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たんぽぽ舎です。【TMM:No1735】
2013年2月4日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.金曜行動・反原連の中心人物 ミサオさんが語る(2月5日)
   なぜ官邸前金曜行動を始めたか-きっかけ・目的
   今後の反原発運動の見通し
★2.関西電力値上げ どうしても経営破綻したいらしい
   原価計算に大きな疑問、LNG(液化天然ガス)の購入費が異常、他
                    山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.テントを守ろう-火曜日は、たんぽぽ舎自主参加の日
   短時間でもぜひ、経産省前テントへ行こう!
              柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)
★4.新聞・雑誌より1つ
  ◆規制庁幹部 情報漏えい 原電に評価報告書案 敦賀断層調査
                  (2月2日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌1/30日(水)経産省前テントひろば―507日目
                  (M/O)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.金曜行動・反原連の中心人物 ミサオさんが語る(2月5日)
 |  なぜ官邸前金曜行動を始めたか-きっかけ・目的
 |  今後の反原発運動の見通し
 └──── 斉藤なぎさ(「スペースたんぽぽ 」講座会議)
 
 毎週金曜日、官邸に向けて「原発再稼働に反対!」の声を上げる人は、昨春に
300人ほどだった。昨年6月29日、大飯原発の再稼働に反対する抗議者たちによ
って首相官邸前の道路は埋め尽くされた。首都圏反原発連合がツイッターで呼び
かけ、10万人以上集まったためだ。
 金曜官邸前抗議は、昨年3月29日木曜日に始まった。最初の呼びかけは、首都
圏反原発連合ではなく、「NO NUKES MORE HEARTS/TwitNoNukes 有志」名
義で出されている。2012年2月から3月にかけて、街頭デモとは別に2週間に
1回、経産省別館前で抗議活動が行われた。ミサオ・レッドウルフさんも自ら主宰
するNO NUKES MORE HEARTSの黒旗・ピンク旗を経産省別館前の路上に立てて
抗議。
 首都圏反原発連合のコア・スタッフとして活躍し、野田首相と面会し、『朝ま
で生テレビ』に出たミサオ・レッドウルフさんにこの間の反原発運動と今後の展
望について語っていただく。また皆様からの質問や疑問に答える時間を多くとる
ので積極的な参加を期待します。
 
『首相官邸前抗議と反原発運動~2012年振り返りと2013年の展望』
 
講 師:ミサオ・レッドウルフさん
日 時:2月5日(火曜日) 開場 18:30  開演 19:00
会 場:「スペースたんぽぽ 」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
 
 
┏┓
┗■2.関西電力値上げ どうしても経営破綻したいらしい
 |  原価計算に大きな疑問、LNG(液化天然ガス)の購入費が異常、他
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
○原発が大飯3、4号機を除いて止まった関西電力は、最大20%にものぼる料金
値上げを申請している。
 その原価計算には大きな疑問が山積している。
 まず原発にかかる費用の計算である。大飯原発が動いているとしても、今後定
期検査で止まる。9月までに止まる。それから再稼働するには規制庁の新しい基
準に基づく安全対策が必須だが、免震棟を含めて対応する施設は出来ていないし、
津波対策などの安全対策も完了していない。30キロ圏内の住民避難を含む防災
体制もない。それで再稼働を前提として費用計上することこそ「あり得ない」。
高浜原発3、4号機も同様だ。美浜原発に至っては全て老朽化で再稼働不可能。
 さらに稼働する見通しのない日本原電敦賀原発と、真下に断層で動かない、北
陸電力志賀原発2号機にかかる「基本料金」や「補修費」の負担も、まるで無駄
な費用だ。このような費用計上をして「値上げだ」などと許されることではない。
 
○さらに火力発電に必要な燃料の調達費用についても異常な前提で計算をしている。
 火力発電の燃料はLNG(液化天然ガス)、石油、石炭があるが、このうち四
分の三をしめるLNGの価格が高いことが「値上げの原因」のように説明されて
いる。そのLNGの価格を三年間も「世界で最も高い水準で」購入する計算をし
ている。これなど「何の企業努力もしないで高い燃料を買う」と言っているだけ
のことであり、企業経営者としては失格だ。
 LNGは米国において「シェールガス」の開発が進んでいることもあり、価格
は下がることが見込めるし、安いLNGを調達する企業努力を重ねて、おおむね
現状の三分の二から半分程度(百万BTUあたり現行の16ドル程度を、8から
10ドル程度)で買う見通しを出すべきであろう。そうなれば火力の燃料価格に
よる値上げ要因は消えるだけでなく、原発にかかる費用を出してもまだ黒字化で
きる。
 
○最後は、発送電分離など、収益が見込める部分を売却してツケを消費者に回さ
ない努力が全く見られないことだ。
 どっちにしても巨大化した現在の電力会社は、今後分離ないしは解体への道を
進むほかはない。今までは護送船団方式で国策の原子力を推進し、盤石な料金制
度と利権に守られていた10電力体制だが、東電が破綻状態になり、一ワットも
発電できなくなった日本原子力発電も事実上の破綻への道を辿っている。この状
態では、原発のシェアが大きい順に経営破綻を避けられないが、一方で電力の需
給は急激には減りもしないわけで、誰かが電力供給をすることになる。
 短期間に現在の需給体制がなくならないのならば、新規参入が広がるであろう。
もうそうなりつつあるが。
 このままでは採算性のある発送電も、他の企業が参入していずれ不採算部門に
なるかもしれない。技術革新とはそういうものだ。今のうちならば、現在の電力
会社(ただし東電と日本原電を除く)が破綻を回避しながら発送電の分離に進む
ことも可能であろう。
 
○パラダイムシフトについて行けない企業は、いずれ消え去るのみである。
 日本原電については、次に触れる。
 
■山崎久隆さんの講演=『危険な原発大解剖 第9回総集編(第1回から第8回
のまとめと追加新情報)』は、2月26日(火)19:00より、「スペースたんぽぽ 」
で開催です。参加歓迎です。
 
 
┏┓
┗■3.テントを守ろう-火曜日は、たんぽぽ舎自主参加の日
 |  短時間でもぜひ、経産省前テントへ行こう!
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)
 
