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たんぽぽ舎です。【TMM:No1611】
2012年10月14日(日)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
(柳田真)
★2.福島原発告訴団
告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
★3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
★4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば398日目>
テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
内容の深かったテントTV あおぞら放送
━━━━━━━
┏┓
┗■1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
| 大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
| (柳田真)
└────
10月13日(土)午後、さようなら原発1000万人アクションが日比谷公園で開
かれ6500人が集まりました。
主催者あいさつとしてはじめに作家の鎌田慧さん、次に高橋哲哉さん(哲学者
・東京大学)の話。福島から森園かずえさんの告訴団と疎開裁判の訴え、「あさ
こはうす」の小笠原厚子さんから大間原発建設再会反対の訴え。
大江健三郎さんは、中国の文豪魯迅の言葉「歩く人が増えればそこが道になる」
をひいて、「私たちが集まって行進をすれば、そこに大きな道が出来る。それは
希望をつくる」と述べました。閉会のあいさつは城南信用金庫の吉原毅理事長。
集会の後、東電本店前を通りデモ行進しました。
77才の大江健三郎さんがデモの先頭に立ち、解散地の常磐橋公園まで共に歩か
れました。ドラム隊がにぎやかに音を出し、行進を盛り上げました。
○たんぽぽ舎は入り口で11.10の再稼働阻止全国ネット結成への参加などを訴え
たビラを2000枚配り、デモ行進では反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テン
トひろばの人々と共同でデモ隊列を組み、解散地では簡単な総括集会を行いまし
た。
【新聞記事から】
泊・大間原発反対/札幌では1万2000人
札幌市中心部の大通では十三日、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働や、電源
開発(Jパワー)の大間原発(青森県大間町)の建設に反対する集会があった。
労働組合や市民団体が主催し、約一万二千人が参加したと発表した。
集会で原発問題後志住民の会の大石美雪さんは「国のあいまいな原子力政策を
変えたい。泊をすぐ廃炉にしてほしいと願っている」と訴えた。
大間原発訴訟の会の中森司副会長は「大間で大事故があれば(対岸の)道南地
方は壊滅的な状況になる。なんとしても建設を止めたい」と発言し、函館地裁で
係争中の裁判への支援を求めた。(東京新聞 10/14 より抜粋)
┏┓
┗■2.福島原発告訴団
| 告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
| 全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
└────
「東電、そして原発推進政策をすすめてきた者たちを、自分たちの手で告訴・告
発することが、原発の再稼働を止め、国のエネルギー政策そのものを変える大き
な力になるのだ」 その想いが大きく広がっています。
原発事故によって無用の被曝に晒されている、私たち全国民が被害者です。
今こそ、大規模告訴で事故責任を追及していこうじゃありませんか。
みなさん、どうぞ、未来を変えるお一人になってください!
最終締切は10月31日(水)必着です。
※延長はあくまで緊急措置です。当初の締切(10月15日)を目指して、告訴
人となられるみなさまは、大至急お申し込みください(10月末までは書類を受
け付けますが、ギリギリのお申し込みは、事務作業が繁忙を極めることが予想さ
れます。何とぞ早急に書類を送ってください)。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html
┏┓
┗■3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
| 木村雅英(再稼動反対!全国アクション)
└────
溜池山王駅近くの首相官邸「裏」からの首相への抗議行動も既に3ヶ月。今週
は木田節子さんが、福島の現状を切々と訴え、さらに「原発的でないモノ・コト」
を「足るを知る、手間暇かける、旬を味わう、想像力、身の丈の生き方」などを
パネルで紹介、参加者に一体感。さらに、いつも福島の新聞の読者Hさんが除染
後に高放射能ごみが生活の場に残された状況などあまり全国紙で報道されない福
島の現実を伝え、Aさんが規制人事反対・大間原発建設反対を訴え、Kさんが松下
政経塾の政治家がひどいと民自の政府を憂い、いっしょに辺野古基地建設の反対
をしてきたTさんが原発と基地の問題の共通性を確認しながらオスプレイ配備反
対運動を紹介した。東電不払い運動のOさんもかけつけてくれた。
とても1時間では終わらずこの日も15分延長した。少人数(今回40名程)なが
ら、ゆったりとした空間で官邸を目の前にして声が聞こえる歩道から、野田首相
や取り巻きに脱原発を訴え続けている。
┏┓
┗■4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば
| 398日目>
| テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
| 内容の深かったテントTV あおぞら放送
└────
10月12日(金) 晴れ
金曜日はいつものテントTV あおぞら放送の放映日である。午後2時過ぎに
テントに着くと、もう何人かが忙しく準備を始めていた。
テントには和歌山からみかんが送られてきていた。早速箱を開けてみかんをい
ただくと、中に本(「原発を拒み続けた和歌山の記録」)と手紙が添えられてい
て、金曜行動に参加すべく3時半~4時頃にテントにお見えになる予定だという。
3時前に今日の出演者の木田節子さんが到着。しばらくすると大間の小笠原厚
子さんがお見えになる。お願いしていたが時間の都合がつくかどうかわからなか
っただけに、感激。そうこうしていると、みかんと本の送り主・和歌山田辺市の
寺井さんがお見えになった。1989年に結成された「脱原発わかやま」の代表
をされていた方であり、県内5ヵ所で持ち上がった原発建設計画に反対して闘っ
てこられ、それらをすべてストップさせた闘いの記録を最近本として出版された
のである。
寺井さんと小笠原さんはメールや手紙でずっと交流されていたそうで、その意
味では旧知の間柄でもあり、感激の対面であった。また寺井さんの話の中に、旧
知の間柄である小林圭二さん(熊取の6人の長老格)の名前も出てきて、一気に
身近に感じられた。
あおぞら放送で、今週の「国会議員に原発を問う」インタビューは、北海道の
紙智子議員(共産党の参議院議員)であった。即時原発ゼロを強調する紙議員は、
「北電は泊3号機の定検停止後、『電力不足』を演出するために苫東の火力発電
(70万kw)を停止させている」ことも暴露された。そして今北海道では、富
良野の小水力発電をはじめ豊かな自然エネルギーによる電力自給の動きが澎湃と
して起こってきていることを話された。
「福島から世界へ」は木田節子さん。富岡町から転々と避難し、その間沢山の
原発関連の本を読みあさり、漸く水戸に落ち着いて東海村の村上村長との出会い
から反原発の活動を開始された木田さんは、同時に原発労働者の母親でもある。
彼女の話はいつ聞いてももその体験、リアルさ、東電や原発労働者の状態につい
ての知識や、そして鋭さで胸に迫るものがある。
今日は最後に、ある人にあてたメール(それはたんぽぽ舎のメルマガNo16
01に掲載されている)を読み上げ、それを引用したビラを戸別配布して大きな
反響があったという伊方からの便りを報告された。今、この木田さんのメールは
全国各地でビラに引用され、まかれているそうだ。
小笠原さんの話の中では、経産相が大間原発の建設再開を認めるやいなやすぐ
さま現地で工事再開に動き出したそのあまりの素早さに、驚き、あきれ、深い憤
りを吐露されていたことが印象的であった。あさこハウスへのハガキを郵便配達
が届けに来る、その回数の多さが励みであり、かつあさこハウスに通じる道を監
視カメラで見張っている相手に対する抗議と圧力になるのだ、という訴えは胸を
打つ。
ドキュメント「フタバを遠く離れて」を制作された舩橋淳監督のインタビュー
時、双葉町から都内に避難されている亀屋さんと互いに会釈されていたことが印
象的だった。来週には亀屋さんに出演を依頼している。(尚、「フタバを遠く離
れて」の高橋哲哉さんによる映評が今週の週刊朝日に掲載されている。)
最後に、テント通りすがりの人として前記寺井拓也さんがインタビューを受け
た。本とみかんを前にしてであった。みかんは早速その場でギャラリーに配る。
この本は7人による執筆で、札幌の寿郎社から出版されている。
50名ほどのギャラリーに囲まれた、内容の深いテントTV あおぞら放送、
脱原発の人々の出会いと交流、世界に向けた情報発信として、育てていきたい。
終了後テントの中で反省会をしていると、浪江町希望の牧場の吉澤の力強いア
ピールが届いてくる。
( Y・T )
★テント全体会議 10月17日(水) 午後7時 スペースたんぽぽ
★福島原発告訴、第2次告訴の締め切りは10月30日となりました。(必着)
まだの方は是非ご提出下さい。どうしても陳述書を書けない場合は、委任状
だけでもご提出下さい。
2012年10月14日(日)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
(柳田真)
★2.福島原発告訴団
告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
★3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
★4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば398日目>
テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
内容の深かったテントTV あおぞら放送
━━━━━━━
┏┓
┗■1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
| 大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
| (柳田真)
└────
10月13日(土)午後、さようなら原発1000万人アクションが日比谷公園で開
かれ6500人が集まりました。
主催者あいさつとしてはじめに作家の鎌田慧さん、次に高橋哲哉さん(哲学者
・東京大学)の話。福島から森園かずえさんの告訴団と疎開裁判の訴え、「あさ
こはうす」の小笠原厚子さんから大間原発建設再会反対の訴え。
大江健三郎さんは、中国の文豪魯迅の言葉「歩く人が増えればそこが道になる」
をひいて、「私たちが集まって行進をすれば、そこに大きな道が出来る。それは
希望をつくる」と述べました。閉会のあいさつは城南信用金庫の吉原毅理事長。
集会の後、東電本店前を通りデモ行進しました。
77才の大江健三郎さんがデモの先頭に立ち、解散地の常磐橋公園まで共に歩か
れました。ドラム隊がにぎやかに音を出し、行進を盛り上げました。
○たんぽぽ舎は入り口で11.10の再稼働阻止全国ネット結成への参加などを訴え
たビラを2000枚配り、デモ行進では反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テン
トひろばの人々と共同でデモ隊列を組み、解散地では簡単な総括集会を行いまし
た。
【新聞記事から】
泊・大間原発反対/札幌では1万2000人
札幌市中心部の大通では十三日、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働や、電源
開発(Jパワー)の大間原発(青森県大間町)の建設に反対する集会があった。
労働組合や市民団体が主催し、約一万二千人が参加したと発表した。
集会で原発問題後志住民の会の大石美雪さんは「国のあいまいな原子力政策を
変えたい。泊をすぐ廃炉にしてほしいと願っている」と訴えた。
大間原発訴訟の会の中森司副会長は「大間で大事故があれば(対岸の)道南地
方は壊滅的な状況になる。なんとしても建設を止めたい」と発言し、函館地裁で
係争中の裁判への支援を求めた。(東京新聞 10/14 より抜粋)
┏┓
┗■2.福島原発告訴団
| 告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
| 全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
└────
「東電、そして原発推進政策をすすめてきた者たちを、自分たちの手で告訴・告
発することが、原発の再稼働を止め、国のエネルギー政策そのものを変える大き
な力になるのだ」 その想いが大きく広がっています。
原発事故によって無用の被曝に晒されている、私たち全国民が被害者です。
今こそ、大規模告訴で事故責任を追及していこうじゃありませんか。
みなさん、どうぞ、未来を変えるお一人になってください!
