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たんぽぽ舎です。【TMM:No1813】
2013年4月22日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
 
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.「経済産業省はテントを告訴するな!」
   「市民は変われ!」「国民を守れない司法はいらない!」
   4月19日金曜官邸前抗議行動(51回)に参加して
                斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.たんぽぽ舎の活動・運営に協力して下さい
                沼倉 潤(たんぽぽ舎事務局)
★3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
  ◆4月26日(金) 神奈川・東電デモ第19弾行います
   神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
★4.新聞・雑誌より
  ◆プール泥に高濃度放射能 福島の3高校 NPOが測定
★5.テント日誌4月17日(水)経産省前テントひろば 584日目
       これが春だという陽気はなかなか訪れないものですね   (M/O)
★6.『速報』・経産省前テントひろばより
  ◎5月10日(金)17時より18時、テントを守れ!集会(裁判とり下げろ)
         場所:経産省正門前
  ◎5月23日(木)10時より、第1回東京地裁包囲行動
         11時、第1回公判
━━━━━━━
※4/26(金)第52回首相官邸前抗議行動にご参加を!
 日時:4月26日(金)18:00から20:00 第52回首相官邸前抗議行動
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
 17:20に1~5班にわかれて官邸前、国会前へ出発。20:20総括集会。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「経済産業省はテントを告訴するな!」
 |  「市民は変われ!」「国民を守れない司法はいらない!」
 |  4月19日金曜官邸前抗議行動(51回)に参加して
 └──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 今日は財務省上で抗議行動をすることになった。コーンで仕切られた狭い場所
とは異なって解放感がある。近くで時事ネタを基にした似顔絵を並べている人が
いる。そこで反原発のアナウンサーへの「粛清」がNHKで二人も出たことを知る。
 官邸前から衆議院第二別館の車両出入り口まで抗議参加者が続く。午後7時40
分頃さらに人が増えて下まで列が伸びている。ここと比較して、国会議事堂前や
ファミリーエリアの人数は前回より減った気がする。しかし国会議事堂前のシュ
プレヒコールが面白いのだ。
 「経済産業省はテントを告訴するな!」「市民は変われ!」「国民を守れない
司法はいらない!」(官邸前でもあったそうです。)
 また福井県敦賀市から若い女性市議が来てスピーチをしていた。毎週金曜に県
庁前でデモをしているという。先日、石川県での再稼働阻止ネットワークの集会
に参加して、敦賀市では小出裕章さんの講演会に600名以上の参加者があり、若
い力が育っていると聞いたばかり。全国に金曜デモが広がりつつあると実感した。
 さらにファミリーエリアに向かう途中、「チャリデモ体験 試乗受付中 自転
車、ヘルメット、エスコート付き!」という看板と自転車3台が目に留まる。い
つも自転車隊のパフォーマンスには励まされていたが、自転車で抗議したい人の
ために貸し出してくれるとは、なんと素敵なアイディアなのだろう。
 次回、4月26日金曜官邸前抗議行動(52回)に、ご参加ください。
 
 
┏┓
┗■2.たんぽぽ舎の活動・運営に協力して下さい
 └──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎事務局)
 
○ たんぽぽ舎は、チェルノブイリ原発事故で起きた放射能汚染を心配し「放射
能測定器」を購入し、1989年に東京都千代田区に誕生した「原発廃止」をめざし
た市民の「ひろば」です。
○ 設立以来、24年。放射能汚染食品測定活動への信頼も得ながら、日刊「事
故情報」(メールマガジン)の配信や「スペースたんぽぽ」での講座開設など、多
くの皆さんに支えられ新たな活動領域にもチャレンジしてきました。
 年間の運営費は、約1千万円(プラス4Fの「スペースたんぽぽ」は別会計で
約500万円、活動は1ヶ月に10回ほどの講座の開催)ほどですが、会員の会費やカ
ンパ、パンフレットなどの普及販売活動でまかなっています。
 「福島原発」の事故後2年を経過した今、原発をなくす運動の大事な局面を向
かえ、たんぽぽ舎の活動をより充実させたいと思っております。
 たんぽぽ舎は月2回、運営委員会を開き活動や運営全般について討議し、実践
していますが皆さんとのつながりを確かなものにし、一緒に活動できる事があれ
ば是非協力して頂きたいと思っておりますので「運営委員会」での討議や情報も
お知らせしていきます。
 
○ 《4月16日(火)の運営委員会から》
・たんぽぽ舎は「ニュース」と「速報」を月に1回ずつ(計2回)発行しています。
この日は定期発行に向けて編集・発刊体制の討議をしました。
・「ニュース」は毎月の15日、「速報」は1日に会員の皆さんに発送しています
が、たんぽぽ舎以外のグループのチラシやイベント情報も同封しています。
・5月12日(日)に「たんぽぽ舎拡大運営委員会」を開催します。
 たんぽぽ舎として取り組んでほしい事や、運動、活動への提言がありましたら
ファックスにてご一報下さい。56名のたんぽぽ舎スタッフに直接、お話しされて
も結構です。
○ 3.11以降、多くの書籍が出版されました。たんぽぽ舎でも販売コーナー
を設置していますが、在庫管理など追いついていません。管理方法も含めて、ア
イデアと労力の提供を求めています。
 
 
┏┓
┗■3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
 ◆4月26日(金) 神奈川・東電デモ第19弾行います
  神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
 
 安部政権の中、再稼働の動きが強まっています。それに加え、復興、復興とメ
ディアの大合唱のなか、福島の人々は、高線量のなか声をもあげられず、ゆっく
りと殺されて行く様な状況です。
 この状況を変られるのは、一人一人の行動でしかありえません。一緒に声を上
げていきましょう(^-^)/
 コースは前回と同じ、 桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町
駅前広場  の約1時間のコースです。
 4月26日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、
スタート地点の桜木町駅前広場にてリレトーク、フクシマへの思い、東電への怒
りの声など、思いっきり話して下さい。
 それぞれが自由なスタイルでアピールしてます。
横浜で一緒に声を上げましょう! デモの後、有志にて交流会もあります。
 お問い合わせ  金子 09065403771 まで
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆プール泥に高濃度放射能 福島の3高校 NPOが測定
 
 東京電力福島第一原発の事故後、水を抜かないままになっている福島市内とそ
の近郊の県立高校2高のプールの底の汚泥から、1キロあたり10万ベクレルを超
える放射性セシウムが検出され、もう1校からも同8000ベクレル超が出た。教員
や学校側の協力のもと、朝日新聞が泥を入手し、福島市内のNPO法人「市民放
射能測定所」(CRMS)で測定した。
 泥が高濃度に汚染されていても水が放射線を遮る効果が大きいため、3校とも
プールそばの空間放射線量は周辺と比べ高くない。野口邦和・日大准教授(放射
線防護学)は「水に封じ込められている泥は高濃度でも排出しない限り問題はな
い」と話す。
 8000ベクレルを超える放射性の汚泥などは特別措置法により国が処理する対象。
県はプールの泥について「どんな除染方法があるか検証実験をしている。その結
果を検討した上で、環境省に連絡し、処理方法を協議する」としている。(中略)
 県教委によると、県立校70校にプールがあり、排水していなかったのは計7校。
朝日新聞はそのうち、現在通常に運営しているほかの2校についても今月、校長
や教頭の許可と立ち会いのもと泥を採取。測定の結果、福島市に近い地域の高校
で11万9461ベクレル、南相馬市の高校で8468ベクレルが検出された。
 (4月22日朝日新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■5.テント日誌4月17日(水)経産省前テントひろば 584日目
│       これが春だという陽気はなかなか訪れないものですね
└──── (M/O)
 
