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たんぽぽ舎です。【TMM:No1500】
2012年6月28日(木) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.『再稼働反対のイラストを送ります。
    29日の官邸前や30日の大飯で使ってください』
        〔パステル画・奏山奈海(埼玉県)、デザイン画・月森みゆき〕
★2.広瀬隆-みんな集まれ!! 6/29首相官邸前へ!
   ヘリコプターをチャーターして、上空から巨大デモの全景を、
   全国にビデオ配信
★3.今年は大荒れの9電力会社株主総会、東京電力へ402名の株主連名で
   提案した内容--送配電資産を売却して、損害賠償に、その他
                           (山崎久隆)
★4.原発事業に批判相次ぐ 東芝、日立が株主総会
                   (6月23日 デーリー東北より)
★5.<テント日誌6/25(月)
   ―経産省前テントひろば289日目 稼働原発ゼロ51日目>
   大飯原発直下破砕帯は活断層? 早急に調査を!対政府交渉(F記)
━━━━━━━
◇あす29日【6.29大飯再稼働は許さない!女たちの国会前アピール】
 15時~院内集会(参議院議員会館101号室)17時~国会正門まえアピール
━━━━━━━
◇あす29日【東電株主総会・もう一つの報告 - 東電丸はどこへ行く】
 お話 木村結さん・堀江鉄雄さん(脱原発・東電株主運動)
 18:15開場、18:45開会、参加費:800円、たんぽぽ舎5階
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.『再稼働反対のイラストを送ります。
 │   29日の官邸前や30日の大飯で使ってください』
 └────〔パステル画・奏山奈海(埼玉県)、デザイン画・月森みゆき〕
 
 いつも貴重な情報、ありがとうございます。今度の原発再稼働に、心底、怒っ
ています。大飯に行けないので、再稼働反対のイラストを描きました。
少ない数ですが、よかったら私たちのかわりに大飯につれて行ってください(あ
とはどのように使ってくださってもかまいません)。29日の官邸前で使ってく
ださってもかまいません。なるべく29日には自分たちも官邸前に行きたいと思
っております。
 お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。
 
(編集部:たんぽぽ舎に届けられた絵は、おもて面と裏面を貼り合わせて、早速
あすの官邸前抗議と、6/30~7/1の大飯再稼働反対集会で使わせて頂きます!
ありがとうございました。)
 
 ☆ あす29日(金)18:00~20:00、官邸前で、再稼働反対の抗議行動
 ☆ 場所:国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ
 
 
┏┓
┗■2.みんな集まれ!! 6月29日 電車に飛び乗れ!! 首相官邸前だ・・・
 |  ヘリコプターをチャーターして、上空から巨大デモの全景を、全国にビデオ配信
 └──── 広瀬 隆
 
 広瀬隆さんからのメッセージ…「ヘリコプターをチャーターして、29日には上
空から巨大デモの全景を、全国にビデオ配信することにした」
 上空からよく見えるよう、光るものを持って参加しよう!
 このヘリコプターには、山本太郎さんも搭乗します。
 
 6月22日の首相官邸前デモは、壮観でした。どこまでいっても群衆の隊列が終
わらなかった。みな怒っていた。涙を浮かべていた。5万人は楽に超えていた。
山本太郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さんも激怒していた。
野田内閣はこの人波に震え上がって、尻尾を巻いて官邸から逃げ出した。
 国民の手で、政策を変える時代だ。われわれ国民が変化を待っていてはいけな
い。自宅のテレビに向かって罵詈雑言を投げつけても効果はない。
 さあ、家から外に出て、行動する時が来た。
この怒りの群衆のすさまじい数を、見せてやろうじゃないか。
 10歳の子供に分ることが、どうしてマスメディアと国会議員に分らないのだ。
ロシアン・ルーレットをしている時じゃない。
原発稼働阻止のための報道をしろ!!
 
 6月29日(金)18時から、首相官邸前にて原発再稼働阻止のため、先週の22日よ
りさらに超大規模な原発稼働阻止行動がおこなわれます。
地下鉄「国会議事堂前」駅3番出口を出てすぐのところです。
呼びかけは首都圏反原発連合有志です。
「福島の女たち」も来ます。私も、仙台での講演会終了後に、新幹線に乗って駆
けつけます。
首都圏から遠い全国の人も、首都圏の仲間・親戚・友人・知人・恋人に、デモへ
の参加を呼びかけてください。すぐに電話して、メールして・・・
 
 
┏┓
┗■3.今年は大荒れの9電力会社株主総会
 │  東京電力へ402名の株主連名で提案した内容
 │  --送配電資産を売却して、損害賠償に、その他
 │  『第88回東京電力株主総会報告【連載その1】』
 └────(脱原発東電株主運動 山崎久隆)
 
 報道やTwitterでもご存じの通り、6月27日に9電力一斉に株主総会が開催
されました。そのうち、東京電力の株主総会について、何回かにわたって報告し
ます。
 まず、脱原発東電株主運動が402名の株主連名で、どんな議案を提案したか
を紹介いたします。
 
 以下は、当日株主総会会場前で配布をしたビラに記載された「提案議案」の概
要です。これら議案一つ一つについて、会場内で3ないし5分程度の提案説明を
しています。
 
【1】送配電資産を売却して損害賠償を 第10号議案
 
 我が社は、膨大な損害賠償額を政府支援や電気料金値上げでまかなおうとして
います。取締役はこれまでの全ての報酬をあてて当然ですが、そのような取締役
は残念ながらいません。しかも、我が社は損害賠償を行える資産にまだほとんど
手をつけていません。
 具体的には、平成23年度第3四半期報告書によると、送電設備2兆円余、変
電設備約8千億円、配電設備2兆円余など合計約5兆円です。これらの資産を売
却し、損害賠償にあてて、送配電設備を広く公共に開放することで、一発電会社
として再出発します。
 また、経営を悪化させるばかりの再処理をやめれば、1兆円近い使用済燃料再
処理等積立金を活用することもできます。
 
【2】原発被災者、作業員への責任を果たせ 第11号議案
 
 福島は今、地震が頻発し、4号機燃料プール崩壊の不安の中、皆暮らしていま
す。あちこちにモニタリングポストが出現し、刻々と放射線量が表示されていま
す。生まれ育った故郷の家を追われ、二度と元へは戻れない絶望の中で自ら命を
断つ人々がいます。
 事故現場の作業員の皆さんは、大量の放射線の中で働き、これからも健康不安
を抱えながら生きていかなくてはなりません。
 我が社は、被災者に速やかに賠償すべきですし、作業員の健康については、生
涯にわたって追跡調査を行い、被害が生じた場合は最大限の補償を行うべきです。
 
【3】70km圏内の自治体と安全協定を 第12号議案
 
 原発事故の影響は、立地自治体だけではすみません。日本で原発防災重点区域
30km圏内に住む人々は400万人以上。これだけ広範囲の人々に影響を与える事
故が他にあるでしょうか。原発は一企業の手には余る代物なのです。
 放射線の影響は、実際は30kmでは全く足りません。関東地方にも影響がある
など、放射性物質は広い範囲の陸地、海洋に飛び散っています。特に海洋汚染は、
今後どれだけ広がるのか予想もつきません。
 
【4】柏崎刈羽に代替発電所を 第13号議案
 
 中越沖地震で損傷した柏崎刈羽原発は、原発震災を起こさないよう再稼働しな
いでほしいと地元住民は願っています。首都圏の便利で快適な都市生活のために、
新潟そして福島がどれだけのものを提供してきたのか、そのために安心できる暮
らしをどれほど犠牲にしてきたのか、株主の皆さん考えてみてください。
 今新潟では、柏崎刈羽原発運転差止裁判が始まりました。また原発の再稼働に
ついて県民投票の請求運動も起こっています。
 関西電力大飯原発のような再稼働ではなく、地震で損傷した原発は廃炉にし、
代替電源を提案します。
 
