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たんぽぽ舎です。【TMM:No1071】
                        転送歓迎です
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その56 ◆
 
    本日放映される番組について、急ぎ、お知らせします。
 
  タイトル:「子どもを襲う放射能の不安?学童疎開は必要か」
============================
 文部科学省は4月19日、福島県内の子ども被ばく許容量を年間20ミリシーベ
ルトに引き上げた。
これまで、一般の人の被ばく許容量は1ミリシーベルト。放射線管理区域の5ミ
リシーベルトを大きく上回る数字だ。そして、市民による調査で、赤ちゃんに飲
ませる母乳からも放射性物質が検出された。福島市や郡山市といった大きな町で、
今、チェルノブイリの退避地域よりも高いレベルの放射能汚染が広がっている。
子どもたちを被ばくから守ろうと取り組むお二人をゲストに迎え、原発事故の影
響を考える。
 
 <ゲスト>
大賀あや子さん
 (大熊町在住/ハイロアクション/母乳調査・母子支援ネットワーク)
阪上武さん(フクロウの会:福島老朽原発を考える会)
 
<朝日ニュースター>
4月29日(金)23時15分~放送
*再放送
 4月30日(土)18時~/5月1日(日)10時~・24時/5月4日(水)11時~
 
<OurPlanetTV>
4月29日(金)23時15分配信開始
OurPlanetTVでは、<DVD>DVDもご用意しています。(1000円)
※SHOPからもお求めいただけます
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1070】
                        転送歓迎です
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その55 ◆
 
         2つの情報をお知らせします。
 
   1.『子どもたちを守れ-立ち上がった福島県教職員組合を応援しよう』
   2.『福島県内の子どもたちを救おう』
 
 
★1.子どもたちを守れ-立ち上がった福島県教職員組合を応援しよう
 
 福島県教職員組合の教育委員会宛要請書と「放射線による健康被害から子ども
たちを守るための具体的措置の要請」と「放射線による健康被害から子どもた
ちを守る県教組声明」を送ります。
 こういうときに黙っている教員ではいけないと、立ち上がった県教組を応援
しましょう。  by 山崎久隆
 
 
2011年4月26日
福島県教育委員会
教育委員長 鈴木 芳喜 様
教育長   遠藤 俊博 様
 
                   福島県教職員組合
                   中央執行委員長 竹中 柳一
 
放射線による健康被害から子どもたちを守るための具体的措置の要請
 
 東日本大震災及び原発事故から、子どもたち及び教職員の安全確保に努力され
ていることに感謝申し上げます。
文部科学省は4月19日、「学校等の校舎・校庭等の利用判断に係る暫定的考え方」
を示しました。学校現場及び保護者からは、「本当にこの基準で大丈夫なのか」
「これでは子どもたちの健康を守れない」といった不安の声が多く出されていま
す。
 県教組は20日「放射線による健康被害から子どもたちを守るための県教組声明」
を発し、今回の基準を直ちに撤回し、子どもの健康を第一にした安全策を示すと
ともに、子どもたちの受ける線量を減らすための具体的な対策を示し早急に実施
することを訴えています。
現在、多くの子どもたちは、通常値を大きく超える放射線量の中での生活してい
ます。
県教育委員会は、福島県内の学校現場の実態を直視し、文科省の示した基準より
も厳しく状況を受け止め、将来にわたり、子どもたちの健康に絶対に影響がない
といいきれる安全策を示し、具体的措置を早急に講ずるよう以下の点について強
く要請します。
 
                 記
 
1. 福島県として子どもを放射線の健康被害から守るため、より厳しい基準と、
子どもたちの受ける線量を減らすための具体的な対策を早急に示すこと。
 
(1) 年間20mSv、毎時3.8μSvとした文部科学省の基準を撤回するよう上申する
こと。
(2) 子どもたちは、学習で土をいじり校庭を走り回ります。舞い上がった砂ぼ
こりを吸い込むことは避けられません。また、転んで皮膚をすりむけば、そこに
放射性物質が付着します。このような場合の科学的データを示すこと。
子どもたちの行動を具体的に捉え、外部被ばく、内部被ばくの危険性を回避し将
来にわたる健康を守る観点から、県独自でより低い基準値を定め、子どもたちの
受ける線量を減らすための具体的な対策を早急に講ずること。
(3) 各学校毎に、専門的機関による敷地内及び通学路の詳しい放射線量の測定
と、「福島第一原発汚染マップ」同様の学校版放射線量マップを早急に作成し、
保護者・地域に公表すること。
(4) 放射線量の高い土壌の入れ替え、除染措置を行うなど、放射線量を減らす
万全の対策を講ずること。
(5) 放射線量の高い学校での授業は行わず、休校もしくは、放射線量の低い地
域への移転など、子どもたちの受ける線量を減らすため具体策を講じること。
 
