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たんぽぽ舎です。【TMM:No1495】
2012年6月23日(土) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.6月22日(金)官邸前に4万5千人も!
   日本中こんなに怒っている人がいる
   四国伊方原発反対の人々-Uチューブを見て涙が出た
★2.6/24「そうだ、船橋行こう。電車でGO!野田退治デモ!!!
   再稼働はダメなノダ!」のお知らせ
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◇6/24広瀬隆講演会「放射能汚染の現状と今、わたしたちにできること」
★4.新聞・雑誌より 
     ◇「日本、核武装の道開いた」韓国メディア憂慮
     ◇「法的処理すべきだった」
   東電値上げ検証 専門委委員長が異例発言
★5.<テント日誌6/20(水)―経産前省テント広場―284日目
   台風の当たり年なんて誰も歓迎をしないのだけれど
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.6月22日(金)官邸前に4万5千人も!
 |  日本中こんなに怒っている人がいる
 |  四国伊方原発反対の人々-Uチューブを見て涙が出た
 └────
 
 関西電力大飯原発3・4号機(福井県)の再稼働決定の撤回を求める集会に、
4万5千人が集まり、「再稼働反対」「大飯を止めろ」と力強うコールをくり返
した。
 複数の市民グループ有志でつくる「首都圏反原発連合」がツイッターなどで呼
びかけたもので、再稼働反対を訴え、4月から毎週官邸前で実施されているが、
先週15日(金)は1万2千人集合。
16日の政府の再稼働決定から、参加する市民がますます増加。地下鉄出口から
は参集する人の流れは途切れることなく続き、4万5千人が霞ヶ関方向へ500
メートルにわたり、車道の2車線も使いあふれかえった。    
 当日の様子はUチューブにたくさんアップされています。
 
 ◇次回 :6月29日(金)も集まろう
           午後6:00-8:00  官邸前
           スタッフ集合は5:30
 
   たんぽぽ舎もみんなで参加します。ぜひご一緒に。 
 
 
┏┓
┗■2.6/24「そうだ、船橋行こう。電車でGO!野田退治デモ!!!
 |  再稼働はダメなノダ!」のお知らせ
 └────
 
◎「原発はいらない」という一点で、広くゆるくつながった市民の集まり「脱原
発杉並」は、野田首相の大飯原発再稼働決定に怒り心頭、6月24日首相の地元・
船橋市で再稼働の撤回を求めるデモを行います。
 
 「脱原発杉並」は職業も世代も政党も国籍も関係なく、「脱原発」という一点
のみで、広くゆるくつながった市民、「有象無象」の集まりです。
 今年1月9日「杉並から脱原発の声をあげよう」を合言葉に初めて集い、2月
19日杉並区での第1回デモには、赤ちゃんから102歳まで約5千人が参加、地元
杉並区在住のねじめ正一さん、池田香代子さん、西尾幹二さん、保坂展人世田谷
区長など多くの方にご賛同いただきました。
 5月6日には全原子炉が停まったことを皆で祝う、「祝!原発ゼロ パレード」
を開催。
 およそ4千人の参加で、祝祭的雰囲気にあふれた明るいパレードでした。
 それから、約1ヶ月余、日本政府は安全対策も終わらせず、規制監督官庁も発
足せず、ずさんな手続きで、地方自治体に責任を押しつけて、大飯原発の再稼働
に踏み切りました。
 国民の半数以上が再稼働に反対しているにもかかわらず。
 また、今月12日、脱原発杉並の賛同人であり、東電記者会見に通いつめ、東電
の怠慢を追及しつづけた弁護士でジャーナリストの日隅一雄さんが逝去されまし
た。日隅さんの最後のツ イートの「野田の地元で落選運動を、誰か展開してほ
しい」という言葉も、船橋デモのきっかけのひとつです。
 私たちはこれに抗議するため、中央線沿線の仲間とともに船橋市へ行き、船橋
市民と一緒に訴えます。
 
6月24日(日)
◎デモ 14:00 西船橋駅北口すぐの近隣公園集合
    14:30 集会開始
    15:00 デモ出発 4.5km (約2時間) DJカー1台
    17:00 天沼弁天池公園にて流れ解散(到着時刻は予定)
◎移動は総武線オキュパイ、電車でGO!
 
この内容についての連絡先:Email : info@uzomuzo.com
更新情報は随時ウェフブサイトにアップされています。http://uzomuzo.com/
 
 
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇ 放射能汚染の現状と今、わたしたちにできること
  ~あなたと子どもたちの未来のために~
      広瀬 隆 氏 講 演
 
日  時: 2012年6月24日(日)
         開場 pm 1:00 ~ pm 1:30  開演 pm 1:30 ~ pm 4:30
場  所:墨田リバーサイドホール イベントホール
           東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号
参加費: (おひとり) ¥1,000
      団体割引 10名以上 おひとり¥800
           20名以上 おひとり¥700
 
【緊急】 増席いたしました。
    当日の受付は、こちらまでお電話ください。
     070-5455-1272   070-5454-0639  
   ※子ども室設置しました。ご家族でお越し下さい。
主 催:子供たちの未来を考える母と子の会
     TEL 03-6410-6058   FAX 03-3797-6065
     http://purificationrd.blog.fc2.com/
     MAIL: hahatoko@acinos.info
     担当:銘苅(めかる)
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より
 └────
 
◇「日本、核武装の道開いた」韓国メディア憂慮
 
 日本の原子力基本法で定めた原子力利用の安全確保の目的に「我が国の安全保
障に資する」との文言が挿入された問題で、韓国では21日付の夕刊紙・文化日報
が一面トップで「日本が法的に核武装の道を開いた」と報じるなどメディアは核
の軍事利用への憂慮を伝えた。
 文化日報は「世論の合意なく極右勢力が法改定を主導した」と表現。
「北朝鮮と中国の軍事力拡大を契機に再武装を試みようとする最近の日本政府や
右傾化の動きとかみ合っている」と分析した。
 連合ニュースは「日本政府は昨年末に武器輸出三原則を緩和し、他国との武器
共同開発と輸出の道を開いた。今度は核武装の憂慮を引き起こす内容を法に明示
した」と報じた。
 韓国外交通商省の副報道官は「日本は核不拡散条約の加入国だから直ちに核武
装国家に変身することは容易でないとみるのが原則的な立場」と前置きし、
「(変更の)真意と今後の影響を注視していく」と述べた。
                     (6月22日 東京新聞より抜粋)
 
◇「法的処理すべきだった」
 東電値上げ検証 専門委 委員長が異例発言
 
 20日に開かれた東京電力の家庭向け電気料金値上げを検証する専門家委員会で、
安念潤司委員長(中央大法科大学院教授)が「東電は最初から会社更生しておく
べきだった」と異例の発言をし、会社更正法の適用など法的処理が適切だったと
の見方を示した。(中略)
 全国消費者団体連絡会の阿南久事務局長は「株主や銀行の責任を問わずに(配
当や利払いに充てる)事業報酬を電気代に上乗せするのは反対」と強く主張した。
 これに対し安念委員長は「一法律家としてぶっちゃければ、最初(の処理)を
間違えた。100%減資して、銀行に泣いてもらえばよかった」と応じた。(後略)
                       (6月21日 茨城新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■5 <テント日誌6/20(水)
 |  ―経産前省テント広場―284日目 原発ゼロ46日目
 |  台風の当たり年なんて誰も歓迎をしないのだけれど
 └────
 
