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たんぽぽ舎です。【TMM:No1405】
2012年3月29日(木) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
━━━━━━━
★1.再稼動阻止のハガキ、8000枚突破
   女性団体や市民団体にも広がり
   署名のあとの有効な戦術として                        (柳田真)
 
★2.アメリカの原発事故から何一つ学ばなかった日本の現状。
   足尾鉱毒事件を訴えた闘いを今こそ再び。
   米国スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故 (杉嶋拓衛)
 
★3.<テント日誌 3/26(月)―経産省前テントひろば198目―>
   東電管内の稼働原発0に  残るは1基
   経産省前行動→東電前アクションと盛り上がる
 
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 
★5.本(小冊子)の紹介
 
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.再稼動阻止のハガキ、8000枚突破
 └────
  女性団体や市民団体にも広がり
  署名のあとの有効な戦術として                         (柳田真)
 
○たんぽぽ舎と反原発自治体議員・市民連盟(略称 連盟)の2者共催で3週間
 前に始めた「再稼動阻止のハガキ」が短期間で8000枚をこえた。今日急い
 で増刷した。1万枚も間近か。
○それ以外に、うちの団体でも真似したい、版権を借用したいとA女性団体とE
 市民団体から申し入れがあった。広がることが大事なので、どんどん使って下
 さいと返事。
○みんな、1000万署名が終えたあとの個人の誰でもできる活動戦術として、
 ハガキがうけているかんじ。どんどん広めよう。
 
注 ハガキは6枚1組み 600円でたんぽぽ舎と連盟で扱い中
 
 
┏┓
┗■2.アメリカの原発事故から何一つ学ばなかった日本の現状。
 │  足尾鉱毒事件を訴えた闘いを今こそ再び。            (杉嶋拓衛)
 └────
 米国スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故
 
 1979年3月28日のスリーマイル島原発事故から33年。菅井さんは福島県飯館村
で3日間の調査から直行でやってきた。「皆さん放射能の空間線量の値をご存知
ですか」講師から参加者への問いかけで始まる。飯館村のモニタリングポスト
の数値は除染した場所に設置され鉄板で防護された数値だった。これは除染す
ればこのぐらいの数値なので帰って来なさいという意味なのか。政府の発表に
除染していますという説明は無い。つまり正確な数値ではないのだ。
 飯館村の長泥地区の5・5マイクロシーベルトのモニタリングポストの数値
の前で菅井さんの手のガイガーカウンターは7・4マイクロシーベルトを示し
ていた。
 
 スリーマイル事故の話に入り事故につながる流れが説明されたが、発生した
汚染水はサスケハナ川に流してしまった。原発事故の処理の浅はかさを感じた。
 驚く事に日本の電力会社各社は事故が起きた後にハリスバーグに長期間駐在
員を送って情報収集していたのだ。その情報が全く活かされていないのには呆
れた。安全対策にも反映されなかった。住民を逃すという基本も事故など起き
るはずがないという慢心から準備していなかった。今も福島第一原発事故の汚
染水は海に大量放出されている。時代が変わっても電気事業者の腐った心だけ
しか受け継がれないのは嘆かわしい。アメリカの事故から何一つ学ばなかった
日本の現状が現在なのだ。でも嘆いてばかりでは何も変わらない。菅井さんは
来年田中正造没後100年を見据えて「現在の田中正造は現れないか」と問いかけ
た。足尾銅山鉱毒事件を政府に訴えるために明治政府に時に一万人も足尾現地
から押出し、圧力をかけた。福島の人たちを救うために、いかに支える事がで
きるのか。福島から避難している人たちを孤立させるな。菅井さんの公害事件
への思いと現在苦しい思いをされている福島現地の人たちへの支援を合わせた
運動を訴えて会を終えた。
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/26(月)―経産省前テントひろば198目―>
 └────
  東電管内の稼働原発0に  残るは1基
  経産省前行動→東電前アクションと盛り上がる
 
3月26日(月) 晴れ。もう春のはずなのに今日は冬型気圧配置とかで寒い。
 この日の未明、日付が変わる頃に柏崎刈羽原発6号機が停止し、東電管内の稼働原発は
0となった。この記念すべき日も二重の無念とともにある。福島原発の過酷事故とそれによ
る夥しい放射能被災、たくさんの人々の苦しみとともにこの日があり、しかも東電の謝罪と
責任をもって原発をやめるということではなく、あらたな再稼動への画策とともにこの日は
あるのだという思いがよぎる。それでも全原発停止の実現は画期的なことであり、脱原発へ
の大きな一歩であることは間違いない。再稼動を阻止して、残り1基を停め、全原発停止→
廃炉へと進み、脱原発社会へと進んで行かねば、と改めて気持ちを引き締める。
 
 今日は沢山の方々が全国から来訪される。沖縄・福岡・岡山から茨城・栃木・福島から
と。そして午後6時から、経産省前行動をおこなう。今日は4日間連続行動の最終日である
。続々と経産省前正門前に立ち並び、50~60名程にもなる。とくに、双葉町・富岡町か
ら避難されている女性達の心の底からの怒りと切々とした訴えが胸を打つ。
 そうしてそのままみんなで7時からの東電前行動へと向かう。
 
 東電本社の向かい側の空間には既に多くの人が詰めかけている。東電前アクション・た
んぽぽ舎・経産省前テントひろば・原発いらない福島の女たち・福島原発事故緊急会議・再
稼動阻止全国アクションの共催ということで、最後には200名程の黒山の人だかり。
 
 前日、福井市で雪あられの中行われた700名の行動の報告もある。避難されている方
々からの訴え、郡山や会津から駆けつけて来られた方達からのアピール、等々、本当に糾弾
して糾弾してもなお足りないほどの怒りが、東電本社に投げかけられる。折しも、東電本社
ビルの壁に「東電解体!」「原発なくせ!」「再稼動阻止!」等の文字が投影され浮かび上
がる。
 
 会津磐梯山のもとの踊り、怒りと抵抗の気持ちを爆発させる踊り、
<かんしょ踊り>が輪になって始まる。<福島を返せ!>と叫ぶがごとくに。
 そして大飯原発の再稼動をなんとしても阻止しよう!という気持ちが高まる中、集会は
終わった。それでも尚、抗議し続ける人影が絶えない。
 春だというのに真冬のような寒さが押し寄せる中、明日の行動を思いながらテントに引
き上げる。                 ( Y・T )
 
尚、この日午前11時に「8.6 ヒロシマ大行動」のメンバーと「とつきとおか未来を孕む女
たちの抗議行動」の椎名千恵子さんがヒロシマとフクシマの怒り、そして同じ思いを持った
皆さんの署名「すべての原発の即時停止・廃止を求める署名」28,437筆を内閣府に提出しま
した。
 
 この署名の要求項目は、以下の通り
 一.すべての原発を即時停止し、廃止せよ
 一.国と東京電力は、福島第一原発Jこの一切の被害を補償せよ
 一.情報操作をやめ、労働者と住民の安全を最優先せよ
 一.すべての核兵器と核関連施設を廃絶せよ
 
 日本全国から集まった署名が13,437筆、
 その他、國際総労働者連帯協会(UID-DER)の協力により、
 トルコからも15,000筆の署名をいただきました。
 署名にご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇「原発事故から1年、放射線測定で見えてきたこと」(講師:木村真三さん)
 