2. 全ての学校に放射線量測定器を早急に配布すること。各学校における放射
線量測定についての統一的な測定マニュアルを示すこと。
(1) 学校版放射線量マップを基に、子どもの活動場所、及び敷地内の放射線量
が高い箇所で定時に測定し、結果を掲示し公表すること。また、積算値も公表す
ること。その場合、空間線量のみならず、地面から1cmの放射線量も測定するこ
と。
(2) たとえば、地面から1cmでの放射線量が3.8μSv/hを越えるホットスポット
を立ち入り禁止区域とし、子どもたちが放射線を受けない対策を講じること。
 
3. 子どもたちを放射線による健康被害から守るため、教職員が指導し行うべ
き安全対応マニュアルを早急に示すこと。
(1) 県教委がこれまでに示している、日常生活における注意事項を徹底させる
こと。
(2) 放射線量の高いところでの活動は絶対行わないこと。
(3) 花壇の整備、栽培活動を行う場合は、直接土に触れないよう、全員にゴム
手袋の着用させること。
(4) 屋外活動では、内部被ばくの危険性を無くすため、マスクを着用させるこ
と。
また、活動時間の制限をし、受ける線量を減らすための具体的対策を講ずること。
(5) 屋外での部活動及び体育の学習活動では、土埃の上がらないように配慮す
ること、土埃が上がる状況の中では活動を中止し退避するなど、具体的な対応を
取ること。
(6) マスク及びゴム手袋等は公費で負担すること。
 
4. 放射線量が高くなる危険性が生じたときの対応について、明確にすること。
(1) 学校現場にすみやかな情報が送られるように、情報網を整備すること。
(2) 緊急時にすみやかな対応ができるよう、指示系統を明確にすること。
(3) 緊急時に、教職員が子どもたちに行う安全対策について明確にすること。
(4) 緊急時に、保護者との連絡、対応について明確にすること。
(5) 安全確認、学校からの退避についての判断、指示系統を明確にすること。
 
5. 子ども、教職員を放射能による健康被害から守るため、福島県教職員組合
との協議を継続して行うこと。また、子どもたちの安全を守るために、県教育委
員会に寄せられる意見・要望について公開し、県民が安心できる対応策について
様々な観点から専門家の意見も踏まえなから検討し具体策を講ずること。
以上
 
 
       放射線による健康被害から子どもたちを守る県教組声明
 
福島原発の大事故以降、放射線量が極めて高い状態が続いています。私たちは、
放射線による健康被害から子どもたちを守るために、福島県教育委員会及び文部
科学省に対し、安全対策についての指針とマニュアルの提示を強く求めてきまし
た。大事故から一ヶ月が経過した4月19日、ようやく文部科学省は「学校等の校
舎・校庭等の利用判断に係る暫定的考え方」を示しました。学校現場及び保護者
からは、「本当にこの基準で大丈夫なのか」「子どもたちに影響はないのか」と
いった不安の声が多く出されています。
文部科学省は、原子力災害対策本部の示した「ICRP(国際放射線防護委員会)の
示す『非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル』1~20mSv/yを
暫定的な目安」を、一般公衆レベルのまま学校での判断基準としました。ICRPが
示している現行の規制値は1mSv/yです。これをはるかに超え、一般公衆レベルの
上限でとされる20mSv/yは、計画的避難地域を設定する基準量でもあり、放射線
業務従事者の年間平均許容量(ICRP 1990年勧告)に匹敵します。放射線に対す
るリスクが大きい子どもたちにこの基準を適用することは、長年の生活の中での
累積値は相当に大きくなり、子どもたちの命と健康を守ることはできません。
また、子どもたちが校庭等で活動できる制限値を3.8μSv/h未満としていますが、
学校等の敷地内の放射線量は一定ではなく、側溝や雨樋の下、塵や木の葉などが
集まる吹きだまり、水たまりなどの窪地などは比較的高く、校庭など地面は空間
放射線量より高くなっています。子どもたちは、学習で土をいじり、校庭を走り
回ります。舞い上がった砂ぼこりを吸い込むことは避けられません。また、転ん
で皮膚をすりむけば、そこに放射性物質が付着します。空間線量が3.8μSv/h未
満であっても、実際は空間線量より高い放射線を浴びることとなります。さらに、
内部被ばくの危険性もあります。
文部科学省の示した暫定基準は、子どもたちが学校生活をする上では極めて危険
な基準といわざるを得ません。文部科学省は、今回の基準を直ちに撤回し、子ど
もの健康を第一にした安全策を示すべきです。また、福島県災害対策本部及び福
島県教育委員会は、子ども及び保護者が安心できるように、全ての学校施設及び
通学路において放射線量の高いところを明確にした放射線量マップを作成し、立
ち入り禁止区域を設けるなど万全の対策を講ずることを強く要求します。さらに、
子どもたちの受ける線量を減らすための具体的な対策を示し、土壌の入れ替え等
の措置を早急に講ずることを要求します。
私たちは、子どもたちを放射線による健康被害から守るため、一刻も早い原発事
故の収束と安全確認を強く求めると共に、現在の通常値を大きく超える中での子
どもたちの生活について、「直ちに健康に影響がない」というのではなく、絶対
に健康に影響がないといいきれる安全策を早急に示し実施することを強く要求す
るものです。
                                      2011年4月20日
                                          福島県教職員組合
                                中央執行委員長 竹中 柳一
 
