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たんぽぽ舎です。【TMM:No1725】
2013年1月24日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.総選挙後の反原発運動の組み立て方 1月21日講演メモ
   衆議院選挙後の戦略 河合弘之弁護士語る
★2.原発を維持するためのCO2温暖化 (下)
   東京大学が名誉毀損  東京地裁が詭弁判決
   東京高裁が立証妨害  無理の目立つ落ち目の国策  槌田 敦
★3.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
    ◆神奈川・東電デモ実行委員会より、1/25デモのお知らせ。
★4.新聞・雑誌より1つ
    ◆柏崎刈羽に活断層か 定義拡大受け複数存在        (1月24日茨城新聞より)
★5.テント日誌1/23(水)経産省前テントひろば―500日目
   気がつけば500日目だ。これからはまったりと…
━━━━━━━
※次の(第40回)首相官邸前抗議行動は、1月25日(金)18:00から20:00。
 たんぽぽ舎も、いつものように13:00から16:00ビラ、プラカードの用意を
 して、16:00たんぽぽ舎を出発。17:00経産省前テントひろばで待ち合わせ。
 17:20に官邸前、国会議事堂前へ移動。1班から5班で行きます。
 参加歓迎。参加できる方は、たんぽぽ舎までお電話をお願い致します。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.総選挙後の反原発運動の組み立て方 1月21日講演メモ
 |  衆議院選挙後の戦略 河合弘之弁護士語る
 └──── 
 
1 選挙の総括
2 今後の政治の動向―参院選まで安全運転
3 参院選の予測と対策
4 再稼働へのプログラム
   ○新指針策定 ○バックフィット ○再稼働(一部の廃炉と引き換え?)
5 脱原発への戦術・戦略
  イ.再稼働阻止の地域・個別の戦い(差止訴訟など)
  ロ.官邸前デモ等強化・継続
  ハ.首長への働きかけ←原発ゼロ状態の長期化
  ニ.脱原発法制定運動の再構築→参院で議員提案
6 福島の被害を訴え続ける。
7 刑事告訴・東電株代訴訟を力強く
8 経済論争を強化して、経済界、経営者層、サラリーマン層を突き崩していく。
9 一寸先は闇:何がおきても、それを有利にとらえかえせるよう、やるべきこ
とをやる!!
 
※各人からの質問、意見は省略しました。
 このレジメは、「スペースたんぽぽ」でおこなわれた1月21日の河合弘之弁護
士のレジメの写しです。
 
 
┏┓
┗■2.原発を維持するためのCO2温暖化 (下)
 |  東京大学が名誉毀損  東京地裁が詭弁判決
 |  東京高裁が立証妨害  無理の目立つ落ち目の国策
 └──── 槌田 敦
 
 地裁において原告は、往復書簡などを書証として提出するともに、原告および
被告ら4名の当事者尋問を請求した。これに対して、地裁裁判長は被告明日香を
除く被告らの当事者尋問を認めず、動機や経過に曖昧さを残したまま判決し、名
誉毀損も学問の自由侵害も認めなかった。つまり、原告による立証を制限しての
判決であった。
  しかも、地裁判決では、得られた証拠から判断を得る過程が奇弁の連続であっ
た。したがって、高裁でこの判決における論理の破綻を明らかにするには地裁裁
判長を尋問して証言を得る必要があった。ところが、第1回口頭尋問(2012.11.10)
において、高裁斎藤裁判長は「裁判ではそのようなことは予定されていない」と
して採用しなかった。裁判所がどのように判決しても、裁判所には責任がないと
いうことのようである。
  このことは、旧憲法において天皇は神聖にして侵すべからずとあったが、これ
が三権分立して立法、行政、司法となっても、司法だけは神聖不可侵を受け継い
でいることになる。つまり、国家権力は司法で守れるのである。
  したがって、地裁判決を覆すには、地裁では認められなかった被控訴人らの当
事者尋問により証拠を固めるしか、その方法は残されていない。そこで、第2回
口頭弁論において、上記被控訴人4名の当事者尋問を、詳細な尋問事項書の添付
により申請した。
  すなわち、被控訴人小宮山の当事者尋問の必要性については、被控訴人小宮山
の談話(甲7-7)において、議論を打ち止めにするために東京大学が懐疑論に反論
する本を出版する旨述べている。それなのに小宮山陳述書(乙10)では、東京大学
が出版することで議論を打ち止めにてきるという意図はなかったと述べている。
この矛盾から本件書籍発行の動機を明らかにするなどの尋問を予定していた。な
お、被告小宮山は、東京大学学長として、CO2温暖化対策を国策とするよう政
府に働きかけた中心的人物であった。
  被控訴人濱田の当事者尋問の必要性については、東京大学の責任者として事件
にならないように注意する義務を果たさなかったことについて尋問し、また本件
書籍を東京大学が発行するには「東京大学に所属しない学者に対し名誉を毀損す
る無理」、「学位授与以外に学者を人物評価する無理」など10項目の無理がある
ことについて尋問し、その多数の無理をあえて無視してこの書籍を発行したこと
を明らかにするなど予定していた。
  被控訴人住の当事者尋問の必要性については、原告らに貼り付けた9項目の特
徴について、主に作成したのが東京大学教授住であることを確定し、原告に貼り
付けた最大の名誉毀損である「三段論法の誤謬」について、その根拠がなく真実
ではないことを明らかにするなど予定していた。
  被控訴人明日香の当事者尋問の必要性については、地裁における尋問(2012.2.
14)の後に提出した三段論法に関する陳述書(乙19、2012.3.12)について尋問し、
東北大学教授明日香が三段論法そのものについて無知であるを示し、地裁判決の
根拠となったこの明日香陳述書の破綻を明らかにするなど予定していた。
  そして、東京大学がその権威と国費を用いて書籍を発行配布し、東京大学学長
の意に沿わない学者に対して人格攻撃することが許されるならば、攻撃された学
者にはこれに対等に反論する機会も能力もないことを示し、結果としてその学者
の学問の自由が東京大学に奪われることを、被控訴人らの尋問により確定する予
定であった。
 
