NUCLEAIRE
ニュークレール情報板
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【TMM:No1565】
2012年9月5日(水) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
採決すれば民主党内の造反必至! 原子力ムラだらけの人事案反対!
原子力ムラの横暴を許さないぞ!
9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
★2.首相官邸「裏」からの抗議行動
9月7日(金)18時15分~19時45分
★3.メルマガ読者からのお知らせ
◇9/11豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
★4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
6割が運転不可に
★5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
━━━━━━━
※9/6学習会にご参加を
子どもたちを危険な放射線管理区域から、安全な地へ移住させよ
疎開裁判提訴以来最大の転換点-仙台高裁・裁判10月1日(月)決定
日 時:9月6日(木)開場18:30 開会19:00
講 師:柳原敏夫弁護士、
黒田節子さん(郡山市在住、原発いらない福島の女たち)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円(学生と避難者 400円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
| 採決すれば民主党内の造反必至!
| 原子力ムラだらけの人事案反対
| 原子力ムラの横暴を許さないぞ
| 9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
└──── 編集部
-----------------------------------
原子力規制委 首相権限で任命へ
田中氏ら原案通り 国会の同意見送り
政府・民主党は、原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委
員長と委員4人の国会同意人事に関し、今国会での採決を見送り、野田佳彦首相
が首相権限で原案のまま任命する方針を固めた。8日の今国会閉会を受け、11日
に首相任命を閣議決定する方向で調整している。
国会同意人事で採決を経ず、首相が任命権を行使するのは極めて異例。委員長
候補の田中俊一・前原子力委員会委員長代理らの人事案に対しては、民主党内に
原発建設を推進してきた「原子力ムラ」に近いとの反対論があり、採決すれば造
反が出る恐れがあることも見送りの一因になった。独立性の高い規制委は、国会
のお墨付きがないまま発足する。 (2012年9月5日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.首相官邸「裏」からの抗議行動
| 9月7日(金)18時15分~19時45分
└────
今週も反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸抗議行動が開催されます。
私たちは、7月13日以降、同時刻に首相官邸の裏側(溜池山王側)から、脱原発
・再稼働反対・規制委員会人事撤回を訴えてきました。「再稼働反対」等のコー
ルを繰り返すだけでなく、参加者それぞれの思いを官邸に向かって直接訴えるこ
とができます。ひろびろとした空間から官邸に向かって訴える行動は好評で、回
を重ねるごとに人数が増えてきています。
今週(7日)も同様の行動をやります。「表」に同期しながら、「裏」からも首
相官邸に脱原発を訴え続けることは、今とても大切なことだと考え、できるだけ
官邸を目の前にして、できるだけ声が聞こえる位置から、野田首相や官邸に居る
人たちに訴え続けながら、互いに脱原発の思いと情報を交換します。
よろしければどうぞご参加願います。
(名前)首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的)首相官邸により近いところで再稼働反対、規制委員会人事反対を訴える
(呼びかけ)梶野、木村(連絡先:080-5062-4196)
(日 時)9月7日(金)18時15分~19時45分
(集合場所) 首相官邸「裏」
(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口すぐ、首相官邸と山王
パークタワーとの間の歩道)
(注意)反原連有志が呼びかける「表」の行動とは全く独立の行動です。
当初から警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」がありましたが、毅然と丁寧
に断り続ける中で、何ら制約を受けることなく抗議行動ができるようになってき
ています。但し、先週は知らぬ間に警官が横からビデオ撮影をしていたようです。
今度は肖像権の侵害をしないように訴えます。非暴力で毅然と抵抗しましょう。
ただし、不当に逮捕されることのないように十分に注意して行動してください。
┏┓
┗■3.メルマガ読者からのお知らせ
└────
◇豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
地球の被爆を追い続ける豊崎博光さんと、ウラン採掘で被爆を強いられた
歴史を持つアメリカ原住民ホピ族の魂の共演を是非、ご覧下さい。
日時 9月11日(火)開場18:00
場所 つくばノバホール(茨城県つくば市吾妻1-10-1 TEL 029-852-5881)
チケット 前売 一般 1,000円 障がい者・学生 500円
当日 一般 1,500円 障がい者・学生 700円、高校生以下無料
主催 脱原発ネットワーク茨城・「千羽鶴の祈り」実行委員会
詳細ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/dgni0911(チケットの通販あり)
連絡先 花小路 TEL 029-857-8845(小張)
┏┓
┗■4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
| 6割が運転不可に
└────
全国の原発50基のうち約6割の33基が、数年間稼働させれば使用済み核燃料プ
ールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で分かった。新
たに中間貯蔵施設を造るには十年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核
のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は使う計画がない。
原発の抱える深刻な問題がはっきりした。(後略)
(2012年9月4日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
| 皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
| まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
└──── ( F記)
土曜に引き続いて夕べも泊まり番。昨日の早朝は吃驚するくらいの土砂降りで
した。天気予報では今日から気温が下がるようなことを言っていましたが、昨夜
に続いて朝方雨が降って、これが秋の清々しい季節を呼んでくるのだろうか。
昨夜は久方ぶりに関西から北海道に行き戻ってきたQさんと共に夜の泊まりメ
ンバー、来客とミニコンサートをしました。彼とのコラボは5ヶ月ぶり、最初は
さすがに戸惑ったがしばらくすれば以前の息が戻ってくるのでした。それにして
も5ヶ月も彼の居ないテントで生活していたのだと思うと、感慨深い面持ちです。
大飯に一緒に行き、その後テントのメンバーになったTさんとトクさんがジャン
ベを叩いてくれ、S女史が僕らの歌声に合わせて踊っている。まるで霞ヶ関の混
乱が嘘のような、平和な時間が流れるのです。
意外だった(失礼)のはトクさんがジャンベを手にしたこと。音楽好きな彼で
あることは以前から知ってはいましたが、静かに潜めていたその感性が目を覚ま
したのでしょうか?テントブラザースもいよいよ3人体制か(嬉)
本格的な夏も終盤を向かえ、残暑も予想される9月ではありますが、関電が大
飯原発3号、4号基を再稼動させた根拠が全くの嘘であったことが証明されたと
も言えます。そもそも八基の火力を止めたことで、その根拠が電力不足ではなく
経営の問題だったことは皆さんももうご承知のことと思います。
久しぶりなので午前中、図書館にQさんと行きました。彼は今やテントひろば
の隠れたベストセラーになった「オキュパイ大飯の乱」の編者でありますが、昔
取った杵柄はさすがです。黙々と調べ物をしながら思考の世界に入っていました
が、続編?への期待が高まります。
テントに戻り、正清さんとAさんと三人で議員会館に向かいました。「原発・
国会議員意見聴取プロジェクト」の一環で国会議員に面談するためです。
先に国民の生活が第一・森ゆう子参議院議員事務所に行き、8月20日の活動
の御手配を頂いたお礼と今回の趣旨の説明を正清さん自らするために関熊秘書に
ご挨拶いたしました。更に本来の目的であった約束との行き違いがあって時間が
空いたので、参議院会館102会議室で行われていた「福島原発告訴団」の会見に
参加することにしました。
議員会館ロビーで福島の森園さんが入館証渡しをしていました。連日の東京で
のロビー活動、抗議集会の参加、全く頭が下がります。大飯原発ゲート前で聞い
た『愛するものを残し、福島の現状を訴える日々です』、あの言葉とその響きが
思い出され、胸が自然と熱くなります。決して強い身体ではないのに・・・。ご
自愛下さればと思うばかりです。
結局、30分遅れで共産党・紙参議院議員とお会いすることになりました。約
束の時間にお訪ねできなかったばかりか当初の時間を延長して、次のスケジュー
ルぎりぎりまで私たちの声を聞いて下さったことには、党派・主張を越えて敬意
を覚えます。党やご自分の意見のみを披瀝するのではなく、我々の声を自らが聞
くという姿勢は大切です。
話は原発のみならず、TPP、ACTA等広範囲に亘り、現政権・野田首相の
常軌を逸した暴挙を許してはならないとの一致と今や国民の声として盛り上って
きた「脱原発」を確かなものにするためには国会議員の役割が今こそ大事である
し、そのための取り組みであるとの理解をお願いしてきました。もっと書きたい
ことはあるのだけど言いながら議員は既に書いてあった書面を手渡ししてくれま
した。
今僕に何ができるのか?9月11日はテントが立ち上がって一周年です。当日
は盛り沢山なイベント満載です。更に9月から10月に掛けて催しが予定されて
います。しかし何より大切なことはテントが中心になって、福島とあらゆるもの
との接点となる活動が出来るかを再確認することです。
それは意外と簡単にはいかないものであると思うのです。
しかし、目の前の問題から少しずつ解決していくしかありません。まるでミヒ
ャエル・エンデの小説「モモ」に出てくる掃除夫ペッポの言葉にあるように。ペ
ッポはモモにこう語ります。
『いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のこと
だけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。い
つもただつぎのことだけをな。』そして最後に『するとたのしくなってくる。こ
れがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにや
らにゃあだめなんだ。』
以前、この話を椎名さんと福島原発告訴団の杉並集会でした時、『目の前には
だかる福島の悲劇とその救済を阻む国・東電という大きな力との闘いに勝利する
には一歩ずつ前へ進むしかないよね。モモに出てくる掃除人の言葉を鮮明に思い
起こされるのよ』。そして『思えば良くここまで来たんだな』と。道程は遠いけ
れど一歩一歩と足を進めるしかありません。
今まさに福島の集団告訴という大きな取り組みが全国に広がっていく中で、テン
トは選挙に向かいあらゆる手を多くの人々、団体と結んでしていく必要性を強く
感じています。
その意味で911以降、新たなステージにテントを押し上げるお力を皆さんに
お願いするものです。そして福島と全国の原発立地地域と連携を深める役割を果
たして行きたい。その上で、今何ができるか?この命題を胸に行動をし、答え探
しをしていきます。テントがその答え探しをする上でも重ねてテントへのご支援
とご協力を重ねてお願い申し上げます
今僕に何ができるか?
明後日、おおいに行きます。闘う仲間のもとへ!そしてフクシマのために!
2012年9月5日(水) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
採決すれば民主党内の造反必至! 原子力ムラだらけの人事案反対!
原子力ムラの横暴を許さないぞ!
9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
★2.首相官邸「裏」からの抗議行動
9月7日(金)18時15分~19時45分
★3.メルマガ読者からのお知らせ
◇9/11豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
★4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
6割が運転不可に
★5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
━━━━━━━
※9/6学習会にご参加を
子どもたちを危険な放射線管理区域から、安全な地へ移住させよ
疎開裁判提訴以来最大の転換点-仙台高裁・裁判10月1日(月)決定
日 時:9月6日(木)開場18:30 開会19:00
講 師:柳原敏夫弁護士、
黒田節子さん(郡山市在住、原発いらない福島の女たち)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円(学生と避難者 400円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
| 採決すれば民主党内の造反必至!