【5】新たなビジネスチャンス 第14号議案
 
 原発事故の結果、多くの消費者が原発以外の電気を求めています。東電以外の
事業者から電気を購入する企業・自治体も増えています。再生可能エネルギーの
全量買取制度がこの夏から始まり、太陽光、風力などによる電力販売に新規参入
する企業も増えています。
 我が社も、経営危機を安易な電気料金の値上げに頼るのではなく、消費者が選
択できる様々な電源メニューを用意し、新たなビジネスチャンスを広げるべきです。
 
 
┏┓
┗■4.原発事業に批判相次ぐ 東芝、日立が株主総会
 └────(6月23日 デーリー東北より)
 
 東京電力福島第1原発の設備を納入した東芝と日立製作所は22日、東京都内
で株主総会を開き、原発事故を受け株主から同事業への批判や撤退を求める声が
相次いだ。
 東芝の総会では、原発稼働が二酸化炭素(CO2)削減につながるとの会社側の
説明に対し、男性株主が「原発は国民にとって悪魔の力というか、完全にコント
ロールできない限りはCO2どころではないと思う」と批判。
 佐々木則夫社長は「福島の問題は非常にじくじたるところがある。津波が(事
故の)引き金になったとしても、想定できなかったことを反省すべきと思ってい
る」とし、事故の再発防止に全力を挙げる考えを示した。
 
 日立の総会では、男性株主から「日本国民は原発におびえているが、需要があ
れば造るというスタンスなのか。原発から撤退すると言ってほしい」との声が出
た。(後略)
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌6/25(月)
 │  ―経産省前テントひろば289日目 稼働原発ゼロ51日目>
 │  大飯原発直下破砕帯は活断層? 早急に調査を!対政府交渉
 │  テントチラシ第2弾 発行へ!
 └────(F記)
 
6月25日(月) 曇り 少し肌寒さを感じるほどに今日は気温が低い。
 この日、破砕帯問題を中心に政府交渉が院内で実施され、テントからも何人か
が参加した。社民党福島みずほ氏以下、超党派の議員が集まっていました。
交渉の内容の主眼は、活断層の可能性を強く示唆するF-6破砕帯(断層)の北側
トレンチ図について、これまで国の耐震バックチェック委員会の中で一度も公開
されていなかったことが明らかになったことです。
 このことについて経産省原子力安全・保安院.御田 俊一郎(原子力発電安全審
査課上席安全審査官)と意見交換をしたのです。
 保安院はかねてからトレンチ南側図だけを委員会に提出し、F-6破砕帯は活断層
ではないと評価してきていました。
 御田氏は南側図面だけで評価は大丈夫なのだと盛んに言いましたが、質問者と
会場の声に押され『北側トレンチ図も出しておいても良かった』と曖昧な返答を
すると会場はブーイングに包まれるのです。こんないい加減なことでよいのだろ
うか?何かがあったら人の命を守れるのだろうか?今更ながら保安院の体質、原
子力ムラべったりの姿勢が見て取れるのです。
 主催者側は、それを判断するのは委員たちであることを指摘して。即刻、北側
トレンチ図も配布した上で、保安院の地震・津波意見聴取会(活断層関係)で議
論を行うべきと強く要請したのです。これを精査し解決するまでは大飯原発の再
稼動は認められないとの意見に会場の皆さんの怒りの声は大きくなったのでした。
 また、専門家がF-6が活断層であること、ひとたび地表のズレが生じた時に耐
震性に関係なく配管等が大きなダメージを受けることについて強く警鐘を鳴らし
ていることを指摘、敦賀原発と同様、現地調査を行うことが必要であると要請し
ました。さらに、保安院が入手しているトレンチ拡大図を公開することを求めました。
 これに対して、保安院は検討を行い、明日の北神政務官と市民側との会合にお
いて回答するとしました。
 最後に別れ際、福島みずほ氏にテントひろばがおおい町に抗議行動をしたこと、
さらに30,1日と再度行くことを伝えると、『それでは遅い。出来るだけ早く
超党派で現地に行く』と力強くおっしゃいました。
 彼女も今日の内容が、再稼動阻止に繋がると強く思ったのでしょう。いや!そ
う思ったはずです。
 
追)6月27日、超党派国会議員5名・専門家(渡辺満久教授教授)・福井関西
東京の市民が現地視察をおこなった。議員と専門家は敷地内に入る。その詳しい
報告は追ってなされるが、その主な内容は
 ・F-6断層が活断層であるかを確認するための掘削可能地点は3地点ある
 ・耐震安全上重要な施設である取水路の下にF-6断層が走っている
 ・掘削調査は数日で可能
ということであり、国は、至急、F-6断層の掘削調査を実施すべだ、というこ
とのようだ。夜、テントチラシ第2弾の編集委員会をおこなう。今度のチラシは
美しいブルーの地に5・5に掲げられた鯉のぼりがあしらわれ、テントの歴史を
物語る写真が映画のフィルムのように並べられた、斬新なものである。
7月1日から配布予定。
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1499】
2012年6月27日(水) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎                         
━━━━━━━
★1.6月29日(金)巨万の人々の官邸抗議行動に参加を!
   たんぽぽ舎も全力で参加、歴史的な行動を成功させよう
★2.『再稼働前に現地調査が必要』  西英子 名古屋市 
  2-2 大飯原発敷地内の破砕帯問題
    「関電はなぜ資料出さない」   調査求める声拡大
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
     ◇平和力養成講座2012 第4回<3人の朗が語る平和づくり>
★4.新聞・雑誌から
 ◇ デモ よく聞こえている  大飯再稼働抗議
       首相、方針は見直さず
 ◇ 怒れる若者たち-     鎌田 慧氏(作家)
★5.<テント日誌6/23(土)――経産省前テントひろば287日目
        稼働原発ゼロ49日目>
       週末の新宿をゆく700人のデモ
   <テント日誌6/24(日)――経産省前テントひろば288日目
         稼働原発ゼロ50日目>
        ドイツ・エテコンの来訪を迎えて
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1  6月29日(金)巨万の人々の官邸抗議行動に参加を!
   たんぽぽ舎も全力で参加、歴史的な行動を成功させよう
 
 22日の首相官邸前のデモ、凄かったですね!実際に行った方、そして22日夜の
報道ステーションをご覧になった方はお分かりだと思いますが、本当に人、人、
人が道路にまで溢れていました。
29日も同じような状況になると思います。そこで、このメルマガを読んでくださ
っている皆さんにお願いがあります。主催者のスタッフが不足です。助っ人に来
てくれませんか。
お願いしたいことは(1)人の流れをスムーズにする為の誘導・案内役(2)た
んぽぽ舎のビラを配る(午後8時以降)、(3)再稼働抗議ハガキ(再稼働を撤
回せよ)を普及する(6枚一組400円。)
たんぽぽ舎も全力で参加しますが、それでも人手が足りない!皆さんの助けが欲
しい!
「ОK」の方はたんぽぽ舎にお電話をください。その上でどういう人員配置をし
たらよいのかなど、決めていきたいので。
 お待ちしています!
  メール    nonukes@tanpoposya.net
 たんぽぽ舎 ? 03-3238-9035(午後 Fax 03-3238-0797
 ☆ 原発・再稼働許すな!首相官邸前行動
   6月29日(金)18:00-20:00位
   場所:首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前3番出口出てすぐ)
  呼びかけ:首都圏反原発連合有志(たんぽぽ舎も参加)
  ◇スタッフは午後4時たんぽぽ舎集合、5時15分までに官邸前に行きます。
   なお、途中で経産省前テントひろばへも寄ってから行きます。
 
