そして、カネのために人を殺してかまわないという連中を政治・経済の表舞台から
一掃しましょう!
だから3.11に東電前【大】アクション!でともに叫ぼう。
「もう原発はいらない!」「東電は解体しかない!」
 
呼びかけ:東電前アクション!
BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
MAIL: toudenmae.action@gmail.com
 
※くわしくは、BLOGをご参照下さい。
※なお、3/26(月)にも東電前アクションを計画中です。
 
 
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★3.その(5)─都会は地震に弱い
    「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
   +直下型地震の恐れ」         (島村英紀[地震学者])
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 6400人を超える犠牲者と3万人を超える負傷者、そして24万軒を超える住宅の
全半壊を生んでしまった兵庫県南部地震のマグニチュードは7.3だった。この地震の
エネルギーは東北地方太平洋沖地震の1000分の1のエネルギーにすぎなかった。
 マグニチュード7クラスの地震は、平均すれば日本では1年か1年半に一度ずつ
起きている地震である。日本とその近海でこのくらいの大きさの地震が起きたこと
はよくあったし、これからも起きる可能性がある。つまり兵庫県南部地震は日本に
とってはそれほど珍しい大地震ではなかったのである。
 阪神淡路大震災の不幸は、日本にとっていわばありふれた地震が直下型として
起きたうえ人口密集地、つまりもっとも地震に弱いところを襲ってしまったこと
なのだった。
 阪神淡路大震災の5年後に起きた鳥取県西部地震(2005年、マグニチュード7.3)
は兵庫県南部地震と同じ大きさの地震だった。震源が浅い直下型地震で、その意味でも
よく似た地震だった。
 実際にこの地震で被害に遭われた方々や関係者にはお気の毒なのだが、この鳥取県
西部地震では幸い死者はなく、負傷者約140人(うち重傷は31人)、住宅の全壊は
390戸と、阪神淡路大震災とくらべて、はるかに少ない被害だった。
 このように阪神淡路大震災のときとくらべて被害が少なかった第一の理由は人口
密集地帯ではなかったことだった。そのほか、中国地方は古くて硬い山地が拡がって
おり、比較的地盤がよかったこともある。
 他方、たとえば、過密な都会である首都圏が兵庫県南部地震と同じ大きさの直下型
地震に襲われたら、阪神淡路大震災以上の大震災になる可能性は十分に高い、と言わ
ざるをえない。
 
 
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★4.<テント日誌 3/1(木)>
   3月を迎えて 3・11一周年行動へ
   ― 経産省前テントひろば 173日目 ―
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3月1日(木)晴れ。昨日の降雪と打って変わって今日は15度を超える暖かさ。
 
3月で何かが変わるのだろうか・・・。
テントは多くの人で賑わっている。今日はとくに女性が多い。そしていつもよりうんと
若返っている雰囲気。
確かにこのところテントへの来訪にも、泊まり込みへの参加もだんだんと若い人の
参加が目につくようになってきている。それだけテントは社会の奥深くへと浸透し、
根ざすようになってきているということだろうか。
 テントを知らない人達にテントを案内するリーフレットが新しく綺麗に刷り上げ
られて用意されている。さらにカラー印刷のテントのチラシも着々と作成過程にある。
これらを是非活用して、さらに奥深くへ・・・。
 この日、目と鼻の先の文科省に対して、「朝鮮高校無償化」要求の申し入れ行動が
行われ、それに対する「在特会」の妨害行動があり、警察も出動してちょっと騒然
とした雰囲気があった。「在特会」はそのままテント前に移動していつものように
嫌がらせ行動をするということで、テントには多くの人が集まり、防衛体制を敷い
ていた。 
 ところがちょうどその頃の時間に私鉄総連青年部の大きな春闘デモがテント前から
文科省前を行進し、おかげで「在特会」は足止め状態。デモ隊からはテント前を通り
過ぎる時に期せずして反原発コールが湧き起こる。
 デモ隊が通り過ぎた後、予定より遅れて(?)「在特会」の40~50人の集団が
テント前に。30分ほどいつものように喚き散らして引き上げた。テント側はテントの
前と中で防衛体制を敷いて、あとは相手にせず無視・黙殺。
 テントには昨日に続いて韓国のメディアが取材に来訪。
 夜はたんぽぽ舎での、もう10日後に迫った3・10-11福島&東京行動の
説明会に参加。
 3・11一周年を本当に脱原発の大きなうねりでもって迎えたい思いと決意を
新たにした真剣な取り組みがそこからまた始まっていくのだ。(Y・T)
 
 
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★5.新聞・雑誌から
  全機停止中の伊方原発が危ない
  再稼働の突破口「NO」の声  住民ら、座り込み、拡散調査警戒
                            (東京新聞3月2日より抜粋)
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東京電力福島原発事故から、まもなく一年。この間、定期点検を機に
次々と各地の原発が運転を止めた。
四月下旬には「原発運転ゼロ」になるが、一方で再稼働を目指す動きも慌ただしい。
関西電力大飯原発に次いで、ストレステスト(安全評価)の審査が進む四国電力伊方
原発3号機。
再稼働への障害が少ないと値踏みされる伊方原発の地元では、懸念する声が高まって
いた。(中略)
 