○ 昼の食事に出掛けた人たちのネクタイが時折強い風で捲れている。もうネク
タイとは無縁になった日々であるが、あんな風にネクタイがなる記憶は思い出せ
ない。一時の強風ではなくなってはいるが、それでも風の強い日が多い。春先は
天候が不順であると言うが、春らしい陽気の日は少ないのではないだろうか。テ
ント前では訪問客の人たちとテントの泊まり番のメンバーとの交流コンサートの
ようなものが開かれていて、道行く人も目を向けている。バスの人たちは手を振
る。即興で出来上がるひろばの風景はいいものだ。いつも官僚的な対応しかでき
ない、経産省の面々も広くゆったりとこういう光景を見て欲しいものだ。
○ 「天災は忘れた頃にくる」というのは寺田寅彦の伝説的な警句であるが、で
も、「天災も忘れさせてくれない」というように世の中は変わってきているので
はないか。地震の活性期に我が列島は入ったと言われるのだから当然のことかも
しれない。地震は相変わらず多い。地震などの災害に対応できるのは行政などの
機関ではなく地域住民に動きであり、そこで役だつのは経験である。18年前の阪
神淡路大震災にしても、今回の東日本大震災でも重要だったのは地域住民の活動
であり、行政はそれに寄り添いながら動くしか手はなかったはずだ。
 こういう場合に役立つのは経験であり、行政や政府機関、あるいはメディアは
正確な情報を流すべきだ。それを人々が災害を経験として残して行くためにやる
べきことだ。だが、行政や政府機関、あるいはメディアはそうではなく、上から
視線とともに隠蔽するという体質が色濃くあるように思える。特に原発事故につ
いてはそういえる。不透明でイライラさせられるのは誰もが経験していることな
のだ。何をしているのだ、と舌打ちしたくなることも多い。
○ 18年前の阪神淡路大震災を想起させる淡路島の地震でもそうだった。この地
震が注目されたもう一つの要因は四国を縦断する活断層、そして伊方原発との関
連である。これは東日本大震災と原発震災を経て初めて関心にのぼって来ている
ことだが、一部のメディアを除けばほとんど報じてはいなかった。福島第一原発
事故では想定外の津波にやられたということが強調され、地震との関連が隠蔽さ
れてきたが、今回は原発事故を想定外として疎外(除外)しているようだ。原発
事故の収束宣言をはじめこうした傾向は今にはじまったことではないにしても。
この背後に政府や経産省、あるいは原子力ムラの原発再稼働の目論みがある。一
見すると関係なく思える経産省の「土地明け渡し請求訴訟」もこれに連なってい
る。想像力を働かせれば見えてくることなのだ。
○  テントの泊りはいつの間にか70代と60代、それに30代と20代のメンバーにな
っている。他の曜日のことはしらないが、僕の当番のときはそうなのだが、昨日
はどういうきっかけか定かでないが、中国の古い話が話題になった。三国志を前
後する時代のことである。我が列島ではあの卑弥呼の邪馬台国のころである。日
本の古代と関連してこういう議論が起きるのは、昨今の中国が、あるいは中国関
係が分からなく感じていることがあるのだろうと思う。
 中国のことや日本の今後のことを知りたいと言う欲求があり、これは排外主義
的(?)な言辞をまきちらし人にもあり、本当なら共通の議論の土壌に成りえる
ことでもあるはずだと思う。私どもは広くて深い射程を持ってこのことを考えた
いのだ。テントの中でこんな風にある議論は楽しいものだがこれは今では貴重な
ことに思える。テントには様々の関わりがあるが、泊りの可能な人は是非とも加
わって欲しい。それこそ想定外の楽しさもある。
 
 
┏┓
┗■6.『速報』・経産省前テントひろばより
 └──── 地震と原発事故情報編集部
 
 ◆「経産省前テントひろば」より
 
 ◎5月10日(金)17時より18時、テントを守れ!集会(裁判とり下げろ)
        場所:経産省正門前
 ◎5月23日(木)10時より、第1回東京地裁包囲行動
        11時、第1回公判
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1812】
2013年4月20日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                                    
                          転送歓迎 
 
━━━━━━━
★1.再稼働阻止の正念場  今週も各地へ  これからも目白押し
           今週のたんぽぽ舎
★2.チェルノブイリ原発事故から27年     4/21(日)集会とデモ
               原発とめよう!東京ネットワーク
★3.新聞・雑誌から5つ
. ◇汚染水 消えた600トン「計器の誤差」 東電、漏えい否定 
                    (4月19日 茨城新聞より抜粋)
  ◇「ストップMOX」 「高浜」輸送 積み出しの仏で抗議活動 
                 (4月16日 毎日新聞より抜粋)
    ◇  高萩市、東電の電気料保留   (以下3点 4月18日 茨城新聞より抜粋)
  ◇ 宮城では震度5弱  原発は異常なし
  ◇  三宅島で震度5強  3人けが、道路土砂崩れ
★4.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告します。
   脱原発運動の今後に少しでも役立てば(連載その6) (多辺田 政弘)
   四.東京地検での取り調べ――「不起訴・釈放」へ
 
━━━━━━━                                        
※25日(木)19時半から  ワンコイン上映会  盛り沢山です
    「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」ほかフクシマ現地レポート
          スペースたんぽぽ 参加費 500円
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.再稼働阻止の正念場  今週も各地へ  これからも目白押し
 └────  今週のたんぽぽ舎
  
☆ たんぽぽ舎の運営委員会は、応援する人の参加も多く、活発な議論が展開し
ています。
○ 4月19日(金)は官邸前行動第51回目 今週もビラ・(テントを守ろう)ハ
ガキ等持って、少し寒い日で したがみんなで頑張りました。
○  再稼働阻止の闘いが正念場です。たんぽぽ舎も参加している「再稼働阻止全
国ネットワーク」は大忙し。 14・15日は羽咋で全国集会。今週(20・21日)は
九州・川内へと飛び回っています。
○ 20日は世界で一番危険な場所にあるといわれている浜岡原発に反対している
「浜岡原発を考える静岡ネ ットワーク(浜ネット)」の総会。20・21日今年も
たんぽぽ舎からは静岡に応援に駆けつけています。
  東海地震等で浜岡原発がこわれたら、東京にもあっという間に放射能が来ます。
※ 又、阻止ネットは、5月18・19日に、東京電力が再稼働を狙っている柏崎刈
羽原発の地元へバス2台でツアーです。地元と連携し、再稼働阻止に向け運動を
深めましょう。たんぽぽ舎で受付をしています。
 