○経産省前テントが原発廃止運動に果たしてきた役割は今も巨大なものです。
500日を超えて維持してきた人々の力はすばらしいものです(いくつもの苦労は
ありましたが…)。
○昨年12月に安倍政権に替わって原発推進の方向となり、テントも厳しくなって
きています。(実例→経産省職員の態度の硬化、在特会4人が来てノボリ旗を折
ったりの乱暴など)
○たんぽぽ舎は「テントを守ろう、7つの行動=テントを守ろうのハガキ行動な
ど」を提案していますが、そのうちの1つが毎週火曜日行動です。
 火曜日を「たんぽぽ舎の自主参加の日」と決めてなるべく多くの人が参加しや
すいよう呼びかけています。
 内容はテントの前の椅子に座っていることです(読書でも、プラカード作りで
も何でも)。朝10:00~夕方7:00 ご参加をお待ちしています。
 原則として山本礼治さんが火曜日はいます。柳田真も時折りいます。(参加で
きる方は事前にTELかFAXをもらうと幸いです)。
  たんぽぽ舎 TEL:03-3238-9035 FAX:03-3238-0797
○2月の日程は次の通りです(4回)=5日(火)、12日(火)、19日(火)、26日(火)
 なお、毎週金曜日(夕方6:00~8:00)は金曜官邸前抗議行動に参加していま
す。こちらにもどうぞ参加をよろしく!
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より1つ
 └──── 
 
◆規制庁幹部 情報漏えい 原電に評価報告書案 敦賀断層調査
 
 原子力規制委員会事務局の名雪哲夫原子力規制庁審議官(54)が1月22日、敦
賀原発(福井県)の活断層問題で揺れる日本原子力発電(原電)幹部に対し、公
表前の評価報告書の草案を渡していた。事務局の森本英香次長が1日の記者会見
で明らかにした。規制委はなれ合いの原子力行政に終止符を打つために設立され
たが、発足から半年もたたずに大きな不祥事となった。
 名雪氏は事務局のナンバー3で、地震・津波対策部門を取り仕切り、評価書草
案の内容を書き直す職務権限を持っている。内部調査に名雪氏は「軽率だった」
と話したという。規制委は1日付で名雪氏を訓告処分として更迭、出身の文部科
学省に出向させた。(中略)
 規制委内のルールでは、電力会社など規制される側とは必ず2人以上で面談し、
面談内容も後に公表することになっている。名雪氏は面談翌日に担当者に報告し
た。
 事務局の調査は、ほぼ名雪氏本人への聞き取りだけで、原電側からは事情を聴
こうともしていない。だが、森本次長は「本人は金銭の授受などはないと言って
いる。内規違反だが法律違反はない。名雪氏個人の問題だ」と述べ、追加調査委
はしない考えだ。(後略) (2月2日東京新聞より抜粋)
 
 
┏┓
┗■5.テント日誌1/30日(水)経産省前テントひろば―507日目
 └──── (M/O)
 
 暦の上では立春のすぐ近くである。季節や日々の移ろいをこんなに気にするよ
うになったのも何かと言えばテントのお陰である。友達が季節感あふれる写真を
送ってくださるのだが、それを見る気持にも切実さが増したようだ。誰かが年を
取ると天皇に好意的になると書いていた。天皇と自然がどこか通底しているのな
ら、分かる気がする。ただ、自然への親しみや思い入れが深まったことは確かで
あるが、自分は天皇のことは興味がないというか関心がない。多分、今の私が自
然に親しみを増してきているのはもっと時代的なことのように思える。時代の転
換ということの反映だと思うがどうだろうか。文明も含めた時代の動きからきて
いるように思う。機会あれば誰かと話してみたい。
 
 安倍内閣はその言辞を抑えた振舞いをしているように思う。世界からの右傾化
批判を気にしてのことか7月の参院選挙を控えてのことか。でも、小さな意地悪
運動のような「生活保護費削減」なんてところに彼らの地金が見えている。過日、
厚労省前で生活保護老齢加算の復活を求める申し入れがあったが、当たり前過ぎ
ることである。防衛省の予算は聖域のように増額してこれは何だと言いたい。ア
ベノミクスやらに片棒をかずくだけのメディアは現実をみるべきだ。
 
 民衆のための政治という一番あたりまえのところがどこかその辺からこの内閣
のことを見る視点が大事なように思う。3・11も2年目が近づく今、何が出来て何
が出来ていないのかはっきりさせて行く必要がある。復興が大事だ、福島事故対
策だというが何が今問題か、それをはっきりさせて行こう。むかしから問題が分
かれば半ば解決に等しいというが、問題がほとんど分かっていないのではないか
という思いがする。これは自戒を込めていうのだが自分たちにもかえってくる言
葉のようにも思う。
 
 テントにはいろいろの人が企画を持ち込んできていただいている。でも、まだ、
多いとは言えない。持久戦的な様相の日々であるがテントを支えていくのは多く
の人が足を運んでいただき、多くの企画でも持ち込んでやっていただくことであ
る。30日の朝は韓国のテレビ(KBS)の取材があった。テントの風景や座り込
みの女性を長く取材していたが、明日は「希望の牧場」に行くとのことだった。
韓国は新自由主義の結果、格差が日本以上で大変とのことだが、脱原発運動での
連帯も大事で取材歓迎である。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1734】
2013年2月2(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                                    
                              転送歓迎  
                         
━━━━━━━
★1.原発の温排水が日本海を温暖化していた
     原発の稼動停止で露呈した真実!  2月6日学習会  平松健男
★2.テントを守れ・ハガキを出そうのコール響く
    2月1日金曜行動の財務省上・交差点の風景   柳田真(たんぽぽ舎)
★3 平成25年も元気にやります!東電・神奈川支店へ向け思いを新たに、
         年明けデモ   1月25日デモ報告
★4.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆さよなら原発 東電・東葛支社前デモ 第7弾 2月11日       
★5.メルマガ TMM:Nо1727(1月26日)  石岡市内の線量測定について
  