最終締切は10月31日(水)必着です。
※延長はあくまで緊急措置です。当初の締切(10月15日)を目指して、告訴
人となられるみなさまは、大至急お申し込みください(10月末までは書類を受
け付けますが、ギリギリのお申し込みは、事務作業が繁忙を極めることが予想さ
れます。何とぞ早急に書類を送ってください)。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html
┏┓
┗■3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
| 木村雅英(再稼動反対!全国アクション)
└────
溜池山王駅近くの首相官邸「裏」からの首相への抗議行動も既に3ヶ月。今週
は木田節子さんが、福島の現状を切々と訴え、さらに「原発的でないモノ・コト」
を「足るを知る、手間暇かける、旬を味わう、想像力、身の丈の生き方」などを
パネルで紹介、参加者に一体感。さらに、いつも福島の新聞の読者Hさんが除染
後に高放射能ごみが生活の場に残された状況などあまり全国紙で報道されない福
島の現実を伝え、Aさんが規制人事反対・大間原発建設反対を訴え、Kさんが松下
政経塾の政治家がひどいと民自の政府を憂い、いっしょに辺野古基地建設の反対
をしてきたTさんが原発と基地の問題の共通性を確認しながらオスプレイ配備反
対運動を紹介した。東電不払い運動のOさんもかけつけてくれた。
とても1時間では終わらずこの日も15分延長した。少人数(今回40名程)なが
ら、ゆったりとした空間で官邸を目の前にして声が聞こえる歩道から、野田首相
や取り巻きに脱原発を訴え続けている。
┏┓
┗■4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば
| 398日目>
| テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
| 内容の深かったテントTV あおぞら放送
└────
10月12日(金) 晴れ
金曜日はいつものテントTV あおぞら放送の放映日である。午後2時過ぎに
テントに着くと、もう何人かが忙しく準備を始めていた。
テントには和歌山からみかんが送られてきていた。早速箱を開けてみかんをい
ただくと、中に本(「原発を拒み続けた和歌山の記録」)と手紙が添えられてい
て、金曜行動に参加すべく3時半~4時頃にテントにお見えになる予定だという。
3時前に今日の出演者の木田節子さんが到着。しばらくすると大間の小笠原厚
子さんがお見えになる。お願いしていたが時間の都合がつくかどうかわからなか
っただけに、感激。そうこうしていると、みかんと本の送り主・和歌山田辺市の
寺井さんがお見えになった。1989年に結成された「脱原発わかやま」の代表
をされていた方であり、県内5ヵ所で持ち上がった原発建設計画に反対して闘っ
てこられ、それらをすべてストップさせた闘いの記録を最近本として出版された
のである。
寺井さんと小笠原さんはメールや手紙でずっと交流されていたそうで、その意
味では旧知の間柄でもあり、感激の対面であった。また寺井さんの話の中に、旧
知の間柄である小林圭二さん(熊取の6人の長老格)の名前も出てきて、一気に
身近に感じられた。
あおぞら放送で、今週の「国会議員に原発を問う」インタビューは、北海道の
紙智子議員(共産党の参議院議員)であった。即時原発ゼロを強調する紙議員は、
「北電は泊3号機の定検停止後、『電力不足』を演出するために苫東の火力発電
(70万kw)を停止させている」ことも暴露された。そして今北海道では、富
良野の小水力発電をはじめ豊かな自然エネルギーによる電力自給の動きが澎湃と
して起こってきていることを話された。
「福島から世界へ」は木田節子さん。富岡町から転々と避難し、その間沢山の
原発関連の本を読みあさり、漸く水戸に落ち着いて東海村の村上村長との出会い
から反原発の活動を開始された木田さんは、同時に原発労働者の母親でもある。
彼女の話はいつ聞いてももその体験、リアルさ、東電や原発労働者の状態につい
ての知識や、そして鋭さで胸に迫るものがある。
今日は最後に、ある人にあてたメール(それはたんぽぽ舎のメルマガNo16
01に掲載されている)を読み上げ、それを引用したビラを戸別配布して大きな
反響があったという伊方からの便りを報告された。今、この木田さんのメールは
全国各地でビラに引用され、まかれているそうだ。
小笠原さんの話の中では、経産相が大間原発の建設再開を認めるやいなやすぐ
さま現地で工事再開に動き出したそのあまりの素早さに、驚き、あきれ、深い憤
りを吐露されていたことが印象的であった。あさこハウスへのハガキを郵便配達
が届けに来る、その回数の多さが励みであり、かつあさこハウスに通じる道を監
視カメラで見張っている相手に対する抗議と圧力になるのだ、という訴えは胸を
打つ。
ドキュメント「フタバを遠く離れて」を制作された舩橋淳監督のインタビュー
時、双葉町から都内に避難されている亀屋さんと互いに会釈されていたことが印
象的だった。来週には亀屋さんに出演を依頼している。(尚、「フタバを遠く離
れて」の高橋哲哉さんによる映評が今週の週刊朝日に掲載されている。)
最後に、テント通りすがりの人として前記寺井拓也さんがインタビューを受け
た。本とみかんを前にしてであった。みかんは早速その場でギャラリーに配る。
この本は7人による執筆で、札幌の寿郎社から出版されている。
50名ほどのギャラリーに囲まれた、内容の深いテントTV あおぞら放送、
脱原発の人々の出会いと交流、世界に向けた情報発信として、育てていきたい。
終了後テントの中で反省会をしていると、浪江町希望の牧場の吉澤の力強いア
ピールが届いてくる。
( Y・T )
★テント全体会議 10月17日(水) 午後7時 スペースたんぽぽ
★福島原発告訴、第2次告訴の締め切りは10月30日となりました。(必着)
まだの方は是非ご提出下さい。どうしても陳述書を書けない場合は、委任状
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1610】
2012年10月13日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.今冬再稼働なしで余力あり
原発に頼らなくても冬の電力はまかなえる
電力九社、需給見通し
★2.新聞・雑誌から
◆脱原発でも電気代半額 家庭の省エネ推進すると独立行政法人が計算
省エネが内需拡大促す-政府の電気代2倍は数字操作がひどい
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10/20原発民衆法廷「公聴会」―国会事故調報告が明らかにしたもの
会場:「スペースたんぽぽ」13時開場13:30より17:00
★4.大阪市の放射能汚染ガレキの焼却反対
大阪市役所横にテント設置、
橋下徹大阪市長を監視 (原発再稼働反対監視テント 10.12声明)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.今冬再稼働なしで余力あり
| 原発に頼らなくても冬の電力はまかなえる
| 電力九社、需給見通し
└────
沖縄電力を除く9電力会社は12日、冬の電力見通しを発表した。9電力とも原
発をこれ以上動かさなくても電力に余裕がある。節電に加え、火力発電をフル稼
働させたり、他の電力会社から電気を送ってもらう「融通」をしたりすれば冬を
乗り切れる。
政府は12日、有識者が電力が足りるかどうかを検討する「電力需給検証委員会」
(委員長・白真勲内閣府副大臣)の初会合を開き、各電力が見通しを報告した。
来年1,2月の電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」は3.1~9.4%で、9
電力すべてが万一に備えて必要な3%を上まわった。(紙面に表あり)
ただ、北海道電力は、火力発電のトラブルが重なれば電気が足りなくなるおそ
れもある。このため、東北電力などから電力を融通してもらうことを考えている。
九州電力はこれまで原発への依存度が高かったため、予備率は3%ぎりぎりの
見通しになった。ただ、中部、中国の2電力から電気を買ってまかなう。
(10月13日朝日新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆脱原発でも電気代半額 家庭の省エネ推進すると独立行政法人が計算
省エネが内需拡大促す-政府の電気代2倍は数字操作がひどい
(10月8日 東京新聞「こちら特報部」より)
「原発ゼロだと電気代は2倍になる。だから再稼働不可避だ」-そうした論調が
経済界を中心に強まっている。しかし、ちょっと待ってほしい。原発の稼働率と
は関係なく、省エネ対策を徹底すれば、家計への影響は将来的にプラスになると
いう独立行政法人の試算がある。原発ゼロでも「電気代は半額」という道筋だ。
しかも、経済浮揚につながると識者たちは語る。どういうことか。(出田阿生)
表1 2030年までに・・・
温暖化対策
産業部門で毎年1%のエネルギー消費減
産業部門(石油化学をのぞく)で石油燃料の80%を天然ガスに転換
太陽光発電を5300万kwに増やす(70%は家庭への導入)
家庭用燃料電池(1基0.7kw)570万世帯普及
住宅のヒートポンプ給湯570万世帯普及
家庭での省エネ対策
次世代省エネ住宅 48%
次世代自動車 50%
家電・自動車のトップランナー制度継続
電源構成に占める原子力発電がゼロでも25%でも、省エネ対策を推進すれば、
2030年の家計はプラスに転じる。独立行政法人・科学技術振興機構(JST)の低
炭素社会戦略センターは今年七月、こんな研究報告を公表した。当時、政府のエ
ネルギー・環境会議が議論の柱としていた「電源構成の異なる三つの選択肢」に
基づき、家計への影響を試算した。原発依存度が「ゼロ」」「15%」「20%
~25%」になった場合を想定したシナリオだ。驚くべきはどのシナリオであれ、
地球温暖化対策(表1)だけに取り組んだ場合は「生活の余裕が減る」ことにな
るが、それに加えて家庭での省エネ対策(表1)を徹底させると「生活の余裕が
向上する」という結果になったことだ。(中略)
さらに電気代は、三つのシナリオすべてで月額4560~70円と、現在より半
額程度で済むという結果が出た。しかも、この金額は電気代が今後値上がりする
ことを前提にした数字だ。(中略)
センターの湯本道明研究員は「節電や省エネを進めるには技術向上だけでなく、
社会の施策による後押しや、人々の意識向上が必要。そうすれば今より生活は貧
しくなることはなく、むしろ豊かさを持続させることができる」と指摘する。こ
うした試算結果を外部の有識者はどう評価しているのか。富士通総研梶山恵司上
席主任研究員は、「現段階での節電実績、省エネ技術や再生可能エネルギーの発
展を考えれば十分に実現可能」とみる。梶山氏は「原発を続けたとしても、これ
から電気代は上がる」と語る。(中略)
慶応大学の金子勝教授(財政学)は「この夏の電力需給からみて、政府は「原
発を再稼働させる理由がなくなった。すると、今度は電気代が二倍になると主張
し始めた。節電や省エネの割合をわざと低く見積もるから、こうなる。原発依存
のための意図的な数字の操作がひどくなっている」と憤りを隠さない。例えば、
二〇三〇年を想定して政府が出した「原発ゼロだと電気代が二倍」という数字。
実はよく見ると、原発の比率が25%の想定でも「電気代は一・七倍」となって
いるのに、この部分は触れられずじまいだった。(中略)
両氏が共通して強調するのは「逆に原発を続ければ、民間企業がまかないきれな
い高コストになる」という点と、「節電や省エネは『我慢』を意味しない。むし
ろ新たな豊かさや産業を生み、経済成長のチャンスになる」という展望だ。-中
略-同じようなピンチをチャンスに変えてきた歴史がある。七〇年代、石油危機
をきっかけに、省エネをはじめとする技術革新が一挙に進んだ。(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇原発民衆法廷「公聴会」―国会事故調報告が明らかにしたもの
日時 10月20日(土)午後1時30分~5時(午後1時開場)
会場 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4階)東京都・水道橋
http://www.jcan.net/tanpoposya/info/map.htm
参加費:1000円(どなたでも参加できます)
【報告:田中三彦さん(国会事故調委員)】
科学ジャーナリスト。東京工業大学工学部卒。
(株)バブコック日立で9年間、原子炉圧力容器の設計などに従事。
著書に『原発はなぜ危険か』(岩波新書)ほか。
今回、国会福島事故調査委員会でワーキンググループの共同議長として活
躍された田中三彦さんをお迎えして、国会事故調で明らかにできた事故原因
ついて報告していただき、東電、政府の刑事責任の必要性、可能性を再確
認していきたいと思います。
主 催 原発を問う民衆法廷実行委員会(原発民衆法廷)
連絡先 090-2466-5184(矢野) メール qqq568d9k@extra.ocn.ne.jp
ホームページ http://genpatsu-houtei.blogspot.com/
┏┓
┗■4.大阪市の放射能汚染ガレキの焼却反対
| 大阪市役所横にテント設置、
| 橋下徹大阪市長を監視
└──── 原発再稼働反対監視テント 10.12 声明
原発再稼働反対監視テントは、本日、10月12日に大阪市役所横にテントを
設置し、大阪市長橋下徹の監視行動を開始した。
大阪市で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、脱、反原発運動の
大きな転換点である。
現在、全国各地で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、被ばくを
全国に拡散させることになる。この被ばくの拡散は、福島第一原発過酷事故を引
き起こした日本政府の責任を曖昧にし、安全神話の復活を意味する。また、ガレ
キ処理にからむ利権政治を押し進め、復興のための資金を食いものにされること
になるばかりか、被ばく意識の低下は、すでにずさんな放射線管理のもとで行わ
れている福島第一原発の収束作業を進める労働者、原発労働者をさらに危険にさ
らすことになるのである。そして、東北、関東から被ばくを避けるため、必死の
思いでの避難を無意味なものとし、今、フクシマでたたかわれている被ばくから
の避難の権利を貶めることになる。
9月17日、北九州市で放射能汚染ガレキの本焼却がはじまった。これは、全
国での放射能汚染ガレキ焼却を策動する日本政府が、布石として行ったものであ
り、大阪でのガレキ焼却を許せば、なし崩し的に全国でガレキ焼却が進むのは、
火を見るより明らかである。
東北、関東が、今現在も被ばくが進む中、11.11に100万人行動が呼び
かけられ、大飯原発を止めろの声が叫ばれ続けている。私たちが、これに連帯す
