NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2051】
2013年12月20日(金)地震と原発事故情報 -4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.12月19日学習会の報告「反原発で安倍政権を崩壊させる」
(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)
★2.【12月・1月の学習会・デモ案内】参加歓迎
★3.槌田ゼミ エントロピー入門講座 12月26日(最終回)のお知らせと、
特別企画(2作品上映会)のおしらせ
★4.新聞・雑誌から
◇首都直下地震 最悪2万3000人犠牲 M7.3想定 被害95兆円
(12月20日 茨城新聞より)
◇東海原発 原子炉解体 5年間延期(12月20日 東京新聞より)
◇原発を追い40年 まだ戦わなきゃ 樋口健二 フォトジャーナリスト
(12月15日 東京新聞より)
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※【山谷労働者支援・年末助け合い】物資の受付は24日(火)必着です。
皆様の温かなご支援をお待ちしております。(詳しくは12月12日配信の
TMM:No2044をご参照ください)
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1850
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┗■1.12月19日学習会の報告
│ 「反原発で安倍政権を崩壊させる」
│ ~安倍内閣の弱点を集中的に攻めよう~
└────(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)
「週刊金曜日」発行人である北村肇さんの学習会「反原発で安倍政権を崩壊さ
せる」が、12月19日(木)に開催されました。於・スペースたんぽぽ、参加者
約50人。北村さんは、毎日新聞社で約30年間の記者経験があり、また、労働組
合委員長として、当時の毎日新聞社長を退陣に追い込むなどの運動を主導され
ました。新聞記者として培ったジャーナリスト魂、および豊富な社会運動経験
を基に、多彩なニュース源などからの情報を総合的に分析されておられます。
学習会の主な内容は、以下の通り。
1)新聞各紙は、なぜ「小泉発言」を大きく取り上げたのか
2)「小泉発言」の裏にあるものは
3)意外にもろい安倍政権の地盤
・米国から来春には見捨てられるとのウワサ
・菅官房長官との亀裂
4)再稼働阻止のたたかいが、安倍政権へのとどめ
・反原発のうねりを過小評価
・米国も財界も「裏の読めない首相」には、あいそをつかす
・ようやく安倍政権の危険性に気づいた新聞は、再稼働反対にのっかる
学習内容は、「反原発で安倍政権を崩壊させる」を中心テーマに、安倍内閣の
「弱点はなにか、それをどう攻めるか、その際の問題点は」等を丁寧に解説さ
れました。その中で、「反原発」はヒトの健康・命に関わり、国民と新聞など
のメディアが共闘できるテーマであると力説されました。また、国政選挙につ
いて、今後3年間は無いと諦めるのではなく、違憲状態判決の出ている現国会
は無効であり、従って、「直ちに選挙せよ、解散せよ」の運動も重要であると
話されました。休憩後、約30分間、活発な質疑応答も交わされ、有意義な学習
会となりました。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
なお、12/25(水)19時から
「元首相・小泉純一郎~発言の評価と私たちの行動と」意見発表と討論会が
開催されます。奮ってご参加ください。
発表者:河合弘之弁護士、源八おじさん 他。
12月25日(水)19:00~21:30 於スペースたんぽぽ 資料代800円。
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┗■2.【12月・1月の学習会・デモ案内】参加歓迎
│ (学習会は4Fスペースたんぽぽ)
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12/22(日)再稼働反対☆国会大包囲
13:00~14:00 日比谷野音集会 15:00~15:30 国会大包囲
15:30~17:00 官邸前・国会前大抗議 主催:首都圏反原発連合
12/25(水)19:00~21:30 資料代800円
討論会 元首相・小泉純一郎~発言の評価と私たちの活動と二つのテーマで
意見発表と討論会 司会:原田裕史さん(たんぽぽ舎)
発言者:河合弘之弁護士、源八おじさん、柳田真ほか。
12/26(木)19:00開会 参加費800円(前回休講、今回が最終回です)
学習会 槌田ゼミ【エントロピー入門講座 最終回】
第9章 個人も社会も、ほどほどの幸せを目標にする 講師 槌田敦さん
12/27(金)金曜行動 18:00~20:00(※30分短縮は1月からです)
全ての原発は止まっている!首相官邸前抗議 主催:首都圏反原発連合
★12/28(土)~2014/1/7(火)
★たんぽぽ舎 冬休み(来客対応はできません)
1/8(水)18:30~20:00 汚染水止めろ!柏崎刈羽再稼働するな! 第4回
東電解体!東電本店合同抗議 場所:東京電力本店まえ
1/10(金)金曜行動 18:30~20:00(※1月から30分短縮です)
全ての原発は止まっている!首相官邸前抗議 主催:首都圏反原発連合
(※1月17日、24日、31日予定)(※1月3日はお休み)
1/15(水)経産省前テントひろば総会 18:30から 於スペースたんぽぽ
1/16(木)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 「脱原発の論理 ─ 放射能障害を越えて」
講師 加納実紀代さん(女性史研究者・著書多数)
1/18(土)、19日(日)再稼働阻止の闘い方の全国相談会
18日(土)13:00~18:00、19日(日)10:00~20:00、別途資料代。
主催:再稼働阻止全国ネットワーク 問合せ TEL 070-6650-5549
1/20(月)午前 原子力規制委員会まえ抗議行動
呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
1/20(月)18:45~21:00 参加費800円
学習会 東電解体講座・第2回 東電株主代表訴訟の活動の中で
いくつか感じたこと、今後の方向 講師 木村結さん
1/22(水)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 アンペア低減のススメ・東電と契約解除 お話 藤井智佳子さん
