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たんぽぽ舎です。【TMM:No1843】
2013年5月23日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします   
                           転送歓迎     
                         
━━━━━━━
★1.5月23日東京地裁でテント裁判第1回の速報
    河合弘之、鎌田 慧、橋本あき、亀屋幸子、正清太一、渕上太郎
                     柳田真(たんぽぽ舎)
★2.  広瀬隆が提言「敦賀原発の次は伊方原発をすぐ廃炉にすべき」
  日本最大の活断層「中央構造線」のほぼ真上にある原発だから
★3.たんぽぽ舎で『1DAYバザー&のんびりカフェ』開催します!
   『いつも忙しい毎日だけど、今日はゆったりのんびり、
          本でも選んでお茶して帰ろうか』
★4.再稼働阻止全国ネットワーク柏崎・刈羽連帯集会に参加して
       「第2の福島をつくってはいけない」という言葉が私の心の内に響いて
   います。
                川辺寛子(連帯ツアー参加者)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
 ◆   5月なので 「脱原発テントと憲法」 について     5/25(土)
   経産省前テントひろばの『被告人』正清太一さんのお話を伺います。
 ◆ 原発民衆法廷~「核の原罪」を裁く 6/8(土) 福島法廷
★6.今週のたんぽぽ舎
 5月21日(火)「テント明け渡し訴訟」に抗議するハンスト激励に行って来まし
た。
                     たんぽぽ舎事務局 沼倉 潤
━━━━━━━
※訂正です。
 5月22日(昨日)発【TMM:No1842】の「山本太郎と大いに語る」6.11南部集会の
連絡先の訂正
   ◇ 連絡先 090-6044-5729 (個人名なし)です。
                宜しくお願いします。
 
※5/24(金)第56回首相官邸前抗議行動にご参加を!
 日時 5月24日(金)18:00から20:00 第56回首相官邸前抗議行動
      午後1:00からたんぽぽ舎で準備作業をします。
 主催 首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.5月23日東京地裁でテント裁判第1回の速報
 |    河合弘之、鎌田 慧、橋本あき、亀屋幸子、正清太一、渕上太郎
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎)
   5月23日経産省前テントの土地明け渡し訴訟(第1回)が開かれた。 
 テントを守ろう・撤去を許さないの多くの人々(300-400人)が昼間ながらも
休暇を取ったりして集まった。当日は3つの行動が行われた。
 1つは東京地裁前での前段の集会-淵上、正清両人と支援者のあいさつ
 2つは法廷での口頭弁論と外でのデモンストレーション。小さい法廷(30人余)
で弁護士が陳述。他の人々  は裁判所周辺をデモ行進。
 3つは午後1時から弁護士会館(クレオ)での脱原発テントを守る裁判報告集会
  河合弘之(弁護団長)、鎌田 慧(ルポライター)さんらの発言。柳田も応援す
る団体(たんぽぽ舎)として発言した。  テントを守労ろうの会場の雰囲気がヒ
シヒシと伝わってきた。
会場カンパは17万円強集まった。
 次回(第2回)は7月22日(月)、第3回は9月12日(木)の予定。なお今日も多数
の傍聴人が来ているので、裁判所に次回は大法廷を用意せよと迫ったと大口弁護
士は述べた。
 ◎ 今後:6月3日(月)18:30より明大リバティーホールで開かれる「脱原発テ
ント裁判を考える講演会」に参加しよう。落合恵子、広瀬隆、中嶌哲円、ミサオ
レッドウルフ、鎌田慧他の講演。
 (当日の詳細はテント報告をごらん下さい) 
 
┏┓
┗■2.広瀬隆が提言「敦賀原発の次は伊方原発をすぐ廃炉にすべき」
 |日本最大の活断層「中央構造線」のほぼ真上にある原発だから
  └────
 次に廃炉にすべき原発はどこか。作家の広瀬隆氏が本誌に緊急提言した。
 
○大前提として、原子力規制委員会が「活断層と認めるか否か」を再稼働の基準
にしている
のは、完全に的外れです。過去に起きた大地震のほぼ半分は、表出している活断
層ではなく、「未知の断層」が動いている。これは地震学の常識です。活断層が
あれば論外ですが、活断層がなければ地震が起こらないなんて、地震学のどこに
も書かれていない。
○それを前提としても、敦賀原発の次に廃炉にすべきなのは、愛媛県の伊方原発
(四国電力)です。ここは、南海トラフ地震による甚大な津波被害が想定されるう
えに、日本列島を形成する過程で生まれた最大の活断層「中央構造線」のほぼ真
上にある原発なのです。南海トラフと連動して中央構造線も周期的に動いており、
いまは「ひずみ」がたまった危機なのです。この活断層が動いたら直下なので、
ひとたまりもありません。
 瀬戸内海に津波が入ってきたら、津波からの逃げ場もない。江戸時代に起こっ
た宝永地震では瀬戸内海に津波が押し寄せ、死者は2万人に及びました。現在の
人口なら、被害者は10万人以上でしょう。伊方原発は、次の再稼働候補のトップ
になっていますが、ただちに廃炉にすべきです。
○これと似た構造線は、下北半島にも南北に走っており、青森県の東通原発(東
北電力、東京電力)や六ヶ所再処理工場(日本原燃)は、直下型地震が起きたら被
害は計り知れません。東通原発は、昨年冬に原子力規制委員会が現地調査に入り、
「活断層の可能性が高い」との見解を出したのだから、再稼働など許されません。
              (週刊朝日5月31日号より抜粋)
 
┏┓ 
┗■3.たんぽぽ舎で『1DAYバザー&のんびりカフェ』開催します!
 |  『いつも忙しい毎日だけど、今日はゆったりのんびり、
 |         本でも選んでお茶して帰ろうか』
  └────
 
 たんぽぽ舎25年の中でストックした本やパンフレット、映像等を大放出。山崎
久隆さんをはじめスタッフからも書籍等が多数寄贈されました。
 スペースたんぽぽを4エリア分け、各エリアからお好きな書籍を「1冊ずつセレ
クト」して頂くお買い物の方式。
 もちろん書籍の中には早い者勝ちのお宝本や入手困難な書籍も多数ひそませて
おく予定ですのでお楽しみに!
 5階では上関祝島のビワ茶ほか、美味しいお飲物をサービスするカフェを開い
ています。
ふだんは忙しく、のんびりゆったり本など選ぶ機会が少ないこの頃ですが、この
機会に是非ご利用ください!
 ■開催日:6月9日(日)
 ■開催場所:スペースたんぽぽ   
 ■OPEN:13時から18時まで(5階カフェも同じ)
 ■参加費:1000円(書籍4冊+飲物が含まれます)
 