 今年は空梅雨がいいのだけれど…なんてかってな祈願をしていたが、どうやら
台風の当たり年になってしまった。天候だけでなく、政治も経済も大荒れのよう
だ。これは世界的なことで人間の傲慢さに対する天の怒りか。むかしの中国なら
天帝のお告げということになったのだろうが、こうなれば覚悟をして矢でも鉄砲
でも来いというほかない。
 高校の同窓のメンバーとの歓談の会があって昨夜は少し遅れてテントについた。
テントでは台風が直撃するかも知れないという情報もあって緊張して待機した。
台風は予測よりも早目に過ぎたようでたいしたことはなかった。台風が来るたび
にあれこれと騒ぎになるが、今年はこんなことを繰り返すのであろうか。
 
 台風一家の通り過ぎた後の爽やかな一日というわけには行かなかったが、それ
でも日差しの強い日になった。昨夜までの雨で濡れた毛布などの虫干しがはじま
る。周辺の植木などに毛布や寝袋などを干すのは外観的によくないし、なんとな
しに恥ずかしい。でも、健康上はそんなことを言ってはおれないわけだからエイ
と決意して日干しをする。
 ついでにテントの内部整理をする。なるべく不要になったものは捨てるように
はしているが、テント内では溜まるものも増え所狭しという感もする。この際、
思い切って不要なものは捨てテント内は清々とした。これも台風のおかげかもし
れない。
 
 早朝から昨夜の台風を心配する電話がかかるが、大丈夫だったよという声はや
はり自然に弾んでいる。それよりも消費増税に直撃されている様相の国会のこと
が気にかかる。新聞を読んでも国会の動きはよくわからないところがある。長引
く経済的な停滞の中で税収が減り続けるなかで、既得権益を守りたい官僚たちの
税収確保が消費増税である。名目は社会保障であるがそちらに回る前に官僚の既
得権益に吸い取られる。次々と消費税という名の国民収奪が進むのだろう。この
第一歩のところで食い止めないと大変な事態になる。
 官僚たちは強権で抑え込む法案を秘密裡に進めているが次の時代の政治を想像
すると恐ろしいことになりそうだ。原発再稼働と構造的には似ている。原発再稼
働→原発保持は電力会社や官僚たちの既得権益の防衛や擁護としてなされるのだ
からである。本当のことを言わないマスメディアもその一翼をなすのである。台
風より強権体制の政治の方にこそ目を向けなければならない。
 
 午後になったら6・20東京総行動(主催;けんり総行動実行委員会)の皆さん
が激励のためにたち寄られた。東京総行動は首都で争議を持つ官庁や企業などに
対する共同行動をやられており、本日は総務省を皮きりに多くを回るものであり、
テントを訪ねて頂いてエールを交換したのである。
 テント前ひろばでは昼間の集会は久しぶりであった。テントからは第二テント
の椎名さんが発言をされた。最後のシュプレヒコールは霞ヶ関一帯に響きわたっ
た。あたり前の権利があたり前ではない日本社会の中で頑張っておられる皆さん
に敬意を表したい。
 連日の行動が霞ヶ関周辺では繰り広げられているが、明日の22日には首相官邸
前の行動がある。日毎に力を増して動きにここちよい緊張が走る。(M/O) 
 
【補】6/18(月)テント日誌で、18日の「おおい行動団」の行動について
記したが、一つ重要な行動を忘れてしまっていた。ここで補足追加しておきたい。
 おおい町役場に申し入れをおこなった後、申し入れ書と同じチラシ400枚ほ
どを全員で手分けして戸別の手渡し配布をおこなった。そこでは地元おおいの人
たちと様々な会話がなされた。たとえば、その一つを紹介しておこう。
 現地おおい町の年配の女性が、「原発は危ない、子や孫の為に、私も反対した
い。しかし、知り合いが多く、原発に努めている人がいるので喉まで声が上がっ
てくるのですが、声には出せないです。こうしてみなさん方が来て訴えてくれる
ことは大変ありがたいことです」と話してくれました。 これが本音だと思いま
す。(I・T)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1494】
2012年6月22日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働を撤回せよ、新版(第4版)ハガキを出そう!
   ハガキ全文と4大臣&2黒幕の地元事務所一覧
                   (再稼働反対ハガキアクション!)
★2.放射能無害化は極めて困難「放射能の無害化技術」とその現状について
                  (小出裕章 京都大学原子炉実験所)
★3.原子力基本法を改悪する条文=核を持つ国、核武装を進める企みは
   許せません!(世界平和アピール七人委員会事務局 丸山重威(JCJ))
★4.戦犯はひっこめ(山口二郎(北海道大学教授)
   こちら特報部<本音のコラム>から(6月18日 東京新聞)
★5.<テント日誌6/18(月)
   ―経産省前テントひろば282日目 稼働原発ゼロ44日目>
    大飯原発の間近で再稼働反対!命を守れ!のコール( Y・T )
━━━━━━━
◇あす23日(土)14:30から、大飯原発の再稼働決定を撤回しろ!新宿デモ
新宿西口・柏木公園集合、デモ出発15:30、再稼働反対!全国アクション主催
http://2011shinsai.info/node/2304
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.再稼働を撤回せよ、新版(第4版)ハガキを出そう!
 │   ハガキ全文と4大臣&2黒幕の地元事務所一覧
 └────(再稼働反対ハガキアクション!)
 
大飯・伊方原発の再稼働強行をやめよ!
電気は足りている。地震・津波対策は出来ていない!
 
 野田首相ら4閣僚のみなさん!大飯原発の再稼働決定の根本的な過ちは、
福島原発過酷事故の原因究明すら出来ず、放射能をまき散らしている危険な
現状を放置し、福島や全国の人びとの不安・再稼働反対の声を無視し、政治判
断した事だ。
 (1)原発事故が起きた時、取れる筈のない責任を取ると言うのは、ペテンだ。
 (2)ベントや免震棟もなく、避難道路の不備等、住民や被曝労働従事者への
  最低限の安全対策すら講じないまま再稼働を決定した事は、危険極まりな
  い。
 
 福島の被災者は仕事も家も故郷も希望も失った。今なすべき事は再稼働では
なく、国も東電も過ちを認め、情報の隠蔽、改ざんをやめて全てを明らかにす
る事。未来をになう子どもたちを放射能から守る事。被災者への弁償を完全に
行う事だ。
 何よりも被災者の声を重視せよ!周辺自治体の住民の声を無視するな!
国民の再稼働反対の声を政治家は聞け!誠実に!
 