ることは、当然である。しかし、まだ、被ばくしていない関西圏、西日本の果た
すべき役割は、被ばくをこれ以上拡散させないことである。
このたたかいは、地域エゴなどという批判を受け付ける余地は全くない。なぜ
なら、震災ガレキの広域処理の必要性がないことは、さまざまな知見から明白で
あり、阪神、淡路大震災のガレキ処理においても広域処理は一部行われたものの、
全国で焼却するはことはなかったのである。
フクシマの痛みを分かち合う、それは、無意味な被ばくを受け入れることでは
ない。むしろ、被ばくを断固避けることだ。避難の権利と補償を勝ち取るたたか
いに連帯し、共にたたかうことだ。
原発再稼働反対監視テントは、大阪市の放射能汚染ガレキの焼却処分を、脱、
反原発運動の一大転換点と位置づけ、「大阪決戦」を呼びかける。
2012年10月13日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.今冬再稼働なしで余力あり
原発に頼らなくても冬の電力はまかなえる
電力九社、需給見通し
★2.新聞・雑誌から
◆脱原発でも電気代半額 家庭の省エネ推進すると独立行政法人が計算
省エネが内需拡大促す-政府の電気代2倍は数字操作がひどい
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10/20原発民衆法廷「公聴会」―国会事故調報告が明らかにしたもの
会場:「スペースたんぽぽ」13時開場13:30より17:00
★4.大阪市の放射能汚染ガレキの焼却反対
大阪市役所横にテント設置、
橋下徹大阪市長を監視 (原発再稼働反対監視テント 10.12声明)
━━━━━━━
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┗■1.今冬再稼働なしで余力あり
| 原発に頼らなくても冬の電力はまかなえる
| 電力九社、需給見通し
└────
沖縄電力を除く9電力会社は12日、冬の電力見通しを発表した。9電力とも原
発をこれ以上動かさなくても電力に余裕がある。節電に加え、火力発電をフル稼
働させたり、他の電力会社から電気を送ってもらう「融通」をしたりすれば冬を
乗り切れる。
政府は12日、有識者が電力が足りるかどうかを検討する「電力需給検証委員会」
(委員長・白真勲内閣府副大臣)の初会合を開き、各電力が見通しを報告した。
来年1,2月の電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」は3.1~9.4%で、9
電力すべてが万一に備えて必要な3%を上まわった。(紙面に表あり)
ただ、北海道電力は、火力発電のトラブルが重なれば電気が足りなくなるおそ
れもある。このため、東北電力などから電力を融通してもらうことを考えている。
九州電力はこれまで原発への依存度が高かったため、予備率は3%ぎりぎりの
見通しになった。ただ、中部、中国の2電力から電気を買ってまかなう。
(10月13日朝日新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆脱原発でも電気代半額 家庭の省エネ推進すると独立行政法人が計算
省エネが内需拡大促す-政府の電気代2倍は数字操作がひどい
(10月8日 東京新聞「こちら特報部」より)
「原発ゼロだと電気代は2倍になる。だから再稼働不可避だ」-そうした論調が
経済界を中心に強まっている。しかし、ちょっと待ってほしい。原発の稼働率と
は関係なく、省エネ対策を徹底すれば、家計への影響は将来的にプラスになると
いう独立行政法人の試算がある。原発ゼロでも「電気代は半額」という道筋だ。
しかも、経済浮揚につながると識者たちは語る。どういうことか。(出田阿生)
表1 2030年までに・・・
温暖化対策
産業部門で毎年1%のエネルギー消費減
産業部門(石油化学をのぞく)で石油燃料の80%を天然ガスに転換
太陽光発電を5300万kwに増やす(70%は家庭への導入)
家庭用燃料電池(1基0.7kw)570万世帯普及
住宅のヒートポンプ給湯570万世帯普及
家庭での省エネ対策
次世代省エネ住宅 48%
次世代自動車 50%
家電・自動車のトップランナー制度継続
電源構成に占める原子力発電がゼロでも25%でも、省エネ対策を推進すれば、
2030年の家計はプラスに転じる。独立行政法人・科学技術振興機構(JST)の低
炭素社会戦略センターは今年七月、こんな研究報告を公表した。当時、政府のエ
ネルギー・環境会議が議論の柱としていた「電源構成の異なる三つの選択肢」に
基づき、家計への影響を試算した。原発依存度が「ゼロ」」「15%」「20%
~25%」になった場合を想定したシナリオだ。驚くべきはどのシナリオであれ、
地球温暖化対策(表1)だけに取り組んだ場合は「生活の余裕が減る」ことにな
るが、それに加えて家庭での省エネ対策(表1)を徹底させると「生活の余裕が
向上する」という結果になったことだ。(中略)
さらに電気代は、三つのシナリオすべてで月額4560~70円と、現在より半
額程度で済むという結果が出た。しかも、この金額は電気代が今後値上がりする
ことを前提にした数字だ。(中略)
センターの湯本道明研究員は「節電や省エネを進めるには技術向上だけでなく、
社会の施策による後押しや、人々の意識向上が必要。そうすれば今より生活は貧
しくなることはなく、むしろ豊かさを持続させることができる」と指摘する。こ
うした試算結果を外部の有識者はどう評価しているのか。富士通総研梶山恵司上
席主任研究員は、「現段階での節電実績、省エネ技術や再生可能エネルギーの発
展を考えれば十分に実現可能」とみる。梶山氏は「原発を続けたとしても、これ
から電気代は上がる」と語る。(中略)
慶応大学の金子勝教授(財政学)は「この夏の電力需給からみて、政府は「原
発を再稼働させる理由がなくなった。すると、今度は電気代が二倍になると主張
し始めた。節電や省エネの割合をわざと低く見積もるから、こうなる。原発依存
のための意図的な数字の操作がひどくなっている」と憤りを隠さない。例えば、
二〇三〇年を想定して政府が出した「原発ゼロだと電気代が二倍」という数字。
実はよく見ると、原発の比率が25%の想定でも「電気代は一・七倍」となって
いるのに、この部分は触れられずじまいだった。(中略)
両氏が共通して強調するのは「逆に原発を続ければ、民間企業がまかないきれな
い高コストになる」という点と、「節電や省エネは『我慢』を意味しない。むし
ろ新たな豊かさや産業を生み、経済成長のチャンスになる」という展望だ。-中
略-同じようなピンチをチャンスに変えてきた歴史がある。七〇年代、石油危機
をきっかけに、省エネをはじめとする技術革新が一挙に進んだ。(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇原発民衆法廷「公聴会」―国会事故調報告が明らかにしたもの
日時 10月20日(土)午後1時30分~5時(午後1時開場)
会場 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4階)東京都・水道橋
http://www.jcan.net/tanpoposya/info/map.htm
参加費:1000円(どなたでも参加できます)
【報告:田中三彦さん(国会事故調委員)】
科学ジャーナリスト。東京工業大学工学部卒。
(株)バブコック日立で9年間、原子炉圧力容器の設計などに従事。
著書に『原発はなぜ危険か』(岩波新書)ほか。
今回、国会福島事故調査委員会でワーキンググループの共同議長として活
躍された田中三彦さんをお迎えして、国会事故調で明らかにできた事故原因
ついて報告していただき、東電、政府の刑事責任の必要性、可能性を再確
認していきたいと思います。
主 催 原発を問う民衆法廷実行委員会(原発民衆法廷)
連絡先 090-2466-5184(矢野) メール qqq568d9k@extra.ocn.ne.jp
ホームページ http://genpatsu-houtei.blogspot.com/
┏┓
┗■4.大阪市の放射能汚染ガレキの焼却反対
| 大阪市役所横にテント設置、
| 橋下徹大阪市長を監視
└──── 原発再稼働反対監視テント 10.12 声明
原発再稼働反対監視テントは、本日、10月12日に大阪市役所横にテントを
設置し、大阪市長橋下徹の監視行動を開始した。
大阪市で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、脱、反原発運動の
大きな転換点である。
現在、全国各地で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、被ばくを
全国に拡散させることになる。この被ばくの拡散は、福島第一原発過酷事故を引
き起こした日本政府の責任を曖昧にし、安全神話の復活を意味する。また、ガレ
キ処理にからむ利権政治を押し進め、復興のための資金を食いものにされること
になるばかりか、被ばく意識の低下は、すでにずさんな放射線管理のもとで行わ
れている福島第一原発の収束作業を進める労働者、原発労働者をさらに危険にさ
らすことになるのである。そして、東北、関東から被ばくを避けるため、必死の
思いでの避難を無意味なものとし、今、フクシマでたたかわれている被ばくから
の避難の権利を貶めることになる。
9月17日、北九州市で放射能汚染ガレキの本焼却がはじまった。これは、全
国での放射能汚染ガレキ焼却を策動する日本政府が、布石として行ったものであ
り、大阪でのガレキ焼却を許せば、なし崩し的に全国でガレキ焼却が進むのは、
火を見るより明らかである。
東北、関東が、今現在も被ばくが進む中、11.11に100万人行動が呼び
かけられ、大飯原発を止めろの声が叫ばれ続けている。私たちが、これに連帯す
ることは、当然である。しかし、まだ、被ばくしていない関西圏、西日本の果た
すべき役割は、被ばくをこれ以上拡散させないことである。
このたたかいは、地域エゴなどという批判を受け付ける余地は全くない。なぜ
なら、震災ガレキの広域処理の必要性がないことは、さまざまな知見から明白で
あり、阪神、淡路大震災のガレキ処理においても広域処理は一部行われたものの、
全国で焼却するはことはなかったのである。
フクシマの痛みを分かち合う、それは、無意味な被ばくを受け入れることでは
ない。むしろ、被ばくを断固避けることだ。避難の権利と補償を勝ち取るたたか
いに連帯し、共にたたかうことだ。
原発再稼働反対監視テントは、大阪市の放射能汚染ガレキの焼却処分を、脱、
反原発運動の一大転換点と位置づけ、「大阪決戦」を呼びかける。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1609】
2012年10月12日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.衝撃の専門書『淡水魚の放射能』著:水口憲哉(東京海洋大名誉教授)
「川魚の放射能はなくならない」-「時間がたてば解決」は大きな誤解
(日刊ゲンダイ10月12日号から)
★2.本の紹介
10月15日発売『原発事故と被曝労働』-さんいちブックレット007-
★3.新聞・雑誌から
◇福島第一周辺でセシウム大幅増 環境省-川底の放射性物質調査
(10月12日 東京新聞より)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月15日(月)午後6時半~、文京区シビックセンター
『福島原発告訴団は何を訴えるのか』講師 片山薫さん
◇10月19日(金)午後1時~、参議院議員会館
『復興予算を被災地に!~保養と移動教室の拡充を求める院内集会』
★5.<テント日誌10/10(水)―経産前省テントひろば396日目>
季節も政治も温度の変わる時(M/O)
━━━━━━━
◇再稼働阻止は市民と議員の運動で - 自治体力は連続講座から
【上原ひろ子さん講演会】10月16日(火)午後6時45分から
会場「スペースたんぽぽ」(千代田区区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
主催 反原発自治体議員・市民連盟(布施哲也)TEL/FAX 03-5211-7199
どなたでもご参加いただけます |参加費1000円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.衝撃の専門書『淡水魚の放射能』著:水口憲哉(東京海洋大名誉教授)
│ 「川魚の放射能はなくならない」-「時間がたてば解決」は大きな誤解
└────(日刊ゲンダイ10月11日号から)
福島原発の事故から1年半がたち、放射能汚染への警戒心が薄れているが、
そんな中、ショックな本が出た。国会事故調で参考人になった東京海洋大名誉
教授、水口憲哉氏が書いた「淡水魚の放射能」(フライの雑誌社)である。
これまでの野菜や海水魚、海藻などへの汚染は何度も話題になり報道も多か
った。しかし、アユなどに代表される川魚の汚染について、きちんと書かれた
ものはなかった。水口氏の著者はまさに、そこに注目、言及しているのだが、
恐ろしいことが書かれている。
例えばアユ。(中略)いわき市の夏井川では2011年5月末に380ベクレル、
8月には18.5ベクレル。急減したのに、9月には再び119ベクレルに増えた。
今年はどうか。5~7月の計測では、伊達市の阿武隈川では170ベクレル、福
島市の阿武隈川でも170ベクレルのアユがいた。
アユは年魚で、事故時に生きていた魚はとっくに死んでいる。それなのに、
相変わらず、セシウムが出てくるのだ。底質にセシウムがへばりついているか
らである。環境省による今年1月の調査では真野川の底質から588ベクレル/
キロのセシウムが出た。飯舘村のダム湖、はやま湖は3万9000ベクレルである。
「セシウムというのは粘っこいんです。だから川の水で流されるわけではない。
小さい穴、くぼみ、藻類、水生昆虫などにへばりつくんです。これらは表面積
にすると、驚くほどに大きくなる。それをエサにして食べる魚は放射能まみれ
になってしまう。多くの人は時間がたてば、放射性物質は減ると思っている。
半減期が過ぎれば減りますが、それまでは減りません。放射性物質を食べた魚
が死ねば、そこに放射性物質は残る。それをまた別の魚が食べるんです。
こういう水口氏は山に降り注いだ放射能も同じだと語った。
「木の葉っぱに放射能が付着している。その葉が落ちて、腐葉土になる。木の
根から再び放射能を吸う。山からも放射性物質はなくなりません。はげ山にし
て除染するしかないが、そんなことは不可能でしょう。家の周辺だけ除染する
しかない。我々は放射能が減らないことを認識しながら生きていかなければい
けません。」自然はもう戻ってこないのだ。
┏┓
┗■2.本の紹介
│10月15日発売『原発事故と被曝労働』-さんいちブックレット007-
└────
「3・11」後の被ばく労働の実態―
深刻化する収束・除染作業、拡散する被ばく労働現場からの報告!
