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たんぽぽ舎です。【TMM:No1585】
2012年9月24日(月)その2 地震と原発事故情報-2つの情報をお知らせします
 
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.<テント日誌9/18(火)―経産省前テントひろば 374日目>
   テントTV局開設(あおぞら放送)本格始動
★2.<テント日誌9/19(水)―経産省前テントひろば 375日目>
   お彼岸入りだが残暑は続く毎日である
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.<テント日誌9/18(火)―経産省前テントひろば 374日目>
 |  テントTV局開設(あおぞら放送)本格始動
 └──── (Y・T)
 
9月18日(火) 晴れ
 朝、志賀原発に反対して闘っている命のネットワーク代表・多名賀さんから郵
便が届いた。
先日も記したように、羽咋市役所前でのテント闘争の成果と、要請の市議会総務
委員会での採択をもってテント撤収の報告であった。9・1にテントから代表を
派遣し幟旗を贈呈してきたことへの丁重なお礼が述べられていた。
 12日間のテント日誌にはテント来訪者や差し入れ、市側の動きが記されてい
て、テントの状況が手に取るようであった。12日間常駐された2名の方は、体
力的にも本当に大変であったろうと、労をねぎらいたい。
 
 午後、テントTV局開設(あおぞら放送)で、その内容の輪郭について担当者
の討論をもった。
もともとこれは国会議員意見聴取の結果発表をどのようにアピールしていくかと
いうところから始まったものであったが、そういうことを超えて、テントとして
の世界に向けた情報発信をどうしていくのか、テントの位置を活かした情報発信
というところに発展して、インターネットTVの開設ということに至った。
 放映は毎週金曜日、午後4時~5時ということでなされるが、その概要をコー
ナータイトルというところから紹介しておきたい。
 
1.「国会議員に原発を問う」(15~20分)
※固い印象があるかもしれませんが、「ご招待」するよりも、テントに来てきち
んとそれぞれ原発に対する意見を述べてもらおうという意図が見えるように。
また、ここでは、脱原発派だけでなく、推進派でも生放送中に電話でインタビュ
ーアポを取ったり断られたり、ということもあり。
とにかく、選挙前はこの番組で一言いわなければ支援を受けられない、くらいの
位置づけにしていくことが目的です。
 
2.「イベントカレンダー」(5分)
一週間先の脱原発イベントを紹介。また、これまで一週間に開催されたイベント
から、どなたかご招待して報告してもらう。
今週は、「いのちの祭り」から担当の方に出演していただきます。
 
3.「福島から世界へ」(15~20分)
福島の方から世界へ向けてのメッセージ。
まず第一回目は逐次通訳で、この部分だけ視聴しているみなさんへのメッセージ
という形で発信します。
あとで、まとめて英語にした方がいいのか、字幕を付けた方がいいのか、いろい
ろトライしてみて決めます。
次回9月21日は、集団疎開裁判の原告と代理人(森園さんと柳原さん)が出演
予定。28日は、椎名ちえこさん。そのあとは、福島のおんなたちが毎週一人出
演予定。
 
4.「テント村 通りすがり」(コーナータイトルが必要かどうかはわかりませ
んが)(5分)テントに立ち寄った人たちに一言。
 
 このテントTVが反=脱原発運動のそのただ中にあって、活き活きした情報局
・運動の武器となっていくようでありたい。
 
 
┏┓
┗■2.<テント日誌9/19(水)―経産省前テントひろば 375日目>
 |  お彼岸入りだが残暑は続く毎日である
  └──── (M/O)
 
 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるが、依然として残暑が続く毎日であ
る。出掛けのテレビは尖閣諸島問題ばかりで「尖閣より福島」なんだけどな、と
いうのが口から洩れた。
 尖閣諸島の問題は日中間の大きな問題であり、これについての私の考えはある
が、原発や福島の問題の緊急性や重要性に比すれば「たかが尖閣問題…」という
ところはあるのだし、メディアの姿勢に疑問を感じたのである。尖閣問題につい
ては別の場所や機会に論じるとして、そんな感想を持って家を出た。そうは言っ
ても電車の中では尖閣についての新聞記事をむさぼり読んでいたのだが…
 
 台風の余波が残っているのか、雨模様の天気で風も結構強い。昨年は9月20日
に台風に見舞われ、テントを直撃したらという懸念で一時テントを畳んで対処し
た。
 今年は台風16号の残した強い雨がテントを襲っている。午前0時を前後する時
間帯には強い雨がテントを叩き物凄い音だった。テントの隙間を締め切るなどし
て雨の侵入を防ぎその音に聞き入った。夏仕様に衣替えした時に防水の措置をし
たのが記憶にあってか攻めつけるような雨音にも不安はなかった。
 『殉愛 原節子と小津安二郎』という本を読んでいたのだが、こういう中だと
連想力も膨らむのかおもしろかった。雨もやみ、いつものように深夜の散歩をし
た。もう時計は午前2時を過ぎているが、客待ちの運ちゃんと言葉を交わしなが
ら日比谷公園まで往復した。雨あがりでとてもいい気分だ。
 朝の10時頃を境に気温は上昇するのであるが、そのころからテントにも人が訪
れ始める。
 
 今日は原子力規制委員会が発足するというので官邸前抗議に出掛ける人が昼前
に訪れはじめる。原子力規制委員会のこうした発足に抗議する人々とともに、今
日は「けんり総行動」という旗を掲げた労働者のみなさんがテントを訪れ交流を
した。労働現場で闘われておられる面々の集まりであるが、官僚街での行動も重
ねている。
 
 テントには原発問題だけでなく、多くの政治的・社会的主題や場で闘っている
方々との交流がある。これはテントが出来て実感できたことだが、その多くは政
治的・社会的に孤立状態にあり交流が重要ということだ。こうした人たちとの交
流は楽しみで元気づけられもする。
 
 原子力規制委員の野田首相による任命という経緯をあらためて述べるまでもな
く、これは野田内閣の原発政策への見識や政策のなさを象徴している。大飯原発
3・4号機の再稼働においても野田首相の態度は自己の見識や政策的な判断はな
く結局のところ保安院―原子力安全委のシナリオに成り行きを委ねた。
 原子力規制庁の実体は保安院―原子力安全委のメンバーで構成されているわけ
で、原子力行政の実際を牛耳って行くと思える。規制委員会の構成で内閣は政治
主導できずに敗北したといえる。世論に押され「原発ゼロ」を語っても自分で骨
抜きにする今の内閣に期待は出来ない。官僚たちは次の選挙での民主党政権の交
代を織り込んで再稼働→原発保持のシナリオを描き直しているのだろう。
 