━━━━━━━
※2/5学習会「首相官邸前抗議と反原発運動ー2012年振り返りと2013年の展望」
にご参加を!
日 時:2月5日(火)18:30開場 19:00開会
お 話:ミサオ・レッドウルフさん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F    参加費:800円
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.原発の温排水が日本海を温暖化していた
 │  原発の稼動停止で露呈した真実!     2月6日学習会
  └────平松技術アドバイザ事務所 代表 平松健男
 
 2011年の3.11震災以降、日本の原発54基は次々と稼動を停止し、12年5月には
全面停止となりました。
 原発の発電効率は約30%と低く、汲み上げた海水に発電電力の約2.3倍の熱エネ
ルギを加えて、海水温を7℃上昇させて海に戻しています。日本の河川総水量の
1/4という大量の温排水が日本海を暖めていたのです。
 日本海では、原発の温排水によって海面温度が上昇しているのではないかと懸
念されていました。実際、震災前には、日本海の温暖化に起因する現象が見られ
ました。
 (1)     夏季:越前クラゲが大繁殖
 (2)     冬季:山陰地方のベタ雪で漁船452隻が沈没。首都圏の結氷が減少。
 (3)     今までなかった亜熱帯魚が散見
 震災後は、越前クラゲやベタ雪が消滅しました。若狭の漁師の方々は、昔の魚
が戻ってきたと喜んでいます。しかし、原発稼働中の韓国沿岸では、クラゲが大
量繁殖しています。また、冬の首都圏にも、この2年間氷が戻ってきました。
 原発の稼動停止を機に、日本海(秋田沖)の海面温度を統計的に分析した結果、
温度低下量が明白になりました。長崎沖の対馬海流や稚内沖のリマン海流、そし
て輪島市の大気温の3点の実測温度と秋田沖海面温度との間には、温度差に比例
した熱量の交換があるとして震災前5年分と震災後の温度について、細かく分析
してみた結果判ったものです。
 秋田沖海面温度は、震災8ヶ月後(11年11月)に低下し始め、15ヵ月後(12年6
月下旬)には、震災前の同時期より2.9℃低下したことになります。
 従来、人為的発生熱量は、地表に届く太陽光エネルギの1/5,000以下で、温暖
化には無関係とされてきました。しかし、太陽光エネルギの吸収増大やエネルギ
消費量の増大と、水蒸気の温室効果(CO2の温室効果より遥かに大きい)との相
乗効果が地球を温暖化し、ヒートアイランド現象を含む気候変動に大きな影響を
与えていることを示唆しています。
 
┏┓
┗■2. テントを守れ・ハガキを出そうのコール響く
 |   2月1日金曜行動の財務省上・交差点の風景
  └────        柳田真(たんぽぽ舎)
 
○2月1日(金)の第41回金曜行動。たんぽぽ舎はいつものように41回のニュー
スビラ2000枚を1班~5班に分かれて配布しました。全体で30人弱の参加。
  (1班-財務省上 2班-官邸前 3班-国会議事堂前駅4番出入り口
   4班-外務省上 5班-国会議事堂正門前)
○今回の特色は、テントを守ろうのハガキ(3枚一組 首相・経産相などの宛名
を書いた「ハガキ記入要項」で、200円)の普及をして、反応がよく用意したハ
ガキがなくなったことです。さらに、再稼働やめろ、大飯を止めろのコールと並
んで、「テントを守ろう、ハガキを出そう」のコールも、大きく響き渡りました。
コーヒー・紅茶無料サービスの反原連のスタッフの皆さんも含めて、いっしょに
「テントを守ろう-ハガキを出そう」の唱和があたり一帯に届きました。
  経産省前テントが多くの人の支持を受けていることを実感した光景でした。
○  関西電力東京支社前でコール。大飯を止めろ
  なお、いつものようにたんぽぽ舎メンバーは地下鉄内幸町で下車してテントへ
いく途中(4時30分)関西電力東京支店(富国生命ビル)前で、横断幕を掲げ、
大型マイクで、大飯原発を止めろ。関電は市民の声を聞けのコール行動を短時間
行いました。ビルの警備員2人が急いで私たちの前に出て立っていましたが~。
 
┏┓
┗■3.平成25年も元気にやります!東電・神奈川支店へ向け思いを新たに、
 |         年明けデモ   1月25日デモ報告
 └────  止めよう原発! 神奈川・東電デモ実行委員会 金子
 
 1月25日、東電・神奈川支店へ向け平成25年最始のデモを行いました。31名の
参加者、リレートークの合間に行ったコールでは、「原発反対!」「再稼働反対!
」「大飯を止めろ!」「電気はたりてる!」など、太鼓、タンバリン、鍋も加わ
り、盛り上りました。
 
 次回デモは、2月22日(金)です。リレートーク18時より、デモ出発19時 コース
:桜木町駅前広場→関内→市庁舎前→東電・神奈川支店前→桜木町駅前広場
  約1時間のコースです。
 また、2月16日に、福島現地で活動しておられる方に、福島の現状を語って頂
く、「フクシマの今を知りたい」と題した、学習会を野毛で行います。
 参加者募集中。詳細は下記までご連絡下さい。
      お問い合わせ:金子 090-6540-3771
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
  ◆さよなら原発 東電・東葛支社前デモ 第7弾
 安倍政権に交代してから、原子力政策は「原発推進」へと大きく舵を切ったか
のように見える。日本では避難より除染を優先させ、被害を小さく見せようとし
ていることは確かである。
 子どもたちの健康被害も現れ始めている。自らの経済的利益のために人命を犠
牲にすることをいとわない「原子力マフィア」の姿勢は厳しく糾弾されるべきで
ある。
 東電の東葛地域の窓口である東葛支社を通じてホットスポットになってしまっ
た地域からの抗議の声を伝えたい。
 と き  2月11日 15:00~17:00
 スケジュール 15:00 東電・東葛支社前集合
      (東武野田線「新柏」駅から3分。「新柏」は、JR「柏」から
           船橋方面1つ目)http://goo.gl/n1x4j
        15:15 集会(新柏・名戸ヶ谷第2公園)
         (「新柏」から徒歩2分、東武ストアの後ろ側)
        15:45 デモ出発  16:30 デモ解散
 問合せ  原発止めよう!東葛の会(日下部信雄 携帯 090-9956-6018)
 