 福島原発の爆発事故直後、厚労省所管の研究所に辞し、NHKの取材班とともに
福島に入った木村真三さん。放射線量の測定、土壌や植物の汚染実態調査をお
こない、測ったデータを住民にも直接知らせるなど、その様子がETV特集で放映
され、大きな反響を呼びました。
 被ばくによる健康への影響、食品の放射能汚染が懸念されるなか、 昨年11月
からは二本松市に獨協医大国際疫学研究室福島分室を開所され、室長として市民
の放射線の内部被曝調査をはじめています。
 原発事故から1年が経過し、これまでの調査でわかってきたこと、チェルノブ
イリ原発事故による汚染調査も踏まえて、被ばくを最小限に抑えるための今後の
対応などをお話してもらいます。
 
日 時: 2012年4月13日(金) 18:45~20:45(18:15開場)
講 師: 木村真三さん/獨協医科大学准教授(放射線衛生学)
会 場: 総評会館204会議室
     東京都千代田区神田駿河台3-2-11
交 通: 千代田線新御茶ノ水駅 B3出口徒歩0分
     都営新宿線小川町駅 徒歩2分
     丸ノ内線淡路町駅 徒歩4分
     JR中央・総武線御茶ノ水駅 徒歩5分
定 員: 140名 ※予約優先
参加費: 一般 500円/大竹財団会員・学生 無料
主 催: 財団法人大竹財団
協 力: 市民エネルギー研究所、たんぽぽ舎
 
<お問い合わせ>
財団法人大竹財団 http://ohdake-foundation.org
Tel 03-3272-3900 Fax 03-3278-1380
 
 
┏┓
┗■5.本(小冊子)の紹介
 └────
 
◇ブックレット『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』
 
合同ブックレット・eシフトエネルギーシリーズvol.1
 
『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』 3月24日刊行
―原発は日本各地にあります。福島第一原発事故が起きてわかったことは、
大事故が起きれば遠く離れていても「現地」になるということです。―
アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション代表)
 
定期点検で停止中の原発の再稼働問題、とくに、ストレステスト評価の「確
認」プロセスが先行している大飯原発3,4号機について緊迫しています。
しかし、福島原発事故の原因究明さえも終わっていない中、「福島原発事故の
ような事故が二度と起こらない」ことを担保できる条件は何もありません。
大事故を二度と繰り返してはならない、という点では賛成も反対もないはず。
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)は、今再稼働を進め
る議論をする前提は何もない、という事実について、
「原発を再稼働させてはいけない4つの理由」としてまとめました。
参考資料として、そして身近な人に伝えるツールとして、活用いただければと
願っています。
 
『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』
<目次>
・読者のみなさまへ (アイリーン・美緒子・スミス/グリーン・アクション)
・第1章 原発再稼働のこれだけの問題点(竹村英明/環境エネルギー政策研究所)
・第2章 原子力規制行政は破綻している(澤井正子/原子力資料情報室)
・第3章 ストレステストでは安全確認はできない(山崎久隆/たんぽぽ舎)
・第4章 原発なしでも電気が不足することはない(松原弘直/環境エネル
ギー政策研究所)
・第5章 周辺自治体と周辺住民の同意を得られていない(末田一秀/はんげ
んぱつ新聞)
・市民の力で再稼働をSTOPするための10のアクション
・原発危険度一覧表
・原発事故によって、放射能汚染が広がる30キロ・60キロ圏Map
A5判/80ページ/630円(税込)/合同出版刊
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1404】
2012年3月29日(木) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.4月11日(水)夕方、日比谷へ!再稼働を全力で止めよう!
    関西電力東京支社、経産省、国会・首相官邸へ、再稼働NOの声を
★2.福井県庁と福井県議会へ、要請書を提出しました
   「原発再稼働」やめて!全国の議員と市民から
               (布施哲也/反原発自治体議員・市民連盟)
★3.<テント日誌 3/25(日)―経産省前テントひろば197目―>
    ~経産省前4日間連続抗議行動 「東電管内原発ゼロ前夜祭」~
★4.新聞・雑誌から
 ◇断層連動やM9想定を 14原発で再検討、保安院指示へ
                       (3月29日 東京新聞)
★5.本(小冊子)の紹介
 ◇プラント技術者の会より、「ストレステスト」の問題点を整理した小冊子
 『原発・危険な再稼働への道―ストレステストQ&A』
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.4月11日(水)夕方、日比谷へ!再稼働を全力で止めよう!
 │   関西電力東京支社、経産省、国会・首相官邸へ、再稼働NOの声を
 └────
 
 原発ゼロをめざして、再稼働を全力で、みんなの力で止めましょう。
 今、日本の原発54基中、動いているのはわずか1基です。しかし電気は大
丈夫です。原発なしでも電気は大丈夫なのです。原発再稼働(=もうけたい)
は第二の大惨事への道です。地震が心配、余震が心配です。
 福島原発事故もいまだ原因が究明されていないのに、また、ストレステスト
では安全の証明にならない(斑目原子力安全委員長の発言)のに、強引に再稼
働を進めるのは全く許せません。
 福島事故を防げなかった原子力保安院が、その反省もなく「原発再稼働は安
全です」と言っても、国民は信用しません。再稼働を止めるために4月11日
の大行動に参加しよう。あなたのできることをやろう。
 
 4月11日(水)午後6時、日比谷公園中幸門へ集合、午後7時デモ出発
  関西電力、経産省をまわり、国会へ向かいます!
 主催 再稼働反対!全国アクション
 
 ┌─(3月28日 中日新聞 CHUNICHI Web)──
 │民主・前原誠司政調会長は28日、都内で講演し、国内の商業用原発54基
 │のうち唯一、稼働中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が定期検査
 │のため停止する5月5日までに、政府が他の原発を再稼働させるとの見通
 │しを示した。「5月5日までに再稼働が図られるのではないか」と述べた。
 │ 前原氏は、原発再稼働は不可欠との認識をにじませた上で「政府と地元
 │の話し合いを慎重に進めねばならない」と指摘した。
 
 
┏┓
┗■2.福井県庁と福井県議会へ、要請書を提出しました
 │  「原発再稼働」やめて!全国の議員と市民から
 └────         (布施哲也/反原発自治体議員・市民連盟)
 
 政治判断とか、四人で決めるとか、原発の再稼働のことが聞こえてくる。
でも私たちは承知している。財界の意向に沿った官僚の意思によるものだとい
うことを。民主党政府は、その筋書きに乗っているに過ぎないことを。連盟で
は、再稼働を目論んでいる、泊、志賀、大飯、島根、伊方の五つの原発に標準
を定めた。
 そして、原発の30キロ圏内の県と道、市町村を合わせて56の自治体の長と議
長に、「再稼働阻止」の要請書を送付した。この要請に対しては、「全議員に
要請書を配布しました」「議会で同趣旨の議決をしました」等の報告が届いて
いる。
 