┏┓
┗■2 『再稼働前に現地調査が必要』  西英子 名古屋市 75才
 
 名古屋在住の西英子と申すものです。
 6月21日の朝日新聞に大飯原発の活断層調査を求める私の投書が載りました。
 
 大飯原発の敷地内にある断層について、2人の専門家が「活断層の可能性があ
る」とし、再稼働する前の現地調査の必要性を指摘していました(9日夕刊)。
 京都の神社に伝わる古文書に、1586年に起こった「天正大地震」で若狭湾
周辺の海岸に大津波が発生し、家が流されて多くの人が死亡した、という記録が
残っています。
 また、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスが書いた「日本史」のなかでも、
現在の若狭湾にあたる場所で「山と思われるほど大きな波に覆われ、引き際に家
屋も男女もさらってしまった」と記載されています。
 関西電力は、このことを知りながら「若狭湾には津波による大きな被害の記録
はない」と地元住民と自治体に説明してきました。原発立地の条件を定めた国の
「原子炉立地審査指針」に照らせば、この断層の再調査の必要性は明らかです。
 断層は原子炉の真下にもあり、敷地内の最も長い断層と一緒に動けば地表がず
れて、大事故になるでしょう。再稼働の前に現地調査を行い、実態を解明するべ
きだと思います。  (終り)
 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2-2 大飯原発敷地内の破砕帯問題
「関電はなぜ資料出さない」   調査求める声拡大
 
「大飯原発直下の破砕帯の調査を至急行ってほしい。調査終了まで3,4号機の
再稼働はやめてほしい。見切り発車は許されない」
脱原発と再稼働反対を訴える「原発設置反対小浜市民の会」など9団体は同日、
経済産業省を訪問し、北神圭朗政務官に対し、破砕帯調査を求める要望書を1万
余の署名を添えて手渡した。
中略 
破砕帯は「F―6断層」と呼ばれる軟弱な断層で、1,2号機の間の地下を走っ
ている。問題は破砕帯が周辺の3本の活断層と連動することで、原子炉に損傷を
与える可能性があることだ。危険があるならば、原発立地として不適格であり、
政府の再稼働決定への疑問は一層強まることになる。
関電、経済産業省原子力安全・保安院ともにF―6断層に活断層はないと分析し
ている。しかし関電は原発の設置許可申請書では示していたF―6断層の北側断
面図を、再稼働をめぐる一連の審議や会議の中では提出していない。
中略 
東洋大の渡辺満久教授は「F―6は恐らく活断層。原子力施設の下にこういう断
層があることを恐れる」と指摘した。渡辺教授と同席した石橋克彦・神戸大学名
誉教授は「もし、F6が活断層であれば、周囲の3本の活断層とつながっている
かもしれない。そうなれば(地震が発生した場合の)被害はより大きくなる」と
述べた。
原子力安全委員会の斑目春樹委員長ですら「最新の知見が出たなら、原子力安全
・保安院で評価をしっかりやり直すべきだ」と話している。
                                    (6月27日 東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3 読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 
◇平和力養成講座2012 第4回<3人の朗が語る平和づくり>
 日時 7月7日(土)午後2時~6時
 会場 スペースたんぽぽ  参加費 500円
   http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
パネラー
・加藤朗:桜美林大学教授。
  国際政治学、安全保障論。著書に 『テロ――現代暴力論』 (中公新書)
  『入門・リアリズム平和学』(勁草書房)など。
・木村朗:鹿児島大学教授。
  国際関係論、平和学、民族問題研究。著書に『危機の時代の平和学』(法
  律文化社)『米軍再編と前線基地・日本』 (編著、凱風社)など。
・前田朗:東京造形大学教授。
  刑事人権論、戦争犯罪論、非国民研究。著書に『軍隊のない国家』(日本
  評論社)『9条を生き る』(青木書店)など。
 主催 平和力フォーラム
 連絡先 東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学・前田研究室
     TEL 042-637-8872(直通) E-mail:maeda@zokei.ac.jp
 
┏┓
┗■4 新聞・雑誌から
 
◇ デモ よく聞こえている  大飯再稼働抗議
首相、方針は見直さず
 野田佳彦首相は25日の衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、関西電力大
飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対する大規模な抗議デモが各
地で開かれていることについて「国民が昨年の(東京電力福島第一)原発事故を
踏まえ、大変複雑な思いを持っていることは十分承知している」と述べた。ただ、
再稼働方針を見直す考えがないことも強調した。
 22日に官邸前で約4万5千人(主催者発表)が集まったデモに関連し、首相は
「毎週金曜日に官邸周辺ではデモが行われ、シュプレヒコールもよく聞こえてい
る」と明かした。地元の千葉県船橋市で24日に行われた抗議デモについても「そ
ういう活動があったことはよく承知している」と述べた。
               (東京新聞6月26日より)
 
 ◇ 怒れる若者たち-     鎌田 慧氏(作家) 
「野田首相が責任を取る?」。大飯原発の「再稼働」に憤りの声が噴出している。
身近に危険を感じているからだ。民意をまったく反映しない政治へのいら立ちも
根強い。
わたしたち「さようなら原発署名運動」を実施してきた、内橋克人、大江健三郎、
澤地久枝各氏と全国から集まった750万筆の署名の一部を持って藤村官房長官に
面会し、再稼働を批判した。ところがそのあとすぐ、野田首相などと西川福井県
知事とだけが会談して、再稼働を決めた。これは主権者の声をまったく無視した
横暴である。
まだ福島原発事故は収まっていない。予断を許さない状況なのに、不安定な2基
を稼働させる暴挙に、いま抗議の声は天に満ちている。
先週金曜日。官邸前に集まった大群衆の熱気は、60年「安保闘争」の国会前を彷
彿させた。あのときのように、政党や労組が中心ではない。無名の若者たちが呼
びかけ、官邸前での抗議が定着して、ひとりひとりが電車に乗って駆けつけるよ
うになった。今週金曜日には、もっと増えそうだ。わたしも参加する。 24日の
日曜日には、野田首相のお膝下・船橋市に若者たちが出かけて抗議した。7月1
日は夕刻、新宿アルタ前に抗議の大群衆が集まる。
 そして7月16日、代々木公園に、全国から10万人が集まる。もう市民の起ち上
がりを無視できない。
                    (東京新聞6月26日 本音のコラムより) 
┏┓
┗■5<テント日誌6/23(土)――経産省前テントひろば287日目
     稼働原発ゼロ49日目>
       週末の新宿をゆく700人のデモ
 
 6月23日(土) 晴れ
 この日、再稼働反対!全国アクション主催の新宿デモがおこなわれるというこ
とで、テントひろばからも参加した。新宿でもは久し振りである。1年前のあの
アルタ前を思い出す。それでも昨日の官邸前45000人の経験からすれば、もう過
去の中に埋もれていきそうな感覚さえする。
 柏木公園での集会に集まった人々の間でも昨日の官邸前行動の余韻が未ださめ
やらずといったところで、その話題で持ちきりのようだ。
 柳田さんは主催者挨拶の中で、29日の官邸前は10万人行動へ!と呼びかける。
福島から武藤さん、森園さんが発言し、山崎久隆さんんが福島原発と大飯原発の
現状と技術的な危険性について述べる。テントひろばの淵上代表も発言。6・3
0ー7・1おおい現地行動へのバスツアーでの参加を呼びかける。
 集会後のデモでは、道ゆく人々の反応がとてもよく、歩道から賛同と激励のエ
ールが送られたり、握手までする人もいて、脱原発・再稼働反対が大きな世論と
なっていることを実感する。
 実際、デモは出発時にはさほど多くはなかったが、一番うしろを歩いていると
先頭の旗や幟がいつのまにかずっと前方遠くに遠ざかっていることに驚いてしま
う。結局700名程になったようだった。
 デモ終了後、先日保釈で出てきた園君を労い、歓迎の意をこめて何人かで飲食
した。40もの年齢差があったが、気の置けない話をした。やはり昨日の話から
始まって現在の運動状況について、現在の政治状況について、過去の経験につい
て、これからの運動への考え方について等、ざっくばらんに話は進んだ。
 テントにはこのところ若い人達の出入りが多くなっている。世代をこえた繋が
りの中で、議論と交流をより活発にしていければ、と思う。         
      ( Y・T ) 
 