伊方原発に反対する地域紙「南海日日新聞」の記者だった近藤誠さん(65)も、早期
再稼働を警戒する一人だ。
「関西電力は地元の風当たりが強く、九州電力はやらせメールが尾を引いて露骨な動き
はできない。
そういう意味でボロの出てない四国電力を突破口にしたいのではないか。愛媛県は国が
『責任を持つ』とさえ言えば、再稼働できる体制が整っている」
一九七七年に入社して以来、社主の故斉間満さんとともに伊方原発の危険性に警鐘を
鳴らし続けた。(中略)
 
近藤さんは声を振り絞る。
「東日本大震災後、全国的に地震が続いている。原発に息の根を止められるか、
原発を止めるか。
放射能だらけの大地や空気をこどもたちに渡すわけにはいかない」
たんぽぽ舎です。【TMM:No1369】
2012年3月2日(金) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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 ★1.原発事故後の食品放射能汚染度はどう変わってきたのか、
    本:『「内部被ばく」こうすれば防げる』から引用
       (たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子さんによる特集ページ)
 ★2.その(4)─弱者をねらい打ちする地震
     「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
     +直下型地震の恐れ」         (島村英紀[地震学者])
 ★3.<テント日誌 2/29(水)>
          ― 経産省前テントひろば 172日目 ―
 ★4.メールマガジン読者からのイベントのおさそい
             (お問い合わせは主催者へお願いします)
    ◇3/7HOWS講座
       ドキュメンタリーとゲストのお話、
               被曝労働と労働組合運動について考える
 
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★1.原発事故後の食品放射能汚染度はどう変わってきたのか、
   本:『「内部被ばく」こうすれば防げる』から引用
       (たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子さんによる特集ページ)
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 小金井市議の漢人明子さん執筆編集の本『内部被ばく、こうすれば防げる』
(文芸春秋社2012年2月刊、全167頁)に、鈴木千津子さんによる特集ページ
がある。その一部を紹介します。
 ~~~~~
 (紹介)食品をはじめ、放射能について自分なりの基準を持つためには、
 「傾向と対策」をつかんでおくことが必要です。東京都内にある民営の放射
 能測定室「たんぽぽ舎」でも、20年間食品の放射能を測定し続けています。
 ここでは、1検体7000円で誰でも測定を頼むことができます。
  測定器は大学の研究室などで使われる国産特注品のヨウ化ナトリウムシン
 チレーション検出器です。2時間の測定でおおよその検出限界値は1~5ベ
 クレル以下ですが、数値として検出されたものは限界値近辺でも公表してい
 ます。民間のものとしては、相当精度の高い測定器ですが、検体は約1kg
 必要です。
  原発事故以降、測定依頼は急増し、1人で測定作業をし続ける鈴木千津子
 さんは、事故以来、すでに1800件以上の測定を行いました。その中から
 150件の測定値をピックアップし、これまでの汚染状況の大きな流れと、
 傾向と対策を紹介してもらいます。以下その要点を紹介します。
 
 【傾向と対策】事故後の汚染度はどう変わってきたのか
 1.野菜<放射性物質は「葉物野菜」に降り注いだ>
 2.肉類・牛乳<牧草、放牧牛、放し飼いの鶏も汚染された>
 3.魚介類<大量汚染の海。ヒラメや貝、ぶり、いわしなどから始まった>
 4.海草類<なぜか、わかめからは検出されない>
 5.くだもの<くだもので出たのはこれらの品目>
 6.米
 7.出やすいもの
 8.土・雨水<ホットスポットにはコンクリートで固める除染法が効果的>
 ○たんぽぽ舎お勧めのシンチレーションカウンターの紹介
  ・クリアパルス株式会社 Mr.Gamma A2700
  ・Nal Radiation Counter たんぽぽ
 ~~~~~
 
