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たんぽぽ舎です。【TMM:No1335】
                           転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その320 ◆
        5つの情報をお知らせします(2月3日)
 
 
1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
 
 
★1.「再稼働阻止は自治体の力で」
   ─原発推進勢力のチカラの源泉=資金源を断とう
   東電電気料の値上げ反対!                 (布施 哲也)
★2.<テント日誌 1/2(木)>
   厳しい寒さの中、来訪者続々
   ― 経産省前テントひろば 145日目 ―
★3.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、2つ
 ◇さようなら原発 2.11東電・東葛支社前デモのお知らせ
   2月12日(休日)午後1時30分 名戸ヶ谷第2公園
 ◇上映会「100,000年後の安全」
   2月12日(日)14:00~/13:30開場 東京ウィメンズプラザ・ホール
★4.84歳の女性が60名署名あつめる
                          (たんぽぽ舎会員 練馬M子)
★5.がん発症リスクある 1500キロ離れた地で増加
   低線量・内部被ばく どう向き合う
   チェルノブイリ影響研究トンデル博士
         (2012年2月3日 東京新聞 こちら特報部より抜粋)
 
 
 
★1.「再稼働阻止は自治体の力で」
   ─原発推進勢力のチカラの源泉=資金源を断とう
   東電電気料の値上げ反対!        布施哲也
 
 この国の官僚、それも経済官僚が気になる。それでも、これまでは政党・政治
家の影に隠れていたが、今はその姿をはっきり私たちの前に顕わにし、その力を
誇示する。TPP(環太平洋経済連携協定)への参加も、消費税の引き上げも、そし
て原発の再稼働も、この官僚の存在がカギを握る。
 この国の支配構造がどうなっているかは承知している。原発の推進に当てはめて
みれば、その構造が一段とハッキリする。政治家ではないし、有権者でもない。
ましてや労働者でもない。輸出関連大企業による資本であり、それを具体化する
官僚だ。
 これらの支配者、原発で言えば原発推進勢力の力の源泉は、あたりまえだが資金力
となる。電気料金と税金が、これら推進勢力(原子力ムラ)を潤して、そのオコボレに
あずかろうと人々が群がる。その金は、電力会社が支払う固定資産資産税と交付金
だが、それだけではない。地元にばら撒く「協力金」も膨大で、人々のこころを捻じ
曲げてしまう。
 唐突だが、東電(他の電力会社も)の不買運動を提唱したい。東電ほど、日本といわず
世界に害を与え、与えつづけている企業は存在しない。その東電の電気を買わない
ことが、原発推進勢力の資金源を断つことになるからだ。経産省をはじめとした省庁の
ビルの多くはPPSから電気を調達している。PPSには限界もあるし、いいことばか
りではない。
 でも、原子力ムラに抗し、政策を変更させるカギとなるだろう。PPSの電気は
原発由来ではないし、原子力ムラが避けたい発電と送配電の分離に結びつくからだ。
そして、多くの自治体施設の電気をPPSから購入することで、このことを広く社会化
したい。自治体こそは、私たちのホームグラウンドだ。
                  (『労働情報』紙より一部転載)
 
 
★2.<テント日誌 1/2(木)>
   厳しい寒さの中、来訪者続々
   ― 経産省前テントひろば 145日目 ―
 
2月2日(木) 晴れ。風も強く、寒さが厳しい。
 
 昨夜から泊まり込んだが、強い風でテントがバタつき、すそがまくり上がって風が
吹き込み、寝ていられず、応急措置をする。
他方では、夜を徹しての議論が延々と続いている模様。不寝番交替で起きた後、それ
に加わる。夜明けが少しずつ早くなってきているのが、何となく春に向かっているの
だと感じさせてくれる。
 朝、先日差し入れられたマットを下に敷いてみる。下からの冷気を遮断して暖かみ
を感じる。人々のいろいろな気遣いに、テントに寄せる思いを感じながら、感謝。
 今日は朝から差し入れが殺到。特に豚汁は別々の2人の方から、大鍋2杯分。
揚げたてのコロッケ、谷田部さんは特製の五目おこわをはるばる茨城から運んでく
れる。
 村長が原発からの絶縁を宣言している東海村の村議選はやはり厳しかったそうで
ある。原発関連企業で働いている人が多く、上位3名は企業内候補者であったらしい。
それでも脱原発を明確に掲げた候補者もかなり票を伸ばしたそうだ。東海村では
なかなか「家の外では脱原発を言えないから家の中でできることなら協力したい」
という人も多いという。
 今は、むしろ隣接自治体地域で脱原発は高まり、運動も活発化しているそうである。
 
 福島原発の事故以来、隣接地域も全て原発の「現場」であることが過酷な被災の
現実によって明確になったからだ。そう言えば、このところ大間原発に対して函館市
が強力に反対して市長が動いていることが報じられている。
 
 寒い中、来訪者は絶えない。初めて、という人もいて熱心に議論が続く。
その感想が早速メールで届けられた。テントは人々の意志や思いが寄せられることに
よって日々成長していく。テントという物理的には小さなものが、それが磁場となって
巨大な、人々の脱原発の意志空間・公共空間を創りだしているのであり、それを原発
維持・推進の経産省が省内の管理規則で撤去しょうなどというのは、それこそ国有地
の、そしてこの国の空間の私物化そのものなのだ。(Y・T)
 
☆「全国からのたより」
メールの送り先はtentohiroba@gmail.com
 地域名・性別・年齢をご記入いただければ幸いです。)
 
◎本日13時頃はじめておじゃました、さいたま市の○○と申します。
本日伺ったお話に、感銘を受け、是非行動に参加させていただきたく、ご連絡を
差し上げました。防寒具は、山岳用シュラフを持ち合わせておりますので、
問題ありません。とりあえず、この土曜日から月曜日までを考えておりますが、
受け入れ可能でしょうか。
なお、火気は持っておりませんが、水、食糧等最低限なものは、持参いたします。
 
◎Tと申します(40代、男)。
思い込み「原発が無いと、電力が足りない」と思い込んでる人が多いと報道されまし
たが、実際、思い込んでる人が多いと私も感じます。足りるか足りないか未だ分から
ないと言うなら、正常な範囲と思いますが。足りない思い込みは原子力ムラによる情
報操作によると思います。
  原子力ムラに関心が無い多くの人達が情報操作などに操られずに、原発の危険が無
い  社会を想像する手伝いが大事と思います。野田総理が原発推進に見えるのは、
推進派の官僚の言いなりな傾向が強いからと思います。
 