 
★2.―福島県内の子どもたちを救おう―広瀬隆講演
 
広瀬隆4/30講演テーマの要点を、30日より2日早くそっと教えます。
 
4月中旬現在、避難指示区域はどんどん広がり、ついに広大な飯舘村などを含め
て、東京都の総面積の7割前後に拡大しつつある。放射線量がわずかに下がって
いるように見えた時でも、下がっているのではない。とてつもない累積量が増加
している。
○福島市・中手聖一さんからのメール。
今日は、飯舘村の雑草から数百万ベクレルという数値が出ました。私の妹家族の
村です。妹たちは村を追われ群馬に避難しています。今夜になって、郡山市を中
心に放射線量が急上昇しました。今度は国道288号線ルートを通ったのかもしれ
ません。数日後に水道水の汚染が報道されるでしょう。その前に、皆に伝えたい
のです。(中略)
4月9日のメール──私はあきらめません。まだまだ子供たちの命を救えるのです
から。(中略)
4月19日のメール──このところ福島市内の屋内の放射線量が上がっています。 
      (中略)
 福島県内の放射線調査によれば、調査対象の小中学校の実に75.9%が、国が定
めてきた一般公衆の被曝防止のため立ち入りを制限する0.6μSv/h(5.2mSv/y)
以上の「放射線管理区域」に相当する放射線量である。加えて、20.4%が職業人
の放射線業務従事者が被曝限度を超え得るさらに厳しい管理が求められる「個別
被曝管理」が必要なレベルにある。つまり福島県の学童は、原発内での労働と同
じ環境に置かれている。
福島県内の児童は、一刻も早く、授業を中止して学童疎開をしなければならない。
ところが文部科学大臣の高木義明は、4月15日に、「目標は20ミリシーベルトで、
学校を頻繁に移動させることはできない」と、平然と児童被曝を野放しにし、放
射線の影響が深刻な子供たちに、基準の20倍もの被曝を許す殺人者だ。
 
                 4/30(土)広瀬 隆講演会
 
日 時:4月30日(土)17:30開場 17:50開演~21:10
場 所:東京・豊島公会堂ホール
       (JR・西武・東武・地下鉄池袋駅東口各5分)
受 付:当日会場にて。先着800名
共 催:たんぽぽ舎、週刊金曜日
問い合わせ:『週刊金曜日』業務部03-3221-8521(平日9:30~17:30)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1069】
                              転送歓迎です
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その54 ◆
 
         5つの情報をお知らせします。
 
   1.『4/26国と中部電力と東京電力に抗議』
   2.『ドイツで12万人のデモが原発を包囲-
         チェルノブイリとフクシマをくり返すな』
   3.『国は何を知っているんだろうか・4/27公開討論会の感想』
   4.『東電勝俣会長らの告訴・告発』
   5.『郡山市、校庭・園庭の表土除去へ』
 
 
★1.国(原子力安全・保安院)と中部電力(浜岡原発)と東京電力に抗議
   4/26チェルノブイリ原発事故25周年に300人・新人多数
 
 2011年4月26日チェルノブイリ25周年の日に初めて東電前アクションに参加し
ました。経済産業省で有志の人たちが思いの丈を発言し、原子力安全・保安院に
抗議文を渡してから中部電力を通り、東京電力前までデモを行ないました。東電
前でたくさんの警官に見守られながらロウソクを灯し、電車の騒音に負けずに福
島や上関など現地からの報告、原発労働者の状況、原発停止のお願いなどをそれ
ぞれが報告・主張しました。ほんとうに沢山の人が今回の事故に心を痛めつつ怒
りと同時にどうにかしたいと感じているのが伝わりました。個人的には女性が多
かったのが印象的に残ります。
 最後はギターの演奏が入り、歌を歌って流れ解散となりました。
25年前、私は中学生で、チェルノブイリ原発事故後もどうして大人たちは原発を
止めてくれないのかと思っていました。今は私たちが止められずごめんと人を含
む次世代生物と地球に対して思っています。自分に今何が出来るかいつも考えて
います。(S or O子)
 
 
★2.「大規模抗議行動 12万人のデモが原発を包囲する」-チェルノブイリと
フクシマをくり返すな
 
 ドイツの12地点の原発では、先週末からの復活祭休日期間に数万人が脱原子力
を訴えてデモに参加した。延べ10万人以上が平和と反原発を訴えて街頭に繰り
出した。
ベルリン―10万人をはるかに超える人々がこの復活祭の休日に脱原子力と反戦
を訴えてデモを行った。チェルノブイリ原発事故から25周年と日本の福島での
原発事故をきっかけに行われた抗議行動には、主催者発表によればこの月曜に
12万人以上が参加した。(以下略)(ore/AFP/dpa)
 