| 原子力ムラだらけの人事案反対
| 原子力ムラの横暴を許さないぞ
| 9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
└──── 編集部
-----------------------------------
原子力規制委 首相権限で任命へ
田中氏ら原案通り 国会の同意見送り
政府・民主党は、原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委
員長と委員4人の国会同意人事に関し、今国会での採決を見送り、野田佳彦首相
が首相権限で原案のまま任命する方針を固めた。8日の今国会閉会を受け、11日
に首相任命を閣議決定する方向で調整している。
国会同意人事で採決を経ず、首相が任命権を行使するのは極めて異例。委員長
候補の田中俊一・前原子力委員会委員長代理らの人事案に対しては、民主党内に
原発建設を推進してきた「原子力ムラ」に近いとの反対論があり、採決すれば造
反が出る恐れがあることも見送りの一因になった。独立性の高い規制委は、国会
のお墨付きがないまま発足する。 (2012年9月5日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.首相官邸「裏」からの抗議行動
| 9月7日(金)18時15分~19時45分
└────
今週も反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸抗議行動が開催されます。
私たちは、7月13日以降、同時刻に首相官邸の裏側(溜池山王側)から、脱原発
・再稼働反対・規制委員会人事撤回を訴えてきました。「再稼働反対」等のコー
ルを繰り返すだけでなく、参加者それぞれの思いを官邸に向かって直接訴えるこ
とができます。ひろびろとした空間から官邸に向かって訴える行動は好評で、回
を重ねるごとに人数が増えてきています。
今週(7日)も同様の行動をやります。「表」に同期しながら、「裏」からも首
相官邸に脱原発を訴え続けることは、今とても大切なことだと考え、できるだけ
官邸を目の前にして、できるだけ声が聞こえる位置から、野田首相や官邸に居る
人たちに訴え続けながら、互いに脱原発の思いと情報を交換します。
よろしければどうぞご参加願います。
(名前)首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的)首相官邸により近いところで再稼働反対、規制委員会人事反対を訴える
(呼びかけ)梶野、木村(連絡先:080-5062-4196)
(日 時)9月7日(金)18時15分~19時45分
(集合場所) 首相官邸「裏」
(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口すぐ、首相官邸と山王
パークタワーとの間の歩道)
(注意)反原連有志が呼びかける「表」の行動とは全く独立の行動です。
当初から警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」がありましたが、毅然と丁寧
に断り続ける中で、何ら制約を受けることなく抗議行動ができるようになってき
ています。但し、先週は知らぬ間に警官が横からビデオ撮影をしていたようです。
今度は肖像権の侵害をしないように訴えます。非暴力で毅然と抵抗しましょう。
ただし、不当に逮捕されることのないように十分に注意して行動してください。
┏┓
┗■3.メルマガ読者からのお知らせ
└────
◇豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
地球の被爆を追い続ける豊崎博光さんと、ウラン採掘で被爆を強いられた
歴史を持つアメリカ原住民ホピ族の魂の共演を是非、ご覧下さい。
日時 9月11日(火)開場18:00
場所 つくばノバホール(茨城県つくば市吾妻1-10-1 TEL 029-852-5881)
チケット 前売 一般 1,000円 障がい者・学生 500円
当日 一般 1,500円 障がい者・学生 700円、高校生以下無料
主催 脱原発ネットワーク茨城・「千羽鶴の祈り」実行委員会
詳細ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/dgni0911(チケットの通販あり)
連絡先 花小路 TEL 029-857-8845(小張)
┏┓
┗■4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
| 6割が運転不可に
└────
全国の原発50基のうち約6割の33基が、数年間稼働させれば使用済み核燃料プ
ールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で分かった。新
たに中間貯蔵施設を造るには十年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核
のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は使う計画がない。
原発の抱える深刻な問題がはっきりした。(後略)
(2012年9月4日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
| 皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
| まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
└──── ( F記)
土曜に引き続いて夕べも泊まり番。昨日の早朝は吃驚するくらいの土砂降りで
した。天気予報では今日から気温が下がるようなことを言っていましたが、昨夜
に続いて朝方雨が降って、これが秋の清々しい季節を呼んでくるのだろうか。
昨夜は久方ぶりに関西から北海道に行き戻ってきたQさんと共に夜の泊まりメ
ンバー、来客とミニコンサートをしました。彼とのコラボは5ヶ月ぶり、最初は
さすがに戸惑ったがしばらくすれば以前の息が戻ってくるのでした。それにして
も5ヶ月も彼の居ないテントで生活していたのだと思うと、感慨深い面持ちです。
大飯に一緒に行き、その後テントのメンバーになったTさんとトクさんがジャン
ベを叩いてくれ、S女史が僕らの歌声に合わせて踊っている。まるで霞ヶ関の混
乱が嘘のような、平和な時間が流れるのです。
意外だった(失礼)のはトクさんがジャンベを手にしたこと。音楽好きな彼で
あることは以前から知ってはいましたが、静かに潜めていたその感性が目を覚ま
したのでしょうか?テントブラザースもいよいよ3人体制か(嬉)
本格的な夏も終盤を向かえ、残暑も予想される9月ではありますが、関電が大
飯原発3号、4号基を再稼動させた根拠が全くの嘘であったことが証明されたと
も言えます。そもそも八基の火力を止めたことで、その根拠が電力不足ではなく
経営の問題だったことは皆さんももうご承知のことと思います。
久しぶりなので午前中、図書館にQさんと行きました。彼は今やテントひろば
の隠れたベストセラーになった「オキュパイ大飯の乱」の編者でありますが、昔
取った杵柄はさすがです。黙々と調べ物をしながら思考の世界に入っていました
が、続編?への期待が高まります。
テントに戻り、正清さんとAさんと三人で議員会館に向かいました。「原発・
国会議員意見聴取プロジェクト」の一環で国会議員に面談するためです。
先に国民の生活が第一・森ゆう子参議院議員事務所に行き、8月20日の活動
の御手配を頂いたお礼と今回の趣旨の説明を正清さん自らするために関熊秘書に
ご挨拶いたしました。更に本来の目的であった約束との行き違いがあって時間が
空いたので、参議院会館102会議室で行われていた「福島原発告訴団」の会見に
参加することにしました。
議員会館ロビーで福島の森園さんが入館証渡しをしていました。連日の東京で
のロビー活動、抗議集会の参加、全く頭が下がります。大飯原発ゲート前で聞い
た『愛するものを残し、福島の現状を訴える日々です』、あの言葉とその響きが
思い出され、胸が自然と熱くなります。決して強い身体ではないのに・・・。ご
自愛下さればと思うばかりです。
結局、30分遅れで共産党・紙参議院議員とお会いすることになりました。約
束の時間にお訪ねできなかったばかりか当初の時間を延長して、次のスケジュー
ルぎりぎりまで私たちの声を聞いて下さったことには、党派・主張を越えて敬意
を覚えます。党やご自分の意見のみを披瀝するのではなく、我々の声を自らが聞
くという姿勢は大切です。
話は原発のみならず、TPP、ACTA等広範囲に亘り、現政権・野田首相の
常軌を逸した暴挙を許してはならないとの一致と今や国民の声として盛り上って
きた「脱原発」を確かなものにするためには国会議員の役割が今こそ大事である
し、そのための取り組みであるとの理解をお願いしてきました。もっと書きたい
ことはあるのだけど言いながら議員は既に書いてあった書面を手渡ししてくれま
した。
今僕に何ができるのか?9月11日はテントが立ち上がって一周年です。当日
は盛り沢山なイベント満載です。更に9月から10月に掛けて催しが予定されて
います。しかし何より大切なことはテントが中心になって、福島とあらゆるもの
との接点となる活動が出来るかを再確認することです。
それは意外と簡単にはいかないものであると思うのです。
しかし、目の前の問題から少しずつ解決していくしかありません。まるでミヒ
ャエル・エンデの小説「モモ」に出てくる掃除夫ペッポの言葉にあるように。ペ
ッポはモモにこう語ります。
『いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のこと
だけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。い
つもただつぎのことだけをな。』そして最後に『するとたのしくなってくる。こ
れがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにや
らにゃあだめなんだ。』
以前、この話を椎名さんと福島原発告訴団の杉並集会でした時、『目の前には
だかる福島の悲劇とその救済を阻む国・東電という大きな力との闘いに勝利する
には一歩ずつ前へ進むしかないよね。モモに出てくる掃除人の言葉を鮮明に思い
起こされるのよ』。そして『思えば良くここまで来たんだな』と。道程は遠いけ
れど一歩一歩と足を進めるしかありません。
今まさに福島の集団告訴という大きな取り組みが全国に広がっていく中で、テン
トは選挙に向かいあらゆる手を多くの人々、団体と結んでしていく必要性を強く
感じています。
その意味で911以降、新たなステージにテントを押し上げるお力を皆さんに
お願いするものです。そして福島と全国の原発立地地域と連携を深める役割を果
たして行きたい。その上で、今何ができるか?この命題を胸に行動をし、答え探
しをしていきます。テントがその答え探しをする上でも重ねてテントへのご支援
とご協力を重ねてお願い申し上げます
今僕に何ができるか?
明後日、おおいに行きます。闘う仲間のもとへ!そしてフクシマのために!
PR
【TMM:No1564】
2012年9月4日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.9・7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議(首都圏反原発連合有志)
★2.調査報告集『サクラと環境・原発』2012年版を発行しました
(たんぽぽ舎パンフNo.89 頒価500円)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇9.15講演会 進めよう!原発なしで生きること、東京・目黒、19時から
講師 吉原毅さん、武藤類子さん
★4.新聞・雑誌から
◇南海トラフ想定 7割は津波犠牲
M9で死者最大32万人、防災・避難で6万人に減(8月30日 東京新聞より)
◇会津かんしょ踊り 脱原発で広がり
経産相前テント発「エネルギー湧く」、「一心不乱」にじむ怒り
(9月3日 東京新聞より)
★5.<テント日誌 9/2(日)―経産省前テントひろば358日目>
晩夏ののんびりとした穏やかな一日(I.K)(K.M)
━━━━━━━
◇9/6(木)19:00~ 於・スペースたんぽぽ、参加費800円
『ふくしま集団疎開裁判の最新情報、仙台高裁判決にむけて』
柳原弁護士と黒田節子さんのお話 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=993
━━━━━━━
┏┓
┗■1.9・7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
└────(首都圏反原発連合有志)
たんぽぽ舎もボランティアのみなさんと一緒に参加します
【日時】9月7日(金)18:00~20:00予定
【場所】首相官邸前および永田町・霞が関一帯
(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
【呼びかけ】首都圏反原発連合有志
詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/?p=1141 を参照してください。
【重要なおしらせ】
・首都圏反原発連合は、9月30日に発足されようとしている原子力規制委員
会と、次の衆議院選挙を視野に入れ、当面9月いっぱいは毎週金曜の抗議を
継続します。9月を強化月間として、人事案の撤回を求め、脱原発について
の政党、政治家の動向を見極め、さらに抗議の声を拡大していきましょう!
・合同庁舎第4号館前にて、原子力規制委員会準備室に対して人事案反対抗議
エリアを設置します。
-----
○たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.調査報告集『サクラと環境・原発』2012年版
│ -異変桜見つかる、環境悪化・原発放射能か- を発行しました
│ (たんぽぽ舎パンフNo.89 頒価500円)
└────(サクラ調査ネットワーク)
~~目次~~
サクラ調査9年目の活動と特長・今後
サクラとすずめ
福島県猪苗代湖周辺の市町村のサクラの奇形調査について
各地からの報告(鹿児島/愛媛/岐阜/富山/新潟/神奈川/東京/千葉/北海道)
サクラ調査の結果2012年
番外編1「桜だけじゃない」-庭に咲いた菊
番外編2「2012年 花の異変」
2004年~2012年の異常花率の推移
サクラ調査要綱|サクラ調査票
統計表(1)(2)(3)(4)(5)
サクラの写真(カラー4頁)
~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~
お求めはFAXまたはメールでお願いします。(別途送料がかかります)
FAX 03-3238-0797、メール nonukes@tanpoposya.net
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇9.15講演会 進めよう!原発なしで生きること
-地球が放射能のごみであふれる前に-
講演:城南信用金庫 吉原毅さん、ハイロアクション福島 武藤類子さん
今回お招きするのは、「原発に頼らない安心できる社会へ」といち早く
意思表明し、仕事上でその方針を打ち出した城南信用金庫理事長の吉原毅
さんと、福島県三春町で自然と共生し、昨年9・19の6万人集会で感動的な
スピーチをした武藤類子さんです。
日時:9月15日(土)開場18時30分、開演19時 終演21時15分
場所:めぐろパーシモン・小ホール(目黒区八雲1-1-1)TEL(03)5701-2924
参加費:500円 事前にお名前・電話番号を明記のうえ、下記にFAXをお送り
ください。定員になり次第、しめ切ります。
主催:さよなら原発@めぐろ代表・山崎朋子(作家)
連絡先:大賀(FAX)03-3711-3461、宮本(TEL/FAX)03-3715-9603、
中村(TEL)03-3713-3172
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◇南海トラフ想定 7割は津波犠牲
M9で死者最大32万人、防災・避難で6万人に減
(8月30日 東京新聞より)
南海トラフでマグニチュード(M)9級の超巨大地震が発生した場合、三十
都府県で最大32万3千人の死者が出る被害想定を内閣府中央防災会議の有識
者会議が二十九日、公表した。七割は津波による犠牲者。最大死者数は2003年
に内閣府が公表した2万4700人の13倍となった。
発生確立は極めて低いとしているが、東日本大震災の教訓から考えうる最大
級の地震を想定。その上で、巨大津波が(1)駿河湾-紀伊半島沖 (2)紀伊半
島沖 (3)紀伊半島沖-四国沖 (4)四国沖-九州沖の五カ所で発生したケー
スで、それぞれ被害を見積もった。(後略)
◇会津かんしょ踊り 脱原発で広がり
経産相前テント発「エネルギー湧く」、「一心不乱」にじむ怒り
(9月3日 東京新聞より)
この夏、全国にじわじわ広がる踊りがある。「かんしょ踊り」。もともと福
島県の会津地方に伝わる盆踊りだが、経済産業省前で座り込みを続ける福島の
女性たちが踊り始め、脱原発デモに参加する老若男女の心をつかんだ。一心不
乱の踊りに込めた願いとは。(中山洋子)
---かんしょ踊りの「かんしょ」とは会津地方の言葉で、自分を忘れるほど
熱中したさまを指すという。(中略)
長年、全国の古い踊りを習い集めてきた武藤さんは「踊りは面白くて、エネ
ルギーが湧く。年齢に関係なく自由に踊れるのが盆踊りの良さ。命を思う鎮魂
の踊りでもあるんです」と話す。
かんしょ踊りは、戦後に野卑(やひ)だとして封じられた経緯があり、「盆踊
りに紛れて踊っていると、やぐらの上から注意されたほど。徹底的な撲滅運動
もあったようです」。(中略)
武藤さんは「戦後の日本が泥くさいもの、格好悪いものとして否定してきた
東北の文化そのもの。かんしょ踊りを抑え込んだものが原発を生んだ社会につ
ながるのではないでしょうか」と語る。(中略)
「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さんは「大地を踏みしめ、こぶ
しを突き上げるしぐさには会津の人々の無念さがにじむ。表現できない思いを
踊りに託してきたのではないか。憤まんやる方ない福島の今の思いにもつなが
る」と話す。 そんな踊りの輪は、日に日に膨らんでいる。
┏┓
┗■5.<テント日誌 9/2(日)―経産省前テントひろば358日目>
│ 晩夏ののんびりとした穏やかな一日
└────(I.K)(K.M)
9月2日(日) 晴・豪雨・晴れ
昼 午前中激しい雨が降ったりやんだりで人も少なかったのですが、夏に蛍を
届けて下さった伊勢原の方が山羊を連れて来訪し、雨の中、日比谷の野音に行
くという若い女性二人と談笑してました。伊勢原の方はご夫婦でハーモニカを
吹いたりして楽しませて下さいました。
午後から志賀原発に行ってきたSさんのお話を聞けたのは良かったです。仙
台から来られた方はテントへはもう5回目だとか、3・11以後ソフトバンクの孫
さんの支援に感動してファンになったとかソフトバンクのTシャツを着て座っ
て下さいました。ご親戚に原発推進の考えを持つ人が居て困っていると言うこ
となので、原発はなくても電気は足りていること、原発の危険性などお話した
ら?と話に花が咲きました。
外務省に来た右翼の街宣が通りがかりに嫌がらせを叫んだだけで平穏な一日
でした。(I.K)
**********
夜 激しい雨でテントに水が入り込んでいないか心配しながら電車を乗り継い
でテントに到着すると、雨もやみ爽やかな風が吹く霞が関の夜空に向かって、
大飯テントから戻ったくまさんと福ちゃんが野外でギターを弾いて歌っている。
太鼓伴奏と踊り付で、Weshall overcomeや「花はどこへ行った?」などの懐か
しいプロテストソングをしばし皆で歌う優雅なテントの夜。一段落してテント
でおしゃべりしてたらいつの間にか深夜を迎えた。
原子力委員会のこと
8月30日(木)の原子力委員会臨時会議では、当日午前に細野豪志原子力行政
担当大臣から近藤原子力委員長と鈴木委員長代理と事務局員が厳重注意を受け
たことを委員長が報告した。核燃料サイクル小委員会で電力事業者などととも
に秘密会議(勉強会)を持ち小委員会の議論を誘導したことが、内閣府検証
チームに指摘されたためだ。原子力委員会の会議の持ち方などの改善案をこの
日の委員会で決定して一件落着の魂胆。
しかし、このような小委員会の持ち方を原子力委員会が設立された1956
年からずっとやってきたのではないか?