  スペースたんぽぽの学習会もいっぱい。もうすぐ2周年。頑張っています。
 
┏┓
┗■2. チェルノブイリ原発事故から27年     4/21(日)集会とデモ
 └────  原発とめよう!東京ネットワーク
  チェルノブイリ事故(4月26日)の日の近くの休日に毎年開催しています。
 
 チェルノブイリ・フクシマを忘れない! 
 会場 日比谷コンベンションホール
  (日比谷公園内 日比谷図書文化館 地下1階)
  開場   1時30分  集会開始  2時 ※資料代  800円
   デモ出発  4時30分 
 集合場所  日比谷公園 中幸門
 コース;中幸門から東電前を通り銀座へ鍛冶橋駐車場前で流れ解散(予定) (5
 時過ぎに到着予定)
★再処理とめたい!首都圏市民のつどいの毎月定例デモはこのデモに合流します。
 
〈お話し〉
▼フクシマの最新状況
 武藤  類子さん
(ハイロアクション福島四十年実行委員会・福島原発告訴団団長)
▼私たちは柏崎刈羽原発をどうしたいのか
山口 幸夫さん
(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会/
原子力資料情報室共同代表)
福島第一原発の事故の真相が明らかでないのに、東京電力のもうひとつの柏崎刈
羽原発の再稼働はありえるだろうか。2007年中越沖地震の影響の審議の途中
で、3・11が起きた。地震と原発と電気使用文明と、あらためて考えたい。
 
主催 / 原発とめよう!東京ネットワーク
連 絡先:プルトニウムなんていらないよ!東京03-5225-7213(AIR内)/ 原子力資
料情報室 03-3357-3800/日本消費者連盟 03-5155-4765 /たんぽぽ舎 03-3238-
9035    
住所 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟気付
郵便振替口座/「原発とめよう!東京ネットワーク」 00170-0-159426
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から(5つ)
 └────
 
◆汚染水 消えた600トン  「計器の誤差」 東電、漏えい否定
 東京電力福島第一原発の地下貯水槽から水放射性物質に汚染された水が相次い
で漏れた問題で、東電は地下貯水槽にあった汚染水の総量を現在約2万3000トン
としているが、漏えいを最初に確認した直後に示した総量は約2万3600トンだっ
た。約600トンがどこかに消えたことになるが、東電は「計測機器の誤差の範囲」
と説明している。(中略)
 土壌に流出した汚染水は、いつか海に流れ出る可能性もあるが、東電は2号か
らの正確な漏えい量すら、いまだに特定できていない。
 地下貯水槽の汚染水漏れ
 東京電力福島第一原発には地下貯水槽が7カ所あり、汚染水漏れが発覚するま
では、2,3号貯水槽に、原子炉の冷却により放射性物質に汚染された水をため
ていた。2号で漏えいが発覚後、3号、1号でも相次いで漏れが見つかり、東電
は汚染水の全量を地上タンクへ移し、以後は地下貯水槽を使わないことを決めた。
7カ所のうち4号には第一原発5,6号機の建屋に浸水した海水など約3000トン
が保管されているが、汚染レベルが低く、当面は貯水槽で保管する。
                                 (4月19日 茨城新聞より抜粋)
 
◆「ストップMOX」 「高浜」輸送 積み出しの仏で抗議活動
  フランスで再処理されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が、専用
輸送船で福井県高浜町の高浜原発に輸送されるのを前に、積み出し港のある仏北
西部シェルブールや、パリのアレバ社前などで、環境保護団体のメンバーなどが
抗議活動を行った。MOX燃料は17日未明(日本時間同日午前)ごろから輸送船に
積み込まれると予想され、警察当局が警戒態勢を敷いている。(中略)
   グリーンピース 「直ちに中止を」
 MOX燃料の輸送について、グリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は「原発
再稼働のめどは立っていない。不要かつ危険な輸送は直ちに中止すべきだ」との
声明を出した。
              (4月16日 毎日新聞より抜粋)
 
◆高萩市、東電の電気料保留
 観光CM賠償拒否に対抗
  東京電力福島第一原発事故に伴う損害賠償をめぐり、高萩市が東電から請求
された3月請求分(2月使用分)の電気料500万2343円の支払いを保留しているこ
とが17日、分かった。同市観光協会(会長・草間吉夫市長)が風評被害対策として
制作したテレビCMの請求に、東電が応じなかったためとしている。(後略)
                       (4月18日  茨城新聞より抜粋)
 
◆ 宮城では震度5弱  原発は異常なし
17日午後9時3分頃、宮城県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源
地は宮城県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・8
と推定される。
(後略)            (4月18日  茨城新聞より抜粋)
 
◆三宅島で震度5強  3人けが、道路土砂崩れ
17日午後5時37分ごろ、伊豆諸島・三宅島(東京都)で震度5強の地震があった。
気象庁によると、震源地は三宅島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模は
マグニチュード(M)6・2と推定される。同島では午前中から震度3などの地震が
相次いでいた。(後略) 
                 (4月18日 茨城新聞より抜粋)
 
┏┓
┗■4.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告
 │ します。脱原発運動の今後に少しでも役立てば・・・(連載その6)
 └────(多辺田  政弘)
 
四.東京地検での取り調べ――「不起訴・釈放」へ
 翌三月十一日の朝は東京地検へ送致され、取り調べがあった。
  留置場の同室の二人の話では、地検に送致される時は、護送車に被疑者が一緒
に集団で乗せられて護送られ、地検の控えの大部屋に一緒に入れられ「木の固い
ベンチ」に並べさせられ、検事に呼ばれるまでじっと黙って待ち、自分が取り調
べが終わっても、最後の一人が終わるまで控えの部屋で待ち、夕方五時ごろに、
また集団で護送される、ということだった。
「この待ち時間が長く、かなりキツイ」と話していた。ただし、稀に「単独」送
致というのがあって、それは地検の取り調べ時間に合わせて送迎護送されるので、
あれは待ち時間が少なくて楽だと話していた。
 九時ごろ、地検へ護送される者の番号が次々に呼ばれたが、私は呼ばれなかっ
た。聞くと、何やら「単独送致」ということで暫く待つように言われた。同室の
「六法君」が「いいなあ、早く帰れますよ」と羨ましがった。「親分」と「六法
君」は今日は地検に呼ばれる日ではない。
 九時半ごろに、私は迎えに来た四谷署の三人の警察官に付き添われて小さな護
送車で湾岸署を出て東京地検に護送された。天気が良く途中大きな観覧車が見え
た。
 東京地検の内部(地下?)は、白いコンクリートの部屋が四角い廊下の左右に
びっしりと詰まった「巨大な(四角い)蜂の巣」を思わせる監獄のようだった。
入口の所で、手錠・腰紐を掛けられ数珠繋ぎにされた十人近くの集団が並ばされ
て点呼を取られていた。なんとも家畜のような扱いだった。
 「単独送致」の部屋は、その「巨大な四角い蜂の巣」のなかの一つの「小さな
巣穴」のようなものだった。ガラス張りの部屋で廊下を挟んで左右に並んでいた。
到着したのは十時過ぎ頃だった。部屋の中は個室列車(コンパートメント)のよ
うに木の長椅子が向い合って並び、その奥に上半分ガラス張りのトイレと手洗い
になっていた。それは留置場の部屋とほぼ同じ構造になっていた。四谷署員の一
人が私の横に、もう一人が前に、そしてもう一人が廊下の椅子に座って、私が検
事に呼び出されるのを待った。「ここで待たされるのが長いんだ」と私の横に座
った四谷署員がぼそりと言って、じっと目をつぶって座っていた。
 そう言われてみれば、警察では何事も「待たせる」ということが平気になって
いて、恐ろしく時間に鈍感過ぎる、と思った。接見の弁護士さんや家族には情報
を与えず延々と何時間でも平気で待たせる。あんなにも人を待たせることに鈍感
になっているのは、警察官自身が警察内部で何も考えずにひたすら上からの指令
を待つことに日常的に馴らされているからなのだろう、とその時思った。そう言
えば、日本の官僚制システムとは、この「人間(他人)への鈍感さ」(つまり
「人権感覚の無さ」=「思いやりのなさ」)によって上から下まで習慣化されて
いる「鈍感なシステマチックな世界」なのだということに改めて思い至った。
  
