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たんぽぽ舎です。【TMM:No1755】
2013年2月22日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.除染除染と除染神話の嘘と罪
 足尾鉱毒時恵権の教訓=毒塚は証言する(乱鬼龍 川柳作家)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇2/27(水)17:00~ 院内集会:どうなる「発送電分離」?!
  ~電力システム改革のゆくえ(主催 eシフト)
 ◇2/28(木)15:00~院内集会・記者会見(主催 被ばく労働ネット)
 ◇3/3(日)13時30分~ 明治大学リバティーホール
 福島・首都圏の集い - 福島原発災害に学ぶ -
★3.新聞・雑誌から
 ◇電力9社、原電支援へ 破綻回避(資金繰り)へ1200億円超検討
 (2月22日 東京新聞)
 ◇築地市場移転予定地近くで、ヒ素 基準の52倍検出
 (2月22日 東京新聞)
★4.たんぽぽ舎の活動
 1ヶ月の家賃60万円強―たんぽぽ舎の財政(柳田真)
━━━━━━━
※あす23日(土)17時半から、学習会:第10回 隠ぺいされた福島原発事故
徹底分析「チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故」
講師 槌田敦さん、参加費800円
場所 スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)、
━━━━━━━
※24日(日)たんぽぽ舎第25回総会と記念講演
(第1部から第3部まで、たんぽぽ舎の会員以外の方も参加歓迎)
13時~ たんぽぽ舎総会(活動経過報告、財政報告、今後の方針案など)
15時~(参加費800円)
  黒田節子さんのお話「福島の今を語る」
  山崎久隆さんのお話「再稼働阻止するためには何が必要か」
17時半~懇親・交流会(参加費 2500円)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.除染除染と除染神話の嘘と罪
 │ 足尾鉱毒時恵権の教訓=毒塚は証言する
 └────(乱鬼龍 川柳作家)
 
 私の生まれ育ったところは、群馬県邑楽(おうら)郡というところで、今か
ら百余年前の日本の公害の原点といわれる「足尾鉱毒事件」被害の地元でした。
 1970年、宇井純さんらの「公害言論」、そして、翌71年から鉱毒地一帯を巡
る「渡良瀬川公害シンポジウム(第1回は、群馬県館林市で開催)などを通じ
て学んできた者として、今日の福島県等における「除染」を巡っての問題は、
実に憂いべきものがある。
 足尾鉱毒事件では、汚染された土の表土を削って土盛りした山を「毒塚」と
呼んだが、今日の福島の現状はまさに「毒塚」の山であり、いくら除染、除染
と声高に主張したところで、その「毒」は全く消え去ることはないということ
は、まったく、自明のことである。
 
 かつての鉱毒事件ですら、今もその鉱毒は消え去ったわけではないというの
に、除染すればなんとかなるとか、帰郷できるなどというキャンペーンをはる
等ということは、今まで「原発は安全でクリーン!」という嘘を並べてきた原
発推進勢力の嘘と同様に、近い将来、確実に、それが全くの嘘であったという
ことが明らかになる日が、必ずや来るであろう。
 そのときになって「実は除染という考えは、まったく間違いでした」と、誰
が、どのような面を下げて言い訳をするのだろうか。その時になってはあまり
にも遅い、遅すぎるのだ。
 そんな事も判らない、あるいは判ったうえで「除染利権」という「現生利
益」のために、魂までも売り渡してしまったような連中のすべてを許してはお
けない。
 
 もう、3・11から2年も経とうとしている。急がねばならないことを、
 急いでやらなければならない、と思う(2013年2月21日・記)
 
 
┏┓
┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◆院内集会:どうなる「発送電分離」?!~電力システム改革のゆくえ
 http://e-shift.org/?p=2529
 
 日時 2月27日(水)17:00~19:30
 場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
 内容
 1)経済産業省・電力システム改革専門委員会事務局 より報告
 2)電力システム改革議論の現状共有とディスカッション
  船津寛和氏 (環境エネルギー政策研究所)
  大林ミカ氏 (自然エネルギー財団)
 3)講演: 町田 徹氏 (経済ジャーナリスト)
   2012年6月「東電国有化の罠」(ちくま新書)著者
 4)質疑とディスカッション
 資料代: 500円
 主催 発送電分離プロジェクト、日本消費者連盟、eシフト
 問合せ
 eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
  電話 03-6907-7217 メール info@e-shift.org
 発送電分離プロジェクト 電話 042-565-7478、fwnp7112@mb.infoweb.ne.jp
 
 
◆除染労働問題【環境省・厚労省交渉】【院内集会・記者会見】
 危険手当のピンハネを許すな!労働者として扱え!
 
 日時 2月28日(木)
 場所 参議院議員会館B107会議室
 内容 13:00~  環境省・厚労省交渉、15:00 院内集会
 
【省庁交渉・院内集会参加希望の方へ】
 ・いずれも公開で行います。参加希望の方は、12:30以降に参議院議員会館
  入口にいる担当者より、入館証をお受け取りください。
 ・担当者が見当たらない場合は、受付を通してB107会議室に連絡するか、
  被ばく労働を考えるネットワークの電話までご連絡ください。
【追加情報】
 ・翌3月1日には、除染事業のおけるピンハネ危険手当の支払いを求め、当該
  労働者が業者の社前行動を行います。詳細・取材要請はお問い合わせくだ
  さい。
 
 問い合わせ:被ばく労働を考えるネットワーク
 〒111-0021 東京都台東区日本堤1-25-11山谷労働者福祉会館気付
 電話 090-6477-9358(中村)、Eメール info@hibakurodo.net
 
 
◆福島・首都圏の集い - 福島原発災害に学ぶ -
 
 日時 3月3日(日)13時30分~17時(13時開場)
 場所 明治大学リバティータワー1階 リバティーホール
 主催 現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、
    福島原発事故緊急会議、反原発自治体議員・市民連合
 協賛 フォーラム平和・人権_環境、首都圏反原発連合
 問い合わせ 経産省前テントひろば(070-6473-1947)
 
 東電福島第1原発の大事故から、2年が経過しようとしています。今でも5
万人以上の母と子を中心とする人々が県外避難を余儀なくされています。福島
に残った人々も放射能と将来の生活を巡って恐怖と不安の中での生活が強いら
れ、30万人以上の人々が仮設住宅や借り上げ住宅での生活です。
 放射線量は福島 の大部分で東京の10倍以上、「放射線管理区域」に該当す
る地域が福島の3分の2です。帰宅困難区域や居住制限区域への帰還は5年~
30年先のこととされています。
 経産省前テントは「福島原発大事故・災害」の原点に還りつつ、脱原発、反
原発の持続的な闘いの共同のひろばとしての役割を果たしていきたいと改めて
決意しています。福島を忘れてはならい、福島を風化させてはならいと思いま
す。
 私たちは原発災害の原点に立ち返り、福島の現実を理解することが重要だと
思います。福島県外への避難者、仮設住宅・借り上げ住宅の方々、福島の農・
漁民の方々など「福島の現実」に生き抜く人々の様々な声を真剣に聞きたいと
思います。(詳細)http://2011shinsai.info/node/3623
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◆電力9社、原電支援へ 破綻回避(資金繰り)へ1200億円超検討
 (2月22日 東京新聞)
 