 毎朝、テントにきて通告などをする経産省の警備の担当者が私の座っている椅
子のところに来て「保安院も居なくなるのだから、君らのテントも必要なくなる
のではない(?)」とのたまった。「経産省の原発政策が変わったわけではない
でしよう」と反論しておいたが、問題は官僚主導の原発推進策をどう変えて行く
かであり、これは僕らの運動のあり方にも関わることである。
 官僚主導の原発政策《推進政策》を内閣(国会も含めて)から政治主導で変え
て行く道が一つはある。官僚主導政治の転換と言われてきたものでこれはある。
この点は異論がないと思うが、これだけでは不十分であることも明瞭だ。
 
 深夜にこの官僚街を散歩しながら、いつも念頭にあるのは、ここで政治の実際
が主導されていることの転換はどのように可能かということだ。
 保安院や原子力安全委が原子力規制庁に名前を変えて他の省庁に属することに
なっても原子力ムラと呼ばれた推進体が消えたわけでも解体したわけでもあるま
い。名前や組織構成を変えたにしてもそれは存在し原発存在の是非に大きな力を
発揮することは疑いない。原子力規制庁の独立性《強い権限》だって原子力ムラ
の存続に寄与するかもしれない。
 制度を整えたところでその制度を必要とする精神が理解されていなければ制度
は別の機能を果たしてしまう。本来は原発の安全性や規制の立場にあるはずの保
安院―原子力安全委がむしろ推進の旗振りであったという歴史的皮肉(歴史的悲
劇)の反省から規制庁は生まれたが、その反省のない面々が委員に座ることに誰
しもが不安と怒りを持つのは当然である。僕らはその悲喜劇を日本の権力機構の
動きの中に見ているのである。
 
 私たちの経産省前テントは原発推進の実態と構造を鮮明にするということを目
標にし、そのことは幾分か果たせたと思う。
 政党や政治家の抗争と集合離散の背後にあって政治を主導する官僚達とどう闘
えるのか。選挙も控えガランとなっている国会に比べ深夜も煌々と電気の灯る官
僚街だが、ここにある政治や権力と持続的に闘うとはどういうことか。
 官僚機構が背後にあることでむしろ主役たりえた構造を正面に据え、国民の声
や意思と向きあわざるを得なくする道を模索すべきである。問題の所在を明瞭化
する努力の上に。
 
★テントひろば「あおぞら放送」今週のお知らせ
 
先週から始動した経産省前の脱原発テントあおぞら放送。今週もやります!
原発関連ニュースを中心に、これまでこれから一週間の脱原発イベント情報、原
発に対する意見を問う国会議員インタビュー、国内海外原発情報、テント訪問者
インタビューなどをお伝えします。
 
2012年9月21日(金曜日)14時~
出演: 川田龍平(みんなの党)、山本太郎ほか
キャスター: 小林 愛、 松元 ちえ
視聴アドレス:
経産省前テントひろばHP
⇒http://tentohiroba.tumblr.com/post/31469713213/9-14-ust
 
テントひろばから~UST⇒ http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
 
1.「国会議員に原発を問う」(15~20分)
「原発への見解アンケート」にもとづいて、議員のみなさんに意見をお聞きしま
す。今日は川田龍平さんが出演。
2.「イベントカレンダー」(5分)
一週間先の脱原発イベントを紹介。また、これまで一週間に開催されたイベント
から、どなたかご招待して報告します。今日は、「いのちの祭り」をご紹介。
3.「福島から世界へ」(15~20分)(英語逐次通訳あり)
福島の方から世界へ向けてのメッセージ。
集団疎開裁判の原告と代理人(森園さんと柳原さん)が出演予定。
4.「テント村 通りすがり」テントに立ち寄った人たちに一言。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1584】
2012年9月24日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.東海村JCO臨界事故を忘れない9・30
   十三周年東京圏行動へ参加しよう!
   2名が死亡 667名が被ばく、31万人が自宅退避の臨界事故
★2.最高裁の研究会が提起した、原発訴訟改革論の波紋
   裁判所が「我が身かわいさ」で「国等を守る」よりも「自身の安全
   (司法への信頼)」を優先
★3.メールマガジン読者からのご案内2つ
  ◆~東京湾に浮かぶ「原子炉」~原子力空母G.ワシントンは帰れ!
    9.25アメリカ大使館前アクション  東電前アクション!
  ◆9/28女たちの一票一揆 女が変える!政治もくらしも原発も!
★4.〈書評〉「原発のない未来へ まだ、何もはじまっていない」
   出版労連・脱原発プロジェクト委員会編 2012年7月13日発行 735円
━━━━━━━
※お知らせ(念のために)
 9月25日(火)の横須賀ヴェルニー公園での米原子力空母反対集会は、
18:00開会です。当初、18:30開会の予定で、そう記載した印刷物もでていました
が、その後の警備当局等との打ち合わせで、主催者は18:00開会に早めました。
 念のためにお知らせ致します。
 
 
┏┓
┗■1.東海村JCO臨界事故を忘れない9・30
 |  十三周年東京圏行動へ参加しよう!
 |  2名が死亡 667名が被ばく、31万人が自宅退避の臨界事故
 └──── 9・30臨界事故十三周年東京圏行動実行委員会
 
 1999年9月30日に起きたJCO臨界事故は、国際原子力事象評価尺度でレベル
4、労働者2名が重度の被ばくで死亡、事故収束「突撃隊」や放射能漏れ事故と
知らされなかった防災関係者、周辺住民など667名が被ばくした。
 科学技術庁は、11月にいったん公表した住民の推定被ばく線量を12月には約半
分に切り下げた。この下方修正に関わったのが、先日発足した原子力規制委員会
の田中俊一委員長である。この一点を見ても、彼の姿勢が伺える。彼は当時、日
本原子力研究所 東海研究所の副所長だった。また、田中氏は原子力学会のJC
O臨界事故国際調査協力特別委員会主査として、原発推進機関であるIAEAの
JCO事故報告書に関与した。
 違法な原子力ムラ人事、原発温存を前提とした原子力規制委員会発足に抗議し、
JCO臨界事故を忘れない9.30行動に参加しよう!
 