1/25(土)18:00開場 18:30開会 参加費800円
学習会 被ばく労働問題連続講座 福島第一原発事故現場の労働実態
お話 ごぼうさん、なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)
1/30(木)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 槌田ゼミ 徹底解析 福島原発事故 -19- 詳細後日
たんぽぽ舎です。【TMM:No2050】
2013年12月19日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.たんぽぽ舎の年末年始の日程(お知らせ)参加歓迎
12月は金曜行動[20日(金)、27日(金)]・国会包囲[22日(日)]、
小泉発言討論会[25日(水) ]
1月は東京電力本店合同抗議[8日(水)]、
再稼働阻止全国相談会[18日(土)~19日(日)]
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その32
南海トラフ巨大地震と噴火のつながり
地震と火山はプレートが海溝で衝突することで起きる現象、なにかがつながっているのにちがいない
南海トラフ地震が襲ってくる前か後に、火山がまた噴火するのだろうか
島村英紀(地震学者)
★3.新聞より2つ
◆原子力推進組織存続へ 有識者会議が報告書案
(12月5日毎日新聞より抜粋)
◆中間貯蔵施設 同意を要請 福島第一周辺国有化 環境相ら 首長に計画説明 最終処分は県外で
建設・運用に課題山積 住民の反対 輸送量増加 地域の将来像を 清水修二福島大教授(財政学)
(12月15日東京新聞より抜粋)
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※12/22STOP!!NUKES
年内トドメの大抗議!!再稼働反対の民意を国会に突きつけよう!!
日時:12月22日(日)
13:00から14:00 日比谷野外大音楽堂で集会
15:00から15:30 国会大包囲
15:30から17:00 官邸前・国会議事堂前抗議行動
主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/
脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク
たんぽぽ舎は、いつものようにビラ配布を致します。
ご協力をお願い致します。
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┗■1.たんぽぽ舎の年末年始の日程(お知らせ)参加歓迎
| 12月は金曜行動[20日(金)、27日(金)]・国会包囲[22日(日)]、
| 小泉発言討論会[25日(水) ]
| 1月は東京電力本店合同抗議[8日(水)]、
| 再稼働阻止全国相談会[18日(土)~19日(日)]
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
1.12月は、(1)金曜官邸前抗議行動が2回=20日と27日(85回と86回)、(2)日比谷-国会包囲が22日(日)、(3)元首相小泉発言討論会-我々はどう行動するか-の開催・25日(水)会場=「スペースたんぽぽ」。
なお、12月26日(木)は、2014年1月からの東京電力本店合同抗議について、呼びかけ団体と賛同個人及び団体による相談会が開催されます。19時より21時、会場=「たんぽぽ舎(ダイナミックビル5F)」。
12月28日(土)から2014年1月7日(火)まで、たんぽぽ舎は冬休みです(来客対応できません)。
2.2014年1月は、東電柏崎刈羽原発再稼働するな、汚染水とめろの東京電力本店合同抗議から始まります。1月8日(水)18時30分より20時まで、東京電力本店前。
18日(土)~19日(日)は、再稼働阻止全国ネットワークの全国相談会です。原発再稼働の正念場の時期をむかえて、原発現地を支えて、全国が応援してどう闘うか-を話し合います。北海道(泊原発)から九州(川内、玄海原発)まで全国から参加されます。会場=「スペースたんぽぽ」、東京圏の皆さんもぜひご参加下さい。なお、20日(月)午前中に、再稼働を進める規制委員会=規制庁への抗議行動も予定されています。
3.2013年は、多くのボランティアの皆さんの協力で、たんぽぽ舎は「想定外」のたくさんの活動ができました。
再稼働阻止の毎週金曜官邸前抗議行動(参加とビラまき)と、4Fの「スペースたんぽぽ」の学習会活動(1カ月にほぼ10回)、ほぼ日刊のメールマガジン=「地震と原発事故情報」発行(1月から12月18日までで338回発信)、放射能汚染食品・土の測定・検査を基本軸に、年末の山谷労働者支援物資・カンパなど。
再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎気付)の活動にも全力で取り組み、たんぽぽ舎25年の歴史と人脈を生かして、全国の原発現地の人と人を結びつけて、再稼働反対の活動を盛り上げる一翼を担いました。
2014年も「福島を忘れない」「再稼働を阻止する」の2本柱で、ガンバります。皆さんのご協力をよろしくお願い致します。
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┗■2.「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その32
| 南海トラフ巨大地震と噴火のつながり
| 地震と火山はプレートが海溝で衝突することで起きる現象、
| なにかがつながっているのにちがいない
| 南海トラフ地震が襲ってくる前か後に、火山がまた噴火するのだろうか
└──── 島村英紀(地震学者)
○東京から見る富士山は左右対称の整った姿ではない。左側の山腹が盛り上がっていることが対称を破っているのだ。これは前回話した富士山の最後の噴火(1707年=宝永4年)による噴火のせいだ。
この噴火は富士山の山頂ではなくて、南東側の山腹で起きた。このため、宝永火口が富士山のなだらかな横っ腹に醜く開いてしまった。
この噴火はとても大規模な噴火で富士山の三大噴火のひとつだった。あとの二つは平安時代に発生した「延暦の大噴火」と「貞観の大噴火」である。
前回話したように平安時代400年間に、富士山は10回も噴火している。なお前回、平安時代の期間表記に誤りがあったことをお詫びして訂正する。
正確に言えば、平安時代のはじめの300年の間に10回(一説によれば12回)も噴火したのである。
○ところで、この宝永噴火は、大規模な海溝型地震であった「宝永地震」の直後に噴火したものだ。