 
★3.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、2つ
 
◇さようなら原発 2.11 東電・東葛支社前デモのお知らせ
                         流山市 日下部 信雄
 
昨年の10月11日に実施した「東電・東葛支社前デモ」の第2弾を行います。
前回の10.11のときと同様に、東電社長あての抗議文を手渡す。東電・東葛支社
には1週間も前に「受け取りに出てくるよう」要請しておいたのだが、「後で連絡す
る」と言っておきながら、30日、強く再要請したら、やっと31日になって「受け
取ります」と言ってきた。「休日出勤だとお金がかかる」なんて言っていた。
デモ参加の有無にかかわらず、一緒に要請文や抗議文を出される方を募集しています。
参加できないけれど「抗議文(要請文)」を出したい人はメールで日下部信雄まで、
送ってください。 メールアドレス:kusakabe-nobuo@nifty.com
なお、「集会会場」は前回の駅前ロータリーだと大勢集まった時に危ないということ
で、新柏駅前ではなく近くの「名戸ヶ谷第2公園」としました。「新柏駅」から駅前
の「東武ストア」の後ろに位置します。徒歩数分。下記ブログの地図を参照して下さい。
当日駅前に案内人を配置する予定。
ここで集会を開いている間に、別働隊を作って抗議文などを東電に届ける形になります。
天候に関わらず実施する。ぜひご参加を。
詳細は下記「原発止めよう! 東葛の会」のブログを!
http://blogs.yahoo.co.jp/genpatsutomeyou_tokatsunokai/2775783.html
 
 
◇上映会「100,000年後の安全」
 
たとえ事故が起こらなくても、原子力発電所から大量に発生し、どんどん貯まっていく
放射性廃棄物。世界には少なくとも25万トンもの高レベル放射性廃棄物がすでに存在
し、フィンランド以外、最終処分場は決まっていません。使用済み核燃料に含まれる
プルトニウムの半減期は2万4千年。さらに生物にとって安全なレベルまで放射能が
下がるにはおよそ10万年かかるといわれています。危険な放射性廃棄物を10万年
間、人間が管理することは可能なのか?
フィンランドで建設されている世界初の高レベル放射性廃棄物最終処分場を描き、
核のゴミ問題を問いかけるドキュメンタリー。
 
日 時: 2012年2月12日(日)14:00~/13:30開場
    ※上映後、ゲストトークを予定
会 場: 東京ウィメンズプラザ・ホール 東京都渋谷区神宮前5-53-67
交 通: 表参道駅B2出口徒歩7分・渋谷駅徒歩12分
入場料: 予約 800円/当日 1,000円 (※要事前予約)
主 催: 大竹財団、特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
協 力: たんぽぽ舎
<お問い合わせ・ご予約>大竹財団 03-3272-3900/PARC 03-5209-3450
            Web予約 http://bit.ly/AcJZFv
 
 
★4. 84歳の女性が60名署名あつめる
                 (たんぽぽ舎会員 練馬M子)
 
1月中旬、久しぶりに知人宅に伺いました。人と会うときはいつも「さよなら原発」
の署名用紙を用意していくのですが、その日はたまたまもって行きませんでした。
「署名用紙を忘れて残念」と言う私に「あとで送って」と彼女。
後日2枚の署名用紙とあて先の書いた封筒を送りました。「60人に書いてもらって
送ったわよ。カンパ用紙も入ってたので、カンパもちょっとね」と今日電話がありま
した。彼女は84歳、足が不自由で外出できません。ディサービスに通い、そこの利用
者、スタッフ、ヘルパーさんたちから署名を集めたのです。最初は彼女1人に署名を
書いてもらうつもりでしたが、なんと60倍に増えてびっくりです。
彼女の心意気に感動です。いつも人と人との関係を大切にしている彼女なのでできた
ことですし、原発に対しての関心もそれだけ大きいということであり、まだまだ運動
が広がる可能性があると、心強く思いました。
 
 
★5.がん発症リスクある 1500キロ離れた地で増加
   低線量・内部被ばく どう向き合う
   チェルノブイリ影響研究トンデル博士
           (2012年2月3日 東京新聞 こちら特報部より抜粋)
 
初の帰村宣言──福島県川内村が原発事故の避難自治体としては初めて帰村宣言を出
した。
4月1日に役場や学校、保育園などを再会する方針だが、やはり気になるのは放射能
汚染による健康被害。年間20ミリシーベルト以下なら居住できるというのは、本当
なのか。向こう数十年にわたって続く低線量被ばくとどう向き合えばよいのか。内外の
専門家に聞いた。
「がんの発生数二万二千四百九件のうち、八百五十件はチェルノブイリ原発事故によっ
て出された放射能汚染によるものだった」。スウェーデンから来日したヨーテボリ大学
のマーチン・トンデル博士(四九)は先月三十一日、福島市内で開かれた講演会で、
スウェーデンでのチェルノブイリ原発事後の健康影響についての調査結果を報告。
低線量被ばくでもがん発症のリスクがある可能性をこう「警告」した。
トンデル博士は一九八六年四月に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ
原発事故の後、スウェーデン北部に降下したセシウム137の堆積量と、その後に
住民が発症したがんとの関係を研究していることで世界的に有名だ。(中略)
デスクメモ
「戻れる人は戻る。心配な人はもう少し様子をみてから戻る」。遠藤雄幸村長は、
こう話した。村を復活させたい村長の気持ちは分かる。だが、このままでは不安は
なくならないだろう。正確なことが分かっていない以上、慎重にならざるを得ない。
つくづく原発事故の罪を思う。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1334】
                               転送歓迎
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その319 ◆
        5つの情報をお知らせします(2月3日)
 
  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
  残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
  全原発停止へあと一歩
 
 
★1.「電力会社から電気を買わない」運動-原発の電気は高すぎる
                反原発自治体議員・市民連盟 布施 哲也
★2.日本の原発政策、その最大の弱点を突く
   ――汚染者負担の原則は東電を許さない (2)
                               槌田 敦
★3.<テント日誌 2/1(水)>
     パンクロックから かんしょ踊り(会津磐梯山古式踊り)へ
       ―― 経産省前テントひろば 144日目 ――
★4.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、2つ
 ◇繰り返される冤罪の背景 警察と司法の問題点を考えるシンポジウム
  -警察はなぜ証拠を提出できないか-
  2月4日(土)14:00~ 「たんぽぽ舎」にて
 ◇2.4原発さよならデモ@大宮
  2月4日(土)13時半集合、14時出発 大宮駅東口駅前
★5.2月9日 ワンコイン上映会へのお誘い
   ――特集 東海村・日本の原子力発祥の地
 
 
 
★1.「電力会社から電気を買わない」運動-原発の電気は高すぎる
 
                反原発自治体議員・市民連盟 布施 哲也
 
 特定規模電気事業者(PPS)のことが、メディアに登場している。原発の電
気は買わず、原発を再稼動させず、廃原発に結びつけたい。でも問題がある。
電力会社の送配電網を利用するために高い託送料(利用料金)を支払うこと。そ
して、PPSの供給量が需要量を一定の率以下になった場合、高額のインバラ
ンス料金(罰金)を支払うことだ。電力会社と官僚がこれらの料金・率を決める
ため、諸外国と比較しても割高となる。PPSの普及に歯止めをかけるためだ
ろう。
 
 PPSを利用するのは、電気料金が安くなるからだ。でも、このままでは一
般家庭で活用することは不可能だ。私たちは自治体で活用することを提唱して
いるが、少しずつ増えてきている。PPSを社会化して50kw以上という制
限を取り外させることが需要だ。東電の電気料金引き上げ方針が明らかにされ
た。民間の企業・団体はPPSに逃げることも可能だが、私たちはその手段が
ない。反原発自治体議員・市民連盟は、PPSを普及させため、パンフレット
『電力会社の電気を買わない方法』を発行している。ご活用を。
 