映像はFNNニュースで見られます。
「チェルノブイリ原発事故から25年 ドイツ全土約60カ所の反原発集会に延べ
12万人が参加」
チェルノブイリの原発事故から25年となるのを受け、ドイツでは25日、各地で
大規模な反原発集会が行われた。復活祭の休日にあわせて、ドイツ全土およそ
60カ所で行われた反原発集会には、延べ12万人が参加した。ドイツ北部のブル
ンスビュッテル原子力発電所の前で行われた集会では、チェルノブイリから25
年というテーマを掲げる一方で、「フクシマ」と書かれたプラカードを持つ人
が目立ち、福島第1原発事故への関心の高さがうかがえた。集会参加者は「津
波や地震が起こる可能性は、特に日本ではいつもあるし。チェルノブイリは人
為的ミスだったが、こういったことは、どこでも起こり得る」と話した。ドイ
ツ政府は、福島第1原発の事故を受け、すべての原発の安全評価を行っており、
6月に今後の原子力政策の方向性を発表する方針。(04/26 06:15)本田宏
 
 
★3.「国は何を知っているんだろうか・4/27公開討論会の感想」
 
 4月27日(水)、原子力安全委員会や保安院などの担当者を呼び、国会議員と市
民による「福島原発事故に関する公開質疑~事態の見通しと対応策」が開かれま
した。詳細報告はやりとりの分析を経て後ほど行うこととし、とりあえずの感想
などを書きます。
 結局は手探りなのだという実態が一つは見えました。心底恐ろしいことです。
 保安院の前川防災課長が「本当に分からない」という言葉をなんども繰り返し
ました。特に深刻なのは、1号機に水を入れ続け、図らずも格納容器内で「水の
棺桶」=「水棺」状態になっていることに対し、原子炉建屋が重量に耐えられる
のか、放射性物質の放出が無いのかという問いに対し「答え」がないのです。普
通、そんなことを前提にして格納容器は設計されていませんから、水圧、重量、
あるいは余震の揺れなどで破壊される可能性は否定できない、徐々に水を入れな
がら様子を見ているところと言うのです。
 今の原発が置かれている状況を象徴するかの発言に、言葉を失います。
 今後、水素爆発や水蒸気爆発は起こりえるのかどうかについても「起こる可能
性は相当低いのでは無いかと」考えているそうです。つまり起こりえるというこ
との裏返しです。
 再臨界の可能性についても同様で、一部に言われていた「物理的、原理的にあ
り得ない」と言うことは一切無いことがわかりました。
 3・11前に私たちと国が議論をするときは、原発や核燃料施設に関する安全
対策や安全性については、いつも「地の果てほど」の違いを感じてきたのですが、
今日はそう感じませんでした。そう、私たちの感覚と国の感覚が近づいてしまっ
た。これは粉飾しようもない現実の前には、大きな「見解の相違」などがなくな
っていることを意味していると思うと、国や東電と「安全体制に問題有り」と丁
々発止やり合っていた時期、もはや帰ってこない時期を懐かしくさえ感じてしま
う自分がそこにはいました。
 
 
★4.「東電勝俣会長らの告訴・告発」
 
イ JR西日本山崎正夫社長は、6年前の宝塚線脱線事故の責任、つまり安全担
当の役員であったとき自動列車停止装置(ATS)の整備を怠ったとして業務上過
失致死傷罪で刑事裁判にかけられている。
ロ 同様に、東京電力勝俣恒久は、社長だった時、福島第一原発1号機から4号
機の緊急炉心冷却装置(ECCS)の整備を怠り、すべてのECCSを津波によ
り水浸しにさせ、チェルノブイリ事故に次ぐ最大級の事故を引き起こした。(朝
日 4月4日、6日)。
 その結果、福島県や茨城県などの東日本に住む数百万人とその環境に放射能を
浴びせかけ、身体上、金銭上、精神上の苦痛を与えた。業務上過失致死傷罪であ
る。
 特に、原発から4キロの双葉病院では、約440人の患者のうち90人が現地
に放置され、3日間の絶食で2人が死亡した。避難した患者も移動途中で2名が
死亡した。その避難後も体調を崩し、現在まで合わせて45人が死亡したという。
(毎日 4月26日)。
ハ 北日本の太平洋側には、福島第二原発、女川原発など多数あるが、この福島
第一原発のそれも1~4号機だけが一斉に事故をおこしたことで、これらの原発
の欠陥が示される。これらの原子炉では、浸水対策のないタービン建屋の地下室
にすべてのECCS(非常用ディーゼル発電機)が設置され、そのため同時に冠
水するという共通原因で使いものにならなくなった。
ニ そこで、中越沖地震(2007)で問題となった欠陥ECCSの改修をしな
かった東京電力とその改修を指示しなかった安全委員会を告訴・告発する必要が
ある。
ホ 告訴・告発すべき被告は、これら欠陥ECCSの改修をしなかった当時の東
京電力社長勝俣恒久、これらECCSを改修するよう指示しなかった当時の原子
力安全委員長鈴木篤之、また事故発生後事故収束の指揮をとろうとせず、原子炉
への海水注入や使用済燃料プールへの海水の噴射など、保安院と東京電力による
でたらめな行動を許し、事故収束をきわめて困難にした現安全委員長斑目春樹の
計3名とする。
ヘ ところで、この欠陥ECCSを改修しなかった理由は、この改修には高額の
費用を必要とするからである(朝日4月6日)。この安全費用を節約したことで
事故となったのであるから、この災害の賠償はすべて東京電力の負担とさせる。
料金値上げで利用者の負担としたり、国庫援助で納税者や子孫の負担とするなど
は許されることではない。
ト 東京電力は、所有する一切の資産を売却し、この賠償にあてる。売る資産が
一切なくなり、たとえば所有する物件が事故を起こした福島第一原発と放射能で
使いものにならない第二原発だけになった時、東京電力は国有化され、その必要
費用は国庫負担となる。
 