大地震のほとぼりも冷めない49日目に噴火が始まった。世界的にも、地震と噴火が連動した例は多い。
たとえば、マグニチュード(M)9を超える超巨大地震は近年7回起きたことが分かっているが、いちばん最近の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)を除いて、すべての大地震では地震から4年以内に、近くで火山が噴火している。
もっとも、東日本大震災からまだ2年9ヶ月しかたっていないから、この「法則」の例外であるかどうかは、まだ分からない。
ちなみに、宝永地震はもし地震計の記録があればM9クラスではなかったかと最近は考えられている。
○このほか北方四島の国後(くなしり)島にある爺爺岳(ちゃちゃだけ。1822メートル)の例がある。この火山は、19世紀のはじめ以降200年近くも噴火していなかった。
噴火はしていない火山でもよく見られる噴気(水蒸気の発生)さえも見えないほどだった。
しかし1973年に突然、長い眠りからさめて噴火した。それ以後は火山活動が活発になり、1978年7月にも噴火した。
そして、その5ヶ月後の1978年12月には、すぐ南東側の海底、つまり北海道の東にある国後水道でM7.8という大きな地震が起きたのだった。
このときは噴火が先、地震があとになった。
○地震と火山は両方ともプレートが海溝で衝突することで起きる現象だから、なにかがつながっているのにちがいない。
海溝から潜り込んでいった太平洋プレートが起こす地震と、そのプレートの潜り込みで生まれたマグマが上がってきた火山なのだから、関連があって不思議ではないからだ。
だが残念ながら現在の科学では、地震と火山がどう関係しているかは解明されていない。
宝永地震は、いま怖れられている南海トラフ地震の先祖のひとつだと考えられている。
じつは、さらに先代と思われている慶長地震(1605年)のときにも、約8ヶ月後に八丈島の西山が噴火した。
さて、南海トラフ地震が襲ってくる前か後に、火山がまた噴火するのだろうか。 (12月20日夕刊フジより)
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┗■3.新聞より2つ
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◆原子力推進組織存続へ 有識者会議が報告書案
原子力利用の推進役を担ってきた原子力委員会の見直しを検討してきた政府の有識者会議(座長=森田朗・学習院大教授)は5日、業務の一部を縮小しつつ原子力委を存続させることも視野に、役割をほぼ踏襲した後継組織を設置することを柱とする報告書案を公表した。東京電力福島第一原発事故を受け、廃止論も浮上していたが、原子力利用の推進組織が存続する可能性が高まった。
原子力委は、原子力政策の「司令塔」として1956年に設置。高速増殖炉の実用化や使用済み核燃料の再利用など、原子力政策の方向性を示す基本方針「原子力政策大綱」を、ほぼ5年おきに策定してきた。2005年の大綱では「原発比率30~40%以上」「高速増殖炉の2050年実用化」などを盛り込み、原子力利用の拡大を盛り込んだ。(中略)
報告書案では、新組織が▽原子力の平和利用と核不拡散▽核燃料サイクルを含む放射性廃棄物の処理に向けた取り組み-など、現在の業務の多くを継続するとした。事務局は従来通り内閣府に置くとしている。
また、新組織は、委員会形式で委員を国会同意人事とすることは変えないものの、委員数は現行の5人から3人に縮小することが望ましいとした。
(12月5日毎日新聞より抜粋)
◆中間貯蔵施設 同意を要請 福島第一周辺国有化 環境相ら 首長に計画説明 最終処分は県外で
建設・運用に課題山積 住民の反対 輸送量増加 地域の将来像を 清水修二福島大教授(財政学)
東京電力福島第一原発事故に伴う除染で発生した大量の汚染廃棄物などを長期保管する中間貯蔵施設をめぐり、石原伸晃環境相と根本匠復興相は14日、福島市を訪れて佐藤雄平県知事と地元4町長と会談、第一原発の周囲など約19平方キロ(東京ドーム406個分)を国有化する計画を説明し、受け入れを要請した。
石原環境相らは福島側が施設受け入れに同意すれば、貯蔵開始後30年以内の県外での最終処分を法制化することを約束した。
巨大な中間貯蔵施設の建設・運用には課題が山積している。政府は東京電力福島第一原発周辺の広大な土地を国有化することで、予想されるトラブルを最小限に抑えて計画を進める方針だ。(中略)
運用面で最も危惧されるのは膨大な汚染廃棄物の輸送だ。環境省の試算では、中間貯蔵施設で保管する廃棄物は最大約2800万立方メートル。主な輸送手段の10トンダンプを使って3年間で運び終えようとすると、1日2000台以上も必要となる。周辺ではダンプや重機などが毎日行き来することとなり、交通事故や排ガス・騒音の被害なども予想。駐車場の確保や、住民の不安を解消するため「緩衝の緑地」の設置が不可欠だ。(中略)
また、交通事故が起きてダンプが積んでいる汚染廃棄物がまき散らされれば周辺住民の反発は必至で、輸送計画の変更を迫られる恐れもある。(後略)
中間貯蔵施設の建設と、住民の帰還や町の復興計画がかみ合っていないように見える。施設は必要だが双葉郡の将来像を具体的に示し、復興に向けた大きな枠組みの中で議論すべきだ。国は交付金を提示し受け入れを求めるようなことはやめてほしい。原発誘致と同じ、すでに破綻したやり方だ。施設の期限を30年としていることも、たとえ法制化しても問題の先送りに過ぎない。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2049】
2013年12月18日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「NO NUKES えひめ」関連動画YouTubeにアップロード
2013.11.30から12.2の3日間の全体像
久保 清(原発さよなら四国ネットワーク・ビデオ担当)
★2.茨城から、東海村近郊から、伊方から、沖縄から…の発言
12/13官邸前抗議行動の参加記 鍋谷郁太郎(大学教員 鎌倉市)
★3.劇場公開決定と今年の本
映画『遺言~原発さえなければ』 豊田直巳
★4.新聞より3つ
◆除染関係費5000億円 来年度予算案
政府方針 中間貯蔵の整備費大幅増 (12月18日茨城新聞より抜粋)
◆核のごみ見えぬ解決 最終処分場選定 国が主導
住民の反発は必至 (12月18日東京新聞より抜粋)
◆東電融資枠、4.5兆円維持 金融機関方針 国は支援増額へ
東電破綻回避へ 一心同体 金融機関 リスク背負う特別扱い
(12月16日朝日新聞の見出し)
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※12/19(木)学習会にご参加を!