┏┓
┗■5.メルマガ TMM:Nо1727(1月26日)  石岡市内の線量測定について
  └────       メルマガ編集部 柳田 真
 
○  この記事について4件(電話1件、メール3件)の問い合わせ、意見が寄せ
  られました。このうち、電話1件とメール1件は同一人物と思われる内容です
(本人がメールでは氏名を名のらず、電話では非通知なので推定です)。
○  他の2件は私どもの責任でもあり、筆者の合田氏に問い合わせる必要のある
中身を含んでいるため、急いで問い合わせをしました(電話、ファックス、メー
ルの3通り)。1月31日返信メールが合田寅彦氏の息子さんからありました。
「父は現在、海外におり、連絡がとれません。月曜日に帰国予定なので、戻り次
第連絡させますが、お待ちいただけますでしょうか」という中身。
○  2名の方(Yさんと岩手県のNさん)、月曜日の合田さんの帰国を待ってでき
るだけ急いで正確な中身でご返事できるよう努力しますので、今少しお待ちくだ
さい。
○  なお、1月30日(水)配信のTMM:No1731メルマガの原田裕史(たんぽぽ舎)、
鈴木千津子の文(たんぽぽ舎)も合わせてご参照ください。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1733】
2013年2月1日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.再処理工場を始め、危険なプール保管中の使用済み燃料を乾式貯蔵に
     移行するよう求める(山崎久隆)
★2.緊急署名:避難基準に福島原発事故の実態を!
     三次締め切りを延長しました:2月20日(水)朝10時まで
★3.新聞・雑誌から3つ
  ◇大飯原発、7月停止へ 新安全基準 稼働中も対象
                   (2月1日東京新聞より)
  ◇貯蔵場、迫る限界 福島第一原発、汚染水を海へ放出検討
   東電「法定濃度クリア後に」   (1月31日東京新聞から)
  ◇川内原発1号機 燃料取り出し 九電、再稼働へ点検準備
                   (1月31日東京新聞から抜粋)
━━━━━━━
※2/2討論会「経産省前テントひろばを守ろう」にご参加を!
日 時:2月2日(土)14:00から17:00
お 話:江田忠雄さん、大口昭彦弁護士、針谷大輔さん
司 会:原田裕史さん(たんぽぽ舎)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.再処理工場を始め、危険なプール保管中の使用済み燃料を
 │  乾式貯蔵に移行するよう求める
 └────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
 
◇「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」という不気味な題名のつ
けられた報告書が2011年3月25日に菅直人首相に提出された。作成者は近
藤駿介原子力委員長。このシナリオに書かれていたことは、福島第一原発の事故
が使用済燃料プール破壊にまで至ると東京を含む250キロ圏にまで避難区域が
拡大し、3000万人が難民と化す恐怖の内容だった。これを「悪夢の連鎖」と
呼んだのが枝野幸男官房長官だった。
 しかしシナリオ自体は機密とされて、2012年1月30日まで公表されなか
ったため、悪魔の連鎖の元となった根拠が公表されず、当時、実際に迫りつつあ
った脅威は日本国内では、ほとんど認識されていなかった。
 しかし、ほぼ正確に認識していた機関があった。それは米国の国防総省やNR
Cなど危機管理担当部署のメンバーだった。
 一部は公開の場でも議論されている。例えば当時も4号機の使用済燃料が破壊
される危険性があると議会で証言したヤツコNRC委員長の発言だが、日本政府
はこれを「誤解」とした。
 だがプールゲートに隙間が出来て使用済燃料プールに大量の水が入るという偶
然の重なりがなかったとしたら熱量計算上は16日に燃料の上部が露出し始め、
19日頃には露天で燃料が破壊される事態となっていただろう。
 このような事件が進行中だと、当時日本で明らかになっていたら、東京までも
避難態勢を実施することになっていたが、結局政府はこれを「隠ぺい」してしま
った。
 結果的に東京などは避難をしなくても済むレベルの汚染であったかもしれない
が(全域が避難の必要がなかったかは異論があるかもしれない)、情報を隠した
事実は残り、さらに今後も同様の事態になれば、当然のこととして情報は隠ぺい
されると見なければならない。
 
◇特に東京にとって深刻なのは、東海再処理工場などが立地する東海村であろう。
 高レベル放射性廃棄物の溶液が大量に保管されており、東海第二原発の使用済
燃料も貯蔵されたままだ。
 
◇一方、大規模な破壊を起こせば北半球が放射能汚染される危険があるのは六ヶ
所再処理工場だ。
 この真下に断層が走っていることが懸念されており、東通原発敷地内で「発見」
された活断層と一連のものである可能性が高い。
 そうなれば、太平洋上で起きるプレート境界型地震の連動または溜まっている
歪みが開放される地殻内地震として、マグニチュード8級の地震が再処理工場で
発生するかもしれない。
 各地の原発の使用済燃料、特に倒壊が懸念されている福島第一原発の使用済燃
料に関心が向いているようだが、貯蔵量としては原発30基分(およそ3000
トン)にもなる六ヶ所再処理工場の使用済燃料プールの危険性は桁外れである。
 再処理工場が再稼働することなど考えられないのだから、可及的速やかに、冷
却不能になって破壊される前に、乾式貯蔵に移行するように日本原燃や政府に要
求するべきだ。
 
 
┏┓
┗■2.【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を!
 │  三次締め切りを延長しました:2月20日(水)朝10時まで
 └────
 
 毎時500マイクロSv、20マイクロSvはあまりに高い
 緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる
 
 オンライン署名フォーム https://fs222.formasp.jp/k282/form1/
 補助フォーム https://pro.form-mailer.jp/fms/6fd4c23135853
 団体署名 https://pro.form-mailer.jp/fms/87992e8335813
 
---------------------------------------------
要請事項:
[1] 30kmのUPZの範囲を拡大すること
[2] 毎時500マイクロSv、20マイクロSvという緊急時避難基準、早期防護措置
  の一時避難基準を見直すこと。
[3] 福島原発事故後に取られた避難政策を検証すること。このため、
  被災住民、避難者のヒアリングを実施すること
[4] 防災指針や避難基準に関して、懸念を有する市民の声を広くきくため、
  公聴会を開催すること。
[5] 拡散シミュレーションをやり直すこと
---------------------------------------------
※要請事項についての詳細はブログをご参照ください
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/750msv20msv-upz.html
 