 《伝えたい事》
  住所・氏名
___________________________________
 
 ▼▲▼▲ 首相、大臣ら6人の地元事務所の住所 ▲▼▲▼
 ▼▲▼▲ 3つの電力会社の住所・電話・FAX ▲▼▲▼
 1)野田佳彦 船橋事務所
   〒274-0077 千葉県船橋市薬円台6-6-8-202
  TEL 047-496-1110 FAX 047-496-1222 post@nodayoshi.gr.jp
 2)仙石由人
   〒770-8053 徳島県徳島市沖浜東1-64-5
  TEL 088-626-1059  FAX 088-655-9130
 3)枝野幸男 大宮事務所
   〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町2-108-5永峰ビル2F
  TEL 048-648-9124  FAX 048-648-9125
 4)藤村修  大阪事務所
   〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町7-20阪急吹田駅前奥野ビル2F
  TEL 06-6337-3694  FAX 06-6337-4354
 5)細野豪志
  (三島事務所)〒411-0847 静岡県三島市西本町4-6コーア三島ヒ゛ル2F
  TEL 055-991-1269  FAX 055-991-1270
  (富士事務所)〒417-0035 静岡県富士市津田町109-2
  TEL 0545-55-5411  FAX 0545-55-5412
 6)齋藤勁
  〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町1-15第2東商ヒ゛ル3F
  TEL 045-681-7733  FAX 045-681-1681
 
 関西電力 〒530-0005 大阪府大阪市北区中ノ島3丁目6-16
  TEL 06-6441-8821  FAX 06-6441-7143
 四国電力 〒760-8573 香川県高松市丸の内2番5号
  TEL 087-821-5061  FAX 087-826-1250
 東京電力 〒100-0011 千代田区内幸町1-1-3
  TEL 03-3501-8111  FAX 0120-12-8589
 
 ◎関電、四電管内ほかの自治体のあて先はホームページをご覧ください
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1012
 
 
┏┓
┗■2.放射能無害化は、極めて困難
 │   「放射能の無害化技術」と、その現状について
 └────(小出裕章 京都大学原子炉実験所)
 
小出裕章: 原子力発電はウランを核分裂させますが、核分裂させると、核分
 裂生成物ができてしまいます。元々ウランは、放射線を発する危険な物です。
 その危険なウランを核分裂させると、そのとたんに放射能の量が10億倍に増
 えます。それだけの凄まじい力を人間は持ってしまったのです。
 
 人間が核分裂の連鎖反応を使うようになったのは、1942年です。米国がマン
 ハッタン計画という原爆製造計画を立ち上げ、物理学者が長崎原爆の材料で
 あるプルトニウムの製造法を考えました。そして、プルトニウム製造には原
 子炉を動かすのが最も効率的、と結論しました。
 
 皆さんは原発を「発電」のための装置だと思われているかもしれませんが、
 元々開発者は、発電などに興味はなく、プルトニウムを作るための手段だっ
 たのです。しかし、当初から「これをやると大変なことになる」ことはちゃ
 んとわかっていましたので、1942年時点から無害化の研究は始まっているの
 です。研究は続けられ、今年で70年になりますが、未だにできないのです。
 
 できない理由は、主に2つあります。
 1.作ってしまった核分裂生成物を消そうとすると、そのために莫大なエネ
   ルギーがかかる。もともと原子力発電は、エネルギーが欲しいから作っ
   た訳ですが、そのエネルギーを全部投入してもまだ足りないとなれば、
   意味がありません。いくらやってもダメなのです。
 2.先ほど「消す」と言いましたが、本当に消すことはできません。正確に
   は、「消す」のではなく、寿命の長い放射性物質を寿命の短いものに変
   化させて、管理期間を短くしたい、と言う考え方です。ところが、ある
   寿命の長い放射性物質を寿命の短い放射性物質に変える作業をすると、
   新たに寿命の長い放射能が生まれてしまったりする物理現象が同時に進
   行してしまうのです。日本でも「原子力研究開発機構」が研究を続けて
   いますが、いくら実験を繰り返しても、この壁を突破できず、70年間実
   現できずにきているのが現状です。
 
 私たちの世代が原子力発電を始めました。これから先10から20年くらいは続
 くかもしれません。でも、せいぜい何十年という時間しか原子力は使えませ
 ん。ウランが枯渇するからです。
 
 ところが、私たちの世代で生み出した放射能のごみは、100万年後まで子孫
 たちに押しつけられるのです。そんな行為に自分が荷担したということを、
 私は決して許せない。だから私は、自分たちの世代が生んだごみは、自分た
 ちの世代の責任で無毒化したいと願っています。でも、たいへん申し訳ない
 ことに、それは不可能なようです。
  (人民新聞6月15日号の小出裕章インタビュー
   「何も変わらなかった日本と原子力村!」から抜粋)
 
 
┏┓
┗■3.原子力基本法を改悪する条文=核を持つ国、核武装を進める企みは
 │   許せません!
 └────(世界平和アピール七人委員会事務局 丸山重威(JCJ))
 
 原子力規制庁の設置に関する法案が衆院を通って、参院に送られていること
はご存じだと思いますが、何とその過程で、原子力基本法の『民主・自主・公
開』の「平和三原則」を骨抜きにし、目的に、「安全保障」を忍び込ませる、
原子力基本法の改正が行われようとしていることをご存じですか。
 どさくさに紛れて、日本の原子力平和利用のあり方をも根底から覆そうとす
る企みで、何と衆院では2時間で通してしまった、とのことです。原発が作り
出すプルトニウムを持っていることが核抑止になるのだ、という議論は、自民
党などから言われていましたが、ここで堂々と出てきたわけです。何でも、政
府提出の「原子力基本法設置法案」をとりさげ、民主、自由、公明三党が提出
した「原子力規制委員会設置法案」を通したとのことで、その中に、この「改
正」が含まれていました。いかにも、姑息なやり方だと思えて仕方がありませ
ん。
 これについては、16日朝刊で、「可決ラッシュ」(朝日)、などと報じら
れましたが、メディアも気づかなかったのか、この「安全保障」問題とか「基
本法改正」は、一切触れられていません。「平和利用」というもっと議論しな
ければならない基本的な問題を、こんな形で勝手に崩し、なし崩しに、原発容
認→核をもつ国→核武装にすすめようとする企みは許せません。会期末を迎え
て、参議院でも、みんなが気づかないうちに通してしまおうという策謀は絶対
阻止すべきです。
 世界平和アピール七人委員会は、ちょうど開いた18日の会合で、この問題
を討議し、添付のようなアピールを発表しました。ぜひ、これを緊急に広めて
いただき、何とか「成立」などというようなことにならないよう、ご協力くだ
さい。
 
 
┏┓
┗■4.戦犯はひっこめ
 └────(山口二郎(北海道大学教授)
 
こちら特報部<本音のコラム>から(6月18日 東京新聞)
 
 大飯原発再稼働に反対する数千の市民が首相官邸付近に集まったという記事
を読んで、六〇年安保を思い出した。
 五十二年前のちょうど今ごろは、安保反対運動のピークで、未曽有のデモが
国会を取り巻いた。あの時の市民は、安保条約そのものを理解して反対したと
いうよりも、A級戦犯だった岸信介首相(当時)が強行採決で安保条約を可決
させ、戦後民主主義を踏みにじったことに怒ったのだろうと想像する。
 
 今、原発再稼働に反対し、首相官邸付近に集まった市民にも、先般は引っ込
んでいろという思いは共通していると私は考える。
 ポスト3・11の戦犯も、岸氏などとどうよう、あれだけの惨事を引き起こ
していながら悪いことをしたと思っていない。性懲りもなく大失敗した事業を
また進めようとする。戦後の無責任体制は今も終わっていない。
 原発を推進した官僚、経営者、御用学者が戦犯であることは言うまでもない。
これを免罪し、再稼働を進める政治家も先般の同類である。
 原発規制の新制度についても、自民党の圧力で四十年廃炉の原則を骨抜きに
する条項が加えあっれた。ふざけるなと言いたい。自民党の政治家でこの問題
について口出しする資格を持つのは河野太郎氏くらいだろう。
 戦犯は戦後の政策決定に口出しするな。
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌6/18(月)
 │  ―経産省前テントひろば282日目 稼働原発ゼロ44日目>
 │   大飯原発の間近で再稼働反対!命を守れ!のコール
 │   おおい町役場にも申し入れ  ~東京バスツアー・おおい行動団~
 └────( Y・T )
 