出版・三一書房、本体価格・1000円、被ばく労働を考えるネットワーク編
-本書あとがきより-
原発は、格差・差別構造そのものであり、生存権の問題だ。
被ばく労働はそれを端的に示す原発の闇をえぐる問題である。
一時的に増えた原発労働者に関する書籍の出版や報道は、政府の「収束宣
言」などもあり低調となってきていたが、事故後1年を経て、未成年の収束
作業への動員や被ばく線量のごまかしなどの実態が暴かれつつある。
被ばく労働者がどのような社会背景のもとで動員され、どのような労働条件
や制度のもとで働き、どのような被害を受けてきたのか。今、これらを明ら
かにし、具体的に取り組んでいかなければ、地方社会や下層労働者が使い捨
てられ産業や「成長」のために人間が犠牲となる世の中は変わらないだろう。
***もくじ***
はじめに 被ばく労働に隠されている原発の本質とこの社会の闇
第1章 被ばく労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業
第2章 さまざまな労働現場に拡がる被ばく問題
第3章 非正規労働(使い捨て労働力)の象徴としての被ばく労働
第4章 原発事故収束作業の実態 (フリーター全般労働組合 北島教行)
第5章 福島現地の現状と家族の声
第6章 除染という新たな被ばく労働
あとがき 被ばく労働問題を反/脱原発の取り組みの中に位置づけるために
資料
******
◎お申込み・お問い合わ 三一書房
メール info@31shobo.com FAX 03-6268-9754
(〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-1-6 TEL 03-6268-9714)
◎オンライン予約・購入についてはこちらから
→ http://www.amazon.co.jp/dp/4380128067
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◇福島第一周辺でセシウム大幅増 環境省-川底の放射性物質調査
(10月12日 東京新聞より)
環境省は11日、福島県内の河川や湖沼など計193地点で、水底の土壌に含
まれる放射性セシウム濃度を測定した結果を公表した。緊急避難準備区域だっ
た真野川(南相馬市)の川底土壌で1キログラム当たり1万5900ベクレルを検
出し、今春の前回調査(1820ベクレル)の約9倍となるなど、東京電力福島第
一原発周辺の一部で大幅に増加した。
環境省は「水流などの影響で放射性物質が移動し増加した可能性も考えられ、
継続した調査が必要」と指摘。全体的には横ばいや減少傾向が多かったと分析
している。最高値は浪江町の農業ため池の土壌で9万6000ベクレルだったが、
今回初めての測定だった。
真野川以外で増加したのは、高の倉ダム(南相馬市)の土壌で前回比8倍の
1万2400ベクレル、横川ダム(同市)で7倍の2万5900ベクレルなど。一方、
前回26万ベクレルだった大柿ダム(浪江町)は1万3600ベクレルにとどまる
など、一部で大幅に減少した。(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇国連・憲法問題研究会講演会『福島原発告訴団は何を訴えるのか』
【講師 片山薫さん】(小金井市議会議員、福島原発告訴団関東事務局)
日時 2012年10月15日(月)午後6時半~9時
会場 文京シビックセンター4階会議室A(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
参加費 800円(会員500円)
主催 国連・憲法問題研究会 TEL/FAX 03-3230-3639
ホームページ http://www.winterpalace.net/kkmk/
◇復興予算を被災地に!~保養と移動教室の拡充を求める院内集会
日時 2012年10月19日(金)13:00~14:40
場所 参議院議員会館 B107会議室(12時半から入館証を配布します)
◎ビデオ上映「移動教室で教育を変える~伊達市の挑戦」(10分)
◎福島からの報告
伊達市立富野小学校 宍戸仙助校長、伊達市教育委員会 湯田健一教育長
福島県内の保護者の声 ◎受け入れ団体の声
◎文科省/復興省/国会議員などから
今も福島にとどまっている子どもたちのため、より具体的な支援策が実現す
るよう院内集会を開催します。子どもたちが最善の教育を受ける権利を守り、
学校のクラスを一時的にまるごと県外に移す「移動教室」を実践している伊
達市の教育長と校長先生にもご参加いただき、取り組みの意義をご報告いた
だきます。
被災地のためになるより良い政策に、きちんと復興予算が充てられるよう
声をあげていきましょう。
主催 子ども被災者支援法市民会議・在住者支援班/避難者支援班
協力 311受入全国協議会、NPO法人地域交流センター、NPO法人OurPlanetTV
https://www.facebook.com/events/445195692199900/445205678865568/
┏┓
┗■5.<テント日誌10/10(水)―経産前省テントひろば396日目>
│ 季節も政治も温度の変わる時
└────(M/O)
日中は温かい日も多いがやはり夜になると結構寒い。週末には多摩川に出掛
け、少し遅れ気味だと伝えられる彼岸花を楽しんできた。むかし、田舎の畦道
などに咲いていた彼岸花の強烈な印象が記憶にあるせいか、街中でも見かける
ものは不満だったのだが、群生しているものはそれらしい雰囲気があって満足
だった。彼岸花は秋を代表する花だろうが、それを感じさせてくれるのはやは
り嬉しいものだ。その秋だがどうも今年は短くて冬の訪れが一気にやってくる
らしい。それを空気その変わり方に実感している。波だ寒い気温《空気》にそ
れを感じているが、もう一つ気になるのは政治的空気の変化である。。
尖閣諸島の問題は中国側の態度も含めて日中感の政治的・経済的対立を長引
かせそうだ。中国の知識人の声明が新聞等に出ていたがナショナリズム一色の
感の中でホットする記事だった。この問題での日本と中国の民衆の連帯の道
(武力による紛争解決ではない道)の可能性と基盤を暗示させるものと思える。
だが、私たちはこの尖閣問題が日本の政治的空気を変えていることを知らな
ければならない。対中国というナショナリズム的な空気がそれなりに浸透して
いるのである。自民党総裁選での安倍の再登場の契機になり、メディアが恥ず
かしげもなく扇動的記事を垂れ流しているのも一例だが、ここには尖閣諸島問
題が生み出した政治的空気の変化がある。石原慎太郎などはここまで想像して
はいなかったろうが、尖閣諸島問題の結果しているものをよくよく見ておかな
ければならない。これとの闘いが大きな政治的闘いの枠組みをなしている。
3・11以降に大きな政治的空気となった脱原発の意識に対抗する空気の流れ
であり、それが今の日本の政治的な闘いとなっている。国会や永田町周辺は選
挙をめぐる政局のことで頭が一杯だろうが、彼らを取り包んで政治的空気の変
化がある。何処まで意識していたかはともかく、尖閣諸島問題は原発の生み出
した国民的な政治意識に対抗しようとし、ある程度成功しているのである。
幸いなことは脱原発や普天間基地撤去要求(オスプレイ問題を含む)の運動
はこれらを媒介した国民の政治的空気も持続しており、ナショナリズム的な政
治的空気と対抗し得ていることだ。その点では福島や沖縄などの抵抗、また毎
週金曜日に首相官邸から全国に広がっている脱原発等の展開は尖閣諸島問題が
生み出しつつある政治的空気を再度変え、解体させることができる。
私たちは歴史の流れの本流がこちらにあることを自覚しつつ闘いを持続せね
ばならない。背後の政治的空気を意識した闘いが必要なのだ。11月11日の国会
や霞が関包囲行動は国民的な政治的空気を変える重要な位置を持っているので
あり、歴史的な位置を持つものといえよう。今一度、3・11以降を振り返りま
た先を展望しながらこの行動に参加したいと思う。
週の初めは比較的穏やかな時間が流れるのがテント周辺である。朝方に寝た
のだがテントの中にも太鼓の音が聞こえる。夢かうつつかとおもいながら、そ
のここちよいリズムに身体を合わせていたのだが、先月から断食を続けるFさ
んを支援する日本山妙法寺の尼さんの打つものだった。
今度はしばらくその横に座っていたが、荻窪の若い女性がテントを訪ねてき
て歓談する。熊本から上京された人、富山からやってきた人と次々とテントを
訪ねてくる。
富山では11月23日に講演会等をやるらしいがそのチラシをもらった。全国の
様々の動きが伝えられるが、それをまた発信できるといいのかもしれない。大
間原発の中止を訴える小笠原厚子さんたちが経産省への申し込みにやってくる。
院内集会も開かれていた。相変わらず雑誌社などの取材も続き、テントは穏や
かだがいろいろのことがそこには流れている。
(M/O)
2012年10月12日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.衝撃の専門書『淡水魚の放射能』著:水口憲哉(東京海洋大名誉教授)
「川魚の放射能はなくならない」-「時間がたてば解決」は大きな誤解
(日刊ゲンダイ10月12日号から)
★2.本の紹介
10月15日発売『原発事故と被曝労働』-さんいちブックレット007-
★3.新聞・雑誌から
◇福島第一周辺でセシウム大幅増 環境省-川底の放射性物質調査
(10月12日 東京新聞より)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月15日(月)午後6時半~、文京区シビックセンター
『福島原発告訴団は何を訴えるのか』講師 片山薫さん
◇10月19日(金)午後1時~、参議院議員会館
『復興予算を被災地に!~保養と移動教室の拡充を求める院内集会』
★5.<テント日誌10/10(水)―経産前省テントひろば396日目>
季節も政治も温度の変わる時(M/O)
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◇再稼働阻止は市民と議員の運動で - 自治体力は連続講座から
【上原ひろ子さん講演会】10月16日(火)午後6時45分から
会場「スペースたんぽぽ」(千代田区区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
主催 反原発自治体議員・市民連盟(布施哲也)TEL/FAX 03-5211-7199
どなたでもご参加いただけます |参加費1000円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.衝撃の専門書『淡水魚の放射能』著:水口憲哉(東京海洋大名誉教授)
│ 「川魚の放射能はなくならない」-「時間がたてば解決」は大きな誤解
└────(日刊ゲンダイ10月11日号から)
福島原発の事故から1年半がたち、放射能汚染への警戒心が薄れているが、
そんな中、ショックな本が出た。国会事故調で参考人になった東京海洋大名誉
教授、水口憲哉氏が書いた「淡水魚の放射能」(フライの雑誌社)である。
これまでの野菜や海水魚、海藻などへの汚染は何度も話題になり報道も多か
った。しかし、アユなどに代表される川魚の汚染について、きちんと書かれた
ものはなかった。水口氏の著者はまさに、そこに注目、言及しているのだが、
恐ろしいことが書かれている。
例えばアユ。(中略)いわき市の夏井川では2011年5月末に380ベクレル、
8月には18.5ベクレル。急減したのに、9月には再び119ベクレルに増えた。
今年はどうか。5~7月の計測では、伊達市の阿武隈川では170ベクレル、福
島市の阿武隈川でも170ベクレルのアユがいた。
アユは年魚で、事故時に生きていた魚はとっくに死んでいる。それなのに、
相変わらず、セシウムが出てくるのだ。底質にセシウムがへばりついているか
らである。環境省による今年1月の調査では真野川の底質から588ベクレル/
キロのセシウムが出た。飯舘村のダム湖、はやま湖は3万9000ベクレルである。
「セシウムというのは粘っこいんです。だから川の水で流されるわけではない。
小さい穴、くぼみ、藻類、水生昆虫などにへばりつくんです。これらは表面積
にすると、驚くほどに大きくなる。それをエサにして食べる魚は放射能まみれ
になってしまう。多くの人は時間がたてば、放射性物質は減ると思っている。
半減期が過ぎれば減りますが、それまでは減りません。放射性物質を食べた魚
が死ねば、そこに放射性物質は残る。それをまた別の魚が食べるんです。
こういう水口氏は山に降り注いだ放射能も同じだと語った。
「木の葉っぱに放射能が付着している。その葉が落ちて、腐葉土になる。木の
根から再び放射能を吸う。山からも放射性物質はなくなりません。はげ山にし
て除染するしかないが、そんなことは不可能でしょう。家の周辺だけ除染する
しかない。我々は放射能が減らないことを認識しながら生きていかなければい
けません。」自然はもう戻ってこないのだ。
┏┓
┗■2.本の紹介
│10月15日発売『原発事故と被曝労働』-さんいちブックレット007-
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「3・11」後の被ばく労働の実態―
深刻化する収束・除染作業、拡散する被ばく労働現場からの報告!