付記:原発元締めの経産省・文科省も共に東電から電気を買っていない、PP
Sから買っている。
 
 
★2.日本の原発政策、その最大の弱点を突く
   ――汚染者負担の原則は東電を許さない (2)
 
                               槌田 敦
 
【刑事事件1.未必の故意による致死傷罪】
 
 福島原発事故は、大量の放射能を環境にばらまき、避難などで数十人を死な
せ、多くの人々を苦しませ、数人を自殺に追い込むなどして、福島県民に多数
の死者、心身障害者を発生させた。
 それだけではなく、BEIR-Ⅶ報告によれば、生涯において100人が平
均して100ミリSv被曝すると1人はがんになり、またその半分はがん死す
るから、生涯被曝が50ミリSv増と予想される福島県民200万人の場合、
1万人はがんになり、その内5000人はがん死することになる。
 さらに、福島県を除く東日本(5000万人)で生涯被曝10ミリSv増に
より5万人のがんの発症とその内2万5千人のがん死者を発生させることにな
る。
 そもそも、「原発は火力発電よりも安価」として登場した。ところが、安全対
策の費用が次々と追加されることになり、原子力発電は火力発電に比べて発電
費用が上回ることになってしまった。
 そこで、勝俣恒久前社長ら歴代社長は、安全対策費用を節約すれば、人を殺
めるかも知れないことを承知しながら、安全対策費用を節約して原発を運転し
てきたのであった。
これは「未必の故意」といって、故意の一種とみなされる。
 
【未必の故意】意図はないが、ある事実が発生しても仕方がないとして為す行

 
 具体的には、(1) 立地条件の改悪と防波堤を形ばかりにした罪、(2) 原子炉
内の計測を7時間以上も不能にした罪、(3) 水素逃し口を作らず、1号機の建
屋を水素爆発に至らせた罪、(4) 高圧注水系電源の津波対策をしなかった罪、
(5) 1号機、非常用復水器の欠陥を放置した罪、(6) 2~6号機、残留熱除去
系から蒸気凝縮系を削除した罪、などがある。
 
刑事事件2、業務上過失による致死傷罪】
 
 福島原発事故は、業務上過失致死傷罪(刑法第211条1項)としての刑事
事件でもある。吉田所長の業務上の過失が、福島原発事故による災害を拡大し
たのであった。
 その過失は、すべて吉田昌郎所長の思い込みによる。それは、(1) 高圧注水
系の使用を躊躇した、(2) 非常用電源の回復を後回しにした、(3) 海水を注水
した、(4) そのために原子炉圧力容器の逃し弁を開いた、(5) 格納容器をベン
トした、(6) 中性子計測結果を改ざんした疑惑、(7) 4号機原子炉に燃料を搬
入していた疑惑、である。この中でも、(4) は、浪江町、飯舘村、福島市、郡
山市などを襲った放射能の最大原因である。
 これらは、すべて吉田所長の思い込み、重大な不注意、そして事故隠しであ
って、原発苛酷事故対策での異常行動であり、業務上過失である。
                             (以下続く)
 
 
★3.<テント日誌 2/1(水)>
     パンクロックから かんしょ踊り(会津磐梯山古式踊り)へ
       ―― 経産省前テントひろば 144日目 ――
 
 2月1日(水) 快晴。冷え込みが厳しい。
 
 今日の衆議院予算委員会で、自民党の斉藤 某議員が、テントのことを枝野
経産相に質問していた。枝野経産相の答弁はこれまでの繰り返しであったが、
国会審議の場にテントのことが登場すること事態、現在のテントの位置を示し
ている。いわば国政上の問題になってきているということである。一つに結び
あわされる沢山の人々の意志と思いがテントをそのように押し上げているの
だ。
 
夕刻には、パンクロックの若い青年2人組がテントを訪れる。テントは初めて
だそうだ。そして第2テントで熱いライブ。パンクはメッセージ性が強いそう
だ。上半身裸になっての熱演に、70代の小父さんも思わず引き込まれてい
く。季節が違えば、テント前での野外ライブとなるのだろう。その後は交流会
で話に花が咲く。
 
 風が強くなってくる中、シュラフに潜り込む。
 
                            ( Y・T )
 
 ◇ワークショップ  かんしょ踊り(会津磐梯山古式踊り)
 
2/3(金) 13時~14時  於:テントひろば 東京都フクシマ村
 福島のシンボル歌 会津磐梯山の踊りをマスターして、経産省を取り囲もう
という文化アクション
<講師>武藤類子さん <発信>谷田部裕子さん(全国の女たち世話人)
 
 ◇「全国からのたより」
 
 はじめまして。
 岡山に住む在日韓国人3世の朴(パク)と申します。テントの皆さん、お寒
い中毎日本当にお疲れ様です。
 故郷日本に暮らす在日韓国人の一人として、やはり原発は必要がないものだ
と思っています。この度は、在特会の暴言によくぞ我慢して下さいました。お
疲れさまでした。
 テントに集う皆さん方は、私が心から尊敬し愛する日本の人たちです。美し
いこの国とそこに暮らす心やさしい人々の命を守るため、私も日本に住む一人
の人間として原発村の人間たちと岡山から闘っていきます。
 寒いテントで頑張る皆さんのことを思うと、本当に胸が痛くなります。もう
これ以上頑張って下さいとは言えません。皆さんは毎日命を削りながら、十分
頑張って下さっています。本当にありがとうございます。
 皆さんのことを岡山の瀬戸内の空の下から、いつも考えています。毎日思っ
ています。皆さんの笑顔は私の幸せで、皆さんの悲しみは私の不幸せです。
絶対に原発を止めましょう。原発に日本で暮らす全ての人間の命が止められて
しまう前に。一部の心ない人間の言動で皆さんが傷つきませんように。
 どうぞ、お体には気をつけてください。毎日本当にお疲れ様です。感謝ハム
ニダ。
                        (岡山 男性 40歳)
 
 
★4.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、4つ
 
 ◇繰り返される冤罪の背景 警察と司法の問題点を考えるシンポジウム
  -警察はなぜ証拠を提出できないか-
 
日 時:2012年2月4日(土)14:00~ 開場13:30
会 場:「たんぽぽ舎」JR水道橋下車 徒歩5分
   〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F
   電話 03-3238-9035 http://www.tanpoposya.net/
司 会:清水勉氏(原田信助さん国賠訴訟、主任弁護士)
シンポジスト:寺澤有氏、林克明氏(フリージャーナリスト)
参加費:1000円(※資料代含む)
 