※原子力災害対策指針に関する解説PDFをダウンロードできます。
 全5ページで図を多用しています。活用していただければ幸いです。
https://dl.dropbox.com/u/23151586/130123_bousai_factsheet.pdf
 
★呼びかけ/賛同団体
 国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、
 グリーン・アクション、美浜の会、ほか。
★本署名の問い合わせ先/署名集約先 国際環境NGO FoE Japan
 電話 03-6907-7217(平日10:00~18:00)FAX 03-6907-7219
 E-mail:finance@foejapan.org
 満田夏花 携帯:090-6142-1807
 〒171-0014東京都豊島区池袋3-30-22-203
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から3つ
 └────
 
◆大飯原発、7月停止へ 新安全基準 稼働中も対象
 
 原発再稼働の条件となる新たな安全設備の基準づくりのとりまとめ役を務める
原子力規制委員会の更田豊志委員は31日、「基準が施行された時点(7月18日)
で、動いている炉も満たしている必要がある」との考えを示した。稼働中の関西
電力大飯原発3、4号機(福井県)が期日までに求められるすべての設備を整え
られる可能性は極めて低い。9月の定期検査入り前に、運転停止に追い込まれる
ことが確実になった。(後略)
 
<関連2面より> 専門家いわく、「そこまでして」
「なぜ、原発のためにここまでやらねばならないのかと思う」必要な安全設備を
検討するこの日の会合(1/31開催)の終盤で、明治大の勝田忠広准教授(原子力政
策)の口から、こんな言葉がこぼれた。(中略)勝田氏は「再稼働するのなら段
階的にすべきだ。まず一基だけ動かし、規制委と電力会社が経験を積んだ方がい
い」と慎重な取り組みを求めた。(中略)日本の原発では初めて導入する設備も
多く、性能が十分か審査する側にも未経験の領域が多い。再稼働ありきの安易な
手続きは許されない。(後略)(2月1日東京新聞より)
 
 
◆貯蔵場、迫る限界 福島第一原発、汚染水を海へ放出検討
 東電「法定濃度クリア後に」
 
 東京電力が、福島第一原発の高濃度汚染水を処理した大量の水を海洋放出する
ことを検討し始めた。敷地内に水をためるタンクの増設に限界がみえてきた。
ほとんどの種類の放射性物質を法定濃度未満になるまで除去するというが、地元
漁は強く反発している。
 「とんでもない話だ。たとえ、どれほど念入りに処理したとしても放出は一切
認められない」。福島県漁業協同組合連合会の中田研二参事(58)は憤る。
 茨城県の沿海地区茨城漁業協同連合会の吉田彰宏専務も「出荷規制がかかった
魚がまだ20種類もある。今も被害が続いているのに放出という話が出てくること
自体、いったい何を考えているのか。現場の実情をあまりに知らなすぎる」と怒
りを隠せない。また、同県北茨城市の大津漁協に所属する漁師の男性(60)は
「少し風評被害が落ち着いてきたのに、汚染水を流されたら、また『茨城の魚は
食べられない』となる。苦しみを分かっていない」と訴える。
(後略)(1月31日東京新聞から)
 
 
◆川内原発1号機 燃料取り出し 九電、再稼働へ点検準備
 
 
 九州電力は鹿児島県薩摩川内市の川内原発1号機の原子炉から燃料を取り出す
作業を始め、現場を30日、報道陣に公開した。原発の再稼働に向け、安全対策の
炉内調査や、長期間止まっていた原子炉を動かすために必要な点検をしやすくす
るのが目的としている。
 1号機は2011年5月に定期検査のため停止。その後、新しい燃料も入れて再稼
働に備えてきたが、原発の新安全基準の施行が今年7月以降になるのがはっきり
したため、いったん燃料を取り出すことを決めた。
 29日に始まった作業では、原子炉内の燃料集合体157体を1体ずつ」クレーン
でつりあげて隣接する使用済み燃料プールに運び、再稼働が決まるまで一時保管
する。
 作業は31日まで3日間の予定。同原発2号機についても2月10日から燃料を取
り出す。
 九電は昨年、東京電力第一原発事故を受けた同原発の安全性向上の取り組みと
して、免震重要棟の建設(15年度めど)、原子炉格納容器のフィルター付きベン
ト装置の設置(16年度めど)などを打ち出している。
                       (1月31日東京新聞から抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1732】
2013年1月31日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
 