 大飯原発の3・4号機の再稼働を阻止するため、福井市で実施された集会と
デモに参加した。その翌日の26日には、8名の議員と市民で県知事と県議会議
長あてに、「大飯原発の再稼働に反対する要請書」を提出する。原発立地の知
事と議会の意向が、重要な意味を持つからだ。
 議長あての要請書は、議会事務局が親切な対応(これが通常のこと)をし、
全議員に要請書を配布して、その趣旨を伝えるとの説明を受ける。でも、知事
あての要請書は、唖然・憮然となる。この種の扱いは「原子力安全対策課」と
いう部署だという。
 
 そこまではいいのだが、文書は通常は受け取らないと説明を受ける。議会も
そうだが、事前の電話のやりとりなのだが唖然となる。それでも受け取ること
は受け取ると、確約をさせる。当たり前のことだ。知事との面談を強要するわ
けではなく、たかが(言いたくないが)文書一枚のことなので、当方は憮然と
なる。
 
 聞けば、当日は地元の市民団体も要請書を持参していたが、こちらも冷たい
扱いをされた様子。いつもの対応なのだという。福井県原子力安全専門委員会
の委員が、関西電力からカネをもらっていた報道されていた。原子力「推進」
課と間違えてしまう県職員の傲慢な対応に接し、当方のいたらなさを知る。持
参するのが同じ紙でも、その印刷の内容が違っていたと。顔と数字が入ってい
ればよかったと、なぜか納得してしまう。怒、怒、怒。
 
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/25(日)―経産省前テントひろば197目―>
 │  ~経産省前4日間連続抗議行動 「東電管内原発ゼロ前夜祭」~
 └────
 
 今日は、東電管内の原発が全機が止まる記念すべき日の前夜祭。
 前日には、「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」が東
京・日比谷、柏崎刈谷原発がある新潟、泊原発がある北海道で同時開催された。
デモ参加人数は主催者発表で、日比谷が9000人、新潟600人、北海道1500人、
あいにくの天気だったが、再稼働に反対する多くの人達が抗議の意思を表すた
めに、デモに参加された。今日も前日に引き続き、全国各地で原発の再稼働反
対を訴える集会・デモの開催が予定されている。東京は朝から良い天気。東京
では、二日続けてのデモとなるが、大飯原発のインチキストレスと安全委員会
による不当な「妥当」という見解に抗議の意思を明確に示すためにも多くの人
に参加してもらいたい。
 
 私は、テントひろば主催で金曜日から始まった「4日間連続抗議行動」の
3日目が、16時から経産省前で行われる予定になっていたために、デモには参
加せず、宿泊当番の準備をして霞ヶ関へ向かった。16時に経産省前に着くと、
すでに15名くらいの方が集まっていて、ちょうど集会が始まるところだった。
司会のYさんの話では、東京の集会とほぼ同時刻に大飯原発の前でも経産省前
テントひろば、たんぽぽ舎のメンバーも参加している抗議集会が開催されてい
るという。前日の「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」
に引き続いて、全国各地で再稼働に反対をする声が上がり、抗議行動が連動し
て行われている事を実感する。
 集会の冒頭に、司会のYさんからこの日の朝日新聞の朝刊に掲載された「大
飯原発の地元の福井県で原発の安全性を審議する福井県原子力安全専門委員会
の委員12人のうち、4人が2006~10年度に関西電力の関連団体から計790万円、
1人が電力会社と原発メーカーから計700万円の寄付を受けていた」という
ニュース(http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK201203240241.html
が紹介された。記事によると、金銭を受け取った5人の委員はいずれも安全性
評価への寄付の影響を否定しているとの事だが、(「そりゃ、そうだろ。泥棒
は、私は泥棒ですとは言わない。」)大飯原発3、4号機の再稼働について福井
県は、県原子力委に助言を求める見通しらしい。私から言わせてもらえば、
「大飯も伊方も最初から『再稼働ありき』の出来レース。全くインチキのスト
レステストを無責任な安全委員会を使って『妥当』と評価させ、業界とズブス
ブな地元の安全委員会に追認させた上で地元了承をとり、最終的に政府が『政
治判断』というマジカルワードを使って再稼働するというシナリオ。おそらく、
大飯・伊方以外の原発も全く同じ構造で再稼働させる気なのでしょう。」地元
住民の方々は、自分達の安全を無視して再稼働の話が進められるこのような状
況をどのように受け止められるのでしょうか?福島第一の事故があったにも関
わらず、利権を守るために国民の安全を無視する形で、産官業学が一体となっ
て、なりふり構わず、再稼働しようとしている事に、我々国民は怒り、今こそ
反対の声を上げるべきだと思う。
 
 この日の霞ヶ関界隈は日曜日という事もあり、人通りは少なく、経産省の建
物も灯りがついている部屋は、数えるほどしか無かったが、それでも、抗議に
集まった約20人の市民が、順番にマイクを握り、休日出勤している経産省の官
僚に対し、それぞれの言葉で、原発の再稼働を止めるように訴えた。彼らの心
に我々の声が届き、今までのやり方を見直し、原発を止めるために行動を起こ
してもらう事を切に期待をしたい。
 
 抗議行動に合わせて、テントには多くの方が来て下さり、抗議集会の後は、
第1テント、第2テントの中で、それぞれ遅くまで話に花が咲いていた。私は
第2テントの話の輪の中に加わった。その中で、TPPと法律改正の話から、
大店法の話と小規模小売業の話になり、福島出身のTさんが、「国や自治体が
助成をして、地域のシャッター通りに福島から避難してきた自営業者の人に住
んでもらい、商売をしてもらえば、活性化にもつながると思う」という話をし
ていた。縦割で仕事をする役人だけでは決して出てこない素晴らしいアイディ
ア。なんとか、このような良いアイディアを実現出来ないかと思う。立場が違
う人達が色々な事について、真面目に話をすることで、良いアイディアが生ま
れる。様々な人が集まり、忌憚なく意見を交換出来る場所という「テント」の
良さを実感した。
 
 11時にお開きになり、見張り番のローテーションを決め、この日もKさんと
一緒に深夜の時間帯の見張り番を担当する。お彼岸を過ぎてもまだまだ夜の寒
さは厳しい。3時までの見張り番を終え、4時間ほど睡眠して、朝7時に目が覚
める。テントの外に出ると、テント入口のところのポールに「脱原発まであと
1機」という小さなメッセージが張られていた。25日の深夜23時59分に東電管
内で唯一稼働していた柏崎刈谷6号機が定期点検のため、運転を停止したとい
う事だ。1年かけてやっとここまで来た。現在稼働している原子力発電所は、
全54機中、北海道泊原発3号機のみ。泊原発も5月5日に停止の予定という事。
原発全機停止を実現し、同時に、国民の安全を無視して進められようとしてい
る大飯原発・伊方原発の再稼働へ向けての実態を多くの人達に知ってもらい、
国民の手で再稼働を阻止し、本来取り組むべき、福島への賠償、子供達を放射
能から守る施策を一刻も早く実現出来るよう、これからも声を上げていきたい。
                              (Toku-san)
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
 └────
 
◇断層連動やM9想定を 
  14原発で再検討、保安院指示へ      (3月29日 東京新聞)
 
  経済産業省原子力安全・保安院は28日、活断層が連動して地震を起こし
 たり、海溝付近でマグニチュード(M)9.0規模の地震が起きたりすること
 も想定する必要があるとして、全国14カ所の原発で最大の揺れを再検討す
 るよう電力事業者に求める方針を明らかにした。活断層の連動については、
 1~2カ月中に結果の報告を求める。同日の専門家からの意見聴取会で示した。
 