 
★5.「郡山市、校庭・園庭の表土除去へ
    放射線量高い15小・中13保育所」
 
 郡山市は、原発事故による県の放射線量調査で、数値が高かった市内の小・中
学校、保育所の校庭、園庭について、5センチ程度の表土を除去する独自の対策
を福島県内で初めて実施する。対象は、地上1センチの数値が超中学校は毎時3.
8マイクロSv、公立保育所は毎時3.0マイクロSvを超えた校庭、園庭。小学校は九
小(市内全58校)、中学校6校(全28校)、公立保育所13か所(全25か所)
が該当した。(これまでの文科省の屋外活動制限の暫定基準は小学校が地上50
センチ、中学校が地上1mのの測定値3,8マイクロSv.)。
従来の基準だと、1小学校以外はいずれも基準の下回っていたが、今回、専門家
の見方を参考に、より地表に近い地点に基準を設定した。保育所の基準3.0マイ
クロSvは、市が独自に決定した。作業は民間業者が重機やスコップで行い、土は
市内の河内埋立処分場の一角に埋める。放射線取扱の国家資格を持つ市環境保全
センター幹部が、現状での数値は埋設しても環境に影響がないと判断したという。
県放射線りすく管理アドバイザーを務める神谷研二広島大原爆放射線医科学研究
所長は、「半減期の長いセシウムは土の表面にたまりやすいため、表土除去は放
射線量減少に効果があるのは間違いない」と話しているとのこと。
また、今回の郡山市の動きに続き、福島市は25日、表土の除去について「有効性
に対する意見を専門家から聞いている。効果が確認できれば作業を進めたい」と
している。福島市では、6か所の小・中学校と保育園、幼稚園が文科省の暫定基
準値を上回り、屋外活動制限の対象となっているという。(福島民報 2011年4
月26日)
 これまでの暫定基準値が、甘すぎなかったのか。基準値をわずかでも下回れば
それで子供の健康被害リスクは減るのか。これまでの累積放射線量に加え、食べ
物等からの内部被ばくを考えた時、なぜもっと早く行政は子供を守ろうとしなか
ったのか、様々な疑問が残る。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1068】
                              転送歓迎です
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その53 ◆
 
         4つの情報をお知らせします。
 
   1.『余分な人工放射能を1年中365日浴びる=原発事故の本質』
   2.『子供たちを放射能から守るための集会(準備会)』に参加しました
   3.『写真を撮っている市民です。運動に役立ててください。』
   4.『4月30日(土) 広瀬隆講演会の案内』
 
 
★1.『余分な人工放射能を1年中365日浴びる=原発事故の本質』
 
 原発事故の本質は、事故で発生した「余分(余計)な」人工放射性物質によるヒ
バクを1年365日、人体も、食物も、水も、大地も、浴びせられ続けることにあ
る。原発推進派の御用学者が言っていたレントゲンやCTスキャンのように、1年
に1回あるかないかのものとは全く違う。レントゲンやCTスキャンはリスク(放
射能ヒバク)を予測しつつも、受ける利益を考えて、各人が「選択」するものだ
が、原発事故の大量の放射能は「選択の余地なく」「強制的に」すべての生物
(人・動物・植物ほか)も1年365日×何年も脅かす。ガンや白血病やその他諸々
の病を引き起こすのである。どんなに微量でも放射線は人体に悪影響を与える。
放射能に「しきい値」はない。今後、福島事故の放射拡散は万力のように、原発
推進派のたくさんのウソ(原発はクリーン・安い・多重防護の安全神話等々)を粉
々に打ち砕くだろう。(柳田)
 