 沖縄電力を除く9電力会社は、原発専業の日本原子力発電が資金繰りに行き
づまらないよう支援する方針を固めた。1200億~1300億円規模の債務
保証や資金支援をする方向で調整している。敦賀原発(福井県)など3基の原
発を動かすめどがたたないため、銀行から融資を受けられないおそれがあるか
らだ。しかし、電力会社は相次いで電気料金値上げを決めており、業界内の支
援にお金を使うのは利用者の反発をまねくおそれがある。(中略)
 日本原電も資金を確保するため、必要のない不動産を売るなどリストラを進
める。原発が止まっているため、すぐに必要ではない核燃料「ウラン」を売る
ことも検討している。ただ、手元の資金を手厚くするには足りない。このため、
日本原電が持つ日本原燃(青森県六ケ所村)の株式を9電力で計200億~300億
円分買い取り、資金支援する。(後略)
 
<3面から>原発維持、支え合い 費用=利用者負担も
・・・では、なぜ支援するのか。日本原電の経営が行き詰ると、各電力につけ
が回ってくるからだ。電力魚介は日本原電の株主であり、5電力は電気も買っ
てきた。出資金は返らず、廃炉などの費用を負担させられる恐れもあるのだ。
(中略)原発事故で実質国有化された東電は今回、債務保証には加わらない。
(中略)電力会社幹部は「方針が決まらないと再稼働のための投資も、廃炉の
決断もできない。展望がないまま、お金が出ていく」と嘆く。
 
 
◆築地市場移転予定地近くで、ヒ素 基準の52倍検出
 (2月22日 東京新聞)
 
 築地市場(東京都中央区)の移転予定地に近い江東区豊洲六の土壌から有害
物質のヒ素が最大で国の基準値(1リットル中0.01ミリグラム)の52倍の濃
度で検出されたと土地を所有する東京ガス子会社が21日発表した。(中略)
 国の示している目安では、基準の10倍を超える場合は自然由来とは考えに
くいとされている。予定地では、これまでにもベンゼンやヒ素が検出され、都
が対策工事を進めている。(中略)
 豊洲地区への移転に反対している日本環境瓦解の畑明朗前会長は「50倍を
超える濃度は依然由来とは考えにくい。地下水は動くので、市場予定地に影響
を及ぼしかねない」と問題視。築地市場の関係者は「驚くというより、やっぱ
りという感じ。予定うぃお含む埋立地は汚染の懸念があり、市場を移転する計
画時税に無理があった」と切って捨てた。
 
 
┏┓
┗■4.たんぽぽ舎の活動
 └────
1ヶ月の家賃60万円強―たんぽぽ舎の財政
会員の会費と講座開催とパンフ普及でやっと…
 
○たんぽぽ舎の1ヶ月の家賃は、事務室のある5階と(30万円)、講座専用室
 の4階(33万円)と本や諸資料を預けている分室(借料2万円)の3つで、
 合計が65万円になる。5階と分室は創立以来の25年弱、4階は3・11福島大
 事故後の2年弱である。
○これを賄うのは主に3つ:(1)たんぽぽ舎会員の会費、(2)4階の講
 座・学習会を主とした収入プラス貸し会議室収入(3)小冊子(パンフ)や
 DVDなどの作成、普及の収益だ。他にいくつものカンパがかなり寄せられる
 (夏、冬のボーナス時が多い)。たんぽぽ舎はどこの政党からも、また国や
 市の行政からも、一銭の援助も受けていないので、全くの自立財政である。
 当然「一定の赤字」が出るが、それは事務局数人でかぶって支えている。
 (パンフ、本が普及すると収入がかなり増える)。
○年間財政は、5階が1000万円、4階が400万円、分室が25万円、他に独立財
 政として、原発現地支援のツアー=5~600万円(1年に12回、行き先=昨
 年は3月福島へバス2台、大飯へ数回、伊方3回、東海村など多かった)で
 合計2000万円程(1年間)
○なお5階と4階の運営はたんぽぽ舎として、当然一体だが、財政上は設立の
 経緯から別々(独立財政)になっている。
○たんぽぽ舎は多くのボランティアの熱意と行動、そして財政負担によって、
 24年間支えられてきた。感謝!(柳田真)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1754】
2013年2月21日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
 