その検証をしないのはおかしい。おまけに、検証報告が出た後で検証チーム
から提出を要求されていた秘密会議議事メモを資源エネルギー庁が提出しウェ
ブにアップされている。公開されたのは23回の会議の数回分。検証のやり直
しもせずにその他はうやむやで逃げきろうとしている。内閣府と資源エネル
ギー庁による隠匿工作を許してはならない。原子力委員長にぶら下がり質問を
していたメディアに厳しい報道を期待したいが…。
(K.M)
**********
<テントの予定>
★9月9日(日)午後2時~5時 日比谷図書館地下コンベンションホール
「現在アメリカの原発事情と反原発運動」
半月あまり訪米された椎名千恵子さんと、アメリカ在住の画家&反原発活動
家・金子祐仁さんの報告とDVD上映
★9月11日(火)
午後1時~ プレイベント
テント1周年・とつきとおか成就 イベント&アクション
午後3時~ 「再稼働の是非」を国会議員に糺す―意見聴取結果発表記者会見
午後4時~ 記念集会
午後6時15分~ かんしょ踊り
午後7時~ 経産省包囲人間の鎖
★9月14日(金) 午後1時~3時 衆議院第一議員会館
武藤類子さんのお話を聞く院内集会「福島原発事故の責任を問う」
2012年9月4日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.9・7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議(首都圏反原発連合有志)
★2.調査報告集『サクラと環境・原発』2012年版を発行しました
(たんぽぽ舎パンフNo.89 頒価500円)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇9.15講演会 進めよう!原発なしで生きること、東京・目黒、19時から
講師 吉原毅さん、武藤類子さん
★4.新聞・雑誌から
◇南海トラフ想定 7割は津波犠牲
M9で死者最大32万人、防災・避難で6万人に減(8月30日 東京新聞より)
◇会津かんしょ踊り 脱原発で広がり
経産相前テント発「エネルギー湧く」、「一心不乱」にじむ怒り
(9月3日 東京新聞より)
★5.<テント日誌 9/2(日)―経産省前テントひろば358日目>
晩夏ののんびりとした穏やかな一日(I.K)(K.M)
━━━━━━━
◇9/6(木)19:00~ 於・スペースたんぽぽ、参加費800円
『ふくしま集団疎開裁判の最新情報、仙台高裁判決にむけて』
柳原弁護士と黒田節子さんのお話 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=993
━━━━━━━
┏┓
┗■1.9・7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
└────(首都圏反原発連合有志)
たんぽぽ舎もボランティアのみなさんと一緒に参加します
【日時】9月7日(金)18:00~20:00予定
【場所】首相官邸前および永田町・霞が関一帯
(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
【呼びかけ】首都圏反原発連合有志
詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/?p=1141 を参照してください。
【重要なおしらせ】
・首都圏反原発連合は、9月30日に発足されようとしている原子力規制委員
会と、次の衆議院選挙を視野に入れ、当面9月いっぱいは毎週金曜の抗議を
継続します。9月を強化月間として、人事案の撤回を求め、脱原発について
の政党、政治家の動向を見極め、さらに抗議の声を拡大していきましょう!
・合同庁舎第4号館前にて、原子力規制委員会準備室に対して人事案反対抗議
エリアを設置します。
-----
○たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.調査報告集『サクラと環境・原発』2012年版
│ -異変桜見つかる、環境悪化・原発放射能か- を発行しました
│ (たんぽぽ舎パンフNo.89 頒価500円)
└────(サクラ調査ネットワーク)
~~目次~~
サクラ調査9年目の活動と特長・今後
サクラとすずめ
福島県猪苗代湖周辺の市町村のサクラの奇形調査について
各地からの報告(鹿児島/愛媛/岐阜/富山/新潟/神奈川/東京/千葉/北海道)
サクラ調査の結果2012年
番外編1「桜だけじゃない」-庭に咲いた菊
番外編2「2012年 花の異変」
2004年~2012年の異常花率の推移
サクラ調査要綱|サクラ調査票
統計表(1)(2)(3)(4)(5)
サクラの写真(カラー4頁)
~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~
お求めはFAXまたはメールでお願いします。(別途送料がかかります)
FAX 03-3238-0797、メール nonukes@tanpoposya.net
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇9.15講演会 進めよう!原発なしで生きること
-地球が放射能のごみであふれる前に-
講演:城南信用金庫 吉原毅さん、ハイロアクション福島 武藤類子さん
今回お招きするのは、「原発に頼らない安心できる社会へ」といち早く
意思表明し、仕事上でその方針を打ち出した城南信用金庫理事長の吉原毅
さんと、福島県三春町で自然と共生し、昨年9・19の6万人集会で感動的な
スピーチをした武藤類子さんです。
日時:9月15日(土)開場18時30分、開演19時 終演21時15分
場所:めぐろパーシモン・小ホール(目黒区八雲1-1-1)TEL(03)5701-2924
参加費:500円 事前にお名前・電話番号を明記のうえ、下記にFAXをお送り
ください。定員になり次第、しめ切ります。
主催:さよなら原発@めぐろ代表・山崎朋子(作家)
連絡先:大賀(FAX)03-3711-3461、宮本(TEL/FAX)03-3715-9603、
中村(TEL)03-3713-3172
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◇南海トラフ想定 7割は津波犠牲
M9で死者最大32万人、防災・避難で6万人に減
(8月30日 東京新聞より)
南海トラフでマグニチュード(M)9級の超巨大地震が発生した場合、三十
都府県で最大32万3千人の死者が出る被害想定を内閣府中央防災会議の有識
者会議が二十九日、公表した。七割は津波による犠牲者。最大死者数は2003年
に内閣府が公表した2万4700人の13倍となった。
発生確立は極めて低いとしているが、東日本大震災の教訓から考えうる最大
級の地震を想定。その上で、巨大津波が(1)駿河湾-紀伊半島沖 (2)紀伊半
島沖 (3)紀伊半島沖-四国沖 (4)四国沖-九州沖の五カ所で発生したケー
スで、それぞれ被害を見積もった。(後略)
◇会津かんしょ踊り 脱原発で広がり
経産相前テント発「エネルギー湧く」、「一心不乱」にじむ怒り
(9月3日 東京新聞より)
この夏、全国にじわじわ広がる踊りがある。「かんしょ踊り」。もともと福
島県の会津地方に伝わる盆踊りだが、経済産業省前で座り込みを続ける福島の
女性たちが踊り始め、脱原発デモに参加する老若男女の心をつかんだ。一心不
乱の踊りに込めた願いとは。(中山洋子)
---かんしょ踊りの「かんしょ」とは会津地方の言葉で、自分を忘れるほど
熱中したさまを指すという。(中略)
長年、全国の古い踊りを習い集めてきた武藤さんは「踊りは面白くて、エネ
ルギーが湧く。年齢に関係なく自由に踊れるのが盆踊りの良さ。命を思う鎮魂
の踊りでもあるんです」と話す。
かんしょ踊りは、戦後に野卑(やひ)だとして封じられた経緯があり、「盆踊
りに紛れて踊っていると、やぐらの上から注意されたほど。徹底的な撲滅運動
もあったようです」。(中略)
武藤さんは「戦後の日本が泥くさいもの、格好悪いものとして否定してきた
東北の文化そのもの。かんしょ踊りを抑え込んだものが原発を生んだ社会につ
ながるのではないでしょうか」と語る。(中略)
「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さんは「大地を踏みしめ、こぶ
しを突き上げるしぐさには会津の人々の無念さがにじむ。表現できない思いを
踊りに託してきたのではないか。憤まんやる方ない福島の今の思いにもつなが
る」と話す。 そんな踊りの輪は、日に日に膨らんでいる。
┏┓
┗■5.<テント日誌 9/2(日)―経産省前テントひろば358日目>
│ 晩夏ののんびりとした穏やかな一日
└────(I.K)(K.M)
9月2日(日) 晴・豪雨・晴れ
昼 午前中激しい雨が降ったりやんだりで人も少なかったのですが、夏に蛍を
届けて下さった伊勢原の方が山羊を連れて来訪し、雨の中、日比谷の野音に行
くという若い女性二人と談笑してました。伊勢原の方はご夫婦でハーモニカを
吹いたりして楽しませて下さいました。
午後から志賀原発に行ってきたSさんのお話を聞けたのは良かったです。仙
台から来られた方はテントへはもう5回目だとか、3・11以後ソフトバンクの孫
さんの支援に感動してファンになったとかソフトバンクのTシャツを着て座っ
て下さいました。ご親戚に原発推進の考えを持つ人が居て困っていると言うこ
となので、原発はなくても電気は足りていること、原発の危険性などお話した
ら?と話に花が咲きました。
外務省に来た右翼の街宣が通りがかりに嫌がらせを叫んだだけで平穏な一日
でした。(I.K)
**********
夜 激しい雨でテントに水が入り込んでいないか心配しながら電車を乗り継い
でテントに到着すると、雨もやみ爽やかな風が吹く霞が関の夜空に向かって、
大飯テントから戻ったくまさんと福ちゃんが野外でギターを弾いて歌っている。
太鼓伴奏と踊り付で、Weshall overcomeや「花はどこへ行った?」などの懐か
しいプロテストソングをしばし皆で歌う優雅なテントの夜。一段落してテント
でおしゃべりしてたらいつの間にか深夜を迎えた。
原子力委員会のこと
8月30日(木)の原子力委員会臨時会議では、当日午前に細野豪志原子力行政
担当大臣から近藤原子力委員長と鈴木委員長代理と事務局員が厳重注意を受け
たことを委員長が報告した。核燃料サイクル小委員会で電力事業者などととも
に秘密会議(勉強会)を持ち小委員会の議論を誘導したことが、内閣府検証
チームに指摘されたためだ。原子力委員会の会議の持ち方などの改善案をこの
日の委員会で決定して一件落着の魂胆。
しかし、このような小委員会の持ち方を原子力委員会が設立された1956
年からずっとやってきたのではないか?
その検証をしないのはおかしい。おまけに、検証報告が出た後で検証チーム
から提出を要求されていた秘密会議議事メモを資源エネルギー庁が提出しウェ
ブにアップされている。公開されたのは23回の会議の数回分。検証のやり直
しもせずにその他はうやむやで逃げきろうとしている。内閣府と資源エネル
ギー庁による隠匿工作を許してはならない。原子力委員長にぶら下がり質問を
していたメディアに厳しい報道を期待したいが…。
(K.M)
**********
<テントの予定>
★9月9日(日)午後2時~5時 日比谷図書館地下コンベンションホール
「現在アメリカの原発事情と反原発運動」
半月あまり訪米された椎名千恵子さんと、アメリカ在住の画家&反原発活動
家・金子祐仁さんの報告とDVD上映
★9月11日(火)
午後1時~ プレイベント
テント1周年・とつきとおか成就 イベント&アクション
午後3時~ 「再稼働の是非」を国会議員に糺す―意見聴取結果発表記者会見
午後4時~ 記念集会
午後6時15分~ かんしょ踊り
午後7時~ 経産省包囲人間の鎖
★9月14日(金) 午後1時~3時 衆議院第一議員会館
武藤類子さんのお話を聞く院内集会「福島原発事故の責任を問う」
【TMM:No1563】
2012年9月3日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.関西電力「原発なし」でも余力あり
再稼働根拠くずれた
大飯原発「夏が終われば停止を」
★2.原発事故報道番組「続けて」
小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
★3.メールマガジン読者からイベントのお知らせ
○9/15崎山さん講演会お知らせ
★4.「原発いらない」 女の一票一揆
自らの手で政治変えよう 議員会館で毎月集会
★5.<テント日誌9/1(土)―経産省前テントひろば 357日目>
志賀原発地元羽咋市にも再稼働阻止のテント建つ
石川県羽咋市 再稼働ストップ志賀原発を問う地元住民集会に参加して
━━━━━━━
※9/4(火)第15回役立つ反原発基本講座にご参加を!