日 時:2012年9月30日(日)
    第1部 午前10時~11時 経済産業省別館前で犠牲者追悼と抗議行動
                 経済産業省別館前(地下鉄霞ヶ関C2出口)
    臨界事故が発生した午前10時35分にあわせて黙とう、
    献花など追悼と抗議行動を行う。参加者の経産省への申し入れ歓迎。
    第2部 講演集会  午後1時30分~5時(1時開場)
会 場:スペースたんぽぽ
講演タイトル:放射線と被ばくの問題を考えよう―
       「減思力」を防ぎ、判断力・批判力を育むために
講 師:後藤 忍さん(福島大学准教授・同大学放射線副読本研究会)
 現在、学校教育や福島住民を中心に広められている「放射線安心神話」にだま
されないため、国による洗脳の手口を知り運動につなげよう。
文科省の放射線副読本を批判する「放射線と被ばくの問題を考えるための副読本」
を作成した後藤さんに、子どもたちを「減思力」からどう守るか、また、福島の
教育や広報の現状についてお話しいただく。
資料代:1000円
主 催:9.30臨界事故十三周年東京圏行動実行委員会
    連絡先:たんぽぽ舎内(TEL 03-3238-9035)
 
 
┏┓
┗■2.最高裁の研究会が提起した、原発訴訟改革論の波紋
 |  裁判所が「我が身かわいさ」で「国等を守る」よりも「自身の安全
 |  (司法への信頼)」を優先
  └──── 森田  義男
 
 最高裁の会合で、原発裁判の審理方法に改革論が起きているという。原発訴訟
をめぐる研究会で、今後は安全性をしっかり審理すべきというものだ。共同通信
による情報公開請求に基づく最高裁の内部資料でこれが明らかにされた。
 
 裁判所は従来、専門家の意見を踏まえた行政の判断を尊重するという体裁で、
国策ベッタリの原発推進判決を出し続けていた。「強い者を守る」という裁判所
の真骨頂である。原発訴訟を経験した元裁判官は、これを称して「(裁判の前に)
判決の流れは決まっていた」と述べているという。
 
 こうした中でのこの改革論の浮上。これは福島の原発事故を踏まえ、このまま
では司法の信頼が揺るぎかねないとの危機感をあらわにしたものだ。その背景に
は、原発への多くの世論調査結果やうち続く官邸前デモ等に見られるような、安
全性を無視した原発再稼働等に対する国民の怒りがあろう。
 
 この改革論により、仮に電力会社の側に安全性への相応の立証責任が求められ
るような流れにでもなれば、原発行政はかなりの打撃を受ける。「その結果とし
て、国等を守りきれない事態になったとしてもやむを得ない。それよりも司法へ
の信頼(つまり自身の安全)を優先せざるを得ない」。最高裁の研究会はこう判
断したのである(現実にどこまで「改革」できるかは、大いに疑問ではあるが)。
 
 さて、裁判所が「国等を守る」ことよりも「自身の安全(司法への信頼)」を
優先するという(ある意味当然の)判断は、大きな示唆を与えている。「有罪率
99.9%」のデタラメ裁判や馴れ合いの行政訴訟も、「司法への信頼」が大前提と
なっているからである。 例えば証拠開示の問題。「検察は不都合な証拠は提出
しないでよい」などという現行の取扱いは、むろんお話にならない。どのような
屁理屈を並べようが、常識や社会正義の面からこれが通用するはずがない。この
ようなインチキを裁判所が容認・推進していることを広く一般国民が知れば、
「司法への信頼」は一気に地に墜ちよう。これで同じく「改革論」が巻き起こる
はずなのだ。
 
 こうしてその他の多くのデタラメも、広く国民に知らしめることにより、「改
革論」を発生させればよい。これらにより刑事訴訟や行政訴訟を大きく改善させ
る。そしてそれは世の構造を一変させる力さえ秘めている。
 
 もっとも以上述べたことは、既に各方面から指摘済みの当たり前のことといえ
るかもしれない。しかし今回の最高裁の国等をも敵に回さんばかりの改革論。
「我が身かわいさ」に基づくこの裁判所の変わり身の速さには、目を見張らされ
る。確かに「広く国民に知らしめる」は、実際問題として容易ではないだろう。
しかし今回は、その威力をまざまざと見せつけられた思いがするのである。
(出典:国賠ネットワーク通信137号・9月15日号)
 
 
┏┓
┗■3.メールマガジン読者からのご案内2つ
 
  ◆~東京湾に浮かぶ「原子炉」~原子力空母G.ワシントンは帰れ!
    9.25アメリカ大使館前アクション  東電前アクション!
 
日時:2012年9月25日(火)19時~20時
場所:虎ノ門JTビル前集合   東京都港区虎ノ門2丁目2-1
      (地下鉄銀座線「虎ノ門駅」3番出口より、
       外堀通りを溜池山王方面へ直進、徒歩4分)
               地図⇒ http://bit.ly/U9G73Q
□横須賀現地デモとの同時アクション。可能な方はぜひ横須賀現地デモへ!
 ・原子力空母G・ワシントン配備4周年抗議!空母の母港化撤回を求める集会
    (18:00~神奈川・横須賀市ヴェルニー公園 JR横須賀駅徒歩1分)
□鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
□このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。
□当日は米政府への「G.ワシントンの横須賀からの撤去、オスプレイ配備反対」
  などを求める申し入れを行います。
□昨年の横須賀現地デモ⇒ http://youtu.be/3QqD4e0WRPA
 
呼びかけ:東電前アクション!
                BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
                TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
                MAIL: toudenmae.action@gmail.com
 
 
    ◆女たちの一票一揆  女が変える!政治もくらしも原発も!
 
日時:9月28日(金)14時~17時
場所:参議院議員会館講堂(300人可能)
内容:<第一部> 福島からの叫び 14時~15時15分
         復興庁、文科省、厚労省、総務省、金融庁、消費者庁、国交
                  省と9月14日交渉した報告
   <第二部> 一票を生かすために/選挙に向けてできること
            15時30分~17時
        選挙区毎に分かれて相談します。
        自分の選挙区の立候補予定者の資料持参。
        アンケート、応援、追っかけ(見張り)、
        などなどアイデアを具体化。
 
男性には申し訳ないのですが、しばらく女性だけでやりたいという声が多く、メ
ディアの方もできるだけ女性でお願いしております。
当日スタッフも募集中です ☆ご協力お待ちしています。
福島からの要望書などの資料も販売します。
 
連絡先:木村 結 yui-k@k3.dion.ne.jp  090-6183-3061
 
 
┏┓
┗■4.〈書評〉「原発のない未来へ まだ、何もはじまっていない」
 |  出版労連・脱原発プロジェクト委員会編 2012年7月13日発行 735円
 └──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)(郵政産業労働者ユニオン)
 