<大飯原発監視・おおい総合運動場テントから――6・30ー7・1結集を! >
 
 東京より関西より、あらゆる階層の方々に夢中で対応している内、また週末を
迎えてしまいました。
気付けば、メインテント4張り、プライベート12張りを超え、丸山公園を世界
にアピールするのに貢献しています。ハイブロウな東京の出版社のかたがたも車
でよられましたが、なんと言っても、特筆すべきは、yuzuru_kチャンネルの
oneness TVの精力的活動ぶりです。経産省前テント広場でハンストしていた米
原かんたさんをキャスターとして、大飯原発の再稼働の暴力性・犯罪性を報道し
続けています。
 今日、日本山妙法寺ご一行のおおいなる「命の行進」の早朝のご挨拶をいただ
きました。かんたさんも、随伴取材に追いかけてゆき、午後はフェリーで、原発
工場を見に行ってきました。優しい少女の体に爆弾を巻き付けている光景に怒り
心頭でした。ガンジ‐の反植民地闘争のように、おおいへの路が呼び掛けられて
います。
 6月30日、7月1日と、Xデーに向けて、おおい再稼働反対監視テントは、
集結を要請します。STOP☆大飯原発再稼働現地アクションと「もうひとつの
住民説明会・相談会」は、30日あみ‐シャン大飯で、福島の女性たち、中嶋哲
演さん、週刊金曜日役員さんなどと地元の方々との対話集会そして、デモンスト
レーション、抗議要請文の関西電力おおい発電所、免震棟のできるまでの防災監
視センターの経産省副大臣などへの引き渡しを決めている。
 おおいへの路は今から、廃炉まで続きます。また、なぜ8月6日前に、終戦で
きなかったのかという問を問いつめることは、福井県の半分、嶺南に15機もの
核燃料炉がテロの対象にならぬような外交政策を必然化する。いま再稼働するこ
とは、戦争の復活であって、経済の復興を意味しない。
 日本海をそう呼ぶのは日本人の他にいない時代に、シェルターもない原発を並
べている無知のためにまた未来を自分のものにできない。いまこそ、おおいへ結
集されたい!   (Q)
 
<テント日誌6/24(日)――経産省前テントひろば288日目
       稼働原発ゼロ50日目>
        ドイツ・エテコンの来訪を迎えて
 
6月24日(日) 曇り。
 さすがに今日はテントものどかである。それでも休みを利用して遠方から訪ね
て来られる人もいる。
たくさんの飲料水を届けて下さる方もいる。このところテントは日中賑わってい
る。
 そういえば今日、千葉の船橋で野田首相の地元でのデモがおこなわれるようだ。
東京の杉並や中野からこ黄色のシンボルカラーで黄色の総武線車両をオキュパイ
して出かけるという。野田の地元でのデモは確か2回目だったかと思うが、今回
はきっと大きくなるだろう。
 夕刻近く、ドイツのエテコン代表6名(女性4名、男性2名)がテントにお見
えになった。成田空港から直接来られたとのこと。
 エテコンとはドイツ・デュッセルドルフに本部をおく2004年創立の「倫理・経
済基金」(Foundation Ethics& Economics )で、モラル無視・利益至上主義に
よって地球環境を破壊する企業や経済システムのあり方に警鐘を鳴らしてきまし
た。2006年以来、そうした企業経営者らに糾弾の意を込めて「ブラックプラネッ
ト賞」(美しい地球を真っ黒に汚す者たちの意)を授与しており、2011年は東京
電力が選ばれました。
25~26日は福島の人たちと交流したあと、6月27日の東電株主総会に授与行
動を行なう予定とのこと。
大きなメッセージバナーを持参してこられている。
 第2テントには大勢の女性達が集まっている。テントの成り立ちとこれまでの
歩みを話してもらいたいということで、通訳を交えながら話す。女性達の中には
比較的新しい参加者たちもおられて、参考になったという意見をいただく。
 エテコンの方の挨拶は、資本のあくなき利潤追求がモラル無視の利益至上主義
によって地球環境を破壊する結果をもたらしており、そういう経済システムを変
えていく必要性を強調されていたように思えた。今回の再稼働決定もまさにこの
「モラル無視の利益至上主主義」そのものに他ならない。
 このところ、韓国とドイツの団体の来訪が多く、国際連帯も着実に進んでいる。
 (Y・T)
 
★「6・29 大飯原発再稼働を許さない!女たちの国会前アピール」
■主催 「原発いらない女たち」
■発起人/連絡先 泉かおり 090-2695-1937
■呼びかけ人「原発いらない福島の女たち」、山口たか、谷田部裕子、満田夏花、
       アイリーン・美緒子・スミス、木村結、鈴木かずえ、石丸初美
■6.29(金) スケジュール
13:00~14:30 集会 / 経産省テントひろば前
14:30~     院内集会 受付開始
15:00~16:30 大飯再稼働撤回・女性国会議員と全国の女たちの院内
            集会参議院議員会館 101号室
(かんしょ踊り流しにて移動)
17:00~18:00 国会正門前アピール(参加者は国会正門前南側公園角)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1498】
2012年6月26日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.たんぽぽ舎の7月学習会・講演・デモの日程 ☆☆参加歓迎☆☆
★2.伊方原発の再稼働反対・連帯ツアーに参加して  (東京在住 蔭山)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇6.29 大飯再稼働は許さない!女たちの国会前アピール
  15時から院内集会、17時から国会前アピール
 ◇6月30日(土)13:30から、シンポジウム「核と先住民族」
★4.消費増税 四重苦の中でなぜ増税しようとするのか、
   過去、消費税論議には長い時間をかけてきた。消えぬ拙速の印象
                 (6月22日 東京新聞【核心】より)
★5.『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル第2弾』あす発売
  世界初!ぬか漬けのセシウム移行実験、加工食品103検体の測定結果を
 一挙公開、学校給食の問題点、今後の汚染トレンド
        (たんぽぽ舎+ルポルタージュ研究所、小出裕章氏・協力)
━━━━━━━
あす6.27東電株主総会対抗アクション! 午前9時~代々木第一体育館原宿側
出入口付近。19時~「あらためて東電解体!」宣言デモ、日比谷公園中幸門
主催:東電前アクション Eメール toudenmae.action@gmail.com ━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.たんぽぽ舎の7月学習会・講演・デモの日程 ☆☆参加歓迎☆☆
 └────
 
7/2(月) 18:15開場 18:45開会 参加費 800円
 危険な原発大解剖(第二回)伊方原発再稼働とんでもない・上関原発(祝島)
 講師:山崎久隆
 
7/4(水) 18:15開場 18:45開会 参加費 800円
 第4回東電前アクション&たんぽぽ合同学習会 『東京電力による排除の
 歴史~我々はなぜ原発を選んだのか~』 講師:斎藤貴男さん
 
7/6(金) 18:45開場 19:00開演 参加費 800円
 白熱教室 原発の是非をめぐる『ロジックと詭弁の間』
 講師:松本道弘さん(私塾・紘道館館長、国際ディベート学会会長)
 
7/9(月) 18:30開場 19:00開会 参加費 800円
 『隠ぺいされた福島原発事故 - 2号機についてくわしく』
 講師:槌田敦さん ☆「槌田ゼミ」として第1回☆
 
7/12(木) 18:45開場 19:00開演 参加費 1000円
 『犠牲のシステム-福島-』
 講師:高橋哲哉さん(哲学者)
 
7/14(土) 10:00~12:00 参加費500円(手ぶら+200円)
 たんぽぽ舎手芸クラブ デモグッズなど、なんでも作ろう
 材料・裁縫箱持参歓迎!
 