┏┓
┗■4. 再稼働阻止全国ネットワーク柏崎・刈羽連帯集会に参加して
  |     「第2の福島をつくってはいけない」という言葉が私の心の内に響い
ています。
 └────       川辺寛子(連帯ツアー参加者)
  
 何とか、原発が当たり前であることをなくしたい、東北なかでも福島の方々の
被災をしっかり受けとめたいと思っていたところ、メールマガジンで学習会と現
地ツアーを見つけ参加させていただきました。以前、足尾銅山跡のフィールドワ
ークの案内を菅井先生がして下さり、大変勉強になった記憶がありました。
  今回のツアーの感想は、一言で言えば、「人間として素晴らしい人々に出会え
た」ことです。一人一人の話の内容が、まさに人間としての声で、中身の重さ・
的確さが心に沁みました。なかでも「第2の福島をつくってはいけない。福島は
住んではいけない。除染しても2.2。人の住まない土地になってほしい。どう
しようもないジレンマ。除染は線引きの根拠・アリバイづくりで政府のストーリ
ーに乗せられている。・・つながって下さい。」という言葉が私の心の内に響い
ています。
 美しい山々と海を前にした、最大出力をもつ7基の柏崎・刈羽の原発建設をめ
ぐる闘いは、地域振興だ、安全だという「東京電力・下請け業者・行政」のごま
かし・圧力・作られた物語と毎日向き合い続けることであったことが、ラピカや
住民投票の話からうかがえました。
 一人の人間として出来ることは限られているが、出来ることはしなくてはと改
めて思っています。
 語り・運動を進めてくれる人々の健康が心配です。ご自愛ください。
                                               
┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
 └──── 
 
◆   5月なので 「脱原発テントと憲法」 について 
   経産省前テントひろばの『被告人』正清太一さんのお話を伺います。
           5月25日(土)のスペースたんぽぽ
 ?正清さんってどんな人?→元練馬区議、砂川闘争の伊達判決を生かそうと活
動しながら、3.11直後には福島の被災地・ホットスポットに2tトラックのハン
ドル握って飲料水や生鮮食品を届けたり…。5月23日の「土地明け渡し訴訟」第1
回口頭弁論(東京地裁526)についても伺います。
  時間:13時-16時30分(13時-1時間程ドキュメント映像上映)
  参加費:500円(経産省前テントひろば及び憲法の緊急事態に鑑み今回格安
        にしました)
    ※伊達判決については「生かす会」で検索を!
     (^o^)終了後の交流会もお楽しみに!
   主催:スペースたんぽぽ 03-3238-9035
 
◆原発民衆法廷~「核の原罪」を裁く 6/8(土) 福島法廷
 時 間:午前11時開会(10時半開場)
 場 所:コラッセふくしま/視聴覚ルーム(JR福島駅西口徒歩3分)
 参加費:無料
 ○請求趣旨
  政府、福島県は、IAEAとの協定を破棄し、ECRR(欧州放射線リスク
 委員会)勧告、日本における被曝者認定制度の到達点を踏まえた上で被曝者認
 定を行い、被害者救済を行え。
 ○申立人
   長谷川健一さん(飯館村 酪農家、写真家)
  中村匡庸さん(いわき市 除染労働者)
  千葉由美さん(いわきの初期被曝を追及するママの会)
 ○証人
  井戸川克隆さん(前双葉町町長)
  おしどりマコさん(夫婦漫才師、自由報道協会理事)
  松井英介さん(医師、岐阜環境医学研究所)
 主催:原発を問う民衆法廷(原発民衆法廷)
 連絡先:090-2466-5184 矢野
 
┏┓
┗■5.今週のたんぽぽ舎
 5月21日(火)「テント明け渡し訴訟」に抗議するハンスト激励に行って来まし
た。
                     たんぽぽ舎事務局 沼倉 潤
 
 今週、雨模様だった天候も回復し、今日は強い日差しが差し込み、暑さを感じ
る日となりました。たんぽぽ舎は毎週火曜日を「テント応援日」と決め、テント
ひろばの応援に行っています。今回は16日から行われているハンスト行動をひ
ろばの寺崎明子さんにお伺いしてきましたので皆さんにお伝えいたします。
 21日までに延べ30数人の方が午前8時から19時までのリレーハンストに
参加。国鉄闘争で頑張ったSさんや、福島のYさんのお二人が完全ハンストを続
行中です。支援者は毎日数十名駆けつけていますが、今日も大間町町議会議員の
Nさんが青森から駆けつけ、激励とカンパを頂いたそうです。
 また、フランスからもメッセージも届いていますが、3名が連帯行動に立ち上
がり、ジンバブエでも連帯行動が行われているそうです。国内でも富山で連帯行
動が行われておりますが、ぜひ皆さんも様々な行動を起こしてほしいとのことで
す。
 詳しいニュースはホームページ「原発いらない女たちのテントひろば~福島と
ともに」を参照して頂きたい。
 
 ※ 「テントひろば」今後の日程
 25日(土)「報告会」憲法と脱原発テント
       お話:正清太一さん(テントひろば共同代表)
       13時からスペースたんぽぽ
 6月3日(月)脱原発テント裁判を考える講演会 18時30分より
       会場:明治大学リバティホール
       主催:経産省前テントひろば裁判応援団
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1842】
2013年5月22日(水)その2 地震と原発事故情報-3つの情報を
お知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.国破れて 山河あり
   原発破れて 山河なし
   戦争よりひどい原発惨事=再稼働阻止の重大性
                柳田真(たんぽぽ舎)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
 ◆東電株主代表訴訟第7回口頭弁論のお誘い
   事故を予見していたにも関わらず安全対策を怠った東電取締役の
   個人責任を取らせる闘い
   6月5日(水)10時30分から1時間程度 東京地方裁判所103号法定
          12時から1時間程度 報告会 日比谷図書館4階
 ◆山本太郎と大いに語る6.11東京南部集会
   原発止めよう集会───神田香織・国分富夫も共に語る
   6月11日(火)午後6時30分から
   会場  大田文化の森ホール
★3.新聞・雑誌より
 ◆廃炉の道険しく 東海原発、解体が本格化 廃棄物処分先決まらず
━━━━━━━
※東京地裁に集まろう 5月23日 木曜日 
  ★福島を忘れるな!
  ★大飯を止めろ!
  ★原発の再稼働・輸出反対!
 ◆土地明け渡し訴訟第1回口頭弁論
      午後10時集合、11時開廷 東京地裁526号法廷
 ◆脱原発テントを守る裁判報告集会
      午後1時開廷 弁護士会館2階クレオA
      (地下鉄霞が関駅下車、東京地裁は A1 
       弁護士会館はB1b出口からすぐ)
 