 ☆たんぽぽ舎では食品・牛乳・水の放射能汚染測定を行っています。
  お問い合わせください。午後3:00~8:00 担当:鈴木千津子
 
 
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★2.その(4)─弱者をねらい打ちする地震
  「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
   +直下型地震の恐れ」          (島村英紀[地震学者])
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 東日本大震災で犠牲になった人々のうち55%が65歳以上だった。この統計は、お年寄りが
選択的に犠牲になったことを意味している。
 それだけではない。東日本大震災での障がい者の死亡率は平均の2から4倍もあった。
この地震でも、弱者がより多く犠牲になってしまったのである。
 たとえば福島県南相馬市のNPOの調査では、震災直後に多くの障がい者が避難できず取り
残されたことや、行政が事前に作成していた障がい者など「要援護者」の名簿に多くの漏れが
あったことがわかっている。
 これは東日本大震災だけの特徴ではない。この震災では、被害者の多くが津波に呑まれたのが
死亡原因だったが、近年日本で起きたほかの地震でも、揺れによる震害で、やはり弱者が
選択的に犠牲になっている。
 神戸市や瀬戸内海を見下ろす高台にある神戸大学の構内には、阪神淡路大震災で犠牲になった
同大学の学生と職員の慰霊碑が建っている。そこには学生と留学生39名と職員2名の名前が刻
まれている。
 この地震が起きたのは1月17日の午前5時46分だった。地震には十分強く作られているとの
JRや工学系の先生たちのお墨付きがあった新幹線のレールを支えていた橋桁が8カ所も落ち
てしまった。始発の新幹線は朝6時に走り出すことになっていたから、橋桁が落ちたために
大事故にならなかったのは、新幹線にとっては運が良かったとか言いようがない。
 もしこの地震がこんな早朝ではない、昼間の時間帯に起きていたとしたら、新幹線や高速道路
では重大な事故が起きていたに違いない。しかし一方で神戸大学の学生たちは死なずにすんだ
かもしれない。というのは、神戸大学には倒壊した建物はひとつもなかったからである。
 この39名の学生のうち37名、つまり95%もが、下宿が潰れたために亡くなった。神戸大学の
学生の95%もが下宿生だったというわけではない。自宅から通っていた学生にくらべて、下宿生の
ほうがはるかに死者が多かったのだ。気の毒なことに、この下宿生たちは自宅生たちよりも、
また神戸大学よりも弱い建物に暮らしていたのだった。
 亡くなった神戸大学の学生に限らず、阪神淡路大震災で亡くなった人々の医師による遺体検案では
死者のほとんどが地震後10分間以内の圧死だった。つまり、いったん大地震が起きて家がつぶれて
しまったら、国際救助隊が来ようが自衛隊が来ようが、救える人命はごく限られてしまうのだ。
弱い家に住むことは、かくも危険なことなのである。
 建設省(現国土省)建築研究所の調査では、阪神淡路大震災では古い家やビルほど倒壊率が高かった。
なかでも1981年以前に建てられた建物ではとくに倒壊率が大きく、1972年から1981年までの
建物がそれに次いだ。1982年以降の建物では損壊率がずっと低かった。古い家がシロアリの被害
などで老朽化していたということも要因としてはないわけではないが、古い家が選択的に倒壊した
主な理由は、建築基準法や耐震設計法が1971年と1981年に段階的に強化されてきたのに取り残され
ていたためである。
 もし、学生下宿のような老朽化した木造家屋がもっと新しい家に建て替えられていたり耐震の
補強がされていたら、阪神淡路大震災の死者は5分の1以下になったという試算もある。
つまり阪神淡路大震災では古い家に住み続けなければならなかった人々が選択的に犠牲になった
のであった。
 日本だけではない。1971年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスのすぐ北でサンフェルナンド
地震(M6.6)が起き、死者は65名を数えたが、そのうち45名は老朽化したある病院の建物が倒壊した
せいで犠牲になったものだった。つまり、この病院さえ壊れなければ死者は70%も少なくてすんだ
はずだったのである。
 つまり、地震は弱いもの、弱い家に住み続けなければならない人たちを選択的に襲うものなのである。
 ちなみに阪神淡路大震災では家屋や家具の倒壊による圧死が8割を超え、火災による焼死なども
含めると、犠牲者のほとんどは地震の揺れによる震害が原因だった。一方、東日本大震災では
死者の9割以上は津波が原因だった。しかしこちらでも、高齢者や障害のある人たちの死亡率は、
それ以外の人よりも2~4倍も高かった。地震は弱いものを選択的に襲う、という構図が繰り返され
てきているのだ。
 
 
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★3.<テント日誌 2/29(水)>
     ― 経産省前テントひろば 172日目 ―
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 テントは、活気に満ちた。とぐろを巻くひとなどいない。朝早く、「原発事故被害者
支援法」(仮称)の制定を訴える人々が衆院第一議員会館へ向かった。テント広場は、
国会前座りこみをしていたのは、このためでもあった。国家財政を優先するものは、
消費税率の増加を中心課題として形成しようとする。しかし、国民の人命救助を主眼とする
ものは、一年たっても福島第一原発事故から目をそらすわけにはいかない。テント広場の
人々も、「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク」に連帯し、汐見坂を雪の中、
駆け上る。潮目を読む場所だったから、地震に耐えられる地盤ではないそうだ。
日本は、荒海の枯葉か!
 テントへは、フランスのラジオ局のジャーナリストが、顔を覗かす。イタリア人でロンドン
在住の友人と。金曜日の下準備だそうだ。70年ころ流行した「ラジオのように」のことを
伝えても、わき道にそれる暇はないという風情。真剣そのものの取材姿勢。あとで、あの在特会
と警官に煮え湯を呑まされたフランクさんたちから電話が入る。
 フランスのTV放送は福島の「事故収束」にフランス人が大貢献し、日本人は深くフランス
政府の救援に感謝しているというメッセージを流しているという。おふたりは、今、フランスだ
「海外のメディアには福島の真実を伝えてほしい、収束などとデマもいいかげんにしてほしい
わよね! ゲンバってなによ?」とゆみさん。
 フランスのラジオ局記者と友人を大飯原発再稼動審査書検討委員会につれてゆく。雪のため
傍聴人が少ない。いかにも慣例的挨拶の応酬を批判派が傍聴席から断罪する。斑目 委員長が
司会をしていたが、高校生を相手にする教員のように、威圧的な大声を出してみせる。
結局、強制的退場者はでなかったようだ。
 その間、テントには、スウェーデン、オーストリアなどなどジャーナリストがおしかけて
きていた。福島県が、フクシマとなり、チェルノブイリとなっても、世界は、「あっち」
という風情の日本人。「野蛮な文明」と書いたのは、昔々レヴィ・ストロースだった。
しかし、フランスは、80パーセント核燃料に発電を依存し、カナダ、オーストラリア、
アルジェリアなどで、ウラン採掘をしている。日本は、ヨルダンやトルコに原発輸出する。
フクシマは人類史の四つ角となった。
 ああ、井の中の蛙にする政府情報機関。原子力ムラとは笑わせる。あの安全審査委員会は、
明治の枢密顧問官たちの亡霊にとりつかれている。フランスのジャーナリストは、
眉をしかめて、退場した。テントから電話が入る。急いでテントへ戻る。
  雪椿テントは天下如月尽(能見)     (Q記)
 