反原発で安倍政権を崩壊させられる~反原発闘争の戦略的重要さ・
安倍内閣の弱点を集中的に攻めよ
日 時:12月19日(木)19:00より
お 話:北村 肇さん(週刊金曜日発行人)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.「NO NUKES えひめ」関連動画YouTubeにアップロード
| 2013.11.30から12.2の3日間の全体像
└──── 久保 清(原発さよなら四国ネットワーク・ビデオ担当)
2013.12.1「NO NUKES えひめ」では全国から多くの人達がお集まり下さいまして有難うございました。NO NUKES えひめ関連動画をごらん下さい。
●2013.11.30 No nukes えひめ pre. event 三宅洋平&横川圭希(前半)
<http://www.youtube.com/watch?v=v5Ou5TNE_gY&feature=youtu.be>
●2013.11.30 No nukes えひめ pre. event 三宅洋平&横川圭希(後半)
<http://www.youtube.com/watch?v=VDX8Pt2UHv8&feature=youtu.be>
●NO NUKES えひめ ステージ 第1部(午前中)2h:10m:49s
<http://www.youtube.com/watch?v=8d5Mrh-hpu8&feature=youtu.be>
●「NO NUKES えひめ」ステージ 第2部(午後)1時:52:分:11秒
<https://www.youtube.com/watch?v=R1WVvhMHX5g>
●NO NUKES えひめ デモ(南北コース)1:06:36
<http://www.youtube.com/watch?v=NDLU-u1DPAY>
●NO NUKES えひめ 空撮
<http://www.youtube.com/watch?v=gOE6pLwCXN8&feature=youtu.be>
●2013.12.2 伊方原発人間の鎖抗議行動&申し入れ&風船飛ばし
<http://www.youtube.com/watch?v=yeoAQV6pShM>
●木村俊雄さん講演会
<http://www.youtube.com/watch?v=RuSqABsQq6E>
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┗■2.茨城から、東海村近郊から、伊方から、沖縄から…の発言
| 12/13官邸前抗議行動の参加記
└──── 鍋谷郁太郎(大学教員 鎌倉市)
12月13日の官邸前脱原発抗議行動に、1カ月ぶりに参加しました。議員会館前において特定秘密保護法への抗議行動が同時に展開されたこともあって、参加者の数はいつもより少なめでした。しかし、特定秘密保護法が脱原発運動を狙い撃ちするのではないかという直観を多くの人々が抱いていることもあって、脱原発抗議行動に参加した人々の熱気は、身を切る寒さを払って余りあるものでした。
今回は遠方から参加された方々が入れ替わり立ち替わり、安倍首相への抗議スピーチに立ち、彼らの発言内容は非常に印象深いものでした。茨城からの参加者は、北関東の放射能汚染の酷さを訴え、このまま日本政府によって放置されていく怖さを訴えていました。また東海村近郊からの参加された人は、関東全域を廃墟にしてしまう東海第2原発の恐ろしさを切々と話していました。愛媛の伊方から来た方は、伊方原発の地盤の弱さや、伊方原発が米軍の飛行区域に入っている危険性について声を振り絞って説いていました。沖縄から遠路はるばるいらした女性は、基地に反対する者を小学生に至るまで告訴していく日本国家の強権性の恐怖を証言されていました。
安倍政権は、いよいよ国家主義、あるいは擬似ファシズムという本質を赤裸々に現し始めています。間接民主主義が機能不全に陥りつつあるこの国において、デモや街頭抗議行動という直接民主主義の行動形態を、今後もより強力に展開していく必要性を13日は痛感しました。
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┗■3.劇場公開決定と今年の本
| 映画『遺言~原発さえなければ』
└──── 豊田直巳
映画『遺言~原発さえなければ』東京・劇場公開決定!
https://www.facebook.com/yuigon.fukushima?ref=ts&fref=ts
なお、今年最期のご案内になるかもしれませんので、今年、豊田直巳が、友人たちと出版した2冊もご案内させていただきます。
今年は、あの違法、不当なイラク戦争=アメリカの戦争から10年目でした。
まだご覧頂いていらっしゃらない方、お手にとって頂ければと存じます。またクリスマスプレゼントに!(内容的にはヘンかな??)