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.東通原発敷地の活断層に関連し、
   下北半島全体の地体構造を解明すべきだ
   「活断層隠し」は許されない
   規制庁が真にまともな規制を行うつもりならば
      山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.新聞・雑誌より2つ
  ◆増える汚染水 遠い廃炉 福島第一原発 高い線量 近づけず
   作業手探り 技術も途上  (2月21日朝日新聞朝刊から抜粋)
  ◆原電、市に7億円寄付へ 敦賀原発「活断層」判断後も
                (2月19日朝日新聞より抜粋)
★3.メールマガジン編集部より
  ○原稿が多いときは1日に2回配信、メルマガの問い合わせには電話番号の記入も
  ○「テント守れ」ハガキ順調
  ○たんぽぽ舎24周年=25回総会は2月24日(日)です  柳田 真
━━━━━━━
※2/23第10回槌田ゼミ-参加歓迎!
    隠ぺいされた福島原発事故徹底分析
   「チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故」
講 師:槌田 敦さん(核開発に反対する会代表)
日  時:2月23日(土)17:30より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.東通原発敷地の活断層に関連し、
 |  下北半島全体の地体構造を解明すべきだ
 |  「活断層隠し」は許されない
 |  規制庁が真にまともな規制を行うつもりならば
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
○ 東北電力東通原発敷地内で確認された「活断層」。しかしこれは「点と線」
の問題ではない。「面」の問題だ。
 下北半島全体の地形は、地殻変動で形成された。断層は頻繁に繰り返し動いて
きたことも今回の調査で明らかになってきた。これが意味するのは、この場所で
見つかる「活断層」は、この地域の最大の断層である「大陸棚外縁断層」の派生
または連動で形成された可能性があることだ。
 仮に「東通断層」と、今回の断層を呼ぶとしたら、その南に位置する六ヶ所村
には「出戸西方断層」があるが、これは大陸棚外縁断層の陸上延長断層とみられ
ている。似た構造にあるわけだ。
 大陸棚外縁断層もまた、この地域一帯の地体構造の一部を形成する。その中で
も最大の構造は言うまでもなく下北半島沖のプレート境界である。
○ 日本海溝から千島海溝へとつながる海溝軸は、ちょうど下北半島の沖、釧路
の沖といっても良い場所で曲がっている。北海道側の千島海溝では十勝沖地震
(1843、1952、2003など)や根室沖地震(1994や1969など)といったマグニチュ
ード8級のプレート境界型地震が発生している。
 これら地震が発生するとプレートが潜り込んでいる北海道沿岸部に大きな力が
加わり、沿岸部や内陸部で断層運動による地震が発生したり、あるいは潜り込む
プレートの内部で起きる「スラブ内地震」が発生する。つまり「海溝軸外縁部か
ら潜り込み帯」が全て巨大地震の巣となる。海溝軸外縁部で起きる地震のことを
「アウターライズ地震」というが、これは沖合遙か海の下だから、揺れの影響は
少ない一方で、巨大津波を発生させる可能性が高い。また、海溝軸から陸地にか
けては断層が多数存在し、地下の震源断層が活動する際に、その断層面が大きく
変動することで、海ならば津波、陸上ならば地殻変動を起こす。その区間ではあ
わせて「スラブ内地震」も起き、これがまたマグニチュード8を超える可能性も
ある。
○ 東通原発から六ヶ所再処理工場に至る地域一帯の地体構造は、以上のような
千島海溝と北海道との関係とパラレルであろう。
 そう考えれば、東通原発や再処理工場の下にある断層は、過去に発生した巨大
地震の傷跡と考えるのが合理的であり、そんなところに原子力施設を立地した責
任をこそ問われ、再稼働云々などと言っていられる次元の話ではない。
 東北電力は東通断層を「地層が水を吸って膨らんだ」などと、未だに主張をし
ている。
 彼らには謙虚さのかけらもない。ここで見えてくるのは「工学の高慢さと理学
への偏見」である。すなわち、地震あるいは断層の評価はよほど明確でなければ
「確率的」にしかわからない。一方工学的な「強度」や「耐性」は確定的に分か
る。一定の厚みのある材料ならば、破壊に「閾値」がある。すなわち「想定の地
震に耐えられる」強度で作れば良いことになる。理学的立場ならば、常に確率的
に起こり得る地震や津波の影響を、工学的には「一定の範囲ならば確定的に防衛
可能」となる。そこに、大きな落とし穴が待ち受けている。
 想定外の力が加わればいかなる強度設計も無効になるのは当然だ。従って、想
定を超える応力が生ずる「かもしれない」といったことは「あってはならない」
ので、その可能性のある断層は「活断層」であってはならない。理学は「確定的
に活断層」などとは言えないことを逆手にとって「膨潤の可能性もあるだろう」
と、工学の立場から難癖を付ける。これが今まで繰り返されてきた「活断層隠し」
の正体だろう。
 規制庁が真にまともな規制を行うつもりならば、言うべきことは一つだけ。
「東通原発を含む下北半島地域は原子力施設の立地は不適当だ」と、これしかない。
 
 
┏┓
┗■2.新聞・雑誌より2つ
 └──── 
 
◆増える汚染水 遠い廃炉 福島第一原発
 
 放射線が廃炉作業を阻み、放射能汚染水だけが増え続けていた。20日、朝日新
聞記者が原子力規制庁の検査官に同行し、まもなく事故から2年がたつ東京電力
福島第一原発の内部をみた。廃炉作業が完了するのは2050年ごろ。気の遠くなる
作業は始まったばかりだ。
 
高い線量 近づけず
 
 4号機原子炉建屋最上階からは鉄骨がぐにゃりと曲がって鳥の巣のようになっ
ている建物が見えた。炉心溶融事故で水素爆発を起こした3号機の原子炉建屋だ。
4号機にいるような作業員の姿はない。無人操縦のクレーンが屋上のがれき撤去
をしていた。
 原子炉建屋内部の放射線量は毎時20~100ミリシーベルト。人が容易に近づけ
ない。(中略)
 一方、1~3号機の事故で溶けた燃料を冷やした水と建屋に流入した地下水が
混ざり、汚染水は増え続けている。汚染は除去しきれず、敷地内にタンクで保管
している。2011年7月は約1万トンだった汚染水は、今年2月には23万トンに増
えた。今も1日数百トンずつ増えている。建屋の地下にも10万トン程度のたまり
水がある。(中略)
 ほとんどの放射性物質を除去できる装置アルプスは昨年中に稼働予定だったが、
廃棄物を入れる容器の耐久性に問題が指摘され、計画が遅れている。漁業関係者
らの反発もあり、汚染を取り除いたとしても処理水の海洋放出は当面難しい。今
後さらにタンクを増設の予定で、汚染水の扱いは自転車操業が続く。東電は15
年までに敷地南側に70万トン分までタンクを増やす計画だ。(中略)
 
作業手探り 技術も途上(中略)
 
 現在、爆発で飛び散ったコンクリート片などのがれきの撤去が進んでいる。炉
心溶融事故を起こした1~3号機の溶けた燃料の取り出し作業は2022年ごろ
までに始まる見込みだ。
 1~3号機原子炉建屋は現在も放射線量が非常に高く、作業員が容易に近づけ
ない。事故で溶けて原子炉から漏れ出た燃料は格納容器や配管などに散らばって
いると見られるが、どこにあるかわかっていない。
 燃料を取り出すためには、格納容器を水で満たす必要がある。しかし、事故で
格納容器が破損、溶けた燃料を冷やして出た放射能汚染水が漏れ続けている。水
が漏れている場所もわかっていない。(中略)
 国の原子力災害対策本部(本部長・安倍晋三首相)は8日、民主党政権による
「政府・東電中長期対策会議」を廃止し、「福島第一原発廃炉対策推進会議」を
立ち上げた。廃炉作業を加速させる安倍首相の方針を受けた。だが、政府が難題
山積の状況を打開するための対策を打ち出せるのかは未知数だ。
 (編集委員・服部尚)(2月21日朝日新聞朝刊から抜粋)
 
 
◆原電、市に7億円寄付へ 敦賀原発「活断層」判断後も
 
 福井県敦賀市の敦賀原発を保有する日本原子力発電(東京)が同市に2013年度
に約7億円を寄付することで市側と合意したことが、市関係者への取材でわかっ
た。原子力規制委員会が2号機原子炉建屋直下の断層を「活断層の可能性が高い」
と判断し、廃炉の公算が大きくなった後の決定だった。(後略)
  (2月19日朝日新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■3.メールマガジン編集部より
 | ○原稿が多いときは1日に2回配信、
 |  メルマガの問い合わせには電話番号の記入も
 | ○「テント守れ」ハガキ順調
 | ○たんぽぽ舎24周年=25回総会は2月24日(日)です
 └──── 柳田 真
 