出版・三一書房、本体価格・1000円、被ばく労働を考えるネットワーク編
-本書あとがきより-
原発は、格差・差別構造そのものであり、生存権の問題だ。
被ばく労働はそれを端的に示す原発の闇をえぐる問題である。
一時的に増えた原発労働者に関する書籍の出版や報道は、政府の「収束宣
言」などもあり低調となってきていたが、事故後1年を経て、未成年の収束
作業への動員や被ばく線量のごまかしなどの実態が暴かれつつある。
被ばく労働者がどのような社会背景のもとで動員され、どのような労働条件
や制度のもとで働き、どのような被害を受けてきたのか。今、これらを明ら
かにし、具体的に取り組んでいかなければ、地方社会や下層労働者が使い捨
てられ産業や「成長」のために人間が犠牲となる世の中は変わらないだろう。
***もくじ***
はじめに 被ばく労働に隠されている原発の本質とこの社会の闇
第1章 被ばく労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業
第2章 さまざまな労働現場に拡がる被ばく問題
第3章 非正規労働(使い捨て労働力)の象徴としての被ばく労働
第4章 原発事故収束作業の実態 (フリーター全般労働組合 北島教行)
第5章 福島現地の現状と家族の声
第6章 除染という新たな被ばく労働
あとがき 被ばく労働問題を反/脱原発の取り組みの中に位置づけるために
資料
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◎お申込み・お問い合わ 三一書房
メール info@31shobo.com FAX 03-6268-9754
(〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-1-6 TEL 03-6268-9714)
◎オンライン予約・購入についてはこちらから
→ http://www.amazon.co.jp/dp/4380128067
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┗■3.新聞・雑誌から
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◇福島第一周辺でセシウム大幅増 環境省-川底の放射性物質調査
(10月12日 東京新聞より)
環境省は11日、福島県内の河川や湖沼など計193地点で、水底の土壌に含
まれる放射性セシウム濃度を測定した結果を公表した。緊急避難準備区域だっ
た真野川(南相馬市)の川底土壌で1キログラム当たり1万5900ベクレルを検
出し、今春の前回調査(1820ベクレル)の約9倍となるなど、東京電力福島第
一原発周辺の一部で大幅に増加した。
環境省は「水流などの影響で放射性物質が移動し増加した可能性も考えられ、
継続した調査が必要」と指摘。全体的には横ばいや減少傾向が多かったと分析
している。最高値は浪江町の農業ため池の土壌で9万6000ベクレルだったが、
今回初めての測定だった。
真野川以外で増加したのは、高の倉ダム(南相馬市)の土壌で前回比8倍の
1万2400ベクレル、横川ダム(同市)で7倍の2万5900ベクレルなど。一方、
前回26万ベクレルだった大柿ダム(浪江町)は1万3600ベクレルにとどまる
など、一部で大幅に減少した。(後略)
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇国連・憲法問題研究会講演会『福島原発告訴団は何を訴えるのか』
【講師 片山薫さん】(小金井市議会議員、福島原発告訴団関東事務局)
日時 2012年10月15日(月)午後6時半~9時
会場 文京シビックセンター4階会議室A(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
参加費 800円(会員500円)
主催 国連・憲法問題研究会 TEL/FAX 03-3230-3639
ホームページ http://www.winterpalace.net/kkmk/
◇復興予算を被災地に!~保養と移動教室の拡充を求める院内集会
日時 2012年10月19日(金)13:00~14:40
場所 参議院議員会館 B107会議室(12時半から入館証を配布します)
◎ビデオ上映「移動教室で教育を変える~伊達市の挑戦」(10分)
◎福島からの報告
伊達市立富野小学校 宍戸仙助校長、伊達市教育委員会 湯田健一教育長
福島県内の保護者の声 ◎受け入れ団体の声
◎文科省/復興省/国会議員などから
今も福島にとどまっている子どもたちのため、より具体的な支援策が実現す
るよう院内集会を開催します。子どもたちが最善の教育を受ける権利を守り、
学校のクラスを一時的にまるごと県外に移す「移動教室」を実践している伊
達市の教育長と校長先生にもご参加いただき、取り組みの意義をご報告いた
だきます。
被災地のためになるより良い政策に、きちんと復興予算が充てられるよう
声をあげていきましょう。
主催 子ども被災者支援法市民会議・在住者支援班/避難者支援班
協力 311受入全国協議会、NPO法人地域交流センター、NPO法人OurPlanetTV
https://www.facebook.com/events/445195692199900/445205678865568/
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┗■5.<テント日誌10/10(水)―経産前省テントひろば396日目>
│ 季節も政治も温度の変わる時
└────(M/O)
日中は温かい日も多いがやはり夜になると結構寒い。週末には多摩川に出掛
け、少し遅れ気味だと伝えられる彼岸花を楽しんできた。むかし、田舎の畦道
などに咲いていた彼岸花の強烈な印象が記憶にあるせいか、街中でも見かける
ものは不満だったのだが、群生しているものはそれらしい雰囲気があって満足
だった。彼岸花は秋を代表する花だろうが、それを感じさせてくれるのはやは
り嬉しいものだ。その秋だがどうも今年は短くて冬の訪れが一気にやってくる
らしい。それを空気その変わり方に実感している。波だ寒い気温《空気》にそ
れを感じているが、もう一つ気になるのは政治的空気の変化である。。
尖閣諸島の問題は中国側の態度も含めて日中感の政治的・経済的対立を長引
かせそうだ。中国の知識人の声明が新聞等に出ていたがナショナリズム一色の
感の中でホットする記事だった。この問題での日本と中国の民衆の連帯の道
(武力による紛争解決ではない道)の可能性と基盤を暗示させるものと思える。
だが、私たちはこの尖閣問題が日本の政治的空気を変えていることを知らな
ければならない。対中国というナショナリズム的な空気がそれなりに浸透して
いるのである。自民党総裁選での安倍の再登場の契機になり、メディアが恥ず
かしげもなく扇動的記事を垂れ流しているのも一例だが、ここには尖閣諸島問
題が生み出した政治的空気の変化がある。石原慎太郎などはここまで想像して
はいなかったろうが、尖閣諸島問題の結果しているものをよくよく見ておかな
ければならない。これとの闘いが大きな政治的闘いの枠組みをなしている。
3・11以降に大きな政治的空気となった脱原発の意識に対抗する空気の流れ
であり、それが今の日本の政治的な闘いとなっている。国会や永田町周辺は選
挙をめぐる政局のことで頭が一杯だろうが、彼らを取り包んで政治的空気の変
化がある。何処まで意識していたかはともかく、尖閣諸島問題は原発の生み出
した国民的な政治意識に対抗しようとし、ある程度成功しているのである。
幸いなことは脱原発や普天間基地撤去要求(オスプレイ問題を含む)の運動
はこれらを媒介した国民の政治的空気も持続しており、ナショナリズム的な政
治的空気と対抗し得ていることだ。その点では福島や沖縄などの抵抗、また毎
週金曜日に首相官邸から全国に広がっている脱原発等の展開は尖閣諸島問題が
生み出しつつある政治的空気を再度変え、解体させることができる。
私たちは歴史の流れの本流がこちらにあることを自覚しつつ闘いを持続せね
ばならない。背後の政治的空気を意識した闘いが必要なのだ。11月11日の国会
や霞が関包囲行動は国民的な政治的空気を変える重要な位置を持っているので
あり、歴史的な位置を持つものといえよう。今一度、3・11以降を振り返りま
た先を展望しながらこの行動に参加したいと思う。
週の初めは比較的穏やかな時間が流れるのがテント周辺である。朝方に寝た
のだがテントの中にも太鼓の音が聞こえる。夢かうつつかとおもいながら、そ
のここちよいリズムに身体を合わせていたのだが、先月から断食を続けるFさ
んを支援する日本山妙法寺の尼さんの打つものだった。
今度はしばらくその横に座っていたが、荻窪の若い女性がテントを訪ねてき
て歓談する。熊本から上京された人、富山からやってきた人と次々とテントを
訪ねてくる。
富山では11月23日に講演会等をやるらしいがそのチラシをもらった。全国の
様々の動きが伝えられるが、それをまた発信できるといいのかもしれない。大
間原発の中止を訴える小笠原厚子さんたちが経産省への申し込みにやってくる。
院内集会も開かれていた。相変わらず雑誌社などの取材も続き、テントは穏や
かだがいろいろのことがそこには流れている。
(M/O)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1608】
2012年10月12日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.とどまる事なく行動の内に答えを探そう 東電神奈川・デモ報告
初めて参加の大学生も。「被ばく労働、野田が替われ!」コール
(神奈川・東電デモ実行委員会 金子)
★2.大間原発建設再開のウラ 矛盾だらけ見切り発車
活断層の警告に耳貸さず、「なし崩し」不信広がる
(10月5日 東京新聞「こちら特報部」より)
★3.新聞・雑誌から
◇被爆者切り捨て 鎌田慧(10月2日 東京新聞「本音のコラム」から)
◇国外から脱原発の声 仏在住邦人ら「よそものネット」
(10月9日 東京新聞より抜粋)
★4.<テント日誌10/7(日)―経産省前テントひろば393日目―>
季節が変わっても存在し続ける紫陽花に抗議行動の今後を思う(Y・T)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.とどまる事なく行動の内に答えを探そう 東電神奈川・デモ報告
│ 初めて参加の大学生も。「被ばく労働、野田が替われ!」コール
└────(神奈川・東電デモ実行委員会 金子)
9月28日、12回目を数える東電神奈川支店へ向けてのデモを行いました。初
めて参加の大学生を含む28人の決して多くはない人数ですが、元気に桜木町駅
を出発、「電気は足りた! 大飯を止めろ! 被爆労働野田が替われ! 東電
は全ての被害を弁償しろ! 福島切り捨て許さない!」などそれぞれが精一杯
の声で訴えます。ナイターの照明が眩しい横浜スタジアム前では、この明かり
が原発の電気を何も使っていない事を訴えると、交差点の信号待ちの中から拍
手をし、手を振って賛同の意を伝えてくれる人がいる。私たちのコールに「そ
うだ」と答えてくれる人がいる。
今、多くの人が原発はいやだと思っている。だが、積極的に行動に表しては
いない、そんな人々に福島への思いを深め、いま一歩前に踏み出して貰うには
どんな行動が必要なのか、まだ新しい道は明確にはなっていないが、私たちは
とどまる事なく、行動の内に展開を模索してゆきます。
次回(13回) 神奈川・東電デモ 【10月26日(金)】
桜木町駅前広場を19:00出発です。
今、現状を変えるにはもっともっと多くの声が必要です。
思いを声にしてください。
デモの後には交流会もあります、自由に意見を交わし、情報を交換し、
今後の方針を話し合う場です。どうぞご参加下さい。
問合せ:金子 090-6540-3771 まで
┏┓
┗■2.大間原発建設再開のウラ 矛盾だらけ見切り発車
│ 活断層の警告に耳貸さず、「なし崩し」不信広がる
└────(10月5日 東京新聞「こちら特報部」より)
電源開発(Jパワー)は東日本大震災で中断していた大間原発(青森県)の建
設を再開した。安全性を判断する原子力規制委員会の新基準づくりはこれから。
活断層の存在も指摘されている。そもそも政府が目標とする二〇三〇年代の
「原発ゼロ」は無理になる。矛盾だらけなのに、Jパワーと野田政権が建設再
開を急いだウラには何があるのか。(林啓太、佐藤圭)
「大間原発で事故が起きれば、対岸の函館にも被害が及ぶ。それなのに、函
館市民のことはまったく考慮していない」。北海道函館市民らでつくる「大間
原発訴訟の会」の野村保子さんは憤る。(中略)
函館市の工藤寿樹市長はJパワーの性急な建設再開に反発。工事の差し止め
を求めて提訴する方針を示した。自治体が原発の差止め訴訟を起こすのは前例
がない。函館市の近隣自治体や北海道も建設再開には反対姿勢で、対岸の北海
道ぐるみで大きな反対運動に発展しそうな情勢だ。
大間原発をめぐっては、敷地内に活断層がある可能性を専門家が指摘してい
る。
渡辺満久東洋大教授(変動地形学)は、〇四年の建設許可申請で提出された
試掘溝の図面を分析。原子炉建屋の北約250メートル、地下2~3メートル
の凝灰岩の地層にある「裂け目」について「十万年前以降に繰り返し動いた活
断層だ。津軽海峡の沖合にある大きな活断層と連動していることが考えられ
る」と話す。
「マグニチュード7級の揺れも想定される。最初に弱い地震波を検出してか
ら約1秒で強い揺れが襲い、原子炉では(核反応を抑える)制御棒を動かす余
裕もないだろう。その上、もし建屋の真下にも小さな活断層があり、連動して
動いたらアウトだ」。(中略)
「フルMOX原発は、シビアアクシデント(過酷事故)対策が非常に難しい。
ウラン燃料を使うふつうの原発に比べると、数倍の量のプルトニウムが出る。
事故で飛散すれば内部被ばくは極めて深刻で、事故の結果はより重大になる」
原子力資料情報室の版英幸共同代表は、フルMOX原発の危険性をこう説明する。
(中略)
政府のエネルギー・環境戦略では原発の新増設を認めない方針を打ち出した。
運転四十年で廃炉とした。
ところが、枝野幸男経済産業相は、すでに着工した大間原発などは「現行法
令上、(設置許可を)途中で取り消す制度はない」との理由で建設継続を容認
した。(中略)政府が、大間原発の建設再開を容認したのは、核燃料のサイク
ル事業との関係が大きい。
MOX燃料は現在、海外に製造を委託しているが、将来は青森県六ヶ所村で建
設中のMOX燃料工場で生産する計画だ。MOX燃料工場などの運用は東京電力など
が出資する日本原燃が担う。(中略)
枝野氏は今のところ、着工前の原発に関しては建設を許可しない考えを明ら