『終わらないイラク戦争』
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100210
『劣化ウラン弾』
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2708680/top.html
豊田の新刊 『フクシマ元年』(毎日新聞社)
『福島 原発震災のまち』(岩波書店)
『豊田直巳編 TSUNAMI 3・11』(第三書館)
豊田直巳公式HP『境界線の記憶』http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/
豊田直巳戦火の子どもたち写真展を広げる会
http://senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/1/index.html
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┗■4.新聞より3つ
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◆除染関係費5000億円 来年度予算案
政府方針 中間貯蔵の整備費大幅増
政府は17日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染関係費として、2014年度予算案に総額約5000億円を計上する方針を固めた。除染を進める費用を盛り込むほか、福島県内の除染で出た大量の汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の整備費用を大幅に増額し、建設を本格化させる。(中略)
中間貯蔵施設の予算では、13年度も地層調査などのために146億円を計上したが、14年度予算案では7倍近くとなる1000億円強に増やし、第一原発周辺の土地買収や施設整備に本格着手する。(中略)
負担の枠組みも見直す。除染関係費は現在、放射性物質汚染対策特措法などに基づき、いったん国が立て替えた後、東電と電力各社が長期間かけて全額を返済するしくみになっている。(12月18日茨城新聞より抜粋)
◆核のごみ見えぬ解決 最終処分場選定 国が主導 住民の反発は必至
「核のごみ」と言われる高レベル放射性廃棄物を埋設する「最終処分場」について、政府は17日に関係閣僚会議を開き、国が候補地を示すことを正式に決めた。これまで10年以上にわたって自治体の立候補を待つ方法をとっていたが、候補地が決まらないため国が主導する方針に変える。来春以降に選定作業を本格化するが、自治体や地域住民の反発も予想され、難航は必至だ。(中略)
ただ、地震国で地下水も多い日本では、万年単位で安全に管理できる保証はない。このため新しい方針には、将来より良い処分方法が見つかった場合は廃棄物を回収して処理し直せるようにする考え方も盛り込む。(中略)
国と電力会社は最終処分場の問題を先送りして原発を推進し、すでに2万5000本相当の高レベル放射性廃棄物が行き場をなくしている。今回の方針転換は「原発ゼロ目標」から維持推進にかじを戻した国が、「ごみの行き場が決まらないまま推進するのは無責任だ」との批判をかわす狙いもあるとみられる。
(12月18日東京新聞より抜粋)
◆東電融資枠、4.5兆円維持 金融機関方針 国は支援増額へ
東電破綻回避へ 一心同体 金融機関 リスク背負う特別扱い
(12月16日朝日新聞の見出し)
※ご参考まで 渡辺マリの意見(メールマガジンボランティア)
支援策として東電と原子力損害賠償支援機構は、主取引銀行の三井住友銀行などに来年以降の融資で担保をとらないよう要請したそうです。
無担保融資とはどういうことか?東電が破綻すれば融資の大半が損失になるという事。
これを避ける為には…。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2048】
2013年12月17日(火)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.九州電力川内原発・再稼働やめよ集会に1800人
原発現地の大集会が続々成功(全国5カ所)
福岡1万人、伊方8300人、「もんじゅ」1000人、泊1500人
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.12月13日(金)第84回首相官邸前抗議行動
官邸前から国会前迄、金曜夜のお散歩オススメスポット
抗議行動から、ゲリラマッサージ迄盛り沢山・前編
金子やよい(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★3.新聞より2つ
◆検証前に原発影響否定 福島県の甲状腺検査評価部会
初会合後「今のがん、事故前から」
結論ありきの制度設計 秘密会の存在に募る不信 体制刷新も結局骨抜き
(12月16日東京新聞=こちら特報部より抜粋)
◆悪政 地に満つ 3本の毒矢 鎌田慧=本音のコラム=
(12月7日東京新聞より)
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※12/18(水)【学習会】にご参加を!