 
 ◇2.4原発さよならデモ@大宮
 
 新年あけましておめでとうございます。
 さて、野田首相による福島第一原発事故の冷温停止宣言が出されましたが、
約10ヶ月が経過した現在も、事故の全容や廃炉に向けた具体的なプランは定
まっていない現状にあります。
 また、この夏の電力供給に支障をきたさなかった現在もなお6基の原子炉が
稼働中であり、被災地の除染・ガレキの広域処理、ベトナムへの原発輸出他、
原子力政策をめぐる情勢は日々刻々変わっております。
 また埼玉県内でも三郷市・吉川市・飯能市・秩父市等の一部にホットスポッ
トが発見され、特産の狭山茶の出荷停止など、食の安全の課題も浮き彫りにな
っております。
 そこで、9月10日の所沢から川越・浦和・川口・草加と続いた、原発さよ
ならデモ@埼玉 第6弾のデモを、枝野経済産業大臣の地元大宮で開催致しま

皆さんのご参加をお待ちしております
 
開催日時:2012年2月4日(土)13時半集合、14時出発
集合場所:JR線・東武野田線 大宮駅東口駅前
主  催:2.4原発さよならデモ@大宮開催のtwitter有志一同
    (http://www.twitter.com/nonuke_saitama)
その他 :プラカードや垂れ幕などを各自ご自由にお持ち下さい。
     参考 脱原発ポスター展:http://nonukeart.org
        脱原発スモールアクション:http://small-action.com/?page_id=469
原発と関係のない、特定の政治団体や政治的テーマに関するのぼりや旗・プラ
カード等はご遠慮下さい。
 
 
★5.2月9日 ワンコイン上映会へのお誘い
   ――特集 東海村・日本の原子力発祥の地
 
 今回のワンコイン上映会は首都圏に一番近い原子力施設のある茨城県、東海
村を特集してお送りします。
 1965年、東海村から原子力発電の夜明けが始まり、多くの人が未来のエ
ネルギーに夢を抱きました。安全の謳う愛らしいキャラクターが宣伝するアニ
メなども作られましたが、1999年にはJCO臨界事故を起こし、朽ちてい
く様に尊い命が失われ、原子力へ抱いた夢が悪夢だった事に気が付く…。その
様子をドキュメンタリー映像等を使って、皆さんにお伝えしたいと思います。
 全ての映像で1時間半程度、合間には茨城現地からの脱原発活動報告なども
予定しています。
 是非、ご参加下さい。
 
【日 時】2月9日 18:30~21:00 
【場 所】スペースたんぽぽ
【参加費】500円
たんぽぽ舎です。【TMM:No1333】
                               転送歓迎
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その318 ◆
        4つの情報をお知らせします(2月2日)
 
  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
  残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
  全原発停止へあと一歩
 
 
★1.2.11全国一斉!さよなら原発1000万人アクション前段集会へ!
   「再稼働反対!」「経産省前テントひろばを守ろう!」
                      のスローガンを鮮明に掲げて
★2.東京ガスは値下げ、東電は値上げ?
   電力会社の責任追及無しの値上げはあり得ない
   原発がない沖縄電力は黒字だよ
                        たんぽぽ舎 原田 裕史
★3.<テント日誌 1/31(火)>
     テントの主張が特定の政治的主張であり、
       場所の占拠が公共性を損ねているか?
       ― 経産省前テントひろば 143日目 ―
★4.「劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク」83号=1月号発刊
    のお知せ
 
 
 
★1.2.11全国一斉!さよなら原発1000万人アクション前段集会へ!
   「再稼働反対!」「経産省前テントひろばを守ろう!」
                      のスローガンを鮮明に掲げて
 
 来る2.11東京代々木公園ケヤキ広場で開催される「2.11全国一斉!
さよなら原発1000万人アクション」(13:00~)に先立ち、たんぽぽ舎、
反原発自治体議員・市民連盟、東電前アクション、その他の共同で、「再稼働
反対!」「経産省前テントひろばを守ろう!」をメインスローガンに掲げた前
段階集会(11:00~12:00)を行います。
 全国商業原発54基中稼働中原発が3基となり、この5月にでも実質上「原
発ゼロ」状態が現出しようとする状況で、原発マフィア及び保安院はインチキ
「ストレステスト」で「問題なし」の認識を示し、更には同じく国際原発マフ
ィアでしかないIAEAのお墨付きを得ることによって、遮二無二「原発再稼
働」の道を掃ききめようとしています。そうであるが故にそうした「原発推進
派」に対抗する最前線として意義をもつ「経産省前テント」への撤去要請な
ど、彼らの再稼働への衝動を隠そうともしません。
 にもかかわらず、原発立地での運動は別として「原発問題」を巡る運動の総
体として、この原発再稼働に反対する主張・運動はまだ主流をなすものとなっ
ていません。M7級の首都直下型地震が今後4年内に70%発生する可能性が
あるとも言われているなかで、地震列島日本における地震活動は明らかに活性
化していることは誰の目にも明らかです。こうした状況において、「段階的に
原発を撤去する」などと悠長な事を言っている余裕はありません。止まった原
発を決して再度稼働させず、早急に「廃炉」を目指した運動が今こそ必要な時
はありません。
 私たちは、「2.11全国一斉!さよなら原発1000万人アクション」の
前段において、「再稼働反対!」「テント防衛」の意思を新たに再確認・決意
するとともに、続く「2.11全国一斉!さよなら原発1000万人アクショ
ン」においても、「再稼働反対!」「テント防衛」の声を広げていきませんで
しょう、ビラで、ノボリで、横断幕、インターネットで。
 
 ◇2.11全国一斉!さよなら原発1000万人アクション
  「再稼働反対!」「経産省前テント防衛」前段階集会
  日 時:2月11日(日)11:00~12:00(1時間)
      全体集会は13:00から同じ場所で
  場 所:代々木公園ケヤキ広場
 
 
★2.東京ガスは値下げ、東電は値上げ?
   電力会社の責任追及無しの値上げはあり得ない
   原発がない沖縄電力は黒字だよ
 
                        たんぽぽ舎 原田 裕史
 
 東京電力を除く全国電力9社の2011年4月から12月期の連結決算が出
ました。マスコミ各社は「燃料費が増えたことが原因で赤字」という論調で、
原発が停まっていることが料金値上げの原因であるかのごとく報道しています
が、「原発が無い」沖縄電力が黒字ですから、まずは火力発電所の燃料費高騰
が原因ではないことは明らかです。
 
 一方、西部ガス、大阪ガス、東京ガスはガス料金の値下げをします。海外報
道では米国でも天然ガスが安くなっていることを報じていますし、ガス火力発
電所のコストはこの間安くなっていることも衆知の事実です。
 
 東京電力が17%の値上げを表明した自由化部門では新規参入した事業者は東
京電力よりも安価に電力を供給していますから、原発を持っている事業者だけ
が値上げすることになります。要するに原発に掛かったコストの分、また大企
業の非効率性の為に、発電原価が高いのです。更に、稼働するか否かの議論を
している最中に、また原発にコストを掛けて定期検査(余計な被曝も増えま
す)や(場当たり的な)地震対策をして余計なコストを上乗せしています。
 