(1)原稿が多く寄せられた時は(嬉しい悲鳴)発信作業者の手配がつけば、
「1日、2回発信」します。原稿を寄せられた人の気持ちを考えて、またニュー
スの鮮度は早い送信の方が良いので。ただし、全員ボランティアなので、1日2
回の発信作業(校正も含めて2~4時間)が無理の時もあります。その時は「翌
日以降」になりますので、ご了承下さい。
 
(2)メールでいくつかの問い合わせがあります。1日数通問い合わせの日は返
事にかなり時間と労力がかかります。可能ならば、問い合わせ等の時は電話番号
も記入していただくと幸いです。(電話番号での答えの方が早くできる可能性あり)
 たんぽぽ舎は財政事情もあり、基本はボランティアです。
 専従は1名で、かつ食品の測定が一定の仕事量です。人手不足をご配慮下さい。
日刊でのメルマガ発信は問い合わせへの返信も含めて、かなりの人手、労力、そ
して費用がかかっています。
 
(3)2月19日(火)小雪の中を経産省前のテントを守る活動をされた帰途にたん
ぽぽ舎会員のMさん(江戸川区)がわざわざ寄って下さいました。「テントを守
ろう」のハガキ(3枚1組プラス大臣などの宛名を書いたちらし1枚)を50組
(1万円)購入されました。感謝!
 これまでの再稼働阻止のハガキ(先例)の時は1万5000枚も普及できましたが、
それも、こういう多くの人に支えられていたからです。先週の金曜日の官邸行動
の日も、「テントを守ろう」ハガキに多くの好反応がありました。
 
(4)なお、2月19日(火)の定例のテントを守る活動(火曜日はたんぽぽ舎の
自主設定日)には、山本さん(男性)、山田さん(女性)など、7~8名が参加
された。
 
(5)たんぽぽ舎は今、2月24日(日)たんぽぽ舎24周年=25回総会の準備に追
われています。議案書つくり(経過と方針)、決算と予算案作り、新しい人事
(運営委員、応援する人)などなど。猫の手も借りたいほど。新しく参加して下
さる人々が10人近くになり、強力な人事になる予定。嬉しい出来事です。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1753】
2013年2月20日(水)その2地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「東電体質」は今でも依然として続いている
   何があっても情報の隠蔽をまず考えるのが「東電体質」
   「地震で原発設備が損傷したこと」を隠したかった
   規制庁も各電力会社も安全基準が決まるまでは隠したかった
   (隠したい)=共犯者      山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.電気料金の「過払い」を取り戻そう 運動への道のり
   値上げの原因は原発が稼働しないために儲からない分のつけ
                   矢嶋理恵(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
   2月22日(金) 東電の隠蔽体質を改めて追及しよう!
              神奈川 金子やよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌から2つ
 ◆東通原発「多数の活断層」一致
  規制委チーム 報告書案を議論 (2月18日東京新聞より抜粋)
 ◆大間原発 建設凍結を 函館市長ら政府に要請書
                 (2月19日 東京新聞より)
━━━━━━━
※  ワンコイン上映会
  『主権在民~フクシマから東海村へ』 西山正啓監督作品
日 時:2月21日(木) 18:30開場 19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
主  催:たんぽぽ舎    参加費:500円
     お楽しみ上映会あり
 
 
※いますぐ原発ゼロに! 大飯原発を停止せよ 真下に活断層あり
 第44回首相官邸前抗議行動は、2月22日(金)18:00から20:00。
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
 17:20に1~5班にわかれて官邸前、国会前へ出発。20:20総括集会。
 
 
┏┓
┗■1.「東電体質」は今でも依然として続いている
 |  何があっても情報の隠蔽をまず考えるのが「東電体質」
 |  「地震で原発設備が損傷したこと」を隠したかった
 |  規制庁も各電力会社も安全基準が決まるまでは隠したかった
 |  (隠したい)=共犯者
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
 国会事故調査委員会が2012年2月に「第一原発1号機立ち入り調査」を東
電に対して求めたところ、東電担当者は「1号機建屋にはカバーが掛けられ、内
部は真っ暗で入ると極めて危険であり、さらに東電職員はエスコートしない」と
回答した。これにより、余りに危険で、何かあったら事故調査そのものが継続で
きなくなる恐れがあるとして、事故調委員の立ち入り調査が見送られた。
 しかし「真っ暗」というのは全くの虚偽で、建屋カバーは透過性で日中は光が
入りこみ、さらにカバーには照明装置も取り付けられているので、調査が可能な
照度はあったことが明らかになった。
 事故調が調べようとしていたのは1号機の「IC・隔離時復水器」だった。こ
の装置は地震時に揺れによって損傷し、放射能を含む冷却材が漏れ出した可能性
が指摘されている。もし事実ならば、地震により原発の重要設備が損傷したこと
になり、事故シナリオそのものが書き換えられることになる。特に1号機につい
ては、他には見られない急激な原子炉水位の低下があったのに、その原因が特定
されていない、とても不思議な原子炉だ。
 事故から2年が経とうというのに、主要な事故シナリオさえ確定されず、炉心
水位の低下の原因といった最も重要な事故の経緯が不明なまま、運転再開の前提
となる安全規制問題が議論されていることになる。まず、少なくても1号機の冷
却材喪失原因が突き止められなければ、安全基準の策定など本来は出来はしない。
 1号機立ち入り調査妨害事件について東電はホームページなどで「虚偽説明だ
ったこと」は認めている。しかしそれは「何かを意図したものではなく」「担当
者の思い込み」だったとしている。しかしこれもまた「虚偽説明」である。
 意図は明確だ。立ち入り調査をさせないようにしたかったのだ。もし調査に協
力するつもりがあったならば対応は全く異なるはずだ。まず撮影された映像を精
査しながら、現場の明るさや安全性などを検討するはずだ。そうすれば十分な照
度もあることが明らかになる。立ち入り調査をさせないための説明をするにあた
り、提出したデータの時期が「建屋カバー設置後」なのを「前」と虚偽説明し、
今は真っ暗などと言ったのだから、明確に調査を妨害する意図があったと見なせ
る。
 一方で東電は、第三者委員会をつくり、この説明が本当に何か意図があったの
か、取締役などの幹部が関与していないか、何処まで会社の上部まで伝えられて
いたのかなどを調べるという。
 本来第三者委員会を作って調べるならばその主体は規制庁か国会だろうが、そ
のような動きは規制庁にも国会にもない。
 東電がこの調査をいやがる訳は十分にある。主要設備が地震で壊れた結果、早
期に炉心冷却が不可能となって1号機が炉心崩壊を起こしたのだったら、全原発
に地震と原発事故の影響調査が必要となる。安全審査のやり直しに等しい事態に
なる。
 福島第一原発で観測された揺れの大きさは基準地震動Ssと同程度である。一
方ストレス・テストなどで主要な配管や制御棒駆動系の耐久性は「Ssの少なく
ても1.7倍以上ある」ことになってるから、ストレス・テスト(及びその以前
に行われていた耐震バックチェックも含む)をクリアした原発として稼働してい
る大飯原発3、4号機も安全とは言い切れないことになる。
 おそらく規制庁も電力各社も、安全基準が決まるまでは「隠ぺい」したかった
のだろう。こんなとんでもないことをいつまでも許していてはならない。
 