6月18日(日) 晴れ
 この日午前9時半、「大飯原発再稼働反対!東京バスツアー」と「原発いら
ない!福島の女たち」の有志によるおおい行動団(総勢47名)は、大飯原発
間近の簡易ゲート前に立ち並んだ。
 前日の「福井でつながろう」大集会とデモに参加した後、おおい町地元の方
にチャーターしていただいたバス1台でおおい町へ向かった行動団は、その日
の夜は運動公園の「大飯原発監視テント」で、50名ほど集まっていた若者た
ちと交流し、テントや民宿、国民宿舎に分宿し、18日朝から行動した。若者
たちは、ライブなどをやったあと、20人程が車座になって夜遅くまで真剣な
討論を繰り広げていた。「非暴力直接行動に覚悟をもって起ち上がるべき」
「土日ごとにさらに参加者を拡大し、数百人規模の・・・・・・
 ★つづきは、テントひろばホームページで★
 http://tentohiroba.tumblr.com/post/25567781256/6-18-282-44
 
 ◎6・23(土) 再稼働撤回!新宿デモ 14時半 新宿西口柏木公園集合
 15時半デモ出発(アルタ前まで) [再稼働反対!全国アクション]
 ☆テント全体会議 6・26(火) 19時~  スペースたんぽぽ
  6・17ー18行動報告と今後の再稼働阻止の闘い
  7・16への取り組み、これからのテント。たくさんの方の参加を!
たんぽぽ舎です。【TMM:No1493】
2012年6月21日(木) 地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.あす22日!緊急大拡散!
   首相官邸まえ超大規模抗議行動にご参集下さい(首都圏反原発連合有志)
★2.東京電力様 - 私は怒っています!!(武蔵野市在住 山口のり子)
★3.官邸に行こうとして、警官にいろいろ妨害された事実
   <6/15首相官邸まえの抗議集会>           (横田朔子)
★4.「原子力の憲法」こっそり変更
    規制委設置法・付則で「安全保障」目的追加、軍事利用への懸念も
                   (6月21日 東京新聞より抜粋)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇6月28日(木)18:15~、町田、講演会『原発に頼らない安心できる社会
  へ-企業からの脱原発-』 講師・吉原毅さん
★6.<テント日誌 6/16(土)
   ―経産省前テントひろば280日目 稼働原発ゼロ42日目>
   <テント日誌6/17(日)
   ―経産省前テントひろば281日目 原発稼働ゼロ43日目>
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.あす22日!緊急大拡散!
 │  首相官邸まえ超大規模抗議行動にご参集ください
 └────
 
【今週金曜!緊急大拡散!】
 
 6/22(金)18時~20時、首相官邸前にて原発再稼働反対の超大規模抗議行動を
 行います。先週は1万2千人もの市民が集まりました。
 いくらか注意事項がありますので以下をご参照の上よろしくご参集お願い
 します。http://coalitionagainstnukes.jp/?p=602
 
 場所 首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ)
 呼びかけ 首都圏反原発連合有志
 
 
┏┓
┗■2.東京電力様 - 私は怒っています!!
 └────(武蔵野市在住 山口のり子)
 
 東京電力様 - 私は怒っています!!
 「電気料金の値上げのお願い」のチラシが入っていましたが、値上げは
 まったく承服できません。今朝(6月20日)の東京新聞記事「原発から
 受電ゼロなのに東電購入費1000億円」は、何事ですか!
 
 東電にはまともな人間がいないのですか? 私(達)は3・11以降、東電
 に対して怒りっぱなしです。ちゃんとやることをやってからでなければね。
 
 「値上げのお願い」なんてチラシは見たくもありません。
 
(※編集部より:東電の電話番号 03-3501-8111 FAX 0120-12-8589)
 
 
┏┓
┗■3.官邸に行こうとして、警官にいろいろ妨害された事実
 │  <6/15首相官邸まえの抗議集会>
 └────(横田朔子)
 
 6月16日野田政権は、福井県大飯原発の再稼働を承認する」と6月15日に
報道され、15日の夕方、首相官邸前の抗議集会には1万人が結集しました。今
朝16日は小雨の降る中、9時から官邸前の抗議集会が開かれ、600人が結集
した。私も所用で1時間遅れて駆けつけた。
 ところが、メトロの「国会議事堂前」駅を出て官邸前に向かおうとしたが、
道路の入り口は5~6人の警官が立ち塞がり「どこへ行くのですか」「官邸前
です」「今日は反原発の人達が沢山集まって抗議集会をしているので、警備の
都合上、ここは通れません」「国民の行動を通行止めにする根拠はあるのです
か」「あります」「危険極まりない大飯原発の再稼働を今日決められると報道
されたので来たんです。どうしても官邸近くに行きたいけれど、全部の道路が
閉鎖されたのですか?」「いや、あの道は通れます」こんなやり取りの後、そ
の道路に行くと、同様に警官に阻まれた。あっちに行け、こっちに行けと言わ
れた通りに行っても、なかなか通れる道がなくて、子ども連れの母親もずいぶ
ん遠回りさせられていた。
 
 警官と押し問答しても仕方がないので、30~40分グルグル回ってようやく官
邸前にたどり着いた。警官の物腰は柔らかく、言葉も丁寧だったが、これでは
まるで自民党、新憲法法案第9章(新設)の「非常事態」を先取りしたのかと
思われ、しばらく怒りはおさまらなかった。
 
 非暴力の労働者や市民の抗議集会で通行止めにするとは、あきれ果てた国で
ある。世論の多くが安全性に疑問を持ち、再稼働に反対している事を十分認識
しているからこそ、野田政権は過剰警備に走るのであろう。
 私達の抵抗闘争は決して諦めることなく、野田政権が再稼働を撤回するまで
追いつめていこうではありませんか!
 
 
┏┓
┗■4.「原子力の憲法」こっそり変更
 │   規制委設置法・付則で「安全保障」目的追加、軍事利用への懸念も
 └────(6月21日 東京新聞より抜粋)
 
 20日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともい
われる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は34年ぶり。法
案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に
触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。
 設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月15日、衆院環境
委員長名で提出された。
 基本法の変更は、末尾にある付則の12条に盛り込まれた。原子力の研究や利
用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とし
た基本法2条に1項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康
及び財産の保護、環境の保全並びにわが国の安全保障に資することを目的とし
て」行うとした。
 追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはな
かったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。各党
関係者によると、異論はなかったという。(中略)
 日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり
「世界平和アピール7人委員会」は19日、「実質的な軍事利用に道を開く可能
性を否定できない」「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表
した。
 
 
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇講演会『原発に頼らない安心できる社会へ-企業からの脱原発-』
     原発は政治問題でなく、生活に密着した環境問題
 