『東京湾に浮かぶ原子炉2基 米原子力空母』
9月4日(火)18:30開場 19:00開会 参加費800円
講師:呉東正彦さん(弁護士)、山城保男さん(横須賀市議)
会場:「スペースたんぽぽ」
━━━━━━━
┏┓
┗■1.関西電力「原発なし」でも余力あり
| 再稼働根拠くずれた
| 大飯原発「夏が終われば停止を」
└────
政府の節電要請から今月二十六日まで八週間の関西電力管内の電力需給実績が
まとまった。最大需要は大阪市の日中最高気温が三十六・七度に達した三日午後
2時台の二千六百八十一万kw。記録的猛暑だった二〇一〇年夏並みの暑さを想定
した八月の需要予測(二千九百八十七万kw)を10%下回った。
関電は七月、夏場の電力不足を理由に大飯原発3、4号機(福井県おおい町、
いずれも出力百十八万kw)を再稼働させたが、広報室の担当者は本紙の取材に
「節電効果があり、現時点では原発がなくても供給力は維持できた」と話してい
る。(中略)
関電によると三日の供給態勢は大飯二基をフル稼働する一方、需給調整を理由
に相生火力1号機(兵庫県相生市、出力三十八万kw)を休止していたという。
大飯原発3、4号機のフル稼働とそれに伴う揚水発電の増加を加えた潜在的供
給力は少なくとも三千百八十二万kw。ピーク需要時ですら原発四基分に相当する
五百万kwの余力があったことになる。
世論の反対を押し切り、政府や関西電力が進めた大飯原発3、4号機の再稼働
の根拠が揺らいできた。関電は、今夏のこれまでの電力需給実績を基に「原発が
なくても供給力は維持できた」と認めた。専門家は昨年三月の福島第一原発事故
で広がった「節電の社会的な動きを見誤った」と指摘、過大な需要見通しを批判
している。
関電は五月、原発ゼロで今夏を迎えた場合、15%の電力不足に陥ると試算、
「計画停電は避けられない」とした。これを受け、野田佳彦首相は「国民生活を
守るため」として、大飯3、4号機の再稼働を容認した。
ところが電力需要のピークは、猛暑だった二〇一〇年夏のピークに比べ10%も
低下。計算上、原発なしでも供給力の方が上回った。(中略)
大阪府と大阪市でつくるエネルギー戦略会議座長の植田和弘京都大学大学院教
授(環境経済学)は「大飯の再稼働がなければ、市民の危機意識が高まり、節電効
果はもっと上がったはず。他社からの電力融通を含めれば、原発なしでこの夏を
乗り切れた可能性はかなり高い」と指摘。「政府は夏場の電力不足を理由に再稼
働させたのなら、夏が終わったらすぐに原発を停止させるべきだ」と話す。
(2012年8月29日 東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.原発事故報道番組「続けて」
| 小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
└────
イ.原発事故報道番組「続けて」
原発事故報道に力を入れてきた毎日放送のラジオ番組「たね蒔きジャーナル」
(平日午後9時)が打ち切られるとの一部報道を受け、出演者らが27日、大阪市北
区の同局を訪れ、番組の存続を求めた。
「経費節減のため、10月に終了」などと報じられたため、京都大原子炉実験所
の小出裕章助教らが他の出演経験者に呼びかけ、スポンサー料を募っていた。こ
の日は、小出助教らが集まった約210万円を持参、無料出演などを申し入れたが、
局側は受け取りを拒否したという。
同番組は今春、原発事故の報道が評価され、「坂田記念ジャーナリズム賞」の
特別賞を受賞。同局は「ここの番組の存続は、来月の番組改編会見までコメント
できない」としている。(2012.8.28読売新聞大阪版より抜粋)
ロ.小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
大阪に住んでいるリスナーより
大阪の毎日放送のラジオ「たねまきジャーナル」のリスナーです。大阪に住ん
でいます。
この番組は、福島原発事故発生直後から、脱原発の学者小出裕章さん京大実験
所助教のひと、が毎日のように出演して、テレビや新聞ではわからなかった危機
の状況を解説してくれました。オスプレイ問題で厳しい状況におかれている沖縄
の小さな村、高江のことを伝え続けたのも、この番組です。
この番組が打ち切りになると8月上旬に朝日新聞にでました。記事によると、
毎日放送に、数多くのリスナーが存続の声を上げるため、会社に集まりました。
なぜ終わるのか、理由はわかりません。
でも貴重な情報源がなくなって、困るのは私たちリスナーです。
政治や政府が信じられない今、小出さんの話がなくなると、正しい情報がわから
なくなります。どうか、力をください。
存続を願うたくさんのリスナーの声を聞かずに番組をなくすのは、権力者です。
ひとりのリスナーの声ではちいさ過ぎるのです。どうか、みなさん、助けてく
ださい。
27日にも多くのリスナーや応援者が毎日放送に集まり、翌日その様子が大阪の
読売新聞にでました。参考にしてください。ネットでも「すきすきたねまきの会」
ができ、そのサイトにいろいろな情報がでています。参考にして下さい。
┏┓
┗■3.メールマガジン読者からイベントのお知らせ
└────
○9/15崎山さん講演会のお知らせ
憲政史上初の独立機関として国会が全会派一致で設置した「国会事故調」
・なぜ、国会も大手メディアも国会事故調報告を活用しないのか?
・埼玉県内初、事故調委員から直接報告を聞く。
講 演:崎山比早子氏(国会事故調委員・元放射線総合研究所主任研究官)
「国会事故調報告が明らかにしたこと、これからなすべきこと(提言)」
期 日:9月15日(土)(開場9:30)10:00~11:40
会 場:浦和コムナーレ多目的ホール(浦和駅東口パルコ上10F)
参加費:700円
※講演終了後、講師を囲む昼食懇談会
(集会室 千円・要予約、先着30人、13日まで)
主 催:「再び崎山さんの話を聞く会」
問合せ&申込み:高橋(080-6582-3806)、堀口(048-625-3962)、
飯塚(chako19@jcom.home.ne.jp 080-7048-9195 )
┏┓
┗■4.「原発いらない」 女の一票一揆
| 自らの手で政治変えよう 議員会館で毎月集会
└────
脱原発を訴える女性グループが29日、衆院第一議員会館で女性限定の集会を開
いた。女性たちが自由に話し合う院内集会は先月に続き3回目。9月からは毎月、
定期的に開くという。この日、国政に脱原発の女性議員を送り込んで政治を変え
る「一票一揆」を呼び掛けた。
経済産業省前のテントで座り込みを続ける「原発いらない福島の女たち」など
の主催で、約150人の女性たちが参加した。
「ハイロアクション」の武藤類子さんが「原発事故で世の中は変わるかと思っ
たが、大飯原発の再稼働に象徴されるように、特に政治の場で何も変わらない。
ここは女性が前に出るしかない」とあいさつ。「女風呂のような場で自由に話し
合い、脱原発のための新しい道を探りたい」と呼び掛けた。
集会は、9月から毎月第4金曜日に開催する予定で、参加できるのは原則とし
て議員も含め女性のみ。出席を希望する男性議員が女性の声を聞くことはできる
が、会場での発言は認めないという。(中略)
福島県郡山市から来場した女性の1人は「尖閣諸島を守るため躍起になってい
る男たちは、なぜ放射能に大切な領土や領海が奪われているのを許すのか」と憤
った。(2012年8月30日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.<テント日誌9/1(土)―経産省前テントひろば 357日目>
| 志賀原発地元羽咋市にも再稼働阻止のテント建つ
| 石川県羽咋市 再稼働ストップ志賀原発を問う地元住民集会に参加して
└──── (S,S)
9月1日(土)経産省前テントひろばから急遽代表派遣ということで、早朝6
時に我が家を出て、石川県へ。新幹線・在来特急を乗り継いて6時間、12時過ぎ
に羽咋駅に到着した。本日の会場羽咋市公民館は駅から歩いて10分程度。会場に
は地元羽咋市市民を始め近隣の町村から200名を超える参加者が集った。
冒頭、主催者を代表して盛田正氏の決意が述べられた。羽咋市から十数キロの
志賀原発が、活断層の上に建っている事という専門委員の意見を受けて、原子力
安全・保安院が、北陸電力に再調査を命じたところだが、このことは、23年も前
から訴えていた志賀原発の「立地不適格」の問題がいよいよ明らかになってきた
ということ。そして、何よりも保安院と原子力安全委員会が行ってきた国の安全
審査そのものが問われている重要な問題であると指摘。
しかも、その調査が中立的な第三者でなく北陸電力にやらせるという出鱈目さ。
何としても再稼働をさせないため、原発立地である地元市民が中心となり、県内
そして全国の仲間と連帯して闘いを進めようとの訴えがあった。
続いて東洋大学社会学部の渡辺満久教授の講演が始まる。テーマは「志賀原子
力発電所周辺の活断層」。渡辺教授は講演を始めるにあたり、原発に必ずしも反
対の立場ではないとの立場を表明した上で、にもかかわらず志賀原発の再稼働は
止めなくてはならない、と論を展開された。
そもそも活断層とは何かに始まり、活断層であれば、今度いつ大地震が起こる
かは分からない。
さらに、活断層の値切りと無視についての危険性を訴えた。志賀原発の北約9キ
ロにある「富来川南岸断層」が原発の耐震安全性を検討する際に考慮する必要の
ある13万~12万年以降に動いた活断層であると現地調査の結果を踏まえて指摘。
志賀原発の再稼働は無謀な行為であることを非常に分かりやすく指摘された。
引き続き、京都のSTOP大飯原発再稼働実現現地アクションの長谷川羽衣子さん
より、大飯原発再稼働阻止の35時間の闘い報告があった。大飯のトンネルのゲー
ト前の集まった人々の闘いのスライドを交えての紹介であった。特に若者や子ど
もを連れたお母さん達の必死な訴えに会場の皆は息を呑んで聞き入っていた。
最後に、命のネットワークの代表である多名賀哲也さんから何としても志賀原
発の再稼働を止めようと行動提起があった。地元の首長・市議会への要求・申し
入れの強化、市役所前でのテントを張っての座り込みを開始する等々の訴えで住
民集会は終了した。
その後、市役所前に移動し、正門前の一角に新たなテントを設営した。テント
設営には手慣れたY氏の号令一下、ものの30分程度で完成。テント前での記念写
真をし、その場で交流会に移る。
帰京を急いだので、経産省前テントひろばからの訴えをし、テントひろばの幟旗
を贈呈して帰路についた。
【訂正】
8月30日発信の「テント 9月の予定」で
9月14日(金)福島原発告訴第2次告訴(全国告訴)についての学習会につ
いて(関東事務局との共催)とあるのは<テントひろば主催>の間違いですので、
訂正致します。
2012年9月3日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.関西電力「原発なし」でも余力あり
再稼働根拠くずれた
大飯原発「夏が終われば停止を」
★2.原発事故報道番組「続けて」
小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
★3.メールマガジン読者からイベントのお知らせ
○9/15崎山さん講演会お知らせ
★4.「原発いらない」 女の一票一揆
自らの手で政治変えよう 議員会館で毎月集会
★5.<テント日誌9/1(土)―経産省前テントひろば 357日目>
志賀原発地元羽咋市にも再稼働阻止のテント建つ
石川県羽咋市 再稼働ストップ志賀原発を問う地元住民集会に参加して
━━━━━━━
※9/4(火)第15回役立つ反原発基本講座にご参加を!
『東京湾に浮かぶ原子炉2基 米原子力空母』
9月4日(火)18:30開場 19:00開会 参加費800円
講師:呉東正彦さん(弁護士)、山城保男さん(横須賀市議)
会場:「スペースたんぽぽ」
━━━━━━━
┏┓
┗■1.関西電力「原発なし」でも余力あり
| 再稼働根拠くずれた
| 大飯原発「夏が終われば停止を」
└────
政府の節電要請から今月二十六日まで八週間の関西電力管内の電力需給実績が
まとまった。最大需要は大阪市の日中最高気温が三十六・七度に達した三日午後
2時台の二千六百八十一万kw。記録的猛暑だった二〇一〇年夏並みの暑さを想定
した八月の需要予測(二千九百八十七万kw)を10%下回った。
関電は七月、夏場の電力不足を理由に大飯原発3、4号機(福井県おおい町、
いずれも出力百十八万kw)を再稼働させたが、広報室の担当者は本紙の取材に
「節電効果があり、現時点では原発がなくても供給力は維持できた」と話してい
る。(中略)
関電によると三日の供給態勢は大飯二基をフル稼働する一方、需給調整を理由
に相生火力1号機(兵庫県相生市、出力三十八万kw)を休止していたという。
大飯原発3、4号機のフル稼働とそれに伴う揚水発電の増加を加えた潜在的供
給力は少なくとも三千百八十二万kw。ピーク需要時ですら原発四基分に相当する
五百万kwの余力があったことになる。
世論の反対を押し切り、政府や関西電力が進めた大飯原発3、4号機の再稼働
の根拠が揺らいできた。関電は、今夏のこれまでの電力需給実績を基に「原発が
なくても供給力は維持できた」と認めた。専門家は昨年三月の福島第一原発事故
で広がった「節電の社会的な動きを見誤った」と指摘、過大な需要見通しを批判
している。
関電は五月、原発ゼロで今夏を迎えた場合、15%の電力不足に陥ると試算、
「計画停電は避けられない」とした。これを受け、野田佳彦首相は「国民生活を
守るため」として、大飯3、4号機の再稼働を容認した。
ところが電力需要のピークは、猛暑だった二〇一〇年夏のピークに比べ10%も
低下。計算上、原発なしでも供給力の方が上回った。(中略)
大阪府と大阪市でつくるエネルギー戦略会議座長の植田和弘京都大学大学院教
授(環境経済学)は「大飯の再稼働がなければ、市民の危機意識が高まり、節電効
果はもっと上がったはず。他社からの電力融通を含めれば、原発なしでこの夏を
乗り切れた可能性はかなり高い」と指摘。「政府は夏場の電力不足を理由に再稼
働させたのなら、夏が終わったらすぐに原発を停止させるべきだ」と話す。
(2012年8月29日 東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.原発事故報道番組「続けて」
| 小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
└────
イ.原発事故報道番組「続けて」
原発事故報道に力を入れてきた毎日放送のラジオ番組「たね蒔きジャーナル」
(平日午後9時)が打ち切られるとの一部報道を受け、出演者らが27日、大阪市北
区の同局を訪れ、番組の存続を求めた。
「経費節減のため、10月に終了」などと報じられたため、京都大原子炉実験所
の小出裕章助教らが他の出演経験者に呼びかけ、スポンサー料を募っていた。こ
の日は、小出助教らが集まった約210万円を持参、無料出演などを申し入れたが、
局側は受け取りを拒否したという。
同番組は今春、原発事故の報道が評価され、「坂田記念ジャーナリズム賞」の
特別賞を受賞。同局は「ここの番組の存続は、来月の番組改編会見までコメント
できない」としている。(2012.8.28読売新聞大阪版より抜粋)
ロ.小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」番組を「終了させないで」
大阪に住んでいるリスナーより
大阪の毎日放送のラジオ「たねまきジャーナル」のリスナーです。大阪に住ん
でいます。
この番組は、福島原発事故発生直後から、脱原発の学者小出裕章さん京大実験
所助教のひと、が毎日のように出演して、テレビや新聞ではわからなかった危機
の状況を解説してくれました。オスプレイ問題で厳しい状況におかれている沖縄
の小さな村、高江のことを伝え続けたのも、この番組です。
この番組が打ち切りになると8月上旬に朝日新聞にでました。記事によると、
毎日放送に、数多くのリスナーが存続の声を上げるため、会社に集まりました。
なぜ終わるのか、理由はわかりません。
でも貴重な情報源がなくなって、困るのは私たちリスナーです。
政治や政府が信じられない今、小出さんの話がなくなると、正しい情報がわから
なくなります。どうか、力をください。
存続を願うたくさんのリスナーの声を聞かずに番組をなくすのは、権力者です。
ひとりのリスナーの声ではちいさ過ぎるのです。どうか、みなさん、助けてく
ださい。
27日にも多くのリスナーや応援者が毎日放送に集まり、翌日その様子が大阪の
読売新聞にでました。参考にしてください。ネットでも「すきすきたねまきの会」
ができ、そのサイトにいろいろな情報がでています。参考にして下さい。
┏┓
┗■3.メールマガジン読者からイベントのお知らせ
└────
○9/15崎山さん講演会のお知らせ
憲政史上初の独立機関として国会が全会派一致で設置した「国会事故調」
・なぜ、国会も大手メディアも国会事故調報告を活用しないのか?