 
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┗■2.電気料金の「過払い」を取り戻そう 運動への道のり
 |  値上げの原因4は原発が稼働しないために儲からない分のつけ
 └──── 矢嶋理恵(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 昨年9月から、東電管内では電気料金が値上げになりました。
石油の値段が高くなったから、とか再生可能エネルギーの単価が高い、とかいろ
いろと理由は付けられていますが、この値上げは、原発が稼働しないために儲か
らない分のつけを消費者が払わされているに過ぎません。その分(原発損失分)
は電気料金の約10%に上るといいます。
 原発はいらない、とこんなに声を大にして言っているのにもかかわらず、私た
ちが原発のための電気料金を肩代わりして、陰ながらその損失分を支えてしまっ
ているのは、とても矛盾したことですし、怒りを感じます。だから、原発損失分
の電気代は「過払いである」と考えてその返還を求めようと訴訟を起こすのは、
とても新鮮であるとともに、もっともなことであると感じました。
 原告はコアメンバーの数人でいいのです。利害を共にする第3者が補助参加と
いう形でたくさん集まることを期待するということでした。補助参加は、電気代
の明細さえ分かれば(伝票が無くても、東電に問い合わせれば教えてくれます)
誰でも参加できます。少しでも東電にインパクトを与えるためにも、これから補
助参加なり原告希望なりのメンバーが増えてくれることを期待しています。なお、
月1回のペースで相談会は開催するとのことです。
 
 
※この報告は槌田敦さん呼びかけで2月16日(土)に開かれた
 「原発負担を拒否する運動」の第1回相談会の内容です。
 2回目は3月20日(水・祝)の予定です。詳細はお問い合わせください。
 
 
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┗■3.神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
 |  2月22日(金) 東電の隠蔽体質を改めて追及しよう!
 └──── 神奈川 金子やよい(たんぽぽ舎ボランティア)
 
福島第一原発1号機の調査妨害が明らかになり、いかなる汚ない手段を使っても、
地震が原因で破損したとの調査結果を出させまいとする東電のやり方が明らかと
なった今、改めて事故の真実と責任を明らかにさせるために、東電電力に向かい、
声をあげてゆきましょう!
コースは前回と同じ、 桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅
前広場  の約1時間のコースです。2月22日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、
デモ出発前の 18:00~19:00 は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピ
ールを行います。途中参加、途中離脱自由、プラカード、鳴り物、コスプレ(当
日は、猫の日、ネココスプレも!)大歓迎。それぞれが自由なスタイルでアピー
ルしてます。横浜で一緒に声を上げましょう!デモの後、有志にて交流会もあり
ます。
 お問い合わせ 金子 09065403771 まで
 
 
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┗■4.新聞・雑誌から2つ
 └──── 
 
◆東通原発 「多数の活断層」一致
 規制委チーム  報告書案を議論
 
 東北電力東通原発(青森県東通村)の断層を調べている原子力規制委員会の専
門家チームは18日、3回目の評価会合で、敷地内に多くの活断層がある可能性が
高いとの評価報告書案でおおむね一致した。
 この日提示された報告書案では、敷地内に数多く見られる新しい年代の地層の
乱れや地形のゆがみは、下層の断層が動いたことによりつくられたと判断。東北
電は岩盤が地下水を吸って膨張した力でできたと主張してきたが、報告書案は
「根拠が乏しい」と疑問を示した。
 また、東北電の調査内容では、敷地内の断層の詳しい状況が分からないと指摘。
敷地外の広い地域も含めて地質調査を行い、敷地内の断層との関連性を調べるこ
とを求めた。東北電が活動性はないとしている原発の重要施設直下を通る断層に
ついても、「さらなる検討が必要」とした。
(後略)                 (2月18日東京新聞より抜粋)
 
 
◆大間原発 建設凍結を 函館市長ら政府に要請書
 
 北海道函館市の工藤春樹市長らは19日、電源開発(Jパワー)が青森県大間町
で進める大間原発建設の無期限凍結を求める要請書を政府などに提出した。政権
交代後は初めて。市は建設差し止め訴訟を準備しており、政府の対応を見て、提
訴するかどうか決める。
 工藤市長は経済産業省や自民党本部を訪問し、市に隣接する北斗市や七飯町の
首長らも同席した。工藤市長は「東京電力福島第1原発事故以前の安全神話の中
で建設が進められた大間原発には反対だ」などと訴えた。
 要請書は「大間原発から函館市までの距離は最短23キロ。事故が起きれば、観光
や漁業、農業を基幹産業とする道南地域の経済に壊滅的な打撃を与える」と指摘
している。
                      (2月19日 東京新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1752】
2013年2月20日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
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★1."経産省前テントひろば"を守ろう!ハガキを出そう!
   3枚1組 200円
   ~全国の脱・反原発運動の希望の灯台を消すな~
                  横田 朔子(たんぽぽ舎ボランティア)
 
★2.「美しいモンゴルを核のゴミ捨て場にしないために」報告
    モンゴルの核処分場問題は止まっていない
                  S・K(カトリック正義と平和協議会)
★3.「経産省前テントひろば」からのお知らせ──3月3日集会
   (お問い合わせは主催者へお願いします)
★4.新聞・雑誌から2つ
 ◆地震保険料15パーセント上げ 来年7月めど リスク見直しで
                 (2月18日 日経新聞より抜粋)
 ◆関電、7月に調査報告
                 (2月19日 朝日新聞より
 
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┗■1."経産省前テントひろば"を守ろう!ハガキを出そう!
 |   3枚1組 200円
 |   ~全国の脱・反原発運動の希望の灯台を消すな~
 └──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)
 