 講師 吉原毅(よしわらつよし)(城南信用金庫理事長)
 日時 6月28日(木)18:15~21:00(開場17:30)
 会場 町田市民フォーラム(ホール)
 参加費300円(先着順)
 詳細はホームページをご覧ください
 http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear_machida
 主催  さようなら原発・町田の会
 連絡先 まちだ・さがみ総合法律事務所 TEL:720-2626、FAX:723-8943
 メール no-nuclear_machida@mail.goo.ne.jp
 
 
┏┓
┗■6.<テント日誌 6/16(土)
 │   ―経産省前テントひろば280日目 稼働原発ゼロ42日目>
 │  <テント日誌6/17(日)
 │   ―経産省前テントひろば281日目 原発稼働ゼロ43日目>
 └────
 
 
<テント日誌 6/16(土)>
  国民の多くを敵にし、経済の論理で再稼働を決めた野田首相。
  あなたこそ亡国の罪人だ!
   福井再稼働抗議バスツアー出発する( F記 )
 
 東京も梅雨に入り、朝から梅雨寒に身体が冷える。その中を昨日に続いて官
邸前では約600名の方が集まり大飯再稼働を阻止する意思を表した。昨夜は
主催者発表1.1000名の参加者が官邸前で抗議したが、人数は少ないが熱
い気持ちに変わりはないのです。
 しかし、その声をあざ笑うかのように野田の会見が行なわれた。全くもって
この人は人間なのだろうか!と強い疑念におそわれます。
 今日行われた官邸前の模様がNHKで放送されたが、金曜日の大勢の皆さんが
参加した抗議行動は何故無視したのか、そこにマスコミとしてのフェア精神を
棄てたNHKの姿勢を感じ、今更ながらの失望を禁じ得ないのです。
 そして今夜は明日、福井市中央公園で行われる全国集会参加のバスツアーの
出発の日です。そのため20時少し前に新宿に着きました。6台のバス・リー
ダーミィーティングを行い旅程の確認とオプション・ツアーの説明を受けまし
た。
 参加者の申込確認をして、いよいよバスに割り振るのですが、これが中々し
んどい作業。結果、3名のキャンセル待ちの方をお乗せする事となり、6台の
バスは満席となるのです。更に新幹線、乗用車組を含めると約300名の大抗
議団となったのです。その名も、【大飯原発再稼働反対福井バスツアー】
 僕は1号車のリーダーをYさんと勤める事となり発車までの間、ミィーティン
グで確認した内容の説明をさせて頂きました。それぞれが一家言をお持ちの方
ばかりなので戸惑う事もありましたが、そこは大人な皆さん、すぐに聞き分け
て下さるのでした(苦笑)
 ひときしり説明が終わった頃、いよいよ出発の時間です。思い思いの気持ち、
それは再稼働なんて絶対に許すまじとの決意に満ち、今回参加出来なかった方
の想いも含め、これから永く続く「再稼働阻止」への旅立ちに思えるものでし
た。
 さぁ!東京を出発です。福島 - 東京 - 福井の想いを繋げるぞ!
 
 ★つづきは、テントひろばホームページで
 http://tentohiroba.tumblr.com/post/25437186514/6-16-280-42
 (F記)
 
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<テント日誌6/17(日)
 ―経産省前テントひろば281日目 原発稼働ゼロ43日目>
  政府の再稼働決定にも関わらず、上がり続ける反対の声
   「我々は再稼働を認めない!」 
 
 この日は、前日新宿から出発した福井バスツアーへテントの多くのメンバー
が参加していたために、6時過ぎに着くようにテントへ向かった。
 テントの防衛体制が薄い時に嫌がらせが多いのだが、テントへ着いて昼間の
状況を確認すると、特に嫌がらせはなかったという事だった。いつも思うのだ
が、テントへの嫌がらせは、続く時は、毎日続き、徐々にエスカレートしてい
くが、来なくなると、ピタッと来なくなる。まるで、誰かに指揮されているよ
うで、本当に不思議である。
 受付のSさんの話では、何人もの方から「今日は抗議はやらないんですか?
」と聞かれたと言う事だった。練馬からいらしていた男性も、「日頃何も出来
ないので、せめて、抗議に参加しようと思って来た」と仰っていた。
 前日の午前中に、官邸前抗議が続く中、西川知事の受諾表明を受け、枝野経
産相が発表した政府の再稼働決定。再稼働の決定により、ガスが抜かれて、急
速に抗議の声が少なくなる事も危惧されていたが、午前に続き、午後、夜に行
われた抗議集会は、参加人数は多くはなかったが、大阪、山形、愛知から、本
当に普通の市民の人達が、集会に参加し、それぞれの思いを込めて、再稼働反
対を訴えていた。
 先週の金曜日に1万1千人を集めて開かれた官邸前の抗議集会は、テレビでは
全く報道されなかったが、今週もまた開催されると言う事である。・・・
 
 ★つづきは、テントひろばホームページで
 http://tentohiroba.tumblr.com/post/25500803675/6-17-281-43
 (Toku-san)
 
 ◎6・22(金) 首相官邸前行動 18時~20時
 15日を上回る人々の怒りの声を!再稼働撤回![首都圏反原連有志]
 ◎6・23(土) 再稼働撤回!新宿デモ 14時半 新宿西口柏木公園集合
 15時半デモ出発(アルタ前まで) [再稼働反対!全国アクション]
 ★テント全体会議 6・26(火) 19時~  スペースたんぽぽ
  6・17ー18行動報告と今後の再稼働阻止の闘い
  7・16への取り組み、これからのテント。たくさんの方の参加を!

たんぽぽ舎です。【TMM:No1492】
2012年6月20日(水) 地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.電気料金の自動引き落としをやめよう!
   原発再稼働と不透明な値上げはぜったい許せない!
                         大畑 豊
★2.地鳴りのような集会とデモ
   6/17「いのちが大事、今なぜ再稼働?ふくいでつながろう」集会に
   参加して                  乱 鬼龍
★3.世界平和アピール七人委員会が声明
   原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と
   加える改正案の撤回を求める
★4.読者からイベントのおさそい
   ◇6/24原発さよならデモ@朝霞
★5.核のごみ 地層処分ムリ
   人が20秒で死亡 150万ミリシーベルト10万年かけ低減
   日本学術会議でも解決見えず
★6.<テント日誌6/15(金)
   ―経産省前テントひろば279日目 稼働原発ゼロ41日目>
   4閣僚会議による大飯原発再稼働最終決定強行を許さない!
   官邸前に1万人超の人波と怒りのコール!
━━━━━━━
 ※ 6/21槌田 敦さん学習会
 「隠ぺいされた福島原発事故『3号機と4号機の爆発の怪』

 日 時:6月21日(木)19:00開会(開場18:30)
 場 所:千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F「たんぽぽ舎」
 講 師:槌田 敦さん(核開発に反対する会代表)
 参加費:800円


┏┓
┗■1.電気料金の自動引き落としをやめよう!
 |  原発再稼働と不透明な値上げは
 |  ぜったい許せない!
 └──── 大畑 豊

皆さん、電気料金を自動引き落としで払ってませんか?それは原発再稼働をもく
ろむ電力会社への白紙委任状です。「世論調査」やデモだけでは私たちの声が届
かないようなので、自動引き落としをやめて明確な「声」を電力会社に届けまし
ょう!