第18回槌田ゼミ 徹底解析福島原発事故
『 「なんでも水素爆発の大合唱」3号機は核・水蒸気爆発、4号機は核暴走』
日 時:12月18日(水)19時より
お 話:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.九州電力川内原発・再稼働やめよ集会に1800人
| 原発現地の大集会が続々成功(全国5カ所)
| 福岡1万人、伊方8300人、「もんじゅ」1000人、泊1500人
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
イ.原発再稼働の嵐が近づきつつある中で、原発現地の大規模集会が続々と開かれてきた。九州や四国、北海道と皆、遠い地のため、東京の報道は実質ない状態だが、しかし、原発現地の再稼働阻止の怒りと運動は着実に拡がり、燃え上がっている。過去3カ月の一覧表をまとめてみる。いずれの集会も過去最高人数を数えている。
北海道電力 泊原発 10月5日(土) 1500人
九州電力 玄海・川内原発 11月10日(日)10000人
四国電力 伊方原発 12月1日(日) 8300人
原子力機構「もんじゅ」(福井県内) 12月7日(土) 1000人
九州電力 川内原発 12月15日(日) 1800人
ロ.再稼働阻止全国ネットワークも、この5つの集会にしっかりととりくんだ。遠くの地での開催だがどの集会にもほぼ2ケタの人数で参加した。
最大は12月1日の伊方原発再稼働反対集会で400人(東京から100人、関西から200人、全国から100人)の参加を実現した。原発現地は、大都市(電力消費地)の連帯・支援を必要としている。今後もいくつかの集会・デモが開かれる。東京での闘い(官邸前-国会、東京電力、規制委員会)への闘いも重要だが、同時に原発現地の闘いへの連帯も重要だ。
来年早々のいくつかの全国集会へ今から準備しよう。
1月18日(土)から19日(日)の全国相談会(於、東京)へ参加しよう。
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┗■2.12月13日(金)第84回首相官邸前抗議行動
| 官邸前から国会前迄、金曜夜のお散歩オススメスポット
| 抗議行動から、ゲリラマッサージ迄盛り沢山・前編
└──── 金子やよい(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
金曜官邸前抗議も2年半以上続く中、色々な人、色々な抗議の仕方が現れてきた、で、今回はそんな様子を少し感じて下さい。
先ず出発は官邸前から、ここは、スピーチは1分間、内容は反原発、あくまで官邸・政府への抗議など、ノボリ、プラカード多数あり、手作りのものでなかなか凝っている、最近は、秘密保護法に絡めたもの多し。
少し下ると地下鉄国会議事堂前3番口(この階段を下って左通路奥にトイレあり、要チェック)更に下って人の列が切れる辺りに日音協のギター、歌のお出迎え、歌声に癒されたところで、似顔絵ギャラリー出現、皮肉とブラックユーモアの効いた作品は、見応えあり、私のお気に入りは、三輪さんの一喝。
交差点に進んでいくと、コールとドラムのコラボ、乗りのいいリズムで、体が暖たまったら、交差点を国会方面に渡りましょう。
渡ったところは、寄せ書きコーナー、原発現地で、反対の声を上げている人達に連帯と励ましの一言を送りましょう。ハガキの活動に協力するのもグッドですよ。
さてここから国会に向かう並木道、普段は暗い夜道ですが金曜・夜は違います、まずは、明かりのオブジェに囲まれて、太鼓(チャンゴ)とカネ(プングル)で演奏される風物(プンムル)は、にぎやかな中に少し哀愁漂う素敵な音楽、踊りの輪に、勝手流で加わっても歓迎されますよ。そばには、福島のおんな達のコーナー、本とカレンダーが置いてありました。
少し先に行くと「福島事故の真実」の解説あり150cm四方はありそうな説明は、文字がびっしり、じっくり読んで見たいのですが、今日は先を急ぎます。
そのお隣は畳3枚程の大作の絵、題名は「無主物」作者の方が詳しく絵の解説をしてくれます。
と、ここまでで前半終り、ちょっと急いでしまいましたが、来週後半のレポート、乞うご期待(^-^)/
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┗■3.新聞より2つ
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◆検証前に原発影響否定 福島県の甲状腺検査評価部会
初会合後「今のがん、事故前から」
結論ありきの制度設計 秘密会の存在に募る不信 体制刷新も結局骨抜き
秘密会の開催などで、県民の不信が募りに募った福島県の県民健康管理調査。専門家がつくる検討委員会の委員を入れ替え、体制刷新を図ったが、雲行きが怪しくなっている。福島原発事故の健康への影響を客観的に議論するはずだった甲状腺検査評価部会が骨ぬきにされているようなのだ。事故の影響はないという「結論ありき」が透ける。不信を拭い去るにはほど遠い現実が横たわっている。
「いま話に上がっているがんは、原発事故から1、2年という段階なので、放射線の影響で出てきたがんではない」
部会を代表して会見した甲状腺検査評価部会の副部会長を務める山梨大の加藤良平教授(人体病理学)はこう話した。(中略)
「現段階での原発事故の影響」を検証するはずの部会だが、初会合後の記者会見で、既に結論めいた言葉が出たため、会場は一気にしらけた。(中略)
星氏はさらに「現段階で事故の影響なし」と繰り返してきた調査主体の県立医科大に対し、「見つかったがんが本当にがんかを含めて確認する」「医大を訪れてどんなデータのやりとりをしているか見たい」と言明。県医大側の責任者である鈴木真一教授に「まな板の上に載ってもらうかもしれない」と宣言した。
だが、その後、そうした勢いに陰りが見えてくる。初会合前に公表された部会設置を定めた県の要綱には座長案にあった「第三者的な検討」「個別症例の検証」という趣旨の言葉が消えていた。代わりに部会で扱う事項には「検査結果の検証、評価」「検査の実施に必要な事項」という抽象的な表現が記された。(中略)
改革は失敗したという空気が漂っている。実はこの制度をもう1回精査してみると、制度自体に結論が刻まれている。(中略)