 
┏┓
┗■5.本(小冊子)の紹介
 └────
 
◇プラント技術者の会より、「ストレステスト」の問題点を整理した小冊子
 『原発・危険な再稼働への道―ストレステストQ&A』
  ホームページから無料でダウンロードできます。
  http://park1.aeonnet.ne.jp/~foisj/stpamph.pdf(2.2MB/40頁)
 
 プラント技術者の会の皆さんが昨年夏以来取り組んできたストレステスト。
 「ストレステスト結果を原発の再稼働条件と結び付けることは不当」との結
 論に至ったとのこと。
 
 『再稼働問題が極めて緊迫する現在、原発問題に関心を持つ多くのみなさん、
  特に原発立地や周辺のみなさんの活動に、このQ&Aが少しでも役立つこと
  を願って作成したものです。是非ご活用ください。また広く転送下さい』
 
 なお、印刷した小冊子をたんぽぽ舎で扱っています。(1部200円)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1403】
2012年3月28日(水) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.スペースたんぽぽ 4月の講演講座予定一覧 参加歓迎
★2.雪まじりの中のデモ、再稼働阻止めざして
    福井県民集会に参加して           (神奈川県・柴田)
★3.関西電力東京支社と経産省へ、抗議行動
    大雨の中の3月23日の行動報告  (アツミマサズミ たんぽぽ舎)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇「宮城県女川町災害廃棄物受入・焼却の即時中止を求める要請」
  3月30日(金)17時30分 都庁第2庁舎 1階ロビー集合
 ◇原発なくせ!ストップ憲法審査会 国民投票法撤廃5.18集会
  5月18日(金)18:30から、豊島公会堂
★5.新聞・雑誌から
 ◇菅前首相「脱原発議連」を設立、30人出席し準備会合
                       (3月28日 東京新聞)
 ◇民・自有志が原発ゼロの会。6月、政府に提言(3月28日 東京新聞)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.スペースたんぽぽ 4月の講演講座予定一覧 参加歓迎
 └────
 
4月4日(水) 18時45分開始(18時30分開場)、参加費500円
 再稼働阻止にむけて討論会、4人の報告、みんなで方針を討論
 
4月6日(金)18時45分開始(18時30分開場)、参加費1000円(学生500円)
 出版記念講演『福島原発多重人災─東電の責任を問う』
 【講師】槌田敦さん
 
4月7日(土)18時45分開始(18時30分開場)、参加費500円
 反原発なにかしたい人会議・4回目
 初めての参加もOK、なんとなく参加もOK、お気軽にお越しください。
 
4月10日(火)18時45分開始(18時30分開場)、参加費1000円(学生500円)
 長期化する低線量被ばくにどう向き合うか─チェルノブイリの経験を生かす
 【講師】吉沢弘志さん
 
4月12日(木)19時開始(18時30分開場、特典映像あり)、参加費500円
 原発についてみんなで観ようワンコイン上映会『脱原発 いのちの闘争』
 【ゲスト】西山監督
 
4月18日(水)19時開始(18時45分開場)、参加費1000円
 役に立つ反原発基本講座『水俣に学ぶ海洋汚染』
 【講師】実川悠太さん、主催:反原発自治体議員・市民連盟
 
4月19日(木)19時開始(18時45分開場)、参加費800円(学生400円)
 東電への直接行動のための講座1回目
 【講師】明石昇二郎さん、主催:東電前アクション、たんぽぽ舎
 
4月24日(火)19時開始(18時45分開場)、参加費1000円
 上映会『3・11日常』(79分、監督・わたなべりんたろう)
 主催:いろりばた会議
 
4月25日(水)18時45分開始(18時30分開場)、参加費800円(学生400円)
 『原発の歴史、反原発の歴史 4回目(最終回)』
  原発事故の歴史、推進派のウソの歴史
 【講師】山崎久隆さん
 
4月26日(木)19時開始(18時30分開場、特典映像あり)、参加費500円
 原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
 『チェルノブイリ映像26周年のため』
 
 
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┗■2.雪まじりの中のデモ、再稼働阻止めざして
 │   福井県民集会に参加して
 └────                    (神奈川県・柴田)
 
 大飯原発再稼働に反対する県民集会にたんぽぽ舎の呼びかけで27名が遠方
 より参加しました。集会には700名(主催者発表)が参加、県外からも滋
 賀、大阪、京都、神戸など広範囲から駆けつけた。よく考えてみれば、もし
 大飯原発が事故を起こせば直接被害を受ける地域なのですね。
 雪交じりの雨の中、元気に「再稼働反対」などを叫びながら市内をデモ行進
 した。
 
 その後、地元や京都からの参加者と交流会を開き、以下のような活動の現状
 と今後の対応を話し合いました。
 
 (1)福井より風船を飛ばしたがなんと茨城県まで到達した。
 (2)枝野経産相が福井に来る時は大量動員して抗議しよう(沖縄のように)
 (3)民主党議員、首長等に再稼働しないようにハガキ、電話、FAXで要請しよう
 (4)再稼働に反対する滋賀県知事に感謝、激励のハガキを送ろう
 (5)伊方原発の再稼働にも注意しよう(翌日26日経産省保安院は第一次
  ストレステスト【妥当】とし原子力安全委員会に報告した)
 (6)グリンピースが2月に福井市に事務所開設し首長、自治体議員等に再稼
  働反対を要請活動しているその事務所を訪ね、激励行動をした。
 
 
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┗■3.関西電力東京支社と経産省へ、抗議行動
 │   大雨の中の3月23日の行動報告
 └────              (アツミマサズミ たんぽぽ舎)
 
 風邪をひいてしまい、報告が遅くなったが3月23日の関西電力東京支社前要
請行動と経産省正門前抗議行動に参加したので、報告を。
 関西電力東京支社行動の主催は福島原発事故緊急会議・再稼働反対!全国ア
クション。当日行われた原子力安全委員会の臨時会議を傍聴した仲間からの報
告。(審議時間はたった5分間とのこと。アリバイづくりか!)。
 
 日比谷公会堂の道路挟んで向かい側という超一等地にある富国生命ビルに
入っている関西電力東京支社に対して、参加者一人ひとりの思いを込めた
リレートーク。時間になり関西電力の広報課の人に玄関前の通路で質問形式の
要請書を手渡し、後日の回答を求めた。
 その時、撮影をこころみる人に対し、施設管理権を盾に「私有地ですから敷
地内には入らないで下さい。」を連発する関電職員らしき人物がいて閉口。同
じことを関電職員とはどう見ても思えない警察関係者にも言ったらいいのに。
 最後に「若狭(湾)を守れ!」「福井を守れ!」「琵琶湖を守れ!」「子ど
もを守れ」「原発やめろ!」などのショートコールをして解散した。なお、参
加者の中には解散後も関西電力東京支社の前に残って抗議を続けた人もいた。
 その後、徒歩5分ほどの経産省正門前に移って抗議活動。主催は経産省前テ
ント広場。霞ヶ関駅に向かう官庁街の職員と思われる人の流れが途切れない中、
マイクを使ってアピール。強い雨の中ビニールをかけた静かに太鼓をたたき続
けた宗教者、福島の思いを訴えた参加者、保育と搦めて経産省の行動を批判し
た参加者の発言が印象に残った。
 
 抗議活動の間も経産省の電気はついていたし、正門前を通って家路に向かう
職員もいたので、経産省職員の中にも私たちのマイクアピールを聞いていた人
がいるはずだが、どう思ったのだろうか?
 