  発言:河合弘之さん 鎌田 慧さん 橋本あきさん 亀屋幸子さん
     正清太一さん 渕上太郎さん
  主催:経産省前テントひろば
 
 
┏┓
┗■1.国破れて 山河あり
 |  原発破れて 山河なし
 |  戦争よりひどい原発惨事=再稼働阻止の重大性
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎)
 
第2次大戦に敗れたあと「国破れて(も)山河あり」と言われた。戦争に負けて
も美しいふるさとの大地や山や河はある、という希望的な意味だった。だが、
2011年3月の福島大惨事は「原発破れて山河なし」=原発が壊れてふるさとの
大地は放射能まみれになった。原発は戦争よりずっとひどい、子々孫々代々ま
で苦しめるということがはっきりした。今も本来人間が住んではいけない放射
能管理区域に福島の過半の人が住まわさせられている。
そんな中で原発の再稼働が推進側から言われるようになった。原子力規制委の
規制基準は「最低の基準」なのに、安倍首相はそれを「安全が証明された」と
拡大するインチキさ。気象庁も警告する余震・地震が再稼働原発をおそったと
き、原発は無事、と安倍さんは証明できますか?再びの大惨事になったら、首
相辞任くらいではすまないですよ。日本が傾くのだから。6月は再稼働阻止の
正念場の始まりだ。6月2日(日)の官邸行動と再稼働阻止ネットの4波の全国
ツアーに参加し成功させよう!原発ゼロへの近道は再稼働阻止から。
 
≪4つの全国応援ツアー≫
(1)    6月23日(日)~6月24日(月) 愛媛県・伊方現地行動
(2)    6月29日(土)~6月30日(日) 福井県・大飯現地行動
(3)    7月13日(土)~7月14日(日) 北海道・泊現地行動
(4)    8月初旬には、鹿児島県・川内現地行動も計画中(詳細は近日)
 
 
┏┓
┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
 └──── 
 
◆東電株主代表訴訟第7回口頭弁論のお誘い
事故を予見していたにも関わらず安全対策を怠った東電取締役の
個人責任を取らせる闘い
6月5日(水)10時30分から1時間程度 東京地方裁判所103号法定
         12時から1時間程度 報告会 日比谷図書館4階
 
 一昨年11月に開始された東電取締役に個人責任を取らせる闘いも1年半とな
り、4月には裁判長と右陪審も交替しました。
それには東京地裁で最も大きな103号法廷を傍聴者で一杯にすることが重要 
です。
 被告である歴代の取締役の代理人、補助参加の東電代理人は、通常の裁判の
ように書面の提出だけで傍聴者には分からない、つまらない裁判にしようと
していますが、私たちは毎回のように法廷の大理石の壁に福島の事故の写真
を投影し、弁護士や原告が傍聴人や裁判官に分かりやすいよう解説をしてい
ます。
 今回は、只野弁護士が東電取締役が事故を予見していたにも関わらず(脱原
発・東電株主運動が毎年、東電の株主総会で地震、津波対策を提案)安全対
策を怠り、福島原発の事故を引き起こす結果となったとの論陣を展開します。
裁判でも要となる「結果回避可能性」についてです。
 裁判終了後は記者会見、12時からは日比谷図書館にて報告会を行い、裁判の
解説などを致します。
 これからも裁判の「見える化」を進めながら原発を推進してきた歴代の東電
取締役に責任を取らせる裁判を続けますので、ご支援お願い致します。
  東電株主代表訴訟  http://tepcodaihyososho.blog.com/
 
 
◆山本太郎と大いに語る6.11東京南部集会
原発止めよう集会───神田香織・国分富夫も共に語る
 
 東京南部(大田・品川・目黒・港)で6月11日(火)午後6時30分から「原発止
めよう南部集会 山本太郎と大いに語る」を開きます。
 共に語る人として、ご存じ神田香織さんと、福島現地で被災者切り捨てに抗
して「原発被災者相双の会」を立ち上げた國分富夫さん(東京新聞5.15参照)
です。
 前半に山本太郎さんと、神田さん、國分さんの鼎談(ていだん:3名による座
談会のこと)。
福島県民、16万人の避難者の苦しみ、悩み、憤りを通して、福島第一原発事
故が「収束」どころかますます自然と人間破壊を引き起こしている実情を語
り合います。
 第2部は、原発再稼働をゆるすのかどうかの天王山である参議院選挙をにら
み、山本太郎さんがTPPや憲法問題も合わせ論じます。今参院選でも何か
と話題の山本太郎さん。何を話すか乞うご期待!。
 
会場  大田文化の森ホール
(大田区中央2-10-1 JR大森駅からバスで数分) 
主催  南部集会実行委員会    参加費500円
連絡先 加藤 孝(品川) 080-5013-8034  その他
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └──── 
 
◆廃炉の道険しく 東海原発、解体が本格化 廃棄物処分先決まらず
 
 国内初の商業用原発である日本原子力発電東海原発(東海村)の廃炉に向け、
設備の解体作業が本格化している。関係者は技術やノウハウを、東京電力福島
第一や老朽化した原発などの廃炉でも活用したいと意気込む。しかし放射性廃
棄物の処分先が決まらないなど廃炉への道のりは険しく、国内で「廃止措置」
の一番手として先行する東海原発の作業は、今後も難航が予想される。
△      先送り
 原電が16日に公開した東海原発の熱交換器の解体現場。鉄製の交換器をコ
ンテナに収まる大きさに切断する作業を全面マスク姿の作業員が進めていた。
高さ25メートル、直径6メートルの巨大な円柱形の熱交換器は、遠隔操作で
輪切りに。周囲は放射線への警戒を促すピンク色のシートで区切られ、立ち入
りが制限された。
 東海原発は2001年に廃止措置を開始。熱交換器など原子炉周辺以外の設備
撤去を先行させた上で、原子炉本体の撤去作業を11年度に始め、17年度まで
に全作業を終える計画だった。しかし原電は10年7月、準備の遅れを理由に、
原子炉の撤去作業の開始を14年4月に先送りした。
 「可能性はゼロではない」原電幹部はここへ来て、さらに原子炉解体や撤去
が遅れるシナリオを否定できない。放射性廃棄物の処分先が決まらないためだ。
(中略)
△      「別世界」
燃料を取り出して進める東海の廃炉でさえ計画が揺れる中、事故を起こした
原発はどうか。
 