                       (つづく)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1811】
2013年4月19日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.仏国アレバ社長・談「日本の原発6基が年末までに再稼働する」
  という話が日本に伝わってきた!       (柳田真 たんぽぽ舎)
★2.4月27日(土曜) 槌田ゼミ<福島事故の分析>のご案内
  関心のあるかたのご参加お待ちしております(槌田ゼミ 講座スタッフ)
★3.メルマガ読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
 ◇ご注目ください 東電株主代表訴訟 第6回口頭弁論
 4月23(火)午前10時30分から、東京地裁103号法廷、終了後報告集会あり
★4.新聞・雑誌から
 ◇区域外避難者に賠償 自主避難、原発ADRで和解
 (4月18日 朝日新聞、時事通信など)
 ◇避難先に基盤 戻れない 南相馬・小高区
 (4月18日 朝日新聞デジタルより)
★5.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告
 します。脱原発運動の今後に少しでも役立てば(連載その5) (多辺田 政弘)
 (三.湾岸警察署(留置場)にて <つづき>)
  単独房から共同房へ・・・拘束された者同士の仲間意識
━━━━━━━
※あす20日(土)13時半から スペースたんぽぽ 参加費1000円
「プロメテウスの罠」の木村英昭記者のお話、ゲストに山崎久隆さんを迎えて
『東電、「今は真っ暗」虚偽発言=調査妨害1号機の何を隠したかったのか」
(事前予約不要、直接会場へおこしください)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.仏国アレバ社長・談「日本の原発6基が年末までに再稼働する」
 │ という話が日本に伝わってきた!
 └────(柳田真 たんぽぽ舎)
 
 一週間ほど前のある会合で、仏国から帰ったAさんから聞いた話し。
仏国・アレバ社(世界最大の原子力産業複合企業)社長が、「日本では今年中
に原発6基を再稼働するかもしれない」と語った。「6基」というと、私たち
が想像する、電力会社が早期再稼働をしたい原発の数とほぼ合う。外国で流れ
る話のほうが「日本より早い」のだ。
 
 昨年11月に結成した、反原発・再稼働反対等を訴える5団体と100人余りの
サポーターによる「再稼働阻止全国ネットワーク」の全力活動が期待される。
先週末、4月13日~14日、石川県羽咋(はくい)市で開かれた全国会議は
70人ほどの参加で、迫りくる再稼働の嵐へ立ち向かう陣形を討論し、固めた。
 
 全国の力を合わせて再稼働を阻止しよう!
 原発なしで電気は足りている。日本は地震活発期だ。
 再稼働した原発を地震がおそえば、またも「3・11の大惨事」が発生する。
 大惨事を防ぐため、持てる総力で頑張りたい。
 
 
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┗■2.来週4月27日(土曜) 槌田ゼミ<福島事故の分析>のご案内
 │  関心のある多くのかたのご参加、お待ちしております。
 └────(槌田ゼミ 講座スタッフ)
 
◆徹底解析 福島原発事故(12)
 福島原発の欠陥機器と業務上過失
 ~広島での物理学会の報告と併せて~
 講師 槌田敦さん
 日時 4月27日(土)17:30開場 18:00開会
 参加費800円 会場・スペースたんぽぽ
【内容】
 福島原発事故の徹底的考察:1号機について
 原子炉、格納容器の温度は10日間全く計測できなかった
 鉄塔がたおれて外部電源が遮断され、原子炉、格納容器の計測は不可能に
なった。圧力と水位は7時間後から計測できたが、温度は外部電源が回復した
10日後まで計測できなかった。
 計測できなければ対策の立てようが無い。原発はとんなでもない装置だった。
 1号機では地震によって配管が破断し冷却水が失われたのに、ECCS(*)
非常用復水器が欠陥機器で使用できず、また、もうひとつのECCS高圧注水
系をなぜか使用せず、事故後2時間で炉心を崩壊させてしまった。欠陥機器と
業務上過失だらけだった。
 これまでの事故報告書はどれも隠蔽と虚言で満ちている。
 騙されてはいけない。       (*ECCS:非常用炉心冷却装置)
 
 
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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
 └────
 
◆ご注目ください 東電株主代表訴訟 第6回口頭弁論
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/#entry107
 日時 4月23(火)午前10時30分から
 場所 東京地裁103号法廷
  地下鉄東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線
  「霞が関」駅Al出口徒歩1分、有楽町線「桜田門」駅5番出口徒歩3分
<内容>
 裁判長の交代につき、海渡雄一弁護士が弁論の更新のプレゼンを行います。
 東電側からは、客観的予見可能性についての反論の続きが出る予定です。
<報告集会>裁判のあと12時から 場所:ハロー貸し会議室虎ノ門
 1部 第5回口頭弁論期日報告、今後の裁判の展開
 2部 冊子『日本経済再生のための東電解体』eシフト編 発売記念 著者
    の一人で原告の堀江さんと東電解体の方法を探ります。
 出席:河合弘之、海渡雄一、原告ほか。
 
連絡先 東電株主代表訴訟 090-6183-3061(木村結)
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/ メール nonukes0311@yahoo.co.jp
※裁判の経過(東電株主代表訴訟のこれまで) http://db.tt/ulBLiI5T (PDF)
 
 
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┗■4.新聞・雑誌から
 └────
 
◆区域外避難者に賠償 自主避難、原発ADRで和解
 (4月18日 朝日新聞より)
 
 東京電力福島第一原発の事故後、「自主的避難等対象区域」の外の福島県白
河市から札幌市に避難した母子に対し、東電側が、同区域から避難した人と同
等の賠償金を支払う内容の和解が、原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)
で成立した。母子の代理人の弁護士が17日公表した。成立は5日付。(中略)
 今回、(1)女性に4万円、子ども1人20万円の慰謝料(2)二重生活に
よる生活費の増加分や夫が札幌市と白河市を行き来するための交通費など計約
130万円――の支払いが和解内容に盛り込まれた。
 代理人の福田健治弁護士は「この和解の成立で、母子のような避難者の賠償
請求の加速が予想される。東電は迅速に応じていくべきだ」と語った。
 
◆山形でも和解へ=原発ADR
 (4月18日 時事通信より)
 