 
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇「宮城県女川町災害廃棄物受入・焼却の即時中止を求める要請」
 ・日時:3月30日(金)17時30分集合
 ・集合場所:都庁第2庁舎 1階ロビー
 
 都知事への第2回目の要請行動を行います。23区だけではなく、東京都全体
 への即時中止を求めます。首都圏の皆さん、全国の皆さん、1人でも多くの
 方のご参加をお願い致します。当日は、環境ジャーナリストの青木泰さんも
 参加いただけます。大変心強くなりました。
 
 尚、都庁舎は、17時45分で閉庁となりますので遅れて参加希望される方は、
 入る場所が不明です。参加していただける方は、お手数ですが、下記の連絡
 先に早めに連絡を下さい。どうぞ宜しくお願い致します。
 
 ストップ!放射能汚染がれき首都圏ネットワーク
  連絡先:080-3013-3618、090-4610-7913
 ホームページ http://shutokennw.jugem.jp/
 
 
◇原発なくせ!ストップ憲法審査会 国民投票法撤廃5.18集会
 
 日時:5月18日(金)18:30開会(18:00開場)~20:20、デモ20:30~
 会場:豊島公会堂(みらい座いけぶくろ) JR池袋駅東口 徒歩5分
 プログラム
 ・たたかいの現場から
 ・基調講演:高橋哲也(東京大学大学院教授)「福島と沖縄、そして憲法を
  考える」
 ・集会終了後、デモ行進
 資料代 500円
 <呼びかけ人> 内田雅敏(弁護士)、二瓶久勝(国鉄闘争を継承する会
 代表)、山口正紀(ジャーナリスト)
 主催:「国民投票法の撤廃を求める第9次集会実行委員会」
   〒113-0033 東京都文京区本郷3-29-10 飯島ビル2F
   ℡03-5802-3809 FAX03-5802-3806
   E-mail: kaiken_no@yahoo.co.jp
 
 
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┗■5.新聞・雑誌から
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◇菅前首相「脱原発議連」を設立、30人出席し準備会合
                       (3月28日 東京新聞)
 
 菅直人前首相ら民主党の有志国会議員が、原発のない社会への道筋を示す勉
強会(脱原発・ロードマップを考える会」を設立する。28日に約30人が出
席して準備会合を開く、野田政権が、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働な
ど原発依存に傾斜するのにブレーキをかけるのが狙い。(中略)
 菅氏は首相在任中、脱原発に意欲的だったが、退陣後は表だった動きを控え
てきた。だが、なし崩し的な原発再稼働容認や、原発存続路線がとられないよ
う、議連をつくって政府に訴えることにした。(後略)
 
 
◇民・自有志が原発ゼロの会。6月、政府に提言 (3月28日 東京新聞)
 
 全原発廃炉を目指す民主、自民両党などの有志議員が27日、超党派の勉強
会「原発ゼロの会」を立ち上げた。政府が新しいエネルギー基本計画を策定す
る前の6月をめどに原発に頼らないエネルギー政策をまとめ、政府に提言した
い考えだ。
 発起人は民主党の近藤昭一、自民党の河野太郎、みんなの党の山内康一、社
民党の阿部知子の各衆院議員と公明党の加藤修一参院議員。阿部氏は「思いを
同じくする議員の参加をさらに募る。原発ゼロの声を国会の過半数にするため
のエンジンになりたい」と述べ、各党議員に参加を呼び掛ける意向を示した。
(後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1402】
2012年3月28日(水) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.「免震重要棟」は何処にありや
    東電・中電以外、どこの電力会社も持っていない、それなのに
    再稼働というのは暴挙である    (たんぽぽ舎 山崎久隆)
★2.原子の火が日本で始めてともった地、茨城
    自治体、市民から高まる脱原発のうねり
    力強く吹き続ける脱原発の風が原子の火を吹き消すか
                    (脱原発ネットワーク茨城 森)
★3.たんぽぽ舎から「再稼動阻止に向けた討論会」のおさそい
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇手話付きシンポジウム「東海地震と浜岡原発」今、私たちにできること
  4月7日(土)開演13:30、静岡
 ◇『イトー・ターリアートアクション2012』
  4月7日(土)18:00から、武蔵小金井
 ◇「え! マスコミ記者がストライキ?! 韓国のユニークなたたかい」
  4月9日(金)18:30から、主催「レイバーネットTVプロジェクト」
━━━━━━━
お詫びと訂正(3月25日発行TMM:No1399について)
「3.11東京大行進」の記事について、みさおさんの文章は「読者から」で
はなく編集部からの依頼原稿です。みさおさんは、3.11東京大行進で中心的役
割を果たされました。3.11についての共通認識を深め今後への方向をつくる重
要な素材としての文章です。その意味での「依頼原稿」でした。ここにお詫び
して訂正します。
━━━━━━━
 
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┗■1.「免震重要棟」は何処にありや
 │   東電・中電以外、どこの電力会社も持っていない、それなのに
 │   再稼働というのは暴挙である
 └────                 (たんぽぽ舎 山崎久隆)
 
「免震重要棟」は何処にありや
 
 福島第一原発において、原子炉が破壊されて以降、発電所長以下の東電や
メーカーなどが「立てこもった」のが「免震重要棟」だった。
 この建物は、2010年に完成した。柏崎刈羽原発で2007年に起きた中
越沖地震の影響により通常の建築物だった事務建屋や緊急対応施設が破壊され
全く機能せず、何と駐車場にホワイトボードを並べて臨時の対策本部を設置せ
ざるを得なかったことを教訓にしている。
 もし「免震重要棟」が3.11の時点で存在しなければ、事務本館を含め全
ての建物は使用不能となっていたことから、同じように屋外にて収束作業をせ
ざるを得なくなり、その後襲ってきた放射能で全滅していただろう。
 免震重要棟が無ければそうなっていたことを吉田前所長自身が語っている。
 もし免震重要棟すら破壊されるような地盤崩壊を含む地震であったとしたら、
同じように福島第一が今の姿で済んでいない。
 格納容器が破壊されるような爆発が起きていたら、免震重要棟にいたとして
も強力なガンマ線照射によりこれもまた、全員死亡している。3号機の爆発映
像は、瞬時に格納容器破壊を想像した人が多かった。特に情報が無い海外では、
そのようなとらえ方をするメディアもあった。幸い、2号機の格納容器破壊は
建屋の下で起きた。格納容器上部はいずれの原発も破壊を免れた。
 
 今回の福島第一が現段階で止まっている重要なポイントは、
 1 免震重要棟があり、その性能が今回の地震においては、被害を最小限に
   抑えるレベルであり、人が居続けられたこと。
 2 格納容器が完全に破壊されなかったこと。
 が上げられる。
 