燃料が格納容器内に溶け落ち、複数の炉内で詳しい状況がつかめない福島第
一に関し、原電の担当者は「廃炉へのスタートラインが違う。全く別の世界だ」
と話す。(後略)
                   (5月20日 茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1841】
2013年5月22日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.経産省前テントひろばのハンストに初めて参加して
   ハンスト参加者の話は、すべて貴重な体験談
   皆が集える場、みんなで考えることのできる場、それが経産省前テント
   『「明け渡し請求訴訟」に抗議するハンスト』に参加してきました
                  永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.5月柏崎刈羽原発の再稼働NO集会での発言
   東海村からのお願い-東海村村長村上達也さんへ激れい文を
           脱原発とうかい塾代表 東海村議会議員 相沢一正
★3.メールマガジン読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
  ◆神奈川・東電デモ実行委員会より、5/24デモのお知らせ
   19:00 桜木町駅前広場スタート
★4.新聞・雑誌より
  ◆動かぬ原発の維持費 電気料金に 消費者負担 長引く恐れ
   敦賀や東海第二 抵抗続ける原電    (5月21日東京新聞より抜粋)
  ◆M8超、30年内60~80% 南海トラフ3領域まとめて予測
                              (5月20日朝日新聞より抜粋)
━━━━━━━
※5/23(木)上映会にご参加を!
 ワンコイン上映会「いのち~from FUKUSHIMA to our future~」上映
日 時:5月23日(木)19:00開会   林勝彦監督のトークあり
会 場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F) お楽しみ上映あり
参加費:500円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.経産省前テントひろばのハンストに初めて参加して
 |  ハンスト参加者の話は、すべて貴重な体験談
 |  皆が集える場、みんなで考えることのできる場、それが経産省前テント
 |  『「明け渡し請求訴訟」に抗議するハンスト』に参加してきました
 └──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 5/16~5/22まで、経産省前テントで始まりました『「明け渡し請求訴訟」に抗
議する連続共同ハンスト』に参加してきました。
(詳細http://tentohiroba.tumblr.com/post/50642163281/5-16-614-5-16-22
 
 今回のハンストは「できる人ができる場所でできる範囲で参加」という趣旨な
ので、私は5/16から5/17まで2日間参加してきました。
 5月16日朝10時にテントに集合し、諸々説明を受け、ハッピとハチマキ、プラ
カードを下げ準備はOK。ハンスト開会式では幾つかメディア関係の記者が取材
に来ており、皆で順に発言し開始です。
 参加された方は女性も男性も大先輩の方ばかり。皆さん本当によくしてくださ
り、大変恐縮しました。日中は和やかなというより初夏の様相。水と塩は支給さ
れるので困ることはありません。
 読書しつつ過ごそうと思っていましたがところがどっこい、皆さんから色々な
お話を聞かせていただく幸運に恵まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。
 今回、寝袋持参、泊まり込みの意気込みでしたが、女性は防犯上一旦帰宅との
事なので、私は夜から透析をしに行きましたが、ハンストは継続。翌日も朝から
座り込みを再開し、皆さんや沖縄からきたジャーナリストの方と基地から原発ま
で様々に話し込んでいました。
 皆さんの話はすべて貴重な体験談。自分では経験できない皆さんの実体験を聞
くことがある意味私の体験となり、身の回りにある不条理は経験したことがない
人にとっては、違う世界のワイドショーのような出来事でしかないのだとも感じ
ます。
 霞が関界隈の昼時はランチへ向かう官庁街の人でごった返しますが、それを眺
めていると、現在起きている様々な事とこの目の前の光景があまりにも相反しと
ても不思議な感覚になりました。
 そんなことをあらためて感じさせてもらえる場、皆が集える場、みんなで考え
ることのできる場、それが経産省前テントなのではないでしょうか。貴重なハン
ストの2日間でした。
 
 
┏┓
┗■2.5月柏崎刈羽原発の再稼働NO集会での発言
 |  東海村からのお願い-東海村村長村上達也さんへ激れい文を
 └──── 脱原発とうかい塾代表 東海村議会議員 相沢一正
 
 柏崎刈羽を始め、原発立地地域や首都圏ほか全国で原発再稼働阻止・廃炉を求
めて闘っている皆さん、ご苦労様です。連帯の挨拶をしつつ東海村からのお願い
を申しあげます。
 この9月初めに、東海村の村長選挙が行われます。現職の村上達也氏は、全国
の原発立地自治体の首長としてはただ一人、脱原発を主張しております。そして
昨年までの民主党政権下の政府に対して、地元の東海第二原発の再稼働中止・廃
炉を強く要求して来ました。その主張を今もって維持しております。
 村上村長は1999年のJCO臨界事故の際には東海村の村長として、国も県
も何らの決定も出来ないでいた時に、近隣住民の避難を独自に決定して実行した
人です。それ以来、この国は原子力を扱う資格があるのかと疑問を呈してきまし
た。原発は本質的なところは原爆と変わらないと考え、原子力の研究開発に手を
染めてしまったことを嘆く科学者に共感する立場に立っていましたが、福島原発
事故を踏まえて、村民の命と安全を守らなければならない首長として、原発の存
在を許すわけにはいかないと強い確信を持つにいたったようです。東海第二原発
から30km圏内にはおよそ100万人、この人たちの避難はできるのか、東海
村民3万8千人をどこへ避難させるか、その生活は、と考えてぞっとした、と語
っております。
 このような原発に対する考えを持つ村長を、今こそ東海村は必要としています。
村上達也氏でなければ、この現状を乗り切ることはできません。そして東海村の
住民としては些か僭越なのですが、全国の脱原発運動、原発再稼働中止・廃炉の
運動にとっても、脱原発の旗手として一種のカリスマ性すら備えるにいたった村
上達也氏が東海村の村長として断固として存在していることは、大きな励みにな
ることと思います。
 ところで、その村上村長に対して、「原子力ムラ」は、なかんずく日本原電・
日本原子力機構や原子炉メーカーの日立製作所、原発推進の自民党勢力は陰に陽
に攻撃を仕掛け、村長追い落としを、総力を挙げて図っています。この状況下で
私達は村上達也氏に村長選出馬の表明を明確にするよう求め、そのうえで選挙態
勢の隊伍を組みたいと考えています。そこで、全国の、志を同じくする皆さんに
以下の事をお願いする次第です。
 