☆『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
 (郵便は〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1経産省前テントひろば
  メールは   tentohiroba@gmail.com  へお送り下さい。
 
◎拝啓  渕上太郎 様
  経産省前テント、誠にお疲れ様です。
 小生も早々に参上すべきところでありますが、なかなか時間的に伺えなくて
 心苦しく思っております、しかしながら小生の居住地域での1000万人署
 名運動や集会等で何とか連帯しているつもりでおります、又、3月4日には、
 さよなら原発イン越谷と題した集会とデモを実施します。
 何とか日本国内を反原発一色に染め上げるべく闘い抜く所存でおります。
 万が一にもテント排除と言う事態が生じた場合は、昔取った杵柄で馳せ参じる
 つもりでおります。
 まだまだ、寒い日が続きますゆえご自愛下さい。   安間 拝
 
◎いつも見ています。千葉の坂本です
  私の市民活動の師は(串田文子さん)です。彼女は戦争時代国鉄の職員として、
男は戦争に駆り出されてしまった後、女が運転手や、キップ切りとして俗に言う
銃後を守った女性です。
 銃後・なんて知る人はもういないでしょうか。でも彼女たちは戦後の朝日新聞の
コラムに意見を出す会(草の実会)というのをズーッと継続して、終戦後からは
子供を育てるお母さん方の学習の場所としての(公民館活動)をした世代です。
 当時はアメリカも市民に、市民としての権利として公民館での学習会を勧めていたが
お母さんが学ぶと(夫に意見するようになり)行政に意見するのは(困った事)に
なり公民館は(行政に反抗する市民)には貸せない。行政に反抗するって何?
私達は反抗なんてしていません、でも市民が発言している事に耳を傾けて意見を聞く
努力はして欲しいと思うのです。
 沖縄の基地も日本の基地も、原発も日本は憲法をどのように理解しているのか?
疑問。でもこの経産省前ひろばがあることが市民、自由な広場、がきょうも元気だ!と
これを見て安心してPCを閉じます。
 応援しています。寒いのにねがんばってくださいね。
 
 
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★4.メールマガジン読者からのイベントのおさそい
               (お問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇3/7HOWS講座 ドキュメンタリーとゲストのお話、
  被曝労働と労働組合運動について考える
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●『隠された被曝労働 日本の原発労働者』(1995年 24分 英国チャンネル4)
       樋口健二氏の目を通して被曝労働者の現実を描いたドキュメンタリー。
●ゲスト=岩下雅裕(福島原発事故緊急会議・電力総連申し入れプロジェクト、
                            立川自衛隊監視テント村)
 
 被曝労働なしには成り立たない原発。そこにはヤクザも介在する違法な多重下請け
構造がある。政府、電力会社、そして連合中央や電力総連などもこの下請け構造を
温存している。昨年6月の電力総連申し入れ行動の中心となった岩下雅裕さんのお話を
聞き、原発被曝労働、事故で広がった被曝労働(除染、瓦礫処理など)について労働組合
運動とつなげて考えよう。
 
●日時:3月7日(水)午後6時45分~9時15分
●会場:本郷文化フォーラム
     (地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅下車 徒歩5分)
地 図: http://www3.ocn.ne.jp/~hows/map.pdf
参加費:1,500円(学生1,000円)
問合せ:HOWS事務局 TEL.03-5804-1656 E-mail: hows@dream.ocn.ne.jp
たんぽぽ舎です。【TMM:No1368】
2012年3月1日(木) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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★1.再稼動反対を24の首長が表明
    周辺自治体住民の力で再稼動阻止を
    推進派の「お金で買収」攻勢に警戒を!
               (布施哲也 反原発自治体議員・市民連盟)
★2.「脱東電」は可能だ! 世田谷区長 保坂展人
    PPSを世田谷区で導入─税金4400万円(※注)の削減
                (週刊朝日 2012年2月10日号より抜粋)
★3.読者からイベントのおさそい(お問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇3月10日(土)「3・11から1年 いま考えおくこと」
 ◇3月18日(日)「大震災・原発事故後の日本の今後と憲法の役割」
★4.新聞・雑誌から
 ◇積み重ねる被災者の言葉 ドキュメンタリー映画が続々
                    (東京新聞 3月1日より抜粋)
★5.たんぽぽ舎から
   3.11大惨事1年目の特集講座をおこなう、スペースたんぽぽ講座
   運営委員会で話し合い決定。
 
 
 