・埼玉県内初、事故調委員から直接報告を聞く。
講 演:崎山比早子氏(国会事故調委員・元放射線総合研究所主任研究官)
「国会事故調報告が明らかにしたこと、これからなすべきこと(提言)」
期 日:9月15日(土)(開場9:30)10:00~11:40
会 場:浦和コムナーレ多目的ホール(浦和駅東口パルコ上10F)
参加費:700円
※講演終了後、講師を囲む昼食懇談会
(集会室 千円・要予約、先着30人、13日まで)
主 催:「再び崎山さんの話を聞く会」
問合せ&申込み:高橋(080-6582-3806)、堀口(048-625-3962)、
飯塚(chako19@jcom.home.ne.jp 080-7048-9195 )
┏┓
┗■4.「原発いらない」 女の一票一揆
| 自らの手で政治変えよう 議員会館で毎月集会
└────
脱原発を訴える女性グループが29日、衆院第一議員会館で女性限定の集会を開
いた。女性たちが自由に話し合う院内集会は先月に続き3回目。9月からは毎月、
定期的に開くという。この日、国政に脱原発の女性議員を送り込んで政治を変え
る「一票一揆」を呼び掛けた。
経済産業省前のテントで座り込みを続ける「原発いらない福島の女たち」など
の主催で、約150人の女性たちが参加した。
「ハイロアクション」の武藤類子さんが「原発事故で世の中は変わるかと思っ
たが、大飯原発の再稼働に象徴されるように、特に政治の場で何も変わらない。
ここは女性が前に出るしかない」とあいさつ。「女風呂のような場で自由に話し
合い、脱原発のための新しい道を探りたい」と呼び掛けた。
集会は、9月から毎月第4金曜日に開催する予定で、参加できるのは原則とし
て議員も含め女性のみ。出席を希望する男性議員が女性の声を聞くことはできる
が、会場での発言は認めないという。(中略)
福島県郡山市から来場した女性の1人は「尖閣諸島を守るため躍起になってい
る男たちは、なぜ放射能に大切な領土や領海が奪われているのを許すのか」と憤
った。(2012年8月30日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.<テント日誌9/1(土)―経産省前テントひろば 357日目>
| 志賀原発地元羽咋市にも再稼働阻止のテント建つ
| 石川県羽咋市 再稼働ストップ志賀原発を問う地元住民集会に参加して
└──── (S,S)
9月1日(土)経産省前テントひろばから急遽代表派遣ということで、早朝6
時に我が家を出て、石川県へ。新幹線・在来特急を乗り継いて6時間、12時過ぎ
に羽咋駅に到着した。本日の会場羽咋市公民館は駅から歩いて10分程度。会場に
は地元羽咋市市民を始め近隣の町村から200名を超える参加者が集った。
冒頭、主催者を代表して盛田正氏の決意が述べられた。羽咋市から十数キロの
志賀原発が、活断層の上に建っている事という専門委員の意見を受けて、原子力
安全・保安院が、北陸電力に再調査を命じたところだが、このことは、23年も前
から訴えていた志賀原発の「立地不適格」の問題がいよいよ明らかになってきた
ということ。そして、何よりも保安院と原子力安全委員会が行ってきた国の安全
審査そのものが問われている重要な問題であると指摘。
しかも、その調査が中立的な第三者でなく北陸電力にやらせるという出鱈目さ。
何としても再稼働をさせないため、原発立地である地元市民が中心となり、県内
そして全国の仲間と連帯して闘いを進めようとの訴えがあった。
続いて東洋大学社会学部の渡辺満久教授の講演が始まる。テーマは「志賀原子
力発電所周辺の活断層」。渡辺教授は講演を始めるにあたり、原発に必ずしも反
対の立場ではないとの立場を表明した上で、にもかかわらず志賀原発の再稼働は
止めなくてはならない、と論を展開された。
そもそも活断層とは何かに始まり、活断層であれば、今度いつ大地震が起こる
かは分からない。
さらに、活断層の値切りと無視についての危険性を訴えた。志賀原発の北約9キ
ロにある「富来川南岸断層」が原発の耐震安全性を検討する際に考慮する必要の
ある13万~12万年以降に動いた活断層であると現地調査の結果を踏まえて指摘。
志賀原発の再稼働は無謀な行為であることを非常に分かりやすく指摘された。
引き続き、京都のSTOP大飯原発再稼働実現現地アクションの長谷川羽衣子さん
より、大飯原発再稼働阻止の35時間の闘い報告があった。大飯のトンネルのゲー
ト前の集まった人々の闘いのスライドを交えての紹介であった。特に若者や子ど
もを連れたお母さん達の必死な訴えに会場の皆は息を呑んで聞き入っていた。
最後に、命のネットワークの代表である多名賀哲也さんから何としても志賀原
発の再稼働を止めようと行動提起があった。地元の首長・市議会への要求・申し
入れの強化、市役所前でのテントを張っての座り込みを開始する等々の訴えで住
民集会は終了した。
その後、市役所前に移動し、正門前の一角に新たなテントを設営した。テント
設営には手慣れたY氏の号令一下、ものの30分程度で完成。テント前での記念写
真をし、その場で交流会に移る。
帰京を急いだので、経産省前テントひろばからの訴えをし、テントひろばの幟旗
を贈呈して帰路についた。
【訂正】
8月30日発信の「テント 9月の予定」で
9月14日(金)福島原発告訴第2次告訴(全国告訴)についての学習会につ
いて(関東事務局との共催)とあるのは<テントひろば主催>の間違いですので、
訂正致します。
【TMM:No1562】
2012年9月1日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
【電気料金仮払い実行委(準)】 槌田 敦
★2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
2012年8月31日号 発行:電気代不払いプロジェクト
★3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して 柳田 真
◇参加人数のこと
◇週刊文春の悪意ある記事
★4.新聞・雑誌から
規制委人事案撤回訴え
金曜デモ 民主本部付近でも
★5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
経産省に厳重抗議を申し入れる
金曜行動 今週も熱気に満ちて
━━━━━━━
※「サクラ調査報告集第9集」が完成まぢか
遅くなりましたが、『サクラと環境・原発-異変桜見つかる-環境悪化・原
発放射能か?』の第9集(カラー4頁含む53頁 頒価500円)が9月6日にできあが
る予定です。
3・11福島第一原発放射能放出事故を受けて、サクラがどう悪い影響を受
けたか-全国からのデータと寄せられた文章をごらん下さい。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
| 電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
└────【電気料金仮払い実行委(準) FAX 03-3238-0056】槌田 敦
そもそも原発は株主総会の議決で始めた。目的は原発により儲けることだった。
ところが、安全費用がかさみ、また事故を起こしてその費用の支払いも生じた。
儲けようとして損をした以上、その損失は株主が負うべきである。これは、発
電所、送電設備、配電設備など資産の売却でまかなうことになる。
この損失を電力購入者の負担とするなどは、資本の論理の否定である。日本は、
国家社会主義国でなく、資本主義国だという基本原則を貫かせよう。
電 気 料 金 仮 払 い 行 動
1.準備:9月の料金引き上げに備えて、まず銀行自動振込を中止する
2.仮払い金額の決定:東電の引き上げ請求額から、原発損失の株主負担分を減
額する。株主負担分を仮に毎月1000円(少額の場合500円でもよい)とし、それを
毎月の料金支払い額から減額する。株主負担分が確定したら清算させる。
3.認可料金:認可額は最大限の金額であり、その減額を否定するものではない。
たとえば鉄道運賃は各社自由に割引料金を決めている。そのうえ、東電は事実上
国有だから、国が国を認可することになり、馴れ合いの金額であって無効である。
4.送金:郵便払込取扱票(赤色)の送金額を二重線で消し、株主負担分毎月○○
円を減額した送金額を書き、訂正印を押し、通信欄に「原発損失は株主負担。株
主負担分を仮に毎月○○円とし、(9月以後の合計額を)請求額から減額して仮払
いするので、株主負担額が確定したら清算してください」と書いた紙を貼り、郵
便局窓口から送金する。この時バーコード(縦線模様)は住所を示すものだから消
してはいけない。
5.再送金:そのようにすると東電から減額分の再請求書が届くから、全額を支
払う。しかし、通信欄で「これまでの株主負担分は、来月支払いから減額する」
と予告する。
6.これまでの株主仮負担分合計が請求額を超えた場合:送金額は1円とする。
通信欄に 「これまでの株主負担分の合計○○円は請求額を超えた。株主負担分
が確定すれば 清算してください」と書込む。この場合も、再請求書に対する再
送金では全額払う。
7.送電停止通知と再送金:最初の間は脅しだから放置してもよいが、実際に送
電停止で困る人はその気配がした段階では、全額を再送金する。これを続ければ、
停電されずに電気料金から株主負担分の減額を求める仮払い行動を続けることが
できる。
8.裁判-1 仮払い者が原告:「原発で発生した損失は株主が負担せよ」という裁判
上記仮払いを続ける場合、永久に話合中だから、裁判にする必要はない
裁判-2 東電が原告:「東電が定めた電気料金を支払え」という裁判
再送金で毎月の請求額を全額送金しているので、裁判にはならない。
9.この行動は、デモには行けないけれど、郵便局には行ける人の抗議行動のひとつ
「適性な料金を求める仮払い」行動だが、別に「抗議する不払い」行動もある。
┏┓
┗■2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
| 2012年8月31日号 転送歓迎
└──── 発行:電気代不払いプロジェクト
●「電気代を払わなくても、電気は止めない」東電幹部が明言
ますます不払いをやる気になるような情報が。
東電は、料金値上げに反発した利用者 の不払いなどに対し、「すぐに電気を
止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示している。
以下の記事をご覧ください。
「東電、来年に新料金体系 「不払いでも電気止めない」」
東京電力の料金値上げの責任者である片岡和久常務執行役は27日、産経新聞
のインタビューに応じ、来月からの家庭向け料金値上げに関し、利用者の負担軽
減のため、節電に応じて料金を割り引く新料金体系を来年中に導入する方針を明
らかにした。一方、料金値上げに反発した利用者の不払いなどに対し、「すぐに
電気を止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示した。(2012.8.27 産経新聞)
記事の全文: http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120827/biz12082722330029-n1.htm
----------------------------------
発行:電気代不払いプロジェクト
情報満載のブログ: http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/
これからの不払いイベントの予定: http://tinyurl.com/6vdlygm
ツイッターアカウント: https://twitter.com/#!/fubarai
ご意見; ご感想; 体験談: toudenfubarai@gmail.com まで
┏┓
┗■3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して
| ◇参加人数のこと
| ◇週刊文春の悪意ある記事
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
◯たんぽぽ舎は、「首都圏反原発連合(13団体)」の参加団体として、毎週金曜日
の首相官邸前抗議行動に積極的に参加している。いろいろ不満な点や不十分な点
もあるが「この行動の大きな意義」「長い眼で見よう」「この金曜行動を持続し、
大きくしよう」という視点で活動している。
8月31日(金)も、ボランティアの皆さんと共にビラ3500枚を用意し、17時に経
産省前テントひろばで、他のメンバーと合流し、1班から5班(各4~8人)に分
かれて17:30から21:00(細野内閣府特命担当大臣(原子力行政)抗議-規制委人事
案反対)まで活動した。
1班は財務省上、2班は官邸前、3班は外務省の上、4班は国会議事堂前、5
班は国会図書館前(民主党本部への抗議エリア)。
◯この日の警察の規制は常識的で、このため、集会参加者の移動もスムーズに進
んだ。毎回、警察はこうあってほしい。それにしても警視庁関係者によると参加
者2000人という発表はひどい。(警視庁でなく、警視庁関係者という発表も何か
おかしい)
私たちの用意したビラは完全に配布できたので、それだけでも3500人になる。
プラスしてビラの届かない人々も多数ゆえ、その倍以上の人数はいたと思える。
◯また、週刊文春9月6日号「反原発デモ-野田官邸にのりこんだ11人の正体」
という4頁の文章もひどい内容だ。反原連たたきと悪意ある表現で、反原発の画
期的な市民の自発的な行動(金曜官邸前抗議行動)をおとしいれようとしている。
ミサオさんを集中的にきたない言葉で攻撃している。後日、詳しい人から反論が
出されるでしょう。
◯次回の首相官邸前抗議行動は、9月7日(金)18:00から20:00です。
ぜひ多くの人が共に参加しよう。
(京都からのニュース:8月31日(金)京都の関西電力京都支店前での金曜行動
は、700人の参加。このほか、全国各地で40ヵ所以上に広がっている)
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
| 規制委人事案撤回訴え
| 金曜デモ 民主本部付近でも
└────
毎週金曜の夜に人々が原発反対を訴える「首都圏反原発連合」主催の抗議活動
が三十一日、東京・永田町の首相官邸や国会周辺で行われた。原子力規制委員会
の人事案の国会採決が迫り、「原子力ムラの人間を取り込んだ」と人事案の撤回
を強く訴えた。
今回から、民主党本部が見える国会図書館前を「人事案に抗議するエリア」に
設定し、「撤回!撤回!白紙撤回!」とシュプレヒコールを繰り返した。
参加者が車道にはみ出さないよう警察が防護策や車両で厳重に警備する中、国
会議事堂を取り囲むように大勢が集まった。
「原発はいらない」と書いたプラカードなどを手に、再稼働した関西電力大飯
原発の停止を、野田佳彦首相や国会議員たちに呼び掛けた。
官邸前のスピーチエリアでは、大阪市から来たという目の不自由な女性が「地
震や原発事故で真っ先に取り残されるのは障害者や高齢者。原発はなくして」と
訴えた。
この日の参加者は主催者発表では約4万人、警視庁関係者によると前回二十四
日並みの約二千人だった。(2012年9月1日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
| 経産省に厳重抗議を申し入れる
| 金曜行動 今週も熱気に満ちて
└──── ( Y・T )
8月31日(金) 晴れ 時々曇り
今日は朝から9・11に向けた発送作業でおおわらわであった。9・11テン
ト一周年のイベント&アクション及びこれから益々多くなるだろう現地行動への
参加についての案内&お願いを、これまでテントを来訪された人々に発送するた
めの作業を、Eさんの事務所で8人程でおこなった。作業は明日もまた引き続き
おこなわれる。3時半にテントに行くと、国会議員意見聴取プロジェクトの会議
がおこなわれていた。4時頃先日の件について経産省に7~8人で抗議申し入れ
に行った。
対応に出てきたのはなんの権限も責任も負わない末端の役人であったが、
1,資源エネルギー庁や保安院などの原発事故に重大な責任を負いながら原発を
推進している機関を庁内に温存しながら、管理規定でテントに勝手にてだしする
ことは許せないこと、
2,未明に寝込みを襲うような仕方で、名前も部署も名乗らず、責任者も明らか
にしないで、あのような行為をしたことの釈明、
3,大きな鋼板を付けた鎖の設置は実に危険で、非人道的なことであり、直ちに