 
★2.「子供たちを放射能から守るための集会」(準備会)
 放射能の基本や自分たちのおかれた状況がわかる紙媒体がほしい
 
 4月25日夜、福島市で開かれた「子供たちを放射能から守るための集会」
(準備会)に、行ってきました。「原発震災復興会議」(準備会)」は、これまでい
ち早く福島の子供たちを被ばくから守ろうと、校庭を中心とする放射能測定を行
ってきた首都圏、現地の団体らの呼びかけにより、「現地の親たちの声とつなが
りたい」という思いを実現した集会でした。4月25日は準備会にもかかわらず、
100人を超える超満員。年配の方ももちろん、乳幼児の父母といった、若い方
の参加が多く目立ったのが印象的でした。
 熱気に包まれた自己紹介(意見・質問)は、予定の2時間を大幅に超えて、東北
新幹線の停電事故でもはや終了かと思われた21頃に会場にたどり着いた筆者の
予想を裏切らず、終わる気配を見せていませんでした。(会合は、18時半から、
22時まで続きました。)福島市の積算放射線数値をきちんと出してほしい、とい
った具体的な要望に続き、印象的だった次の声をご紹介します。
 
 「周りのお母さんたちは、インターネットを使わない人もすごく多い。でも、
情報はほしい。口に出すことを憚っている。でも、悩んでいる。是非、署名とセ
ットにした、放射能の基礎知識、現在の自分たちの置かれた状況がわかるような、
紙媒体の情報がほしい。署名用紙とセットして、市内の幼稚園、保育園、学校、
公民館で頒布したい」
 「空中線量の最も高かった3月15・16日は、殻になった市内中の物資を求め
て、小さい子の手を引いて、一番市内を歩き回っていた日だった。無念でたまら
ない」
 全体として、「やっと自分の思い、話したかったこと、聞きたかったことをこ
こで言えた」という声が大勢を占めたようです。
 こうした声を受け、今後主催者は手を取り合って、
 
・署名(校庭の除洗と、各学校への測定器の配置要求)とセットの紙媒体運動 
・学童疎開(避難先)プロジェクト
・一人でも多くのママさんも参加できるための緩やかなパレード
・県の事故アドバイザーに、市民の立場に立った人を入れろ運動
 
などを進めていきます。
 本会議(次回現地集会)は、5月1日です。また、本会議から今後の運動につい
ては、NHKはじめ各インターネット中継が予定されておりますので、随時情報を
お届けします。
皆さん、広めてください。            (たんぽぽ舎:槌田春美)
 
 
★3.写真を撮っている市民です。運動に役立ててください
 
・たんぽぽ舎 ご担当者様
突然のメールにて失礼いたします。
2011/4/24『原発止めよう!東京ネットワーク』集会&デモ行進に参加いたしま
した東京都世田谷区のTと申します。
 私は1歳4ヶ月の息子を持つ父親で、この度の大震災に伴う福島第一原発の事故
で、反原発主義を意識するようになりました。将来原発を捨て去り、クリーンエ
ネルギーに転換してゆく世界を実現するため、また福島を始めとする子供達や若
者の未来のために、自分にできる具体的な行動を起こしたいと思い、デモ活動に
初めて参加しました。
 私はマスコミ関係ではないのですが一応写真を撮る仕事をしていますので、そ
ういう人間なりに出来ることとして、テレビや新聞が積極的に報じない反原発運
動の生の姿を記録写真にして、一人でも多くの方に運動の熱量を伝え、広めてゆ
きたいと思いました。
 今回の一連の震災と事故で、これまでにないほど反原発の機運の高まりを感じ
ています。現にこれまでノンポリで日和見していただけの私が積極的にデモ活動
に参加するようになったのですから。以前から熱心に活動されてこられた方達の
思いを、特定のセクトや団体に属さない私のような大多数の人たちに共感してい
ただき、どれだけ巻き込んでゆけるかが今後の勝負だと感じています。
 もし私の写真が、たんぽぽ舎を始めとする反原発運動に携わっておられる方達
のお役に立てるならと思い、このメールを書かせて頂きました。拙い写真で恐縮
ですが、ご覧いただき、もし何かに使えそうな写真がありましたらご自由にコピ
ーしていただき、紙媒体やwebなどで使っていただければと思っています。
 
2011/4/24 原発とめよう!東京ネットワーク 記録写真
                         (東京都Tさん男性より)
 
 
★5.4月30日(土) 広瀬隆講演会の案内
 
たんぽぽ舎+週刊金曜日の共催 広瀬隆講演会
『子どもを守れ!いま福島原発で起こっていること』
 
日 時:2011年4月30日(土)17時50分開演~21時10分(17時30分開場)
場 所:東京・豊島公会堂(池袋駅東口5分)
参加費:1000円(うち200円はみんなで使える放射線測定器購入費に充てます)
講演内容:広瀬 隆『子どもを守れ!いま福島原発で起っていること』
     大東 断『電力浪費を見直そう」』
         伊田浩之「原発震災を取材して」
         山崎久隆+鈴木千津子「食卓にしのびよる放射能汚染」
受  付: 当日会場にて。先着順800名 
問合せ :『週刊金曜日』03-3221-8521(平日9時30分~17時30分)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1067】
                              転送歓迎です
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その52 ◆
 