かにしている。だが建設中の原発が大間原発と同様に「設置許可」を盾に、な
し崩し的に着工することはないのか。(後略)
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◇被爆者切り捨て 鎌田 慧
(10月2日 東京新聞「本音のコラム」から)
九月三十日、東海村JCO事故十三周年の集会が水戸市でひらかれた。わた
しは、この事故で亡くなった大内久さん、篠原理人とこれまでの膨大な被曝労
働者の死について語った。「原発産業」発展の陰で、黙殺されてきた人たちで
ある。
JCOでは危険性は判らないが、旧名は「日本核燃料コンバージョン」。
れっきとした核工場である。その事故調査報告書は、「直接の原因は全て作業
者の行為にあり、責められるべきは逸脱行為である」と責任を死者に押しつけ
た。日本最初の臨界事故の決着はデタラメだった。この姿勢が福島事故を準備
していた、といってまちがいない。臨界を防ぐ構造になっていない設計の沈殿
槽を認めた、旧科学技術庁の責任が追及されることはなかった。
その体質は、福島原発の欠陥を規制せず稼働させ、大飯原発の再稼働も認め
た原子力安全・保安院、そして原発推進派を委員にした規制委員会人事の無責
任に繋がっている。重大な被害を目前にしても身を切るような反省がなく、
「脱原発」を実行できない。この自己保身の政治が国を滅ぼす。
集会で事故のあと、夫昭一さんを亡くした、大泉恵子さんが「事故を風化さ
せないでくれ」といった夫の遺言を紹介した。夫婦の工場はJCOから百二十
メートルしか離れていなかった。それでも被曝認定の裁判は敗訴だった。
◇国外から脱原発の声 仏在住邦人ら「よそものネット」
(10月9日 東京新聞より抜粋)
海外に住みながら日本の脱原発を願う日本人の声を一つにしようと、フラン
スに住む日本人有志が中心になって、国際的なネットワーク「よそものネット
」をつくった。デモや署名集めなどで海外在住者の連携を呼び掛け、日本の脱
原発の現状や問題点をそれぞれの国に発信していきたいとメンバーは意気込ん
でいる。
よそものネットはインターネットのメーリングリストを活用したゆるやかな
連携グループで、パリの日本人有志を中心に9月発足した。今年6月、大飯原発
再稼働反対運動への賛同者をフランスで募った際に、ドイツなど他国に住む日
本人と交流したのが結成のきっかけだった。現在、仏、独のほか、スイス、オ
ランダ、カナダなどの日本人約200人が登録している。(中略)
すでに、よそものネットは、原発再稼働反対のはがきを関係自治体に送る運
動や今月13日にパリのバスチーユ広場で実施する集会への参加などを呼び掛け
ている。
┏┓
┗■4.<テント日誌10/7(日)―経産省前テントひろば393日目―>
│ 季節が変わっても存在し続ける紫陽花に抗議行動の今後を思う
└────(Toku-san)(K.M)
この日は、秋葉原で行われた反TPPと反ACTAの集会に参加し、家に一
度戻ってから、21時過ぎにテントに着いた。テントに着くと、日曜日の泊まり
番のKさん、Fさんの他に、日曜によく来てくれるOさん、いつもテントのチ
ラシ作製を担当してくれているOさん、テント代表のFさん、9月19日から断
食をしながら、官邸前で座り込みを続けられていたFさんがいらした。
Fさんの断食は、この日で19日目。体力の温存を考え、前の週の金曜日から、
座り込みは、テントひろばでやる事になったという事だった。1ヶ月の抗議行
動の折り返しを過ぎているが、見た目は、お元気そうで、安心をした。引き続
き、体調に留意しながら、頑張って頂きたい。
Oさんと日曜当番のKさんとFさんとテント代表のFさんは、テントで作る
新しいビラの内容について打ち合わせをしていた。今度のビラは、夜のテント
の全景がバックに使われるようで、帰り際にOさんがデジカメでテントを撮影
して帰っていった。
毎週金曜日にテントひろばから放送を開始した「あおぞら放送」を始め、国
会議員へ原発再稼働の賛否を問うアンケート、抗議集会の主催等、テントひろ
ばとして色々な事にチャレンジをしています。テントの運営の手伝いが出来る
という方は、積極的に声を掛けてください。また、多くの方が来て下さる事が
テントの防衛につながります。お時間有る時は、是非、テントひろばに足を運
んで下さい。
先週は、金曜日の抗議集会に二週間ぶりに参加し、5時~6時半まで、いつも
のようにテントひろば前を通る方達に官邸前の集会の案内を行ったが、何人か
の方から「官邸前に行くにはどう行ったらいいですか?」「国会前と官邸前ど
ちらの方がよいですか?」と質問をされた。先々週は、雨が降ったため参加人
数が減ってしまったと聞いたが、まだまだ初めて参加される方もいらっしゃる
ようだ。
6時半からは、六本木1丁目で行われた原子力規制委員会に対する抗議集会
に参加をした。六本木のど真ん中の城山ヒルズという高級住宅街にある六本木
ファーストビルというオフィスビルの2階~6階、13階に入っているという事
だったが、10月5日付の日刊ゲンダイによると、家賃が月額4400万円、年間で5
億2800万円もするというから、驚きである。しかも、東日本大震災の復興費の
一部が規制委員会の予算に流用されているという事であった。この国の官の感
覚は、明らかにおかしい。我々が常に監視をし、声を上げて抗議をしないと本
当に何をやられるか、わからない。
テントから帰宅する際に道端を見ると、7月に淡い紫の花をつけていた紫陽
花が、花の形はそのままで、緑色に変色していた。我々が紫陽花の花と思って
いるのは、花ではなく、萼(がく)の一部が変化して花のように見えているそ
うだ。季節が変わり、状況も変わったが、紫陽花は、形を残して生き続けてい
る。我々も周囲の状況に応じ、これからも粘り強く抗議を続けて行きたい。
(Toku-san)
奈良本英佑さん(パレスチナ問題、法政大経済学部教授)が来訪され、
ナンとペーストとチーズをテントに置いていかれた。
日曜夜遅くまでの会合でおいしくいただいた。感謝!
(K.M)
★☆テントTV あおぞらUST放送<テントひろばから~/Tent Color> ★
☆2012年10月12日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」(15分)
「原発への見解アンケート」にもとづいて、紙智子さん(共産党)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」(5分)
一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」(15~20分)(英語逐次通訳あり)
富岡町から避難された被災者として、また原発労働者の母として、
木田節子さんから世界へ向けてメッセージを送ります。
4.「テントひろば 通りすがり」
テントに立ち寄った人たちに一言。
★テント全体会議 10月17日(水)午後7時~ スペースたんぽぽ
【訂正】10/6(土)の日誌が、391日目とあるのは392日目の間違い
です。訂正します。
2012年10月12日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.とどまる事なく行動の内に答えを探そう 東電神奈川・デモ報告
初めて参加の大学生も。「被ばく労働、野田が替われ!」コール
(神奈川・東電デモ実行委員会 金子)
★2.大間原発建設再開のウラ 矛盾だらけ見切り発車
活断層の警告に耳貸さず、「なし崩し」不信広がる
(10月5日 東京新聞「こちら特報部」より)
★3.新聞・雑誌から
◇被爆者切り捨て 鎌田慧(10月2日 東京新聞「本音のコラム」から)
◇国外から脱原発の声 仏在住邦人ら「よそものネット」
(10月9日 東京新聞より抜粋)
★4.<テント日誌10/7(日)―経産省前テントひろば393日目―>
季節が変わっても存在し続ける紫陽花に抗議行動の今後を思う(Y・T)
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┗■1.とどまる事なく行動の内に答えを探そう 東電神奈川・デモ報告
│ 初めて参加の大学生も。「被ばく労働、野田が替われ!」コール
└────(神奈川・東電デモ実行委員会 金子)
9月28日、12回目を数える東電神奈川支店へ向けてのデモを行いました。初
めて参加の大学生を含む28人の決して多くはない人数ですが、元気に桜木町駅
を出発、「電気は足りた! 大飯を止めろ! 被爆労働野田が替われ! 東電
は全ての被害を弁償しろ! 福島切り捨て許さない!」などそれぞれが精一杯
の声で訴えます。ナイターの照明が眩しい横浜スタジアム前では、この明かり
が原発の電気を何も使っていない事を訴えると、交差点の信号待ちの中から拍
手をし、手を振って賛同の意を伝えてくれる人がいる。私たちのコールに「そ
うだ」と答えてくれる人がいる。
今、多くの人が原発はいやだと思っている。だが、積極的に行動に表しては
いない、そんな人々に福島への思いを深め、いま一歩前に踏み出して貰うには
どんな行動が必要なのか、まだ新しい道は明確にはなっていないが、私たちは
とどまる事なく、行動の内に展開を模索してゆきます。
次回(13回) 神奈川・東電デモ 【10月26日(金)】
桜木町駅前広場を19:00出発です。
今、現状を変えるにはもっともっと多くの声が必要です。
思いを声にしてください。
デモの後には交流会もあります、自由に意見を交わし、情報を交換し、
今後の方針を話し合う場です。どうぞご参加下さい。
問合せ:金子 090-6540-3771 まで
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┗■2.大間原発建設再開のウラ 矛盾だらけ見切り発車
│ 活断層の警告に耳貸さず、「なし崩し」不信広がる
└────(10月5日 東京新聞「こちら特報部」より)
電源開発(Jパワー)は東日本大震災で中断していた大間原発(青森県)の建
設を再開した。安全性を判断する原子力規制委員会の新基準づくりはこれから。
活断層の存在も指摘されている。そもそも政府が目標とする二〇三〇年代の
「原発ゼロ」は無理になる。矛盾だらけなのに、Jパワーと野田政権が建設再
開を急いだウラには何があるのか。(林啓太、佐藤圭)
「大間原発で事故が起きれば、対岸の函館にも被害が及ぶ。それなのに、函
館市民のことはまったく考慮していない」。北海道函館市民らでつくる「大間
原発訴訟の会」の野村保子さんは憤る。(中略)
函館市の工藤寿樹市長はJパワーの性急な建設再開に反発。工事の差し止め
を求めて提訴する方針を示した。自治体が原発の差止め訴訟を起こすのは前例
がない。函館市の近隣自治体や北海道も建設再開には反対姿勢で、対岸の北海
道ぐるみで大きな反対運動に発展しそうな情勢だ。
大間原発をめぐっては、敷地内に活断層がある可能性を専門家が指摘してい
る。
渡辺満久東洋大教授(変動地形学)は、〇四年の建設許可申請で提出された
試掘溝の図面を分析。原子炉建屋の北約250メートル、地下2~3メートル
の凝灰岩の地層にある「裂け目」について「十万年前以降に繰り返し動いた活
断層だ。津軽海峡の沖合にある大きな活断層と連動していることが考えられ
る」と話す。
「マグニチュード7級の揺れも想定される。最初に弱い地震波を検出してか
ら約1秒で強い揺れが襲い、原子炉では(核反応を抑える)制御棒を動かす余
裕もないだろう。その上、もし建屋の真下にも小さな活断層があり、連動して
動いたらアウトだ」。(中略)
「フルMOX原発は、シビアアクシデント(過酷事故)対策が非常に難しい。
ウラン燃料を使うふつうの原発に比べると、数倍の量のプルトニウムが出る。
事故で飛散すれば内部被ばくは極めて深刻で、事故の結果はより重大になる」
原子力資料情報室の版英幸共同代表は、フルMOX原発の危険性をこう説明する。
(中略)
政府のエネルギー・環境戦略では原発の新増設を認めない方針を打ち出した。
運転四十年で廃炉とした。
ところが、枝野幸男経済産業相は、すでに着工した大間原発などは「現行法
令上、(設置許可を)途中で取り消す制度はない」との理由で建設継続を容認
した。(中略)政府が、大間原発の建設再開を容認したのは、核燃料のサイク
ル事業との関係が大きい。
MOX燃料は現在、海外に製造を委託しているが、将来は青森県六ヶ所村で建
設中のMOX燃料工場で生産する計画だ。MOX燃料工場などの運用は東京電力など
が出資する日本原燃が担う。(中略)
枝野氏は今のところ、着工前の原発に関しては建設を許可しない考えを明ら
かにしている。だが建設中の原発が大間原発と同様に「設置許可」を盾に、な
し崩し的に着工することはないのか。(後略)
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┗■3.新聞・雑誌から
└────
◇被爆者切り捨て 鎌田 慧
(10月2日 東京新聞「本音のコラム」から)
九月三十日、東海村JCO事故十三周年の集会が水戸市でひらかれた。わた
しは、この事故で亡くなった大内久さん、篠原理人とこれまでの膨大な被曝労
働者の死について語った。「原発産業」発展の陰で、黙殺されてきた人たちで
ある。
JCOでは危険性は判らないが、旧名は「日本核燃料コンバージョン」。
れっきとした核工場である。その事故調査報告書は、「直接の原因は全て作業
者の行為にあり、責められるべきは逸脱行為である」と責任を死者に押しつけ
た。日本最初の臨界事故の決着はデタラメだった。この姿勢が福島事故を準備
していた、といってまちがいない。臨界を防ぐ構造になっていない設計の沈殿
槽を認めた、旧科学技術庁の責任が追及されることはなかった。
その体質は、福島原発の欠陥を規制せず稼働させ、大飯原発の再稼働も認め
た原子力安全・保安院、そして原発推進派を委員にした規制委員会人事の無責
任に繋がっている。重大な被害を目前にしても身を切るような反省がなく、
「脱原発」を実行できない。この自己保身の政治が国を滅ぼす。
集会で事故のあと、夫昭一さんを亡くした、大泉恵子さんが「事故を風化さ
せないでくれ」といった夫の遺言を紹介した。夫婦の工場はJCOから百二十
メートルしか離れていなかった。それでも被曝認定の裁判は敗訴だった。
◇国外から脱原発の声 仏在住邦人ら「よそものネット」
(10月9日 東京新聞より抜粋)
海外に住みながら日本の脱原発を願う日本人の声を一つにしようと、フラン
スに住む日本人有志が中心になって、国際的なネットワーク「よそものネット
」をつくった。デモや署名集めなどで海外在住者の連携を呼び掛け、日本の脱
原発の現状や問題点をそれぞれの国に発信していきたいとメンバーは意気込ん
でいる。
よそものネットはインターネットのメーリングリストを活用したゆるやかな
連携グループで、パリの日本人有志を中心に9月発足した。今年6月、大飯原発