撤去すべきこと、
4,10時頃口論となった折り、職員がたまたまテントに来た青年を突き倒した
暴力行為についての謝罪。防犯カメラのの映像を見せるべきこと。
5,バナーを引きちぎり、かつ持ち去ろうとしたことの謝罪。
6,幟旗の位置等で子どもじみた嫌がらせを止めよ。
等について申し入れ書を手渡し、来週早々に企画管理室室長との会談の場を設定
し、直に回答することを要求し、それを室長に伝えることを約束させた。
ともかく、テント1周年を盛大に迎えることでもって、経産省に対するテント
の態度を明確にさせていきたい。
5時を過ぎる頃からテントの前には続々と人が集まってくる。福島県伊達市の
友人が金曜行動は初めて、と言ってやってくる。さよなら原発・福井のメンバー
で福井大名誉教授の方が、敦賀でおこなわれた3・11さよなら原発集会の報告
集を持参してやってこられる。その他、いろいろな方が来訪される。
6時を過ぎると経産省正門前はドラム隊を交えて大変な盛り上がりよう。
今日は9・11への打ち合わせ等で官邸前や国会正門前に行くことはできなか
ったが、テント近辺では熱気が続いているのが感じられた。
結局、31日に開催された抗議集会の時間と場所は以下の通りであった。
16時 経産省直接抗議(主催:経産省前テントひろば)
17時~20時 自民党本部前抗議(主催:有志)
17時~19時 文科省前抗議(主催:福島集団疎開裁判原告団)
18時~20時 官邸前・国会議事堂前(主催:首都圏反原発連合)
18時半~19時45分 経産省別館・保安院前(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他)
18時半~21時 経産省前(主催:火炎瓶テツさん、296デモ有志)
20時~21時 自民党本部前抗議(主催:有志)
20時15分~21時 中央合同庁舎4号館(規制委員会準備室)前
抗議集会&ヒューマンチェーン(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他テントも)
20時~22時 財務省上抗議(主催:福島集団疎開裁判)
このうねりを9・11テント1周年行動の大きな盛り上がりへと引き継いでいきたい。
9・11 午後1時~ プレイベント
3時~ 「再稼働の是非」を国会議員に糺す!
意見聴取結果発表記者会見
4時~ 記念集会
6時15分~ かんしょ踊り
7時~ 経産省包囲行動
2012年9月1日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
【電気料金仮払い実行委(準)】 槌田 敦
★2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
2012年8月31日号 発行:電気代不払いプロジェクト
★3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して 柳田 真
◇参加人数のこと
◇週刊文春の悪意ある記事
★4.新聞・雑誌から
規制委人事案撤回訴え
金曜デモ 民主本部付近でも
★5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
経産省に厳重抗議を申し入れる
金曜行動 今週も熱気に満ちて
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※「サクラ調査報告集第9集」が完成まぢか
遅くなりましたが、『サクラと環境・原発-異変桜見つかる-環境悪化・原
発放射能か?』の第9集(カラー4頁含む53頁 頒価500円)が9月6日にできあが
る予定です。
3・11福島第一原発放射能放出事故を受けて、サクラがどう悪い影響を受
けたか-全国からのデータと寄せられた文章をごらん下さい。
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┗■1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
| 電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
└────【電気料金仮払い実行委(準) FAX 03-3238-0056】槌田 敦
そもそも原発は株主総会の議決で始めた。目的は原発により儲けることだった。
ところが、安全費用がかさみ、また事故を起こしてその費用の支払いも生じた。
儲けようとして損をした以上、その損失は株主が負うべきである。これは、発
電所、送電設備、配電設備など資産の売却でまかなうことになる。
この損失を電力購入者の負担とするなどは、資本の論理の否定である。日本は、
国家社会主義国でなく、資本主義国だという基本原則を貫かせよう。
電 気 料 金 仮 払 い 行 動
1.準備:9月の料金引き上げに備えて、まず銀行自動振込を中止する
2.仮払い金額の決定:東電の引き上げ請求額から、原発損失の株主負担分を減
額する。株主負担分を仮に毎月1000円(少額の場合500円でもよい)とし、それを
毎月の料金支払い額から減額する。株主負担分が確定したら清算させる。
3.認可料金:認可額は最大限の金額であり、その減額を否定するものではない。
たとえば鉄道運賃は各社自由に割引料金を決めている。そのうえ、東電は事実上
国有だから、国が国を認可することになり、馴れ合いの金額であって無効である。
4.送金:郵便払込取扱票(赤色)の送金額を二重線で消し、株主負担分毎月○○
円を減額した送金額を書き、訂正印を押し、通信欄に「原発損失は株主負担。株
主負担分を仮に毎月○○円とし、(9月以後の合計額を)請求額から減額して仮払
いするので、株主負担額が確定したら清算してください」と書いた紙を貼り、郵
便局窓口から送金する。この時バーコード(縦線模様)は住所を示すものだから消
してはいけない。
5.再送金:そのようにすると東電から減額分の再請求書が届くから、全額を支
払う。しかし、通信欄で「これまでの株主負担分は、来月支払いから減額する」
と予告する。
6.これまでの株主仮負担分合計が請求額を超えた場合:送金額は1円とする。
通信欄に 「これまでの株主負担分の合計○○円は請求額を超えた。株主負担分
が確定すれば 清算してください」と書込む。この場合も、再請求書に対する再
送金では全額払う。
7.送電停止通知と再送金:最初の間は脅しだから放置してもよいが、実際に送
電停止で困る人はその気配がした段階では、全額を再送金する。これを続ければ、
停電されずに電気料金から株主負担分の減額を求める仮払い行動を続けることが
できる。
8.裁判-1 仮払い者が原告:「原発で発生した損失は株主が負担せよ」という裁判
上記仮払いを続ける場合、永久に話合中だから、裁判にする必要はない
裁判-2 東電が原告:「東電が定めた電気料金を支払え」という裁判
再送金で毎月の請求額を全額送金しているので、裁判にはならない。
9.この行動は、デモには行けないけれど、郵便局には行ける人の抗議行動のひとつ
「適性な料金を求める仮払い」行動だが、別に「抗議する不払い」行動もある。
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┗■2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
| 2012年8月31日号 転送歓迎
└──── 発行:電気代不払いプロジェクト
●「電気代を払わなくても、電気は止めない」東電幹部が明言
ますます不払いをやる気になるような情報が。
東電は、料金値上げに反発した利用者 の不払いなどに対し、「すぐに電気を
止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示している。
以下の記事をご覧ください。
「東電、来年に新料金体系 「不払いでも電気止めない」」
東京電力の料金値上げの責任者である片岡和久常務執行役は27日、産経新聞
のインタビューに応じ、来月からの家庭向け料金値上げに関し、利用者の負担軽
減のため、節電に応じて料金を割り引く新料金体系を来年中に導入する方針を明
らかにした。一方、料金値上げに反発した利用者の不払いなどに対し、「すぐに
電気を止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示した。(2012.8.27 産経新聞)
記事の全文: http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120827/biz12082722330029-n1.htm
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発行:電気代不払いプロジェクト
情報満載のブログ: http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/
これからの不払いイベントの予定: http://tinyurl.com/6vdlygm
ツイッターアカウント: https://twitter.com/#!/fubarai
ご意見; ご感想; 体験談: toudenfubarai@gmail.com まで
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┗■3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して
| ◇参加人数のこと
| ◇週刊文春の悪意ある記事
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
◯たんぽぽ舎は、「首都圏反原発連合(13団体)」の参加団体として、毎週金曜日
の首相官邸前抗議行動に積極的に参加している。いろいろ不満な点や不十分な点
もあるが「この行動の大きな意義」「長い眼で見よう」「この金曜行動を持続し、
大きくしよう」という視点で活動している。
8月31日(金)も、ボランティアの皆さんと共にビラ3500枚を用意し、17時に経
産省前テントひろばで、他のメンバーと合流し、1班から5班(各4~8人)に分
かれて17:30から21:00(細野内閣府特命担当大臣(原子力行政)抗議-規制委人事
案反対)まで活動した。
1班は財務省上、2班は官邸前、3班は外務省の上、4班は国会議事堂前、5
班は国会図書館前(民主党本部への抗議エリア)。
◯この日の警察の規制は常識的で、このため、集会参加者の移動もスムーズに進
んだ。毎回、警察はこうあってほしい。それにしても警視庁関係者によると参加
者2000人という発表はひどい。(警視庁でなく、警視庁関係者という発表も何か
おかしい)
私たちの用意したビラは完全に配布できたので、それだけでも3500人になる。
プラスしてビラの届かない人々も多数ゆえ、その倍以上の人数はいたと思える。
◯また、週刊文春9月6日号「反原発デモ-野田官邸にのりこんだ11人の正体」
という4頁の文章もひどい内容だ。反原連たたきと悪意ある表現で、反原発の画
期的な市民の自発的な行動(金曜官邸前抗議行動)をおとしいれようとしている。
ミサオさんを集中的にきたない言葉で攻撃している。後日、詳しい人から反論が
出されるでしょう。
◯次回の首相官邸前抗議行動は、9月7日(金)18:00から20:00です。
ぜひ多くの人が共に参加しよう。
(京都からのニュース:8月31日(金)京都の関西電力京都支店前での金曜行動
は、700人の参加。このほか、全国各地で40ヵ所以上に広がっている)
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┗■4.新聞・雑誌から
| 規制委人事案撤回訴え
| 金曜デモ 民主本部付近でも
└────
毎週金曜の夜に人々が原発反対を訴える「首都圏反原発連合」主催の抗議活動
が三十一日、東京・永田町の首相官邸や国会周辺で行われた。原子力規制委員会
の人事案の国会採決が迫り、「原子力ムラの人間を取り込んだ」と人事案の撤回
を強く訴えた。
今回から、民主党本部が見える国会図書館前を「人事案に抗議するエリア」に
設定し、「撤回!撤回!白紙撤回!」とシュプレヒコールを繰り返した。
参加者が車道にはみ出さないよう警察が防護策や車両で厳重に警備する中、国
会議事堂を取り囲むように大勢が集まった。
「原発はいらない」と書いたプラカードなどを手に、再稼働した関西電力大飯
原発の停止を、野田佳彦首相や国会議員たちに呼び掛けた。
官邸前のスピーチエリアでは、大阪市から来たという目の不自由な女性が「地
震や原発事故で真っ先に取り残されるのは障害者や高齢者。原発はなくして」と
訴えた。
この日の参加者は主催者発表では約4万人、警視庁関係者によると前回二十四
日並みの約二千人だった。(2012年9月1日東京新聞より抜粋)
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┗■5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
| 経産省に厳重抗議を申し入れる
| 金曜行動 今週も熱気に満ちて
└──── ( Y・T )
8月31日(金) 晴れ 時々曇り
今日は朝から9・11に向けた発送作業でおおわらわであった。9・11テン
ト一周年のイベント&アクション及びこれから益々多くなるだろう現地行動への
参加についての案内&お願いを、これまでテントを来訪された人々に発送するた
めの作業を、Eさんの事務所で8人程でおこなった。作業は明日もまた引き続き
おこなわれる。3時半にテントに行くと、国会議員意見聴取プロジェクトの会議
がおこなわれていた。4時頃先日の件について経産省に7~8人で抗議申し入れ
に行った。
対応に出てきたのはなんの権限も責任も負わない末端の役人であったが、
1,資源エネルギー庁や保安院などの原発事故に重大な責任を負いながら原発を
推進している機関を庁内に温存しながら、管理規定でテントに勝手にてだしする
ことは許せないこと、
2,未明に寝込みを襲うような仕方で、名前も部署も名乗らず、責任者も明らか
にしないで、あのような行為をしたことの釈明、
3,大きな鋼板を付けた鎖の設置は実に危険で、非人道的なことであり、直ちに
撤去すべきこと、
4,10時頃口論となった折り、職員がたまたまテントに来た青年を突き倒した
暴力行為についての謝罪。防犯カメラのの映像を見せるべきこと。
5,バナーを引きちぎり、かつ持ち去ろうとしたことの謝罪。
6,幟旗の位置等で子どもじみた嫌がらせを止めよ。
等について申し入れ書を手渡し、来週早々に企画管理室室長との会談の場を設定
し、直に回答することを要求し、それを室長に伝えることを約束させた。
ともかく、テント1周年を盛大に迎えることでもって、経産省に対するテント
の態度を明確にさせていきたい。
5時を過ぎる頃からテントの前には続々と人が集まってくる。福島県伊達市の
友人が金曜行動は初めて、と言ってやってくる。さよなら原発・福井のメンバー
で福井大名誉教授の方が、敦賀でおこなわれた3・11さよなら原発集会の報告
集を持参してやってこられる。その他、いろいろな方が来訪される。
6時を過ぎると経産省正門前はドラム隊を交えて大変な盛り上がりよう。
今日は9・11への打ち合わせ等で官邸前や国会正門前に行くことはできなか
ったが、テント近辺では熱気が続いているのが感じられた。
結局、31日に開催された抗議集会の時間と場所は以下の通りであった。
16時 経産省直接抗議(主催:経産省前テントひろば)
17時~20時 自民党本部前抗議(主催:有志)
17時~19時 文科省前抗議(主催:福島集団疎開裁判原告団)
18時~20時 官邸前・国会議事堂前(主催:首都圏反原発連合)
18時半~19時45分 経産省別館・保安院前(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他)
18時半~21時 経産省前(主催:火炎瓶テツさん、296デモ有志)
20時~21時 自民党本部前抗議(主催:有志)
20時15分~21時 中央合同庁舎4号館(規制委員会準備室)前
抗議集会&ヒューマンチェーン(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他テントも)
20時~22時 財務省上抗議(主催:福島集団疎開裁判)
このうねりを9・11テント1周年行動の大きな盛り上がりへと引き継いでいきたい。
9・11 午後1時~ プレイベント
3時~ 「再稼働の是非」を国会議員に糺す!