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★1.再稼動反対を24の首長が表明
    周辺自治体住民の力で再稼動阻止を
    推進派の「お金で買収」攻勢に警戒を!
               (布施哲也 反原発自治体議員・市民連盟)
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 原発の再稼動が焦点になっています。議員・市民連盟は2月に泊、志賀、
大飯、伊方、島根が危ないと考え、原発から30キロ圏内、55の道府県と市
町村首長と議会議長あて、「再稼動に反対をする要請」をしました。原発の再
稼動には、自治体とその議会の意思が重要となるからです。
 
 毎日新聞(3月1日)に、「原発再稼動・自治体57%条件付容認」という
記事が載りました。メディアも自治体の動向に注目をしはじめています。そこ
には、「原発事故時の避難などの事前準備が必要な自治体の範囲を原発から半
径30キロ圏内に広げる方針。調査は2月1日から、半径30キロ圏内にある
20道府県 知事と122市町村長を対象に実施(東京電力福島第1、第2原
発の周辺自治体は除く)」とあります。これは、緊急時防護措置準備区域を半
径30キロ圏へ拡大検討することを想定したためで、議員・市民連盟は五つの原
発に限ったので55の自治体でしたが、54機すべての原発を対象とすると自
治体は倍以上に増えます。
 
 詳しい数値は賛成(無条件)が0%、無回答が39%、条件付賛成46%、
そして反対が15%です。この種の統計数値に振り回されてなりませんが、そ
の傾向は知ることが出来ます。ちなみに反対をしている首長は、北海道の積丹
町・余市町・寿都町、宮城県の登米市・美里町、茨城県の東海村・鉾田市、新
潟県の十日町市・見附市、静岡県の菊川市・牧之原市・吉田町・袋井市・磐田
市・焼津市・藤枝市・森町、滋賀県の長浜市、京都府の綾部市・京丹波町・宮
津市、福岡県の糸島市、長崎県の壱岐市の24自治体です。
 再稼動反対と表明するのは東海村の村上達也氏だけで、他の原発立地自治体
の首長はいません。それは、原発が稼動することにより、立地自治体には多額
の固定資産税が入るからです。よく電源三法の交付金が入るといわれています
が、この交付金は原発が主ですが、その名からして他の発電も関係し、立地す
る自治体に限らず広い範囲の自治体に交付されるものです。しかし、使い道は
限定されますので、使い勝手が悪いと指摘されていました。一方の固定資産税
は、原発事故直後の4月に省令が改定され、その額がより増えています。原発
立地自治体の関心は、住民の生命・財産ではなく、この電力会社がばら撒く金
であるといっても過言ではありません。
 
 電力会社と原発推進勢力は、立地自治体はこれまで配った金の効力がまた効
いていていると判断し、今後は30キロ圏の周辺自治体に攻勢をかけてくるで
しょう。交付金や各種の税金は簡単には増やせませんが、「寄付」であるなら、
匿名も可能です。これまでの例もあり、簡単に首長の考えが変わってしまうこ
ともあります。電力会社の意を汲んで、電力関連労組の物心両面の攻勢も強ま
るはずです。政府は各種の交付金の財布を握っていますので、地域の振興とか
なんとか理由を付けて、反対する首長に金で脅かしをかけるでしょう。
 加えて、調査は自治体の首長に限ったものであり、議会の考えはまた別です。
首長が反対であり、議会は賛成という自治体もあれば、またその反対もありま
す。鍵はやはり私たち地域住民です。なによりも、周辺自治体住民の運動の力
が大切です。その運動の力を背景として、首長に、議員に働きかけを強めるこ
とです。再稼動を阻止し、原発がない社会をめざしてともに。
 
 ☆たんぽぽ舎では、再稼働予定の原発に近い自治体と議員へ、
  「私たちの要望ハガキ」を出そうと現在企画中です。
  近日中にできあがる予定。詳細はまたお知らせします。
 
 
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★2.「脱東電」は可能だ! 世田谷区長 保坂展人
   PPSを世田谷区で導入─税金4400万円(※注)の削減
                (週刊朝日 2012年2月10日号より抜粋)
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 「脱原発」を掲げる世田谷区長の保坂展人氏(56)がついに動いた。東京
電力に頼っていた電力供給を見直し、ほかの電力事業者を含めた競争入札を実
施することにした。人口88万人。東京最大の自治体の取り組みが他にも拡大す
れば再生可能エネルギーの市場拡大にもつながる。保坂区長にインタビューし、
その狙いを聞いた。
 
 世田谷区では区役所本庁舎や区民会館、小中学校など111ケ所の施設の電力
について、電力事業者による競争入札を行うことを決めました。区の施設の電
力供給のほとんどを東京電力に頼っていたこれまでの体制を大きく見直すもの
です。(中略)
 この東電との交渉で透けて見えたのが「節電には協力を求めるが、情報は開
示しない」と言わんばかりの態度でした。電力危機のときに、どこの電力供給
は残す、どこは止める、という緊急政策判断は経済産業省や東電幹部、さらに
われわれがうかがい知ることのできない“お上”を含めた“司令塔”が決める
ことであって、自治体や住民は口を出すな、というおごった意識ではないか。
(中略)
新規参入のPPS(特定規模電気事業者)も現在全国に49社あります。東電な
ど既存の電力会社以外から電力を購入する制度がありながら、市場が拡大しな
かった背景には、“何か”があったのでしょう。その“何か”とは、電力会社
への無意識の遠慮です。電力会社から原発関係自治体への匿名寄付などによっ
て形作られてきた巨大な利権構造というブラックボックスにもつながります。
 