再稼働反対運動への賛同者をフランスで募った際に、ドイツなど他国に住む日
本人と交流したのが結成のきっかけだった。現在、仏、独のほか、スイス、オ
ランダ、カナダなどの日本人約200人が登録している。(中略)
すでに、よそものネットは、原発再稼働反対のはがきを関係自治体に送る運
動や今月13日にパリのバスチーユ広場で実施する集会への参加などを呼び掛け
ている。
┏┓
┗■4.<テント日誌10/7(日)―経産省前テントひろば393日目―>
│ 季節が変わっても存在し続ける紫陽花に抗議行動の今後を思う
└────(Toku-san)(K.M)
この日は、秋葉原で行われた反TPPと反ACTAの集会に参加し、家に一
度戻ってから、21時過ぎにテントに着いた。テントに着くと、日曜日の泊まり
番のKさん、Fさんの他に、日曜によく来てくれるOさん、いつもテントのチ
ラシ作製を担当してくれているOさん、テント代表のFさん、9月19日から断
食をしながら、官邸前で座り込みを続けられていたFさんがいらした。
Fさんの断食は、この日で19日目。体力の温存を考え、前の週の金曜日から、
座り込みは、テントひろばでやる事になったという事だった。1ヶ月の抗議行
動の折り返しを過ぎているが、見た目は、お元気そうで、安心をした。引き続
き、体調に留意しながら、頑張って頂きたい。
Oさんと日曜当番のKさんとFさんとテント代表のFさんは、テントで作る
新しいビラの内容について打ち合わせをしていた。今度のビラは、夜のテント
の全景がバックに使われるようで、帰り際にOさんがデジカメでテントを撮影
して帰っていった。
毎週金曜日にテントひろばから放送を開始した「あおぞら放送」を始め、国
会議員へ原発再稼働の賛否を問うアンケート、抗議集会の主催等、テントひろ
ばとして色々な事にチャレンジをしています。テントの運営の手伝いが出来る
という方は、積極的に声を掛けてください。また、多くの方が来て下さる事が
テントの防衛につながります。お時間有る時は、是非、テントひろばに足を運
んで下さい。
先週は、金曜日の抗議集会に二週間ぶりに参加し、5時~6時半まで、いつも
のようにテントひろば前を通る方達に官邸前の集会の案内を行ったが、何人か
の方から「官邸前に行くにはどう行ったらいいですか?」「国会前と官邸前ど
ちらの方がよいですか?」と質問をされた。先々週は、雨が降ったため参加人
数が減ってしまったと聞いたが、まだまだ初めて参加される方もいらっしゃる
ようだ。
6時半からは、六本木1丁目で行われた原子力規制委員会に対する抗議集会
に参加をした。六本木のど真ん中の城山ヒルズという高級住宅街にある六本木
ファーストビルというオフィスビルの2階~6階、13階に入っているという事
だったが、10月5日付の日刊ゲンダイによると、家賃が月額4400万円、年間で5
億2800万円もするというから、驚きである。しかも、東日本大震災の復興費の
一部が規制委員会の予算に流用されているという事であった。この国の官の感
覚は、明らかにおかしい。我々が常に監視をし、声を上げて抗議をしないと本
当に何をやられるか、わからない。
テントから帰宅する際に道端を見ると、7月に淡い紫の花をつけていた紫陽
花が、花の形はそのままで、緑色に変色していた。我々が紫陽花の花と思って
いるのは、花ではなく、萼(がく)の一部が変化して花のように見えているそ
うだ。季節が変わり、状況も変わったが、紫陽花は、形を残して生き続けてい
る。我々も周囲の状況に応じ、これからも粘り強く抗議を続けて行きたい。
(Toku-san)
奈良本英佑さん(パレスチナ問題、法政大経済学部教授)が来訪され、
ナンとペーストとチーズをテントに置いていかれた。
日曜夜遅くまでの会合でおいしくいただいた。感謝!
(K.M)
★☆テントTV あおぞらUST放送<テントひろばから~/Tent Color> ★
☆2012年10月12日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」(15分)
「原発への見解アンケート」にもとづいて、紙智子さん(共産党)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」(5分)
一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」(15~20分)(英語逐次通訳あり)
富岡町から避難された被災者として、また原発労働者の母として、
木田節子さんから世界へ向けてメッセージを送ります。
4.「テントひろば 通りすがり」
テントに立ち寄った人たちに一言。
★テント全体会議 10月17日(水)午後7時~ スペースたんぽぽ
【訂正】10/6(土)の日誌が、391日目とあるのは392日目の間違い
です。訂正します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1607】
2012年10月11日(木)-2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
10月12日・愛知大学、13日・名古屋YWCAにて、
「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会
★3.新聞・雑誌から
◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍(10/10 東京新聞)
◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言(10/10 東京新聞)
◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
(10月11日 東京新聞)(アワープラネットTV(動画あり)
★4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
テントTV あおぞら放送が軌道に
17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!( Y・T )
━━━━━━━
◆13日(土)13:30から、日比谷野外音楽堂で「さようなら原発集会」
国民の声は圧倒的に「出来るだけ早い時期の原発依存0%」を支持しています。
脱原発への流れをより盛り上げていくための集会にご参加ください。
主催 「さようなら原発」一千万署名市民の会
詳細はホームページから http://sayonara-nukes.org/2012/09/121013/
━━━━━━━
┏┓
┗■1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
│ 11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
│ 知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
└────
7月15日東京での最初の集まりを経て、8月19日・20日、伊方原発再
稼働阻止をめざして全国(北海道ー九州)から松山に集まった100余名の熱心
な討論によって、再稼働阻止全国ネットワーク準備会が発足しました。その後、
9月には原子力ムラで占められた規制委ー規制庁が発足し、来年夏に向けた再
稼働の態勢が着々とつくられてきています。
他方、反=脱原発の運動も全国で、原発現地で大きく前進しています。この
運動の前進に立って、迫りくる再稼働の嵐に立ち向かっていく原発現地の闘い
の全国的連携を創り出していくことが、今強く求められているのではないで
しょうか。原発現地の闘いを横につなぎ、福島とつなぎ、全国につないで、知
恵と力をおしみなく出し合って連帯した闘いを進めていくために、「再稼働阻
止全国ネットワーク」を結成しよう。
いよいよ、その結成集会を11月10日(土)東京で下記のように開催します。
是非参加を!
再稼働阻止全国ネットワーク結成集会
11月10日(土)
【午後1時~5時 分散会】
(12時半、たんぽぽ舎4階に集合、受付け、その後各会場へ)
◎同じテーマを、できるだけみんなが意見を出して討論できるように、
3つの会場に分かれてグループ討論
会場1:たんぽぽ舎4階、会場2:たんぽぽ舎と同じビル2階、
会場3:全水道会館、資料代:500円
【午後6時~9時 全体会】
◎分散会を集約して、結成総会
会場:文京区民センター3A、資料代:500円
問合せ
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035、FAX 03-3238-0797
最寄り駅 JR水道橋駅から5分、地下鉄神保町駅から8分
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会ご案内と
ゲノム・プロジェクトご協力のお願い
---------------------------------------------
日時:2012年10月12日(金)午後7時~8時半
場所:愛知大学(名古屋キャンパス)704教室(40名)
http://www.aichi-u.ac.jp/sasashima/pdf02/access.pdf
---------------------------------------
日時:2012年10月13日(土)午後2時~3時半
場所:名古屋YWCA 201室(12名)
地下鉄「栄」東5番出口より東へ2分
http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html
---------------------------------------
問合先:野原 千代 (通称&旧姓 後 千代)
琉球大学大学院・理工学研究科海洋自然科学専攻
chiyodon@gmail.com 090-7863-9016 k108431@eve.u-ryukyu.ac.jp
----------------------------------
正常なヤマトシジミがまだ日本で採集できるうちに集め、そのゲノム配列を
調べることにより、異常な蝶のDNA損傷の有無、修復の可否についての研究が
可能となります。それには費用がかかります。このプロジェクトにご協力いた
だきたく、以下の報告会を開催させていただきます。
お時間が許せばお越しいただきますようお願い申し上げます。
<琉球大学での紹介頁>
http://www.u-ryukyu.ac.jp/info/yamatoshizimi2012081501/
参考論文(英語)
http://www.nature.com/srep/2012/120809/srep00570/full/srep00570.html
(日本語要約版)「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/39035
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍
(10月10日 東京新聞より)
高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定を担う原子力発電環境整備機構
(NUMO)が、2010年に全国規模でアンケートをした際、あたかも使用済み核燃
料のほとんどが再利用でき、核のごみはわずかであるかのような説明をし、回
答を求めていたことが分かった。実際に再利用できるのはわずか1%で99%は
ごみと化す可能性が大。誤った認識を広げる結果になっていた。(中略)
(NUMOの説明は現実と大きく異なる。再処理により再利用できるのは、95%
どころかたったの1%。取り出されたプルトニウムに別のウランを混ぜて混合
酸化物燃料(MOX燃料)に再生している。(中略)
さらに、核燃料は何度でも再利用できるわけではなく、現実には一回のみ。
再処理すること自体が難しく、これもごみ化する可能性が高い。(後略)
◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言
(10月10日 東京新聞より)
枝野幸男経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、計画中で着工前の原発
9基について「工事認可の前段階で原子力規制委員会から意見を求められるの
で、原発の新増設は行わないという原則に基づき意見を申し述べる」と表明。
建設を認めない考えを明らかにした。(中略)
経産相はこれまで中国電力上関原発1、2号機(山口県上関町)の建設を認
めない考えを示したが、他の計画中原発の扱いは明言していなかった。
(9基:上関1、2号機、東電・東通2号機、東北電・東通2号機、東北電・浪
江・小高、原電・敦賀3、4号機、中部電・浜岡6号機、九電・川内3号機)
原子力規制委は原子炉の設置許可にあたって、経産相から意見を聞く法律上
の規定があり、枝野氏はkれを活用して新増設の動きを止める考えとみられる。
ただ、電力会社の計画を強制的に撤回させる法的な手段はない。(後略)
◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
(10月11日 東京新聞より)
10日に開かれた原子力規制委員会の第4回委員会に、事務局の原子力規制庁
が傍聴席に私服の警察官を入れ、気づいた傍聴者との間で騒ぎが起きた。
(中略)一般傍聴者や報道関係者と異なる入館証を身に着けていたため、一部
の傍聴者が気づき、大声で退席を求める騒ぎになった。警察官はその後、会議
室から立ち去った。
-----
(アワープラネットTVより)
公安警察に委員会監視を要請 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1453
現場の映像を、ぜひ皆さんの目で確かめて下さい。
---OurPlanetTVに対して撮影をやめるように声を荒げた。市民は「何のた
めの警戒なのか」「一般市民の知る権利を侵害してる」と廊下まで出るように
求めたが、警察は「自信を持って仕事をしている」と応酬し、一時、押し問答
となった。---「日本の公安警察」の著者でジャーナリストの青木理さんは、
「規制庁が警察に警備を要請し、公安警察が情報を収集しているとしたら気持
ち悪い話だ。規制庁のモラルが問われる。規制庁のトップが、池田克彦元警視
総監であることとも関係がある可能性が高いのではないか」と指摘している。
┏┓
┗■4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
│ テントTV あおぞら放送が軌道に
│ 17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!