  以上述べた当事者尋問による立証を一切させないとする東京高裁の訴訟指揮は、
国家権力を構成する東京大学を守ることを目的として、憲法第32条で保障する国
民の権利を侵害するものであり、強く抗議して本件控訴を取り下げることとする。
                                                                                    控訴人  槌田 敦
 
 
┏┓
┗■3.読者からイベントのご案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 
 
◆神奈川・東電デモ実行委員会より、1/25デモのお知らせ。
 
 1月25日(金) 年明けデモ!
 新しい年となり、福島の現状はますます伝えられなくなり、原発事故が過去の
事にされようとしています。本当の被害はこれから広がってゆくのに、事故収束
は何ひとつされていないのに、新しい年、また新たに脱原発の思いを強く訴えて
行きましょう!
 コースは前年と同じ、桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅
前広場 の約1時間のコースです。
 1月25日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の18:00~19:00は、
スタート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います。
 途中参加、途中離脱自由、プラカード、鳴り物、コスプレ大歓迎。
 それぞれが自由なスタイルでアピールしてます。
 横浜で一緒に声を上げましょう!デモの後、有志にて交流会もあります。
 
 お問い合わせ 金子09065403771 まで
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より1つ
 └──── 
 
 ◆柏崎刈羽に活断層か 定義拡大受け複数存在
 
 原子力規制委員会が原発の新安全基準で活断層の定義を拡大することを受け、
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)直下を走る複数の断層が活断層と判定される可
能性が高まることが東電の公表資料などから23日、分かった。
 東電は断層の活動年代の地質調査を進めているが、活断層の可能性が高まれば
停止中の同原発の再稼働は困難になる。
 規制委が22日示した新基準骨子案では活断層の定義を従来の「13万~12万年前
以降に活動した断層」から「約40万年前以降」に広げた。同原発直下でこれまで
確認されていた断層が新たに広げた年代に含まれるとみられる。骨子案は活断層
の真上に原子炉を設置してはならないと明記。規制委側は「東電の調査結果を待
って、現地調査の必要性を判断する」としている。 
 東電によると、1、2号機直下には,アルファ断層、ベータ断層があり、3号
機と5~7号機直下にも複数の断層がある。4号機は原子炉直下にはないが、隣
接のタービン建屋下で複数確認されている。   (1月24日茨城新聞より)
 
 
┏┓
┗■5.テント日誌1/23(水)経産省前テントひろば―500日目
 |  気がつけば500日目だ。これからはまったりと…
 └──── 
 
 ふりむけばあっという間に500日が過ぎた。多くの人がやってきて交歓がうま
れ、人が出会った。また多くに集会もあり、「かんしょ踊り」の舞いもあった。
トラブルもあった。ここには変わらない日常もあれば、日常をはみ出ている《超
えている》こともある。まことに得も言われぬ空間(ひろば)ができたのだ。安
倍政権の登場で少なからぬ緊張があるが私たちはまったりと行きたい。これは私
たちの願望に過ぎないかもしれないがこちらの気持ちとしてはそうである。
 
 昨日の天気予報は雪だった。まだ、汚れた残雪が残っているのに雪かと憂鬱だ
ったが空振りでよかった。そのうちに雪がやってくるのだろうが、こんな風に繰
り事を言っているうちに月日は過ぎて行く。時の流れで原発事故が風化していく
ことには抗したいが、テント前で季節感を味わえるようになったことはよしとす
べきことだろう。テントひろばは2月11日から3月にかけて「福島月間」として
私たちがあらためて福島に向き会うことを呼びかけるつもりだ。こんな風に波状
的に福島の現状に目を向けることあるいは自覚的になることが時のもたらす風化
に抗する道だと思う。
 