◆テントは全国の脱・反原発運動の希望の灯台!
福島第一原発の過酷事故から6カ月目の2011年9月11日、「経産省を囲む
人間の鎖」「脱原発10日間ハンスト」が行われたその日、テントは経産省前に
建てられました。以来24時間、3交代制で寝食を共にしながら多くの仲間たち
がテントを守り続け、はや527日目を迎えました。
いまや福島をはじめ全国の脱・反原発運動の持続的な闘いの共同のひろばとして
定着し、日本人・外国人の誰でもが立ち寄れる、心のよりどころとなっています。
さらに毎週金曜日の夕方は生放送で「テントから全国・全世界へ!あおぞら放送」
は世界への情報発信基地にもなっています。
◆原発推進安倍政権はテントの強制撤去=脱・反原発運動潰しを狙っている!
野田政権下では撤去したくても、官邸前の抗議行動は日増しに参加者が膨れ上が
り、さらにそれに呼応した全国の金曜日抗議行動の拡がりや圧倒的な国民の脱原
発の声を無視できなくなり、強制的に撤去できませんでした。
 しかし自民党への政権交代以後、安倍政権下で経産省によるテントひろばへの
撤去命令は執拗に続いています。また、在特会等によるテントへの罵詈雑言、テ
ントそのものへの暴力行為が目立ってきました。
 安倍政権はいつ、どのような形で強制撤去に踏み切るのか。あるいは右翼の暴
力的行為に警察が介入する形で撤去?まったく予断を許さない状況が続いていま
す。
 原発推進・再稼働と海外への原発輸出を目論む安倍政権は、テントの強制撤去
によって国民的な脱・反原発運動を潰しにかかろうとしています。
◆テントを守ろう!ハガキ運動を2月1日官邸前で開始!
たんぽぽ舎と経産省前テントの「テントを守ろう!ハガキをだそう!の呼びかけ
が、官邸前抗議行動の参加者に大反響!
私たちは非暴力・不服従の姿勢を貫きながら、「テントを強制撤去させないぞ!」
の意思表示として、安倍総理、茂木経産大臣等に全国からハガキを大量に出して
いこう! 家族・友人・知人等周りに広げよう!
★驚くなかれ。1919年(大正8年)、ある学校で学生たちの間に問題の多い
教頭排斥が起こり、ストライキ戦術も含む様々な議論がなされた結果、学生の犠
牲を最小減にするためハガキを出そうという事になり、有志の学生たちが毎日1
枚ずつ教頭に辞職勧告のハガキを出し続けた。1枚、50枚、100枚という具
合に毎日教頭宅にハガキが舞い込む。初は「不都合な示威運動に絶対譲歩しない」
と見向きもしなかった頑固一徹の教頭も、ハガキが500枚に達した時、(好い
加減不安を感じていた故)妻の勧めを受け入れて辞表を出したというハガキ運動
の歴史が記されている。ちなみに1919年は第一次世界大戦(1914~1917年)の2年
後である。(底本:「現代ユウモア全集第二巻。堺 利彦集」現代ユウモア全集
刊行会。1928/昭和3年10月20日発行)
多数の要請・抗議ハガキを受け取る人の心理は、昔も今も変わりはないのではな
いかと思います。
 安倍総理や関係大臣に全国の「脱・反原発」の声として本気で「テントを強制
撤去しないで!」のハガキを出し続けましょう!
 
1.たんぽぽ舎      TEL  03-3238-9035
             Fax 03-3238-0797
2.経産省前テントひろば TEL  070-6473-1947
 
★ハガキセット 3枚1組 200円 の郵送をご希望の方は、
 たんぽぽ舎へお申し込み下さい。   
郵便振り込み番号 00180-1-403856(たんぽぽ舎)
 通信欄に『ハガキ代金』とご記入の上、お振り込み下さい。
 
 
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┗■2.「美しいモンゴルを核のゴミ捨て場にしないために」報告
 |  モンゴルの核処分場問題は止まっていない
 └──── S・K(カトリック正義と平和協議会)
 
 2月14日、スペースたんぽぽで上記学習会が行われた。講師は芝山豊さん(清
泉女学院大学 専門はモンゴル文化)。この学習会は日本カトリック正義と平和
協議会との共催で行われた。芝山さんは原発関係の専門家ではない、と前おきを
したうえで、それでもモンゴル研究者の視点で私たちの関心を呼び起こす話をし
た。
 レジメの冒頭には「今日 知っていただきたいこと」として
 
1. モンゴルの核処分場問題は止まっていない
2. モンゴルに核処分場をつくるための日本の原発輸出の準備は着々と進んでい
  る
3. 核選択はモンゴル国民の総意ではない
4. CFS構想(包括的燃料サービス構想)を根絶しない限り脱原発はあり得ない
5. モンゴルの核汚染は既に始まっている
6. モンゴルへのオリエンタリズムを自覚して真の友人としてできることを
 
の6つの項目をあげた。2011年5月、毎日新聞がモンゴル産ウラン燃料を原発導
入国に輸出し、使用済み核燃料はモンゴルが引き取るというCFS構想(包括的燃
料サービス構想)の日米モンゴル間合意を報道し、大きな反響を生んだ。しかし
9月にモンゴル大統領が国連総会で核廃棄物持ち込み否定の演説をして人々の関
心は薄くなった。
しかし原発導入、核廃棄物処理をめぐり日本、中国、各国はモンゴルを狙ってい
る。
自分たちの核のゴミ処理のために他国を利用する、そのことに対して意識と知識
を持ち、脱原発の活動を進めていきたい。
 
 
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┗■3.「経産省前テントひろば」からのお知らせ──3月3日集会
 |  (お問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 
 
◎経産省前テントひろばが中心になって以下の集いが取り組まれています。多く
の方々のご参加を!
 
  3.3 福島・首都圏の集い  ―福島原発災害に学ぶー
 
日時:2013年3月3日(日曜日)13時30分~17時(13時開場)
場所:明治大学リバティーホール
内容:「福島の現実」を語る…福島からの避難者、仮設住宅・借り上げ住宅の方
    々、濃・漁民の方々。
   原発入らない福島の女たち、ふくしま集団疎開裁判の会、子どもたちを放
   射能から守る福島ネットワーク、希望の牧場、飯館の新天地を求める会、
   井戸川元双葉町町長などの発言も予定
 
主催:現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、
   福島原発事故緊急会議、反原発自治体議員市民連盟
協賛:首都圏反原発連合、フォーラム平和・人権・環境
連絡先:経産省前テントひろば(070-6473-1947)
 
 
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┗■4.新聞・雑誌から2つ
 └──── 
 
◆地震保険料15パーセント上げ 来年7月めど リスク見直しで
 
 政府と損害保険各社は2014年7月をめどに、家庭向け地震保険の新規契約の保
険料を15パーセント程度引き上げる。東日本大震災を踏まえ巨大地震発生のリス
クが高まったと判断したためだ。損保各社は南海トラフ地震の被害推計を検証し、
15年以降の追加値上げも検討する。値上げの影響を抑えるため耐震性の高い建物
の割引率は高めるが、負担増で加入者離れが起こる可能性もある。(中略)
 11年の東日本大震災で保険金の支払いが1兆2000億円を超え、将来の震災発生
リスクが高まった。大震災を踏まえ昨年12月に政府の地震調査研究推進部が新た
な検証結果を公表。算出機構は影響を精査し、全国平均で約15パーセントの値上
げが必要と判断した。
 損保各社は14年7月に続く第2弾の値上げも検討する。太平洋の南海トラフを震
源とする巨大地震が起こった場合の影響を十分保険料に織り込めていないためだ。
値上げ幅は地震調査研究推進本部が南海トラフ地震の新たな検証を終えてから決
める。短期間に2度の大幅値上げとなる。
(後略)                (2月18日 日経新聞より抜粋)
 