 村上達也村長に、村長選出馬をはやく表明するようにとのお願いをお手紙して
ください
 
 住所 319-1192茨城県東海村東海3丁目7番1号 東海村役場内
 宛名 村上達也 様  (TEL 029-282-1711代表)
 
(東海村長選挙を全国が注視していること、その中で、村上達也氏が断固として
村長選挙に臨むことは、全国の脱原発運動、立地自治体の原発再稼働阻止の運動
を奮い立たせること、そして当選することでさらに大きな励みになることを伝え
てください)
 
 
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┗■3.メールマガジン読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
 ◆神奈川・東電デモ実行委員会より、5/24デモのお知らせ
 
 5月24日(金)神奈川・東電デモ第20弾を行います。
このデモも20回を数えるようになりました。私たちは、全ての原発が廃炉になる
迄、横浜で声を挙げ続けます。
 コースは前回と同じ、 桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町
駅前広場  の約1時間のコースです。
 5月24日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、
 デモ出発前の 18:00~19:00 は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレート
ーク、フクシマへの思い、東電への怒りの声など、思いっきり話して下さい。
 それぞれが自由なスタイルでアピールしてます。
 横浜で一緒に声を上げましょう! デモの後、有志にて交流会もあります。
 お問い合わせ 金子 09065403771 まで
 
 
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┗■4.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆動かぬ原発の維持費 電気料金に 消費者負担 長引く恐れ
  敦賀や東海第二 抵抗続ける原電
 
 関西、中部、北陸三電力から電気を買っている消費者が、活断層の存在を認定
された日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の維持費を支払わ
され続けるおそれがある。三電力は同原発の電力を買い入れる長期契約を原電と
結び、家庭などの電気料金に維持費を含めている。原電は断層を認めず再稼働を
主張しているため、維持費を取りやめる動きは見られない。
 
敦賀や東海第二 抵抗続ける原電
 
 敦賀2号機直下の活断層は、原子力規制委員会の専門家チームが十五日に存在
を認定した。だが、存在を受け入れると再稼働ができなくなるため原電は認めず、
抗議文を送るなど圧力をかけている。(中略)
 ただ、実際に負担するのは消費者になる。家庭などの電気料金の原価には、原
電を含め、契約している他社の原発の維持費があらかじめ算入されている。関電
の場合は年間四百四十億円、東電は九百六十五億円だ。
 原電の抵抗が続く限り消費者は動くあてのない原発の維持費を負担し続けるこ
とになる。(後略)             (5月21日東京新聞より抜粋)
 
 
 ◆M8超、30年内60~80% 南海トラフ3領域まとめて予測
 
 政府の地震調査委員会は、駿河湾から九州沖に延びる南海トラフで将来起きる
巨大地震の発生確率について、東海、東南海、南海の3領域に分けて計算してき
た方法を見直し、全域で統一して予測する方針を決めた。過去の地震の規模や連
動する組み合わせが多様なことを考慮した。
 新しい手法で計算したところ、マグニチュード(M)9級も含めたM8級以上の
巨大地震が南海トラフ沿いで起きる確率は今後30年以内で60~80%となる見込み。
(中略)
 調査委はこれまでの予測を毎年算定し直し、今年1月時点で、M8程度の東海
地震が88%(参考値)、M8.1前後の東南海地震が70~80%、M8.4前後の南
海地震が60%程度の確率で30年以内に起こると予測していた。
 (5月20日朝日新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1840】
2013年5月21日(火)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
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★1.5/18-19再稼働阻止全国ネットワーク主催「柏崎刈羽再稼働阻止
   応援ツアー」に参加して
   再稼働阻止-新潟と福島と全国がつながった
   多様な人々が全国各地から参加した
               冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.新潟での出張ハンスト報告―柏崎刈羽現地闘争に行ってきました
   女たちの交流会-音楽あり、新潟の長い闘いの歴史あり、
   福島の女たちの苦闘の活動あり…
               橘 優子(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞・雑誌より
  ◆もんじゅ廃炉を 金曜デモアピール チャリデモまだ走る
                   (5月18日東京新聞より抜粋)
  ◆原発再稼働反対5割超 共同通信の世論調査
                   (5月20日茨城新聞より抜粋)
  ◆燃料費削減 熱い期待 シェールガス日本へ
   調達「2~3割安く」中部電 米国の価格は4分の1
                      (5月19日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※5/22学習会にご参加を!
 『上関原発と漁業権』…海はだれのものか…
 たとえ漁協総会が決めても、漁民が納得しなければ大丈夫
講 師:熊本一規さん(明治学院大学教授)(「脱原発の経済学」の著者)
日 時:5月22日(水)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
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┗■1.5/18-19再稼働阻止全国ネットワーク主催「柏崎刈羽再稼働阻止
 |  応援ツアー」に参加して
 |  再稼働阻止-新潟と福島と全国がつながった
 |  多様な人々が全国各地から参加した
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 柏崎刈羽原発はもっとも再稼働の危機が迫っている原発ではありません。愛媛
県伊方、北海道泊、鹿児島県川内、これらのほうが先に再稼働される可能性が高
いとみられています。再稼働阻止全国ネットは昨年11月10日に東京で300人(50
団体・ネットワークと個人)が参加して結成されました。この柏崎刈羽現地行動
は結成後もっとも大きな行動ですが、その理由は東電にとって柏崎刈羽の再稼働
が死活問題であり、我々にとっては再稼働を許さず東電を前段から攻めるという
先制攻撃の意味があります。そして具体的に再稼働の危機が迫ったときすぐに現
地に結集できる体制を作るという意味があります。
 
 このたんぽぽ舎を中心としたバスツアーの案内役は米山さん、柏崎出身で長年
戦ってきた菅井益郎さん、同じく伊藤久雄さんでした。
 東京からのバス2台80人に加えて福島からマイクロバスで10人を始め青森、茨
城、関西、石川など全国から合計約120人が参加しました。
 
 18日14時から柏崎刈羽原発反対地元三団体が準備したツアー受け入れ集会が行
われました。
 地元三団体からは共同代表の矢部忠雄さん、差し止め訴訟原告団の吉田隆介さ
ん、プルサーマルを考える市民ネットの桑山史子さんが挨拶されました。
 再稼働阻止ネットからはたんぽぽ舎の柳田さん、経産省前テントの八木さんが
挨拶しました。
 各地からは福島始め、大間、東海村、志賀(羽咋)から挨拶がありました。福
島の連帯ユニオンの佐藤昌子さんは除染労働者の過酷な労働条件と不当に低い報
酬について話されました。大熊町から避難生活をしている木幡ますみさんは病人
や子供が過酷な避難生活のなかで次々と死んでいく実態を話されました。東海村
からは2人が再稼働の危険と村長選挙のアピールをされました。
 夜は2つの民宿に分かれて全員で交流・懇親会を行いました。
 