 自由化された部門では、原発を使わない電力事業者から電気を買う企業が今
後増え続けるでしょう。自治体からもPPS(特定規模電気事業者)からの電
力購入表明が増えています。電力会社は大口需要家は個別契約となりますので
おそらく大口契約者は安くすることで経済界からの批判をかわそうとするでし
ょう。自由化部門に続いて一般家庭の電力料金値上げも狙ってくるでしょう。
東電の失策の為のコストは、まず東電経営者、出資者が責任を取らなければな
りません。火力発電所を別会社に売却すればその会社は低価格の電力を提供で
きるでしょう。東電を清算すれば、株主・出資者が損をする分、国民負担を減
らすことができます。
 
 電力会社は勝手な投資をし、電力料金を値上げし「原発を動かさないと今ま
での投資がムダになる」と脅しているのです。「居直り強盗」みたいですね。
 
 
★3.<テント日誌 1/31(火)>
     テントの主張が特定の政治的主張であり、
       場所の占拠が公共性を損ねているか?
       ― 経産省前テントひろば 143日目 ―
 
 今日は国会前の座り込みの最後の日なので朝、まず国会前の方に顔を出し
た。裸の銀杏の木に残っていた雪はもう消えたとはいえどこか寒々しさは残っ
ている。何人かのメンバーが参院議員会館でのポスティグ作業(各議員へのビ
ラ入れ)を行っている。この後に衆院第一議員会館、衆院第二議員会館へと続
く。今回の国会前行動は経産省前の緊迫状態が続いたから影が薄くなったが、
子供たちを放射能汚染から守るための「子供・妊婦法案(仮称)」の今国会で
の成立や事故調査委の機能発揮による再稼働の動きへの歯止めなどを具体的な
訴えとしている。国会はこれからであるから、今後も時期を見て国会前行動を
展開する積りである。経産省から国会に出掛けてくる行動を考えている。
 
 経産省前のテント態勢の維持が手薄になるのでは危惧されたこともあるが、
緊迫の中で無事貫撤された。国会と霞ヶ関、日本の政治権力の中枢をなすこの
二つの関係を理解するのは難しいことかもしれない。人々の目や意識には国会
が政治権力の中心的場と映っているのかもしれないからだ。両者の関係を見直
す動きが最近は続いてきた。民主党の官僚主導政治の見直しの提起があったか
らだ。でも、これもまた曖昧化してきている。こういう事情にあるとはいえ、
原子力行政を見ると原子力ムラの動きなどやはり日本の政治決定には官僚の問
題は外せないと思う。経産省前にテントが存在することの重要性は変わらない
のである。国会では政局(政争)によって動きが取れない中で、官僚側は着々
と原発推進を進めている。特に原発再稼働の戦略に於いてはである。僕らは霞
ヶ関(官僚側)と国会(政府や政党)の関係を睨みながら脱原発の主張を展開
する必要があると思う。官僚主導の原発再稼働→原発保存の動きを注視しなが
らである。見えないところでの官僚の動きを監視しながら。
 
 テントに帰ると経産省から弁明書なるものを手渡すという。何のことかと思
ったら1月24日(火)に出された撤去命令の副本にあたるもので追加分とい
うところである。1月24日の撤去命令書は6項目からなっていたがそのうち
の5項目は防火問題だった。最後の1項目が以前に出した要望書の却下理由で
あった。今回の弁明書はその6項目を補足するものであった。今回の命令書が
防火管理の問題に偏り過ぎたのを是正する意味があったのだろうか(?)これ
は2点からなるもので1点は「9条改憲阻止の会」が特定の政治団体であり、
その主催する活動は「行政の中立」なる観点から認められないというものだっ
た。2点は歩行者の便宜などの公共性を損ねているというものだった。つま
り、テントの主張が特定の政治的主張であり、場所の占拠が公共性を損ねてい
るということである。
 
 「9条改憲阻止の会」が経産省との交渉の窓口をなしてきたことは事実であ
るが、テントはテント広場運営委員会が実質的に運営しているし、これが国民
的な意志の表現の場になっていることから見れば「行政の中立論」は有効な論
理でないのは明瞭である。経産省側が右翼団体を背後でそそのかしていると噂
されてきたことが本当のことかも知れないと推測されもする。そう受け取れる
のである。経産省側の「行政の中立」を裏図けるのが右翼の行動や要求の他に
ないからである。もっともその右翼も脱原発や反原発の主張は批判していない
のだから、行政の中立論は根拠が薄弱である。場師の占拠が公共性を損ねてい
るというが、通行上の不便をもたらしたにしても市民や国民は原発論議の公共
性の方が重要であることを認めていると思う。ご都合主義的な公共論は権力の
お得意の論法だがそんなことは誰も認めない。彼らの言う公共性が何を指して
いるのか明瞭ではないし、テントの実際において通じない論理である。
 
 寒さの増してきた夕暮れのテントの中では大阪から駆けつけたという女性が
話していた。暮れの関西電力前の座り込みに参加したそうだが、24日の撤去
命令はとても心配していたという。27日は用事があって動けなかったがテン
トがまだあって嬉しかったと。ここ一両日は初めてテントに来た人、激励に駆
け付けたという人が多い。やはり、こっちも元気づけられる。僕らの予想超え
てテントは浸透し支えている力も広がっているのを感じる。24日からの1週
間は緊迫の日々であったが貴重な日々でもあったのだと思う。
 
                              (M/O)
 
 
★4.「劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク」83号=1月号発刊
   のお知せ
 
 たんぽぽ舎に事務所を置く「劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク」から
のお知らせです。劣化ウラン兵器は、核兵器や原発の核燃料をつくる過程で大
量出る劣化ウランでつくられます。そのためにも、私たちは反原発、今特に再
稼働に反対し、全ての核に反対です。毎月発行している月刊ニュース83号=
1月号が出ましたのでお知らせします。
 
 今号の主な内容は
 
 1 除染にどこまでの意味があるのか? ―拡散を止める方が重要―
                    劣化ウラン研究会代表 山崎久隆
   (たんぽぽ舎発信の地震と原発事故情報 №307号から転載)
 2 収束宣言・40年で廃炉法制化・ストレステストは原発の再稼働と輸出
   のための布石でしかない!
   経産省前テント撤去命令に緊急抗議行動に750人
                           事務局 山本勇祐
 3 1月の反原発デモの報告 
   1・10東電前アクション 
   1・14反原発世界大行進in横浜に4500人
 4 本紙の名物連載 イラクからの便り「ムハンマドの新年」
               アラブの子どもとなかよくする会 西村陽子
 5 「もんじゅ」を廃炉に!2011現地で集会とデモ
 6 資料「東京新聞 こちら特報部」より2件
   (1) セシウム降下急増なぜ?―福島市 新年早々不安広がる―
   (2) 原発塀府試算のカラクリ 「コスト安」は数字操作
 7 原発なしで電気は足りる ―市民エネルギー研究所作製図表から―
 
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   ご希望の方は、FAX03-3238-0797(たんぽぽ舎)へFAXでどうぞ。 
 ※ 購読料 年3000円 ご自宅へ直接お送りします。 事務局 山本
 
 
[編集部より]
 ◇正誤表
「地震と原発事故情報 その314」で以下の誤りがありましたので、ここに訂正
させていただきます。
 ★4.メルマガ読者からの投稿、2つ
    ●         
  ◇昨日のデモ、高齢者が多いが大いにけっこうなことと思う