 この夏、出版労働者の手により一冊のブックレットが刊行された。最近では珍
しくオレンジ色の表紙から本文に至るまで挿絵も写真もない文字だらけの書であ
る。第一章では香山リカ、保阪正康、岩田靖夫らに始まり、寺西俊一、金子勝、
武田徹らが鋭い論点の一文を寄稿し、澤地さんや鎌田さん、すが秀美さんらの一
文と合わせ組合ニュースの紙面に掲載された短文が読みやすいように編纂されて
いる。
 この書の冒頭に置いては、出版労連が原発問題プロジェクト委員会を設立した
趣旨が述べられている。「出版人として現実を直視し、事実を伝え、隠された真
実を明らかにしていく責務がある。」と記し、「原発問題は何も解決していない。
再稼働問題をはじめ私たちの取り組みは今ようやく始まった。」と宣言され、今
回の刊行は「出版」にこだわる労働者が文字の力、言葉の力で「原発問題」を公
共化しようと広く世に問うた一冊になっている。
 第二章から四章に至るまでそれぞれの労働組合員が一人の生活者として、3.11
以降の取り巻く諸問題にある時は悩みつつ、行動できない弱さを抱えながら、意
見表明し続ける姿が素直に文字として表現されている。組合機関ニュースは得て
して中央機関からの情報提供に陥りやすいが、この書においては言葉の力を信じ、
継続される思考と討論の共有化こそが分断され差別され言葉を失っていく人々に
勇気を与え、運動を切り開く原動力になっていくことが明らかにされている。
 最後のページを読み終えた私は、ページの裏に滲んだ文字を見い出した。
 「まだ何も始めてはいない」-全ての困難さはそれが支配の鎖に繋がされてい
たことに起因する。言葉を交わし、学び、つながり、行動することが出来れば我
々は今ここから始めることが出来る。
  ☆たんぽぽ舎でも扱っています。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1583】
2012年9月22日(土) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.東京湾横須賀の軍港に浮かぶふたつの原子炉
   9月25日(火)抗議集会のお誘い 柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.脱原発、無視許さない 首相の意志どこ 再選に落胆
   朝日新聞(9月22日)から
★3.官邸前で見た原子力寄生庁というピッタシプラカードー原子力規制人事、
   抗議集会に参加して、翌日の東京新聞に大きな写真付きでたんぽぽ舎の
   横断幕が報道           柳田 真(たんぽぽ舎)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇9月29日(土) 上映開始18時半から、経産省前テントひろばまえ
  原発労働ドキュメンタリー映画、霞ヶ関野外上映会
 ◇10.1(月)ふくしま集団疎開裁判支援にバスをチャーター
  仙台高裁に行きましょうー
★5.<テント日誌9/17(月)―経産省前テントひろば373日目>
 福島集団疎開裁判支援 10・1仙台高裁へ   (Y・T)
━━━━━━━
※9/24学習会「食品の放射能汚染―あなたの食は大丈夫?」にご参加を
       -内部被ばくを少なくする食品の選び方-
 日 時:9月24日(月)18:30から21:00
 講 師:明石昇二郎さん
 参考本:『食品の放射能汚染-完全対策マニュアル2』
 参加費:800円
 
 
┏┓
┗■1.東京湾横須賀の軍港に浮かぶふたつの原子炉
 │  9月25日(火)のお誘い
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
福島第一原発1号炉と同規模の原子炉を積む原子力空母ジョージ・ワシントン。
ジョージ・ワシントンの原子炉熱出力60万kw×2基。
空母原子炉事故発生で三浦半島の全域が致死被害深刻になる。
 
5年目を迎える原子力空母の居座りに反対する抗議集会に参加しましょう!
9月25日(火)18時より 集会とデモ 20時頃終了
横須賀ヴェルニー公園(京急汐入駅下車3分)
原子力空母母港4周年抗議集会
 
☆たんぽぽ舎も反原発自治体議員・市民連盟と共に現地集会に参加します。
 
 
┏┓
┗■2.脱原発、無視許さない  首相の意志どこ 再選に落胆
 └────
 
 民主党代表選で再選を決めたのは、「原発ゼロ」政策の本気度が問われてきた
野田佳彦首相だった。一方、政権復帰を目指す自民党の総裁候補5氏はいずれも
「原発容認」の立場。未曽有の事故を経て、わき起こった「脱原発」の民意は行
き場を失っている。
 夕暮れの首相官邸前。毎週金曜の恒例になった脱原発抗議行動には、多くの人
が詰めかけた。
 東京都葛飾区の会社員倉島嘉子さん(50)は「野田さんに期待することは何
もない。さっさとやめてほしい」。野田政権は「2030年代の原発ゼロ」目標
を盛り込んだ新エネルギー戦略の閣議決定を見送った。「経済界の圧力はあるだ
ろうが、野田さんには自分の意思を感じられない。かといって、橋下さん(橋下
徹大阪市長)も言うことがコロコロ変わるし」
 抗議行動では、「議員は信任しても国民は信任しないぞ」と書いたプラカード
を手にする人も。批判の矛先は、首相を選んだ民主党にも向けられた。
 「世論調査を見ても、周りのママ友と話しても、原発反対の声が圧倒的に多い
のに」。8カ月の長女を乗せたベビーカーを押す細川葵さん(29)はため息を
ついた。5回目の参加。家でテレビを見て文句を言うだけでは社会は変わらない
と思い、足を運んできた。「民意とズレがあるかぎり、民主党には誰も注目をし
ないと思います」。(後略)(9/22朝日新聞から抜粋)
 
 
┏┓
┗■3.官邸前で見た原子力寄生庁というピッタシプラカード-原子力規制人事、
 │  抗議集会に参加して、翌日の東京新聞に大きな写真付きでたんぽぽ舎の
 │  横断幕が報道
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
○9月21日(水)原子力規制庁の違法で不当な人事強行発令(野田首相による
 田中俊一委員長以下5名の任命)に抗議して、昼休みの官邸前抗議集会と午後
 1時30分からの六本木の新規庁入居ビル前での抗議集会 計2ヶ所にたんぽぽ
 舎6人で参加した。
 首相官邸前(約70人)で女性がかかげていた原子力寄生庁のプラカードが傑
 作だと思った。"原子力利権に寄生する人々の庁"という意味がよく表れている。
 
○つづいて港区六本木1丁目の規制庁の新ビルへの抗議行動。翌日の東京新聞の
 社会面のトップに写真入りでよくうつっていた。たんぽぽ舎のボランティア女
 性陣が作成してかかげていた横断幕=「原子力規制委の人事に異議あり 原子
 力ムラから選ぶな!」が大きく載っていた。
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◆地球映像ネットワーク 原発映像勉強会
 
「命」を危機にさらす原発。あらゆる角度から見た原発の映像を通して
原発について、命について みんなで一緒に学びませんか?
 