         5つの情報をお知らせします。
 
   1.『世田谷区長選「脱原発」保坂氏当選』
   2.『稼働中の原発を今すぐ止めよう―地震が心配』
   3.『4/23-24アースデイに参加して』
   4.『4/24集会(芝公園)の決議文-4500人参加』
   5.『参考-週刊金曜日、週刊フラッシュ』
     ★編集部より
 
 
★1.東京新聞1面トップ記事
   世田谷「脱原発」保坂氏当選
 ・4月25日(月)の東京新聞は1面トップ記事に6段ブチ抜きの大きな活字で東
京世田谷区の区長選挙に「脱原発」を掲げる保坂のぶと氏(元衆議院議員、55歳)
(社民、国民新、新党日本支援)が自民党候補や民主党候補らを破って当選したと
報じた。
 ・解説記事=「首都の矛盾問い直す」を紹介します
 「…首都の矛盾問い直す
  東京23区最多の83万人が暮らす世田谷区の区長選で、「脱原発」を掲げた元
社民党国会議員の保坂展人氏が当選したのは、原発危機であらわになった首都の
矛盾を、区民自らが問い直した結果といえる。
  一極集中による利益を享受してきた東京は、東京電力の管内全体の三割の電
力を消費する。首都の繁栄は地方が支えてきた。東京から遠く離れた自治体の苦
境に無関心ではいられない。そんな都民の思いが世田谷の地で、変革へのうねり
につながったのではないか。
  世田谷区長選では民主、自民の二大政党は内輪もめに終始し、埋没した。原
発事故で古里を追われた人々と東京のつながりが問われる時にも政争を繰り広げ
る姿に、区民の目は厳しかった。
  大震災は原発依存のエネルギー政策を含め国のあり方自体を問い直す。首都
での脱原発区長の誕生は国政も揺さぶるだろう。政権は世田谷からの発信を重く
受け止めるべきだ。(社会部・浅田晃弘)」
 
 
★2.稼働中の原発を今すぐ止めよう―地震が心配
   4月26日(火)の毎日新聞に「意見広告が掲載」
 
・たんぽぽ舎内に事務局を置くストップ原発&再処理・意見広告の会(代表:鈴
木則子・岩田深雪)が4月26日(火)毎日新聞朝刊に「5段の意見広告」を載せる
ことが内定した。9回目の意見広告実績です。
・今回の意見広告の内容は、福島第一原発の大震災(原発震災)は、食品も水も大
地も放射能で汚染して、救援・復興を妨げている。惨事をくり返さないために、
稼働中の原発を今すぐ止めようというもの。
・この意見広告には数十万円かかっていますが、全国各地の皆さんからの温かい
賛同金・カンパで実現しました。今後(第10回)は東海地震の震源域の真上にある
浜岡原発3基を止めよう―原発3基止めても電気は大丈夫(中部電力発表数字か
ら)―を掲載する予定。皆さまにご協力をお願いします。
 
 
★3.アースデイ参加(4月23日~24日)
 
 これまでのささやかな地域への広報活動などのために集積したパネル等を利用
して、さらに多くの人に知ってもらう機会にしたいという思いで、今年はたんぽ
ぽ舎・劣化ウラン禁止・市民ネットワーク・廃原発ネットワークと4団体の共催
として申し込みました。23日は雨・風の影響もあり、来訪者は少なめでしたが、
24日は、芝公園での恒例の集会とかち合う中、用意したパンフは1冊を残し完売。
署名用紙は用意した枚数すべて完結(「浜岡原発すぐとめて」たんぽぽ舎に271筆、
24日だけしか集めなかった「脱原発への転換を速やかに決定し、自然エネルギー
へ政策転換を求める」205筆、「上関原発建設反対」185筆)。長いアンケートに
答えてくれた人も29人。何人かは連絡先を書いてくれたので、報告を出しながら
「意見広告の会」メンバーにお誘いもできるかもしれない。呼び物としてのシー
ル投票は好評でした。毎日新聞の世論調査の1問"原子力に頼る日本のエネルギ
ー政策は?"を取り出し、回答を「やむを得ない(青)」、「原発は減らすべきだ
(緑)」、「すべて廃止すべきだ(赤)」のシールを貼って答えてもらいました。
(終了後、たんぽぽ舎に持ち帰り、一緒に数えてくれた皆さん、ありがとう)。
 結果は、この順に41(4%)、145(14%)、838(82%)でした。
ちなみに、4.18毎日新聞世論調査では、それぞれ40%、41%、13%であり、世論一
般の意識との差に考えさせられます。スイスでは、3.11前と後では世論が大きく
逆転して、減らす・全廃が80%を占めていたのと合わせ、日本の世論を脱原発へ
向かわせるための道のりを考えずにはいらせません。自治体レベルをもう1歩進
め、自治会・町内会レベル、趣味の会レベルの運動の浸透が真に必要と考えます
(少なくとも私は今後その方向で動きたいと思っています。)
※渋谷アースデーのパレードは5000人参加。4/25朝日新聞朝刊に掲載されました。
 