 東京電力福島第1原発事故で、自主的避難等対象区域外から山形県に避難し
た4世帯9人が、原子力損害賠償紛争解決センターによる裁判外紛争解決手続
き(ADR)で、4月中にも東電と和解する見通しとなった。弁護団が18日、
発表した。
 和解案は、夫を福島に残して母子が山形県内で生活している世帯が約114
~151万円、一家で避難した世帯は約58~72万円を東電が支払う内容。
(後略)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013041800816
 
 
◆避難先に基盤 戻れない 南相馬・小高区
 (4月18日 朝日新聞デジタルより)
 
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示区域が福島県南相馬市で再編され
てから16日で1年たった。立ち入りできる地域は広がったが、避難先の生活
から離れられない被災市民も多く、元のコミュニティーが戻るのは難しくなり
つつある。
 南相馬市から約220キロ離れた千葉県佐倉市の小学校体育館。近くの同県
成田市に避難する斉藤希乃香(ののか)ちゃん(9)、ひまりちゃん(7)姉妹は6
日、地元の子どもに交じってバレーボールを追っていた。(中略)母の一美さ
ん(35)は「新潟、埼玉と避難したが、希乃香が一時、暴れるようになった。
事故前からやっていたバレーボールをここで始めたら、なくなった」と振り返
る。(中略)
---再開事業所は1割---
 南相馬市は避難指示区域となった11市町村で最も人口が多い。昨年4月に
他の2市村とともに再編のトップを切った。
 原発から20キロ圏内の警戒区域だった小高区は、放射線量に応じて三つの
区域に再編された。ほとんどの地域が、宿泊できないものの立ち入りは自由な
避難指示解除準備区域と居住制限区域になった。先月末から今月にかけ、区役
所や信用金庫の支店、小高郵便局が再開した。
 だが、震災前にあった約500の事業所のうち、再開したのは製造業を中心
に40事業所だ。(後略)
 
 
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┗■5.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告
 │ します。脱原発運動の今後に少しでも役立てば・・・(連載その5)
 └────(多辺田  政弘)
(三.湾岸警察署(留置場)にて <つづき>)
 単独房から共同房へ・・・拘束された者同士の仲間意識
 
 翌朝(十日)に、湾岸所内の単独房から共同房に移されました。房内でのみ
手錠を外され身体を楽にすることが出来ました。私の房は三人部屋でした。同
室の一人は二十代の半ばのイケメン青年、もう一人は四十代半ばの坊主頭の腹
の据わった感じの壮年で、六十代半ばの私と丁度ほぼ二十歳間隔の開きがある
面白い組み合わせでした。二人がどうしてここに入っているのかは二人の交わ
す会話の端々から大雑把に察しはついたのですが、その憶測はここでは省略さ
せて頂きます。
 二人とも、ユーモアがあり率直でとても感じのいい人たちでした。同室にな
って不愉快なことはまったくありませんでした。私は房内で一番後輩だったに
も拘わらず、こちらが恐縮するくらい「長幼の序」を持って接してくれて、房
内の日課を教えてくれました。食時の世話をやいてくれたり、室内の掃除(床
のカーペットの水洗いやトイレ掃除)も負担を軽くしてくれたり、同室の隣人
は優しい心配りをしてくれました。
 二人は、朝起きると布団をたたみ、上半身を裸になり、通路側の鉄格子の下
に足首を引っ掛けて物凄い速さで上半身を起こす腹筋運動を始め、汗びっしょ
りになるまで続ける。これは持久戦に備えて体力を鍛えておく為だそうだ。二
人とも筋肉質の良い身体をしていました。それが毎日の日課のようでした。
 私は丸坊主の精悍な面構えの四〇代の男を「親分」と呼んだ。若い二〇代の
青年は六法全書を借り出しては取り調べ対策を勉強していたので「六法君」と
綽名を付けた。二人は同じ部屋になって一週間ぐらいのようだが、実に仲が良
く洒落た会話をしていた。
 そう言えば、私が部屋に入った時、親分は私に向かって「刺した?」と刃物
で衝く真似をして笑った。私も笑った。二人はよく本を読み、時々「今何が食
べたいか」の話題で盛り上がっていた。私は二人から「博士」と呼ばれた。朝
に移動本棚から読みたい本を借りられるのだが、私が小川洋子の『博士が愛し
た数式』を借り出して読んでいたからである。二人は感心なことに日記を毎日
書いていて、「親分」は日記を広げて「今日は入ってきた博士は何者だろう」
と声を上げながら書く振りをして私を見て笑った。
 留置場の壁の中の空気は新鮮で温かく、心なごむものがありました。それは、
「拘束された者」同士の一種の仲間意識もあるのかもしれません。後に小竹先
生からお送り頂いた『留置場日記』(先生ご自身の留置場体験記)を読ませて
頂くと、そこに拘留者同士の共通の感受性が働いていたことが書かれていて大
変共感しました。小竹先生が「新しい経験があるわよ」と言われた意味の一つ
がこれかな、と思いました。
 留置場内で体験した面白いエピソードはまだいくつかありますが、その話は
また別な機会にしたいと思います。(次号につづく)
(次号:四.東京地検での取り調べ・・・・)
 
★★★────────────────────────────────
★★
★サクラ調査ネットワーク事務局よりお知らせ★(山田昌郎)
 
 原発から排出される放射性物質が環境に及ぼす影響を調べるため、桜の花を
全国各地で長期継続的に観察調査する試みが今年で10回目を迎えました。
 今年は昨年より大幅に開花が早く、4月17日現在で、宮崎、福岡、愛媛、
愛知、岐阜、富山、神奈川、東京、埼玉の17名の方々から調査結果が届いてお
ります。既に調査を終えられてこれから調査結果をお送りくださる方と、東北、
北海道でこれから調査される方からの調査結果とを合わせまして、6月頃には
たんぽぽ舎ホームページ上で公開できればと考えております。★★★★★
※サクラ調査についてのご連絡・問い合わせ先
 専用メール sakura@tanpoposya.net 電話(たんぽぽ舎)03-3238-9035
たんぽぽ舎です。【TMM:No1810】
2013年4月18日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.サクラ調査第10回、全国で進行~17地区から報告書届く
                                               山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
★2.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
  ◆原発再稼働反対・経産省前テントを守ろうデモin千葉
   6月8日は千葉市中央公園に総結集しよう!!
★3.新聞・雑誌より3つ
  ◆脱原発活動の1年総括 28日、東海村で首長会議
                   (4月17日茨城新聞より抜粋)
  ◆「伊方」近く超巨大断層 淡路島地震 「未知の断層」
   「考えたら耐震設計吹っ飛ぶ」 原発被害は「想定除外」
   活断層が連動すれば大惨事    (4月16日東京新聞より抜粋)
  ◆天然ガス 佐渡沖で試掘 国内最大級か
                                                       (4月16日朝日新聞より抜粋)
★4.明治公園での逮捕(3月9日)-私の経験について「今後のため」報告します
       脱原発運動の今後に少しでも役立てば・・・(連載その4)
         湾岸警察署(留置場)にて
   小竹弁護士の明るさと元気さに大いなる安堵感に包まれました
                                          多辺田  政弘
━━━━━━━
※4/19(金)第51回首相官邸前抗議行動にご参加を!
 日時:4月19日(金)18:00から20:00 第51回首相官邸前抗議行動
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
 17:20に1~5班にわかれて官邸前、国会前へ出発。20:20総括集会。
━━━━━━━
 