 テント前の椅子に座るのはこの季節なかなかしんどいものがある。それでも立
ち替わり多くの人が座っていただいている。話はいろいろだ。経団連前のデモに
行ってきたという女性連れの話は楽しかった。まだ、1970年代のはじめにインフ
レ問題で経団連にデモをしたこともあるが、そのうちに一度行こうと思う。脱原
発の運動が霞ヶ関のみならず、他方面に広がっているのは素晴らしいことだがし
つこく、諦めずにやっていきたいものだ。
 
 テントには全国の各地からいろいろのものが送られてくる。これは励みになる
し感謝しているのだが、中にはこんなものがあった。年の初めにお孫さん(小学
三年生)をつれて皇居の参賀の帰りにテントに寄ってくださった方がいた。テン
ト前で私と三人で写真を撮った。その写真とお孫さんの手紙が同封されたものが
送られてきた。「一年前にいった時は30分くらいテントの外のイスにすわっただ
けでしたが今年はテントのなかにいれてもらいよかったです」とある。一年前に
もテントに寄ってもらったのだが、この子が大きくなるころには原発はどうなっ
ているのだろう(?)と想像をする。それより来年はどうなっているのかとも思
うがまた会えるといいと思う。「福島月間」の間に子供の被曝問題について深く
追及している友人にレポートを頼もうということを手紙に触発されて思いついた。
 
 1月21日には仙台高裁で福島原発事故から子供を守る「ふくしま集団疎開際判」
があった。これを支援するグループは毎週金曜日5時から文科省前で抗議行動を
やっている。機会あれば参加を。毎週金曜日は官邸前抗議の日だが、これは6時
からだから時間の取れる人はその前に加わって欲しい。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1724】の訂正です
                     2013年1月24日(木)
                            転送歓迎
 
    ◆たんぽぽ舎24周年(25回総会)は2月24日(日)です◆
 
申し訳ありません。
たんぽぽ舎総会の日付が間違っていました。
昨日、1月23日(水)発信の【TMM:No1724】では以下のように
記載致しましたが、
━━━━━━━
★5.ご案内
      たんぽぽ舎24周年(25回総会)2月22日(日)
━━━━━━━
2月22日(日)は間違いで、正しくは、2月24日(日)です。
訂正しておわび致します。
 
複数の方から、確認のお問い合わせをいただきました。
地震と原発事故情報をきちんと目を通していただいてありがたく思います。
今後も、ご意見・ご指導のほどよろしくお願い致します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1724】
2013年1月23日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発を維持するためのCO2温暖化 (上)
   東京大学が名誉毀損
   東京地裁が詭弁判決
   東京高裁が立証妨害
   無理の目立つ落ち目の国策    槌田敦
★2.気温4度の寒さ。雪が残り凍てついた歩道。それでも人々は官邸前に
   集まった。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
   首相官邸前抗議-1月18日(金)第39回
                   小川 治 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.イベントのご案内(問い合わせは主催者へお願いします)
   <チェルノブイリと福島からの報告会>
★4.本の紹介
   「脱原発の経済学」 熊本一規 
                   柳田 真(たんぽぽ舎)
★5.ご案内
      たんぽぽ舎24周年(25回総会)  2月22日(日)
━━━━━━━
※1/24ワンコイン上映会にご参加を!
 「~都知事選・衆議院選まとめ~これからの闘いに備えて疑問点を探る」
 日 時:1月24日(木)19:00より
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:500円
 
※1月25日(金)首相官邸前抗議行動(第39回)へ参加しよう
 2013年3回目の官邸前抗議行動・25日(金)18時~20時
 いますぐ原発ゼロに! 大飯原発を停止せよ。 真下に活断層あり
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎も参加します。
 午後1時~4時 ボランティアできる方、よろしく。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.原発を維持するためのCO2温暖化 (上)
 |  東京大学が名誉毀損
 |  東京地裁が詭弁判決
 |  東京高裁が立証妨害
 |  無理の目立つ落ち目の国策
 └──── 槌田敦
 
  控訴人槌田敦は、東京高裁の立証妨害に抗議して、控訴を取り下げた。以下の
 文章は東京高裁に提出した「控訴取下および理由書」である。
 
  本日、第2回口頭弁論(2012.12.18)において、斎藤隆裁判長より被控訴人らに
対する当事者尋問申請の全面的不採用と結審の通告があった。東京高裁は、控訴
人の立証する権利を奪ったのである。
  その結果高裁において新たな証拠は存在しないこととなり、高裁では「地裁判
決を全文引用する」という判決にすることが容易となった。もはや高裁には期待
できず、裁判を続けることは無意味となったので、控訴人は控訴を取り下げると
述べた。
  日本の国民は三回の裁判を受ける権利があるとされているが、二審の高裁にお
いて新たな証拠を提出する権利を認めないのであれば、憲法第32条でいう国民の
裁判を受ける権利は著しく侵害され、この東京高裁による訴訟指揮によって日本
の三審制の形骸化は明白となった。したがって、このような決定をした東京高裁
に対し強く抗議する。
 