★4.4/24集会の決議文(東京芝公園23号地、4500人参加)
 
 3月11日に発生したマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震は、いまだに
余震が続いています。被災地の皆様には心からお見舞いを申し上げます。そして
一日も早く救援がより広く、確実に展開されることを願っています。
 この未曾有の事態に加え、人間によって引き起こされた恐ろしい原発震災が発
生しました。1979年のスリーマイル、そして1986年のチェルノブイリ原発事故以
来、多くの人々が2度とこのような事故をひきおおこしてはならいないと思い、
原発に頼らないエネルギー政策をへの転換を求め、様々な活動を続けてきました。
 本年はチェルノブイリ事故から25年目になります。この事故を忘れず、さらに
強く脱原発の思いをあらたにすべく、各地で集会が準備されていました。その矢
先の福島原発震災でした。
 3月11日から50日近く経過した今もなお福島第一原子力発電所では放射性物質
の流出が続き、解決の目途はたっていません。福島県のみならず放射能の汚染は、
海に、陸に、広汎に広がりつつあります。
 農業者や漁業者からは悔しさと怒りの声があがっています。そして消費者から
は食べ物や飲み物の安全性について不安の声が出ています。また原子力発電所現
場で働く人たちの被曝問題など計り知れない問題が山積しています。
 そして4月19日、文部科学省は福島県の教育委員会などに対して、子どもも大
人と同様の年間で20ミリシーベルトまで被曝しても良いとする通知を出しました。
全国の一般人の被曝の年間基準量でさえ1ミリシーベルトなのです。子どもは大
人とくらべると放射線の影響を受けやすいという観点を無視しています。絶対に
許されることではありません。即時に撤回し、子どもたちに安全な環境を用意す
ることを強く、強く、強く、要求します。
 今後も全国で地震が心配です。気象庁もマグニチュード7以上の地震発生を警
告しています。活断層が直下にあり、且つ老朽化が進んでいる原発もあります。
そこで地震が起きれば、たとえマグニチュード7以下の地震であっても、福島原
発震災を超える第二の原発震災が有り得ると思います。これを防ぐ唯一の方法は、
現在稼働中のすべての原発を今すぐ止めることです。
 今、立場の違いはあっても多くの人たちは原子力発電所に対して疑問を持って
います。今日私たちは、チェルノブイリ原発事故の汚染地域からパーベルさんを
迎え、また福島現地からの報告も聞きました。今後絶対に原発震災を起こしては
ならないことを深く心に刻みました。この思いをより多くの人に伝えるために力
を合わせ、声を大きくし、世論を動かし、今度こそ脱原発社会を実現しましょう。
                        2011年4月24日
  チェルノブイリ原発事故から25年 
  くり返すな!原発震災 作ろう!脱原発社会 集会とデモ 参加者一同
 
※夜のNHKニュースで報道されました。
 
 
★5.参考・週刊誌の紹介2つ
 
イ.週刊金曜日臨時増刊4月26日発行 中味は4つから成り立っています。
                  全82頁600円
  1章 追及 原発震災
  2章 放射能を正しく恐れる
  3章 警告されていた原発震災
  4章 全国の原発と反・脱原発運動 団体名、住所、電話などの一覧
       (たんぽぽ舎:柳田もインタビューを受けています)
 
ロ.週刊フラッシュ5月3日号
 『重大事故がおきていた!福井の高速増殖炉「もんじゅ」はもっと危ない』の
記事が写真つきで3頁載っています。主な内容―もんじゅ「爆発」寸前、維持費
1日5500万円、夢の原子炉のはずが事故多発。自殺者も出ているもんじゅ闇の歴
史、調査だけで10億円。報道されない重大事態。核開発に反対する会の原田裕史
さんと元名城大教授の槌田敦さんの談話も載っています。
 
★編集部より
 
・たんぽぽ舎の日刊メールは、現在アドレス登録者4000人強へ発信されています。
又、受け取った人のうち、何人もの人が知人へ転送していただいているので、実
数は5000を超えると推定されます。更に、日刊ベリタ(3万人余)に転載されてい
ますので、数万人の人に読まれています。それだけに「原稿内容の正確さ」「数
字の誤りのなさ」により細心の注意を払っていきます。「掲載の方針」として、
みんなを元気づける記事、小さくても明るい記事、私たちの実践にかかわる記事、
今後の方向性を示す記事、読者からの声を中心に編集していきたいと考えていま
す。みなさんの声をお寄せ下さい。(柳田)
 
・3/26広瀬隆講演DVDの普及にご協力下さい。
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