 翌日は見学コース(バス2台多数)と街宣コース(車2台9人)に分かれて行
動しました。
 街宣したのは福島の女性を中心に地元代表とたんぽぽ舎代表でした。
 見学コースは近藤容人さんの案内で、椎谷岬、真殿坂(まどがさか)断層、原発
全景、原発交付金で建設した生涯学習センター・ラピカなどを見ました。
 最後に街宣の人も加わって、全員で原発に近い荒浜で集会・再稼働阻止のシュ
プレヒコールを行いました。
 
 
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┗■2.新潟での出張ハンスト報告―柏崎刈羽現地闘争に行ってきました
 |  女たちの交流会-音楽あり、新潟の長い闘いの歴史あり、
 |  福島の女たちの苦闘の活動あり…
 └──── 橘 優子(たんぽぽ舎ボランティア)
 
○5月17日から休みを取って経産省前テントひろばのハンストに参加、16日夕飯
から食を絶っても折角の休みにやらねばならないことはたくさんあって、さすが
に金曜官邸前行動のたんぽぽ舎の旗持ちしていたら、クラクラ…8時前には経産
省前テントひろばに戻って、座り込みながらお姉様たちに、柏崎・刈羽遠征にハ
ンスト用のプラカードやはんてんを借りても良いか訪ねたら、「ああ、いいよ
出張ハンストで行っておいで」!という訳で、18日の夜の交流集会までの2日程
度の短期のどこでもハンストでしたが、集会はもちろん、バスの中でも、休憩の
SAのトイレでもはんてんでプラカード、「私にエサを与えないで!」とまわっ
てくるお菓子もさえぎって、夕方にハンストは終了、夜の宿のおいしい食事は半
分くらい食べて、交流会に臨むことができました。体は軽くなり、夜も皆がビッ
クリするくらいの寝つきの良さで熟睡。
 
○東京からの2台のバスの大遠征のこと、青森や福島、東海村、富山、関西から
も仲間が駆けつけ、柏崎・刈羽現地の仲間たちとアツい交流の中、再稼働阻止の
大集会を成功させたこと、新潟日報にも写真入りで大きく取り上げられて、以降、
多数の参加者からもご報告いただけると思いますので、私からは、「女の館」の
報告を。
 というのは、私も行ってみてビックリ、宿泊が男女で別々の海の家を兼ねた民
宿に別れてとなり、夕食とその後の交流会も、まったく男女別となったのです。
 新宿に帰りついてからの打ち上げで男性の方からは原発いらない福島の女たち
の話が聞きたいとかなりのクレームもあったということですが、ああ、そういわ
れると、そうかしら、ごめんなさいで、女性の宿の方は、皆さっさと夕食を済ま
せて、入浴して着替えて、さながらパジャマパーティー。
 
○オープニングは国会前でお馴染みの「花の金曜プンムル(農樂)隊」のパフォー
マンス、原発いらない福島の女たちの黒田さんもチャンゴをたたき、私も昔なら
った鳳山仮面劇の舞で参加、やりたい放題どんちゃん騒ぎをしてからの交流会は、
一気に打ち解けて盛り上がりました。
 おひとりおひとり自己紹介しながら述べられた新潟の闘いの長い歴史、柏崎・
刈羽の地域で孤立して闘う困難さ、心打たれるものがあります。そして、大勢で
駆けつけた福島の女たち、とりわけ、避難先の会津から4人で揃って来た大熊町
の女たちは、避難先で出会って共に歩み始めたこと、既に大熊町に戻ることは断
念する中で、放射能に汚染されたものを移動させることなく、大熊町に中間貯蔵
施設を設置すべきと決断するに至ったこと、前を向いて若い世代と共に生きる街
づくりを考えていきたい、そう語る彼女らの潔さにも私たちは胸を詰まらせます。
○そして、こういう、雰囲気の中だからこそ、参加者全員が自己紹介をし、人前
で語り合い、お開きの時間になっても話は尽きず、深夜まで話し込む人も居れば、
寝る人が歯磨きしている洗面所に早起きの人が歯磨きに来たとかで、早朝からの
海を眺めながらのおしゃべり会は、体ほぐしや、簡単ヨガ講習会になったり、7
時くらいには、朝飯前のひと騒ぎ、海岸でのプンムル、皆、やりたいように体を
動かし、太極拳もやって、最後に気功で深呼吸したら、海の香りが体中沁み渡り
ました。女たちの闘いは自他共に労わりあいつつ、しなやかに、軽やかに歩んで
参ります。
 
 
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┗■3.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆もんじゅ廃炉を 金曜デモアピール チャリデモまだ走る
 
 脱原発を求める毎週金曜日恒例の抗議活動が17日夜、東京・永田町の首相官邸
前や国会周辺であった。プラカードを手にした市民らは太鼓などのリズムに合わ
せて「再稼働反対」とアピールを繰り返した。日本原子力研究開発機構の高速増
殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で機器点検漏れが発覚し、原子力規制委員
会が使用停止を命じることを決めたのを受け、参加者からは「もんじゅの廃炉決
定を」「原発はもうあきらめろ」との厳しい声が上がった。
 
チャリデモまだ走る-自営業加藤晴之さん(60)(東京杉並区)
 
 国会周辺を自転車で走りながら脱原発を訴えています。チャリデモの名前で周
りにも定着してきました。(中略)
 子どもの将来を考え、「次の地震が来たら原発はどうなるのか。再稼働はおか
しい」と感じました。参院選もここで集まった声を届ける大切な機会です。
  (後略)   (5月18日東京新聞より抜粋)
 
 
 ◆原発再稼働反対5割超 共同通信の世論調査
 
 共同通信の世論調査で、停止中の原発の再稼働の反対が賛成を大きく上回った
のに対し、政府の原発輸出の方針は賛否が並んだ。(中略)
 再稼働の「反対」は昨年5月の調査で56.3%、同年7月の調査で51.9%とほぼ
同水準で、依然として反対が根強い。
 再稼働に反対との回答のうち約20%が輸出に賛成としており、再稼働に比べて
輸出への賛否の差が縮まった。
 再稼働について支持政党別にみると、日本維新の会支持層は賛成が50.5%で反
対の38.5%を大きく上回ったが、自民党支持層は賛成47.6%、反対42.8%、公明
党支持層は賛成43.2%、反対44.3%で賛否が2分。民主党支持層では60.8%が反
対、賛成は39.2%だった。
 男女別では男性が反対49.7%、賛成46.4%、女性はそれぞれ58.6%、28.7%だ
った。(5月20日茨城新聞より抜粋)
 