7/15(日) 18:30~21:00、参加費 500円
 反原発なにかしたい人会議・6回目
 
7/16(月・祝) 12:55から集会、13:30パレード出発(コース3つ)
 『さようなら原発10万人集会』代々木公園B地区
 主催:さようなら原発1000万人アクション
 
7/18(水) 18:30開場 19:00開会 参加費 500円
 『ツイッター基本講座 ~誰でも今日からつぶやける!~』ツイッターを
 まったく知らない状態から、ツイッターの始め方、楽しみ方、注意点などを
 わかりやすく解説します。
 
7/19(木) 19:00開始(18:30から☆お楽しみ特典上映あり)参加費:500円
 ワンコイン上映会『真実はどこに? - WHOとIAEA 放射能汚染を巡って』他、
 電気料金値上げに関する映像などを予定
 
7/24(火) 18:30開場 19:00開会 参加費 1000円
 『御用メディアと市民メディア もう一つのメディア OurPlanet-TV』
 講師:アワープラネットTV代表理事 白石 草さん
 
7/28(土) 10:00~12:00 参加費500円(手ぶら+200円)
 たんぽぽ舎手芸クラブ デモグッズなど、なんでも作ろう
 材料・裁縫箱持参歓迎!
 
7/29(日) 15:30から集会、16:30デモ出発、19:00国会包囲
 集合:日比谷公園・中幸門(日比谷公会堂うら)主催:首都圏反原発連合
 
 
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┗■2.伊方原発の再稼働反対・連帯ツアーに参加して、感想
 └────(東京在住 蔭山)
 
・初めてツアーに参加しましたが、トラブルもなく、スムーズに2日間を終え
 られたことにまず感謝。2日目のコースが2種設定されていたことが、とても
 ありがたかったです。私は帰京便の都合で伊方までは行けず、Aコースに参
 加しましたが、ご住職の計らいで観音寺にて広瀬さんや「とめる会」の方々
 と膝を交えてじっくり話し合いができたことは本当に有意義で、こちらに参
 加してよかったと心から思いました。
 
・10日の集会&県庁包囲デモは、これまでになかったほど人が集まったと聞き、
 しかもそのほとんどが東からの援軍ではなく、地元愛媛や高知を中心とした
 四国の人々だとの由。この地の噴出してるパワーと潜在してるパワーを肌で
 感じられたこと、そうした人たちと繋がれたことで、自分も力をもらいまし
 た。
 
・翌11日の要請書提出行動では、前日に増して「大飯の次は伊方が危ない」の
 危機感を強く持っている人たちの熱、そのに何人、何十人分もの思いが託さ
 れているのを感じました。
 対して、知事の不在にはじまる県の対応はそれと真逆で、なんとかこの場を
 やり過ごせばいいという、危機感も誠意も全く感じられないもの。秘書室の
 方に直接、面と向かって1対1で声を伝えるという場を急遽設定してくださ
 った和田さんには感謝しますが、言いたいことの半分も言えなかった方も多
 かったと思います。知事に直接声を届ける貴重な場だっただけに、時間を延
 長させてでも原子力対策室の担当者に、民意の底力を思い知らせたかった。
 
・県庁包囲アクション、今回は日曜日でしたが是非とも職員らのいる平日に、
 小規模でも継続的に展開してほしいと強く思います。
 
(編集部・注)なお、次回は8月19日(日)に集会が予定されています。
 
 
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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇6.29 大飯再稼働は許さない!女たちの国会前アピール
 「一票一揆で女が変える! 政治も、暮らしも、原発も!」
 6月29日(金)参加者は国会正門前の南側公園角に集合!
 13:00 経産省まえ 女のテントに集合、ミーティング
 15:00~16:30 大飯再稼働に反対する女性国会議員と女たちの院内集会
      場所=参議院議員会館101号室
 17:00~18:00 国会正門前アピール
 主催「原発いらない女たち」、発起人・連絡先:泉 090-2695-1937
 
 
◇シンポジウム「核と先住民族」
 http://indy10.sakura.ne.jp/event.htm
 
 日時 6月30日(土)13:30~17:30
 場所 明治学院大学白金キャンパス2号館 2101室 (東京都港区白金台
    1-2-37)地下鉄南北線・都営三田線「白金台駅」2番出口より徒歩7分、
   「白金高輪駅」1番出口より徒歩7分
 資料代 1000円(学生無料)
 主催・問合せ:先住民族の10年市民連絡会
 
 <話題提供者>
 - 豊崎博光(フォトジャーナリスト)「被ばくの世紀と世界の先住民族」
 - 玉山ともよ(総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程)
  「米国南西部の先住民族とウラン開発」
 - 細川弘明(アジア太平洋資料センター(PARC)代表理事)
  「私たちに電気をもたらすウラン採掘の現場では……」
 - 満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)
  「日本の原発輸出-ベトナムの事例から」
 - 木村真希子(PRIME 研究員、市民外交センター)
 - 田辺有輝(「環境・持続社会」研究センター(JACSES))
 司会:越田清和(PRIME 研究員)
 
 <フィルム上映>『Out of Site, Out of Mine』
  監督:デビッド・ブラッドベリ/オーストラリア/2011年
 
 
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┗■4.消費増税 四重苦の中でなぜ増税しようとするのか、
 │  過去、消費税論議には長い時間をかけてきた。消えぬ拙速の印象
 └────(6月22日 東京新聞【核心】より)
 
 1)社会保障棚上げ
  民主党の消費税増税反対派の象徴的な主張は「二〇〇九年マニフェストの
 政策を実現するために増税するはずが、増税のためにマニフェストを捨て
 た」というもの。(中略)社会保障の充実を棚上げして消費税増税を決める
 のは、国民にとっては負担増以外のなにものでもない。
 
 2)デフレ下では初
  長引く不況に加え、物価の下落が続くデフレにあえぐ日本では、人々の給
 与所得は、ほとんど上がらない。(中略)政府がデフレと認める状態での消
 費税増税は初めてのこと。収入が減り続ける中での負担増は、国民生活を直
 撃する。
 
 3)見返り減税なし
  「(一九八九年の)消費税導入時は差し引き減税。5%に引き上げた時に
 は中立で、今回は十三兆五千億円の増税だ」 これは野田首相の国会答弁だ。
  消費税増税の歴史をひもとくと、過去はいずれも消費税増税の代わりに減
 税する「増減税一体」だった。(中略)だが、今回は減税がない「純粋増
 税」だ。(後略)
 
 4)負担増ラッシュ
  しかも、今回は消費税増税と並行して予定される負担増がめじろ押しだ。
 東日本大震災の復興費用をまかなう増税が、所得税分が来年一月から、住民
 税分は一四年六月から始まる。(中略)税制や社会保障の変更だけでない。
 東京電力管内では家庭向け電気料金が平均約10%値上げになる予定。その
 公共料金にも消費税がかかる。あらゆる負担に消費税増税が追い打ちをかけ
 る。
 
 
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┗■5.『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル第2弾』あす発売
 │  世界初!ぬか漬けのセシウム移行実験、加工食品103検体の測定
 │  結果を一挙公開、学校給食の問題点、今後の汚染トレンド
 └────(たんぽぽ舎+ルポルタージュ研究所、小出裕章氏・協力)
 
◇別冊宝島『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル第2弾』が
 あすから発売されます。定価980円。たんぽぽ舎でも取り扱っています。
 ご希望はFAX・メールで。FAX 03-3238-0797 nonukes@tanpoposya.net
 
 読者から絶大な評価を得た『別冊宝島1807 食品の放射能汚染 完全対策
 マニュアル』の第二弾企画。汚染食材のロンダリングが起こりやすい「加工
 食品」、子どもを持つ家庭が気にしてる「基礎食品」を、合計100検体計測、
 1ベクレル単位まで計って公表します。
 