    ●
  ◇昨今のデモ、高齢者が多いが大いにけっこうなことと思う
に訂正します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1331】
                           転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その317 ◆
        4つの情報をお知らせします(2月1日)
 
 ★1.汚染者負担の原則は東電を許さない (1)(槌田敦)
 ★2.<テント日誌 1/30(日)>
    今日は“テントから社会が視える”一日だった
    ― 経産省前テントひろば 142日目 ―
 ★3.たんぽぽ舎の風景―今日は特別に賑やかだ
    ボランティアの皆さんが封筒発送やパンフレット作成など…
 ★4.メルマガ読者から、講演会のお知らせ2つ
   イ.エネルギー勉強会連続セミナー第2回
   ロ.2/12矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)講演会
        「隠された内部被曝の危険」
 
 
 
★1.汚染者負担の原則は東電を許さない (1)
                                                       槌田敦
【毒物まいて「無主物」という東電の主張】
  2011年8月、二本松市にあるゴルフ場が、東電に汚染の除去を求めて仮処分
裁判を起こしたが、東電は、「原発から飛び散った放射性物質は、東電の所有
物ではなく無主物であり、東電は除染に責任をもたない」と回答した。東京地
裁の決定は敗訴であった。
  裁判所は「無主物」には立ち入らなかったが、もしも裁判所が「無主物」との東
電の主張に与することになれば、これまでの公害裁判の歴史は一挙に否定され
ることになる。
 
【汚染者負担の原則PPP】
  OECD(経済協力開発機構)は、1972年、公害対策に出費した企業と公害
対策をしないで費用を節約した企業の不公平を解決するため、汚染者が汚染に
より生ずる費用を支払うという原則(poluter-pays principle PPP)を勧告した。
  1969年に水俣病患者はチッソを被告として第一次訴訟を起こしていたが、
この「汚染者負担の原則」を掲げて勝訴することになる。
  日本では、この原則を、企業と企業の関係だけではなくて、被害者と加害者の
関係にも適用し、「汚染原因者の負担」という意味で多くの公害裁判で使われる
ことになった。汚染による損害の「支払い」だけではなく、支払いを含む広義の
「負担」をする原則である。
今回の福島第一原発事故による災害についても、この汚染者負担の原則により、
解決が進められることになる。
  「汚染者負担の原則」は、具体的には、刑法と民法の適用で実施される。
刑法204、205条(致死傷罪)に加えて、刑法第211①条(業務上過失致死傷罪)が
規定されている。また、
民法709条(故意または過失による損害賠償責任)、710条(財産以外の損害賠償)が
規定されている。この条項によって精神的苦痛に対する慰謝料の請求が可能と
なる。(以下、次号に続く)
 
 
★2.<テント日誌 1/30(日)>
   今日は“テントから社会が視える”一日だった
   ― 経産省前テントひろば 142日目 ―
 
1月30日(日) 快晴。
 
 国会前で座り込みをしていると、テントから情報が入った。在特会(在日特
権を許さない市民の会)がテントに押しかけてくるという。時間ははっきりし
ないが午後の早い時間らしい。留守番を残してテントに向かった。彼らが現れ
たのは午後1時過ぎ30人弱か。
 ヘイトスピーチの名に恥じぬ差別、排外、罵詈雑言を我鳴りたてる。日本語
という言語をこれほどまでに下品・下劣なものにものにできるのか・・・と思
える程。
他の民族派団体の諸君はどう感じているのだろうか。
 テントは徹底して沈黙。これは、単に挑発に乗らないという防御姿勢と解す
べきでない。彼らのあまりの低劣さに対する黙殺である。黙殺は防御ではなく
攻撃だ。彼らはこの黙殺に苛立ち、眼を血走らせて挑発するが、やがて疲れて
無力感に陥る。
 天に唾するとはこのことだ。暴力の温床は差別である。差別の裏側に怯えが
ある。
関東大震災のときの朝鮮人虐殺はこの怯えに突き動かされた。在特会の妄言も
この類いである。
テントの巨匠乱鬼龍の至言“テントから社会が視えた”“歴史が視えた”1日だっ
た。( T/E )
 
テントひろばにメールで寄せられた便りです。
メールの送り先はtentohiroba@gmail.com 地域名・性別・年齢をご記入いた
 だければ幸いです。)
 
◎テントのみなさま
  凍てつく日々、底冷えにどんなに耐えていらっしゃることかと案じております。
谷さん すっかり元気になられましたか。抗議大集会の折久しぶりにお顔を拝見し
てほっといたしました。
  “枯れ木”でも必要なことが起きましたらいつでもお声をかけてくださいませ。
どうぞくれぐれもお身体お大切に。 O・T(女性 埼玉県新座市)
  
◎経済産業省前は福島反原発闘争の最も大切な拠点ですね。デモや集会も大切だが
人々がいざという時に集まれる「確定された場」としてこれからも大きな意味を
持って行くと思う。頑張りましょう。
 
◎お忙しいところ恐縮です。27日16時からのデモに参加させて頂きました○○
 と申します。当日、人が多くテントに近づくことができませんで、ご様子が分
 からない状態での申し出で恐縮です。添付画像にある床に敷くタイプのマット
 が22枚うちにあります。色は茶色と薄いピンクの二種類ありま す。
もし、お役に立つようでしたら明日29日(日曜日)、テント広場まで運ばせて
頂きたくお 願い申し上げます。小さい子がいるので平日に荷物持参 で伺うのは
難しいので、伺えるとしたら週末になります。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
★3.たんぽぽ舎の風景~今日は特別に賑やかだ
   ボランティアの皆さんが封筒発送やパンフレット作成など…
                                                            柳田真
 
 たんぽぽ舎は、多くのボランティアの心温まる支援労働で何とか大量の仕事を
こなせている。特に昨年の3.11大震災後の、山のように押し寄せる問い合わ
せ、講師依頼、食品や水、牛乳などの放射能汚染調査など大半がそうだ(たんぽ
ぽ舎の専従者は財政事情もあり、一人)。
1月31日(火)は特に賑やかだった。20人強の人々がいくつもの班に分かれて労働。
反原発自治体議員市民連盟の定例事務局会議とボランティアで10人余、メルマガ
発信やたんぽぽニュース発送や印刷、丁合いなどにも10人強で、計20人を超すと、
80平方m弱の事務所が狭く感じられる。
 ボランティアのA子さんから発送作業の後、小出裕章さんの著書「子どもに伝
えたい―原発が許されない理由」(2011年9月刊、東邦出版、130頁、1200円+
消費税)を10冊贈呈したい(広めて欲しい)という嬉しい話があった。子どもた
ちに伝えたいとして、4章からなる、やさしく書いた本であり、私も初めて見た。
 原発の誕生と現実~恐ろしい破壊兵器(1章)から始まり、4章:今私達がす
べき事~安全な未来へ向けて、の内容で大人にも読みごたえのある内容だ。ボラ
ンティアの人びとからの諸々の情報が貴重だ。
 全体に女性が圧倒的で、男性が少ない。男性である私はもう少し、男性ボラン
ティアに来て欲しいと思うが、いかんせん…。
 数少ない男性ボランティアのYさんは事務職員という経歴だけに事務作業の手
際の良さは凄い!毎週、火、水の2日間来ていただいている。廃原発一筋で25
年間やってこられた。たんぽぽ舎はこうした人々に支えられて、正念場の2012
年を努力してやり抜こうという思いになる。
 身体も(年相応に)、フトコロもだいぶ"ガタ"がきているが、しかしボランティ
アの心意気に励まされて自分の精神の高まりを感じる。日々、充実しすぎる毎日の
人生を送れる自分は幸せ者かもしれない。忙しいけれども…。
 