【内容】上映会とディスカッション
 「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」
 「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって」 他全5タイトル
【日時】9月24日(月)~28日(金) 5日間
 14:00から上映(1タイトル)、上映後にフリーディスカッション(30分ほど)
 19:00から上映(1タイトル)、上映後にフリーディスカッション(30分ほど)
 ※24日(月)昼の部、28日(金)夜の部はお休みです。
【場所】神楽坂ミニシアター 新宿区赤城下町11-1 東西線神楽坂駅徒歩4分
【問い合わせ】地球映像ネットワーク
 Tel: 03-5261-9907 E-mail: nfn2@naturechannel.jp
 ホームページ http://www.naturechannel.jp
 
 
◆9/29原発労働ドキュメンタリー映画、霞ヶ関野外上映会のお知らせ◇
 1982年、電力会社の横暴に耐えかねて、下請原発労働者たちの作った組合があ
った!当時の原発労働者たちを追った、ドキュメンタリー映画「原発はいま」を
経産省前テントひろばの前(お外)で上映いたします。30年前にすでに上げられ
ていた原発労働者の声を聞きませんか?
場所がら、こちらで「席」を用意するということができません。霞ヶ関の真ん中
でこの映画を見るということ自体に、直接行動的な意義を見出していただき、立
ち見でご容赦のほどをお願いいたします。
 
 ◎上映日程 9月29日(土) 上映開始18時半~20時ごろ
  上映終了後、ディスカッションの時間を取ります。
 ◎上映場所 "経産省前テントひろば"の「前で」やります。
  最寄交通機関:東京メトロ「霞が関駅」A12a出口
 ◎雨天の場合、翌日同時刻から再チャレンジの予定です。
 ◎参加料無料!運営費カンパ歓迎!
 企画、実行「鯛ベックs」/連絡先:tybx86@gmail.com / Twitter @tybecs
 
 
◆10.1(月)ふくしま集団疎開裁判支援にバスをチャーター
 仙台高裁に行きましょうー
 
 今月11日に福島県が発表した県民健康調査では受診した子ども42,060人の
うち43.1%の甲状腺に「しこり」か「のう胞」があることが、判明しました。
 通常は1%前後ですので、子供たちの避難・疎開は一刻の猶予もありません。
いま必要なのは復興や除染ではなく、子供たちを直ちに避難させることです。
10月1日に仙台高裁で審理が始まりますので、郡山の原告団を応援するため東
京からバスを出します。奮ってご参加ください。
 
 参加者が30名に満たない場合は中止します。費用は五千円です。
 新宿6時半集合、7時出発の予定です。
 お問い合わせ・申し込みはふくしま集団疎開裁判の黒岩さんまで。
 090-2933-7993。
 
 また集団疎開の即時実現を求める緊急署名も始まりました。
 ネット署名にも対応しています。 http://fukusima-sokai.blogspot.com/
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌9/17(月)―経産省前テントひろば373日目>
 │  福島集団疎開裁判支援 10・1仙台高裁へ
 └────(Y・T)
 
9月17日(月) 曇り時々雨
○ 午後、福島集団疎開裁判の事務局長の方がテントに来訪される。10月1日
の仙台高裁での審理に際するアクションにテントして協力してほしいという依頼
であった。福島集団疎開裁判のアピール行動は毎週金曜日文科省前と財務省上で
続けられている。
 昨年6月に提訴し、1審では裁判官自身が無知なまままともな審理もなしに1
2月に棄却となったのだが、高裁では書面審理で終わらせることなく審尋をする
ということになり、可能性が出てきている。ここは福島の子どもたちを放射能の
戦場にさらすな!子どもたちを守れ!避難・疎開を!という世論の力が是非とも
求められる。
 原告の少年少女たち、またその保護者たちもバッシングを避けるため公然と出
ることができない。「安全・復興キャンペーン」のために子どもたちが様々な行
事に駆り出され、被曝にさらされる。他方では、地域で放射能という言葉を口に
することが憚れる。そういう状況の中で、甲状腺ガンが発症し、甲状腺腫の症状
は43%子どもたちに広がっている。
 10月1日には、是非とも多くの方が仙台に駆けつけて欲しい。また仙台方面
の知り合いに、この日に支援に駆けつけるよう呼びかけて欲しい。
○ 夜、毎週関電支社前で抗議行動している人たちが行動を終えてテントに戻っ
てくる。以前には見かけなかったような人たちが何人もいる。やはり行動の輪は
広がってきているのだろうか。その中の1人はメッセージボードの束を綴じたよ
うなものを持っている。見せてもらうと、反TPPもあれば、反ACTAの、反
消費増税もあり、月曜から金曜までのいろいろな行動に応じてメッセージボード
が作成・用意されている。
 官邸前では日替わりでいろいろな課題での行動が行われており、すっかり定着
している。
 
-----10.1ふくしまの子どもを守れ!仙台集会・デモ・講演会-----
 詳細(ふくしま集団疎開裁判ブログ)
 http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2012/09/blog-post_13.html
 10月1日(月) 12:30~集会、13:30~デモ、15:00~交流会、18:30~講演会
 会場 メディアテーク シアターホール
 講師 矢ヶ崎克馬さん、松崎道幸さん
 主催 「ふくしまの子どもを守れ! 仙台集会・デモ・講演会」実行委員会
 連絡先 ふくしま集団疎開裁判の会 代表 井上利男 TEL 024-954-7478
 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 国、県への対応部会
 世話人・駒崎ゆき子 TEL 090-2608-7894 メール sokai@song-deborah.com
たんぽぽ舎です。【TMM:No1582】
2012年9月21日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.向こう側は泊原発の再稼働の根回しを着実に進めている、
 「冬場の電力不足」キャンペーンを打破しよう!
 広瀬隆さんから 9月22日・泊現地集会呼びかけメッセージ
★2.住民の命と安全を守らない 原発賛成議員を全員落選させましょう
 (石垣敏夫)
★3.新聞・雑誌から
◇東電、06年にも大津波想定
 福島第1の津波対策、機会のがす(6月13日 朝日新聞より)
◇政府及び腰、電力各社は原発新増設に強気
 (9月21日 東京新聞より)
◇新潟「味の舞 椎茸」、横浜「小粒どんこ」などセシウム汚染シイタケ流通
 (9月20日 東京新聞「こちら特報部」)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月3日(水)18時30分開始、スペースたんぽぽ、入場料 500円
 連続トークイベント第一回『今、やっていること、今、言いたいこと、
 これからやってみたいこと──3.11以降の運動そして文化を語る』
 講師 松本哉さん、鹿島拾市さん
★5.<テント日誌9/16(日)―経産省前テントひろば372日目>
 静かな日曜日の午後 テントに集う人々(I・K)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.向こう側は泊原発の再稼働の根回しを着実に進めている、
 │  「冬場の電力不足」キャンペーンを打破しよう!
 └────
 