◆関電、7月に調査報告
 関西電力は18日、全国で唯一稼働中の大飯原発(福井県)の敷地内で重要施設
の非常用取水路を横切る断層の追加調査計画の詳細を発表した。活断層の可能性
があるかについて判断するため、敷地内に試掘溝を掘って確認し、7月中ごろに
も報告をまとめる。
 計画では、3号機から南に約170メートルの地点を調べる。3月に準備工事を始
め、長さ約70メートル、幅約50メートル、深さ最大約40メートルの試掘溝を掘る。
 問題の断層をめぐり、規制委の有識者会合は活断層かどうか、見解がまとまら
ず、関電にデータの補強を求めていた。  (2月19日 朝日新聞より)
 
※      ズルイぞ、関電。7月まで調査をズルズル延ばして儲けて逃げ切る気。
  それに「助け舟」を出した規制委員会(島崎副委員長)のひどさ、怒るぞ!
                              (柳田)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1751】
2013年2月19日(火)その2 地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.ロシア、チェリャビンスクに隕石落下-ロシアの核施設から
   わずか90キロの近さ あわや第二のチェルノブイリ
                    山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.メールマガジン読者からのイベント案内
  ◆2年目の3.11【スリー・ノン(3NON)の女たち WALK in 郡山】
★3.新聞・雑誌より4つ
    ◆公聴会で見えた9電の傲慢さ
                   (2月16日朝日新聞「声」欄より抜粋)
    ◆「脱原発法」参院再提出へ 生活・みどり・社民 安倍政権に異議
                  (2月18日朝日新聞より抜粋)
    ◆  再稼働一色、福島県議長が退席    (2月16日朝日新聞より抜粋)
    ◆  原発「やめる」7割 本社世論調査
                   (2月18日朝日新聞より抜粋)
★4.テント日誌 2/17(日)経産省前テントひろば-526日目
   招かれざる客の来訪 原子力規制委員会をしっかり監視しよう
                    (I.K)、(K.M)
━━━━━━━
※2/21(木)ワンコイン上映会にご参加を!
 「主権在民~フクシマから東海村へ」上映
 日 時:2月21日(木)19:00上映開始 18:30より特典上映あり
 ●西山正啓監督のトークあり
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:500円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.ロシア、チェリャビンスクに隕石落下-ロシアの核施設から
 |  わずか90キロの近さ あわや第二のチェルノブイリ
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
○「異常な天災地変とは隕石落下など」と説明されて、「まあそんなことは、ほ
とんどあり得ない」と妙に納得していたのではないだろうか。
 2月15日にロシア、ウラル地方に落下した隕石は、最も近い町の名前が「チェ
リャビンスク」と聞いたとたんに、背筋が凍り付いた人もいたであろう。
ソ連時代に核兵器開発の拠点だった「秘密都市チェリャビンスク65」と「プル
トニウム生産施設マヤーク核施設」は、核実験場とともに、旧ソ連の大規模放射
能汚染現場になった施設だからだ。
 東西冷戦時代に、米国と競った核兵器開発競争で発生した大量の放射性廃棄物
が、チェリャビンスクの近郊テチャ川に捨て続けられた。また、核兵器の開発の
ためにプルトニウム生産が行われ、それが1990年まで続いた。
 1957年9月29日、この原子力施設で爆発事故が発生した。当時5基の原子炉と
再処理施設を有していたマヤーク施設で、高レベル廃液を貯蔵していたタンクの
冷却装置が故障し、崩壊熱で高温になった廃液タンクが爆発した。
 爆発規模はTNT火薬に換算して70トンほどで、およそ1000メートル上空まで
放射性廃棄物を巻き上げ、北東方向に幅約9km、長さ約105kmの帯状で汚染
地域を形成、約1万人が避難した。これら避難者は1週間の間に平均520ミリシー
ベルト、最高720ミリシーベルトを被曝した。レベル6の事故とされた。チェル
ノブイリ原発事故までは史上最悪の事故だった。
○隕石が落下したのは、この地域である。ここには再処理工場から出た放射性廃
棄物貯蔵施設があり、BN600と建設中のBN800高速増殖炉がある。
 隕石は空中でいくつかに分かれ、大半は大気圏で燃え尽きたとみられるが、近
くの湖などにも落下した破片があり、全部が燃え尽きたわけではないようだ。
 幸い、地上落下ではなかったが、発生した衝撃波で少なくても4474棟の建物に
被害が出ている。1158人が負傷し、中には隕石にあたり重傷を負った人もいるよ
うだ。幸い、まだ死者は確認されていない。
 もし、この10~15トンの隕石が、地上の核施設を直撃していたらと思うと、ほ
んとうに恐ろしくなる。マヤークの核分裂生成物を貯蔵しているサイトから隕石
の一部が落下したとみられるチェバルクリ湖との間は90キロメートルしか離れて
いない。直撃を免れたとしても、核施設周辺に今も広がる汚染地帯に落ちれば、
巻き上げられた放射性物質を含む塵が拡散し、再度大規模汚染事故を起こす恐れ
もあった。
 この地域は今でも高いレベルの空間線量を観測している。
 隕石の核施設落下は「荒唐無稽」な話ではなかったのだ。
 
○[マヤーク核施設] 中国新聞より
 正式名称は「マヤーク生産協同体」。ソ連時代は、施設内の工場などで働く労
働者らが住む秘密都市(現オジョスク市)と併せ「チェリャビンスク65(旧チェ
リャビンスク40)」のコード名で呼ばれ、地図にも表記されなかった。
 1948年6月、兵器用プルトニウム生産のための最初の原子炉が稼働。半年後の
12月には再処理施設も操業を開始。1949年2月、プルトニウムを初めて取り出し
た。その後、同じ目的の原子炉を5基造ったが、1990年11月までにいずれも閉鎖
された。
 このほか、約200平方キロの工場敷地内には、現在も使用中の兵器用トリチウ
ムと民生用のアイソトープなどを取り出す原子炉2基、約60個の廃棄物貯蔵タン
ク、廃棄物貯水池、高レベル放射性廃液ガラス固化体施設などがある。従業員は
約1万5千人。
 
 
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┗■2.メールマガジン読者からのイベント案内
 └──── 
 
◆2年目の3.11【スリー・ノン(3NON)の女たち WALK in 郡山】
 
「3.11はフクシマの現地に立ちたい。自分たちの手作りの何かをしたい」
この思いを形にしましょう。3つのNONは、各自の意思表示で。
例えば、NONバイオレンス、NOニュークス、NONセクショナリズム等。
 
日程:3月11日(月)新宿発8時。バスを出します。
   現地の女たちと共にデモ行進、MASAのサックスでかんしょ踊り、
   風船、手作りバナー歓迎。
   デモ後の交流会で「グリーナムの女たち」上映、
   「イ・ジョンミ(ミニ)コンサート」、 福島報告、キャンドルナイト、
   リレートーク等。
費用:往復バス代3,000円 食事は各自
世話人&連絡先:近藤和子、青山晴江(090-8455-2512)
 