 しかし、福島原発事故によって、それは過去の残影にすぎないことがわかり
ました。東京都立川市が運営する立川競輪場の電力の購入先を東電からPPS
に切り替えた結果、2010年度の電気料金は前年度に比べて約27%、約1700万
円節約できたとの報道がありました。また、すでに横浜市や名古屋市などでは
PPSによる電力供給を受けているほか、利権構造の一翼である経産省自身も
実は入札によってPPSから電力供給を受けているのです。
 
 世田谷区が2月下旬に競争入札を行うのは、約900ある区の施設のうち、
入札によって電気料金の低減につながる区役所本庁舎や区民会館、小中学校な
ど111の施設です。その111の施設の年間電気料は約6億7千万円(10年度)で
す。入札によってその3%、約2千万円(※注)の節減効果が見込めるほか、東
電が電気料金の17%値上げを行った場合の電気料金の値上がり分、約9千万
円を加えると、年間最大1億1千万円の節減効果があると試算しています(後
略)
 (※注:2月29日に「4400万円の経費削減となる」と報道された)
 
 ☆たんぽぽ舎と反原発自治体議員・市民連盟では『電力会社から電気を
  買わない方法─特定規模電気事業者=PPS活用のすすめ』(200円)を
  扱っています。お問い合わせはFAXまたはメールで。
  FAX 03-3238-0797  メール nonukes@tanpoposya.net
 
 
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★3.読者からイベントのおさそい(お問い合わせは主催者へお願いします)
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◇「3・11から1年 いま考えおくこと」
 講演会 「東日本大災害とTPP問題――二つの国難――」
 講師 宮本憲一氏 『恐るべき公害』(岩波新書)の著者、元滋賀大学学長
 日時 3月10日(土)午後2時~4時(1時半開場)
 場所 コア・いけぶくろ(豊島区民センター)5階音楽室
  (JR池袋駅東口徒歩5分
   http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/#nav_access
 参加費 500円
 問合せ 風下の会/すいれん舎
     電話:050-3536―7600 fax:03-5259-6070
     e-mail: kazashimo@hotmail.co.jp
 
◇「大震災・原発事故後の日本の今後と憲法の役割」
 講師 渡辺治氏(一橋大学名誉教授 九条の会事務局)
 
 日時 3月18日(日)13時30分~16時30分 
 会場印西市文化ホール 2階  多目的室
 内容 講演  13時30分~15時30分
    交流会 15時45分~16時30分 
 参加費  300円(資料代)
 主催 印西・九条の会 
 後援 印西市・印西市教育委員会
 連絡先  090-1706-2572 廣瀬邦治
 
 
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★4.新聞・雑誌から
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◇積み重ねる被災者の言葉 ドキュメンタリー映画が続々
                    (東京新聞 3月1日より抜粋)
 
 東日本大震災から一年目の節目に合わせて、震災や原発を題材とするドキュ
メンタリー映画の上映が活発化している。福島県双葉町出身の佐藤武光監督が、
避難住民に胸中を聞く「立ち入り禁止区域・双葉~されど我が故郷~」など秀
作が多く、いずれも示唆に富んでいる。
 
 『立入禁止区域・双葉~されど我が故郷~』渋谷UPLINKで3月17日から
 『311』渋谷ユーロスペースなどで今週3日から
 『核の傷...肥田俊太郎医師と内部被曝』渋谷アップリンクで4月7日から
 『friends after 3・11[劇場版]』オーディトリウム渋谷で3月10日から
 
 
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★5.3.11大惨事一年目の特集講座をおこなう、スペースたんぽぽ講座
   運営委員会で話し合い決定。            (たんぽぽ舎)
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 2月29日(水)スペースたんぽぽ舎の講座運営委員会が開かれました。出席
 者数は12人。中心テーマは3月後半~4月の講座テーマと講師の決定。
 3・11大惨事一年目に当たるので、福島事故一年を振り返り、今後の運動
 の方向、ヒントとなる講座を数回行うことにしました。
 
 その具体例は、
 ・福島原発は今どうなっているのか(山崎 久隆さん)
 ・福島原発多重事故-東電の責任(槌田 敦さん)
 ・4月1日から変わることいろいろ(原子力規制庁、関連法規、食品などの
  規制値)→講師交渉中。
 ・原発廃止をめざす運動一年を振り返り、今後の課題は…(講師予定、何名
  かの運動実践者)
 
 次回の講座運営委員会は3月17日(土)午後2:00から5:30まで
 意欲ある人の参加を歓迎します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1367】
2012年3月1日(木) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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★1.~9年目のサクラ調査にご協力ください~
   やさしい調査・2時間位・花見もかねて  (たんぽぽ舎サクラ調査)
★2.その(3)─内陸直下型地震には海溝型地震のような繰り返しはない
    「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
     + 直下型地震の恐れ」        (島村英紀[地震学者])
★3.<テント日誌 2/28(火)>
    真っ白な雪に包まれた
    ―― 経産省前テントひろば 171日目 ――
★4.読者からイベントのおさそい(お問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇3月3日 福島避難母子の会in関東 事務所開設のお知らせ
★5.新聞・雑誌から
 ◇劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク 月刊ニュース12年2月号
 