 第1章 食品汚染の“空白地帯”
 第2章 安全な食生活を続けたい!加工食品63種カード
 第3章 測ってみなければわからない
 第4章 セシウム汚染を「見える化」する
 第5章 これからの「食品汚染」傾向と対策
 あとがき 編著者紹介
たんぽぽ舎です。【TMM:No1497】
2012年6月25日(月) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.6/24そうだ、船橋行こう。電車でGO!野田退治デモ!!!
   再稼働はダメなノダ!に参加しました  冨塚元夫
★2.個人つながり2000人-首相地元で「脱原発」デモ
   今どきのデモ でき方はツイッターで「黄色まとい総武線に」
★3.6/23新宿駅周辺を原発再稼働やめろデモがにぎやかに
   700人のデモ隊がたくさんの人々へ再稼働やめろコール 柳田 真
★4.「東電、地球に最も悪い」
   独環境団体が選定 ブラックプラネット賞
★5.<テント日誌6/22(金)
   ―経産省前テントひろば286日目 稼働原発ゼロ48日目>
   官邸前に45000名の人波!超巨大官邸前行動
   来週は10万人行動へ!
━━━━━━━
 
 
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┗■1.6/24そうだ、船橋行こう。電車でGO!野田退治デモ!!!
  |   再稼働はダメなノダ!に参加しました
 └──── たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫(船橋在住)
        
 高円寺商店街などから脱原発杉並が脱原発中野らと一緒に黄色い電車をオキュ
パイして、黄色いシャツ・スカーフを身に着けて、やってくるというニュースを
聞いたのは2日前の22日でした。
 西船橋駅近くの近隣公園から船橋駅近くの天沼弁天公園まで約2時間のデモでした。
 集会は短めで、杉並脱原発、船橋脱原発(仮)のほか、杉並住民の池田香代子
さん(作家)、共産党志位委員長(西船橋住民)、市民ネットワークの船橋市議
三宅桂子さんも挨拶しました。
 西船橋駅の周りをまわって、船橋駅周辺まで結構距離があり、疲れました。子
ども連れや、ベビーカーも参加していましたが、皆最後まで頑張りました。
 集会が始まる前に、船橋市の中心街本町の居酒屋等がすでに「デモ割」に参加
している「祝脱原発船橋(仮)結成」というチラシが配られました。そのためか、
デモも終盤にさしかかる船橋市本町の商店街あたりからデモに加わる人もいました。
デモ解散地点では参加者は2250人でした、とアナウンスされていました。
 習志野基地パトリオットミサイル反対デモを長くやっている吉沢さんの話では、
これまで船橋で最大のデモの参加者は250人だったそうです。
 
 
┏┓
┗■2.個人つながり2000人-首相地元で「脱原発」デモ
 |  今どきのデモ でき方はツイッターで「黄色まとい総武線に」
  └──── 
 
 野田佳彦首相の地元・千葉県船橋市で24日、関西電力大飯原発(福井県おおい
町)の再稼働に抗議するデモがあった。中心になったのは、東京の中央線沿線の
複数の脱原発グループ。総武線で船橋まで行こうと呼び掛け、参加者は地元の人
も含め2000人超(主催者発表)に。ゆるやかな個人のつながりで、都県境を越え
ての大規模なデモが実現できるのはなぜなのか。今どきのデモの成り立ちを追っ
てみた。(中略)
「脱原発杉並」などの市民グループが船橋でのデモを決めたのは、再稼働が正式
決定した直後だった。元新聞記者で弁護士の日隅一雄さんが12日に死去する直前、
ツイッターで野田首相の地元で声を上げることを望んだことも、一つのきっかけ
となったという。(中略)
 西荻窪から乗り込んだ翻訳家の池田香代子さん(63)は「若い人たちの思い付き
はすごい。脱帽する」と話した。旧来の動員型のデモとの違いが出る理由を「い
わゆる左翼の人たちは論理で原発に反対してきたけど、今は一人一人が存在をか
けて『もういやだ』と感情を吐露していると分析していた。(6/25東京新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■3.6/23新宿駅周辺を原発再稼働やめろデモがにぎやかに
 |  700人のデモ隊がたくさんの人々へ再稼働やめろコール
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
○ 6月23日(土)午後、「大飯原発の再稼働決定を撤回しろ!」のスローガン
で新宿デモが行われた。参加者700人。主催は再稼働反対!全国アクション
(PP研気付)
はじめに柏木公園で集会(周りは私服が一杯)。木村さんの司会で何人かが発言
した。
 主催者あいさつを柳田(たんぽぽ舎)、福島から武藤類子さん(ハイロ・アク
ション)、森園和重さんの発言、山崎久隆さんが福島原発とおおい原発の最新状
況(新聞、テレビが載せないこと)と技術的な危険面について述べる。和歌山県
から参加したAさんが県内の反原発の運動を述べ、また阪上さんが25日(月)の
院内交渉への参加を呼び掛ける。カンパが会場内を回る。
○ デモは柏木公園を出て、新宿駅周辺の沢山の人出の中をグルリと回り、新宿
駅東口アルタ前まで行進して解散。かなり長い隊列となった。道を行く多数の人
々に"原発再稼働やめろ"のアピールができたことは大きな成果。全国アクション
の力量があれば、そして通行待ちのたくさんの人々に「やさしいビラ」を配れる
準備があれば、効果的だったのに…と思った。
○ デモ終了後、たんぽぽ舎の参加者有志10数人で近くで夕食兼ビール会を開い
た。自己紹介のあと今日のデモの感想、今後の再稼働反対の日程と方針について
いくつかの意見が出された。有意義な交流会でした。
 次の29日(金)―官邸前へ集まろう-と30日(土)と7月1日(日)のバスツアーの
参加者が何人か決まった。
 
 
┏┓
┗■4.「東電、地球に最も悪い」
 |  独環境団体が選定 ブラックプラネット賞
 └────
 
 2011年地球に最も迷惑をかけた企業はー。世界の人々が「東京電力」と名指し
した。ドイツの環境団体は、環境に悪い企業を告発する「ブラックプラネット賞」
を授与。世界最悪企業を選ぶ欧州の別の環境団体によるオンライン投票でも次点
になった。どうやら海外でも「想定外」の言い訳は通用していないようだ。
 東電は原発事故に対し厳正な責任を取ることもなく、自社の損害を減らすため
に破局的な状況を小さくみせかけている」-。ブラックプラネット賞を主催する
ドイツの環境団体「エテコン」は今月20日付の声明でこう批判した。
 06年に環境や人権に貢献した人などを表彰する「ブループラネット賞」と、逆
に企業利益を優先して社会を顧みない企業や人を告発する「ブラックプラネット
賞」を創設。11年のブルー賞には米国の人権活動家アンジェラ・デービスさんが
選ばれ、不名誉なブラック賞は日本企業で初めて東電に与えられた。
 これまでのブラック賞には米国の傭兵会社や、メキシコ湾で原油流出事故を起
こした英国の石油会社などが名を連ねる。(中略)
 東電はほかに、最も無責任な企業を選ぶ「世界最悪企業賞」にもノミネートさ
れた。スイスの環境団体ベルン・デクラレーションと国際環境非政府組織(NG
О)グリンピースが共催する「パブリックアイ賞」だ。(中略)
 オリンパスの損失隠し事件も重なり、日本企業は「どこか変」と思われている
という。海外の「東電批判」を藤井教授はこう分析した。「事故を起こした東電
を破綻もさせず、事故が収束してもいないのに原発を再稼働させている。欧米の
企業社会や民主主義ではあり得ないが、この現状を日本人が認めているように見
える。こうした日本の経済社会への不信感の反映ではないか」(6/25東京新聞より抜粋)
 
 
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┗■5.<テント日誌6/22(金)
 │  ―経産省前テントひろば286日目 稼働原発ゼロ48日目>
 │  官邸前に45000名の人波!超巨大官邸前行動
 │  来週は10万人行動へ!
 └──── (Y・T)
 