 
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┗■1.サクラ調査第10回、全国で進行~17地区から報告書届く
 └──── 山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
 
 原発から排出される放射性物質が環境に及ぼす影響を調べるため,桜の花を全
国各地で長期継続的に観察調査する試みが今年で10回目を迎えました。
 今年は昨年より大幅に開花が早く,4月17日現在で,宮崎,福岡,愛媛,愛知,
岐阜,富山,神奈川,東京,埼玉の17名の方々から調査結果が届いております.
 既に調査を終えられてこれから調査結果をお送りくださる方と,東北,北海道
でこれから調査される方からの調査結果とを合わせまして,6月頃にはたんぽぽ
舎ホームページ上で公開できればと考えております.
 なお、サクラ調査報告集(第1集から第9集)も、在庫が若干(欠番あり)あります。
 第9集(2012年版)は、カラー4頁含む53頁で頒価500円です。発送の場合は、
プラス送料100円となります。
 
 
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┗■2.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
 ◆原発再稼働反対・経産省前テントを守ろうデモin千葉
  6月8日は千葉市中央公園に総結集しよう!!
 
 安倍政権は、原発の再稼働を推進し、当初張り切っていた原子力規制委員会も
腰砕けとなり、さらに大阪地裁は、大飯原発3、4号機運転差し止め仮処分申請
を却下しました。
 こういう状況下で、国民の命を守るため再稼働をやめさせ、経産省前テントを
守るには広範な市民の力の結集しかありません。
 東京都民も千葉県民も来る6月8日(土)は、ぜひ千葉市中央公園に総結集し
て、集会とデモを盛り上げて下さるようお願い致します。
 当日は、経産省前テントひろば代表の淵上太郎さんが応援に駆けつけてくれま
す。内容は下記の通りです。
 
名 称:原発再稼働反対・経産省前テントを守ろうデモin千葉
日 時:2013年6月8日(土)15:00 雨天決行
場 所:千葉市中央公園
内 容:集会 15:00~  デモ出発 15:30
主 催:原発さよなら千葉
詳細は、「原発さよなら千葉」のHP又は090-2553-2587の永野勇まで
 
 
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┗■3.新聞・雑誌より3つ
 └──── 
 
 ◆脱原発活動の1年総括 28日、東海村で首長会議
 
 東海村の村上達也村長が世話人を務める「脱原発をめざす首長会議」の総会と
勉強会が28日、同村白方コミュニティーセンターで開かれる。村上村長をはじめ、
福島県南相馬市の桜井勝延市長、静岡県湖西市の三上元市長ら会員10数人が出席
し、決議文の採択や今後の活動方針の決定を通し、脱原発と再生可能エネルギー
推進の意思を示す。
 首長会議は、住民の生命・安全を守る首長の責務を自覚し、安全な社会を実現
するため、原発ゼロを掲げて昨年4月に発足した。現在の会員は38都道府県の83
人(元職14人を含む)で、県内の会員は村上村長を含め計6人。(中略)
 首長会議はこれまで、政府に対し、関西電力大飯原発の再稼働に対する抗議文
や、拙速な再稼働を強行しないことを求める要望書などを提出してきた。
 総会で1年間の活動を総括するほか、決議文の採択、会員資格に関する規約改
正を行う予定。勉強会では、経済学博士のラウパッハ・スミヤ・ヨーク立命館大
教授が「エネルギー・シフトと地域経済―脱原発の実現に向かっているドイツ自
治体の実態」をテーマに講演する。(後略) (4月17日茨城新聞より抜粋)
 
 
 ◆「伊方」近く超巨大断層 淡路島地震 「未知の断層」
  「考えたら耐震設計吹っ飛ぶ」
 
 兵庫県・淡路島で活断層が動いた地震は、日本が「地震の巣」である怖さを見
せつけた。敷地周辺に活断層がある原発は多く、中でも淡路島を横断する中央構
造線は日本最大級の断層帯で、そのすぐそばに四国電力伊方原発がある。今回気
になるのが「未知の断層」という言い方で、それを想定外とすることは許されな
い。(中略)
 「最も心配な断層が、顧みられていない」と嘆くのは、伊方原発(愛媛県伊方
町)の危険性を長年追及してきた元新聞記者の近藤誠氏(66)だ。
 今回の地震でも真っ先に浮かんだのは「中央構造線は大丈夫か」。関東から九
州にかけて日本を横断する約1000キロの大断層帯。四国では伊方原発が立つ佐多
岬半島に沿い、北側の海域を走る。
 小松左京氏のSF小説「日本沈没」(73年刊)では、この中央構造線を境に日本
が割れ、南側が沈む設定で知られる。原発の建設前から知られたリスクだが、伊
方1・2号機の耐震設計でこの断層は無視された。(中略)
 
原発被害は「想定除外」 福島事故の「最悪」生かさず
地震どこでも 現実直視を
 
 原発から直近で6キロにある伊方沖断層周辺の地震は、岡村教授の調査で
「1500年に1回程度の頻度で起こっている」。
 さらに地震発生で原発が最初の揺れを検知してから、大きな揺れが届くまでの
時間は極端に短いという。「自動的に制御棒が挿入されて原子炉を安全に停止す
るのが、間に合うのか」(岡村教授) (中略)
 内閣府が先月発表した南海トラフ地震の経済被害想定は、東日本大震災の約13
倍、約220兆円に及ぶが、試算は原発事故を除外している。(中略)
 自治体は自然災害一般の防災対策を考えるが、原発事故は国の監督の下に各原
発が防災対策を取るものーという考え方だ。この自然災害と原発事故を分ける体
制が責任の所在を曖昧にしてきたといえる。福島事故で最悪の複合災害が起きた
にもかかわらず、その教訓は生かされていない。
 「両者を合わせると対策の取りようがない大規模被害となるから、分けるのだ
ろう」と話すのは「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」の鈴木卓馬事務局長だ。
(中略)
 
 活断層が連動すれば大惨事
 
 大飯原発3・4号機の運転差し止め仮処分を求めた訴訟は、16日に決定が出る
予定。争点は周辺に3本ある活断層が連動した場合、制御棒の挿入時間が関西電
力の基準値「2.2秒」を上回るかどうかーという点だ。
 国が承認したのは2本の断層が連動した場合に2.16秒で、余裕は2パーセント
しかない。専門家の一部は3連動なら2.2秒を超え、原発敷地内にある破砕帯が
地震の揺れによってずれ、使用済み核燃料の冷却用水を運ぶ配管を引きちぎる危
険性がある」と主張する。
 岡村教授は「未知の断層という取り上げられ方には違和感がある」と語る。阪
神大震災後の大規模な地震のほとんどが未知の断層によるからだ。
 「新潟・柏崎刈羽原発直下の07年新潟中越沖地震も、岩手・宮城内陸地震も断
層が分かっていなかった。活断層かどうかが分かれば、地震が分かるかのような
議論になっているが危い。どこでも地震が起こるということ。むしろこの現実を
直視すべきではないか」  (4月16日東京新聞より抜粋)
 