  本件は、東京大学が、『地球温暖化懐疑論批判』と題する書籍を、文科省補助
 金により作成して、これを各大学の事務を通して広範囲の関係のない教授にま
で無料配布したほか、希望する一般読者にも無料配布したことにより発生した
(2009年10月)。
  本件書籍は、人為的CO2による温暖化に懐疑的または否定的な学者として原
 告を筆頭に12名を挙げてこれを「懐疑論者」と名付け、その学説に9項目の悪意あ
る特徴を貼り付け、またその学説を否定する36個の論説をその執筆者氏名を明ら
かにすることなく並べた書籍である。
  本件書籍が、執筆者氏名を明らかにした論文で構成される論文集として一般出
版社より発行されたものであれば学術論争であり、その内容に問題があっても名
誉棄損や学問の自由侵害とすることはない。
  しかしながら、東京大学が直接、特定の学者の名前を挙げてこれに悪意ある特
徴を貼り付けたことは名誉毀損である。また東京大学が直接、執筆者氏名を伏せ
たまま、特定の学者の学説を否定的に論評することは、東京大学の権威とその出
版・配布の能力を考えれば議論に公平性がなく、学問の自由に対する侵害となる。
  よって、原告槌田敦は、東京大学および東京大学前学長小宮山宏、学長濱田順
 一、教授住明正、東北大学教授明日香壽川を被告として本件を提訴した(2009年12
月、11年4月)。
                                                         控訴人  槌田敦
                                                         次回に続く
 
 
┏┓
┗■2.気温4度の寒さ。雪が残り凍てついた歩道。それでも人々は官邸前に
 |  集まった。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
 |  首相官邸前抗議-1月18日(金)第39回
 └──── (小川 治 たんぽぽ舎ボランティア)
 
 反原連スタッフの雪かきにも拘わらず、歩道には凍った雪が残り、気温は約
4度の寒さ。先週より少ないとはいえ、それでも首相官邸前に人々は集まった。
その熱いスピーチの要約を紹介したい。
○私たちは暴徒化もせず、整然と抗議を続けてきた。なのに、何だ!この警察
 官の数は! 税金の無駄遣いだ。
○私は富岡町に住んでいた。あそこが安全だというのなら、まず議員が先に住
 め! 現実を見てから国の方針を決めろ。
○安倍総理! 自分がしたくないことを人にやらせるな!
○日本を取り戻すというが、安倍総理! あなたにできるのか! もう二度と
 自民党のせいで何も失いたくない。腹痛ではなく、エネルギー政策転換で名
 を残せ。
 
自作のプラカードを掲げ、歩きながらアピールする人たちが毎週いる。秀抜(?)
な作品を紹介。(記憶が不正確なのはご容赦)
○「いや~ん、嫌い。原発・・・・・」
 
 ついのけぞってしまったが、みんなの主張の独創性・多様性には頭がさがる。
目の前を男子高校生(制服姿)がシュプレヒコールをあげながら歩いていった。
そして、私から一言。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
 
 
┏┓
┗■3.イベントのご案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 |  <チェルノブイリと福島からの報告会>
 └──── 
   
 2013年1月26日(土) 13時~16時(開場12時半)
 堀切教会にて (葛飾区堀切3-30 黎明保育園内)
 参加費500円 (京成線・堀切菖蒲園駅 下車徒歩約15分)
  (1) チェルノブイリ調査ツアー報告…青山晴江
     (動画を見ながら、2・4号炉、廃村、小児ガン病棟、
      移住村、小学校の健康調査など報告します。)
  (2) 福島からの報告… 黒田節子
     (3・11以降の過酷な福島の状況と、この1年10ヶ月の
      福島の女たちの闘いを報告します。)
  (3) 語り合いの時間
      葛飾区在住のシンガー・李政美さん、詩人の
      石川逸子さん、友情参加予定です。
 主催…かつしか人権ネット   問い合わせ・09053955563(石岡)
                      09084552512(青山)
 
 
┏┓
┗■4.本の紹介
 |  「脱原発の経済学」 熊本一規
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
第1章:電力自由化と発送電分離は必要か
第2章:「原発の電気が一番安い」は本当か
第3章:原発は地域社会を破壊する
第4章:原発社会を如何に創るか
付論:水車が語る農村盛衰史
 
福島原発事故によって放射能が垂れ流され続け、人びとが放射線被害のモルモッ
トになっているような事態は、人類史上初めてのことである。脱原発すべきか否
か。脱原発を選ぶとしたら、それをいかに進めるのがよいか。この問いは、今や
すべての人びとにとって差し迫った問題として問われている。
本書は、原発の電気がいかに高く、いかに電力が余っているか、いかに地域社会
を破壊してきたかを明らかにし、脱原発が必要かつ可能であることを経済学的観
点から提言する。
緑風出版 2200円+税→たんぽぽ舎でも扱っています。
 
┏┓
┗■5.ご案内
 |  たんぽぽ舎24周年(25回総会)2月22日(日)
 └────
 
黒田節子さんが福島の実情と思いを語ります(原発いらない福島の女たち)
2月22日(日)にたんぽぽ舎が24周年の集い(25回総会を兼ねて)を行います。
どなたも参加できますのでご参加下さい。会員は是非参加下さい。
 