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.新安全基準が対処しない、気になる中身。ハード面でも失格続出
   免震重要棟なし、フィルターベントなしの大飯原発は違法
   規制委の「再稼働させるための安全基準」を批判する (その2)
                       山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.経産省前「テントひろば」は希望の灯台、その灯を消さないで!
   「第二のフクシマ」まで待たなければならないのでしょうか?
                 若狭からの悲願をこめて─中嶌哲演
★3.「10ベクレル/kg食で、子どもに痛みが出る」と学会講演
                     「食品と暮らしの安全基金」
★4.「無主物の責任」は内部被ばくにも関係
   1月28日、前田基行さん(朝日新聞記者)の講演会がありました
                 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆2月の首相官邸「裏」からの抗議行動
  ◆2/13後藤政志さんに聞く 福島原発事故から2年―新安全基準の問題点―
★6.たんぽぽ舎への冬カンパのお礼、他
               鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)
━━━━━━━
※第41回首相官邸前抗議行動は、2月1日(金)18:00から20:00。
 たんぽぽ舎で13:00からビラ、プラカードの用意をして、
 16:00に、たんぽぽ舎を出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
━━━━━━━
※2/5学習会にご参加を!
  「首相官邸前抗議と反原発運動-2012年を振り返り2013年の展望」
 日 時:2月5日(火)19:00から21:00
 お 話:ミサオ・レッドウルフさん
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.新安全基準が対処しない、気になる中身。ハード面でも失格続出
 │  免震重要棟なし、フィルターベントなしの大飯原発は違法
 │  規制委の「再稼働させるための安全基準」を批判する (その2)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
 昨年、「免震重要棟」の存在が、再稼働でも問題になっていた。
 福島第一原発震災では、わずか9ヶ月前に完成していた免震重要棟が対策本部
になっていた。この建物は免震なので地震の被害は受けなかったし、放射線を遮
蔽する能力もあった(もっとも、後になって出入口を二重構造に改造したり原発
側に遮蔽板を増設したりしたが)ので、拠点として使うことが出来た。
 この免震重要棟は、2007年7月の中越沖地震において、柏崎刈羽原発の事務棟
が地震の影響で機能しなくなり、その中にあった防災室も入室さえ出来なくなる
という事態を受けて、特に東電の原発を中心に「緊急時に機能しない防災室を補
完するために」作ることになったものだ。
 ということは、中越沖地震がなかったり、中越沖でも柏崎刈羽原子力発電所の
事務棟が被災しなかったり、建設の決定や工期がもっと遅れていたら「存在すら
しなかったもの」なのだ。
 たくさんの「偶然起きなかったこと」の一つが、福島第一での免震重要棟の
「不存在」であることを、私たちは「各人が信じるもの」に感謝すべきなのだろ
う。
 それほど「救われた」免震重要棟は、当然ながら原発防災に必須のものとして、
各原発に新増設することになった、はずだったが、何と日本で唯一稼働している
大飯原発に「存在しない」。
 どうやら大飯原発には地震は来ないのか、あるいは来ても放射能は漏れないの
か、あるいは、そもそもそんなことを考えたくもない「思考停止」に陥っている
のか-どれかであろう。
 ちなみに、免震棟があるのは東電以外では浜岡、女川、敦賀、東海第二、伊方
だけだ。
 さて、新安全基準でも、免震重要棟ないしはそれに準ずる施設の存在を「必須」
のものとしていない。「緊急時対策所」という表現に、その性能が含まれるよう
にも読めるが、必ずしも福島第一の免震棟が想定されているわけでもない。
 それに現在大飯原発が稼働しているのに、これが存在しないことが問題にもな
っていないのだから、何をか言わんやである。
 福島第一では、格納容器が破壊され、それによって大半の放射性物質が放出し
たと考えられる。(水系は除く)
 これに対しては、格納容器の機能強化が第一であり、二重格納容器とすること
が唯一の解決だろう。同一体積の格納容器であれば半分の圧力に減圧できる。
これもまた、必須の装置である。
 加えて、大量の放射能放出により大勢の市民を被曝させたベントも、フィルタ
ーベントにすることしか解決方法は無いだろう。
 これらを実装しないままに動いている大飯原発は、やはり違法であるというべ
きだ。
 
 
┏┓
┗■2.経産省前「テントひろば」は希望の灯台、その灯を消さないで!
 |  「第二のフクシマ」まで待たなければならないのでしょうか?
 └──── 若狭からの悲願をこめて─中嶌哲演
 
 逆風が吹きすさぶ中で、「テントひろば」は毅然と立ち、人々を結集している
希望の灯台です。その灯を決して消してはなりません。
 昨年末の総選挙の結果は、「福島原発震災」を経験しているにもかかわらず、
半世紀近くにわたって推進されてきた「国策民営」の原発群をささえてきた構造
を改めて実証したのではないでしょうか。
 「原子力ムラ=原子力帝国」の根本的な責任だけでなく、圧倒的多数の企業や
国民の電力需要のために、過疎地域に超危険な原発をおしつけてきた倫理的責任
に対しての真摯な認識や反省」を、あの選挙結果は問い直しているように思えて
なりません。
 かつて沖縄やヒロシマの惨禍だけで敗戦の決断も「総懺悔」もなしえなかった
この国も国民も、今また、ナガサキに相当する「第二のフクシマ」まで待たなけ
ればならないのでしょうか。
 「否、決して待たない!待てない!」という国民的な応答を広げる、大きな役
割を「テントひろば」も担っていただけるよう、心から期待しています。
 
 
┏┓
┗■3.「10ベクレル/kg食で、子どもに痛みが出る」と学会講演
 └──── 「食品と暮らしの安全基金」
 
 「食品と暮らしの安全基金」は、ウクライナの非汚染地域で放射能による影響
を調査中、「足が痛い」という子が多いのに気付いた。その地域の食品の放射能
レベルを検査すると、キノコだけが210ベクレル/kgと高かったので、貯蔵キノコ
を捨てる代わりに肉と牛乳を無償提供するモニター調査を8家族で行っていた。
すると、6週間で3人の子は足が痛くなくなった。
 基金の小若順一代表は、2013年1月25日、「第46回日本無菌生物ノートバイオ
ロジー学会」で、「10ベクレル/kg食で子どもに痛みが出る」と25分間にわたっ
て講演。
それに続いて原子力ムラの学者も講演を行ったが、放射線で症状が出ると知られ
ていた最低線量の「3000分の1で痛みが出た」という報告に対して、反論は出な
かった。
この講演は、右記で聞くことができます。 http://youtu.be/k3HaNo3W3p0
「食品と暮らしの安全基金」TEL 048-851-1211
 
 
┏┓
┗■4.「無主物の責任」は内部被ばくにも関係
 |  1月28日、前田基行さん(朝日新聞記者)の講演会がありました
 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 主題は「無主物の責任」。前田基行記者の個人的見解、という注釈つきですが、
この「無主物」という考え方は、内部被ばくにも関係してくるのではないかという
事です。
 (東電の犯罪的体質が原因で拡散された)放射性物質は「無主物」である、ゆ
えに東電の所有物ではない、従って福島の人たち、そして私たちの身体に取り込
まれた放射性物質に東電の責任はない!?
 二本松市のゴルフ倶楽部の訴えに対して東電は、まさにその強弁を主張したわ
けで、しかしこの除染の問題から内部被ばくにまで考えが及ぶとは…。
 実に興味深いお話でした。
 講演後、懇親会で楽しい時間を過ごしました。
 次回の「2月20日(水)19時より」は『手抜き除染をスクープした青木美希記者』
が来て下さいます。もちろん、懇親会あり!です。参加歓迎!
 