 
 ◆天然ガス 佐渡沖で試掘 国内最大級か
 
 経済産業省は15日、新潟県の佐渡島沖で、石油・天然ガスを掘り出すための調
査(試掘)を始めたと発表した。国内最大級となる成田空港10個分の広さの海底に
埋まっている可能性があるという。政府が石油や天然ガスの試掘に乗り出すのは
10年ぶり。今後、国産エネルギーを開拓するため、海底に眠る資源の調査を本格
化させる。(中略)
 日本の近海には石油や天然ガスが多く埋まっている可能性がある。しかし、海
底は費用がかかったり地質の分析が難しかったりして調査が進んでおらず、国内
では陸上での生産がほとんどを占めている。(後略)(4月16日朝日新聞より抜粋)
 
 
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┗■4.明治公園での逮捕(3月9日)-私の経験について「今後のため」報告
 |  します 脱原発運動の今後に少しでも役立てば・・・(連載その4)
 |  湾岸警察署(留置場)にて
 |  小竹弁護士の明るさと元気さに大いなる安堵感に包まれました
 └──── 多辺田  政弘
 
三.湾岸警察署(留置場)にて
 
 夜景の見える湾岸道路を飛ばして留置場のある湾岸署に四谷署の車で着いたの
は、日付が変わった三月十日の夜中でした。入ってすぐの手続きの時に書類にい
くつかの母印を押させられたが、その書類の日付が既に十日になっていた。警務
官から「入所心得」を渡され読まされて、身体検査をされ、用意されたジャージ
に着替え、一〇畳くらいの一人部屋に通され、やっと眠りに就いたのは午前二時
頃だったのではないだろうか。「入所心得」には起床時間が午前六時と書いてあ
った。留置場内では名前では呼ばれることはなく、私は「二十五番」という番号
で呼ばれることになった。
 眠りに落ちてすぐに監視から「二十五番!弁護士が接見に来たので起きなさい」
と起こされて、接見室に通された時は、二時をかなり過ぎていたようだった。私
は「弁護士さんが来てくれた」というだけで、心が軽くなりました。
 接見室の硝子張りの仕切りに開いた小さな窓を通して、初めて外部の人に会う
ことができました。「弁護士の小竹です」と、想像もしなかった明るい若い女性
の声が聞こえてきました。こんな時間なのに、明るく元気に笑って迎えて下さっ
た先生のお顔を見て、何か大丈夫だという大いなる安堵感に包まれました。先生
は「もう一人の同じ法律事務所の同僚の若い弁護士さんも一緒に待っていたので
すが、電車も無くなるので先に帰ってもらいました。彼女も、とても興味を持っ
て会いたがっていました」と話し始められました。
 先生は「私も学生のころ早慶戦の天覧試合に反対して、ビラを撒いて逮捕され
たことがあるので共感を持ちました」と笑って仰って下さり、一瞬にして私の心
を和ませてくれました。―後に私が釈放されてから先生の若き日のご自分の事件
についての詳細な記録をお送り頂き、実に楽しく読ませて頂きました。それは、
観察力とユーモアの溢れた奥行きのある文章でした。
 ―先生は「こういう経験はめったに味合えるものではないので、好い経験だと
思って頂くのも好いですね」とユーモアを込めて言われたのにはまったく同感で
した。私も、既に手錠を掛けられた時点で、頭をそのように「切り替え」ていま
したので。さすが根性のできた体験者(先輩)だと秘か頼もしく感じました。
その時、先生には私の逮捕時の経過を簡単に説明させて頂きました。先生は「そ
れくらいなら不起訴になると思いますから、大丈夫ですよ。月曜日に東京地検に
行くことになると思います」と先生の見通しを話して下さり、ほっとしました。
 「何か要望はありますか」と先生が尋ねて下さったので、「家の者が心配して
いると思いますので、元気だったとご連絡頂けますか」とお願いをしたら、「奥
さまは四谷署に来ていらしたのですが、留置先がなかなか決まらず、大分待たさ
れた後、お帰りになりました」と告げられ安心しました。そして、この次に妻が
接見に来る時に持ってきて欲しい物を伝えて頂けるようにお願いして、お別れし
ました。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1809】
2013年4月17日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原発なし=原発ゼロで電気は大丈夫」が証明された
    節電要請今夏見送りという政府発表は重要だ
    国民の節電の普及と天然ガス火力などの増強
                    柳田真(たんぽぽ舎)
★2.たんぽぽ舎学習会 4月20日(土)
   東電「今は真っ暗」虚偽発言→調査妨害 1号機の何を隠したかったのか?
     木村英昭さん(朝日新聞記者) 山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
★3.新聞・雑誌から3つ
 ◆大飯原発停止認めず 大阪地裁 仮処分却下 「安全基準に合理性」
  住民側 「福島の教訓どこに」
 ◆未知の活断層 警戒 淡路島地震 研究者「発見は困難」
 ◆イラン M7・8地震  死者数十人との報道
★4.編集部より─3つのお知らせ
━━━━━━━
※4/18緊急学習会にご参加を!
 『放射能汚染水のダダ漏れまたも海へ?東電の無責任、規制委員会の
  だらしなさ、漁民は怒る』
 日 時:4月18日(木)19:00から21:15
 お 話:後藤政志さん(元原発技術者)、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「原発なし=原発ゼロで電気は大丈夫」が証明された
 |  節電要請今夏見送りという政府発表は重要だ
 |  国民の節電の普及と天然ガス火力などの増強
 └────  柳田真(たんぽぽ舎)
 
1、9日の電力需給検証小委員会で、経済産業省は沖縄を除く9電力会社の今夏の
 電力需給見通しを報告。10年夏並みの猛暑となり、これ以上原発が再稼働しな
 い場合でも、全社が3%以上の供給余力を持てる見通しとなった。
  猛暑日の昼過ぎなどに想定される電力の最大需要に対し、どの程度供給力の
 余裕があるかを示す「供給予備率」は、全国平均で6.3%。今夏、電力不足だ
 った関電と九電がそれぞれ3.0%、3.1%との見通しを示し、安定供給に最低限
 必要な水準(3%)は何とか確保した。節電意識の定着で、昨夏の節電の7~9
 割が今夏も継続すると見込み、景気回復に伴う需要増加分を吸収した。
 (後略)           (毎日新聞4月10日より抜粋)
 
2、さらに節電意識定着、電力9社不足せずと発表(4月17日)
 
  経済産業省は17日、電力需要検証小委員会(委員長・柏木孝夫東工大特命教
 授)を開いた。今夏は、猛暑を想定し原発をこれ以上再稼働させなくても、節
 電意識が定着したことで、沖縄を除く電力9社の電力は不足しないとする報告
 書案を示した。
  報告書案では、今夏の最大需要を1億6644万キロワットとした。東日本大震
 災後の節電実績を踏まえ、今夏の全国の節電効果は、無理な節電をしなくても
 1340万キロワットに上がると見込んだ。現在稼働している関西電力大飯原発3、
 4号機以外の原発が再稼働せず、景気回復による需要増(122万キロワット)を想
 定しても、9社の供給余力を示す「予備率」は、安定的な電力供給に最低限必
 要な3%以上を確保した。
                 (東京新聞4月17日より抜粋)
 