1部:たんぽぽ舎25回総会(経過・方針・財政・人事) 参加費  無料
2部:記念の話:黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)
   山崎久隆さん(たんぽぽ舎)          参加費  800円
3部:懇親、交流会―自由発言            参加費 2500円
 
                  (注)2部、3部両方参加は3000円(300円お得です)。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1723】
2013年1月22日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.総理、しっかり聞け!自民党が導入した原発が事故を起こしたんだぞ!
   冬の寒さ吹き飛ばす!首相官邸前抗議行動の2時間
                                    金子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
   ◆2/11出版記念シンポジウム アカデミズムは原発災害にどう向き合うのか
★3.新聞・雑誌より2つ
    ◆再稼働コスト高く 規制委が新安全基準骨子案 対策100億円単位
                                                               (2013/1/21東京新聞夕刊より抜粋)
    ◆原発事故時 避難基準毎時0.5ミリシーベルトに
    原子力規制委チームが決定 「高すぎ」と異論も
                                                               (2013/1/22東京新聞より抜粋)
★4.テント日誌1/20(日) 経産省前テントひろば―497日目
   各地にホットスポットができちゃったのだ  (I.K)、(K.M)
━━━━━━━
※1/24ワンコイン上映会にご参加を!
 「~都知事選・衆議院選まとめ~これからの闘いに備えて疑問点を探る」
 日 時:1月24日(木)19:00より
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:500円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.総理、しっかり聞け!自民党が導入した原発が事故を起こしたんだぞ!
 |  冬の寒さ吹き飛ばす!首相官邸前抗議行動の2時間
 └──── (たんぽぽ舎 官邸前抗議行動ボランティア 金子)
 
  地下鉄内幸町を出る、日が延びたのかまだ、昼の明るさが残る官庁街、だが雪
残る歩道は風が吹き渡り、寒気が襟元から体温を奪ってゆく。テント前で旗を用
意、5班に分かれて出発する頃には、空の月が明るさをまし、夕空に浮かんでい
た。足元から寒気が這い上がり、凍りついた路面がつるつると光っる道を官邸前
に向かい上がって行く。寒々とまばらな人が、二人、三人と集まり、抗議行動前
のひと時、思いを共有する、語りあい、情報交換している。見上げると都会の空
にも幾つかの星が輝き、月は一層明るさを増していた。ビルの窓々の明かりを眺
めるうちにいつのまにか、周囲に人垣ができ、何時もの官邸前抗議の雰囲気が盛
り上がる。シュプレヒコールが始まると皆、一心に声を上げる。プラカードを掲
げ、拳を振り上げる。寒さを忘れ、「原発反対!」「命を守れ!」「再稼働反対!
」口々に叫ぶ。
 「総理大臣!しっかり聞け!自民党が導入した原発が、事故を起こし、15万人
もの人々が避難しているんだぞ!原発再稼働?原発新設?冗談じゃない!気違い
沙汰だ!私達は、自分たちの命を守る為に戦ってるんだ!」一分間スピーチでの
男性の発言は、たどたどしくはあるけど、それだからこそ言葉に尽くせな思いが
詰まっていた。「阿武隈山地からきました。兄を戦争で失い、戦後は、家族が出
稼ぎに行って、ここの生活を守ってきました。孫がうまれてからは、この美しい
自然の中で、孫を育ていける、それを誇りに、楽しみに生きてきました。でも、
放射能に汚染されてしまい、孫を呼ぶこともできなくなりました。」このお年寄
りの悲しみ。この日のスピーチは、現地の方が多かった。遠くから、官邸前に来
て慣れないマイクを持たざるを得ない。
 切実な現状を、その思いを私達は、受け止め力に変えてゆかなければならない。
私達一人一人それぞれが、もう一歩踏み出そう。寒気が一層厳しくなろうと、そ
れさえも、力として。
 
☆次回(第40回)首相官邸前抗議行動は、1月25日(金)18:00から20:00。
 たんぽぽ舎も、いつものように13:00から16:00ビラ、プラカードの用意を
 して、16:00たんぽぽ舎を出発。17:00経産省前テントひろばで待ち合わせ。
 17:20に官邸前、国会議事堂前へ移動。1班から5班で行きます。
 参加歓迎。参加できる方は、たんぽぽ舎までお電話をお願い致します。
 
 
┏┓
┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
◆出版記念シンポジウム アカデミズムは原発災害にどう向き合うのか
 福島大学原発災害支援フォーラム(FGF)×
 東京大学原発災害支援フォーラム(TGF)
 
2月11日(月・祝)  10:00 AM~6:30 PM(開場9:30)
会 場:東京大学本郷キャンパス 法文2号館文学部 一番大教室、二番大教室
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
   地下鉄丸の内線「本郷三丁目駅」徒歩8分・南北線「東大前駅」徒歩8分
参加費:500円(資料代)
 