 さて、他の原発には免震需要等があるのだろうか。また、格納容器が破壊さ
れない確固たる対策があるのだろうか。
 福島第一を繰り返さないなどというレベルではない。現実にはそれを遙かに
超える巨大原子力災害すらも否定できない現状に、他の原発がおかれているの
だと言うことを認識すべきだ。
 中国電力は「平成25年度着工26年度完成を目指す」としている。今現在
島根原発内には免震重要棟は無い。今現在地震に襲われれば事務本館は破壊さ
れる。それでも運転をしようというのだから、心底恐ろしい。
 結局、免震棟を持っている電力は東電の他には東海地震が想定される中部電
力のみ。これで運転再開をしようというのだから、福島第一の教訓など何処吹
く風だと言うことがよくわかる。
 免震棟があっても、その性能や免震構造さえ突破する地盤崩壊などの危険性
が指摘される。さらに放出放射能による被曝は、建物が健全でも遮蔽や密封構
造がダメだったり破壊されれば結局は人が残れない。それを考えれば、運転再
開などと言うこと自体が現実離れした計画だと誰にも分かるだろう。ちょっと
いい加減にしてもらいたい。少なくても福島第一の免震重要棟と同程度の機能
がない限り、そもそも事故収束作業さえ不可能なのだ。そのような原発に対し
「運転再開日程」など提示できるわけが無いことを全ての関係者は知るべきだ。
 
 
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┗■2.原子の火が日本で始めてともった地、茨城
 │   自治体、市民から高まる脱原発のうねり
 │   力強く吹き続ける脱原発の風が原子の火を吹き消すか
 └─────             (脱原発ネットワーク茨城 森)
 
 原子力施設が集中し、原子力県とも言える茨城県で3月26日現在、11の市町
村が東海第二原発廃炉の請願や意見書を可決し、継続審議や審議予定の自治体
も多く、これからも増えていく見通しだ。
 また3月20日、つくば国際会議場にて行われた広瀬隆講演会は参加者約900名
と大盛況で終了。地元の小学生から「高速増殖炉は破綻している、続けるのは
税金の無駄。」と、政府の人間よりも聡明な言葉も飛び出した。
 25日にも那珂市で東海村、村長の村上達也氏の講演会が行われ、当初は500
名の定員としていたが参加希望者が殺到し、最終的には倍近い人が参加。
「原発に未来はない」との村上村長の力強い言葉を真摯に受け止め、士気を高
めた。
 
 市民の意識の高まりに反し、茨城県議会では廃炉意見書案を否決、がれきの
受け入れを可決したが、脱原発の勢いは全く衰えていないどころか、4月1日に
は笠松運動公園で大集会が企画される等、益々の高まりをみせている。
 原子力と共に歩み、保守的だと言われ続けた茨城で原発に頼らない新しい生
き方を求める市民から吹き始めた脱原発の風が古い原子の火を吹き消す日を目
指して邁進していこうと思う。
 
 
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┗■3.たんぽぽ舎から「再稼動阻止に向けた討論会」のおさそい
 └─────
 
 日時 4月4日(水)18:30
 場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
 会場費:500円
 1部:報告者(予定)
  福島集会(交渉中)、東京大行進(操・首都圏反原発連合)、ヒューマン
  チェーン(杉原・福島原発事故緊急会議)、福井集会(柳田・たんぽぽ舎)
 2部:自由討論
 
  3月10日、11日の「福島集会」、「3.11東京大行進」、引き続く「国会
 囲もうヒューマンチェーン」を皆様の一致団結した力で成功させることが出
 来ました。しかしながら、野田内閣は規制庁の発足がままならないにも拘わ
 らず大飯原発の再稼動を強行しようとしております。
  「3.11再稼働阻止実行委」は先日19日の会議で再稼動に向けた動きが緊迫
 している事態を考慮し、23日から26日にいたる連日の行動と、「4.11集会デ
 モ」を行うことを確認しました。
  またたんぽぽ舎は、25日開催の福井現地市民集会に東京からも参加しまし
 た。連日の行動で大変忙しくなっておりますが、「再稼働阻止実行委」の方
 針を豊富化し、さらには東電の電気料金値上げや、電力不足キャンペーンを
 打ち破る当面の運動方針を皆様方と協議し確立することが急務となっており
 ます。
  方針討議にあたっては、各地で行われた3.11行動の全容を共通認識として
 確認する作業も必要かと思っております。つきましては4月4日、「スペース
 たんぽぽ」において4つの報告(福島集会、東京大行進、ヒューマンチェーン、
 福井現地集会)を提起していただき、報告を踏まえた上で討論をする場を持
 ちたいと思います。ぜひご参加願います。
 
 
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇手話付きシンポジウム「東海地震と浜岡原発」今、私たちにできること
 
 日時:4月7日(土)開演13:30~16:00(開場13:00)
 会場:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」11階
    会議ホール「風」
 パネリスト:環境考古学者 安田喜憲氏、静岡県危機管理監 小林佐登志氏、
  牧之原市長 西原茂樹氏、元原発エンジニア・沼津工業高等専門学校特任
  教授 渡辺敦雄氏、静岡大学防災総合センター客員准教授・関西大学社准
  教授 林能成氏、市民パネリスト
 定員:500名、参加費:500円(一般予約不要)
 手話通訳、聴覚障がい者専用席あり(要予約)、託児あり(無料、要予約)
 主催:ふじのくに浜岡原発を考える会シンポジウム事務局
  E-mail: shizuokamirai@gmail.com Tel: 090-4401-8774
  詳細・シンポジウムHP:http://shizuokamirai.jimdo.com/
 
 
◇『イトー・ターリアートアクション2012』
 「ひとつの応答ーペポンギさんと数えきれない女たちー」ー沖縄編
 「放射能に色がついていないからいいのかもしれない…と深い溜息…を
  つく」ー福島編
 
 日時 4月7日(土)開始時間 18:00 沖縄編 19:45 福島編
 場所 ギャラリーブロッケン JR中央線武蔵小金井駅北口より徒歩9分
    (小金井市本町3-4-35  Tel 042-381-2723)
 地図 http://gallerybrocken.com/about/map.html
 入場料  2,500円  (一編のみは2,000円)
 ご予約・お問い合わせ:tari@gol.com か Fax.042-384-7010にて受付 
 
  震災と原発事故があってまもなくの2011年4月28日、沖縄の南風原町で
 パフォーマンスをした。その興奮も覚めやらないままの私は福島で起きてい
 ることから見えてくる事柄が、沖縄における日本の差別的支配の在り方と同
 じだと思うようになった。人々の犠牲を見て見ぬ振りにしてしまう。
  またしても、事実を隠す体質を露呈させた。
 
 
◇「え! マスコミ記者がストライキ?! 韓国のユニークなたたかい」
 
 今、韓国のテレビ局で何が起きているのか。
 世界の労働運動の歴史にもない独特な闘争形態を創造し、闘いが進められて
 います。韓国の新しい闘いをふり返り、韓国労働運動の現状とマスコミ労働
 者に広がる闘いを、現地からの映像を使い、たっぷり鑑賞しながら意見交換
 もします。
 