 
 
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★1.~9年目のサクラ調査にご協力ください~
   やさしい調査・2時間位・花見もかねて  (たんぽぽ舎サクラ調査)
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 福島原発震災では、人間だけでなく、動物・植物も傷つきました。
 植物のサクラ(ソメイヨシノ)は人間が感知できない放射能を感知します。
 (環境悪化も感知)それが、4月のサクラの花にあらわれます。それを調査
 する9年目の活動です。調査表はA4版1枚。2時間位で調査できます。
 花見もかねてできます。是非、多くの人の参加を呼びかけます。
 
 今後の日程は次の通りです、関心のある方の参加歓迎。
 ◇3月8日(木)サクラ調査打ち合わせ
 ◇3月23日(金)サクラ調査の基本講習会
  (どちらも午後7:00~9:00会場たんぽぽ舎にて)
 問い合わせは、たんぽぽ舎サクラ担当・柳田へ 電話または専用メールへ。
 電話 03-3238-9035 メール sakura@tanpoposya.net
 
 ※調査は、サクラの開花日より2~3日前が適しています。従って東京周辺
  では3月下旬~4月上旬が調査に向く日です。
  (今年は“寒さ”で開花が遅れるかも・・・)
 
 ※3月9日の「週刊金曜日」は原発特集号です。その中の1頁にサクラ調査
  の目的や歴史、意義などが掲載予定です。ご覧下さい。
 
 ※サクラ調査の参考文献があります。
  『サクラと環境・原発』第9集 カラー頁含む¥500
  たんぽぽ舎で取り扱い中。第1集から第8集の残部も若干あり。
 
 
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★2.その(3)─内陸直下型地震には海溝型地震のような繰り返しはない
    「東北地方太平洋沖地震と原発事故後にわかったいくつかのこと
     + 直下型地震の恐れ」        (島村英紀[地震学者])
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 内陸直下型の大地震は、海溝型の大地震のように100年とか200年とかの、
きまった繰り返しで起きるわけではない。
 これら直下型地震の繰り返しは、歴史に残っているものでは、繰り返した例
がひとつしかなく、それゆえ、直下型地震の繰り返しはよく分かっていない。
短くても千年、長ければ何万年とか、もっと長いのではないかと思われている。
 そして、いままでに起きていないところでも、これから起きる可能性がある
というのが内陸直下型地震が困ることなのである。
 
 ~島村英紀さんの本著書紹介~        ☆は子供(高校生以下)向け
 
  28:(仮題)『直下型地震-----どう備えるか』2012年3月発行予定。花伝社
 ☆27:『新・地震をさぐる』(さえら書房)2011年11月発行。1600円
  26:『日本人が知りたい巨大地震の疑問50 東北地方太平洋沖地震の原因
    から首都圏大地震の予測まで』サイエンス・アイ新書。2011年6月8日
    初版。ソフトバンク クリエイティブ株式会社、952円
  25:『巨大地震はなぜ起きる これだけは知っておこう』 2011年4月25日
    初版。花伝社。1700円
  24:『「地球温暖化」ってなに?科学と政治の舞台裏』 2010年8月10日
    初版。彰国社。2100円
 
 
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★3.<テント日誌 2/28(火)>
    真っ白な雪に包まれた
    ―― 経産省前テントひろば 171日目 ――
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 朝は5時。本当は3時に起きて交代の予定だったが、連日の疲れ(?)から
か寝過ごした。交代予定の不寝番は起こさないでいてくれたらしい。優しい配
慮に感謝しつつトイレのためコンビニに向かう。外は雪混じりの雨というとこ
だが氷雨というところか。
 朝の7時ころまではあまり雪のことは頭になかった。コンビニの行き帰りで
は積もるとは思えなかった。霙(みぞれ)で終わるのではないかという感想
だった。前夜にテントで明日は「雪やで」と強く言われていたから、雪でなく
て良かったと思ったのだ。こういう天気予報は外れる方がいいのだと。
 
 7時頃に再び眠くなったので少し横にならせてもらった。目が覚めたのは9時
過ぎだが、外は雪になっていておどろいた。東京は2月に雪が降ることが多い
のだから、別段驚くことはないが…。テントの敷石のところから水も浮きだし
てきていい気持ちはしない。少し暖かくなってきたと思ったらこれだから、早
く春がくることはあまり期待(?)しない方がいいのかもしれない。
 散歩を兼ねて再びコンビニに行く。いつも行き帰りの電車で買う定番のス
ポーツ紙(報知新聞)と一般紙(東京新聞)を買う。道はいつもよりは人が少
ない。街路樹も雪におおわれた景色を見て2・26事件のことを想起した。
 この事件が今も強いインパクトで思い出されるのだが、昨今は青年将校たち
が反乱した1930年代の後半と類似しているところがある。政治や権力を含めた
社会状況が似ているところがある。もちろん、現在はあの時代と異なって
いる面も多く簡単に類似なんていえないが。彼らへの心情的共感が残っている
半面、批判的に見ざるを得ない面もある。
 彼らは国家改造を目指し、反乱をした。しかし、彼らには権力奪取後の国家
や社会のビジョンあるいは構想はなかった。これは後世の一番強い批判である。
僕らは今、脱原発後の社会のビジョンや構想を持つことの困難さ感じている。
ここにはある種の日本の社会や国家の共通性《連続性》があることと思う。ま
とまりの付かない感想があれこれと浮かんでは消えた。
 