つまり、「今見つかるがんは事故前からあるもの」という結論を前提にして、先行検査は進められている。ちなみにチェルノブイリの知見なるものには、多くの異議が指摘されている。(中略)
国会事故調の委員を務めた放射線医学総合研究所の元主任研究官、崎山比早子氏は、その理由について「人口流出を嫌う県にとって、原発事故による健康被害が深刻というレッテルをはられるのが一番困る。そうならないよう放射線の影響を正面から捉えようとしないのだろう」と指摘。さらにこう続けた。「加えて、国は再稼働を急ぎたいという立場。福島原発事故の影響を過小評価すれば、住民を帰還させ、東京電力の補償額も抑えられる。だが、大切なのは子どもの将来を第一に考えることだ。そのためにはまず影響を客観的に捉えること。治療の支援や避難のサポートが必要ならば、早急に手を打たなければ…」
(12月16日東京新聞=こちら特報部より抜粋)
◆悪政 地に満つ 3本の毒矢 鎌田慧=本音のコラム=
1本目の毒矢はいうまでもなく、特定秘密保護法である。大方の国民が秘密国家の将来を思い暗然としていた朝、採決を強行させた首相は「嵐が過ぎ去った感じ」と冷然といってのけた。
福島原発の高濃度放射能汚染水でさえコントロールできないのに、民主党政権の「原発ゼロ」のエネルギー政策をやめ、「重要なベース電源」とうそぶいて、「虚構のサイクル」というべき「もんじゅ」と再処理工場の推進を打ち出した。2本目の毒矢である。
3本目は、大企業には甘い減税を行い、全職種に派遣労働者の使用を認める規制緩和。さらに生活保護の受給資格を厳しくし罰則も強める。大の虫を生かし、小の虫を殺す金持ち優遇策は、貧乏人は死んでもいい、という必殺の毒矢である。
数十兆円にのぼると予想される除染、賠償、廃炉の費用は国のツケにまわし、電気料金値上げを認める。この「東電救済策」は金融機関の救済策でもある。零細納税者の犠牲で大企業を救うのは悪政というべきだ。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2047】
2013年12月16日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」の報告
テント日誌 12月15日(日) その2より (K.M)
★2.年末の呼びかけ&週刊ダイヤモンドの紹介 広瀬 隆
★3. 金曜官邸前行動のお知らせ (1、2月) 首都圏反原発連合
★4.新聞より
◆原発新設資金 8割温存 検査院の削減指摘 エネ庁軽視
検査院は680億円金(税金)を減らせるとしてきたのに・・・・ (12月15日 東京新聞より抜粋)
★5.雑誌の紹介
◆ 原発事故避難者3年目の冬―6つの小文
裏切りとウソにまみれた伊方原発の再稼働は許されない
週刊金曜日12月6日号の原発特集の紹介(柳田真 たんぽぽ舎)
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※12/18(水)学習会にご参加下さい。
槌田ゼミ:徹底解析福島原発事故18「なんでも水素爆発の大合唱」3号は核・水蒸気爆発、4号は核暴走
日 時:12月17日(火) 18:30開場 19:00開会
講 師:槌田 敦さん(物理学者)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費800円
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┗■1.「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」の報告
| テント日誌 12月15日(日) その2より
└──── (K.M)
経産省前テントひろば 827日目 商業用原発停止 92日目
この日午前には、地元の方々の車に分乗して川内原発に行き、ゲート前で「再稼働するな!」と訴えた。池を隔てて向かい側にあるPR館前で4団体(川内つゆくさ会、さよなら原発いのちの会、かごしま反原発連合有志、再稼働阻止全国ネットワーク)の連名で<川内原子力発電所再稼働に対する抗議文>を読み上げて館長に提出した。ここのPR館でも、福島原発事故の惨状を説明する展示は一切無い。原発から少し離れた丘に茶色い山肌とクレーン車が見えたがこれが免震重要棟の建設工事だという。
昼からは薩摩川内市内の向田公園で「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」。ライブコンサートを聴きながら、地元の安全な食品を使った料理をほおばったり有機コーヒーを飲んだりしていると、いよいよ集会プログラムが始まる。福島、伊方、玄海、南大隅(町長が核ゴミ最終処分場誘致)、阻止ネットなどからどれも非常によくまとまって説得力あるアピールが話された。元宮崎大学長の藤原宏志氏が火砕流の痕跡なしと全くのウソの報告をする九電の会社体質を責め、弁護団から「原発なくそう!九州川内訴訟」への参加が呼びかけられたことも忘れられない。
3時からはパレードで、薩摩川内市や鹿児島市はもちろん全九州・全国から集まった1800人(主催者発表)が、薩摩川内市内の大通りを歩いた。川内はもちろん伊方、玄海、南大隅の現地の方々と、全国から集まった人々と、再稼働阻止の一点で繋がり、これからの厳しい闘いへの決意を新たにできた。
◆1-2 記事より紹介
「原発再稼働阻止へ集会 薩摩川内市、1800人が参加」西日本12月16日 03時00分
⇒http://qbiz.jp/article/29087/1/
記事「原発の再稼働阻止に向けた集会『集まろう ストップ再稼働12・ 15in川内』が15日、九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で開かれた。地元の川内原発建設反対連絡協議会など県内の反原発団体が実行委員会をつくり開催。会場の同市向田公園には福島県や東京都など全国各地から約1800人(主催者発表)が集まり、反原発運動の連帯を確認した。集会では同協議会の鳥原良子会長が『全国の人が再稼働反対を訴えてくれれば、声を上げにくい市民も声を上げようと(反原発行動が)芽生えてくれる』と訴えた。