●第1部 10:00~
 特別報告 
  坪倉 正治(東京大学、医科学研究所)
  吉田 邦博(南相馬・安心安全プロジェクト)
       ~休憩~
●第2部 13:00~
 記念スピーチ 山川 充夫(うつくしまふくしま未来支援センター長)
 討議A   住民支援と教育・研究
 討議B   研究者と被災者・市民との交流
 
詳細については以下をご覧下さい。http://311tgf.org/archives/313
右のアドレスに参加申し込みが必要です。tgffgf0211@gmail.com
件名に「シンポジウム」とご標記いただき、本文に1. 氏名(ふりがな)
2. 連絡先(住所・電話番号・E-mail)をご明記の上、お送りください。
 
主催/FGF×TGF 出版記念シンポジウム実行委員会
共催/合同出版株式会社  協力/こどもふくしま緊急支援チーム
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
 └──── 
 
 ◆再稼働コスト高く 規制委が新安全基準骨子案 対策100億円単位
 
 原発再稼働の前提条件となる新しい安全基準を検討している原子力規制委員会
の専門家チームは21日、基準の骨子案をまとめた。東京電力福島第一原発事故の
ような炉心溶融事故や航空機で突っ込むテロが起きることも想定し、事故拡大を
防ぐ設備を整えるよう求める。新基準は七月までに決められる。
 対策には百億円単位の工事費が必要になる見込み。再稼働の断念を選択する電
力会社が出る可能性がある。
 素案では、福島事故の教訓から、地震や津波、さらには放射能からも作業員を
守る拠点施設が求められる。航空機テロなどに対しては、通常の制御室とは別に
頑丈な第二制御室を整備。非常用電源も備え、原子炉建屋の外から緊急冷却がで
きるようにする。
 格納容器の破裂を防ぐためベント(排気)を迫られても、汚染された蒸気を浄化
して放射性物質の放出を最小限にするフィルターも設置。さらには原子炉関連の
重要な配管を多重化し、一つがダウンしても安全を保つ。
 これらの対策は、原発の大規模な改造を伴い、工事計画を規制委が審査するの
に半年から一年かかると見込まれる。工事も格納容器の穴あけなど難しいものが
多く、時間がかかりそうだ。(後略) (2013/1/21東京新聞夕刊より抜粋)
 
 ◆原発事故時 避難基準毎時0.5ミリシーベルトに
  原子力規制委チームが決定 「高すぎ」と異論も
 
 原発事故時に住民が避難を始める基準を検討してきた原子力規制委員会の専門
家チームは21日、毎時0.5ミリシーベルト(500マイクロシーベルト)の放射線量を
測定すれば即時避難とする基準を決めた。立地自治体は、この線量を踏まえ、三
月十八日までに地域防災計画を策定する。ただ、自治体から避難基準はもっと厳
しくすべきだとの声がある中、見切り発車で決めた面は否めない。
 避難基準は、国際原子力機関(IAEA)の値より二倍厳しく設定されたが、自
治体や専門家から「値が高すぎ、住民の理解は得られない」との異論も根強い。
 毎時0.02ミリシーベルト(20マイクロシーベルト)を測定すれば、その地域で作
られた飲食物を食べることを制限し、一週間以内に避難する。
 一方、原発の新しい安全基準を検討する別の専門家チームは、炉心溶融や航空
機テロが起きることを想定し、配管の多重化や外部からも原子炉の冷却を続けら
れる施設整備などを柱とした骨子素案で基本的に合意。(後略)
  (2013/1/22東京新聞より抜粋)
 
 
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┗■4.テント日誌1/20(日) 経産省前テントひろば―497日目
 |  各地にホットスポットができちゃったのだ
 └──── (I.K)、(K.M)
 
 雲ひとつなく晴れた朝、でも冷たい風が頬を打つ。テントに着いたら関西から
戻って来たSさんがギターの弾き語りをしていてちょっと暖かい気分になった。
その隣では完全防寒したKさんが静岡でわさびを作っていたという方と談笑して
いた。わさびも放射能汚染されて農家は大変だとのこと。
 11時過ぎにカメラを持った人たちが訪れテントの写真を撮っていった。写真研
究会のメンバーだそうでワークショップのテーマが「霞ヶ関」とのこと。参加者
のお一人上尾にお住まいだと言う女性が子供に食べさせるものに苦労していると
話して行かれた。各地にホットスポットが出来ちゃったのですね。テントのこと
広めて頂けたらと皆さんにチラシをお渡しした。彼らが去った後、丸の内警察の
車が来たので「右翼の来襲?」と思ったら、通りがかった子供連れの方のテント
前で写真を撮られたという通報があったらしい。私たちが撮ったのでなく写真同
好会の人たちが撮ったことをお伝えしたらすぐ帰っていった。
 座り込みながらの話題はやはり安倍政権の事、脱原発、憲法改悪阻止には参議
院選が大事だなどなど…。
 午後にはSさんとFさんがテント前でデュエットを楽しませてくれたが、2時
半ごろには楽譜が飛ばされるほどの強い風に堪えられず、外にいられなくなって
皆テントの中に避難!(I.K)
 