広瀬隆さんから 9月22日・泊現地集会呼びかけメッセージ
 
 北海道全道の皆さん(そして全国の皆さん)、そろそろ、泊原発の具体的な
廃炉の行動に移りましょう。向こう側は、こちらの運動がますます激化してき
た現状をおそれて、根回しを着実に進めています。それは「泊原発再稼働」の
計画です。関西地方では、夏場の電力不足が起こらなかったので、今度は、北
海道全道に対して、冬場の電力不足キャンペーンを開始するのが、この9月か
らです。傍観していると、大飯原発と同じように、テレビと新聞が勝手に「再
稼働」路線を敷いてしまい、トンデモナイ結果を招きます。
 私は、それが心配でなりません。行動を急ぎましょう。先手を打ちましょう。
 幸いにも、これまで苦難の日々を送ってきた現地の岩内原発問題研究会の人
たちが決起してくださいました。
 9月22日「子どもたちの未来に原発はいらないっしょinとまり」現地集会に
集まろう!!と題する大集会を北海道全道のみなさんに呼びかけてくださいま
した。一度、みんなの力を結集してみようじゃありませんか。
 フクシマ後に、私も北海道のみなさんに招かれて、何度も講演会を開催して
いただき、岩内~札幌~旭川~釧路~帯広~函館~室蘭で、おそろしい被曝が
進行している私たち東日本の実情を何度も訴えてきました。
 北海道が広いことを承知の上で、お願いいたします。現地に集まることは大
変でしょう。だからこそ、そこに、泊原発事故が起これば同じ被曝者となる全
道の人たちが結集して、地元の人たちに「もう、原発の時代は終わった」とい
う現実を伝えることが、何よりも大切だと信じます。
 そして、この大集会を新たな第一歩として、全道各地で、泊原発廃炉の狼煙
を大きくあげてゆきましょう。東京に住む私は、かわいい孫たちに安全な食べ
物を与えるのに必死です。日本全土の食べ物を支えてくれているのが、食糧庫
の北海道だと知っているからこそ、伏してお願いします。日本に住むすべての
人のために、愛する北海道を、みなさんの情熱で守りきってください。
 首相官邸前のデモに参加しながら、いつも、胸の内に涙があふれています。
「みんな立ち上がったのだ。すべての原発を止められる。今だ。止めてやるか
らな!」、そう叫んで、孫たちの顔を思い浮かべています。9月22日当日の私
は、青森県の講演会なのでともに行動はできませんが、すぐ近くでみなさんと
心を一つにしています。
 決起しましょう。 日本全国、どこでもみな、立ち上がっています。
 今度こそ、絶対に引きません。 目標は、全原発の即時廃炉です。
 家の外に出て、行動する。 それが最大の力なのです。
 
 
┏┓
┗■2.住民の命と安全を守らない
 │  原発賛成議員を全員落選させましょう
 └────(石垣敏夫)
 
◎フクシマは歴代自民党と東京電力の責任です
 「安全神話」で国民を騙し、地震国に原発54機も作った歴代首相は何も
 反省していません、東電と政府は犯罪者です。
 
◎大飯原発再稼動は民主党と関西電力の責任です
 ふる里、農地、職場を奪われて、悲惨な状況にあるフクシマの人々の現実に
 目をつぶり、再稼動を認めた非人道的行為を許すことはできません。
 
◆第2のフクシマを出さないため、直ちに原発稼動をゼロにさせましょう!
 日本は地震の活動期に入っています。いつどこで大地震が起こるかわかり
 ません。
☆核兵器と原発のない平和な社会を目指しましょう、
 これが日本の進むべき道です
 被爆国日本は放射能加害国になってしまいました。世界の人々対する、
 謝罪は、原発・核廃絶・平和への道しかありません。
 みなさん、世界の人々と安心して暮らせる人間社会を創っていきましょう。
 
- 河野太郎議員が話しているようにまず自分の選挙区の立候補者全員に
 原発の賛否を問いましょう。
- 有権者の主権を今こそ行使しましょう
 
<原発から住民の命と安全を守る連絡会2012.9.19>
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇東電、06年にも大津波想定
 福島第1の津波対策、機会のがす(6月13日 朝日新聞より)
 
=東電はちゃんと知っていた!「想定外」は賠償逃れの口実(メルマガ編集部)
 
 福島第1原発事故が起きる前の2006年、東京電力が巨大津波に襲われた際の
被害想定や対策費を見積もっていたことが、朝日新聞が入手した東電の内部資
料でわかった。20メートルの津波から施設を守るには「防潮壁建設に80億円」
などと試算していた。
 津波対策をめぐっては、04年のインド洋大津波を受けて06年、国が東電に対
策の検討を要請したほか、08年には東電が福島第1原発で最大15.7メートルに
達すると試算したが、いずれも対策はとられなかった。早期に実施された試算
はことごとく生かされず、事故を回避する機会は失われた。(中略)
 東電によると、成果は研修の報告会で発表された。報告会には通例、原子力
部門の部長級が出席するといい、幹部が内容を把握していた可能性が高い。
(後略)
 
 
◇政府及び腰、電力各社は原発新増設に強気
 (9月21日 東京新聞より)
 
 全国で建設・計画中の12基の原発のうち、少なくとも4社の7基が、今後も
計画推進の方針にあることが本誌の取材で分かった。原発ゼロを目指す新たな
エネルギー戦略を打ち出しながら、閣議決定を見送るなど政府の及び腰が、
電力各社の積極姿勢につながっている。
 既に設置許可が出て建設が進んでいるのは中国電力島根3号機(島根県)、
電源開発(電発)大間(青森県)、東京電力東通1号機(同)の3基。いずれ
も東日本大震災で工事は中断しているが、中国電と電発は建設を進める考え。
(中略)
 電力各社が新増設に前向きになっているのは、政府の脱原発依存への姿勢が
あいまいで、原発の許認可権を持つ原子力規制委員会が、設置許可申請があれ
ば安全審査を表明していることも影響している。
 
 
◇新潟「味の舞 椎茸」、横浜「小粒どんこ」などセシウム汚染シイタケ流通
 行政は自主回収を業者まかせ、説明うのみ。
 (9月20日 東京新聞「こちら特報部」)
 
 高濃度の放射性セシウムが検出された干しシイタケが、新潟県内の小売店に
流通していた問題は、行政が自主回収などを業者任せにし説明をうのみにして
いたことが背景にある。確認作業などに具体的な国の規定はない。識者から
「官民で協力し問題のある食品の流通を防ぐ仕組みをつくるべきだ」との意見
が出ている。(中略)
 
 
◇オスプレイ「安全宣言」全容判明、原発・学校上空を回避
 (9月19日 東京新聞より)
 