1.自動引き落としをやめ「振込用紙払い」にする。
 電気の使用量・領収証に書いてある電話番号に電話し、(できれば「原発に反
対して」「値上げに反対して」等伝えて)「振込用紙での支払いに変えます」と
言えば、すぐに変更できます ⇒ 集金の不安定化、売掛金の増大によって圧力を
かける。自動振替割引の約52円がなくなりますので、この機会に生活を見直して
契約アンペアを下げては。

2.コンビニで払う/ゆうちょATMで一部不払い
 期限までに全額振り込むか、もう一歩進めて、ゆうちょATMで、金額確認画
で「訂正」を選び金額訂正をして、原発分(約3分の1)や、抗議の1円不払い
をする
*1円不払いは1970年代に故・市川房枝参議院議員が政治献金に抗議して東電に
「電気代1円不払い運動」を展開し、献金を中止させた功績とリーダーシップに
敬意を表してですが、いくらでも構いません。
3.不払いすると「支払いのお願い」通知がくる
 通知に書いてある電気が止められる期日前までに不払い分をコンビニで払う。
あるいは在宅していれば通知を持ってくる人にその場で(意見を伝えて)払うこ
ともできます ⇒ 集金コスト増による圧力・期限を過ぎた不払い分には「延滞利
息」(1日当たり0.03%、5千円1ヵ月滞納すると約40円)がつきます。1円不
払いなら利息はつきませんし、抗議の不払いということが明確です。

日常生活の中から抗議の声を
一人ひとりの力が世の中を変える!

 たった1円でも、1万人が不払いすればその回収に送金手数料負担、督促人件
費等も増えその額は多大になり、電力会社の経営に影響を与えることができます。
また電気代のなかには原発推進のための「電源開発促進税」等も上乗せされて徴
収されています(標準家庭で月110円)。原発に反対しながらこんな料金を素直
に払うわけにはいきません。ゆうちょATMで一時不払いするときに、振込用紙
の上部余白に「げんぱつハンタイ」「ゲンパツはハイロに!」「ネアゲ ハンタ
イ」等のメッセージも書けます(書く位置によってはATMが受け付けないので
書き直せるように鉛筆で)。
「デモはちょっと~」という人もこれなら一人で毎月「抗議」できます。

詳しくは:http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/ 電気代不払いプロジェクト
     toudenfubarai@gmail.com


┏┓
┗■2.地鳴りのような集会とデモ
 |  6/17「いのちが大事、今なぜ再稼働?ふくいでつながろう」集会に
 |  参加して
  └──── 乱 鬼龍

 誰が考えても"拙速"であり、暴挙ともいうべき大飯原発3、4号機の再稼働の
決定という事態を受けて、急遽抗議集会の様相となった福井市の集会は決して意
気消沈するものではなく、再稼働決まるという事態の中でますます、怒りと闘志
を燃え上がらせるものとなった。
 ある方のメールの中で、これは正に革命前夜ともいうべきパワーを感じたとい
う旨の感想があったが、私もまさにそのような事を感じた。
 再稼働阻止という言葉の中に含まれているのは、一人原発問題ではなく、この
国の政治、経済、文化、教育というすべてをその根底から変えなければならない
という決意と覚悟であると思う。


┏┓
┗■3.世界平和アピール七人委員会が声明
 |  原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と
 |  加える改正案の撤回を求める
 └────

原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める
                           2012年6月19日

世界平和アピール七人委員会
  武者小路公秀、土山秀夫、大石芳野、池田香代子、小沼通二、
  池内了、辻井喬

 衆議院本会議は、先週の6月15日に「原子力規制委員会設置法案」を可決し
た。この法案は、政府が国会に提出していた「原子力規制庁設置関連法案」に対
立して自民・公明両党が提出していたものであり、この日に政府案が取り下げら
れて、自民・公明両党に民主党も参加した3党案として、衆議院に提出され、即
日可決され、直ちに参議院に送られて、この日のうちに趣旨説明が行われたと報
じられている。新聞報道によれば、265ページに及ぶこの法案を、みんなの党
が受け取ったのは、この日の午前10時であり、質問を考える時間も与えられな
かったといわれている。

 世界平和アピール七人委員会は、この法案の中に、説明なく「我が国の安全保
障に資する」という文言が加えられたことについて、ここに緊急アピールを発表
する。
 国会議事録はまだ公開されていないが、自民党の資料によれば、「原子力規制
委員会設置法案」の第1条には、「この法律は、・・・原子力規制委員会を設置
し、・・・国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保
障に資することを目的とする。」と書かれている。

 我が国の原子力関連の個別の法律は、すべて日本国憲法のもとにある原子力基
本法の枠の中で作られている。周知のとおり、原子力基本法の基本方針(第2条)
は「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、
民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで
国際協力に資するものとする。」となっていて、歴代政府は、日本国憲法に抵触
しない原子力の軍事利用ができないのは、この法律に抵触するからだとしてきた。

 しかし、「我が国の安全保障に資する」という文言は、わが国の独立に脅威が
及ばぬように、軍事を含む手段を講じて安全な状態を保障することに貢献すると
読む以外ない。このことに気が付いたためと思われるが、今回衆議院を通過した
「原子力規制委員会設置法案」の附則第11条は、原子力基本法の一部改正にあ
てられている。
 それによると、原子力基本法の基本方針に、第2条2を追加し、「2前項の安
全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び
財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行
うものとする」と改定するというのである。「我が国の安全保障に資することを
目的として、安全の確保を行う」という文言は何を意味するのであろうか。具体
的になにを行おうとするのか全く理解できない。

 国内外からのたびかさなる批判に耳を傾けることなく、使用済み核燃料から、
採算が取れないプルトニウムを大量に製造・保有し、ウラン濃縮技術を保持し、
高度なロケット技術を持つ日本の政治家と官僚の中に、核兵器製造能力を維持す
ることを公然と唱えるものがいること、核兵器廃絶への世界の潮流に反して、日
本政府が米国に対して拡大抑止(核兵器の傘)の維持を求め続けていることを思
い浮かべれば、原子力基本法第2条の基本方針の第1項と第2項の間に、矛盾を
持ち込んで実質的な軍事利用に道を開くという可能性を否定できない。

 国会決議によって、平和利用に限り、公開・民主・自主の下で進められてきた
日本の宇宙研究・開発・利用が、宇宙基本法の目的に、「わが国の安全保障に資
すること」を含めることによって、軍事利用の道を開いたことを忘れることもで
きない。
 さらに、「基本法」は憲法と個別法の間にあって、個別法より優先した位置づ
けがされていることを考えれば、個別法の附則によって基本法の基本方針を、討
議せずに変更することはゆるされない。

 世界平和アピール七人委員会は、原子力基本法と原子力規制委員会設置法に、
何らの説明なく「我が国の安全保障に資する」という表現を含めようとする計画
は、国内外から批判を受け、国益を損ない、禍根を残すものと考え、可決にむけ
て審議中の参議院において直ちに中止することを求める。

    連絡先:世界平和アピール七人委員会事務局長 小沼通二
        メール:mkonuma254@m4.dion.ne.jp
        ファクス:045-891-8386
        URL:http://worldpeace7.jp


┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 |  ◇6/24原発さよならデモ@朝霞
 └────