 ゲスト:安田幸弘氏(レイバーネット・日本)
 日時 4月9日 18:30~21:00
 会場 たんぽぽ舎4F(JR水道橋駅から徒歩5分)
    千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
    TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 会費 800円
 協賛団体・主催団体の会員 700円
 主催「レイバーネットTVプロジェクト」
たんぽぽ舎です。【TMM:No1401】
2012年3月27日(火) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.政治が原発の安全を決めてはいけない
   これは世界の常識、日本の首相は非常識
   原発の再稼働を阻止しよう            (柳田 真)
★2.風評被害などでは無い!!(下)
   年間1ミリシーベルトを超える地域、現実にそこには脅威が
                          (たんぽぽ舎 山崎久隆)
★3.<テント日誌3/24(土)―経産省前テントひろば196日>
   もうすぐ原発0稼働 勝ってかぶとの緒を締めよ
   3・24一万人超の行動 テントビラは飛ぶように人々の手に
★4.緊急 院内集会のお知らせと訂正
   3月28日(水)衆議院第2議員会館
★5.フィルターいまだゼロ-国内全原発の排気筒
   排気フィルター未設置は世界の常識に反する
   前線施設 被ばく対策遅れ
━━━━━━━
 
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┗■1.政治が原発の安全を決めてはいけない
 │  これは世界の常識、日本の首相は非常識
 │  原発の再稼働を阻止しよう
 └────               (柳田 真)
 
 1.原発に全くの素人の政治家が、原発の再稼働・安全を判断して決めるとい
う。これは100%まちがいだ。「世界の常識」に反する。「政治」が原発の安全
を決めてはいけないというのが世界の常識である。
 
 2.原発を扱う専門の技術者集団・役所が判断する。ところが日本の経産省原
子力安全保安院は、福島事故を防げず-を始めとして、数々の誤り・失態を演じ
てきた、落第組織である。原子力安全委員会の班目委員長は(かねてより非常に
間違いの多い人だが、その人さえ)次のように言っている。
 「1 原子力安全委員会は原発の安全性を確認するところではない。ストレス
テストの結果は運転再開に必要な根拠を与えるものではない。2 ストレステス
ト結果は再開の是非とは切り離して考えたい。ストレステストを運転再開と結び
つけている国は世界のどこにもない。」
 
 3.原発の再稼働反対が政治の焦点です。
 なんとしても阻止しよう。全力を傾注しよう。
 首相官邸への抗議行動や周辺自治体へのハガキ、FAX、TEL、電子メール
など、やれることをやろう。
 
 4.送付先
 
  ◇野田佳彦首相 TEL 03-3581-0101   post@nodayoshi.gr.jp
                  〒100-0014 東京都千代田区永田町2-3-1
  ◇枝野幸男経産大臣 TEL 03-3501-1511  FAX 03-3591-2249
             〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
  ◇藤村修内閣官房長官
        東京事務所 〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2
              衆議院第ニ議員会館1111号室
              TEL:03-3508-7074/FAX:03-3591-2608
  ◇細野豪志原発事故担当相
       (正しい肩書きは、環境大臣
        原子力発電所事故収束・再発防止担当大臣
        内閣府特命担当大臣(原子力行政))
        国会事務所 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
              衆議院第一議員会館620号室
              TEL 03-3508-7116 FAX 03-3508-3416
 
 
┏┓
┗■2.風評被害などでは無い!!(下)
 │  年間1ミリシーベルトを超える地域、現実にそこには脅威が
 └────       (たんぽぽ舎 山崎久隆)
 
 3.空間線量問題
 
 法律は年間1ミリシーベルトが一般人の限度と定めている。この基準は長い間
の放射線による影響を受け続けてきた結果として決められた。大きな犠牲の下で
蓄積された知見の、一定の到達点である。
 これはいかなる理由があろうと、勝手に値切る権利など誰にも無い。
 そこで問題になったのが、福島県内を中心に存在する高い空間線量を記録する
地域だ。外部被曝線量だけで1ミリシーベルト/年を超えてしまう地域は、自動
的に違法状態にある。
 低線量被曝は健康に良いとか、ほとんど影響は無いなどと主張する人もあるが、
それとこれとは何の関係も無い。
 マリファナが仮に健康増進効果があって体に良いとしても、そんなものを吸っ
ていたら大麻取締法違反で間違いなく捕まる。
 空間線量が1ミリシーベルト/年を超えてはならないのは法律である。それが
健康に良い影響があろうと無かろうと法定されている基準を超えれば違法なのだ
から、解消する義務が法的にある。その責任を負うべき第一は東京電力であるこ
とは論を待たない。発生者責任が原則だ。そうでなければ水俣病でチッソに賠償
請求などできないことになってしまう。
 次に行政には法令遵守義務が当然にしてある。勝手に法定基準を超える被曝を
強要するなどあり得ない。
 これが法律なのだから当然である。
 年間1ミリシーベルトを超える被曝が懸念される地域は、線量が下がるまでは、
原則として避難区域とすべきである。間違ってもそこに居ることを懸念する人々
に対して「風評被害」などと言ってはならない。現実にそこには脅威があるのだ
から。
 
 4.観光問題
 
 放射性物質に高濃度汚染された地域への観光が止まるのは自然なことだろう。
猪苗代湖や会津若松市への観光が激減しているという。日光や茨城県北部も同様
のようだ。
 放射能汚染により空間線量が高くなっている地域への観光が激減するのは仕方
の無いことだ。誰もが被曝したくない。観光とは、心身のリフレッシュのために
することだろうから、誰しも、わざわざ被曝するところを選ばない。
 今は、東電に補償を要求することが唯一の解決の道だ。
 それに加えて、地域の汚染地図を作り、何処がどれくらいの線量であるかを細
かく知らせることが、観光地を回復させる唯一の方法だろう。被曝線量が低い地
域があるのならば、その場所を起点に回復を図るほかは無いだろう。
 もちろん、実態として放射能汚染がある以上、こちらも「風評被害」などでは
ない。
 
 5.まとめ
 
 福島第一原発の原発震災において、「風評被害」は存在しない。なぜならば、
そこに放射能汚染が存在するからだ。日本全部が忌避されるような自体となれば、
風評被害だと言いたくもなるが、しかし海外で起きている日本製品を全部忌避す
る動きにしても、残念ながらそれを招いたのは日本政府や行政に他ならない。情
報を隠し、実態を明らかにしない以上、安全側に立って判断せざるを得ないと言
われればどうしようも無い。メタミドホス事件や農薬混入事件をきっかけに中国
野菜を全部忌避した経験のある人も日本には大勢いる。情報の秘匿という意味で
は当時の中国政府と今の日本政府はほとんど同じだ。
 例えば日本から輸出された中古車に放射能汚染が多数見つかるなどということ
が起きてしまえば、世界中が警戒感を持ち、安全側に考えるならば日本のものは
とりあえず避けようと考えるのは自然なことだ。
 原発震災が起き、たくさんの車が福島から出始めた時点で、車両のスクリーニ
ングをちゃんとおこない、特にラジエータ付近やフィルターやフロントグリルな
どを測定していれば、汚染された車が各地に出て行くことを止めることは出来た。
しかしそれはほとんど行われず、汚染された車が中古車として海外に輸出されて
初めて、問題の大きさが認識される結果となった。
 一事が万事この調子なのだ。これでは日本政府が、日本製は危険だと触れ回っ
ているに等しい。
 情報を出さない、対策を取らない、人を護らない。そのうえ核のゴミを拡散さ
せる。放射性物質の危険性を過小評価し続ける。これでは人々は自衛するほかは
無いのだ。
 