 土曜に新宿西口で経産省前テントひろばのカラーチラシを撒いているとテント
に関心を示して取りに来る通行人もいる。脱原発のための経産省前テントひろば
は24時間営業、世界中の人々が霞が関のテントに行けば原発の再稼働に反対する
仲間たちと会えると訪れてくれる。でもそのための維持管理も大変、特に冬の泊
り当番はなかなかきつい。
 早くドイツのように脱原発を日本政府の政策にしてくれないかな!そうすれば、
テントひろばの24時間営業も泊まり当番も必要無くなり、規制委員会・規制庁の
沢山の小難しい検討チームや有識者会合も不要になり、地震・津波への怯えも小
さくなり、原発立地地域や周辺地域の防災計画も防災訓練も賛成・反対のいがみ
合いも必要が無くなり、日本から放射性廃棄物を生産して地球の総ての命を脅か
すことが無くなり、浜岡のように22mに及ぶ巨大な防潮堤を造るなど沢山の壮
大な無駄も必要なく、原発の輸出も止められ、電力会社は廃炉に専念できる。(K.M)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1722】
2013年1月21日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.宇都宮けんじさん、都知事選ご苦労さんでした!
   私たちもひき続き、ともに活動します。1・20集会
                               柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.なぜ原発がダメなのか-ある講座の紹介<その3-最終回>
   エントロピー論と槌田敦さんのお話         市川宏
★3.浜岡原発ストップ、裁判勝利をめざす懇談会のよびかけ
   学習会と準備活動にご参加ください    (浜岡裁判勝利の会 高杉晋吾)
★4.新聞・雑誌から1つ
  ◆関電 原価に1950億円上乗せ 13年度から 値上げ震災委で公表
                                         (2013/1/19東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※1/22学習会にご参加を!
 『危険な原発 大解剖・第8回-川内・玄海原発』
 お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
 日 時:1月22日(火)19:00より21:00
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円(終了後、お茶会あり)
━━━━━━━
 
 
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┗■1.宇都宮けんじさん、都知事選ご苦労さんでした!
 |  私たちもひき続き、ともに活動します。1・20集会
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
○  1月20日(日)午後、スペースたんぽぽで「宇都宮けんじさん、都知事選ご
くろうさまでした。今後もお元気でご健闘ください。私たち(反原発勝手連)も
ひき続き共に活動します(応援します)1・20集会」という長い名前の「総括と
今後へのヒント」集会が開かれました。
主催は、脱原発市民&都区職員OBうつのみや勝手連。
 出席者70名弱。宇都宮けんじさんご本人。
 初めに脱原発勝手連から2人=柳田真(たんぽぽ舎共同代表)と反原発自治体
議員市民連盟、福士敬子共同代表(都議会議員、杉並区選出)から本日の集会の
目的とうつのみや勝手連のとりくみの大要を報告。
 次に勝手連から2人が報告。経過報告:山本礼治さん。11月26日~12月15日ま
での20日間でまいたビラ8万200枚、かけた電話6697本、60円郵便局私信500通余、
のべ参加者300人強。
会計報告:奥野節子さん。120万円のカンパ 内訳→全国100万円弱、東京周辺20
万円弱、若干の黒字)
○  次に宇都宮けんじさんが約1時間にわたり、立候補の経緯から選挙中のさま
ざまなできごと、思い…を語りました。
この報告をめぐって、いくつもの質問に対して宇都宮さんの回答がありました。
そのあと、選対本部=人にやさしい東京をつくる会の選挙総括集会へ、宇都宮さ
んが出かけたので、午後4:00~5:00は残ったメンバーで活発な(真剣な)討論。
のべ10数名が発言しました。5:15から残れる人(10余人)でこんしん交流会。
約2時間続きました。
 全体として1月20日はヒントの多い総括討論集会でした(詳細は後日)
★  当日の資料 12頁=120円(送料80円=200円)
選対本部の資料 24頁=240円(送料80円=320円)
 ご希望の方へ送ります。
○  (注)主催の「脱原発市民&都区職員OB・うつのみや勝手連」は3つの市
民グループで構成された勝手連です。
その3つとは→1たんぽぽ舎有志、2都区職員(現役)とOB有志、3反原発自
治体議員市民連盟(組織として正式決定)プラス経産省前テントひろばの有志。
 たんぽぽ舎は廃原発一筋で25年(前史を含めて)の団体です。これまで原発1
本槍なので、政治や選挙はあくまでたんぽぽ舎有志の参加です。
 
 
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┗■2.なぜ原発がダメなのか-ある講座の紹介<その3-最終回>
 │  エントロピー論と槌田敦さんのお話
 └────(埼玉県在住 市川宏)
 
 私はいわゆる「文系」の人間ですが、20年ちかく前から槌田敦さんのエント
ロピー論に魅せられ、「エントロピー学会」の会員になっています(学会誌を拾
い読みする程度ですが)。一昨年、この学会誌に「槌田エントロピー論を普通の
人たちに紹介する講座を開くことはできないものか」という願望を投書しました。
その結果がたんぽぽ舎の「エントロピー講座」です。
 以下、文系族ばかりの友人知人たちに講座への参加をよびかけた文です。
こうして広く公開するのはためらわれますが、興味をもつきっかけにしていただ
ければ幸いです。
 