 米軍新型輸送機MV22オスプレイの国内運用に向けた安全確保策と政府の
「安全宣言」全容が18日、判明した。低空飛行訓練時に原発施設上空を飛ぶ
のを避け、米軍基地周辺で病院や学校上空を極力回避。日本政府として「危険
と考える根拠は見いだし得ない」と安全性を保証する内容だ。(後略)
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇associations.jp主催 連続トークイベント 第一回
 「今、やっていること、今、言いたいこと、これからやってみたいこと──
  3.11以降の運動そして文化を語る」
 
 講師 松本哉(まつもと・はじめ)、鹿島拾市(かしま・じゅういち)
 詳細 http://associations.jp/archives/2390
 日時 10月3日(水)18時開場 18時30分開始
 場所 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎ビル4階)| 入場料 500円
 
 3.11以降、各地でさまざまな反原発運動が湧き起こり、そして運動のアイ
 ディアやスタイルが比較され、研究され始めている。どんな言葉を使い、
 誰に訴えるのか? またどんなやり方があるのか? 運動の新たなスタイル
 を探る企画として、二人のスピーカーに語っていただきます。
 ◎申込は、氏名、住所、電話番号またはアドレスを記入の上、イベント参加
  と書いて以下まで。FAX:03-5217-4715 メール:info@associations.jp
 主催 associations.jp
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌9/16(日)―経産省前テントひろば372日目>
 │   静かな日曜日の午後 テントに集う人々
 └────(I・K)
 
9月16日(日) 昼間のテント
 昼過ぎから空に黒い雲が現れたので、すわ!にわか雨とボード片付けたりし
ましたが、雨はぱらぱらしか降らず、拍子抜けでした。昼近くに一周年のとき
一分間スピーチをなさった言論・表現の自由を守る会のKさん
(垣内つねこ)がいらして、テントの前でユーチューブのMさんKさんと「世界
人権宣言と国際人権規約」を広めるための打ち合わせを長時間してました。
垣内さんはビラ配りで逮捕された人たちの支援もなさっているようです。
 国連では子供の健康を守る条約もあるようで福島の子供にも役立つようです。
11月15日~26日まで「健康の権利に関する特別報告者」ジャンジット・ガージ
フさんが来日するのでテント主催の講演会などが出来たらいいなあ!とのこと
でした。一寸でしたが「世界人権宣言と国際人権宣言」のお話が聞けて良かっ
たです。
 3時から東電前抗議行動があったのでスタッフの何人かが参加、おおむね静
かな日曜日でした。(I・K)
 
★「第2次福島原発事故告訴団全国総決起集会」参加バスツアー
 締切り21日午後7時まで
 日時 9月22日(土)
 行程 あさ8時 新宿駅西口・スバルビルまえ集合、8:30出発
 13:00 会場着(いわき市文化センター)
 13:30 「告訴団全国総決起集会~デモ」
 17:00 いわき出発  21:00 新宿着
 参加費 ¥3,000 (昼食弁当付き)(参加費の支払いは当日バスで)
 申し込み先 「テントひろば いわきバスツアー係り」まで
 Tel 070-6473―1974(テント) 090-3919-0604(淵上)
 
-----(メルマガ編集部)-----
◆国連の「健康の権利に関する特別報告者 ジャンジット・ガージフ 来日」
 に関する日本語の記事
  言論・表現の自由を守る会 Blog
 http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/23817847.html
たんぽぽ舎です。【TMM:No1581】
2012年9月20日(木) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.戦争をなくす法律と、原発をなくす方法の共通性
  原発必要論者は真っ先に福島第一原発の収束作業に行って。(山崎久隆)
★2.東京電力・柏崎刈羽原発ツアーに参加しよう
  来年の東電再稼働を阻止するためにも必須ツアー!(小川治)
★3.新聞・雑誌から(東京新聞から)
 ◇原発ゼロ ズルズル後退 「エネ環境戦略」参考文書どまり 閣議決定せず
 ◇原発ゼロ、あきらめない。原子力規制委員会のビル前で抗議する人たち
 ◇復興予算、核融合研究に42億円流用
 ◇「原発ゼロはうそつき」「増税ひとすじ」民主演説に聴衆ヤジ
 ◇『安全神話に安住』保安院長
 ◇首相に民主議員が任命見送り要望
━━━━━━━
◆あす21日(金)
18:00~20:00 大飯原発再稼働に反対する首相官邸前抗議
 場所 首相官邸前および永田町・霞が関一帯、呼びかけ:首都圏反原発連合
 注意事項など→ http://coalitionagainstnukes.jp/?p=1192
18:15~19:45 再稼働反対、規制委員会人事反対を訴える
 場所 首相官邸「裏」、呼びかけ:梶野、木村(連絡先:080-5062-4196)
 注意事項など→ http://2011shinsai.info/node/2815 ━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.戦争をなくす法律と、原発をなくす方法の共通性
 │  原発必要論者は真っ先に福島第一原発の収束作業に行って。
 └────(たんぽぽ舎 山崎久隆)
 
東京新聞のコラム欄<筆洗>(9月16日)の引用から
 ───────(引用ここから)───────
『二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、戦争
をなくせると考えて起草した法案がある。題して「戦争絶滅受合(うけあい)
法案」▼戦争の開始から十時間以内に、敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り
込む。順序はまず国家元首、次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、
各省の次官、そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しな
かった宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線の野戦病
院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは安全地帯にいてナショナ
リズムをあおる政治家は姿を消すだろう。』
 ───────(引用ここまで)───────
 
 これはもちろん、今の領土問題を巡る中国のことを指している。
最後に『小さな無人島の領有をめぐって、戦争を始めるほど、両国の政府も国
民も愚かではない。』と結んでいることからもそれは分かる。
 今の原発問題にもこれが言えるだろう。原発が必要だという政治家は、真っ
先に福島第一原発の中に入って、がれきの片付けをしたらどうか。放射能が飛
び交う最前線に行って収束作業という名の「命を削る労働」を経験してなお、
同じ主張ができるのか。もちろんその時は、政治家でも無く元首相でも無い一
人の作業員として労働することが条件だ。
 原発が必要だとしている産業界も、これまで原発を通じて莫大な利益を上げ
てきたので、それを手放したくない。それが原発推進の理由であり、そもそも
エネルギー問題ではない。エネルギー問題というならば、原発に変わる電源を
開発して同じ程度のコストで供給する技術を広めれば良い。そしてそれは既に
いくらもあるのだから。
 結局、既得権益を守りたいから、国民を原発の脅威にさらしたままで良いと
している。ならば、その最前線に経団連会長企業である住友化学の役員達が最
初に向かったらどうか。
 