└────( Y・T )
10月5日(金) 晴れ
3時にテントに着くと、もう何人もの人が忙しく立ち働いていた。今週で4
回目を迎えるテントTV あおぞら放送の準備である。そこへクリーニング屋
が洗濯して預かってくれていた毛布を運んできた。ああ、もう毛布が必要なん
だ。このところ朝晩はめっきり涼しい。すぐこの前まであんなに暑かったのに、
もうそのうちにやってくる冬を意識するようになっている。
今週のTVは議員が2人もやってきた。民主党の中川治議員と川内博史議員
である。2人とも脱原発の思いを熱く語ったが、とくに川内議員は「自分が総
理大臣になれば、すぐに脱原発を実現する」と鼻息荒く語っていた。この時に
は野外スタジオの前はギャラリーで黒山の人だかり。
福島から世界へは、柳原さんと森園さん。ふくしま集団疎開裁判は10・1
の仙台高裁での審尋に続いて、次回が11・26に審理がおこなわれることに
なったそうだ。森園さんは福島で実際に計測した線量計の写真を持参。モニタ
リングポストのところは除染されているので低いが、少し離れただけでこんな
に違うと、公表されている値がいかに人為的につくられたものであるかを明ら
かにした。
9月19日から官邸前で断食行動を続けている広島の福崎さんは、上半身裸
になって自分の体の様子を見せながらインタビューを受ける。まだ元気そうに
みえるが17日目とあって、さすがに肋骨が浮き出て見える。
通りすがりの人では、自分が翻訳された分厚い本2冊(アメリカ民衆運動史
上・下)をテントに差し入れて下さった方へのインタビューであった。
*テントTV「あおぞら放送」はいよいよ軌道にのってきたよう。
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
*10月5日のアーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/25933245
上にも記した断食行動中の福崎さんについて、テントは可能な限りサポート
していくことを確認した。もうすぐ3週間を過ぎることになり、ご本人の当初
の予測からいっても最も大変な時期を迎えることになる。福崎さんの意志を支
える意味でも、伴走の連帯ハンスト者が出てくればいいのでは・・・と思って
いると、早速名乗りを上げた人がいた。是非多くのひとがそれに続いて伴走の
リレーハンストができれば、と思う。
金曜行動は今日も何千もの人たちが官邸前や国会周辺、霞ヶ関で声を上げた。
先週より人は多くなっているようだ。大間原発建設再開への怒りだろうか。
だが人々は人数の増減に一喜一憂しているわけでは決してない。持久戦の中
にあるという認識のもと、金曜行動が継続されていること、毎週金曜には官邸
前や国会周辺、霞ヶ関で多くの人たちで行動が行われているということが重要
なのであり、そして全国津々浦々に金曜行動が広がっているということが重要
なのだ。全国で120~130カ所とも言われ、柏崎市や刈羽村でも行われていると
いう。それはきっと運動の新たな展開を準備しているに違いない。私たち一人
一人の継続する意志こそが求められている。福崎さんの断食行動は、そのこと
を私たちに訴えかけているように思われる。
( Y・T )
2012年10月11日(木)-2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
10月12日・愛知大学、13日・名古屋YWCAにて、
「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会
★3.新聞・雑誌から
◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍(10/10 東京新聞)
◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言(10/10 東京新聞)
◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
(10月11日 東京新聞)(アワープラネットTV(動画あり)
★4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
テントTV あおぞら放送が軌道に
17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!( Y・T )
━━━━━━━
◆13日(土)13:30から、日比谷野外音楽堂で「さようなら原発集会」
国民の声は圧倒的に「出来るだけ早い時期の原発依存0%」を支持しています。
脱原発への流れをより盛り上げていくための集会にご参加ください。
主催 「さようなら原発」一千万署名市民の会
詳細はホームページから http://sayonara-nukes.org/2012/09/121013/
━━━━━━━
┏┓
┗■1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
│ 11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
│ 知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
└────
7月15日東京での最初の集まりを経て、8月19日・20日、伊方原発再
稼働阻止をめざして全国(北海道ー九州)から松山に集まった100余名の熱心
な討論によって、再稼働阻止全国ネットワーク準備会が発足しました。その後、
9月には原子力ムラで占められた規制委ー規制庁が発足し、来年夏に向けた再
稼働の態勢が着々とつくられてきています。
他方、反=脱原発の運動も全国で、原発現地で大きく前進しています。この
運動の前進に立って、迫りくる再稼働の嵐に立ち向かっていく原発現地の闘い
の全国的連携を創り出していくことが、今強く求められているのではないで
しょうか。原発現地の闘いを横につなぎ、福島とつなぎ、全国につないで、知
恵と力をおしみなく出し合って連帯した闘いを進めていくために、「再稼働阻
止全国ネットワーク」を結成しよう。
いよいよ、その結成集会を11月10日(土)東京で下記のように開催します。
是非参加を!
再稼働阻止全国ネットワーク結成集会
11月10日(土)
【午後1時~5時 分散会】
(12時半、たんぽぽ舎4階に集合、受付け、その後各会場へ)
◎同じテーマを、できるだけみんなが意見を出して討論できるように、
3つの会場に分かれてグループ討論
会場1:たんぽぽ舎4階、会場2:たんぽぽ舎と同じビル2階、
会場3:全水道会館、資料代:500円
【午後6時~9時 全体会】
◎分散会を集約して、結成総会
会場:文京区民センター3A、資料代:500円
問合せ
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035、FAX 03-3238-0797
最寄り駅 JR水道橋駅から5分、地下鉄神保町駅から8分
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会ご案内と
ゲノム・プロジェクトご協力のお願い
---------------------------------------------
日時:2012年10月12日(金)午後7時~8時半
場所:愛知大学(名古屋キャンパス)704教室(40名)
http://www.aichi-u.ac.jp/sasashima/pdf02/access.pdf
---------------------------------------
日時:2012年10月13日(土)午後2時~3時半
場所:名古屋YWCA 201室(12名)
地下鉄「栄」東5番出口より東へ2分
http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html
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問合先:野原 千代 (通称&旧姓 後 千代)
琉球大学大学院・理工学研究科海洋自然科学専攻
chiyodon@gmail.com 090-7863-9016 k108431@eve.u-ryukyu.ac.jp
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正常なヤマトシジミがまだ日本で採集できるうちに集め、そのゲノム配列を
調べることにより、異常な蝶のDNA損傷の有無、修復の可否についての研究が
可能となります。それには費用がかかります。このプロジェクトにご協力いた
だきたく、以下の報告会を開催させていただきます。
お時間が許せばお越しいただきますようお願い申し上げます。
<琉球大学での紹介頁>
http://www.u-ryukyu.ac.jp/info/yamatoshizimi2012081501/
参考論文(英語)
http://www.nature.com/srep/2012/120809/srep00570/full/srep00570.html
(日本語要約版)「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/39035
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┗■3.新聞・雑誌から
└────
◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍
(10月10日 東京新聞より)
高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定を担う原子力発電環境整備機構
(NUMO)が、2010年に全国規模でアンケートをした際、あたかも使用済み核燃
料のほとんどが再利用でき、核のごみはわずかであるかのような説明をし、回
答を求めていたことが分かった。実際に再利用できるのはわずか1%で99%は
ごみと化す可能性が大。誤った認識を広げる結果になっていた。(中略)
(NUMOの説明は現実と大きく異なる。再処理により再利用できるのは、95%
どころかたったの1%。取り出されたプルトニウムに別のウランを混ぜて混合
酸化物燃料(MOX燃料)に再生している。(中略)
さらに、核燃料は何度でも再利用できるわけではなく、現実には一回のみ。
再処理すること自体が難しく、これもごみ化する可能性が高い。(後略)
◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言
(10月10日 東京新聞より)
枝野幸男経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、計画中で着工前の原発
9基について「工事認可の前段階で原子力規制委員会から意見を求められるの
で、原発の新増設は行わないという原則に基づき意見を申し述べる」と表明。
建設を認めない考えを明らかにした。(中略)
経産相はこれまで中国電力上関原発1、2号機(山口県上関町)の建設を認
めない考えを示したが、他の計画中原発の扱いは明言していなかった。
(9基:上関1、2号機、東電・東通2号機、東北電・東通2号機、東北電・浪
江・小高、原電・敦賀3、4号機、中部電・浜岡6号機、九電・川内3号機)
原子力規制委は原子炉の設置許可にあたって、経産相から意見を聞く法律上
の規定があり、枝野氏はkれを活用して新増設の動きを止める考えとみられる。
ただ、電力会社の計画を強制的に撤回させる法的な手段はない。(後略)
◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
(10月11日 東京新聞より)
10日に開かれた原子力規制委員会の第4回委員会に、事務局の原子力規制庁
が傍聴席に私服の警察官を入れ、気づいた傍聴者との間で騒ぎが起きた。
(中略)一般傍聴者や報道関係者と異なる入館証を身に着けていたため、一部
の傍聴者が気づき、大声で退席を求める騒ぎになった。警察官はその後、会議
室から立ち去った。
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(アワープラネットTVより)
公安警察に委員会監視を要請 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1453
現場の映像を、ぜひ皆さんの目で確かめて下さい。
---OurPlanetTVに対して撮影をやめるように声を荒げた。市民は「何のた
めの警戒なのか」「一般市民の知る権利を侵害してる」と廊下まで出るように
求めたが、警察は「自信を持って仕事をしている」と応酬し、一時、押し問答
となった。---「日本の公安警察」の著者でジャーナリストの青木理さんは、
「規制庁が警察に警備を要請し、公安警察が情報を収集しているとしたら気持
ち悪い話だ。規制庁のモラルが問われる。規制庁のトップが、池田克彦元警視
総監であることとも関係がある可能性が高いのではないか」と指摘している。
┏┓
┗■4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
│ テントTV あおぞら放送が軌道に
│ 17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!
└────( Y・T )
10月5日(金) 晴れ
3時にテントに着くと、もう何人もの人が忙しく立ち働いていた。今週で4
回目を迎えるテントTV あおぞら放送の準備である。そこへクリーニング屋
が洗濯して預かってくれていた毛布を運んできた。ああ、もう毛布が必要なん
だ。このところ朝晩はめっきり涼しい。すぐこの前まであんなに暑かったのに、
もうそのうちにやってくる冬を意識するようになっている。
今週のTVは議員が2人もやってきた。民主党の中川治議員と川内博史議員
である。2人とも脱原発の思いを熱く語ったが、とくに川内議員は「自分が総
理大臣になれば、すぐに脱原発を実現する」と鼻息荒く語っていた。この時に
は野外スタジオの前はギャラリーで黒山の人だかり。
福島から世界へは、柳原さんと森園さん。ふくしま集団疎開裁判は10・1
の仙台高裁での審尋に続いて、次回が11・26に審理がおこなわれることに
なったそうだ。森園さんは福島で実際に計測した線量計の写真を持参。モニタ
リングポストのところは除染されているので低いが、少し離れただけでこんな
に違うと、公表されている値がいかに人為的につくられたものであるかを明ら
かにした。
9月19日から官邸前で断食行動を続けている広島の福崎さんは、上半身裸
になって自分の体の様子を見せながらインタビューを受ける。まだ元気そうに
みえるが17日目とあって、さすがに肋骨が浮き出て見える。
通りすがりの人では、自分が翻訳された分厚い本2冊(アメリカ民衆運動史
上・下)をテントに差し入れて下さった方へのインタビューであった。
*テントTV「あおぞら放送」はいよいよ軌道にのってきたよう。
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
*10月5日のアーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/25933245
上にも記した断食行動中の福崎さんについて、テントは可能な限りサポート
していくことを確認した。もうすぐ3週間を過ぎることになり、ご本人の当初
の予測からいっても最も大変な時期を迎えることになる。福崎さんの意志を支
える意味でも、伴走の連帯ハンスト者が出てくればいいのでは・・・と思って
いると、早速名乗りを上げた人がいた。是非多くのひとがそれに続いて伴走の
リレーハンストができれば、と思う。
金曜行動は今日も何千もの人たちが官邸前や国会周辺、霞ヶ関で声を上げた。
先週より人は多くなっているようだ。大間原発建設再開への怒りだろうか。
だが人々は人数の増減に一喜一憂しているわけでは決してない。持久戦の中
にあるという認識のもと、金曜行動が継続されていること、毎週金曜には官邸
前や国会周辺、霞ヶ関で多くの人たちで行動が行われているということが重要
なのであり、そして全国津々浦々に金曜行動が広がっているということが重要
なのだ。全国で120~130カ所とも言われ、柏崎市や刈羽村でも行われていると
いう。それはきっと運動の新たな展開を準備しているに違いない。私たち一人
一人の継続する意志こそが求められている。福崎さんの断食行動は、そのこと
を私たちに訴えかけているように思われる。
( Y・T )