 
 ◆ 燃料費削減 熱い期待 シェールガス日本へ
   調達「2~3割安く」中部電 米国の価格は4分の1
 
 米政府が新型天然ガス「シェールガス」の日本向け輸出を許可したことで、日
本の電力会社からは18日、輸入価格が中東産の液化天然ガス(LNG)などに比べ
「2~3割安くなる」(中部電力)と期待の声が上がった。原発停止で膨らんだ火
力発電用のLNG費用の負担軽減や、電気料金値上げの抑制につながる可能性が
あるためだ。輸入先を分散することで、政情が不安定な地域からの調達に伴うリ
スクも軽くできると見込んでいる。
○  大きく前進
「2017年中の天然ガス液化事業の開始に向けて大きく前進した」
 今回の米政府の決定で輸出先となる中部電と大阪ガスは18日、歓迎のコメント
を連名で発表した。(後略)
○  価格4分の1
(前略) 中部電の場合、中東などからのLNGの調達価格は取引で使われる単位
の100万BTU(英国熱量単位)当たり16ドル程度だ。これに対して、米国ではシ
ェールガスの増産に伴って価格が下がり、4ドル程度と大幅に安い。この米国産
「格安LNG」を日本に運ぶと輸送費や保管費で12~13ドル程度になるが、それ
でも現行価格に比べれば相当安くなる。(後略)  (5月19日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1839】
2013年5月20日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.金曜夜は霞ヶ関が音楽に込められた抗議の思いに包まれる
   財務省上の交差点、官邸前、国会正門前、ファミリーエリアの4ヶ所
   5月17日第55回首相官邸前の抗議行動報告
             金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★2.メールマガジン読者からのお便り
  ◆CD(開拓の心は死なない)福島県南相馬の大地の怒りを同封
   本(原発を拒み続けた和歌山の記録)を贈呈      寺井拓也(和歌山)
★3.新聞・雑誌より
   ◆経産省、民間提言に関与 原発再稼働求める 規制委批判も
                         (5月19日朝日新聞朝刊より抜粋)
★4.<テント日誌5/16(木)―経産省前テントひろば614日目―>
   5/16~22 連続共同ハンスト始まりました
   この日は、福島、大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました
                          (Toku-san)
━━━━━━━
※5/22学習会にご参加を!
 『上関原発と漁業権』…海はだれのものか…
 たとえ漁協総会が決めても、漁民が納得しなければ大丈夫
講 師:熊本一規さん(明治学院大学教授)(「脱原発の経済学」の著者)
日 時:5月22日(水)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.金曜夜は霞ヶ関が音楽に込められた抗議の思いに包まれる
 |  財務省上の交差点、官邸前、国会正門前、ファミリーエリアの4ヶ所
 |  5月17日第55回首相官邸前の抗議行動報告
 └──── 金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
 
○ 5月17日(金)、朝が肌寒かったので、夜の冷え込みが心配されたが、内幸町
の地下鉄出口から外に出ると爽やかな風が並木の青葉を揺らし、気持ちの良い夕
刻の一時だ、季節が確実に移り、木々の青さが空に映え、美しい。財務省上の交
差点で荷物を下ろし、ビラを配る用意をしていると、警官が近寄って来、ここで
横断幕を広げるのかと聞く、いつもここで、旗を立て横断幕を広げる事を告げる
と、何人ぐらい集まるのかなど聞き、いつもの立ち位置で、警備を始めた。ビラ
を配り始め気が付くと6時をまわっていた。
 
○ 官邸前方向からコールが、聞こえてくる、程なくここでもMさんがコールを
始める。暫く前からここでは、ドラム隊とMさんのコールのコラボが楽しみにな
っている。ドラム隊の無国籍なリズムとMさんのコールが絶妙のコンビネーショ
ンで、官庁街に響き渡るのがナントも楽しい。今日もそのドラム隊が、官邸前か
ら賑やかに下ってくる。リズムの嵐が押し寄せてくる、十分リズムを堪能したの
で、国会前とファミリーエリアの様子を見に行ってみた。
 国会前へ向かう道は、韓国の太鼓演奏、ブブゼラ、清志郎の歌、キャンドルと
アコースティッル/ギターの演奏、とそのグループとグループの間、思い思いの
場所に座り、語り合い、歌を口ずさみ、あるいは静かに思いを巡らす、自由でゆ
ったりした空間になっている。
 
○ 国会前の交差点では、自転車隊が12名、手を振り走り抜けていった、ファミ
リーエリアに、着くと、30代位の男性がスピーチの途中だった。「今度の選挙に
立候補します。自分が立候補するとゆうことで、頑張ってくださいと言ってくれ
るが、僕ひとりが頑張るのでは、ダメ、全員参加、みんなでやりましょう」と締
めくくられた。ファミリーエリア隣でも、3~4人のグループが、譜面台を立て
演奏していた。
 
○ 金曜夜は霞ヶ関全体が、音楽に込められた原発反対の思いに包まれる。そん
なふうに思いながら、官邸前へ戻る道すがら、ぐみ坂の抗議の列の中に入り、一
人で声を上げる男性に声をかけてみた、ジャケットをはおり、60代だろうか、去
年の5月から、月に1~2度来ているそうだ、ここに来る様になって、様々な問
題が見えて来、今は、民主主義を守る事が大切と感じてる、と語られた。私が、
「自分の時間をさいてまで来られるのは、どんな思いが有ってですか?」と聞く
と「そんな、大層な事ではない、来られる時に来る、大仰にしていると、続かな
いからね」と優しく微笑まれた。
 とかく、意気込みがちで、空回りしてしまう私に、とてもよいアドバイスを頂
いた気がした。
 
☆次回の首相官邸前の抗議行動は、5月24日(金)、第56回です。
 
 
┏┓
┗■2.メールマガジン読者からのお便り
 | ◎CD(開拓の心は死なない)福島県南相馬の大地の怒りを同封
 | ◎本(原発を拒み続けた和歌山の記録)を贈呈
 └──── 寺井拓也(和歌山)
 