日 時:2012年6月24日(日)15時集合、15時半出発
集合場所:東武東上線朝霞台駅・JR武蔵野線北朝霞駅間ロータリー
           (池袋・川越から約20分、南浦和から約10分)
主 催:原発さよならデモ@埼玉
     http://www.twitter.com/nonuke_saitama
     http://saitama-action.com/
その他:1.プラカードや垂れ幕などを各自ご自由にお持ち下さい。
    2.原発と関係ない、特定の団体や政治的テーマに関するのぼりや旗
      プラカード・チラシ・宗教団体の機関紙配布等はご遠慮下さい。


┏┓
┗■5.新聞・雑誌より
 │  核のごみ 地層処分ムリ
 │  人が20秒で死亡 150万ミリシーベルト10万年かけ低減
 │  日本学術会議でも解決見えず
 └────

 原発から出る核廃棄物の処分場はいまだに受け入れ先が白紙だ。原子力委員会
の依頼で、日本学術会議(会長・大西隆東大大学院教授)が解決の糸口を探るた
め二年前に議論を開始。だが今月上旬に出した結論は、地下深くに埋める現行の
処分方針では安全性の確保も受け入れ先を見つけるのも難しく、方針転換が必要
との内容で、一から考え直すことを提起した。近く報告書をまとめるが、将来に
負の遺産をつけ回す原発の最大の問題点があらためて浮かんだ。(後略)
                      (2012.6.18東京新聞より抜粋)


┏┓
┗■6.<テント日誌6/15(金)
 │  ―経産省前テントひろば279日目 稼働原発ゼロ41日目>
 │  4閣僚会議による大飯原発再稼働最終決定強行を許さない!
 │  官邸前に1万人超の人波と怒りのコール!
 └────

6月15日(金)晴れ
 6・15 この日には特別な感慨がある。52年前の国会南通用門。今日もま
た同じ場所(といっても当時からは移動しているが)樺美智子さんの遺影が掲げ
られ、花を添えて、追悼の集いが行われた。
暑い陽射しの中、20人程が集まり、時空を超えて往時を偲んだ。
 60年は戦後日本のターニングポイントだった。それから半世紀まっしぐらに
一つの道を進んできたのであろう。そしてその行き着いた先に3・11があり、
また「普天間基地問題」がある。今、新たなターニングポイントを迎えている。
60年の時よりはるかに深く根本的なターニングポイントを。日々、このターニ
ングポイントをめぐる激闘が繰り広げられている。

 17日には、福井市で大飯原発再稼働反対の全国行動が行われ、沖縄宜野湾市
では、オスプレイ反対・基地撤去の大集会が行われるという。一見、全く別々の
行動であるものが、どこか深いところで連動しているように思える。6・15で
あらためてこのことを感じさせられる。

 今夕の官邸前は本当に人々の怒りの声が渦巻いていた。午後6時からの官邸前
アクションだが、用があって午後7時過ぎに着いた。いつものように地下鉄の3
番出口から出る。コールは既に地下の駅構内にまで聞こえていたが、もう人でい
っぱいで、列の後ろに向かって歩き出す。
 今日は歩道いっぱいに人波があふれ、さらに車道にまであふれ出している。通
行用のみちは車道に作られている。人々の列は国会南通用門の向かい側よりさら
に坂を下って続いている。
 今日も女性の国会議員が2人アピールし、一緒に再稼働反対!とコールしてい
る。山本太郎さんも見かける。後ろにいるとアピールの声は全く聞こえないが、
それでみんな、ハンドマイクに合わせて再稼働反対!と懸命にコールを繰り返す。
 8時になってもなお、参加者は増え続け、遂に1万名を超えたそうだ。すべて
ツィッターや口コミで集まった人々であり、気持ちが一つになった巨大な意志の
塊であった。

 終了後、東電前に駆けつけた人、自民党に抗議に行った人・・・と抗議活動は
遅くまで続き、テントの前も多くの若い人達を中心に椅子を並べて車座となり、
喉を潤しながら、延々と話が続いた。
 明日は西川知事を交えた4閣僚会議による最終決定が画策されている。朝から
官邸前行動! (Y・T)

たんぽぽ舎です。【TMM:No1491】
2012年6月19日(火) 地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.21日(木)、槌田敦さん学習会
   「隠ぺいされた福島原発事故『3号機と4号機の爆発の怪』
★2.大飯原発再稼動決定を撤回せよ! 官邸前抗議と、ハガキアクション
★3.民主・平氏が離党届=原発再稼働に抗議
   「京都の脱原発の良心」として平議員をすべての京都市民の力で
    全力で支えていきましょう(「緑」の京都・準備会 事務局 内富)
★4.スペースたんぽぽの学習会で、皆さまから寄せられたカンパを持って
   愛媛「伊方原発を止める会」の集会へ。福島の声を届けました。
                   (たんぽぽ舎ボランティア 玉中)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇6.26講演とビデオのつどい『福島原発 あの時何が?今何が?』
  6月26日(火) 午後6時30分~、消費者生活センター(蒲田)
★6.新聞・雑誌から
 ◇『それでも原発に頼らず』---名古屋本社論説主幹 深田 実
  (6月17日 東京新聞より抜粋)
 ◇原発事故直後、政府、命守る情報を黙殺・放置
  (6月18日 朝日新聞より)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.21日(木)、槌田敦さん学習会
 │  「隠ぺいされた福島原発事故『3号機と4号機の爆発の怪』
 └────(槌田研究会)
 
 日時 6月21日(木)19:00開会(開場18:30)
 場所 千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
 参加費 800円
 講師 槌田 敦さん
 
 [3号機:]
 水素爆発では黒煙にならない。中性子も観測された。つまり核爆発。
 なぜ隠すのか。低濃縮ウランの核爆発は軍事転用へ。テロの心配。
 アインシュタイン原爆も仁科原爆も、水を用いる低濃縮ウラン原爆だった。
 ことによると、北朝鮮の核実験は、アインシュタイン・仁科原爆の可能性。
 もはや、平和利用は不可能となった。
 
 [4号機:]
 水蒸気の噴出は6月下旬まで、3カ月以上も続く。
 そのエネルギー源は原子炉内の核分裂反応。
 隣接する使用済み燃料から燃料運びだしを急ぐ東電。
 その目的は、隣の原子炉内に運び込んだ核燃料の引き揚げ。
 「原子炉は空っぽ」とのうそつき東電の犯罪に騙されるな。
 
 
┏┓
┗■2.大飯原発再稼動決定を撤回せよ!
 │   官邸前抗議と、ハガキアクション
 └────
 
◇6.22緊急!大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前抗議
 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=602
 
 【日時】6月22日(金)18:00~20:00予定
 【場所】首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ)
 【呼びかけ】首都圏反原発連合有志
 
 野田政権は、世論の大半を占める再稼動に慎重な市民の声を無視し、今回の
 決断を下しました。したがって、私たちもまた、今回の決定を黙って受け容
 れる必要は一切ありません。前回の11000人をはるかに凌ぐ、10万人規模の
 抗議行動で、大飯原発再稼動決定をただちに撤回すること、私たちが一切
 諦めていないことを、野田政権に対して突きつけましょう。
 今まで以上の情報拡散とご参加をどうか宜しくお願い致します。
 
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 ◇再稼働やめよハガキ、第4版を作成中。
 
 政府の「再稼働決定」に抗して、ハガキの文面と絵を情勢に合わせて書き換
 え中です。2日ほどおまち下さい。現在1万4000枚を超えました。
 さらに注文が続々と来ています。
 
 再稼働反対ハガキの宛て先はホームページをご覧ください。
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1012
 
 
┏┓
┗■3.民主・平氏が離党届=原発再稼働に抗議
 │  「京都の脱原発の良心」として平議員をすべての京都市民の力で
 │   全力で支えていきましょう
 └────(「緑」の京都・準備会 事務局 内富)
 
京都の全市民は平智之議員の今回の勇気ある行動を賞賛し平議員への激励メッ
セージを送りましょう!超党派で「平智之議員を支援する市民の会(勝手
連)」(仮称)をつくりましょう!こんな良心的な議員を次の選挙で落として
はなりません!「京都の脱原発の良心」として平議員をすべての京都市民の力
で全力で支えていきましょう!平議員激励集会の開催を!
 