 28日の夕方には外人報道陣でにぎわっていた。スウェーデンのテレビ局の
取材をしている一方でフランスの記者が順番待ちをしていた。フランスの記者
の方は第2テントに案内して取材を受けた。言葉の問題もあって通じにくいが
通訳してくれる人に話が通じないのがまずある。これは通訳してくれる人が若
い場合に多いがこのことが気になる。比較的年配の人が通訳してくれる場合と
の違いに気が付くからであるが、ここは意識(自覚)しておいていいところな
のだろう。
 
「3・11」が近づくにつれて外国の報道陣やジャーナリストの取材は増え、
「テント広場は外人広場」の様相を呈する。これはしばらく続くのだろうと
思う。我々の間では日本の報道陣がテントを無視する状況が話題になる。これ
は原発報道の問題に関わることである。政府や原子力ムラの隠蔽体質はメディ
アや学会などにも影響を与え現在も尾を引いている。東大での原子力ムラ批判
が話題になっているが、メディアももっと批判されていいのだろう。テントは
持久戦の様相を呈してきている。テントの存在そのものだけでも意味があるの
だから存続がまず重要である。最近の週末は地域での集会やデモなどが多くテ
ントは手薄になる傾向がある。午前中とともに週末にテントに出掛けて来られ
る人は是非お願いしたい。
 夕方は寒さもあってテントの内での談話や談笑になることが多いしこれは楽
しい。寒さから解放されると共にこれも変わってはいくだろうが、テントにい
ろんな企画を持ち込むことも歓迎である。テントをいろいろと使ってもらいた
い。
春の到来とともにテントを広げて行こう。           (M/O)
 
 ○3月1日(木)に「在特会」が「朝鮮学校教科書無償化」反対の対文科省
 行動を予定しており、その帰りにいつものようにテントに押しかけてくる予
 定だそうだ。テント側としてはいつものように、テントの防衛体制に万全を
 期しつつ、相手をしないで無視・黙殺するということである。だから、この
 日の夕刻、できるだけ多くの方がテント防衛体制に加わっていただくように
 呼びかける。
 
 
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★4.読者からイベントのおさそい(お問い合わせは主催者へお願いします)
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◇≪福島避難母子の会in関東 事務所開設のお知らせ≫
 
 昨年6月に、福島から自主的な避難をしてきた母親たちが立ち上げたグルー
 プが、このたび事務所をもって活動することになりました。そのお披露目会
 をしますので、ぜひお越しください。
 3月3日、ひな祭りに合わせて、福島から避難した母親たちのパワーが
 集結します!
 
 日時:3月3日(土) 13:00~16:00
 場所:品川区戸越5-14-17 ドゥエル藤博202(階段上がって2階)
    ≪大井町線戸越公園駅徒歩5分、池上線荏原中延駅徒歩5分、
     都営浅草線戸越駅徒歩7分≫
 13:00~ オープニング挨拶(マスコミの皆様、ご質問受付)
 13:30~ トークトークトーク!!! 「福島からの自主避難」
      ★母親が、父親が、独身女子が今の思いを話します!
 15:00~ 上映「わたしたちは忘れない」~警戒区域の教師たち~ 
 【特別展示】写真と映像 「わたしたちは忘れない」
  3月4日、5日(13:00~16:00)は特別展示のみ開催しています。
 HP http://hinanboshi.blog.fc2.com/blog-entry-77.html
 メール hinanboshi@yahoo.co.jp
 
 
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★5.新聞・雑誌から
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◇劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークからのお知らせです
 劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークでは、月刊でニュース(B5版
 12頁)を発行しています。ニュースでは、構成団体の活動報告、
 劣化ウラン兵器の情報、集会の報告、投稿等々毎月自宅へ直送しています。
 
 12年2月号(2月28日発行)の主な内容は次のとおりです。
 ○今月号の主な内容
  ・新たな劣化ウラン兵器の開発 事務局 稲月 隆
  ・本誌の名物連載 イラクのアブ・ムハンマドからの便り 
    アラブのこどもとなかよくする会 西村陽子
  ・東海第二原発廃炉を求めて700人 事務局 山本勇祐
  ・資料 原発再稼働 一次評価だけで安全か
      大飯原発 再稼働の危険見えた 多すぎる「検査対象外」
   資料 六ヶ所村再処理 核のごみ封印完成せず
             最終処分場ない高レベル放射性廃棄物
      資料は―東京新聞こちら特報部―から
  ・本の紹介 「福島原発の町と村」
           反原発自治体議員・市民連盟共同代表 布施哲也著
  ・豊田直巳さんのイラク写真パネル貸し出します。集会や展示会に
   どうぞ!
  ・市民ネットワークの「2011年会計報告」
 
 ○定期購読の方を募集中です。 購読料 年3000円
  ご希望の方は、TEL/FAX 03-3238-0056(たんぽぽ舎気付)
  事務局 山本勇祐
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