 
★4.メルマガ読者から、講演会のお知らせ2つ
 
 イ.エネルギー勉強会連続セミナー第2回
  【差し上げます、「便利」と「安全」-オールジャパンで原発輸出
   -危険と不安のおまけつき】
 
  原発の問題は、日本国内だけを見ていても解決しません。
  原発問題を広い視野をもって考えてみませんか。
  ●日 時:2012年2月11日(土)13:00~17:00
  ●会 場:早稲田奉仕園リバティホール
          http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
  ●参加費:無料
  ●講 師:田辺有輝さん(「環境・持続社会」研究センター)、
            満田夏花さん(FoEJapan、メコン・ウォッチ)
  ●共催:アジア太平洋資料センター、APLA、アーユス仏教国際協力
      ネットワーク、開発教育協会、日本国際ボランティアセンター、
      メコン・ウォッチ
  ●協力:「環境・持続社会」研究センター、日本大学法学部佐渡友ゼミ
   お申し込み、詳細は
     http://www.dear.or.jp/getinvolved/e120128.html まで
 
 
 ロ.2/12矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)講演会
        「隠された内部被曝の危険」
 
 日 時:2月12日(日)14時半~17時
 場 所:ニコラバレ9階(四ツ谷駅麹町口1分)
 資料代:500円  申し込み不要
 
「年間100ミリシーベルト以下の健康被害はわからない」と信じている方、
それは「わからない」のではなく「隠されて」きました。
核戦略のためにかくされた歴史と、内部被曝のメカニズムを知って、
子ども達を守っていきましょう。
心配しているお母さんは勿論、「大げさじゃないの?」と思っておられる
お父さんにこそ、是非聞いていただきたい講演です。
 
<脱原発・自然エネルギーを考えるカトリック市民の会>
連絡先:三上 090-4396-7446
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1328011633722takaheims
たんぽぽ舎です。【TMM:No1331】
                               転送歓迎
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その316 ◆
        4つの情報をお知らせします(1月31日)
 
[編集部より]
 昨日発行の【TMM:No1329】「地震と原発事故情報 その314」は本来、
【TMM:No1330】「地震と原発事故情報 その315」とすべきところでした。
従って昨日のメルマガを【TMM:No1330】「地震と原発事故情報その315」し、
本号を【TMM:No1331】「地震と原発事故情報 その316」として発行します。
 
  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
  残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
  全原発停止へあと一歩
 
 
★1.東電電気料金値上げ案に疑問・批判が続々
   東電の電気料の大幅アップ(=企業17%、一般家庭10%前後)で、
   東電は1兆円増収を見込む)に対して、各方面で疑問、批判の声が
   高まっている。いくつかを紹介します。        (柳田 真)
★2.推進派を打ち負かす手ぬぐい
★3.<テント日誌 1/29(日)>
     風は変わるか  風を変えよう
       ―― 経産省前テントひろば 141日目 ――
★4.マルマガ読者より講演会・デモのご案内、1つ
 ◇東電への責任追及の手を緩めちゃいけない!
  2月3日は東電前で『鬼は~そと!』
                          東電前アクション
 
 
 
★1.東電電気料金値上げ案に疑問・批判が続々
   東電の電気料の大幅アップ(=企業17%、一般家庭10%前後)で、
   東電は1兆円増収を見込む)に対して、各方面で疑問、批判の声が
   高まっている。いくつかを紹介します。
 
                             (柳田 真)
 
 原子力損害賠償支援機構 ─ 我々を無視しておいて
                  こんな値上げを許すわけにはいかない
 東京都 ─ 燃料費の詳細がない、経費削減もっとできる。
 
(なお、このメルマガ1月29日号でもたんぽぽ舎・山崎久隆さんが東電値上
 げ案の多くの問題点を指摘して、値上げに反対する旨の文章を掲載済み)
 
 ─────・─────・─────・─────
 
 ◇経営合理化が不十分、都が東電値上げに異議
  1月27日 毎日新聞記事から
 
 東京電力が4月から企業向け電気料金を平均で約17%値上げすると発表し
たことを受け、東電株の2.7%を保有(昨年3月末現在)する大株主である
東京都は26日、東電、原子力損害賠償支援機構、経済産業相の3者に対し、
さらなる経営合理化などを求める緊急要望書を出した。
 要望書は「値上げの根拠である燃料費などの負担増分6800億円の詳細や
賠償スキームと合わせた経営合理化の具体的内容が示されていない」と指摘。
 「都は大口需要家、都市経営に責任を持つ行政主体、主要株主としてあらゆ
る機会を捉え行動していく」としている。
 
 ─────・─────・─────・─────
 
 ◇支援機構「無視 許せぬ」、東電「事業者の権利」
  1月29日 毎日新聞記事から
 
 「我々を無視しておいて、こんな値上げを許すわけにはいかない」。東京電
力が企業向け電気料金平均17%値上げを発表してから1週間後の今月24
日、政府の原子力損害賠償支援機構が入居する東京・虎ノ門のビル。機構側が
急きょ呼び出した常務クラスら東電幹部6人を前に、運営委員4人が怒りをぶ
ちまけた。
 委員らは料金値上げを発表当日の17日に知ったという。出席者によると、
「不意打ち値上げ」と憤る委員らが「平均17%」の根拠を求めると、東電側
は08年の料金原価の数字をもとに説明。委員らは「なぜ古い数字を使ったの
か。これまでの合理化策が含まれていない」と詰め寄ったが、東電幹部は沈黙
するだけだったという。
 現行の企業向け料金は、90年代後半からの電力自由化を受け、東電が顧客
と個別交渉で決める仕組みとなったが、同じ地域で大規模な発電をできる電力
会社はなく「東電の言い値で決まる」(機構幹部)のが実態。政府の有識者会
議で料金体系の抜本見直しが進むが、結論は出ていない。
 「値上げありき」の東電の姿勢には「東電は殿様商売でいばっている」(猪
瀬直樹・東京都副知事)、「値上げの算定根拠や合理化目標を説明すべきだ」
(経済同友会の長谷川閑史代表幹事)など不満は強いが、東電の西沢俊夫社長
は「(値上げは)事業者の権利だ」と言い切る。
 政府は1兆円規模の公的資本注入で実質国有化し、経営権を掌握して「東電
解体・電力自由化」を狙う。東電の強硬姿勢は、これを阻み、主導権を維持し
て経営再建にこぎつけたい東電側の生き残り策でもある。
 