意見聴取結果発表記者会見
4時~ 記念集会
6時15分~ かんしょ踊り
7時~ 経産省包囲行動
【TMM:No1561】
2012年8月31日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
13時から:プレイベント、16時から:1周年記念集会 ほか
★2.9月16日(日)18時開場、シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
発言:田原牧さん・石丸小四郎さん 会場・文京区民センター3A
★3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました(石垣敏夫)
★4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事(梨の木舎・羽田)
★5.テントひろば テント日誌
<テント日誌 8/30(木)―経産省前テントひろば355日目>
「再稼働是非」で国会議員を糺す! 議員意見聴取 - 既に44議員が回答!
(シャワリン)
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【訂正】8月30日発行TMM:No1560「3.ふくしま集団疎開裁判~」の記事で
次のように訂正いたします。
誤:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/h以上)
正:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/年以上)
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◆あす1日(土)午後6時から、フォトジャーナリスト豊崎博光さんのお話と
作品展示『世界の被爆者~ウラン採掘から始まるヒバクシャ、チェルノブイリ
から福島原発事故まで』場所・スペースたんぽぽ 参加費800円。
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┗■1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
└────(経産省まえテントひろば&再稼働反対!全国アクション)
13:00 プレイベント スタート。
ライヴ トーク ワークショップ(かんしょ踊り)
15:00 「再稼働是非」で国会議員を糺(ただ)す、
アンケート結果発表記者会見
16:00~1周年記念集会 テントひろば とつきとおかアクション
特別アピール:福島原発告訴団、1000万人アクション
1分間メッセージ・・・たくさん、ライブ、お茶・ところてんタイム、
手編みロープによる地球(いのち)の小分け
18:15~経産省包囲かんしょ踊り
福島の怒り・全国の怒りを1000人の人々による力強いかんしょ踊りで
経産省を包囲。知らない人もすぐ覚えられる揃いのたすきを締めて。
19:00~20:30 経産省包囲 人間の鎖
昨年9・11にはじめておこなった経産省包囲人間の鎖。規制委員会
発足に対してさらに多くの人たちによって!
テントひろばと再稼働反対全国アクションとの共催
問合せ 070-6473-1947 メール tentohiroba@gmail.com
ホームページ http://tentohiroba.tumblr.com/
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┗■2.9月16日(日)シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
│ 18時開場、資料代500円、文京区民センター3Aにて。
└────(主催 再稼働反対!全国アクション)
・発言 田原 牧さん(東京新聞特報部記者)
石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
・質疑応答
**********
放射能たれ流しの福島原発事故を収束させる見通しがつかない状況下で野田
政権は、原発再稼働の動きを開始し、〈原子力ムラ〉のメンバーを中心にお
いた「原子力規制委員会」の人事を強行しようとしています。委員長候補の
田中俊一氏は日本原子力研究開発機構副理事長時代に「もんじゅ」を推進し、
原子力委員長代理として、福島原発事故をうみだした原子力行政の主役の一
人といえる人物です。事故の責任を取らずに、あらためて原子力行政の中心
にいすわろうという、こんな無責任人事を私たちは許すわけにはいきません。
そしてムラ(原発利権)関係者の委員候補は、彼だけではないのです。
「〈原子力ムラから選ぶな〉の声を、私たちは、さらに大きなものにしてい
かなければならないとの思いから、9・11経産省包囲アクションと9・16シン
ポジウムの準備に向かいました。もちろん私たちは、つくられようとしてい
る「規制委員会」自体が原発推進のための機構にすぎないことを忘れている
わけではありません。私たちに本当に必要なのは「廃炉」のための委員会で
す。「廃炉」へ向かうステップとして「規制委員会」の無責任人事を徹底的
に批判しぬく必要があるのです。
9・11アクションと9・16シンポジウムへの、一人でも多くの参加を
呼びかけます。
**********
[連絡先](FAX)03-6424-5749 (E-mail)contact@2011shinsai.info
イベント詳細 http://2011shinsai.info/node/2672
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┗■3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
│ 脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました
└────(石垣敏夫 原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)
脱原発法制定全国ネットワーク 御中 2012.8.28
代表世話人 大江健三郎 殿
代表世話人 河合 弘之 殿
代表世話人 鎌田 慧 殿
事務局長 海渡 雄一 殿
法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します
みなさんお世話様です。本来この法案は2011.3.11フクシマ大事故の反省か
ら、政府が自ら緊急提案すべきものでした。しかし、現政府と電力会社は何も
反省せず、大飯原発の再稼動を強行してきました。
日本はドイツやフランスと異なり、地震多発国であり、2020年度まで待つこ
とはできません。国民・市民は、いつ第2第3のフクシマが起こるか、不安に
おびえる毎日を送っています。このことは全国規模で母親・子どもを含む集会
デモが続けられていることからも明らかです。
ご承知の通り明日にでも第2、第3のフクシマが起きたら日本は壊滅してし
まいます。この法案の成立は一刻の猶予もありません。
下記質問に対し回答をお願いします。
(アンダーライン([]囲み)は貴ネットワークの見解です)
●脱原発基本法案の概要
[ この法案では脱原発は遅くとも2020年度ないし2025年度までのできる限り
早い時期に実現されなければならないことを基本にしています ]
【質問1】
菅直人前首相発言によって、浜岡原発は止まりました。
現野田佳彦首相が原発を止める、と発言すれば原発は止まります。この案で
は2020年度までは再稼動しても良い、という解釈もできます。
この案は国民・市民の命と安全に関わる問題で「遅くとも2013年度中に実
現」とすべきです。日本は地震多発国でドイツの例とは異なります。電力会
社、原発推進議員は原案のままでしたら2020年度までの再稼動を認めている、
と解釈してくるでしょう。現在7千億円もの予約済み核燃料があると言われ
ていますが、私たちはお金より命が大切です。
地震の専門家、石橋克彦さんは、日本は現在地震の活動期に入っており、
いつどこで起こるか、予測ができない、と述べています。
消費税重税法案は約半年で制定されています。
野田首相に対し私たちが質問しているように、明日にでも第二のフクシマが
起きたら単に首相が責任を取ればそれで済む、という問題ではありません。
●[ 発電用原子炉の運転を廃止するまでの間は、最新の科学的知見に基づいて
定められる原子炉等による災害防止のための基準への適合性が確認されない
限り発電用原子炉の運転(運転の再開を含む。)をしてはならないこと。]
【質問2】
科学的知見とは誰が判断するのですか。これまでも科学的知見として、私た
ちは騙されてきた経緯があります。
新しくできる、原子力規制庁ならそのことが実現できるとお考えですか。
●今夏、原発なしで日本の電力は賄えたという事実が生まれました。
大飯原発を再稼動している関電は火力発電を停止させています。
【質問3】
現在原発を止めても日本の電力は賄える、ということが証明されました。
なぜ危険な再稼動を許す必要があるのですか。
●[ 未だに放射性廃棄物の最終処理が確立できておらず、仮に確立できたとし
ても、10万年以上の長い管理が必要とされるものです ]
【質問4】
ここに記載されていますように核燃料廃棄物(死の灰)の処理方法が未定で
あるのに、科学的知見の下にと、死の灰製造を2020年度まで続けることは許
されることでしょうか。
ここでは言及されていませんが、使用済み核燃料からプルトニウムを抽出し
核兵器の製造も可能となっています。これは日本の非核3原則(持たない、
作らない、持ち込まない)にも抵触しています。
恐縮ですが文書で回答をお願い致します。
石垣敏夫 TEL/FAX 048-686-7398
(原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)
┏┓
┗■4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事
└────(梨の木舎・羽田)
東海村バスストップ事件を送ります。
「(2012年)8月26日、 私たちのバスは、「げんでん」(東海村)の見学
施設テラパークに入るゲートで、ストップをかけられました。バスにかけられ
たプレート「「反原発自治体議員・市民連盟ご一行様」を外すように、Tシャ
ツに「脱原発」と書いてあるのは脱ぐように」、と。
同行していた、静岡の浜ネットの鈴木さんが言うことに、「あのアクシツな
中部電力でもそんなことは言わない。私たちは車の屋根に脱原発という看板を
のせて出入りしている」。柳田さんも「何回も来ているがはずせと言われたの
は初めて」。プレートを裏返してバスは入りました。
私たち見学にきたお客なのに……。
┏┓
┗■5.テントひろば テント日誌
└────
<テント日誌 8/30(木)―経産省前テントひろば355日目>
「再稼働是非」で国会議員を糺す!
議員意見聴取―既に44議員が回答!