 
┏┓
┗■5.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 
 
 ◆2月の首相官邸「裏」からの抗議行動
  (2013年2月1日、8日、15日、22日(金)、18時~19時)
 
 今月も反原連が呼びかける金曜の首相官邸前抗議行動に同期しながら、官邸
「裏」からも行動します。
(名前)首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的)首相官邸により近いところで脱原発他を訴える
(呼びかけ)木村(連絡先:080-5062-4196)
(日時)2月1日、8日、15日、22日(金)、18時~19時)
(集合場所)首相官邸「裏」官邸西側
           (地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口すぐ)
(抗議内容)脱原発(被災者を救え・再稼働反対・規制委員会抗議・大飯原発止
めろ・大間原発造るな、自民党は原発推進の責任をとれ、原発廃炉、関西大弾圧
抗議)、戦争反対(オスプレイ配備・訓練反対、普天間閉鎖・撤去、辺野古新基
地建設反対、憲法改悪反対、集団的攻撃権反対)など。
(注意)「表」の行動とは全く独立の行動です。
 警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。
 
 
 ◆2/13後藤政志さんに聞く 福島原発事故から2年―新安全基準の問題点―
 
お話し:後藤政志さん(元原子力プラント設計者 NPO APAST 理事長)
日 時:2013年2月13日(水)午後7時~9時
会 場:世田谷区立烏山区民センター3F 集会室(定員120名)
                京王線千歳烏山駅下車徒歩1分
参加費:800円
 
 原子力プラント設計に関わった専門家であり、事故直後から、原発の問題につ
いて厳しく指摘し、発言されてきた後藤政志さんに、福島原発の事故発生から2
年の現状と、安全基準の問題点についてお話しいただく。
【後藤さんからのコメント】原発事故の厳しさを改めて確認の上で、現在進めら
れている規制委員会の検討内容の問題点についてお話します。また、再生可能エ
ネルギーとして、洋上風力発電の技術に関して説明します。
 
主催:今とこれからを考える一滴の会 03-5313-1525
   hitosizukunokai@gmail.com
 
 
┏┓
┗■6.たんぽぽ舎への冬カンパのお礼、他
 └──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)
 
 「冬来たりなば春遠からじ」ということわざがありますが、まさに厳しい感じ
のする毎日です。
 たんぽぽ舎のボランティアスタッフも毎日、時間の許す限り色々と精力的に日
常作業(学習会の企画、運営、他)などを担い、2011年3月11日の東北地方太平洋
沖地震と、福島第一原発事故後、休まず多忙な毎日を送っております。
 毎週-火曜日は、「経産省前テントひろば」に!!
 毎週-金曜日には、首相官邸前抗議行動に!!
原発を止めたい思いを胸に寒風の中!!出向き、抗議の声をあげつづけておりま
す。各方面から集まられた方々にも頭の下がる思いです。
 又、皆様のあたたかい、ご支援により、たんぽぽ舎への冬のカンパは41万円寄
せられました。ありがとうございました。
 お礼と感謝を込め、ご報告させていただきます。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1731】
2013年1月30日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.たんぽぽ舎メルマガ 2013年1月26日(土)配信の計測器の投稿記事につ
   いて
            原田 裕史 (たんぽぽ舎)
            鈴木千津子(たんぽぽ舎)
★2.金曜行動、2月の日程(4回)の案内
    1日(金) 、8日(金) 、15日(金) 、22日(金)  18:00~20:00
   たんぽぽ舎も「テントを守れ」のぼりをもって参加
                  柳田真(たんぽぽ舎)
★3.原発と基地は「核」でつながっている
   写真32枚で見る1・27「オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!
   県内移設断念!東京集会!」
                  小牧みどり(たんぽぽ舎メルマガ読者)
★4.新聞・雑誌から
 ◆消えた「40万年前」、活断層の定義後退
  規制委 原発新安全基準骨子案
                (1月30日東京新聞より抜粋)
 ◆規制委 活断層定義 後退へ
                (1月29日の本経済新聞より抜粋)
 ◆廃炉は険しい道のり
  東電、福島第一原発を公開  (1月29日 東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※スペースたんぽぽからお知らせ
 明日、1月31日(木)の学習会は「放射能にまつわる話~避難の権利」です。
 講師は原田裕史さん(反原連・たんぽぽ舎)
 参加費 800円  場所 スペースたんぽぽ
 18:30 開場    19:00 開会 
 予約不要、直接会場に起こしださい
 
 
┏┓
┗■1.たんぽぽ舎メルマガ 2013年1月26日(土)配信の計測器の投稿記事に
 |    ついて
 └────
 
◆気になる点
                             原田 裕史 (たんぽぽ舎)
 
 2013年1月26日(土)配信の【TMM:No1727】の1番の記事に気になる点がありま
す。
4つの計測器のうち、一番高い数値を示したAさんの機器の値を正とした根拠が
書かれていません。
この機器のみ別途校正をしたのでなければ全体の論が成り立たないと思います。
機器の詳細が分からないのも難点です。一般に計測器には個体差がありますので
調整可能となってい
ると思いますが、4段階のスイッチというのは粗すぎるので調整用では無いかも
しれません。機能も
不明なスイッチを変更したら別機種とほぼ一致したというのでは「細工」の論拠
としては不十分でしょう。
また、仕様が分からない機器の中身をいじるのはあまりに冒険過ぎます。機器に
より表示に差異がある
場合、中を直接いじるよりは、表示の差を認識しながら使用するのが良いかと思
います。
50%程度の差であれば、大勢には影響は無いと思います。
特に借り物の場合、筐体をあけるのは厳禁だと思います。
もっとも自分のものであれば子供の頃、ラジオを分解したごとく、壊れることを
覚悟であけることは
当然の権利ですが、組み立て直したらキチンと計測できているか確認が必要でし
ょう。また使用して
いる間にも誤差が増えることもありますから、本当に正確な計測をしたい場合、
メーカーなりで校正
を行う必要があると思います。
 
 
◆放射線簡易測定器の校正とは
             鈴木千津子(たんぽぽ舎)
 