 
★2.推進派を打ち負かす手ぬぐい   (1枚500円で販売しています)
 
                              たんぽぽ舎
 
 原発宣伝の大嘘 ~原発の本当の姿~
  ☆脱原発派は、推進派との議論に勝つ為にお使い下さい。
  ☆推進派は、以下の論議にまともに反論出来ないなら
   推進する道理は無い。
 
 一 絶対安全?  
   事故によって「安全神話」が嘘だった事は、誰もが認識。 
 二 地元の要請?
   反対運動を潰し半強制的に設置。
   説明会ではやらせメール、さくら発言のオンパレード。
 三 発電料金が安い?
   地元にばら撒く交付金は別会計。
   バックエンド処理や事故処理費用を極端に低く見積もったトリック。
 四 電気が不足する?
   ピーク時の電気使用量でも、火力と水力の発電能力を超えた事は無い。
   オール電化のような非効率なものを作って必要にしようと画策している
   だけ。
 五 原発は安定した発電方式?
   安定しているのではない。
   安定させて運転しなければ事故を起こす始末の悪い代物。
 六 石油が枯渇したときに備える(石油の代替)?
   フロントエンドからバックエンドまで石油に依存。
   石油無しに稼動出来ない。
 七 地球温暖化防止、クリーンエネルギー?
   フロント&バックエンドそれぞれ石油を使い二酸化炭素を大量に放出。
   冷却用の海水を暖め温室効果のある水蒸気を大量に作る。
   二酸化炭素よりも遥かに危険な放射性物質製造マシーン。
 八 核の平和利用?
   元々アメリカの核兵器産業を支え、アメリカの核の傘下を増やす為の詭
   弁
 九 国防上、核兵器をすぐに作れるようにして置く?
   狭い国土に原発があるだけで国防上まな板の鯉。原発を攻撃されたらお
   仕舞い。
 十 火力や水力とのベスト・ミックスが大切?
 
 右記一~九の通り、原発は他の発電方式に勝るまともなメリットがないの
で、ベストミックスの発電方式の候補外。敢えて言うなら原発のミックス率は
0%が理想。
 
 以上、理性的な結論は脱原発。
 ◎質問、意見、反論、感想等は左記まで。
 【 議論は終わってる・・推進派のプロパガンダの嘘 】
  http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-591.html
 
 
★3.<テント日誌 1/29(日)>
     風は変わるか  風を変えよう
       ―― 経産省前テントひろば 141日目 ――
 
 1月29日(日) 快晴。
 
 いきなり私事の話で申し訳ないが、昨夜来風邪で寝込んでしまった。どうや
ら27日の大抗議集会の司会ということで、体が冷えてしまったからだろう
か。今日は日曜日ということで、きっとテントは賑わっていることであろうと
思いを馳せる。日誌をどうしたものかと迷っていると、日曜の夜の泊まり担当
のKさんから送られてきた。
 
 寒い夜、テントでチェックインすると、すでに第1テントでは宴会、第2テ
ントでは足温こたつでだんらん。寝床の確保が心配になる。
 やむなく一杯飲んで身体を温めてから、第3テントで眠る。人のぬくもりな
く寒いが個室ゆえ気楽に熟睡できた。夜中に寝ずの番に起きると、案の定、寝
床を確保できずに徹夜で情報交換してくれる人がいる。27日からずっとテン
トは満杯状態が続いていると嬉しい悲鳴。
 朝は、なかなか経産省担当が挨拶に来ない。しびれを切らしていると、やっ
と11時にビデオカメラを持ってくる。ひとしきりの挨拶後雑談。担当者の一
人は、福島のS市と姉妹関係の町に住んでいて、福島にも脱原発にも関心あり
という。なら、経産省内でそれをひろげてほしい。
 
 昼のニュースで、政府が重大な原発にかかわる会議の議事録を残さなかった
ことを公明党が追及し、それは世界に対する冒?だと厳しく攻めたらしい。
 
 枝野経産相のテント排除会見以来、何だか風が変わってきているのかもしれ
ない。そう言えば、1/27付けの朝日新聞での枝野経産相のインタビュー記
事は、経産省ー原子力ムラでの彼の立ち位置の微妙なものを感じさせたりもす
る。外務省の要請でIAEA事務所が福島にできても何のその、脱原発を実現
するまで闘い続けよう。
 
                              (K.M)
 
 
★4.マルマガ読者より講演会・デモのご案内、1つ
 
 ◇東電への責任追及の手を緩めちゃいけない!
  2月3日は東電前で『鬼は~そと!』
 
                          東電前アクション
 
 東電前へ行くと、ピリピリとした雰囲気がありいつも鼓動が早くなる。誰か
を責めるのは辞めて、エネルギーシフトやグリーンエネルギーへ!!と叫ぶべ
きか?悪者(東電)を責めても何もならない。という人はいるが、先日の経産
前テントで福島からの女性の叫びを聞いたらそんなことは言えない。
 
 「国からは35万円をもらいました。しかし、家もない、家財道具一切合切
失い仕事もない。二度と故郷に帰れないし暖かい家もない。先が見えないか
ら、大きな買い物も出来ない。だから補償の申請も出来ず、節約し貯金を切り
崩して暮らしている。すべての原発は今すぐ止めてほしい。子供たちをこれ以
上被ばくさせたくない。寒くてもテントで原発反対の声を上げているが、一
方、暖かい職場から出ることなく、ぬくぬくと生き残り続けている東電幹部は
絶対許せない。さらに、無理やり故郷から離された上、東電から電気料金の請
求書がきた。私は絶対に払いたくない』
 
 現在まで東電が原子力マフィアの中心となって好き勝手に世界一高い電気料
金を使って進めてきた原発は、日本のみならず世界中へ放射能をまき散らす事
故を起こした。しかしながら、経営者は十分な退職金をもらい、会社は何もな
かったかのように存続している。やはり社会的制裁がされないのはおかしいと
思う。東電は電気料金値上げの前にやるべきことがある。
 
 私たち東電前アクションは、事故直後から東電前に立って、とにかく当事者
に原発反対と責任追及の声を上げてきた。
今後も、補償と東電管内の原発廃炉を求めて、声を上げ続けます。
 
~核の鬼を追い出そう!~
 東電は 「外」!2.3東電前アクション
 
日時:2月3日(金)19:00~
場所:東京電力本店前
 
季節の変わり目には邪気(鬼)が出るそうで、それを追い払うのが「節分」の
由来。ということで、東電前で節分の鬼退治です!
 
この冬、「鬼」の悪行が止まりません。柏崎刈羽原発のストレステスト?
冷温停止収束宣言?雀の涙の賠償金?
除染ビジネス?汚染水垂れ流しで東京湾汚染?原発作業員被曝労働?
 
どこまで人々を苦しめれば気がすむの?
ええい、みんなで東電前に集まって、「鬼」を懲らしめなきゃ!
 
~内容~
■寸劇やマイクアピールで東電の責任を追及!
■飛び入りマイクアピールも大歓迎です。
■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
 
東電前アクション
http://toudenmaeaction.blogspot.com/2012/01/2.html
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