8月30日(木) 晴れ
8月上旬から開始された、テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトの活
動は、今佳境を迎えている。8・29の「女の一票一揆」でも報告されていた
が、ここで現状を報告し、皆さんの注視とご協力をお願いしたい。
「脱原発」経産省前テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトでは、
衆参両院の議員に対する意見聴取(アンケート)のお願い封書を8月20日
(月)頃に配布しました。質問は極めて単純で次の2点です。
・原子力発電を止めるか続けるか
・今ある原発を稼働させるかさせないか
8月30日現在で44人の議員から回答をいただきました。以下に、回答をい
ただいた議員名をお知らせします。回答郵送が入れ違いになった議員さんには
申し訳ありません。締切は9月5日です。返信用封筒も同封しています。なる
べく早いご回答を各議員さんにお願いしたいと思います。
なお、回答結果(回答の有無、回答内容、回答用紙など)も公開します。
既に回答いただいた議員さん(敬称略)
衆議院議員
1 橋本べん 山岐阜2区 8月23日
2 黒田雄 千葉2区 20日
3 浅尾慶一郎 神奈川4区 21日
4 木内孝胤 東京9区 空白
5 牧義夫 愛知4区 21日
6 瑞慶覧長敏 沖縄4区 21日
7 田中康夫 兵庫8区 23日
8 高橋千鶴子 比例東北 21日
9 中川おさむ 大阪18区 23日
10 小林正枝 東海ブロック空白
11 中島隆利 九州比例区 21日
12 照屋寛徳 沖縄2区 21日
13 道休誠一郎 宮崎2区 22日
14 亀井静香 広島6区 21日
15 吉泉秀男 東北比例(山形3区)20日
16 相原しの 南関東比例区20日
17 菊池長右ェ門 比例東北23日
18 原口一博 佐賀1区 22日
19 赤松正雄 近畿比例 22日
20 石田三示 南関東 22日
21 石毛金英子 東京比例 22日(回答控えるのメモ)
22 岡本英子 神奈川3区 21日
23 京野きみこ 秋田3区 21日
24 重野安正 大分2区 21日
25 川内博史 鹿児島1区 24日
26 小林興起 東京10区 24日
27 土居隆一 兵庫3区 28日
参議院
1 田城郁 比例区 8月21日
2 今野東 比例区 21日
3 谷岡郁子(くにこ)愛知 24日
4 小野次郎 全国 21日
5 田村智子 比例 21日
6 浜田和幸 鳥取 空白
7 吉田忠智 比例 空白
8 又市征治 全国比例 20日
9 糸数慶子 沖縄 21日
10 山内徳信 比例(全国)22日
11 徳永エリ 北海道 22日
12 行田邦子 埼玉県 21日
13 はたともこ 比例区 21日
14 福島みずほ 全国比例区 22日
15 山下芳生 比例 22日
16 姫井由美子 岡山 24日
17 大河原雅子 東京 24日 以上(国会議員意見聴取プロジェクト K.M)
8・29(木)「女たちの一票一揆」の会でも報告されましたが、いよいよ
8月も最後の明日、恒例の金曜抗議にあわせ、テント前も<掲示発表>いたし
ます。盤国会も残り一週間、もはや開店休業状態、議員たちは今日辺りから各
地元に戻る等とも報じられていますが、未回答の約680名には、電話に加え
来週は〆切の直接訪問にも回りますし、日々ホームページ等でも公開報告致し
ますので、みなさま、よろしくお願いいたします。(シャワリン)
2012年8月31日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
13時から:プレイベント、16時から:1周年記念集会 ほか
★2.9月16日(日)18時開場、シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
発言:田原牧さん・石丸小四郎さん 会場・文京区民センター3A
★3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました(石垣敏夫)
★4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事(梨の木舎・羽田)
★5.テントひろば テント日誌
<テント日誌 8/30(木)―経産省前テントひろば355日目>
「再稼働是非」で国会議員を糺す! 議員意見聴取 - 既に44議員が回答!
(シャワリン)
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【訂正】8月30日発行TMM:No1560「3.ふくしま集団疎開裁判~」の記事で
次のように訂正いたします。
誤:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/h以上)
正:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/年以上)
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◆あす1日(土)午後6時から、フォトジャーナリスト豊崎博光さんのお話と
作品展示『世界の被爆者~ウラン採掘から始まるヒバクシャ、チェルノブイリ
から福島原発事故まで』場所・スペースたんぽぽ 参加費800円。
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┗■1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
└────(経産省まえテントひろば&再稼働反対!全国アクション)
13:00 プレイベント スタート。
ライヴ トーク ワークショップ(かんしょ踊り)
15:00 「再稼働是非」で国会議員を糺(ただ)す、
アンケート結果発表記者会見
16:00~1周年記念集会 テントひろば とつきとおかアクション
特別アピール:福島原発告訴団、1000万人アクション
1分間メッセージ・・・たくさん、ライブ、お茶・ところてんタイム、
手編みロープによる地球(いのち)の小分け
18:15~経産省包囲かんしょ踊り
福島の怒り・全国の怒りを1000人の人々による力強いかんしょ踊りで
経産省を包囲。知らない人もすぐ覚えられる揃いのたすきを締めて。
19:00~20:30 経産省包囲 人間の鎖
昨年9・11にはじめておこなった経産省包囲人間の鎖。規制委員会
発足に対してさらに多くの人たちによって!
テントひろばと再稼働反対全国アクションとの共催
問合せ 070-6473-1947 メール tentohiroba@gmail.com
ホームページ http://tentohiroba.tumblr.com/
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┗■2.9月16日(日)シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
│ 18時開場、資料代500円、文京区民センター3Aにて。
└────(主催 再稼働反対!全国アクション)
・発言 田原 牧さん(東京新聞特報部記者)
石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
・質疑応答
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放射能たれ流しの福島原発事故を収束させる見通しがつかない状況下で野田
政権は、原発再稼働の動きを開始し、〈原子力ムラ〉のメンバーを中心にお
いた「原子力規制委員会」の人事を強行しようとしています。委員長候補の
田中俊一氏は日本原子力研究開発機構副理事長時代に「もんじゅ」を推進し、
原子力委員長代理として、福島原発事故をうみだした原子力行政の主役の一
人といえる人物です。事故の責任を取らずに、あらためて原子力行政の中心
にいすわろうという、こんな無責任人事を私たちは許すわけにはいきません。
そしてムラ(原発利権)関係者の委員候補は、彼だけではないのです。
「〈原子力ムラから選ぶな〉の声を、私たちは、さらに大きなものにしてい
かなければならないとの思いから、9・11経産省包囲アクションと9・16シン
ポジウムの準備に向かいました。もちろん私たちは、つくられようとしてい
る「規制委員会」自体が原発推進のための機構にすぎないことを忘れている
わけではありません。私たちに本当に必要なのは「廃炉」のための委員会で
す。「廃炉」へ向かうステップとして「規制委員会」の無責任人事を徹底的
に批判しぬく必要があるのです。
9・11アクションと9・16シンポジウムへの、一人でも多くの参加を
呼びかけます。
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[連絡先](FAX)03-6424-5749 (E-mail)contact@2011shinsai.info
イベント詳細 http://2011shinsai.info/node/2672
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┗■3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
│ 脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました
└────(石垣敏夫 原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)
脱原発法制定全国ネットワーク 御中 2012.8.28
代表世話人 大江健三郎 殿
代表世話人 河合 弘之 殿
代表世話人 鎌田 慧 殿
事務局長 海渡 雄一 殿
法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します
みなさんお世話様です。本来この法案は2011.3.11フクシマ大事故の反省か
ら、政府が自ら緊急提案すべきものでした。しかし、現政府と電力会社は何も
反省せず、大飯原発の再稼動を強行してきました。
日本はドイツやフランスと異なり、地震多発国であり、2020年度まで待つこ
とはできません。国民・市民は、いつ第2第3のフクシマが起こるか、不安に
おびえる毎日を送っています。このことは全国規模で母親・子どもを含む集会
デモが続けられていることからも明らかです。
ご承知の通り明日にでも第2、第3のフクシマが起きたら日本は壊滅してし
まいます。この法案の成立は一刻の猶予もありません。
下記質問に対し回答をお願いします。
(アンダーライン([]囲み)は貴ネットワークの見解です)
●脱原発基本法案の概要
[ この法案では脱原発は遅くとも2020年度ないし2025年度までのできる限り
早い時期に実現されなければならないことを基本にしています ]
【質問1】
菅直人前首相発言によって、浜岡原発は止まりました。
現野田佳彦首相が原発を止める、と発言すれば原発は止まります。この案で
は2020年度までは再稼動しても良い、という解釈もできます。
この案は国民・市民の命と安全に関わる問題で「遅くとも2013年度中に実
現」とすべきです。日本は地震多発国でドイツの例とは異なります。電力会
社、原発推進議員は原案のままでしたら2020年度までの再稼動を認めている、
と解釈してくるでしょう。現在7千億円もの予約済み核燃料があると言われ
ていますが、私たちはお金より命が大切です。
地震の専門家、石橋克彦さんは、日本は現在地震の活動期に入っており、
いつどこで起こるか、予測ができない、と述べています。
消費税重税法案は約半年で制定されています。
野田首相に対し私たちが質問しているように、明日にでも第二のフクシマが
起きたら単に首相が責任を取ればそれで済む、という問題ではありません。
●[ 発電用原子炉の運転を廃止するまでの間は、最新の科学的知見に基づいて
定められる原子炉等による災害防止のための基準への適合性が確認されない
限り発電用原子炉の運転(運転の再開を含む。)をしてはならないこと。]
【質問2】
科学的知見とは誰が判断するのですか。これまでも科学的知見として、私た
ちは騙されてきた経緯があります。
新しくできる、原子力規制庁ならそのことが実現できるとお考えですか。
●今夏、原発なしで日本の電力は賄えたという事実が生まれました。
大飯原発を再稼動している関電は火力発電を停止させています。
【質問3】
現在原発を止めても日本の電力は賄える、ということが証明されました。
なぜ危険な再稼動を許す必要があるのですか。
●[ 未だに放射性廃棄物の最終処理が確立できておらず、仮に確立できたとし
ても、10万年以上の長い管理が必要とされるものです ]
【質問4】
ここに記載されていますように核燃料廃棄物(死の灰)の処理方法が未定で
あるのに、科学的知見の下にと、死の灰製造を2020年度まで続けることは許
されることでしょうか。
ここでは言及されていませんが、使用済み核燃料からプルトニウムを抽出し
核兵器の製造も可能となっています。これは日本の非核3原則(持たない、
作らない、持ち込まない)にも抵触しています。
恐縮ですが文書で回答をお願い致します。
石垣敏夫 TEL/FAX 048-686-7398
(原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)
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┗■4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事
└────(梨の木舎・羽田)
東海村バスストップ事件を送ります。
「(2012年)8月26日、 私たちのバスは、「げんでん」(東海村)の見学
施設テラパークに入るゲートで、ストップをかけられました。バスにかけられ
たプレート「「反原発自治体議員・市民連盟ご一行様」を外すように、Tシャ
ツに「脱原発」と書いてあるのは脱ぐように」、と。
同行していた、静岡の浜ネットの鈴木さんが言うことに、「あのアクシツな
中部電力でもそんなことは言わない。私たちは車の屋根に脱原発という看板を
のせて出入りしている」。柳田さんも「何回も来ているがはずせと言われたの
は初めて」。プレートを裏返してバスは入りました。
私たち見学にきたお客なのに……。
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┗■5.テントひろば テント日誌
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<テント日誌 8/30(木)―経産省前テントひろば355日目>
「再稼働是非」で国会議員を糺す!
議員意見聴取―既に44議員が回答!
8月30日(木) 晴れ
8月上旬から開始された、テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトの活
動は、今佳境を迎えている。8・29の「女の一票一揆」でも報告されていた
が、ここで現状を報告し、皆さんの注視とご協力をお願いしたい。
「脱原発」経産省前テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトでは、
衆参両院の議員に対する意見聴取(アンケート)のお願い封書を8月20日
(月)頃に配布しました。質問は極めて単純で次の2点です。
・原子力発電を止めるか続けるか
・今ある原発を稼働させるかさせないか
8月30日現在で44人の議員から回答をいただきました。以下に、回答をい
ただいた議員名をお知らせします。回答郵送が入れ違いになった議員さんには
申し訳ありません。締切は9月5日です。返信用封筒も同封しています。なる
べく早いご回答を各議員さんにお願いしたいと思います。
なお、回答結果(回答の有無、回答内容、回答用紙など)も公開します。
既に回答いただいた議員さん(敬称略)
衆議院議員
1 橋本べん 山岐阜2区 8月23日
2 黒田雄 千葉2区 20日
3 浅尾慶一郎 神奈川4区 21日
4 木内孝胤 東京9区 空白
5 牧義夫 愛知4区 21日
6 瑞慶覧長敏 沖縄4区 21日
7 田中康夫 兵庫8区 23日
8 高橋千鶴子 比例東北 21日
9 中川おさむ 大阪18区 23日
10 小林正枝 東海ブロック空白
11 中島隆利 九州比例区 21日
12 照屋寛徳 沖縄2区 21日
13 道休誠一郎 宮崎2区 22日
14 亀井静香 広島6区 21日
15 吉泉秀男 東北比例(山形3区)20日
16 相原しの 南関東比例区20日
17 菊池長右ェ門 比例東北23日
18 原口一博 佐賀1区 22日
19 赤松正雄 近畿比例 22日
20 石田三示 南関東 22日
21 石毛金英子 東京比例 22日(回答控えるのメモ)
22 岡本英子 神奈川3区 21日
23 京野きみこ 秋田3区 21日
24 重野安正 大分2区 21日
25 川内博史 鹿児島1区 24日
26 小林興起 東京10区 24日
27 土居隆一 兵庫3区 28日
参議院
1 田城郁 比例区 8月21日
2 今野東 比例区 21日
3 谷岡郁子(くにこ)愛知 24日
4 小野次郎 全国 21日
5 田村智子 比例 21日
6 浜田和幸 鳥取 空白
7 吉田忠智 比例 空白
8 又市征治 全国比例 20日
9 糸数慶子 沖縄 21日
10 山内徳信 比例(全国)22日
11 徳永エリ 北海道 22日
12 行田邦子 埼玉県 21日
13 はたともこ 比例区 21日
14 福島みずほ 全国比例区 22日
15 山下芳生 比例 22日
16 姫井由美子 岡山 24日
17 大河原雅子 東京 24日 以上(国会議員意見聴取プロジェクト K.M)
8・29(木)「女たちの一票一揆」の会でも報告されましたが、いよいよ
8月も最後の明日、恒例の金曜抗議にあわせ、テント前も<掲示発表>いたし
ます。盤国会も残り一週間、もはや開店休業状態、議員たちは今日辺りから各
地元に戻る等とも報じられていますが、未回答の約680名には、電話に加え
来週は〆切の直接訪問にも回りますし、日々ホームページ等でも公開報告致し
ますので、みなさま、よろしくお願いいたします。(シャワリン)