タンポポ舎 御中
初めてお便りさせて頂きます。
 貴メルマガを欠かすことなく拝見し、いつも得がたい知識と勇気とを与えても
らっています。
 ところで、同封のCDをお届けさせて頂きます。皆様大変お忙しいこととは存
じますが、もし、お時間のある時にでもお聴き頂けましたらうれしく思います。
 「開拓の心は死なない」というタイトルのこの歌は、福島県南相馬市小高地区
が舞台です。福島第一原発事故で失われた大地の悲しみと怒りの歌です。先祖代
々の土地が、ただ単に、一坪いくらで補償すれば解決するようなものではないこ
とを、この歌とその解説(同封添付)で知りました。
 フクシマを風化させようとする勢力が力を増すなか、それに抗して、悲しみと
怒りを全国に拡げる一つの手段・ツールとしてこのCDにも一役買ってほしいと
思っております。
 なお、このCDは、現在いわき市に在住の新田目 建さんという方から、見ず
知らずの私にあるルートを経由してお届け頂くことになったのですが、多くの方
々に知って頂きたく、貴舎へお送りさせていただく次第です。
 
突然のぶしつけの手紙で失礼致しますが、よろしくお願い致します。
 
追伸
また私は、昨年発行された『原発を拒み続けた和歌山の記録』の共著者の1人で
ございます。拙い記録ではありますが、この機に合わせて1冊謹呈(同封)させ
て頂きます。
 
  (編集部より:次号でその本の内容を紹介します)
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆経産省、民間提言に関与 原発再稼働求める
 
 電力会社や原発メーカーのトップらでつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」
(会長・有馬朗人元文部相)が2月に安倍晋三首相に渡した「緊急提言」づくり
に経済産業省資源エネルギー庁がかかわり、手助けしていたことがわかった。提
言は原発再稼働や輸出推進を求め、原子力規制委員会の規制基準や活断層評価を
批判している。民間の提言を使い、経産省が原発を動かしやすい環境づくりに動
いている。
 
規制委批判も
 
 提言は「責任ある原子力政策の再構築」と題し、有馬会長を発起人とする有志
名で出した。有志に電力会社トップはいないが、日立製作所など原発メーカーや
大手商社のトップ、元経産次官の望月晴文氏(日立製作所社外取締役)ら29人
が名を連ねる。(中略)
 エネ庁幹部は朝日新聞の取材に対し、原子力政策課の職員が提言のもとになる
文書をつくったことを認めた。提言をつくる会議に課長や職員が出席したほか、
提言をまとめる過程で、職員が懇談会事務局と電子メールなどでたびたび連絡を
取り合ったという。
 懇談会関係者は「昨年暮れに事務局と元経産次官の望月氏で骨子をつくり、経
産省職員がパソコンでまとめた。首相との面談も経産省が手配した」と明かした。
望月氏は「有志の意見を事務局と私が集約した」と話している。(中略)
 
 □「緊急提言」の主な内容
・福島に廃炉技術の国際研究開発センターを設立
・放射線の正しい理解を可能とするため、初等・中等教育の充実
・(原子力規制委員会の安全規制について)わが国最高水準の英知と最大限の情
報を活用した検討が実現していない
・わが国の原子力関連技術に対する世界各国からの期待が大きく、原発輸出に対
する政府の姿勢を明確化するべきだ
・政府は徹底した安全性の確保を行い、停止中の原発の再稼働を図るべきだ
                  (5月19日朝日新聞朝刊より抜粋)
 
 
┏┓
┗■4.<テント日誌5/16(木)―経産省前テントひろば614日目―>
 |  5/16~22 連続共同ハンスト始まりました
 |  この日は、福島、大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました
 └──── (Toku-san)
 
 「脱原発といのちを守る裁判」の初公判5月23日(木)まで一週間となったこ
の日、テントひろばでは、「5/16~22連続共同ハンスト」が始まりました。
 この日の霞ヶ関は、午前から昼過ぎまでは五月晴れのよい天気、夕方から雨が
降るあいにくの天気となりましたが、テント関係3名、男性3名(福島出身の方
1名)、原発いらない福島の女たちの2名を含む女性3名、合計9名の方がハン
ストに入りました。福島出身の男性と最高齢の82歳のSさんは7日間のハンスト
を予定されています。
 また、テントひろばの連続共同ハンストに参加出来ない方達も、テントひろば
の<テントでハンスト/ どこでもハンスト>の呼び掛けに応じ、この日は、福島、
大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました。
 午前10時にテント前で行われた集会・記者会見では、ハンスト責任者のFさん
からハンスト宣言が読み上げられ、この日のハンストに参加された方から、決意
が表明されました。
 集会の模様は、こちらの映像でご覧いただけます。
 http://twitcasting.tv/showering00/movie/12894660
 
<東京新聞記事>
「国の撤去提訴に抗議 脱原発テント村 ハンスト」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013051602000220.html
<共同通信記事>
脱原発テント前でハンスト 撤去訴訟の取り下げ求め
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013051601001035.html
<MSN産経ニュース>
脱原発テント前でハンスト 市民団体メンバー「テント撤去反対」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130516/trd13051611350014-n1.htm
※共同とMSN産経ニュースの内容は、ほぼ同じ内容、写真が共通なので、共同
通信配信だと思われます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いつもテントひろばを取材してくれている大木晴子さんが、ご自身のブログ「明
日も晴れ」
http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&order=DESC&topic_id=1961&forum=1
 
で、昨日のテントひろばの様子を紹介してくださっています。
ご本人の承諾得て、ブログから転載をさせていただきます。
 
2013・5・16 経産省前テントひろばのようすです。
facebookに、アルバムで掲載しています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.464232980331940.1073741859.100002357263171&type=1&notif_t=like
 
大木さんいつも素敵な写真をありがとうございます!これからも宜しくお願いし
ます。
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テントひろばでは、テント前で実施する「5/16~22連続共同ハンスト」の
参加者、テントに来れなくても出来るところでハンストに参加する<テントでハ
ンスト/ どこでもハンスト>の参加者を募集しています。
詳細は以下のリンク先でご確認下さい。
http://tentohiroba.tumblr.com/post/50443323605/5-16-22
 
脱原発テントといのちを守る闘い」今後の日程
5月16日(木)~訴訟取り下げを求める連続共同ハンスト(22日正午まで)
5月22日(水)弁護団・応援団共同記者会見 14:00~ テント前
5月23日(木)10時~11時 東京地裁前抗議行動、
                    11時~第一回口頭弁論(地裁429号法廷)、
                    13時~報告集会(弁護士会館クレオA)
6月 3日(月)テント裁判を考える講演会 18:30~ 明治大学リバティホール
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