6月22日(金) 朝、激しい雨 午後曇り
 朝から激しい雨が降っていた。心配である。なんとか夕刻までには上がってく
れ!と祈るような気持ちだ。というのは今日金曜日は官邸前行動の日である。先
週14000名の人波で埋まる行動があって、その翌日4閣僚会議による再稼働
最終決定があった。それから初めての東京での行動である。先週を上回れるかい
なかは、今後の動向を大きく左右する。
 おおいからの帰りの車中で若い人達に聞いた。みんな気持ちは萎えていなかっ
たし、むしろどんどん広がっていると意気軒昂、自信ありげだった。この間、ネ
ットでも10万人行動を目標として呼びかけているメールが目についた。それだ
けに期待感があった。だからこそ雨よ、上がってもらいたい、と祈るような気持
ちだったのだ。
 
 午後テントに出かける。どうやら雨は止んだようだ。なんとか持ちそうである。
 実は今日、在特会などが5時から官邸前でカウンター行動と称する妨害行動を
おこなうとネットで告知しているそうで、その後テントに押しかけてくるかも・
・・という情報があった。それ故、テント防衛で待機するということが確認され
ていた。
 5時半頃、官邸前の歩道の一角を占拠している50人程の在特会と、すでに集
まってきている
2000人の人々が対峙状況だという報告が入り、官邸前行動に参加することに
して出かける。
 
 人の列はすでに六本木通りにまで達し、そこから折れ曲がってまだ続いている。
坂を登って前方へと進むと、途中から人は歩道いっぱいびっしりと並び、車道に
まで溢れだしている。車道の通行路をたどって先頭にまで達すると、国会議員が
アピールしていたが、その向こうに在特会の一団が何やら叫んでいるようだった。
 また列の後方に向かって引き返す。どんどん人は増え続け、列の後方に向けて
車道を歩く人の列も延々と続いている。六本木通りに出て、その歩道にも延々と
人の列は続く。そうして結局一周して再度官邸前に出て、在特会をサンドウィッ
チするような位置で官邸に向かってコールをする。ここにもどんどん人が集まり、
コールが大きくなっていく。
 
 7時過ぎてまた1周するように前方へと進んでいくと、国会通りは全て車道に
まで溢れ出し、2車線は解放区さながらである。1列に25人程が立ち並び、そ
の列がビッシリと500mは続いているだろうか。反対側の歩道にも多くの人が
立ち並んでいる。通行路を歩く人もいっぱいである。
 コールは巨大な塊となってこだまし合っている。ここは1人1人として参加し
ている人々の意志と気持ちが一つに溶け合い、共鳴しあう共同空間だ。官邸前オ
キュパイとでも言い得ようか。
 記者会館側から在特会が退散した空間へと入り込むと、鎌田さん、落合さんと
出会った。この時点で40000名と伝えられる。人はまだまだ増え続けている。
 
 一足早くテントに戻って待機する。8時過ぎてしばらくすると、たくさんの人
が次々と潮見坂を下りてきて、テント前にやってくる。お疲れさんと声をかけな
がら水を振る舞って回る。みんな興奮の余韻が続いている。数十人ほどが経産省
正門前でアピール行動を続けている。
 Hさんから今日の参加者は45000人であったと聞いた。スタッフがリヤカ
ーで運んできたマイクなどを片付けている。テントは官邸前行動のための基地と
しての役割も果たしている。そしてテント前では夜遅くまで交流が続いた。
 
 来週の金曜日(6/29)はもう10万人行動だ。国会通りが人々で埋め尽く
される。誰もがそれを目標として語り、その実現を確信している。これこそが、
野田政権や原子力ムラなど1%に対峙する99%の人々の、今現在日本のオキュ
パイ運動に違いない。(Y・T)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1496】
2012年6月23日(土)-2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
                      
━━━━━━━
★1.6月30日(土)7月1日(日)おおいバスに参加しようー再稼働阻止めざして
    <緊急>経産省前テントひろばよりお知らせ      
★2.国民の声を大事にして,マニフェストにこだわる人々(議員)を励ます方が
   有効だと思いますが        川上直子(海老名市)
★3.広瀬隆・講演会スケジュール 
    (7月の日程とインターネットサイトの開設)
★4.福島県民1、324人が集団告訴  福島原発事故の刑事責任を問う
★5. <テント日誌6/21(木)――経産省前テントひろば285日目
     稼働原発ゼロ47日目>
       22日の官邸前行動を前に気分高まるテントひろば
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.6月30日(土)7月1日(日)おおいバスに参加しようー再稼働阻止めざして
 |   <緊急>テントひろばよりお知らせ 
 └──── 
 報道によれば、7月1日には大飯原発が起動され、7月4日には発電を開始すると
のことです。これに向け、STOP大飯原発再稼動現地アクションでは、大飯原発再
稼動に抗議し、ただちに中止することを要求し、6月30日(土)におおい町での
集会とデモを行うことを
緊急決定しました。
6月17日の福井での大集会、デモに続く現地アクションになりますが、多くの参
加者を呼びかけたいと思います。概略は以下の通りです。
 
 <STOP 原発再稼動!6.30おおい集会&デモ>
   日時:2012年6月30日(土)13:00~15:00
      集会終了後に、おおい町役場、オフサイトセンター(牧野経産副大臣が
    常駐)を通過するデモを予定
   会場:あみーシャン大飯ふれあいホール(JR若狭本郷駅下車)
 
  注 集会に向けて、バスを手配します。(6/30(土)朝 6:00新宿西口ス
     バルビル前 6:30出発)
  注 翌日7/1(日)ゲート前で座り込みを予定しています。
        (電源スイッチオンの8:00AM前より座り込み)
 
 
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┗■2.国民の声を大事にして,マニフェストにこだわる人々(議員)を励ます方
    が有効だと思いますが
 └────            川上直子(海老名市)
  BCCで30人くらいに、たんぽぽ舎メルマガ転送してます。その前書きにつけ
た文章のみ送ります。
 私の伝えたいことは最後のところ、ともかく国民の声を大事にしてマニユフェ
ストにこだわる小沢とその支持者にがんばってもらう方が有効かと思いますがい
かがでしょうか。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 昨日6月22日(金)は6時半から、小田急相模原駅のおださがプラザで、松井
英介さん(岐阜環境医学研究所)の講演など「内部被曝からいのちを守る集会」
に行かせてもらいました。金曜日なので、官邸前にも行きたかったが、娘達をさ
そったので、此方に出席。
「低線量」放射線内部被曝の人体(特に14歳以下の子ども達や胎児)に与える影
響から、放射線の種類等の基本から、原爆から原発という核開発と核の利用の歴
史的視点を踏まえ、今の福島県民はじめ国民に対する棄民政策が、原爆開発、投
下から連なるアメリカ政府や日本政府による内部被曝の隠蔽、IAEAの罪深い歴史
の積み重ねの延長線上にあることを話してくれた。
その間にも、官邸前に凄い人数が集まっているメールが入る。ついに4万人を超
した!すごーい!
 