3、「原発なし=原発ゼロで電気は大丈夫」が政府によって証明された。実はこ
 れでもまだ政府と電力会社が自分の都合の良いように(国民には都合が悪いよ
 うに)数字を操作しているという疑いは十分残る。もともと政府の統計で、ず
 っと前から火力、水力、自家発電(の合計)で、つまり原発なしで電力は大丈夫
 は証明されていた。既知の事実だったが、一定数の国民は欺かれていて、原発
 がないと電力不足と思わせられていた。(騙される責任)
 
4、電力会社と経産省のインチキ手法=需要は過大に見積もり、供給は少なく見
 積もる。このギャップは関西電力では原発2基分を越した。「原発なしで電力
 は大丈夫」が証明されるのがよほどいやらしい。
 4月1日の再稼働阻止ネットの川内博史氏(前衆議院議員)の講演でも具体的な
 数字で"関西電力が原発なしでも電力は十分足りる"と話された。この事実をだ
 まされている国民へ広く知らせよう。
 
5、電力会社と政府がサボタージュしていること(50、60ヘルツ問題)
 
 もう一つ、発表されていないが公然たる事実がある。東と西の50、60の違いと
 その解消方針の欠落である。3.11原発大惨事の後、東日本は電力不足=計画停
 電(実は強制)で各家庭は苦しんだが、この時、西日本は電力が余りに余って
 いて、東日本へ売りたくてしょうがなかった。(もうかるチャンス)
  それができなかったのは50、60ヘルツの構造的な差=1つの国内が2つのシス
  テムに分断されていることが敗戦の1945年以降手つかずにきたことである。
 静岡の変電所の能力は100万kwちょっと。この大問題をサボりつづけてきた
 電力会社、国家(自民党政府)の責任(それを黙認してきたメディアの責任)が最
 も問われるべきだと思う。
 
 
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┗■2.たんぽぽ舎学習会
 |  東電「今は真っ暗」虚偽発言→調査妨害
 |  1号機の何を隠したかったのか?
 └────木村英昭さん 山崎久隆さん
 
講演者:○「今は真っ暗」をスクープした木村英昭朝日新聞記者
     「プロメテウスの罠=官邸の5日間」
    ○山崎久隆さん:嘘をついてまで必死に隠そうとしている1号機の謎に
     迫ります。
     
昨年2月、田中三彦氏をはじめとする国会事故調査委員会が1号機に立ち入り調
査を求めたところ、担当者は「今は真っ暗だ」、「照明もない」…と言った。
この話を聞いた田中元委員らは最終的に「今は真っ暗」を理由に調査を断念。
ところが実は「明るかった」のだ。しかし東電は「担当者の思い違い」、「事実
に反する説明をしたが故意ではない」と強弁。金のためなら、何でもありの嘘つ
き東電は何を隠したかったのか? 何を恐れている?
 
4月20日(土) 13:00開場 13:30開演 (3時間) 参加費:1000円
       お待ちしています!
 
 
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┗■3.新聞・雑誌から3つ
 └──── 
 
◆大飯原発停止認めず 大阪地裁 仮処分却下 「安全基準に合理性」
 住民側 「福島の教訓どこに」
 
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)は、地震によって重大な事故が
起きる危険性があるとして、近畿を中心とした8府県の住民約260人が運転停止
を求めた仮処分の決定で、大阪地裁は16日、「合理性がある安全上の基準を満た
している」として、住民の申し立てを却下した。(中略) 
 
 「市民の命を守らない、ひどい判断だ」。東京電力福島第1原発事故で安全へ
の不安が広がる中、国内で唯一運転している大飯原発をめぐる司法判断として注
目された16日の大阪地裁決定。訴えを一蹴する内容に、仮処分を申し立てた住
民側からは「福島原発事故の教訓はどこへいったのか」と怒りの声が噴出した。
 「関西電力側の言い分をそのまま認定した、ありえない決定だ」。大阪市内で
あった記者会見で、住民側代理人の冠木克彦弁護士は決定内容を痛烈に批判。
「東日本大震災を経た後の司法判断として、おかしい」と語気を強めた。
                     (4月17日東京新聞より抜粋)
 
 
◆未知の活断層 警戒 淡路島地震 研究者「発見は困難」
 
 兵庫県の淡路島で起きたマグニチュード(M)6・3の地震は、未知の活断層が原
因の可能性が出てきた。研究者は「知られていない活断層は全国にあり、発見
は困難。今回と同規模の地震はどこでも起きうる」と警戒を呼び掛けている。
(中略)
 
 古村孝志東大教授(地震学)は「活断層を見つけるのは難しく、この10数年だけ
でも鳥取県西部地震や新潟県中越地震、能登半島地震といったM7級の大地震が
未知の活断層で起きた。日本では約2000の活断層が知られているが、比較的規
模の小さい断層も含めると、全国に数万~数十万あるだろう」と話す。(後略)
                      (4月17日 茨城新聞より抜粋)
 
 
◆イラン M7・8地震  死者数十人との報道
 
 米地質調査所によると、パキスタン国境に近いイラン南東部シスタンバルチス
タン州で16日午後(日本時間同日夜)、マグニチュード(M)7・8の地震があった。
パキスタンの民放テレビによると、イラン国境に近い同国西部バロチスタン州
の当局者は少なくとも34人が死亡、80人が負傷したと明らかにした。(中略) 
 震源は首都テヘランの南東約1100キロの山岳地帯。震源から西約1000キロの場所
にはブシェール原発がある。建設に携わったロシアのロスアトム社のキリエンコ
社長は、異常は起きていないと述べた。(中略)
 
山岡耕春・名古屋大地震火山研究センター長の話 
 インドプレートとユーラシアプレートという2つの岩盤が衝突する、非常に地
震が多い地域。マグニチュードと現地の建物の耐震性を考えると、震源か100キロ
を超える広い範囲で被害が出ていると思われる。(4月17日 朝日新聞より抜粋)
 
 
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┗■4.編集部より─3つのお知らせ
 └──── 
 
○4月16日の集会の主催者は原子力規制委を監視する市民の会です・
○5月18日(土)19日(日)の東電柏崎刈羽原発(新潟県内)ツアー(定員80名)
 は現在40名を越す申込みとなりました。あと30数名の余裕があります。
 なるべく早めにお申し込み下さい。主催は再稼働阻止全国ネットワーク(たん
 ぽぽ舎気付け)です。
  申込みは FAX  03-3238-0797、メール nonukes@tanpoposya.net
       電話 03-3238-9035 柏崎刈羽ツアー担当です。
○メルマガの現在の発信アドレスは5,800通です。3.11地震・津波・原発大事故
 の前は1,500程度でしたから、激増しました。なお、このメルマガを友人・知
 人(10~30人)へ転送している人と、ブログ転載している人が三桁の人数があ
 り、それらを合計すると4,000人位で、5,800と総合計すると約一万人へ届いて
 いると思われます。
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