 ◇民主・平氏が離党届=原発再稼働に抗議
  時事通信 6月18日(月)18時29分配信
 
  民主党の平智之衆院議員(京都1区)は18日付の自らのブログで、関西電
 力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に抗議し、執行部に離党
 届を提出したことを明らかにした。当面は無所属で活動するとしている。民
 主党内では、野田佳彦首相の消費増税方針への反発から複数の議員が離党し
 たが、原発再稼働問題を理由とした離党届の提出は初めて。
  平氏は2009年の衆院選で初当選し、鳩山由紀夫元首相のグループに所属。
 平氏はブログで「16日に政府で再稼働の決定がなされた時点で離党を決意」
 したと説明するとともに、再稼働について「新しい文明の転換点に対峙(た
 いじ)する国民の行動権を剥奪する愚行」と批判している。 
 
 
┏┓
┗■4.スペースたんぽぽの学習会で、皆さまから寄せられたカンパを持って
 │  愛媛「伊方原発を止める会」の集会・デモ、要請に行ってきました。
 │  福島の声を届けました。
 └────(たんぽぽ舎ボランティア 玉中)
 
 5月末から始めたスペースたんぽぽを中心とした大飯・伊方原発再稼働反対
ツアーのカンパ箱は、行きたいけどいけない思いが託された、思いもよらぬ多
額のご厚意をいただきました。福島の生の声を届けたいと、木田さん(水戸市
へ避難中)をお願いしました。往復のフライトと朝食付きのホテル代3万円だ
けでしたが。
 
 第1回の4月15日~16日、今回の6月10日~11日の実現に尽力された「原発
さよなら四国ネットワーク」へ、カンパ3万円とYさんが実働20時間かけて
制作した「伊方原発再稼働反対」の横断幕(6/10の集会デモに使用)と一緒に
贈呈しました。6月11日(伊方)Bコースでは参加者から集まった1.5万円
のカンパを毎月11日伊方原発ゲート前で座り込みをしている方に送りました。
 
 
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇6.26講演とビデオのつどい『福島原発 あの時何が?今何が?』
 http://www.cscreate.net/nonukes/info.html
 
日時:6月26日(火) 午後6時30分~
会場:消費者生活センター2階大集会室(JR蒲田駅東口から徒歩5分)
内容
 ビデオ「インサイド・メルトダウン - 福島の七日間」
 講演「あの時何が? 今何が?」
 講師 槌田 敦(物理学者)
参加費:500円(福島からの避難者と高校生以下は無料)
 
主催:原発なくそう大田実行委員会
連絡先:酒井夕起子(080-3012-8410)、開田泰憲(090-5396-5147)
    藤村妙子(090-9392-2143)福石満(090-1732-1058)、
    山内正紀(090-7808-809)
 
 ※ビデオ「インサイド・メルトダウン(福島の7日間)」は英国の放送局が
  取材・編集したもの。事故から7日間の生々しいドキュメント。日本では
  初見の映像が山盛り。
 ※講師の槌田敦さんは物理学者。理化学研究所研究員、名城大学教授など歴
  任し、70年代から一貫して反原発を訴えてきました。『原子力に未来は
  なかった』(亜紀書房)、『原発安楽死のすすめ』(学陽書房)など著書多数。
 
 
┏┓
┗■6.新聞・雑誌から
 └────
 
◇『それでも原発に頼らず』---名古屋本社論説主幹 深田 実
 (6月17日 東京新聞より抜粋)
 
 大飯原発再稼働の決定を聞いて福島の人たちはどう思ったでしょう。想像し
てみてください。突然故郷を喪失させられた人々の政府への不信と怒りの深さ
を。
 私たちも同じように思います。福島の事故で私たちの学んだ多くのことが、
一握りの政治家らによってこれほどやすやすと忘れ去られてしまうのかと。
 地元福井は国にさまざまな要求をしました。頼りない政府に向かっては当然
のことです。一方、国民の多くには、国の性急さばかりが印象づけられました。
これほどの重大事なのに手続きは粗略、ろくな説明も情報開示もない。
 
 これはデモクラシー、民主主義の軽視にほかなりません。政府はこの夏に、
日本の未来のエネルギー計画のついて大綱を出し、それをもとに国民的議論を
行うと言ってきました。しかし、それは本来、再稼働を決める前に行うべきこ
とです。順番が間違っているのです。民主的ではないのです。ここに日本の原
子力政策の致命的欠陥があります。
 これはとてもおそろしいことです。国民の健康と安全、日本への信頼、世界
の環境、また日本の未来にもかかわる重大事が、この程度の手続きで決まって
しまうのですから。(中略)
 
 私たちは、原発に頼らない第一の理由として、人の命と健康は経済性に優先
する、と訴えてきました。(中略)
 国は再稼働を決めました。しかしそれでも、私たちは、原子力に頼らない、
持続可能という新たな豊かさを築くべきだと考えます。次世代のためにも、今
よりも未来を考えようではありませんか。そのためには、民主的手続きと国民
的議論が欠かせないのです。
 
 
◇原発事故直後、政府、命守る情報を黙殺・放置
 (6月18日 朝日新聞より)
 
 どこまで逃げたらいいのか、原発事故直後に大勢の人々が不安を抱えながら
非難する中、政府は放射能の実測に基づく汚染地図を米国から入手しながら公
表してなかった。避難に役立つデータを伏せたのはなぜか。取材から浮かび上
がるのは、国民の生命を守る責任感が行政の縦割りで欠如していたことだ(1
面参照)
 文科省や保安院が汚染地図を早くから入手していたらしいという情報をつか
んだのは、昨年10月末だった。取材は「役所の壁」にぶつかり、難航を極めた。
 文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長は取材に対し、汚染地図の存在を
原子力安全委員会や官邸だけでなく、文科相や政務三役にも伝えていなかった
ことを明らかにし、「当初は測定結果の精度がどの程度のものかさえわからな
かった」と釈明した。この対応は、首相や官房長官にその存在さえ伝わってい
なかった「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」と同じ構図だ。
(中略)
 
 政府の原子力災害対策本部の事務局として避難計画をつくる中心的な立場の
保安院が、汚染地図を受け取りながら公表せず、関係機関にも伝えていなかっ
たことも複数の政府関係者の証言で確認できた。(中略)
 
 避難住民に一刻も早く情報を伝えるという責任感は文科省にも保安院にも希
薄だった。原子力の安全規制を担うために新設される原子力規制委員会の設置
法案の要綱には「縦割り行政の弊害を除去」と書かれている。だが事務局の原
子力規制庁には、保安院や文科省でモニタリングなどを担当した部局の職員ら
が移るにすぎない。
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