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
 エンジンはエントロピーがたまったとき不調となり、やがて停止します(ガス
欠、オーバーヒート)。人という「エンジン」の病気も、それと同じくエントロ
ピーがたまった状態と解釈できます。そして地球という「エンジン」でも、エン
トロピーがたまっていけばこれと同様な事態が起きることは免れません。
現に循環に乗らない(土に返せない)廃物、あるいは宇宙への放熱能力を超えた
過剰な熱の発生が、地球上の循環を狂わせ、気象・生態系・生命に脅威を与えて
いるのが現実です。
 この講座のテーマは、
 複合循環とはどういうものか。
 どうすれば循環を順調に動かして、エントロピーの収支を合わせていけるのか。
 生態系の一員として、どんな社会的循環(=経済)を作っていけば役割を果た
せるのか。
 等々になると思われます。
ぜひ、できるならば直接足を運んで、またとない学習の機会を活かしていただき
たいと思います。条件の整わぬ方は、ぜひテキストをお読みください。テキスト
の要所要所の図のコピーを作って余白に書き込んで行くのも良い方法かと思います。
 
 以上、テキスト第一章「地球複合の中の人間社会」を予習してのレポートです。
合格点は覚束ない代物ですが、興味を引く手がかりとなれば幸いです。
 最後に、槌田さんの1976年の「核融合発電の限界と資源物理学」から結語
の一節を---
 
 心配なのは、安すぎる石油がまだ大量に残っている結果として、我々現代人 
がエネルギー麻薬患者になり切ってしまったことである。巨大エネルギーの生産
ということであれば、放射能をまき散らしても許されるこの現実の人間社会、ど
のようにしたら、更新性資源に生きる社会へ作り変えることができるのか。……
心ある物理研究者が子孫のために今なすべきことは、可能なかぎりの手段を用い
て原子力発電や核融合発電などの諸計画に反対することである。
 
 「原発はダメ」の本質を示した言葉であり、いま地球を生きる人間のあり方 
を指し示す言葉であると思うものです。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
★第2回の「エントロピー入門」は、2月13日(水)19時から開催します。
 会場:スペースたんぽぽ。詳細 http://wp.me/p32sMY-l
☆編集部・注
 [※]学会誌に掲載された市川さんの文章は、後日、槌田ゼミのホームページに
掲載します。   http://t2zemi2013.wordpress.com/
 
 
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┗■3.浜岡原発ストップ、裁判勝利をめざす懇談会のよびかけ
 │  学習会と準備活動にご参加ください
 └────(浜岡裁判勝利の会 高杉晋吾)
 
 「世界一危険な原発」と世界中から指弾されている浜岡原発。この原発は致命
的な事故が連続しているが、30年以内に大震災を引き起こす軟弱な地盤(南海ト
ラフ)の上に建てられており、もしこの原発が爆発したら、中部地方、関東地方、
近畿地方と周辺、そして日本は壊滅する。
 裁判の提起と地裁の判決2003年7月、住民は静岡地裁に全ての原発の運転
差し止め求め本訴訟に踏み切った。2007年10月26日、静岡地裁は住民の
正当な主張を全面的に退けた。同日、弁護団は即日抗告を東京地裁に対して行った。
 
 東京高裁裁判の勝利を。
 
 我々は、その勝利のために学習会「浜岡裁判勝利懇談会」を開催する。
現在そのための協力者を求めている。ふるって学習会と準備活動にご参加ください。
連絡先:高杉晋吾  電話 04-2962-1238
    〒358-0001 入間市向陽台1-1-20駅前プラザ6-306
 
 
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┗■4.新聞・雑誌から1つ
 └──── 
 
◆関電 原価に1950億円上乗せ 13年度から 値上げ震災委で公表
 
 経済産業省が18日開いた関西電力の家庭向け電気料金値上げを審査する専門委
員会で、関電は原発関連の安全対策工事費として2013~15年度に計約1950億円の
設備投資計画を原価に織り込んでいることを明らかにした。東日本大震災を踏ま
えて津波対策などを強化する。
 工事の内容は原発を浸水から防ぐ防潮堤の建設や非常用発電機の設置など。同
様の工事費は11年度は129億円、12年度は253億円だったが、13~15年度は年平均
650億円程度となる。
 設備投資総額は、競争発注による支払額の削減を見込み、08年度の前回改定よ
り319億円減の3699億円とした。
 関電は高度成長期に建設を進めた鉄塔や変圧器などの送電設備の改修が必要で、
設備投資に一定の金額が必要だと主張した。
停止中の美浜原発1~3号機など計7基の原発に関しては、原価算定の対象とし
ている期間以降に稼働すると見込み、減価償却費や維持運営費を原価に織り込ん
でいることも明言した。(後略)   (2013/1/19東京新聞より抜粋)
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