 簡易測定器(ガイガーカウンター、シンチレーションカウンター)等は精密
機器ですので、出来れば年一回校正し、測らなければなりません。特に精密に
測るには、二ヶ月弱に一回は必要です。ものによっては5~10年もたつと、約
50%まで精度は下がります。現に私のガイガー測定器も15年たち、今回の3.11
事故後校正した時、校正証明証によると約半分に下がっておりました。今はも
とに戻り正常ですが、「素人が簡単に直せるものではありません」
 今回の件は、多種の機器の校正がきちっとされていなかったのではないでし
ょうか。同一メーカーの新品どうしであっても(誤差範囲内)同じ数字(小数
点以下)になることはないでしょう。
 たんぽぽ舎にある(スタッフのも含め)6台の機器は誤差内で、ほぼ一緒で

 大型(400K)食品測定器も3台ありますが、常に調整をして、より正確に測る
ことを心がけております。
 
 
┏┓
┗■2.金曜行動、2月の日程(4回)の案内
 |  1日(金) 、8日(金) 、15日(金) 、22日(金)  18:00~20:00
 |  たんぽぽ舎も「テント守れ」のぼりをもって参加
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎)
 
●首都圏反原発連合(13団体)主催の2月の金曜行動は4回です。
 1日、8日、15日、22日 18:00~20:00の2時間。
 スローガンは金曜は全国で抗議を。今年こそ原発ゼロに! いま動いている
 のは大飯(2基)だけ。
●たんぽぽ舎も第一回から参加してきました。現在は「原発やめよう-たんぽ
 ぽ舎の黄色いのぼり旗5本と「再稼働阻止-テントを守ろう」白ののぼり旗
 5本、計10本をもって、また「原発やめよう、反原発自治体議員・市民連盟」
 ののぼりをもった連盟のスタッフもいっしょになって1班~5班にわかれて、
 20~30人程で参加しています。
 いつものように13:00~16:00、たんぽぽ舎でビラつくり、看板つくり。
 16:00に出発して17:00テント前で待ち合わせ、17:20官邸、国会議事堂前へ
 出発します。いっしょの参加歓迎。  
 
 
┏┓
┗■3.原発と基地は「核」でつながっている
 |  写真32枚で見る1・27「オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!
 |  県内移設断念!東京集会!」
 └──── 小牧みどり(たんぽぽ舎メルマガ読者)
 
たんぽぽ舎メルマガ読者の小牧です。いつも貴重な情報をありがとうございます。
ときどき、ブログに転載させていただいております。ブログはツイッターとフェ
イスブックと連携させ、現在ツイッターのフォロワーは、2000人になりました。
これからも情報拡散に、メルマガを転載させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
 
以下、できましたらメルマガに掲載していただけるとうれしいです。
たんぽぽ舎の旗が目立っていました。
 
ブログ ブーゲンビリアのきちきち日記
 
写真32枚で見る1・27「オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!県内移
設断念!東京集会!」
 
http://blog.goo.ne.jp/naha_2006/e/490c75823f4f43fda751da831f01ec0f
 
原発と基地は「核」でつながっていると思います。
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
 └──── 
 
◆消えた「40万年前」、活断層の定義後退 規制委 原発新安全基準骨子案
               (1月30日東京新聞より抜粋)
 
 原発の設計で想定する活断層は、これまで通りの「12万~13万年前以降」に動
いた断層なのか、より厳しい「40万年前以降」なのかー地震や津波に対する原発
 の新しい安全基準を検討してきた原子力規制委の専門家チームは、29日の会合
で骨子案を決めたものの、活断層の定義という重要な部分で結論を積み残した。
 規制委は、活断層は「40万年前以降の活動が否定できない断層」と定義し、危
うい断層を見逃さない姿勢を強く示す考えで、今回の骨子案でも明記される見通
しだった。
 ところが、出てきた案は、基本的には従来通りの「12万~13万年前」のまま。
上の新しい地層が残っておらず、過去の断層活動がはっきりしない場合に限り
「40万年前以降までさかのぼって、地形や地質を調べる」とし、後退とも受け取
れる内容だった。(後略)
 
 
◆規制委 活断層定義 後退へ
               (1月29日の本経済新聞より抜粋)
 
 原子力規制委員会の軌道修正が相次いでいる。新安全基準で厳しく変更するは
ずだった「活断層」の定義も当初の方針よりも後退しそうだ。
規制委の島崎邦彦委員長代理は昨年10月、原発で問題視する活断層の年代を「12
万~13万年前以降から「40万年前以降」に広げる意向を表明していた。今年1月
の会合で「(伝わった内容が)誤解だ」と発言。地層が分かりにくい場合に限り
40万年前までさかのぼるが、原則は「12万~13万年前」とする案を示した。40万
年前までにすると、問題を抱えた原発が急増する見通しだった。
 「重要施設の直下に活断層があれば運転を認めない」という方針も揺らぐ。今
年に入ると、運転を認めないのは原子炉建屋の直下に限定する方針を新たに公表
した。
 電力会社の関係者は「「規制委の当初案が通れば、既存原発の多くが運転でき
なかった」と語る。東京電力柏崎刈羽原発の直下には24万年前以降に動いた断層
が指摘されているが「新しい基準案なら運転できる」(東電関係者)との楽観論
も流れ始めた。関西電力大飯原発も直下に活断層の疑いがあるが、安全を確認で
きれば運転できそうだ。
 
 
◆廃炉は険しい道のり
 東電、福島第一原発を公開  (1月29日 東京新聞より抜粋)
 
東京電力は二十八日、報道各社の社会、科学両部長に、福島第一原発を公開
した。事故から二年近くが経過し、発電所構内は一日三千人が動く巨大な工事
現場そのものになっていた。
 プールに約千五百体の使用済み核燃料が残る4号機の脇では、背の高いクレ
ーンが動き、核燃料取り出しのための骨組みが組みあがりつつあった。
(-中略-)
 取材中、3号機付近では、一般人の年間被ばく限度(1ミリシーベルト)を
一時間で超える毎時1・3ミリシーベルト超を記録した。
 さらに、敷地は処理水をためるタンクだらけで、タンク増設が限界に近づい
ていることもうかがえた。
(-中略-)
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