愛媛県の反原発団体代表らが『ともに闘おう』などと呼び掛けた後、『使用済み核燃料は誰も処理できない人類の負の遺産。再稼働によって、さらに増やしてはならない』などと訴える集会アピールを採択した。集会後、参加者は『原発ゼロへ』『再稼働は犯罪』などと書いたパネルやのぼりを掲げ、市中心部をデモ行進。『再稼働反対』『原発要らない』などと声を張り上げた。」
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┗■2.年末の呼びかけ&週刊ダイヤモンドの紹介
└──── 広瀬 隆
全国のみなさま 広瀬隆です
○ 今年も一年、大変な年でした。みなさまの積極的な活動・言動によって、とりあえず原発ゼロで新年を迎えることができました。しかし、 まったく油断ならないのが、来年です。また共に力を携えて、新たな反撃に出ましょう。
12月22日に、国会包囲デモが企画されています。
北朝鮮の無気味な恐怖政治に、同じ穴のむじな、ファシズムの日本政府が余計な行動に出ないよう、これから一層、市民の監視を強めなけれ ばなりません。
さて、大晦日はまだですが、野宿を強いられている人たちには、すでに厳しい寒さの冬が始まっていますので、越年闘争へのご協力を呼びか けさせていただきます。東京では、たんぽぽ舎もさまざまな形で野宿者への支援をおこなっていますが、添付ファイルには、野宿者を支援して いるグループ「のじれん」からのカンパの要請があります。東京オリンピックの下準備として、ますます生活の場を追われる人たちが、猪瀬直 樹の都庁前で猛烈なオリンピック反対の声をあげています。
のじれん、へのカンパは、大金は無用です。われわれ貧乏人は、数が強みですから、みなで、1万円を超えないたくさんの支援が寄せられる と、野宿を強いられている 人たちに大きな励みになると思います。
※ 2013-14渋谷越年・越冬闘争実行委員会 070-6511-0639
○ 明日12月16日発売の12月21日号、週刊ダイヤモンドは、東電の大特集です。
一昨年の事故直後にかなり議論されていたことが、現在ではまったくテレビと新聞に出なくなったが、 福島第一原発事故の処理には、なんと国家予算を超える54兆円かかるという試算が出ている。それがすべて国民負担になることは必至だ。この金を 国民が支払え、というのが日本政府の方針だ。
いや、読んでいると、これが原発の宿命だという結論が、誰の頭にも浮かぶ。日本人の経済は断崖絶壁にある。
特に、この38頁~48頁に、すさまじい事故処理のおそろしい現実が列記されている。文中に「困難」や「課題」と書かれているのは、ほとんど 「不可能」という意味である。
これでも懲りずに、原発再稼働を唱える電力会社の幹部と、日本政府、経産省は、完全に頭のおかしな、狂った集団だということが、子供でも分る。
ろくでもない連中が、この大特集の前後に山のように登場しているが、そのゴミ人間はどうでもよい。
この重大事を議論しない国会議員は、即刻辞任だ。議員の資格はない。
政治生命が終ったのは、自民党・公明党と、「みんなの党」渡辺喜美だけではない。
クズを集めた国会が、日本人に必要なのか・・・
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┗■3.金曜官邸前行動のお知らせ (1月から)
└──── 首都圏反原発連合
1月は10日(金)からです。 1、2月は18:30-20:00となります
※編集部より:現在は18:00-20:00なので、30分短縮になります。
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┗■4.新聞より
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◆原発新設資金 8割温存 検査院の削減指摘 エネ庁軽視
検査院は680億円金(税金)を減らせるとしてきたのに・・・・
原発新設のため経済産業省資源エネルギー庁が積み立てている資金が、東京電力福島第一原発事故後に会計検査院から大幅削減を求められながら、現在も8割程度が残っていることが分かった。検査院の意見に法的拘束力はないものの、省庁は指摘に従って予算の使い方や制度を改めるのが通例。エネ庁は指摘を軽視し、資金を温存した。
「14基⇒3基分に」
問題の積立金は「周辺地域整備資金」。原発を新設する際、地元自治体への支払いに充てるお金。国民が電気料金を支払う際に納める電源開発促進税が財源になっている。
エネ庁は原発事故後の2011年度当初も新設する原発が14基あると見積もり、1231億円を積み立てた。(中略)
検査院は事故により原発新設を見直す動きがあることなどを理由に、資金は14基中3基分しか必要ないと主張。11年10月には、残りの731億円のうち、当面必要な額は73億円程度で、650億円余を減らせるとの報告をまとめた。
(中略)だが、13年度当初で資金は589億円も残り、検査院が求めた大幅な削減はできていない。
検査院が資金の必要な原発の選び方を見直すよう求めても、エネ庁は資金を使う対象となる原発の数を従来の基準で決めている。(後略)
(12月15日 東京新聞より抜粋)
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┗■5.雑誌の紹介
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◆ 原発事故避難者3年目の冬―6つの小文
裏切りとウソにまみれた伊方原発の再稼働は許されない
週刊金曜日12月6日号の原発特集の紹介(柳田真 たんぽぽ舎)
○原発特集号で6本の小文=原発避難者3年目の冬=が載っている。主なものを紹介する。
・押し付けられる20ミリシーベルト基準―福島人の帰還向けの危うい理屈⇒成沢宗男
・分断される旧警戒区域の避難者たち⇒山岡淳一郎
・公的支援からこぼれ落ちる自主避難者=1年中利用できる保養所を札幌に⇒加藤やすこ
・対談:まだ帰れない土地へー30年後を見据え、したたかに闘う⇒市村高志・赤坂憲雄
○なお12・1のNO・NUKES 愛媛の約8000人の写真と文が載っている
(20頁目)
たんぽぽ舎作の横断幕、ノボリ旗、広瀬隆さん、阻止ネットやたんぽぽ舎のノボリ旗も写っている。
○11月29日号は「巨大地震が迫る伊方原発と再稼働」と題して、編集部の伊田浩之記者が3頁にわたって述べている。その小目次を紹介する。