  ※サポート精神の男たちも歓迎
 
 
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┗■3.新聞・雑誌より4つ
 └──── 
 
◆公聴会で見えた9電の傲慢さ
 
 九州電力が家庭向けで平均8・51%の料金値上げ申請をしている件に関する経
済産業省の公聴会が先頃開かれた。その場で見せた9電トップの態度はあまりに
も傲慢で、利用者を見下し、本当に徹底したコスト削減に取り組む覚悟はあるの
かと疑わざるを得ないものだった。
 役員報酬は35パーセント削減するというが、それでも平均3200万円にもなる。
顧問と相談役の計3人への報酬は何と8900万円。しかもそれも値上げの根拠とな
る原価に織り込んでいるという。一般社員の給与も、九州の民間企業の年収が低
いとして「国家公務員中心のデータを基にした」とひとごとのよう。さらに「仮
に値上げしないとどうなるか」の質問に対し、社長は「1週間や1ヵ月間電気が
止まる可能性もある」と、脅しともとれる発言をしている。
 今、電力会社がなすべきは、共同仕入れなどによる火力燃料費の引き下げ努力
と、より徹底したコストの削減だろう。(後略) (2月16日朝日新聞「声」欄より抜粋)
 
 
◆「脱原発法」参院再提出へ 生活・みどり・社民 安倍政権に異議
 
 昨年末の衆院解散で廃案になった「脱原発基本法案」が3月にも、参院で国会
に再提出される見通しとなった。野党が多数を占め「ねじれ」になっている参院
で可決を目指すことで、原発維持を鮮明にする安倍政権に異議を唱えるのが狙い。
 基本法案は作家の大江健三郎氏らが世話人を務める市民グループ「脱原発法制
定全国ネットワーク」が、超党派による議員立法を呼び掛け、昨年9月に「遅く
とも2020~25年のできる限り早い時期の脱原発の実現」を掲げた法案を衆院に提
出。しかし、実質的な審議もせず、衆院解散で廃案となった。
 衆院選で脱原発勢力は後退したが、参院では10人の署名で法案提出が可能。生
活の党(参院勢力8)、みどりの風(同5)、社民党(同4)が中心となり、民
主党やみんなの党からも賛同者を募っている。再提出にあたっては、廃案になっ
た法案をベースに▽新増設の禁止▽運転開始40年で例外なく廃炉とするルールの
徹底▽高速増殖炉の即時廃止―などを書き込む方向だ。(後略)
          (2月18日朝日新聞より抜粋)
 
 
◆  再稼働一色、福島県議長が退席
 
 自民党の資源・エネルギー戦略調査会が15日、原発がある13道県の議長を招い
た意見交換の場で、出席者から原発再稼働を求める声が相次いだ。これに福島県
議会の議長が怒り、会合から退席した。(中略)
調査会メンバーで通産官僚出身の原田義昭衆院議員は「再稼働を一切認めないや
り方では国の将来を誤る」と応じた。
だが、この場で福島県議会の斎藤健治議長が「事故を責任をもって収束させずに
稼働させるなら、退席する。一緒に議論することはできない」と部屋を出た。記
者団に「福島県連は全員が反対。ああいう会合には耐えられない」と憤りをぶつ
けた。
だが、その後も出席者の再稼働要求はやまず、細田博之幹事長代行は「再稼働に
何とかこぎつけたい。福島が前向きに対応できないのは理解している」と締めく
くった。(2月16日朝日新聞より抜粋)
 
 
◆  原発「やめる」7割  本社世論調査
 
 朝日新聞社の全国定例世論調査(電話)で、原発の今後について5択で聞いた
ところ、「やめる」と答えた人は合わせて7割を超えた。
 安倍首相は先月の衆院本会議で、民主党政権が掲げた「2030年代に原発稼働ゼ
ロ」という政策を「ゼロベースで見直す」と明言した。それを受け、調査では原
発を今後、どうするか質問。「すぐにやめる」は13パーセント、「2030年より前
にやめる」は24パーセント、「2030年代より後にやめる」は12パーセントで、
「やめる」は計71パーセント、「やめない」は18パーセント、にとどまった。
 東日本大震災の発生と福島第1原発の事故から間もなく2年を迎える。「国民
の間で原発事故の被災者への関心が薄れ、風化しつつあると思う」は66パーセン
トにのぼり、「そうは思わない」の29パーセントを引き離した。(後略)
  (2月18日朝日新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■4.テント日誌2/17(日)経産省前テントひろば-526日目
 |  招かれざる客の来訪 原子力規制委員会をしっかり監視しよう
 └────  (I.K)、(K.M)
 
薄ぐもりで寒い朝、でも風がない分昨日よりはましだ。
昨夜は寒かった!と言う泊まり番の人、本当にお疲れ様でした。
午前中に神戸からご夫婦が訪れSさんなどと会話して記念写真を撮って帰られた。
カメラをぶら下げた男の方が遠慮深くテントを眺めていたので声をかけたら中学
校の先生だそうで、子供たちに教えたいからと写真を撮っていかれました。原発
の事をちゃんと教えてくれるといいなあ!
 
2時少し前招かれざる客が来て一騒動。
第2テントで川柳の会が開かれるので参加者が集まってきていたが皆テントの中
に籠って立ち去るのをじっと待つ。約20数分いつものように矛盾だらけの罵声
をあげ、テントを揺するなどして引き上げた。
 
川柳の会はなかなか盛会だったようです。
お題は“愛”“テント”“原発”とか
どんな句が読まれたのかな  (I.K)
 
 
「原子力ムラ」出身者で占められた原子力規制委員会は2月15日にやっと国会
同意を得た。が、日曜夜に泊まったテント住人は「不同意」だ。
規制委員会は重要な局面で何ら結論を出さないばかりか事業者との癒着体質を保
安院・資源エネルギー庁などから引きずってきている。
次の3つの実績が規制委員会の危険性を明白に示している。
(1) 活断層調査は、大飯も敦賀も引き伸ばしばかり
(2) 名雪審議官処分は臭いものにふたして終わらせる
(3) 国会事故調での東電の隠蔽工作を容認し調査促進しない
このように、事業者との癒着体質が明らかになってきている規制委員会・規制庁
は信用できない。幸い核問題を除いて情報公開は改善されていて、委員会や検討
チームをパソコンで在宅傍聴でき過去の議事資料や議事録も見ることができる。
今実施されている新安全基準骨子案のパブコメに対して上記批判の意見を出し、
より一層原子力規制委員会の監視を強めることが必要だ。
比較的暖かい夜だったが、早朝から冷たい風が吹いて皆トイレが近くなった。
(K.M)
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