で翌朝の朝日には改めて失望した。虫眼鏡で探すほど申し訳程度の記事。朝日は
いくら販売促進に金をかけても衰退することがわかった。それに主催者4万人に
対し、警視庁1万人なんて載せてる。あきれ果てた。
東京新聞は一面でがんばって写真も載せた。
来週はもっと増え、7月16日を待たずに10万人に行くような気がした。それには
自分が10人くらい引っ張っていくつもりにならないとね。
まだ官邸前に言ったことない人ぜひ!!一人でも大丈夫。百聞は一見にしかず。
そしてこれは引くに引けない!
松井英介さんも『新しい市民革命』と言った。
4万人の再稼動反対の市民行動を無視する腐ったマスコミよ、歴史の審判を受け
よ!
『世界は原発を止められる!(松井さんの言葉もらった!)』
 
後メルマガに野田どもの連絡先があるが、小沢さんたち消費税と再稼動反対の人
たちを励ますFAXの方が有効ではないかね!ダメな奴より、ましな人を励まして
増やした方が。
 
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┗■3.広瀬隆・講演会スケジュール 
    (7月の日程とインターネットサイトの開設)
     (7月は、特定企業が主催する講演会が多数あるため、一般市民向け
      は以下だけです)
 └────
○7月7日、午後1時30分~4時30分、京都府亀岡、みろく会館3階ホールにて。亀
岡市民新聞社主催。~いのちの水「琵琶湖・保津川」を守れ 大飯原発問題~緊
急講演会。連絡先電話0771-56-9065。
 ○7月21日、9:00~10:30 。東京原宿のクレヨンハウス東京店(東京都港区北
青山)B1レストラン「広場」にて。「再稼動を止めるエネルギーのはなし」。落
合恵子さん主催。連絡先電話03-3499-4532。
 ○7月28日、午後1時30分~3時、JR東静岡駅前、静岡グランシップ9・10F に
て、静岡市家庭科教育研究者連盟、第47回夏期全国大会のオプション講演。一般
市民傍聴可。連絡先電話054-348-8389
 ○7月29日、13:30 ~17:00。四国の徳島県・アスティとくしま3F第2特別会
議室(徳島市山城町東浜傍示1 )。脱原発市民ネットワーク徳島主催(連絡先・
阿波有機会館、連絡先電話088 -677 -5530)、コープ自然派ストップ伊方委員
会、徳島市教組共催。
 
 もうひとつ広瀬隆からのお知らせです。
色々な人から、「お前はインターネットのブログやツイッターを利用して早く人
にものごとを知らせないのか。何をしているんだ」と怒られてきました。時代後
れの私はきわめて保守的な図書館タイプの人間なので、どうもその世界が苦手で、
困っていました。そこに、若い世代の人が手伝ってあげますと言ってくれたので、
今後は、みなさんに急いでお伝えしたいことがあった場合、『日々雑感』という
インターネットサイト【http://hibi-zakkan.sblo.jp/】で、私・広瀬隆からの資料や呼びかけを掲載してもらえるようになりましたので、このサイトをご覧ください。
 
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┗■4.福島県民1、324人が集団告訴  福島原発事故の刑事責任を問う
 └────
6月11日、東京電力福島第一原発事故の被害者1、324人からなる「福島原発被
告団」が、東電勝俣恒久会長や原子力安全委員会斑目春樹委員長ら責任者33人の
刑事裁判を求め告訴した。告訴団の約200人が「原発事故の責任をただす」の横
断幕を掲げる中、武藤類子団長らが福島地方検察庁に告訴状を提出した。今後、
福島県民以外にも呼びかけ、第2次告訴を行う予定だ。正当な賠償を行わせるに
は、自らを加害者と思っていない東電を引きずり出し、逃げ隠れできない立場に
置くこと。賠償要求と両輪をなす告訴団運動はその意味からも重要です。
 告訴団が発した声明文を紹介します。
  
[福島原発告訴団] の告訴声明
今日、私たち1324人の福島県民は、福島地方検察庁に「福島原発事故の責任を問
う」告訴を行いました。
       事故により、日常を奪われ、
       人権を踏みにじられた者たちが
    力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。
告訴へといっぽ踏み出すことはとても勇気のいることでした。
       人を罪に問うことは
    私たち自身の生き方を問うことでもありました。
       しかし、この意味は深いと思うのです。
   ・この国に生きるひとりひとりが大切にされず、
    だれかの犠牲を強いる社会を問うこと
   ・ 事故により分断され、引き裂かれた私たちが
    再びつながり、そして輪をひろげること
   ・傷つき、絶望の中にある被害者が力と尊厳を
    取り戻すこと
    それが、子どもたち、若い人びとへの責任を
        果たすことだと思うのです。
 声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら
    世界を変えるのは私たちひとりひとり。
       決してバラバラにされず、
     つながりあうことを力とし、
怯(ひる)むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。
 
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┗■5.<テント日誌6/21(木)――経産省前テントひろば285日目 稼
      働原発ゼロ47日目>
       22日の官邸前行動を前に気分高まるテントひろば
       6・30ー7・1おおい現地行動への参加を!
 └────
6月21日(木) 曇り
 このところテントはいつも賑わっている。それは切迫する大飯原発再稼働強行
の動きと、それに重なり合いながら増税自己目的の消費増税強行と大連立による
強権政治の動き、そして原子力規制委員会設置法案の中に忍び込まされている原
子力基本法改正ー「安全保障に資する」という文言の挿入、さらには沖縄・普天
間基地オスプレイ配備強行と列島全体を覆う飛行訓練計画等々という、情勢の緊
迫、それに対抗して民主党の中にまで広がってきている人々の大きなうねりがテ
ントにもひしひしと伝わってくるからだろう。
 再稼働阻止!原発廃止!原子力ムラ(原子力帝国)解体!はこれら全てと絡み
合いながら、新しい未来を自らの手でつかみ取っていきたいとする人々の道筋な
のだろう。攻防戦はさらに広く、深く、熾烈になっていくという予感がみんなを
とらえている。気分は高揚している。22日の官邸前行動をさらに大規模にと、
みんなの思いは集中している。
 
 福島から電話があった。6月29日(金) 泉かおりさん発起人・福島の女た
ちの呼びかけで、全国の女たちの国会行動をやるという。テント前に12時集合
・ミーティング、13時~記者会見&集会、15時~女性国会議員達との院内集
会、17時~国会正門前でのアピール行動 ということのようだ。
 この間、官邸前行動には連日女性議員が参加し、アピール・コールを共にして
いる。そうした女性議員とも連なって、次期選挙をも視野に入れて女たちの大き
な戦線を創り出す一歩となるのだろう。
<6.29 大飯再稼働は許さない!女たちの国会前アピール>
「一票一揆で女が変える! 政治も、暮らしも、原発も!」というタイトルでの
呼びかけがなされている。それにしても女たちの動きは速い。2~3日前に話し
ていたことがすぐさま、このような行動へと具体化していく。
 
 テント運営会議があった。6・17-18福井行動とバスツアーの報告と討論
がなされた。追ってまとまった報告を公表するとして、今回のバスツアーは急な
計画で、初めての試みで、いくつかの不手際があったが、福井でのアクションと
もども大成功であった。(とくに前段での交流集会を福井・福島・伊方の方々を
交えて持ち得たことは、大きな意義があった。)
 とりわけたくさんの方々から多額のカンパをいただき、それ自身が運動として、
意志と気持ちがしっかりとつながったこと、それを土台として首都圏からの様々
な団体・個人の参加を統一行動としてテントが保障しえたことは、本当に良かっ
たことであった。参加者はバス250名+新幹線30~40名+車であったが、
カンパでの参加(現金参加)を含めると1000名を超えただろう。
 カンパの残高については、引き続きおおい現地行動に回すことを確認。
 
 STOP☆大飯原発再稼働現地アクションから呼びかけられている、6・30
おおい集会(おおい町住民・福井・福島・伊方・志賀・関西・首都圏の交流集会)
とデモ、及び大飯原発再起動日と言われている7・1朝からのゲート前行動に、
テントとしてもバス1台を用意して参加を呼びかけることを確認。カンパ残高を
この行動への補助にあてる。(詳細は別途)
 7・7七夕アクションも楽しみな企画になりそうだ。
 
 会議後、第1テントに戻ると、若い人達で大入り満員だった。今日はテントの
前でライブをやっていたようだ。それにしてもこのところ官邸前行動の影響か、
テントには若い人達の出入りが多くなっている。テントはこの近辺一帯での行動
の中継基地であり、峠の茶屋である。世代をつなぐ役割も果たしたい。    
                          ( Y・T )
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