 
┏┓
┗■2.東京電力・柏崎刈羽原発ツアーに参加しよう
 │   来年の東電再稼働を阻止するためにも必須ツアー!
 └────(小川治 たんぽぽ舎ボランティア)
 
 東京電力は、総合特別事業計画にあるように来年(2013年)4月に柏崎刈羽原
発の7基ある原発の順次再稼働を目論んでいます。2007年7月16日の新
潟県中越沖地震で深刻な打撃を受けた柏崎刈羽原発ですが、特に2、3、4号
機は5年以上も定期検査中で一度も稼働していません。5年かかって修理が終
わらなかった原発を動かすということです。(5年以上かかって修理完了した
から再稼働って説得力なさすぎ)
 つまり柏崎刈羽原発を再稼働させないと東京電力は赤字(=電気料金値上
げ)必至なわけです。まさに金のために地雷原でブレイクダンスを踊るという
ことです。ただし踊るのは私達で金は東京電力のものです。(東電社員のボー
ナスのために被曝するのはまっぴら)ならばこそ再稼働など断じて阻止しなけ
ればなりません。それには戦略が必要です。
 戦略を練るためには知識・情報、そして人との繋がりが重要です。
 その為にも柏崎刈羽原発ツアーに参加し、地元議員さんの説明、地元の方た
ちとの交流、柏崎刈羽原発見学を通じて、柏崎刈羽原発再稼働阻止のための戦
略と運動の担い手となって欲しいのです。あるいは生の情報、あなたの想いを
周囲に伝えて欲しいのです。もちろん私も参加します。
 
参考までに 東京電力柏崎刈羽原発ホームページ
 http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/   不適合の公表をご覧あれ
 
◎東京電力の原発再稼働を許さない東電柏崎刈羽原発ツアー
 日程 2012年10月6日(土)~7日(日)
 集合場所・時間 10月6日(土)朝8:00集合、8:30出発、スバルビル横
 (最寄り駅:JR新宿駅)、10月7日(日)夕方、新宿着予定、費用17,000円
 ★9月20日現在申込み26名(定員43名)、17名の余裕があります。
 ★申込み方法など http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1285
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇原発ゼロ ズルズル後退、「エネ環境戦略」参考文書どまり、閣議決定せず
 (9月19日 東京新聞)
 
 政府は十九日、今夏の国民的議論などを踏まえて決め、2030年代に原発
ゼロを目指すことなどを盛り込んだ「革新的エネルギー・環境戦略」事態の閣
議決定を見送った。今後の環境・エネルギー詮索については「原発の関係自治
体や国際社会との議論を続ける」など短い文書による対応方針だけを閣議決定
した。内閣府は、新戦略自体は「参考文書になる」と説明している。
 
 
◇原発ゼロ、あきらめない。原子力規制委員会のビル前で抗議する人たち
 閣議決定見送り、失望と怒り「話にならず/がかにしてる/声を上げ続ける」
 (9月20日 東京新聞)
 
 政府の「原発ゼロ」は看板倒れか。新たなエネルギー・安協戦略の閣議決定
が十九日に見送られ、政府の後退姿勢があらわになった。脱原発を求めて首相
官邸前で毎週金曜の抗議活動に参加してきた人々は、失望や怒りの声を上げた。
それでも原発に頼らない社会に向け、自分たちができることを考え続けている。
(中略)
 十九日に発足した原子力規制委員会が入居する東京都港区六本木のビル周辺
や首相官邸前では、市民団体など約五十人が「福島を繰り返す気か」と書かれ
た横断幕を掲げ、シュプレヒコールを繰り返した。
 参加者たちは、規制委の田中俊一委員長が原発を推進した「原子力ムラ」の
住人だったと批判。「規制委人事反対、再稼働反対」などと叫んでいた。
 
 
◇復興予算が原子力ムラに使われた
 核融合研究に42億円流用(9月16日 東京新聞より)
 
 政府の2012年度予算の復興特別会計のうち、高速増殖原型炉「もんじゅ
」などを運営する独立行政法人・日本原子力研究開発機構(原子力機構)の核
融合エネルギー研究費に42億円が計上されていたことが分かった。文部科学
省は13年度予算の復興特別会計でも、48億円の研究費を概算要求している。
東日本大震災の被災地復興のため、国民に新たな負担を求めた復興予算が復興
とは直接関係ない「原子力ムラ」の事業に使われた。(中根政人)
 
 
◇「原発ゼロはうそつき」「増税ひとすじ」
 民主演説に聴衆ヤジ(9月19日 東京新聞より)
 
 民主党代表選の各候補は十九日、JR新宿駅で初の街頭演説を行った。代表選
で唯一の街頭演説。原発ゼロを後退させる閣議決定の日と重なったこともあり、
聴衆からは激しいヤジが飛んだ。
(中略)野田佳彦首相は原発に関し「過去に原子力行政を推進したのは、どこ
の政権か。自公政権ではないか」と自民、公明両党を攻撃。二〇三〇年代に原
発ゼロを目指すことを盛り込んだエネルギー・環境戦略に触れ「政府として原
発ゼロ社会を目指すと決めた」と理解を求めた。
 だが、聴衆は「うそつき民主党」「増税ひとすじ」といったプラカードを掲
げ「帰れ」などと怒号を飛ばした。もっともきついヤジを浴びた首相の演説中
は「原発ゼロ」コールが続いた。鹿野道彦前農相と赤松広隆元農相も「民主党
は原発ゼロを目指すと決めた」と強調したが「だったら閣議決定しろ」という
声も上がった。(後略)
 
 
◇『安全神話に安住』保安院長  (9月19日 東京新聞より)
 
 十九日付で廃止される経済産業省原子力安全・保安院の深野弘行院長が十八
日、会見し、「原発の安全神話に安住していた。新しい規制を実現させるとい
う意志、粘り強さが欠けていた」と保安院の問題を振り返った。
 深野院長は「各事故調で、専門知識がある人材の不足、危機管理の準備不足
が指摘された。努力が足りなかった」と述べた。
 また保安院の情報発信については「時期に応じて、理解しやすい形で説明す
ることができなかった」と反省を口にした。
 保安院は二〇〇一年一月に設置。深野院長は設立準備に当たり、発足後は企
画調整課長を務めた。
 
 
◇首相に民主議員が任命見送り要望  (9月19日 東京新聞より)
 
 民主党の中川治衆院議員らは十八日、官邸を訪れ、原子力規制委員会の委員
長と委員を十九日に任命しないよう求める野田佳彦首相宛ての要望書を提出し
た。要望書は、鳩山由紀夫元首相や山田正彦元農相ら衆参両院の二十七議員の
連名。「一方的に強行すれば、党はさらに重大な危機に直面するのではないか
と危惧する」としている。
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