 
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┗■3.テント日誌3/24(土)―経産省前テントひろば196日>
 │   もうすぐ原発0稼働 勝ってかぶとの緒を締めよ
 │  3・24一万人超の行動 テントビラは飛ぶように人々の手に
 └────
 
 一千万人署名達成祈願、日比谷集会。小雨模様の中「テントひろば」のビラを
みんなでまく。
このデザインこの群像諸人物配っていても、ユニークで強く、誇らしい。野音入
り口で、呉越同舟のビラ配り。しかし、脱原発・反原発以外の集会破壊分子は、
公安関係のみか。
 「今日、右翼くるよ」と公安に囁かれていたので、ビラ配りの後、テントへ戻
ろうと思ったところ、「走れ! コウタロウ!」が聞こえてきた。一目だけでも
あの歌手を見ておこうと会場に入り、そうこうしているうちに、たんぽぽ舎で活
躍中のTさんにお会いし、いつものごとく、ご教授いただく。
 「みんなが目を背ける原子力ホロコースト論なんだけど、同志というよりは先
輩がいないわけではないようなんです」「肥田舜太郎さんの一番新しい新書に、
事故ならずとも、北海道・沖縄の一部を除いて、放射能被ばくによる障害、疾患
者の発生率は、原発周辺で多いことは、否定できない、と書いてありますよ」
「放射線や電磁波と遺伝子の関係、ちゃんと知りたいです」「アメリカの遺伝子
組み換え企業の海外進出の危険性も誰かにスペースたんぽぽでやってもらわなく
ちゃならんかね?」などなど話しているうちに、気がついたら、デモに出てしま
っていた。
 [別の声]その間、デモの出発を待つ市民団体の隊列にテントのビラを4人で
まく。ビラを受け取る手が次々と出てきて飛ぶようにまけていく。
一万人を超える規模と聞いても、まだまだと感じるほどに、デモなれしてしまっ
ている。去年の同じ頃、(3・11前)大物のくまさんと同じ場所をあるいてい
たが、たったの20人くらい。常盤橋での解散集会もそそくさとみんなでテントに
帰る。
 [別の声]テントの前では、組合関係のデモが通っていくのに合わせてシュプ
レヒコールを共にしながらテントのビラをまく。デモ隊の中から次々とてが差し
出されてこちらも飛ぶようにまけていく。その後、テントひろばの4日間連続の
経産省抗議行動の2日目として、30人ほどで抗議行動。川崎や富山の人もアピ
ール。
 経産省本館前で、F代表がストレステスト批判を強い調子で演説中。受付のYさ
んに「右翼こなかったですか?」「右翼も左翼も邪魔しにこなかったよ」。頼ま
れ仕事をしようとしていると、一通の封筒が届いた。「くまさんへ。U Mの署名。
合唱曲『悪魔の飽食』にこめること。松村高夫。・・・緩慢な大量虐殺!フクシ
マにより、人類史はこれまでとはまったく異なる段階=「緩慢なる大量虐殺」の
段階に、本格的に(序曲的には広島・長崎でしたが)入ったと考えざるを得ませ
ん。・・・ 」U.Mさん、コピーほんとうにありがとうございました。
 それから椎名さん、Yさんの指導で、かんしょ踊りのレッスン。再度、三度と、
経産省前抗議行動は、催される。明後日は、テントひろばも共催に名を連ねる、
東電前抗議行動へ参加する。そのとき、東電管内の原発は稼働0となる。そして、
日々、経産省前抗議行動は、続く。
 責任ある政府代表が、全原発の廃炉宣言をするまで、てぬかりなく、抗議行動
を続ける。第2テントでは、集会後の懇親会が夜更けまで開かれた。ぬかるな!
 ”It had all just begun! ”(Q 記)
 
★『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
    メール → tentohiroba@gmail.com               
  
[このひろばは討論の場でもあります。意見・主張をお寄せ下さい。誠実で真剣
な討論は、より深い共感へと達するものと確信しています。意見交流のために可
能ならばメールアドレスを付記していただければ・・との声も届いています。]
 
 ◎『原発いらない』Tシャツ、何も考えてない人たちもファッション感覚でみ
んな着たくなるようなやつ  つくって売り出したらどうかな!(S・A)
 →神奈川の人達は早くからTシャツアクション(1文字ずつ書いた揃いのTシ
ャツで1列に並ぶとメッセージになる。街中でも簡単にデモンストレーションに
なる。)とか、「さよなら原発」と書かれた簡単なバッグを作成販売されていま
す。このバッグは大変好評で、とても広がっています。3・10の郡山の会場で
も販売されていました。(テント日誌担当者)
 ◎撤去されそうになったら15分で駆けつけます。twitterで呼んでね。
 ◎はじめまして。「原発とめよう群馬」メンバーの秋本と申します。明日テン
トひろばの皆さんにお会いしたいと思います。何か差し入れをしたいと思います
が、何か必要なものはありますか?
 ◎【必見】オーストリア・ツヴェンテンドルフ原発・・・一度も稼動しなかっ
たので《内部を360度パノラマで見られる・貴重な映像》オーストリアのツヴ
ェンテンドルフ(Zwentendorf) 原発は1972年にマーク1型沸騰水型原子炉を
持つ原子力発電所として建設が開始されましたが、1978年の国民投票で稼動
をしないことになり、一度も動かさず。この原発の内部を詳しく見ることのでき
るページです 。《後半の方ジャングル必見です》 ・・・
 http://zwentendorf.com/Tour_AkwZwentendorf/tour_AKW_Zwentendorf.html
   (A・Y)
 
 
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┗■4.緊急 院内集会のお知らせと訂正
 │  3月28日(水)衆議院第2議員会館
 └────
 
 再稼働をさせないことが喫緊の課題です。3月26日、福島県知事と福井県議議
長あて「再稼働を認めないことを求める要請」をしました。
 もうひとつは、東電の電気料金値上げ問題です。東電の狙いは儲けの過半を占
める家庭の電気料金です。許せるものではありません。
 ★怒れる人は参加を! ★院内集会に参加を!
 
日 時:3月28日(水)14:00~17:00
    「電気料金値上げと新電力(特定規模電気事業者=PPS)」
場 所:衆議院第2議員会館第4会議室
     第1議員会館とお伝えしましたが、第2の間違いです。
     お詫びし訂正します。
資料代:500円
主 催:反原発自治体議員・市民連盟
 
 
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┗■5.フィルターいまだゼロ-国内全原発の排気筒
 │  排気フィルター未設置は世界の常識に反する
 │   前線施設 被ばく対策遅れ
 └───
 
  原発で重大事故が起き、格納容器の圧力を下げる排気筒(ベント)を迫られ
た際、放射性物質の排出を最小限にとどめるためのフィルターが、国内のどの原
発でも設置されていないことが、電力業者への取材で分かった。事故時には作業
員らの前線基地となる免震施設の放射線対策が進んでいないことも判明。東京電
力福島第一原発事故の教訓が十分生かされていない。(東京新聞3月27日(火)
朝刊より抜粋)
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